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373 名前: ◆zzzEXETDsw [sage] 投稿日:2009/06/18(木) 21 58 19 ID MIhEuFlY 「すずめ」 学校に向かう川沿いの桜並木。その下を通る道にはボタボタと桜の花が散ってい る。 「風情も何もあったものじゃないわね」 立ち止まり、桜の木を見上げると、雀たちが賑やかにさえずり、そのかたわら新しい桜 の花がつぎつぎと路上に落ちてきていた。その散り方は、散り際の潔さを象徴する椿を連 想させ、新入部員獲得にむけた初日にしては幸先の悪いものだった。 朝から嫌なものを見ちゃったわね。 軽く眉をひそめると、ふいに横から声がかかった。 「桜に雀か…。梅にウグイスとちがって風情がないのう」 いつの間に現れたのか隣には2年生になったまこが、私と同じように桜の木を見上げてい た。 「ところであの原村和が清澄に来たつーのは本当じゃろうか?」 相変わらず耳が早いというか…。 「えぇ。本当よ」 「勧誘に行かんのか?」 「しばらくは様子見ね」 「なんでじゃ?全国をねらうなら欲しい人材じゃろ」 「実力的には十分でも、打つ気がない人はいらないわ」 「ここでも待つ気なんじゃな」 「えぇ、逆にやる気があれば初心者でも大歓迎よ」 「そうけぇ…、あんたがそいでいいんなら、そいでいいんじゃろう」 まこは黙って桜の木に目を転じた。 彼女はいつも理由を聞かない。去年の県大会も個人戦なら彼女一人でも参加できたのに、 私が出ないと知ると、いつものように笑いながら「しょうないお人じゃ」といいながら自 分の参加をとりやめた。"過去局のデータの鬼"といわれる彼女の戦い方なら、多彩な人と の対戦経験、とりわけ今後のことを考えるのなら、同年代の相手との対局の経験はなにも のにも得がたいものなはずなのに。 何も言わずに支えてくれ、わがままを聞いてくれる。これじゃあどっちが上級生か分か らないわね。 まこの横顔を見ながら軽く苦笑する。 私にとってあなたと出会った意味…。前はよく考えたものだった。 でも今は考えなくとも答えは分かる。 中学のときの私と今の私。比べれば一目瞭然。 あのころの私なら『全国制覇』を目標にし、原村さんの獲得に動き、インターハイが終わ るまでどんな理由があろうと初心者を部に迎え入れることはないだろう。 では、逆は? 私がまこと出会った意味ではなく、まこにとって私と出会った意味は? 最近はよくそのことを考えるようになった。 桜の木の陰でひときわ大きな雛鳥の鳴き声がし、私の考えをさえぎった。 声のする方に2人して歩いて行くと、巣立ちに失敗したのか1羽の雀の雛が大きな口を開け て鳴いていた。 「こりゃあかんのう」 「あかん?」 「羽を痛めているようじゃ。これじゃあ巣にも戻れんし…餌もまだ自分では取れんじゃろ う」 見ると片方の羽根を半開きにして、おぼつかない様子で必死に私達から身を隠そうとして いる。雛鳥の方に足を踏み出すと、まこから声がかかった。 「面倒みてやるんかい?」 「たとえ弱っていても精一杯生きようとしているわ。それなら、この子にとってのこの出 会いを意味のあるものにしてあげたいじゃない」 「そういうことなら、今年最初の新入部員じゃな」 「えぇ、そうね…。じゃあ、まこ、捕まえたら世話よろしくね」 「え? わしが面倒みるんか?」 「私は新年度で議会の方が忙しいし。まこが新入部員と認めてくれたんなら新人の世話頼 めるでしょ。助かったわ。副部長」 「まったくもって、しょうないお人じゃ」 それから間もなく、雀の雛が元気に飛びたって行った日、一人の男子生徒が部の扉を叩 いた。麻雀は最近になって始めたらしく、初心者もいいところだったが、麻雀の楽しさを 知っており、加えて熱意もあったため喜んで部に迎え入れた。そのころすでに麻雀部員に なっていた和と優希とで部室はにぎやかになっていたが、新しくメンバーが加わったこと で、部室はさらに笑い声で満ちるようになっていた。 そして、その生徒が団体戦最後のメンバーを連れてきたのは5月の初旬、新緑あふれる 季節のことだった。 時はめぐり、県大会予選に向かう列車の中、車窓に映るまこを見ながら考える。 1年生の時の私の夢は、部室が部員でいっぱいになって、みんなの笑い声で満ちて、そして インターハイに団体で出場することだった。だけど今になって、まこと一緒に育てたこの夢 は夢ではなくなり、現実味を帯びた新たな『全国制覇!!』という目標となっている。 これは決して私一人の悪待ちの結果ではなく、あなたと一緒に掴んだ目標。 いえ、あなたがいてくれたからこそ得られた現実。 このことをいつかあなたに話す日が来るのかしらね…まこ。 おわり
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サクラノート ~いまにつながるみらい~ マーベラスエンターテイメント 2009.11.5 DS 妖怪が現れる町で、桜の木を救うために色々するADV
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さくらにさよなら【登録タグ さ つるつるP 初音ミク 曲】 作詞:つるつるP 作曲:つるつるP 編曲:つるつるP 唄:初音ミク 曲紹介 風よ遠くへ運べ。ノスタルジックなポップスをどうぞ。 切なくもどこか前向きな卒業ソング。 ボカロコンピレーションアルバム「Festiva!」に収録。 歌詞 桃色の花びらが風に乗ってゆく 最後に通る桜並木の坂道 次々と手を振って去ってく友達 ひとりひとり 小さな夢を抱いて 流れる一片に想い重なり 抑えてた気持ちがとめどなく溢れてく 空高く舞い上がれ 風よ遠くへ運べ この胸を締めつける痛みも残さぬように 明日へ続く旅路を僕はいま歩き出す さよなら桜の木よ きみを忘れない 僕たちが今日という日を迎えるまで どれくらいの人に支えられただろう 傷つけて つまづいて やっと気付いた 木々のように強くて優しい温もり やり残したことはまだあるけれど 時が僕の背中 前へと押してゆくよ 空高く舞い上がれ 風よ遠くへ運べ 頬を伝う涙も全て連れ去ってゆけ 枝から離れたならもう二度と戻れない たとえどんな世界が僕を待ってても いつかこの景色も思い出になる その頃にはきっと笑顔で話せるかな 空高く舞い上がれ 風よ遠くへ運べ この胸を締めつける痛みも残さぬように 明日へ続く旅路を僕は歩き続ける さよなら桜の木よ きみを忘れない コメント こんなに良い曲なのになぜ評価されんw つるP頑張ってくれ。 -- ぽてち (2009-03-01 16 59 17) もうすぐ、この季節ですね …まだ早いかw -- 槓 (2009-12-15 20 08 35) ほんと いい曲すー つるp 頑張れ -- 名無しさん (2015-06-19 12 54 13) 名前 コメント
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はーるがきーた!はーるがきーた!どーこーにーきたー? やーまにきーた!さーとーにきーたー!のーにーもーきたー! お耳汚し失礼いたしました。そう私が今こうして歌いましたとおり、 暖かい春がやってまいりました。そうそれは近くて遠いあの場所にも 今まさにやってきたのでございます。 『出前:さくらそばの巻(1)』 『大黒屋』 彼女の姿を見るのはいつも桜の木の前だった。 憂いを帯びた目で、じっと桜の木を見つめている。それが私の知っている彼女だ。綺麗な唐傘をくるくると回しながら、なにをするわけでもなく桜の木の前にたたずんでいる。美しかった。本当の美に必要な儚さやもろさを彼女は備えていた。だから私はひとつの美術品を見るように遠くから彼女を見ているだけだった。それで十分だった。 『夜見』 稲荷山の裏看板娘、影縫夜見は遠くから迫り来る春の陽気を、ひしひしと感じていた。またあの騒がしい季節が来るのだと思うと落ち着かない。寝起きの熊の咆哮、子猫のあくび、植物の背伸びの音に蟻のマーチ。生きとし生けるもののスタートの季節、全てのものの目覚めの時期。遠くから暖かい風が吹いてくる。さぁおいでになったわねと夜見はあくびをかみ殺した。 『お菊』 そろそろかと思っていたらやっぱり来た。春のことだ。 「今年もまた来れることができました」春はニコニコ笑いながらカウンター席に腰掛けて一息ついた。 「毎年お疲れ様だねぇ」お菊は蕎麦茶をテーブルに置くと、春の隣の席に腰掛けた。ふんわり暖かい気流が春のほうから流れてくる。 「いやいや、これが私の仕事ですから」そういって春が蕎麦茶をずずずとすする。「あぁ、美味い。毎年の楽しみなんですよ。ここで一息つくの」 「嬉しいこといってくれるじゃないか。年中無休、みんなのための稲荷山蕎麦としては最高の褒めことばだよ」そういってお菊はにっこりと微笑んだ。 「はるはるはる!」さっそく春の陽気に誘われたのか、どたどたどたと騒がしく階段を踏み鳴らして向日葵が降りてきた。 「うわっ!ほんとにいる!」おおげさに驚いた声を上げる。 「あんた、お客様に何てこといってんだい」と大きな声を出そうとするが、どうにもできなかった。春がいるからだ。 「こんにちは、夏のお嬢さん」春が優しい声で挨拶した。 「こんにちは」と向日葵は返して、それからじっと春を見つめて「春の…春の…もやもやさん?」と首を傾げている。 「もやもやさんか」あたしには男前に見えるんだけどねとお菊は笑った。春の姿は見る人見る人でまったく違うらしい。 どの姿も春なんですよと彼だか彼女だかは笑った。「ひとつのことばで表せないものが春ですから、なんら化けもんと変わりませんよ」 蕎麦茶を全て飲み干して、春はゆっくり立ち上がった。 「今年もいつもの貰えますか?」 「あいよ」とお菊はうなずいて、店の奥から袋をひとつ抱えて持ってきた。そば粉と書かれたその袋を見た向日葵が「蕎麦でも打つの?」と春にたずねている。春は違うよとクスクスと笑い、「これから春を伝えに行くのだ」と答えた。 食休み! 次へ
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このページ内の記事 伐採された桜に花が咲きました 公園の景観の変化公園南側入り口 公園内の樹木(コブシの木) 伐採後の公園 1丁目西公園の写真を掲載しています。 西公園で撮影した写真をお持ちの方は、ここに掲載してよろしければメール(misakino1west-park@mail.goo.ne.jp)で送ってください。 フィルムカメラで撮影した写真でもOKです(その場合、管理人が写真をお借りしに伺いますので、お名前と連絡先をメールで送ってください)。 伐採された桜に花が咲きました 近隣の住民が伐採された桜の枝を水にさしていたところ、先日見事に開花しました。 2007-03-23撮影 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (CIMG3732.jpg) 公園の景観の変化 公園南側入り口 開花間近だった桜の木。膨らんだ蕾もろとも伐採されました。 伐採前(2006-03-31撮影) 伐採後(2007-03-16撮影) #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (CIMG1719.jpg) 公園内の樹木(コブシの木) ちょうど見ごろを迎えていたコブシの木も伐採されました。 伐採前(2006-03-31撮影) 伐採後(2007-03-16撮影) 伐採後の公園 工事開始日に設置された看板(2007-03-16撮影) 伐採前に張られていたテープと杭(2007-03-16撮影) #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (CIMG3639.jpg) 開花目前だった桜(2007-03-16撮影) 伐採された桜の木の姿(2007-03-16撮影) #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (CIMG3592.jpg) 伐採された木の根元(2007-03-16撮影) 公園内から見た木々(2007-03-16撮影) #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (CIMG3599.jpg)
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―――「私(あて)など、風景の一端に過ぎませぬ故」 名前:桜屋 誉 (さくらや ほまれ) 神名:桜花天見之御神 (おうかあまみのみかみ) 性別:女 年齢:26歳(人間的見た目で) 身長:166cm 体重:秘密 スリーサイズ:上から ぽよん きゅっ ぽよん くらい 趣味:茶道・華道 能力 【桜道楽土】 桜の木を周囲に幻影として出現させ、舞い散る花片を攻撃や防御に転じる。 出現させている桜の数や時間に応じて疲労が徐々に蓄積し、舞い散る花片の量は注いだ気力の量に応じる。 桜の花片は自身の周囲に自在に配置する事が可能で、攻撃を代わりに受けたりする事ができる。 この際の強度は花片の量に比例するが、桜から舞った花片はそれぞれが2レスしか効果の無い物とする。 桜を出現させている間は手の内に木の枝を二本まで呼び寄せる事ができ、これは相当な強度を誇る。 花片を枝に付着させる事で一時的に簡単な炎属性を付加した桜色の剣として運用できる。 スペック:達人より幾らか劣る剣技 容姿・性格 極東の島国から街に来た女性。とても淑やかで物静かであり、恥ずかしがり屋。 いつも淡い桜色の着物と下駄という風貌で、肩より下程の綺麗な黒髪。桜の花をモチーフにした髪飾りをつけている。 とても綺麗な顔立ちをしており、古風な口調(京言葉)で喋る。流行に疎い。 戦闘は好まず、とても友好的な性格。 だが一度戦闘となると容赦しない性格でもあり、神ならではのむごい所業もしてのけるらしい。 概要 極東の島国の、とある神社から“世界を見てみたい”という理由で出てきた。 実は桜に宿る神様であったりする。本当の年齢はとうに数え疲れた、だとか。 道徳を司る神であり、人々のあるべき姿というものを何千年にわたって模索しつづけている。 優しく、そして孤高に、また強靭に、時に柔和で、複雑怪奇な人間という存在を見守り続ける存在であるとか。 現代に蔓延る魑魅魍魎にも似た人道に外れた者には容赦しない一面も持ち合わせる。 同時に、人間という存在以外にも、それ相応に正しい姿であって欲しいと願う神である。 出雲・『桜花御神之神社』 かなり遠くから見てもわかる程に巨大な桜の木の中に存在する神社。 苦悩する人々とそれを共有し、ともに解決とはいかずとも、一人では無いという事を示している。 そこへ訪れれば何十、何百という季節問わず年中満開の桜に出迎えられ、安寧を齎すといわれてる。 同時に、道徳を教え説く神社の神主をしているため、たまに近所の学校から子供達が特別授業として見学などにくる。 最近は修学旅行生に人気のスポットと化しており、若干困っていたりしているらしい。 実際はお茶を飲みながら悩み相談を受けるなんていうゆるい神社である。 太刀『桜花刀・勇』(おうかとう いさむ) とある御仁より受け取った一振り。 業物に限りなく近い太刀で、銘を打たれていなかったため、出会った青年の名前である「ユウキ」から銘を打つ。 桜の模様が施された鞘に、握りやすい柄を持つ一見して普通の刀であるが、呪いが掛けられている。 その呪いとは、抜刀時に「心臓に刺すような痛み」が走るというもので、使用後は「虚脱感に襲われる」という代物。 青年の持つ呪いを共に共有しようと、受け取った一品である。 出掛ける時は帯刀しているが、普段は御神体である桜の木の根元に台座を置き、そこへ納められている。 本人曰く「これは御仁の命や思て、大事にしてますえ」との事。
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2010/05/21 新規追加・入れ替えアイテム 名称 みャイル 宇宙大王の銅像 10 モアイ像 180 ドラム缶・茶 100 ドラム缶・青 100 ドラム缶・緑 100 ドラム缶・黄 100 ドラム缶・赤 100 井戸・古井戸 200 井戸・新品 200 神前型石灯籠 180 立て看板・無地 150 立て看板・白 150 立て看板・古 150 立て看板・漆金箔 200 雪見灯籠 180 十三重石塔 150 枯山水 苔むす岩 100 トンネル 150 モニュメント 空飛ぶ三角形 150 モニュメント スプートニク 200 モニュメント ヴァンアレン帯 200 教室 廊下 120 中華庭園 門 120 中華庭園 山 550 中華庭園 廊下 120 中華庭園 ついたて 120 中華庭園 壁 120 ミニチュア 回廊 (長) 100 ミニチュア 主殿 250 現在販売中アイテム 名称 みャイル ガーデンラティス 鉢付き 150 ガーデンラティス 100 ガーデンラック鉢付き 200 ガーデンラック 150 テラス 500 シルバーガゼボ 500 ガーデンテーブル 250 柱像 300 ポケピブロンズ「スズキ」 500 ポケピブロンズ「リッキー」 500 ポケピブロンズ「ジュン」 500 ポケピブロンズ「ピエール」 500 ガーデンアーチ スチール 200 宇宙大王の銅像 10 岩 大 縦 120 岩 大 丸 100 巨石文明のなごり像 200 モアイ像 180 花台 マーブルブラウン 80 ガーデンライト ラージ5灯 180 竹 70 鴨ヶ崎灯台 350 ドラム缶・茶 100 ドラム缶・青 100 ドラム缶・緑 100 ドラム缶・黄 100 ドラム缶・赤 100 和風の門・無地 360 和風の門・朱 360 和風の壁・無地 120 和風の壁・朱 120 金屏風 200 茶屋のかさ 140 陣幕・青 100 陣幕・赤 100 標識「車両進入禁止」 150 標識「追越し禁止」 150 標識「動物が飛び出すおそれあり」 150 ガードレール ロング 100 和風の十字壁・無地 50 和風の十字壁・朱 50 井戸・古井戸 200 井戸・新品 200 神前型石灯籠 180 掲示板・無地 300 掲示板・白 300 掲示板・古 300 掲示板・漆金箔 350 立て看板・無地 150 立て看板・白 150 立て看板・古 150 立て看板・漆金箔 200 太い竹 100 信号機 ゼブラ板付 130 信号機 両面型 100 雪見灯籠 180 十三重石塔 150 枯山水 苔むす岩 100 トンネル 150 ミニ迷路 200 モニュメント 空飛ぶ三角形 150 モニュメント スプートニク 200 モニュメント ヴァンアレン帯 200 噴水 ライオン 400 光る竹 280 畑の土 180 赤松 290 ピラミッド 250 スフィンクス 250 教室 黒板 150 教室 廊下 120 フェンス(低) 50 フェンス(高) 70 土管 3本積み 190 中華庭園 門 120 中華庭園 山 550 中華庭園 廊下 120 中華庭園 ついたて 120 中華庭園 壁 120 ミニチュア 回廊 (長) 100 ミニチュア 主殿 250 ミニチュア 城壁 (長) 80 ミニチュア 捨てられた古城 250 植え込み (四角) 120 植え込み (三角) 120 過去販売アイテム 名称 みャイル 雪だるま 大 250 桜の木・染井吉野 390 桜の木・大島桜 390 雪像 宇宙大王 100 雪像 モアイ 150 氷彫刻 神前型石灯籠 200 氷彫刻 雪見灯籠 200 教会風な壁 250 赤レンガの壁 100 赤レンガの壁(アーチ付) 100 古いレンガの壁 100 古いレンガの壁(アーチ付) 100 ミニかまくら 150 樹氷 100 杉 260 桜の木2009 390 躑躅 (紅紫) 180 躑躅 (薄紅) 180 イチョウ 260 イロハモミジ 260 桃の木 300 Xmas ツリー 特大 400 氷彫刻 クリスマスツリー 250 クリスタルクリスマスツリー ブルー 350 クリスマスツリーイルミネーション 400 門松 150 明神鳥居 200 神明鳥居 180
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クリフトとアリーナの想いは Part4.2 833 :【桜の木の下で】1/8 ◆cbox66Yxk6 :2006/04/07(金) 14 42 21 ID tNxAZEZ70 サントハイム城から少し離れたところに、少し遅咲きの桜の木がある。 早朝、ひょっこりと現れたアリーナは満開まであと少しといったその桜の木に、ぎゅっと抱きついた。 「ただいま・・・お母様」 この桜の木は、アリーナの母が生まれた日に植えられたものだと、父王から聞いていた。 そしてここで母と知り合い、ここでプロポーズをしたとも。 アリーナが母をなくしたのは3歳の時のこと。おぼろげながらに覚えている母の記憶は、なんとなく淡い桜の花を連想させた。だからアリーナはこの木を母と思い、毎年この時期になるとやってくる。そして根元に腰を下ろしてその1年にあったことを母に語るのだ。 そして語りつくした頃、父王が迎えに来て、すっかり疲れ果てたアリーナを背負って城へ帰る。 温かい父の背中、そしてそれを見送る母桜。幼いアリーナは何度となく、その瞬間が続けばいいと思ったものだ。それがアリーナと家族の桜の思い出。 アリーナは桜の木を見上げ眩しげに目を細めた。 「4年も、来られなくてごめんなさい。・・・話したいこと、いっぱいありすぎて、何から話したらいいか、わからないわ」 ざぁっと風が吹き、薄紅色の花びらを舞い上げる。それがまるで母の返事のように思え、アリーナはとても嬉しそうに微笑んだ。 「そうだ。ねぇ、お母様。私にも好きな人、できたのよ」 桜の根元に腰を下ろし、母に背を預けるかのように幹にもたれた。 そして幼子のように頬を少し赤らめながら、今までにあったことをぽつりぽつりと話し始めた。 春の穏やかな日差し、さわやかな風。 アリーナの髪に何枚もの花びらが降りそそぐ。 木にもたれたまま、いつの間にか寝入ってしまったアリーナに近づくと、彼は自分の外套を 脱ぎ、そっとかけた。 そして優しげな微笑を残すと、静かにその場から立ち去っていった。 ガサッ・・・。 草を掻き分ける音で、アリーナは目を覚ました。 日は既に西に傾き、あたりはひんやりとした空気に包み込まれようとしている。 「寝ちゃったのね」 木の幹にもたれたまま、どうやらかなり長い時間を寝て過ごしたらしい。 少しこわばった体をほぐすために立ち上がると、足元に何かが落ちた。 「あれ、この外套・・・」 薄暗くてよく見えないが、どうやら2枚あるらしい。 (誰がかけてくれたのかしら?) 首を捻ると、そっと取り上げた。 その時、間近で草を踏む音が響き、アリーナは反射的に振り返った。 そしてそこに佇む人物の姿を見て目を見開いた。 「え、クリフト?」 てっきり、父王が迎えにきたものと思っていたアリーナは、意外な人物の姿を見つけ、不思議そうに呟いた。 「どうしてここへ?」 クリフトはこの問いに逡巡しつつ、答えた。 「陛下に・・・陛下に申し付けられました。姫様が目を覚ましたら、一緒に帰ってくるように、と」 「お父様が?」 手にした外套をよくみると一枚は父が愛用しているものであった。 そしてもう一枚のそれは・・・。 「これクリフトのよね? あれ、でも、この外套の方が下にかかっていたようなんだけど」 お父様に言いつけられたのだったら、お父様の外套の方が先のはずよね? 首を傾げるアリーナに、クリフトは少し頬を赤らめ俯いた。 「申し訳ございません、姫様。いくら魔物の数が少なくなったとはいえ、おひとりでの長時間の 外出は危険かと思いまして」 差し出がましいとは思ったのですが、ずっとその草陰におりました。 クリフトの言葉に今度はアリーナが詰まった。 「え、じゃ、あとを追ってきたの?」 クリフトのさす草陰に視線を送る。 「いえ、私は姫様がお城を出られたのを確認してから少し遅れて来ました。焦って追いかける必要性は なったのです。行き先はわかっていましたし」 そこまで言うと言葉を切り、クリフトは桜を見上げた。 「毎年、この時期になるとここへいらっしゃいますから」 アリーナは、はっとした。 「もしかして、毎年、ついていてくれたの?」 クリフトが肯くのをみて、アリーナは息を呑んだ。 (ぜんぜん気がつかなかった) この桜をお母様と思っていたから、笑ったり、怒ったり、それからよく泣いた気がする。 ちらりとクリフトを見やると、目と目が合った。 恥ずかしさで、顔が赤くなるのがわかる。 クリフトはちょっと戸惑ったように微笑んだ。 「姫様、私をお許しいただけますか?」 「え?」 突然の言葉にアリーナは思わず聞き返した。 クリフトは困ったような表情をしながら、視線を桜に向けた。 「私はずっと姫様を影から見守ることしかできませんでした。姫様が怒っていらっしゃる時も、 涙を流していらっしゃる時も・・・」 訥々と語りだしたクリフトの声に、アリーナは耳を傾ける。 「本当は何かして差し上げなくてはと思っていたのですが、勇気がなくて・・・」 ずっと、できなかったのです。 クリフトはアリーナの髪についた淡い桜の花びらをそっと指で取り上げた。 「そして、今日も・・・私はただ、そこにいただけで・・・」 手にした桜の花びらを手のひらに包み込みながら、クリフトはため息をついた。 「陛下に、『そなたはアリーナの騎士になりたいのか』などと、言われてしまいました」 見守るだけなら、そなたでなくてもできよう、とも。 うなだれたクリフトにアリーナは微笑みかけた。 「馬鹿ね」 ずっと見守っているだけだって、相当大変なのに。 まじめなクリフトのことだ。職務を放棄してここにいるだけでも、どれほど大切に思ってくれているかがわかろうというもの。 アリーナの言葉に、ぴくりとからだを震わせたクリフトだったが、地面に片膝をつき、意を決したように口を開いた。 「姫様。私は、あなた様をずっとお慕い申し上げておりました。願わくば、その傍らに立つことをお許しください」 突然のプロポーズの言葉に、アリーナが目を丸くする。 冷たい夜風に吹かれた桜の木が、アリーナの胸のうちのようにざわめいた。 「愛しております。アリーナ様」 私に、あなたの人生を背負わせてください。 そういって顔を上げたクリフトは、とても大人びた顔をしていた。 アリーナはドキドキと高鳴る胸を押さえながら、クリフトの手を取った。 そして桜の木に向かって微笑んだ。 「お母様。私・・・」 アリーナはクリフトに向き直ると艶やかに笑った。 「私も、あなたのことが好きよ。今日ね、私、桜に・・・お母様に好きな人ができたって報告したの。でも、まさか、その日のうちに相手を紹介できるとは思ってもみなかったわ」 クリフトは頬を紅潮させた。 「姫様・・・」 感極まったクリフトがアリーナをその腕に抱きしめた。 「愛しております。愛して・・・」 アリーナはうんうんと頷きながら繰り返される言葉を聞いていた。 桜の花びらがライスシャワーのように、ふたりに降り注いでいた。 どれくらいそうしていたのだろう。 すっかり暗くなってしまったことに気づいた二人は、どちらともなく体を離すと桜の木を見上げた。 「また来年、来るね」 今度はお父様も、クリフトも一緒よ。 その言葉にクリフトが驚いたようにアリーナを見た。 「いいのですか」 家族の語らいの場なのでしょう? そう呟いたクリフトの髪を一房つかみ、アリーナは引っ張った。 「家族・・・だからでしょ!」 一瞬にしてクリフトの顔が赤く染まった。 「ちがうの?」 まごまごするクリフトに口を尖らせたアリーナが詰め寄る。 「あ、いえ、光栄です・・・」 クリフトの言葉に、よしと頷くとアリーナはにっこり笑った。 「ね、クリフト。おんぶして」 ここからの帰り道はね、いつもおんぶだったから。 クリフトはそうでしたねと微笑むと、アリーナに背を向けしゃがんだ。 「いいですか。行きますよ」 そう言ってクリフトが立ち上がると、アリーナの視界が一転した。 「わぁ、高い」 これがクリフトの見ている世界なのね。 父の背中はがっしりしていて、温かかった。そしてクリフトの背中も・・・。 おてんば姫といわれてきた自分。でも、それはこんな背中を持つ優しい人々に支えられてのことだった。 「ふふ、気持ちいい」 クリフトの肩口に頭をもたれさせる。そして、ふと思ったことを口にした。 「ねぇ、お父様はいつからあなたのことを知っていたの?」 「最初から、だと思います」 クリフトの答えに、アリーナはため息を漏らす。 「私、ぜんぜん気がつかなかった」 お父様ってすごいわね。 アリーナの声にクリフトはうっすらと笑う。 「えぇ。でも、姫様は敵の気配には鋭いですけど、ご自分が気を許した相手には無頓着ですよね」 それだけ、私に気を許してくださっているかと思うと嬉しいですよ。 背中越しに伝わる声。穏やかで優しくてアリーナの大好きな声。 「ねぇ、クリフト」 「なんでしょう?」 「お母様に、お父様とあなたと一緒って言ったけど、もしかしたらもうひとり増えるかもね」 クリフトの動悸が早まり、体が熱を帯びた。 アリーナはクリフトにわからないように含み笑いをした。 「だって、ブライを仲間はずれにしちゃ悪いでしょ?」 「あ、そ、そうですね」 ちょっと残念そうな様子に今度は声を立てて笑った。 「姫様、私をからかったのですね」 恨みがましい声が聞こえる。アリーナは目に浮かんだ涙を拭いながら謝った。 「ごめんね。でも、そういう増え方ならお母様も許してくれるわよね」 アリーナの桜の思い出。それは毎年違ったものになっていくのだろう。 「いつか・・・みんなでお花見したいね」 大切な人たちと一緒に。 「陛下!」 ひとりで戻ってきたサントハイム王にブライが驚いて駆け寄ってきた。 「姫様はどうなされたのですか」 ブライの言葉に王は肩を落とすと、深々とため息をついた。 「のう、ブライや。父親というものは辛いものだな」 あの時、アリーナに自分の外套を掛けるため近寄った。そして、自分が耳にした言葉は。 『クリフト・・・』 そろそろ潮時なのかもしれん。父から夫へ。 いつまでも手放したくないと思っていた。だが、あんな寝言を聞いてしまっては、自分の役目が終わったのだと否が応でも痛感させられる。 サントハイム王は、疲れたように玉座に腰掛けた。 「おまえも、それでいいというのだろうな」 ブライは黙っていた。それは彼にかけられた言葉ではないとわかっていたから。 アリーナの母、亡き王妃がこの場にいたらきっと微笑みながら諭したであろう。 「あの子が結婚しても、私たちが親であることにはかわりがないのですよ」 開かれていた窓から桜の花びらが舞いこんできた。 「のう、ブライや。ちと付き合ってくれんか?」 桜を肴に飲み明かそうじゃないか。 王の言葉にブライは相好を崩した。 「では久しぶりに花見酒をすることにしましょうか、陛下」 (終)
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お題 『蒼い子と翠の子』 蒼星石「もうすっかり春だね…天気もいいし…♪」 その日、蒼星石はいつも通りバイクで学校へ向かっていた。 しかし、いけないと分かっていても、幹線道路沿いに植えられた桜についつい目を奪われてしまう。 そんな蒼星石に対し、後ろに座っていた翠星石があることを思い出し、それを伝えた。 翠星石「でも、知ってるですか?蒼星石…。桜の下には、死体が埋まって…。」 その言葉に、いきなり急ブレーキをかける蒼星石。そして、バイクから投げ出されそうになる翠星石。 呼吸を整えると、彼女は自分のした事を一向に顧みずに、蒼星石を問い詰めた。 翠星石「急に止まるなですぅ!!一体何事ですか!?」 その言葉に、蒼星石は顔面蒼白で翠星石のほうを振り返り、こう言った。 蒼星石「し…死体!?…じゃあ、これ全部…」 その表情に、翠星石は思わず噴出しそうになる。 そして『これだから、イタズラは止められない』とばかりに、翠星石はさらに追い討ちをかけた。 翠星石「そうですぅ♪ここの桜には、もれなく人柱が埋まってたり埋まってなかったりするですぅ♪で、学校には歴代の校長の死体が…」 そこまで言ったとき、蒼星石は翠星石をバイクから振り落とし、どこかへ走り去ってしまった。 翠星石「全く…蒼星石のせいで、膝小僧すりむいちゃったですぅ…。」 蒼星石と別れた後、翠星石は1人、愚痴を言いながらとぼとぼと学校へと向かっていた。 もうこれでは完全に遅刻…。朝から真紅に怒られるのは目に見えていた。 翠星石「…こんなことになったのも、全部蒼星石が悪いんですぅ!!…そうだ!どうせ遅刻で怒られるのなら、たっぷり仕返ししてから怒られてやるですぅ♪」 そう言うと、翠星石は急いで学校に向かい、校門脇にある桜の木へとよじ登った。 翠星石「見てろですぅ…。蒼星石がここを通ったら、ここから最上級の恐怖を…」 しかし、この時彼女は気づいていなかった…。真の恐怖を味わうのは、他ならぬ翠星石自身だということに… 蒼星石「あー…どうしよう…学校には行かなきゃいけないけど、校門の所には桜の木があるし…」 そう良いながら、何度も校門の前を行ったり来たりする蒼星石。 その時、甲高い悲鳴が桜の木の上から聞こえてきた。 「ひっ!!」と、蒼星石は思わず身構える。 しかしその目に映ったのは、木の上で暴れる翠星石の姿だった。 蒼星石「…何してるの?そんなところで…」 翠星石「蒼星石!!早くこの毛虫共を何とかしてくださいですぅ!!おめーを驚かせようと木に登ったのはいいですけど、毛虫共のせいで降りられなくなったんですぅ!!早く助けてですぅ!!」 その言葉に、蒼星石もようやく事態を呑み込めた。 と言うことは、朝の桜の話も嘘…。だったら… そう考えながら、蒼星石は翠星石にこう言った。 蒼星石「…でも、翠星石はよく嘘をつくから信用できないなぁ…。翠星石を助けようとしたら、地面から手が出てきたりしたら困るし…。あー、怖い怖い…。」 そう言うと、蒼星石は翠星石を残し、校内へと入っていってしまった。 翠星石「蒼星石!?これは嘘なんかじゃないんですぅ!!ホントなんですぅ!!もうしませんから、助けて下さいですぅ!!」 しかし、その声に反応するものは誰もなく、彼女の悲痛な叫びは、いつまでもあたりに響き渡っていた。 完
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道具 万能薬 Dr.ヒルルクが30年間の研究で開発した塵。 大砲で上空に打ち上げることで、雪が桜色に染まり、ドラムロックを見事な桜の木に見せる。 ドラム王国の病める心を癒した。