約 467 件
https://w.atwiki.jp/post_map/pages/1311.html
(静岡県)島田(千頭)郵便局 郵便番号:〒428-04 集配地域:静岡県榛原(はいばら)郡川根本(かわねほん)町の旧・榛原郡本川根(ほんかわね)町域。 1.jpg 千頭郵便局局舎 2.jpg 千頭郵便局取集時刻掲示 達成状況[20**年*月**日現在] 普通のポスト ●マッピング済**本。撤去**本。 コンビニポスト ●マッピング済**本。撤去**本。 ポスト考察 ●編集中 ポスト番号考察 ●編集中 設置傾向考察 ●編集中 取集時刻考察 ●編集中 取集ルート考察 ●編集中 時刻などの掲示 ●編集中
https://w.atwiki.jp/zoukatyu/pages/277.html
11年目 B2 第10節結果 お題 (お題提供:天貝 祥規 さん) いつの間にか大晦日には格闘技のイベントが行われるようになりました。 格闘技ではギブアップの意思表示でタオルを投げ入れますが、ある試合でタオルの代わりに「こんな物投げ込んでどうするの?」という物がリングに投げ込まれました。「こんな物」とは、いったいどんな物だったでしょうか。 人参 「今回はB2も1位タイ祭りです。」 玉葱 「勝者3名、分け2名、敗者4名となります。」 苺 「勝点的には、5・1・0となるので結構非情な勝点配分です。」 1位 田中な鈴木 4点 底の抜けたひしゃく 1位 天貝祥規 4点 弁当の唐揚げやハンバーグの下に付け合わせとして敷いてある、サラダ油で和えただけのスパゲティを大量に 1位 りょいち 4点 無回転タオル 人参 「初登場りょいちさんが、2連続トップ獲得。勝点10を荒稼ぎしました。」 玉葱 「B2タイトル争いは、天貝さん・田中な鈴木さんが頭一つ抜け出る形に。」 4位 ケースバイケース 2点 ゴキジェット 4位 榛原りょう 2点 ペルシャ猫 人参 「ここまで引き分け組。勝点は1です。」 6位 佐々木ヒデタカ 1点 あの親父(やくみつる・談) 6位 ケースバイケース 1点 部屋とYシャツと私 8位 一条← 0点 さじ 8位 けんた 0点 家で賞味期限が切れて捨てるしかなくなった食料 今節の簡易結果表 名前 得点 勝点 得失 りょいち 4 5 2 田中な鈴木 4 5 2 天貝祥規 4 5 2 ケースバイケース 2 1 0 榛原りょう 2 1 0 ホームライナーアツキー 1 0 -1 佐々木ヒデタカ 1 0 -1 一条← 0 0 -2 けんた 0 0 -2 今節を終えてのB2総合順位 順位 名前 勝点 得点 得失点 →1位 天貝 祥規 21 23 6 ↑2位 田中な鈴木 18 14 6 ↓3位 ケースバイケース 15 14 -3 →4位 佐々木ヒデタカ 12 14 -1 ↑5位 りょいち 10 9 5 ↓6位 一条← 9 14 1 ↓7位 ホームライナーアツキー 6 4 -2 →8位 ハバネロ三太夫 5 3 -1 →9位 よね 4 3 0 →10位 けんた 4 13 -6 →11位 チャンベル 3 1 -7 →12位 まな! 1 4 -1 →13位 榛原りょう 1 2 -1 ※9位争いは、勝点で並んだため得失点差で順位を確定しています。12位争いは、勝点及び得失点差で並んだため得点差で順位を確定しています。 人参 「りょいちさんが、連続1位獲得で入れ替え戦圏内突入!」 玉葱 「また、層が厚くなってきたことにより、自動昇格枠争い、入れ替え枠争いともに激化してきました。」 苺 「B1と違って消化試合がないため、毎試合、目がはなせません。」 6・7節いずれかに投稿のあった選手の順位 1位 天貝祥規 21 2位 田中な鈴木 18 3位 ケースバイケース 15 4位 佐々木ヒデタカ 12 5位 りょいち 10 6位 一条← 9 7位 ホームライナーアツキー 6 8位 ハバネロ三太夫 5 9位 けんた 4 10位 チャンベル 3 11位 まな! 1 12位 榛原りょう 1 りょいちさんがジャンプアップ、参加人数も増え、争いが激化! B1はこちら、 B1
https://w.atwiki.jp/zoukatyu/pages/311.html
11年目 B2 第17節結果 お題 最近スポーツ界や芸能界で、期待の新人が現れると○○王子などといわれて祭り上げられますよね。 そんなわけで、笑点風なお題。 業界の人 我が(A)界にも、(B)王子が現れたぞ! 合いの手 へぇ、どんな王子ですか? 業界の人 (C) あなたはとある業界の人です。赤字部分を埋めて、あなたの業界に現れた王子を紹介してください。 人参 「最終2戦、入れ替え戦に進むのは誰なのでしょうか!」 玉葱 「今回は勝者2名、中位1名、敗者2名となります。」 苺 「勝点的には、5(2名)・1・0(2名)となります。」 1位 ブルースイカ 4点 業界の人 我がしっくりこないな、このジグソーのピース界にも、しっくり王子が現れたぞ! 合いの手 へぇ、どんな王子ですか? 業界の人 感性が鈍いから何でもしっくりくるような気がしているんだ! 1位 田中な鈴木 4点 業界の人 我が相撲界にも、ぽっちゃり王子が現れたぞ! 合いの手 へぇ、どんな王子ですか? 業界の人 そこは「全員だよ!」ってつっこめよ! 以上が今回の勝者となります。 田中な鈴木さんは、これで首位天貝さんに勝点2に迫り、B2優勝も見えてきました。 ブルースイカさんは、投稿4回目にして、1位獲得2回の快挙(どちらもB1の1位並) 3位 榛原りょう 2点 業界の人 我が中小企業界にも、ハンダヅケ王子が現れたぞ! 合いの手 へぇ、どんな王子ですか? 業界の人 ワシら社長夫妻の冷たい仲もハンダ一本で繋げよった! 現在4位の天貝さんが、勝点1を上積み。大きな勝点となりそう…? 4位 天貝 祥規 1点 業界の人 我が子年生まれ界にも、子王国王子が現れたぞ! 合いの手 へぇ、どんな王子ですか? 業界の人 ただの回文なんだけど気付かれにくいか……よくこんなアイディアで決めたな、役所のセンス恐ろしや 4位 けんた 1点 業界の人 我がカツラ界にも、育毛王子が現れたぞ! 合いの手 へぇ、どんな王子ですか? 業界の人 体中毛だらけで、海の中の昆布と間違えられるらしいぞ! 今節の簡易結果表 名前 得点 勝点 得失 田中な鈴木 4 5 +2 ブルースイカ 4 5 +2 榛原りょう 2 1 -1 天貝 祥規 1 0 -2 けんた 1 0 -2 今節を終えてのB2総合順位 順位 名前 勝点 得点 得失点 →1位 天貝 祥規 36 45 10 →2位 田中な鈴木 35 32 11 →3位 ケースバイケース 28 28 0 →4位 榛原りょう 20 26 7 →5位 りょいち 17 18 4 →6位 一条← 13 19 -2 →7位 佐々木ヒデタカ 12 20 -8 ↑8位 ブルースイカ 11 11 2 ↓9位 ホームライナーアツキー 11 8 -7 ↓10位 けんた 8 16 -10 →11位 ハバネロ三太夫 5 3 -1 →12位 よね 4 3 0 →13位 チャンベル 3 1 -7 →14位 まな! 1 4 -1 →15位 馬鹿椰子 1 1 -1 ケースバイケース 自動昇格決定! 人参 「4位の榛原さんが、最終節で勝点5を獲得しても勝点25で、ケースバイケースさんに追いつけません」 苺 「よって今回未投稿ながら、ケースバイケースさん、自動昇格が決定です。おめでとうございます!」 玉葱 「尚、榛原さんの入れ替え戦出場も、同様の理由で決定しました。」 B1はこちら、 B1 次節、最終節 第18節
https://w.atwiki.jp/i_am_a_yandere/pages/455.html
410 :真夜中のよづり2 ◆oEsZ2QR/bg [sage] :2007/02/08(木) 22 57 02 ID I20DV8yW 俺は委員長から渡された住所の紙を持って、住宅街をさまよっていた。 あの後、委員長は住所と簡単な地図を書いた紙を用意してくれた。俺だったらルーズリーフを一枚破って渡すのに、委員長は丁寧にも教卓に常備されていたわら半紙のウラを使った。 さすが委員長だ。手際がいい上に紙を無駄遣いしない。コイツは大学に進学するより、発展途上国に行かせたほうがいい働きをするだろうと思う。 で、そのまま俺は教室を追い出されこの住所の元へ行くように指示されたのであった。 明日すぐに会うのは緊張するだろうから、今日のうちに会っておいてそれなりに打ち解けてから一緒に登下校しろということらしい。 俺にとっては今会おうが明日会おうがそんなに関係は無いと思うのだが。委員長は世話焼きで真面目なので俺のめんどくさい言い訳は聞く耳を持たなかった。 まあしかし、委員会活動の少なさから考えれば今の俺に拒否権はほとんどない。従うしかないのである。 「しかし、入り組んだ住宅街だな」 俺は学校から少し離れた、二階建ての家が立ち並ぶ郊外の住宅街の道を歩いていた。 山を削り、段々に作られた分譲土地。何にも無かった切り立った山をブルドーザーやショベルカーが整地して行き、静かな住宅分譲地として売り出されて十年。 周りを見渡せば中流以上の家庭のお父さんが36年ローンで思い切って購入するような三階建ての豪華な家ばかりが立ち並ぶ、まさにセレブの棲家と化していた。(ここでのセレブはレベルをうんとおとしたセレブである) 商店というものはほとんどなく、この住宅街に入ってから俺は一回も自動販売機を見つけられなかった。くそ、コーラが飲みたかったのに。 階段状に立ち並ぶ家のゆるやかな上り坂をのぼっていく。各住宅にはスロープが全て設置してあり、障害者にも優しい仕様となっている。 なーんか、こんなところ住んでいる榛原よづりって何者だろうと思う。 榛原よづり。委員長から聞くにはどうやら女の子らしい。成績は非公式だがトップクラスで先生らが彼女の家で二学期の期末テストをやらせてみたところ、数学以外全て満点という馬鹿みたいな成績だったと言う。 ちなみに俺の点数はちょいと言いにくい点数だった。たぶん、学年ならお尻から数えたほうがいくつか早い成績。 しかし、なんでそんな優等生がひきこもってんだ? 「あ、登校するって言ってたからこれからは元ひきこもりになるわけか」 俺は一人で訂正する。 優等生が引きこもりになる理由……。マンガやドラマでよく見るのは劣等生の妬みによるイジメかな。 それ以外にも、引きこもりになる理由というのはさまざまだ。学校は集団生活の場。ささいなことで仲間はずれにされたり理解不能な奴から攻撃を受けたりすることはどこにでもある。 それに耐え切れず逃避する奴は多い。この榛原と言うヤツもそのパターンなのかもしれない。 俺は引きこもりのありがちな理由を考えながら、今から会う事になる女の子の対応について模索した。 成績優秀者というのは事実。引きこもりになった理由というのは不明。で、女の子。 女の子。 すこし俺は顔がニヤついていた。もし、この榛原とかいう女の子がとてつもなく美人だったらどうしよう。 今のクラスでは、俺が彼女と一番最初に仲良くなるわけだ。彼女にとっては俺はクラスの一番最初にできた友達となる。そうなるとやっぱり俺は彼女にとって友達の中でも特別な友達として認識するだろう。 友情もえっちもはじめての相手と言うのは特別な感情を持つものだ。 それに、もしかしたら彼女は元引きこもりでまだ人間関係がうまくもてないかもしれない。そうなったとき、彼女が唯一の支えとして利用してくれるのはもちろん俺。 くふふ、たまんないシチュエーションだ。 俺は自分の妄想に内心ほくそ笑んでいたが……、すれ違う小さな子供を連れた家族連れがひそひそと俺の横を通り過ぎて行くのに気付いて、あわててニヤけた顔を戻した。 まぁ、もしブスだったら災難だけどな。そうだったら俺は必要最低限のフォローしかやんね。俺は結構現金だった。 そんなこと考えつつ、俺は目的の場所の前へやってくる。 郊外住宅地のはじっこに位置する二階建ての住宅。門構えは立派で道路に面した部分には大きな車庫があり小さな庭のテラスには赤黄のパンジーやオダマキのプランターがいくつも綺麗に並んでいた。 榛原と彫られた表札はピカピカに光る大理石で圧倒している。全てに手が行き届いてあって、さながら芸能人の家のよう。 住所と地図から見るに、ここで間違いなかった。 「ここかよ……。なんか門構えだけで威圧されるな……」 412 :真夜中のよづり2 ◆oEsZ2QR/bg [sage] :2007/02/08(木) 22 57 51 ID I20DV8yW 俺は勇気を出すと、内心ビクビクしながらライオンがわっかを加えたオブジェクトがつけられた門を開けた。きぃーと開く門。 豪華な装飾の玄関の前に立つ。いよいよ、榛原よづりとの対面だ。 と、ここで。俺はドアの横につけられた郵便受けに気付いた。ビデオテープ台の横穴には朝日新聞がいくつも差し込まれていた。 数えてみると三部。今日と昨日とおとといの。これは……この三日間誰も新聞をとろうとしなかったのか? それとも受け取り拒否じゃねぇよなぁ? どっちだろう。微妙なライン過ぎてわからねぇ。 まぁ、いい。 俺は覚悟を決めてインターフォンのボタンを押した。 ぴんぽーん。 ……しばらく待つ。 ぴんぽーん。 もう一度押してみる。 俺は三回鳴らして反応が無かったなら帰ろうと思っていた。 ぴぴんぽーん しまった、四回鳴らしてしまった。 しかし、反応は同じく無い。 「留守なのか」 俺はドアノブに手を伸ばす。開けるつもりは無い。鍵がかかっているのか確かめたかった。もしかしたら留守かもしれないし。引きこもりが学校登校の前日に外へ出ると言うのも変な話だが。 と、俺がドアノブを回そうとした瞬間。 『……はい』 ジジジジとラジオのチューナーをいじったような音が聞こえたかと思うと、すぐにインターフォンのスピーカーから、電子じみた女の声が聞こえた。 「あ、すいません。榛原さんのおたくですか?」 『……そうですよ』 その声は妙齢の人のような大人っぽい声質だった。俺は榛原よづりの姉か何かかと思い、それなりに丁寧に対応する。 しかし、そのわりにはまるでお通夜の雰囲気のような暗い声だ。やはりひきこもりが家に居ると家庭全体も暗くなるのだろうか。俺は罪悪感湧いて引きこもれねぇな。 「あ。俺、森本和人といいます。明日一緒に学校へ行くことになったんで一応挨拶に来たんですけども……」 『………』 「……えーっと……」 困った。ここから先は何も考えていなかった。 てっきり母親か何かが出てきて、とりあえず家に上がらせてもらってお茶菓子でももらいながら母親を介してお互いに自己紹介してそれなりに交流できると思ったのだが……。 めちゃくちゃ甘い考えだったようだ。まぁ、そんなほんわかにいくとは思ってなかったけどさ。 『………』 相変わらず、無言のまま。ジジジという電子音が聞こえてるから、回線は切っていない。 インタフォーンのスピーカー越しから聞こえる無言が妙にプレッシャーになる。スピーカーに目がついて俺をにらみつけているようだ。 「あ、あの! じゃあ俺、明日迎えに行きますんでっ」 俺は早いところこの場を離れたかった。 やっぱりこういうのは委員長の仕事だ。俺には向いてない。 早口で残りの用件を言うと、俺は玄関に見たまま後へ一歩、二歩。そのまま逃げるように離れ、大きな門を開けようとして、押して開ける門ではなかったことに気付き、引いて開けた。 俺は明日のことを考えていた。俺一人じゃこの家庭につっこめそうにない、仕方が無いが委員長に付き添ってもらうしかないだろう。委員長の携帯番号は副委員長と言う立場上いやと言うほど知ってるから、場から離れたらすぐに連絡だ。 と、思っていた矢先。 ガチャリ。 玄関が開いた。 きぃぃと外側にすこしづつ開くドア。が、すべて開くことなくちょうど手のひらぐらいだけ開く。 『入ってください……』 消え入りそうな声がスピーカーから聞こえたと思うと、ジジッと音を出して回線が切れた。 俺は逃げようとして開けた門を閉めると、もういちど玄関へ近づく。 少し、ドア越しに中をのぞくと誰も居ない。ただ電気がついていない暗いリビングと廊下が見えるだけだった。 ちょうどドアの反対側、家の中側を見てみる。そこにはインターフォンのマイク部分がつながっていた。 どうやらさっきまでドア一枚隔てて、あの家の人は居たようだ。隠れなくてもよいのに。それにしても改めて大人っぽい声だったと思う。めちゃくちゃ声の雰囲気は暗かったけど。 「おじゃましまーす……」 俺は玄関に入ると、小さな声で言う。玄関は広く、土足スペースは二畳分もあり横の靴箱は田舎にある小さい旅館よりも大きい。 しかし、玄関に置かれている靴の数はとても少ない。サンダルと黒いハイヒールがひとつづつ並べられているだけだ。俺は内心怖くなってきた。 靴を脱ぐと俺はハイヒールの横に外側を向くように並べた。玄関は暗く、段差につまづきそうになりながら家に上がる。 「えっと、どうすればいいんだろ」 413 :真夜中のよづり2 ◆oEsZ2QR/bg [sage] :2007/02/08(木) 22 58 44 ID I20DV8yW とりあえず、入ってと言われてあがってみたわけだが。 見えるのは暗い廊下といくつもの扉。廊下の先には階段があるのが見える。ひとまず俺は廊下を歩いてその階段へ向かってみることにした。 家の奥に行くたびに、なにか恐ろしいものが体に捕り付いてるような気がして、俺は身震える。 階段の前までやってきた。明り取り用の窓からちょうど光が漏れてここだけは明るかった。廊下をまがった先には台所が見える。しかし、まだ夕方だと言うのに漆黒の闇のように暗かった。 雨戸をしたままなのだろうか。 「すいませーん! 誰か居ますかー!」 俺は口に手を当ててメガホンを作ると、家の中に響くように大きな声で叫んだ。誰か居ることは確かなのだからこの言い方はおかしい。ただもしかしたら、ここに居る幽霊が俺を招いたのかもしれない……と思ってみたりもしたのだ。 「すいみませー」 「ここです」 うおぉぉお! 階段の上や部屋の奥に声を放っていた俺の背後からいきなり声をかけられた。しかも背後と言ってもすぐ後だった。 驚いて俺は振り向く。 そこには、 「そっちは私の部屋……」 黒ずくめの女の人が立っていた。 見た目は二十歳後半ぐらいだろうか。かなりの長身で黒のセーターとノーブランドの黒いGパンを着込んでいた。 黒い髪の毛は長く伸びて腰まで届いていて、まるでマントのようだ。顔を見ようとしたが、彼女の前髪は目元を覆い隠すようにカーテンとなっていて見づらく表情が見えない。 セーターからは中から押し上げるような大きなメロンが二つ隆起していて、高校生とは違う大人の魅力で目を奪われそうになるが、それとは対照的なほど腰や腕が細く、そしてバランスを崩したように体がふらりふらりと右へ左へ揺れている。 一目見た俺の印象は「不気味」だった。 「あ、ど……どうも」 俺はドキドキと周りに聞こえそうなほどの心臓の鼓動を押さえつけながら、手を上げて軽い挨拶をした。 突然すぎてびっくりしたが悲鳴は上げてなかったと思う。しかし、いつのまに背後に? まったく気配が無かったぞ? 「お、俺森本和人です。こんにちは」 「……こんにちは」 不気味な女の人が軽く頷くぐらいで頭を下げる。声は消え入りそうなくらい小さく、俺には「ちは」ぐらいしか聞き取れなかった。しかし、大体声質はわかる。この人はさっきのインターフォンの人だ。 榛原よづりのお姉さんか? 26歳かそのくらい。結構歳の離れた姉だけど、この暗さは異常だな。ひきこもりが居る家庭はウイルスみたいに感染して家族もどんどんひきこもりみたいになっていくんだろうか? そんな馬鹿なことを考えるが、口には言わない。副委員長としてこれから榛原よづりの登下校の面倒を見なくてはならないのだ。家の人とそれなりにいい関係を築いておいたほうがいい。 俺はなるべく、愛想のいい笑顔を浮かべた。対する相手は表情が読めない。なんか妙なアドバンテージが向こうにあるぞオイ。 「すいません、よづりさんにあわせていただけますか?」 俺は努めて明るい真面目そうな高い声(俺は声を作ると自然と高くなる。母親が電話に出たときのよそ向けの声と同じ)で聞く。 「……」 だが、目の前のお姉さんは長い髪をたらしたままふらりふらりとしたまま、くるりと反転する。そしてふらふらのまま、歩き出した。 414 :真夜中のよづり2 ◆oEsZ2QR/bg [sage] :2007/02/08(木) 22 59 30 ID I20DV8yW 「え、ちょっ……?」 「こっちがリビング。廊下で立ち話もなんですから……」 「は、はぁ……」 いや、立ち話はいいとして、俺としては早いところ榛原よづりに挨拶してさっさと帰りたいのだが……。 というより、なんだこの人。ふらふらなクセにかなり自分勝手だ。俺は呼び止めようと、後姿に声をかける。 「あ、あの。お姉さん」 「……」 無言。もう一度、こんどは語気を強めて。 「お姉さんっ」 「……」 「おねーさんっ!」 「……私?」 三回目で、ようやく振り向いた。 「はい、そうですよっ。無視しないでくださいよ」 「……私は一人っ子だからお姉さんと呼ばれたことがないの。私だと気付かなかったわ……」 「なんですか、それ」 俺ははぁとため息をついて。ふと、女の人のある言葉に気付いた。 「あれ? お姉さん、この家の人ですよね」 さっきまで俺はこの人を榛原よづりのお姉さんかと思っていたが……、この人は一人っ子なので榛原よづりの姉ではない。 「……うん。そう」 丁寧語の無い言葉使いは微妙にむかつくな。 ともかく、彼女は肯定した。たまたまここに来ていた人でもないか。じゃあなんだ、下宿人とか同居人とかルームシェアとかかな? いや、でもひきこもりの家庭はルームシェアするほど余裕は無いだろ……。 じゃあ、……この女の人は誰だ? 姉でもない、同居人でもない、この家に住む一人っ子……。 一番ある可能性はひとつだけだった。 「……すいません、もしかして……」 俺の頭の中でまだ未確定だったが、ある答えが浮かぶ。それを聞こうとお姉さんに話しかけようとした刹那。 お姉さんは首から体ごと、俺に向きなおった。 そして、 「榛原よづり。私のなまえ……」 自分から、名乗った。 まるで呪文のように、呟いた。 「二十八歳で高校生で元引きこもりだけど………。明日からよろしくね。 ……『かずくん』」 彼女は顔を覆い隠している髪のカーテンをずらして、俺に顔を見せて自己紹介した。 元引きこもり、榛原よづりの顔は、自嘲的な笑みを浮かべていて目の辺りは黒くなっていたが、とても大人っぽい美女だった。 しかし、カーテンから彼女が見せた藍色の瞳は、ぐろりぐろりと音を立てて暗色と混ざり合うように不気味に淀んでいた。 今思い出せば、よづりは最初に会ったときからすでに俺のことをかずくんと呼んでいた。 (続く)
https://w.atwiki.jp/i_am_a_yandere/pages/450.html
309 :赤いパパ ◆oEsZ2QR/bg [sage] :2007/02/04(日) 23 49 20 ID aE+nSUJS 真冬の山の中。俺は榛原よづりと湖面に浮かんだ船の上に居た。 「カズくん……。寒いよう……」 「うるせぇ、湖の中はもっと寒いんだ。これぐらいガマンしろ」 真冬の湖の上は寒い。冷たい風が吹くたびによづりは体をちぢ込ませ、暖をとるように俺に抱きしめる。そんなよづりを俺は片手で抱きかかえ、オールを使いなるべく湖の真ん中へ移動していた。 片方だけでボートをこぐとまっすぐ行くわけはないのだが、ちょうどぴゅるりと吹く風が俺たちの乗ったボートを流し、真ん中へ運んでいる。オールはそれの方向調整に使っているだけだ。 胸によづりのふにゅりとやわらかい感触が押し付けられていた。不健康そうな顔をしているのに、ここだけは健康的に膨らんでいて奇妙だ。 吹く風を背中で受けながら、俺は目的の場所にたどり着いた。 「湖の中心についたぞ」 「うん……かずくん」 「なんだ」 「わたし……かずくんと一緒なら死ぬの……怖くないよ」 よづりはかちかちとふるえつつも俺に笑顔を見せる。俺より年上のクセに、小動物のように寂しそうな笑顔。 「死後の世界に行っても……一緒だよ。かずくん」 「……そうだな」 俺の返事を聞いたよづりは安心したように白い息を吐くと、また湖面を眺めるように俯く。 榛原よづりは死のうとしていた。誰も居ないような山の中。湖に体を沈めて、現世とのつながりを絶とうとしていた。 「じゃあ、そろそろ行くか?」 俺はオールを漕ぐ手を止めて、よづりの体を両手で掴む。早くしないと湖の中心からズレてしまう。死ぬには万全を尽くさないとうまく死ねない。よづりの口癖だった。 「ちょっとまって……」 よづりは俯いていた顔をあげると、俺を抱きしめていた手を強く握り背伸びをするように顔を伸ばした。 瞬間。重なる唇。 よづりの唇は冷たかった。 「えへへ……」 奪っちゃった、と言いたげに笑うよづり。彼女にとっては最後の現世でのキス。 「もういいか? よづり。そろそろ……」 「うん、もう死ねるよ。かずくん」 二人で立ち上がった。ボートがバランス悪く揺れる。 あたりは真っ暗で俺の持っている懐中電灯の明かりのみがあたりを照らしていた。 「じゃあな。よづり」 「うん。またね。かずくん」 最後のお別れを言った後に、俺は懐中電灯を海の中に捨てた。 そして、俺とよづりは、手をつなぎ、二人で冷たい湖の中へ飛び込んだ。 310 :真夜中のよづり ◆oEsZ2QR/bg [sage] :2007/02/04(日) 23 49 56 ID aE+nSUJS 俺が榛原よづりに出会うきっかけというか原因を考えれば、去年の四月まで遡る。 もともと、俺はそんな真面目な生徒じゃなく毎日を学校でのほほんと過ごしてる奴で、委員長みたいにいつも勉強しているような器用な真似はしない。 せいぜいテスト前に慌てて勉強して、平均点の若干下あたりの点数をとるぐらいである。マンガやらアニメやらでの主人公と一言ぐらいしか交わさないサブにもならないモブキャラみたいなものと考えてもらえば想像しやすいと思う。 名前だって森本和人でワープロで打てばほら一発で変換完了。変換ミスなし。ありふれすぎた名前だ。 そんな俺なのだが、いやそんな俺だからこそ、副委員長に選出されたのかもしれない。 なんてことない俺だから、誰になっても特に問題ないような副委員長にみんな俺を選出したわけだ。俺にとってはめんどくさいことこの上ない。 ただ、救いだったのは、委員長となった駒木愛華がとてつもなく優秀だったことだ。責任感が強く面倒見のいい委員長はほとんど俺に仕事を回すことなく全て一人でクラスの厄介ごとをすべて解決していた。 俺の仕事はたまに授業の教材を取りにいったり、月一回の委員会に少し出席するだけ。 四月に選出されてこの一月まで、俺はたいした仕事もせずただ副委員長と言う肩書きのまま高校二年生の学生生活を過ごしていた。 結局副委員長のままたいした活躍もせずに終わるのかと思っていた。というかそれを望んでいた。 しかし、あと一ヶ月でようやく解任というこの時期に、俺は一生ものの仕事を副委員長として任されることになる。 「明日、あたしのかわりに榛原さんの迎えに行ってください」 委員長こと駒木愛華は放課後教室に俺を呼びだすといつもの口調で言った。 おさげに黒髪でまんまるメガネというまさに委員長という容姿の女で、真面目な成績優秀者だ。ほとんどの委員長の仕事をこいつが引き受けてるため、副委員長居の俺としてはどうしても頭が上がらない存在だ。 焦ると関西弁を喋るらしいが俺はコイツを焦らせたことがないので、その関西弁はいまだ聞いたことが無い。 んで、そんな委員長が俺に用があるって言うんで呼び出された。放課後、できるかぎり人の居ないところでって。 あのさ、そんなシチュエーションだとやっぱり思うよ。告白するのかって。 だって、二人っきりの教室だよ? んで、呼び出されているわけじゃん。期待しないわけない。俺はもし告白された場合を考えていた。 ……委員長ってめっちゃ真面目じゃん。それこそ一昔のマンガみたいに委員長ってあだ名で呼ばれてるくらいだから。じゃあ付き合いはめちゃくちゃプラトニックになるのか? うわぁ、新鮮だ。新鮮すぎて逆にいい。萌える。 じゃあ付き合って初キスは彼女の部屋か? やろうとしてメガネに当たってちょっと二人ではにかんでみて、メガネをはずしてもう一度やろうとしたらメガネをとった顔がもっと可愛くて……。 とかなんとか。いま思うととらぬ狸の皮算用。わかりやすく言うと馬鹿。 行ってみればこのとおりである。 「はぁ?」 で、告白かと思って返事を考えてた俺は情けない声を出して聞き返す。 「榛原さん。知らない?」 はいばら? 誰だそれは。 「もぉ、副委員長なんだからクラスメイトぐらい全員覚えておきなさいよ」 委員長は頬を膨らませるように説教じみて言う。俺はそれを聞きながら榛原という人物について思い出そうとしていた。 しかし、クラスメイトで榛原という人物が居た覚えは無い。 「不登校のコよ。去年から登校してなかったからちょうど一年留年になったわけなんだけど……。一応名前はうちのクラスになってるわよ」 そういうと、委員長は持っていた学級日誌を渡した。学級日誌の生徒欄の中には、たしかに「榛原よづり」という名前があった。 「本当だ。居るな」 よづり。男か女かわかりづらい名前だな。女っぽいけど……。 「で、その榛原さんが明日から登校するんだって。で、今年度初めての登校だから一応付き添いとして一緒に行って欲しいの」 「ふぅん、微妙な時期に登校するんだな。なんでだろ」 「さぁ、理由は知らないけど」 「でもさ、登校するんならわざわざ付き添いに行かなくてもいいんじゃないか? 勝手に来ればいいだろ」 俺にとっては学校と言うものは面倒くさくても行かなきゃならない場所と脳内で設定している。だいいち家でずっと過ごすってのも結構暇でつらいものがあるからな。 しかし、委員長はそんな俺とは違う考え方の持ち主だ。真面目で面倒見がいいのが如実に現れる性格と言動をする女である。 311 :真夜中のよづり ◆oEsZ2QR/bg [sage] :2007/02/04(日) 23 50 54 ID aE+nSUJS 「あなたは不登校生徒の気持ちがわかってないのね」 お前はわかるのか? それだとお前も不登校だったってことになるが。 「違うわよ。でもね、いい? 森本君。誰だって初対面の人たちがいるところに新たに入っていくのは苦手なの。初めての人ばかりの空間って不安にならない?」 「俺は初めての人たちがいっぱい居る電車の中に入っていくのは不安に思わないぞ」 あえて的外れな回答を返してみる。 「電車の中の人たちは一期一介だけど、学校はみんなで集団生活する場所でしょ? あなただって入学式は緊張したんじゃないの?」 簡単に返す委員長。まぁそりゃそうだ。 「まぁ、確かに入学式は、な」 「うん。でも入学式はまだみんながお互いのこと知らないから、まだいいの。ただ、今は違うわ。みんなほとんどのグループになっちゃってるから、このコにとってはもっと入りづらいのよ」 言わんとしていることはわかる。 今のクラスになってもうすぐ十ヶ月。クラス内でもおしゃれギャルグループ、ロリ姉グループ、文系グループ、他クラスグループと何組か友達グループができている。 結構個性的な面々が集まってるクラスだから(筆頭は藤咲ねねこだな)、なじめず孤立してしまうこともあるだろう。 「で、このコがようやく登校してきたのに、友達も居なくて一人じゃかわいそうじゃない」 変な同情だ。一人の奴は一人が好きだから一人で居るという考え方はこいつには無いらしい。 「だから、あなたが付き添ってあげるの」 で、なんで俺がそんな役回りになる!? 「俺がぁ?」 「そう。あなたがこのコ……榛原さんに付き添ってあげて、クラスの仲間にいれてあげるの」 「やだよっ。俺、そんなことしたことねぇし! それにこういうのは委員長の仕事だろ?」 俺だってそんなに友達が多いほうじゃない。だいいち、そんな器用なこと俺にはできそうもなかった。 しかし、委員長はふんと鼻を鳴らすとジト目で俺を見る。 「この一年間厄介ごとは全部あたしに押し付けておいて、最後までなにも仕事せずに終わるつもり?」 「うっ……」 責めるような口調。いや、じっさい軽く責めている。 たしかに、文化祭のときも全校会議のときも合唱大会のときも俺がやったことと言えば、資料のホッチキス留めとか楽譜のコピー(これはやってよかったっけ?)とか装飾の貼り付けとか、ガキの使いみたいな仕事ばかりしかしてなかった。 合唱曲を決定したのも委員長だし、全校会議の資料のワープロ打ちも委員長、先生への報告も大体が委員長がやっていた。俺はそれのフォローにもならなそうな助けだけ。 それを言われると、俺も副委員長と言う肩書きを持ちながらまともな活動はできていないという罪悪感が湧いてくる。 タバコ吸っていた生徒を無視したこともあるし、もし委員長なら相手が男塾にでてきそうな不良でも注意するんだろうな……。 俺は肩をすくめた。どうやらやるしかなさそうだ。 「わかったよ。行けばいいんだろ? 行けば」 「わかればいいのよ」 委員長は納得した俺を とりあえず仕事は、朝早めに起きていつもの支度を手早く済ませた後、その榛原とかいう奴の家に行って一緒に登校する。教室に入ってしまえば、あとはなんとか委員長がフォローしてくれるだろう。 それに、三学期も残り二ヶ月ちょっとしかない。そこまで責任がのしかかってくる仕事じゃないしな。 俺も副委員長としての爪あとを残しておかなきゃな。 このときはまだ俺は楽に考えてた。 榛原よづりに会うまでは。
https://w.atwiki.jp/post_map/pages/70.html
達成状況 - 奈良県 ゆうゆう窓口を有する郵便局一覧(日本郵便のサイト) 郵便番号順 630-00:奈良中央郵便局 630-01:(奈良県)高山郵便局 2006年9月25日付で集配廃止。生駒郵便局(→生駒支店→生駒郵便局)が引き継ぎ。 630-02:生駒郵便局 630-11:奈良中央(須川)郵便局 630-12:奈良中央(柳生)郵便局 630-21:奈良中央(茗荷)郵便局 630-22:奈良中央(東山)郵便局 630-23:奈良中央(波多野)郵便局 631-00:奈良西郵便局 632-00:天理郵便局 632-01:大和郡山(針ケ別所)郵便局 632-02:大和郡山(染田)郵便局 633-00:(奈良県)桜井郵便局 633-01:初瀬郵便局 2007年3月5日付で集配廃止。(奈良県)桜井郵便局(→桜井支店→(奈良県)桜井郵便局)が引き継ぎ。 633-02:大和榛原郵便局 633-03:大和榛原(三本松)郵便局 633-04:大和榛原(室生)郵便局 633-12:大和榛原(曽爾)郵便局 633-13:大和榛原(御杖)郵便局 633-21:(奈良県)桜井(大宇陀)郵便局 633-22:(奈良県)桜井(菟田野)郵便局 633-23:高見郵便局 2007年3月5日付で集配廃止。(奈良県)小川郵便局(→桜井支店小川集配センター→(奈良県)桜井(小川)郵便局)が引き継ぎ。 633-24:(奈良県)桜井(小川)郵便局 634-00:橿原郵便局 634-01:橿原(明日香)郵便局 635-00:大和高田郵便局 635-01:橿原(高取)郵便局 636-00:王寺郵便局 636-01:(奈良県)竜田郵便局 2007年2月5日付で集配廃止。王寺郵便局(→王寺支店→王寺郵便局)が引き継ぎ。 636-02:田原本郵便局 1998年に636-03から分割。 636-03:田原本郵便局 637-00:五條郵便局 637-01:賀名生郵便局 2007年3月12日付で集配廃止。五條郵便局(→五條支店→五條郵便局)が引き継ぎ。 637-02:五條(宗桧)郵便局 637-04:五條(辻堂)郵便局 637-11:五條(上野地)郵便局 637-12:五條(風屋)郵便局 637-13:五條(小原)郵便局 637-14:五條(折立)郵便局 637-15:五條(平谷)郵便局 637-16:五條(重里)郵便局 638-00:(奈良県)下市郵便局 638-02:(奈良県)下市(黒滝)郵便局 638-03:(奈良県)下市(天の川)郵便局 638-04:(奈良県)下市(洞川)郵便局 638-05:(奈良県)下市(和田)郵便局 638-06:(奈良県)下市(白銀)郵便局 639-02:香芝郵便局 639-10:大和郡山郵便局 1998年に639-11から分割。 639-11:大和郡山郵便局 639-21:(奈良県)新庄郵便局 2006年9月19日付で集配廃止。大和郡山郵便局(→大和郡山支店→大和郡山郵便局)が引き継ぎ。 639-22:(奈良県)御所郵便局 639-23:(奈良県)御所郵便局 1998年に639-22から分割。 639-31:(奈良県)下市(吉野)郵便局 639-33:中竜門郵便局 2007年2月19日付で集配廃止。(奈良県)吉野郵便局(→下市支店吉野集配センター→(奈良県)下市(吉野)郵便局)が引き継ぎ。 639-34:新子郵便局 2007年2月19日付で集配廃止。(奈良県)吉野郵便局(→下市支店吉野集配センター→(奈良県)下市(吉野)郵便局)が引き継ぎ。 639-35:(奈良県)下市(大滝)郵便局 639-36:(奈良県)下市(柏木)郵便局 639-37:(奈良県)下市(上北山)郵便局 639-38:(奈良県)下市(下北山)郵便局 647-15:紀伊勝浦(瀞)郵便局 648-03:(和歌山県)橋本(野迫川)郵便局
https://w.atwiki.jp/kimo-sisters/pages/150.html
399 名前:虎とあきちゃん ◆x/Dvsm4nBI [sage] 投稿日:2007/06/29(金) 17 07 36 ID Vh8bDrn+ 朝、俺を風紀の乱れと大騒ぎする風子を華麗にスルーしつつ、朝の心の傷を忘れること で癒していた俺だったが、昼休み急遽生活指導質に呼び出された。 「で、何で呼ばれたか判ってるな?」 目の前にいる生活指導のハゲデブは名前すら勿体無いので俺はハゲデブと命名して やった。名は体を現す。 脂ぎったその身体が俺の不快指数を上げまくっていたが、模範的な生徒である俺は 一応頭を下げ、その後で胸を張って大声で言ってやった。 「全く心当たりがありませんっ!!」 ハゲデブはパワーアップしてハゲデブベスに……言いにくいから蛸でいいや。蛸になりつつ 俺を怒鳴りつけた。 「朝してたことだっ!!」 「何のことだかさっぱりわかりません。」 「貴様っ!馬鹿にするのかっ!」 「いえ、僕は先生を超・尊・敬っしておりますっ!」 やべ、楽しくなってきた。 「朝お前とお前の姉である青野亜紀が正門でキスしていたと報告を受けた。事実か?」 「心当たりがありませんっ!」 蛸は八本中右と左の二本の足でどん!と机を叩いたが、俺は無視する。 「何人もの生徒が見ておる。言い逃れをするなっ!!」 「ほほー。僕の尊敬する大先生は自分の見ていない風聞を信じて、罰するのですか。尊敬 すべき先生がすることとはとても思えません。僕は無実なのに残念ですっ。」 蛸はいよいよ顔を真っ赤にし…高血圧だな。血管を切れそうにしながら怒っていた。 「いい加減にしろっ!!」 「わかりました。では僕もあの風聞を先生の奥様に伝えることにします。」 「な、なんだそれはっ」 「先生は自分でご存知でしょう。あのことですよ。」 あのことってなんだ?ふははっ俺も知らん。 「お互い風聞で余計な波風を立てるのはよくないと思いませんか?」 「そ、そうだな。今回は不問としておこうっ。以後気をつけるように!」 俺はハゲデブが一番生活指導する必要があるんじゃないかと正直思った。ああ、勿論 姉を個人的に呼び出しても通報するということを伝えることは忘れなかった。あんなやつと 二人きりにさせてたまるもんか。 400 名前:虎とあきちゃん ◆x/Dvsm4nBI [sage] 投稿日:2007/06/29(金) 17 08 57 ID Vh8bDrn+ ハゲデブをからかって教室に戻るとなんだか教室に人だかりが出来ていた。そんな中 風子は一人風紀がどうとか喚いていたが誰も聴いちゃいないようだ。何があるんだろう… と俺が近づくと急に道が開いた。 「虎ちゃん~~心配したよ~。」 ぶほっ!!!なんで馬鹿姉がっ!!! 「青野~俺はっ俺は悲しいっ。何でこんな美人で優しそうなねーちゃんがいるんだ!!!」 そういったのはクラスメイトの馬鹿筆頭、明伊だ。周りの男どもも亜紀姉のフェロモンに あてられてそーだそーだと文句を言っている。女子ですらうっとりと亜紀姉を遠巻きに眺め 俺と見比べてため息をついていた。友情ってなんだろう…。しょっぱい汗が流れてるよ。 「虎ちゃん…生活指導にお世話になるようなことしちゃだめでしょう。めっ!」 かわいらしくぽかっと軽く俺の頭を叩く亜紀姉。男の八割がその姿を見て撃沈される。 そーだそーだとわめく男達。お前らは理由知ってるだろ。世の中はいつだって不条理だ。 「わかった、わかったから教室に帰れ。なっ?」 「折角だからお昼もって来たのよー。一緒に食べよ?」 はい!はい!はい!と何故か敬礼する男たち。男って馬鹿だとつくづく痛感する。そんな 不思議空間を泳いでロリ風紀委員はやってきた。ポニーテールをはためかせ、短いコンパスを 必死に伸ばして歩き、亜紀姉に相対しびしっと指を突きつけた。 「亜紀先輩!貴女は我がクラスの風紀を著しく乱しています!即刻たちのいてくださいっ!」 よくいったぁぁぁ。たまには良いこというな。風子。俺の中でお前の株価が暴騰中だっ! 駄目姉は風子をぽかんと見ていたが…すくっと立ち上がると、 「やーんっ。必死になってびしって小さくて可愛いぃぃぃぃっ!!!!」 わけわからんこといいながらその暴力的に大きい胸で風子を力強く抱きしめた。 「むががががふがふがむががあああっ!!」 「あ、亜紀姉やめろっ!風子が窒息する。」 男なら本望かもしれんが。生憎風子は女であって苦しいだけだろう。名残惜しそうに 風子を離した亜紀姉はううーと半泣きで身構える風子をほんわかと見つめている。 「ふーふー。きしゃー!!」 「じゃあね。この可愛い風子ちゃんと虎ちゃんと三人じゃ駄目かな~?」 俺の天敵は警戒しつつ暫く悩んだようだが、頷いた。三人での食事は、何故か風子がやけに ご機嫌だったせいで珍しく平穏に終わることが出来た。 401 名前:虎とあきちゃん ◆x/Dvsm4nBI [sage] 投稿日:2007/06/29(金) 17 10 37 ID Vh8bDrn+ 放課後、振られたことを痛感しつつしょんぼり姉と帰宅していると正門に見知った二つの人影が 見えた。薫と………笑顔の可愛い俺の天使、榛原さんっ!! 「やあ、虎之助君、亜紀先輩。元気かい?」 「あら、榛原さんに薫ちゃん。こんにちは。」 「あまり元気じゃなかったがたった今元気になったぜ。」 「ほう、嬉しいね。そこまで僕に会えて嬉しかったなんて。」 俺は薫を無視し、あわせ辛そうに顔を横にしている榛原さんの方を見た。 「もう、会ってくれないかと思ってた。」 「ううん。私こそごめんね。剣君に相談したら虎之助君は普通の弟だって…。」 全くもってそのとおりだ。よく言った薫。今度頭なでてやろう。 「でも、虎之助君は剣君と相思相愛だって…。そっちの人だなんて気づかなくて…」 おいちょっと待てっ! 「愛に性別は関係ないよ。そこにあるのは愛だけだ…」 こいつ本当に女か?大げさにくねくねするこいつを見てちょっと不審を抱いた。 「聞いてくれ榛原さん俺はノーマルで榛原さんのことが…君のことがす…「そうよ! 虎ちゃんはノーマルで女の子が好きなのよ~。私と相思相愛なの。えへ。お姉ちゃん照れちゃう。」 「おいこら、俺にちゃんと会話させてくれっ!!」 そんな俺たちのカオスな状況に、榛原さんはくすくすと笑っていた。 「本当に仲いいんだね。三人とも。」 優しい口調だ。穏やかな…温かい感じの。だけど、何故寒気が止まらないのだろう。 他の二人を見ると同じような渋い顔をしている。榛原さんはにこやかに微笑んでいるだけだ。 「だけどさ…。青野君…いえ、虎之助君は私のものなんだよ?…いい加減ふざけてんじゃねえよ。 いてまうぞゴラァ!!」 … えー? 何か聞こえたような…。 「は、榛原さん?」 「え、どうかした?虎之助君♪」 「イエナニモ。」 そういえば天使って、天罰とかでいっぱい人殺しているんだよね…。 俺どこで人生間違えたんだろう。 402 名前:虎とあきちゃん ◆x/Dvsm4nBI [sage] 投稿日:2007/06/29(金) 17 11 53 ID Vh8bDrn+ あの後、俺達はなんとか電話番号の交換だけして別れた。姉はトラウマになったのか 帰り道では怖いよー怖いよーとしかしゃべらなかった。静かで非常に良い。 姉を適当に部屋に捨て、俺はいつも通り夕食を作る。今日は金曜日だからカレーだ。楽でいい。 今日は久しぶりに母親が帰ってきていた。 「虎~。いつもすまないねえ、ごほっごほっ。」 「それは言わない約束だぜおかっちゃん。」 馬鹿な会話をする俺たち。母親は姉をそのまま年をとったような雰囲気で、どっちかというと 美女だろう。姉と違って有能でもある…らしい。本人曰く。 俺は親父似だ。困ったことに全く冴えない。 「で、学校はどうなんだい?」 「俺は問題ない。授業は余裕だし、友人関係も大丈夫だ。」 「ふむ…亜紀は?」 「相変わらず問題だらけだ。」 母親はため息をついた。そりゃそうだろう。親もあの究極無能が心配でないはずがない。 「金持ちのぼんぼんとでも見合いさせたほうがいいのかしらねえ。」 「確実に返品されると思うぞ。」 「うーん、どうしたものかねえ。虎に永遠に面倒見てもらうわけにもいかないし…。」 「当たり前だ。」 悩む俺たち。家庭とは悩むもの、大変なものなのだ。そんなとき、姉が立ち直ったのか 俺たちの会話に入ってきた。 「あ、お母さん久しぶりだね。元気~?」 「亜紀、学校はどう?」 返事をする前に小走りで走って俺に抱きついて言った。相変わらず大きい反則的に 柔らかいその身体が俺に押し付けられる。 「ばっちり、完璧、全然問題なしだよっ。愛する虎ちゃんがいるからね!!」 俺と母親は同時に溜息をついた。 俺たちの家庭問題がいつ解決するのか…。それは神のみぞ知るところだ。
https://w.atwiki.jp/zoukatyu/pages/313.html
B2の結果発表です。 まずは、自動昇格者の発表! B2 優勝 天貝 祥規 最終勝点 41 得点 50点 全体得点順2位 人参 「B1選手を含めた全体でも、はにわさんに並ぶ2位タイの好成績を上げ、1シーズンでB1返り咲きを果たしました」 玉葱 「第2節・第16節では、B1の1位よりも高い点数でB2の1位を獲得という爆発力を見せ、来期の活躍が期待されます」 B2 準優勝 田中な鈴木 最終勝点 35 得点 32点 全体得点順11位 人参 「9年目から参加している田中な鈴木さんが、遂に昇格です」 玉葱 「たなすずさんも第8節で、B1の1位に3点の差をつけての1位という快挙も果たしました」 苺 「得点順こそ11位ですが、未投稿が3回ありますので、B1選手からすると厄介な相手となりそうです」 B2 3位 ケースバイケース 最終勝点 28 得点 30点 全体得点順13位 人参 「1位を獲得することは少なかったものの、2位獲得が最も多く、抜群の安定感をみせました」 玉葱 「天貝さん同様、1年でB1復帰を果たしました」 苺 「9年目は5位入賞と好成績も残していますので、実績は十分でしょうね」 自動入れ替え B1 ←→ B2 京阪神はたぜうちわ凶器攻撃野菜物語 ←→ 天貝 祥規田中な鈴木ケースバイケース 人参 「以上の3名が自動昇格となります」 玉葱 「2名が1年での返り咲き、田中な鈴木さんは初のB1参入となります」 B2 4位 榛原りょう 最終勝点 20 得点 29点 全体得点順14位 人参 「第9節からの登場ながら、安定感・爆発力を見せつけ一気に4位まで上り詰めました」 B2 5位 りょいち 最終勝点 17 得点 18点 人参 「こちらは第9節から第14節までのみの投稿にもかかわらず、内3回で1位を獲得し、見事入れ替え戦出場を決めました」 入れ替え戦(上位2名が進出) B1 B2 ギミックハンター 榛原りょう VS 味の素 りょいち 人参 「りょいちさんが昇格ならば、初代王者が久々にB1の舞台に立つことになります」 玉葱 「榛原りょうさんが昇格ならば、過去にBリーグ参加経験のない選手の1発昇格となります」 苺 「迎え撃つ2人が勝つか、それぞれ記録のかかる2人が勝つか、乞うご期待」 11年目 入れ替え戦ルール 投稿は右メニューからどうぞ(8月31日まで) 来期は以下のメンバーで、B1を行います めえ 乾イッセイ はにわ 第弐ゲート通過 U 珈琲専門店 ハロコン ぱたぱたぱた 冷凍兼冷蔵庫 天貝 祥規 田中な鈴木 ケースバイケース 入れ替え戦1位 入れ替え戦2位 最後は各賞の発表です 前:その2 次:その4
https://w.atwiki.jp/ercr/pages/2659.html
発売日 2007年5月11日 ブランド M ni AQUA タグ 2007年5月ゲーム 2007年ゲーム M ni AQUA キャスト 春日アン(上喜原奏),中家志穂(安次嶺伊疏),もえはらぶり(金城音子),安堂りゅう(宮里木万里),桜川未央(那嶺阿座美,那嶺加座美),かわしまりの(神谷緋織),須賀花菜(斎奈姫),伽沙鈴(オバァ,オババ) スタッフ 音声収録スタジオ:dds studio エンジニア:松本直行 音楽:斑尾歩 主題歌収録スタジオ:dds studio 原画:福介 作画協力:スガキヨシ シナリオ:YOSHI光 プログラム:La. CG監修:佐々木良和 CG:MIKALIN,すと。,DD,中島良明,ぽんず システムCG:たいちょ~ 背景彩色:クレリア スクリプト:YOSHI光,たいちょ~ 音声編集・SE製作:たいちょ~ デバッグ:たいちょ~,らんまる,榛原澪,ぽんず,YOSHI光 広報:ま~ デモムービー作成:渡㊥ノ パッケージ 広告デザイン:中林則人 Webデザイン マニュアル製作:PSY スペシャルサンクス:榛原澪,小口和仁,きょこP 監督:壽々郎 プロデューサー:阿比留壽浩 製作・著作:M ni AQUA 主題歌 「Marine Snow ~島の恋唄~」 作詞/狼DJ 作曲/斑尾歩 歌/楠鈴音
https://w.atwiki.jp/yasai_bnews/pages/48.html
詳細な情報はこちら 調子乗りすぎ王国(第4期)ルール 調子乗りすぎ王国(第4期)記録室 簡易ルール 予選ステージ 第1ステージ7問、第2ステージ7問をそれぞれ行い、それぞれの1位が決勝ステージへ進出。その2名を除いた、2ステージ合計得点の多い2名も進出。 得点は、人数が増えるほどインフレさせた。(詳しくは詳細にて) 決勝ステージ 5点満点の問題を5問行い、最も得点を獲得した人を第4期調子乗りすぎ王国優勝者とした。 尚、予選での成績は完全にリセットして算出した。 結果 以下、すべて敬称略 最終成績 ※上位10名のみ 1位 戦慄のわんわん 72 2位 ハロコンクッタ 71 4位 ケースバイケース 70 5位 幻の蜃気楼 40 6位 さぬきうどん3世 36 7位 榛原りょう 31 8位 田中な鈴木 29 9位 京阪神 28 10位 珈琲専門店 25 決勝の得点を足しても、予選合計トップのケースバイケースが1位であったため、2位以上の3名には補整分の得点を加算している。 決勝ステージ「神様」 1位 戦慄のわんわん 19 2位 ハロコンクッタ 18 4位 ケースバイケース 17 僅差での戦いを、戦慄のわんわんが制す。これにより、58年目D国は、戦慄のわんわん運営による「常識」となることが決定。 予選合計 ※上位10名のみ ☆=予選ステージ覇者 ★=ワイルドカード枠獲得 1位 ★ケースバイケース 53 2位 ★戦慄のわんわん☆クッタ 49 4位 幻の蜃気楼 40 5位 ☆ハロコン 39 6位 さぬきうどん3世 36 7位 榛原りょう 31 8位 田中な鈴木 29 9位 京阪神 28 10位 珈琲専門店 25 ケースバイケース・戦慄のわんわんが、両ステージで安定力をみせワイルドカードでの決勝進出を決める。 予選第1ステージ「悪魔」 ※20点以上獲得者のみ 1位 ハロコン 27 2位 戦慄のわんわん 26 3位 ケースバイケース 25 4位 榛原りょう 23 5点の中に4名が入り乱れる攻防をハロコンが制し決勝進出。 予選第2ステージ「天使」 ※20点以上獲得者のみ 1位 クッタ 31 2位 ケースバイケース 28 3位 幻の蜃気楼 27 4位 戦慄のわんわん 23 5位 珈琲専門店 21 1位を3回獲得し、他を圧倒したクッタが制し決勝進出。