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読 み : ハヤシチョウ 典 拠 : 江戸町づくし稿 種 別 : 地名江戸 ジャンル : 時代小説 著 者 : 池波正太郎 イケナミショウタロウ 元本(頁/行) : 鬼平犯科帳4(93/1) 調 査 : 伊関
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補足として、大体の場所には七不思議の立て看板が設置してある。また、大横川親水公園には七不思議のレリーフがある。 - 通りすがり 2015-12-21 20 59 44
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読 み : イシハラシンマチ 典 拠 : 日本歴史地名大系13 種 別 : 地名江戸 ジャンル : 時代小説 著 者 : 池波正太郎 イケナミショウタロウ 元本(頁/行) : 鬼平犯科帳18(184/8) 調 査 : 宍戸
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その七 足洗い屋敷 両国のある屋敷では、深夜になると突然「足をあらえ~」 といって 大きな血まみれの足が天井から降りてくる。 屋敷中の下女が集まってきれいに足を洗ってやると、 そのまま天井裏へ帰っていく。ところが、そのまま足を洗わずにいると、 夜が明けるまで屋敷中を暴れ回ったということだ。 その屋敷は、この界隈では有名だった。雇っている女中の数が、ずば抜けて多いのだ。 いっそ女屋敷といって差し支えないほど、その屋敷の使用人は女性ばかりだった。 ある一時期、巷の女だけの間をかけめぐった噂により、女たちはその屋敷に勤めたがったのだ。 世代や年齢、婚歴を問わず、界隈のあらゆる女が女中を希望して門をたたいていた。 そして一度女中を務めた女は決して、その屋敷を離れようとしないのであった。 あまりに女中の数が増えすぎたため、一人のお勤めは月に一度しかなかった。 それでも、最低5人の女が毎日屋敷で働いていることになる。 女たちは朝早く屋敷に出勤し、女中としての仕事をつとめる。仕事は屋敷の主人が床につくまで続く。 夜更け。寝静まった屋敷の一間に、屋敷の女中が集まっていた。 年端もいかぬ少女から豊満な体の人妻まで、年齢も境遇もまちまちだ。 一番年若い床掃除を担当する少女はまだ11歳、髪を肩口までに切りそろえた物静かな女の子だ。 背は年頃にしては低く、4尺5寸ほど。体もまだ未発達で、腰回りはくびれもない。 今日が初めての仕事で、今もまだ緊張しているのか、少しおびえた様子だ。 続いて若いのは風呂釜の番を務める活発な17歳。軽く外はねした髪は肩を覆うほど。 背は5尺ほどで、年のわりに胸は薄い。細身の体つきをしている。 煮炊きが仕事の娘は、風呂釜の娘と同い年。寺子屋からのつきあいだ。やや赤毛の腰まで届く直毛。 背は5尺5寸と高く、ふくよかな体つきで巨乳、むっちりとした男好きのする尻。 明るく元気な風呂釜娘とまじめで冷静な煮炊き娘は女中にも慣れているのか、二人で雑談をしていた。 波打つ髪を尻尾のようにひもでくくった24歳の女は、屋敷の主人のお付き役である。 もともと主人の藩邸で働いていた彼女は、先日この屋敷に連れて来られたばかりだ。 胸は手のひらにおさまるつつましい大きさで恵まれた体つきとは言い難いが、彼女から漂う ほんわかとした空気は自然と男の目を引き付ける。しかし当人は年頃にもかかわらず恋愛経験もないようだ。 女中が集まっているこの異様な雰囲気に首をかしげつつも、生来の呑気さが勝ってこの場に座っている。 もっとも年齢の高い32歳の女性は、調理場の長を任せれている一児の子の母である。 髪は短く切りそろえられた内巻き、乳飲み子がいるせいかこの場でもっとも大きな乳をもつ。 女中としても古株で、この屋敷に女性が増える前から働いていた。 目を閉じ、落ち着いた雰囲気で座っている姿には、どこか威厳が漂っている。 集まった女たちは思い思いに時間をつぶし、まるで何かを待っているようだった。 女たちが集まってから半刻ほどがたち、更待月が地平線から姿を現す頃、その声は聞こえてきた。 「・・・・・・・・・・」 地の底から聞こえてくるな太い声が、部屋の中に静かに響き渡る。 すると女たちは、待ってましたとばかりに縁側に続く障子を閉め、着ている服を脱ぎ始めた。 お付きの女だけは何が起こっているかわからない様子だが、深く考えず周りにあわせていた。 女たちが服を脱ぎ終えた頃、声はいつしかはっきりと聞こえるようになっていた。 「アレ洗えぇぇぇぇぇぇぇ・・・・」 お付きの女は再び首をかしげた。何が起こっているのか、まったく理解が追いつかない。 風呂釜の娘と煮炊きの娘は立ち上がると、何かを探すようにあたりを見回し始めた。 その眼は期待に満ち、頬は紅潮し、舌なめずりをせんばかりだ。 床掃除の少女は少しばかり迷っているようだったが、突然意を決したように部屋の中央に立った。 調理場の人妻は、うつろな目で部屋をウロウロし始めた。胸と秘所を隠すように手を当てているが、 秘所にあてた指は規則正しく動き、ときおりあうあうと言葉にならない声をあげている。 周囲にばれないよう密かに自慰をするその姿からは、先ほどまでの威厳はみじんも感じられない。 「アレ洗えぇぇぇぇぇぇぇ・・・・」 二度目の声が響き渡ったその刹那。畳張りの床から突然、何かが突き出してきた。 お付きの女が驚いて見ると、床から突き出してきたそれは、どうみても男根である。 それも一本や二本ではなく、10か20か、一目では数え切れぬほど飛び出してきた。 床から生えた男根は、かたちも大きさも様々だった。ゴツゴツと節くれだったもの、皮に包まれたもの、 赤黒いカリが傘のように開いたもの、先端が錐のようにとがったもの、竿に毛が生えたもの、 長いもの短いもの、太いもの細いもの、一つとしておなじものはない。 しかし唯一すべての肉棒に共通することは、どれも一様に白い垢でよごれ、 男臭い異様なにおいを放っていることだった。 あまりに常識から外れた出来事に、お付きの女は腰を抜かした。 しかし、ほかの女の反応は違った。 床掃除の少女は近くに生えた肉棒のひとつに怯えながらも顔を近づけると、おずおずと舌で肉棒の垢を落とし始めた。 少し皮のかぶったその肉棒の先を、亀頭と皮の間に舌先を差し込みながら丁寧に舐めはじめる。 皮の間の汚れを舐めとると、続いて少女は小さな舌をいっぱいに伸ばし、ちろちろと竿の汚れを舐めとっていく。 はじめはやや抵抗のある表情を浮かべていた少女だったが、竿を舐めはじめたころには肉棒に夢中になっていた。 初めて強烈な男の匂いに鼻を犯されながら、少女の女の部分は発情をはじめ、湿り気を帯びていた。 ついに少女が口いっぱいに肉棒をほおばり、口中でぎこちない舌の動きながら亀頭をくわえ始めたころには、 興奮した少女の右腕は自分でも気が付かないうちに自分の蜜壺をいじり、 いまだ誰の侵入も許したことのないその場所に男の竿を受け入れる準備を始めていた。 風呂釜と煮炊きの二人の娘は、お互いに競い合うように肉棒をしゃぶっていた。 「自分のほうが早くしゃぶることができるッス!」 風呂釜の娘はそういうと、首を大きく動かして大胆に肉棒を吸い上げた。 喉の奥まで使った大きな動きに加え、頬がへこみジュボッと音がするほど強烈な吸い上げ。 さらに口中で舌先を巧みに使い亀頭を刺激することで、娘のくわえていた肉棒はあっという間に達した。 「ふふん、どうッスか!?」 娘は肉棒から口を離し、しばらく口の中でくちゅくちゅと精液を味わうと、舌先に精液を乗せて煮炊きの娘に披露した。 「ふん、でもお前にはこんなことできないだろう?」 対抗心を燃やした煮炊きの娘は、腕で巨乳を寄せあげ谷間を作ると、床から生えた肉棒をしごきあげた。 柔らかな胸の谷間でしごきあげられ、肉棒はギンギンにそそり立った。 肉棒から伝わる鼓動にその限界が近いことを感じた娘は、口をおちょぼ口につぼめると、亀頭を思い切り吸い上げた。 ずぞっずぞぞぞぞぞぞっと下品な音を立てた吸い上げに、肉棒はたまらず娘の口の中に精液を放った。 「どうだ、あたしのほうが多いぞ」 まだ精を放出している最中だというのに最後の一滴まで絞り出すかのように巨乳で肉棒をしぼりあげると、 煮炊きの娘は口いっぱいの精液を風呂釜の娘に自慢した。 調理場の人妻の動きは早かった。近くに生えてきた肉棒に飛びつくと、脇目も振らずにしゃぶり始めた。 砂漠で飲み水を見つけた旅人もかくやという勢いで肉棒の一つを吸い上げると、大きく鼻から息を吐いた。 人妻の鼻腔は男根の汚臭で充満し、あまりに強い臭いに目は潤み口からはよだれが垂れる。 それでも人妻の鼻息は止まらず、時折フゴッとみじめな音を立てながら、よだれまみれの肉棒をくわえたまま動かない。 肺の中まで男根の汚臭に犯されたのではないかと思えるほど深呼吸を繰り返すとようやく少し落ち着いた人妻は、 手近な肉棒を二本つかむと、三本の肉棒を交互にしゃぶりはじめた。 左の肉棒から右の肉棒へと、次々にしゃぶる対象を変える人妻の首の速さはあまりにも早く、 目の前の三本の肉棒を必死にしゃぶり続ける。さらに快楽を追う人妻は、 四つん這いのまま股ぐらで一本の肉棒を床に押さえつけ、腰を前後に動かし始めた。 自分の肉ひだと下の毛で包み込むように肉棒をすり上げるその動きは、 肉棒の滓を落とすというよりも肉ひだに少しでも精を集めようとしているようだった。 幾度目か腰を動かしたとき、肉棒のカリがピンと立っていた人妻の肉芽に触れた。 人妻は大きく呻くと首の動きを止め、腰を浮かしてびくんびくんと数度か震えた。 だが、すぐにまた肉棒への奉仕をはじめるのだった。 お付きの女は動けないままだった。先ほどまでの異様な空気、みんなこうなることを知っていたのか。 屋敷に来て日が浅いお付きの女はしかし、すぐに考え直した。 ほかの三人はともかく、掃除の少女は今日が初仕事のはず。このような怪異、知っているはずがない。 動けないまま呆然とへたり込んでいたお付きの女だったが、徐々に部屋の空気に充てられてきた。 女盛りの24歳、むせ返るような男臭を浴び、徐々に脳が痺れて来ていた。 女は首を振って邪な考えを追い払うと、そばで丸まって肉棒にしゃぶりついている風呂釜の娘に尋ねた。 「これは・・・・・・何が起こってるの?」 「あれ?知らないッスか?これは『アレ洗えの怪』ッス。」 娘の説明では言葉が足りず訳が分からなかったが、 娘はそれ以上説明しようともせずすぐまた肉棒に向き合ってしまった。 しかたなく、今度はそのとなりで乳を寄せている煮炊きの娘に尋ねると、娘は煩わしげに答えた。 「肉棒の怪異だ。江戸じゃ知らない女はいない。」 そしてまた肉棒をいじろうとしたが、思いついたように顔を上げてこう続けた。 「この精液、スゴイんだよ。男なんか忘れられるぜ。」 無我夢中でしゃぶりついている他の4人を見て、お付きの女は思った。 早く逃げなければ。こんな異常な場所にこれ以上いてはいけない。 床に点々と生えた肉棒。肉棒の快楽に溺れる女たち。鼻から脳まで犯すような臭い。 女は立ち上がろうとした。しかし、腰が抜けていて動けない。 肉棒が点在している床、這って逃げることはできない。どうやって逃げれば・・・ 女が混乱で考えをまとめきれずにいると、どこからか声がした。 「アレ洗えええええええええええええぇぇぇぇぇぇ・・・・・・・」 呻くような野太い声が部屋に響いたかと思うと、突如、お付きの女の周りの肉棒が触手のように伸びあがった。 触手はぐねぐねとうねりながら女に絡みつき、見る間に四肢の自由を奪ってしまった。 「イヤッ!!イヤァァァァァァァァ!!」 弾力のある触手は、一本一本が生きているように脈打ち、熱く漲っている。触手同士が亀頭から放出される先走り汁を 擦り付けあい、ヌメヌメとした不快な感触になっていた。 感じたことのない感覚に生理的嫌悪を覚えながら、女はなんとか抜け出そうともがいた。 しかし、もとより腰が抜けて動けなかったうえに、触手に絡め取られた四肢は完全に地面を離れ、体を捻ることも難しかった。 女が不毛なあがきを繰り返している間に、触手たちは次の行動に移っていた。 白い残滓にまみれた肉棒の触手たちは、もがき続ける女の腕に自らを擦りつけ、垢を落とそうとしていたのだ。 当然、女の体には不快な臭いのする精滓がこびりついていく。女の腕は、見る見るうちに白く汚されていった。 女はようやく触手たちの動きに気付いたが、どうすることもできない。体をよじって触手から逃れようとするばかりだ。 しかしその些細な動きは触手たちの興奮を煽るばかりの逆効果であり、女の腕にはどんどん触手が集まる。 あまりの不快さに身をよじるばかりの女は、真っ白になっていく頭であることに気がついた。 腕が、つまり触手の白い汚れがついた部分が、まるで性器のように受ける快感が増していくのだ。 今や、女の腕は性器と同じ、いやそれ以上の快楽を生み出す器官へと変貌を遂げていた。 自由を奪うために絡みついていたはずの触手は女の腕をしごきはじめ、女は徐々に高みへ打ち上げられていく。 腕で・・・腕でイッちゃうッーーーー!! 女がまさに絶頂を迎える寸前、触手たちは女の腕をしごくのをやめ、次の目標を脚へと定めた。 太ももといわずふくらはぎと言わず、もともと性器に近く敏感な部位だったところを、さらなる性感帯へと高める。 女が再度絶頂を迎えようとすると触手の動きは止み、落ち着いてくるとまた刺激を始める。 そうしているうち女の四肢すべてが性感帯と化すと、触手たちは女の拘束を緩め、床へと解放しはじめた。 快感のあまり朦朧とし、ともすれば自分から触手を受け入れかねない思考の中で、女は疑問を感じた。 なぜ・・・なぜ今私を解放するの・・・? 女の疑問はしかし、両足が床についた途端氷解した。同時に、女の理性も崩壊した。 「ヒイィィィイイイイイイイイィィィィイイイィィ!!」 足が床と擦れたその摩擦で、触手たちに散々じらされた女はあっけなく達した。 幾層にも汚滓にまみれたその足は、陰核にも劣らない圧倒的な快感をもたらす器官へと変貌していたのだ。 あまりの快楽に耐え切れず膝をつく女。しかし、その膝の摩擦にも女の理性は絶えることができない。 無限に続く快楽地獄に、女は悲鳴をあげて床をのたうった。そののたうちすらも、更なる快楽を生み出す。 イキ続ける女は、最後の力を振り絞って背中を床につけた姿勢のまま、両手両足を高く上げた。 部屋の空気の動きで少し切なくなってしまうものの、これで快感からは逃れられる・・・。 女の判断は正しかった。両手両脚から生まれる快感から逃れるには、この体勢を取る他はない。 大股開きで無抵抗にも腹を晒したこの姿勢を、触手たちが見逃すはずがなかったとしても。 「うわあああああああああぁぁぁぁぁぁあああ!?」 触手たちは、すでにビショビショになっている女の秘所に、さらに快感を高める白い垢を塗りたくった。 女の陰核は痛いほど勃起していたが、垢によりさらに快感は増していく。女の肉ひだは真っ赤に充血し、 風がそよいだだけで達するほどに敏感になっていた。 幾度とない快感に両足を投げ出し、震える両手で自らの秘所を開きながら、ついに女は懇願した。 「わたしの・・・わたしのお、おマンコに・・・チンポ!!おチンポぶちこんでぇぇぇ!!」 刹那、一際太い触手が女の秘所を貫いた。 「おほお゙お゙お゙お゙お゙ぉぉぉおおおおおおおおんんんぅぅ!!!」 人間とは思えない奇声をあげた女は、体を反らして触手を迎え入れる。 「ダメぇええ!!あ゙ひっ!!!わたしの体!!ゔほぉぅ!!触手のものにぃ!!!な゙るぅ!!!」 一突きされるごとに喉から悲鳴を上げながら、女の絶頂はとどまることを知らない。 腰は不自然なほどガクガクと動き続け、目はあさってを見つめている。 「あたしぃ!!触手のぉ!!!触手の肉便器ぃ!!!だから出して!!!!膣内にちんぽ汁くださいいぃぃ!!! 孕む!!!触手の子産むから!!!くっさいちんぽ汁であたしの頭真っ白にしてぇぇぇぇぇええ!!!!」 触手は不自然に膨らむと、女の膣内へ白濁液を放出した。人間ではありえないその量は女の膣内には収まりきらず、 逆流した白濁液は触手と肉びらの間から零れ落ちた。 「ひぃぃぃ!おまんこ!!おまんこ壊してぇぇ!!あたしの体ぐちゃぐちゃにしてぇぇっっ!!」 肉棒を舐めていた床掃除の少女は、触手に堕とされたお付きの女から目が離せなかった。 人間は、女はあんな風に叫ぶことができるのか。あんな風にされたら、自分はどうなってしまうのだろう。 少女は、急に目の前の肉棒が恐ろしくなってきた。 意を決したはずだった。町でうわさを聞きこの屋敷で働き始めたのは、性に興味があったから。 将来大切な人に捧げなければならない初めてを失ってでも、快楽に溺れてみたかった。 でも、こんな風になるなんて聞いてない。自分の想像していたのはもっと甘く、優しく、とろけるような。 誰にも言えない秘めた想いは、夢は、幻想は。目の前の現実に簡単に打ち砕かれた。 心に臆病風が戻ってきた今は、先ほどまで夢中でしゃぶっていたはずの肉棒がただ恐ろしかった。 肉棒から少し顔を離し、少女は葛藤した。このままで、果たして本当にいいのだろうか。 考えをまとめるため、少女は大きく息を吸い込んだ。 「へぇっ!?」 口内に勢いよく入ってきた空気が、少女の舌を冷やす。ただそれだけのことで、少女は思わぬ声をあげた。 舌先がじんじんと痺れる。舌先だけではない。舌の上も上あごも内頬も歯茎も、口中すべての感覚が麻痺していた。 一瞬のち、体験したことのない激しい感覚が少女を襲った。背筋がぞくぞくする。失禁したかのように股間が濡れる。 それは圧倒的な快感だった。性経験が全くない少女にはまったく未知の快感が、少女の全身を駆け抜ける。 快感の源は口中だった。あまりの快感に少女が息を荒げると、さらに大きな快感が生まれて思わず息をのむ。 このおちんちんを舐めたから・・・? 目の前の肉棒を、改めてまじまじと眺める。カリの少し上まで皮をかぶった仮性包茎。 亀頭はピンク色で、太さは少女が片手で握れるほど。勃起した長さは3寸ほどだろうか。 先ほど夢中で舐めたおかげでよだれまみれになっており、少女は自分の痴態を想像し赤面した。 大きさといい皮かむりなところといい、まだ幼さの残る肉棒が、少女は徐々に好ましく思えてきた。 このおちんちんの先には、どんな男の子がいるのだろう。 指でつんとつつくと、あどけない肉棒はびくりと、大げさに反応した。 ・・・かわいい、かも。少女は肉棒を覗き込むように体の位置を変えると、 「えいっ」 少女は人差し指と親指で竿をつまむと、そのまま上下に数回大きく動かした。 少女の指が何度か往復したとき、偶然少女の指が皮の下のカリを、ぐいと刺激した。 突如少女の指の間の肉棒がびくりと震えたかと思うと、そのままたまらず精を吐き出した。 「きゃあっ」 幼い肉棒の精子は少女の顔に飛び散り、少女は驚いて小さく声をもらした。 肉棒は精を放出した後も少女の指の中でびくびくと引き攣り、少し柔らかくなった。 初めて男の生理を目にした少女はしばし呆然としていたが、すぐに微笑みを浮かべた。 このおちんちん、かわい~いv 少女は柔らかくなった肉棒をいきなり口に含むと、そのまま口と喉を使って勢いよく肉棒をしごき始めた。 肉棒の白滓で口の感度が上がっていた少女は、不意打ちで襲ってきた快感に股間を濡らしたが、 上下する首の動きにためらいはない。 その首の動きは鎌首をもたげた蛇の動き、肉棒を見つめようとする目は獲物を見定めた蛇の目だった。 「ん゙っ!ん゙っ!ん゙っ!んぐっ!・・・」 生まれて初めて男の精を浴びた少女の顔は、嗜虐的な悦びに満ちた笑顔を浮かべていた。 少女は舌を自在に操り肉棒に這わせ、歯を巧みに使い包皮をまくりあげ、首を気ままに動かし上あごで亀頭を刺激した。 11歳の少女の、娼婦もかくやという巧妙な口淫に、肉棒はたまらず二度目の精を放った。 「んぶっ!?うげぉっ!!げぼっ!げほっげほっ・・・・」 あまりに突然の、そして予想外に早い発射に、少女は放たれた精を受けきることができず、むせ返った。 まだ可愛らしい顔立ちの少女が、醜く顔をゆがめて咳き込む。二度目にもかかわらず大量に放たれた精液は 少女の喉を通ることはなく、あるいは吐き出され、あるいは少女の鼻孔から漏れ出した。 少女の口から飛び出た肉棒は、いまだびゅうびゅうと精液を吐き出し続けている。 むせこんだ拍子に涙ぐんだ少女は、しかし先ほどまでよりもさらに強く肉棒を想っていた。 必死なのね・・・わたしを孕ませようと、必死に精を出してる。 なんて熱くてなんて健気で・・・なんて・・・愛おしい。 同じ寺子屋の男の子。巷で話題の歌舞伎役者。何度も版を重ねる人気絵師。 同い年の女の子たちが熱く語っていた、初恋の話。自分はどんな男の子に惹かれるのだろう。ずっと思っていた。 今。少女は肉棒に恋をした。 手のひらに収まるほどの、一本の肉棒。確かに伝わる熱い鼓動。洗っても落ちないんじゃないかと思うほどの強い臭い。 すべてが愛おしくなった。肉棒に恋をするなんて、自分でも可笑しいことはわかっていた。 でも。好きになった。たまらないのだ。 自分の手の中で、こんなに必死に硬くなる肉棒が。自分を犯そうと、熱く脈打つ肉棒が。肉棒が肉棒が。 指で軽くしごくだけで、びくんびくんしながらヨロコぶ。舌でなぶれば大量の精を恥ずかしげもなく放つ。 圧倒的優位に立つものが、弱者をもてあそぶ快感。見下す喜び。虐める愉悦。 キ モ チ イ イ v 「いぎっ!!? ・・・ぅ・・ん・・」 先ほどまで愛おしげにしゃぶりついていた肉棒でためらいなく破瓜を散らした少女は、一瞬痛みに顔をゆがめた。 しかしすぐに年齢に似合わない邪悪な笑いを取り戻すと、肉棒の上にしゃがみ込んだ姿勢のまま 肉棒の射精を促すべく腰をぐりぐりと動かした。回転運動上下運動、前後左右に膣圧の調整まで、 出来得るすべての動きで肉棒を射精の直前まで虐め、寸前のところで止める。 幾度か繰り返すうちに、小さかった肉棒は徐々に発達し、太い血管が浮き始めていた。 「あははっ、早く出したい?だーめ、もっともっと焦らしてからっv」 少女はそう言うと、お付き役の女が髪留めに使っていたひもを拝借し、尿道のつけねを縛り上げた。 まだ幼い少女は加減がわかっていないのか、肉棒は鬱血してどす黒く変色してきた。血管はますます太くなっていく。 「さ、続きをはじめましょ。だいじょうぶ、あたしが満足したら出させてあ・げ・る。10回はイカせてね。 んはぁっ、このゴリゴリたまらないわっ!!もう大好きっ!!」 「・・・えげつないッスねぇ・・・」 「全くだな・・・11歳の少女とは思えん」 「自分が11歳のときは、もっとおしとやかだったッス」 「馬鹿を言うな、えばりくさってた浪人を川に投げ込んだのはどいつだ」 「そいつの長屋の戸に火薬と火打ち石を仕込んだ女に言われたくないッス」 床の間の大黒柱から生えていた、座った時ちょうど顔の前にくる肉棒を目ざとく見つけ、座り込んでしゃぶりついている風呂釜娘と その傍の平書院の棚に二本並んで生えていた肉棒を、口を大きく横に開き、二本ともくわえている煮炊き娘。 風呂釜娘は肉棒から顔を離すと、煮炊き娘に向き合って言った。 「さて、気分もノッてきたし、自分たちもそろそろ始めるッス」 「本番開始、だな。すまんが手伝ってくれ」 煮炊き娘も顔を上げると、肉棒を指さし風呂釜娘に告げた。 「心得てるッス」 煮炊き娘は体ごと後ろを向くと、二本の肉棒が膣と肛門にそれぞれ挿入されるよう、ゆっくりと腰を下ろしていく。 風呂釜娘は煮炊き娘の後ろに回り込み、穴から外れないよう二本の肉棒をそれぞれ固定する。 「んはぁっ・・・くっ・・・はい・・った・・っうあ゙ぁ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙!」 肉棒が煮炊き娘の体に収まる直前を見計らい、風呂釜娘は後ろから煮炊き娘の体を思い切り抑え込んだ。 膣内の最奥を押し上げられた煮炊き娘の秘所から、ぷしぃぃぃぃっと愛液が吹き出す。 「あははっ、相変わらずしまりの悪いおまんこッス」 「ぉお前へぇ!!ふじゃけんなよぉ!!」 「ろれつが回ってないッスよ!今日は自分の勝ちみたいッスね!」 実際は肉棒が刺さっているが、煮炊き娘は外目には書院棚に腰かけているようにしか見えない。 風呂釜娘は、書院棚のすぐわきにある大黒柱に生えている、先ほどまで自分がしゃぶっていた肉棒に尻を向けると、 躊躇なく膣奥まで肉棒をねじ込んだ。 「くぅっ・・・や、やっぱりきく・・ッスねぇ・・」 「ん・・・・・」 中腰の姿勢で柱に秘所を擦り付けている風呂釜娘と棚に座り込む煮炊き娘は、 身長の差もありお互いの顔がちょうど目の前に来る形になっていた。 すかさず風呂釜娘の顔を抱き寄せ、接吻をねだる煮炊き娘。 風呂釜娘もそれに応じ、煮炊き娘の口唇を覆うように唇を重ねると、風呂釜娘の口の中に舌を挿入した。 風呂釜娘に全身の毛が逆立つような快感が走り、すぐ煮炊き娘に応じて舌をしゃぶり返す。 ちゅぱっ、ちゅぷ。ちゅぴゅ、ぷちゅ。 二人には、周りの喧騒などまるで聞こえない、自分たちだけの世界が感じられた。 からめあった舌が溶ける。全身が溶ける。興奮のあまり噴き出す互いの汗が、さらに互いの興奮を呼び起こす。 口を吸いあい、離し、唇を舐め、また口を吸い・・・二人の間に言葉はいらなかった。 秘所に挿入った肉棒すら煩わしい。いっそ抜いてしまいたい、もっと密着したい抱き合いたい・・・ 目を合わせればお互いの考えは通じた。抜いてしまおう。抜いて体を寄せ合おう。 二人ともがそう思ったとき、ようやく待ちに待った瞬間が訪れた。 二人の秘所に挿入された肉棒が溶けだしたのだ。溶けだした肉棒は、膣内の柔突起一つ一つにからみつき、吸収される。 膣肉が熱い。膣内から、じんじんとした熱い感覚がほとばしる。そして熱は、徐々に陰核へと移動していく。 いつしか二人の陰核は急成長をとげ、立派な男性器へと変貌していた。 風呂釜娘には、長さ6寸はあろうかという巨大な陰茎。亀頭も黒々と淫水焼けし、女を悦ばせる凶器になっていた。 煮炊き娘には、樫のように固い陰茎。返しのように発達した亀頭をもつ、女泣かせの逸品だ。 肛門に入れていた肉棒は、溶けずに残ったようだった。 蜜壺の熱に体を丸めてうずくまっていた二人は、体を起こしてお互いの成長を見てうなずき合うと、すぐに役割の確認に入った。 「自分がタチッス」 「私がネコか」 言い終わるやいなや、風呂釜娘は獣のような速度で煮炊き娘を押し倒しその足を大きく広げると、 お互いの秘所を擦り付けるように腰を動かした。 自分の体の上で淫猥に腰を振る風呂釜娘を見た煮炊き娘の秘所は、さらに潤いを増して風呂釜娘に吸い付く。 「もうマン汁でビショビショッスよ・・・ホントにスケベッスねぇ」 「いや・・言うんじゃない・・・///」 陰核が巨大な肉棒と化した二人は、貝合わせがなかなかうまくできない。 そこで、風呂釜娘はその巨大な陰茎の筋を煮炊き娘の秘所に擦り付ける、いわゆる素股を始めた。 「おお、よく滑って具合がいいッス」 「うう・・・亀頭があたる・・・」 風呂釜娘が陰茎を動かすと、必然的にその亀頭の先には煮炊き娘の亀頭がある。 二人は、貝合わせをしながら兜合わせをするという、絶対に味わうことのない矛盾した快感に身をゆだねた。 二人の肉棒から出る先走り汁と秘裂から出る本気汁を潤滑油に、二人の兜合わせは激しさを増す。 もう射精する、というギリギリのところで風呂釜娘は腰の動きをやめると、一度腰を引いた。 来る。煮炊き娘が覚悟を決めたその途端、風呂釜娘の巨大な陰茎が、煮炊き娘の秘所を貫いた。 「んあ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙ッッッ!!!」 煮炊き娘は快感に耐え切れず叫んだ。しかし、風呂釜娘はひるむことなく腰を動かす。 「あ゙あ゙ッ!!あ゙ゔっ!!ん゙ひぃ!!はぁゔっ!!・・・」 陰茎が抽挿されるたび、嗚咽を漏らす煮炊き娘。その眼はとろけきり、口はだらしなく半開きだ。 朦朧とする頭で、煮炊き娘は両腕を風呂釜娘の背中に回し、抱き寄せるとつぶやいた。 「ねぇ・・・ん゙ん゙っ!!口づけぇ・・あ゙ゔっ!!してぇ・・ん゙はぁっ!!」 叩きつけるような腰の動きを少し緩めた風呂釜娘は、煮炊き娘に体重がかからないよう両手で体を支えつつ、 煮炊き娘に口づけをした。先ほどまでと同じく、舌をしゃぶりあい、唇を吸いあう熱烈な口づけだった。 「んぅ・・・ぷはぁ、もっとくっついて・・・」 煮炊き娘は風呂釜娘の体を引き寄せると、その巨乳の頂点でピンと立った乳首と、煮炊き娘の貧相な乳の頂点をすり合わせた。 「ぷぁ、これは・・・ジンジン・・するッスね・・・」 腰をうねらせ亀頭で子宮口を押しあげ、胸を動かし互いの乳首を擦りあげ、口で熱い口づけをしあう。 体のいくつもの箇所を別々に動かす風呂釜娘は、まるで煮炊き娘の上で東欧の踊りを踊っているようだった。 「しかし――ホントおっきいッスね、この乳。何食べたらこうなるッスか?」 煮炊き娘の巨乳をもみしだき、指で乳首を転がす風呂釜娘。 「んう・・・ぅはぁ・・・乳首ぃ・・・感じるぅ・・・・・・」 「ウシチチのくせに感度もいいとか・・・女が嫉妬する乳ッスね・・・俄然イジメたくなるッス」 乳輪に沿って人差し指を動かしたかと思うと、親指も使って乳首をしごきあげる。その間にも肉棒は膣肉をえぐっていた。 「ううううううぅぅぅぅうう・・・・・・乳首ぃ・・・じんじんするぅ。もっとしてくれぇ」 「うりうり、もっと感じるッス。ちゅぱちゅぱぺろぺろ。」 「んひぃぃぃぃ・・・・・・ぺろぺろイイィィィ・・・・・・」 『もうダメ!!あたしのカラダ!!!触手のチンポ汁ぶくろなのぉぉぉ!!!ウヒッ、また出た! あああぁぁぁもっともっとぉぉぉ!!げぼぉぉ!?ぐぽぉっぐぽっごぼぉぉぉぉぉぉ!!!!』 「・・・・・・甘い雰囲気がカッ飛んでったッス」 ごぼぉぉっ!?ごぽっ!ぐぼぉ!! 「全力で台無しにされた気分だな・・・・・・お付きの彼女か」 ぶびゅっぶっぴゅぅぅぅぅぅぅ!! 「今日が初めてみたいッス。まあ、乱れるのは仕方ないッス」 がばぁぁぁぁぁぁぁがぁぁぁ!!?? 「あたしたちも初日はああだったからな。・・・・・・おや?」 ぁぁぁ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・かくっ 「声が止んだッス。どうやら気絶したみたいッスね」 しょぉぉぉぉぉぉぉ・・・・・・ 「あーあ、失禁してる。ところで、あたしもおちんぽ使ってみたくなってきたんだけど」 「えぇぇ?今日は自分がタチッス。ウケる気分じゃないッス!」 「わかってるよ。ちょうどあそこに、開いたばっかりの肉穴があるじゃないか、ってことさ」 「もう、わがままッスねぇ。自分はもうちょっとイチャイチャしたいッスけど・・・」 「イチャイチャは明日でもできるだろうさ。肉棒は屋敷でしか使えない」 「しょうがないッス。なら、自分はケツ穴がいいッス。」 「あたしは前の穴か」 相談を終えた娘たちが、大量の触手にかこまれいまだ宙吊りになったままのお付き女へ歩み寄ると、 触手たちのほとんどは地面へと消えていった。残っているのは娘を宙づりにする数本のみである。 女は、まるで子供におしっこをさせるような姿勢で吊られていた。前後から串刺しにするにはもってこいの姿勢だ。 肉棒との経験が長い娘たちにはわかっていた。肉棒たちは、娘たちがやりたいことをやりやすいよう動いてくれる。 今も肉棒たちは、お付き女を犯しやすいよう娘たちに気を使ってくれたのだろう。 煮炊き娘がお付き女と向かい合う位置に立つと、お付き女の秘裂から白濁した液がどろりと漏れ落ちた。 先ほどまでの風呂釜娘との愛しあいで、煮炊き娘のものはビンビンに反り返ってへそを叩く。 「やれやれ・・・・・・触手たちの精液でドロドロだな」 煮炊き娘は肉棒をお付き女の入り口にあてがうと、一気に腰を叩きつけた。 「!?うひぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃん!!?」 夢心地で気をやっていた女は、突然突き上げられた肉棒に目を剥いた。反射的に腹をつきだし、腰を後ろへ反らそうとする。 その腰をとる手があった。後ろに回り込んだ風呂釜娘だ。 風呂釜娘は女の腰をつかむと、やはり触手に犯されて緩んでいる菊門めがけて肉棒を突き刺した。 「ふぅうううううううううううんぁぁぁぁぁぁぁぁ・・・・・・!?」 肺から空気を押し出されたような妙な悲鳴をあげ、女は悶えた。 「今日のおちんぽはカリがでかいから、おまんこの中身が全部ほじりだせるぜ」 煮炊き娘はその言葉通り、段差の高いカリで膣内に詰まった精液や愛液をかき出していく。 膣内の柔ひだ一枚一枚の隙間までかき出すような肉棒の形状に、女は悲鳴を上げて哀願する。 「ああああああああぁぁ!!狂う狂っちゃうぅぅぅ!!?子宮全部ほじりだされるぅぅぅ!!?」 「自分のちんぽはでかすぎて、腸内におさまりきらないッス」 腰を叩きつけて尻穴の最奥まで差し込まれた風呂釜娘の肉棒は、それでも1寸ほど余っていた。 「勢いつければ入るッスかね?」 不穏当な言葉を発すると、娘は肉棒を思い切り引き抜いた。カリがひっかかって脱肛しそうになり、女は呻いた。 娘が思い切り突き上げると、肉棒は先ほどまでよりも少し奥に入ったようだ。直腸を突き上げられ、女は嬌声をあげた。 「ひぃぃぃいいいいい!?入らないよう!!無理だよう!!直腸やぶれちゃうよぉぉぉぉ!?!」 二人の娘は拍子を合わせ、前後の肉穴を交互に攻め立てた。 直腸と膣のあいだの薄い肉壁をはさんで二人の亀頭が擦れ、女の体にさらなる快感が生まれていく。 膣穴は、ほじってもほじっても奥から奥から白濁とした液が出てくる。子宮まで満タンに入っている精液と 女自身の本気汁が混ざっているからだろう、粘度は下がってさらさらした液になっていた。 尻穴は、いつしか風呂釜娘のイチモツをすべて受け入れ、肉と肉がぶつかる破裂音をたてていた。 「うっ・・・・・・そろそろ出すぞ、受け取れ!」 「自分もイクッス!!」 子宮口に鈴口をぴったりあわせ、子宮が破裂するような量の射精をする煮炊き娘。 何度か発射しているにもかかわらず、胃袋まで届くんじゃないかという勢いで射精する風呂釜娘。 「きひぃぃぃぃぃぃいいいいいぃぃぃぃ!!!? んはぁ・・・はぁ・・・・・ぁぅ・・・・・・」 二人の強烈な射精をうけ、お付き女はまた意識を手放した。 「おらまだ気絶するのは早いッス!!」 「次は私が後ろの穴だな」 「うあぁ・・・・・・んああああああああああああああああああああ!!!?!!」 「太いのぉ!!好きっ好きっ!!大好きぃぃっ!!ここ!ここがゴリゴリするのっ!!ここいいっ!ここ最高っ!! もっとココするっ!!えぐれるまでするの!大好きだから!!大好きだからするのぉ!!いいのっ!!」 床掃除の少女は、懸命に肉棒の上で腰を振っていた。先ほどまでよりも腰の動きは単調になっており、 しかしその分勢いは増し、自分の快感を貪欲に求めていた。 少女に呑み込まれた肉棒はさきほどまでの幼いイメージを覆すように成長しており、 リボンが張り裂けんばかりに太く、カリ高に発達していた。ごつごつとした血管も、もはや静まりそうもない。 その肉棒を飲み込む少女の膣もまた体の大きさに不釣り合いなほど大きく開かれ、 性徴しきらないぽっこりとした下腹部には、飲み込んだ肉棒の形が浮き出ていた。 肉棒にまたがり、肉棒を支配し、肉棒の成長を促す、狂気を目に孕んだ少女。 そんな少女の傍ら、少女の親でもおかしくない年齢の調理場の人妻は、肉棒に支配されていた。 「ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙・・・・・・」 大の字に仰向けになり、小さく呻き声をあげる人妻。 触手化した肉棒たちが周りにたかっており、だいぶ長い間輪姦されていたようだ。 その膣肉も肛門も尿道も、だらしなく開いたまま白濁液を垂れ流し、時折ごぼりと液の塊を吐く。 口の周りはべとべとで、鼻からも鼻汁とも精液ともつかない汁が垂れている。 脇と言わず乳と言わず、全身くまなく汁でぬめっており、相当数の触手の相手をしたようだ。 びくびくと危険な痙攣を繰り返す人妻を、しかし触手たちはまだ許していなかった。 最早犯していないところなどないような人妻の体のなかでも、精液でべとべとになった豊満な乳に目を付けた。 大きめのスイカほどはあるのではないかという人妻の爆乳は、仰向けに寝そべる今は重さに従い、 椀状というよりは巨大な丼のように人妻の胸部から左右にこぼれだす形で鎮座している。 大きすぎて胸部に収まりきらずこぼれだす乳房は、茶わん蒸しのような柔らかさを醸し出す。 乳輪は湯呑のふちほど大きく、経産婦らしく茶色い色をしている。あぶくのような小さな毛穴も見える。 快感でぴんと勃った乳首は小指ほどもあり、くぼんだ頂点からは母乳が噴き出している。すべてが規格外の爆乳だった。 そんな爆乳を、一本の細身の触手が思い切り縛り上げた。 触手がギリギリと爆乳を絞り出すと、爆乳の頂点からは噴水のように母乳がほとばしり、床を濡らすのだった。 「ぅ゙ぅぅぅ・・・・・・おっぱいちんぽ射精してる゙・・・」 経産婦の人妻とはいえ、普段からこんな勢いで母乳が出るわけではない。触手から出る精液を飲むことで、 この部屋の中だけでは普段より大きく乳も張り、母乳が噴き出すのである。普段は乳も乳首も一回りは小さい。 ほとばしる母乳に満足したのか、触手は爆乳の縛りを緩め、続いて亀頭で乳首をいじり始めた。 「んぁ゙ぁ゙ぁ゙・・・・・・ちくび感じるぅ・・・・・・」 触手は、あとからあとから湧き出す母乳を亀頭の先に塗りたくり亀頭を濡らすと、乳首に垂直に亀頭を立て、 そのまま乳首の中に陰茎をゆっくりと押し込み始めた。 「ゔぇ!?そんなのムリぃ!!おちんぽそんなとこ入らないですぅ!!」 徐々に開いていく乳腺が、亀頭の先を飲み込み始めた。好機とばかりに、触手は勢いよく陰茎を突き立てる! やわらかな乳房は形を変え、亀頭が挿入された乳首全体を乳房の中に埋める。 ついに亀頭から2寸ばかりが乳腺に挿入されると、人差し指程度の大きさだった乳首は茶筒のように太くなっていた。 「・・・・・・ぁ・・・・・・・ぁ・・・入っちゃった・・・・・・あたしの乳首・・・・・・壊されちゃったぁ・・・」 まともな人間の体とは思えない異形の乳首に、人妻はおののいた。自分の体はどうなってしまったのか。 「もう・・・ダメだわ・・・坊やにおっぱいあげられない・・・・・・だってちんぽ入ってるもの・・・」 呆然とした口調でつぶやく女。しかし、その口調と裏腹に、顔は愉悦の笑みを浮かべていた。 「・・・ちんぽ入ってる・・・・・・あたしの乳首・・・もう坊やのものじゃなくて・・・・・・ぜんぶちんぽの・・・」 人妻は手近な触手をつかむと、乳首にあてがいながら言った。 「ねぇ・・・ダメにしてよ・・・もういっぽんの乳首・・・もう人間やめるから・・・こんなの人間のからだじゃないもの・・・」 人妻がつかんだ触手は、すでに一方の乳腺を犯しているそれよりも一回り太かった。 触手はメリメリと、肉の裂けるような音を立てながら乳首にめり込んでいく。 「いぎぃぃぃぃいいいい!!?」 先ほどよりも太い触手に乳首は耐え切れず少し裂け、母乳は桃色に染まった。 しかし触手は痛みにのたうつ女にかまわず挿入を続け、奥までたどりつくと抽挿し、乳腺を犯しつくした。 やがて二つの乳腺の最奥に触手が精を吐き出すと、ようやく人妻の乳房は解放された。 「あ・・・はっ!あはあはあはあはあはあはきゃははははははははは・・・・・・」 外れてはいけないたがが外れてしまったかのように、人妻は突如笑い声をあげると、自ら股を開いて触手を誘った。 「あはは!もっと!もっと壊して!もう人間じゃないの!あたし壊れてちゃってるのよ!きゃははははははは!」 途端、5本の太い触手が人妻の股を貫いた。一本は菊門に。一本は尿道に。そして三本は膣穴に。 「うばぁぁぁぁああ!?裂けりゅ!!裂けちゃう!!おまんことケツ穴つながっちゃうよぉぉ!!!きゃはっ!! おしっこの穴ぁ!!そこおしっこの穴なのにぃ!!きゃきゃきゃきゃきゃ!!」 嬌声とも悲鳴ともつかない叫び声をあげる人妻の顔は、堕落しきった悦楽に浸りきっていた。 やがて5本の触手が、それぞれ尋常ではない量の精液を放出し、人妻の腹はカエルのように醜く膨り、 胃の中のものをすべて吐き出した。 「げぼぼぇおえぇおぇええええええ!!げぼはぁぁぁぁあああああああろおぇぇぇぇぇえあああえぉぉおおお!! げぼっはぁっ、はぁっ、みてぇわたしのおなか!!あかちゃんよ!!わたしのあかちゃん!!げぼっ!! ぶっといちくびくわえられりゅこ、うまれてくりゅかな!!?ああもううまれりゅ!!うまれりゅうううう!!」 人妻の腹から触手たちが引き抜かれると、腹いっぱいに詰め込まれた精液たちがびゅうびゅうと流れ出した。 特に膣口から流れ出る精液は、どこか傷めてしまったのだろうか、人妻の血液でほのかに赤く染まっている。 流れ出る勢いは収まったものの、それは疲弊しきった人妻の体力ではこれ以上押し出せないというだけで、 人妻の腹はまだ異常に膨らんでいた。 「・・・・・・あかちゃん・・・あたしの・・・かわいい坊や・・・」 触手はぼこりと異様に膨れた人妻の腹に巻きつくと、そのままぎりぎりと締め付け始めた 「ごぼぉぉぉぉぉ!!?げほぉぉっはぁぁぁぁぁぁぁああああああ!!」 胃の内容物はすでになく、人妻は苦しそうに息を吐き出し続ける。その膣口からは、触手の締め付けによって 押し出された精液がさらに勢いを強め飛び散った。 人妻の体から1間半も精子を飛び散らせ、ようやく人妻の腹はまともな体型に戻った。皮が張り詰めたせいか、 先ほどよりやや腹の皮がたるんでしまったようだ。 「坊やぁっ!!?あたしのお腹ぁ!!ぼうやがいないっ!!げほっげほっ!!!坊やぁんぼっ!!?」 発狂したように喚き散らす人妻の口を塞ぐように触手が挿入され、喉を使った口淫を強制した。 下腹部では、先ほどの5本が二回戦を始めるべく位置取りを始める。こののち、人妻は4回疑似出産を行った。 肉棒に堕とされ、肉棒に恋をし、肉棒になり、肉棒に犯され、肉棒に孕まされる。 そんな狂い、乱れ、崩れ、壊れ、惑い、喪い、囚われた宴が始まり、三日が過ぎた。いまだ夜は明けない。 部屋のすべての肉棒が女たちの体できれいになるまで宴は終わらず、部屋の時間は止まっている。 宴が終わり、部屋が元に戻ることで、ようやく日が昇る。 女たちは意識と理性を取り戻すが、得た快感を忘れることはない。かくして噂は広まり、女中の数は次々に増えていく。 第七話 アレ洗い屋敷 終わり
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その四 送り提灯 夜深けて町に出ると前のほうに提灯の火が見える。 人が進むと提灯の火も進んで、いくら追ってもそばへ行けない。 「それってさー、走って追っかけたらどーなんの?」 「何の話、突然に?」 「さっき言ってた送り提灯の話。だって、相手は提灯もって走るんでしょ? 緑町の鬼子母神と言われたこのあたしが全力で走れば、きっと追いつくよ!」 「そんな可愛げのないあだ名で喜んでるから、17にもなって嫁の貰い手がないんだよ・・・」 「いーのっ。あんたが貰ってくれればいいんだから!」 「あははっ。あれぇ?前に提灯の光。噂をしてたから、送り提灯じゃない?」 「きゃー、こわーい・・・・なんて、言うわけないじゃないの」 すっかり寝静まった夜の町を歩く男女。二人は緑町に住む幼馴染。ともに数えで17歳。 小さなころから一人で絵を描くのが好きだった男と、小さなころから少女ながらにガキ大将だった女は、 まったく違う性格ながら、いやだからこそか、お互い惹かれあい、いつしか恋仲になっていった。 つい先日、二人は体を交し合い、今日は連れだって浅草に芝居を見に行った帰りだった。 絵を描くのが好きだった男は、今は割下水に住む「画狂老人卍」という時代を先取った画号をもつ画家の下、 浮世絵の絵描きを仕事としていた。「画狂老人卍」という画号を聞くたび女の頭はなぜか、 崖っぷちで馬鹿笑いをしながら名乗りを上げる、覆面をした妙な老人を思い描いてしまう。 そのことを男に話すと、そう間違った想像でもないと笑いながら答えるのだった。 小さなころから荒くれ鬼子母神で通ってきた女は、走れば飛脚の如く、力は駕籠かきにも負けず、 水練は新米渡し守が習いに来るほど。ケンカの強さじゃ、大工の棟梁にも負けない。 そのかわり、読み書き算盤はおろか、料理も裁縫も、女らしいことはからっきし。 考える前に体が動く、話し合いより殴り合い、口より先に手が動く。 おてんばなどという言葉ではとても言い表せない暴れっぷりに、両親は一生嫁には出せない、 高尾山でクマにでも貰ってもらうしか、と散々嘆いていた。 そんな女だけに、このたび男と恋仲になり一番喜んだのは女の両親だっただろう。 女が歩きやすいよう気を遣いながら提灯をもつ男と、気遣いを知ってか知らずか、空いている男の手を取り 嬉しそうにぶんぶんと振り回す女。付き合い始めのころは周りから色々言われたが、 今ではすっかり似合いの恋人であった。 「さっきみたいな怪談話って、どこで聞いてくるの?」 「卍さんは怪談も好きだからね。変な話をたくさん教えてくれるんだ。」 「まーたあのじじい!余計なこと吹き込んだのね!あ、ここ曲がるとこの前水練教えてあげた男の子の家よ。」 「ああ、隅田川の渡し守の。・・・ねぇ、前に見える提灯、さっきから全然近づかないよね?」 「・・・え?ほんとに?」 話し込んでいて気がつかなかったが、隅田川を渡る前から見えている提灯が、川を渡っても一向に近づいていない。 「夜見える明かりは思ったよりも遠くにあるものだから、歩いても思ったように近づかないっていうけど・・・ そんな錯覚じゃ説明できない。あの提灯、明らかにおかしいな。」 「それじゃ、ほんとに送り提灯?」 「かもしれない。でないと説明できないよ。・・・・・・あれ、おいどこ行くんだよ!?」 男の言葉を聞くと、女は着物の裾をまくって走り出した。カモシカのような白い足は、しなやかに地面を蹴り、 女は風のような速さで送り提灯に向かっていく。 「だいじょーぶだいじょーぶ!ちょっと見てくるだけだから!!」 叫んだ言葉は男に届いただろうか、女は前傾姿勢で、夜の町を息も切らさず走り抜ける。 絶対に追いつけないというふれこみの送り提灯、あたしが追いついて見せる! 女は、考えがあって走り出したわけではない。というよりもともと考えて動くタイプではない。 というか、何も考えていない。相手が逃げるから追うという、イヌ並みの思考力だ。 追いついてどうするかも決めていない。追いついてから決めればいいかなー、くらいの考えだった。 ともあれ、女と送り提灯との間はぐんぐん縮まっていく。距離が縮まれば、相手の姿もとらえられる。 前を走る明かりは、確かに提灯だ。しかし、提灯しかいない。提灯だけが、滑るように宙を進んでいる。 「おもしろい提灯ね!あたしが使うわ!!神妙にお縄につきなさい!」 女は密かに憧れていた岡っ引きになったつもりでそう叫ぶと、提灯に飛び掛かった。 女の手が提灯に届こうとしたそのとき、女の体は何か透明なものに持ち上げられたかのように宙に浮かび、 そのままぐるんと、背中から地面にたたきつけられた。 「・・・・っっ!!!」 何とか受け身はとったものの、肺の空気が抜けてしまって息をするのもままならない。 女が仰向けのまま背中を浮かせたり地面に転がったりしていると、誰もいない空間から声が聞こえてきた。 「狐の脚に追いつこうとは、まったく信じられない女だな。しかし、なかなか可愛い顔をしておる」 予測もしていなかった事態に困惑していた女だが、まずは聞こえた声の出所を探るべく上体を上げ、あたりを見回した。 すると、両肩をすごい力で抑え込まれ、仰向けのまま肩と腕を地面に押し付けられてしまった。 しかし女の目には、抑え込んでいる腕もしゃべっている人物も見えない。薄暗い中、提灯だけが近くに漂っている。 怯えの色が見えてきた女の顔は、次の言葉で羞恥で真っ赤に染まった。 「ほう、きれいなおめこだな。まだ使い込んでいない、紅色じゃ。」 顔を上げ自分の下半身を見ると、走るためにめくりあげた着物の裾が、宙に舞ったせいか大きく開いてしまい、 下半身が丸見えになっていた。おまけに、地面にたたきつけられた息苦しさで、足も半開きである。 赤面した女は、あわてて足を閉じようとするが、またしても力づくで抑え込まれ、びくともしない。 逆に見えない力によってがに股に開かれ、秘所を自ら見せつけるような形になってしまった。 「いやああああああっ、助けて、助けてぇぇ!!」 「声を出しても無駄じゃ、誰も助けには来ん。」 女の秘所を、ざらざらとした舌がこすりあげた。ネコのようにざらざらとした舌が、触れる肉すべてを細かく刺激する。 舌が触れたところは熱く滾り、さらに刺激に敏感になっていく。そして敏感になった肉に舌が触れると、更なる快感を呼び起こす。 「ひやぁぁぁぁあああっっ、やだっ舐めないでぇぇぇええ」 秘肉のひだを一枚一枚丁寧に舐め擦られ半狂乱になった女は、どうにか快感を逃がそうと暴れもがく。 しかし、上半身と足を押さえつけられ、自由に動くところは腰しかない。 涙ながらに腰を動かすその姿は、どう見ても男を誘っているようにしか映らない。 そうこうしているうち、舌は蜜壺の内部に入り込み、内側の柔ひだを擦りあげる。 女はあまりの快感に、白目をむいて悲鳴をあげる。 「ひぐぅぅぅぅううう!!いやぁぁ、ダメぇ、ダメなのぉぉ!!」 目に見えない舌はかなりの長さをもっているようで、女の体の奥深くまで舐めあげる。 蜜壺に舌を出し入れされた女は、腰を高くあげて快感に抵抗していた。 「んああああああああぁぁぁあああ!!深いぃぃ深すぎるっぅうう!!」 最後に舌先が女の体の一番奥を舐めあげたとき、女はひときわ高い声を上げて絶頂に達した。 「んひゃあ゙あ゙あ゙あ゙あ゙ああああああああああああああああああああっっっっっ!!!」 ぷしゃあああああああっっ、と弧を描いて小便をまき散らす。 小便を出し尽くした女の腰は、がくがくと小さく2回震えると、そのままどさりと地面に崩れた。 「ぁぁぁぁ・・・・・・ぁ?」 目もうつろになった女は、しかし体が見えない力から解放されていることに気が付いた。 終わったのか・・・・・・安心した女は、体を起こして立ち上がろうとした。 しかし、今の快感の余韻が残った腰は、力を入れてもがくがくと震えるばかりで、とても立てそうにない。 仕方なく膝をついて後ろを向き、四つん這いになった。その時だった。 狙い澄ましたように、いや実際狙っていたのだろう、意図せず腰を突き出す形になった女の膣を、 目に見えない何かが突き刺さる。 「んあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!」 女の頭は混乱を極めていたが、膣肉は挿入ってきた何かの形を感じていた。 女の膣肉をかき分け一息に最奥まで到達した何かは、今まで女に挿入ったどんなモノよりも太く、 固く、熱く、逞しかった。それは、愛しい男のものよりもカリが高く、竿にはコブすらついていて。 一瞬で女は、先ほどまでとは比べものにならないような高みにたどりついた。最早声も出ない。 透明な肉棒は、しばし女の反応を楽しむように留まっていたが、すぐに乱暴な出し入れを始めた。 肉棒が動く度、上面についたコブが女の柔ひだをえぐる。こすりあげる。すりつぶす。 先端はカリ高な上につんと尖っており、子宮の入り口をこじ開ける。秘肉をかき出す。蹂躙する。 透明な肉棒が、女の蜜壺からゆっくりと抜かれる。 「ひいいいいいいいい・・・・・・・」 長い竿のおかげで、内臓をかき出されるような快感がゆっくりと続く。 長い肉棒が、根元まで女の腹へと突き刺さる! 「ひぎいいいいいいっっっ!!!」 一番感じる場所にコブがこすれる。先端が子宮口を貫く。頭が白熱する。 女は一刺しごとに、肉棒が動く度にイッてしまっていた。 乱暴な性行だった。愛しい男とするときのような慈愛など欠片もない。 ただ暴力的な快感だけを求める、ケダモノのような体位のケダモノのような性行。 女の体に抜き差しされる肉棒は、緩急自在、かき分ける肉ひだ一枚一枚に快感を与える動きで、 女をとろけさせた。女の下半身は汁にまみれ、もう何度イッたかもわからない。 夢うつつの女の耳元で、先ほどの声が聞こえた。 「追いついたものがおらぬ提灯とは、追いついたものは帰ってこれぬ提灯という意味よ。 男ならばとって喰ろうたが、女のお前は如何にしてくれようか。」 声が女に届いたかどうか、女は膝を立てたうつぶせのまま、うめき声もあげない。 透明な肉棒は、最後にひときわ奥まで突き込むと、根元がボコッと異常なほど膨らんだ。 「うひぃぃぃ・・・・」 何の反応も無くなっていた女の目が見開かれ、口から声が漏れる。 肉棒はそのまま、白濁とした熱い汁を女の子宮内に注ぎ込んだ。 どくどくと白濁液が流し込まれるたび、女は、あっあっと声をあげる。 肉棒が大きくびくりと震えると、女はがっくりと首を折った。 時折ぷしゅっと膣口から白濁液が出るが、女は指ひとつ動かすことができぬまま、意識を手放した。 ・・・・・・半年がたった。男と女は祝言をあげ、無事にめおととなった。 仲睦まじい夫婦であり、夜の営みは激しいほうらしいが、しばしば嫁が夜どこかにいってしまう。 「・・・様が呼んでる・・・いかなくちゃ・・・」と言い残し、風のような速さで走っていくという。 ギラギラした目で外に出ていくが、半刻もするとドロリと濁った眼で帰ってくる。 どうやらキツネに憑かれたようだが、どこの神社でも治すことができなかった。 おわり。
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その二 片葉の葦 両国橋の南詰に葦が沢山生えていたが、一本も両方に芽が出ていない。片方だけである。 年のころもうすぐ十三を数えるその少年は、隅田川の渡し守をしていた。 今日も夕刻になり一日の仕事を終え、神田川が隅田川へと流れ込むところにある 船着き場に商売道具の船を置き、大橋を渡って対岸へと歩いていた。隅田川は武蔵と下総の境である大きな川で、 大橋は中でも人通りの多いにぎやかな橋だ。江戸町民には通称両国橋と呼ばれている。 だがしかし、なぜか今日は、その人影もまばらなように思えた。夕方とはいえまだ明るい時分である。 少年は、不気味な噂を思い出していた。片葉の葦という、最近はやりの怪談である。 なんでも亀沢町にすむお駒という娘がお使いに出たところ、留蔵というならず者に散々犯された挙句、 匕首で刺し殺されて堀に捨てられたらしい。それ以来、堀の葉っぱは片方しか生えなくなったとか。 馬鹿な噂だ。第一、娘が殺されて何で葦が片葉になるんだ。恨みつらみなら留蔵のところに行くだろうに。 少年の家は亀沢町とは離れていたため、噂の真偽はわからなかった。しかし、信じるには足らないだろうと 高をくくっていた。 大橋を渡りきれば、少年の家はすぐそこだ。堀をいくつか越えたところである。 小さな堀にかかる橋を渡っていた少年のほほに、風が当たる。夕方にしては風の強い日だった。 風は堀の上を通り、葦の群れをざわめかす。そんな音を聞きながらふと堀を見た少年は、驚くべきものを見つけた。 「・・・あしだ」 片葉の葦など珍しくはない。葦の葉など、ヨシキリやらカメやらが簡単に食いちぎるものだ。 少年が見たものはそんなものではなかった。 足である。それもはだしの足だ。堀の端にある島の部分に、足が生えている。 白くほっそりとした足が一本、地面からにょっきり、生えているとしか言いようのない角度で 天に向かってつんと立っていた。 少年はとても驚いた。さては例の女の死体か、いやなものを見つけてしまったと考えたが、 ふとそこで冷静になった。死体ならば、重さで膝が曲がるだろう。自分の見ている足は膝が伸びている。 ならばまだ生きている足なのではないだろうか。土の中で助けを求めているのかもしれない。 少し心が落ち着いてきた少年は、そっと堀の縁に近づき、よく観察してみることにした。 近くで見ても、間違いなく女の足のようだ。爪はきれいに切りそろえられている。 足の指は細く、足袋を履かせるならば自分と同じくらいだろうか。 すねにも太ももにも、泥汚れはおろか毛の一つも生えていない。 色白だが決して不健康な感じはせず、むしろ美しくさえあるようだ。 見たところ血は通っているようで、死体ではないようだ。 しかしどこを見てももう片足は見つからない。 近づいても足しか見えないが、根元はいったいどうなっているのだろうか。 足の付け根まで目線を落としたところで、少年は赤面した。足の付け根、つまり股ぐらまで、 しっかりと女性のものがついていたからだ。 少年はまだ未経験で、女のものをみるのはこれが初めてだった。 赤面しながらも、ついつい食い入るように見つめてしまう。 もっと近くへ、もっと近くへ。 少年は堀へと降り、土の上にしゃがみ込んでよおく目に焼き付けた。 初めて拝む観音様が、まさか土から生えているとは思わなかった。 充血して赤みがかった桃色のそれは、時折風に吹かれてひくひくと動いていた。 片足とほとは生えているので、もう片足も掘れば出てくるのではないか。 そう思ってあたりを掘り返してみたが、もう片足は見つからなかった。 また変に掘り返してこの大発見が無くなってしまっては馬鹿らしい。片足とほとで満足しよう。 ほとに指をあてると、それまで動かなかった足がびくりと動いた。やはり生きているようだ。 指でこすっているうちだんだんと湿り気を帯びてきたので、少年は指を入れてみることにした。 地面のほとは少年の指をきゅうきゅうと締め付け、足もぴくりと反応する。 少年が指を出し入れしたり、中を軽く引っかいたり、指を曲げてこすったりしていると、 ほとのほうはすっかり緩み、くちゅくちゅと汁で音を立てるようになってきた。 少年のほうも、足の痙攣や膝の曲り具合でほとのどの部分が一番感じるかわかるようになってきた。 楽しくなってきた少年は、指を二本に増やし、ほとの弱いところを集中的に、 散々イジメたおした。ほとはもう大洪水で、指を出し入れするたびにぐちゃぐちょと卑猥な音がする。 足も、カエルのようながに股に膝を曲げ、爪先をぴんと伸ばし、痙攣もしっぱなしである。 少年はとどめとばかりに、親指で陰核をこすりあげ、二本の指の速度をぐんぐん早めていった。 くちゃっくちょっくちょっくちょくちょくちゃくちゃちょっちょっちょっちょっちょっ・・・・・ 最後に一番弱いところをこすりあげると、足は大きくがに股を開き、ほとから潮を吹いた。 ぷっしゅっぷっしゅうううううううううううぅぅぅぅぅぅぅう・・・・・・ 初めて女?に潮を吹かせ、少年は満足して指を抜いた。さて、次は・・・ 少年はふんどしを脱ぎ、ぎんぎんになっている自分のものをとりだした。 ぷしゅぅぅぅぅぅぅぅ・・・・ まだ出ている。いくらなんでも、潮が出すぎなのではないだろうか。 しゅぅぅぅぅぅぅぅぅ・・・・・・ おかしい。勢いも弱まっていない。女というのは、こんなに放出するものなのだろうか。 いや、本物の女ではないから、あてにはできない。 ふと足を見ると、長かったはずの足がいつの間にか自分の腰よりも短くなっているではないか。 見ている間にほとの潮吹きとともに足はどんどん短く、小さくなっていき、 やがて潮がちょろちょろになるころには跡形もなくなっていった。 しまった、吹かせてはいけなかったのか。しかし、まだほとは残っている。 そして潮が完全に止まるとほとは閉じ、ただの地面になってしまった。 少年はとても後悔した。そして決意した。いつか必ず、萎まないほとをつくってやる! 足だけじゃない、完全な女を作ってみせる! こうして、日本人は空気嫁を作り上げたのだった。 おわり。
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その六 明かりなし蕎麦屋 夜道を帰る途中、人がおらず明かりもつけていない蕎麦の屋台がある。 明かりをつけてしまうと不幸に見舞われる。 今日の晩飯は何にしようか。魚は昨日食べたし、木の実って気分でもない。 好物の山芋はこの辺じゃ採れないし・・・うん、そうだ、今日は肉にしよう。 そこらのネズミでも捕まえて・・・豪勢なディナーになりそうだ。 お察しの通り、おいらは人間じゃない。人を化かすのを楽しみにしてる、野良タヌキだ。 下野から流れてきたけど、江戸は化かす人がたくさんいて楽しいねぇ。 人間の残した残飯とかそれを漁りに来るネズミなんかで腹を膨れるから、化けるのは娯楽ってとこ。 あちらじゃ松の木やお地蔵様なんかに化けて旅人からおむすびなんかをいただいてたけど、 こっちは人が多いから、化かし方もいろいろ手を凝らすんだ。郷に入っては郷に従えってね。 最近は蕎麦の屋台に化けてる。夜道で屋台に化けてると、人間はそれだけで驚いて腰を抜かす。 噂に尾ひれがついて、行燈に火をつけると不幸になることになってた。もう楽しいのなんの。 さて、夕飯も済んだことだし、今日も横網町の割下水で屋台に化けようか。 タヌキの勘だと、この近くに住んでる卍っていうじいさんが将来、とんでもない大物になるね。 最近はまた画号を変えたみたいだし、富士山ばっか描いてるじいさんだけどこれからブレイクする。 おっと、人が通りがかったぞ。しめしめ、今夜はこいつらが獲物だな。 「きゃー、まーくんチョ→ウケルwwww」 「ユキもマジパねぇよ(笑)」 「あれ、ソバ屋あるよー、ヤバくなーい?」 「マジヤベェ(笑)!ソバくいてぇ(爆笑)!」 「ユキ月見ソバたべたーいwww」 リア充爆発しろ!ん、いや今回はこんな感じで行くよ?細けぇことはいいんだよ。タヌキだし。 入ってきたのは浅黒い肌のリア充町人ども。何が月見だ。土に埋まって月見るか? こいつらただじゃ帰さねぇぞ・・・。 「あれ、このソバ屋チョ→暗くないwww?」 「マジ暗ぇ(笑)!ゴラァ店主ゥ!!客だぞ客ぅ(激怒)!!」 「だれもいねーしwwwwウケルwwww万引きし放題wwwww」 「ユキマジ天才じゃね(爆笑)!?」 ユキマジ天災ッスね・・・なんだこの規格外町民・・・。5人がけの椅子を二人で占拠して、 あげくの果て主人がいないとおもって売上金探し始めた・・・。 普通真っ暗闇のなかでこんなことするか!?ちっとは驚けよ!怯えてよ!! あれ・・・あいつら今度は何始めたんだ・・・? 「ユキ・・・いいだろ・・・(微笑)」 「あぁん(はーと)人が見てるよぉwwww」 「ダイジョーブダイジョーブ、真っ暗だから外からは見えねえって(笑)」 「えぇ、わきから見えちゃうよぉ。茶屋まで待てないのぉ?」 「そんなこと言って、ユキだって期待してんじゃね?もう濡れてるぜ(半笑)」 「だってぇ、まーくんがいじるからぁ///」 くちゅくちゅ 何やってんだぁぁぁぁぁああああああああ!!!!ナニやってんじゃねえええええええ!!!! 何が『くちゅくちゅ』だ!!こいつら天下の往来でなんてことしてやがる!!ケダモノか! ええい止めなくては!!こいつらを爆☆殺!しなくては!!爆薬はどこだ!なぎ払え!! 「ん・・・・・・・あふ・・・///」 「おいおい外だから興奮してるのか(苦笑)、あっという間にびしょびしょだ(笑)」 「だってぇ・・だってぇ・・・・///」 「ユキのオマ○コ、俺の指に吸い付いてはなさねぇぜ(笑)正直にもっといじってって頼めよ」 「んぅ・・・もっと・・・・・じって・・・・」 「聞こえないぜ(笑)、もっと大きな声で言わないと」 「・・・・ユキのこと、メチャメチャにして・・・///」 どうしたタヌキ、それでも世界で最も邪悪な一族の末裔か!跪け!命乞いをしろ!!小僧から石を取り戻せ!! 「ようし、お望みどおりに。ほら見てみろ、ユキの乳首、ビンビンに勃起して上向いてるぜ」 「やだぁ・・・・言わないでぇ・・・」 「エッチのときはしおらしくなるのなユキは。ちょっといじっただけでこんなにして、悪い乳首だ…ぜっ!!」 「ヒィ゙イ゙イ゙イ゙、っくうううう!!!そんなに強くコスっちゃヤ゙アアアアァァァァ!!!」 「へへ……どうだ、強くした後はしびれるだろ?」 「んぅう……乳首がじんじんするのぉ/// あっあっあっ…急にぃ…優しくぅ……///」 このファッキンリア獣どもめ・・・。そうだ、ポルターガイストだ!屋台を震わせてビビらせよう! ギシッ・・・・ギシッ・・・メリメリメリ・・・ギシ・・・・ガタッ・・・ どうだ、たいていの人間はこれで悲鳴をあげて逃げていくはず・・・ 「ひあ゙あ゙あ゙あ゙ああああああああああああああああああああ///」 「へへ・・・足ががくがくしてるぜ・・・」 「奥ぅ!!叩きつけてるっ!!!あ゙あ゙っ!!ひぃぃぃぃ!!!」 じゅぶッ!!ぶじゅッ!!ちゅぷっ!!!びくっ!びくっ! 女ァァァァァァ!!!カウンターにケツ乗っけるんじゃねぇえええええ!! いつのまにか大股開いて本番おっぱじめやがって!!ポルターガイストよりうるせぇよ!!! 外でヤッてんだから、すこしは息をひそめろよ!! もうアッタマ来た!!おいらも参加してやる!!3Pだ3P!!こいつらバカだから気づかねぇよ!! ケツの穴もゆるっゆるだし、屋台のカウンターからちんぽだけ出して・・・と。 「ひぐぅ!?い…ヤメ…ッ!!イッたばかりでッ!ナカがしびれちゃってるのおおぉぉぉ!!」 「うおぅ、急に締め付けが良くなったぜ・・・裏筋にゴリゴリあたりやがる!!」 「ひぐぅ!!?イぐっ!!イッでる!!もうイッでるの゙っ!!ダメッ!!イグのやま゙ないッ!! イグのとまらないの゙ッ!!!おなかのナカッ!!!ちんぽでいっぱいなのぉぉぉ!!!」 「おらぁ!!どんどんはやくするぜぇ!?」 「もっとケツの穴しめろって!!腸液でぐずぐずだぜぇ!?」 「ごめ゙んな゙さい!!ゆる゙・・・ゆる゙して!!もうしんじゃう!!あながこわれちゃゔゔゔ!!」 「う・・・俺もそろそろ・・・・・」 「腸内に出すぜぇぇ!受け止めろっっ!!!」 「イッv!!イグッv!!イグッv!!!イッちゃうのぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!」 びゅうううううううううううううううぅぅぅぅびゅっびゅびゅっっ!!! 「お゙・・・・vあ゙あ゙・・・・・・v」 ふぅ・・・暗いとどうなったのかわかりづらいな。明かりつけるか。行燈の明かりを・・・と。 おほっ、どうやら膣内出しはしなかったようだな、腹に精液がべっとり。 ケツ穴からはおいらの精液が泡立てて出て来てやがる。やっぱりゆるいケツ穴だった。開発しすぎだ。 ん・・・おや?カレシのほうが目をむいてるぞ?どうしたの? 「おい。今、行燈が勝手についたぞ・・・(怯)」 「ぁ・・・・・・・・・・・・ぅ・・・・・・・・・」ガクガクガク 女の子は夢の世界ですよ。 「ひいいいいいぃぃぃぃ、もののけだぁぁぁぁぁぁぁ!!!」 男はフリチンのまま、割下水を錦糸堀のほうへ消えていった。おいおい、意識ないカノジョ(笑)忘れてるぞ。 ああ、そういえばこの行燈、巷の噂じゃつけると不幸になるんだっけ。カレシにつけさせればよかった。 しかたない、この女はとりあえず肉便器って落書きして木にでも縛り付けておくか・・・ ・・・ん?この女突然震えだしてどうしたの・・・ってうわぁぁぁ、小便漏らした!! 感極まりすぎなんだよ・・・。あーあ、屋台がびっちょびちょ・・・・・・ひくひく。この匂いまさか! うわあ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙!!大のほうまで!!!ケツ穴がまずかったか!!!! クソっ!!もうリア獣の相手なんざこりごりだぁぁぁぁ!!!
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その五 落ち葉なしの椎 大川端の大名の邸にある大椎の木は枝葉が拡がっているが、 いつみても一片の落ち葉もない。 「いや、単にうちの庭は下女の掃除が行き届いているだけですよ。 木の葉が落ちないわけがないではないですか。」 「しかし、下女が掃除している姿を見ませんが…。」 「うちの下女は優秀なのです。仕事をする姿を客人に見せたりは致しません。」 隅田川のほとりにある、某大名邸。小さな庭が見える客室に、今日は幕府のお偉方が来て、 屋敷の主である若い大名と話をしていた。 このお偉方はどうにも長っ尻で、本題はとっくに済んでいるというのに、関係のない話ばかり。 日ごろからこのお偉方の長話には慣れている大名も、今日はすこしばかりイライラしていた。 それというのも、今日は新しい下女の訓練をしなければならない日だからだ。 時間をかけてみっちり仕込もうと思っていたが、こうも無駄話ばかりでは焦れるばかりである。 「なるほど、貴殿の仕事へのこだわりが、巷のうわさを呼び起こしたのですな。 それで、件の大椎はどこにあるのですかな。」 「大椎は先日嵐で折れてしまいましてね、今は一回り小さい椎を植えてあります」 「おや、あれほど立派な椎は見たことがなかったのに、残念ですな」 「何、うちの下女たちが、すぐに立派に育ててくれます」 「なるほどなるほど」 お偉方は話を区切り、大名自身が淹れたお茶をすすった。 やれやれ、ようやく帰る気になったか。 大名がこっそりため息をついたのもつかの間、 「ところで・・・・・・」とまた始まった。 結局、おしゃべり好きのお偉方が重い腰を上げたのは、夕方を過ぎてからだった。 たまりにたまった鬱憤などおくびにも出さず、大名は笑顔でお偉方を見送ると、 戸に閂をしっかりとかけ、屋敷の奥へと引っ込んでいった。 新しい下女には、まだこの屋敷のいろはも躾けていない。戸惑っていることだろう。 早く教えてやらねば。 使命感あふれるこの若き大名は、自室から仕事の道具をひと揃え選ぶと、 屋敷の最奥にある下女の控室へと入っていった。 この屋敷は、幕府から拝領された上屋敷であり、大名やその家族の住まう御殿空間と 家臣が住まう詰人空間に分けられている。 しかしこの大名は、そろそろいい年ではあるがまだ結婚はしていないため、 本来ならば正室の居室として使う最奥の部屋を下女の控えにしてあった。 この部屋には今日入った新入りを含めて8人の下女が控えており、 屋敷の清掃や身の回りの世話をしていた。 大名が部屋に入ると、中にいた下女たちはすぐに顔を伏せ、または目線を下げ、大名に礼をした。 「よいよい。新入りはどちらだ。」 大名が見回すと、一人の若い女と目があった。うむ、この娘に間違いない。 「今日のところは、儂がこの娘の面倒を見よう。残りのものは各自、所定の仕事をするように。」 大名は残りの7人の下女に伝え、下女を廊下へと送った。大名がふすまを閉めると、 下女たちが屋敷の方々へ散って行く音が聞こえた・・・。 ・・・大名がふすまを閉めることで、下女の部屋は再び暗闇に閉ざされた。 窓のないこの部屋は、今は大名の持つろうそくの明かりでぼんやりと照らされているが、 ろうそくから離れれば1間先も見えない。 部屋の中央に8本並んだ太さ1尺ほどの柱のうち、もっとも新しい柱に、娘は縛り付けられていた。 後ろ手に組んだ腕、両足首、腰の三か所で縛られ、座ることもできない。 しかし娘は、気丈にも激しい怒りに燃える目で大名をにらみ続けていた。 昨晩、夜道で急に意識が遠ざかったかと思うと、朝にはこの状態だった。 声を出そうにも、内側をくりぬかれあちこちに穴の開いた不思議な球体をかませられていて、 唸ることしかできない。おまけに、着ていた服は別な服と着替えさせられていた。 今着ている服は童女用のものらしく、明らかに大きさがあっていない。 前は脇の下までしかなく、だいぶ膨らんできたおっぱいが両方放り出されたままだ。 丈はへその下より少し長いくらいで、生えそろったばかりの毛がまるごと見えてしまっている。 目が覚めて、見慣れぬ場所に縛り付けられた、あられもない姿の自分に気づいた娘は激しく混乱した。 あたりをうかがうと、同じ年頃の娘が7人、同じような恰好で、同じように柱に縛られていた。 多くの娘は目を閉じたまま死んだように動かないが、何人かの娘は時折うめき声とともにびくりと体を震わせていた。 娘が目覚めてから数時間がたち、娘の混乱が極まった頃に、大名が入ってきたというわけだ。 大名はにこやかな顔で、娘に尋ねた。 「お前、家はどのあたりだ?」 大名の質問の意図をはかりかね、娘は困惑した。大名はそのまま質問を続ける。 「家族はいるのか?兄弟は?友達は多いほうか? 「好きな食べ物はあるか?茶はたしなむか?歌舞伎や芝居は好きか? 「三社祭は行くか?今年は本祭だから楽しみだな。 「天神祭はどうだ。屋台がならんでいいものだ。 「花火も近いな。想い人といくのか。」 「・・・・・・」 「 す べ て 忘 れ ろ 」 「・・!」 凍るような口調で言い放った大名の顔には、先ほどまでの笑顔はなかった。 能面のような無表情のまま、大名は続けた。 「今日から貴様はこの屋敷の下女だ。お前には権利はない。 自由も不自由も貞操も尊厳も尊重も過去も未来も希望も絶望も感情も思考も、 一切が与えられない。」 「・・・」 「二十番目の下女として、ひたすら己の役割をこなすのだ。よいな。」 そのようなことを突然言われても、娘としてもどうしてよいかわからない。 ただ目の前の狂人を刺激しないよう、がくがくとうなずくことしかできなかった。 そんな娘を見て満足げにうなずいた大名は足首の縄をほどき、娘の足首をつかむと、 肩ぐちまで勢いよく足を持ち上げた。娘の体はくの字に折れ、秘部を突き出す形になる。 「うううううううううううううう!!!」 大名はどこからか長い棒を持ち出すと、娘の両足首を下ろせないよう肩口で固定した。 「うむ、きれいな桃色だが、少し毛深いようだな」 大名が指で娘の秘部をいじると、恐怖のあまりか朝から縛られ続けで膀胱の限界を迎えたのか、 娘は小便を漏らしてしまった。 「ん・・・・・・んう・・・・」 知らない男の前で小便を漏らす羞恥に娘が赤面していると、大名はとんでもないことを告げた。 「うむ、これで濡らす必要はないな。では始めるとしよう。」 そして袴を脱ぎ、取り出した肉棒は長さ6寸を超えていた。 「んんんんんんんんんんん!!!うううう!!!ううううう!!!」 「そうか、早く入れてほしいか」 大名は片手で娘の腰をつかみ、片手で娘の秘所に亀頭をあてがうと、そのまま無遠慮に腰を突き出した。 「ん゙ん゙ん゙ん゙ん゙ん゙ん゙ん゙ん゙ゔゔゔゔゔゔ!!!!」 娘のからだの中で、ぶちっと膜が裂ける音がした。秘裂から血が流れだす。 「ほう、処女だったのか。少し締め付けが強いが、血ですべりがよくなるだろう。」 一般男性のものよりはるかに太い大名の肉棒に娘の秘裂はめりめりと悲鳴をあげるが、 大名はかまわず腰を打ち付ける。 足が宙に浮き、両腕を縛られた状態で、娘には痛みを逃がす場所も動きもない。 一突きごとにうめき声をあげ、ひたすら大名の腰の動きが収まってくれるのを待つばかりだ。 しかし大名はそんな娘のことなど考えもせず、 「そら、速さを上げるぞ」 などといい、さらに腰の速度を増していく。6寸もある肉棒が根元まで入ると、娘の体はふわりと浮き上がる。 そして引き抜かれるときに、今度はつられて奈落のように落とされていく。 「ん゙ん゙う・・・・ん゙ん゙ん゙うう・・・ん゙ん゙っっ・・・・」 太すぎる肉棒でつけられた傷を、一刺しごとに重ねてえぐられていく痛みに娘の気が遠くなってきたその時、 大名は腰の動きを速めながら言った。 「そろそろ熱いのをくれてやる。しっかり締めろよ!!」 「ん゙ぐゔゔゔゔゔゔゔゔゔゔゔゔ!!!!!」 肉壺の中で亀頭が膨れたかと思うと、膣内にどくんどくんと熱い液が注がれる。 肉が裂け、傷がしみるそのあまりの激痛に、娘はとうとう意識を手放した。 その屋敷の秘密の部屋には、椎の木の柱が8本立っている。 昼夜を問わず、何人かの女性が縛られ、気を失っているその様子は、 いつしか「オチっぱなしの椎」と呼ばれた。 やれやれ、これで13人目だ…。また新しい女を見つけなければ。 庭に穴を掘りながら、大名はぼやいた。傍らには、オチた彼岸から戻ってこられなくなった下女が横たわっていた。 激痛に大きく目を見開き、口は木製のさるぐつわを噛み潰し、断末魔の悲鳴を上げたままの形で固まっている。 耳と言わず乳首と言わず、体にはいたるところに針が刺さり、腹は異常な形に膨れている。 木製の張型が二本さしこまれた秘部からは血がいまだ吹き出し続けていた。 長くもってくれたが、3本刺しはキツかったか。まあ、せいぜい椎の木を大きく育ててくれ。
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その八 送り拍子木 入江町の時の鐘の近くで夜回りをしていると、どこからともなく拍子木のカチカチという音が聞こえてくる。 (若い娘一人が夜の町を帰る。怪談にはありがちな場面構成だけど、実は初めてなのよね・・・・・・。) 娘の長屋では半年ほど前、年頃の女が一斉に妊娠する珍事があり(中には身に覚えのないという女も少なからずいた)、 近頃は産婆をひっきりなしに呼んでいるのだ。 今日も長屋では2組の出産があり、今まで箱入りで育てられた大家の娘まで駆り出され、産婆を呼びに行ったところだ。 情けない話、道を走ることはおろか一人で歩くことも稀な娘は、産婆を呼びに走ったら産婆の家で貧血を起こし ぶっ倒れてしまい、そこの家族に介抱されてしまった。そんなわけで、娘は初めて、夜の街を一人で帰っている。 もともと父親にべったりな箱入り娘のこと、まわりに話しかける相手がいないことすらひさしぶりのことだ。 娘が夜道を歩いていると、どこからか拍子木の音が聞こえた。 カチ――――・・・・・・ン (火事も多いし、夜回りの人も大変ねぇ。) 拍子木は一定の周期で音を鳴らす。徐々に娘に近づいているようだった。 カチ―――・・・ン カチ―――・・・ン カチ―――・・・ン なんということもなく拍子木の音に耳を傾けていた娘は、視界がいつのまにかもやに覆われていることに気付いた。 (あら、霧かしら・・・何か足のうらもべったり重くなってきた感じ・・・・・・) カチ―――・・・ン カチ―――・・・ン カチ―――・・・ン 娘の足取りは徐々に重くなってゆく。 まるで沼に踏み入れたような感触だが、娘は視界ばかりか頭まで霞がかかったようにうまく働かない。 カチ――――――――・・・ン 最後の拍子木はすぐ耳元で鳴ったようだったが、まるで別な世界の音のように聞こえた。 ・・・・・・は・・・できな・・・・ことも・・・・・ない―――― カチ――・・・ン (あら?ぼーっとしてたのかしら。なんだか変な感じ。なんだったのかしら。・・・!!) 「キャッ!?」 娘は小さく悲鳴を漏らした。自分のあられもない痴態に気がついたのだ。 (私ったら、なんて恰好をしているの!?着物の裾がこんなになってしまって!) ほほを赤くそめた娘は周囲を見回すと、あたりに人気のないことを確認して胸をなでおろした。 おもむろに足首のあたりまで下ろした着物の裾を襦袢ごとつかみ、くるくると巻き上げると裾の端を帯に挟んだ。 娘の下半身は腰のあたりまで露出しており、娘自身がもつ提灯によって磁器のような白い肌が闇にくっきりと浮かぶ。 家にいることが多いせいか日に焼けていない白い肌はしかし、病的というより美術品のようだった。 年頃にしては肉づきの少ない尻たぶと太もも。簡単に折れてしまうのではないかと思われる脛には傷一つない。 まばらに生えている下の毛は薄いほうで、切りそろえられているわけではないが下品には映らない。 襦袢の裏地で帯を覆い隠し、腰回りが巾着のような異様な衣装のまま、娘は照れる風もなく歩き始めた。 (なんだってあんな恰好で歩いていたのかしら・・・・・・年頃の娘が裾を下ろして歩くなんて!) 歩き始めた娘は、数歩もいかないうちに異様な気配を感じて顔をしかめ、足を止めた。 (何かしら、目の前になにかの気配があるような・・・・・・よく聞けばほら、息遣いも聞こえてく) カチ――――――――・・・ン (気のせいね。いけない、早くおうちに帰らないと、お父様が心配なさるわ!) 娘はその場にかがみこみ、買ってもらったばかりの赤い鼻緒の下駄を片足だけ脱ぐと、腕にはめた。 そして立ち上がると、少し早足で歩き始めた。下駄の高さの分、両足で長さがちがうので歩きにくいが、 娘は何の疑問ももたない。 カチ――――――――・・・ン 「おい」 突然後ろから声をかけられ、娘は驚いて後ろを振り向いた。 (さっきまでは確かに誰の気配もしなかったのに・・・あら?) 「あら、あなたは長屋の」 カチ――――――――・・・ン (見たこともない男だ。どうして声をかけてきたのだろう。) お世辞にも恰好が良いとは言えない、むしろ髪や服などにどこか不潔な印象の残るその男は、下卑た笑いを浮かべると いきなり着物の裾をまくりあげた。 男は下着を着けておらず、娘の目には男の股間の屹立した男性器がしっかりと見て取れた。 「きゃあっ!!」 娘は驚いて声をあげると、男から逃げるべく前方に走り出した。白い尻が左右に揺れる。 しかし左右の歩幅があわず、数歩も進まぬうちにつまづいてしまう。 走りなれていない娘は反射的に手をつくこともできず、無様にも顔を地面にたたきつけた。 男は、こうなることが分かっていたかのようにゆうゆうと歩いて娘に近づくと、 うつぶせに倒れた娘の尻肉を乱暴に鷲掴みにした。 地面に顔を打ち付けた娘は、脳震盪をおこしたのか呻いている。 男は娘の股間に顔を寄せると、鼻を鳴らして言った。 「ククク、きちんと拭いているのか。小便の臭いがきついな」 男の言葉に、娘は羞恥と屈辱のあまり顔を真っ赤にして悲鳴を上げた。 「イヤァァッ!誰か、誰かぁぁぁぁ!!」 「無駄だ、誰もこねぇよ」 男は冷たく言い放つと、懐から油を取り出し自分の逸物にふりかけた。 「生娘か・・・・・・興奮するぜ」 「ひぃっ!!」 あわてて立ち上がろうとした娘の肩を、一足早く男は地面に押し付けた。 「諦めて力抜きな、痛い思いはしたくないだろう」 「ひっ、やだ、やめてぇ!!」 娘の哀願もむなしく、誰の侵入も許したことのない秘裂をかき分け、男の欲棒が娘を突き刺す。 「やっ!やっ!痛い痛い痛いぃぃぃ!」 ぱつっと、娘の体の中で何かが弾けるような音が聞こえたかと思うと、娘を体を引き裂かれるような痛みが襲った。 「ふう、やっと全部入ったぜ。油のぬめりがあるとはいえキツイな」 処女を失った破瓜の痛みも止まぬうち、娘の身体のことなど何も思いやりもせず、ただただ欲望のままに男は腰を動かす。 身体の奥底についた傷を何度もえぐられる痛みに、娘は大粒の涙を流して許しを乞うた。 「やだぁ!痛いぃ!もうやめて!抜いてよう!!」 しかし男は聞く耳を持たない。ただケダモノのように息を荒げ、腰を振る。いつしか男の手は娘の肩から離れ、 尻肉をわしづかみにしていた。 「肉が薄くて物足りないケツだな」 (もう・・・・・・いや・・・・・・早く終わって・・・) 見も知らぬ男にいいようにされ、娘はみじめな気分でいっぱいだった。早くこの拷問のような凌辱が終わってほしかった。 「よし」 しばらく腰を振っていた男は短くつぶやくと、腰を引き肉棒を引き抜いた。 (やっと終わったの・・・・・・?) 娘がうつぶせのまま、男に見えないよう安堵の溜息を漏らしたその時。 「オラァ!!」 娘の右横に回り込んだ男が、娘の顔面を思い切り蹴り上げた。 「ぎゃあっ!!」 男の爪先は娘の鼻に当たり、仰向けにひっくりかえった娘の顔は涙と鼻血で見る影もなくなってしまった。 「ゔわ゙あぁぁぁ!ひぐっ!ゔゔゔゔ・・・・・・」 男は娘を正常位に組み敷くと、改めて肉棒の抽挿をはじめた。 「へへ、尻はいまひとつだったからよ。胸のほうはどうだ」 男は娘の着物をはだけると、乱暴に乳首をにぎりつけた。 「いやああああ!痛い!痛い!」 「チッ!胸も薄いな、まっ平らじゃねぇか!せいぜいまんこで楽しませろよな!」 男は娘の顔面に唾を吐きつけると、乱暴に腰を動かした。 そこからは性行為ともいえない下卑た凌辱が続いた。娘の頬を叩くと膣のしまりが良くなることを発見した男は、 娘の頬を意味もなく叩いた。男の暴力に娘が怯えると、続いて男は叩く素振りを見せ、その反応を見て悦んだ。 そんな、娘には永遠のように感じる凌辱の時も、終わりが近づいていた。 男の目はますます凶暴になり、娘に顔を近づけると、低い声で言った。 「そろそろイクぜ!たっぷりとお前の中に出してやる」 「ヒッ!!やだ、やめて!!いやぁぁぁぁぁ!!」 顔をくしゃくしゃに歪めた娘の懇願にも耳を貸さず、男は娘の膣内に大量の精を放った。 「うおおおぉ、イクぜ!元気な子を産めよ!!」 「いやあ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙!!!!」 そのあとも、男が満足するまで凌辱は続いた。 男は立ち去る間際に、懐から拍子木を取り出すと、痣だらけで放心した娘の耳元で呟いた。 「お前は、今の出来事を忘れてしまう。思い出すこともできない。」 そして手早く娘の着物を整えると、拍子木を鳴らした。 カチ――――――――・・・ン 男が立ち去った後には、体中の痛みに首をひねる娘が残されるばかり。 そして長屋にはまた一人妊婦が増えたのだった。