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主題歌 「風とブーケのセレナーデ」 作詞:岩里祐穂 作曲:馬飼野康二 編曲:鷺巣詩郎 歌:秋本理央 月刊アニメージュ年間グランプリ(アニメソング部門) 16位(第8回) 挿入歌 1.「一人ぼっちのドリーマー」 作詞:佐藤ありす 作曲:馬飼野康二 編曲:鷺巣詩郎 歌:秋本理央 2.「行方不明のハートたち」 作詞:佐藤ありす 作曲・編曲:鷺巣詩郎 歌:秋本理央 イメージソング・キャラクターソング 関連作品 投票用テンプレ OP…オープニング曲、ED…エンディング曲、IN…挿入曲、TM…主題曲 IM…イメージソング・キャラクターソング
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名前 挑戦回数 脱出回数 優勝回数 秋元真夏 1 0 0 第26回→リタイア 浅田舞 1 1 0 第5回→脱出2位 朝日奈央 1 1 0 第3回→脱出3位 あばれる君 21 20 13 荒川 葉月(エルフ) 1 1 1 第20回→優勝 伊沢拓司 5 3 1 岩本照 2 2 1 第12回→優勝、第23回→尾上右近ペア2位 浮所飛貴 1 1 1 第25回→優勝 EXIT 1 1 1 第8回→優勝 おいでやすこが 1 1 0 第21回→脱出4位 大久保嘉人 1 1 0 第19回→横川尚隆ペア2位 オカダ・カズチカ 1 1 0 第2回→2位 尾上右近 1 1 0 第23回→岩本照ペア2位 鬼越トマホーク 1 0 0 第16回→リタイア おばたのお兄さん 1 1 0 第27回→2位 怪奇!YesどんぐりRPG 1 1 0 第28回→2位 COWCOW 1 1 0 第18回→2位 春日俊彰(オードリー) 第4回→1位 河合郁人 1 0 0 第6回→東山紀之ペアリタイア 川島海荷 1 1 1 第29回→當間ローズペア優勝 菊池風磨 1 0 0 第13回→リタイア 工藤阿須加 1 1 1 第22回→優勝 クロコップ 1 1 0 第21回→2位 小島よしお 3 2 2 第3回→優勝、第26回→優勝 サンシャイン池崎 2 0 0 第5回→リタイア、第26回→リタイア ジェシー 1 0 0 第25回→元いた島に戻る ジャングルポケット 1 1 1 第11回→優勝 秀悟くん 1 1 1 第17回→津田親子優勝 じゅんいちダビッドソン 1 0 0 第20回→リタイア 純烈 1 1 1 第28回→優勝 照英 1 1 1 第24回→永井大ペア優勝 鈴木亜美 1 1 0 第27回→3位 鈴木大河 1 0 0 第20回→椿泰我ペアリタイア 鈴木杏樹 1 1 1 第27回→優勝 瀬下豊(天竺鼠) 2 2 1 第7回→優勝、第10回→2位 高岸宏行(ティモンディ) 2 0 0 2020年2月24日放送→リタイア、第1回→リタイア 田中樹 1 0 0 第11回→リタイア 田中律子 1 1 0 第9回→2位 千原ジュニア 1 0 0 第22回→リタイア チュートリアル 1 1 1 第21回→優勝 津田篤宏(ダイアン) 1 1 1 第17回→津田親子優勝 椿泰我 1 0 0 第20回→鈴木大河ペアリタイア 當間ローズ 2 (助っ人として参戦) 第15回→フワちゃんペア3位、第29回→川島海荷ペア優勝 永井大 2 2 2 第16回→優勝、第24回照英ペア優勝 中村俊介 1 1 0 第12回→3位 中山エミリ 1 1 1 第15回→優勝 那須川天心 1 1 1 第18回→優勝 なすなかにし 1 1 0 第21回→3位 野呂佳代 1 1 0 第14回→3位 濱口優 1 1 0 第14回→2位 原嘉孝 1 1 0 第24回→目黒蓮ペア2位 ハリセンボン 1 0 0 第13回→リタイア 東山紀之 1 0 0 第6回→河合郁人ペアリタイア 雛形あきこ 1 1 0 第8回→3位 藤田憲右(トータルテンボス) 1 1 0 第30回→藤田親子2位 FUJIWARA 1 1 0 第9回→3位 フワちゃん 5 4 2 堀江翔太 1 1 1 第10回→優勝 槙野智章 1 1 1 第23回→横川尚隆ペア優勝 宮舘涼太 1 1 0 第16回→向井康二ペア2位 向井康二 3 2 1 室龍太 1 1 1 第30回→向井康二ペア優勝 目黒蓮 2 2 0 第4回→向井康二ペア3位(脱出は別々)、第24回→原嘉孝ペア2位 やす子 1 0 0 第18回→リタイア U字工事 1 1 0 第12回→2位 ゆきぽよ 1 0 0 第2回→リタイア 横川尚隆 2 2 1 第19回→大久保嘉人ペア2位、第23回→槙野智章ペア優勝 四千頭身 1 0 0 第7回→リタイア ラランド 1 1 0 第9回→3位 琉左くん 1 1 0 第30回→藤田親子2位 ロイ 1 0 0 第7回→リタイア
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http //www.nicovideo.jp/watch/sm3024686 【曲名】 こうしちゃいられない 【アーティスト】 Junichi JJr 【歌詞】 http //www.jtw.zaq.ne.jp/animesong/ni/nintama/kousicha.html 【作詞】 松井五郎 【作曲】 馬飼野康二 【編曲】 馬飼野康二 【作品】 忍たま乱太郎 【メディア】 TVアニメ 【テーマ】 ED主題歌(第4期) 【初出】 1996年 【備考】 元・光GENJIの山本淳一とジャニーズJr.による期間限定ユニット。
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ぷよぷよ~ん ぷよぷよ~んパーティ ぷよぷよ~ん カーくんといっしょ ぽけっとぷよぷよ~ん ぷよぷよ~ん コラムス 機種:DC, N64, PS, GBC, Mob サウンドクリエイター (DC):吉田順一、大成康二、嶋崎聡、永井一明 サウンドプロデュース (N64, PS):嶋崎聡 作曲者 (N64, PS):大成康二、吉田順一 サウンド (PS):林康、永田大祐 サウンドディレクション (PS):林康 サウンド&ミュージック (GB):田中勝己 開発元:コンパイル 発売元:コンパイル、セガ 発売日:1999年3月4日 (DC)、1999年12月3日 (N64)、1999年12月16日 (PS)、2000年9月22日 (GB) 概要 「ぷよぷよ」シリーズ第4弾。「よ~ん」は「四」作目にかかっている。 新要素の「特技」と「ステージ」が登場。 音楽の評価はシリーズ中一番されていない。 良い曲が無い訳でなく、ゲーム自体がマイナーな為だろう。 ちなみに動画サイトにて、一部曲が作曲者の一人である吉田氏本人によってセルフアレンジされた。ちょっとしたファンサービスのようだ。 なお、機種により若干ゲームタイトルやアレンジが違う。サントラはDC・PS版準拠となっている。 N64:ぷよぷよ~んパーティ PS:ぷよぷよ~ん カーくんといっしょ GBC:ぽけっとぷよぷよ~ん Mob:ぷよぷよ~ん コラムス このうちGBCでは前作『ぽけっとぷよぷよSUN』の再録曲も多く使用されている(下記では省略)。 (前作:ぷよぷよSUN 次作:ぷよぷよフィーバー) 収録曲 曲名 作・編曲者 補足 順位 introduction ぷよぷよ~んタイトル 吉田順一 (*1) なにしてあそぶの? 開演そして… まんざいSiDE A サーカスステージ~It’s ショータイム! 吉田順一 (*2) 火山ステージ~美少女コンテストへの道(仮) 吉田順一 (*3) 水中ステージ~みんななかよくお友達 永井一明吉田順一 (*4) まんざいSiDE B 空中ステージ~ティータイムは空の上で 永井一明吉田順一 (*5) 遺跡ステージ~トレジャーハンター? 吉田順一 (*6) 第5回443位 準備OK!→LaDY 2 FIGHT! 永井一明大成康二吉田順一 (*7) 第2回掘り出し42位 ピンチ!! あやつり人形 吉田順一 (*8) STRANGE FIELD ピエロ 最終決戦? 吉田順一 (*9) 第5回986位第13回552位ラストバトル84位第2回ラストバトル244位 わたしとわたし れんしゅう 吉田順一 (*4) とことんなぞぷよ ふたりでぷよぷよ とことんぷよぷよ 吉田順一大成康二 (*10) 過去作それぞれの「とこぷよ」のアレンジ 第2回掘り出し54位 名前をいれてね エンディング サウンドトラック ぷよぷよ~ん オリジナルサウンドトラック ドリームキャスト版のオリジナルサウンドトラック。
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若同心・南部犯科帳(わかどうしん・なんぶはんかちょう)は岩手オリオンテレビ制作の時代劇。2008年10月より2009年9月までの毎週月曜21時から21時54分まで放送。 なお、2013年にシーズン2が制作されることが2012年11月に発表された。2013年放送シリーズは4月スタートになる予定。 作品概要 南部藩の領土は現在の岩手・青森・秋田をまたぎ、現在の岩手県をしのぐほどだった。 そんな広大な土地に加え、山間部が多くやませや大雪などに苛まれた人々。彼らとともに暮らす若き同心たちの物語である。 スタッフ 企画…渡辺昌宏(IOT) プロデューサー…日下達夫(IOT)藤江勝正/神谷彰人 脚本…富山 修/飯田章志/関 聖光/沢尻浩市/岡地康郎/今中康二/大倉司雄 撮影…桧垣 真/下田義康/田中一道/豊田俊規/北村富雄 照明…木村啓司/岡本善巳 録音…瀬能智明/星 充/鈴木優太 美術…長谷川良雄/水野久史 編集…山口俊也 助監督…青木寿人/村岡直也/宮村直人/菅原丈弘/古井 彰 記録…白石裕美/上山沙規/近藤千夏 制作担当…細田利博 制作補…井上章央 監督…熊沢達也/緒方一行/塩沢一治/鹿谷佳弥/吉田三千男/今江大志郎/伊藤陽治/北野陽一/稲尾紀幸/辰巳通雄 制作…岩手オリオンテレビ/国際放送新社 放映リスト 各話 放送日 サブタイトル 脚本 監督 助監督 第1話 2008/10/6 若同心・走る! 富山 修飯田章志 熊沢達也 青木寿人 第2話 2008/10/13 南部、火焔立つ! 飯田章志 緒方一行 第3話 2008/10/20 命を懸けろ! 関 聖光 第4話 2008/10/27 月とひらた舟 富山 修 熊沢達也 第5話 2008/11/10 酒飲み太郎 塩沢一治 村岡直也 第6話 2008/11/17 ろくでなし 飯田章志 第7話 2008/11/24 9両の女 富山 修沢尻浩市 第8話 2008/12/1 安米買いの暴利売り 飯田章志 鹿谷佳弥 宮村直人 第9話 2008/12/8 火縄を切れ! 飯田章志岡地康郎 塩沢一治 村岡直也 第10話 2008/12/15 雪に罠を張れ! 飯田章志富山 修 鹿谷佳弥 宮村直人 第11話 2008/12/22 欠所横領事件 飯田章志 吉田三千男 菅原丈弘 第12話 2009/1/5 初春お試し斬り 今江大志郎 古井 彰 第13話 2009/1/12 いけにえ 関 聖光 第14話 2009/1/19 悪夢を見た少女 沢尻浩市 第15話 2009/1/26 津軽の人狩り 飯田章志 第16話 2009/2/2 名無しの浪人 岡地康郎 伊藤陽治 菅原丈弘 第17話 2009/2/9 凶賊現る 富山 修今中康二関 聖光 熊沢達也 古井 彰青木寿人 第18話 2009/2/16 天下御免の無頼漢 今中康二 塩沢一治 村岡直也 第19話 2009/2/23 嵐を呼ぶ茶坊主 飯田章志今中康二 熊沢達也 青木寿人 第20話 2009/3/2 言われなき咎 富山 修関 聖光 北野陽一 村岡直也 第21話 2009/3/9 姫様が消えた? 大倉司雄 鹿谷佳弥 宮村直人 第22話 2009/3/16 死を呼ぶ贋造アヘン錠 飯田章志 稲尾紀幸 菅原丈弘 第23話 2009/3/23 娘狩りをする侍 鹿谷佳弥 宮村直人 第24話 2009/4/13 復讐無用の若同心 稲尾紀幸 菅原丈弘 第25話 2009/4/20 稗食う人々 沢尻浩市 辰巳通雄 第26話 2009/4/27 暴れる馬は藁をも喰らう 吉田三千男 第27話 2009/5/4 花見酒 岡地康郎 北野陽一 村岡直也 第28話 2009/5/11 黄金のありか 富山 修飯田章志 辰巳通雄 菅原丈弘 第29話 2009/5/18 偽同心・奔る! 飯田章志 熊沢達也 青木寿人 第30話 2009/5/25 傘を差さずに 第31話 2009/6/1 草笛響く 大倉司雄 今江大志郎 古井 彰 第32話 2009/6/8 雷鳴 富山 修今中康二 第33話 2009/6/15 鬼退治屋さんいらっしゃい 飯田章志 第34話 2009/6/22 曲輪挽歌 富山 修関 聖光 第35話 2009/6/29 若同心八戸を行く! 沢尻浩市 鹿谷佳弥 宮村直人 第36話 2009/7/6 伊達を真似ては殺された 富山 修岡地康郎 緒方一行 青木寿人 第37話 2009/7/13 夜の鍛錬 大倉司雄 塩沢一治 村岡直也 第38話 2009/7/27 裏道追う 沢尻浩市 緒方一行 青木寿人 第39話 2009/8/3 嵐を呼ぶ女スリ 富山 修 鹿谷佳弥 宮村直人 第40話 2009/8/10 馬方非情 飯田章志沢尻浩市 塩沢一治 村岡直也 第41話 2009/8/24 走れ若同心・逆転評定 飯田章志 第42回 2009/8/31 同心の母 大倉司雄 緒方一行 松井克之 第43回 2009/9/7 年寄不要・花巻左遷騒動 富山 修 坂下龍一 村岡直也松本 創 第44回(最終回) 2009/9/14 奉行交代す 富山 修飯田章志 鹿谷佳弥 宮村直人
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オープニング 「薔薇は美しく散る」 作詞:山上路夫 作曲・編曲:馬飼野康二 歌:鈴木宏子 2chのアニソンランキング 417位(2008年05月版) 月刊アニメージュ年間グランプリ(主題歌部門) 20位(第1回)、20位(第2回) エンディング 「愛の光と影」 作詞:山上路夫 作曲・編曲:馬飼野康二 歌:鈴木宏子 ※第21話まで、志垣太郎によるナレーションが挿入されていた。 挿入歌 イメージソング・キャラクターソング 関連作品 投票用テンプレ 薔薇は美しく散る(ベルサイユのバラ/OP/鈴木宏子/1979) OP…オープニング曲、ED…エンディング曲、IN…挿入曲、TM…主題曲 IM…イメージソング・キャラクターソング
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282 :ヤンデレウイルスβ ◆iIldyn3TfQ [sage] :2008/09/17(水) 06 09 56 ID RpGp5jFF TIPS 金城康二 保菌形態β 主人公 金城さとる 保菌形態α ヤンデレ好きのキ▲ガイ科学者。 金城篝 αの感染者。 佐藤亜麻 βの感染者。 ――――ヤンデレが傍にいて欲しいとは思ったのは何時だったろう? ヤンデレとは災厄だと理解したのは何時だったろうか?――――― 283 :ヤンデレウイルスβ ◆iIldyn3TfQ [sage] :2008/09/17(水) 06 10 53 ID RpGp5jFF 「私、出張で少し都内空けちゃうでしょう? ねぇ、康二君。お願い、お願いだから__ちょうだい?」 ちょ、スプラッタかよ。と思った。 けれども nicegayで、koolgayがこちとら売りだ。 え?koolgayは間違いだって? ひぐらし○なくころにを見てないのか?アンタ。 まぁ、いい。 とりあえず、目の前の女をどうにかするしかないんだろう? 目の前の女・・・佐藤亜麻という人物だ。 性別は女で勝気なタイプな癖にロングヘアーを靡かせる美女だ。 美女だと明言するのは負けを認めるようで吝かだ。 べ、別にす、好きじゃないんだからねっ。いや、何を言ってる俺。 「康二の腕か、足か、頭でもいいの。ちょうだい?」 「それは、できないよ。」とすぐさま返答する。 というか出血多量で死にますがな。 やはりあれかねぇー。 交際相手にバリバリのキャリアウーマンも考え物だ。 いや、その出来る女っていうのもソソる訳だが。 「やっぱり、あの女とっ!!」 「違うよ、亜麻」 羅刹女の如く、悲哀に歪んだ表情で康二を睨みつけて。 亜麻と呼ばれた女性は、嘘だっ!!と罵倒するかの勢いで口を啓いた。 いや、だから、ひぐらしかよ、とは意地でも言えない。 選択を間違えばDEADマンセーな人生が待ってる・・・いや死ぬじゃん。 「違うよ、君の事を愛している。覆しようのない事実だ」 「ならば、ちょうだいよっ!! 愛する人のためならそれぐらい安いでしょうっ!?」 道具じゃねぇんだから腕の一本や二本おいそれと渡せるかっての。 実はでもなくこの女性、留守中不安だから四肢を渡してと言ったのだ。 284 :ヤンデレウイルスβ ◆iIldyn3TfQ [sage] :2008/09/17(水) 06 12 22 ID RpGp5jFF 康二の内心。呆れと嫌気と焦燥が織り交ざった状態だった。 貌には出せば上手に出れない。 切り返すのがかったるく思いつつ行動。 喚く彼女を、抱きしめ、深く、甘い、接吻を交わす。 形だけの緩い拒絶を抑えて、彼女の胸を拭く越しに揉みしだくと接吻をより深めに。 「んっ、んっ、」 互いの唾を呑み合った所で、唇を離す。 糸が、銀糸の糸が、引き、亜麻も口惜しそうな声。眸がとろんと、していた。押し際だ。今の内なら軽く、落とせるだろう。 「愛している、愛している。 亜麻のことを愛しているともさ」 「んっ、」 康二は秘所を服の中からなぞり、優しく胸を抱きすくめた。 官能を楽しむように、自ら育てた女を味わうように。 「だからこそ、だよ」 蕩けるような、あるいは甘く塗りたくったような快感に悶える亜麻。 ある種のマインドコントロールを行うように、康二は重く囁いた。 「五体不満足で愛するよりも、五体不満足で愛されるよりも 俺の総てで亜麻の髪の一本から、唇、耳、肩、胸、背中、 膣口から、菊座、ふともも、ひざした、爪先までを、 亜麻の全てを、亜麻を愛でたいんだ」 びくっ、と震わせて亜麻は絶頂に達した亜麻。 ふと、俺の稚拙な愛撫では早過ぎるのかと思ったが甘言ばかりだからと、納得した。 女性ってどちらかというと自慰はイメージ重視で盛り上がらせる気があるから。 すぐさまハンカチを取り出して声を抑えさせると官能に愉悦に、歪んだ声を、布の中で、叫ぶ。 「――――ッ!!」 「気持ちよかったかい?なら俺としても幸いだ」 「康二?」 蕩けるように濃厚なイキ貌を浮かべる彼女へ、出来得る最高の笑顔を貼り付けて。 「解った?これが、僕が導いた答えだよ。亜麻」 「うん、んんっ、」 285 :ヤンデレウイルスβ ◆iIldyn3TfQ [sage] :2008/09/17(水) 06 14 05 ID RpGp5jFF 情事の余韻に浸る彼女を、後戯――抱擁や愛撫で満足させる。 打算的なことは悟られぬよう優しく、包むようになぞるようなタッチ。 いつもの勝気な印象とは違ってあちらの知識に疎い処、 オーガニゼーションに包まれた表情のギャップもそそられるのも確然。 だけども例の如く「うぅ、不完全燃焼だぁーー!」 彼女の支度を手伝いながら、ぽんっと玄関へと押していく。 「亜麻? 帰ってきたら、お帰りのエッチしようね」 にこやかに微笑んで、彼女を送り出す。 「むむむ、私は満足してないっ!!」 「それでもちゃんとこなすのがキャリアウーマン・・・亜麻だろ?」 「勿論よ、私を舐めないで」 「帰ってくるまで、自慰はしないこと」 お互いに燃えるしと囁き、彼女を待つタクシーへと送り出した。 その後、自らのマンションへ帰り登校の用意をした。既に重役出勤だが。 286 :ヤンデレウイルスβ ◆iIldyn3TfQ [sage] :2008/09/17(水) 06 14 40 ID RpGp5jFF 俺・・・金城康二が複数人と性交渉を至るには込入った事情がある。 早い話が陰謀だ。話は遠い昔、二十年以上前に遡る。 ある男が時代を先取りしすぎて、昼ドラの展開を見て、 あっ嫉妬されてみたいなぁとか吼えたキチ○イ科学者による。 つまりは、我が親父・・・金城悟がヤンデレウイルスを発明しやがったことが発端だ。 無駄な処に才能と時間(5年超)を費やして、作り上げたのだ。阿呆が。 親父は幾戦もの死亡フラグを乗り越えて今のお袋と結婚し、そしてヤンデレと付き合っている。 均衡状態であるので、大きな動きはないが、水面下の策謀は行われているらしい。 もっとも、ハーレム化しつつあるので、毒殺とかじゃなくて如何に寵愛されるかにだが。 物心付く前からサスペンスや昼ドラも真っ青な状況が繰り広げられていた。 当時は今より露骨なまでの戦線があっただけに危機回避能力と異性との話の機転に関してはフルパラメータになっている。 例え、これを知ったヒソカさんが「メモリの使い過ぎ☆」なんて言おうとも無理なのだ、なんです。なのですよ、の三段活用。 自らも成人までに発症しヤンデレ量産機になると知ったからには。 ヤンデレウイルス。俗世には憚らない病原菌である。 どのような科学的要素がヤンデレに発展するかは理解しがたい。 だが、俺と親父で恐らく決定要素らしきことはこのとおりだ。 ・青年~成人男性の年齢で潜伏から保菌者[ホスト]へなる。 ・第一保菌者からの男性への感染は無いこと。 ・保菌者から雌への感染圏は数メートル。 ・対象者は保菌者が無意識に好意を持つ女性へ。 ・感染した女性の場合、母子感染しかないこと。 ・保菌者→感染は一世代位までの年齢まで。 287 :ヤンデレウイルスβ ◆iIldyn3TfQ [sage] :2008/09/17(水) 06 15 51 ID RpGp5jFF つまり現状で感染しているのは親父、と母さん+α、俺+βである。 幼少のときに之の事実を聞かされた俺は幼心に乾坤一擲で殴ったね。 前歯が折れた糞親父を見てざまぁねぇや。と笑いまくってやったよ。 次の日、再生医療だぁとか言って数日後に元に戻っていやがったが。 天才なのか、ただのキチガ●なのかは良く理解しかねるが兎も角そういうことなのである。 思わず俺は幼馴染を詰[なじ]って、罵って嫌われてやったね。 うん。とりあえず凶暴になって俺にも近づかなくなったがな。 ホント秘密の日記に幼馴染への想いを書き綴って号泣したほどさ。 夜な夜な枕を眼から出る味噌汁で濡らしたほどさ。 もっとも、彼女は気づかずに暴力女となって、違う中学に通うようになって幸いだが。 彼女の流言によって男色の気があると噂が立ったのも事実だ。 諸君、違うのだよ。康二さんとしては幼馴染に発症されて刺されてDEAD ENDを回避したかっただけなんだ。 当時は異性との付き合いが解らぬし、 どのタイミングで発症するのかが知らなかったんだ。 まさか大学生になるまで一時的な対抗剤を盛られているとは夢にも思わんだ。チクショ。 俺の嫁が二次元だった青春を帰しやがれ。 残念ながら今現在、 結局のところは思い描いた想像図になっているのは確かだ。 イコール、修羅場絶賛公開中。 つまりは三角関係なんて目じゃないね☆ 288 :ヤンデレウイルスβ ◆iIldyn3TfQ [sage] :2008/09/17(水) 06 17 34 ID RpGp5jFF まぁ、そんな昔話はともかく、いま俺は一人暮らしをしている。 否、糞親父によってさせていられるのだ。 なんでも、困難に課せられて、なおヤンデレに挑む息子を見守りたいらしい。 その癖、息子のとばっちり受けたくないとかほざいていやがった。 被害を一番蒙ったのはどこの誰だと想っているんでせうか? あんたによる被害者はお・れ・だ。 俺が僕だったころ、ヤンデレ感染した女性に。 「息子、そうよ彼との愛の結晶なんて!!あんたさえいなければッ」 そう呟かれて、二次災害受けたのは記憶に新しい。トラウマだ。 もっとも手練手管によってヤンデレをいなしてた糞野郎の正室。 そこに収まったんのは現在のお袋である。 権謀術中を要し、それでも変わらないお淑やかは、ある種の恐怖だ。 桜・篝。それが吾が麗しの母上である。ああ、今は金城篝か。 外見、二十代後半から三十代前半の麗しい奥様ではあるが、 中身、実の肉親であるが・・・・・・思い出したくも無い。 「あらあら、康二さんどうしたの?」 なんて云われればそれは掘られた方がマシってぐらいの。 ごめん、といっても掘られたことないからわからないや。 最近、ワクチンを開発中とかキチガ_が電話越しで呟いていた。 ■チガイの事だ。むしろ既に開発済みである可能性が高い。 却ってヤンデレの効果を煽るような物を呑まされかねない。 結論。 むしろ、誰か僕にギ○スを恵んでください。 ルルーシェさんみたいに命令で全拒否してみせます。 いや、オレンズィのように・・・いや、ギア○にしか効かないですね、はい ヤンデレ化させていく体質なんて欲しくないとです。 金城康二已むに得ない状況で、遺憾なくヤンデレウイルス送信中。
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一森康(いちもり・こう) 【性別】男 【年齢】30 【職業】犯罪者 【身体的特徴】黒髪に黄色のメッシュが数本。 【好きな事・もの】犯罪計画を考える、探偵達に追い詰められる相手を見る 【苦手な事・もの】宗教、未来の希望 【特技】話術 【趣味】ネットゲーム 【特殊能力】人を殺す事には躊躇無し。頭が凄くいい。 【備考】 犯罪者。 殺し屋に近く、依頼された人物を自らが計画した完全犯罪で殺害する。 完全犯罪には自殺、他殺などがあるが、絶対に自分が容疑者にならず、また依頼されたならば、その依頼された人物に罪を着せる事が出来る程の人物。 今回参加している探偵達とは、まだ戦っておらず、いつかは戦ってみたいと思っている。
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∞SAKAおばちゃんROCK 作詞:久保田洋司・関ジャニ∞ 作曲・編曲:馬飼野康二 2006年06月07日TEICHIKU RECORDSより発売の4thシングル 大阪ロマネスクとダブルA面 通常盤のカップリングはいつか、また…。 初回限定盤にはピンナップポスターとお楽しみA券が特典として封入。関ジャニ∞ CONCERT TOUR 2006 FUNKY TOKYO OSAKA NAGOYAのDVD発売時にお楽しみB券が封入されていた 通常盤初回プレス分には特典として8ページのブックレット付き 関ジャニ∞ CONCERT TOUR 2006 FUNKY TOKYO OSAKA NAGOYAにて初披露 「こんにちワンツー」というフレーズを気に入ってくれた馬飼野康二さんが歌詞に織り込んで使用してくれた
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90 :ヤンデレウイルスβ2 ◆iIldyn3TfQ [sage] :2009/01/16(金) 00 11 15 ID OWRYLE9i TIPS 金城康二 保菌形態β 主人公 金城さとる 保菌形態α ヤンデレ好きのキ▲ガイ科学者。 金城篝 αの感染者。 佐藤亜麻 βの感染者。 蒲公英 該当情報、皆無。 外見的にちょっと背が伸びて精神年齢↑なとらドラの大河・・・ロングヘアーが好きなだけですサーセン。 誰だってハレムの夢を抱くことが、ある/あった/あるかもしれない。 だが、このウイルスの保菌者は墓穴を掘ることになりかねない。 俺だって好きで何股してる訳じゃないんだ。 人は問うだろう。「ならば何故なんだ」と。 単純明快。ハーレムを築きたいから。 感染者を一人でも放置プレイすることは、悲惨な結末を招くからだ。 異性とは彼にとって爆弾。感染者の扱いはさながら無数のリード線。 ただ爆発を解除することができず遅延させるだけの効果しか意味を成さない。 それしか期待できないのは、映画と違い皮肉ではあったが。 『運命に、邂逅する夜』英訳の如く結末が転がりかねる状況で彼は生きる。 「え?結末ってデッドエンドのことですよ。」 金城康二のとある独白。 91 :ヤンデレウイルスβ2 ◆iIldyn3TfQ [sage] :2009/01/16(金) 00 12 10 ID OWRYLE9i 「はははぁー、やぁ蒲公英ちゃん。お久しぶり」 「・・・どうも」 金城夫妻の家にして、悟の研究所であり、康二の実家。 研究室を彷彿させる長方形型な白の建物の目前には、悟と篝二人、それと年頃の女性がいた。 たんぽぽ、タンポポ、蒲公英。 可憐だとか、飾り気のない栗色の髪は色艶やかなものではなく、 むしろ粗暴な様を際立だった顔立ちに、肩口に掛かったくせっ毛の少女だ。 「しかし、蒲公英さんも変わりましたね」微笑む金城篝。 「・・・いつまでも子供では要られませんから」ぷいっと顔をそらす蒲公英。 目は吊り上っており、そこはかとなく猫か虎を連想させた。 全体的な体つきはパーカーによって遮られるが至って平均的に見える。 「ささっ、とりあえず入ってよ」手招きする悟。 「ぇ? 」吃驚した様子で開口したままの蒲公英。 「ささ、どうぞ」篝に背を押され、仕方なく玄関へと。 おっとりとした容姿と雰囲気の篝だが、 意外にも押しが強いことを今更ながら蒲公英の脳裏に浮かび上がる。 「あ、ちょっ・・・えっ?」 「ははは、いっつもギャップで驚かれるんだよねー」 白のコントラストな病院ちっくな外見とは打って変わって和風な作り。 彼女が悟を訝しげな表情で睨めば篝がお盆を持って開口一言。 「ふふ、悟さん。でもこれ以上感染させたら八つ裂きにしますよ」 「ははは、母さんや。果物ナイフが首に当たってるんですけど?」 「当ててるんですよ」「さよですか・・・あ、一応定員にはなってるけど」 92 :ヤンデレウイルスβ2 ◆iIldyn3TfQ [sage] :2009/01/16(金) 00 13 25 ID OWRYLE9i まったく顔の笑ってはいない伴侶に、苦笑いしつつも悟はコーヒーを啜った。 「なら、今回勘弁してあげますね、あなた」 「さて、こんかい呼んだのはだね・・・」 かなり使い込んだ様子の大学ノートを取り出す悟。 その表面にはでかでかと"にっき。かねしろこうじ"と明記してある。 「実は、我が息子に面白いことを発見してねっ。まぁノートなのだけれども」 「古ぼけた日記帳じゃないですか?それがどうしたと?」 したり顔で悟は少女の眼前でプラプラと左右に振らした。 案の定に蒲公英は顔こそ伏せれど、目はノートを追っている。 「昔、うちの息子が君を不用意に傷つけたことはなかったかい? 遠ざけたことは? 嫌悪したことは? 無視したことは?」 思い当たる節があるのだろう、彼女の瞳は意識的にとある方向へと向く。 眸には明らかな困惑と、一握りの焦燥の色が浮かべられた。 半ば奪い取ろうとする蒲公英の手から逃れると、 悟はさらにはもったいぶるような素振りで。 「その事実は、ここに入っている。 もっとも、私が知ってはいるのだけれども君が見たほうが面白いだろしね」 「も~悟さんったら悪趣味ですね~♪」 万年バカップルの二人を見やって蒲公英は訝しげな表情。 「精々面白い展開に発することを祈るよ。そろそろ、かn」 「あいつ、・・・いや、そんなわけ、・・・でも・・・」 沈黙が場を制すること数分、少女の顔には驚愕、焦燥、恥辱、安心、様々なモノが入り混じっていた。 93 :ヤンデレウイルスβ2 ◆iIldyn3TfQ [sage] :2009/01/16(金) 00 14 33 ID OWRYLE9i 「さて・・・」 悟が眼鏡を掛け直し、口を開いた瞬間。 蒲公英は茶渋の立たない茶に眸を写すと呆然とした少女の顔が浮かんだ。 湯飲みを包み込むと振動を表す波動が起きていた。 上方を見上げようとして顔を上げると勢い良く和室の戸が開く。 バタンッと地を振るわす轟音が和室に響く。 「おいっ、親父。なんなんだっ、バイト先に電話までして呼び出して!! 今日給料日だってのにッ!」 「おお、当事者が来たことだし、失礼するよ」 ノートの持ち主が現れたのだ。 当の本人は息子の心情などそ知らぬ様子で離れへと移動する。 息が荒くなった青年は、久しい幼馴染を視線の端に捕捉して。 「っ!? お前、それは俺の」なにやら拙い事だけは理解し。 「ふぅ~ん、そんなに見られたくないのか」 長らく顔を合わせなかった彼方の顔が驚愕のあまり目を見開く。 その様子に満足してか見せびらかして蒲公英はニヤつく。 「ッ!!!てめぇ、人んちに入って何をしているっ!?」 彼は、蒲公英に近寄って手ごとノートを掴む。 蒲公英の手からノートを弾いたことに安堵して前のめりで畳みにぶつかる。 足を払われたことに気づくのは世界[しかい]が九十度変わってから。 畳の上に無様な受身を取る康二に対して、蒲公英はすぐ馬乗りになって彼の両手を塞いだ。 こころなしか、彼方の表情が崩れ、朱色に染まっている。 94 :ヤンデレウイルスβ2 ◆iIldyn3TfQ [sage] :2009/01/16(金) 00 14 58 ID OWRYLE9i 彼の心臓は、ドクッ、と少し異常な速度で鼓動を早めた。 ドクッ、ドクッ、ドクッと異常動作を繰り返す臓器に、 ハッと我に返って康二は蒲公英を振り払おうとする。 幾ら中肉中背の青年とはいえ、馬乗りになって両手を封じる少女に。 否、少女の真実を知りたいという決意に、青年は勝てないのだ。 「この感覚っ!! たんぽぽっ、どけっ!」 自らの体[たいえき]がうごめくような感触。 わだかまる不可思議な感触、感覚を、彼は理解っている。 ヤンデレ、ウイルス、タイプβ だが突き放そうとするも、鍛える筈の身体でも暴力幼馴染の方が腕力で勝っていた。 「おいっ、これ以上近寄るなよっ!!」 「なんだって、こーじ君? え、どけたらいいじゃ、ぐすっ、ないか」 彼女から雨が降ってきた、ぽつり、ぽつりと。 次第に、どしゃ降りへと変わり、康二自身は辿りそれが何なのかを知る。 「お前、泣い――――」 「―――泣いてなんかないっ!」 「大体、なんなんだよっ! あの日記。 お前はあの時も、オレ様の思いを踏みにじってっ!!」 「仕方ないじゃないかっ!」 「人の想いを切り捨てることが仕方ないっていうのかよ、テメェは!?」 (あの時は愛おしかった君が歪むのを恐れて。 でも、不器用な助け方しか俺にはできなかっんだよっ) 金城康二の事情を知らない。だからこそ、よりあの行為は最低最低だった。 96 :ヤンデレウイルスβ2 ◆iIldyn3TfQ [sage] :2009/01/16(金) 00 19 04 ID OWRYLE9i いつの間にか彼女の手からノートが零れ落ちていた。 『○月△日、キチガイからおしえられた。 ぼくのからだはへんだって。だれかをふこうにするって。 たんぽぽをきづつける? いやだ、いやだ。そんなの。 それぐらいならっ』 「なぁ、オレ様がどんな思いしたと思ってんだッ!? どれだけお前のことを考えていたと思ってるんだ!? 幾星霜の月日がお前への告白で埋め尽くされたっ! オレ様がどんな思いでお前からの告白を、 待ち望んで、渇望して、あの日をになったと思う!? 思いもしなかったさ! 拒絶をこめたものだなんてよっ!」 目を逸らそうとした俺に覆いかぶさるようにしながら。 蒲公英は一度言葉を切り、口調を変え―――否、戻した。 それは、青年が過去に知っていた、少女そのものの貌。 興奮した様子の少女は、むしろ幅を狭めるように。 近づく唇、高鳴る鼓動、うごめくウイルス。 馬乗りになった幼馴染を俺は、 振り払うことなんて出来るはずもなかった。 「ボクは君の事とても好きだったよ。今でも愛しています。 君が遠ざけた理由なんてもうどうでもいい。 君がたとえ亜修羅の道を、悪道の道を進もうとも、 私はあなたのためだけに、尽くし続けます。 だから、ボクに誓いの口付けをさせて下さい」 97 :ヤンデレウイルスβ2 ◆iIldyn3TfQ [sage] :2009/01/16(金) 00 20 41 ID OWRYLE9i そして少女からは自らの花言葉を篭めて永久の誓言となる、 青年からは好いているからこそ危惧した最悪の口づけを交わした。 無垢な生娘のぎこちない仕草のまま、 だけども濃厚で、淫妖に貪るように。 接吻を終え、たらり引いた銀糸を拭うと彼は独白するように、口を滑らす。 「俺は、お前をまきこみたくなかったのに・・・」 「なんで? ボクなら君のウィルスに掛かってもいいよ。 ねぇ? 知ってる、ボクの、蒲公英の花言葉って」 「どーでもいいっ、お前はコレの凶悪さを知らないからいえるんだよ」 生を享けてから、四捨五入して二十年。 彼はウイルスを自意識である程度抑えることは可能になった。 だが、自意識を制御できない条件下、それも粘膜接触となれば感染を免れない。 頭が蕩けたように、視線が定まらない表情で蒲公英は虚空を見つめていた。 目が濁ったように、どろどろした何かを以って少女は彼方を睨んでいた。 「はーい。おめでとー。」クラッカーを鳴らす馬鹿が登場する。 『カップル誕生おめでとー☆』と掲げる母親、篝もいた。 「ッ!? ・・・糞親父ぃーーー!」 「あらあら、大変わねーあなた。でも、お腹を痛めた子と旦那がするなんて母さんうれし泣きしちゃうわ」 どうにも今回の主犯格だと確信し、蒲公英を押しのけて。 「蒲公英良く聴け。ここ、数日。多分胸が心理的に締付けられるような感覚になるが、気にするな。 それはまやかしだ。いつわりだ。何一ついい事などない」 だが、遅かった。 すでに彼女の胸には感染が相乗して、恋慕が募り、そして―――. 98 :ヤンデレウイルスβ2 ◆iIldyn3TfQ [sage] :2009/01/16(金) 00 21 45 ID OWRYLE9i ヤンデレウイルスとは感染者にとってみれば麻薬そのものだ。 母さんたち慢性的な感染者になれば異なるが初期の感染は重い。 躯の芯まで蕩ける快感、保菌者への緊縛する一筋の喪失感。 一度感染すれば保菌者との接触を是が非でもしたくなる。 だが、感染者が一定期間距離を保つことで死滅させることができる。 だが一定期間保菌者との接触を行えば定期的な菌の育成が出来てしまう。 次第に、想いは黒く冥く、濁った想いが拡張させていくのだ。 そこが恋患いと違う最大の点である。 金城さとるの効果は十人というリミッターが掛かるが、 金城康二の場合は無尽蔵に感染を広めていくことが可能だ。 先天性遺伝子 ・・・固体値によった誤差。 金城康二が安全に暮らすには感染を最小限に留めておきたいのだ。 それだから洗脳ともいえる選択肢の誘導や心理学で亜麻を左右させた。 善悪を置いてなお、彼が生き残るためには仕方の無いことであろう。 少なくとも行動を起こすのは彼の目の届く範囲だけと確約させている。 むしろだからこそ亜麻一同のようなに過激行為を起こす場合があるのだが。 「あなたの体の一部ホルマリン漬けにさせて」とか 「私の体(もしくは体液)入りのご飯食べて」とか 「あの、・・・その、私いじめられたいから切り裂いてください」 とか 自己主張をやんわりと趣向を改悪して、正して。 とりあえず血液の見ない方向へ回避している事実はあったりなかったり。 99 :ヤンデレウイルスβ2 ◆iIldyn3TfQ [sage] :2009/01/16(金) 00 22 13 ID OWRYLE9i 感染が一次症状となった幼馴染を押しのけて。 白衣姿の父親を鷲掴みにして外へと連れ出した。 「てめぇ、好い加減にしろよ」 「お父さんに向かっててめぇはないでしょぉ♪」 「・・・もう一度繰り返す、好い加減にしろ」 「なーんのことっかなー♪」 「とぼけるな。何故だっ!てめぇ、あんなモノ模造しやがった!」 金城康二に日記を綴るメルヘン染みた趣味はない。 ならば、だ。巫山戯たことを仕出かす人間に検討が付く。 「何故、お前があんなもの書きやがった」 「おやおや、僕は嘘をついた覚えは無いよ? 蒲公英ちゃんには『ここに事実が入っている』とはいったケド、 でもしかし康二自身が書いた日記だとは言ってない」 「それが僕お手製の悪戯でもネ」すっ呆けた様子の実父。 「はハHA、葉刃派ハhaは。ふざけ」 渾身の一撃を見舞おうとして康二が躯を捻ると、 的確な掌底が水月へと間髪なく打ち込まれる。 「かハッ!?」肺から消費するはずだった空気が吐き出され膝を突く。 「やっぱり君は理解してないね・・・」 「はぁっ、何がだ、糞親父」強がる位みせるのが男の意地だ。 達観した眼差しで、眼鏡を押し上げる 光が乱射する硝子の向こうで覗くのは漆黒の眸。 「君は我が愛しのヤンデレ篝との息子だ。 だが、それと同時に君は永遠の研究材料なんだよ」 否。漆黒と云うには違和感がある。 濁り。 精神を摩耗しきったような、 濁りきった濁流のようなその眸――――深淵[ふかみ]に覗きこまれ。 それはそう、実験対象を見る冷静な/冷徹な/冷酷な瞳で。 にこやかな表情とは裏腹に感情の篭ることを知らない。 100 :ヤンデレウイルスβ2 ◆iIldyn3TfQ [sage] :2009/01/16(金) 00 22 52 ID OWRYLE9i 背筋に伝う冷気と、何かを感じた康二は悪態をつく。 「ほざいてろ、キチガイマッド」 「うん、ありがと~♪ 天才とキチガイは紙一重なのだよー」 自らが望むのは振り切れた所だ、と称すキチガイ。 燦然たる夕日から逃げる吸血鬼のように、 混濁とした闇黒へ生者を誘うかのように、 白衣を翻して玄関の戸をゆっくりと開ける。 悟の背中からは何も察することはできない。 「本当にね、人間って二種類しかいないんだよ。 異常を許容するか、それとも異物と知りながら奥底に仕舞うか」 世界一大嫌いで、異物である筈の親父の背中が、 扉の向こう側へと消えていった実父のそれが、 何故か少しだけ寂しく感じ取れたのだった。 金城康二、つまり俺は已むに得ない状況で、遺憾なくヤンデレウイルス送信中。 なお公共電波では感知できないので無視してよろしい。 拝啓、天国に逝って欲しいお父様、蒲公英は真心の愛を意味するらしいです。