約 1,954,272 件
https://w.atwiki.jp/shinkiss_matome/pages/93.html
先頭ページへ キャラクター紹介 マイティ マイティのマスター シエン ケン アラエル 鶴畑大紀(つるはた ひろのり) クエンティン 夢卯理音(ゆめう りね) 鶴畑興紀(つるはた おきのり) マイティ マイティとシロにゃん 神姫の舞う空編の装備・ジオラマスタジオ再現 天使型MMSアーンヴァルタイプ。 マイティのマスター 都心部から少し離れたところで暮らしている三十代の男。独身。職業は不明だが、在宅勤務なのでどうやらモノ書き系の職業と思われる。 シエン 犬型MMSハウリンタイプ。 ケン シエンのオーナー。大柄で髯面で、耳と鼻と唇にピアスをしているどこかの社会不適合者のような男。職業不詳。たぶん無職。 アラエル 天使型MMSアーンヴァルタイプ。 鶴畑大紀が度重なる敗北の憂さ晴らしに、マスターの最寄のセカンドリーグセンターで使用していた。 鶴畑大紀(つるはた ひろのり) 岡島士郎と愉快な神姫達より特別出演。 武装神姫の出資その他に関わった鶴畑コンツェルン、その次男坊。金髪にオレンジのメガネをかけた肥満体。 クエンティン どちらも対マイティ戦における装備 悪魔型MMSストラーフタイプ。 夢卯理音(ゆめう りね) クエンティンのオーナー。クエンティンと同じ形の黒ぶちメガネをかけた、長い黒髪の女性。二十代後半。すこしやつれた顔立ち。 鶴畑興紀(つるはた おきのり) 岡島士郎と愉快な神姫達より特別出演。 鶴畑家長男。鶴畑コンツェルンは武装神姫開発の筆頭出資者で、神姫を世に産み落としたEDEN本社において、社外の人間でありながら強大な発言権を持つ。 先頭ページへ このページ内における神姫NETから転載された全てのコンテンツの著作権につきましては、 制作及び運営元である株式会社コナミデジタルエンタテインメントに帰属します。 (c) 2006 Konami Digital Entertainment Co., Ltd. なお当ページに掲載しているコンテンツの再利用(再転載・再配布など)は禁止しています。
https://w.atwiki.jp/shinkiss_matome/pages/2283.html
3rd RONDO 『そうだ、神姫を買いに行こう ~2/4』 大学構内。 城尊公園。 白築通り。 町を優しく淡く包み込み、しかし鮮麗に燃える高揚感を描くような桜色。 雨よりも、雪よりも、陽光よりも軽く儚く舞う花。 人が燃え上がる火の粉に心を奪われるように。 散る桜もまた、誰の情を惹きつけて止まない。 「こうして歩いてると、なんだか物語の主人公になった気分にならない?」 くすぐったそうな笑みを零して、姫乃は俺の顔を覗き込んだ。 それが、この瞬間が、二度と訪れることのない情景であることが寂しくて。 俺は返事を返せないでいた。 「桜の魅力――ううん、魔力かな。 ずっとずっと昔から」 たくさんの人が、この魔力に魅せられてきたのよね。 姫乃はそう言って一歩先へ出て、絹のようにしなやかな身体を翻した。 白いシャツが、透き通るような肌が、桜に負けないくらい、眩しい。 「弧域くん、後でお花見しない?」 桜色に満ちた世界を後の楽しみにして。 「――――二人だけで、ね」 俺たちは、大型家電量販店 『ヨドマルカメラ』 へ向かった。 ―▲―▽―▲―▽―▲―▽―▲―▽―▲―▽―▲―▽―▲―▽―▲―▽― あなーたの(ヨドマル♪) そぉーばに(ヨドマル♪) ヨドマルカ~メラァ~ いつーでも(ヨドマル♪) どこーでも(ヨドマル♪) なんでもそ~ろうぅ~ テレビにエアコンそうじきゲーム けいたいでんわもパソコンもぉ~ 「あなたの暮らし、私たちにお任せください!」 ヨドマルカ~メ~ラァ~アッアァア~ ―▲―▽―▲―▽―▲―▽―▲―▽―▲―▽―▲―▽―▲―▽―▲―▽― 念のために言っておくが、俺も姫乃も花鳥風月をこよなく愛する類の人だ。 姫乃の趣味は知らない土地の一人歩きで、その土地での風景や出会いを宝物にしている。 廃墟になった神社でパジャマの領収書を拾ってきたり。 野良犬と折りたたみ自転車で頭文字Dしたり。 至高のメロンパンを鞄いっぱいに詰め込んだり。 猫にジブリ映画よろしく山道を案内してもらったり。 その山道から人様の民家の庭に出たり。 丁度そこの住民と出くわして気まずく挨拶したり。 小学生に吠えられたり。 女子用ス◯水を拾ってきたり。 一人歩きは本当に危ないからやめてくれと口をすっぱくして言っても、休日にふらっといなくなったと思ったら聞いたこともない土地から写真を送ってきたり、わけの分からない土産話を持って帰ってくるのだ。 「神姫売り場ってどこ?」 「二階。 おもちゃ売り場の中に特設コーナーがあるのよ」 俺も日本らしい趣が好きで弓道をやっている。 鳶の鳴き声。 矢が放たれる瞬間の甲高い音と、的の紙に穴を空ける音。 この三つの音だけが響く弓道場はなんというか、いやなんともいえずたまらんのだ。 (現実は180度逆で、高校生や大学生の弓道は他のスポーツに負けず劣らず五月蝿い。 そもそも鳶が鳴く弓道場なんて俺の知る限り、我がボロアパートから電車で三時間はかかるド田舎にしかない) 弓道の腕前はお世辞にも良しとし難いものだけれども。 独特の雰囲気に飽きることなく、高校生から大学生になった今でも真面目に練習に取り組んでいる。 「二階って寄るとこないもんなあ。 ヨドマルに来る用事なんて本かパソコンくらいだし、地下と三階にしか行ったことないや」 「私も電球が切れなかったら二階に行くことなんてなかったわ。 三階の本屋ってすっごく品揃えがいいのよね」 だが花は花で、団子は団子。 一度神姫を買うと決めて以来、今日この日曜日に至るまでどの型を選ぶかで頭がいっぱいで、桜が丁度見頃になっていたなんて気付きもしなかった。 どの神姫を購入するかはまだ決めていない。 徹夜でネットを徘徊してはみたものの、あまりに種類が多すぎて目移りするばかりだった。 それに俺はてっきり “武装神姫” を扱っているのはコナミ一社だとばかり思っていたのだが、実際は数々の会社がそれぞれ特色を持った神姫を売り出しているらしく、それもまた混乱に拍車をかける要因となった。 結局のところ、店で現物を見て選ぶのが一番ということのようだ。 一応候補を挙げるならばやはり、姫乃が持つ Front Line 製悪魔型ストラーフに対抗して、同社の天使型アーンヴァルだろうか。 公式サイトで画像を見る限り、白を基調とした落ち着いた雰囲気のボディにサラサラの金髪ストレートで、ストラーフよりも幾分優しい顔をしていた。 ニーキにギャフン! と言わせるためとはいえあからさまに対抗する形となるが、性格はパッと見大人しそうで手がかからなさそうだし、なかなか悪くない選択だと思う。 それに、悪魔をボコボコにするのは天使の役目と相場が決まっている。 「姫乃ってストラーフ型に手ぇ振ってもらったからニーキ買ったんだよな。 そのストラーフが売り子やってんの?」 「他にもいろんな神姫がいたわよ。 自分と同じ型を買ってもらおうって、みんな頑張ってたわ」 何より忘れてはならないのは、俺が神姫を買うことに抵抗があっても一緒に買いに行くことで同意してくれた姫乃の意見だ。 俺が選んだ神姫の種類に文句を言う姫乃ではない(と思う)が、彼氏たるもの、彼女の意見は極力尊重するつもりだ。 ……将来尻に敷かれそうだなあ、なんて思ったりもする。 ちなみにニーキは当然留守番だ。 店に神姫を連れ込んだら問答無用で万引き犯扱いされてしまう。 神姫と一緒に買物を楽しみたいオーナーもいるだろうに、純真無垢な神姫に万引きの手口を教え込む輩が後を絶たないのだ。 迷惑極まりない話だが、俺としてもニーキにデートの邪魔をされたくない。 購入予算は……まぁ、一括ニコニコ現金払いで神姫一体ギリギリ買えるだけ預金口座から下ろしてきたものの、型式によっては若干オーバーしたりもする。 そのへんの兼ね合いも考えて、良い神姫に出会えたならば重畳だ。 一階からエスカレーターに乗ると、上から特売商品を売ろうと客引きする声――では断じて無い、怒号に近い声が聞こえてきた。 「武装神姫コーナーは只今大変危険となっております!! 近づかないようお願いしまーす!! えー武装神姫コーナーは大変危険と――!!」 《私たちは要求する!! 神姫の労働条件改善を!! 神姫の正当な権利保証を!!》 玩具コーナーの一角、神姫特設スペースは混沌の様相を呈していた。 遠巻きに取り囲む客を近づけまいと警備員が警戒し、その輪の中で店員と神姫達が何やら言い争っていた。 というより、拡声器を使って叫ぶ神姫に店員が一方的に捲くし立てられている。 至近距離で拡声器から放たれる神姫の叫び声に耳を塞ぐしかないようだ。 ピラミッド状に山積みされた武装神姫の箱の上に見栄え良く武装された色とりどりの神姫達は、頂上で拡声器に向かって魂の叫びを上げるアーンヴァルを守るように仁王立ちし、下の方では何故か数体の神姫達が戦っていた。 店員はなんとかそれを止めようと接近を試みるが、 「いつでも発射できるぞ」 と言わんばかりに戦闘態勢をとっている神姫達に近づけないでいる。 神姫達の表情はどれも命を賭して戦う者のそれだ。 今日は販促イベントの日なのか? 世界征服を目論むアーンヴァルを倒すヒーローショー的なあれか? 「ここでヒーローの名前を叫んだら五色揃った五体の神姫が駆けつけてくるのかね?」 「叫んでもいいけど、その時はいくら弧域くんでも他人のふりをするからね。 今はあの神姫達に冗談は通じないと思うわよ」 「だよな、人形とは思えないくらい殺気立ってるし。 春だから春闘のまねごとってわけか」 基本的に人間に従順な神姫が反乱を起こすくらいだからよほどの悪条件で働かされているのだろうけれど、雇用主に訴えるならばせめて営業時間外にやってほしい。 拡声器といい、ピラミッドフォーメーションといい、事前に計画していて事を起こしたようだ。 だが日曜日を狙って店を困らせるとは浅はかなり。 一杯食わせたい気持ちは分からなくもないが、そんな方法で要求を飲ませるのは “駄々っ子” でしかない。 警備員が強攻策に出さえすればそれでお終いだろう。 「ま、客が心配することでもないか。 仕方ない、神姫はまた今度にして今日は花見するか」 姫乃が何気なく目線を下げ、 「そうね、野次馬になるのも迷惑になきゃっ!?」 その先に何か黒光りするものが飛び込んできた。 「ひめ――」 手を伸ばしたが遅かった。 姫乃はツルツルに磨かれた床でスニーカーを滑らせ、盛大にロングスカートを広げて 「白!」 尻餅をついた。 「なんで叫ぶのよ!?」 強かに尻を打ち付けた痛みと絶対領域を全開放した羞恥のダブルパンチで顔をボッ! と赤くした姫乃は尻餅の体勢のままスカートの前後を押さえた。 その一瞬だけ目に写った影と白のコントラストは、しかし一瞬だからこそ鮮烈に記憶に焼き付き、普段は野暮ったく見えるロングスカートの中にどれほどの夢が詰まっているかを垣間見るに十分であった。 もう何度想像したか分からないその禁断の領域を垣間見た俺はその瞬間を “名画” のようだと思った。 ほんの一瞬という人間の認識では連続で有り得ないその止まった時の中に輝く “白” は一瞬だからこそ無限の想像を溢れさせ、いや、その想像はある方向にのみ断固として無限ではない。 人の憂慮すべき探究心は時にその禁断のカーテンの向こうへと飛翔する。 嗜みある紳士ならば、この先俺が何を主張したいのか察してもらえることだろう。 ……さて、どうやって怒られる前に機嫌を取ろうか、と助け起こすのも忘れて熟考に入ろうとしたところで、姫乃に尻餅をつかせた黒光りする物体が 「いった~!」 と声を上げた。 もちろんそれは “G” ではない。 先日俺の眉間に穴を空けてくれた忌々しいツインテール。 それと同型のストラーフは、起き上がりつつ姫乃のほうに顔を向けて 「すみません、お客さ……あ、お姉さんは確かあの時の!」 と甲高い声を上げた。 「え? あ、あの時のストラーフさん?」 そのストラーフは姫乃がニーキと出会うきっかけとなった神姫だった。 素体はニーキと変わらず黒を基調としたもので、大きく違う点は、その神姫はゴツい武装に包まれていた。 足は膝から下が長く機械的な見た目に変わっており、脚力を上昇させるパーツのようだが、単純な機動力強化でないことは足先に取り付けられた短剣から容易に想像がつく。 神姫の身体と不釣合いに大きいそのレッグパーツとのバランスを取るように、背中にシールド付きの無骨な肩が取り付けられており、そこから機関銃の銃身のような異様に長い腕が伸びている。 肩のシールドにはさらに細身の剣が上に伸びるように取り付けられており、実用的ではなさそうだが、ストラーフのシルエットがより悪魔に近いものになっている。 腕の先についた神姫の頭ほどもある手の五本の爪は相手を引き裂くのか、それとも巨大な武装を振り回すのだろうが――このストラーフは両方の腕に二体の神姫を抱えていた。 一体は腕と脚が白く所々青いペイントが入っていて、腰の辺りまで伸びた癖のある豊かな金髪と相まって上品な印象がある。 もう一体は黒に赤と真逆のカラーリングで、紫のショートカットと左右二箇所でまとめたお団子が子供っぽい。 二体とも色と髪型を除けば同じ装飾がなされていて、目を閉じた顔は姉妹のようによく似ている。 この二体は確か、どこのブランドだったかは忘れたが、一ヶ月くらい前に発売された―― 「お姉さんゴメン! 悪いけどこの二人、ちょっと預かっててよ!」 「ふぇ? なに?」 あっけにとられて立ち上がれない姫乃のスニーカーにストラーフはその二体を横たわらせた。 動けばその二体がコテンと倒れてしまうため、身動きがとれなくなった姫乃は顔だけをあたふたさせる、なんて器用な真似をしてみせた。 「ちょ、ちょっとどうすればいいの? 弧域くん?」 「いや、俺に聞かれても」 「君、お姉さんの彼氏? 説明してる暇はないんだ。 悪いけどその二人を守ってあげて――よっと!!」 一瞬だった。 戦国時代風の鎧に身を包んだ神姫がストラーフの元にいつの間にか飛び込んでいて刀を振り下ろし、ストラーフはそれを片方の剛腕で防ぐと同時にもう片方の腕で武士型の神姫を殴り飛ばした。 突然だったとはいえ、それはギリギリ目で追える程の攻防だった。 ハナコの異様なまでに綺麗な字といい、今の目の前の交錯といい、神姫の能力の高さには舌を巻くばかりだ。 今の一瞬だけで思わず手に力が入ってしまった。 姫乃は手品でも見せられたかのように吹き飛んだ武士とストラーフを交互に見て一人状況から置いていかれていた。 まあ、俺も神姫の動きが見えただけで何がなんだか分からないのだが。 軽く1mは吹き飛んだ武士がふらつきながらも刀を杖にして立ち上がり、その隣に今度は西洋風の鎧を見に纏った神姫が並んだ。 二体とも、遠くから分かるほど、顔が濃い…… 「レミリア、あくまでその二人を渡さないつもりか!」 「当然。 エルもメルもまだまだ将来が楽しみな神姫なんだ。 あんた達みたいにやさぐれて育っちゃ、先輩神姫の名折れだからね。 それに――」 レミリアと呼ばれたストラーフはププゥ! と噴出し、 「 “あくまでその二人を” ってダジャレ? そりゃあそうだよ。 だって私、悪魔だもん」 全力で悪魔らしく、嘲笑った。 「貴様武士を愚弄するかあああああ!! 『魔剣・烈風斬!!』」 「後悔しても遅いぞ! 『エクスカリバー!!』」 「ハンッ! そうよアンタ達みたいな雑魚は二人まとめてかかってきなさい! 『デーモンロードクレイドル!!』」 三人の衝突によって、一瞬、僅かだが、空気が震えた! 冗談だろ!? たかが15cm程度の人形がここまで激しく動けるのかよ! 二人の剣士が渾身の力で放った斬撃をレミリアが突進で蹴散らし、そこから先はもう俺の目にも止まらぬ攻撃の応酬になった。 間近で見る迫力なんてものじゃない。 とても玩具と呼べる代物じゃない。 ――――これが、神姫バトルなのか! 神姫の戦いに見惚れていると、 「弧域くん、この二人どうしよう」 と姫乃が眉を八の字にして俺を見上げていた。 スニーカーに身体を預けた二人の神姫に触れていいものか分からず、立ち上がれずにいるらしい。 残念なことにスカートはばっちり抑えている。 「預かるっていっても、あのお侍さんと鎧さんに襲われたら私はどうすればいいの……」 「いや、さすがに人間には攻撃してこないと思うけど」 眠っているのか電池切れなのか、ピクリともしない白と黒の神姫をとりあえず預かろうとした――その時。 「うぉおおう!?」 白いほうの神姫の目がくわっ! と見開かれ、文字通り飛び起きた。 「レミリア姉さん? レミリア姉さん!?」 「あー、お姉さんならあっちでほら、戦っ――ってちょっと待てオイ!」 俺が指を差した方向で、レミリアは武装の片腕を折られていて残った腕と膝を床につき、その目前に立つ二人の剣士は大上段に構えていた。 剣士二人とは格が違ったように思えた悪魔も、二対一のハンデを覆すまでには至らなかったようだ。 だからレミリアを姉と呼ぶ白い神姫が加勢に向かったのはあまりにも当然で正しすぎる行動だ。 だが、何の武装も無しに斬撃に飛び込むのは自殺行為でしかない! その神姫に気づいたレミリアが 「っ!? バカ来るなぁ!!」 叫んだがもう遅い! 剣を振り下ろした武士と騎士が 「なっ!? エル!?」 気づいたがもう止まらない! 振り下ろされる凶刃に間一髪間に合った、間に合ってしまった神姫は金髪を靡かせ、両腕を広げて―――― 「っ痛ったぁ!?」 間一髪白い神姫と斬撃の間に手を滑り込ませて神姫を掴んだまではよかったが、手を引っ込めるのは間に合わなかった。 玩具でありペーパーナイフ程度の切れ味しかないはずの二振りの剣は見事、俺の右手の甲に二本の切り傷を作ってみせた。 「くそっ、マジで切れやがった! おもちゃってレベルじゃねぇぞ!」 手に走った二本の赤い線からじわぁっと血が滲み出てきた。 その血に合わせるように、痛みもじわじわと手全体に広がっていった。 ニーキといいこいつらといい、俺は神姫に怪我させられる運命なのか!? いや、手を出したのは俺だけれども!! ニーキは姫乃に手を出そうとした俺を邪魔しやがったけれども!! ああもうホントに痛い! これ絶対風呂でしみるぞ! 「きゃあああ!? 弧域くん血出てる、血!!」 「……そ、そんな……私の剣が、お、お客様、を……」 「さんざんお客さんや店に迷惑かけた奴のセリフじゃないね。 暫く頭を冷やしな」 失意の内に刀を落とした武士の頭頂にレミリアの踵落としが決まり、武士はその場に崩れ落ちるように膝を折った。 「き、貴様よくも私の剣を汚しギハッ!?」 「自分の剣に責任も持てないなんて、仮にも同じ剣士なのに恥ずかしいよ、まったく」 いつの間にか目を覚ましていたらしい黒い神姫は携帯電話 (同型同色の携帯をとても身近な人が持っていた気がする) を振り下ろした格好で武士と仲良く並んで倒れた騎士を見おろして、というより侮蔑をたっぷりと込めて見くだしていた。 携帯電話 (あの十字架のストラップにも見覚えがある) を放り出した黒い神姫はレミリアに駆け寄るなり 「レミ姉腕! 腕が!」 と騒ぎ出した。 「オプションパーツだからいくらでも替えが効くって。 だーいじょうぶ大丈夫」 「あんなゴッツイ腕が折れるくらい激しく戦ったんでしょ! お願いだからレミ姉、ボク達なんかさっさと見捨てて、危ないことしないでよぉ……」 「にゃははは! カワイイ妹達を見捨てる姉なんていないって!」 残ったほうの手で黒い神姫の頭をグリグリとなでて、仲睦まじくじゃれ合う二人。 もう一人の白い神姫は―― 「(じーっ)」 俺の手の中に収まったまま、こちらを凝視していた。 眉間の穴が再び開きそうなほど凝視されていた。 「(じーっ)」 「ああ、悪い。 咄嗟だったもんで、掴んで振り回しちゃったな。 怪我はないと思うけど酔ったりしてないか? っつーか神姫って乗り物酔いとかするのか?」 「(じーっ)」 「どうしたんだ? また俺の眉間に風穴でも空いてるのか?」 「(じーっ)」 「おーい、神姫さんやーい」 「じーっ」 「いや、口で擬音を出すなよ」 「……………………(ぽっ)」 「何故そこで赤くなる!?」 白い神姫からの突き刺すような視線は、下ろしてやった後も暫く続いた。 NEXT RONDO 『そうだ、神姫を買いに行こう ~3/4』 15cm程度の死闘トップへ
https://w.atwiki.jp/shinkiss_matome/pages/2475.html
終章:疾走姫 「ば、バカな……。ただの素人にこの俺が……」 健二は驚愕の表情で勝敗を見つめていた。それもそうだろう。まさか初心者のオレが勝つなんてオレも未だに信じられない事実だ。 「マスター……」 「ヤツを追い求めすぎた結果がこれなのか……」 「え……」 「アミー。どうやら尊の影を見るだけじゃ、ヤツは倒せないらしい。もっと違う世界が俺達には必要そうだ」 話から想像すると、蒼貴のシミュレータがこれまでの彼の全てだったらしい。多分、その蒼貴って神姫にいつか会った時に確実に倒そうと日々努力を積み重ねてきたんだと思う。それ程までに彼はそれに執着していたらしい。 でもそれは違うことだと俺達が? ……わからなかった。何か特別なことをした訳じゃないし。 「お前、名前はなんて言うんだ?」 「響。天野響です」 「普通に話してくれていいさ。俺の名前は日下部健二だ。……響。楽しかった。またここで会ったら戦ってくれないか? 今日は負けたが、次はもう少し、いい戦いをしてみせるさ」 「ああ! また戦おうぜ! 日下部さん!!」 話が終わると俺達は握手をした。その時の健二は心なしか、目に火が灯った様な顔をしていた。 どういう形なのかはわからなかったが、オレは健二を元気づけられたようだ。 この戦いで何か道が決まってくれて何よりだった。こんなオレと百日のデビュー戦だけど……。 でも、これからオレ達は戦いでどんな事をわかりあう事ができるのか、楽しみになってきた。 「こんな感じの話です! オレと百日の出会いとデビュー戦!」 「なるほどな。なかなか面白い話だったぜ。……ありがとうな」 「はい! オレ達、これからも頑張ります!」 響と百日の話を聞いて、俺はその経緯に納得し、頷く。 これまでの俺の知り合いが総登場し、何故か通り名ができてしまっているのかに疑問を覚えるものの、その皆がそれぞれの道を行く事を知る事ができた。 蒼貴の元オーナー 健二はこの二人のおかげで立ち直り、悠はイリーガルの恐怖を克服することができた。 そうしてくれた二人に心から感謝したく思う。そして、これからの成長も願おう。 「さて、話はしたぞ。紫貴、私と勝負しろ! 今日こそ私が優れている事を証明してやる!!」 「オーナーが会えたからってすぐに勝てるわけないでしょ。私のミコちゃんは完全無欠の双姫主よ? それをわかってて言ってる?」 「だからどうした!? そんな事で恐れる私と響ではない!」 何やら話が終わるや否や百日が紫貴にバトルロンドで勝負する事をもちかけてきた。 響の影響からか、随分と気合いの入った性格になった様だが、根っこは全然、変わっていない。 打倒紫貴。それが彼女の最大の目標のようだ。 おまけに紫貴が煽ってくれたおかげでこれから神姫センターという空気が生じてしまっている。どうにかして逃げたいとこだが……。 「いいな! 百日! オレもお前のライバルってヤツと戦ってみたいぜ!」 響も賛成のご様子だ。避けられそうにもない。 「ミコちゃん! 今すぐバトロンに行きましょう! この脳筋コンビに格の違いを教えてやるのよ!」 「尊! 勝負してくれ! この高飛車を倒したいんだ!」 「尊さん! オレからもよろしくお願いします!」 蒼貴が味方に付いてくれても二対三。多数決でも勝てやしない。どうしてこうなったんだ……。 「オーナー……」 「ああ。どうも腹をくくれって事らしい。いいだろう。ただ戦うのもいいが、お前の言っていたポーラスターでアクセルロンドってルールがシミュレータで実装されているらしいからそれをしにいこう」 アクセルロンドとはアーク、イーダを開発したOMESTRADA社が考案し、推進している武装を用いたバトルレースでコースの中で走行、もしくは飛行をしながら戦闘を行って敵神姫を撃破、もしくは先に指定された周回を走った方が勝ちとなる新しいルールである。ルールとしてはまだ新しいが、ゴールという勝利の選択肢を用意する事で異なるバトルの可能性を提示し、バトルロンドに迫る勢いで流行が拡大しているそうだ。 丁度、百日と紫貴両方がそれにすぐに対応できる装備になっている。試しにやってみるにはいいだろう。 「いいっすね! それにします!」 「OK。それで行こう」 話の区切りをつけると俺は響達と一緒に歩き出す。門出を祝うのにバトルというのもおかしなものだが、彼らはそれを望んでいる。 それがいいのならそれがいいのだろう。 今日も良い一戦を。そう、願おう。 戻る
https://w.atwiki.jp/sinkiwiki/pages/45.html
MMS NAKED 1st MMS NAKED 3rdFLESHカラーと武装神姫ヘッドの対応について on MMS シリーズ 天元突破グレンラガンヨーコ on MMS オトメディウス空羽 亜乃亜 on MMS エリュー・トロン on MMS クイズマジックアカデミーシリーズ(QMA)ルキア on MMS シャロン on MMS ユリ on MMS beatmaniaIIDXbeatmaniaIIDX セリカ on MMS beatmaniaIIDX イロハ on MMS S.O.Lシリーズ商品Special Operations Lady SWAT Special Operations Lady DELTA スカイガールズシリーズ桜野 音羽 on MMS 一条 瑛花 on MMS 園宮 可憐 on MMS エリーゼ on MMS アイーシャ on MMS フィギュメイトフィギュメイト版ストラーフ MMS NAKED 1st 武装神姫に使用されているMMSボディを単体で商品化したもの。MMS素体とも呼ばれる。 今までコナミの直営ネット通販サイト「コナミスタイル」限定商品となっていたが、このたびFLESH ver.1とver.2が一般販売することが決定した。 ラインナップは当初BLACK WHITE FLESH(後のFLESH ver.1)の三色。FLESHは後に微妙に色合いの違う ver.2、ver.3が発売される。各色ともに形成色以外の違いは無い。 付属パーツはマネキンのようなダミーヘッド、交換用手首、ボディと同色の拡張スペーサー、簡易スタンドのほか、通常よりもバストサイズの大きい胸パーツがある。これは現在のところMMS NAKEDにのみ付属する。また、武装神姫オンラインサービスには対応していない。 ダミーヘッドは後頭部が別パーツとなっており、接続に使用しているピンのサイズは同じくコナミが発売しているトレーディングフィギュアである「フィギュメイト」や、一部の武装神姫やMMSシリーズ商品のヘッドパーツと共通性がある。このため、ダミーヘッドを使用し自作ヘッドを作る際、これらのパーツを流用しやすくなっている。 主に武装神姫のEXウェポンセット用のボディとして用いられる他、フルセットのボディと組み合わせカラーリングを変更する使用方がよく見られる(特にFLESHカラーを利用し、肩やフトモモを素肌が露出しているように改造する方法が多い) バリエーションとしてFLESH ver.2 type-navyblue/white(通称紺スクール水着・白スクール水着素体)、FLESH ver.1 type-sports winered(通称赤ブルマー素体)、FLESH ver.2 type-sports navyblue(通称紺ブルマー素体)が存在する。これらのバリエーションでは、脛部分が第2弾・第7弾素体同様の短いものとなっているのが特徴。また、type-sports素体はNAKEDでは例外的に塗装が施されているためか他のNAKEDよりも若干高価である。 MMS NAKED 3rd ライトアーマー第3弾から採用された、第3世代のMMS素体。より人間に近いプロポーションになっており、各キャラクターにあわせた身長の素体(tall small)を選ぶことができる。1st同様、腕や足が取り外すことができ、専用のハンガーも付属、さらに2種類の胸パーツと1st素体に対応する胸パーツ、指つきの足パーツ(いわゆる裸足パーツ)も付属する。脛部分は1stのスク水素体やブルマー素体のものと同じくらい短くなっている。 しかしながら、プロポーションを追求した結果、1st対応の武装の一部が装着できないという欠点が暴露されてしまい、組み換えという神姫の醍醐味を半ば台無しにしてしまうという結果をもたらした。そのため、神姫ファンからは不満の声が出てしまい、MMS素体構造の 見直しをする必然性を強いられることとなってしまった。 カラーバリエーションは上記の基本色(BLACK WHITE FLESHVer.2)のほかに、パーティオの肌色にあわせたVer.4、ポモックの肌色にあわせたVer.5が発売されている。 FLESHカラーと武装神姫ヘッドの対応について FLESH ver.1はアーンヴァル、ハウリン、飛鳥に近い。 FLESH Ver.3はストラーフ、ヴァローナ、マオチャオに近い。 FLESH Ver.4はパーティオ、ウェスペリオに近い。 FLESH Ver.5はポモックに近い。 FLESH Ver.2はそれ以外の多くの武装神姫及びMMSシリーズ商品が対応している。 グラフィオスに対応するFLESHカラーは2010年7月現在発売予定なし。 on MMS シリーズ ここでは、「武装神姫」以外のMMSを使用したフィギュア。コナミ社が関わるアニメやゲームに登場するキャラクターを立体化したものを便宜上こう呼称する。 スカイガールズを除き、新規に設計されたMMS Ver.2ボディが使用されている。 MMS Ver.2は生身の女性を立体化するために特化されており、従来のMMSボディ(ver.1)にくらべボディラインなどがより自然なものになっている。他、股関節の可動範囲も改良され、脚を広げやすくなっている。 最大の特徴は胸パーツに軟質素材を利用し、上から被せる方式に変更した点。Ver.1ボディのような付け替えの容易さは失われたが、従来のアクションフィギュアによく見られるバストが腕の可動範囲を制限してしまう問題を解決している。 また太股の形状も変更され、スペーサーを外した場合、その分押し込むことができ隙間が生じないようになっている。この影響でver.2のスペーサーをver.1ボディに使用すると、多少隙間が空く。スネは形状が変更されており、Ver.1ボディとの互換性が無くなっている。 MMS NAKEDと同様、オンラインサービスには対応していない。 天元突破グレンラガン ヨーコ on MMS TVアニメ「天元突破グレンラガン」に登場する人気キャラクター、ヨーコをMMS Ver.2を使用し、アクションフィギュア化したもの。 最大の特徴はMMSボディの原型師である浅井真紀氏が原型を担当していること。個人のガレージキットとしてMMS対応ヘッドを発売していた浅井氏であるが、公式なものでMMSを使用した商品を手がけるのはこれが初となる。 通称:ヨーコ 髪色:赤/腰まで届くボリュームのあるポニーテール。ポニーテールの根本は黄色いかんざし、前髪にグレン団のシンボルマークであるディフォルメされたガイコツの飾りがついている。 瞳色:やや暗めの金色 体色:胸は、赤黒のツートンカラーのブラジャー。フトモモから下はニーソックスのためピンク色。左腕のみ二の腕から先が長手袋のため黒色。 雰囲気:気の強そうなお姉さんキャラ。 その他:頭の大きさはやや小さめ。 巨乳。 フィギュア概評: 衣装パーツとして、手首スペーサーの代わりに付けるブレスレット(黒地に金の鋲が打たれたもの)、白とピンクのツートンカラーにレッドのラインが入ったマフラー、黒のホットパンツ(白地に銀バックル、金の四角い鋲が打たれたベルト付き)、赤と白のツートンカラーのブーツが付属。 通常のフェイスの他、叫び顔が付属。前髪も、サングラスの有無で二種類付属する。ポニーテールはボールジョイントだがロール軸と同程度の可動範囲しかない。少し引き出すことによって可動範囲を増やすことができるが、今度は外れやすくなってしまう。 専用手首パーツとして、指抜きグローブをした状態の手首パーツが付属するが、腕との接続パーツはMMSボディ標準の可動手首と選択式となる。その他、スネパーツは長さの違う二種類が付属しており、交換可能。ブーツ用の足首に加え、MMSボディ共通足首も付属している。 武装はアニメで使用していたライフルが付属。マガジンと狙撃用二脚が取り外し可能。二脚は開いた状態と畳んだ状態の二種類が付属する。 アクセサリーとしてライフルのマガジン(ディスプレイ用)、ブータ(アニメでのマスコット的キャラクター)が付属。またオプションとしてネジ穴隠し用シールや関節のリベットやスタンド接続用のジョイント穴を塞ぐためのパーツが付属する。 ブーツは足首部分とスネ部分に分割されており、スネを通し、足首は通常の足首パーツと交換する形をとる。これによりMMSボディの持つ可動を殺すことなくブーツを履かせることに成功している。また、他のMMSへの流用も容易。余談ながらこの方式は後に浅井氏が発売するMMS対応簡易ガレージキットにも採用される。 ホットパンツは接着されておらず、取り外すことが可能。他のMMSに履かせることもできる。 ライフルは造形はよいものの、グリップがMMSの手首には太く、握らせにくい。 胸パーツの材質について: 初期出荷分の胸パーツの材質はTPRだった(劣化しやすい)が、再販分からは材質がSBSに変更になった。 オトメディウス 空羽 亜乃亜 on MMS シューティングゲーム「オトメディウス」の主人公キャラクター、空羽 亜乃亜(あおば あのあ)をMMS Ver.2を使用し、アクションフィギュア化したもの。キャラクターデザインは吉崎観音氏。 通称:あのあ 髪色:水色/ツインテール/黄色と白のヘッドギア風パーツが付く。 瞳色:髪よりやや淡い水色 体色:水色をベースにした服で、黒いラインが入り、スカート部分は半透明、胸はV字に大きく開けている。首元にブラウス風の襟と蝶結びの短い黒ネクタイ。胸、上腕部が白。足はニーソックス部分が水色、足首と足の甲の一部が白。アクセントとしてオレンジ。 雰囲気:吉崎氏のイラストに忠実な、明るい表情。やや活発な印象か。 その他:頭の大きさはボディに対してやや大きめ。眼はややタレ目気味。あと巨乳。 フィギュア概評: フェイスは笑顔と叫び顔の二種類が付属。 服装はアンナミラーズの制服などで有名なフレンチメイド風スタイルだが、胸に大胆な切れ込みが入っており露出度が高い。 スカートを他MMSボディへの流用する場合は胴のネジを外し本体を分離する必要がある。 最大の特徴は「グラディウス」シリーズの主人公機「ビックバイパー」を模したライディングバイパーと呼ばれるマシンが付属していること。非常に大型で商品のボリュームの半分以上を占める。一部外装が取り外しでき、内部メカのモールドが再現されている。 ライディングバイパーは発売前は共通ジョイントによる武装神姫シリーズとの組み合わせを期待されていたが、残念ながらそのような仕様ではなかった。 その他、ペンギンのマスコットキャラが付属(包帯を巻いており、一方はボート型のメカに騎乗) とにかくライディングバイパーのボリュームがすごいものの、その分その他のオプションパーツなどは少なく、そのライディングバイパーも上記の通り組み合わせ出来ない仕様であり、純粋なオトメディウスのファン以外には逆に購入を躊躇させる結果となってしまった。 エリュー・トロン on MMS シューティングゲーム「オトメディウス」の登場キャラクター、エリュー・トロンをMMS Ver.2を使用し、アクションフィギュア化したもの。キャラクターデザインは吉崎観音氏。 通称:エリュー、トロン 髪色:ピンク/先を白いリボンで結ったポニーテール/白いヘッドバンドと黄色と白のヘッドギア風パーツが付く。 瞳色:水色 体色:赤色をベースにした服で、黒いラインが入り、スカート部分は半透明、胸はV字に大きく開けているが空羽 亜乃亜と違いバストに切れ込みは無い。首元にブラウス風の襟と短い黒ネクタイ。胸、上腕部が白。足はニーソックス部分が赤、足首と足の甲の一部が白。アクセントとしてオレンジ。 雰囲気:吉崎氏のイラストに忠実な、明るい表情。ややおっとりな印象か。 その他:頭の大きさはボディに対してやや大きめ。眼はややタレ目気味。胸は同時発売の空羽 亜乃亜に比べて控えめ。 フィギュア概評: フェイスは笑顔と叫び顔の二種類が付属。 服装はアンナミラーズの制服などで有名なフレンチメイド風スタイルだが、胸に大胆な切れ込みが入っているが亜乃亜と違いバスト自体は布で覆っている。とはいえやはり露出度は高め。 スカートを他MMSボディへの流用する場合は胴のネジを外し本体を分離する必要がある。 最大の特徴は「沙羅曼蛇」シリーズの主人公機「ロードブリティッシュ」を模したライディングバイパーと呼ばれるマシンが付属していること。非常に大型で商品のボリュームの半分以上を占める。一部外装が取り外しでき、内部メカのモールドが再現されている。 ライディングバイパーは発売前は共通ジョイントによる武装神姫シリーズとの組み合わせを期待されていたが、残念ながらそのような仕様ではなかった。 その他、ペンギンのマスコットキャラが付属(腕にロケット風のメカをつけたものと、コの字型のメカに乗ったもの) とにかくライディングバイパーのボリュームがすごいものの、その分その他のオプションパーツなどは少なく、そのライディングバイパーも上記の通り組み合わせ出来ない仕様であり、純粋なオトメディウスのファン以外には逆に購入を躊躇させる結果となってしまった。 クイズマジックアカデミーシリーズ(QMA) ルキア on MMS オンラインクイズゲーム「クイズマジックアカデミーシリーズ(QMA)」に登場するプレイヤーキャラ、ルキアをMMS Ver.2を使用し、アクションフィギュア化したもの。 通称:ルキア 髪色:赤い外跳ね髪に金の髪飾り 瞳色:緑 体色:下着は水色のしまパン、足は革靴 雰囲気:巨乳 その他:巨乳 フィギュア概評: フェイスは笑顔と不正解時顔の二種類付属。 服装は第1アカデミー標準学科制服姿で、キャラ設定どおり服の上からでもわかる位の盛り上がりぶり。 付属品は箒、箒用固定アーム、マジックペット(赤いドラゴン) シャロン on MMS オンラインクイズゲーム「クイズマジックアカデミーシリーズ(QMA)」に登場するプレイヤーキャラ、シャロンをMMS Ver.2を使用し、アクションフィギュア化したもの。 通称:シャロン様、お嬢 髪色:金髪ロングに黒リボン 瞳色:青色 体色:下着はガーター付きの黒レース、足はハイヒール 雰囲気:ツンデレお嬢(貧乳) その他: フィギュア概評: フェイスは笑顔と高笑い顔の二種類付属。 服装は第1アカデミー標準学科制服姿で、キャラ設定どおり服の上からでもわかる位のナイチチぶり。 付属品は箒、箒用固定アーム、マジックペット(青い蛇) ユリ on MMS オンラインクイズゲーム「クイズマジックアカデミーシリーズ(QMA)」に登場するプレイヤーキャラ、ユリをMMS Ver.2を使用し、アクションフィギュア化したもの。 通称:ユリ 髪色:青のポニーテール 瞳色:水色 体色:下着は白、足元はブーツ(足首を外せばカバーも外せる) 雰囲気:とにかく元気 その他: フィギュア概評: フェイスはニヤリ顔と叫び顔の二種類付属。 服装は第1アカデミー格闘学科制服姿を再現している。(○リキュアの黒い人ではないので注意) 付属品は箒、箒用固定アーム、マジックペット(紫のコウモリ) beatmaniaIIDX beatmaniaIIDX セリカ on MMS beatmaniaIIDX 3rd styleより登場した看板キャラ「セリカ(CELICA)」をMMS Ver.2を使用し、アクションフィギュア化したもの。 ちなみにフルネームは「水城セリカ(みずしろ せりか)」。 通称:セリカ 髪色:ピンクに近い紫 瞳色:赤 体色:FRESH VER.2の近似色 雰囲気:元気娘、ギャル、むっちんぷりん その他: フィギュア概評: ボヂィは胸パーツ固定・背中の軸無しで替わりに足裏に軸穴を追加した仕様。 2nd素体だが、3rd素体との頭と靴(足首)の交換が可能。 神姫軸は足裏にしかないため、手持ち用でない神姫武装を付けるには拡張スペーサーを付けるしかない。 スカートのせいで股関節周りの可動が妨げられている。 背中ではなく足裏に接続・固定する専用スタンドが付属。専用スタンドは足裏の穴に軸を差し込む仕様の為、そのままでは神姫に流用出来ない。 最大の特徴であるロングツインテは固定されている為、可動及び着脱が不能。 スカート一式、ソックス、上着に軟質素材を使用。(※ただしおっぱいは固い・・・。) 正規のMMS規格品としては珍しく、手首は指貫きグローブタイプ。 よく見ると上着のお腹と背中にシワが再現されている。 ぱんつは食い込んだしましまピンク。 スカートは胸下までズリ上げる事が出来るので足の脱着時に邪魔にならない。 右太モモに赤いリボン付きスペーサー、左太モモに銀色のスペーサー付き。どちらも専用品。 付属品は通常顔、笑顔、手首×6(グー・パー・武器持ち用それぞれ左右一つ)、専用スタンド一式、可動軸隠し用シール一枚。(パーツ収納用コンテナと拡張パーツ一式は付属せず。) 服は両肩で接着されているので肩の部分をお湯で温め慎重に剥がし、上半身のネジを緩めれば脱がせることも可能。また、ソックスは接着されているので注意。 beatmaniaIIDX イロハ on MMS beatmaniaIIDX 9th styleより登場したキャラ「彩葉(IROHA )」をMMS Ver.2を使用し、アクションフィギュア化したもの。 ちなみにフルネームは「梅桐彩葉(うめぎり いろは)」。 通称:イロハ、彩葉 髪色:オレンジ 瞳色: 体色: 雰囲気:大人なお姉さん、むっちんぷりん その他: フィギュア概評: 2nd素体だが、3rd素体との頭と靴(足首)の交換が可能。 神姫軸は足裏にしかないため、手持ち用でない神姫武装を付けるには拡張スペーサーを付けるしかない。 スカートのせいで股関節周りの可動が妨げられている。 背中ではなく足裏に接続・固定する専用スタンドが付属。専用スタンドは足裏の穴に軸を差し込む仕様の為、そのままでは神姫に流用出来ない。 付属品は通常顔、笑顔、手首×6(グー・パー・武器持ち用それぞれ左右一つずつ)、専用スタンド一式、可動軸隠し用シール一枚。。(パーツ収納用コンテナと拡張パーツ一式は付属せず。お札も付属しません。) 服は両肩で接着されているので肩の部分をお湯で温め慎重に剥がし、上半身のネジを緩めれば脱がせることも可能。 S.O.Lシリーズ商品 S.O.Lとは「Special Operations Lady」の略。MMS Ver.2ボディを使用し、従来のMMSコンテンツラインとは全く違ったリアルなミリタリーアクションフィギュアというコンセプトになっている。(MMS Ver.2の特徴に関しては上項「MMSキャラクター商品」を参照) ただしMMSボディのスマートさのため、本来体格がよくなければならない軍人(兵士)としてはかなり華奢な印象になってしまっている(特に肩幅)。 S.O.Lシリーズ最大の特徴は、軟質素材を使用した服(ズボン)の再現にある。パーツの分割とあわせ、MMSボディの可動を極力生かすようになっている。 MMS NAKEDと同様、オンラインサービスには対応していない。 現在第一弾二種類が発売されているが、リアルすぎるせいでミリタリーマニアでなければ色以外での区別が難しく、「同じものを付属品やカラーを少し変えただけで別商品として水増している」と誤解されがちである。 衣服の軟質素材はヨーコの胸パーツ同様に非常に劣化しやすいものであったが、S.O.Lに関しては未だ対策がなされておらず、2008年12月現在生産停止中である。 Special Operations Lady SWAT MMS Ver..2ボディを使用した女性警官のアクションフィギュア。アメリカ警察の特殊部隊「スワット」がモデルと思われる 通称:スワット、スワットさん 髪色:金髪/髪は団子状にまとめて後ろに上げてある。 瞳色:青 体色:ほぼ全身黒一色 雰囲気:精悍な女性戦士 その他:頭の大きさはボディに対して普通。劇画調のリアルな顔立ちが特徴。 フィギュア概評: 衣装パーツとしてニーパッドとブーツが一体化したアーミーパンツとアーミーベストが二種類付属する。股スペーサーの代わりにつけるレッグホルスターとマガジン(弾倉)ポーチが付属。 衣装は着た状態が基本となる。そのため、衣装の下は非常に味気ないものとなっており、他のMMS Ver.2製品と違い胸パーツも付属していない。 頭部パーツは通常の他、ガスマスク、目出し帽を被ったものが付属する。また、脱着可能なヘルメットが一つ付属する。 通常のMMS共通手首パーツの他、従来の持ち手では構えにくかった曲銃床の銃を構えるための大きく角度のついた手首が付属する。(右手のみ) 付属武器はM40狙撃銃(スコープ付きライフル)、MP5サブマシンガン、SIG SAUER P226ハンドガン、ベネリM3ショットガン(ストック無し)。ライフルの狙撃用二脚は取り外し可能だが、閉じた状態のものは付属しない。 オプションパーツとして、バッグ二個、手榴弾、タバコ、包帯シールが付属する。 衣装、武装、オプションパーツともに造形は全体的にリアルで細かい。 軟質素材の衣装のせいか価格が高く、武装神姫最大級のボリュームであるムルメルティアとほぼ同価格でありながら衣装を除けば小物類しか付属しないためボリューム不足と評価されることが多い。 Special Operations Lady DELTA MMS Ver..2ボディを使用した女性兵士のアクションフィギュア。アメリカ陸軍特殊部隊「デルタフォース」をモデルにしたと思われる (ただし、実際のデルタフォースには女性は参加できない) 通称:デルタ、デルタさん 髪色:茶色/短髪 瞳色:青 体色:ズボン、シャツは薄い黄色、ブーツおよびベストが黒 雰囲気:精悍な女性戦士。 その他:頭の大きさはボディに対して普通。劇画調のリアルな顔立ちが特徴。MMS初の黒人キャラクター。(しかし着衣が砂漠用である事から、日焼けした白人とも取れる) フィギュア概評: 衣装パーツとしてニーパッドとブーツが一体化したアーミーパンツとアーミーベストが二種類付属する。股スペーサーの代わりにつけるレッグホルスターとマガジン(弾倉)ポーチが付属。 衣装は着た状態が基本となる。そのため、衣装の下は非常に味気ないものとなっており、他のMMS Ver.2製品と違い胸パーツも付属していない。 頭部パーツは通常一種、ヘルメット用二種。ヘルメットは脱着式では無く、ヘルメットに専用の頭部パーツを差し込む方式。通常フェイスと、目出し帽を被ったものがある。ヘルメットはゴーグルを上げたものと下ろしたもの二種類が付属。 通常のMMS共通手首パーツの他、従来の持ち手では構えにくかった曲銃床の銃を構えるための大きく角度のついた手首が付属する。(右手のみ) 付属武器はM14ライフル、M4アサルトライフル、M1911A1ハンドガン、ベネリM3ショットガン(ストック無し)。 オプションパーツとして、バッグ二個、手榴弾、タバコ、ライター、包帯とガムテープシールが付属する。 衣装、武装、オプションパーツともに造形は全体的にリアルで細かい。 軟質素材の衣装のせいか価格が高く、武装神姫最大級のボリュームであるムルメルティアとほぼ同価格でありながら衣装を除けば小物類しか付属しないためボリューム不足と評価されることが多い。 装備しているベストの形状などから、映画『ブラックホークダウン』(リドリー・スコット監督・2001年)のデルタを念頭に置いている思われる。 スカイガールズシリーズ コナミがメインスポンサーを務めた2007年7月放送のアニメ『スカイガールズ』に登場するキャラクターをMMS素体で再現したシリーズ。 武装神姫と同じくメカと少女をコンセプトとしており、女性キャラクター&メカデザインには島田フミカネ氏を起用している。 (ちなみに男性キャラデザの黒星紅白氏、メカデザの明貴美加氏も後に武装神姫に参加している) 他のMMSキャラクター商品と違い、武装神姫と同じく従来のMMS素体が用いられている。ただし特徴的なモーションスリットを再現するために、ボディ(下半身)と足パーツが新規設計されている。 足首パーツもモーションスリットの造形に合わせた新規設計のものが付くが、代わりにMMSボディ共通の足首パーツは付属しない。また、瑛花との身長差を再現するためスネおよび胴体接続パーツは武装神姫第二弾、第七弾のフルセットと同じ短いものが使用されている 新規造形パーツはモーションスリットを再現することに重点を置いた結果、武装神姫との互換性が失われている。背中の拡張ハンガーが使用できず、胸パーツも専用のものをボディに直接接着されているため無改造での交換は不可能。 胸パーツは組み替え要素を排除したかわりに従来より設定どおりのラインにすることに成功しており、キャラクターの設定をを再現している。 拡張ハンガーの問題に関しては、干渉する突起を削るか武装神姫第8弾の戦闘機型MMS飛鳥に付属する専用拡張ハンガーを流用することで解決できる。 残念ながら「スカイガールズ」最大の特徴である強化外骨格「ソニックダイバー」はその巨大さゆえ付属しておらず、今のところ同スケールでの商品化の報は無い。 (MMSより一回り小さいサイズ約1/18ではグッドスマイルカンパニーより発売) 桜野 音羽 on MMS TVアニメ「スカイガールズ」の主人公キャラクター、桜野 音羽(さくらの おとは) をMMSを使用し、アクションフィギュア化したもの。 通称:おとは、白い子 髪色:明るい栗色/ボブカット 瞳色:赤色 体色:白色ベースに一部灰色、アクセントに黒ラインと黄色 雰囲気:アニメでは活発なキャラクターだがフィギュアはアイペイントがややタレ目なため、髪型と相まって大人しそう。 その他:頭の大きさはボディに対してやや大きめ。 フィギュア概評: 瑛花との身長差を再現するためスネおよび胴体接続パーツは武装神姫第二弾、第七弾のフルセットと同じ短いものが使用されている 胸パーツは組み替え要素を排除したかわりに従来より薄くすることに成功しており、本キャラクターの控えめなバストを再現している。 前髪は通常のものとモーションスリットの五角形のセンサーが付いているものの2つが付属する。 共通の付属品として特徴的なモーションスリットの尻尾ケーブル、PDA風のモバイル端末が付属する。その他、音羽専用付属品として日本刀(MVソード)が付属する。また、MMS NAKEDと同仕様の簡易式スタンドが付属。 付属品が少ないため、ややボリューム不足と評価される事が多い。武装神姫との互換性の低さも、MMS NAKEDの代わりにしようとしていた武装神姫ユーザーには不満が残る結果となった。 一条 瑛花 on MMS TVアニメ「スカイガールズ」の登場キャラクター、一条 瑛花(いちじょう えいか) をMMSを使用し、アクションフィギュア化したもの。 通称:えーかさん、釣りバカ 髪色:黒/ポニーテール 瞳色:明るい茶色 体色:くすんだ水色ベースに一部藍色、アクセントに黒ラインと黄色、首周りから背中の一部にかけて白 雰囲気:口を結んだ表情とツリ目から、きりっとした印象 その他:頭の大きさはボディに対してやや大きめ。ポニーテールは武装神姫の共通ジョイントで接続されており、横ロール可動する。 フィギュア概評: 胸パーツに関してはスタイルが良い設定なのでバストサイズは大きめになっている。 前髪は通常のものとモーションスリットの五角形のセンサーが付いているものの2つが付属する。 共通の付属品として特徴的なモーションスリットの尻尾ケーブル、PDA風のモバイル端末が付属する。その他、瑛花専用付属品として釣り竿が付属する。また、MMS NAKEDと同仕様の簡易式スタンドが付属。 付属品が少ないため、ややボリューム不足と評価される事が多い。武装神姫との互換性の低さも、MMS NAKEDの代わりにしようとしていた武装神姫ユーザーには不満が残る結果となった。 フミカネ氏がデザインした神姫は頭部武装が神姫軸で嵌っていることが多い。塗装が出来る人ならば、この子のを流用することでポニーテールのジールベルンなどを作ることもできる。 園宮 可憐 on MMS TVアニメ「スカイガールズ」の主人公キャラクター、園宮 可憐(そのみや かれん) をMMSを使用し、アクションフィギュア化したもの。 通称:かれん 髪色:明るい灰色/二本の短いお下げ 瞳色:紫 体色:淡く、くすんだオレンジベースに一部明るい茶色、アクセントに黒ラインと黄色、股間と首周りから背中の一部にかけて白。 雰囲気:おっとりとしていて大人しい。 その他:頭の大きさはボディに対してやや大きめ。お下げは接着されていないため一応、横ロール可動する。 フィギュア概評: 瑛花との身長差を再現するためスネおよび胴体接続パーツは武装神姫第二弾、第七弾のフルセットと同じ短いものが使用されている 胸パーツは組み替え要素を排除したかわりに従来より薄くすることに成功しており、本キャラクターの控えめなバストを再現している。 拡張ハンガーの問題に関しては、武装神姫第八弾の戦闘機型MMS飛鳥に付属する専用拡張ハンガーを流用することで解決できる。 前髪は通常のものとモーションスリットの五角形のセンサーが付いているものの2つが付属する。 共通の付属品として特徴的なモーションスリットの尻尾ケーブル、PDA風のモバイル端末が付属する。その他、音羽専用付属品として小型のノートPCが付属する。また、MMS NAKEDと同仕様の簡易式スタンドが付属。 付属品が少ないため、ややボリューム不足と評価される事が多い。武装神姫との互換性の低さも、MMS NAKEDの代わりにしようとしていた武装神姫ユーザーには不満が残る結果となった。 エリーゼ on MMS TVアニメ「スカイガールズ」の登場キャラクター、エリーゼ・フォン・ディートリッヒをMMSを使用し、アクションフィギュア化したもの。 通称:ロリーゼ、デコ 髪色:金髪/ロングヘアー、前髪はアップしておりおでこが出ている 瞳色:青 体色:胴体(胸から腹にかけて)は白色、その他は濃いモスグリーン、アクセントに黒ラインと黄色 雰囲気:勝ち気な少女 その他:頭の大きさはボディに対してやや大きめ。 フィギュア概評: 他のMMSキャラクター商品と違い、武装神姫と同じく従来のMMS素体が用いられている。ただし特徴的なモーションスリットを再現するために、ボディ(下半身)と足パーツが新規設計されている。足首パーツもモーションスリットの造形に合わせた新規設計のものが付くが、代わりにMMSボディ共通の足首パーツは付属しない。 本来は音羽たちよりもさらに低身長だが、音羽、可憐がすでに1st素体の仕様では一番小さい(胴体の関節とスネが短い)ため、同身長となっている。 エリーゼのモーションスリットは音羽たちとは違ったデザインをしているが、完全に再現しきれていない 胸パーツは組み替え要素を排除したかわりに従来より薄くすることに成功しているが、それでもアニメでの本キャラクターのバストより大きい。 前髪は通常のものとモーションスリットのウサギの耳のような突起のついたものの2つが付属する。 共通の付属品として特徴的なモーションスリットの尻尾ケーブル、PDA風のモバイル端末が付属する。その他、エリーゼ専用付属品としてテディベア風の熊のぬいぐるみが付属する。ぬいぐるみは手足と首が共通ジョイント接続になっており、可動する。また、MMS NAKEDと同仕様の簡易式スタンドが付属。 アイーシャ on MMS TVアニメ「スカイガールズ」の登場キャラクター、アイーシャ・クリシュナムをMMSを使用し、アクションフィギュア化したもの。 通称:インドさん 髪色:黒/ショートカット、耳の前の横毛のみ長い 瞳色:茶色 体色:濃いダークブルーベースにラインなどが青紫、アクセントに黒ラインと黄色 雰囲気:クールな無口キャラ その他:頭の大きさはボディに対してやや大きめ。 フィギュア概評: アイーシャのモーションスリットは音羽たちとは違ったデザインをしているが、完全に再現しきれていない。 胸パーツは組み替え要素を排除したかわりに従来より薄くすることに成功しており、本キャラクターの控えめなバストを再現している。 前髪は通常のものとモーションスリットの五角形のセンサーが付いているものの2つが付属する。 共通の付属品として特徴的なモーションスリットの尻尾ケーブル、PDA風のモバイル端末が付属する。その他、アイーシャ専用付属品としてヘルメットが付属する。ヘルメットは髪パーツと交換する形でかぶらせる事ができる。また、MMS NAKEDと同仕様の簡易式スタンドが付属。 フィギュメイト 厳密にはMMSではないが、NAKED素体付属のダミーヘッドと互換性があったり、書籍『FIGUMATE COMPLETE』付属のジョイントでMMS素体にフィギュメイトの頭部を付けられたりと、何かと縁のある商品ではある。なおイメージイラストを担当するのは、第7弾EXシュメッターリングをデザインしたちびすけマシーン氏。 フィギュメイト版ストラーフ フィギュメイトに準じて、二頭身のディフォルメ体型にアレンジされたストラーフ。 書籍『FIGUMATE COMPLETE』の特典である。 武装パーツの類は付属しない。 通称:フィギュラーフ、ちびラーフ 髪色・瞳色・体色:悪魔型ストラーフに同じ。 雰囲気:MMSと比較すると体型・身長ともに幼児サイズであるため、本家ストラーフと並べるとさながら母娘のようである。 その他:本家ストラーフに準じて無表情で、瞳の色も薄いためか他のフィギュメイトとは雰囲気が大きく異なって見える。 フィギュア概評:上記のように母娘に見えることから人気はあるのだが、フィギュメイト1体のために購入するには『FIGUMATE COMPLETE』はいささか高価である(\3000)。
https://w.atwiki.jp/shinkiss_matome/pages/2238.html
ウサギのナミダ・番外編 少女と神姫と初恋と その6 ◆ この試合のステージは、『山岳』ステージが選択された。 山岳ステージは、特に飛行タイプの武装神姫にとって、スタンダードで人気の高いステージである。 小高い丘陵と、森林、そして湖が広がる美しい舞台設定だ。 眺望の美しさもさることながら、地形を利用したテクニカルなバトルが展開されることになり、好ゲームになる率が高いステージでもある。 今回は両神姫とも飛行タイプ。 ギャラリーの熱は徐々に高まっていく。 「勝率がまた少し上がったな」 「運も味方したみたいね」 遠野と菜々子のつぶやきに、大城は首を傾げるばかりだ。 「なあ、いい加減、俺にも教えてくれよ。いったい、オルフェはどんな手を使うってんだ」 「試合を見ていればわかる。おそらく、俺が説明してる間に、試合が終わるから」 その言葉に、大城は改めて、試合の映し出されている、観戦用の大型ディスプレイを見上げた。 いままさに、『玉虫色のエスパディア』が、深緑の上を飛翔しているところだった。 ◆ 『玉虫色のエスパディア』ことクインビーは、森林上空を索敵しつつ飛んでいた。 今日のバトルは簡単だ。 初心者の新型を切り刻むだけでいい。 いつもはたくさんの武装を搭載しているが、今日はノーマル装備である。ほぼすべて近接武器という仕様だ。 だが、心許ないことはない。 むしろ体が軽くて機動性が上がり、いつもよりも戦える気さえしてくる。 彼女のマスターはいつも憎たらしい言動で、嫌われるのも当然かと思うが、バトルの腕は本物だ。 負ける要素が見あたらない。 クインビーはそう思っていた。 すると突然。 クインビーの直下、深い森の隙間から、何かが飛び出した。 「うわっ!」 猛スピードで突っ込んで来た白い塊は、そのままクインビーに激突、弾き飛ばした。 しかし、彼女は身体を振り、スラスターを器用に操って姿勢を制御。 すぐに正位置に戻り、体勢を安定させる。 その間に、激突した各部のチェック。 特にダメージは見られない。 激突してきた相手を見据えたときには、すでに臨戦態勢が整っていた。 クインビーの実戦経験の豊富さがなせる技であった。 クインビーは口元をゆがめ、ニヤリと笑う。 相対するのは、アルトレーネ・タイプのオルフェ。 今日のオルフェの装備は、ノーマルと違い、一対のメカニカルな翼が背中についている。機動性を上げ、先手を取る作戦か。 だが、追加装備はそれだけのようだった。 武器はデフォルト装備のツインランスのみ。 クインビーは思う。 ヤツは、千載一遇のチャンスを逃した! 奇襲ならば、今の一撃で勝負を決めていなければならない。 クインビーは間髪入れずに突撃を敢行する。 弾かれた後の間合いは中距離。 この一度の仕切り直しは、クインビーに有利に働く。 体勢を整える時間と、対峙するチャンスを与えてしまったのだから。 真っ正面から戦えば、圧倒的な実力差を発揮できる。 だからクインビーは突撃した。 蜂須は指示を出すまでもない。彼もクインビーと同じ考えだった。 ギャラリーの多くも同様に思っていただろう。 被我の距離はあっという間に埋まった。 オルフェはツインランスを副腕に持ち、待ちかまえている。 クインビーの背後から、アンテュースサブアームが繰り出される。 先端に装備されたのは、エスパディアの二振りの大剣「ジュダイクス」。 左右から、クインビーの超高速の斬撃が閃いた。 しかし。 「……なっ!?」 クインビーの斬撃は、オルフェに届かなかった。 エスパディアの副腕は、アルトレーネから伸びるカニのようなハサミ状のアームでがっちりと押さえ込まれていた。 クインビーは目を見張る。 オルフェの背中にある、追加された翼が展開し、巨大なアームになって、彼女の副腕を掴んでいたのだ。 今度はオルフェが動いた。 副腕で、ツインランスを正面から振り下ろす。 「くうっ……!」 クインビーは、かろうじて、手にした槍「リノケロス」でその一撃を受け止めた。 アルトレーネの副腕は力任せにクインビーを押し切ろうとしてくる。 じりじりと押される。 クインビーに焦りの表情が浮かんだ。 「くそっ、はなせっ!」 間合いを取るべく、オルフェの身体を蹴り飛ばそうと、脚を振り上げた。 しかし、その脚も、オルフェには届かなかった。 「な、なにっ……」 今度は、スカートアーマーが展開し、やはり巨大なカニのハサミ状のアームになっていた。 そして、クインビーの両脚をそれぞれ挟み込んでいる。 よく見れば、翼も腰のアーマーも同じ形状をしている。翼はアルトレーネのデフォルト装備である、腰部アーマーを組み替えたものなのだ。 そこまで理解したとき、クインビーは気が付いた。 今自分が置かれている状況。 オルフェに、サブアームを含めた四肢を、完全に押さえ込まれている。 まるで空中で磔になっているような状態だ。 クインビーは、正面のオルフェを見た。 戦慄する。 オルフェにはまだ手がある。 彼女はまだ、素体の両腕が自由だ。 今、オルフェは細身の剣を腰だめに構えている。 「ま、まて……」 なぜだ。どこにそんな剣を持っていたと言うんだ。 ふとクインビーの瞳に映ったのは、自分に振り下ろされているツインランス。 今は、ただのソードになっている。 オルフェはツインランスの片側をはずし、もう一本の剣として運用していた。 「そ、んな……そんな、そんな……」 オルフェはまっすぐにこちらを見据えている。 突きの構え。 身動きのとれないクインビーに、かわす術はない。 『オルフェ、いっけえええぇぇーーーーー!!』 「はああああぁぁっ!!」 安藤の叫びとともに、オルフェは躊躇なく突きを繰り出す。 はずすはずがない一撃。 刃はクインビーの胸元に吸い込まれ、CSCを貫いた。 「そんなああああああぁぁぁ……!!」 クインビー無念の叫びが響きわたる。 次の瞬間、『玉虫色のエスパディア』の身体は、無数のポリゴン片となって、砕けて散った。 ポリゴン片が舞い散る中、オルフェは展開していたハサミ状アームを、翼と腰部アーマーに戻す。 そして、二本のソードを振るい、ポリゴン片を吹き散らした。 はらはらと音もなく舞い散る光の粒子の中で、戦乙女は佇んでいる。 その幻想的な光景に、ウィンメッセージが重なった。 『WINNER オルフェ』 試合時間は五三秒。 あっと言う間のバトルだった。 ◆ 「勝ったーーーーーーーっ!!」 有紀の歓喜の叫びと同時、ギャラリーが一斉に沸き立った。 秒殺という、まさに圧倒的な勝利。 誰が見ても疑いのない、オルフェの勝ちである。 涼子と梨々香は、美緒の肩を抱きながら喜んでいた。 美緒自身は喜んではいたが、それ以上に安心しすぎて気が抜けたようになってしまっていた。 二人に揺さぶられて、左右に揺れる視界の中。 安藤は震える両手を見つめていた。 ◆ 遠野の作戦は、こうだ。 一週間という短期間で修得できることは数少ない。 現状のオルフェでも使いこなせる装備といえば、セットされている基本プログラムだけで動作できる、アルトレーネのデフォルト装備しかない。 そこで、オルフェの背中に、腰部パーツを組み替えた翼を増設することにした。 これはアルトレーネの発売前に、雑誌で見た組み替え例だ。 安藤の親戚が、アルトレーネの開発会社に勤務しているとのことで、現在入手困難なアルトレーネの装備を、無理矢理借りさせた。 これで一回の接敵で出せる手数は、エスパディアより多くなる。 「……それ、戦闘中の手数の意味とちがくねーか?」 「いいだろ、別に。勝ったんだから」 そして、蜂須に後からクレームを付けさせないためにも、誰にでもわかる圧倒的な勝利を演出する。 それも初手奇襲による一回の接敵で、である。 そこで考えたのが、先ほどの、大型のサブアームで相手を押さえ込む戦法だ。 相手が手も足も出ない状態での、決定的な勝利。 これなら誰も文句は言えまい。 この一週間のトレーニングは、オルフェが装備を自在に操れるようにすることと、副腕を持った神姫を押さえ込む、という動きに絞りこみ、それを徹底的にたたき込むメニューを作った。 結果は大成功と言っていいだろう。 だが、大城はまだ首を傾げている。 「だけどよ。俺が奴らを見張っていたことに、何の意味があるんだ?」 「それはこの策の大きなポイントだ。 そもそも、玉虫色が安藤を侮っていて、何の対策も行わず、エスパディアのデフォルト装備で戦うことが、大前提の策なんだ。 ヤツが何か対策をするなら、策を練り直さなくちゃならない。『ポーラスター』来られても困る。 そのためにどうしても、監視役が必要だった」 平日来ない遠野が監視役では怪しまれる。 菜々子やシスターズは、オルフェの練習相手に必要だ。 だから、大城にしかできない役目であり、「何もない」という日々の報告が作戦の成功を裏付けたのだった。 「まあ……そんならいいけどよ」 つっけんどんな口調だったが、大城の顔はまんざらでもなさそうだった。 ◆ バトルが終わった後、その衝撃的な勝利の余韻が、いまだに安藤を震わせていた。 自分の両手を見つめている。 手のひらはじっとりと汗ばみ、いまだに細かい震えが止まらない。 それほどに、安藤にとって、今のバトルは衝撃的だった。 百パーセント勝てない、と言われていた対戦だった。 それを覆すために、バトル前から戦いは始まっていた。 知略を尽くした作戦と、それを可能にするための事前の特訓メニュー。 死にものぐるいで身につけた、バトルの基本と技、そして対策のための動き。 オルフェと二人で強敵に挑み続け、戦い抜いた一週間。 その結果、オルフェは、ミスティの必殺技『リバーサル・スクラッチ』さえ、展開したアームで止めることに成功した。 安藤の想い、オルフェの想い、この試合に運命を賭けられた少女の想い、仲間たちの想い、安藤たちを支えてくれた『ポーラスター』の人々の想い。 そして、厳しい訓練を支えた、マスターと神姫の絆。 それらすべてが、この五三秒に結実していた。 安藤は、はじめて遠野に会ったときの、彼の言葉を思い出す。 「すべての要素が噛み合って、はじめて勝利を手にすることができる」 まったくその通りだった。 すべての要素が噛み合ったとき、まるで流れるように、思った通りに試合は進み、興奮が一気に沸き上がった。 だから、最後の一撃の時、思わず叫んでいた。 そして、試合が終わった今も、震えが止まらない。 アクセスポッドが軽い音を立てて開いた。 「マスター! わたし、勝ちました!」 すぐに、安藤の神姫が顔を出し、彼を見上げてそう言った。 花咲くような笑顔。 安藤はまだ回らない頭で言葉を探しながら、答えた。 「そう、そうだな……オルフェ、よくやった……」 口をつく言葉も震えている。 だが、言葉にしたことで、安藤の心の底から、ようやく溢れてくる気持ちがある。 それは歓喜だった。 開いていた両手を握りしめる。 安藤はオルフェを見つめ、笑いかけた。 「そうだよ、オルフェ、お前は……最高だ!」 「はい!」 興奮気味のマスターに、オルフェも表情いっぱい喜びを露わにした。 ◆ 「み、認めない……こんなバトル認めないぞ!」 放心していた蜂須が叫びだしたのは、筐体の表示が待機状態に戻ったころだった。 蜂須の怒鳴り声に、歓声が徐々に収まってゆく。 蜂須は顔を真っ赤にして、安藤に大声で文句を付けた。 「オレが、てめえみたいな初心者に負けるはずがねえ! 今のは練習だ! これから本番、もう一回勝負だっ!」 「ああん? 自分が負けたからって、何勝手こいてんだよ」 肩をすくめて応じたのは有紀だった。顔に呆れたような笑みを浮かべている。 「ふざけんな、今のは練習だったから、ちょっと油断して手ぇ抜いてたんだよ! そうじゃなきゃ、オレが負けるはずがねえだろ!」 「は、そんなの、油断してたお前が悪いんじゃねーか、明らかに」 「うるせえ! とにかく、今のバトルは無効だ! もう一度勝負しろ!」 「勝ったのに、もう一度バトルしてやる理由がねえだろ、バーカ」 「黙れ、デカ女! オレは安藤に言ってんだよ!」 蜂須が激しく睨みつけている。 安藤は静かに蜂須を見据えた。そしてはっきり言った。 「断る」 「なんだとぉ!? てめえ、練習試合で、しかもまぐれで勝っといて、勝ち逃げする気かよ!」 「するさ、勝ち逃げでも何でも。今のは練習じゃない、俺は真剣に戦った。まぐれだって勝ちは勝ちだ。もう二度と、あの条件でバトルする気はない」 「くそっ、卑怯者! だいたい、こっちがノーマル装備で戦ってやってるのに、お前は武装強化しやがって……どこまできたねえんだよ、てめえは!!」 その発言に、梨々香が肩をすくめて反論した。 「ノーマル装備で勝ったら、美緒ちゃんにやらしーことするって条件を出したの、そっちじゃない。それで喜んでノーマル装備でバトルしてたのに、相手を卑怯者呼ばわりはないんじゃない?」 すると、ギャラリーが一斉にブーイングをした。 その声があまりにも大きくて、安藤が驚いたほどだ。 ギャラリーはわかっている。卑怯なのは玉虫色の方だということを。 そもそも、彼をいけ好かないと思っている常連は多い。 今まで溜まった鬱憤が、ここで吹き出したのだ。 蜂須は戸惑いながらも、それでもなお食い下がろうとした。 「だ、だったら、今の勝ちは認めてやる。三本勝負にしてやるよ。先に二勝した方が勝ちだ!」 「負けたから三本勝負にするって……小学生じゃあるまいし」 心底呆れた表情で涼子が言う。 ブーイングはさらに強まった。 「うるさいうるさいっ! オレは三強だぞ!? このゲーセンで三本の指には入る強さなんだぞ!? こんな初心者のバカに負けたなんて認めるか!」 「……いい加減にしとけ、玉虫色の。もうお前は三強とは呼べん」 「な、なんだと……!?」 蜂須は驚いて、その声の主に顔を向けた。 ギャラリーの中に立っているその人物は、坊主頭で筋肉質の男だった。 彼は、蜂須と同じ『三強』の一人、『ヘルハウンド・ハウリング』のマスター・伊達正臣である。 「な、何言ってんだよ、ヘルハウンド……」 「初心者に油断して後れを取ったヤツに、三強を名乗る資格なんかない。しかも、女を弄ぶ権利を賭けてのハンデ戦なんて……バトルに対して誠意がないにもほどがある」 「あんなのはまぐれだ! ただのまぐれ、運が良かっただけだ!」 「本当にそう思ってるのか、玉虫色の」 「な、なんだよ……」 「あの戦い方を見て、なんとも思わなかったのか。 そこのアルトレーネ・タイプは、戦う前から作戦を立て、きっちり準備してお前とのバトルに望んだ。お前が実力差に溺れて、油断してくることも計算に入れて、な。 そのくらい、端から見てたってわかる。 初心者の彼の方が、よほどバトルに誠意があったぞ」 その言葉に、蜂須は激昂した。 「うるせえよ、ヘルハウンド、オレを裏切る気か!?」 「味方ができないような状況にしたのは、おまえ自身だ」 伊達は蜂須の言葉を静かに受け流した。 そして、淡々と言葉を続ける。 「最近じゃ、三強の株はガタ落ちだ。 『エトランゼ』とのバトルじゃ一方的に負け、『アーンヴァル・クイーン』には相手さえしてもらえず、虎実は俺たちを押しのけてランバト一位獲得……。 それで今日は、初心者に後れを取って敗北……三強という称号にとどめを刺したのはお前だ、玉虫色」 蜂須は愕然とした表情のまま言葉もない。 ギャラリーも、伊達の言葉に、静かに耳を傾けていた。 「今日限り、『三強』という称号をおしまいにする。俺はもう、そう呼ばれるのをやめる。今日からはただの『ヘルハウンド・ハウリング』だ。そしてもう一度ランバト一位を目指す。お前も一神姫プレイヤーに戻れ」 「冗談じゃねぇ! てめえ、勝手に決めんな……」 蜂須の声が尻すぼみになる。 彼の声をかき消して、ギャラリーから時ならぬ拍手が起こったからだ。 皆、ヘルハウンドの潔さを賞賛していた。 伊達はそのまま、蜂須に背を向けて、ギャラリーの中に消えた。 その隙間から、こちらを見て首を振り、やはり背を向けた男が見える。 もう一人の三強『ブラッディ・ワイバーン』のマスターだった。 蜂須は呆然とする。 彼も伊達と同意見と言うことだった。 「認めねぇ……」 蜂須はようやくに声を絞り出し、安藤たちを憎悪の視線で睨んだ。 「こんなの、俺は絶対に認めねぇぞ! ちくしょうっ! 覚えてろよ、てめえら……っ!!」 捨てぜりふを残し、蜂須はゲーセンから小走りに立ち去った。 あとに、彼のチームのメンバーたちが続く。 こうして、『ノーザンクロス』における、三強の体制が崩壊したのだった。 ◆ 「自分から三強やめるなんてな……遠野、ここまで予想してたのか?」 「まさか。……だが、俺たちの望んだとおりになった。結果オーライだ」 腕を組んで、遠野は静かにそう言った。 菜々子は隣でそっと微笑んでいる。 三人は視線をかわし、静かに笑った。 やがて、安藤がLAシスターズの四人と共に、こちらへとやってきた。 安藤と美緒は並んで遠野の前に立つ。 「遠野さん、ありがとうございました!」 二人は深々とお辞儀する。 二人の後ろでは、シスターズの三人もかしこまって礼をした。 安藤は遠野に心から感謝していた。彼の策がなければ、今頃本当にどうなっていたのか分からない。 だが、顔を上げた安藤に、遠野は手を振って言った。 「あー、お礼なんかいい。俺は大したことは何もしてないし」 「え……でも、遠野さんの策と訓練メニューがなければ……」 「あんなのは、偉そうに命令してただけだろ。礼を言うならむしろ、協力してくれた八重樫さんたちと、久住さん、大城にしてくれ」 ぶっきらぼうな口調に、安藤は困ってしまった。 後ろで吹き出す音がする。 涼子だった。 彼女は安藤に耳打ちするように、 「照れくさいのよ、師匠は」 と言った。 なるほど、明後日の方向に視線を投げているのは、実は照れ隠しなのか。 陸戦トリオにLAシスターズ、そして安藤が、ようやく緊張を緩め、誰もが笑っていた。 ようやく訪れた、穏やかな時間。 ふと、遠野がこんなことを言い出した。 「チームを作るか……」 その場にいた全員が、思わず遠野を凝視する。 実は以前から、菜々子や大城が「武装神姫のチームを組もう」と言っていた。 しかし、遠野はそれに乗らなかった。彼はバトルロンドで勝敗にこだわっていない。だからチームを組むメリットがない、現状維持で十分、というのがその理由だった。 ところが、遠野が自分から言い出したのだから、驚いて当然である。 「どうしたの、急に?」 「今回の件で、気が変わった。 ……どうも俺は、誰かの世話を焼くのに、自分が納得の行く理由が必要らしい。 チームメイトなら、理由には十分だろう?」 菜々子がと大城は、顔を見合わせ、同時に遠野を見た。 珍しく、優しい表情で皆を見渡している。 すると二人は、先を争うように、焦りながら遠野に尋ねた。 「それで、わたしは数に入ってる!?」 「俺は、俺はメンツに入れるんだろうな!?」 「……君らがいなくて、どうやってチーム作れって言うんだ、俺に」 遠野は不思議そうな顔をしてそう言った。 二人は喜びのあまりハイタッチなんかしている。 わけがわからない。 遠野にしてみれば、二人がいなければ最低限のチームにもならず、むしろ困る。 だが、自分のチームのメンバーになっても、大してメリットがない。これからはじめる弱小チームだ。 チームメイトになったところで、喜ばしいなどとは、到底思えないのだった。 ところが、二人よりも焦っている人物がいた。 遠野の一番弟子を自称する涼子は、胸ぐらを掴みあげかねないような勢いで詰め寄った。 「遠野さん、わたしは!? 私はチームに入れますか!?」 続いて、他の三人も遠野に詰め寄る。 「わたしも遠野さんのチームに入れてもらえませんか?」 「あたしは菜々子さんの一番弟子だから、当然入れてもらえますよね!?」 「わたしだけ仲間外れはなしです!」 美少女四人に詰め寄られ、遠野はどん引きしていた。 なんでそんな必死な顔して、俺のチームに入りたがるのか。 そんな疑問を払拭しきれなかったが、それでも遠野はこう言った。 「ああ……君らなら、断る理由がない」 四人は、きゃー、と喜びの声を上げた。 元からLAシスターズは誘う予定だったので、ある意味予定通りだったが、どうにも解せないといった表情で、遠野は首を傾げた。 当人は気が付いていないが、あの『ハイスピードバニー』がチームを組むと言って、メンバーがその名を知られた『エトランゼ』と、現ランキングバトル・チャンピオンだったら、このゲームセンターで注目を集めない方がおかしいというものである。 「で、俺から一つ、メンバーのみんなに提案があるんだけど」 ひとしきり騒ぎが収まったところで、遠野はみんなに向かってこう言った。 「このメンバーだと、チームで飛行能力を持つ神姫が圧倒的に不足してる。そこで、『三強』を倒した期待のルーキーをスカウトしようと思うんだが……どうかな?」 遠野はメンバーをぐるりと見回したあと、安藤に視線を投げた。 口元に笑みを浮かべてみせる。 メンバーは皆、笑って頷いていた。 ああ、そうか。 なぜ、美緒たち四人が、遠野のことを尊敬しているのか。 安藤はようやく分かった気がした。 ◆ 「俺は、武装神姫を続けるよ」 数日後。 すでに恒例と化した、屋上での昼食。 美緒が持ってきた手作りのお弁当を、満面の笑みで食べ尽くしたあと、安藤がそう言ったのである。 「チームに入るの?」 「うん。誘われたってのもあるけど……あの遠野さんに付いていきたいと思ったんだ。 それに、この間の対戦が忘れられない。……バトルロンドって、すごく面白いよな」 微笑みながら言う安藤は、いつもながら爽やかだ。 美緒はそんな彼をまぶしそうに見つめた。 ふと、思いついたことを口にする。 「でも、玉虫色との対戦……なんであんなに頑張ってくれたの?」 美緒が傍目に見ても、クインビーとの対戦までの一週間の訓練スケジュールはスパルタだった。 一週間でエトランゼの必殺技を受け止めようなんて、無謀すぎる。 しかし、遠野の提示した訓練メニューを、安藤とオルフェは忠実に、そして完璧に実行したのだった。 それは並大抵の努力ではない。 安藤は、少し口ごもるように、答えた。 「ああ、それはさ……好きな女の子守るためなら……やるよ」 「…………え?」 「俺、八重樫のこと好きだから」 彼女自身が予言したとおり。 美緒の視界の中で、天と地がひっくり返った。 「お、おい、八重樫! 大丈夫か!?」 美緒はあまりのことに卒倒した。 そして、美緒を抱き起こす安藤の視界の外。 盗聴していた数十人の女子は、一斉に卒倒していた。 ◆ 安藤智哉にとって、八重樫美緒は、理想の彼女像の塊だった。 安藤の姉・智美は、智哉にとってコンプレックスの対象である。 外ではカリスマモデルとして活躍する姉であるが、家では男勝りで乱暴、弟を顎で使う傍若無人な人物だ。 しかも、美人でスタイルもよく、頭もいいし運動もできる。そして、溢れ出るカリスマ性。 いつしか、智哉の嫌いな女性像は姉・智美になっていた。 彼女にするなら、大人しい女の子がいい。図書館で本を読むのが似合うような、知的な美人だ。 スタイルはいいに越したことはないが、姉のようなモデル体型の痩せぎすはごめんだった。健康的なスタイルの女の子がいい。 そして、性格は優しいのがいい。明るくて、気遣いができて、落ち着いた性格の女の子。 姉とは全く正反対。 そんな都合のいい女子がいるだろうか? いるはずがなかった。なにしろ、世の女性は皆、Tomomiのようになりたいと思い、ファッション雑誌を買うのだから。 だが、安藤は出会ってしまった。 高校入学の日、クラスメイトになった女の子。 八重樫美緒は、彼の理想のすべてを兼ね備えていた。 つまり、安藤は美緒に一目惚れだったのだ。 ◆ こうして、安藤を巡る闘争は終わりを告げた。 女子連は、戦う前から、美緒に敗れていたのだった。 戦いは、いつも、むなしい。 (少女と神姫と初恋と・おわり) Topに戻る>
https://w.atwiki.jp/anirowakojinn/pages/4210.html
16人のバトルロワイアルー因縁の再会ー 作者: ◆4vPwR5inI2 本編 参加者名簿など ▲上へ戻る
https://w.atwiki.jp/anirowakojinn/pages/3871.html
作者・◆w/jS/22IWo氏 オリ+版俺得なバトル物多ジャンルバトルロワイアル 本編 オリ+版俺得なバトル物多ジャンルバトルロワイアル本編SS目次・時系列順 オリ+版俺得なバトル物多ジャンルバトルロワイアル本編SS目次・投下順 オリ+版俺得なバトル物多ジャンルバトルロワイアルキャラ別追跡表 オリ+版俺得なバトル物多ジャンルバトルロワイアル参加者名簿 オリ+版俺得なバトル物多ジャンルバトルロワイアル参加者名簿(ネタバレ) オリ+版俺得なバトル物多ジャンルバトルロワイアル死亡者リスト オリ+版俺得なバトル物多ジャンルバトルロワイアルルール・マップ オリ+版俺得なバトル物多ジャンルバトルロワイアル支給品一覧
https://w.atwiki.jp/anirowakojinn/pages/4031.html
作者・◆xFrPod7wTguD氏 『超学生級』のバトルロワイアル本編 『超学生級』のバトルロワイアル本編SS目次・時系列順 『超学生級』のバトルロワイアルキャラ別SS表 『超学生級』のバトルロワイアル参加者名簿 『超学生級』のバトルロワイアルのネタバレ名簿 『超学生級』のバトルロワイアルの死亡者リスト
https://w.atwiki.jp/2chbattlerondo/pages/85.html
ミッションバトル 概要 ミッションバトルはあらかじめターゲットとして用意されている神姫と戦うモードです。 オフィシャルバトルとは異なり、参加できる神姫や使用できる武装、バトル中の行動など、さまざまな制限が課せられた中で戦うことになります。 全ミッションの簡易リストはこちら(ミッション簡易リスト) バッテリーは2つ使用 経験値の獲得は無し AIは成長しますが、実戦感覚という隠しパラメータは回復しない模様 特別なミッションを除いて何度でも挑戦することが可能 神姫技能試験 ジャーナルからの挑戦状 イリーガル討伐指令 エキストラミッション シークレット チームミッション イベントミッション コメント 神姫技能試験 「神姫技能試験」を編集する 神姫技能試験/CクラスⅠ 神姫技能試験/CクラスⅡ 神姫技能試験/BクラスⅠ 神姫技能試験/BクラスⅡ 神姫技能試験/AクラスⅠ 神姫技能試験/AクラスⅡ 神姫技能試験/SクラスⅠ 神姫技能試験/SクラスⅡ ジャーナルからの挑戦状 「ジャーナルからの挑戦状」を編集する ジャーナルからの挑戦状Ⅰ(1) 猫型 ジャーナルからの挑戦状Ⅱ(2) 兎型 ジャーナルからの挑戦状Ⅲ(3) 犬型 ジャーナルからの挑戦状Ⅳ(4) 天使型 ジャーナルからの挑戦状Ⅴ(5) 悪魔型 ジャーナルからの挑戦状Ⅵ(6) 忍者型フブキ ジャーナルからの挑戦状Ⅶ(7) 砲台型 ジャーナルからの挑戦状Ⅷ(8) 種型 ジャーナルからの挑戦状Ⅸ(9) 花型 ジャーナルからの挑戦状Ⅹ(10) サンタ型 ジャーナルからの挑戦状ⅩⅠ(11) 侍型 ジャーナルからの挑戦状ⅩⅡ(12) 騎士型 ジャーナルからの挑戦状ⅩⅢ(13) 丑型 ジャーナルからの挑戦状ⅩⅣ(14) 建機型 ジャーナルからの挑戦状ⅩⅤ(15) 寅型 ジャーナルからの挑戦状ⅩⅥ(16) イルカ型 ジャーナルからの挑戦状ⅩⅦ(17) マーメイド型 ジャーナルからの挑戦状ⅩⅧ(18) セイレーン型 ジャーナルからの挑戦状ⅩⅨ(19) 戦闘機型 ジャーナルからの挑戦状ⅩⅩ(20) HST型 ジャーナルからの挑戦状ⅩⅩⅠ(21) 蝶型 ジャーナルからの挑戦状ⅩⅩⅡ(22) HMT型 ジャーナルからの挑戦状ⅩⅩⅢ(23) 火器型 ジャーナルからの挑戦状ⅩⅩⅣ(24) 戦車型 ジャーナルからの挑戦状ⅩⅩⅤ(25) 悪魔夢魔型 ジャーナルからの挑戦状ⅩⅩⅥ(26) 天使コマンド型 ジャーナルからの挑戦状ⅩⅩⅦ(27) 忍者型ミズキ ジャーナルからの挑戦状ⅩⅩⅧ(28) 戦乙女型アルトレーネ ジャーナルからの挑戦状ⅩⅩⅨ(29) 戦乙女型アルトアイネス ジャーナルからの挑戦状ⅩⅩⅩ(30) 天使型Mk.2 ジャーナルからの挑戦状ⅩⅩⅩⅠ(31) 悪魔型Mk.2 ジャーナルからの挑戦状ⅩⅩⅩⅡ(32) エレキギター型 ジャーナルからの挑戦状ⅩⅩⅩⅢ(33) ヴァイオリン型 ジャーナルからの挑戦状ⅩⅩⅩⅣ(34) ヘルハウンド型 ジャーナルからの挑戦状ⅩⅩⅩⅤ(35) 九尾の狐型 ジャーナルからの挑戦状ⅩⅩⅩⅥ(36) フェレット型 ジャーナルからの挑戦状ⅩⅩⅩⅦ(37) リス型 イリーガル討伐指令 「イリーガル討伐指令」を編集する イリーガル討伐指令Ⅰ(1) 天使型 イリーガル討伐指令Ⅱ(2) 忍者型フブキ イリーガル討伐指令Ⅲ(3) 猫型 イリーガル討伐指令Ⅳ(4) 犬型 イリーガル討伐指令Ⅴ(5) 兎型 イリーガル討伐指令Ⅵ(6) 悪魔型 イリーガル討伐指令Ⅶ(7) サンタ型 イリーガル討伐指令Ⅷ(8) 種型 イリーガル討伐指令Ⅸ(9) 騎士型 イリーガル討伐指令Ⅹ(10) 砲台型 イリーガル討伐指令ⅩⅠ(11) 花型 イリーガル討伐指令ⅩⅡ(12) 侍型 イリーガル討伐指令ⅩⅢ(13) 建機型 イリーガル討伐指令ⅩⅣ(14) 寅型 イリーガル討伐指令ⅩⅤ(15) 丑型 イリーガル討伐指令ⅩⅥ(16) イルカ型 イリーガル討伐指令ⅩⅦ(17) マーメイド型 イリーガル討伐指令ⅩⅧ(18) セイレーン型 イリーガル討伐指令ⅩⅨ(19) 火器型 イリーガル討伐指令ⅩⅩ(20) 戦車型 イリーガル討伐指令ⅩⅩⅠ(21) HMT型 イリーガル討伐指令ⅩⅩⅡ(22) 戦闘機型 イリーガル討伐指令ⅩⅩⅢ(23) 蝶型 イリーガル討伐指令ⅩⅩⅣ(24) HST型 イリーガル討伐指令ⅩⅩⅤ(25) 天使コマンド型 イリーガル討伐指令ⅩⅩⅥ(26) 悪魔夢魔型 イリーガル討伐指令ⅩⅩⅦ(27) 忍者型ミズキ イリーガル討伐指令ⅩⅩⅧ(28) 戦乙女型アルトレーネ エキストラミッション 「エキストラミッション」を編集する エキストラミッションⅠ(1) コーディネートプラン エキストラミッションⅡ(2) 複雑な事情 エキストラミッションⅢ(3) 16グラム弱 エキストラミッションⅣ(4) 絆 エキストラミッションⅤ(5) ガンナーのプライド エキストラミッションⅥ(6) マッシブに エキストラミッションⅦ(7) 武器満載 エキストラミッションⅧ(8) 水は苦手? エキストラミッションⅨ(9) コーディネートプラン2 エキストラミッションⅩ(10) 打撃戦至上主義 エキストラミッションⅪ(11) 二人の距離 エキストラミッションⅫ(12) 暗き水底にて エキストラミッションⅩⅢ(13) 絆2 エキストラミッションⅩⅣ(14) 質素倹約令 エキストラミッションⅩⅤ(15) コーディネートプラン3 エキストラミッションⅩⅥ(16) ファッションショー エキストラミッションⅩⅦ(17) スキルの大セール エキストラミッションⅩⅧ(18) 絆3 エキストラミッションⅩⅨ(19) ファッションショー2 エキストラミッションⅩⅩ(20) コーディネートプラン4 エキストラミッションⅩⅩⅠ(21) 必殺技を決めろ! エキストラミッションⅩⅩⅡ(22) 二人の距離2 エキストラミッションⅩⅩⅢ(23) ターンオーバー エキストラミッションⅩⅩⅣ(24) 1ターンの栄光 エキストラミッションⅩⅩⅤ(25) 反ロマン主義 シークレット 「シークレット」を編集する シークレットⅠ(1) ノアの逆襲 シークレットⅡ(2) 先生の課外授業 シークレットⅢ(3) 復讐のジュデッカ シークレットⅣ(4) ラジオロンドからの刺客 シークレットⅤ(5) ビッグウェーブ シークレットⅥ(6) 忍びの仇討 シークレットⅦ(7) 白き幻影 シークレットⅧ(8) 全能なる者 チームミッション 「チームミッション」を編集する はじめてのチームバトル ジャーナル軍団からの挑戦 総力を結集せよ! 多勢に無勢 激突!光姫神隊レイディアント・ファイブ ジャーナル軍団からの挑戦II 師の威厳 バトルフロント急襲 ジャーナル軍団からの挑戦III ディスポーザブル・ウェポン スプリット・ヴァイス バトルマスターズ イベントミッション 別項を参照。 イベントミッション / キャンペーン コメント とりあえず議論終わるまで変えたい側が遠慮しろよ 落ち着いて他の人の意見でも求めてみたら? -- (名無しさん) 2008-05-16 15 41 39 256 名前:名も無き冒険者[sage] 投稿日:2008/05/16(金) 15 54 17 ID pKgaDHug wikiのミッションについてアンケート ・現在一覧から詳細のページのリンクとなってるが使い勝手は? ・一覧に表示されるのがミッション名だけの場合、使い勝手は? ・機種依存文字についてどう思う? 257 名前:名も無き冒険者[sage] 投稿日:2008/05/16(金) 16 04 58 ID oVXIY4QJ ・今の方がスッキリして良い。現状で良い ・ミッション名だけで良い。現状で良い ・バトロン自体がwindows専用なので機種依存上等だがどっちでも良い どうせ携帯での閲覧に耐えれるサイトじゃないし 258 名前:名も無き冒険者[sage] 投稿日:2008/05/16(金) 16 08 23 ID 5XeMZDLH 256 ・今のほうが見やすくて使い勝手がいい ・ミッション名だけで問題ない。ミッション一つ一つが別ページなわけじゃなし。 ・アラビア数字の後に括弧書きで使われてるから問題ないだろ、多分。 そもそもMacユーザーがどれだけ見てるか 266 名前:名も無き冒険者[sage] 投稿日:2008/05/16(金) 16 27 18 ID tlqI3bus ・今のままでいい ・ジャーナルとかイリーガルはちょい使いづらい 一つのページだしってのなら種類ごとのリンクさえあればいい ・ローマ数時は10越えるとかっこわるいし、いっそなくていい -- (名無しさん) 2008-05-16 17 33 30 機種依存文字については、見やすさだけでなく ページ内検索の利便性向上のために現在の併記形式の方が良いと思うので 今後同じ課題で議論があった場合、そこも考慮に入れて頂きたい あと、ミッションの正式名称として正確なデータを残すという意味で依存文字賛成 -- ( ) 2008-07-31 00 33 15 ジャーナルからの挑戦状がおかしなことになっていたので一つ前にロールバック -- (名無しさん) 2009-03-04 06 26 41 トレジャーアイランドが容量オーバー気味みたい 武装セット多いから分割しないと厳しいかな? -- (名無しさん) 2009-03-05 00 26 21 「イベントミッション」の項目が必要に成るね。 作れる人、ヨロシク -- (名無しさん) 2009-12-01 18 41 32 イベントミッションのサイバーフロントをクリアしたんですが、 エンゲージリングの2つ目は手に入りませんでした。 まだコメントできなかったので一応ここで報告。 -- (名無しさん) 2010-02-17 01 49 17 追記:極秘ファイルのクリアアイテムと サイバーフロントのベガ道場のスタンプのご褒美は2つ目が手に入りました。 -- (名無しさん) 2010-02-19 17 47 06 他ミッションページの通例に従い?コメントページはあえて作成しておりません。 ひとまずこちらに情報を提供していただければ幸いです。 情報提供ありがとうございます。 2個目についてですが、「オリジナルイベント開催当時のもの」「イベントミッションのもの」で2つ、という解釈でよろしいでしょうか。 お時間があれば「イベントミッションのもの」でも2個目が手に入るか検証していただきたく思います。 -- (名無しさん) 2010-02-24 16 54 07 女ヤッて金もらえるの?(´-ω-)$ http //ylm.me/ -- (名無し) 2011-12-08 05 12 38 名前 コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/fullgenre/pages/147.html
バトルロワイアルからの支給品 ベレッタM92F 銭形警部に支給 9mm口径の半自動拳銃。 原作では三村信史に支給された。 防弾チョッキ 蒼星石に支給 ベスト状の身体防護服。 原作では織田敏憲に支給された。 イングラムM10 瀬田宗次郎に支給 軍用サブマシンガン。 漫画版では桐山和雄に支給された。 織田のバイオリン 千草貴子に支給 織田敏憲のバイオリン。 S&W M10 杉下右京に支給 38口径の回転式拳銃。 S&W社を代表する名銃である。 シアン化カリウム+外れ武器三点セット 亀山薫 に支給 『特別付録・シアン化カリウム』というラベルシールの貼られた透明の袋に入った毒薬。 毒薬の存在を隠すための外れ支給品が他に3つも付いてきた。 付いてきたのは三味線糸、小型液晶テレビ入りポテチ、タオル。 三味線糸 亀山薫に支給 シアン化カリウムに付いてきたハズレ支給品。 農作業用の鎌 水銀燈に支給 普通の鎌。 コルトパイソン 桐山和雄に支給 357マグナム弾を使用する回転式拳銃。 鉈 レイ・ラングレンに支給 普通の鉈。ひぐらしの鉈とは何の関係も無い。 軽トラック ストレイト・クーガーに支給 普通の軽トラ。 三村信史特性爆弾セット 泉こなたに支給 名前通り三村信史が作中で使用した爆弾+α。 内容は爆弾、台車、滑車、タコ糸、ガムテープ、ゴミ袋、ボイスコンバーター、ロープ三百メートル 爆弾以外の道具は、信史がプログラムのある施設に爆弾を投下しよう集めた物。 ちなみにボイスコンバーターとは、パーティーなどで使用される変声用のスプレーのことである。 バージニア・メンソール ストレイト・クーガーに支給 ヅキこと月岡彰が愛用するタバコ。 一箱二十本入りでZIPPOライターとセットで5箱支給。 主に女性向けの銘柄として売られている。 レミントン・デリンジャー 次元大介が警察署内で発見。 原作では月岡彰に支給された銃。 作中の描写通り非常に小さく携帯性に優れるが、ニ発しか装填することができない。