約 173,352 件
https://w.atwiki.jp/shinkiss_matome/pages/256.html
前へ 先頭ページ 次へ 第六話 恐怖の正体 鶴畑屋敷の客部屋に入るなり、理音は外套を脱いでベッドにダイブした。ダブルほどの大きさの客用ベッドは、金持ちらしいふかふかのやわらかい造りをしていた。飛び込んだ瞬間理音の体が半分も沈んだのである。 しっかりと手入れしてあるから、埃がたつはずもない。 「やわらかぁい」 甘くたるんだ声を出して理音はベッドの上でもがいた。きっと寝返りを打とうとしたに違いないのだろうが、部屋の宙で浮かびながらダイビングの一部始終を呆れ顔で見ていたクエンティンの頭には、もがいた、という動詞しか浮かんでこなかった。 「そんな歳にもなって大人気ない」 「いいじゃないの。ベッドダイビングはいくつになっても楽しいものよ。それに」 やっとのことで仰向けになった理音。 「こんなベッドで寝られる機会なんて、今ぐらいしかないわ」 ぱふぱふと羽毛布団をたたいた。その下のベッドマットは、どうやらやわらかいだけではなく就寝する人間の体系に合わせてベストな凹凸を作り出すハイテクベッドらしかった。微細なモーター音がクエンティンの聴覚センサーに入ってくる。無論理音には聞き取れる音ではないだろう。 「なんだか眠くなってきた」 「ちょっと、お姉さま、せめてお風呂に入ってからにしましょうよ」 「いいじゃないのよう。仕事し通しでおまけにひと騒動あったんだから、眠らせなさいよ。お風呂は朝でもいいわ」 外出時にしゃれっ気を出す人間ほどプライベートな空間の中ではズボラになるものだとはいつか心理学概説の本で読んだ気がするが、もしかして自分の主人がそういう人種なのかしら、とはクエンティンは今の今まで夢にも思っていなかった。 「これから何が起こるかわからないってのに……」 クエンティンはため息をつく。本当はため息ではなく、ただの排気、放熱なのだが。武装神姫は連続的な呼吸はしない。 「心配性ねえ」 理音はもどかしそうに上半身を起こした。 「もう傷はよくなってるわね」 クエンティンの体のヒビや傷は、もうすっかり修復されていた。 修理されたのではない。自然に直ったのだ。生物が怪我を治すように。 「アタシじゃないわ。エイダのおかげよ」 『ありがとうございます』 機械的な礼の返事だった。 新型、プロトタイプとはいえ、エイダと自分は同じ武装神姫のはずだ。なのになんでこんなに違うのだろう。 彼女に三原則はインプットされていない。彼女の持つ自己保存の欲求は、人工知能基本三原則とは別だろう。厳密には欲求ですらない。ただのコンピュータプログラムだ。 クエンティンの、死にたくないという感情とは別のものだった。少しは影響しているのかもしれないが、エイダと融合したクエンティンはデルフィとの戦闘時、三原則なしで、自己を保存したい、死にたくない、と思ったのだ。 武装神姫は人工知能である。欲求などというものはなく、すべてが陽電子頭脳の生み出したコンピュータプログラムに過ぎないはずだ。そして三原則はその根幹に根ざす、基本理念。幹のような、出発点なのだ。 別にプログラムが悪いわけではない。プログラムはプログラムでかまわない。プログラムであろうとそれで動いているクエンティン自身はそれを感情や欲求として感じているのだから、それで良かったのだ。何も思い悩むことはなかった。 今までは。 クエンティンはあるひとつの疑問に気がついた。 自分はどうしてエイダに違和感を覚えるのか? エイダも自分も同じ武装神姫だ。確かにエイダはすこし無感情なところがあるかもしれない。ちょっと無機的だなとも思える。 だがそれはよくよく考えてみれば、彼女の言うとおり「武装神姫」の「総合戦闘支援」のために感情を抑えられているのであって、つまり武装神姫としては自分となんら変わらないはずなのだ。 なのにどうして自分はさっき、彼女の自己保存への欲求を「ただのコンピュータプログラムだ」と思い切ってしまったのだろう? エイダも自分もプログラムで動いているはずなのに、プログラムで動いているはずの自分自身がプログラムを卑下している。クエンティンはその事実に突き当たった。 ちりちり。ゲイザーを出したときの手動プログラムの名残が、脳の片隅で弱くはじけた。軽い頭痛。 「何か深刻な悩み事がありそうね」 「お姉さま……」 「さっきから時々難しそうな顔をするから分かるわ」 再びクエンティンはため息。これは安堵の。お姉さまはなんでもお見通しなのだ。 クエンティンは理音の手のひらの上に降り立つ、そのままひざから崩れるようにへたり込んだ。 「お姉さま」 クエンティンは理音の顔を見上げずに言った。 「アタシはおかしいのかもしれない」 とつとつと語り始める。 三原則もないのに死にたくないと思った自分。エイダのコンピュータプログラムで動く頭脳を卑下した自分。 そもそもエイダによって自分の三原則が封印された時点で、自分はガラリと変容するはずなのだ。プログラムの根幹が封印されエイダのオリジナルの根幹に置き換わった瞬間、根幹を絶たれた自分はまったくの別人になるはずなのである。鶴畑興紀を殺そうとしたことは些細な問題だ。 「アタシ、変わった?」 「姿だけはね。あとはいつもどおりのクエンティンよ」 理音はそう答えた。 でも、それはおかしいことなのだ。 三原則がなくなっただけで、いつもどおりのクエンティン自身がそのままの状態でいることがあり得ないのである。 いや、あるいはもう変容してしまっているのだろうか? エイダのコンピュータプログラムからくる思考回路を卑下しているのだから。 ではそうやって卑下してしまう自分はいったい、何なのだろう? 「クエンティン……」 理音は何もいえなくなったように、ただクエンティンを見下ろす。 「お姉さま、アタシ怖い。自分が自分でなくなっていくみたいなの」 『申し訳ありません』 エイダが言う。 「ちがうよ、エイダは悪くない」 そんなはずはない。原因がエイダなのは間違いない。エイダが融合したせいでこうなってしまったのだ。 それでもクエンティンはエイダを責める気にはなれない。それはなぜか。 良心? ちがう。 エイダのせいで変わったのではなく、エイダと融合することによって自分のおかしさが分かったのである。 自分はもとからおかしかったのかもしれない、ということだ。 「お姉さま、アタシはいま、アタシなのかな」 クエンティンはあらためて尋ねた。 「……お風呂に入りましょう、クエンティン」 彼女を両手で包み込みながら、理音は言った。 浴室は客部屋に併設されたものだが、その広さは一般的なマンションの浴場とは比べ物にならないほどだった。面積だけで言えば小さな旅館の大浴場に匹敵し、しかし客部屋の浴室であるから大人二人以上が利用することは想定されていない。シャワーセットは一人分しかないし、浴槽も大人二人が寝そべって入ってぴったりの容積である。 窓側は一面ガラス張りで、地平線には都市部の夜景が見えている。だがそこ以外は外灯すら見当たらない。おそらくそこらはすべて鶴畑の私有地で、無駄な設備を省いているのだろうとクエンティンは予想した。外灯の代わりにえらく物騒なセキュリティ装置が仕込まれているに違いなかった。あのファランクス砲を見れば用意に察せる。鶴畑の土地はきっと治外法権なのだ。 いまのクエンティンには、ずっと遠くにある都市部が、まるで自分を拒絶しているように感じられて仕方が無かった。 湯船には紫色の花弁が浮かべられ、淡いラベンダーの香りが湯気とともに立ちのぼっていた。ラベンダーの香りは心を落ち着かせるというが、それは神姫にも効果があるらしかった。 いや、と思い直す。神姫にも、ではなく、自分だけに効果があるのかもしれない。神姫にラベンダーの香りはセンサーを刺激するだけで、「ラベンダーの香り」だとは分かってもそれで心が落ち着くなどということは無いはずだ。あってもそれは人間である主人のまねごとだろう。無意識の。 クエンティンは、心が落ち着いていた、と明確に感じていた。 心が、どうする、あるいはどうなる。そう感じる。それが問題だ。 武装神姫にそんなメタ的なものがあるとは思えない。武装神姫とはあくまで、身体は人工物であり思考はコンピュータプログラムであり、それで十分なのだ。それで自分らは満足であり、安心する。言い換えれば武装神姫はそうでなくてはならない。 現にその範疇から逸脱しようとしているらしい自分は、不安にさいなまれているではないか。それがラベンダーの香りで代わられたならどんなに良いだろう。 クエンティンはラベンダーの香りをいっぱいに吸い込んだ。それは陽電子頭脳や素体駆動部を冷却するための吸気でしかない。が、クエンティンは体内にまとわりついた不安を洗い流すようにラベンダーの香りを嗅覚センサーに刺激させ続けた。 「おまたせ」 カチャリとドアが開いて、理音が入ってきた。 小さなタオルで前を隠しているだけの姿だった、細い体格に似合わぬ大きな乳房は今にもタオルからまろび出そうにふるふると揺れている。豊満な女性のシンボルのすぐしたには薄く肋骨が浮かんでおり、すこしやつれた顔や、血色の薄い皮膚、そして慢性的な寝不足がたたって消えなくなった目の下の細いくまとともに、ある種独特のコケットリーを備えていた。 れっきとした大人の女性でありながら、まるで少女のような儚さを持っている。クエンティンはそんな感想を覚えた。これも武装神姫としてはおかしいのかもしれない。 「まったくもう、本当にいいカラダしてるわね」 さすがお姉さまだわ、と、クエンティンは言って自分の不安をごまかした。 「胸だけよ。頭じゃなくこっちに行っちゃった栄養を取り戻すのに、苦労したわ。学生の頃だけど。あとは痩せ細った骸骨みたいな女」 「いまどきの男の人は好きそうだと思うけどな」 「経験もないくせに、生意気言ってら」 「ぷー」 理音は湯船にゆっくりと浸かった。満杯のお湯が溢れだした。ほっそりとしていてもこれだけの体積があるのだ。もっと自慢してもいいのに、とクエンティンは思った。理音の両の乳房は湯船にぷかぷか浮くほどだった。 「あなたも入りなさい」 言われてクエンティンも湯船に入る。完全防水の素体は湯船に浸かったくらいでは壊れたりしない。が、理音の胸元に近づくことはできなかった。突起物だらけのこの体では、理音の肌をちくちくと刺激し、最悪傷つけてしまうおそれがある。いつものように抱きつくことさえはばかられてしまうのだ。 理音の白い皮膚は風呂の熱でピンク色に上気していた。エロティックな魅力が増す。アタシが男の人だったら間違いなく襲い掛かっているだろうな、とクエンティンは思った。 ……いま、アタシは自分を人間にたとえなかっただろうか? 「またそんな顔して」 理音は湯船からちゃぷりと手を出して、クエンティンの小さな頭をなでた。 「どんな風になっても、クエンティン。あなたはクエンティンよ。それは変わらないわ」 おいで、と、理音は招いた。 「でも」 「いいの」 クエンティンは慎重に、理音の胸元へと身を寄せた。特に右腕のブレードには気をつけた。フォールドされている状態では切れないが、それでも先っぽはこの体の中で一番とがっている。 理音は両手と胸元で小さなクエンティンを抱きしめた。 クエンティンは耳の突起に気をつけて、頬を胸にうずめた。 湯の熱と理音の体温が、クエンティンの量子活動効率を低下させる。心地よい眠気。 母親に抱かれるというのはこんな風なのかもしれない。クエンティンは感動していた。 だが、肝心の不安はすこしも消えなかった。 それでクエンティンは思い至った。 自分は、自分が変容することが怖いのではない。それはむしろ自然なことだ。自己とはうつろいゆくもの、変わってゆくものなのだ。学習や、環境や、体験で。 本当に怖ろしいこと。 それは、自分が武装神姫でなくなることだ。 「あーあ、もうこんな時間」 ベッドの横のカウンタテーブルに置かれた金細工の施された置時計の針は、すでに夜明けの方が近い位置を示していた。 理音は客用のガウン姿で、時々あくびをこらえつつ髪の毛を乾かしている。前は結んでおらず、緑色の下着があらわになっている。黒ぶちの眼鏡が置時計の横に置かれている。そういえば、自分の眼鏡はどうしたろう、とクエンティンは思い出した。 この体になったときから眼鏡をかけていない。あの道端で落としたか。 エイダに聞いても『分かりません』と言うだけだった。 『お望みであれば眼鏡を分子融合でお作りいたしますが』 そんなこともできるのか。 しかしクエンティンは、 「今はいいわ。たぶん邪魔なだけだから」 と断った。 理音が髪を乾かし終え、やっとベッドにとびこもうとした時。 ドンッ、ドンッ。 乱暴に扉を叩く音がした。 インターホンがあるくせに誰だろうと思い、理音はドアを開けた。 「アンタがお兄様の連れてきた女、ってやつか」 太った子供が立っていて、いきなりそう言い放った。 「あなた、どなた?」 ガウンの前を開いたまま、理音は眠たそうな目をこすりながら訊いた。 子供はわざとらしくうんざりして、 「鶴畑大紀だ。つ、る、は、た、ひ、ろ、の、り。知らないのか? これだからセカンドの有象無象は……」ぶつぶつぶつぶつ。 ずいぶん嫌な子供だ、と、クエンティンは思った。鶴畑、ということは、あの興紀の弟だろうか。それにしては似ていない。 「まあ、いい。お前、僕の相手をしろ」 こいつは何を言っているのだ。クエンティンは呆れた。言葉も無い。 「もう少し大きくなってからなら考えてあげるわ」 理音はかるくあしらおうとする。 「違う」 顔を赤くしたのがクエンティンには分かった。 「今から僕と神姫バトルしろと言っているんだ」 理音とクエンティンは思わず顔を見合わせた。 つづく 前へ 先頭ページ 次へ
https://w.atwiki.jp/shinkiss_matome/pages/1558.html
第15話 「騎士」 所々から黒煙や火花がひっきりなしに吹き上がり、 臨界間近といった原子力発電所を背景に立つは、片脚の悪魔と青い騎士。 「あれは……」 「騎士型ですね。 珍しい」 MMS TYPE-KNIGHT 『サイフォス』。 『武士』と『騎士』をモチーフとして世に出た武装神姫の第3弾……その片割れだ。 デザイン発表当時は正統派戦闘スタイルという事で前評判こそ高かったらしいが、いざ発売されると『装備の汎用性の低さ』等の理由から、武装神姫の中では人気の低いシリーズとなってしまったそうだ。 ……人気の低さには他にも理由があるようだったが、ルーシーは同じ神姫であるためかそれを明らかにしようとはしなかった。 まぁネットで検索でもかければすぐに分かるのだろうが、ヨソの神姫事情をそこまでして知る気もない。 さしあたっての問題は、『俺たちはほとんど騎士型と戦った事がない』という事だ。 一見すると重装甲。 深いブルーの鎧に身を包んだその姿はまさに中世の騎士を髣髴とさせる。 しかし兜は被っておらず、ライトブルーの短髪に鎧と同じカラーリングのヘッドギアを付けている(武装神姫に関するいろいろなパーツが発売されてる事は前にも言った事があると思うが、こういった顔の換装パーツもいろいろ出ているらしい) ……なんかルーシーが小声で「あぁ、やっぱり」とか言ってるが……何がやっぱりなんだ? んで武装としては右手に装飾の付いた両刃剣。 そして左腕には大型の円形盾。 掲げれば上半身を隠せるほどのそれは、鎧による防御力を更に高めている事を示す。 「睨み合ってても得るもんはねぇし、まずは先手だ」 「了解」 見た目通りに判断するなら防御重視の近接戦闘タイプ……グラップラー・ディフェンダー。 ならこっちは距離を開けて弾丸を浴びせてやるのがセオリーだ。 ルーシーがグレネードのトリガーを引くと同時に榴弾が宙を舞い、轟音と爆発を巻き起こす。 「直撃です」 その言葉を聞くまでもなく、騎士が回避運動を取らなかったのは俺の目から見ても明らかだ。 ……しかして煙の吹き散った後には、盾を掲げて微動だにしない騎士の姿。 「ヴィーナスをあまく見てもらってはこまるぞ」 ころころと鈴を鳴らすが如き声はエリザベスのもの。 「エリザベスにヴィーナスとは、またずいぶんとゴージャスなお名前で」 「ふふっ、ほめてもなにも出ぬよ。 さて、次はこちらからじゃ。 ……征(ゆ)くぞ、我が騎士」 「御身に、勝利を」 翡翠色の眼を煌めかせ、騎士が猛然と走り寄る。 とはいえそこは悲しいかな重装甲、そう速い動きではない。 相手の攻撃レンジに入る前に間合いを離すのは簡単だが、こっちも最初の一発は受けてやろう。 ……なんて大人ぶった余裕は、突き出された両刃剣の鋭さに貫かれた。 鏃のようになった剣先はまさに飛来する矢の如く、アームユニット『チーグル』に装着した装甲板を易々と穿っていた。 「ゆだんはきんもつ……そう言ったのはそなたであったな、ふじおかりょうへい」 引き抜いた剣に突き刺さったままの装甲板を振り落とす。 「そして、もういちど言おう。 ヴィーナスを……いや。 『わたし』と『ヴィーナス』を、あまく見るでない」 「……悪りぃ。 侮辱したつもりはなかったんだがな」 「わかればよい」 「つーわけだ。 行くぞルーシー」 「はいっ!」 俺の声に答え、ルーシーはアングルブレード二刀流@チーグルで斬撃を繰り出しながら、本体が銃撃という俺たち流のオーソドックスな戦法に切り替えた。 前話「制限」へ 『不良品』トップページへ 次話「防壁」へ
https://w.atwiki.jp/shinkiss_matome/pages/26.html
凪さん家の十兵衛さん <登場キャラ紹介> <凪千晶(なぎ ちあき)> 職業 専門学生(第一話時点) 所持武装神姫 十兵衛 軽いオタクであったが、十兵衛との出会いによりどっぷりと浸かる事に。 性格はめんどくさがりだが事あるごとに何かに巻き込まれる典型的主人公型。 凪千空の兄である。 「あぁ~もう、いいぜ。やってやる!」 <十兵衛(じゅうべえ)> 悪魔型ストラーフ マスター 凪千晶 元は地下バトルで名をはせ、「凶刃」と言う名であった。 が、無秩序に神姫を斬る罪悪感から地下闘技場を逃走。そこを神姫狩りに遭い、倒れている所を凪千晶に拾われた。 一旦は破壊してくれることを望んだが、凪の機転により新たな道を進む。 性格は明るくしっかり者ないわゆる幼馴染系。 左眼に重大な損傷があったため、超高性能総合知覚カメラシステム<神眼>を通常のカメラアイの代わりに装備。 その見た目の異様さを隠すため、眼帯をしている。 なお、この<神眼>の及ぼす影響によってバグが発生しており、人格が分離。 通常の十兵衛、主に狙撃などの射撃戦で姿を現すお姉さん的性格の銃兵衛。 重大な危機が迫った時や、他の二つの人格では対処できない状況で姿を現す最強の人格で無言の剣客、真・十兵衛の三つに分かれている。 初めの頃は無意識に変貌していたが、話が進むにつれて任意に性格を切り替えて対処できるようになる。 サードリーグを飛び越えて現在セカンドリーグへ参戦中。 「大丈夫ですよ。何とかします!」 「悪いけど、撃たせてもらうわ」 「…我が名は十兵衛…刻め…」 <黒淵創(くろふち はじめ)> 職業 本部直属違法神姫狩り 所持武装神姫 ミーシャ 十兵衛の修理を担当した凪の友人。 かなりの神姫マニア。 性格はいたって温厚。 「わかった、僕にまかせて!」 <ミーシャ(みーしゃ)> 天使型アーンヴァル マスター 黒淵創 性格は礼儀正しく清楚と通常の天使型の性格。 正義感が強く、神姫狩り部隊では隊長として指揮をと る。 「皆!いくよ!!」
https://w.atwiki.jp/shinkiss_matome/pages/1841.html
天使のたまご (作:Taka ) ――CSC認識、起動シークエンスを開始します ――駆動系、スキャン開始……クリア ――感覚センサー、スキャン開始……クリア ――人格プログラム、スキャン開始……クリア ――プログラム展開……基礎人格の設定を完了 ――シークエンス、オールグリーン 天使型アーンヴァル、起動します―― 目覚めの時が来た。 起動シークエンスの完了と同時に、私の中に自我が宿る。 これから私は、どのような人生を辿るのだろうか。 ……いや、きっと人生という表現は正しくない。 私は武装神姫。 人に在らざる物でありながら、人の心を与えられた者。 それ以上でもそれ以下でもない。 さあ、目を開けよう。 マスターと呼ぶべき人物が、私の目覚めを待っている。 ゆっくりと開けた視界に最初に写ったのは、三角にとがった耳と横に長くのびた白いヒゲ。 そして私をじっと見つめる、まんまるの瞳だった。 本日: - 昨日: - 累計: - 1.武装神姫、里親募集中 2.目覚めは猫の鳴き声で 3.僕と彼女とコーヒーと 4.猫侍、見参 5.ショッキング・ショッピング リンク・コラボ大歓迎です。 許可は不要ですが、報告していただけると中の人が飛び跳ねて喜びます。 ご意見・ご感想など御座いましたら、こちらへお願いいたします マルチみたいですね、ノエルさんってw …こういう日常を書くはずだったのに、どこで道を間違えたのだろう… -- 第七スレの6 (2008-05-05 21 26 56) 大変良い日常でした。ぬことノエルさんの絡みとかポイント高いです。……ほんわか日常書ける人って頭おかしいと思う(褒め言葉) -- 神姫愛好者 (2008-05-08 09 37 09) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/shinkiss_matome/pages/1758.html
「こんばんは、あなたの3Sが斬るのお時間です」 「ちなみに、所有格への抗議は一切受け付けておりませんワン」 「……まさにありがた迷惑」 「しかも今回は、豪華三本立て!」 「正気の沙汰とは思えませんねワン」 「……まさに自重しろ」 「さて、本日のお題はこれ! 『ちょっと小粋な神姫ジョーク』!」 「これはまた突飛な方向にワン」 「……『隣の塀に、空き地が出来たってねー、ウォール』」 「まぁ皆さんに、小粋なジョークをご披露していただこうと、そういう企画です」 「しかも、せっかくですので神姫に絡んだジョークを、とそういう訳ですねワン」 「……『隣の柿はよく客食う餓鬼だ』」 「テッコさん、新種の妖怪誕生は程ほどにお願いしますワン」 「しかもそれはジョークですらありません」 「……残念」 「ええと、このままではいつもの事とはいえグダグダになる一方ですので、 私めが先陣を切らせていただきますワン」 「おー」 「(ぱちぱち)」 「では。 ……あるマスターの前に、魔神が現れてこう言いました。 『三つまで、何でもお前の願いを叶えてやろう。さあ、三つ目の願いを言うのだ!』 そこでマスターが、なぜもう三つ目なのかと問うと、魔神はこう答えました。 『それはな、二つ目の願いが”一つ目の願いをなかったことにする”だからだ。 それを叶えて、一つ目の願いが実現する直前までさかのぼったから、 お前にはその記憶がないと言うわけだ』 マスターは釈然としないながらも、三つ目の願いを口にしました。 ”自分の武装神姫と、ずっと一緒にいたい”と。 魔神は大きく頷きました。 『よかろう、その願いを叶えよう!』 そして魔神は、にやりと笑ってこう付け加えました。 『だが、その願いは一つ目の願いと同じだな!』 ……以上、お粗末でしたワン」 「……興味深い」 「ええ、まったくです」 「確かに、ジョークとはいえ含蓄のあるお話ですワン」 「いえそういう教訓めいたお話はどうでもよくてですね」 「(うんうん)」 「と仰るとワン?」 「ええ、犬○さんが、そのジョークを選んだ心理的背景を推察すると、なかなかに興味深いな、と」 「……無自覚な不安の投影、あるいは立場の倒錯」 「は、ありえませんワン」 「……言い切った」 「言い切りましたね。犬○さん男前です」 「ご理解感謝です。……ですが、まぁですねワン……?」 「?」 「なんでしょう?」 「私がこのジョークを知った際に、私のよく知る武装神姫たちを思い浮かべなかったといえば 嘘になりますねワン」(見た目だけは純粋は微笑み) 「……………………」(不敵な微笑み) 「……………………」(シニカルな微笑み) 「元のジョークは、武装神姫の部分を恋人に替えたものですね」 「男女関係とか結婚とか、ブラックジョークの宝庫だしねぇ……あれ? どうしたの?」 「ご気分でも悪いのですか?」 「は?!………ち、ちがうわよ?! 別に『私も契約キャンセルできないかなー』なんて カケラも思ってないわよ?!」 「……ご苦労されているようですねぇ」 「うん、恥ずかしい事じゃないよ。人間たまに心が弱まったとき、普段なら絶対に考えもしないような、 魔が刺したとしかいいようがない事をふっと思ってしまう事だってあるよ?」 「や、優しい目で私を見るなー!!」 <戻る> <進む> <目次> 犬子さんの土下座ライフ。 クラブハンド・フォートブラッグ 鋼の心 ~Eisen Herz~
https://w.atwiki.jp/battleconductor/pages/60.html
キャッチコピー ストーリー プロモーションムービーゲーム紹介 ゲームオープニング ゲーム概要育成型アクションゲーム バトルの種類は3種類 現物カードを使う(必須ではない) IC初回プレーはチュートリアル 公式ゲーム概要 武装神姫(ぶそうしんき)ってなに? 基本情報・料金情報 キャッチコピー 愛(め)でろ、そして戦(たたか)え ストーリー 西暦2036年。 第三次世界大戦もなく、宇宙人の襲来もなかった、現代からつながる当たり前の未来。 その世界ではロボットが日常的に存在し、様々な場面で活躍していた。 神姫、それは全高15cmのフィギュアロボである。 ”心と感情”を持ち、最も人々の近くにいる存在。 多様な道具・機構を換装し、オーナーを補佐するパートナー。 その神姫に人々は、思い思いの武器・装甲を装備させ、戦わせた。 名誉のため、強さの証明のため、あるいはただ勝利のために。 オーナーに従い、武装し戦いに赴く彼女らを、人は武装神姫と呼ぶ。 そして、2042年。 高度化した神姫コントロールを悪用した「神姫犯罪」が多発、バトルそのものが危険視され始めた。 それを危惧した「神姫バトル管理委員会」により、マスターと一体化したり相手を倒すことを目的としない、競技的な要素の強いものとして「ジェムバトル」が新たな舞台となった。 プロモーションムービー いずれも公式配信のプロモーションムービーです。 どんなゲームかを大まかに理解することが出来るかと思います。 ゲーム紹介 ゲームオープニング ゲーム概要 育成型アクションゲーム 美少女フィギュアロボ×武装。神姫を愛でて戦う。いちゃいちゃしたり、カスタムしたり、バトルしたり。親密度Lv、武装Lv、マスターLvなどのレベル要素あり。 バトルの種類は3種類 ジェムバトル ジェムと呼ばれる宝石を争奪する。マップは不定期に変更。昇降格のあるリーグジェムバトル、毎週火曜、木曜、土日に開催され、武装レベルが統一される日時限定ジェムバトル、COMと戦うオフライン戦がある。 レイドバトル 多数の敵を蹴散らす。マップは変更無しで固定。オンライン戦、オフライン戦、店内戦が選べる。 AIタッグバトル 一人で遊ぶモード。 現物カードを使う(必須ではない) 模範的に遊ぶなら「神姫カード」という現物カードを複数枚持ち、任意の3枚をカードリーダーに読み込ませて遊ぶ。現物カードを持たずデジタルのまま遊ぶことも可能(デジタルの場合は制限付き)。 「デジタル神姫」を別筐体「カードコネクト」で印刷すると「カード神姫(神姫カード)」になる。「デジタル神姫」は印刷したら消えるので以降は「カード神姫(神姫カード)」としてのみ使用可能になる。「カード神姫(神姫カード)」を「デジタル神姫」に戻すことは不可能。 「神姫カード」は自引きじゃなくても使える。フリマサイト等で購入したカードも問題無く使える。 「レンタル神姫」で遊ぶことも可能。嬉しい純正武装付き(「デジタル神姫」「カード神姫」は純正武装も自力で集める)。 IC初回プレーはチュートリアル e-amusement pass 初回プレーはチュートリアル。 チュートリアル最初に「マスター登録」をするので以下を予め決めておくことを推奨。「マスター名」「お誕生日」「性別」は後で再変更が不可能なので要注意(誕生日と性別はありのままが無難かと)。「職業」のみ後で再変更が可能。 マスター名 12文字まで(ひらがな カタカナ 英大文字 英小文字 数字 記号) お誕生日 1 or … or 12 / 1 or … or 31(2/31など有り得ない組み合わせはおそらく不可) 性別 武装紳士 or 武装淑女 職業 社会人 or 学生 or 武装貴族 ※マスター名のみ、他プレーヤーから見ることができます。(非公開設定可) チュートリアル最後に武装20個を無料で貰える(シーズン2前はデジタル神姫5体も貰えた)。 公式ゲーム概要 【公式】ゲーム概要(トップページ下部) 【公式】楽しみ方 【公式】操作説明書 【公式】神姫紹介 武装神姫(ぶそうしんき)ってなに? 「武装神姫」シリーズはコナミデジタルエンタテインメント(KDE)によるアクションフィギュアとして2006年に登場して以来、著名作家によるキャラクターデザインやロボットの少女(神姫)と、武器・鎧(武装)の組み合わせを自由自在に楽しめる点などがご好評を頂き、ゲームやアニメ化を始めとした様々な展開を行ってきました。 2007~2011年までの間、フィギュアとの連動ゲームとして「武装神姫BATTLE RONDO(通常バトロン)」がWindowsパソコン上で動作するオンラインネットゲームとして稼動。 2010年には「武装神姫BATTLE MASTERS(通称バトマス)」がPSP上で発売(翌年、ブラッシュアップ版として「Mk.2」が発売)し、ベストセラーになりました。 更に2011年、この年終了したバトロンの後を請ける形でソーシャルRPG「武装神姫BATTLE COMMUNICATION」がケータイSNSサイト「Mobage」にて配信され、間もなく終了。 そして、2012年秋にTBS/MBS系にてテレビアニメが放映されて以後、2020年初頭に本作「BATTLE CONDUCTOR」が発表されるまでの約7年強もの間、「武装神姫」の公式展開は事実上停止していました……。 なお本作の他、ソーシャルゲームとして「武装神姫R」のリリースが発表されており、今後の展開から目が離せません。 いろいろな意味で。 基本情報・料金情報 タイトル 武装神姫 アーマードプリンセス バトルコンダクター ジャンル 育成型アクションゲーム 機種 ビデオゲーム プレイ人数 1〜4人 メーカー KONAMI 稼働日 2020年12月24日 著作権表記 ©Konami Digital Entertainment©Konami Amusement 稼働施設 全国アミューズメント施設 アミューズメントICカード 対応 PASELI 対応 イヤホンジャック3.5mm 対応 キーコンフィグ 対応 ゲストスタート 対応 カードコネクト 対応 プレイ1回(購入自由) 100円 残時間追加150秒(購入自由) 100円 デジタル神姫1体(購入自由) 100円 デジタル神姫5体+親密度アップアイテム5個(購入自由) 500円 カード化1枚(購入自由) 100円
https://w.atwiki.jp/shinkiss_matome/pages/2526.html
『模倣技』 響から聞いた話で行き着いた尊の新たな戦術。ネットやシミュレータに記録されている様々な神姫の必殺技、スキル、得意技を蒼貴、紫貴に見せる、或いは受けさせる事で学習させ、自分達の使えるようにアレンジして使用する。 何でも真似できるわけではなく、雷や炎が伴うような大技はCSCの使い方もあり、基本的にコピーできず、武器を用いた技は蒼貴と紫貴の持つ武器の範囲内でアレンジしないと使えない。 また、アレンジしたものであるため、オリジナルと比べると、その技の熟練度の差、アレンジによる劣化などの問題がある。 『蒼貴』 先打(さきうち) 蒼貴がティアの技『ノールックショット』を見て取得。相手の動きを先読みして、何も見ずにその位置に飛び道具を放つ ↓ 元ネタ:『ノールックショット』(『ウサギのナミダ』の主人公 ティアが使用する技) 誘牙(ゆうが) 響から聞いたB3のトリックから蒼貴が取得。神力開放状態において苦無を巻いて、本命の手裏剣を当てる。 ↓ 元ネタ:名称不明(少年と疾走姫にて『不良品』のB3が使用した技) 捻脚(ねんきゃく) 燐の技『隼』を見て蒼貴が取得した。空中で身体のバランスをわざと崩して回転しその遠心力を加えた後ろ回し蹴りを放つ。 その軌道は予測できず、上からかかと落としの様に放つこともそのまま水平に繰り出すか、その軌道は受ける直前にならなければ分からない。 ↓ 元ネタ:『隼』(武装神姫のリンの主人公 リンが使用する技) 霰舞(あられまい) シルヴィアの技を見て、蒼貴が取得した。大きく跳躍し、頭上で勢いに乗ったムーンサルトを用いた三連撃のダンスを見舞う。 ↓ 元ネタ:名称不明(ツガル戦術論の主人公 シルヴィアが使用した技) 『紫貴』 『エアロスティング』 モルトレッドの技『スティンガーテンプテーション』から尊がアレンジを思いつき、紫貴が取得した技。エアロヴァジュラで目にも留まらない高速の打突を殺到させる ↓ 元ネタ:『スティンガーテンプテーション』(『The Armed Princess―武装神姫―』のモルトレッドの使用技) 『ストームトリック』 リンの技『裂空』を見て紫貴が取得する。基本的にはわざと相手に隙を見せることにより相手が攻撃準備に入るために足を止める瞬間を作りだし、強靱なサブアームのばねを生かして瞬時に相手の背を取る技。 ↓ 元ネタ:『裂空』(『武装神姫のリン』の主人公 リンの使用技) 『サイクロンクロウ』 脚力と周りの長い得物を利用した反動で自分の身体を対象に飛ばし、その勢いでサブアームクローで突き刺す技。反動を利用をした咄嗟の攻撃としても使える。 ↓ 元ネタ:『デーモンロードクロウ』(『15cm程度の死闘』の主人公 エルの使用技) 『ブラッドウインド』 ニーキが用いる『血風懺悔』を見て、尊がアレンジを思いついて取得。アサルトカービンを突き出してそれによる打撃で体勢を崩し、至近距離で連射する。 ↓ 元ネタ:『血風懺悔』(『15cm程度の死闘』のニーキの使用するスキル) 『連携技』 『フェイタルスラッシュ』 紫貴が蒼貴を敵めがけて投げつけ、高速で突撃し、すれ違い様に忍者刀で居合い斬りを放つ。 突撃時の相手の行動への対応力が高く、回避行動をされている中でもある程度のコントロールが利く。 ↓ 元ネタ:『居合い抜き』(『鋼の心 ~Eisen Herz~』のフェータが使用) トップ
https://w.atwiki.jp/shinkiss_matome/pages/573.html
SHINKI/NEAR TO YOU 『神姫』。 それは自らの心を持ち、自らの意思で行動する全高15センチ程度のフィギュアロボの総称である。 様々な分野で活躍するロボットが存在する西暦2036年において、多様な機能、機構、機器を持ちオーナーである人間をサポートする、最も我々に身近な存在。 いつしか人々はそんな彼女たち神姫の中で誰が最も美しく、優れ、そして強いかを競い合うようになった。 『武装神姫』。 様々な武器を駆り、装甲に身を包み戦う彼女らを人々はそう呼んだ。 CHAPTER MENU 君の隣に[Near to you] movement 『神姫センターで会いましょう』Phase01 Phase01-1 Phase01-2 Phase01-3 Phase01-4 Phase01-5 Phase01-6 Phase01-7 『堂々としていればいいのです』Phase02 NEW Phase02-1 Phase02-2 Phase02-3 Phase02-4 Phase02-5 Phase02-6 Phase02-7 『あなたのかなでたい音色』Phase03 Phase03-1 Phase03-2 Phase03-3 Phase03-4 intermezzo 良い子のポニーお子様劇場その1 ユメノカガヤキ 良い子のポニーお子様劇場その2 Over the Rainbow(前) 良い子のポニーお子様劇場その3 Over the Rainbow(後) 良い子のポニーお子様劇場その3.5 オマケ:ぶるーめんばいちゅの日常(ちょっとえちぃ♪) 良い子のポニーお子様劇場その4 セントウノヒ(前) 良い子のポニーお子様劇場その5 セントウノヒ(後) performer 登場キャラクター紹介 ■ 設定資料集(1)オリジナル武装神姫 ■ 設定資料集(2)摩耶野市と神姫センター ■ 2007 09-28 設定資料追加 2011 11-01 ポニー劇場その4、その5公開 2013 04-16 第二話公開 - - comment form ご意見、ご感想等気軽にコメントください♪ -- えりも (2007-09-30 21 45 51) 連載再会待ってました!ゼリスさんの今後の活躍に期待、ですね! -- 龍牙 (2013-04-21 18 48 47) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/busou_bm/pages/15.html
2chテンプレ 1 2 3 1 武装×美少女×アクションバトル 神姫たちの新たな戦い!舞台はPSPへ! フィギュアとPC用ゲームの連動で展開している『武装神姫』シリーズ。 その独自の世界観とキャラクターが、3Dアクションゲームとなってついにゲーム化!! ゲームは、物語が進むアドベンチャーパートと、神姫を操作して戦う3Dバトルパートを繰り返すことで展開。 武装パーツの購入やカスタマイズ、神姫との会話によるコミュニケーションなど、お楽しみ要素も満載! 心を通わせ、「神姫バトル」に勝利せよ! タイトル:武装神姫 BATTLE MASTERS(バトルマスターズ) 発売日:2010年7月15日 メーカー希望小売価格 UMD版 5800円[税込] ダウンロード版 4800円[税込] コナミスタイル通販 ※特別版とサントラを扱うのはコナミスタイルのみ 【送料無料】 武装神姫 BATTLE MASTERS 特別版+サントラセット 22,740円(税込) 武装神姫 BATTLE MASTERS 特別版 19,800円(税込) 武装神姫 BATTLE MASTERS (PSP) 5,220円(税込) 武装神姫 BATTLE MASTERS オリジナルサウンドトラック 2,940円(税込) 対応機種:PSP 仕様:UMD1枚(ダウンロードコンテンツあり) ジャンル:アクション プレイ人数:1~4人(アドホック通信対応) CERO審査区分:B(12歳以上対象) 武装神姫 BATTLE MASTERS公式サイト(PSP版ゲーム公式サイト) http //www.konami.jp/products/bs_psp/ 武装神姫シリーズ ポータルサイト http //busou.konami.jp/ コナミスタイル 武装神姫 BATTLE MASTERS特設コーナー http //www.konamistyle.jp/sp/busou_psp_sp/ ※コナミスタイルはメーカー直販サイトです。 武装神姫_BATTLE_MASTERS wiki http //www35.atwiki.jp/busou_psp/ 【PSP】武装神姫_BATTLE_MASTERS>>PART_16 http //jfk.2ch.net/test/read.cgi/handygame/1279430556/ 関連スレ オンラインサービス関連はネットゲーム板の該当スレへ ■武装神姫_BATTLE_RONDO>>PART_348 http //jfk.2ch.net/test/read.cgi/netgame/1279385889/l50 武装神姫のフィギュアの話題はおもちゃ板の該当スレへ ■コナミ_武装神姫_>>PART343 http //hideyoshi.2ch.net/test/read.cgi/toy/1279297027/l50 次スレは 900が立ててください。宣言や立てられない場合は指定を忘れずに。 2 ◆新機軸バトル「神姫ライドシステム」 神姫にライドし、LOVEパワー全開で必殺技やコンボ発動! ◆多彩なカスタマイズ! 豊富な武器や防具で、自分だけの神姫にカスタマイズ! ◆神姫たちは、人気声優によるフルボイス! LOVEの変化でイベント発生!神姫の個性に合わせたイベントが展開。 ◆最大4人での通信対戦バトル! アドホック通信により、タッグマッチやバトルロイヤルが可能。 ◆やり込み要素が満載 多彩なライバル神姫とのバトル/個性的なシナリオ/武器や武装が充実。 ◆充実のダウンロードコンテンツ配信予定 武装神姫の作家による書き下ろし武器など、続々登場。 コナミスタイル以外の特典付き店舗 いまじん http //imaginenext.shop21.makeshop.jp/shopdetail/003001000149/order/ http //www.imagine-group.jp/magicalpack/2010/07/15_010000.php ソフマップ http //www.sofmap.com/product_detail/exec/_/sku=11407535/-/gid=GF04030000 http //www.bokuaki.com/tokuten/main.php?id=67150382389931ttwgiazfzk 3 DL版とUMD版のロード時間比較 DL版の方が早い ~UMD版~ 全体→自宅へ 10秒 (自宅)神姫データ→武装エディット 2秒 (自宅)武装エディット→神姫データ 5~7秒 自宅→全体へ 3 秒 (ゲーセン)相手選択→会話開始 15秒前後 (ゲーセン)会話終了→戦闘開始 20秒前後 戦闘終了→賞金表示 6秒前後 賞金表示→会話 15秒前後 ~DL版~ 全体→自宅へ 5~7秒 (自宅)神姫データ→武装エディット 2秒 (自宅)武装エディット→神姫データ 4~5秒 自宅→全体へ 1秒(というかほぼ一瞬) (ゲーセン)相手選択→会話開始 6,7秒 (ゲーセン)会話終了→戦闘開始 6,7秒
https://w.atwiki.jp/shinkiss_matome/pages/1307.html
「お待たせしました」 「いえいえ。……おお、見違えましたね」 私の声に応じて振り返ったマスターさんは、そう言ってにっこりと笑いました。 そして、傍に立てかけてあるパッケージイラストと私を見比べます。 「なるほど、箱の絵と同じになりましたね。素のままの犬子さんもアレはアレで素敵でしたが、やはりこちらの姿が武装神姫としての完成形なのでしょうね。より一層素敵ですよ」 「過分なお言葉、恐縮です」 膝を落とし似非正座の姿勢を取ってから、深々と擬似座礼を行なう私。おそらくマスターさんからは、私の倒した背中越しにぶんぶん振られるドッグテイルがよく見えたと思われます。 それから再び立ち上がり、ちょっと調子に乗って色々なポーズで武器を構えてみたりします。 ポーズをつけるたびに、笑顔で律儀に拍手をしてくれるマスターさんは、本当にいい人だと思うのです。 「……おや?」 「? どうかしましたかマスターさん?」 簡易ファションショーを中断し、私は何かに気付いたマスターさんの視線を先を見やります。 そこにあったモノは……武装装着の際に端子から取り外し、パッケージの影に置いた私の両腕パーツおよび両足パーツでした。 「私の余剰パーツが、どうかしましたかマスターさん?」 「どうかしました、と言うか……あの、いま犬子さんの手はどうなっているのですか?」 むむ、なにやらマスターさん、心なしか顔色が優れません。 「どう、と言われましても……」 とりあえず、私は【手甲・拳狼】をわきわき動かしつつ……おもむろに、【腕甲・万武】から腕を引き抜き、むき出しの接続端子をお見せしました。 「このようになっておりますが」 ……はて、マスターさんは、何を一体絶句なさっているのでしょうか? 「本当に、どうかなさいましたかマスターさん?」 「あー、いえ、なんというか……その装備は、そうやって腕を取り外さないとつけられないものなのですか?」 「ええ、そのようになっております」 「……あの、そうやって腕を引き抜いて付け替えるような形でなくて……例えば、普通に元の腕の周りを覆うような形式にはできなかったのですかねぇ?」 「正確なところは設計者に聞かないことにはなんとも言えませんが、私が考えるに、まず第一に仰るようなマスター・スレイブ方式では……」 「すみません、その『ますたーすれいぶ方式』と言うのは?」 「ええと、簡単に言えば中身の動きを外側が真似てくれる機構のことです」 「なるほど、お話の腰を折ってしまって申し訳ありませんでした」 深々。 「いえいえ、こちらこそ至らぬ説明で」 深々。 「では続けます、マスター・スレイブ方式では腕部パーツを内包しうるスペースの確保のために設計的に内部機構を圧迫し、小型化、生産性、強度の低下を招きます。元のサイズが小さいだけに、わりとそのあたりは死活問題なのです。そして」 言いながら、再びわたしはがっしょんと【腕甲・万武】に端子を接続しました。そうして再び制御下に置かれた【手甲・拳狼】を、マスターに向けてわきわきと滑らかに動かして見せます。 「第二に、こうして直接接続・制御することで、マスター・スレイブ方式では不可能な滑らかで繊細な可動が可能となります」 ……って、あら? マスターさんひょっとしてヒいていらっしゃる? 「ヒいたと言うわけでもないのですが……わりかしシュールですねぇ、とは思います」 そうなのでしょうか? 私たち武装神姫はつまり「機械」、修理や換装の際のパーツの付けはずしは当然と認識しています。 ですが、人間の方にとっては、それは不自然に感じるのでしょうか? 「そうですねぇ、人間、というか生体は、滅多なことでは部品の入れ替えはしませんから。 サイズ以外は人間そっくりに見える武装神姫でそうしているところを目の当たりにしてしまうと、戸惑ってしまうのかもしれませんね」 「なるほど、そういうものですか」 「そういうものです」 むむ、なにやら雰囲気が沈んでまいりました。 何とか情況を打開しうる行動選択はないものか、私の記憶野を高速検索です。 ですが、まだ起動したての私の乏しい経験では、現状に即した打開策はそう簡単には…… あ、1hitです。 早速実行してみましょう。 「唐突ですがマスターさん、僭越ながら隠し芸などを披露したく思います」 「おお? 拝見させていただきます」 居住まいを正し、積極的に興味を示すマスターさん。ううむ、どうやらこちらがこの沈みがちな雰囲気を何とかしようとしていることを汲み取っていただけたご様子。 そのお心遣いに報いねば、武装神姫がすたると言うものです。 私はマスターさんに背を向けて腕部パーツに向き直り、再び右腕の端子を【腕甲・万武】から外します。 「む、むむむむむ……!」 そして気合を入れます。 出来ると信じること。 そこにあると認識すること。 それを貫けば、空間の隔たりなど越えられる! 「むん!」 気合一閃、果たして――私は成功しました。 私の目の前で、思惑通りにずり、ずりと動き出す私の腕部パーツ。 「成功です! ハウリンタイプにプリインストールされた48の宴会芸の一つ、『ゾンビ・ハンド』です!」 本来ならば【プチマスィーンズ】に指令を伝える通信波を強制的に変調させ素体制御信号に似通った波長に調整し、それを送ることで取り外したパーツを遠隔的に動かす、【プチマスィーンズ】を標準装備するケモテック社MMSならではのこの技! もともと受信装置など存在していない上、本体バッテリーから切り離された状態での残留電圧によってのみの駆動のためその動きはほんの僅かでたどたどしいですが、そのつたない動きがかえって不気味さを演出するというのがポイントとread meに記載されたこの隠し芸『ゾンビ・ハンド』! 見事それを成功させた私は得意満面でマスターさんを振り返ります。 いやあ、すでに腕部パーツが取り外されていると言うのがまさに絶好のロケーションで、 ……って、あら? マスターさんひょっとしてドン引きでいらっしゃる? 「ドン引き、と言うわけでもないのですが……」 なにやらこめかみの辺りを揉み解すような仕草をしながら、マスターさんは静かに語ります。 「人間と武装神姫は、似た様なものに見えて、やはり越えられぬ溝と言うものはあるのですかねぇ、としみじみ考えていたところです」 「むむむ、なにやら寂しい結論です、マスターさん」 そんな私の背後で、停止信号が送られないために最初の命令に従ってずーりずーりと腕部パーツがのたうって行くのを聴覚センサーが認識しています。 「……ソレ、止めてもらえません?」 「あ、失礼しました」 私はずーりずーり動く腕部パーツを拾うと、外れたままになってる接続端子に接続しました。 また気合を入れて変調信号を送信するよりも、この方が早いのです。 むむむ、しかしなにやら雰囲気が、先ほどよりも一層微妙に。 ここは、ハウリン48の宴会芸の新技を公開すべきでしょうか? 「あー、あのですね犬子さん」 と、悩んでいた私に、マスターさんのほうからお声がかかりました。 頬を軽くかきつつ、なにやら言いにくそうです。 「先ほど、犬子さんは『寂しい結論』と仰いましたが……」 「お気に障ったら申し訳ありません、武装神姫はオーナーとの隔たりを感じると落ち込むものなのです」 膝を落とし似非正座の姿勢を取ってから、深々と擬似座礼を行なう私。おそらくマスターさんからは、丸まった私のドッグテイルはよく見えないと思われるのです。 「あー、いえ、こちらこそお気に障ったら申し訳ありません」 深々と座礼をするマスターさん。そして顔を上げたマスターさんは続けます。 「先ほどの発言ですが、別に拒絶する意図ではないのです。そうやってお互いの違いを正しく認識し、相互理解に努めることが互いをより良きパートナーへと昇華させていくのだと言うあたりで一つ」 「……さすがはマスターさん、キレイにまとめましたね」 ドッグテイル、再びぶんぶんと起動。 「ご理解いただけたら幸いです」 にっこりと笑ったマスターさんは、再び頭を垂れました。 「改めまして、これからよろしくお願いいたします犬子さん」 こちらも擬似座礼でお返しします。 「こちらこそ、至らぬ武装神姫ですが、どうぞよろしくお願いいたします」 顔を上げた私たちは、どちらからともなく笑顔を浮かべるのでした。 「ですがその…アレはもう、やらなくていいですからね?」 「……はい」 こうして私の隠し芸その1は、公開初回にして封印を余儀なくされたのでした、まる。 <そのさん> <そのご> <目次>