約 805,898 件
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutau2/pages/2103.html
※【蟻地獄】のお兄さんです。 【おろし金】 「…」 久々に部屋が荒らされていた。 この仕事を初めて以来、荒らされたことは1度もなかったのだが。 数少ない家具は倒され傷付けられ、床一面に広がる食い散らかし。 そしてその中央で堂々と居座る、ゆっくり。 「ゆっ!ここはれいむのゆっくりプレイスだよ!」 「おにーしゃんはでていってね!」 「あとたべものをおいてってね!」 「…」ため息。こいつらは素晴らしく現状把握能力に欠けている。 この部屋を荒らすゆっくりがまだいたなんて。 ゆっくりをゆっくりさせない、《ハコ》の家を襲撃するなんて。 ゆっくりの駆除と野菜の売買を生業とし始めた頃から、 この部屋には禍々しい《ハコ》が増えていった。 まだ透明板が透き通っているものから、餡子で黒ずんでしまったものまで。 まさに部屋を埋め尽くす《ハコ》に、臆せずつっこんでいくなんて。 いい度胸だ。その心、ぜひへし折りたい。 「ゆー?」 無言でゆっくりたちに近づき、子供達から順に捕獲用の《ハコ》に入れていく。 襲撃したのはれいむ種の家族、親1匹に子7匹。子は小さく、生まれたてだろう。 よくわかってないうちのれいむ種は扱いやすくて助かる。 「おしょらをとんでるよ!」 「ゆっ!こどもをかえしてね!」 「…」 会話はいらない。話が通じるとわかるとつけあがる。 また一匹、また一匹と回収し、最後に親れいむも籠に詰める。 「ゆっくりだしてね!おうちかえる!」 ゆっくりぷれいすはここじゃなかったのかよ。餡子脳。 今回の《ハコ》は非常に大掛かりだ。この《ハコ》のために家を改装した。 家の床が、一面透明板張りになっている。見えなければ意味がない。 縁の下は角を埋めて円柱状に、出入り口は1箇所床に準備した蓋だけである。 高さは縁の下同等、多少の高さはあるがゆっくりが飛び跳ねることは出来ない。 その円柱を仕切る4つの板。部屋の広さも相成り、一度に多くの虐待が可能。 (地図記号の交番をイメージしてください。) そして、床一面のおろし金。 ゆっくりは主に這って移動する。 なら這えないようにすればいい。 あとは想像通りだ。 その想像通りを眺めるために「虐待を始めよう」 「ゆ”っ」 蓋を開け、4部屋の1室にすべてのゆっくりを入れる。 乱暴に入れたせいか、子れいむ達がちょっと動かない。まぁ大丈夫だ。 4部屋にしたのは虐待しつつ効率を上げるためだが、今回はこれでいい。 まずは歯車を入れず、様子見といこう。 「みんなだいじょうぶ!?ゆっくりしていってね!」 「「「ゆっくりしていってね!」」」 突然のことで何が起きたか分かってないが、とりあえず子供の安全を確認する。 足元の感覚に気づいてないわけではないだろう。 「ゆ”ぅ”っ!」 好奇心旺盛な子れいむが動き出し、改めて気づく。 床一面に、細かい棘がびっしりと敷き詰められていることに。 「い”だい”っ!」 親れいむも、ここがどうなってるのか把握したようだ。 「みんなゆっくりきいてね!」 「「「ゆー!」」」 「ここはじめんがあぶないよ!けがしないようにゆっくりしてね!」 「「「ゆっくりー!」」」 親れいむはそれ以来、ケガを恐れてあまり動かないように、 子れいむ達は小さく跳ねて移動するようになった。 そうか、子供じゃ跳ねるのが出来るのか。これも考え物だな。 「おにーさん!ここからだしてね!ゆっくりできないよ!」 足元からゆっくりの声。聞こえているがもちろん華麗にスルー。 今回の《ハコ》は、日常に虐待を取り込んだ傑作だと自分では思っている。 だがお楽しみはこれからだ。これだけでは普通に生きてしまう。 歯車を、はめる。 だいぶ緩慢だが、ゆっくりを囲う壁が動き出す。 「ゆ”っ!?」 ザリザリと音を立てながら、確かな質量を持ってゆっくりに迫る壁。 壁自体はなんということもない。後ろの壁が迫ると同時に前の壁は遠ざかる。 そう、強制移動だ。 じっとされてはおろし金の床も意味を成さない。否応にでも動いてもらわねば。 これなら動かざるを得ないし、仮にじっとしていても壁に押されておろされる。 さぁ、頑張って生き延びてもらおうか。 「おかーしゃん!かべがうごいてるよ!」 「ゆっくりしてるよ!」 「ゆっくりしていってね!」 ことを理解してない子ゆっくり達。壁のゆっくりっぷりに感動している。 だが母れいむは、こと数秒で理解した。 「!ここじゃゆっくりできないよ!みんなきをつけてね!」 「「「ゆー?」」」 確かに棘はちょっと痛いが、跳ねてる分には我慢できる程度である。 だが今我慢できても、以降我慢できるだろうか。 まぁどうにもならないんだろうけどな。 やがて壁がゆっくりに追いついた。 子ゆっくり達はぴょんぴょんと壁から逃げる。 親れいむはできるだけ、それこそ壁に触れるまで動こうとしない。 だが壁はそれを許さない。動け動けと急かすように背中を押す。 「ゆ”うっ…ゆ”っ…」 仕方がなく動き出す親れいむ。天井は親には低く、跳ねることはできない。 必然、這うことになる。 「ゆぐっ…」 子供を不安にさせまいと、必死に苦痛をかみ殺しているようだ。 いつまでもつことやら。 「ゆ!いいことかんがえたよ!」 「ゆっくりおしえてね!」 「こうすればあんまりいたくないよ!ゆっくりできるね!」 なんと子れいむの1匹が、転がって移動を始めた。 それが痛くないことだとわかると、子れいむ達がみなコロコロと動き始めた。 「すごいね!ゆっくりできるね!」 「ゆっくりしていってね!」 親れいむも、転がって移動し始めた。 (ヨコ●マタイヤをイメージしてください) 「なん…だと…」 ダメだ、これは想定外。想定外すぎる。 削られることもなく、刺さることもなく、生き延びてしまう。 ダメだ、ダメ!もう悠長に朽ちるのを待ってられん。 こちらから能動的に、徹底的に、虐待する。 歯車を取り外し、もうひとつの、黒い歯車に入れ替える。 子ゆっくりを感動させた壁が、激しく吼える。 「ゆ”っ!?」 ものすごい勢いで回転を始める壁。 もう一時だってゆっくりなんてさせるものか。 「かべがこっちくるよ!!」 「ゆっくりできないよおおぉぉ!!」 傷を気にせず逃げ惑うゆっくり達。だがそれ以上に速い壁。 転がろうとも逃げ切れず、迫り来る死の予感。 やがて壁に追いつかれ、終焉の縁へと、押される。 「ゆ”う”う”う”う”ぅぅぅぅ!!!!」 「ゆ”ぎゃあ”あ”あ”あ”ぁぁぁぁ!!!」 動きの遅い子、小さい子から壁に押され、床におろされる。 足として機能する部分を傷つけられ、より動くことが困難になる。 やがて底面だけでなく、全面転がりながら摩り下ろされるようになる。 そうなればもう声すら上がらない。 皮を削られ、身を削られ、ひたすら餡子の塊になるだけだ。 壁際にはすでに餡子玉が2,3あるのだが、パニックの家族はそれに気づけない。 動けば動くほどに動けなくなる、その感覚はどんなものなんだろうか。 「…しまった」 気づけば、親れいむだけになっていた。 子れいむの姿はない。代わりに、円の外側に塗りつけられたような餡子。 そして親れいむも悲鳴をあげなくなっている。 すっかり激情してしまって、この光景をゆっくり眺めることができなかった。 ただ足元では、大きな餡子の塊が壁に押されているだけである。 なんとも滑稽。自ら滅ぶ姿を見たかったのに、手を下してしまった。 まんじゅうごときにかっかする自分が情けない。 もっと冷酷に、もっと静かに確実に、ゆっくりをゆっくりさせないための 「…いい《ハコ》を、作らねば」 【あとがき】 おひさしぶりですタカアキです。 ハコネタがいくつかあるんだけど、書く時間とストーリー性に欠ける。 しばらくはハコモノを書きますよ。 このSSに感想を付ける
https://w.atwiki.jp/hiroshinokutushita/
このwikiはひろしの靴下を解析するwikiです。 もうね、犬のエイリアンに投げつけて全滅させるとか まさに(放送禁止) 提供 全日本ウラガンキン委員会 管理人 ウラガンキン亜種
https://w.atwiki.jp/erumito/pages/109.html
現在、paint_bbsプラグインはご利用いただけません。
https://w.atwiki.jp/wrtb/pages/4223.html
マーティン 名前:Martin デビュー:『メリダとおそろしの森』(2012年) 概要 ダンブロッホ城の入口を見張る兵士。ゴードンの同僚。勤務中に居眠りばかりしている。 エピソード メリダとおそろしの森 マーティンは警備中居眠りをしているところ、いたずら好きの王子たち(ハリス、ヒューバート、ヘイミッシュ)に髭を切り落とされてしまう。 エンド・クレジット後、居眠りするマーティンの前に喋るカラスが現れ、メリダがクラフティー・カーバーから購入した彫刻全品が城に届き、マーティンは唖然とする。 登場作品 2010年代 2012年 メリダとおそろしの森 声 パトリック・ドイル*(2012年) 多田野曜平(2012年)
https://w.atwiki.jp/ycubasketballclub3sfalcons/pages/22.html
https://w.atwiki.jp/hammerfairy/pages/1056.html
まぼろしの絵画(換金レア) お店価格 910000G 超現実派の画家、ガガロウが残した最後の一筆。 (換金アイテム) 絵が好きで好きで、生涯現役で書き続け、 最期には絵の世界に入ってしまったという、 マッハ・ガガロウさんの最期の作品……ってか描きかけ。 八十歳以降の足取りが不明なだけで、 本当に絵の中に入ったわけじゃないんだろうが、 そう言われても納得するだけの迫力があったらしい。 何しろこの人「周りがうるさくて絵に集中できない」 という理由で、カミソリで自分の耳を 削ぎ落としたくらいである。 しかも、騒音なんて近くにはなかったそうだが……。
https://w.atwiki.jp/mm44/pages/22.html
https://w.atwiki.jp/1007k/pages/2022.html
難易度表/おに/六甲おろし
https://w.atwiki.jp/njucdtb/pages/282.html
新ジャンル「おろしにんにく馬鹿」 1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/05/13(火) 22 50 57.28 ID BCzmTY+w0 需要があれば投下する 2 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/05/13(火) 22 53 28.69 ID 294tB7IbO こいや 3 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/05/13(火) 22 53 30.41 ID BCzmTY+w0 ないのかよwww 4 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/05/13(火) 22 55 27.17 ID Q1sD4vg70 無いだろwwww 5 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/05/13(火) 22 56 58.98 ID CD3yFLaSO あるよあるよ 6 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/05/13(火) 22 58 33.05 ID xkDEZm5N0 興味はある 元スレ(6)
https://w.atwiki.jp/epicofbattleroyale/pages/119.html
AD1908 その光景を、一言で表すのならば"白"というのが適当だろう。 積み重なった雪が、大地を、木々をただ一色に染め上げている。 人どころか生き物の影すら見えない未開の山奥。 だがその中を駆け抜ける一つの影があった。 雪に紛れるようなグレーの軍服に、ロシア帽(ウシャンカ)をかぶった青年。 2本の足で走っているものの、その速度は人間のそれではない。 野生の狼すら置き去りにするほどのスピードは、青年が人ではないことを示していた。 「――もう逃げられないッスよぉ、アーチャーさーん」 だが青年の進行方向上に一人の少女が立ち塞がる。 雪原に似つかわしくない、少し汚れたメイド服に身を包んだ少女。 その頭頂には人ならざるものであることを誇示するかのように、獣の耳がぴょこりと生えている。 だがそれよりも目を引くのは、少女の足に装着された黒いブーツだ。 あまりに無骨で、機械的ですらあるそれはあまりにも少女に対し、"似合っていなかった"。 「この地に正しく呼ばれたサーヴァントは残すところあんただけッス。 あとはアーチャーさんが大人しくしてくれたらいいんスけど……」 にへら、と緩んだ笑顔を向ける少女に対し、アーチャーと呼ばれた青年は手にしたボルトアクション式ライフルを向ける。 「――お下がりを、我が主」 だがその時、二人の間に新たな人影が割り込む。 革鎧に身を包んだ短髪の青年。 その姿、言葉にするならば威風堂々。 軍服姿の青年とも、メイド服姿の少女とも異なる出で立ちの美丈夫だった。 「大丈夫ッスよぉセイバーさん。撃たれても即死を回避するぐらいは……」 「御冗談を。主に傷をつけたとあっては騎士の名折れ。大人しく下がっていただきたい、キャスター殿」 「……いや本当にやめてほしいんスけどね…… 主とかリーダーとか…そういうのガラじゃないんスから……」 真面目な表情でそういうセイバーに、キャスターは本気で嫌そうな表情を浮かべる。 「あー……まぁそれについては後でじっくり話し合うッス。 それよりもアーチャーさん、一応聞いておくッスけどここで引き下がってくれるっていう選択肢は……」 その言葉にもアーチャーは言葉を返さない。 向けた銃口が返答変わりだといわんばかりに。 「……そうッスよね。 まぁ、正しくサーヴァントとして召喚された以上、あたしたちみたいな"英霊モドキ"に負けるのは悔しいでしょうけど、これも"運命"と思って大人しく……」 「……残念だが、そうはいかない」 そこでアーチャーは初めて口を開いた。 低く、だが遠くまで通る声が雪原に響く。 「たとえ俺がどんなに弱い英霊だろうと、ここが例え地獄だろうと、俺は諦めない。 アレは、お前たちが"セマルグル"と呼んでいるアレは、……それほどまでに危険だ」 「……承知してるッスよ、そんなことは。で、言いたいことはそれだけッスか? だったら――」 だがその時、キャスターの言葉を遮るように大地が揺れる。 そして山の方角から何かが崩れるような轟音が雪原に響き渡る。 キャスターが向けた視線の先、唸りを上げて迫り来るのは白い瀑布と化した大量の雪。 雪崩だ。 「――偽伝宝具(パッチワーク・ファンタズム)、展開」 少女をかばうように前に出たセイバーが抜刀する。 鞘から解き放たれた黒い刀身の両手剣が、セイバーの言葉に反応するように鈍く光る。 「切り裂くがいい、≪伝承魔剣(クォデネンツ)≫――ッ!」 真名解放。 剣から放たれた剣閃が、縦一文字に雪崩を切り裂いた。 セイバーの一撃によって制御された雪の暴流は、まるでその場所だけを切り取ったように、キャスターたちのいる場所だけを避けていった。 「いやぁ助かったッス。あたしはどうにも霊体化が下手ッスからねぇ。 死にはしないでしょうけど、雪の下に埋もれるのは勘弁ッスよぉ。」 「礼を言うのはこちらの方です、我が主。 私がこうして力を発揮できるのも、この"偽伝宝具"あってのもの。 これがなければ私はシャドウサーヴァント相当の霊基しか持ち得なかったでしょう」 「まぁそう言ってもらえると悪い気はしないッスけど ……にしてもまんまと逃げられたッスねぇ……」 先程までアーチャーがいた場所には一面の雪しかない。 運が良かったのか、それとも雪崩が来ることを想定してここまで逃げいていたのか。 どちらにしろ、アーチャーにはまんまと逃げられてしまったようだ。 「追いますか、キャスター殿?」 「……いいや、ほっとくッス。今回発見できたのも割と偶然ッスからね」 あのアーチャーはアサシンに匹敵する気配遮断能力を持っている。 発見するのには相当な時間がかかるだろうし、こちらにはそんな時間もない。 それにアーチャーの狙撃能力は恐ろしいが、こちらには対応策もある。 「それよりも外側から余計な厄介が入る前に"セマルグル"の欠片を集めるッスよ」 「御意。では他のサーヴァントの掃討を行っていたアサシン、バーサーカーの両名と合流しましょう。 ……そういえば主殿、僭越ながら一つ程お願いがございます」 「だから主とかそういうのはやめてほしいんスけど……で、何スか?」 「はい。自分たちのことを"英霊モドキ"と卑下するのはよしましょう。 我々は超駆英霊(オーバードライブ・サーヴァント)、場合によっては英霊を凌駕する存在です」 「……まぁセイバーさんがそれでいいならいいッスけど。 セイバーさんはほんとポジティブッスねぇ」 ケヒヒ、と卑屈な笑い声をあげるキャスター。 そんな少女に対し、セイバーは真面目腐った顔を向ける。 「ええ、何事も前向きに行きましょう。 主が前向きであれば、我々臣下もマンモスうれぴー、という奴です」 「……セイバーさんの笑いのセンスだけは訳が分かんないッスねぇ」 BACK TOP NEXT 特異点、発生 星辰氷滅凍土 ツングースカ 次の話