約 5,985 件
https://w.atwiki.jp/trpg_summary/pages/3269.html
シナリオ 頒布ページはこちら きのこ 感情とはどのように人々に作用しているのだろうか。あらゆる情報は全て言葉で説明をすることが出来るのだろうか。実際に触れて、見て、聞いて、そうすることで得られる言葉に出来ない感覚とは何なのだろうか。貴方達は、欠落した感情の先を知ることで、何を得るのだろうか。感情 × 思考実験 × 疑似家族 HO喜:貴方は「喜」の感情のみを持っている。貴方は周囲が悲しくて涙を流していてもその意味が理解出来ないだろう。貴方はいつも笑顔を携えている。 HO怒:貴方は「怒」の感情のみを持っている。貴方は何かあればすぐに怒りの感情が露わになってしまう。それによって暴力沙汰を起こした数も多い。 配信 クリック/タップで詳細 KP:スイ 23/01/27 【高生卓】欠落者のレゾンデートル【PL:藍月すりっぷ、高生紳士】
https://w.atwiki.jp/magicman/pages/9426.html
根本的な秩序の欠落 C 光文明 (4) 呪文 ■自分の手札を2枚まで、新しいシールドとしてシールドゾーンに置く。その後、自分のシールドを2枚、手札に加える。 作者:テーメノン フレーバーテキスト 時を巻き戻すことはできるだろうか?いや、我らにはその概念を手に入れるだけの文明がないのだ。 評価 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/hmiku/pages/32380.html
かんじょうけつらくLV.99【登録タグ Lily か だだ丸 曲 鏡音レン】 作詞:だだ丸 作曲:だだ丸 編曲:だだ丸 唄:鏡音レン、Lily 曲紹介 謎解き付き物語楽曲。 だだ丸が楽曲制作や絵付け、動画など全て手掛けている。 ピアノアレンジはこちら。 歌詞 (ピアプロより転載) 「斯の度は改造して貰い、 感謝してます。」 狂った台詞を吐き出し そして逃げてく もう、お分かり戴けましたか? そう… 奴の名は あの「Overzero」と云います。 どうぞ、優しくしなさい。 斯の世を機械兵器で壊す 乱魁を倒す道具さ 常識と謂う名の 定規で計れない そんな奴も世の中には 存在している やめろよ!お前、 何してるんだよ… 何処でそんなの 覚えたのだろう 包丁(ナイフ)から落ちてく赤 「調子は如何だ、視てくれ…そうか、 欠落してる部分が あるのか。 私の所為と謂うのか?…お前 斯の世の恥と 云いたげだな」 口から出るは 幼稚な喋り 馬鹿にしてるか それとも違うか 判らん…だがな、問題は無い。 何の是式、どうでもいい。 何を企んだか 考えたのだが それでも見えない真実 追いつけないのさ 奴の何処かが 欠けてるなんて 誰も信じてくれないだろう 常識外れなやつだ! あんな奴、徒の人間擬きだ。 少しずれていても 大丈夫だろ? 誰もが信じた その言葉はもう 旧びて通用しないのさ! 一見ただの 若者にしか 見えないけれど 中身はおかしい 此じゃあ、誰の云うことも聞かないだろう 危険なだけだな 「ねえねえ、なんで 貫かれると 中から液が 洩れだすんだろう?」 素朴な疑問 其だけの為 未来を奪い去っていく 奴が来るんだ 狙っているよ 何処で壊れてしまったのだろう …常識外れな奴だ コメント ふりがなのとこですが、アルファベットや数字にふりがなは付けないでください。 -- 名無しさん (2015-07-16 22 00 05) レンとLily!! -- 名無しさん (2017-01-19 21 24 43) ↑2どう言う事なのか理解出来ないです。一体何故? -- 名無しさん (2017-01-19 21 36 22) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/mtgaa/pages/334.html
, ─ァ===≦三> 、 ∠o_/__>くo\___} ヘ /o.|1/兜/Y`ヽイッ | ッ}ン! _\ {--|-|- /-- /--|一/ー }-、} \/ }1_|1{_リ ※/__リ |@/ l /ラ/! 〈i_i_}1|1|1|1|1/`7ー|-<7/,ノ _ {--i ーf──YV |」/⌒i / /\ {ー| | {` ー ヽ ∨ Y) /. 〈__/_/ | ノ /⌒i / /| 。`¨⌒ i イ ! V⌒⌒ ノ .| ∧ _ { j , ! \ _ノ \ ーr─≦ / \ \_/ ,x< | / > 、 |.`_人´ |. ,`Y´⌒ヽ おお、ヅラなら持っていたとも。 \ (´・ω・`) だが、残念。 (| |) どこかに置き忘れてしまったらしい。 (γ / し \ \
https://w.atwiki.jp/aquarianagetcg/pages/3495.html
Fast Card イレイザー 3F/2C 目標の、≪対戦相手の使用宣言中のプロジェクトカードまたはファストカード1枚≫を、そのオーナーのデッキに戻し、そのデッキをシャッフルする。その後、目標のオーナーはXドローすることが可能。Xは目標のコストに等しい。 No,EX0159 Rarity UC Illustrator [[]] Expansion BLAZBLUE カード考察
https://w.atwiki.jp/gamecircledaitokai/pages/51.html
DX3@アカデミアの自作キャンペーン『欠落の楽園』第1話。 =1話今回予告&ハンドアウト= 文化祭を一か月後に控え、にわかに活気づく学園。 PCたちのクラスでも、クラス企画の話し合いが行われていた。 しかし、オーヴァード生徒と一般生徒の間に生まれた亀裂により、話し合いは進まず。 遂には、クラス委員長八幡鏡子が教室を飛び出す事態に発展し、その日の話し合いは終了となった。 しかし、その翌日からクラスの様子が一変した。 PC達は、クラスの異変を解決し、無事にクラス企画の準備を進めることは出来るのか? ダブルクロスキャンペーン第1話 『隔絶のキョウ』 ダブルクロス、それは裏切りを意味する言葉。 PC1水瀬夏芽 ロイス:八幡鏡子 クラス委員長の八幡鏡子は、真面目で責任感の強い、まさに“委員長”である。転校生であるキミにも色々と世話を焼いてくれている。ただ、鏡子はオーヴァードと距離を置こうとしているらしい。何か厄介ごとにならなければよいのだが。 PC2古明地紫音 ロイス:蟹沢珠美 蟹沢珠美は明るく元気なクラスのムードメーカーだ。一般生徒もオーヴァード生徒も分け隔てなく接する珠美は、キミにも声をかけてきた。文化祭に向けて、クラス全体で仲良くしたい、と。 PC3新羅空幻 ロイス:草薙明乃 草薙明乃は、少し(?)ズレた所のある剣道少女だが、親友である委員長との友情は本物だ。そんな明乃は、委員長の悩みを解決するために、キミに協力してほしいと言ってきた。 PC4駿銀次 ロイス:文化祭実行委員会 毎年の風物詩、文化祭。しかしながら、今年のキミのクラスは雲行きが怪しい。無事に話し合いがまとまるといいのだが。 == サクサクシナリオ開始。 鏡子に連れられて、夏芽とリンが学園内を案内される。 GM/鏡子:「そういえば、来月は学園祭なんですよ。クラスごとの企画もそろそろ決めないといけないんです。夏芽さんはどんな企画がいいと思いますか?」 夏芽:「ねこ喫茶!」 GM/鏡子:「ね、猫喫茶ですか?」 夏芽:「うん。ねこ可愛い」 GM/鏡子:「ま、前向きに考えて善処します」……そんな鏡子は、オーヴァードと距離を取ろうとしているようだ。通路で意図的に避けたりとか。 紫音がいつも通り教室で読書をしていると、珠美が声をかけてくる。 GM/珠美:「紫音ちゃんってさ、いつも本読んでるよね。何読んでるの?」と本を覗き込みます。 紫音:無視しますw 読んでるのは、波動関数による何とかかんとかの本。 GM/珠美:「む、難しい本読んでるね……あたしはどっちかっていうとマンガ派だからなー」 空幻:むしろマンガしか読まないタイプだろw GM/珠美:「くーちゃんはたまに厳しいこと言うよね」とシーン外に返事しつつ、「きょーちゃん……委員長の鏡子ちゃんは、いわゆるブンガクってやつが好きなんだけど、それとはまた違うタイプの本だね。読書もいいけど、そろそろ学園祭だしさ。せっかくだから、みんなで協力して盛り上がろうよ!」 紫音:「分かった。できる限り努力する」とやる気なく返事します。 その日の放課後、クラス企画を何にするかの会議が行われた。 しかし、話はなかなか進まない。 GM:残念なカルロ君が「いや、もっと美しく、芸術的にすべきだ!」とか騒ぎ…… 夏芽:「なんだと、ねこが可愛くないだと!」 GM/カルロ:「いや、そういうわけではないが、よりビューティフルにペガサス喫茶とか!」 空幻:私は黒板に向かって出た意見をまとめてます。で、あまりにひどい意見に「却下」と。 銀次:机に足を乗せてやる気なく見ています。 紫音:読書中。 GM こいつら……w オーヴァード生徒たちは、より派手な企画にしようと無茶を言い続け、鏡子がそれに反論する。 「でも、安全性の確保とか、いろいろ問題が……」 「いやいや、だいじょーぶだって!」 「何か問題が起こった場合に……」 「多少の怪我ならエフェクトで何とかなるっしょ?」 空幻:「却下よ、そんなの」 GM 「うるさいな空幻、俺は委員長と話してるんだ!」 空幻:私も委員長なんですがw GM えっ?w 徐々に口論はエスカレートし、遂には誰かがこんなことを言った。 「まったく、これだから一般人ってのはさー」 ……その発言の直後、水を打ったように場は鎮まった。 GM 一気に教室の空気が冷め、険悪なムードになる。小声で、「おい、誰だ今の?」「お、俺じゃねーよ」と言っているのが聞こえなくもない。 一方、鏡子は一瞬硬直し……直後、涙目で教室を駈け出して行った。 空幻たち一部の生徒が慌てて追いかけようとするが、運悪く相撲部らしき集団の校内ランニングに巻き込まれ、鏡子の追跡には失敗。 空幻:くっ、クリスタル囲碁相撲部め!w 教室では、微妙な雰囲気のまま会議は終了し、解散となった。 数分後。もう一人のクラス委員長(笑)であるところのマスターマスコット空幻は、教室で後片付けをしていた。 そこに、鏡子の友人である草薙明乃が声をかけてきた。鏡子が教室に残して行った鞄を手に、帰る準備をしている。 空幻:「あ、ソレガシだ」 GM/明乃:その呼び方はスルーし、「空幻殿。鏡子のことについてなのだが……その、何だ、某は口下手でな、鏡子に何を言ってやればいいのか、分からんのだ」 空幻:「で、わたしに聞きに来たってこと?」明らかに人選ミスだろw GM/明乃:「空幻殿は、鏡子と同じ委員長だからな、一応。何か鏡子の悩みに心当たりがあるのでは、と思ったのだ」 空幻:「う~ん、分からないな」一般人なんて……とか思ってるけど口にはしません。 マスターシーン。 一人、俯いて帰路に就く鏡子。 「……あ、鞄、置いてきちゃった」 「……でも、もう、どうでもいいか……」 GM そんな暗い雰囲気で歩いていく鏡子。その姿は、まるで『魔法少女になる前の暁美ほむら』のようだw 彼女の脳内に、何者かの声が響く。 「……汝の願いは何だ?」 「な、何なの、この声は!?」 「恐れることはない。我が名は“ペルソナマスター”。汝を救いに来た。我と契約して、汝にふさわしい仮面を身に纏うがよい」 銀次:『ボクと契約して仮面を纏ってよ!』w その声と共に、鏡子の脳裏には、走馬灯のように様々な過去の場面がフラッシュバックする。 「やめて……私の頭の中に、入ってこないで……!」 「……なるほど、これが汝の願いか。汝の纏う仮面は決まった。受け取るがいい、これが汝の抱える欠落だ」 GM ここでペルソナマスターがEロイス【愚者の契約】を使用、鏡子が光に包まれ……仮面が現れます。 空幻:何そのソウルジェムw 仮面は鏡子に張り付き、そのまま一体化した。 翌日の朝。 サボる気満々で寝坊している銀次を、舎弟の猿飛が起こしにきた。 銀次:「おい猿飛ぃ!俺の安眠を妨害するとは、いい根性してるじゃねーか!」 GM/猿飛:「銀次さん、さすが寝起きは狂暴っすね!」 空幻:それは違うゲームw GM/猿飛:「なんか変なんすよ、クラスの他の奴らが。どう言っていいのかよく分からないんで、教室まで来てもらっていいっすか?」 銀次:「ちょっと待ってな、リーゼントをセットすっからよ!」w リーゼントをバリバリにキメた銀次がたどり着いた教室内は、異常な雰囲気に包まれていた。 一般生徒たちは、一見普通の学生生活をしているが…… GM/猿飛:「ほら、ヒロシ!銀次さんが来たっすよ!」と猿飛が声を掛けた一般生徒は、「だから、銀次って誰だよ……って、誰もいねえじゃないか」 と、猿飛の隣にいるはずの銀次をスルーしている。 教室をよく見ると、一般生徒たちは、オーヴァード生徒の存在を認識していない。 オーヴァード生徒が一般生徒に声をかけても、全く反応が返って来ない。 GM たとえば、カルロがいつも通り女生徒をナンパしてると完全スルー……っていつものことじゃないか!w 紫音:特に異常はないんで読書してますw GM まぁ、カルロはどうでもいいとして。この異常性を見た全員がSANチェック……じゃなくて衝動判定。目標値6でいいよ。 この判定は全員が成功するが、それはそれとして浸食率上昇。 夏芽:リンが、みんなに声をかけてスルーされてから、「銀次君、何が起こってるの?」 銀次:「よく分からねぇが、事件のにおいがするぜ!」 GM/猿飛:「……銀次さん誰と話してるんすか?」と、猿飛には銀次しか見えていないらしいです。 夏芽:……そういう話か。PCにはわかってないけどw 空幻:「……なるほど、そういう仕組みね」……ところで、私の浸食率上昇がここまでずっとD4なんですがw GM:去年はD6だったはずなんだけどなーw 混乱の広まる教室に、珠美と明乃が登校してきた。 GM/珠美:「まったく、きょーちゃんが『遅れるから先に行ってて』なんて珍しいね。槍でも振るんじゃないかな?」というと、明乃は「槍か……某としては飛来する槍を用いて修行をすることは、やぶさかではないが、珠美や鏡子は危険ではないのか?」 夏芽:そーいう意味じゃねーからw 空幻:「相変わらず、ソレガシはソレガシだね……」 GM/珠美:「おはよう、みんな!……って、何なのこの雰囲気?」と、彼女たち2人は普通にオーヴァード生徒を認識できているらしく、皆さんの方に質問してきます。 困惑するオーヴァード生徒をよそに、珍しくギリギリの時間に鏡子が登校してきた。 彼女は、鞄を仕舞ってすぐ、教壇に立った。 GM/鏡子:「朝のホームルームまで、少し時間があるので、昨日決定できなかった企画についての多数決を取りたいと思います。猫喫茶という案でいいでしょうか?」w 夏芽:「賛成しまーす!」 w 鏡子は、オーヴァード生徒たちを無視して会議を進める。 一般生徒は、特に異常を認識していないので、特に問題にはならない。 鏡子の友人2人……珠美と明乃が色々と反対したが、それを適当にあしらって議決を行った。 GM 40人クラスで、半分が一般人。13人で過半数だよね!w 「……過半数なので、猫喫茶に決定します」 鏡子は、オーヴァードをスルーしている・……が、夏芽の方を見ると、鏡子は少し表情を曇らせた。 夏芽:「今、私のこと見た?」 GM それを問いただす前に、空気を読まない教師がやってきてしまう。……というところでシーン切るね。 この日の授業は、たまたま一般生徒とオーヴァード生徒は完全に別の場所に割り当てられていた。 1限目は、体育だ。 GM じゃあ、熱血体育教師が「まずは準備体操からだ。よーし、お前ら2人組作れ~!」と死刑宣告をw 紫音:……死刑宣告だわーw 銀次:って、オーヴァードって準備体操居るの? GM 居るよ!エグザイルが関節を伸ばすとかw ぼっちな紫音に声をかけたのは、高等部の体操着を着た、小柄な少女。 GM/蜜柑:「おはよう、紫音。とりあえず、準備体操のペアを組むのが、今のあなたの望みね?」 紫音:「……そうね。蜜柑ちゃん」 GM:では、一緒に準備体操をしながら「あなたのクラスで異常があったと聞いたのよ。で、直接聞きに来たわけ」 紫音:「……雰囲気は変だったけど、特に異常はなかったと思うけど」w どうせいつもスルーされてるしw GM 蜜柑は、『あー、聞く相手間違ったわー』な表情を浮かべているw 夏芽:登場します。「おいお前、ここは高等部だぞ!」w GM/蜜柑:「あら、失礼ね。変わった転校生が居るとは聞いていたけど、こんな失礼な転校生だとは思わなかったわ」 夏芽:「なんだと、お前の方が失礼だろ!」 空幻:登場。「……あら、“取次屋”のクエン酸、だったかしら」 GM/蜜柑:「その呼び方は止めて……って、これは大物が来たわね。あなたのような有名人に覚えてもらえているなんて光栄ね。初めまして、“縁側の狐(シエスタ)”さん?」 空幻:くっ、コイツ……w 「私も、準備体操のペアが居なくて」 夏芽:「私にはリンがいるからな」 GM ……もうさ、空幻はドルジと戯れてればいいんじゃないかな、キツネ形態でw 空幻:できれば人間のまま準備体操したいなーw 銀次:じゃあ、俺はドルジを追って登場する。柱の陰から見てる。 GM そして空幻と、目と目が合う瞬間――w 銀次:「ヤベェ」と逃げ…… 空幻:「逃がさないわよ」とハヌマーン能力で追いつく。 銀次:「何すんだこのキツネ女!」 夏芽:銀次を見て「ものすごいリーゼントだな、お前、バカなのか?」 空幻:「あ、それ言っちゃダメ!」 銀次:「ああん?俺様のリーゼントを馬鹿にするつもりか?」 そんなグダグダな会話をしつつ、授業は進んでいくが……蜜柑は、準備体操が終わると、いつの間にかいなくなっていた。 授業の合間に、PCたち……というか事態を重く見ている夏芽と空幻の2人は情報収集を行っていく。 結果、以下のことが分かった。 ◎八幡鏡子 H1-Dの一般人クラス委員長。 蟹沢珠美、草薙明乃とは幼馴染。1年前、外部の中学校から転校してきた。詳しくはこの2人に聞いた方が良いだろう。 幼馴染2人と共にセントジョージ寮に住んでいるが、鏡子のみ別室。 最近、クラスをうまく纏められないことで悩んでいたらしい。 ◎H1-Dクラスの一般人生徒の異常 オーヴァード生徒を認識できず、存在しないものとして扱っている。オルクス能力の影響らしい。 ただし、ロイスを持っている相手ならば、オーヴァードであっても認識できるらしい。 徐々に他のクラスにも異常が広がっている。これほどの規模であれば、能力を増幅させるための端末があるはずだ。 空幻:なんだよセントジョージ寮って!w GM 残念ながら、公式設定だw 夏芽:確かに書いてあるわーw 空幻:まぁ、調べたことを他の皆にイージーエフェクトで伝えて……ソレガシ達に会いに行くか。 御昼どき。珠美と明乃は2人で弁当を食べていた。鏡子は用があると言ってどこかに行ってしまったらしい。 彼女たちも、鏡子に何があったか知りたいらしい。 空幻:「委員長のことを聞きたいな……言いたくないなら、無理にとは言わないけど」 GM/明乃:「……どうやら鏡子は、“れねげいど”事件に巻き込まれている様子。であれば、詳細な情報があった方が良いだろう」 夏芽:いま、“れねげいど”って平仮名だったよなw ということで、珠美たちが話出す。 「あたしたち3人は幼馴染で、田舎の中学校に通ってたんだ。全部で数十人しかいない、小さな学校でさ。でも、ある日、クラスメイトの一人が急に暴れだして……ジャーム化、したの。それで……」 言いよどむ珠美の話を、明乃が続ける。 「……奇跡的に無事だったのは、某たち3人だけだった。他の生徒は皆瀕死の重傷を負い、ジャームは、UGNによって……処理、された」 「表向きは事故、ってことになった。でも、それからが大変だったんだ」 「うむ。周囲の人間から、憐みや、嫉妬……そういった感情を、向けられることになった」 「で、あたしたち3人も困っちゃって。そこで、UGNの人から、この学園のことを教えてもらって、転校することになった。でもさ、今でも思うんだ。ジャームになったクラスメイトのあの子は、いつも教室で独りぼっちだった。あの子を、あたしたちがもう少し気遣ってあげていれば、こんなことにはならなかったんじゃないか、って」 「特に鏡子は、色々と自分で抱え込むからな。一般人である自分たちでも、何かができると証明したいのだろう。そう考えていたのに、先日のクラスでのあの発言だ」 夏芽:じゃあ、途中から話を後ろで聞いていたんですが、「蟹沢!草薙!」と声をかけて、「委員長は絶対に私が何とかしてみせる!委員長は大丈夫だ、私はそう思う!」 空幻:「……要するに、猫のカンだよね?」 夏芽:「ねこじゃない、夏芽だ!……実は、わたしも3人と同じような境遇だ。だから、助ける。くーちゃん、みんなに連絡してくれ!」 空幻:「……分かった」と、PCと……蜜柑にも連絡しておくか。 その後、空幻の呼び出しで、伝説の桜ケラススの下で待ち合わせ。 空幻:実はまだ調べてない情報項目があるんだよね。 GM/蜜柑:「それは私が調べておいたわ……という演出にするから早く判定しなさい」w 紫音:メタいw GM いやー、メタ発言して許されるNPCっていいよねw 空幻:ところで、情報:FHで振るんですが、その演出でいいんですか?w GM/蜜柑:「まぁ、私がコネで調べたことにすればいいのよ。コネ:FHってFHアイテムだった気がするけど気にしないわ。蛇の道は蛇よ」w 夏芽:「≪猫の道≫はヘヴィー?」w 分かったのは以下の2つ。 ◎新たな“仮面” FHエージェント“ペルソナマスター”が、“ディオゲネスクラブ”での研究結果から作り出したと見られる。 “心の欠落”を持つ相手と契約し、仮面という形でレネゲイドの力を与える。契約者は一般人でも良い。 契約者の“心の欠落”が広がるにつれて仮面の力は増し、最終的には契約者をジャーム化させる。その前に仮面を破壊すれば、契約者は元に戻るはずだ。 ◎端末 いずれかの校舎の屋上に、能力を増幅させる装置が設置されている。 ただし、オルクス能力によって隠蔽されているため、現場で直接探す必要がある。 GM 仮面については、具体的には『契約者とロイス枠を共有。ロイスがタイタス化するたびにEロイスになる』だと思ってくれればいいよ。 そこで、話を聞いていた明乃が口を開く。 「……ふと疑問に思ったのだが、なぜ某たち2人には、その“領域”の効果が及んでいないのだ?」 領域の範囲から考えて、領域の作成者は意図的にこの2人を外しているはず。 空幻:「あなたたちに知ってもらいたいんじゃないかしら?」と呟きます。 取りあえず、領域の拡大を防ぐためにPCたちは端末の破壊に向かうことにする。 「じゃあ、あたしたちはきょーちゃんを探しておくよ。確かに危険かもしれないけど、あたしはきょーちゃんを信じてるから」 空幻:……ところでGM、ここまで登場が9d10振って21しか増えてないんですがw GM だからd4は止めろよw 端末へ向かったPCたちは、紫音の圧倒的な知覚力により、すぐに領域を発見。 端末へたどり着くと、端末の影響で操られている一般生徒たち、そして端末そのものが襲いかかってきた! ……が、紫音と銀次の攻撃で端末は破壊。その場の生徒は元に戻った。 生徒の証言により、今回の事件の領域を展開しているのは鏡子であることが確定する。 そして、一部の生徒は未だに鏡子の支配下にある。 GM ここで、珠美から連絡が来ます。……空幻に対してかな。ちなみに、明乃は電子機器が苦手な子だw 鏡子とまだ操られている生徒は、セントジョージ寮に戻っていることが分かった。 「うちの寮には、よく分からないホールがあるんだけど、そこにいるみたい」 「……そこで、某たちも向かってよいか?」 空幻:「危険だよ。怪我したり、死んじゃうかもしれない。それでも行くの?」 GM/珠美:「オーヴァードのみんなにしかできないことがあるみたいに、あたしたちにしかできないこともあると思うんだ。ほら、親友だし!……それに、あたしはきょーちゃんを信じてるから」 空幻:「分かった。でも、私たちが行くまで待っててね。私たちの手の届かないところで危険なことはしないで」 夏芽:「くーちゃん、委員長みたい」w 空幻:「みたい、じゃなくて委員長なんだけど。一応」w GM/珠美:「え、そうだっけ?」w ……そんな感じでクライマックスね。 セントジョージ寮、ホール。 鏡子と、操られた一般生徒が待ち構えていた。 鏡子の顔には、仮面が張り付いていた。その仮面は、不快な表情……他者への嫌悪を浮かべている。 空幻:「遊びに来たよ、委員長」 GM/鏡子:「空幻さん。……私、気づいたんです。他人の話を聞かず、他人を理解しようとしない……そんなオーヴァードたちが居るから、悲劇が起こるんだと。だから、私はオーヴァードを否定します。あなたたちも、そして、こんな力を持ってしまった、私自身も!」 そう宣言する鏡子の後方上部、ホールの2階には、奇妙な機械が置かれていた。 機械が唸りを上げると、周囲のレネゲイドが沈静化していく。 GM/鏡子:「この装置の影響下では、オーヴァードは十分な力を発揮できません」 空幻:≪カームダウン≫? GM:そんな感じ。「それに、あの装置はエフェクトによる攻撃への耐性を持っています。そう簡単には壊せませんよ」とフラグを立てると―― 「……ならば、某の刀であれば、斬れるというわけだな」 いつの間にか装置の横に移動していた明乃の一閃が、機械を両断する。 GM 白兵判定、一般人だからエフェクトはないけど≪Dロイス:伝承者:白兵≫で達成値30くらい。 その横について行った珠美が、話を続ける。 「きょーちゃん、あたしはみんなを信じてる。だから、きょーちゃんも、他の人のことを信じようよ!」 GM/鏡子:首を横に振り「……私はもう、誰も信じない。もう誰にも頼らない」 紫音:だれか鹿目まどかを呼ぶんだ!w GM まど神様ー、早く来てくれー! 戦闘開始。 10m先に鏡子、間のエンゲージに重装(防具着用)の生徒モブ1、一般人(バットとかで武装)モブ2。 鏡子は、セットアップに≪ソルジャーコネクト≫で配下の行動値を増加させる。 「みなさん、私の指示に従ってください!」 そして、最初のイニシアで鏡子が≪加速する刻≫で追加行動。 ≪ライトスピード≫からの2回攻撃。 まずは≪振動球≫を軸とした範囲攻撃、にDロイス超侵食で命中とダメージ上昇。 さらに、当たるとダイスペナ5個。 銀次:≪フラッシュゲイズ≫でその判定を10d減らします。 GM うおー、3dしかない!しかもライスピだからCT8……クリティカルせず、超侵食込みで命中22。 この攻撃を、紫音は楽々回避。ダイスペナを食らうと致命傷の夏芽は、≪妖精の手≫で強引に回避。 残り2人に命中だが、夏芽の≪領域の盾≫で空幻に銀次を庇わせる。 空幻がリザレクト3LVし、一気に120%まで上昇。 GM ライスピからの2回目は≪狂乱の一声≫その他の交渉攻撃を4人に。「あなたたちも、私のことを否定するんでしょう?私が邪魔なんでしょう?」この攻撃が当たったら、BS憎悪+放心ね。 だが、こちらも達成値振るわず。先ほどと同様、紫音が普通に避け、夏芽は≪妖精の手≫で回避。銀次はタイタス蘇生。空幻は普通に耐える。 イニシア割り込みが終わり通常手番へ。 紫音は拳銃で重装モブを攻撃するが、大部分が止められる。 銀次は憎悪の影響で鏡子へ攻撃。リーゼントからビームが飛ぶ。 鏡子への攻撃は、しかし、周辺に発生した防壁によりはじかれた。 それは、鏡子の心が示す、拒絶の意志。 「……私は拒絶します。オーヴァードを、全てを!」 GM Eロイス【拒絶の結界】で30点以下のダメージ無効。蘭学でいうATフィールドであるw 一度突破されると、以降は効果を発揮しない。 空幻:辛いなー。 だが、鏡子はもはや範囲攻撃がない。通常手番の夏芽への攻撃は空幻を≪領域の盾≫にして防ぎ、配下たちの攻撃は普通に回避。 夏芽の手番、≪ジャミング≫妨害を紫音の≪援護射撃≫で相殺し、≪雨粒の矢≫≪アニマルテイマー≫シーン攻撃。ドルジが万軍撃破の大活躍し60点を超えるダメージでモブを壊滅させる。 GM 喰らうとバリア割れるから≪空蝉≫。残像で回避。 が、直後の空幻は≪究極獣化≫から≪一閃≫で攻撃。この時点で浸食率154であるw GM ボスより浸食率高いんだけど、アイツw ≪知恵ある獣≫で人の姿を保ったまま、空幻は圧倒的な膂力で攻撃。(ちなみに≪究極獣化≫装甲値10点は『モフモフの毛皮』によるものらしい) “悪霊の主”は、出目が振るわないとか言いつつ60点近いダメージを叩き出す。 その一撃により、鏡子の心の障壁……【拒絶の結界】は砕け散った。 鏡子にもはや防御手段はないが、≪歪みの領域≫で地味に相打ちを狙いつつ、ついに夏芽に攻撃を命中させる。 夏芽:「……倒れてなんていられない、絶対に助ける!」とタイタス復活。攻撃します。 GM 「思いなんてものに、何の価値があるんです?」と……Eロイス【否定の壁】で『自分への攻撃のタイタス打消し』があるが、使うタイミングないなー。なんで1ターン目に夏芽に攻撃当たってないんだよー。あー、リア充だったらなーw 空幻:確かに≪想い人≫のカバー不可は強いですけどね!w 最後の一撃を受け、鏡子の仮面が砕け、塵となって消える。 残された鏡子は、その場に脱力しながら、穏やかな表情を浮かべている。 「……ありがとうございます。皆さんのおかげで、人を信じる気持ちを思い出せました」 クライマックス終了、“倒した敵”のEロイスは3枚相当。 154の空幻に一瞬期待が集まるが、全員普通に1倍で帰還。エンディングへ。 事件解決後、後処理は空幻が何とかして、鏡子もすぐに復帰した。 教室では、今度は全員で、クラス企画の話し合いが行われている。 空幻:私は『働きたくない』のアイマスクをして寝ていますw GM キツネが?w 空幻:キツネがw 今度こそ、クラス中の合意を得て、『猫喫茶』に決まった。 ……この時、セッション参加者数名が、『ちくわ喫茶』という単語を胸の奥にしまっておいたのは秘密。 夏芽:説得用に、ドルジを教室に連れてきています。 GM オーヴァード生徒も、ドルジに魅了されたのか、反対意見はないw 銀次:「なぁ、あのドルジで芸でもすればいいんじゃねぇか?」 夏芽:「ドルジは大切な友達だ!芸人でも、芸ねこでもない!」w 紫音:私は後ろでドルジと戯れています。 空幻:あれ、私のマスコットの座が危うい……?w 鏡子と珠美と明乃、3人の仲も一層良くなったらしい。 空幻:「そうだ、鏡子ちゃん。あの仮面をつけてる時のこと、覚えてる?」 GM/鏡子:「はい、はっきりと。……他人への嫌悪感が湧き上がって来て、悪いことだと思っているのに、止められなくて……」 空幻:「そう……まだ、オーヴァードは嫌い?」 GM/鏡子:「いいえ。色々なオーヴァードが居ることが分かりましたし、皆さんから、誰かを信じる大切さを教えてもらいましたから」 こうして、H1-Dクラスの危機は無事解決したのだった。
https://w.atwiki.jp/gamecircledaitokai/pages/53.html
DX3@アカデミアの自作キャンペーン『欠落の楽園』第5話(最終話)。 =最終話今回予告= 遂に文化祭が始まった。 細かいハプニングはありつつも、1日目は順調に終了した。 だが、その夜。世界は変貌した。 “ペルソナマスター”の仮面が学園全体に拡散し、『苦痛の無い世界』が生まれる。 昨日と同じ、だが確実に変貌してしまった世界を変革するため、立ち上がる5人と1匹――リトルバスターズ! 再戦の舞台を待ちわびていたマスターブレードの放つ必殺技とは!? 【究極存在】と化したペルソナマスターを倒す、たった1つの冴えたやり方とは!? ダブルクロスキャンペーン最終話 『アカデミア 野球編』 ダブルクロス、それは裏切りを意味する言葉。 == ハンドアウト(全員共通) シナリオロイス:なし 無事に開催された文化祭。キミはその初日を満喫した。 しかし、2日目には全てが変貌してしまった。 果たして、あの人物は無事なのだろうか? ※ロイスに関するギミックがあるので、ロイス欄が3つ空いた状態でシナリオ開始します。 == PCたちの今回のカヴァー:成長報告 夏芽/リトルバスターズキャプテン: 芸術:野球 取って20点余り 紫音/図書委員(参謀):120%エフェクト≪ブリッツクリーク≫ 空幻/委員長(キャッチャー):ドラマCDデータ『アリアドネ』で全ダメージ-10 銀次/番長(セカンド):≪ピンポイントレーザー≫ シナリオ開始。 文化祭初日の早朝の教室。 夏芽たちは、長い準備を経てようやく開店準備が整った。 看板に衣装、猫の準備も万端だ。 GM/カルロ:「いやー、空幻さんに大量の仕事を押し付けられた時は死ぬかと思ったけど、何とかなるもんだね!さすがボク」と、メイド20人から称賛されているカルロ。 空幻:「どうにか間に合ったみたいね」 GM/鏡子:「空幻さんに任せておいた衣装の注文数がずれている気がしましたが、そんなことは無かったみたいですね」 夏芽:「誰がこんな大量のメイド服を用意したんだ?」 空幻:「1着足りなかったけれど、UGNの偉い人が何とかしてくれたわ」w GM/珠美:「流石きょーちゃんとくーちゃんだね。こんなにかわいい衣装を準備できるなんて。あ、リトルバスターズのみんな、明日の野球大会は頑張ってね!応援に行くよ!」そこで、更衣室で着替えた明乃が遅れてやってくる。「しかし、こういった装飾過多な衣服は、某には似合わないのではないか?」と、メイド服に帯刀した明乃。 銀次:「その刀、似合わないんじゃねぇか?」 GM/明乃:「だが、刀は武士の魂……手放すことはできぬのだ」 そんな会話をしていると、教室に誰かが駆け込んでくる。 「紫音お姉さま、マーベラスな喫茶ですわね!」 なんだかよく分からないが、戦士風のファンタジーな服装の朱夏が現れる。 夏芽:何故か右肩が無駄に露出している左右非対称な鎧? GM そんな感じ。「あら、お姉さま方、このファンタジックなコスチュームが気になりますの?」と、自信満々に「これは、ライトニングの異名を持ちグラビティを自在に操る、永遠なる女騎士、エターナルキャバルリーのアーマード・コスチュームですわ!」w 夏芽:ブラックドッグ/バロールかーw 紫音:「……寒くないの?」 銀次:「防御力低そーだなおい」 GM/朱夏:「お姉さま方、私のクラスの『エターナルキャバルリー喫茶』にも来ていただけますか?当喫茶は、誰でもウェルカム、ですわ」ちゃんと企画名もそう書いてあるよ、字数制限の都合で半角カタカナだけど! 銀次:「つーか、エターナルキャバルリーって何なんだよ」 空幻:「……あなたのリーゼントと同じようなものよ、きっと」 以降、各自1シーンほど、学園祭を満喫するシーン。 紫音は夏芽と空幻を引き連れて、朱夏の案内でエターナルキャバルリー喫茶へ。 教室は一見普通の喫茶店だが、その一角にファンタジーな空間が展開され、いかにも小さなメダルが入っていそうなタンスや壺が置かれている。 紫音:「……メニューは普通ね」 GM:調理担当まで手が回らなかったんだよ! 紫音の妹の深音が、朱夏を調子に乗らせて企画名まで発展させたけど。 空幻:「じゃあ、この『神王エニアパフェ』お願い」w GM:とか言ってると、蜜柑が「……妙な名前の喫茶店があると思ってきてみたけれど、やっぱりあなた達だったのね」と来店する。 紫音:「他にこの名前を使う人はいないと思う」 GM/蜜柑:「いや、私は 情報:噂話 は判定できないから」【生来の狂気】のペナのせいで。 夏芽:「……もしかして、実はあっちの普通の喫茶店の方がエターナルキャバルリー喫茶なんじゃないか?」 GM/朱夏:「そ、そこに気づくとは!流石夏芽お姉さま、私も気が付きませんでした!」 空幻は、一休みするために、アニマルオーヴァードのショーを見ていた。 そこに、声がかかる。 「あなたも混ざったらどうです、マスターレイス?」 空幻:「その冗談……流石の私も怒るわよ、プランナー?」 GM/プランナー:「もちろん冗談です」と、例のメイド服を着て登場。「そろそろペルソナマスターに動きがあるかと思ったのですが……まだのようですね。折角ですから、あなたのクラスの手伝いでもしていましょうか」と、いそいそとネコ耳を装備するw 空幻:「な、何をするつもり?」 GM/プランナー:「あなたのクラスの猫喫茶を救うべく、『ぷらんにゃー』が颯爽と登場するつもりですが」 空幻:「そ、そう。ありがとう」と遠い目をして返事をw GM で、ぷらんにゃーは立ち去っていく。 紫音:登場します。「今の子、知り合い?」 空幻:「ええと……ノイマンシンドロームの子で、すごく頭が良くて……で、“デザイナー”って呼ばれてるわ」w 続けて夏芽は、リンと回って色々と食べ比べ。 GM/リン:「これでイチゴサンデー10個目だね!」 夏芽:「そうだな。いくら食べて辛くなったとしても、明日になれば大丈夫だ!」……『イチゴサンデー7つ』って、普通に一つ680円とかだった気がする。 GM:樋口一葉が飛ぶな……。「次は、あの『かき氷早食い』に行ってみようよ!」 銀次:じゃあ、全力で食べてます。「うおー!」 紫音:ここも食べてる。 空幻:ぷらんにゃーを見てショックを受けたので、「少し、頭を冷やそう……」と食べに来ますw 銀次:俺はリーゼントを発光させることにより熱を発生させ、頭が痛くなるのを防ぐぜ!w GM:そんなことを知らずにリンは一気に食べて「うう……夏芽、頭が痛いよ。生きるのってつらいね」w 夏芽:「若くして真理に到達したな」w 銀次が祭りを満喫していると、企画を荒らしている不良が。 GM/不良:「おいおいねーちゃん、この俺様たちがレッドスコルピオだと知らねーのか?もっとサービスしてくれよ!」と何人かが。 空幻:「あら、見過ごせないわね」と見ていよう。 銀次:「おいお前」と肩に手を置く。 GM/不良:「ああん、なん……」と振り向いて硬直。 銀次:「このリーゼント、忘れたとは言わせねぇぞ!」 夏芽/不良:「お、お前は、“ライトキャノン”!」 GM:何この時代劇w 銀次:「くーさん、懲らしめてやりなさい!」w 空幻:「はーい!」と敵を倒してから「……って、何でよ!」と突っ込むw 紫音:それを撮影するしねま。 GM:不良に絡まれていた生徒が、「あ、ありがとうございます!」とお礼をしつつ(……やだ、このリーゼントの人カッコイイ)的な目で見てくるw 銀次:ドヤ顔で返すぜ!w その夜。学園全体に、重々しい声が響いた。 ある者は夢の中で、ある者は徹夜作業に追われながら、その声を聴いた。 「汝ら、学園祭は楽しめているか?」 「たとえ今日が楽しかったとしても、明日がそうだとは限らない。世界は、不条理な苦痛に満ちている」 「ならば、世界から苦痛を取り除いてしまえば、世界はより平和になるだろう」 「汝らは何も失うことは無い。ただ、苦痛を外に押し付けるだけでよい。そう……仮面に」 「汝らもすでに知っていよう。自分の欠落を埋め、不要な苦痛を受け持ってくれる仮面の存在を」 「『苦痛の無い世界』で、楽しいことだけを行い、変わらない日常を送り続ける。それこそ、汝らの望みではないか?」 「汝らの真の顔を、願いを守ろうではないか、我という仮面、ペルソナが。そして汝らは、仮面の主、ペルソナマスターとなる」 GM:そう言って、各人に仮面を受け入れるように誘ってくる。仮面を否定する場合、衝動判定9。受け入れるなら、ロイス欄に『ペルソナマスター』を書くこと。 空幻:「そんな世界、絶対にお断りよ」 銀次:「苦痛が無いってことは、その分勝利の喜びも少ないってことだろ?つまんねーじゃねーか、そんな世界」 等の理由でPC全員が拒絶。 しかし、多くの学園一般生徒はそれを受け入れ―― 翌朝。世界は変貌した。 一見、昨日と変わらない世界。 だが、生徒たちは仮面を受け入れ、自分にとって不都合な行為や感情を、仮面に背負わせる。 それは、平穏な、苦痛の無い世界だった。 空幻:ああ、腐女子の衝動:妄想が止まったりするのかw GM 確かに平和かもしれないな、学園祭2日目w 空幻:2日目……って、その2日目じゃねーからw GM 3日目は大変なんだろーなー。 空幻:風紀委員会の監視が厳しいんだろう、きっと。 GM:というわけで、2日目は、情報収集したり、ロイスを持っている相手に会いに行くことになる。このキャンペーンに出たNPCならロイスが取れるよ。 まずは紫音と空幻が蜜柑に会いに行った。 “取次屋”の店舗はいつもと変わらず、異常を察している蜜柑が待っていた。 ここで行った情報収集の結果は以下の通り。 ◎ペルソナマスター FHのマスターエージェント。 ≪オリジン:レジェンド≫のレネビであり『仮面』という都市伝説そのもの。 都市伝説が存在する限り、ペルソナマスターが滅びることは無い。Eロイス【究極存在】によって、あらゆるダメージが無効化される。 ◎『苦痛の無い世界』 ペルソナマスターによって作り出された状態。Eロイスなどの作用ではない。 不都合や苦痛を、各人の心に宿った(=ロイスとして習得している)『仮面』に押し付けることで実現している。 現状、特に混乱は起こっていない。 こういった現象に詳しそうな人物ということで、プランナーを呼び出そう、と考えたところでプランナーが登場。 詳しい話をしたいので、夏芽と銀次も呼ぶように要求。 夏芽:「お、お前、ぷらんにゃーじゃないか!」 空幻:「“デザイナー”さんよ」w 全員の前で、説明を始める。 GM/プランナー:「苦痛の欠落した世界。さしずめ、『欠落の楽園』と言ったところでしょうか。皆さんは、この世界を否定するのですね――さて、一見完璧に見える計画ですが、ペルソナマスター自身も気づいていない穴がありますね。私が皆さんにプランを授けましょう」……すっ、とリンを指さし、「切り札はあなたです、リンさん」 夏芽:「えっ、リンが?」 「あなたは、島の外にいる時点から微弱な意志を持ち、この島のレネゲイドによって目覚めた存在。この島に適合しつつも、外の世界の理……『常識』をその身に宿すもの。この島にとっての獅子身中の虫、というわけです」 「みなさんが、『仮面を着けた相手の正体が分からない』などのこの島の理に囚われなかったのは、全て彼女の影響です」 「彼女の影響力を全生徒に広げ、彼らに『仮面』の存在を否定させることができれば、この状況を変えることができるでしょう。そのためには、彼女の存在を、全生徒に知らしめる必要がありますが……ところで、今日は野球大会があるらしいですね」 夏芽:「ああ……そうか、そこでリンが活躍して優勝すれば!」 GM/プランナー:「ええ、それが良いでしょう。ですが、注意してください。目論見に気づいたペルソナマスターが妨害してくるかもしれませんし、何よりこれまでにない規模で学園内部の理を『常識』で否定することになるのです。島からの反発を一身に受けることになるリンさんに、何が起こるか未知数です。場合によっては、消滅する可能性もあります。文字通り、『たった一つの冴えたやり方』になるかもしれません」 空幻:「……その手段を選ぶかは、あなた達に任せるわ」 夏芽:「リンと会ってまだ1ヶ月くらいだけど、最初に会った時から懐かしい感じがしてたんだ」 GM/リン:「うん、たった1ヶ月だけど、みんなとこんなに仲良くなれたのは、楽しいことだけじゃなく、辛いこともあったからだと思う。だから……あたしは『苦痛の無い世界』を否定する!」 というわけで、クライマックス1はFS判定、ただし人数が少ないとペナルティになる。 そこで、チームメンバーを集めるPCたち。 GM ちなみに、プランナーは参加しない。蜜柑は選手として数えないけど、以下のスキルが使える。 =久縁蜜柑:≪こんなこともあろうかと≫= 調達目標値30までのアイテム1つを調達。即座に誰かに装備させても良い。シナリオ1回。 == 次は、クラスに戻って鏡子、珠美、明乃に声を掛け、事情を説明してチームに引き込む。 =八幡鏡子:≪適切な助言≫= 判定直前、+2dしCT-1(下限9)、ラウンド1回。 =蟹沢珠美:≪マンガ知識≫= マンガ知識が役立つ判定直前、+4d、ラウンド1回。 =草薙明乃:ゲスト扱い= 【肉体】6 白兵 6 回避 4 【感覚】3 知覚 2 【精神】2 意志 2 【社会】1 行動値8 【Dロイス:伝承者(白兵)】 自身の 白兵 判定直前、達成値を+3d10、シナリオ1回。 == 銀次:某は相変わらずだなーw あ、しねまも呼んでおこう。 GM/しねま:「実況の仕事があるので、チームには参加できないのでありますが、知り合いに頼んで、責任を持って全校放送するであります!」……第三生徒会のエナが≪タッピング&オンエア≫持ってるからな! 紫音:あ、カルロにも声を掛けます。 GM/カルロ:「いやー、前のPVで『もう二度とあんなことはしないよ』って言ったばかりだからね。仮面を受け取るわけにはいかなかったんだよ」 夏芽/メイド:「流石です、坊ちゃま」w =カルロ・クリスピアーノ:ゲスト扱い= 【肉体】3 【感覚】5 芸術:彫刻 4 【精神】2 RC 1 【社会】2 行動値12 侵食率80% (ダイスボーナス+2d) ≪コンセ:サラマンダー≫2 ≪氷神の悲しみ≫3(メジャー/リアクション、感覚を用いた判定に+4dし、更に達成値+3(ランク効果)) == 続けて、朱夏と深音のエターナルキャバルリー喫茶へ。 昨日よりも例の一角のファンタジー成分が強化されているが、他のクラスメイトは完全にスルーしている。 GM:“痛み”を仮面に押し付けているからな! 夏芽:そんなに“イタい”のかあの空間w 紫音:「朱夏ちゃん、野球やらない?」 GM/朱夏:「お姉さまと一緒なら、オフコースですわ!ああ、昨日お姉さまがここに来ていただいてからテンションが上がりっぱなしで、もう120%ですわ!」w =蘭堂 朱夏(侵食率120%):アージエフェクト≪生命の大樹≫2= クリンナップに使用、シーン(選択)のHPを20点回復、シナリオ1回。 == GM ちなみに、深音は特に特殊効果なし。 更に、銀次が舎弟の猿飛に声を掛けて、人数を確保。 GM:猿飛も能力なしの『人数』ね。 空幻:あと誰かいたっけ……あ、『クリスタル囲碁相撲部』!w GM:「ライバルのピンチと聞いて、手助けにきたでごわす!」w ……まぁ、人数で。……仲間集めは以上でいい? 夏芽:もういいかなー。 GM 一応、名前付きのNPCとして、『ヒロシ』とかいるけどw 空幻:誰だよ!w GM ほら、1話で出てきた猿飛の知り合い。「何言ってんだ猿飛、誰も来てねーだろ」って言った奴w 銀次:いたなぁ、そんな奴w GM あとはクラス担任の先生。一応、「授業始めますよー」くらい喋ってるはずw そんなこんなで準備が完了し、野球大会へ。 マスターシーン。 順調に勝ち上がっていくリトルバスターズを、何処とも知れぬ闇の中で見ている者たちが居た。 その1人、マスターブレードが問いかける。 「ペルソナマスターよ。俺は貴様の正体や計画などに興味はない。だが……先日言っていた『リトルバスターズとの決着の機会』とは、よもやこの野球大会ではあるまいな」 「その通りだと言ったら、どうする?」 「ぐぬぬ……」 夏芽:ぐぬぬ、じゃねーよw 言いよどむマスターブレードに、ペルソナマスターが話を続ける。 「落ち着け、マスターブレード。奴らとの決着がつけられなかった貴様は、もはや奴らを倒さなくては前に進めないのではなかったか?」 「い、いや、そのようなことは……」 「なにを躊躇う。貴様の欲望に正直になるがいい」 そう言ってペルソナマスターが【愚者の契約】を行い、舞台の準備は整った。 空幻:正しいけど、正しくない使い方だw クライマックス1 野球大会も遂に決勝戦。しねまの実況にも熱が入る。 「さあ、決勝戦出場チームは『リトルバスターズ』対『ディオゲネスクラブ』!因縁の対決であります!まずはリトルバスターズ、入場!」 夏芽に連れられて、一同が入場する。 GM えーと、メイドが20人と、クリスタル囲碁相撲部が10人弱いて、合計40人くらい?w 「続いて、ディオゲネスクラブの入場であります!」 マスターブレードと、仮面を着けた数人、そしてペルソナマスターの仮面を着けた犬が入場する。 バットを振るい、マスターブレードが高らかに宣言する。 「前回は油断したが、今回は初めから全力で行くぞ!」 言葉と共に、マスターブレードが4人に分裂する。 「なんとディオゲネスクラブは、1番から4番まで全員がマスターブレードという超攻撃的な布陣!リトルバスターズはこれをしのぎ切ることができるのか!この試合から目を離せないであります!」 夏芽:これが……レネゲイド野球……w ……この映像は、学園中に生中継されている。 街頭の巨大モニターから、携帯用の端末まで、様々な媒体に映像が映る。 しかし、ほとんどの生徒たちは、『苦痛の無い世界』からそれを眺めている。 先攻はディオゲネスクラブ。 「まずは俺から行かせてもらうぞ」 そう言ってバッターボックスに立つ、マスターブレード1番。 圧倒的な殺気を放ち、ただ球場に立っているだけで体力が消耗させられる。 GM ……という演出だが、普通に毎ラウンド攻撃する。バット一振りするだけで、≪スプリットアタック≫で8人に≪かまいたち≫が飛ぶ、『バット1振りするだけで8人が倒れた』w セットアップのハプニングチャートの結果は、『FS判定すると1d10ダメージ』。 空幻:アリアドネで10点止まるから関係ないぜ!w FS判定は、5ラウンド以内に25貯めればOK。最大達成値30。 =FS1 猛攻を凌ぐ= 判定8:肉体orガード値 == GM この判定は、特例としてガード値を算出して達成値扱いにできるとする。それはそれとして、行動値21でマスターブレードの攻撃ね。 この攻撃で全員がリザレクト(ちなみに、PC以外はカルロのメイド(エキストラ従者)がエキストラカバーリングしてる扱い)。 PC側は、明乃まで他全員が待機。明乃が判定してファインプレーして1アウト。 だが、マスターブレード達は落ち着き払っている。 「1番がやられたようだな」 「だが、奴は我らマスターブレードの中でも一番の小物」 「我らの実力はこの程度ではないぞ!」 しかしこの直後、空幻がファインプレーを見せ、3アウト。攻守交代。 その頃。 巨大モニターで生中継の映像を見ている生徒の1人が、ポツリと言った。 「なぁ、なんであのリトルバスターズって連中は、ボロボロになってまで野球やってるんだ?」 「さあな。面白ければどーでもよくね?」 そう言いつつ、映像を見続けている。 1回裏、リトルバスターズの攻撃。相手のピッチャーは、マスターブレード4番。 これまで黙っていた明乃が口を開く。 「……夏芽殿、まずは某に行かせてほしい」 夏芽:「いいけど、どうしたんだ?」 GM/明乃:「あのマスターブレードとやら、先日の仮面舞踏会で会った時から、どこかで会ったような気がしていたのだ」 バッターボックスに入った明乃が呟く。 「……この気配、御剣部長……いや、まさかな」 「ふむ……俺は、一般人が相手でも手加減はしない。貴様の全力を出して当たってくるがいい」 「……そうさせてもらう」 明乃は、正面に向き直ると、バットを捨てて愛用の竹刀を正眼に構えた。 空幻:それ野球だったらルール違反……だけどレネゲイド野球だから関係ないかw それを見て、マスターブレードは不敵に笑う。 「良い構えだ。だが……」 大きく足を振り上げ、投球する。砂煙を巻き上げて飛来するボール。 対する明乃は、確かにボールを捉えるが、しかしボールは勢いを失わず、そのままキャッチャーのミットに収まった。 驚愕する明乃。 「馬鹿な、確かに手ごたえはあったはず……」 「今のが、俺が編み出した、吸引力の変わらないただ1つの魔球、名付けて『マスターボール』。この魔球から逃れることはできん」 GM と、般若の面の下でドヤ顔をしているマスターブレード。 空幻:確かに吸引力は変わらないけどさ、『マスターボール』w 夏芽:人のものをとったら、どろぼう! =FS2 魔球の正体を見抜く= 判定12:知覚or『知識:魔球』に類する技能 == 夏芽が 芸術:野球 で判定、更にHPが低くてFS判定したくない紫音が手番を使っての援護と、≪支援射撃≫を行い、鏡子の効果を使いつつカルロが判定。 GM/珠美:「あの投球フォーム、どこかで見たことがあると思ったんだけど、大リーグボール2号ね。いわゆる消える魔球よ。でも、球はちゃんと見えてるし……」 空幻:やっぱりそれかw GM/鏡子:「見えている球が囮、という可能性は無いですか?」 紫音:≪支援射撃≫で魔球の砂煙を晴らします。 =FS3 魔球の弱点を探る= 判定9:『知識:魔球』に類する技能 == GM/マスターブレード:「なるほど、早くも『マスターボール』の秘密に気付いたわけか。だが、それで打ち破ることが可能になるわけではあるまい」 空幻:≪我が魔球は破れず≫w 再び投げられる『マスターボール』。 通常の軌道を描くボールと、土煙の中を飛ぶボール、その数は合わせて8個。 「8つ全てが実体を持つボールだ。原理が分かっても、打ち返すことはできまい」 GM 演出上は≪スプリットアタック≫のちょっとした応用。 ここで、銀次が珠美の効果を使ってFS判定。 GM/珠美:「テニスマンガで見たことがあるよ、増える魔球。あれは、全部まとめて打ち返せばいいんだよ!」 夏芽:テニヌw GM/鏡子:「もしくは、実体とはいえ、本物のボールは1つのようです。それを識別できれば……」 と、対策を思いついたところで、進行値12で1ラウンド目終了。 2ラウンド目、ハプニングチャートは1ラウンド目と同じく、FS判定するとダメージ。 マスターブレードの攻撃でリザレクトしたところでPC側のターン。 =FS4 魔球を打ち返す= 判定10:任意の技能による命中判定 ただし、メジャーの直前に知覚15(リアクション扱い)の判定を行う。 成功すると、通常通り部分判定可能。失敗した場合、部分判定後、7分の8の確率で部分判定達成値0になる。 ただし、範囲以上を対象とする攻撃の場合、通常通り達成値を算出する。 == 紫音の援護を受けた銀次の範囲攻撃がボールを打ち返す。 銀次:「うおー!リーゼントマシンガン!」 更に、カルロが≪氷神の悲しみ≫をフル活用して本物のボールを見切って打ち返す。 遂に動揺するマスターブレード。 「馬鹿な、魔球マスターボールが破れるとは!」 「……どうしたマスターブレード、貴様の欲望はこの程度ではないだろう?」 「当然だ!」 「では、その欲望にふさわしい舞台に変更しようではないか」 ペルソナマスターの言葉と同時に、球場が蠢き、選手に襲いかかる。 ≪C エグザイル≫≪無機なる四肢≫≪細胞侵食≫≪異形の祭典≫。17dでCT7、ダメージが入ったら重圧と邪毒5。 銀次:じゃあ、フラッシュゲイズするぜ! GM だと……1個だけクリティカルして―― 夏芽:≪支配の領域≫! GM ですよねー。命中16。 夏芽と紫音が回避、空幻が銀次を庇ってノーダメージ。 ――球場は、一面の荒野と化した。 その様子も、街頭の巨大モニターに映っている。 「あいつら、あんなにボロボロなのに、まだ続けるつもりかよ」 「苦しいだろうに、何であいつらは止めねぇんだ。馬鹿じゃねえの?」 「……でも、あいつらを見てると、何か思い出さねぇか?」 「何かって、何だよ」 空幻:ワクワクを思い出すんだ!w 「良くわかんねぇけど、何か、とても大切なものを忘れちまってる気がするんだよ」 モニターには、ボロボロになりながらも立ち上がる、夏芽とリンの姿が映っていた。 GM/リン:「夏芽、大丈夫?」と心配するリンだが、その体の一部が一瞬半透明になる。 夏芽:「大丈夫だ。リンこそ無事か?」 GM/リン:「さっき言われた『島からの反発』ってやつかな。まだ大丈夫だけど、時間がかかると厳しいかも」 球場に、ペルソナマスターの声が響く。 「……ほう、まだ立つか。だが、汝らの力は奪わせてもらう」 周囲にレネゲイドの力が沈静化する物質が散布される。≪カームダウン≫4で、オーヴァードの行う全判定-8d。 GM カルロがふらつき、それを支えようとするメイドの動きも緩慢になっている。状況を察した鏡子が、「大丈夫ですか、皆さん」と心配している。珠美が「マンガでよくある展開だけど、ラスボスが直接動いたってことは、もう後がないってことだよ!きっと、あと一息だよ!」と励まし、隣の明乃も頷く。どうやらカームダウンの影響はマスターブレードにも及んでいるらしく、魔球の切れ味が鈍っているようだ。魔球の本物を見抜く判定目標値が10に減少。 次の手番は、明乃。カームダウンの影響を受けていないので、どうにか知覚判定を通し―― 夏芽/明乃:「魔球、見切ったり!」……伝承者込みで達成値33! これでカウントは24。あと1。 空幻:で、難易度は10で、私の基準値は9なので、普通に範囲攻撃しまーす。 夏芽:「決めろ、くーちゃん!」 空幻:……≪一閃≫! 空幻がまとめて打ち上げたボールが、勢いよく場外まで飛んでいく。 「試合終了!魔球マスターボールを打ち破り、リトルバスターズの勝利であります!早速ヒーローインタビューを行うでありますよ!」 カメラに映るのは、傷だらけになりながら戦い、勝利を収めたリトルバスターズ。 映像の中央に、笑顔のリンが映る。度重なる攻撃と『島からの反発』の影響で足元はふらつき、実体化が解除されかけているが、その顔には満面の笑顔。 その様子を、モニター越しに学園中の生徒が見つめている。 紫音:「行ってきなさい」 空幻:「あなたたちは、二人で一人でしょう?」 夏芽:「そうだな……行くぞ、リン!」 GM/しねま:しねまがマイクをそちらに渡して、「では、一言お願いするであります!」 夏芽:「マスターブレードは強敵だったけど、楽しかった!」 GM/リン:「辛いことや痛いこともあったけど、だからこそ、勝ててうれしいよ!だから、これを見ている皆も、嫌なことから目を反らさないでほしいな。ね、夏芽!」そう言って、夏芽へともたれかかるリン。 夏芽:「そうだぞ、辛いことの後には楽しいことがあるんだ!」 GM で、リンは「ごめん、疲れちゃった……ちょっと、休むね」と呟くと同時、元のボールに戻り、その場に落下する。 夏芽:「大丈夫か?」とボールを拾います。 その映像を見つめる生徒たちは、憑き物が落ちたように穏やかな表情になる。 「そうか……俺たちは、『苦痛』から逃げていたのか」 「あいつらが、あんなになるまで戦ったんだ。俺たちが逃げたら、あいつらに見せる顔が無いよな」 「ああ、『苦痛』から逃げるための仮面なんて必要ない」 「だって、俺たちみんな――」 GM 夏芽:「「仲間だもんげ!」」w 生徒たちは、次々に心の中の仮面を捨てて――タイタス化していく。 その影響を受け、【究極存在】であったペルソナマスターの仮面が揺らぎ、ヒビが入る。 クライマックス1・終了。 クライマックス2……に入る前に、朱夏の効果で全員を回復、HPをそこそこ残した状態で戦闘へ。 ペルソナマスターの仮面が揺らぎ、ヒビが入る。 「な、なぜ『苦痛の無い世界』を否定する!それこそが人間たちの願いではないのか!?」 夏芽:「苦痛が無い世界じゃ、楽しいことも楽しくないだろ!」 空幻:「……あなたは『苦痛』を無くすのではなく、私たちの『心の一部』を否定したのよ。そんな『世界』、欲しいわけがないでしょう?」 GM/ペルソナマスター:「汝ら人間は弱く、脆い存在だ。その宿命から解放されたくはないのか?我が、貴様ら人間を新たなステージ、『欠落の楽園』へと導いてやろうというのに!」 夏芽:「確かに、昔のあたしは弱かった。けど、みんなが居てくれたから、強くなれたんだ!」 ここまで、その様子を黙って見ていたマスターブレードが口を開く。 「……興が乗らんな。苦痛から逃れ続けた先には、俺が望む闘争の場は存在しない。弱い者がどうなろうと、興味はない。だが……強敵との決着は、邪魔の入らぬ場所で行いたいものだな。この場は預けるぞ、リトルバスターズ!」 風と共に去っていくマスターブレード。 「……か、勘違いするなよ。手負いの貴様らを倒したとて、俺の衝動は収まらん。ただ、それだけだ」 銀次:ツンデレかw 残されたペルソナマスターは、気を取り直して話を続ける。 「我を否定するならば見せてやろう、汝ら人間の心の奥底に潜む負の感情を。そして、我の存在が必要であると思い直すが良い!」 ひび割れた仮面から、黒い闇が広がり、全長10 mを超える巨大な人型生物の形になる。 GM イメージ的には、『千と千尋の神隠し』のカオナシ暴走状態。 夏芽:うわー…… 全身に無数の仮面があり、それぞれが負の感情を示している。 それらの仮面を見ることで、忌まわしい記憶が湧き上がってくる。 衝動判定、目標値12。Eロイス【堕落の誘い】と【原初の恐怖】により、衝動判定に失敗すると即座に浸食率が100%になり、さらに上昇する侵食率は『1D10+覚醒の基本値』に変更される。 GM まぁ、既に全員100%超えてるから【堕落の誘い】の方は無意味なんだが。それぞれ、自分の覚醒時の記憶を呼び覚まされる、という演出。 空幻:「……嫌なことを、思い出させてくれたわね……」って、意志判定は29で成功。「大人しくしてなさい、衝動。お前を統べるのは、私よ」 GM:さすが【悪霊の主(マスターレイス)】、結局衝動判定はキャンペーン通して全部成功か。 紫音:膝をついて……判定失敗。このままだと回避できなくなるんで、≪勝利の女神≫で成功させておきます。 銀次:「うっ……おふくろ……」と失敗。 敵はペルソナマスターと、その端末5体。 端末はそれぞれ、これまでにリトルバスターズが倒してきた仮面……嫌悪、恐怖、妄想、飢餓、破壊の仮面を身に着けている。 「我が再構成した仮面だ。元の仮面よりも性能は落ちているが、貴様らを倒すには十分だ」 セットアップにEロイス【孤高の超人】で、ペルソナマスター以外全員の浸食率ボーナスをラウンドの間打ち消す。 「これが、レネゲイドを操作するということだ」 空幻:「それがどうしたの?」と、Dロイスとトレイルデータでダイスとエフェクトレベルは増えるから大して効かないぜ!w ペルソナマスターは、イニシアで≪ブリッツクリーク≫を補助役の妄想に飛ばそうとする。4d10エフェクトを使用するので、マスターエージェント専用トレイルデータ『狂気の沙汰』でシーン中全達成値+5、ダメージ-10。 空幻:そっちもかー。 紫音:その前にこちらも≪ブリッツクリーク≫!誰が行動します? 夏芽:……ここが≪拡散する世界≫を習得してシーン化させよう。HP回復したから20点消費しても大丈夫。「行け、くーちゃん!」 空幻:「じゃあ、行かせてもらうわよ」と、フルコンボ。こちらも4d10エフェクト使ったんで―― GM はいはいw これがマスターエージェント同士の戦闘か……w まだこっちは使用してないからダメージ軽減とか入ってないんだよねー。 空幻:達成値は……100!シーン攻撃! 夏芽:福音発生!w GM:う~ん、避けられないんで適当に庇った。ボスと妄想以外にダメージ入って戦闘不能。(言いつつポーンを片付ける)。で、ボスの≪ブリッツクリーク≫の処理は、妄想が残りに強化して終了。蘇生エフェクトは積んでないんだよなー。 紫音の通常手番。とりあえず達成値が出ないので、マイナーでエンゲージを切ってから残った妄想に攻撃を仕掛けるが―― GM:≪シャッフル≫で対象をボスに変更。≪リフレックス:ノイマン≫≪言葉の盾≫で交渉回避。成功したので≪朧の旋風≫追加行動。 「我は仮面として拡散することにより、我は貴様ら人間の力というものの一端を得た。それを見せてやろう」 行動は、メイン開始時に『ムーンドッグ』でダメージ+5(重複する)、マイナーで≪オリジン:レジェンド≫≪オリジン:ヒューマン≫≪オウガバトル≫≪螺旋撃≫から、前のシーンと同じ8体攻撃に≪レネゲイドスマイト≫でダメージ上昇。 銀次から≪フラッシュゲイズ≫が飛んでダイスが減って達成値は51に留まるが、クリティカル上昇効果と【孤高の超人】の影響もあり、全員に命中。重圧と邪毒(5)が入る。 空幻:まぁ、全ダメージ減少20があるから、邪毒15点は効きませんけど。 GM:お前は何を言っているんだw ボスは、次のイニシアにアージエフェクト≪天上からの誘い≫。ラウンド中、全達成値+25。 これで命中は14dCT7の基準値57、回避は11dCT7基準値45。 銀次:当たる気がしないが、とりあえず範囲攻撃。……達成値38。 GM:ボスは11dでファンブルチェックだけど……何か使う? 銀次:≪フラッシュゲイズ≫はさっき使ったんですよ。 GM Sロイスがあるじゃないかw 夏芽:確かに、≪支配の領域≫まで入れれば確定で当たるけど…… 銀次:止めておこう。雑魚には当たるだろうし。 これで取り巻きは全滅。残りはボス1体。 次のボスの攻撃は達成値78。全員に命中し、ダメージは89点。 空幻:じゃあ、ガードして弾きました。 GM 何アイツ、ラスボスより固いんだけどw 空幻以外はタイタスと≪領域の盾≫で凌ぐが、そろそろ浸食率が厳しい。 次はアージエフェクトで加速した空幻の手番。 空幻:命中97! GM ……回避は68。ダメージどうぞ。 空幻:ダメージは94点、装甲-5扱い。 GM:だと、装甲とトレイルデータで止めて……半分弱削れた。 銀次:これで半分弱かー。 夏芽:次はここの手番だけど、あの達成値相手だとなー……とりあえず、このままだと邪毒で倒れるから、タイタスで解除して―― 銀次:そうだった、ここもタイタスで解除しておこう。 紫音:あ、ここ170%超えてタイタスも少ないんで、このターンの毒で倒れます。 夏芽:……紫音のエンゲージまで移動して終了。次のターンの攻撃+『止めを刺す』を行動放棄で庇う予定。 1ラウンド目終了、2ラウンド目へ。 「どうにか凌ぎ切った、とでも思ったか?真の絶望はここからだ」 ペルソナマスターの巨体が、周囲のレネゲイドを吸収していく。トレイルデータ『眠れる獅子』により2ラウンド以降の全判定+3d。 紫音が倒れているので、銀次の手番。 銀次:「オラァ!≪マスヴィジョン≫!」……達成値は42。リアクションに≪フラッシュゲイズ≫で12dペナ。 GM まだ160%未満か。なら『眠れる獅子』で14dになったから、2dは振れる!CT7で―― 出目は9と3。 夏芽:……何かあると嫌だから、今のうちに≪支配の領域≫で9を1に! GM:だと達成値23。……≪勝利の女神≫で+21して44で回避! もう片方が3で助かった。タイタス昇華の達成値上昇はする? 銀次:……無しで。 次のボスの攻撃で、空幻以外が戦闘不能に。空幻も残りHPが少なくなってきた。 そして空幻の手番。 今や戦場に立っているのは、たったの2人。 悪霊の主(マスターレイス)と仮面の主(ペルソナマスター)。 マスターエージェント同士の、欲望と欲望の対決である。 空幻:命中は74! GM 回避は……63。≪勝利の女神≫はこのラウンドもう使えない! 空幻:さっきのダメージで半分弱か……Sロイス切ろう。タイタス化してあるペルソナマスターをSロイスにして昇華、ダメージ+5d10。 GM 来いよマスターレイス、俺はダメージ打消しや蘇生エフェクトなんて持ってないぞー!w 空幻:ダメージは……122点、装甲マイナス5! GM だと……97点抜けて、HPはマイナス8!Sロイス分が無ければ……! 最後の一撃を受け、漆黒の巨体が倒れ伏す。 「馬鹿な……我が、人類を苦痛から解放し、新たなステージ……欠落の楽園へと進ませる欲望が、このようなところで潰える、だと……」 しかし、ペルソナマスターの仮面は、邪悪な笑みを浮かべた。 「だが、これで終わりではない。人類が苦痛から逃避しようとする限り、必ずや第2、第3の我が発生するだろう。我はただ、その時を待つとしよう……」 空幻:「いいえ、それまでに人類は進化する。あなたの出番はもうないわ、ペルソナマスター」 バックトラック。 Eロイスは6つ相当。 銀次と、余裕で180%とか行ってた空幻が2倍で成功。 夏芽と紫音も3倍で成功。 エンディングへ。 『苦痛の無い世界』は終わった。 痛みも苦しみもある、けれど、昨日と変わらない世界が戻ってきた。 リンも無事に復活したが、疲労でしばらくはまともに動けないらしい。 文化祭2日目は、事件の後処理で終わってしまったが、どうにか文化祭最終日である翌日の3日目には復旧が完了。 予定通り、最終日が行われることになった。 銀次の活躍を見て、かつては敵だった不良たちが集まってきた。 パンチパーマやアフロやモヒカンなど、様々な髪型の不良が集合している。 「銀次さん、感動したッス! 俺たちにそのカッコよさの秘訣を教えて下さい!」 銀次:「秘訣……?それは、リーゼントだ!」 GM/猿飛:「流石銀次さん、マジパネェっす!」……こいつ、このセリフしか言ってないなw 銀次:「いくぞお前ら、目指すは関島制覇だ!」 空幻がクラスに向かうと、ぷらんにゃーが居た。 空幻:「あら、まだいたの?もう帰ったと思ってたわ」 GM/ぷらんにゃー:「ええ、幾つかあなたに話しておきたいことがありましたから」と。「マスターレイス。ペルソナマスターはいつの日か復活するでしょう。その時までに『人類は進化する』とあなたは言いましたが、何か具体的なプランは?」 空幻:「……実は特にないんだけど。別に、間に合わなかったらまた倒せばいいんでしょ?」 GM/ぷらんにゃー:「確かにそうですね。ペルソナマスターの目指した『欠落の楽園』、それ自体は非常に興味深いモノでしたが、やはり、人間の……いえ、人間だけではなく、レネゲイドビーイングも含め、心ある者たちの間に生まれる“絆”の力は、時として全てを超える、ということでしょうか」 空幻:「まぁ、そういうことよ」 GM/ぷらんにゃー:「さて……焦らずに次の『進化』を楽しみに待つとしましょうか。私には無限の時間があるのですから」 紫音は、蜜柑と会話していた。 GM/蜜柑:「この世界は、楽園じゃない。苦痛に満ちた、残酷な世界。けれど……いえ、だからこそ、この世界は美しく、価値がある。だから、『この美しい世界を守りたい』……それが、やっと私の見つけた願い」 紫音:「願い、見つかったんだ。良かったわね」 GM/蜜柑:「この願いを叶えるためには色々と学ぶべきことがある。……というわけで、明日からクラスメイトよ。よろしくね、紫音」 夏芽:そういや、何歳なの蜜柑? GM:14か15。 一応、キミらの一つ下かな。同じクラスに転入するように調整してるけど。 紫音:「そうだ。私も、“取次屋”の手伝いをしたいんだけれど、良いかしら蜜柑ちゃん?」 GM/蜜柑:「ええ、もちろんよ。頼りにしてるわよ」……まずは、大量注文されたリーゼントをどうにかする作業だw 夏芽は、リンを連れてクラスまで来た。 リンは、会話には支障はないが、疲労の影響で手足を動かすのも大変らしい。 移動については、ボールに戻って運んでもらうことで何とかなった。 夏芽も疲れているので、暫くクラスで休憩中。 GM/リン:「夏芽、そろそろお腹空いてきちゃった。あ、一昨日行ったエターナルキャバルリー喫茶のメニュー美味しかったよね」 夏芽:「じゃあ、行くか」と、ボールに戻ったリンを連れて向かいます。 GM すると、我が物顔でドルジがついていく。 夏芽:「ねこ喫茶から猫が減るのは……ぷらんにゃーが居るから別にいいか」w 向かった先では、滞りなく注文した料理が届く。 GM/リン:「夏芽、そのイチゴサンデーおいしそうだね!」と口を開ける。 夏芽:「ほら、あーん」 GM 足元では、ドルジが同様の動きをしている。「なーん」 夏芽:「何だ、お前も食べるのか?」とドルジにも。 GM/リン:「やっぱり平和が一番だよねー、ドルジもそう思うでしょ?」と聞くと、「なーん」 夏芽:「そうだな。色々あったけど、こういうのが一番だな」 ――こうして、学園での『仮面』騒動は一応の決着を見せた。 しかし、リトルバスターズの戦いはこれから……であります! ~蜷川しねま先生の次回作にご期待ください~
https://w.atwiki.jp/kimo-sisters/pages/1377.html
309 名前:妹としての常識が欠落している。 ◆rhFJh.Bm02 [sage] 投稿日:2011/08/29(月) 20 26 36.24 ID 55Hq5p4Z 「お兄ちゃん」 「うぅ・・・」 「早く起きてってば~」 「・・・ぐぅ」 「・・・まだ寝てるんだよね?」 「・・・・・・では」 「何をしようとしてるのかな?」 「・・・ちっ」 「舌打ちはいいから状況を説明してくれるかな?場合によってはこの手が唸るかもしれない」 「普通の兄妹でよくあるスキンシップだけど?」 「兄妹のスキンシップなら仕方ないな・・・それでズボンを下げてるのか~」 「兄妹ならお兄ちゃんの寝顔を見てたらムラムラしてきて襲っちゃう事あるよね」 「・・・てい」 びしっ 「あぁん」 俺の妹はかなりおかしい。 常識外れ、天然、ブラコン。 そして何より――――――――― 「・・・ねぇ、お兄ちゃん・・・・・・もう一回だけ叩いて?」 変態だ。 310 名前:妹としての常識が欠落している。 ◆rhFJh.Bm02 [sage] 投稿日:2011/08/29(月) 20 28 49.58 ID 55Hq5p4Z 「はぁ~」 「何で溜息なんて吐いてるの?」 「毎朝あの手この手で嫌がらせしやがって・・・」 「でも色々試してみたけどやっぱりお兄ちゃんの一番好きなシチュが反応いいよね。一昨日もやったやつ」 「・・・はぁ」 「20回目にしてこの威力!やっぱり朝起きたら隣に裸で添い寝してくれる妹がいると興奮するでしょ?襲ってこないのが不思議でしかたない」 心底不思議そうに首を傾げる歩。 確かに反応はしてしまう。男の子だもの。 岸川 歩。高一。まだ幼さの残る童顔に黒のツインテール。 年相応の身体のライン。可愛いのは否定出来ない。 だが、妹だ。 兄妹という関係が崩壊しかける理性を止める最後の砦だ。 歩は兄妹という関係を破壊する気満々だが。 「やだなぁ、お兄ちゃん。妹兼お嫁さんが私の最終目標だよ」 「心を読むな、心を」 「今日もお兄ちゃんテレパシーは絶好調なのでした~」 歩は本当にテレパシーでも持っているのかと思うぐらい勘が鋭い。 特に俺の異性関係に関しては常に監視されてるかと思うほどだ。 「そろそろ学校行くぞ」 「は~い」 でもそろそろ兄離れをしないといけないよな。色んな意味で。 311 名前:妹としての常識が欠落している。 ◆rhFJh.Bm02 [sage] 投稿日:2011/08/29(月) 20 33 13.69 ID 55Hq5p4Z 学校までは二人で徒歩15分。 歩はまだ新入生だがかなり有名になってしまった。 ブラコンシスコンの岸川兄妹としてだが。 今だって当然の様に腕を組んでくるし。 周りの視線なんてお構いなし。鼻歌までしてやがる。 「何故か知らんがご機嫌だな」 「ふふん。この時間はお兄ちゃんが私のモノと周りに分からせるためにあるからね」 「さいですか」 あぁ戻りたい。一年前の高校生活に。 一年と三年は校舎が違うので校門で歩と別れる。 一人で歩いていても視線は感じる。 歩が来る前までは普通に過ごしてたのに・・・ 今ではすっかり注目の的だよ。 自分の席に着き、ようやく落ち着く。 クラスの奴等は今の状況が歩からの一方的な愛情だと分かっているのでありがたい。 「おはよう岸川」 「あぁ、おはよう結花」 「まったく・・・毎朝見せつけてくれるね」 「俺としては今の状況を何とかしたいんだけどな」 「無理無理。どう見てもシスコン野郎だよ」 「だよな・・・」 悪態を吐いてくるこいつは荒井 結花。 ずっと腐れ縁の幼馴染。 クラス内のシスコン疑惑を解いてくれたりして意外と良い奴。 後、歩の女性フィルタリングを通り抜けた数少ない人物。 休日や放課後遊べる女友達はこいつ位だ。 312 名前:妹としての常識が欠落している。 ◆rhFJh.Bm02 [sage] 投稿日:2011/08/29(月) 20 37 54.61 ID 55Hq5p4Z 「なぁ・・・結花。今日は空いてるか?」 「ん、別にいいけど何で?」 「ちょっと相談があってな」 「りょーかい。んじゃ放課後ね」 よく馬鹿にも付き合ってくれるし、結花は本当に良い奴だ。 「で?何の相談があってあたしを呼んだわけ?」 放課後に教室でちょっと話をする位でよかったのだが駅前のファミレスまで連行された。 結花曰くそれ位は奢れだそうだ。 別に奢るのはいいが、時間が無い。さっきから携帯が震え続けている。 確認するまでも無い。歩だ。 ここも直ぐに見つかるだろう。 313 名前:妹としての常識が欠落している。 ◆rhFJh.Bm02 [sage] 投稿日:2011/08/29(月) 20 42 35.40 ID 55Hq5p4Z 「単刀直入に言う。俺と付き合ってくれ!」 「・・・・・・ふぇ!?」 「お前とならいける気がして・・・」 「そ、そんな急に言われても・・・あたしにも心の準備ってもんが・・・」 一瞬で結花の顔が真っ赤になった。 しまった焦り過ぎた。これじゃあまるで告白じゃないか。 「あ、すまん。言い方間違えた。正確には・・・」 「やっと見つけたっ!お兄ちゃんこんな所にいた~!」 「早っ!?」 最初に携帯震えてから五分も経ってないぞ!? さっきの発言を結花に説明すら出来て無い。 「たとえ結花先輩でも女の子と出かける時は私が一緒じゃないと駄目だからね!」 「・・・すまん」 歩はそのまま俺の隣に座り延々と説教をしてるし、もう相談どころじゃないな・・・ 「結花先輩、どうかしました?さっきから呆けてるようですがお兄ちゃんに何かされましたか?」 「・・・う、ううん何でも無い!・・・ただ、少し整理がついてないだけだから」 「・・・?それではそろそろ私達は夕食の買い物に行かないといけないので。お兄ちゃん行きますよ」 「・・・あぁ。また明日な、結花」 「・・・う、うん。また明日ね」 314 名前:妹としての常識が欠落している。 ◆rhFJh.Bm02 [sage] 投稿日:2011/08/29(月) 20 44 47.01 ID 55Hq5p4Z 歩に引き摺られて店を出る。 結花には後で電話しておかないと・・・ 歩に俺を諦めさせる為に恋人の振りをして欲しいと伝えるつもりだったのに。 そりゃあ本当に付き合えたら嬉しいけど結花は告白を片っ端から断ってるし無理だよな。 何とか今日の夜に誤解を解けば明日に蹴り一発位ですむかな。 「御馳走様でした」 「はい、お粗末さまでした」 歩が作った夕食を食べ終える。 両親は二人とも外国へ長期出張しているためずっと歩と二人暮らしだ。 その所為で益々歩が暴走しているのだが。 「少し自分の部屋にいるからな」 歩は俺の傍から離れないので電話が出来ない。 何とか一人にならないと・・・ 「・・・その前にお兄ちゃんに話があるから聞いて欲しいな」 「なんだ?」 「お兄ちゃん最近女の人にだらしないよね?」 「そ、そんな事はないだろ」 「ちょっと手を後ろに組んで?」 ガチャリ 「歩、何故手錠なんてするのかな?そもそも何で手錠を持っているんだ?」 「手荒な事はしないから大丈夫だよ。でもこれを見てもし彼女さんなんて見つかったら・・・」 歩が俺の携帯を取り出す。何時の間に盗ったんだ。 315 名前:妹としての常識が欠落している。 ◆rhFJh.Bm02 [sage] 投稿日:2011/08/29(月) 20 47 05.86 ID 55Hq5p4Z 「う~んこれなら大丈夫そうかな~。結花先輩とのメールが多いのと女子のメアドが二人増えてるのは気になるけど。とりあえずこの二人のメアドは消しておくね」 あぁ・・・折角仲良くなったのに・・・ 歩のチェックが時々入るため俺の携帯には殆ど女の子のアドレスは残らない。 残っているのは母さん、歩、結花、歩の友達くらいかな。 「全く・・・お兄ちゃんは女の子にデレデレしすぎ!」 「そんなつもりは全然無いけどな・・・」 「罰として今日はこのまま一緒に寝ようね」 「ちょっと待て。その理屈はおかしい」 「何もしないから!本当に何もしないから!!」 女が言うセリフじゃない。 いつもの様に歩の勢いに負けて一緒に寝る事になるんだろうな・・・ 携帯も返してもらってないし、結花には明日直接言うしかなさそうだ。 「それじゃあ、おやすみお兄ちゃん」 「一緒に寝るのはいいがせめてこの手錠は外してくれないか」 「嫌」 「・・・はぁ」 「それにしてもお兄ちゃん良い筋肉してるよね・・・この腹筋とか私大好きだもん」 「寝巻に手を入れて撫で回すな!・・・さっさと寝ろ!」 「おや?妹に触られてここもガチガチになって・・・ないか。・・・ちっ」 「何処触ってんだ!?」 結局一晩中セクハラから耐え続けた。 316 名前:妹としての常識が欠落している。 ◆rhFJh.Bm02 [sage] 投稿日:2011/08/29(月) 20 49 35.17 ID 55Hq5p4Z 「おはよう。お兄ちゃん」 朝、起きると歩が満面の笑みでこっちを覗きこんでいる。 歩の猛撃を耐えきったから寝不足で頭が重いな。 「やっぱりお兄ちゃんは朝弱いよね。でもそろそろ気付くでしょ?」 そう言われてまず、口元に違和感。口に何か挟まれてる。 手足も自由に動かない・・・って縄で縛られてるし。 歩が鏡を出した。見ると口にはSMでよく見る様なギャグボールが付けられてた。 「今日、お兄ちゃんは風邪でお休みになりました」 状況を聞こうにも、うめき声しか出せない。 「今朝早くに結花先輩が家に来てね・・・あはは。何て言ったと思う?『孝弘君と付き合う事になりました』だって。本当なの?」 血の気が引く。かなり不味い。 「お兄ちゃんを名前で呼んでる女の人は初めてかなぁ。今までは私がさせなかったのにね」 ギャグボールを外されながら俺は全力でこの場を乗り切る事を考える。 「もし・・・これが本当なら今すぐお兄ちゃんを・・・」 歩は本気だ。もう止められない。 「犯すよ?」 恍惚とした表情を浮かべる歩。 俺は口が自由になっても、何も話せなかった。
https://w.atwiki.jp/pricone/pages/619.html
《人格の欠落 言峰 綺礼》 キャラクターカード コスト4/青/CP5000/RANK1 【教会】/【魔術師】/【マスター】 ボーナスアイコン RANK+1 [コネクトアタック(6)] このカードがコネクトアタックをした場合、 相手のキャラ1枚をバックに移す。 ターン終了時にバックに移したそのキャラ1枚をフロントに移す。 自分のキャラが登場するごとに、 相手のデッキの上のカード1枚を捨て札にすることができる。 この名前……聞き覚えがあります。かなり危険な人物だとか。 Fate/Zeroで登場した青色・【教会】・【魔術師】・【マスター】を持つ言峰 綺礼。 コネクトアタック6と、コネクトアタックをした場合、相手キャラ1枚をターン終了時までバックへ移すテキストを持つ。 また、自分キャラが登場するたびに、相手のデッキトップ1枚を捨て札にするテキストを持つ。 プリズムコネクト初のデッキ破壊テキストを持つ。 しかし、デッキ破壊の性能としては微々たるものでしかなく、むしろ捨て札を肥やす結果になってしまう。 相手のデッキが少ない場合には、強制的にリフレッシュさせることで、コネクトゲージをなくすことができる。 2013年05月08日付の今日の1枚として公開された。 関連項目 言峰 綺礼 収録 Fate/Zero 01-032 SR
https://w.atwiki.jp/edh-commander/pages/281.html
記憶の欠落/Memory Lapse (1)(青) インスタント 呪文1つを対象とし、それを打ち消す。その呪文がこれにより打ち消された場合、それをそのプレイヤーの墓地に置く代わりに、オーナーのライブラリーの一番上に置く。 引用元 Wisdom Guild 評価 少し特殊な打ち消し呪文。打ち消した呪文は墓地ではなく、ライブラリーの一番上に置かれる。 2マナでどんな呪文も打ち消せるのは優秀だが、次のドローで引かれてしまうため、基本的には時間稼ぎが目的の呪文。 特に序盤でマナ・アーティファクトや土地加速のような呪文を打ち消した場合などは、大きく時間を稼ぐことができるだろう。 打ち消した呪文がライブラリーに戻ることにはメリットもデメリットもある。 まずメリットとしては、対戦相手の次のドローが確定すること。コンボパーツなどを引かれたらまずい、という場合などにはこれで1ターンの安心を買うことができる。 デメリットとしては、次のターンにはもう一度同じ呪文が唱えられてしまうこと。どうしても通したくない呪文に対しては対抗呪文(Counterspell)のような普通の打ち消しの方が効果的だろう。 無限コンボのパーツなど、他のプレイヤーにとっても脅威となる呪文をこれで打ち消した場合、他のプレイヤーが次にそれが唱えられるときに備えて妨害を用意してくれる場合がある。こういった駆け引きは多人数戦ならではの楽しみだと言えそうだ。 類似カード 差し戻し(Remand) - 打ち消した呪文が手札に戻る。キャントリップ付き。 遅延(Delay) - 打ち消した呪文が3ターン後に唱えられる。 アーテイのおせっかい(Ertai s Meddling) - 対象となった呪文がXターン後にスタックに置かれる。