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猫色骨董店2 温暖化の影響か例年よりも暑かった日々が過ぎ去り、爽やかな空気が朝の街に流れるようになった頃、 静かな店内の一室で店員は椅子に座っていた。 ビジネスマンが行き交う忙しない外の世界とは切り離された、落ち着いた時間が流れる店の中。 店員の膝の上には一匹の猫が座っていた。撫でるように手を動かす店員。 このまま何事も無く今日が過ぎ去っていくかと店員が思ったその時に、客が一人入って来た。 「いらっしゃい。」 何回か見た事のある客に声を掛ける。普通の質屋ならば馴染みの客の一人や二人は居るのであろうが、 生憎この店はブランド物や宝石というような在り来たりの物は扱っていない。 必然、客は一期一会が多くなっていた。 「また、これを頼むよ。」 男が取り出したのは人形のぬいぐるみだった。 金色の髪に緑の目とくれば、西洋人形をモチーフにしているような気がするが 彼女に付いている尖った耳が、彼女が人外だと教えていた。 慣れた手つきで人形をテーブルの上に乗せた後で、男は気怠げに椅子に座って店員の査定を待っていた。 「今回はこちらの金額で。」 店員が一枚紙を千切る。すると紙は風にに吹かれた様にふわりと飛んでいき、男の手元に着地した。 「おっ、ラッキー。前回よりも金額が上がってるじゃん。」 「そちらの人形の評価です。」 予想よりも金額が良かったのか、ホクホク顔で男は言う。 「やっぱ最高だわ。呪いの人形なんて売っちまえば、何回でも稼げるんだから。」 「…そうですか。恐らく今回の査定が最後になるかと。」 「…?あっそ。そんじゃね。」 店員が意味深げな言葉を言うも、人形への興味が薄れた男は、さっさと店を出て行った。 それから暫くしてドアに付けた呼び鈴が鳴り、再び客が現れた。 「いらっしゃい。」 こちらも何回か見た事のある客に店員が声を掛ける。彼女はいつも、男の後にこの店にやってきた。 「この人形、引き取ります。」 金色の髪に尖った耳、そして嫉妬に駆られた緑色の目をした女が、男がこの店で売った人形を買い戻す。 自分そっくりに仕立て上げた、呪いを掛けた依り代の人形を。 男が売る度に人形の値段は高くなり、そして呪いはその度に深くなっていく。 幾度も繰り返された一連の行為によって、既に男の手足には雁字搦めに呪いが掛かっていた。 「次は頭ですか?」 ふと店員が女に尋ねる。男を救うなんていう崇高な気持ちでは無く、単純な興味として。 「次は心臓、頭はその次。」 それだけを言い残して女は去っていった。人形が女の持っていた袋に入れられた時、金属がジャラリと音を立てた。 客が居なくなった店で、店員は猫の背中を撫でながら独り言のように話す。 「ねえ、橙。一思いに藁人形の頭を打ち抜くんじゃなくて、わざわざ魂を絡め取ってから命を奪うようだね。 まあ、彼の寿命が一回伸びたと思えばいいのかな…。」 店員に返事をするかのように、猫が鳴き声をあげた。 感想 名前 コメント
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holski /// / 回転椅子 hol\ski \ 16 palsaa klel \ [ ova ] \ 回転椅子に座って回る \
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数字が抜けてたり順番がおかしかったりするけどギルティギアやってる奴はdjkだから仕方ないよね! スレタイ the end of genesisギルティギアやってる奴evolution turbo type D→TMR ギルティギアやってる奴 of Power→STGネタ DEEP IN ギルティギアやってる奴→音ゲーネタ ギルティギアやってる奴-THE RIGHT STUFF-→パトレイバー 913 ギルティギアやってる奴コンプリート→ライダーネタ 国民的ガールフレンドギルティギアやってる奴→ラブプラス Black Eyed ギルティギアやってる奴→音ゲーネタ 君は見たかギルティギアやってる奴が真っ赤に燃えるのを→歌詞 何が幸せかわからないまま終わるギルティギアやってる奴→歌詞 交狂曲ギルティギアやってる奴→デススマイルズ ギルティギアやってる奴-OVERTURE-→GG2 生え際が気になり始めたギルティギアやってる奴→クソル 101~200スレ目? 201~300スレ目? 301~400スレ目? 401~500スレ目? 501~600スレ目? 601~700スレ目? 701~800スレ目 801~900スレ目 901~1000スレ目 1001~1100スレ目 1101~1200スレ目 1201~1300スレ目 1301~1400スレ目 1401〜1500スレ目
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あの夏で待ってる 貴月イチカ 1 霧島海人 1 谷川柑菜 1 石垣哲郎 1 北原美桜 1 山乃檸檬 1 霧島七海 1 りのん 1 AAの貼り方 下記の文字列をコピーし、()の部分に()を含めて上書きするようにAAをペーストする #aa{{ (ここにAA) }}
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律「あぁー、全くついてないわー」ガックシ 紬「りっちゃんが1番前の席だなんて」クスクス 唯「なんかおっかしー」クスクス 律「おかしくねーし」 グリグリグリグリ 唯「ああう、な、なんで私だけぇ〜〜」 律「1番後ろの窓際の席への嫉妬をくらえ」フッフッフッ 紬「唯ちゃん、何て羨ましいの......」 律「ムギ......」 律「って、澪はー、っと」クル 紬「自分の席で勉強してるみたいね」 律「いんや、ノートに何か書いてはいるが、教科書は閉じたままだ。この状況から察するにやつは......作詞をしている......」キラ-ン 紬「名探偵りっちゃんね」クスクス 唯「あうう......まだ痛いですりっちゃん......」 律「すまんすまん......撫でたる撫でたる」ナデナデ 唯「はへぇー」 澪から唯へ視線を戻そうとした時、澪の前の席に座っているクラスメイトと目が合った。 彼女は肩まで伸びた髪の先を指でクルクルといじっていて、たまたま視線を上げただけみたいだ。 何気ない休み時間のよくあるワンシーン。 ほんの一瞬だけ。 彼女と私の視線は交差した。 でも、そのほんの一瞬が私にはまるで永遠のように思えたんだ。 --- 律「みぃぃぉお!!!」ガッ 澪「なんだよ、そんなに大声出さなくても聞こえるって」 律「さっきの休み時間、ノートに何書いてたんだー?」 澪「なっ!? み、見てたのかっ!?」 律「ふっふっふっ、あなたの日常的な何気ない仕草が私の目には異様なことに映った、それだけのことですよ」 澪「......なんだそれは」 律「名探偵りっちゃんだ」キラ-ン 澪「すぐそういう変なノリになる」 律「変なノリっていうなよー」 信代「みんなー、数学のノート持ってきたから取りにきてー」 澪「おっ、ノートか」 律「あ、私取りに行ってくるよ」 澪「いいのか?」 律「みんな一斉に取りに行ってもごった返すだけだしな」 澪「ごもっとも。ならよろしく」 律「ん!」 教卓の上に広げられたみんなの数学のノート。 その中から自分のノート、そして 【若王子 いちご】 律(おっ......さっき目があった......) 教室を見回すといちごの姿はなかった。トイレにでも行っているんだろうか。 律(まぁ、ついでだし。持ってくか) 律(几帳面な字だな) 最後に、澪のノートを見つけ出して澪のところに戻った。 律「ほうほーい。持ってきたでー澪」 澪「ありがと、律。ん、それは?」 律「あぁ、これはいちごの。たまたま見つけたから持ってきた」 澪「若王子さんのか。机の上にでも置いといたらいいんじゃないか」 律「ん。そうする」 ノートを机に置き、自分の席に戻ろうとした時、いちごが帰ってきた。 律「あ、いちご!! 数学のノート、置いといたから!!」 いちご「......。 ありがとう」 律「どういたしましてっと」ヘッヘッ 自分の席に着いて、私は妙にウキウキしている自分に気がついた。 律(あれ......? なんでこんなに嬉しい気持ちなんだろう) よくわからないまま考えていると、次の授業の先生が勢いよくドアを開けて入ってきて、慌ててバッグの中から教科書を取り出した。 --- 律「はふー。やっと昼飯時間ですかぁー」 まだ授業中の気だるさが身体から抜けなくて席を立つ気が起きない。 お気に入りの黄色のシャーペンをグルグルと回し続けていた。 唯「りっちゃーん、ご飯食べないのー?」 唯に声をかけられて、その方に振り向く。 律「んー」 唯の周りはお決まりのメンバーが弁当を持ち寄り集まっていた。 教室の最後尾は、いつも賑やかだ。 ふと、いちごに目がいった。 彼女は自分の机で1人でご飯を食べようとしていた。ちょうど弁当の蓋を開けたとこ。 回していたシャーペンをペンケースに戻し、弁当をバッグから取り出して席を立った。 律「悪いー、今日はいちごと食べるわー」 唯「ガーン、りっちゃんに振られた。私とは遊びだったのね」 律「悪い唯、君の気持ちは重くて耐えられない」 唯とケラケラ、教室の中央と端っこで互いのノリに笑いながら、澪の席に座る。 律「みおー、席借りるぞー」 澪「漁るなよ」 律「それはフリと捉えて良いのかな、みおちゅわーん」 澪「......」 澪が黙って睨みつけてきたから、慌てて前を向いた。 目の前にはこのやり取りを聞いていたであろうに、依然として前を向いて座っているいちごの背中。 律「いちごー。一緒に弁当食べよーよー」 背中をツンツンとして、私はここにいるという合図をしてみる。 律(......シカトですかい) 私は広げたままの弁当を持って、いちごの前の席へとすかさず移動した。 律「みかー、席借りるねー」 律「みおー、席返すー」 教室のどこからともなく、いいよー、という返事が帰ってきた。 まったく、これだからりつは、というため息も聞こえてきたけどそれは知らない。 律「ふぅ。ったく。無視するなよー」 律「いちご」 私は弁当を咀嚼しているいちごに話しかける。 いちご「......食べる約束してない」 律「そんなもん。ほら、ケースバイケースよ。事態は刻一刻と変化してるんだ。ノリよ、ノリ。ノリで押しきらないと」 いちご「......」 律「もう、いいや。おなかすいたー。いただきまーす」 私は弁当の中身をつつき始めた。今日は朝に余裕があったから、自分で冷食をチンしたり卵焼きを焼いたりして、お手製なのよ。 律「今日さー、自分で弁当作ったんだ ー。 これみてみてー。うまく焼けてるだろー、卵焼き」 自分の箸でつまみ上げたそれを堂々といちごの目前に持っていった。あぁ、なんてキレイな黄色なんだ。焦げ目なんてひとっつもついてない。なんたって私が小学生の頃から鍛え上げた卵焼き機で焼いたからな。あぁ、あの卵焼き機は本当に素晴らしいんだ。きっとあの素晴らしさをわかってくれる人は料理が得意な憂ちゃんくらいしかいないんじゃないんだろうか。それにしても上手くできた。輝いて見えるよ今日のこの卵や パクッ 律「......」 いちご「」モグモグモグモグ 律「......」 いちご「」モグモグモグモグ ごくん いちご「......甘くない」 律「......」 律「なんで食べた......」 いちご「? 食べさせてくれたんじゃないの?」 律「あぁ、なるほど。そういう感じ? おっけ。おっけー。了解した。理解した。状況は把握されたし。いちごはそういうノリの人なのな」 いちご「......ん?」 律「カムバァァァアアアアク!! 私の卵焼きぃぃぃぃぃぃぃ!!」 澪「うるさいぞ、律」 流石、澪。どこにいてもツッコミが飛んでくる。 いちご「......食べたらいけなかった?」 律「いや、あの完璧な卵焼きをひけらかした私がいけなかった。 あの卵焼きを前にして冷静に居られるやつなんていないもんな」 いちご「......」 いちご「......ん」 律「えっ......」 いちごは自分の弁当の中の卵焼きの食べかけを私にはよこしてきた。 いちご「まだ一口しか食べてない」 律「そんな。 いいっていい......んむっ!?」 開けた口に卵焼きは押し込まれた。 律「......」モグモグモグ いちご「......」 律「......」モグモグモグ いちご「......」 ごくん 律「......甘っ」 そうつぶやいた私に、いちごは一言だけ返して再び弁当を食べはじめる。 いちご「知ってる」 --- 音楽準備室......というと誰もいなくて静寂でほこりっぽいイメージなんだけど、桜ヶ丘高校の音楽準備室に来てみればそんなイメージは木っ端微塵にぶっこわされる。 ムギが持ってきたティータイム用具の数々、唯と私、そして時々澪が持ち寄ったお人形の数々。 唯一の後輩である梓の、そのまた後輩であるスッポンモドキのトンちゃんin水槽。そして、私のドラム!!! しかし、現在進行形でその場所はトンちゃんのエアーポンプからのプクプク音にすら満たされていない。 澪「惨敗だな......」 律「文化祭まであと1ヶ月だというのに......」 澪「これじゃ、まるでマッチ売りの少女だな......」 唯「とりあえず、つぎは体育館だね」 紬「私はどちらかというとヘンゼルとグレーテルかしら」 梓「パンはちぎって落としてないですけど?」 紬「ふふっ」 梓「?」 --- 体育館 唯「おぉー、これが運動部の熱気......!!」 澪「す、すごいな......」 律「練習していいか聞いてくるかー」 唯「あ、私が聞いてくるよー」タタタッ 紬「乙女の汗が飛び散る光景もいいわね」 梓「トンちゃん大丈夫かな」 律「んっ。 あれは」 クルクルと視界の隅で回るものに気を取られ、その先に目をやると 律(いちごだ......) 唯が何やら話しかけ、いちごに許可を得て帰って来た。なんだ。いちごに聞きに行くんだったら私が行ったのになぁ。 唯「ここでしてもいいって!」タタッ 律「おーしっ!じゃあ、するかー!」 その後、澪がバレーに夢中になって、そして私がいちごに......いや、バトン部の曲にリズムを狂わされてしまって体育館での練習は辞めになった。 --- 律「はぁ......。今日はもう帰るか」 澪「だな。移動に時間食っちゃってうまく練習できなかった......」 唯「あぁ......部室がないって辛いッ!!!」 梓「あ、私トンちゃんにご飯をあげてくるのでみなさん先に帰っててください」 唯「えー、じゃあ私も付き合うー」 澪「......わ、私も、行こうかな......」 律「あら澪ちゅわん。珍しいっ!!」 紬「それなら私も!私も!」 律「こんな時までトンちゃんって、梓は偉いなぁ。つーか、みんなかよ」 梓「トンちゃんも大切な部員ですから!」 唯「そうだよりっちゃん! トンちゃんも仲間なんだよ!」 律「ははっ。だな。 餌やりよろしくな。 私はドラムを運び疲れたから今日は先に帰らしてもらうわ」 澪「1人で帰れるのか! 律」 律「いや、私何歳だよ。1人で帰れるわっ! 澪だって帰り気をつけて帰れよー!」ジャ --- 律「ダンデドンダンデドン〜♪」 律「んおっ...!!...いちごー!!」テブンブン いちご「......」スタスタ 律「だからー! シカトすんなってーのっ!」 いちご「何?」 律「一緒に帰ろーぜー! てか、いちごの家ってどこ?」 いちご「あっち」 律「おぉ、あっちか。なら、まぁ......だいたい方角は一緒だな!さ、帰りましょ帰りましょ」 いちご「......」 ---- いちご「......」 律「今日は悪かったなー。体育間で練習しちゃって」 いちご「別に......困った時はお互い様」 律「あ、そう? そう思ってくれる? よかったー! 部室がないと本当に練習するところがなくてさぁ!」 いちご「......大変?」 律「大変......だけど、でもまあ、みんながいるからな! 嬉しいことは5倍! 悲しいことは5分の1って感じだな」 いちご「そう......」 律「そう!」 別れ際、私は「そう言えばいちごとケータイのアドレスやら電話番号やらを交換していなかったな」ということを思い出し、2人で互いにそれらを交換してからバイバイをした。 いちごのことだから拒否られるかと思っていたけど、スンナリと交換してくれてちょっと意外だった。 --- その日からいちごとの奇妙なやり取りが始まった。 学校にいる間は、挨拶はするもののお互いに干渉はしない。 澪の席で澪と話をしていても、いちごは振り向きもしない。 でも、家に帰るとどちらからともなくメールのやり取りが始まる。 今日は唯が調子が良かったとか、ムギのお菓子が美味しかったとか、本当にたわいもないことをメールする。 いちごはいちごで、夜ご飯の内容とか、後輩が練習を一生懸命しててくれて嬉しいとか、あの無表情・無反応のいちごからは到底想像出来ないくらいに、感情豊かなメールが送られてきて最初の頃はびっくりしてた。 次の日が休みの日とかで余裕のある日は電話で話もした。 電話だと、いつもの学校にいる無表情・無反応のいちごに戻るらしくて、受話器越しには「うん」とか「へぇー」とかしか返ってこないことが多い。 それでも、私からのかけた電話には必ず出てくれるし、いちごからも電話がかかってくることもあるから少なくとも、この奇妙なやり取りをいちごが悪く思っていないということは想像出来た。 送信履歴と着信履歴がいちごでいっぱいになっていった。 --- 問題、問題なのか不具合と言うべきなのか。 日常がいびつに変化した。 私は文化祭でやる劇であろうことか、ジュリエット役になってしまったのだ。クラスの連中は一体何を考えているんだろうか。ああいうものをノリで決めるやつらはどうかしている、と、普段の行動をノリで決める私が言っても説得力が無くて泣けてくる。 そしてその日の夜。 私はいつものように家の自室のベッドに寝っ転がってメールを送っていた。 『あーもーマジで私がジュリエット役とかわけがわからないんですけどっ!!!!!!!!』 『良かったじゃん。 秋山さんがロミオ役だよ?』 『なんで澪がロミオ役なら良かったことになるんだよ!!! 』 『だって、律と秋山さんってそういうのじゃないの?』 『そういうのってなんだよ!! あ、クラスのみんなが言ってるみたいなのを間に受けてるのか? ないないないない。そんな事実全くないからな!!!』 『ばーか』 『なんだよ、いきなりばーかって。わけわかんないんですけど!!!』 それから10分ぐらい間が空いて 『ばかりつ』 たった一言。 『ばかりつ』という一通を最後にその日から全くいちごと連絡が取れなくなった。 電話をかけても出ないし、メールを送っても返事がこない。 たまにメールが着たと思ってケータイに飛びつくと、宛名が澪でガックシきたことも何回もあった。 いや、連絡が取れなくなっただけで学校に行けば普通に澪の席の前にいちごは居るし、劇の準備も参加していたし、部活にも行っていた。 ただ、私がいちごと連絡が取れなくなっただけで、何も変わっていなかった。 そもそも私といちごは学校にいる間は会話らしい会話もしていなかったんだ。 改めて知らされるその事実に我ながら愕然とした。 仮に私と澪のやり取りがなくなったら、2年の時のように唯が騒ぎ立てるだろう。ムギは私と澪との仲を直そうと必死になるだろう。和は澪の話を聞きに行くだろう。梓は澪の側につき、私を罵るだろう。 でも、私といちごの関係が変わっても、そんなことは起きなかった。それを知る人がまずいなかった。それを察してくれる人がいなかった。それを取り持ってくれる人がいなかった。 そして、私は何故かいちごとの関係を他人に相談できなかった。 澪にさえ、いちごのことを伝えたくても伝えられなかった。 日常は文化祭に向けて変化して行っていた。 私はジュリエット役をこなさないと行けなくて、いちごは衣装係で。なかなか話しかけるタイミングもない。劇の練習が終わったかと思えば2人もそれぞれの部活にいかなければいけない。 文化祭が近づくに連れて次第に私はケータイの履歴を確認しなければ、いちごとのやり取りは私が生み出した幻想なんじゃないか、と思い始めた。 そんなことはない。そんなことはないはずだ。いちごとは確かにメールでやり取りをして、電話もかけて......。 でも、それは誰も知らないことだから私はそんな不安定になっている自分のことを誰にもやっぱり相談できなくて、いちごを思って泣いたりなんかして夜を過ごした。 --- 劇は練習のおかげもあって、成功した。 あぁ、良かった良かった、と舞台袖から引く時にクラスのみんなで感動をお互いに身体中に染み込ませている時にふと視線を感じてその方向を見ると、いちごと目が合った。 その瞬間になんとも言えない安堵感が私を襲った。 あぁ、これだ。私が欲しかったのはこれだ。私が求めていたのはこれなんだ。どうしてなんだ、どうして。なんで。......なんでこんなに。 今すぐにでもいちごに駆け寄りたかった。いちごを抱きしめて、いちごと話がしたかった。話したいことが沢山あった。聞いてほしいことが沢山あった。 そんな私に声がかかる。 右腕を掴まれて、振り向くと澪がいた。 澪「さぁ、律。 部室に行こう。 明日に向けて練習しないと」 まるで舞台が暗転した時のような暗闇。目の前が真っ暗になっていうのはこういうことなのか、と思った。 律「あ、あぁ。......そうだな。練習しないと......最後の文化祭なんだ」 部室に向かう途中、さっきまでいちごがいた場所に目をやる。 当然そこにいちごの姿はもう無くて、私はみんなとは違う涙を流しそうになるのを堪えて部室にむかった。 --- 真夜中、ヤケになった私は唯とムギ、そして梓を巻き添えに徹夜を試みて、あえなく失敗した。 さわちゃんの持ってきてくれた寝袋に包まって眠りについた。 途中に夢を見た。 劇で疲れて夢を見る暇もないくらいグッスリパターンかと思っていたけど夢を見た。 夢の中で私は劇をやっていた。 今日の劇の印象が余程強かったのだと思えるような内容だ。 でも、ところどころ違っているしシーンがトビトビだった。 なにより、私はジュリエット役ではなくてロミオ役をやっていた。 そしてジュリエット役の顔は黒くボヤけていて誰だかわからない。 少なくとも感じからして澪ではなかった。 『ロミオ、あなたはどうしてロミオなの?』 なんで、私はロミオをしているんだ? むしろわたしが聞きたかった。 散々澪とやったシーンだから覚えているのに、私は次に続くロミオのセリフを何故だか言えないで立ち尽くす。 ジュリエットが繰り返し尋ねてくる。 『ロミオ、あなたはどうしてロミオなの?』 『ロミオ、あなたはどうしてロミオなの?』 『ロミオ、あなたはどうしてロミオなの?』 ジュリエットがそう聞いてくる度に、スポットライトの角度が変わってジュリエットの顔が私にもわかるようになっていく。 『ロミオ、あなたはどうしてロミオなの?』 そして、完全にジュリエットの顔が見えた。 『律、あなたはどうして』 --- ハッと目が覚めると明け方の4時頃だった。辺りはまだ暗くて、部室にはトンちゃんのエアーポンプの音が響いていた。 律「いやいやいやいやいや、夢と深層心理がマッチングするからっていってその結末はないだろ......」 右腕で顎の辺りの汗を拭って、 動揺している自分を落ち着かせるために小さくつぶやいてみた。 依然として部屋にはプクプク音しかないことが、私を落ち着かない気持ちにさせる。 隣で澪が気持ち良さそうに寝ていた。バカかこいつ。襲うぞ。 律「あぁ、だからさ。 そういうのがダメなんだってば、田井中律よぉ......」 私は仕方なく、ジュースを買いに自販機に行くことにした。 --- ジュリエット役は、いちごだった。 自分でもイマイチ落ち着かないオチだ。 なんでそこでいちごなんだよ、と私の頭の中をぶん殴りたくなるくらいにいちごだった。 ボタンを押すと、ガタンっという音が辺りに響いて、缶ジュースが落ちてきた。ぐいっと一気に飲み干そうとして失敗、むせた。 律「げほっげほっ。 はぁ......。私のアホ......げほっ」 とりあえず、近くのベンチに座ってしばらくそこにいることにした。どうせ部室に帰ったって寝るしかない。 こんなモンモンとした気持ちでなんか寝られはしないことはわかっていた。 律「なんでそこでいちごさんなんですか......」 はぁー、と溜息が出た。 アホな私でもだいたいの状況は把握出来てきていた。 考えるくらいの時間はたっぷりあった。 それはいちごがくれたものだったけど。 いちごが私に向けている感情はズバリ「嫉妬」だ。ジェラシーだじぇらすぃー。 それは私がジュリエット役。 澪がロミオ役になったことで向けられはじめた。 そうするとメールの『ばかりつ』もすんなりと受け入れられる。 問題はその「嫉妬」の方向だ。 その嫉妬が「私」に向けられたならまぁ、いい。 その場合は、いちごは澪が好きなんだろうなー、好きではなくても憧れとかそういうのがあるから私が邪魔なんだろうなぁっていうのが十分理解できる。 だから『ばかりつ』なんだろうなぁってわかる。 実際澪と居るとそういう類の感情を向けられることは少なくなかった。 仕方ないんだ。これは澪の有名税なんだ。ただ、問題はその有名税が直接税ではなく間接税であることだ。 なんで私が澪の有名税を引き受けなければいけないのか。 律「まぁ、澪の有名税っていうのを今度から放課後ティータイムの有名税と思えば......」 うん。よし。そうなんだ。 その嫉妬の方向が「私」なら、私はいちごに謝ることもできるし、これからいちごと仲良くしていく自信がある。 そういう人とも私は仲良くしてきた経験があるから、その場合であれば本当に大丈夫なんだ。 もう一件落着なんだ。 ただ、その嫉妬が「澪」に向けられたものだったなら。 --- 律「その場合は、あれなんですかねぇ......。 いちごは...私が......す、好きなのか......」 その場合は、どうなることがベストなんだろうか、と考える。 いちごが私のことが好きで、澪と劇をすることに嫉妬していて、だから『ばかりつ』だし、だから電話もメールも返ってこないし。 あぁ、教室の中でも散々澪からかってたし胸も揉んでたし......うわぁ......私勘違いされることしすぎだろ。そりゃあ、あの無感情・無反応のいちごさんの堪忍袋の緒も切れますわよね。 律「仲直り、難しそうだな......」 そもそも私はいちごのことをどう思っているんだよ、えぇ、私ですよ私。お前はどう思っているんだよ。 律「くそぉ......。なんだよ。胸が苦しいっての......」 缶の残りを全て飲み干した。 『律、あなたはどうして』 律「どうしての続きなんだよ...ばかいちご」 缶を空きカン捨ての容器に入れて私は部室に戻った。 そっと部室に戻って、寝袋に入ると 澪「りつ」 律「うっわー、びっくりしたぁ」 オバケかと思った。 澪「あ、ご、ごめん」 律「いや、てか、起こしたならごめん」 澪「どっか行ってたのか?」 律「あぁ、喉乾いてジュース飲んでた」 澪「そっか」 律「さ、まだ早いしもう一眠りしようぜ」 澪「そうだな」 律「ん。 おやすみ」 澪「......りつ」 律「ん? 何? 」 澪「いや、その。 ......ケータイ、光ってたぞ」 律「あ、......そう。 わかった。ありがとう、 おやすみ」 澪「......うん。 おやすみ」 慌ててると思われたくなくて、寝袋の中で深呼吸を2回してから、頭の上に置いてあったケータイを取ってすぐに頭まで寝袋に潜った。 心臓の音がバクバクと五月蠅かった。 寝袋に潜った分それはさらにひどく大きく聞こえた。 律(......差出人.........) 律(..................いちご) その名前を見た途端に、なんで?という問いかけと嬉しいという喜びがぐちゃぐちゃに混ざり合った。 メールを開くのが怖い。 ケータイを持つ手が震えているのが自分でもわかって、ははっ、と情けない笑いが出た。 律(はぁ......。まぁ、いいさ。どうせ罵倒のメールだろう。いいさ。受けて立つよ、いちご) 深呼吸をしてから、メールを開いた。 --- 唯「み"ん"な"あ"り"がどう"ーー!!!!」 生徒会とさわちゃんの粋な計らいで、観客のみんなが同じTシャツを着ているというシークレットに私たちは泣かされた。 唯のMCにそそのかされて、前の日の劇の再現もした。 笑って泣いて、全力で演奏が出来た最後のライブになった。 私がそうやって心から演奏が出来たのにはきっと、メールが一役かっている。 律「......よっす、来たぞ」 律「いちご」 --- 文化祭が終わった次の日、本来ならば片付けにあてがわれている休日だけど、私たちのクラスは1日目だったこともあってクラスでの片付けはなかった。 そんな教室に私はいちごに呼び出された。 文化祭があっただなんてまるで嘘のように元通りに片付いた教室に少し悲しくなる。 私たちはこれからはもう受験に一直線なんだということを思い知らされる。 誰もいない教室で、いちごは律儀に自分の席に座って待ってた。 律「自分の席に座らんでもよかろうに......」 いちご「几帳面だから」 律「なんだそれ、よくわかんない」 三花の席に腰をかけた。澪の席に座ったって、いちごはこっちなんか向いてくれないだろうから。 律「名探偵りっちゃんは学習型なんだぜ」 いちご「何それ。 訳わかんない」 律「ははは。 で、なに? 」 いちご「......唐突に聞きすぎ」 律「メール。言いたいことあるから、今日のこの時間に教室に来いって送ってきたのはいちごの方じゃん」 いちご「......」 律「......」 いちご「メール、電話、ごめん」 律「......いきなり連絡取れなくなって淋しかったんだからな」 いちご「......」 いちご「わたしも......寂しくなった」 律「......」 いちご「その、それで言いたいことがあって、今日来てもらった」 律「知ってる」 いちご「えっ?」 律「だーかーらー、いちごが言いたいこと知ってる!!! だからちょっと待ってくれ。言うのを待って。......お願いだから」 いちご「......」 私はおそらく顔が真っ赤だったはずだ。自分でも耳まで熱いのがわかっていたくらいだ。 今のいちごの反応で私はわかってしまった。 メールで薄々そうなのではないか、と思っていたものが今この場で確信に変わってうろたえている。恥ずかしい限りだ。 嫉妬の方向は私には向いていなかった。 昨日の今日で、私はまだ自分の気持ちの方向性を決めかねていた。 別に選択を間違えたところで死ぬわけじゃない、わかってる。 でも、そういうことじゃないんだ。 自分の気持ちをちゃんと知っておきたい。 その上で何かしらの行動を私はいちごに対して取りたいんだ。 いちごが私にしたように、突然連絡を経ったりとかそういうことを私はしたくないんだ。 そういうことの辛さを私はいちごに味合わせたくないんだ。 いちご「律は、どうして」 律「えっ」 これは夢の中か? と思うくらいにリンクしたセリフにドキッとした。 いちご「律は、どうして律なんだろう」 いちごがそのセリフを口にした時に、私は本当に何でなんだろう、と思った。 何でなんだろと思うと同時に席から立ち上がって、いちごをギュと抱きしめていた。 本当にその通りで、私はどうして律なんだろう、と思ったし、どうしてこんな風にいちごを抱きしめているんだろうと思った。 --- 思えば私はいちごが絡むと衝動的に行動を起こしてしまう。 いちごと目が合えばなんでだか嬉しくなったし、いちごが1人で昼ごはんを食べていたら一緒に食べたくなった。 いちごが帰ってたら、たとえ途中まででも一緒に帰りたくなった。 ケータイを手に取ればいちごにメールを送りたくなったし、いちごの声が聞きたくなった。 いちごの姿が目に映ったら駆け寄りたくなった。 いちごを抱きしめて、いちごと話がしたかった。話したいことが沢山あった。聞いてほしいことが沢山あった。 つまり、そうだ。 私はいちごが好きなのだ。 そう、好きなんだ。 あぁ、これが好きってことか、この気持ちが好きってことなんだ。 そうわかった瞬間に、自分でもびっくりするくらいに心臓がドキドキし出した。 いちご「心臓の音凄いね」 律「ごめん、冷静に言わないで。すっごく恥ずかしいから」 いちご「ごめん」 律「わかればよろしい」 いちご「いきなりどうしたの?」 律「気がついたらこうしてた」 いちご「......そう」 律「そう......なんです」 いちご「......」 律「......」 いちご「......好きだよ」 律「......」 いちご「......」 律「知ってる」 いちご「......」 律「好きだよ......」 いちご「......」 律「......」 いちご「知ってる」 --- 帰り道、あの日と違うのは手を繋いで帰ったってことだろうか。 いちご「そうだ......律」 律「んー、なにー?」 いちご「文化祭おつかれさま」 律「......ありがとう。 いちごもおつかれ」 いちごはいつものように無表情だけど、繋いだ手がさらに強く握り返されたから、それだけで私はいちごがもっと知りたくなる。 おわり 戻る
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登録日:2012/01/04(水) 09 43 40 更新日:2023/10/22 Sun 13 23 32NEW! 所要時間:約 2 分で読めます ▽タグ一覧 イギリス オカルト ザ・バズビー・ストゥープ・チェア バズビー ホラー 呪い 座ったら終わり 椅子 死を呼ぶ椅子 洒落にならん 『ザ・バズビー・ストゥープ・チェア』とは、イギリスに実在する座った人を殺す呪いの椅子である。 かつて、イギリスのヨークシャー州サースク村にトーマス・バズビーという男がいた。彼はとある一つの椅子を愛用しており、隙さえあればその椅子に腰掛けうたた寝をする程だったという。 1702年、彼は妻の父親を殺した罪で殺人犯となり、絞首刑に処せられる。 その後妻はその椅子も含む家財道具を売り払ってしまった。 そこから悲劇が始まるとも知らずに── バズビーの死後、その椅子はとあるパブに買い取られた。 パブの名はバズビー・ストゥープ・イン。何を隠そう死刑囚バズビーからとって名付けられたパブである。 パブに置かれる事になったこの椅子は、殺人犯の持ち物である事、犯人が絞首刑に処せられたなどの話から人々の間で瞬く間に話題となった。 オカルト好きなイギリスらしくやがて話には尾鰭がつき、『座ると呪われて死ぬ』といった噂も流れはじめた。 が、いつしか噂は真実となる。 第二次世界大戦中、酔った勢いでふざけてこの椅子に腰掛けた海軍の兵士達がいた。度胸試しのつもりだったのかはさておき、後に彼らの乗った戦艦は撃沈され、座った全員が戦死したのである。 この噂を聞いた若い空軍の兵士は、「戦争に赴いたのだから死んでもおかしくない。そんなのはただの噂とこじつけだ」と噂を否定。 この椅子に腰掛けたが、数時間後、彼もまたこの世を去る事になる──交通事故によって。 その後も噂が噂を呼び、バズビーの死後約300年間でこの椅子に座った人間は記録に残るだけでも61人。 そして、その61人全員がこの椅子に座ってから短期間の間に死亡した事がわかっている。 中には座った翌日仕事中に屋根から転落し首の骨を折った大工もおり、単純なこじつけとして片付けてはいけないようにも思える。 現在、パブのオーナーに手放されたこの椅子は地元の小さな博物館『サースク博物館』に、『ザ・バズビー・ストゥープ・チェア』の名でひっそりと展示されている。 誰も座る事ができないように、奇しくもかつての持ち主と同じく吊り下げられた状態で── 追記修正はこの椅子に座ってから…… △メニュー 項目変更 -アニヲタWiki- 余談 家具史家のアダム・ボウェット博士の研究では、この椅子の形式は「ケスター」と言って、ヴィクトリア朝の時代、1818年から1881年の間ケスターの町で働いていたジョン・シャドフォードという職人が作り始めた形式で、椅子が作られたのは1840年より遡ることはまずなく、1900年頃に作られた可能性もあり得るとのこと。トーマス・バズビーが処刑されたのは前述の通り1702年。 椅子が展示されている部屋は「コテージのキッチン(旧・ヴィクトリア朝のキッチン)コーナー」。 この椅子はパブにあるもので、犠牲者の死因は座ってすぐの事故が多い。…もっと簡単な図式が成り立たないだろうか? 追記修正はこの椅子に座ってから…… △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] イギリス人、こういうの大好きだなw -- 名無しさん (2014-04-12 17 13 54) わざわざ元持ち主と同じように吊しとくなんて嫌味な事するなぁ。誰にも座らせないようにするなら展示場所の周りを封鎖すればいいのに。 -- 名無しさん (2014-04-12 17 22 24) 燃やしたら? -- 名無しさん (2014-09-08 00 37 23) ↑そんなことしてさらに危険なSCPになったら洒落にならない。 -- 名無しさん (2014-09-08 00 53 42) オーッと叫ぶ弟に肛門を撃ち抜かれて殺されかけた炎を出すモヒカンホモとか全く関係がない -- 名無しさん (2014-09-08 01 17 22) 多分次のやつの死因は無理に座ろうとして転落死 -- 名無しさん (2014-09-08 02 19 38) おい追記修正の条件洒落にならんわwww -- 名無しさん (2018-02-02 21 37 09) 逆さまにしとけばいい -- 名無しさん (2018-11-05 16 04 33) 名前 コメント
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結局、トリッシュはカッタル~と思いつつも授業に出ることにした。一人で居てもやる事もなく、暇だったからだ。 それにマリコルヌにドライヤー代わりに使わせた風の魔法以外も見てみたいと思っていた。 授業で使う教室は半円状の大学の講義室のような場所だった。周りを見渡すと他の貴族たちも使い魔を連れて 椅子に座り、思い思いに雑談している。トリッシュの通っていた学校の風景とさほど変わりはない。 ただ、プランターに植えられた猫のような植物、召使いのように脇に控え、時々主人を溶かす人型の生物、 コッチヲミロォーと叫ぶラジコン型の生物?、壁にもたれて椅子に座ろうとしない貴族の存在が、 ここが異世界だと言うことを物語っていた。 ……最後の貴族のことが気になったのでトリッシュは床に座っているマリコルヌに聞いてみることにした。 「ねぇ、あの貴族ってどうしてマネキンみたいに突っ立ってんの?座ればいいじゃない」 「ああ、彼は昨日召喚の儀式が終わってからずっと、人に背中を見せたがらないんだよ」 トリッシュは不思議に思ったが、そんな趣味なんだろうと思うことにした。 教室に教師らしき貴族が姿を現した。緑色の髪をした知的な容貌の女性だ。緑色の髪を見てトリッシュは、 染色に失敗したか、錆びた水道管の水で頭を洗ったんだなと思い、髪は女の命なのに可哀想。と、少し不憫に思った。 「ミス・ロングビル。ミセス・シュヴルーズはどうしたんですか?」 桃髪の少女が緑髪の女に尋ねる。周りの貴族たちもなにやら騒いでいるようだ。 「ミセス・シュヴルーズは、御友人が怪我をなさったとかでこの授業は…」 「ひょっとして自習!?」 トリッシュの後ろに座った赤髪の年増が嬉しそうに叫び、身を乗り出す。しかし、緑髪の女が年増の方を見て にっこり微笑み首を振ってそれを否定する。 「いえ、この時間は他の先生方の手が空いていないので、私が代わりに授業を行います。 今日は基本的なことを行いますので、心配はご無用ですよ」 最後に、“失敗してもイジメないで下さいね” と付け加え周りの貴族を見回した。それを見て年増女は不満そうに 椅子に座りなおす。 年増女が座ったのを満足そうに見て、きょとんとした顔をする。こちらを見ているようだ。 「あら…そこのメイドさん。もう授業が始まってますので出てもらえますか?」 「ほら、モンマロッシ、アンタ言われてるわよ」 トリッシュが隣に座ったドリル女に親切に教えてあげた。 「私じゃなくてあなたでしょ!それから私の名前はモンモランシーよ !」 キャンキャンと犬のように吼えるドリル女をトリッシュは無視して窓の外を眺めている。 困ったような顔をする緑髪の女にマリコルヌが代わりに答えた。 「ミス・ロングビル。彼女は僕の使い魔です」 「風邪っぴきさん!使い魔を召喚できないからってメイドを連れてくることは無いでしょ!」 堂々と答えるマリコルヌを見て桃髪が指を差しながら『m9(^Д^)プギャー』と言った顔で笑った。 人のことが言えるのだろうか?と、トリッシュが思っていると――― 「人のこと言えない」 年増女の隣に座った娘が、心を呼んだようにボソッと答えたとたん、教室が爆笑の渦に包まれた。 「ルイズお前が人のこと言えるのかよ!」 「墓の穴を掘るって書いて、『墓穴を掘る』って言うんだぜ!今のお前はまさにソレだぁーーー!」 「かかったな!アホが!!」 「m9(^Д^)プギャー」 トリッシュは桃髪がしまったとばかりに頭を抱えるのを見て、ナランチャみたいだと思った。 後ろの年増女の娘も、なぜか頷く。 「皆さんお静かに!…ミスタ・グランドプレ。一つ質問があるのですが宜しいでしょうか?」 「なんですか?ミス・ロングビル」 「その…どうして床に座っているのですか?」 もっともな疑問を尋ねる。誰だってそう思う。トリッシュだってそう思う。 「使い魔と言えど女性です。床に座らせるなんて出来ません」 その答えを聞いて緑髪の女は感心したように頷く。 「判りました。ミスタ・グランドプレは紳士なのですね。ですが、デブが座ってると通路を塞いで邪魔なので 空いている席に座ってください」 容赦のない言葉を緑髪の女が言い、マリコルヌが素直に従い後ろの椅子に座る。少し泣いているようだ。 「ええと…皆さん、無事『サモン・サーヴァント』に成功したようですね。ミス・シュヴルーズも皆さんの使い魔を 見るのを大変楽しみにしていました。そ、それでは授業を始めますね」 定型文を言うように緑髪の女が言葉を紡ぎだすと授業が始まった。 今日は土系統の『錬金』と言うものをするそうだ。 緑髪がなにやら金属を懐から取り出して教壇に置く。そして、小さく呪文を唱えるとその金属が土に変わった。 「ミス・ロングビル!それって土ですか?!」 後ろの席の年増女が驚いて身を乗り出す。トリッシュは「なに言ってんのアホが。見りゃわかんでしょ」と 言おうと思ったが、なんとか原作に沿おうと必死なその姿を見て哀れに思い、言うのを止めた。 原作?何のことだ? 「なに言ってんのよキュルケ!見ればわかるでしょ!!」 トリッシュの代わりに空気の読めない桃髪が答える。今度は赤髪の年増が頭を抱えていた。 「ええ、これが『錬金』です。では誰かにやってもらいましょう」 そう言って、貴族を見渡す。桃髪は待ってましたと杖を取り出し教壇へ――― 「では、ミス・モンモランシ。やってみて下さい」 「え?私ですか?」 緑髪は微笑みドリル女を促す。ドリル女は教壇に立ち、呪文を唱えて見事『錬金』を成功させた。 それを桃髪が手に持った杖を折りそうなくらいに曲げ、悔しそうな顔をして見つめていた。 「起きてよトリッシュ!授業が始まるよ!!」 マリコルヌに起こされてトリッシュが顔をあげる。どうやら教室に入って椅子に座ったとたん眠ってしまったようだ。 「おはよう~マリコルヌ」 「おはよう。もうすぐ授業が始まるから」 背筋を伸ばして欠伸をし、周りを見る。夢で見たものと同じ風景がそこにあった。 「正夢かしら?まさかね」 教室のドアが開き、緑色の髪をした知的な容貌の女性が現れた。夢で見た姿そのものだ。 緑髪の女は教壇に行き、一つ咳払いをして貴族たちを見る。そして――― 「ミセス・シュヴルーズは、急用で外出しましたので私が代わりに授業を行います」
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現行パソリロスレ:パソリロやってる奴に来い http //jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/game/38369/1220440141/ ソル:悪人 がち クソル 底辺 ぺっぽいっぽい JAKE GV厨 カイ:断腸 KISKE COMPANY がぞう メイ:えふぇ ミリア:黒沢 肉:佐々木 しゅうじ くぇrty がぞう 紙:悪人 ハルナ しゅうじ がぞう 医者:ペド がぞう 黒沢 TEKETUKU アクセル:悪人 エディ:麻生P くじら@エディ タイツ 踏み台 黒沢 梅:悪人 かなみ RAI GV厨 ジャム:Pb アハト ジョヌ:ぺっぽいっぽい 家主 麻生P テスタ:家主 断腸 ( ◎ ):クソル 麻生P 断腸 黒沢 半裸:MKT がぞう デズ:まの 鰤:アハト 鰤使い 断腸 山彦 ザッパ:断腸 みちみちとに 髭:がち 超髭様 まの 長門の夫 イノ:とうべえだ ペド ロボ:佐々木 ジャスティス クリフ:がぞう ※引退した人は消しました 悪人 メイン アクセル サブ 備考 麻生P メイン エディ サブ ヴェノム/ ジョニー 備考 キーボードプレイヤー アハト メイン ブリジット サブ 紗夢/ メイ 備考 紗夢使ってたけど今は主に鰤。ショタコン。リアル鰤という噂 Sn メイン サブ 備考 S川 メイン チップ サブ 備考 がち メイン ソル サブ 備考 がぞう メイン ファウスト サブ 備考 綾波レイ 岳画殺 砂霧 小森霧 石津萌 閻魔愛 ベア子 マロン先生 エトナ 魅音 琥珀 タオカカ ただしガチホモ リアルではいっこまえのKOFのクラークタイプ "加齢"の通り名を持つSS級の統制機構反逆者であり、強大無比な体格を持つ史上最高額の賞金首。 統制機構を激しく憎悪しており、組織の殲滅を目的としている。 根は悪い人間ではないが、大雑把で口が悪く、戦闘時は力押しによる正面突破が多い。 万能の力"ガチホモ"を管理しており、この世界において絶対的な力を持つ、"世界虚空情報統制機構(以下、統制機構)"に反逆する男。 "がぞうさんじゅうきゅうさいとすうかげつ"の通り名を持つ賞金首で、各地に点在する統制機構の支部をいくつも壊滅させている。 ゲーム中では、手にした大盛り二郎による力押しの戦法が主体。 また専用の特殊技として、自分の脂肪を増加する"二郎イーター"が使用可能。 かなみ メイン 梅喧 サブ 備考 KISKE COMPANY メイン カイ サブ ソル 備考 QWERTY(くえrty) メイン ポチョムキン サブ 備考 くじら@エディ メイン エディ サブ 備考 クソル メイン ソル サブ 備考 パソリロは滅多にプレイしない 鰤だけは嫌いらしい GV厨 メイン ソル サブ 梅喧/ チップ/ カイ/ ヴェノム/ ジャム 備考 リアルではモヤシタイプの貧弱一般人なブロンティスト 黒沢 メイン ファウスト サブ ミリア エディ 備考 いつもRNが違う。 佐々木 メイン (;●;ж;●;) サブ (□皿□) 備考 佐々木ー!俺だー!結婚してくれー! JAKE •メイン ソル •サブ •備考 http //www.akaneshinsha.co.jp/online/lo/lo-top.html 身長:182cm 趣味:読書 特技:何でも食べられる、ピッキングなどちょっと怪しげな技術 好きなもの:カレー・肉じゃがなどの庶民的な物 嫌いなもの:サンタクロース、目立つこと 永遠神剣:第五位 『暁天』 守護神獣:堕天使「ナナシ」 およそ7年の眠りから目覚めた人間型のオートマタ (自動人形)であり、プライドもテンションも高めな、やや尖がった性格のお嬢様であり、 武装親衛隊第三師団、髑髏の大隊長。兼、東部戦線遊撃部隊、アインザッツグルッペンの特別行動部隊長。 主義も主張も信念もない殺人狂で、制御不能な凶暴さゆえに粛清されかかるが、騎士団に拾われて生き延びる。 戦後の政策により義務付けられた家族制度に馴染むことが出来ず、 幼いころから暮らしていた孤児院を飛び出し、独り-ミカサ-の街で生活を送っているが、 人恋しいウサギっこのお子様であるため知らない場所では独りで生きていけない。いじられマスコット担当。 見るもの全てを幸せにするかのような、柔らかくて元気な笑顔が特徴的で、常にテンション計振り切り気味の元気さを発揮する。 ローラーブレードで走り回っており、曲芸じみた真似も平気でこなすなど、そちらの才能はあるらしい。 身体の構造から精神まで、どこをとっても人間と変わらないので、ご飯も食べれば恋もする。 性格は天真爛漫で好奇心旺盛、物分かりの良い、返事の元気な天然娘。 本質的に誰にでもよくなつく小動物気質だが、対人関係での駆け引きは苦手で思慮に欠け、厄介がられることも少なくない。 性格にかなり問題はあるものの、こと殺しに関しては異常なまでに優れているため、実力至上主義の騎士団内では不動の地位。 -ミカサ-エリア[通称:『AREA:RAY(エリア レイ)』]では、 ストリートファイト 、“Bl@ster(ブラスター)”の個人戦優勝者。 ゲームとして戦うBl@sterとただ過ぎていく 毎日に虚しさを感じ生活している中、 身に覚えのない殺人の容疑で捕まってしまう。 無罪放免の条件として、死のバトルゲーム“イグラ”に参加し、 麻薬組織“ヴィスキオ”の“王(イル・レ)”を倒し 組織を殲滅させるという取引を謎の2人組みに持ちかけられ、-トシマ-へと乗り込むことになる。 学習能力がズバ抜けて高く、意欲的に学んだことは忘れない。思ったことをストレートに口にするため、トラブルを招くことも。 天真爛漫で常に笑顔を絶やさない明るい女の子で、他のお嫁さん達を勝手にぐいぐいと引っ張っていくなど、猪突猛進な性格をしており 過去に重い罪を幾つももつが、それを隠し今を生きている。 古代から日本を守護する魔法剣士団“検非違使”の家系に生まれたため、高い魔力と優秀な戦士としての才能を持っている。 普段は無口で冷たい印象を与えがちだが、他人を思いやることが出来る優しい心を持っている。 ただ、自己表現が苦手で他人との付き合いは今ひとつ不器用。 莫大な魔力も持っており、初歩的な魔法でも彼女が扱えば大魔法にも匹敵する効果を生み、しかも制御は極めて困難となる。 持て余す力の故か、その見た目故か、性格はかなーり子供っぽい。甘えん坊で我が儘で飽きっぽい。なのに年上の立場を強調する困りモノ。 『泣き叫べ劣等。今夜ここに神はいない』 しゅうじ メイン ポチョムキン ラオウ サブ ソル チップ レイ サウザー シン ケン 備考 真剣で私に恋しなさい!S ttp //www.minatosoft.com/majikoi-s/index.html 発売日未定 未来ノスタルジア ttp //www.purplesoftware.jp/products/miranosu/index.html 2011年7月発売予定 魔物娘たちとの楽園~蜘蛛と鳥と◎と~ ttp //www.vanadis-soft.com/ararpy/ 2011年6月3日発売予定 タイツ メイン エディ サブ 備考 シャロン 断腸 メイン カイ サブ ザッパ/ テスタメント/ ブリジット/ フォモ 備考 現在ブリジットを練習中のため、パソリロでのRNは『練習用dat』 かわいいものが好き。エロゲの知識全一であり、声オタでもある。特にメイドさんが好きであると思われる。 リアルではキャスターの夫こと葛木宗一郎タイプ 「敵はサーヴァントか・・・・・・関係の無いことだ。開幕一秒で俺が終わらせる・・・・・・」 超髭様 メイン スレイヤー サブ 「俺が使うキャラつったら9割が髭で1割ヴェノムで残りの1割他のキャラだからな」 備考 めったにこちらの鯖に来ない。来る場合名前が「地獄○○」(例・地獄医者、地獄ソル)など。 ただし何が入っていてもキャラは髭 底辺 メイン ソル サブ 備考 TEKETUKU メイン ファウスト サブ ソル/ 髭/ 紙/ 影 備考 ストライクゾーン広め 小夜 イリヤ 貞子 とうべえだ メイン イノ サブ 備考 長門の夫 メイン スレイヤー サブ 備考 ラオウのコンボ精度がすごい。おちんぽ リアルでは呂布タイプ ハルナ メイン チップ サブ 増やす予定 備考 ストライクゾーン広め 中学生からババアまで幅広く セーラー服「ブレザーも大好き!」 レイ初心者 下ネタ大好き 自他とも認めるレイパー お金とかいろいろないから一時引退 Pb メイン ジャム サブ 備考 鰤使い(熊花) メイン 鰤 サブ 備考 アル中。緑髪、ヘッドフォン娘好き。 アル中とか書いた奴はちょっと表出れ。寒いからわしは行かないが。 ペド メイン ファウスト サブ イノ 備考 おもらし。パソリロで彼の用いるキャラのカラーは相手の視覚に直接ダメージを与えるので要注意だ。 ぺっぽいっぽい メイン ソル サブ 備考 MKT メイン 闇慈 サブ 備考 みちみちとに メイン ザッパ サブ スレイヤー/ 医者/ カイ/ テスタ 備考 ギルティスレの産みの親。パソリロでのRNは『MTMTTN』 待ち合わせ時間をまともに守ったためしがない ルキア(QMA) 奇乳好き 搾乳 ふたなり どうしようもないDQN 最近見ない。 まの メイン スレイヤー サブ ソル/カイ 備考 異名は勝利を決める者(ガグンラーズ) 異次元から転送される特殊武装、百八つの構築式インテリジェントデバイスを使う。 一つ一つを任意に扱い(複数を同時に扱うことも可能)、状況に応じた戦闘を実現させることが出来る。 また自らの持つ能力、高振動ヴィスヌフ波動を持つ焔の隻眼である左眼(ヘルブリンディ)から 念波動状にして構築式インテリジェントデバイスに念射することにより、任意に空間を転移させ攻撃を行うことが可能。 構築式インテリジェントデバイスを数珠繋ぎにする事により、1つの対闇の眷属限定決戦兵器にもなる。 彼専用のトルキヌス・ブーツに対応している構築式インテリジェントデバイスを装着することにより、 秒速7キロメートルで瞬間的に移動する。彼の身体は高振動ヴィスヌフ波動で常に包まれているのでその速度にも耐えられるのであった。 「其ハ忌ムベキ芳名ニシテ偽印ノ使徒、深淵ノ淵ニ還レ、招カレザル者ヨ...」 山彦 メイン 鰤 サブ 備考 いきなり鰤つかってる時点で性癖はお察し やむし メイン ジョニー サブ 備考 舞をこよなく愛している。 RAI メイン 梅喧 サブ 備考 頼々 メイン 闇慈 サブ 備考 熊花(鰤使い) メイン ブリジット サブ ソル、梅喧、カイ、テスタ 備考 泥酔勢 その他 ※トリップ、敬省略。 ※がぞうさん、くじら@エディさん、黒沢さん、踏み台は配信環境あり。 ※家主は現在「やむし」
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756 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/04/18(月) 19 25 22.77 ID CgB5vAsuP [3/5] じゃあ椅子取りゲームで椅子を京介にすればおk 「今から椅子取りゲームするからあんた椅子役やんなさい」 「は?普通に椅子使えばいいじゃねえか!なんで俺がそんなことを」 「景品と椅子兼ねてるんだからしょうがないじゃん(ボソリ)」 「あん?なんだって?」 「……なんでもない。とにかく!これはもう決まってることだから諦めなさい」 「えー……あやせも何か言ってやってくれよ。俺が椅子なんてお前も嫌だろ?」 「……桐乃が決めたことならしかたありません。それぐらいなら我慢しましょう」 「おいおい、どんだけ桐乃主義なんだよ……加奈子?」 「ああ~?心配すんなって!加奈子が一番最初に座ってやっからよ~」 「そうじゃねえだろ……ブリジット?」 「マネージャーさん、わたしが、頑張りますから!」 「黒猫さんや?」 「あら、私があの程度の人間どもに負けるはずがないでしょう?あなたは何も考えずに椅子になっていればいいのよ」 「沙織~」 「はっはっは!みなさん張り切っておいでですなあ!これは拙者も負けられませんな!」 「……で、なんであんたまでいるんすかフェイトさん」 「なんとなく?」 「お前もあいつら止めてくれよ麻奈実……」 「ごめんきょうちゃん。わ、わたし頑張るよ!?」 なんという先行き不安な椅子取りゲーム
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#blognavi 会社に入って既に2週間が過ぎ まだまだ研修が続きます。 ただ今週の研修はちょっときついのです。 興味のある分野の勉強が出来るから 充実してるんだけどね。 朝から晩まで 椅子に座って講義を聞いてるだけって・・・ かなーり辛い; 当然教え方が下手な人とかもいるわけで そんな時は必死で眠気を堪えて堪えて 堪えきれなくて寝ちゃいます(ぉ カテゴリ [お仕事] - trackback- 2005年04月20日 22 16 20 名前 コメント #blognavi