約 3,343 件
https://w.atwiki.jp/anozero/pages/5657.html
前ページ次ページジ・エルダースクロール外伝 ハルケギニア 16,それぞれの思惑 それから三人でひとしきり話あった後、 さて寝ようかとマーティンが言おうとした時だった。 玄関が騒がしくなったかと思うと、 傭兵が現れ、店を襲おうと弓を構えて撃ち始めたのだ。 「敵襲!?何が起こってるのよ!!」 矢が届く前にマーティンとワルドは机を盾にし、 寝ているキュルケと現状把握の出来ていないルイズを抱え込みつつ、 そこで傭兵達の攻撃を凌いだ。 「さて、どうしますか?ミスタ・ワルド」 迂闊だったか。やはり逃すべきではなかった。 とはいえ仕方ない、情報の対価という奴だ。 まさか街中で堂々と襲い掛かると思っていなかったマーティンは、 舌打ちをして応戦を始める。 手だけ机から出して範囲の広い氷の魔法を放つ。 タムリエルの氷魔法は冷気が球形に広がって飛び、 しばらくの間着弾点に留まる。 店内に踏み込まれない様にするには、 丁度良い魔法と言えるだろう。 放った魔法は、数分間玄関口全体を凍らせる物だった。 「こういった修羅場に慣れていらっしゃるようですね。とりあえず逃げるしかありませんが――」 感心した風にワルドは言おうとしたとき、 ごう、と風が吹いて、飛んできていた矢を弾いた。 二階で寝ていたタバサが異常を感じたらしい。 四人のいる机までやってくると、キュルケの頭を杖で軽く叩いた。 気持ち良さそうに寝ていたキュルケは、怒りをあらわにしながら目を覚ます。 「あいた!あにすんのよって、あら、タバサじゃない。寝た――」 ヒュンと矢が飛んできて壁に刺さる。それでキュルケは状況を理解した。 酒の酔いは即座に消えて、炎を杖先から出して応戦に加わる。 「酔い潰したと思ったけれど、案外強いのだね。ミス・ツェルプストー」 「キュルケって言ってくださいなマーティン。一度寝れば醒める体質ですの」 お互いに軽口を叩きつつ、相手を牽制する。否、しなければマズイ。 入られたら終わりだろう。傭兵の数は多かった。氷玉で玄関を凍結している今こそ、 敵の数を少しでも減らすために、手数を増やさないとならなかった。 「人海戦術とはいえ命は惜しいようです。そうそう入って来ないでしょう」 私達の精神力が切れたら、その時点でゆっくりと入って来るでしょうね。 ワルドはしっかり狙いをつけながら言った。 「となると、このままではどうしようも無い…か」 「こういった場合、約半数が目的地にたどり着けば成功になるでしょう。マーティンさん」 「帰りの勘定まで計算に入っていませんが?ミスタ・ワルド。それにこの二人は留学生で、どっちにせよここに置いていく訳にはいかない」 自身が言ったのは真っ当な事だが、しかしどうする。誰かがここに残らないといけない。 マーティンが、自分が残ろうと言おうとした時キュルケが艶やかに言った。 「あら、心配していただけるのかしら?けれど大丈夫。貴方達の任務は知らないし、 元より刺激を求めて来たんですもの。この程度で根をあげていたら、 ご先祖様に笑われますわ。ルイズ、あんたがどんな事承ったのか知らないけど…貸し一つよ?」 最後は別の事を言いたかったのだが、ツェルプストーの血が許さなかった。 未だに何が何だか良く分かっていないルイズだが、それを聞いていつもの調子に戻る。 彼女の心がどう変わろうとも、赤髪の挑発には必ず乗ってしまうのだ。 「な、ななななにが貸し一つよ!絶対に返してあげないんだかんね!!」 「そうそう。あんたはそうでなくっちゃね。ほら、二人と一緒に行きなさいな。 ここはあたしとタバサがどうにかするわ。それでいいんでしょ。衛士隊長のワルドさん?」 「恩にきる。僕達は裏側から出るから君たちもどうにか頑張ってくれ」 あ、と数瞬経ってルイズはやっと発破をかけられたと理解したが、 感謝の言葉なんぞこいつに言いたくはなかった。 マトモに言えそうになかったからだ。しかし、 何か言わねば。そう思い口を開く。 「ああ、あんた。こんな所で死んだりしたらだ、だめなんだからね?貸しは返してあげないけど、その、ええと」 「はいはい。さっさと行きなさいな…これから先のが危険でしょうから、せいぜい気をつけるのよ?」 そう言ってルイズの頬にキスをする。ひぇ。とルイズが呻くが気にしない。 「幸運の女神のキスよ。後は上手くいきますようにと祈るだけってね。さ、早く行って」 ルイズはキュルケに頭を下げ、二人と共にタバサの風に守られながら通用口へと抜け出した 「誰もいないようです。桟橋へ向かいましょう」 ワルドが先頭に立ち、マーティンが殿を請け負う。 ルイズは、残してきた仇敵が心配だったが、 あれは殺しても勝手に生き返るだろうと、思い込む事にした。 「ああ言ったものの、どうしましょうか。ねぇタバサ」 ルイズが私に頭下げる所を見る日がこようとは。 そう言ってニヤケているキュルケだが、 現在の状況がマズイ事は分かっている。 だが、後悔なんて無い。あのヴァリエールに恩を売ったのだ。 これからはそれをネタに遊ぶ事が出来ると考えると、 キュルケは自然と笑みがこぼれてしまうのだ。 「厨房の油」 レビテーションで持ってきたらしい、床に落ちていたそれをタバサはキュルケに渡す。 「あら、良い感じじゃない。けどちょっと待ってね」 化粧直しに興じるキュルケを尻目に、タバサは魔法で応戦を続ける。 「あなたもしなさいな。この大一番で助演女優の雪風がすっぴんだなんてしまらないもの」 暇が無い。と応戦を続けるので、邪魔にならない様に、 キュルケはタバサに軽く化粧を施した。 「うんうん。これで良い感じね。さて、始めましょうか」 近場に落ちていた鍋に油を注ぎ、タバサの風で入り口まで吹き飛ばす。 「ショウタイムよ!」 鍋が甲高い落下音を放つと同時に、油に火が放たれる。 入り口から突撃を敢行しようとした傭兵達が燃える。 キュルケは色っぽく呪文を唱え、入り口付近の傭兵も炎に巻き込んだ。 ここぞとばかりにキュルケは立ち上がり、優雅に髪をかきあげた。 しかし矢は飛んでこない。 「変」 「何が?」 「まだ数はいた。なのに矢が飛んでこない」 たしかに、今の状況から考えて無防備なキュルケに矢を撃つのが普通のはず。 それを狙って余裕の表情で出てきて、更に追い討ちをかけようとしたのに。 そう残念がるキュルケだったが、入り口からの金属音を聞いてサッと机に戻った。 「ゴーレムかしら?」 「おそらく」 敵は傭兵メイジも雇っていたらしい。規則的な金属音が鳴る中、 はたして現れたのは鋼鉄でできた二メイル程のゴーレムと、 「ミス・ロングビル?」 学院で少し見知った学院長の秘書、ロングビルだった。 「あら?何故ここにお二人が。まぁ、構いませんわ。外のは今私のゴーレム達と遊んでいますから」 故郷のアルビオンに、 用があって戻らないといけなくなったらしい彼女は、 騒ぎを聞きつけてここに来たらしい。 傭兵達は十体程の鋼鉄のゴーレムに振り回され、 蹴散らされている。契約も何もあったものではない。 命あっての物種である彼らは、くもの子をちらす様に逃げ出して行った。 「援軍感謝しますわ。ミス・ロングビル」 「いえいえ、私は何も知りませんでしたから。ところで、 よろしければ何故ここにいるのか、教えていただけませんか?」 聞いてロングビルは焦った。予定と違う。何で衛士隊長がいる? やっぱりお姫様の頭は花畑だってのかい。顔に出さず思う。 「追いかける」 タバサは言った。外で口笛を吹くと彼女の使い魔がきゅいきゅい鳴きながら降下してきた。 「ニューカッスルの敵陣を突破するのは無理ですよ。一つの方法を除いて、ですが」 ロングビルは笑った。今まで見たことの無いその笑みは、 普段の彼女のイメージとギャップがあった。 「何を知っている?」 「とりあえず桟橋の近くに置いてある私の船へ急ぎましょう。お二人もそれに乗せますから」 良いお友達を持って幸せですね。ミス・ヴァリエールは。と言い、 あのガキも何だかんだで幸せ者じゃないかい。と思う。 表と裏を器用に使い分け、フーケと二人は竜に乗り桟橋の船へ向かった。 彼女達が竜に乗って桟橋に向かっている頃、 ルイズ一行は桟橋の階段にて、白い仮面の男と対峙していた。 マーティンはルイズの前に出て、デルフリンガーを構えずに手を掲げる。 淡い白光が彼の体を包む。主に物質の状態を変化させる『変性』系統の呪文の一つで、 体の周囲に透明の魔法防壁を作る「盾(防御)」を唱えたのだ。 「先住の魔法は便利ですね。そんな風に魔法が使えるなんて」 相手の出方を伺いながら、ルイズの盾になるようにワルドの隣にでた。 動く気配は今のところ無い。しかし、逃してくれるとも思えなかった。 男の出で立ちは暗くてよく見えなかったが、 ワルドと同じくらいだろうその体格はがっちりとしていた。 こいつが言われていた白仮面か、油断は出来ない。 マーティンはそう思いながらワルドの声に応じた。 「確かに、そうかもしれない。さて、どうしたものかな?デルフ」 喋る事が出来る程度に剣を鞘から出して、とりあえず聞いてみる。嬉しそうな声が返ってきた。 「おお、相棒久しぶりに喋ってくれたね。突撃だろここは」 無茶を言うなぁ、と口だけ笑わせていると相手が動いた。 魔法を使わせるために敢えて隙を作ったのだが、 既に呪文は唱えていたらしい。男の周辺から稲妻が伸びる。 「『ライトニング・クラウド』!」 それを聞き、マーティンは魔法を掛けなおすと同時に、 右腕の裾に隠し持っていたダガーを相手に投げつけた。 シロディールで、相手に直接的なダメージを与える魔法は四種類に分けられる。 完全魔法効果の減退、それから炎、氷、そして雷だ。 これらの魔法には、いくつもの対策魔法が考案されていて、 それらはメイジ同士の戦いでは、なくてはならない物になっている。 今回使うのは変性系統の「稲妻の盾」である。 「つうっ!」 完全に相殺する事は出来なかったが、腕に火傷を負った程度だ。 これならすぐに回復できる。 相手へ放ったダガーは、狙い通りに首元へ刺さった。 もがくこともせずに倒れて、そして…消えた。 「消えた…私は悪夢でも見ているのか?」 回復魔法を己にかけつつ、静寂を取り戻した階段でマーティンは呟いた。 今の様を見て彼が思い出したのは、夢世界の主ヴァーミルナが作り出した「堕落の杖」。 それが放つ光に当たれば、堕落と呼ばれる自身のコピーが作り出され、 オリジナルを襲うという、何ともおぞましい効果を持った杖である。 「違うわ、あれが『遍在』よ。敵に風のスクウェアクラスがいるって事ね…」 『風』系統の中でも殊更特殊な魔法のそれは、 使えるだけでも凄いとルイズは言う。 敵の本体が近くにいない事を祈りつつ、彼らは乗る船へと急いだ。 階段を駆け上った先の船が目当ての船だったらしい。 急ぎ船に乗り込むと、甲板で寝ていた船員が起きてワルドに突っかかる。 少々強引だったが、船長を呼び出した。 風石が足りないとわめく船長だったが、 ワルドが代わりになると言って場を収めた。 「出航だ!もやいを放て!帆を打て!」 船長が号令を発し、船員がぶつぶつ文句を言いながら、 命令を遂行しようとした時、一人の男が叫びながら走ってきた。 「まってくれぇぇぇぇ!!」 男はそのまま勢いで飛び乗ると甲板で息をぜいぜいと切らした。 船長はいぶかしんで、男に尋ねる。 「誰だ?あんた」 「何言ってるんだ船長!マリー・ガラント号で俺を運ぶと言う約束だったじゃないか! 変に町が慌しいからまさかと思って来てみればこれだ。ほら、コルヴァスだよ。 昨日予約した商人のコルヴァスだ」 あー、コルヴァス様でしたか。たしか積荷の食料と一緒にあっちに行く予定でしたね。 何故忘れていたのかすら思い出せなかったが、 この大きなカバンを持った男の話を聞いて確かに思い出した。 昨日確かにこの男はやって来て、軍用食料と一緒に運んでくれと依頼を受けたのだ。 明日出る最初の便はこの船で、彼は朝一番で行きたいと言うのが理由だった。 だが、何故今まで忘れていたのだろう。思考の海に入ろうとすると、 コルヴァスが話を始めた。 「そうだ。まさかまだ積んでいないなんて言わないよな?」 「ご心配なく。ちゃんと船の中で硫黄と――」 談話はワルドの放った風の魔法が終わらせた。 どちらとも当たってはいないが、船長の背筋を凍らせる。 無言でコルヴァスと名乗る男に閃光は近づいた。 先に口を開いたのはコルヴァスだった。 「な、何でございましょうか。貴族様」 「…いや、すまない。追っ手かと思ってね」 「あ、ああ。騒ぎの中心はあなた様がたですか。 ま、まぁ何事も無い事をノ…始祖に祈りましょう」 少なくても、王宮内の兵士でこんな顔の男は見たことがない。 なら大丈夫だろう。警戒を怠らなければ良い。 まさか盗賊如きに後れを取るなどありえない。 そして男から目を逸らし、完全に今思った事を何故か『忘れ』て、 何事も無かったかのように、ルイズ達の方へ戻って行った。 「野郎共!さっさと準備にとりかかれ!」 今度は邪魔が入ることも無く、船員は命令どおりに動い 「おお、凄いものだな。空を飛ぶとはこういう事なのか…」 もともと海の船にもあまり乗ったことの無い内陸出身のマーティンは、 ただ船に乗るだけでも興味深いらしい。辺りをキョロキョロ見回していた。 「気楽ね…さっき襲撃を受けたのよ?」 「なに、問題はないさ。それにこんな所から緊張していたら身が持たないよ」 その場で即座に切り替える方が効率も良い。そう言って笑う。 内心は別だが、それでルイズを困らせる訳にもいくまいと思って。 傷はすっかり治っていたし、確かに問題は無い。しかし今から山積みである。 ああ、姫さま。もし駄目でしたら骨くらいは拾ってくれると嬉しいです。 物騒な事を考えながら、ルイズはラ・ロシェールを後にした。 二人のお供と、今回の仕掛け人を連れて。 「相棒…何で俺使ってくれなかったの?」 「読み合いというかね。あの場では突撃よりも不意打ちを狙った方が大丈夫だろうと判断したんだ」 寂しそうな剣をなだめるマーティンであった。 「姐御!何が起こってるんですかい!?傭兵連中が俺達の――」 姐御と呼ばれたロングビルは、頭巾を被った男の叫び声を止めさせ、 後ろの二人を見せてから、とりあえずその呼び方はやめなと言った。 ロングビルに連れられた二人が見た船は、 置かれている場所と中の船員達の風貌からして、 どう考えても真っ当な商売に使われている船には見えなかった。 桟橋内でも特に汚らしいドックに置かれているその船。 その中でロングビルが動かしているのは、 さっき襲ってきた連中と同じくらい人相の悪い連中で、 その中の何人かは、賞金首になって「いた」連中なのをタバサは知っていた。 比較的小さく、造りから速度に重点を置いていると思われるそれは、 船体に何か青紫色で文様が施されている。どういう訳か砲口が一つとして無いが、 武装よりも、速度と積載量を取ったと解釈できないことはない。 そして、何の旗も掲げてはいなかった。 「空賊船?」 タバサが言った。さっき、彼女は私の船と言った。では彼女は一体何者か。 見極める必要がある。 「聞いて驚け!この船は何とあの――」 「だまっとこうか?このうすらとんかち!」 調子に乗りやすいらしい陽気な男が口を開く前に、 ロングビルの足が股間を蹴り上げる。 男は悶絶して倒れ、周りの連中の失笑を買っていた。 「流石は俺たち盗賊ギルドが誇るフーケの姐御だ!そんだけ良い胸してるのに、俺達より男らしいぜ!!」 「全くほめてないよそれ。とりあえず私が誰かは秘密なんだけどね?さっきので分かるだろ普通!」 ゴーレムの腕だけを壁から作り出して、頭巾を被った男をぶん殴った。 きゅうと気絶してしまったそいつを見て、また他の連中が笑う。 まったくこいつらはとフーケも笑って、その様を見ながらキュルケは困惑した。 「フーケ?だってあの時ミス・ロングビルは捕まって…」 「仲間と打ち合わせたのさ。何であの時私が学院長室にいなかったのか、不思議に思わなかったのかい?」 いやーあの風はやばかったね。 下手すりゃ皇帝陛下と一緒に粉々だったわ。 ロングビルをやめフーケに戻ったマチルダは、 清楚さの欠片も無い心からの笑いを顔に浮かべた。 キュルケは続けて質問する。 「皇帝?まぁそれは後で聞きますけど。なら、どうして一々宝物を返しに?」 「ギルドの規定を破ったからさ。まぁ仕方なかったんだよ。うん」 「姐御は鍵開け下手くそだもんなぁ。一晩一緒になってくれれば手取り足取り教えるぜー?」 復活したらしい男の股間を無言でもう一度蹴り上げる。あぅと言って倒れた男はぴくぴく痙攣しだした。 「ここらの男共はこんなのばっかりだから、何かされたら容赦なくやってくれてかまいやしないよ」 はぁ。とため息をつく彼女を少し同情しながら、 キュルケは先ほどの「皇帝」という事について聞き出そうとしたが、 それより先にタバサが口を開いた。 「二つ、質問がある。貴女達は何故アルビオンへ行く?どうして私達に正体を明かした?」 「一つは依頼さ。基本的に単独で盗みに入るのが盗賊ギルドの流儀だけれど、 たまに誰かに盗みを頼まれる事があるんだよ。全く、あの脳味噌花畑姫にとんでもない事を頼まれてね。 まぁ、それであのヴァリエールのお嬢さんと、マーティン皇帝陛下が関係してくるんだよ」 「皇帝って、マーティンは皇帝なの!?」 「おうよゲルマニアのお嬢さん!我らがマスターグレイ・フォックスの街と妻を救った大恩人! シロディールの英雄マーティン・セプティム皇帝陛下さ!こんな事に利用するのは、 いけない事なんだがなぁ。あの桃色髪のお嬢さんは『虚無』らしいし」 はい?ルイズがあの伝説の『虚無』?何であの子が? 頭巾の男の口から出た言葉にキュルケは戸惑いを隠せない。 そして、何度かのアタックの際にマーティンの口からシロディールの、 クヴァッチと言う街に住んでいた事までは聞き出せていた。 だからこそ、尚更この連中がその地名を知っている事を疑問に思った。 「バカ!まだ確定しちゃいないだろ!指輪と秘宝が揃って初めて魔法が使えるんだろうが!」 「お前達って、どうしてそんなに口が軽いんだい?教えてくれると嬉しいねぇ…?」 ひ、とさっきから殴られ蹴られの男達が声色の変えたフーケの声におののく。 いつの間にか鋼のゴーレムに取り囲まれ、二人は殴る蹴るの暴行を加えられた。 「まぁ、『虚無』の事は置いときな。二つ目はあんた達がそれなりに腕っこきだから。 見ての通りこの船は大砲が無い。ウチらのやり方はスマートさがモットーでね。 敵が雇った傭兵達を二人で凌いだあんたらに、ちょいと手伝って欲しいのさ。今回の依頼をね」 あんた達はお友達に会えるし、私達は仕事をこなせる。一石二鳥だろ? フーケの提案は確かにそうだが、しかし信頼すべきかどうか。 二人は判断に迷った。 「あー、なぁお嬢さん方。俺達の事信用できないってのは良く分かるぜ。 でもな?そっちの竜よりこっちのが安全だ。貴族派の軍船が哨戒するルートは、 この中じゃ俺しか知らないし、あんたらが腕利きっつっても、 アルビオン竜騎兵の小隊には敵わないだろ?俺達はお嬢さん方を利用するから、 お嬢さん方も俺達を利用する。そう考えれば良いじゃねぇか?なぁ」 奥の方からやって来た太っちょの男がそう言った。 キュルケは覚悟を決めてタバサを見た。コクリと二人は頷きあい、 キュルケが艶っぽく言った。 「なら、乗せていただけるかしら?盗賊の皆様方」 「お前らー!上物二人だ!!丁寧に扱わなけりゃ命はねぇぞ!!」 はなっからそれが目的だったらしい。太っちょの男は声高に叫んだ。 女だー!!と盗賊達は騒ぎ立てる。なるほど。本当にこんなのばっかりか。 とりあえず尻やら胸やらを触ろうとする連中に片っ端から焼きを入れ、 タバサに興味を示した輩にはすかさずそいつの股間を蹴り上げるキュルケだった。 「良い筋してんじゃないか。貴族様ってなぁ、もうちょいとすましているものかと思ったがね」 「おあいにく様。こうした連中はどこにでもいますから、慣れていますのよ」 男達の死屍累々の様を見て、違いないとフーケは笑う。 今度はキュルケがため息をついた。 さて、とフーケが雰囲気を変えて確認する。 盗賊達も立ち上がってそれに応えた。 「お前達、準備はいいね?船はニューカッスル付近で待機。 マスターの連絡で秘密のルートを通って城の中に突入。 その時には城の中で話はついてるはずだから、 そのままお目当ての品をいただくんだよ!」 おう!!と叫ぶ盗賊達。フーケは号令を発した。 「エマー・ダレロス号発進準備!さっさと行くよ。 ただでさえ予定が狂い気味なんだ。傭兵達といい、衛士隊長といい」 忌々しくはき捨てるフーケの前に、おずおずと初老の男が歩み寄った。 船長の帽子をかぶった男は、フーケに遠慮しがちに話しかける。 「な、なぁフーケ。この船一応ワシが船長なんだけど…」 「いいんだよこまかい事は。専門はあんたに任せるから大丈夫さ」 一番偉いのワシなのに。そう思いながらもフーケに逆らえない船長であった。 エマー・ダレロス。それが何かは誰も知らない。 ただ、今それはグレイ・フォックスが決めたこの船の名であるだけだ。 だからこそ誰にも忘れられないのだ。 前ページ次ページジ・エルダースクロール外伝 ハルケギニア
https://w.atwiki.jp/anozero/pages/5516.html
前ページ次ページIDOLA have the immortal servant キュルケらが傭兵達を相手にしている頃、ルイズ達は桟橋へとひた走っていた。 マチルダは離脱の機会を窺っていたが、そのタイミングが掴めない。 申告通りに精神力が空になっているわけではないのだが、先ほどの『錬金』でそれなりに消耗したのも確かだからだ。 傭兵の別働隊にでも出くわせば骨を折りそうだ。魔法衛士隊とフロウウェンに護衛されている方がかなり安全である。 ワルドの人となりは知らないが、フロウウェンの方は少なくとも仲間を見捨てるような性格をしてはいない。 このまま桟橋まで付き合って、搭乗のどさくさに紛れて姿を消すのが良いかも知れない。 長い昇り階段へとワルドが駆け込む。この階段を昇り切れば巨大な樹が見えるだろう。それが桟橋である。 「これは……大したものだな……」 フロウウェンが桟橋を見て、感嘆の声を上げた。 山ほどもある巨大な樹木をそのまま利用しているのである。下からでは見上げても頂点がわからず、一際太い枝にぶら下がるように飛行船が待機している。 名こそ桟橋と言っているが、これは空港のターミナルのようなものなのだろう。 「桟橋を見るのは初めてなのかい?」 「少なくとも、こんな樹は見るのは初めてだな」 フロウウェンの答えに、少しだけマチルダが満足する。 いつも冷静な男だけに、もう少し慌てふためいたり、驚いたりするところが見たかったのである。 「何であなたが得意げな顔をするのよ」 「別に?」 ルイズが不審そうな顔でマチルダを見やるが、マチルダはとぼけて見せた。 木の根元をくり抜いて作られたホールは不気味なほど静まり返っていた。夜ということもあって、人がいないのだろう。 「諸君。こっちだ」 ワルドは幹に打ち付けられた鉄のプレートに書かれた文字を確認して、桟橋の階段を昇っていった。 フロウウェンは、プレートに『スカボロー行き』の文字が躍っているのを認めると、後へと続く。 木で作られた階段は体重をかけるとしなる。足場が心もとない。手すりの強度もそれほど強くない。ここで戦うなら、『フライ』や『レビテーション』が使えなければ分が悪いだろう。 踊り場に差し掛かったところで、後ろから追いすがる足音に気付いた。 フロウウェンが声を上げ、注意を促す。 「来るぞ!」 言うなり、フロウウェンは躊躇なく自分の後ろの足場をデルフリンガーで切り払った。 傭兵が相手ならこれで足止めできるし、メイジならば『フライ』や『レビテーション』を使う必要に駆られる。足止めにはならないが、宙にいる間は攻撃に移れない。ワルドと二人がかりであればそれを撃墜するのに苦は無いだろう。 後ろから来るのが追いついたタバサ達なら何の問題もない。こちらからは彼女達が『フライ』を使うのを邪魔したりしないのだから。 走ってきたのは、白い仮面を被った男だった。黒塗りの杖を手にしている。十中八九、敵方のメイジだ。 出方を伺うべくデルフリンガーを構えるが、男は既に呪文の詠唱を半ばまで終えていた。 白仮面はフロウウェンの対処の意図するところも、追いつけるタイミングも把握しているのだ。最良且つ最大の反撃を初手で繰り出すのは、造作もないことだった。 「なんだ……?」 落とされた足場の手前で足を止めると同時に呪文が完成する。白仮面の手にした杖が振るわれると、周囲の温度が急速に下がって冷気が肌を刺した。白い仮面の男の頭上へ向かって風が吹き、薄い靄が生まれる。 「『ライトニング・クラウド』だ! 構えろ!」 デルフリンガーが怒鳴るように声を上げる。その声の調子から、フロウウェンの背筋を冷たい予感が走った。 「低気圧か!」 呪文の名前と眼前で起こる現象から、術の正体を直感的に看破する。その瞬間、空気が震えた。 フロウウェンが両の手を男に向かって突き出すのと、白仮面の周囲の空間から電撃の閃光が走るのが殆ど同時―――! 「ぐあああっ!」 「ぐうっ!」 苦悶の声はフロウウェンと白仮面の、両者の口から漏れた。 「なんだ、今のは……!?」 デルフリンガーを支えにフロウウェンは膝を付く。電撃が来ると看破したときには、ギゾンデを撃つ体勢に入っていた。 両手を突き出したのは金属であるデルフリンガーを敵の使う術の避雷針代わりにする為のもの。ギゾンデは身体を走る電撃を制御、誘導して経路を作り、そっくりそのまま跳ね返してやる為のものだ。 最良のタイミングでこれを行えたなら先制のカウンターで敵の術の出足を止められるか、敵の術にギゾンデの威力を上乗せして一方的に勝つことができる。最悪でも相打ちが取れる……はずだった。 今のは、結論から言えばただの相打ちだ。初動が遅れたこともあって、痛み分けの結果に終わった。不可解なのはそこではない。 ギゾンデで放たれた雷撃は指向性を持って、術者が目標と認識した対象に次々と通電していく。対象以外は感電させるのを避けるのだ。自然現象で発する雷とは性質を異にする。 だというのに、左手から放たれた電撃は、まずデルフリンガーの刀身に吸い込まれ、それから白仮面に向かったのだ。しかも、大きく威力を減衰させていた。 案の定威力が不十分だったのか。白仮面は頭を振って立ち上がると、すぐに復帰してきた。術自体の威力も向こうの方が上であるのか、フロウウェンの方が被った被害が大きい。 無くなった足場とフロウウェンの頭上を一足飛びに越え、マチルダの眼前に迫る。 「く!」 マチルダが杖を構えるより早く、白仮面の手刀がマチルダの首筋に叩き込まれる。そのままマチルダは倒れ伏して、気を失った。 白仮面は気絶したマチルダに止めを刺そうと杖を振り上げるが、立ち上がったフロウウェンが斬り込んでくるのを視界の端に認めると、剣の間合いの外へ飛び退り、そのまま走ってルイズを抱え上げた。 「きゃあ!」 ルイズを抱えたまま跳躍する。階下まで一気に飛び降りて連れ去るつもりなのだろう。 一切逡巡もせず、フロウウェンも跳んだ。 次の刹那、ワルドの『エア・ハンマー』が宙にいた白仮面を捉えた。ルイズの手を離して、階段の手すりに捕まって落下を回避する。 フロウウェンが壁を蹴って下方向へ加速し、落下していくルイズに追いつく。彼女を腕に抱えると、言った。 「掴まっていろ」 「え?」 ルイズがフロウウェンの言葉を理解するより早く、彼女を包み込むように抱きかかえ、自分の背に向けて手をかざす。次の瞬間、フロウウェンの背中側の空間が爆ぜ、二人は吹き飛ばされた。 「きゃあああ!」 悲鳴を上げながら、ルイズは理解した。至近距離を指定して爆発のテクニック、ラフォイエを使ったのだ。 爆風に乗って、フロウウェンとルイズは階段へと復帰した。 「怪我は無いな?」 「え、ええ」 呆気に取られてルイズは首をかくかくと縦に振った。攻撃用の術を空中の制動に使うなんて無茶苦茶だ。 フロウウェンは自分のことを、テクニックユーザーとしては最下級で、攻撃用のテクニックも大した威力は無い、などと言っていた。だから割り切ってできることなのだろう。 「さて」 再び階段でフロウウェンは白仮面を見上げるように対峙した。その距離5メイルほど。一瞬で斬り込むことの可能な距離だ。しかも、上にはワルドが控えている。 「今度は挟み撃ちだな」 白仮面が自棄になって杖を掲げるが、遅きに失していた。 最初に動いたのはワルドだ。『エア・ハンマー』が白仮面の背を直撃し、一瞬遅れてフロウウェンの手にしたデルフリンガーが左の大腿部を薙ぐ。白仮面は鮮血を撒き散らしながら階下に落下していった。 ワルドの『レビテーション』で二人は階段の踊り場まで戻される。 「ヒース……大丈夫……!?」 ルイズが蒼白な顔で問う。デルフリンガーを握っていた右腕が、肘の辺りまで服ごと焼け焦げていた。自身のラフォイエによる爆風を受け止めた背中のダメージも気になる。 「……大した威力だな。あの魔法は」 戦いが終わったのでルーンも機能を停止している。従って、再生も止まってしまうということだ。 「さっきの呪文は『ライトニング・クラウド』。風系統の強力な呪文だぜ。あいつ、相当な使い手のようだな」 「まあ……あの傷なら暫くは追ってはこれまいが」 階下を見下ろしてフロウウェンは言う。白仮面の姿はもうそこにはないが、風の使い手なら『治癒』の呪文は不得手だろう。 「しかし、腕だけで済んでよかったな。本来なら、命を奪うほどの呪文だぞ。どうも、この剣が呪文を反射したように見えたが……」 なるほど。傍目から見たワルドにはそのように見えたらしい。推測できることはいくつかあるが、フロウウェンもデルフリンガーも、アカデミーに情報が渡りかねない相手に解説や種明かしをするつもりはなかった。 「おりゃあ、そんなことしてねえけどな」 「インテリジェンスソードか。珍しいな。よく分からんが、金属ではないのか?」 「知らん。忘れた」 「奴が感電したのは……大方、術の制御に失敗でもしたのだろうよ」 フロウウェンの言葉に、ワルドは眉を顰めた。 「失敗だって……?」 そんなはずはない。『遍在』にしろ『ライトニング・クラウド』にしろ、自分の術の制御は完璧だったはずだ。 疑問符がワルドの頭を埋めるが、食い下がって不審に思われても困る。それ以上は追究できずに、ワルドは考え込むしかできなかった。 「まあ、それは良いとして……さっきの爆発は?」 そうだった。もう一つ訊ねておくべきことがある。 あれで二人は落下の軌道を変えたのだった。 「あれは―――」 「あ、あれは、わたしの爆発よ」 ルイズが割って入って、自分の失敗魔法だと主張する。 「君のか? 暫く見ない内に随分と強烈になったな。しかも、思い切ったことをする」 「そ、そうなのよ。ごめんなさい。ヒース」 「気にするな」 ルイズは曖昧に笑って、それにフロウウェンが合わせる。 デルフリンガーを鞘に収め、気絶したまま倒れているマチルダを腕に抱えた。 名を呼んで軽く肩を揺さぶるが、マチルダは目覚めなかった。フロウウェンは小さく溜息を吐く。 マチルダはアルビオンに渡りたがらないだろうが、意識が戻らなければここに置いていくわけにもいかない。新手が来ないとも限らないからだ。 怪我をしているフロウウェンにさせるようなことではないと、ルイズが慌てて駆け寄る。ルイズの体格でマチルダを支えるのは骨が折れるので、結局怪我をしていないワルドが二人に代わってマチルダを抱えた。 船員達は渋ったのだが、ワルドの交渉であっさりと船は出港する運びとなった。明日の昼頃にはアルビオンの港町、スカボローに着くとのことだ。 「ヒース。傷は大丈夫?」 ルイズがフロウウェンに話しかけると、フロウウェンは小さく笑う。 「この通りだ。心配はいらん」 そう言ってかざした右腕は、服こそ焦げていたが傷一つない。 「あ……レスタね?」 テクニックの取り回しの良さにルイズは感心する。こうやってその場で秘薬も無しに傷を治せるから、ああいう無茶な作戦を躊躇いなく実行できるのだろうか。 「傷が治っているのを子爵に見咎められたら、ルーンのお陰、とでも答えておけば良かろう」 「……なんか、騙しているみたいで気が引けるわ」 「半分は事実だ」 そんな話をしていると、二人の所にワルドがやってくる。 「船長の話では、ニューカッスル付近に陣を配置した王軍は、攻囲されて苦戦中のようだ」 その言葉に、ルイズがはっとした顔になって訊ねる。 「ウェールズ皇太子は?」 「わからん。討ち取られたという報も、捕らえられたという報も入っていないから、生きてはいるようだが」 「どうせ、港町は全て反乱軍の統治下なんでしょう?」 「そうだね」 「どうやって、王党派と連絡を取ればいいのかしら?」 「陣中突破しかあるまいな。スカボローから、ニューカッスルまでは馬で一日だ」 フロウウェンは腕を組む。ギーシュと、その使い魔のヴェルダンデがいればそんな心配は無用だったのではないだろうか。地下を通ることで、安全に王党派に接触できたはずだ。とすると、組分けの人選を誤ったかもしれない。 「まあ、反乱軍も公然とトリステインの貴族に手出しはすまいよ。何かしてくるとしたら、夜陰に乗じてだろう。隙を見て包囲線を突破し、ニューカッスルの陣へ向かう」 「敵はこちらの特徴を知っている。トリステイン貴族であることを喧伝して歩くのは不味いな。港に着く前に偽装してやれば良い」 ルイズとワルドの話に耳を傾けていたフロウウェンが言った。 「どうやって?」 「ミス・ロングビルが目覚め次第『錬金』してもらう。兜を被り、鎧を纏って剣を吊るして歩けば傭兵にしか見られまいよ。 正規兵がいるのであれば、一目につかない所で似たような装備に『錬金』し直せば、騒ぎを起こすことなく安全に連中の装備を手に入れられる。 そうすれば陣中を横切るのも容易くなるだろう」 「なるほどね。それで行こうか」 ワルドが頷いた。 「そういえば、あなたのグリフォンはどうしたの?」 ルイズが訊ねると、ワルドは微笑んで口笛を吹く。下からグリフォンの羽音が聞こえてきた。そのまま甲板に着陸する。 船員達が驚嘆の声を上げていたが、ワルドが手を振ってグリフォンに害意がないことを知らせると、ちらちらとグリフォンを眺めながら仕事に戻っていく。 「あのグリフォンで直接向かうわけには行かないのか?」 「竜なら行けるでしょうけど、グリフォンはそんなに長い距離を飛べないわ」 「竜、か……」 タバサがいれば頃合を見て船から離脱し、直接ニューカッスル城へ向かえたわけだ。やはり……人選というか手勢を分散させたのが痛い。だが、この場にいない人間を当てにできるはずも無い。全ては現場の判断の結果だった。 「ん。いつの間に手当てをしたんだい?」 ワルドがフロウウェンの手を見て、言う。 「使い魔のルーンの効果でな。傷の治りが早い」 「ほう。便利なものだな」 ワルドは顎に手をやって感心したように小さく頷く。 「それより子爵。あのメイジ。何者だと思う?」 「さあ? 見当もつかないね」 突然、白仮面に話題が移った。ワルドはとぼけてみせる。 「オレは、あれがトリステインの貴族では無いかと思う」 それは核心に迫る言葉だった。内心の動揺を隠して、ワルドは問う。 「何故?」 「仮面で顔を隠していたからだ」 フロウウェンの返答に、ワルドは言葉を失った。 「こちらにいる誰かに、正体を知られては困る。正体を知られる可能性がある。だから顔を隠す必要があった……とオレは見ている」 その通りだ。素顔を見られれば、『遍在』であることが解ってしまう。 「そして、その裏切り者は、魔法衛士隊である可能性が高い」 「馬鹿な!」 今度こそ、ワルドは思わず立ち上がっていた。 どこまで把握しているのだ。この男は。ただ単にカマをかけているのか? いや、自分は現時点では疑われるようなミスはしていないはずだ。 引っ掛けでは無いなら、推論だけでそこまで辿り着いたというのか? 「ワ、ワルド?」 ルイズが不安げな面持ちで見上げてきたので、ワルドは頭を振ると腰を落ち着け、言う。 「は、栄えある魔法衛士隊に、そんな不心得者がいるはずがない! 一体なんの根拠があってそんなことを」 動揺を誤魔化す為に、魔法衛士隊の矜持を傷つけられた、と言わんばかりのポーズを作ってみせる。 「いや、落ち着いてくれワルド子爵。気持ちは分かるが、あくまでオレの推論だ。可能性の話でしかない」 「よかろう。何故そう思ったのか聞かせてもらおうじゃないか」 どかっと腰を落ち着けて、ワルドはフロウウェンに向き合った。 「あの傭兵どもの待ち伏せにしろ、宿を包囲する手配にしろ、情報が漏れているのは確実だ。金でしか動かない末端の傭兵連中が、こちらの特徴を正確に掴んで攻めてきた。ここまではいいかな?」 「ああ」 「だが、アルビオンへの使いとして姫殿下の密命が下ったのは前日の夜のこと。内容を知っているのはオレと、ルイズとギーシュだけだ。子爵も何をしにアルビオンに行くのか聞かされているのかな?」 「姫殿下の命とあらば、理由など訊ねるのは不遜というものだ。僕の任務は君らと、君らの持つ密書を護ること。それさえ知っていれば充分だからね」 ワルドは首を横に振った。実際の所、任務の内容にも察しはついているのだが、それを口にするわけにもいかない。 「要するに、情報が漏れる経路は非常に限られている。だが、王女の動きを察知できる者の中に、その内容に察しがつく裏切り者がいればその限りではない」 ワルドは、フロウウェンの推論を苦虫を噛み潰したような顔で聞いていた。 「君の仲間達は? 彼女らは……外国人だろう?」 「ガリアもゲルマニアも、アルビオン貴族派は共通の敵だ。それに学院にスパイを紛れ込ませる意味はあまりなかろう。オレとしては、あの三人は信用できると思っている」 「ミス・ロングビルも?」 ルイズが問う。疑わしいというならロングビルこと、フーケが一番信用が置けない。 「ミス・ロングビルもだ。騙しているなら媚薬騒動の時にそう白状しているだろうよ」 「あ……それもそうね」 先日のしおらしくなった彼女を思い出して、ルイズは唸った。洗いざらい正直に口走りそうで苦労していたのだ。間者であれば、精霊が反乱軍の首魁の名前を出した時に勝手に自白していただろう。 「媚薬?」 「この件とは直接の関係はないが、学生の悪戯で一騒動あってな。それが彼女を信じる根拠に足る、ということだ」 「だから、魔法衛士隊、か」 「あの白仮面。使う呪文の強力さといい、身のこなしといい、相当訓練されているようだったからな」 「ライトニング・クラウドを使うっていうことは……風のメイジよね」 ルイズが言う。 あの場でフロウウェンを殺すつもりで放った術だ。結果論だが、あれを見せたのは仇になってしまった。 「魔法学院に姫殿下が逗留している間、その動きを察知できた人物。風メイジで、実戦経験が豊富である人物。 オレ達の中の誰かに、或いは雇った傭兵にも顔を見られては不味い人物。敵が複数いるという可能性もあるな。まあ、最悪の状況は想定しておくものだ」 「それで、魔法衛士隊……か」 なるほど。理詰めでそこまで行きついたわけだ。 確かに、そんな実力を持ち、都合良く情報を得られる人間が、そうそういるわけがない。「最悪を想定する」というなら、魔法衛士隊を疑う理由も充分に納得できる。 しかし……それをわざわざ自分に言うということは、『遍在』を知らないのだろうか? それとも知っていて、自分もその条件に当てはまると、カマをかけてきたのか? どちらにせよ、後でアンリエッタかマザリーニ辺りに報告されれば、自分などは真っ先に疑われる立場となるわけだ。懐具合を調べられれば、貴族派と通じていたことも簡単に発覚してしまうだろう。トリステインに戻る必要はないから致命的ではないが。 だが、この男は危険だ。腕が立つばかりでなく、頭も切れる。確実に任務の障害になる。 これからの行動は細心の注意を払わねばなるまい。それから……隙を見て殺す。必ずだ。 殺意を胸に秘めて、ワルドは明るい笑みを浮かべた。 「分かった。姫殿下には任務が終わり次第、僕から報告しておこう。魔法衛士隊に裏切り者がいるとなると、士気にも関わってくるからね」 「そうだな」 ワルドの提案に、フロウウェンはあっさり引き下がった。 少なくとも自分を疑ってはいない、ということか。この男の場合、腹芸の可能性もあるから油断はならないが。 明るい光と船員達の足音で、マチルダは目を覚ました。 最初に目に飛び込んできたのは青い空だった。 状況が正確に把握できずに周囲を見渡すと、ルイズが横に眠っていた。 「うっわ……船に乗せられてるじゃないか」 閉じ込められているわけではないから、貴族派に捕まったというわけではないらしい。だが、アルビオン行きは確定している。 あの場に残していってくれた方が良かったとも言えずに、マチルダは溜息をついて、せめてもの意趣返しとばかりに件の人物を睨む。 フロウウェンはとっくに目を覚ましていて、舷側に立って空の向こうを見ていた。 デルフリンガーを携えて、朝日と風を受けるその姿は愚痴をこぼすことを忘れるほど絵になっている。 「アルビオンが見えたぞー!」 見張りの声が響くと、ルイズが寝惚け眼を擦りながら起き上がってきた。 表情に変化のなかったフロウウェンの目が少しだけ大きく開かれる。 「驚いた?」 それを目ざとく見つけたルイズが言う。 「……素晴らしい」 視線を外さず、フロウウェンは呟くように答えた。 遮るものもない空を行くアルビオンは美しかった。と同時に、圧倒されるほどの威容を誇る。 白の国の名の由来通り下半分を雲海が覆い、まるで雲が大陸を運んでいるようだ。白い靄が切り立った岸壁を覆っている。 山頂に雪を被る山々が大陸上部に広がり、アルビオンから空へと注ぐ川は朝日を受けて煌きながら巨大な虹をかける。 何せ、浮遊する大陸である。星間移民船パイオニア1よりも巨大な質量の物体だ。それが魔法によるものか、自然の手によるものかは判らないが、ともかく事実として空を浮遊しているのだ。 宇宙開拓時代に生まれついたフロウウェンですら見たことの無い光景であった。 「右舷上方の雲中より、船が接近してきます!」 その時、鐘楼の上から、見張りが声を上げた。 三人が、そちらを見やると、なるほど。船が接近してくるのが見える。 船体から大砲がずらりと突き出ているのを認め、ルイズが眉を顰める。 「いやだわ……貴族派の軍船かしら」 「……では、旗を掲げていないのはどういうわけだ?」 「それじゃ空賊じゃないの!」 マチルダが声を上げるとルイズの顔色が青くなった。 「く、空賊ですって!?」 向こうの船の方が足が速い。こちらにあっという間に追いつき、並んだかと思うと即座に大砲をぶっ放してきた。 最初に撃ってきた大砲は命中しなかった。向こうが敢えて命中させなかった、という方が正しい。 船が裏帆を打って停船すると、向こうの船に屈強な身体つきの男達が顔を覗かせた。ルイズは怯えたようにフロウウェンの後ろに隠れる。 「心配はいらん。もしもの時の手は残してある」 フロウウェンが言う。 「そ、そうだけど。あれは本当の本当に最後の手段じゃない」 「まあ、な」 「何の話?」 マチルダが尋ねると、フロウウェンが答えた。 「最悪の状況になった時に逃げ出す算段だ」 「逃げ出すって……」 どこに? ここは空の上ではないか。というか、これが最悪の状況でなくて、なんだというのだ。 空賊船の舷側に、ずらりと弓に、フリント・ロック銃といった飛び道具を手にした男達が並ぶ。 あの大砲も弾を込められて、いつでも撃てるように準備をしているのだろう。 鉤付きロープが投げられて、蛮刀や斧を手にした数十人の男がこちらに渡ってくる。 「どうにからならないの?」 せめてもの願いを込めてルイズが訊ねるが、フロウウェンは首を横に振った。 何せ敵の人数が多すぎる上に地の利がない。ルイズを護りながら戦わなければならないというのは無理だし、例えできたとしても向こうは旗色が悪くなれば躊躇なくこちらの船を沈めるだろう。 「今は、無理だ」 「そのようだ。参ったね」 何時の間にかワルドが戻ってきていた。ワルドは船長と話をしに行っていたはずだ。 「子爵。魔法は使えるのかな?」 「生憎風石に注ぎ込んで空っぽだよ。使えてもこの状況じゃ抵抗はできないし、すぐに杖も取り上げられてしまうだろうけどね」 甲板にいたグリフォンが驚いて喚くが、青白い雲が生まれてグリフォンの頭部を包み込む。どうっと甲板に倒れてグリフォンは寝入ってしまった。 「おまけにメイジもいるらしい」 ワルドは肩を竦めた。 「今の魔法は?」 「スリープ・クラウド。風のトライアングル・スペルだよ」 「風のトライアングル……厄介だな」 この空を行く船の上で、少なくともタバサと同等の魔法が使える相手とやり合うというのは、ゾッとしない話だ。 「船長はどこでえ」 黒髪に無精髭、眼帯という容貌の、賊の頭らしき男が辺りを見回しながら言う。 「わたしだ」 船長が手を上げた。精一杯の虚勢を張っているが、膝が震えている。 「船の名前と、積荷は?」 曲刀の腹でぴたぴたと顔を叩きながら空賊の頭が問う。 「トリステインの『マリー・ガラント』号。積荷は硫黄だ」 硫黄と聞いて、空賊の連中が一斉におおーという溜息を漏らす。 「船ごと全部買った。料金はてめえらの命だ」 船長の帽子を奪って被ると、にやっと笑う。それから、ルイズとワルドを目に留める。 「おやおや。貴族の客まで乗せてるのか」 そう言って目の前までやってきて、ルイズと、それからマチルダを見やり、目を大きく見開いた。 「お前―――」 マチルダは無言でそっぽを向いた。空賊なんぞに知り合いはいないが、アルビオンで自分の顔を知っている者がいたとしてもおかしくはないからだ。 「……こりゃ別嬪だな。なあ、お前。俺の船で皿洗いをやらねえか」 頭は手を差し伸ばしたが、マチルダはにべもない様子で一瞥すると、それを手で払った。 「触らないで下さい」 「はっ。お高くとまりやがる」 マチルダの返答に肩を震わせて笑う。 「てめえら。こいつらも運びな。身代金がたんまり貰えるだろうぜ!」 頭はそう言い残し、踵を返して戻っていった。 マリー・ガラント号の船員達は、自分達の船の曳航を手伝わされているらしい。ルイズ達は船倉に閉じ込められた。荷物も一見して武器と判るもの以外は手をつけられなかった。 アンリエッタの密書もマグも、そのまま手元に残されたし、予備として持ち歩いているセイバーの発振機もフロウウェンの手元にある。 杖と剣を取り上げて扉に鍵をかけてしまえば抵抗できないと思っているのだろう。勿論フロウウェンとルイズは杖が無くても攻撃の手段があるし、体術だけでもワルドはかなりの腕前だ。 ともかく、扉をぶち破って反攻に出るとしても、それはワルドが魔法を使えるだけの精神力が戻ってからのことだ。 トリステインとアルビオンの交易路を通る船を狙う空賊船ならば、スカボローの近くに拠点を持っているに違いない。だから、それほど焦る必要は無い。 フロウウェンが壁にもたれて今後の目算を立てていると、扉が開いて痩せぎすの男が入ってきて一行に告げる。 「お前ら。お頭がお呼びだ」 前ページ次ページIDOLA have the immortal servant
https://w.atwiki.jp/sp6dan/pages/100.html
☆7 ADVANCE(A) Radical Faith(A) .59(A) ライオン好き(A) ☆8 Abyss(A) ANDROMEDA(H) BAD BOY BASS!!(dj Remo-con MIX)(A) Blind Justice ~Torn souls, Hurt Faiths~(H) Blueberry Stream(A) Broadbanded(H) dissolve(A) era(step mix)(H) Fly avobe(A) Follow Tomorrow(H) HORIZON(A) lights(A) Pink Rose(A) rottel-da-sun(H) So Fabulous!!(H) sync(H) THE EARTH LIGHT(A)※二回出 The Hope of Tomorrow(H) 250bpm(H) 月光(H) システムロマンス(A) バビロニア(A) マチ子の唄(A) ラクエン Feat.Chiharu Chonan -JAKA respect for K.S.K. Remix(H) ☆9 Anisakis -somatic mutation type"Forza"-(H) CaptivAte2~覚醒~(H) CARRY ON NIGHT(English version)(A) CHECKING YOU OUT(H) Colors(radio edit)(H) Crazy K.I.N.O.(A) DXY!(H) EDEN(H) FEEL IT(H) G2(H) High School Love(A) in the Sky(H) Linus(H) Love Me Do(A) memories(A) MIRU key way(A) naughty girl@Queen s Palace(H) NEMESIS(H) Ristacia(H) RUGGED ASH(A) SABER WING(H) secrets(H) Sphere(H) STILL IN MY HEART(A) Summer Vacation(CU mix)(H) Tomorrow Perfume(A) Under the Sky(A) Watch Out!!(A) ZERO-ONE(H) 大桟橋(A) 黒髪乱れし修羅となりて(H) まほろば(A) 恋愛レボリューション21-秋葉工房mix-(A) ☆10 1st Samurai(H) AA(H) Aurora(H) DAYDREAMER(A) EURO-ROMANCE(A) ЁVOLUTIΦN(A) EXE(A) Express Emotion(A) G59(H) Heavenly Sun (IIDX VERSION)(A) NEBULA GRASPER(A) No.13(H) moon_child(H) rainbow rainbow(H) rottel-da-sun(A) Raison d etre~交差する宿命~(H) rottel-the-Mercury(A) Scripted Connection⇒ A mix(H)※二回出 SigSig(A) stoic(H) THANK YOU FOR PLAYING(A) TIZONA D EL CID(A) Tropical April (H) Turii-Panta rhei-(A) 少年A(H)
https://w.atwiki.jp/wiki6_esoragoto/pages/15.html
さ し す せ そ さ サ サ サ サービスクルー サービスプロバイダー 埼京線 埼玉県の地図 埼玉県内のJR路線 再放送 酒井くん 坂下 真路 さかな 相模鉄道 作文 咲耶 さくら さくら 雑音リスナー 札幌の地下鉄 サビに英語とか使ってて恥ずかしいですね サボ サムライガン サモハ サヤ42#0形 サラ系 サロンカーなにわ 沢渡 真琴 三冠馬 三脚 産駒 三呉線 さんずい 三全総 サンニッパー 山陽鉄道 山陽ブルトレ 山陽本線 サンライズゆめ ▲ し シ シ ジアゾ原図 シール シールはがし ジェットカー ジェット機 ジェニー 栞 軸配置の表わし方 時刻表 シゴト 四十肩 詩人組合 シスター・プリンセス シスター・プリンセス リピュア シスプリ 実測図 「し」から始まるコトバ 自転車 自動連結器 品川駅 しなの 信濃 しなの鉄道 篠原 美也子 渋谷 霜取列車 シャークノーズ シャープペンシル 車間距離 弱冷房車 シャコタン 車庫の公開 斜視 車掌 車掌 車掌のアルバイト 写真は大きく伸ばそう 車体メーカー 車長 シャッター速度 車内販売 視野率 車両故障 住基ネット 集中式冷房装置 集中電源方式 充電問題 住民基本台帳 縮尺 出入庫系統 主電動機 首都圏五方面作戦 準集中式冷房装置 省エネルック 小学校教諭 蒸機 少女マンガ 湘新時間 上等 湘南新宿ライン 湘南電車 常磐快速線 勝負下着 昭和64年の硬貨 ショートカットキー 初回限定特典 初期故障 食玩 食堂車 書泉の6階 ショッカー 食器洗浄器 ジョディー・フォスター ジョナる 白雪 白あずさ 白ごはん 白玉 白の時間 新尾道駅 新快速 新型ATS 新幹線 新幹線総合指令所 新京成電鉄 新京成電鉄の自動放送 人口統計 新世紀エヴァンゲリオン 新全総 寝台車で使うシーツ 身体測定 寝台特急 寝台列車 シンデレラ・エクスプレス 神保町 神保町グループ 深夜バス 深夜急行バス 新八代ダッシュ ▲ す ス 水槽車 空いたドア スイッチ スイッチャー 水曜日 水曜日運休 水利権 数学 数字の数え方 数字の数え方 ズームレンズ スカイレール スカ色 スカート 好き スギ花粉 スク水 スクリーンセーバー スジ屋 裾から見える脛毛 スターチャイルド ストラップ ストロボ スノープラウ スパイウェア スパイカメラ スペーシア すべての道はどこへでも通ず スラブ軌道 スリット スリムジーンズ スワローエンゼル ▲ せ セ 税金のムダづかい 制限速度 青春18切符 青春アドベンチャー 生体認証 静電気 制服問題 性別 声優さん 整理券 生理用ナプキンのCM セーラー服 世界の車窓から 世田谷公園 せたまる セッター 瀬野 瀬野駅 瀬野八 セミクロスシート セブンシスターズ セル内での改行 セロリ 旋回窓 穿孔 前照灯 潜水艦 潜水艦桟橋 全線完乗 全総 千田 センパイ 洗面所 ゼンリンの住宅地図 線路は続くよ、どこまでも 線路脇の柵 ▲ そ ソ 相互直通運転 操車場 痩身 早着 双頭連結器 遭難電車 素麺 惣流・アスカ・ラングレー 素材集 ソナー ソニータイマー ソフマップ広島店 染谷 俊 ▲
https://w.atwiki.jp/frontlineinformation/pages/2246.html
禁酒佐官 ~ハクション信玄~ はじめに 概要 全体図 設置施設一覧 プラント周辺のコメントEUSTベース プラントA(EUSTベース前の建物群) プラントB(MAP南東の長大桟橋がある島) プラントC(MAP中央洞窟内広場) プラントD(GRF前岩壁の中央寄り先端) プラントE(GRFベース前の建物群) GRFベース 戦術南側・EUST戦術 北側・GRF戦術 はじめに 【改変題、確定させました】 投稿してくれた案はコメントアウトでこのページに記載してあります。 【ネタ募集中】 仮置き ( ´髭`)<なに、このビーチは禁酒なのか!? [ 悪]<マナーさえ守ればタバコはOKらしいが、片方だけ禁止とは珍しいな ( ・[X]・)<「私、酔っちゃったみたい…」みたいなことは発生しないわけだ ('д')<誰の声真似をしてるのかしら 概要 かつて世界有数のリゾート地として栄えたものの、海からのニュード汚染が進行したことで荒廃した南国の諸島。 島を採掘基地兼海上拠点として再利用していたEUSTに対し、GRFは最新式のベース搭載型大型揚陸艇を使って侵攻を開始した。 地形的には、全域が極めて平坦な形状をしていることがまず特徴として挙げられる。非常に見通しが良いため、敵に察知されずに奇襲するのは難しい。 遠距離からの迎撃を受けやすいため、随所のコテージの陰や戦場中央の小洞窟を積極的に活用したい。 洞窟内のプラントCでは激しい接近戦が予想されるが、フレアグレネードなど遮蔽物を透過する装備を使うと有利に戦えるだろう。 (以上、公式HPのMAP概要) Ver4.0になって2つ目の新MAP。『BB.TV LIVE #4』にて先行公開。 すごくリゾート地。荒廃したとあるがリゾートらしい建物は朽ちることなく。(壊れてる帆船があったりするけれど) 拠点としてるEUSTが管理してたのか、それともニュード硬化のためか、はたして? そんな場所に、GRFが新型揚陸ベース(ホバークラフトみたいなエンジンがついてる)で乗り込んできました。 マデルロンドから洞窟成分を大幅に削除したらおそらくこんな感じ。 特徴として、デ・ネブラにもあった「戦闘中の天候変化」がある。 南国特有のスコールを再現か。降雨のさいの水しぶきでやや視界が悪くなるので注意。 (何秒で発生するかは要検証) 水場は全て同じ色になっているが、水没ダメージを受ける深さの場所はあるので注意。 リペアユニットが味方機の水没判定を追尾してくれないことも、一緒に水に入ってリペアするか見捨てるか見極めたいところ、大体見えるし。 (大体はCプラ西側) Cプラ西側、今回は戦闘範囲外となってる砦っぽい場所は別パターンで入れるようになるかと思われる。 全体図 公式サイト で確認できる。 中央の洞窟内はpdfでは全てを伝えきれない(通路の出入り口の数、幅、角度、それぞれの位置関係)ので 1回くらいは個人演習等で確認しておくといいかもしれない。 設置施設一覧 プラント 5つ。詳細は後述。 リペアポッド EUSTベースに4基、GRFベースにも4基。 他、BプラとDプラに1基づつ。 カタパルト EUSTベースに4基、GRFベースにも4基。 Aプラ南(ベース寄り)とEプラ東(ベース寄り)に各1基。 リフト 4基。 自動砲台 EUSTベースに7基。GRFベースに6基。 レーダー施設 両ベースとも、コア後方に設置。 ガン・ターレット ガンタレG:2基。 Bプラ東、Dプラ北に設置。 ガンタレL:2基。 両方ベース入口に1基づつ。 パワーバウンダー 3基。朽ちた帆船に乗るための2基と、EUSTベース内の1基。 わふーポート、リペアポート、バンカーポート 最初のマップなのでありません。 プラント周辺のコメント 主戦場はCの字になっていて、その両端に各ベースがくっついてるような形。 プラント配置も戦場に沿ってCの字。 EUSTベース このMAPはEUSTの拠点。 (戦闘範囲外となっているが)隣接している空港がカッコイイ。(pdfMAPでは戦闘範囲外なので省略されている) その管制塔の近くにも自動砲台が設置。 ほぼ正方形なベース。ベース壁にガンタレLが設置。なぜかパワーバウンダーまである(おそらくすぐそばの高所へ昇るため)。 カタパルトは進行方向右奥(Bプラ方向へ飛ぶ)以外はAプラへ向いている。 ベース前に高い建物や山になってる地形があったりして、飛び越えてくることは可能だったりする。 守るEUSTは: 赤マーカーがCプラより南側に来てたらベース防衛を視野に。 ベース入口~コアまで距離が短いため、「敵機侵入」のアナウンスが言い終わるころには相手はコア傘下にいる。 (うっかり感知内に入ってしまった、という場合は別) どこか自動砲台が壊されてたりHPが減っていたりしたら狙撃に注意。見逃すとレーダーが壊されてたりするため。 プラントA(EUSTベース前の建物群) 中央に噴水のある建物で囲まれた広場、その北側に位置する。 Bプラへ向かうカタパルトあり。 すぐそばの橋は下をくぐることが可能。 EUSTは: 絶対防衛プラントその1。取られると戦線がどんどん押し込まれる。 ベースリスポン位置目の前のカタパルトに乗るとまずAプラにたどり着く。 開幕はスルーしてBプラやCプラを狙ってもいいが、必ず占拠しておくこと。 Cプラの『西側』を通過する赤マーカーを見かけたらAプラ占拠(及びスルーしての西側からベースIn)を警戒。 相手にホバー脚の強襲がいたら特に。 こだわりすぎるとBプラ方向からくる相手のベースInを見逃すので注意。 GRFは: 奇襲目標プラント。東側海岸に集中してる時が狙い目。 ただ、ここまでフリーで来ることができたら自動砲台とかを壊して凸、のほうがいいときも? プラントB(MAP南東の長大桟橋がある島) EUSTベースから橋をひとつ渡ってたどり着く、桟橋が接続されている島に設置。 トンネルのある小山の上にはガンタレGがある。 小橋を渡って中央寄りの広場に連動リペアポッド。 このあたりは浅瀬で水没の危険は無い。 すぐ西のトラックが橋上にいる橋は下をくぐれる。 EUSTは: 前線プラント兼絶対防衛プラントその2。連動リペアポッドもあって、取られると非常に厄介。 MAP東側の海岸を抜けてくる相手がいたら警戒。 Aプラに乗り継ぎカタパルトがあるので向かうのは容易。 GRFは: 占拠目標プラント。 奇襲は、東側の海岸が開かれてる分警戒が薄くなることも? Cプラ争奪戦(赤になりがち)な時が狙い目だろうか Bプラのさらに東側にこっそり隠れるのも手の一つではある プラントC(MAP中央洞窟内広場) 見た目かなり複雑な洞窟内の中央。傾斜も急だったり。 なお、Cプラの西側(リフトがある地点まで)の海は水没する深さなので注意。 両軍とも: 当面の占拠目標。正面から、東側海岸から、一気に攻めたい。 占拠中は敵も味方も密集しやすいので爆発物が有効。範囲や弾数・即応性に優れた重装砲があると心強い。 取れたらすぐ外に。中にとどまり続ける必要性は薄い。 プラントD(GRF前岩壁の中央寄り先端) GRFベースから岩壁挟んで向こう側、真っ二つの帆船の東側。 デコボコしてて見通しは良くない。Dプラ柱がある場所は窪地だったりするのでさらに。 南東側、pdfMAPでは省略されてるけど海岸北部のトンネル状岩からDプラ東側へと抜けることが可能。 連動リペアポッドが西側の岩に隠れて設置。北側にガンタレG。 EUSTは: 当面の占拠目標。 C~Dプラ間が入り組んでいるので警戒されやすく、奇襲は難しいか。 入り組んでいるのを利用し、死角に集まって一気に。 Dプラ東側を通ってスルーしてしまうのも手。 GRFは: 前線プラント兼絶対防衛プラント。 ここを取られるとベースがヤバい。榴弾で施設全部壊されたり、凸屋がどんどんInしたり。 Eプラからのカタパルト乗り継ぎですぐなので開幕しっかり占拠。 守る際はなるべく高所から。 ガンタレG付近を通過していく(もしくは回り込んでプラント円入りする)相手もいるのでそちらも注意。 プラントE(GRFベース前の建物群) ヤシの木がそばにたつ建物。周辺には海上コテージ(だっけ?)が展開。その周囲は浅瀬のため水没は無い。 南西にはなぜか真っ二つの船。どうやってその位置まで入ってこれたんだろう 船の上からは洞窟を抜けて凸にくる敵が一目瞭然なので狙撃にはうってつけ。 Dプラ方向にある橋の下はぐぐれるがその東側は水没する深さ。 EUSTは: 奇襲目標プラント。 真っ二つの船付近は(今回は何もないため)警戒薄め。 自信のある凸屋はそちらから。 GRFは: 絶対防衛プラント。忘れたころに西側から回り込まれて色を変えられてしまうことが。 開幕占拠は後回しでもいいが占拠は必ずしておくこと。できればセンサーもほしい。 Cプラの北西側に赤マーカーがいたら注意。 現状では深追いする必要は無いので、引きつけて迎撃を。 乗り継ぎカタパルトの東側は相手方最短凸ルートなので注意。 GRFベース ホバークラフトのエンジンが特徴的な新型揚陸ベース。ポンポン船? スロープが3本。両端に自動砲台。中央はガンタレLで守る。 ただスロープの下はくぐれるのでそこで自動砲台の弾を避けることができたり。 …入口は正面のスロープのみかと思いきや、さにあらず。 GRFベース南の岩壁に登れる場所があり(pdfMAPでGRFベース一番西側にある自動砲台のすぐ西の昇れそうな場所)、 そこからもベースIn可能。ベース壁よりも高い位置にあり、レーダーも狙える。(ベースレーダー感知範囲外) 守るGRFは: 明らかな凸屋が相手に場合は、Cプラが青くなるまではコア凸される可能性を頭に入れておきたい。 EUSTよりもレーダーが壊されやすい。狙撃がいる場合も注意。 戦術 全域が極めて平坦な形状をしていることがまず特徴として挙げられる。非常に見通しが良いため、敵に察知されずに奇襲するのは難しい。 との説明がある。 確かにこれまでのMAPに比べたら平坦ではあるが、本当に平坦な場所は東側の砂浜か両ベース前くらい。 細かくデコボコしてたり、建物もそれなりにあって、見通しが良いとは限らない。 Cプラ争奪戦にかかりっきりだったりするとあっさり奇襲が通る。 榴弾はほぼ全域で通るので有効。Cプラ付近は洞窟の中とはいえ出入り口で削りを狙うのも一興。 相手の次のプラントを攻める時にあると便利である。 水辺が多いのでホバー脚の出番?かと思いきや、浅瀬がほとんどなうえ凸ルートがCプラから丸見えなので…なんともいえない。 南側・EUST戦術 北側・GRF戦術
https://w.atwiki.jp/storyteller/pages/2013.html
CRYSTAL PRISON(クリスタル プリズン) part71-271~273 271CRYSTAL PRISON(クリスタル プリズン)2017/09/17(日) 20 17 23.87ID cNY5zW9U0 コマンド入力式のレトロアドベンチャーゲーム、 CRYSTAL PRISON(クリスタル プリズン)行きます。 昔に色んな機種のパソコンで発売されたゲームで 今回私がプレイしたのは レトロゲーム配信サイトのプロジェクトエッグでプレイできる PC88版です。 いつも通り、かなり端折った上に正確性に欠けますがご容赦を。 主人公が自宅のベッドで目を覚ますと、記憶喪失になっていた。 覚えているのは、「おい、アレがどこにあるか知ってるんだろう、言え!」 と、地面に倒れた状態で男に詰め寄られていた記憶だけ。 そしてベッドの周囲には、医者と看護婦、刑事、 妹や執事や召使や友人など、多くの人がいた。 執事や召使がいたり、家が大きな館な事から、主人公は資産家らしい。 刑事は「早速ですが、あなたが襲われた時の事を教えてもらえますか?」 と言ってくるが、医者が「まあまあ、まずは休ませて上げてください」 と言い、主人公に睡眠薬を注射し、主人公を眠らせた。 そして主人公が再び目を覚ますと、周囲には誰も居なかった。 どうやらさっきの人たちは館の各所に散ったようだ。 主人公は記憶を取り戻すべく、館の中を探索する事にした。 探索していくうち、主人公は館の中や他の人たちの様子がおかしいのに気づく。 家族の写真が貼られていたと思われるアルバムの写真が全て剥がされていたり、 自分の家の鎖に繋がれている、自分のペットと思われる犬が 非常に獰猛で主人公を食い殺そうとしてきたり、 刑事の様子を覗き込むと、何かを盗聴していて 事件の捜査をしているとは思えなかったり、 家の玄関から外に出ようとすると頭の悪そうな大男が立ちふさがって 「おい、おまえ、すいしょうをよこせ。さもないところすぞ」 と言ってきたりする。 唯一、看護婦だけは主人公の味方なようで、 「あの刑事さんおかしいわ、あなたの持ち物についてばかり聞いてきて、 一向に暴行事件の調査をしようとしないの」 といった事を話してくれたのだが、 前述の大男に追いかけられているのを目撃したのを最後に、 看護婦はいなくなってしまった。 その後医者は「これからは代わりにこの人があなたを看護するよ」 と別の看護婦を紹介してきたが、 医者は以前の看護婦が居なくなった事を心配するそぶりを見せなかった。 やはり、以前の看護婦以外は全員、信用してはいけないようだ。 272CRYSTAL PRISON(クリスタル プリズン)2017/09/17(日) 20 18 14.27ID cNY5zW9U0 桟橋を調べてみると、海に浮かぶ死体を発見した。 かばんを持っているようなので、それを水面からすくい上げてみる。 中にあった手紙には、クリスタルという物の謎を解くために BABYという人物に会う必要がある事と、 クリスタルを狙って、人殺しも平気でする秘密結社が動いている事が書かれていた。 手紙の最後は「教授と教え子さんの二人とお会いできる日を楽しみにしてます」 と締めくくられていた。死体の年齢からして、死体の方が教授だろう。 では、教え子とは誰なのだろうか?もしかして自分なのか? 中庭をシャベルで掘ってみると、犬の死体を見つけた。 この犬が、主人公の本当のペットなのだろう。 そして死体の下に、綺麗な水晶があった。これが手紙にあったクリスタルだ。 主人公はクリスタルを拾い、さらに探索を続ける。 館を探索しつくした果てに、地下室にたどり着いた主人公は 大きな樽の中に、行方不明になっていた以前の看護婦が ロープで縛られているのを見つけ助け出した。 そしてすぐ近くにモーターボートがあるのを発見し、二人で海に出た。 モーターボートで夕日に向かって走っていると 備え付けの無線機から声が聞こえてきた。 「そのモーターボートには爆弾が取り付けてあり、 爆弾はこちらの手でいつでも爆発できる! 爆破されたくなければ、館へ引き返してクリスタルを渡すんだ! そうすれば命は助けてやる!」 そんな取引を持ちかけられたが、主人公はそれを無視して突き進む。 そう、奴らが欲しがっているクリスタルが手元にある以上、 爆破させたらクリスタルは砕けるか海の底に沈み、 二度と手にも入らなくなるから奴らは爆破できないのだ。 走り続けて街が見えてきた頃に、無線から 「今回はお前の勝ちだ。だが、覚えてろ、我々は必ず…」 と声が聞こえてきたので、無線機を引きちぎって黙らせた。 陸地へ上陸すると、看護婦が 「あなた、指輪は持ってきてくれた?」 と聞いてくるので、館で見つけた指輪を看護婦もとい妻に渡す主人公。 喜んで受け取り指にはめた妻は、今回の事件について教えてくれた。 あの館にいた主人公と妻以外の全ての人間は あの手紙に書かれていた秘密結社のメンバーであり、 最初は主人公を襲って直接クリスタルを奪おうとしたが手に入らず、 主人公が襲われた後遺症で記憶喪失になったと気づいたメンバーたちは 医者や刑事や家族や知人のフリをして主人公を泳がせ、 クリスタルを手に入れようとしていた。 妻もその計画への参加を強制させられ、看護婦役をしていたのだ。 273CRYSTAL PRISON(クリスタル プリズン)2017/09/17(日) 20 18 31.04ID cNY5zW9U0 276 278 話を聞いた主人公は、桟橋で死んでいた教授の教え子は自分の事であり、 教授の意思を継ぐべくBABYという人物に会いに行くと妻に言った。 妻は「危ないわ、次のゲームはもっと難しいかもしれないのよ!」 とメタな事を言って引きとめようとするが、 「ゲームのファンのためにも引けない、許してくれ」と、 同じくメタな事を言って決意を伝える主人公。 そして2人は抱き合いキスをするのであった… END 以上です。続編がありそうな終わり方でしたが、 残念ながら続編は作られてないようです。 恥ずかしながら、私は難易度の高さから序盤でやる気をなくして 攻略サイトそのままのプレイでさっさとクリアしてしまったので、 紹介できなかったイベントもたくさんあるようです。 このゲームはプロジェクトエッグ有料会員にさえなれば ゲームのダウンロードは無料なので、 興味が沸いたならばプレイしてみてはいかがでしょうか? お付き合いいただきありがとうございました。
https://w.atwiki.jp/maikuragunzibu/pages/591.html
画像募集 前回、陸海空軍別れて開催されていましたが、今回はいっぺんにやってしまおうと言う事で企画しました。 一応、商談会とついていますが、展示するだけでも構いません。 概要 主催者 sawappy 内容 お互いの兵器を売買・視察する企画 開催日 7/23~7/24 version 1.7.10Vanilla 塩犬氏より記念画像が贈られましたので掲載します。 塩犬さんありがとう御座います。 修正された場合はオレンジ色で追加された場合は緑色で表記されます。 ===出品基準要項===(7/14現在) 出品可能兵器:・基本的には自国で開発された兵器のみ出品可能。 共同開発で開発した兵器は開発者全員の賛同を得てから出品が可能になる。 他国製の回路等を搭載してる場合は開発国の表記をしてから出品が可能になる。 ・コマンドブロックを火器に使用している場合はコマンドを消去しなくてはならない。 その他留意点 ・TNT砲の装薬・弾薬は必ず空にして提出すること。 ・HACブロックは必ず他のブロックに置き換えること。 ===展示要項===(7/14現在) ブース:兵器を展示するための場所。一人につき1つだけ与えられる。 ・緑色羊毛で囲まれている範囲のみ設置が可能である。 ・赤羊毛で引かれている所が、会場道路に隣接する場所である。 ・黄色羊毛で囲まれている所は緩衝地帯なので、一切の建築物・兵器の設置を一切禁止する。 ・これらは目安のために引かれているため、建設.提出の際は消去すること。 ・埋め立てをしての陸地拡張は一切禁止する。 ・地面はブース範囲内であれば自由に変更しても構わない。(便宜上、以降は石ブロックと呼称する。) ・地中での展示も構わないが、深さ14ブロック以降には何も置けないものとする。 ・桟橋の位置は移動できないものとする。改造する場合は海面から高さ3ブロック.幅7ブロックに収め、 かつ水中に支柱を設置すること。 ・桟橋には必ず数十ブロック間隔で落下者用の梯子を設置しなければならない。 ・コマンドの/setblock /summon の使用を一切禁止します。 ・夜は来ないものとする。 その他留意点 隣と隣接することを考え、あまり景観を損ねないように務める事 建築物:商談室.展示室.装飾品と言われる物又はそれに準ずる物を設置できる。個数に制限は無い。 ・黄緑色羊毛で囲まれている範囲のみ設置が可能である。 ・高さに制限は無いが、常識の範囲で立てること。 ・PvP用の専用道具は置いても構わないが、PvPを前提にした建物の建設を一切禁止する。 ・他人を貶める建築物や公共良俗に反する物を連想させるような建築物の建築を一切禁止する。 陸軍:主に陸上で運用する兵器を設置できる。個数に制限は無い。[石ブロック・水ブロック(制限)・建築物上のみ] ・水ブロックへの直接的な設置はできない。ただし、筏の上への設置・水陸両用の兵器は例外とする。 ・空中への直接的な設置はできない。 海軍:主に水上で運用する兵器を設置できる。個数に制限は無い。設置場所[水ブロック上(水中含む)のみ] ・全長100ブロック,全幅37ブロック,深さ9ブロック以内に収める。ただし、1隻の全長が100ブロックを超える 場合は、最大+50ブロック追加できる。 ・全通甲板を装備する兵器の設置を一切禁止にする。 ・黄色羊毛で囲まれている所には設置できない。 ・海底に展示用道路を敷設しても構わない。ただし、黄緑羊毛で囲まれている以内のみ設置が可能である。 空軍:主に空中で運用する兵器を設置できる。個数に制限は無い。設置場所[石ブロック・水ブロック・空気ブロック・建築物上] ・ブースの範囲を逸脱しなければ何処に置いても構わない。 ・水ブロック上への設置はフローターをつけた兵器か筏の上に乗せれば設置できるものとする。 ・地上への設置は主脚を地面に接続して設置する。それが困難な場合、それに準ずる物を代用すること。 ・空中への設置はあまり隣接させず、間隔に余裕を持たせて設置すること。 参加・提出方法 参加方法は参加表明欄に参加国(企業)名と代表者名を記入するだけで参加する意思を表明した事になります。参加表明は7/19までにしてください。それ以降は参加者・ブースの調整に時間を充てるのでそれ以降に申請されても受理されません。 オブザーバー枠は検討の末、取り消しとなりました。 応募用ファイル まず、指定のURLから応募要項のファイルをダウンロードし、マイクラにブーステンプレを設置 建物を置いて再びschematicファイルにする。その際、ファイル名を代表名にしてzipファイルに梱包 SkypeID ****にコンタクトをとり、提出ファイルを送信する(提出は1回のみです。それ以降は特殊な理由がない限り認めません) 提出期限は7/21までとする 参加者一覧 参加国.企業名 代表名 連絡先(任意) 提出の有無(書込禁止) ハルシオン公国 sawappy ○ 紫電共和国 yutahima ○ 幻想共和国 暇人Frandle ○ トラキア・ローマ王国 Erwin ○ スオラヤルヴィ共和国 eastwest180 ○ ベルタティス連邦 あかめがね Skype **** ○ クラフティン共和国 スギヤンmax ○ ユーラヌス王国 uran Skype **** ○ 卵饅頭統帥国 卵饅頭 Skype **** ○ シュヴァイン帝国 goike349 ○ 大ヒトラント帝国 ヒトラント Skype **** ○ リビア民主共和國連邦 take8989 Skype **** ○ 神州皇国 無何有之姫 ○ 秋山連邦 hiroto2213 Skype **** ○ オルテンブルク朝シェラルド王国 野菜 SkypeID **** ○ グレナディア連合王国 紅豹 Skype **** ○ クラフティア独立国家連合王国 塩犬 minecraftID **** ○ リクシリア akimoko skype **** ○ スウェディッシュ王国 スカイリンク Skype **** ○ 舞羅連合帝国 esekagaku Skype **** ○ シャクベレルギ貴族民主主義的共和国連邦 鐘冬陸亀 ○ ディルツラント民主共和国 紅葉 不参加 タルト・アトラ帝国 hakua0418 skype **** 不参加 意見箱 なんなりと 一部兵器の回路を公開しない、ということは駄目でしょうか…? -- goike349 (2016-07-15 23 32 46) 構いません -- sawappy (2016-07-16 00 07 59) ドイツ印重工の兵器が紫電共和国と小豆饅頭国と重なってしまうのですが駄目でしょうか...? -- HansUlrich (2016-07-16 17 16 47) 出品基準要項をご確認ください。ちゃんと書いてます。 -- sawappy (2016-07-16 17 35 58) 展示会が行われている最中は昼夜の推移はあるでしょうか?それとも昼のみでしょうか? -- 塩犬 (2016-07-17 23 13 32) 夜はコマンドで来ないようにしますので昼だけになります。 -- sawappy (2016-07-18 15 14 29) 参加申し込みしたはずなのですが 消されてます 訴訟 -- HansUlrich (2016-07-23 19 20 11) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/doldoldoldol/pages/432.html
トップ>Liveイベント>St. Valentine s Day イベント St. Valentine s Day イベント St. Valentine's Day イベント [#ye9a4de1] 開催概要 [#r09948e7] 情報など [#g73e5bdc] イベント攻略 [#u11e2947] 酒場娘からもらえたもの [#h5d0fd94] イベント [#w3cf42ee] 開催概要 ヨーロッパの各都市では、この時期、「聖ヴァレンティヌスのいわれ」にちなんだ愛の祝祭が各地で開催されます。そんな祝祭の華やいだ雰囲気の中、街の酒場娘たちは「この日ばかりは、私のほうから積極的に!」と胸を躍らせプレゼントの準備をしています。イベント期間中、航海者の方が本拠地の酒場を訪れると、酒場娘から、もれなくプレゼントがもらえます。親密度の高い航海者の方には、愛の言葉とともに、より豪華なプレゼントが手渡されます。プレゼントをもらう前に親密度を上げる作戦を忘れないようにしてください。また、祝祭の期間中にはちょっとした事件も発生します。 開催日時:2006年2月8日(水)16 30 〜2006年2月15日(水)13 30 参加資格:「大航海時代 Online」のプレイヤーならどなたでも参加できます。 無料体験アカウントでも参加可能。 参加手順:期間中、セビリア・リスボン・ヴェネツィア・マルセイユ・アムステルダム・ロンドンの主要6都市に立ち寄ることでイベントが発生します。 公式サイトイベントページ 情報など ロンドン酒場女でビスケット×10入手 -- Σ(゚Д゚ ) リスボンのクリスティナからコンポートX10入手 -- クリスティナ命 エレオノーラに「鈍感ね」と言わしめた状態で、行動力回復アイテム「ショコラトル」×10個貰いました -- アムス酒場女で同じくビスケット。親密度が低いとこれか? -- A エレオノーラに名前を覚えてもらった段階で、りんごのコンポート10個でした -- 大天使 アムスの酒場前に居る奴誰?w -- 武器商人 セビリアでロサリオから「バレンタインの花束」(行動力回復)入手。 -- 料理好き エレオノーラに「鈍感なほう?」と言われた状態でバレンタインの花束をもらった -- マルセイユのイレーヌからビスケット10個・・・ orz -- 酒場女の横の子供は何かのイベント関係?? -- 新密度高いとショコラトル10個 酒場女によって色が違う -- 口説き師 クリスティナ、ロサリオ、イレーヌからコンポート10。名前覚えるレベルだとコンポートか? -- ファロにも石拾ったという女の子いる -- 女性キャラで、「大好き」って言われるくらいの親密度で、エレオノーラに「バレンタインの花束」をもらいました -- 男性キャラで花束もらった人はいますか?ビスケットとコンポートは男女の区別は無い模様。 -- 男キャラで花束もらいました -- 女キャラで花束もらった人の情報求む。 -- 名も泣き冒険者 ごめん、↑のコメント見てなかったorz -- 名も泣き冒険者 倫敦で花束・アムスでアップルパイ*10もらえました。アムス酒場前にはイベントNPC -- ヴェネの酒場で、コンポート*10貰った。熱い石が・・・って以上イベント進まないけど? -- (^^;; アテネに行け。話はそれからだ。って感じです。。。 イベント -- バティシエ ロンドンの造船所脇にも変な石を拾ったメアリーさんが。噴水の周り探索したけど何もなし。 -- インドの王子 親密度はどれもコンポートレベルでした^^;その上でさらにレベルによって、石だったり、色んなイベントが追加されている感じ?イレーヌは、果物関係・・・??? -- リタ=ヨルムンガント アテネ 港に出てすぐの場所でイベント開始 -- ヴェネ酒場 マルセ港(桟橋) ファロ リスボン酒場 アムス酒場前 ロンドン造船所横 -- アテネ港前のおばさんに「石を代わりに集めろ」と言われました…またアムスまで戻らないとorz -- ヴェネのお使いクリア。今回の石はアイテム欄消費しない様子 -- マルセイユは干しアンズ10個です -- ヴェネは綿生地10 -- ファロ:白い花10 -- リスボン:カカオ10 アムス:真珠1 ロンドン:鋼10 -- ロンドン鋼10個・アムステルダム真珠1個・ヴェネチア綿織10枚・マルセイユ干し杏10個・ファロ白い花10個・リスボンカカオ10個 -- 景品「輝く石の指輪」補給+1、保管+1、防御+1のアクセです。なお、痛みますw -- ↑耐久100/100です -- 花束もショコラトルも、貰った酒場娘によって「看板娘○○の〜」とコメントが違います。 -- 花束は個数1、耐久10、花の色が違います。使ってないので効果は分かりません… -- お泊りできるくらいで【愛のサファイア】をエレオノーラたんが -- 1鯖超人 エレオノーラでお泊りできる状態だったけどショコラトルだったよ? -- Z鯖 エレにもらったショコラトル10個、店売りしたら500Kになりました・・・。みんな売りましょう。 -- ショコラトルと花束の色は、酒場娘で色同じかしら。それぞれ何色なのかな?ってさすがにこれは六人分の情報無理かな(^^; -- 時間空いたから今日からイベントやろうかと思ったら・・カカオと真珠・・・ムリダorz 酒場回りだけしようかな(ビスケットかコンポートだろう) -- クリスティナの花束はあか、ロサリオの花束はきいろでした。 -- アンジェラの花束は白、イレーヌは紫、エレオノーラは黄色。 -- ロサリオの花束は山吹色?橙?、花束のリボンは赤だし黄色の花では無い模様 -- クリスティナのショコラトルのリボンの色は青でした -- バレンタインの花束ですが、耐久は10ですよ -- 「祝祭の期間中にちょっとした事件がおこります」って、何も無いみたいだけど、もう終わりなのかな・・? -- エレオノーラのショコラトルのリボンは黄色です。 -- 桜花 イベント攻略 酒場娘からもらえたもの 親密度によってもらえる品物が違う模様… 品物名 個数 効果 耐久 備考 ビスケット 10 行動力+10 消費 りんごのコンポート 10 行動力+25,疲労回復15 消費 アップルパイ 10 行動力+40,疲労回復24 消費 ショコラトル 10 行動力+100 消費 酒場娘の名入り。リボンの色が違う。店売:ひとつ50k バレンタインの花束 1 行動力+90 10 酒場娘の名入り。花の色が違う。 ショコラトルのリボンの色、バレンタインの花束の花の色 酒場娘 ショコラトルのリボン バレンタインの花束 ヨハンナ ブラック アンジェラ 白 クリスティナ 青 赤 ロサリオ 黄 イレーヌ 紫 エレオノーラ 黄色 ラエマ 黄色 イベント アテネ:港前:ユノ から依頼を聞く 各本拠地をまわり、お手伝い娘のお使いをこなし、石のかけらを入手(詳細下表) アイテム枠は消費されない 全6箇所こなし、アテネのユノに話しかける アイテム「輝く石の指輪」入手 装飾品「輝く石の指輪」(補給+1,保管+1,防御+1) 耐久100(使用効果なし) 居場所 お手伝い娘 おつかい内容 ロンドン造船所横 メアリー 鋼10個 アムステルダム酒場前 テレシア 真珠1個 リスボン酒場 カルロータ カカオ10個 ファロ エミリア 白い花10個 マルセイユ港(桟橋) ユージェニー 干しアンズ10個 ヴェネツィア酒場 アリーチェ 綿生地10枚
https://w.atwiki.jp/chaken_archives/pages/515.html
あらすじ 伊豆の囚人島に新しい囚人がヘリコプターで運ばれてきた。 怪しい囚人は「政府は俺達をギャラン星の開拓地に連れて行ってタダ働きさせるつもりだ」という噂を流し、密かに持ち込んだ拳銃を不自然にちらつかせて脱獄を扇動。 看守を襲って各所の監房を開放し、桟橋に待機させておいた巨大客船に乗り込ませて約100人の大量脱獄を実現させると、下田地区に侵入し暴虐の限りを尽くす。 成人は平気で撃ち殺す囚人たち。新入り囚人が子供を撃とうとするのを別の囚人が制止するが、「おい、こいつは人間じゃねえぜ」との言葉を最後に撃ち殺されてしまう。怪しい囚人の正体はなんと!ジュラル星人だったのだ!! そこへ現れるチャージマン研。向い合っての決闘の末、ジュラル星人はアルファガンの前に倒れた。 スカイロッドは、しずかに朝日の方へ飛び立っていった。 ― 完 ― 登場人物 研 ジュラル星人(闇ウォーリー) タイガー・M・マッタク・ツヨシの弟(?) モチ夫 概要 微妙に中身が薄い回。そしていつにも増してSEが仕事しない回。冒頭の馴れーションにはじまり、ジュラル囚人が監房に入るだけで1分26秒も消化する尺稼ぎが主な要因なのだが、第37話「ハイジャックをやっつけろ!」ほど露骨でもなく第9話「ジュラルモンス登場」のように本編の内容と乖離した尺稼ぎでもないため、アニメ『けいおん!』のような「何でもないような仕草を細微に至るまで描写する」という技法として見れば見られないことも…… いや、無理か。 囚人島にやってきたジュラル星人は脱獄を扇動するために銃を取り出すが、そのときの手が明らかにおかしい。 体との位置関係から左手でなければおかしいのだが描かれているのは右手。 このジュラルは関節が折れているか両方とも右手なのだろう。 脱獄を果たした囚人たちは下田地区に上陸し、そこで無辜の市民をジェノサイド。 いったい囚人たちは何をしているんだ……と思えばジュラル星人の台詞からどうやら操られているらしい。 その割には子供を撃ち殺そうとしたジュラル星人を「やめろ! 子供は殺すな!」と制止しているが。というか大人ならいいのか。 研には人間相手には変身しないという設定があるらしいが、ジュラル星人の仕業だと分かる前に変身している。 まあ、勘(と運)のいい研のことだからジュラル星人の仕業と決め付けて変身したのだろう。 だがジュラル星人を倒した後、囚人たちをほったらかしにしてさっさと帰ってしまうのは正義のヒーローとしていかがなものか。 余談だが、この伊豆囚人島は第37話「ハイジャックをやっつけろ!」にも名前だけ登場している。 主な台詞 闇ウォーリー「へへへ、へへへ、ははは」 囚人「やだ!」 闇ウォーリー「みんなー! クソゲー!」
https://w.atwiki.jp/gtavi_gta6/pages/1235.html
取扱い注意 "Handle with Care" ボートシティで取引されている密輸物がほしい。敵は造船所のいたる所にいる。そいつらを片付けた後、近くにあるだろうヤクを探しだせ。見つけたら、奴らの密輸ボートに乗って俺の部下が待つ所へ持って来い。報酬は弾もう。 取扱い注意 "Handle with Care"概要 詳細 ミッション攻略 動画 概要 ヤクを奪いボートで運ぶ 詳細 差出人 解除ランク プレイヤー人数 チームのライフ数 マーティン 20 1~4人 1 制限時間 失敗の条件 無し 全滅・ヤク破壊・ボート破壊 時刻 時間帯設定 手配度発生 天候設定 変化 不可 無し 不可 ミッション攻略 1.太平洋共同造船所に行け 2.密輸業者を片付けろ 造船所の出入り口はバリケードで塞がれているので、船の搬入口から回り込んで入る必要がある。 敵の数が多いが、遮蔽物も多く一人ずつ始末していけばさほど問題ではない。 3.ヤクを盗め ここからが本番。敵を攻撃しつつ内部に進み、2階に上がって事務所に置いてあるブツを回収する。 道中の敵はほとんどがショットガン持ちな上、物陰に隠れてこちらを待ち伏せしている。迂闊に突撃すると瞬殺されるのでレーダーをよく見ること。二階の事務所へのルートは二つあるが、どっちのルートでも入ってすぐの場所に一人、階段の上に一人待ち伏せ中。 ヤクが置いてある事務所内にもショットガンを持った敵が二人潜んでいるので注意。 4.密輸業者のボートを盗め 入手と同時に敵の増援が10人ほど発生するので急いでボートに走らないように。ヤクが置いてある部屋で待っていれば4人ほどあちらから出向いてきてくれるので確実に仕留めよう。この増援もショットガン持ちなので注意。 その後は造船所内に散らばって待ち伏せている敵を倒しつつボートを奪うだけ。 増援の中にはボート付近にじっと待機している集団もおり、油断してボートに近づいたプレイヤーに銃撃を浴びせてくるので注意しよう。この連中はボート付近の木箱に隠れているが、反対側の桟橋からスナイパーで狙い撃ちできる。 5.ボートを合流地点に届けろ 2隻のサントラップを運べばOK。 道中敵増援のディンギー(二人乗り)が合計4隻現れるが、近づかなければたまに追ってこないので最短ルートを避けると安全に目的地にたどり着くことができる。特に、ボートを目的地と逆の方向(西側)に出し、橋の下を経由して陸に近い所を通れば、増援が現れない可能性が高い。 始末する場合はカービンライフルなど射程の長い武器で近づかれる前に仕留めよう。梯子で陸に上るのも手。 ボートは2隻なのでソロだと往復する必要がある。幸い目的地にはシーシャークが4隻用意されているのでそれで戻って残りの1隻を回収しよう。 動画 youtubeの動画とURLリンクを記載する所です。