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まどかマギカの二の舞とはまっきーのの不用意な行動である。 説明 外部リンク 説明 2010年冬アニメのアカデミー賞、超絶人気アニメ「魔法少女まどか☆マギカ」だが、まっきーのも瀬島もまったくノータッチであった。そんな二人をよそに世間はまどかフィーバー。まとめスレでとりあえず話だけは見ていたまっきーのだが、最終話直前でトルネが手に入ったので、ちょっと見てみようと思い録画閲覧。面白かったので「まどかマギカ、11話と12話だけ見たよ。すげー。」、などと呟いたところ、「正気か」「記憶を消してはじめから見ろ」「オタクの風上にも置けない」とフォロワーから総スカンを食らった事件である。うかつにほむほむとか言えない立場。もう適当に感想を言ったりしないよ。輪るピングドラムを初めから観ているのはそういう理由である。 外部リンク 公式サイト
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イゴース・ド・イカーナ王 とは、【ゼルダの伝説 ムジュラの仮面】のキャラクター。 プロフィール 作品別 関連キャラクター コメント プロフィール イゴース・ド・イカーナ王 他言語 初登場 【ゼルダの伝説 ムジュラの仮面】 イカーナ王国の王。【イカーナ王側近】と共に呪いを受けて正気を失っている。 作品別 【ゼルダの伝説 ムジュラの仮面】 イカーナ古城の中ボスとして登場。 側近達を倒さないと彼と戦うことができず、近づいても蹴り飛ばされるだけである。 首を飛ばしたり毒の息を吐いて攻撃してくる。側近達同様、バラバラになったところをミラーシールドの光でトドメをさすと倒すことができる。 ちなみに、彼の前で隊長のボウシを被ると【スタル・キータ】と間違われるが、すぐに見抜かれてしまう。 関連キャラクター 【イカーナ王側近】 【スタル・キータ】 コメント 名前 全てのコメントを見る?
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メイヤ=バランタイン 所属:第一世界ラースフェリア? 性別:女性 属性:海/炎 紅き巫女に仕える柱の騎士?の1人“海炎の騎士” 太陽の盾?を回収する部隊を率いてジーンが守る村まで来たところでザーフィと再会。 そこでガザが悪だと聞かされ、真実を確かめる為に撤退する。 だがガザに洗脳され、フレイスの炎砦?を突破するザーフィ達を待ち構えるも、ザーフィの愛の説得により正気を取り戻す。 その後もガーネットに仕え、彼女の命令で今もフレイスの炎砦?を中心に活動している。 必殺技は≪プレシャス・ディープ≫ バンダナガールズ?の1人。 出展元 セブン=フォートレス フレイスの炎砦 関連用語 【ガーネット】【ザーフィ】【ジーン=フィルナス】【太陽の盾?】【バンダナガールズ?】【柊蓮司】【フレイスの炎砦?】【リューナ=セイグラム】 戻る:用語集 用語集/め 名前 コメント
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発狂 異界の学舎中級で勾玉3・5個目でけたたましく鐘の音が なったのを覚えているだろうか この音を聞いている間は発狂ゲージ(画面下緑色のゲージ)が溜まっていき 溜まりきってしまうと立ち止まり自傷ダメージを受け、さらに叫びで 近くの徘徊者を寄せ付けてしまう こうなってしまった場合は(デフォルト時)左クリック連打で正気に戻ろう (連打マクロ使うと一瞬で解除できたのでクリック数に関係あり?) 他にも ハイカラの声が聞こえる範囲にいる 謎の敵の絶叫の範囲内にいる と発狂ゲージが溜まっていく 対処法は オブジェクト内、結界札を使った部屋に入る 星の砂時計で時を止める 爆竹、二十六年式拳銃を鳴らす(鐘よりも大きな音を鳴らすと良いため) 範囲外にでる(範囲の詳細は不明。情報求む) (編集中)
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※オリジナル設定あり ※虐待は極端に薄め ※登場人物はfuku1814.txtの人間と母ゆっくりさくや 「おーい、さくや~?」 仕事に行くまでのゆっくりしたひと時を、ペットのゆっくりさくやと一緒に過ごそう。 そう思った俺がそのペットの名前を呼ぶと、そいつはすかさず飛んできた。 「なんでしょうかですわ、だんなさま!」 無駄にキビキビ動きやがる。ゆっくりのクセにゆっくりしてない奴だ。もうちょっとゆっくりしろよ。 ちなみにこのゆっくりさくやだって普段はわりとゆっくりしている。 ゆっくりのクセに他のゆっくり(特に子ども)の世話が趣味という変わったところはあるが、基本的にはゆっくりらしく振舞っている。 じゃあ、何故今こんなにゆっくりしていないかと言うと・・・さっき、俺が名前を呼んだからだ。 さくや種は名前を呼ばれると従者モードと呼ばれる「出された命令を必ず実行しようとする」という変なモードに突入してしまう。 しかも、このモードのときの記憶は曖昧らしい。だから・・・ 「さくや、これを一気に食べろ」 と言って、魔王ジョロ○アを一袋丸ごと渡すとしよう。 すると命令通り一気に食べるわけだ。ただし、従者モードのうちは辛さを感じていても全く反応がない。 任務達成した自分を褒めろといわんばかりに澄ましつつもどこか得意げな表情でふんぞり返って「どうですわ!?」などと口走るだけだ。 これはこれでウザいのでとりあえずご褒美にデコピンでもくれてやることにしよう。あべしっ! 「ゆぎゃ!?」 デコピンの衝撃で正気に戻ったらしい。相変わらず解除条件のよくわからんモードだ。 「な、なにをするで・・・すわぎゃああああああああああああああ!?」 で、正気に戻るとジョロキアの殺人的な辛さの前に悶絶する羽目になる。 「おーい、どうかしたかゆくや?」 ゆくやというのは普段従者モードにさせたくない時の呼び方で、あだ名みたいなもんだ。 「ゆぎいいいいいい・・・み、みず・・・ですわ~・・・」 仕方ないな。しかし、主人をこき使うとはなんてメイドだ。 「はい、ミミズ」 「ち、ちがいますわあああああああああああああああ!!」 顔を真っ赤にしてごろごろと転がりながらもしっかり突っ込むゆくや。 見ようによっては楽しそうでもある。いや、実は楽しいに違いない。そういうことにしておこう。 「仕方ないなぁ・・・ほらよ」 「ゆ!んぐんぐんぐ・・・・!!」 ところで辛いものを食った後に水を飲んだら余計辛く感じたとか、喉の奥がひりひりしだしたなんて経験のある人はいるだろうか? 「それじゃ、いってきます。良い子にしてろよ、ゆくや」 そう言ってゆくやの頭をなでてから、さっさと仕事場に向かう。 家を出たところで、ゆくやが再び悲鳴を上げるのが聞こえたが、仕事に遅れるわけにもいかないので聞かなかったことにした。 ---あとがき--- たまには虐待分薄めのもということで 【登場人物紹介】 甘味処お兄さん:23歳独身。ゆっくりはわりと好き。 ゆっくりさくや:珍種。あんまりゆっくりしていない。 ゆっくりいじめ系620 ゆさくや4? このSSに感想を付ける
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※オリジナル設定あり ※虐待は極端に薄め ※登場人物はfuku1814.txtの人間と母ゆっくりさくや 「おーい、さくや~?」 仕事に行くまでのゆっくりしたひと時を、ペットのゆっくりさくやと一緒に過ごそう。 そう思った俺がそのペットの名前を呼ぶと、そいつはすかさず飛んできた。 「なんでしょうかですわ、だんなさま!」 無駄にキビキビ動きやがる。ゆっくりのクセにゆっくりしてない奴だ。もうちょっとゆっくりしろよ。 ちなみにこのゆっくりさくやだって普段はわりとゆっくりしている。 ゆっくりのクセに他のゆっくり(特に子ども)の世話が趣味という変わったところはあるが、基本的にはゆっくりらしく振舞っている。 じゃあ、何故今こんなにゆっくりしていないかと言うと・・・さっき、俺が名前を呼んだからだ。 さくや種は名前を呼ばれると従者モードと呼ばれる「出された命令を必ず実行しようとする」という変なモードに突入してしまう。 しかも、このモードのときの記憶は曖昧らしい。だから・・・ 「さくや、これを一気に食べろ」 と言って、魔王ジョロ○アを一袋丸ごと渡すとしよう。 すると命令通り一気に食べるわけだ。ただし、従者モードのうちは辛さを感じていても全く反応がない。 任務達成した自分を褒めろといわんばかりに澄ましつつもどこか得意げな表情でふんぞり返って「どうですわ!?」などと口走るだけだ。 これはこれでウザいのでとりあえずご褒美にデコピンでもくれてやることにしよう。あべしっ! 「ゆぎゃ!?」 デコピンの衝撃で正気に戻ったらしい。相変わらず解除条件のよくわからんモードだ。 「な、なにをするで・・・すわぎゃああああああああああああああ!?」 で、正気に戻るとジョロキアの殺人的な辛さの前に悶絶する羽目になる。 「おーい、どうかしたかゆくや?」 ゆくやというのは普段従者モードにさせたくない時の呼び方で、あだ名みたいなもんだ。 「ゆぎいいいいいい・・・み、みず・・・ですわ~・・・」 仕方ないな。しかし、主人をこき使うとはなんてメイドだ。 「はい、ミミズ」 「ち、ちがいますわあああああああああああああああ!!」 顔を真っ赤にしてごろごろと転がりながらもしっかり突っ込むゆくや。 見ようによっては楽しそうでもある。いや、実は楽しいに違いない。そういうことにしておこう。 「仕方ないなぁ・・・ほらよ」 「ゆ!んぐんぐんぐ・・・・!!」 ところで辛いものを食った後に水を飲んだら余計辛く感じたとか、喉の奥がひりひりしだしたなんて経験のある人はいるだろうか? 「それじゃ、いってきます。良い子にしてろよ、ゆくや」 そう言ってゆくやの頭をなでてから、さっさと仕事場に向かう。 家を出たところで、ゆくやが再び悲鳴を上げるのが聞こえたが、仕事に遅れるわけにもいかないので聞かなかったことにした。 ---あとがき--- たまには虐待分薄めのもということで 【登場人物紹介】 甘味処お兄さん:23歳独身。ゆっくりはわりと好き。 ゆっくりさくや:珍種。あんまりゆっくりしていない。 ゆっくりいじめ系620 ゆさくや4 このSSに感想を付ける
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ばくてんぐどう【登録タグ は 曲 楓歌コト 網 音魂屋一姫 音魂屋一姫・二太郎 音魂屋二太郎】 作詞:網 作曲:網 編曲:網 唄:音魂屋二太郎/楓歌コト/音魂屋一姫 曲紹介 天狗のうたです。(作者blogより) 歌詞 (作者配布物より転載) 何処にも行けぬ終わりも見えぬ 丁々発止じゃ愉快愉快 魔縁の所以疾(と)うの昔 浮き世の番人 山駆け 終を喚ばう 御意見無用 問答無用 堂々巡りじゃ愉快愉快 夜陰の加減見紛うなかれ 憂き世の万人 彼方へ 礫放つ 帰り路ならひゅるり一飛び 正気の沙汰でもあるまいに 一かけ二かけ三かけて 後は仕掛けをご覧(ろう)じろ 七道八ツ手九字の刀印 十界見下ろしゃ愉快愉快 善悪(よしあし)両輪車翔ける 月夜の晩に 貴方さえ今罪を泣く かんらからから高笑い かんらからから高下駄鳴らす コメント 名前 コメント
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803 :名無しの紳士提督:2015/01/22(木) 00 09 59 ID UZFKGFgE キャラ崩壊ってどこまでOK? 例えば昼ドラめいたドロドロな話を書いたとして、キャラが黒くなるのはどの辺まで許されるのか気になる。というか許せる? (例 腹黒い比叡、罵詈雑言をぶちまける電、利己的で冷淡な古鷹等) キャラ崩壊注意とか注意書きを入れるにしてもやりすぎるとそのキャラでやる意味はあったのかとも思っちゃう。 804 :名無しの紳士提督:2015/01/22(木) 00 14 57 ID WQhkU92c 803 二次って「そのキャラのこういうところも見てみたい」で書くものでもあるんだし気にしても仕方なくね? その例だとそれこそ闇落ち系の話とかそういう範疇だと思うけどな 805 :名無しの紳士提督:2015/01/22(木) 00 15 59 ID 6WJqZRjQ 803 注意書きがあれば特に気にしなくてもいいのでは? そもそも多少大げさにぶっ壊さないとキャラ崩壊にはならんかと思う 808 :名無しの紳士提督:2015/01/22(木) 21 48 55 ID EJFoogIc 彼女と一夜を共にした時に語られた内容が酷く気になった。 互いに一糸纏わぬ姿で語り合うにはあまりに甘くない内容だ。 弥生はね、笑い方、思い出せない『だけ』。その前置きの時点で不穏極まりなかった。 でも、と前置きして彼女が語ったのは。 昔と変わった姉、作っている、覚悟がないなら絶対に触れるな。そんな内容。 そして最後に、司令官なら救えるかもと、か細い声の救援要請。 私は翌日の晩に如月を誘った。背伸びと見れば暁もそうであるようになんら問題はないのだが、あるいはと。 そしてそのまた翌日、私は間違いに気づかされた。弥生に尋ねるべきだったのだ、誰の話なのかを。 自室に戻るなり卯月に押し倒されたのだ。殴られるなら良かった。あるいは普通にするのであれば。 卯月は私と繋がった後、腰を降り続けている。まるで自分が性欲を抑えられないウサギのように。 破瓜の血か裂けたのかどちらにせよその赤を潤滑油にするのがいかに狂った行為か。 止めろと何度も制止した、許してくれと何度も懇願した、弥生が悲しむと何度も諭した。 けれどその全て、私の喉が枯れてもついぞ届くことなく、疲れ果てて眠るまで、解放されることはなかった。 部屋を出た時、後ろから声をかけられた。 思ってたより、嫉妬深かったみたい。 その言葉の後如月に射された。 あはっ、あはっと狂った笑い声。ああそうか、弥生は姉について語ったのだった。妹ではなく。 何度も何度も刺されるが私は抵抗しなかった。 急に刺す手が止まったのを感じ振り向くと、睦月がいた。 まるで敵艦に対するそれのように慈悲なく如月を撃沈すると私にバケツをかけながら、形容しがたい笑い声を上げた。 更に後ろに目をやれば頭と首が生き別れした卯月。 卯月に狂っていると言った時の言葉がよぎる。 当たり前びょん、正気は正気でも普通じゃないびょん。 司令官はいつから、 正気なのが当たり前で普通だと勘違いしていたびょん? 白々しいなんちゃってを思い出しながら、効かぬバケツに焼かれる傷の痛みに耐えながら目を開ければ、 いつもと変わらない表情の睦月がいた。 810 :名無しの紳士提督:2015/01/23(金) 00 21 04 ID 0/q5vhJM 808 どうしてこんなになるまで放っておいたんだ! 812 :名無しの紳士提督:2015/01/23(金) 21 49 46 ID 7VkmxtP. 「弥生は……ウサギだぴょん」 励ましているのか、それとも。言葉の真意は定かではないが卯月のようにウサギの耳を真似るジェスチャーをしている。 ぴょんぴょんと繰り返す度苛立ちが募る。あいつは、卯月は沈んだんだ。 「ふざけているのか?」 問いかけても答えは意味をなさない。ただ私が苛立つだけだ。 ふざけるなと口にして弥生を組み敷いた。陸で男をからかうのがいかに無謀か分かっていないのだろう。 私は苛立ちのまま彼女を犯した。罵倒を繰り返しただ腰を振る。営みなどではないただの行為。 どのくらい時間が経ったのか分からない頃になって目の前の光景に目眩を覚えた。 なぜ、弥生は私の下で腰を振っているのか、私が離れようとすれば脚で押さえ込むのか。 「だから……言ったぴょん。弥生ウサギだぴょん」 意味が分からないと何度も繰り返すと、彼女はこう答えた。 「分かりやすく……お茶会するぴょん? 何でもない日のお祝いを……、ぴょん」 誰だったか、三月のウサギは狂っていると語ったのは。 私は流されるまま行為を重ね、やがて泥のように眠った。 起きると目の前にいたのはいつもの弥生だった。彼女もむしゃくしゃしていたのだろうか。 「ミートパイ……焼いた。食べて? 紅茶も用意する」 金剛のような趣味はないが半端なこの時間だ、昼まで空腹でいるよりはマシだろう。 一口ミートパイを口にして、吐き出しそうになるのを必死に堪えた。 疑惑の視線に彼女の答えは…… 「ご注文は……卯月ですよね」 813 :名無しの紳士提督:2015/01/23(金) 22 38 41 ID Hgp51DR. こええよ、こええよ…… これが気に入ったら……\(`・ω・´)ゞビシッ!! と/
https://w.atwiki.jp/83452/pages/9884.html
澪「……」 澪が足音を鳴らして、近付いてきた。 澪「勝手だな、律は」 律「うん、勝手だ、最低だよ。……だけど澪のそばにいたいの。友達でいたいのっ」 律「澪……お願いだ」 澪の手が、私の肩にのった。 すっと優しく力が入って、私は顔を上げさせられた。 澪「……勝手すぎるよ。どれだけ辛かったか知ってるのか?」 律「……ごめんよ」 澪「律に嫌われてさ……唯に慰められたって、ちっとも心の傷が癒えないんだ」 律「ごめん」 澪「何度も何度も機嫌を直してくれって、私言ったよな! 許してまた友達になってって!」 澪「そのたびに無視して……その理由が、律が私の邪魔だから? ……何なんだよ、それ」 澪は身を細かく震わせながら、つーっと涙を流していた。 私の肩がぎゅっと掴まれる。 澪「それだったら私だって、もっと昔に律に別れを告げてなきゃいけなかっただろ」 澪「……友達になるのに、条件なんかいるのか? いらないだろ!」 律「うん……だよなぁっ」 自分のものとは思えないくらい掠れた声がでた。 澪「ただ一緒にいたいってだけでいいじゃないか」 澪の手が肩をおりて、背中に回される。 体が倒れこむように近付いてきた。 澪「私は今でも、律と一緒にいたいって思うよ」 律「……澪ぉ」 いつぶりか分からないけれど、私は澪に抱きしめられていた。 私もおそるおそる、澪の背中に腕をまわしてみる。 澪「まったく。……バカ律」 昔は胸を痛めたその言葉も、今は何ともない。 開き直ったから、だけどさ。 律「……ありがとう、澪」 澪「別に……いや。どういたしまして」 赤ん坊をあやすように、澪は私の身体をゆっくり揺らした。 ゆりかごに乗せられたような。でも、澪のぬくもりがする。 律「……あれ?」 ちょっと待って。 私はもちろん、これっぽっちもやましい気持ちはないけれど、 この状況ってちょっとまずくないか。 澪「どうした?」 律「やっ、あの。いま唯が帰ってきたら、これどう説明しようかって」 その時、首筋になにか冷たい刺々しいものが押しつけられた。 「誰が帰ってきたらって? りっちゃん」 押し当てられた側面がちくちくする。鋸刃のような形状の金属板か。 そこまで想像したころにはもう、唯の手がすっと真っ直ぐに引かれていた。 律「痛い痛い痛いっ!」 首の血管がグリグリ言った。 猛烈な痛みに振り返ると、キーホルダーから鍵をぷらぷら下げた唯がにんまり笑って立っていた。 律「ってー……」 澪「唯、聞いてたと思うけど、律は……」 唯「うん、わかってるよ澪ちゃん」 なにこれ、どうなってるの。 唯「りっちゃん、正気に戻ったんだね!」 律「へっ?」 正気っていっても、前もけっこう考えてたつもりなんだけど。 と言う前に唯が飛びついてきて、私は床に押しつぶされる形になった。 怒っている様子じゃないのは確かだけれど、わけわからないし痛い。 澪「えっと。実は、唯もいたんだけど……ちょっと外に隠れててもらったんだ」 澪が一緒に押しつぶされながら、懸命に言う。 律「なんで、んな事……」 唯「怖かったから。りっちゃんのこと……おかしくなっちゃったりっちゃんが怖くて」 おかしくなった。 確かに私の行動はそう思われても仕方ないレベルだったな。 澪「唯には、律が普通に戻ってるなら連絡して、帰ってきてもらうつもりだったんだけど」 唯「やっぱり気になって……立ち聞きしてました!」 律「……そっか」 どうでもいいよそんなの。 いまさら正気に戻った私を、どうしてこんなに暖かく迎えてくれるんだよ。 なにもなかったみたいに、水に流してくれるんだ。 唯「あっ、りっちゃんまだ泣くのー?」 律「う、うるせ……いいじゃんかよぉ」 うじうじ悩んでた自分が、どれだけ卑小だったか。 私はじぃんと広がる心地よい痛みを感じていた。 律「ほんと、お前らには泣かされっぱなしだよ!」 蒸し暑いなぁ。 廊下でも人が集まるとこんなに暑くなるのか。 私は涙を飛ばすように、大きな声で言ってやった。 澪「ほんとだな。律の泣いてるとこなんて、全然見たことなかった」 唯「だから澪ちゃん、役者目指そうって!」 澪「もう劇はこりごりだって!」 唯「またステージで澪ちゃんにちゅーしたいのー!」 おい、私をほっといてイチャイチャするな。 私が見えてるだろう。 律「なぁ、これは私へのあてつけか?」 唯「んん? あれぇりっちゃん、まだ恋人いないの?」 律「……いるわ!」 いない、と言いそうになって、慌てて訂正する。 澪「えぇ!?」 澪が慌てて飛び起きた。 これはもう引き下がれないな。 唯「いるの!? 誰っ、どんなひと!」 私はひと呼吸おいてから、にやっと笑って二人の顔を見てやった。 律「……澪にとっての、私みたいな人だ」 二人は互いに顔を見合わせ、首をかしげる。 澪「私にとっての律?」 唯「って誰?」 どうせ、答えはすぐにやってくる。 解説するのも面倒だ。 律「ま、すぐに分かるからさ」 そう言って、私は勝ち誇った顔で二人を思いきり笑ってやった。 おわり 戻る
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutai/pages/734.html
※オリジナル設定あり ※虐待は極端に薄め ※登場人物はfuku1814.txtの人間と母ゆっくりさくや 「おーい、さくや~?」 仕事に行くまでのゆっくりしたひと時を、ペットのゆっくりさくやと一緒に過ごそう。 そう思った俺がそのペットの名前を呼ぶと、そいつはすかさず飛んできた。 「なんでしょうかですわ、だんなさま!」 無駄にキビキビ動きやがる。ゆっくりのクセにゆっくりしてない奴だ。もうちょっとゆっくりしろよ。 ちなみにこのゆっくりさくやだって普段はわりとゆっくりしている。 ゆっくりのクセに他のゆっくり(特に子ども)の世話が趣味という変わったところはあるが、基本的にはゆっくりらしく振舞っている。 じゃあ、何故今こんなにゆっくりしていないかと言うと・・・さっき、俺が名前を呼んだからだ。 さくや種は名前を呼ばれると従者モードと呼ばれる「出された命令を必ず実行しようとする」という変なモードに突入してしまう。 しかも、このモードのときの記憶は曖昧らしい。だから・・・ 「さくや、これを一気に食べろ」 と言って、魔王ジョロ○アを一袋丸ごと渡すとしよう。 すると命令通り一気に食べるわけだ。ただし、従者モードのうちは辛さを感じていても全く反応がない。 任務達成した自分を褒めろといわんばかりに澄ましつつもどこか得意げな表情でふんぞり返って「どうですわ!?」などと口走るだけだ。 これはこれでウザいのでとりあえずご褒美にデコピンでもくれてやることにしよう。あべしっ! 「ゆぎゃ!?」 デコピンの衝撃で正気に戻ったらしい。相変わらず解除条件のよくわからんモードだ。 「な、なにをするで・・・すわぎゃああああああああああああああ!?」 で、正気に戻るとジョロキアの殺人的な辛さの前に悶絶する羽目になる。 「おーい、どうかしたかゆくや?」 ゆくやというのは普段従者モードにさせたくない時の呼び方で、あだ名みたいなもんだ。 「ゆぎいいいいいい・・・み、みず・・・ですわ~・・・」 仕方ないな。しかし、主人をこき使うとはなんてメイドだ。 「はい、ミミズ」 「ち、ちがいますわあああああああああああああああ!!」 顔を真っ赤にしてごろごろと転がりながらもしっかり突っ込むゆくや。 見ようによっては楽しそうでもある。いや、実は楽しいに違いない。そういうことにしておこう。 「仕方ないなぁ・・・ほらよ」 「ゆ!んぐんぐんぐ・・・・!!」 ところで辛いものを食った後に水を飲んだら余計辛く感じたとか、喉の奥がひりひりしだしたなんて経験のある人はいるだろうか? 「それじゃ、いってきます。良い子にしてろよ、ゆくや」 そう言ってゆくやの頭をなでてから、さっさと仕事場に向かう。 家を出たところで、ゆくやが再び悲鳴を上げるのが聞こえたが、仕事に遅れるわけにもいかないので聞かなかったことにした。 ---あとがき--- たまには虐待分薄めのもということで 【登場人物紹介】 甘味処お兄さん:23歳独身。ゆっくりはわりと好き。 ゆっくりさくや:珍種。あんまりゆっくりしていない。 ゆっくりいじめ系620 ゆさくや4 このSSに感想を付ける