約 58,293 件
https://w.atwiki.jp/izu6105/pages/383.html
来年の元旦に放送される かくし芸大会、最後に なってしまうようです。 お正月と言えば、かくし芸大会でしたが、 それが、終わってしまうんですね。 残念ですね。 ヤフーニュース 正月 番組 関連商品はこちら かくし芸大会
https://w.atwiki.jp/umaibou214/pages/47.html
来年の開催について 進行開始 来年は2月1日頃から順次事業の引継が予定されています。参加者の募集はそれよりも後になります。 参加者の募集時期 広報室に集計氏のtwitterアカウントを掲載しています。 twitter経由で告知されるとの事なので、興味のある方はフォローしておくと良いと思います。なお、普段は呟かないとの事です。 まとめWikiについて 管理作業が繁雑になる為、来年に関しては新しい本拠地へ移行する予定です。 実施する場合、トップページから改めて案内するかと思います。
https://w.atwiki.jp/kisuitosuuki/pages/59.html
あれから一日たって、ネビルが目を覚ました。 一番とばっちりだね。 まぁ、そんなこと言い始めたらセブルスが一番とばっちりなのかもしれない。 『やっほー。ネビル、お見舞い来たよー』 「禪!君こそ大丈夫なの?!」 クッキーとオレンジを籠ごと掲げてみせたら、逆に心配された。 『ん?もしかして、ロンかハーマイオニーに聞いた?』 「そう!どうして禪も無茶ばかりするのさ!」 『まぁ、私の場合は先生方と同じ立場で、守ることが義務でしたからね。ちなみに怪我などしていません』 さて、そろそろ気づかないだろうか。 「ぼ、僕!」 『ネビル。そろそろ声のトーンを落としてください。でないと――』 「そこ!お静かに!」 響くポンフリーの声。 『あー、遅かった』 続いてツカツカと彼女は歩み寄ってきた。 「もう少し、声のトーンを落として――あら、禪。来ていたのですか?」 『お久しぶりですポンフリー』 「貴女も危険な目にあったと聞きました。大丈夫なのですか?」 『見ての通り、無傷です』 「――貴女も一日ここで過ごしますか?」 『って、無傷!しかも昨日しっかりとスネイプ教授の監視付きで寝たので遠慮します!』 ほんとに、マジであのセブルスの心配症には困ったものだ。 まぁ、手ぇ出されなかっただけまし、かな。 「まぁ、あのセブルスが。そうですか……そう……」 『?』 「ああ、禪は気にしないでください。そう……あのセブルスが……」 そのままポンフリーは、ブツブツ言いながら去っていった。 なんなんだろう? 「ねぇ、禪。本当にスネイプ教授の部屋で寝たの?!」 ネビルが聞いてくる。 驚愕の顔をしていた。 『ま、まぁ?』 「何もされてない?!」 『大丈夫です』 それを聞いて、ホッとするネビル。 あはは、嘘です。 時、既に遅しです。 ただ、昨日だけに限ったら、真実です。 ちゃんと魔力大量消費したところを見て、セブルスは空気を読み切りました。 いやぁ、えらいえらい。 睡魔に逆らえないからうれしかったよ。 ネビルにちゃんと見舞いの品を渡し、ホグワーツの中を悠々と歩く。 校内は、”ハリーが除霊した!”という噂が飛び交っていた。 ……って、いつの間にハリーはお祓い屋さんになった!? あれかな、伝言ゲームとか見たく、いつの間にやら内容が変容してるんじゃ…… ちなみに皆が私に気づかないのは、ステルスモードを使用しているから。 大量消費した翌日に、魔法の行使とはしんどいかもしんないと思う。 でも昨日の魔力量だけでいけば、全体量の一割くらいしか使っていない。 連続使用……結構日頃からしてたから、まだマシなんだよね。 と、考えている内にセブルスの自室へと到着。 『セブルス~、ただいま』 「遅い。早く帰ってこいと言ったろう」 『これでも急いだんですよ?昨日の今日で、ステルスモード使って他の人から声かけられぬようにしてきたのに……』 「……それでも遅い」 むすっとした感じでいうセブルス。 え、それって? ええ?? マジでセブルスが丸くなり始めてる?!だと??! ……ま、今のところ私限定か。 いい傾向だよね。 『そう言えば、なんか噂がへんてこになってるんだけど……』 「どの様にだ?」 『なんか、ハリーがエクソシストになってて、例の人がお化け扱いだった』 「……ある意味で合っておるし、ある意味ではそうなってて欲しかったな」 セブルスが複雑な顔をする。 確かに、お化け状態の人をハリーを含めた私達が追い払ったのは間違いない。 だよね、セブルス。 まだ生きてますなんて、しぶとい人でない方がうれしかったんだよね。 ましてや好きだった人を殺した相手がまだ生きてるなんて、いやーな事実だからね。 『大丈夫、セブルス。ぶっ飛ばしてやるから』 「禪のその自信はどこから来るのか……」 『?だって、なんか負ける気がしないしね。マイナス方面なら、私の方が勝ってるって!』 「はぁ……(心配だ……)」 「また一年が過ぎた!」 アルバスじいちゃんの声が響く。 あの事件から既に一週間は経過しており、ロンやネビルもポンフリーから退院の許しが出ている。 ……ちなみにその後、無傷であったハリーがポンフリーに強制的に保健室で一日入院させらてたのだが…………。 ポンフリー含め、ホグワーツは心配性の塊だなぁ。 アルバスじいちゃんは皆に聞こえるように覚醒魔法でも使っているのか、結構隅にいても響く。 ちなみに私はグリフィンドールの最後尾にいた。 ああうん。 フィルチさんとかガン見してきてますけど、本当にそこでいいのかってくらいに見てきてますけど、いいじゃない。 後ろの方で見ていた方が、結構状況把握できるんだよ?? そのまま、アルバスじいちゃんはポイント結果を発表して行く運びのようだ。 うーむ、有名シーンってやっぱり、けたたましいって感じなのかな。 まぁ、今のところそれはスリザリンだろうな。 それよりも私は、早く目の前のモノを皿に盛りまくりたいのだが…… 「一同、ご馳走にかぶりつく前に、この老いぼれのたわごとをお聞き願おう」 あ、やっぱ待ったが入った。 しかも、こちらをチラリと見てる。 私の大食い(主に甘味)を牽制(けんせい)してるのか…………。 「何という一年だったろう。 君たちの頭も比べて少し何かが詰まっておればいいのじゃが……」 っていきなり、貶(けな)し? まぁ、心配症から出てる言葉なんだろうけど…… 「さて、新学年を迎える前に君たちの頭がきれいさっぱり空っぽになる夏休みがやってくる」 ですねー。 夏休みってそういうものですよねー。 「それでは、ここで寮対抗杯の表彰を行うことになっとる」 ん。 してってください。 「点数は次の通りじゃ。 グリフィンドール:五六五 ハッフルパフ:三五二 レイブンクロー:四二六 スリザリン:六五五」 うおおおおお! 結果に歓喜するスリザリン。 あ~。 けっこう原作から外れた点数だね。 百点以上違う。 って、スリザリンうるさい! ここは、クディッチの会場か! というか、テーブルを手ではなくものでたたくって、貴族系のハズのところが、行儀悪い!! 点数があまりにも大きくなっているのは、どうも私がイチイチ点をコマめに稼いでいたのに張り合っていた為らしい。 ……結局は、私の介入でもこういう状況になるのね。 「よーしよし、スリザリン。 よくやったと言いたいが、つい最近の出来事も勘定に入れればならんからのぉ」 そのアルバスじいちゃんの一言でシーンとなる一同(主にスリザリン)。 「駆け込みの点数がいくつかある。 では、読み上げるぞ?」 いつの間にやら作成されていた巻物を広げるアルバスじいちゃん。 点数は……九十点差か。 「まずは、ロナルド・ウィーズリー」 はい、主人公組のKY君ですね。 君はもっと雰囲気を掴めるようになってください。 某有名ファーストフード店公式キャラクターみたいな名前なんだから、ね? 「この何年か、ホグワーツで見る事ができなかったような最高のチェス・ゲームを見せてくれたことを称え、グリフィンドールに三十点を与える」 周りの人々が歓声を上げた。 双子なんかは、踊りそうになっている。 さすがは兄弟なだけあるね。 って、パーシーまで喜んでるよ。 この人はもうちっと視野と心の器を大きく持ってほしーいな。 そうしたら、ロンが尊敬してくれるよ?? 「次に、ハーマイオニー・グレンジャー嬢」 あ、”嬢”つけた。 「火に囲まれながら、冷静な理論を用いて対処したことを称え、グリフィンドールに三十点を与える」 ふむ、そこか。 まあ確かにあのロジックって、レイ○ン教授とかでも使ってる結構わからなくなる謎だしなぁ。 それを解いちゃったこともビックリだよ。 あれ解けなくてゲーム止まってる人もいるって話だよ。 「次に、ハリー・ポッター」 あ、皆シンと静まった。 どんだけ注目してんの。 「その精神力と勇気を称え、グリフィンドールに三十点を与える」 あー、そう言うしかないよなー。 実際に戦ったの私だし。 「並んだぞ!」 「でも、こういう時って先着であっちが一位よね?」 「だな。同点の場合、そうしているらしーからな」 「または、何かで勝負つけるんだろ?」 「じゃんけん?」 「運じゃないか」 「さすがの有名人なんも形無しだな」 うわー。 けっこう歓喜の渦という表現がぴったりなくらいに歓声もあるのに、これだよ。 結構、貶してるよ。 嫌だね~。 こういううわさに流れやすくって他人に使われていそうな人って。 もっと自分を大事に、自ら動きなさいな。 「勇気にも色々とある。 敵に立ち向かっていくのにも大いなる勇気がいる。 しかし、味方の友人に立ち向かっていくのにも同じ勇気が必要じゃ。 そこで、ワシは、ネビル・ロングボトム君に十点を与えたい」 おおおおおおおおおお! スリザリン以外から歓声が巻き起こった。 突然名前を言われたネビルは、最初きょとんとしていたが、次第に顔を真っ赤にしていく。 可愛い。 フツーに可愛いと思うよ、ネビル。 いつもの失敗癖が治れば、すぐにでも彼女ができそうな気がする……。 スリザリンは……一気にしーんとなった。 「して、最後は禪・蔡塔。 冷静に素早く問題を次々と解き、最速で目的地に着き、敵を打ち据えた勇気を称え、二十点を与える」 と、アルバスじいちゃんは締めくくった。 へ? グリフィンドールどころか、皆が私を探し始める。 やばー。 ステルスモードで隠れようかな? でも、あれだよね。 人の目あり過ぎて無理って話が……。 ん? あれ、なんか背後に気配がある。 後ろを振り向くと、セブルスがいた。 おおい! セブルスは、教員席にいるんじゃなかった?? てか、腐女子的においしいシーンなし?! 『どうしてこちらに?』 「また逃げるのかと思ったのでな、少し前に生徒側にいることにしたのだ」 『う、当りですけど、ちょい不審に思われるので、フィルチさんと一緒にいてください』 「逃げぬな?」 『……仕方ありません、ここは羞恥やらなんやら我慢して動きません』 私がそう言うと、セブルスは満足しフィルチさんの横へと行く。 セブルスが動いたのをハリーがばっと気配察知したのか、後ろを向いたため、皆が私を見つけてしまった。 うわー、なにこれ。 ちょい怖い。 スリザリンなんかからはスッゴイ鋭い目で見てくるし。 グリフィンドールからは、女神を見るように見てくるし。 レイブンクローとハッフルパフからは、やはりかみたいな視線が主だ。 「さて、ワシの計算が正しければ、飾りつけを変えなければならぬのぉ」 見かねたアルバスじいちゃんが助け舟を出すように、手を打って大きく両側へと腕を広げた。 すると、それが合図となっているのか、魔力の風が頭上を吹き抜け、飾りが緑と銀から赤と金へと変わる。 うーん、こういう魔法も教えてもらおうかな……。 視線にさらされながらも、私はいつも通りパンとサラダを取り、続いてデザートを食べ始める。 いついかなる時も食べる事ができなければ、負けるのだよ(あれ?なんにだっけ??)。 そんなこんなで食事を終えて、私はもう少し隔離されて魔力回復するべきと言われていたため、自室へと戻った。 ブオー 目の前で赤い蒸気機関車が出発の準備をしていた。 昨日、終業式だったから、まぁそうなるんだが……。 ちなみに部屋に帰ると、成績表を持ったセブルスが部屋の前で待ち構えてて吃驚したけどね。 どのタイミングで抜け出して待ってたんだよ。 ちなみに、他の人には、寮で返されたらしい。 しかもスリザリン以外は、監寮から返された(スリザリンは、あのヤンデレ先生ことシニストラ先生が返した)。 というか、その紙今ポケットに入れてるんだけどね。 「君は、帰らないの?」 思考の海におぼれていたら、ハリーが目の前にいた。 『ああ、私はダンブルドアの孫だからね。彼の傍が家なの。アルバスじいちゃんは今のところ、ホグワーツに住んでいるようだから、ホグワーツが家のようなものなの』 「いいなぁ……、ホグワーツが家だなんて食べ物も自由時間もあるじゃないか。僕なんておじさんの家に帰ったら、また狭い部屋に住む事になって、食事も少ししかもらえないし、手伝いもしなきゃいけないし、ダドリーの世話もしないと……」 『……いやいや、ホグワーツにずっといるのも大変だよ??始終、先生方の手伝いしなきゃいけないし、いろいろ調べ物を任されるし、おしゃべりとかしなきゃいけないし、来客がある場合は、その接待もしなきゃいけないし……』 「でも、狭くはないだろ?」 ため息をつくハリー。 そこまで言うとは、本当に家に帰りたくないらしい。 まぁ確かに、映画通りの状態ならば、嫌に決まっているな。 『ハリー、マグルに対しての魔法使いのルール知ってます?』 「魔法を使ってはいけない。見らえてはいけない。知られてはいけない」 『はい、正解。でもそれに、その親族は含まれないんですよ?ほら、ハーマイオニーのところとか考えてみてごらんよ。彼女、両親はマグルよ?という事は、納得とかしてもらうために一度は見せたことあるはずじゃない。なら、同じように”見せる”事はしなくとも、”匂わせれば”いいんじゃないかしら?”見せる”のは、大人だからこそできるやり方だって、アルバスじいちゃんが言ってたから、あえてそれで』 「……それって脅しって言わない?」 『そうとも言うわね。ま、試してみなさいな』 「…………うん、やってみる」 荷物は既に特急列車に乗っているらしい。 ハリーは、手を振った後列車に駆けてゆく。 まぁ、入れ知恵はこれくらいでいいだろう。 後は……餓死しなければいいなぁ……。 「禪!」 ん? 今度は誰だろう? 声のした方へ視線を向けると、ネビルとハーマイオニーがいた。 その後ろに意気消沈しているロンもいる。 え? なぜにロンはそんな状態になった? 『えっと、ロンどうしたの?ものすごく落ち込んでるけど……』 「禪、そっとしておいてあげて」 『?』 ネビルが同情しながら言う。 「そうよ、禪。ただ、親に成績表渡したくないだけだから」 高校まで付いてまわる”成績表は親に見せたくない”っていう、やつですね。 どの世界にもあるようだ。 『って、ハーマイオニー言っていいのかい?それ。というか、ハーマイオニーは成績良かったのでしょう?』 「もちろんよ!でも魔法薬と薬草学でケアレスミスしちゃって、満点にはなれなかったわね。順位も一位じゃなくて二位」 いやいや、二位ってすごいから! 初っ端から一桁台(ひとけただい)とは恐れ入る。 やはり、成績優秀なだけあるようだ。 「それでも、二位だからいいよ。ぼ、僕なんか四百三十二人中、百五十五位だよ?」 『あら、ネビル意外と頑張ったじゃない?結構上位よ?それ』 意外とネビルはやれば出来る方らしい。 原作では結構、順位が下の方だった。 「まぁ、禪もハーマイオニーも教えてくれたし……」 「それもあるとは思うけれど、ネビル、貴方って植物のことに詳しかったでしょ?だから薬草学で点を稼げたんだわ!」 『そういえば、いつもスプラウト先生のところ行ってましたね……』 確かに、主人公組交えての勉強会なんてものもした記憶がある。 けっこう皆スポンジのように覚えていってくれたので、教える側としては助かった。 なにしろ、覚えるのは楽だが、教えるとなるとちょっと上手くないのという私。 こういうところで、教師には向かんのよなぁ。 「そう言う禪はどうなのさ?」 ネビルが聞いてくる? 『ん?』 「”ん?”じゃないわ。順位よ順位」 あ、そっか。 別にいつもいる場所がどうのこうのって方じゃなくて、本題の成績の方ね。 『ああ、これですか、ハーマイオニー。あ、どうぞ見てもらっても構わないので、どうぞ』 「え、見てもいいの?」 ポケットに入れていたそれをハーマイオニーに渡す。 『どうせ既にスネイプ教授とアルバスじいちゃんには、見られていますので、どうぞ』 というか、手渡したのセブルスだったし。 アルバスじいちゃんは、その後で押しかけてきた。 孫バカだよね。 「ちょっと!これ!」 『どうしました??』 「貴女、一位じゃない!」 『みたいですねー』 「呑気に言って!どうしたらこうなるのよ?」 『いつも通りにして、とにかくケアレスミスしないようにしました』 ケアレスミスだけが怖いんだよ。 大半は覚えてるから、細部をある程度覚えてしまえばこっちのものなんだよ。 今は英語だからいいけど、日本語なら漢字が怖いんだよ。 おんなじ発音だけど、なぜか違う文字当てたりしてるから怖いんだよ。 英語のスペルの方が幾分か楽! 数学なんて、何度”二乗”つけ忘れたり、”マイナス”を途中でつけ忘れて泣いたことか! それに比べたら、ここはパラダイス! 「ウソでしょ、点数も満点……」 『うーん、まだ一年生だから先生方本気だしてないみたいなんです。だから、その点数とれたんですけど……』 「私、あんなに勉強したのに……」 『あー、えっとハーマイオニー。そう落ち込まないで。いろいろ引っかけもありましたし、ミスするのは仕方ないですから、ね?』 「そう……ね……」 ああ! ハーマイオニーまでもが暗く?! 『学年が上がってゆくごとに難しさが上がるのですし、来年頑張りましょう?ほら、先生方の傾向とかつかむのも、実は二回目のテストからといいます』 「……そうね。そうするわ!」 あ、元気戻ったみたい。 よかったよ。 『で、もしかしてとは思うのですが、ロンそんなに見せたくないんですか順位』 「ええ。どうもネビルより下の二百番台らしいの」 『どうしてそんなことに?!あんなにスラスラ覚えてたのに!!?』 「テスト直前に双子にビックリ企画で脅かされたらしいの。だから、答えが頭から抜けちゃったんですって……」 『うわぁ~。それは……可哀想だわ。何してんの双子……』 まさか、そういう事になっているとは…… 「禪~」 涙目でロンがこっちを見てくる。 うぁ……なんか子犬みたい…… 「どうしよう……ママに怒られる……」 父親より母親が怖いらしい。 『事情が事情ですし、素直に話して、納得してもらうしかないですね』 「でも、ママはそんなこと聞いてくれないかも……」 うわぁ~。 結構沈んでるよ。 ……………… ………………………… 『しかたない。ハグリッド!皓は?!』 プラットホームで見送りをしているハグリッドに声をかける。 「おお、禪か。皓ならほれ、そこの外灯に」 て、そんな場所にいるのかい!? あ、ほんとだ。 なんかデザインされてる金属部分に止っている。 『皓!おいで!!』 皓を呼び、肩にとまらせる。 即行でメモを書き、それを持たせて、飛びだたせた。 「禪、どうしたんだ?」 『ハグリッド、ちょいこの子らについて、キングクロス駅まで行ってくるわ』 「おいおい!お前さんはここに居ればよかろう!?」 『そりゃ、そうなんですけど、ロンがこの調子じゃねぇ……。それにハリーの現在の保護者の反応も気になるんですよぅ』 「……確かに。俺もそれは気になっちょるが……」 『でしょう?』 「禪の場合、車内販売かと……」 『若干それも気になるのは否めませんが、それは目的の端っこの位置です。サブミッションです。主な目的じゃないです』 やはり、私は甘党のイメージになっているらしい。 『さっき、皓にアルバスじいちゃんのところへ行ってもらったので、出発ギリギリで返事を持ってくると……』 「ああ。それで、皓なのか」 『他のふくろうでは間に合いませんからね』 皓は一番最速なのだ。 幸い、蒸気機関は出発するのに時間かかるし、出発しても初期加速がゆっくりだから、何とか間に合うだろう。 そんなことを考えて待っていたら、皓が戻ってきた。 その足にはなぜか庸が掴まれている。 『え、なんで、庸まで来たの……?』 庸を私の頭に乗せて放し、満足そうに肩に乗る皓。 アルバスじいちゃんの返事は、庸が銜(くわ)えていた。 『……』 「校長はなんと?」 『行ってきなさい、だって。あ、ついでにウィーズリー家について行ってもいいって。迎えに来てくれるらしいよ』 「そうか」 『じゃ、ハグリッド行ってくるね~』 「おう!気ぃーつけてな!」 無事に了解も得たので、そのまま機関車の乗車する。 『という事で、ロン。よろしく』 「禪、本当に家来るの?!」 『まぁね。双子は一発ずつ殴らなきゃ』 ゆっくり加速を始めた列車に揺られて、私は笑顔でそう言ったのだった。 次ページ:キングクロス駅→ウィーズリー家へ
https://w.atwiki.jp/kaiseibiology/pages/18.html
来年の採集で行きたいところ
https://w.atwiki.jp/wb30/pages/72.html
H22.12.30 10 15 もうすぐ2011年ですね。 地デジ化なんてまだまだ先だな~と思っていたら、来年になってしまいました。 この一年を振り返って見ると、まぁまぁいい年だった様に感じます。 クラン的にも、当初の目的通りゆる~く良い感じでやってこれたんじゃないかと個人的には思っております。 来年もこんな感じでやって行けたら俺的には満足です! 後来年は体に気を付けてってのをモットーに過ごしたいですね。 とにかく今年一年WB30のクラン員並びにその関係者の方々、どうも有り難う御座いました。 来年もよろしく御願い致します。 皆様にとって最高の一年になる様に願っております。 では良いお年を・・。 いいクランに入れて良い年でした。来年も宜しくです。 - けんp 2010-12-30 22 38 40 今年は - やすり 2010-12-30 22 41 24 今年は - やすり 2010-12-30 22 41 51 今年はありがとうございました&来年もヨロです!ナオさん良いお年を!!! - やすり 2010-12-30 22 43 10 こちらこそありがとうございました。あ、年が明けてしまったwww - ちょこ 2011-01-01 00 01 30 本年もどうぞ宜しくお願いします (_ _) - ちょこ 2011-01-01 00 03 02 思いっきり遅れましたが今年も宜しくお願いします - けん太 2011-01-24 14 17 18 おそっ!!ww - ナオ 2011-01-24 18 51 58 名前
https://w.atwiki.jp/83452/pages/16677.html
雑貨屋! 純「さてとりあえず梓のだけど……猫耳はもうあるしなあ」 憂「これは?犬耳」 純「どれどれ~」スチャッ 純「わんわん!」 憂「純ちゃんかわい~!」 純「そ、そう?」 憂「でも耳が4つあるみたいだね」 純「そこに触れちゃうのか……ていうかこれは憂のが似合うよ、ほれ」スチャッ 憂「わんわん!」 純「おお~、これヤバイぐらい可愛いね、似合う似合う」 憂「えへへ、そうかな?」 純「あ、これにしよう!……じゃ~ん、猫の尻尾!」 憂「想像したらすっごく似合いそうだけど……付けてくれるかな?」 純「そこは憂がお願いしたらイケるでしょ!はい次!奥田さんのもここで見つけちゃおう!」 憂「奥田さんかぁ~、流石にPCは買えないもんね」 純「だから周辺用品あげようと思って」 憂「うーん、何がいいのかな?キーボードとかって使い慣れてるのが良いだろうし」 純「これは?」 憂「これは……猫?」 純「マウスパッドだって!しかもヒーター付き!マウスパッドなら使い慣れとか多分関係ないだろうし」 憂「わっ、かわいい~」 純「でしょ?しかも今冬だしピッタリじゃない?」 憂「うんっ、これにしよう!」 純「よしじゃあ奥田さんのも決定だね!」 憂「……何かまた猫関連だね」 純「部長が悪いんだよきっとそうだ梓のせいだそういうことにしとこう」 憂「あはは……じゃあ次はスミーレちゃんのだね」 純「あ、実はスミーレのは当てがあるんだよ忘れてた。とりあえずここ出よう」 憂「はーい」 紅茶屋! 純「さて、スミーレにはここだよ」 憂「わっ、凄い!茶葉いっぱいあるね~」 純「いつもスミーレにはお茶淹れてもらってるし、茶葉も持ってきてもらってるからせめて葉っぱくらいは、ね」 憂「純ちゃん何でこんな店知ってるの?正直イメージと……」 純「言わないでよ……まあたまたま歩いてる時見つけたの」 憂「へぇ~、でもこれだけあると迷うね」 純「だよね……まあ店員さんにオススメ聞こうか。すいませーん!」 店員「はい、どうなさいました?」 純「店員さんオススメの茶葉、教えて欲しいんですけど」 店員「そうですね、でしたらこちらの茶葉などいかがでしょうか?こちらはですね~」 ……… …… … 店員「という感じなんですがいかがでしょうか?」 憂純「……」 店員「あの、お客様?」 純「え、あ、はい!じゃあそれで!」 店員「かしこまりました、ラッピングはどういたしましょう?」 憂「お、お願いします」 店員「はい、では少々お待ちくださいませー」スタスタスタスタ 純「……憂、今の説明、分かった?」 憂「……全く」 純「ま、まああれだけ熱心に薦めてくれたんだし外れじゃないよきっと!」 憂「そ、そうだよね!」 純「ふぅー、買った買った。これで次の練習の時にでも渡せばいいね」 憂「だねー、2人からってことになっちゃうけど良いのかな?」 純「いいのいいの!」 憂「これからどうする?何だかんだでもういい時間だけど」 純「そうだ!あれ見に行こう、クリスマスツリー!商店街に置いてるんだって!」 憂「またカップルだらけのところに飛びこんでいくね……」 純「手繋いでたら違和感なくなるって言ってたの憂でしょ、ほら、行こう行こう!」ギュッ 憂「あ、ちょっ……もう」 ツリー! 純「うわぁー、人、というかカップルが一杯だぁー、うわぁ……」 憂「だから言ったのに……」 純「まあまあ、でも綺麗だねー」 憂「うん」 純(しっかし) 憂「わぁー……」 純(こうやってツリー見てる憂の方が綺麗だと思ってしまうのは雰囲気にあてられてるせいなのか) 憂「ホント綺麗……」 純(私はノーマルのはずなんだけどなー……」 憂「? 純ちゃん何か言った?」 純「え、あ、ううん綺麗だなーって」 憂「さっきも言ってたのに」 純「いやツリー見てる憂が」 純(っておい私何言ってんだ!) 憂「え、あ、その、あ、ありがと……///」 純「う、うん……///」 純「そ、そろそろ行こうか!」 憂「そそそそうだね!」 憂純「……」 純(やばい気まずい何故こんなミスをやらかしたのか) 憂純「……」 純(何か打開する方法は……そうだ!) 純「あ、あのさ憂」 憂「な、何?」 純「えーっとどこだったかな……」ゴソゴソ 純「あった、はいこれ」 憂「これは?」 純「クリスマスプレゼント、欲しがってたのに忘れるない」 憂「ご、ごめんね?」 純「いいのいいの!開けてみてよ」 憂「う、うん……」ゴソゴソ 憂「これは、マフラー?」 純「うん、憂その唯先輩がくれたって言ってたマフラーばっかり使ってるからさ、予備にでも、と思って」 憂「そうなんだ……」 純「まあ使え!とは言わないけど大事にしてくれると嬉しいかな」 憂「うん……ありがとう、絶対大事にするよ」 純「そう言ってもらえると贈ったかいがあるよ。ホントは自分で作れたら良かったんだけどねぇ」 憂「あ、私にも純ちゃんからプレゼントあるんだ」ゴソゴソ 憂「はい、これ。開けてみて」 純「ほいほーい」ゴソゴソ 純「あれ、これって……」 憂「マフラーだよ」 純「だだ被りじゃん……」 憂「まあ冬だしね、頑張って作っちゃった」 純「え!?手作り!?私が出来なかったことをあっさりと……なんか負けた気分ー」 憂「でもあんまり作ったことないし失敗してるかも」 純「じゃあ着けてみよう、どれどれ……」 憂「」ドキドキ 純「……うん、長さも問題ないし凄くあったかい!ありがと憂!」 憂「えへへ、良かったー」 純「じゃあ今度こそそろそろ行こうか」 憂「うん」 憂純「」テクテク 純「しかし今日は楽しかったねー」 憂「良い息抜きになったねー」 純「プレゼントも買ったし」 憂「ツリーも綺麗だったしね……また行きたいなあ」 純「じゃあさ、また行こうよ。来年も一緒に」 憂「そうだね、来年はお姉ちゃんたちや梓ちゃんも一緒にね」 純「いや、そうじゃなくって2人で、さ」 憂「え?」 純「だめ、かな?」 憂「……また純ちゃんが誘ってくれるなら」 純「勿論、絶対誘うよ!」 憂「あはは、じゃあ来年もまたカップルの中に女2人だねー」 純「いいの!」 憂「そうだね、いっか!」 憂「あ、そうだ!純ちゃん今晩は早く家帰らないとダメかな?」 純「ううん、そんなことはないけど」 憂「ならうち来てよ、ケーキ作ったんだ~」 純「マジで!?行く行く!」 憂「おっけー、じゃあ行こっか!」スッ 純「うん!」ギュッ おしまい! 戻る あとがき よし終わった 正直勢いだけで書いた、今は反省している 見てくれた人メリークリスマス! 早く寝ろよ!
https://w.atwiki.jp/sorasouyo/pages/227.html
102 スポーツ好きさん sage 2008/12/08(月) 19 47 22 ID o9Q7qN5/ 45 名前:ABCラジオ[] 投稿日:2008/12/08(月) 19 03 27.25 ID K5vU50WU 「7回を抑えれば勝てる。だから球児は7回にした。」 「(金本に4番から外すことについて)もうそれはね、ないっていうか。 骨折や膝の具合もあったが。久慈のバットでセーフティーした。 今岡がセーフティーしたら怒るけど金本には怒らなかった。外す気はなかった。 ほっとした。真弓さんが困るやろな。いつかはそういう形になる。外す責任から逃れてほっとしてる。」 「つらいと思う。左で。風とか。風を振り切ってスタンド入れる集中力。 若い部分も見習ってる、すべての面で手本になってる」 「打っても三割ですから。失敗のが多い。」 「負けがこんでくると孤独。部屋に誰も来なくなる。勝ってるときは呼んでないのにくるのに」 「(監督やめたことに)後悔はない。少し前からそういう気持ちでいてた。 編成と話もしてたから優勝してたらやめなかった。 9月くらいに、これで勝てなかったら・・・いう気持ちになった。」 来年からどんでんABC解説者に
https://w.atwiki.jp/sakiyuriyuri/pages/168.html
975 名無しさん@秘密の花園 [sage] 2009/09/11(金) 03 32 06 ID S+AYGM67 Be 来年こそ東京に 今日は全国高校麻雀選手権団体戦の初日。清澄高校の出番が近づいていた。 彼女たちと戦った者たちも、それを見守っていた。 「いよいよ始まるね。清澄は勝てるかなあ・・。北海道の水曜学園が特に強そうだね。 他の二校も当然強豪だし・・・。どうなるのかなあ、透華」 「わたくしたちを倒したのですから・・こんなところで負けるはずがありませんわ」 時間は朝九時。龍門渕高校のメンバーたちが会場の客席にいた。 「俺は屋敷でのんびりテレビ観戦で十分だったのになあ。あ~眠い・・・」 「衣がどうしても応援に行きたいって聞かなかったからね・・」 衣は清澄の、いや、宮永咲の応援にどうしても行きたいと言っていたのだ。 一人でもいいから行くとまで言っていた。 「衣を一人で行かせると危ない・・・。最近は変な趣味をした者達が多いから・・。 誘拐されてしまうに違いない・・・やはり私たちがいないと」 「智紀・・・。まあ確かに衣は外見小学生だからね・・・」 そんな話をしていると、先鋒戦が始まった。 「あれ?もう始まったってのに衣、どこにいるんだ?」 「ホテルでまだ寝てるって。宮永以外、興味ないらしいよ」 あの大会の後、衣は咲と仲良くなった。それは透華たちにも良いことに思えた。 だが、何か別の感情が湧き上がってくるのも事実であった。透華が言った。 「衣がわたくしたち以外と親密になったのは良いことなのですが・・。 少し寂しいですわね。可愛がっていた子供が親離れしてしまうみたいで・・」 「透華・・。衣の母親みたいなところはあったけど・・一応同い年だからね・・・」 一が水を差すツッコミを入れた。しかし純までもがその話に入ってきた。 「俺も寂しいよぉ。衣のやつ、最近清澄の大将とすっかりラブラブだろ・・・? もうデートにも何回か行ってるみたいだしさあ。親離れどころじゃねぇよ。 俺は今まで大事に育ててきた愛娘が嫁いで家を出て行っちまうみたいに感じてるよ。 くそっ・・・!あんなやつにうちの娘を渡せるかっ・・・!」 すっかり落ち込んでしまった透華と純。一は少し呆れていた。感情入りすぎだ。 すると、純がいきなりこんなことを言った。 「衣も家を出て行っちまうし・・どうだ、もう一人子供作るか?透華母さんよぉ」 この言葉に透華よりも先に一が反応した。 「何を馬鹿なことを言っているんだい純!そんなこと僕が許さないよ! 透華と子作りしてもいいのは僕だけなんだ!僕が透華の将来の結婚相手なんだ・・・」 「じょ、冗談だって・・・それくらいわかるだろ国広君・・・。 悪かった、悪かったから手錠の鎖で首絞めるな・・・く、苦しい・・・」 「言っていい冗談と悪い冗談がある!そうだよね、透華! 透華も僕だけと夜の生活を楽しんでくれるよね!僕は透華好きのメイドだから・・ ベッドの中でも全力で奉仕させてもらう・・・」 一は愛する人の方を向いて言った。しかし、そこにその透華の姿は無かった。 「・・・透華はトイレ。あと、うるさい。しかも破廉恥。周りの迷惑」 「・・・・はい、すみません」 「く、くにひろくん・・・早く離してくれ・・・あ、意識が遠のく・・・」 目立ちたがりの透華がいなくとも、彼女たちは早くも目立っていた。 『ツモッ!ダブ東ドラ3、4000オール、先制だじぇ!』 さっそく優希の親満ツモ。だがまだ勝負は始まったばかりだ。 今、時間は午後一時半。中堅戦の一回目の半荘が終わった。 「キャプテン、清澄の竹井、かなり苦戦していますね。やはり全国は厳しいですね。 あの北海道の中堅藤村・・。あの人に和了牌もドラも食われて・・・。 運気まで・・・。全てを食い尽くされている感じがしますね」 風越女子のメンバーたちだった。風越のレギュラー格の選手は、 個人戦で全国に進んだ美穂子の応援と今後の勉強のために、という理由で 東京に来ていたのだ。彼女たちも清澄の応援に会場に来ていたのだ。 「ええ。藤村さんはまるで魔神ね。でも・・竹井さんがこのまま終わるはずがないわ。 まだ目が死んでいない。諦めていない。絶対何とかなる。」 美穂子の視線は画面の久に釘付けだった。それを見た部員たちは思った。 「・・・これは池田先輩来なくて正解でしたね・・・」 「うん。キャプテンのあの様子を見たら・・・」 「華菜ちゃんきっとショックを受けるだろうからね・・・」 実は華菜は東京には来ていなかった。当然華菜にも東京行きの話はあったが、 『華菜ちゃんは東京には来年実力で行くし!この風越のキャプテンとしてね! だから今回はこっちに残ってパワーアップしてるし!もっと強くなるし! その方がきっとキャプテンも喜んでくれるから・・あ、おみやげ忘れないでね』 そんなセリフを言い、華菜は長野に残っていたのだ。 「竹井さんはね、三年生の今になるまで団体戦に出場するメンバーすら集められなかった。 でも、何があっても諦めなかった。だから今ああして夢の舞台にいるの。 三年も待ったんだから・・・いくら相手が自分より何枚も実力が上でも、 それぐらいじゃ簡単に諦めたり降参する人じゃないのよ」 「は、はぁ。そうですか・・・」 「あなたたちもまたレギュラー争いが始まる。スランプになったり悩むこともあると思う。 でも、何があっても絶対に諦めないで、頑張ってね」 「「「はいっ!わかりました!頑張ります!」」」 吉留、文堂、深堀の三人ははっきりとした返事をした。 『ロン!リーチドラ2、5200。勝負はこれからよ、魔神』 再開された中堅戦。久の反撃が始まった。 「あ・・・キャプテンの言ったとおりですね・・・」 「(頑張って竹井さん・・・陰ながら応援しています・・・負けないでください)」 場所は変わり、長野県、風越女子高校麻雀部の部室では・・・。 「オラァ池田ァ!馬鹿かオノレは!なんでそこでそれを切る気になるんだボケが!」 「ひっ!す、すいませんコーチ・・・」 華菜は久保コーチと二人きりで特訓に励んでいた。 今は夏休みで、今日は練習も休みの日。だが華菜は自主的に練習に来ていた。 「コーチ・・何でキャプテンの試合見に東京へ行かなかったんですか・・・」 「今年はもう終わった、来年だ来年!どうせ来年もテメーが大将になるんだろうが! 今からビシバシやらねえと間に合わねーんだよ!個人戦なんか知るか!今はお前だ!」 「そんな・・・どうして私なんかにそこまで・・・別に結構だし・・・」 華菜が呟くと、久保は華菜の顔は見ずに話を続けた。 「池田。お前はまだ未完成なだけだ。お前が一皮剥ければどんな奴にだって負けるもんか。 お前の何があっても折れない闘志と根性・・・。いまどき珍しいよ。 そんなお前が最強になるところを・・見てみたいんだよ」 「コーチ、買い被りです。私は単なる馬鹿です。この二年でもうわかったじゃないですか。 私のせいで二年連続予選負けで・・コーチが色々陰口を言われているのも知っています。 それなのにどうして・・・今日だって休みの日なのに・・・」 そんな華菜に久保はやはり華菜の顔は見ずに答えた。 「そうかもな。お前はただの馬鹿かもな。でもそういう奴のほうが面白いんだよ。 福路なんかは完璧すぎて教えることが無いからな、少しつまらないんだよな。 その点池田、お前は最高だ。今まで教えてきた連中の中でお前が一番楽しい。 お前が麻雀打ちとして、人間として成長しているのを見るのが本当に嬉しい。 その喜びに比べりゃ、陰で何言われてようがそんなもん何でもねー。 仮にそのせいでクビになろうが、後悔なんかちっともねー。上等だよ」 「コーチ・・・・・・」 「それにお前はかわいいし、本当はもっと優しく接してやりたいんだが・・・。 福路みたいにお前のことを下の名前で呼んでみたいってずっと思って・・・」 久保はそこまで言うと、はっと我に返った。そしていつもの怒鳴り声を上げた。 「って何言わせてんだ池田ァッ!調子乗ってんじゃねーぞドブ猫がっ!」 「え!?私ですか!?私は何も・・・」 「やかましい!口答えするんじゃねー!練習再開だ!徹底的にしごいてやるぞ!」 「はい・・(やっぱり変な意地張らないでキャプテンの応援に行けばよかったし・・・)」 「あと池田!今日お前昼メシおにぎり一個だったよな。そんなんで腹いっぱいに なるわけねーだろ!明日は私が弁当を作ってきてやる!覚悟しておけよ!」 「は、はい!覚悟して待ってます!」 時間は午後三時。この師弟コンビの特訓はまだ続く。 『ツモ、リーヅモピンフ三色裏2、跳満です』 二人がいる部屋のテレビの中では、和が徐々に覚醒しつつあった。 「あ~いい湯だった・・・生き返るなあ・・・」 ここはとある温泉宿。鶴賀学園の五人は、麻雀部の強化合宿だといって旅をしていた。 三泊四日の大旅行だった。今はその三日目だったが・・・。 「ワハハ・・・明日でこの旅も終わりか・・・明日は海にでも行くか!」 「そうっすね!加治木先輩と一緒に泳ぐ練習しないといけないっすからね!」 「い、いや・・・確かに約束はしたが・・・やっぱりやめにしないか?モモ・・。 ほら、釣りでもいいじゃないか。貝殻とか集めるのも悪くない・・・」 「往生際が悪いですよ加治木先輩。桃子と頑張ってください」 「溺れて死んじゃわないように気をつけてくださいね~」 話をしていると、早速おいしそうな料理が運ばれてきた。 「おいしそうですね!いただきま~す!」 「ワハハ、佳織、食うの早いぞ。でも確かに美味そうだな」 「ご飯食べたらもう一回温泉入ってその後は卓球したいっすね!」 「そうだな・・・でも何か忘れているような・・・」 ゆみがそう言うと、皆、確かに忘れていることがあるけど思い出せないといった。 そんな中、睦月が呆れた顔で言った。 「・・・麻雀ですよ。強化合宿とか言って、まだ一回もやってないでしょう」 全員、思い出した。遊びかまけていたせいで、一番大事なことを忘れていた。 「・・・・ワハハ、まあいいんじゃない?今日は卓球ってことで」 「ですよね。津山さん、早く食べないと冷めちゃいますよ?」 「・・・・・・・・・・・・」 睦月は脱力した。こいつら、大丈夫なんだろうか、と思った。 「先輩、今日は先輩と一緒の布団で寝たいっす。いいっすよね?」 「な、何馬鹿なことを・・・今日は特別だぞ、モモ」 この二人も自分たちだけの世界に行っている。何とか話を戻さなくては。 「そういえば今日は全国大会の初日ですよね。もし私たちが勝ってたら今頃・・・」 「おいおい睦月。そこで負けたから今こうやって皆で旅行に来れたんだろう?」 「個人戦も全員敗退だったしな・・・。ま、当然の結果ではあったがな。 だが蒲原の言うとおりだ。津山、いいように考えよう」 「津山先輩だって散々遊んで楽しんでたじゃないっすか。麻雀の話はおしまいっすよ」 「津山さん、それ食べないなら、もらってもいいですか?」 睦月は思った。こいつら何を言っても無駄だな。麻雀の練習する気ゼロだな。 でももういいか。確かに私も楽しかったし、もっと楽しむことにしよう。 「そうですね。私ももっと気楽に生きることにします。・・・ちょっと席を立ちます。 あ、佳織、私の料理、手をつけるんじゃないぞ」 睦月はそういって席を立ち、旅館の店員と話をしていた。 「すいませ~ん、生ビールを一本・・・」 「それは楽しみ過ぎだろ睦月~!自重しろ~・・・」 『お前があの天江衣を破った宮永咲か・・・。確かに強そうだな。だけど負けられないよ。 鈴井さんと嬉野さんはもう三年、今回が最後の大会なんだ・・。 だからこの北海道のスーパースターがお前を倒す!』 『私だってお姉ちゃんに会うまでは負けるわけにはいかないんです。 それに、原村さんや衣ちゃんとも約束したんです。優勝するって。絶対勝ちます』 旅館のテレビでは、咲と相手の大将の睨み合いの様子が映し出されていた。 これからついに大将戦が始まる。あと半荘2回で、全てが決まる。 『試合終了―――!!』 試合は終わった。劇的な幕切れでの決着だった。 「凄かったね、あれは・・・」 「ああ、凄かった。俺たちもまだまだだな」 龍門渕のメンバーたちは皆で感想を語っていた。すると、衣が言った。 「来年は・・・また代表として、皆でこの東京に来たいな」 「そうですわ!よく言いましたわ、衣!わたくしたちも特訓ですわ! そして、来年こそこの東京で全国制覇を成し遂げましょう!」 彼女たちの思いは早くも来年に向けられていた。 「コーチ・・・あんな決着・・信じられないですね」 「ああ、今のお前じゃまだあの中で戦うのは無理だな」 華菜と久保も、テレビでその結末を見守っていた。 「キャプテンたちも見てたんですかね・・」 「ああ。いい刺激になったと思うぞ」 「コーチ、私、来年こそ頑張るし!コーチを東京に連れて行くし!」 「・・・嬉しいこと言ってくれるじゃねーか池田。おっと、もうこんな時間だ。帰るぞ。 明日もビシバシやってやるからな、今日はゆっくり休めよ、池田ァ!」 華菜は、久保の運転する車で、家へと帰った。来年の勝利を誓いながら。 「優勝はユミちんに決定~!いや~強いなあ、ユミちん!」 「かっこよかったっすよ!麻雀も卓球も先輩が一番っすね!」 「ありがとうモモ・・・ん?テレビで麻雀の試合やってるぞ・・・ ってもう終わってるじゃないか。しかも清澄の試合だったのか!」 「・・・。私たちも来年のこの時期は東京に行きたいですね・・」 睦月がぽつりと言った。だが、やはり他の者に真意は伝わらなかった。 「東京?ワハハ、この間行っただろ?お台場とか・・。それより海外行きたいな!」 「私はアラスカでオーロラを見たいです。智美ちゃんもずっと見たがってましたし」 「私は北欧に行きたいっす!ま、加治木先輩とならどこだっていいっすけどね!」 睦月は唖然とした。佳織と桃子、この二人本当に来年も麻雀部に残ってくれるのか? 頼みの綱は加治木先輩だけ・・・。と睦月が思っているとゆみは言った。 「私もモモと一緒ならどこでもいいぞ。お前が一緒ならどんな試練にも勝てる・・。 たとえ泳げない海の中でも、お前がいてくれれば勇気が沸いてきそうだ・・・ ずっと一緒だからな、モモ・・・」 やってらんねーや。 睦月は一人、残っていたビールを飲み干した。
https://w.atwiki.jp/ningenbyouin/pages/164.html
世代別価値観早見表と関連しているかもしれない。 症例 「XXさん、年いくつ?」と聞かれた時に「来年、yy」と来年の誕生日後の年齢を言う。 トクマス研究員は26歳の頃に発症した。1の位が 6 というのに花がないので、使いたくなかった。 57,58歳で「もうすぐ還暦」と言う。 番組 第077回 自分の年歳、来年の歳で言っちゃう病
https://w.atwiki.jp/kubo-zemi/pages/1203.html
トップページ 新聞論評 新聞論評 2009 新聞論評 20091214 this Page 2009年12月14日 締 切 新聞論評 学籍番号1914086 氏名 白神香織 1.新聞情報 見出し 羽田―米国便 来年10月から 新聞名 日本経済新聞 朝刊 発行日 2009年12月13日 面数 3面 2.要約 日米政府が12日、両国の航空会社が路線や便数を自由に決められる航空協定を結ぶことで基本合意したことで、羽田空港と米国を結ぶ路線が2010年10月から新設される見通しとなった。(87文字) 3.論評 日米間の航空路線はこれまで路線や便数を自由に設定できるのは日米3社ずつだけだった。日米の航空自由化(オープンスカイ)協定が予定通り来年10月に発効となれば、両国の航空会社はどの社でも日米間をまたいで自由に航空機を飛ばせるようになる。 協定によって、日米の航空会社は運航ダイヤや料金設定で連携を強めることも可能となる。運航ダイヤの補完効率が高まれば、運賃を下げる余地が生まれる。 2010年10月に新しい滑走路ができる羽田空港では、深夜・早朝に発着する国際定期便の枠を設ける計画している。日米の政府間協議ではこれに併せて、両国航空会社の国際発着枠を1日4便ずつにすることを決めた。 発着枠に余裕がある関西や中部など地方の国際空港では、航空自由化で米国の航空会社をさらに誘致できるようになる。旅客便だけでなく、米国から日本を経由してアジア諸国に向かう貨物便なども取り込めれば、空港経営の改善へとつなげることができる。(403文字) 4.コメント 名前 コメント すべてのコメントを見る