約 1,158,230 件
https://w.atwiki.jp/wakan-momomikan/pages/6730.html
蜉蝣僧│和│虫部│ http //wakanmomomikan.yu-nagi.com/momomi3/maki-6600.htm
https://w.atwiki.jp/anirowakojinn/pages/3468.html
「君、女の子だよね? どうして学ランなの?」 一瞬、こいつは馬鹿なのかと思った。だけど次の瞬間、これは使えるとも思った。 意味のわからないゲームに巻き込まれて、早数十分経過。僕に配られた支給品とやらは、ポケットに入る程度の小さな短刀。とりあえずポケットにしまっておく。 さっきいた教室に、知っている顔が何人かいた。そしてその中には兄さんの姿もあった。それでたまらなく安心したんだけど、僕から兄さんを探そうとは思わない。 だって兄さんは僕と違ってとても優秀だ。僕がいたら寧ろ足手まといになってしまう。兄さんから探しに来てくれることを願うしかない。 ……さて、どうしようかと思っていたところで、背後からさっきの声をかけられた。思わず盛大に肩が跳ねる。……吃驚した。 僕はもとから女顔で、女に間違われることも度々あった。流石にこんな状況でまで女と間違われるとは思ってなかったんだけれど(だって学ランだぜ?)、……まあいい、これは使える。 「じ、実は私……両性具有なんです」 恥らう演技をしてみる。最初は女で通そうかとも思ったが、後に矛盾が出てくることを考えて両性具有で落ち着かせた。声は低くないし、身長も170センチない。 そのうえにしばしば「美少女」と称される僕の容姿は(「少年」でないあたりが非常に不名誉だが)、こういうときに役立つらしい。 「そうなのか?」 「ええ、そうなんです」 ……割と普通に反応するもんだな。驚けよ少しは。 兄さんは優秀。そんな彼を探す必要はない。だけど僕は死にたくない。だから僕がすることは一つ。兄さんに見つけてもらうまで生き延びる。それだけ。 そのためにはどうするか? ……答えは簡単だ。 「あの、私、「美緒」っていうんですけど、女の子みたいでしょう? だから私は自分のこと女の子だと思ってて、そのせいで性格も女の子みたいで。……だから」 「だから学ラン着せられてショックだった?」 「……はい」 ばーか、嘘だよ。これは口に出さないけど。今の話の中で本当なのって、名前くらいじゃね? うわ、僕って実は嘘つくの得意なのかもしれない。 「そっか、俺は安藤裕一。よろしくな」 にっこりと人のよさそうな笑みを浮かべて、ユウイチは手を差し伸べてきた。握手するつもりらしい。ああ、こいつ殴りたい。 いい人って、絶対裏があるか、いい人自身がだまされるかどっちかなんだ。……まあとりあえず握手はしておいた。 握手してないほうの手(左手なんだけど)、をぐっと握ってみたけれど、いつもみたいな力が出なかった。……あれ? ……そうか、これがか。 僕の住んでいた島(カゼハナというんだ。間違ってもこんな沖木島とかいう島じゃない)の住民は、皆その身体に不思議な力を宿していた。 僕たちはそれを「能力」と呼んでいたのだが……そうか、これが柚希の言っていた能力制限か。くそ。 僕には身体に似合わず(だってほら、女に間違われるくらいだから)、物体操作能力という力を持っていて(人外レベルの怪力だと思ってくれたら話は早い)。 それさえ使えれば大分有利だと思ったんだけど……。ダメか。 「あ、そうだ。ミオちゃんの武器は何?」 「へ?」 何を聞いてるんだこの馬鹿は。今のところは僕のことを殺す気はないんだろうけど……。 悩んでると、ユウイチは苦笑した。 「あ、ごめん。あのね、俺はさ、脱出を考えているんだ」 「脱出?」 「うん、この島から」 ……こいつはそんなことを実現できるほど頭が良いのか? 兄さんみたいだったら尊敬できるんだけど。 でもまあ、とりあえず「すごいですね!」と褒めておく。 「ありがと。それでさ、なるべく人を集めて、同盟を組もうと思ってるんだ」 「同盟?」 「そうそう。多分もう二つくらいはどっかで出来てると思うんだけど、「脱出したい」って人を集めて、その人たちの知識を集めて脱出するんだ。 人数を集めれば集めるほど脱出できる確率は上がるんだからね」 「ああ! それはすごい案ですね!」 「嬉しいよ。でさ、ミオちゃんは殺し合いに乗ってないみたいだから、俺と同盟を組んで欲しいんだ」 「本当ですか!?」 「おう! それで、ミオちゃんの武器とか教えてほしいんだ。勿論俺のも見せるよ。それで、戦力を考えて行動しよう」 ああ、なるほど、だからか。 「なるほど……ですけど、ここじゃちょっと……」 「ああ、そうだよね、道のど真ん中だもんね。他の人に見られてたら大変だ。移動しよう」 「……ありがとうございます」 とりあえずはユウイチについていくことにした。ぺこりと頭を下げれば、ユウイチは僕の頭をぽんぽんとなでた。 その手には優しさがこもっていて……こいつ本当に良い人なのか? なるべく静かに草むらの中へ向かう。うん、草むらなら人目にもつかない。 「そろそろかな」 「ここでいい? じゃあ――――」 ユウイチの声は途中で途切れた。 だって。 僕が彼を刺したんだから。 「へえ、こんなんでも心臓に届くもんだね。肋骨に当たらなくてよかった」 心臓に刺した短刀を抜く。よかった、僕に返り血はついてない。この短刀は勿論さっきまでポケットに入っていたものだ。 「うん、ごめんね、最初から同盟なんて組む気なかったから」 表面だけで謝罪して、ユウイチのデイパックはいただくことにする。 ……さて。この場面を誰かに見られると困るから、早々に失礼しようと思う。短刀は残り三本。とりあえずこの短刀は拭いとかなくちゃ。 とりあえず手近な彼のワイシャツで拭っておく(だって学ランは固いもの)。 じゃね、ありがと。君はだまされ易いいい人だったよ。 そういう人は真っ先に。 ――死ぬんだ。 【7-D/茂み/一日目-午前】 【真田美緒@亡國ノ村】 [状態]:健康 [装備]:短刀@革命(土御門伊織の武器) [持物]:基本支給品+裕一から強奪した支給品(武器もあるが、未確認) [方針/目的] 基本方針:何をしてでも生き残る 1:とりあえず自分の身優先(裕一は足手まといになるとふんだので殺しましたが、使えそうな人にはついていきます) 2:裕一を殺したことは内緒 [備考] ※ 両性具有と偽りましたが、れっきとした男性です。ただし外見上は相当の美少女。つまり美形です。 【安藤 裕一@Rondo:死亡】 【残り62名】 Back 計算と感情 時系列順で読む Next だからわたしにあいをちょうだい Back 少年の行方 投下順で読む Next 知識と才能同盟 GAME START 真田美緒 Next こういう話を書いてみたかったので、オリオールでも待遇がアレだった彼に犠牲になってもらった 安藤裕一
https://w.atwiki.jp/ukimh/pages/33.html
【検索用 そういまここから 登録タグ 2008年 そ 伯陽 天音ルナ 揺歌サユ 曲 楓歌コト 欲音ルコ 重音テト】 + 目次 目次 曲紹介 歌詞 コメント 作詞:伯陽 作曲:伯陽 編曲:伯陽 唄:重音テト コーラス:天音ルナ、和音マコ、楓歌コト、欲音ルコ、揺歌サユ 曲紹介 曲名:『そう、今、ここから。』(そう、いま、ここから。) 現在は動画が削除されている。 歌詞 (動画削除により不明) コメント 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/clubindigo/pages/184.html
各キャラに似合いそうな曲 憂夜に似合いそうな曲 -Flaming ice/加藤和樹 7年前の向かうとこ敵なし、俺様な憂夜さん 歌詞:http //lyric.kget.jp/lyric/hq/pl/
https://w.atwiki.jp/83452/pages/2458.html
律「なんで私があんな不良みたいな役まわりなんだよっ!」 紬「まあまあ……」 唯「私なんていじめられるだけいじめられて出番も少なかったし……」 律「私はあんなふうに唯をいじめたりしないぞ!」 唯「りっちゃん……」 律「唯……」 紬「あらまぁ」 澪「私なんて……なんか律の都合のいい女みたいになってたし……」 澪「最後は憂ちゃんにも忘れられてたみたいだし……」 唯「澪ちゃん……」 澪「きっと私の墓参りも行ってないんだー!」 律「お、おい落ち着けって」 澪「それに私は、ちゃんと止めるからな、悪いことは!」 律「わかってる、わかってるって!」 紬「ケーキでも食べて落ち着きましょうよ、紅茶もあるわよ」 唯「ひぃっ!」 律「まさかっ!」 澪「えっ!?」 紬「なにも入ってないわよっ」 律「じょ、冗談だよ、なあ唯」 唯「ガクガクブルブル」 澪「あらら」 紬「そんな変なクスリとか、いくらなんでも手になんて入らないわ」 律「だってよ、唯」 唯「じゃ、いただきまーす」 澪「切り替えはやっ」 律「ま、ムギは生き残ったし、痛い思いもしなかったし、一番いい役だったんじゃないか?」 紬「確かにそうだけど……それが逆になんだか微妙よね……悪いことはしたわけだし」 澪「そう言われれば……」 紬「それに、なんだかお金持ち特有の小物発言もあったし……」 ガチャ さわ子「お疲れー」 四人「お疲れ様でーっす」 さわ子「あー、ひどい目に遭ったわ。お、ケーキ頂きぃ」 唯「あぁっ」 律「いやぁ、さわちゃんが一番イタイ死に方でしたねー」 さわ子「まーね、でも、あんな教師には当然の仕打ちだわ」 澪「えっ?」 さわ子「私は、いじめがあったら、断固とめて見せるわ!!」 律「おおー」 唯「私のケーキとったくせにぃ……」 さわ子「あー、おいし♪」 澪「ハハハ……」 ガチャ 和「お疲れ様ー」 唯「へ、変態だー!」 澪「おい!」 和「言われると思ったわ……」 律「ま、まあまあ座って座って」 紬「お疲れ様、はいケーキとお茶」 和「ありがとう、いたたきます」 律「いま、役の悲惨さを語り合ってたんだよ」 澪「和は準主役みたいなもんだったな」 和「でも変態ストーカーよ?」 紬「でも、最後カッコいいところ見せたじゃない」 さわ子「あれはしびれたね」 和「そう言ってもらえるとありがたいわ……」 ガチャ 憂「お疲れ様でーす……?」 唯「憂ー!!」 律「主役のおでましだー!」パチパチパチ 澪「憂はほんとにいい役だったなぁ」 紬「美術室の場面はちょっとどきどきしちゃった」 唯「さすが我が妹! えへん!」 澪「唯がすごいんじゃないからな」 さわ子「ささ、そんなところに突っ立ってないで」 紬「ケーキあるわよ」 憂「いただきます」 憂「……」 和「憂ちゃん、いま微妙に私から椅子離した?」 憂「え! そ、そんなことないです」 律「そりゃ、パンツの匂いかがれちゃーなー」 唯「和ちゃん、憂への変態行為は許さないよ!」 和「やっぱり、私の役が最低だったみたいね……」 紬「まあまあ、好きになっちゃったらあんなことしたくなるのも、仕方ないわよ」 澪「え」 律「え」 唯「え?」 さわ子「ふふふ」 紬「え、え?」 憂「……」 紬「ち、違うわよ!? 私がそういうことするって意味じゃ……」 ガチャ 梓「ちょ、ちょっと皆さん!」 律「だれ?」 澪「誰だ?」 唯「えーっと……」 梓「ひ、ひどい……」 律「あはは、冗談だって」 紬「あっ……でもケーキはもうないわ……」 梓「……」 和「わ、私のケーキあげようか……まだ半分も食べてないから」 梓「すいません……ありがとうございます」 憂「梓ちゃん……」 梓「ひどいですよ……私をのけ者にして」 さわ子「うーん、なんでだろ」 梓「それに、和さんの役はホントは私だったって言うじゃないですか……それなのに」 和「でもこの役、変態ストーカーよ?」 梓「え?」 律「和がこの役でやったことと言ったら……」 憂「やめてっ!」 唯「憂……?」 澪「まあ、耳をふさぎたくなるのもわかるよな」 和「しかも、さりげなく椅子離されちゃったしね、さっきも」 梓「いったいなにやったんですか……」 律「察しろ」 さわ子「まあまあ、愛する気持ちはとめられないものなのよ」 梓「と、とにかく! 次回は私も絶対出ますからねっ!」 おしまい。 戻る
https://w.atwiki.jp/niko2/pages/235.html
けだものとのそうぐう ◆lbhhgwAtQE (非登録タグ) パロロワ ニコニコ動画バトルロワイアル チーターマンⅡ ニコロワ初の脱出者 勿 第九十五話⇔第九十六話 第九十六話⇔第九十七話 「……アリスよ」 彦麿が立ち止まって私に声を掛けてきたのは唐突だった。 今まで黙々と、歩いていたというのに急にどうしたのだろう? 「何よ?」 「山には古来より神が棲んでいると言われている」 「……そうね」 「そして、それと同時に、山には魑魅魍魎も潜んでいるのだ」 その通り。 というか、それは幻想郷は当たり前のことだ。 ついこの前も、魔理沙や霊夢が山の神やら天狗やらに会ってきたとか、そんな話をしていたし。 でも、それが今の状況とどういう関係にあるのだろう? 「魑魅魍魎は、我らに害をなそうとする存在。つまり、山に入ってきた我らに様々な悪さをしてくるのだ」 「まぁ、そうでしょうね」 「そして、今! 我々はその魍魎共から知らず知らずのうちに悪事を受けてしまったようだ!」 もう何が何やら。 そんなこと大声で言われも、私には何のことやらだ。 「……で、つまりはどういうことなの?」 私は、ついに耐えかねて、そう尋ねてしまう。 すると、彦麿は一言で、こう言った。 「……道に迷った」 ……私は、深く溜息をついた。 思えば最初から不安だった。 ストーム・ワンなる老人の頼みを引き受けた彦麿は、頼みである老人の仲間の捜索に躍起になっていた。 そして、躍起になりすぎた為か、彼はやや奇妙な行動に出たのだ。 ――「む、彼らがいるのは、こっちか!?」 ――「どうして分かるのよ……」 ――「心の闇に怯える者の声がかすかに聞こえたのだ」 と、こんな感じで彦麿は、時には道なき道を歩きながらも、私(と涼子)を先導していった。 そして、そうすること数十分。 その結果はこれだった。 「……で、どうするの? このままじゃ山を下ることすらままならないんじゃない?」 「うむ、その通りだ。アリスよ」 「って、迷っておいて妙に落ち着いているわね」 「私は闇を祓う陰陽師。いつ何時も平静であるべきなのだ」 ……だったら、山道を歩く時ももっと落ち着いてきちんとした道沿いを歩いて欲しいのに。 やはり、黒い帽子を被った人間には碌なのがいない。 このままじゃ、老人の仲間が持つという人形を見れないどころか、遭難すらしてしまいそうだ。 「…………はぁ」 「アサクーラ…………」 私が改めて溜息をつくと、そんな私の顔を見たのか、涼子も太い眉をハの字にしてショボンとしていた。 単に私の顔を真似しているのか、操り主である私の気持ちを察してくれたのか。 後者であるなら、やはりその自我は私の理想の終着点に近いものだろうな、と考えていると。 「……む、何かが聞こえるぞ」 いきなり、彦麿は明後日の方向に向き直った。 「聞こえる……って、また心の闇を持つ人間の声とかいうやつのこと?」 「うむ、その通りだ。……だが、これは怯える声とは少し違う。これは…………歌か?」 怯える声の次は歌声? 冗談も程ほどに……と思う私であったが、その時それは私の耳にも届いた。 「本当。……歌声がかすかに聞こえる」 木の枝を揺らす風に乗って、かすかに聞こえる歌っているような女性の声が聞こえてくる。 しかし、その歌声に私は何か違和感を感じた。 「ねぇ。あれ、何だか音が外れていない?」 「うむ、そのようにも思えるな。……恐らくは、歌っている者が闇に怯えながらも、助けを求める為に歌っているのだろう。だから外れているのだ」 「なるほどね……」 「どちらにしても、向こうにそのような者がいるなら助けねばならない。それが陰陽の道であるのだからな!」 再び彦麿は躍起になった。 ……というか、最初からずっと躍起だったのかもしれないけど。 自ら進んで動くことをあまりしない私からすれば、その行動原理はあまりに不可解。 だけど、今はそんなことを言ってられないだろう。 どのみち、私達だけで行動してたら、山中で無駄に時間を浪費しそうだし。 もしかしたら、歌声はストーム・ワンの仲間のもので、人形を見つけられるチャンスなのかもしれないし。 「そういうわけだ。行くぞアリス!」 「ま、そうする他なさそうね」 私は、歌声のする方角へ足を進める彦麿の後についていくように歩き出した。 その横に、涼子を引き連れて。 ……だけど、この時は夢にも思わなかった。 まさか、この直後にあんなことになるなんて。 ◆ それは、迷える歌声のする方向へ歩き出して間もなくの事だった。 「……何、これ?」 アリスは驚いたような、呆れたような声を出した。 無理もない。 何故なら、今私達の目の前には、目を疑いたくなるような物体がいたのだからな。 「うむ、あれは猿の仲間か何かのようだな」 「いや、それは何となく分かるけど……どうみてもただの猿じゃないでしょ、あれ」 その通り。 目の前にいるソレは、ただの類人猿には見えなかった。 二足歩行しているところ、しかもその二足で珍妙なステップを刻んでいるところ、そして何より、その凶暴な顔つき。 そう、それはまるで―― 「魑魅魍魎だ」 「……え?」 「あれこそが魑魅魍魎、人の心の隙間に入り込む物の怪の類よぉ!!」 そもそも、この殺し合いとやらをするように命じたのは、ピエロのような二匹の悪霊。 ということは、今目の前にいるような物の怪を、この場に送り込んできていても何ら違和感は無い。 そうやって奴らは、我々を怯えさえ、心を容赦なく闇に染めようとしているのだろうからな! 「というわけで、アリス。ここは私に任せておけ。奴を退散するのはこの陰陽師の使め――」 「って、彦麿、前! 前!」 私がアリスを後ろに下がらせようと彼女の方を振り向いた時だった。 彼女が何やら慌てたように指差すものだから、私はその猿の物の怪の方へ首を向け直した。 すると―― 「――ぬぁに!?」 振り返れば、そこには奴がいたではないか。 何故だ? 先ほどまである程度の距離があったはずなのに……! だが、そのような思考をしている間に、私は何らかの措置を講じておくべきだったのだ。 奴は、硬直した私目掛けてその腕を振り落として―――― ◆ 「彦麿!!」 涼子を操ろうとした時には遅かった。 彦麿は、猿の怪物の振り下ろした腕に殴りつけられ、横に吹き飛ばされていた。 飛ばされた彦麿は近くの樹にぶつかり、そのまま動かなくなる。 猿、彦麿、私と涼子。 この順に並んでいたところで、猿が彦麿を除去したとなると、奴が次に目を付けるのは確実に私だ。 だけど、私も猿如きにただやられるだけなんて真似は勘弁願いたいところ。 だから私は命じる。 横にいる新たな人形に。 「涼子! 防壁をお願い!!」 「コ-セ-ノーバクアップー!」 涼子は、迫り来る猿と私の間に割り込むと、すぐに見えない光の壁を構築する。 すると、猿はその壁に激突、後退を余儀なくされる。 ……よし、間合いは広げた。 近接戦にならなければ、あの猿の脅威も薄れるはず。 私は、そのチャンスを狙い、涼子に更なる命令を出す。 「涼子、次! 礫符『ストーンダストレヴァリエ』!」 「マユゲー!」 涼子は、命じられると周囲にあった無数の小石を小さい弾に変換し、猿へと飛ばした。 それは、彦麿と同じように身勝手な彼女の得意とする弾幕の一つから名前を借りたスペル。 まぁ、彼女だって私の本を今まで散々借りていってるんだし、少しくらいこっちが名前を借りても罰は当たらないわよね? ――と、それはともかく。 その無数の小弾による弾幕は、猿目掛けて正確に飛んでいった。 しかし。 「う、嘘ぉっ!?」 猿の能力は私の予想の斜め上を行っていた。 なんと、奴は絶対回避できないと思っていたその弾幕を、奇妙で、しかも素早いステップで全て避けきったのだ。 カスりすぎってレベルじゃないわよ!? そして、猿はそのまま私へ近づいてゆく。 このままでは、再び近接戦に持っていかれてしまう――それを回避するべく私は、次の命令を涼子に。 「槍符『スピア・ザ・ブランチ』!!」 「デカタヲミルー!」 落ちていたいくつかの枝を拾い上げ、槍状に変換すると、涼子はそれを猿目掛けて投擲する。 しかし、それらも悉くチョン避けされてしまい…… 「な、何なのよ、あの運動性……!」 と、呆気に取られている場合ではなかった。 猿は僅かな間にどこまでも間合いを詰めて迫ってきている。 私は涼子に再び防壁を作らせようとする。 だが。 「コユビデギュ-!」 それより前に、涼子は私の前へと飛び出していた。 それは主である私を守ろうとする本能からくる行動だったのだろう。 だけど、私が特別に命令を出していない以上、彼女は基本的な動作でしか動けないはずで―― 「アラクーラッッッ!!」 予想通り、猿のその豪腕により、涼子は彦麿同様に横に飛ばされてしまった。 ……これで、私と猿を遮るものは何もなくなった。 さて、どうするか? このまま逃げる? ……いや、この猿の素早さを考えると無謀。 ならば、戦って、撃退するなり倒したりするしかないだろう。 近接戦は苦手だけど、一応、私個人でも弾幕は作れるし、鬼が起した霧の騒動の時はそれなりに頑張った。 だから、今回だって……。 「おいで猿男……遊んであげる」 私は迫り来る猿を見据えて、身構える。 そして、猿がその腕を三度振り上げながら飛び掛ってくると―― 「悪霊退散! ぶるぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」 「……へ?」 突如そんな叫び声が聞こえてくると、その直後。 ――コイーン! そんなマヌケな音が鳴ったかと思うと、猿はその腕を私に振るうことなく前のめりに倒れた。 そして、倒れた猿の向こうから姿を現したのは…… 「大丈夫だったか、アリス!」 そこにいたのは片手に濃茶のブロックを持つ黒衣の胡散臭い男。 先ほど吹き飛ばされたはずの陰陽師、矢部野彦麿その人であった。 ◆ 猿の物の怪の一撃で倒れてしまうなど、陰陽師として一生の不覚だった。 物の怪を祓うことがあっても、逆に返り討ちにされてしまうなど……琴姫や僧侶たちに知られたら笑い者にされてしまう。 ……いや、私が笑われるだけなら別に構わない。 だが、私が倒れてしまった後、悪霊に苦しむ人々はどうすればいいのか? 奴らが科学で解明できない存在である以上、陰陽師である私が何とかしないといかんというのに。 そう、このようなところでいつまでも倒れているわけにはいかないのだ! 私がそのような思いを胸に目覚めると、まさにアリスが物の怪に襲われそうになっていた。 そして奴は彼女の使役する朝倉を弾き飛ばすと、アリス目掛けて腕を振り上げていた。 ……それを見て、私の体はごく自然に動いていた。 アリスが人間ではない別の存在であろうと関係ない。 心に闇を持たぬ者を魑魅魍魎が襲うのであれば、私はそれを討ち祓うのみ! 私は持っていたブロックを振り上げると、奴の背後に一気に迫り、そしてそれを頭部目掛けて振り下ろす! 「――というわけだったのだ」 「なるほど……ね」 物の怪を気絶させてすぐに、私達は奴から離れた場所に移動し、木陰で先ほどの戦闘で出来た傷の手当をしていた。 傷の手当を受けるのは私、治療するのはアリスだった。 また、物の怪の攻撃を受け、気絶したままの朝倉も私の横で寝ている。 「しかし、あの物の怪……私の力で祓えぬとは、一体どういうことなのだ?」 「さぁね。そっちに関しては私は専門外だしさっぱり。……というか、殺しておいたほうが良かったんじゃないの、あんな厄介な敵なら」 「物の怪は単純に殺しただけではすぐに転生する。その悪しき魂を清め、祓うことが大事なのだ」 本来なら、祓っておきたかったというのに、あの物の怪は退治することが出来なかった。 あれはやはり、私の修行不足のせいなのだろうか? だとしたら、あの猿を祓う為にも、この地にて一層の修行を積まなくてはならない。 そうしなければ、奴は再び人を襲うだろう。 それだけは、何としても避けなくてはならないのだ! 「アリスよ。私が物の怪の一撃ごときで倒れたせいで、お前を危険な目にあわせてしまったようだ。すまない」 「べ、別に危険な目には遭ってないわよ。あの時もあなたが来なくてもきっと何とか――」 「私は一層精進しなければならないようだ。あの猿を祓う為にも、他の人々の心を救う為にも、この殺し合いを考えた悪霊どもを退散する為にも、そしてお前を守る為にも!」 私がそう高らかに宣言すると、アリスは何故か顔を少し赤くした。 「……どうした、アリス? 熱でもあるのか?」 「な、何でもないわよ!」 ……一体どうしたというのだ。 私がアリスの様子を訝しんでいると、横で寝ていた朝倉が目を開いた。 「あ、涼子も目が覚めたのね」 「……アサクーラ?」 「うん、問題はなさそうね……。とりあえず一安心ってところかしら」 朝倉の体を調べながら、アリスは笑みをこぼす。 ふむ、朝倉の意識が戻ったのなら、そろそろ動くべきだろうな。 「……では、行くとするかアリス」 「え? あ、あぁ、あの歌声の方向にってこと?」 「そうだ。物の怪に邪魔をされて時間は経ってしまったが、まだ彼女らがいる希望はある。何としても合流するのだ!」 「そ、そうね……」 歌声の聞こえた方向には、闇に怯える人間がいる。 私には、あの物の怪は祓えなかったが、人間の心を闇から救うことは出来るはずだ。 だから、行かなくてはならないのだ、何としても。 「……ところで、さっきの猿、あんなに大声上げてたのに何で気付かなかったんだろう。 正面からの攻撃はあんなに機敏に避けてたのに……」 「ふむ……。正面に注意が向く余り、背後に関しては無防備なのかも知れぬな」 【C-3 山道/一日目・昼】 【矢部野彦麿@新・豪血寺一族 -煩悩解放 - レッツゴー!陰陽師】 [状態]:全身に打撲によるダメージ(中) [装備]:孔明ブロック(小)(使用済)@スーパーマリオワールド(友人マリオ) [道具]:支給品一式、ネギ@ロイツマ、孔明ブロック(中・大)@スーパーマリオワールド(友人マリオ) 、長門の首輪 コイン@スーパーマリオワールド [思考・状況] 基本.主催を含む悪霊退散 1.ストーム1の仲間達を探す。ひとまず歌声の聞こえた方向へ 2.琴姫を探す 3.悪霊退散の為の修行を積む 4.猿の物の怪を改めて退散する 【アリス・マーガトロイド@東方Project】 [状態]:健康、魔力中消費 [装備]:朝倉涼子 [道具]:支給品一式、プラスパワー*6@ポケットモンスター レヴァンティン@くらっとけ!スターライトブレイカー(魔法少女リリカルなのはシリーズ) [思考・状況] 基本.しょうがないので異変解決 1.彦麿と一緒にとりあえず歌声の聞こえた方へ 2.涼子のため……じゃない、生き残るために少しやる気を出す 3.涼子の力でブレインな弾幕を作る方法を考える 4.いさじという人から人形を貰う 5.お気に入りの人形とグリモワールオブアリスを探す 6.レヴァンティンは……使うことも考える ※春香の歌声は聞こえましたが、彼女らのいる洞窟の位置が正確に分かった訳ではありません。 【朝倉涼子@涼宮ハルヒの憂鬱】 [状態]:人形、ダメージ小 [装備]:なし [道具]:支給品一式 [思考・状況] 1:アサクーラ 2:マユゲー 3:コーセーノーバックアーップ ※朝倉涼子 死亡扱いです。首輪はついています。 命令がなければアリスを自動で守ります。 アリスの魔力が尽きない限り、表情もあり、人間と区別がつきません。 魔力が尽きた状態で数時間放置すると死体になり、二度と操れません。 朝倉涼子の情報改変能力は、暗黒長門の半分以下まで落ちています。 ※弾幕について 【礫符『ストーンダストレヴァリエ』】 地面に落ちている小石を情報改変し、小さい弾にして弾幕を張る。 規則性は無く、ばら撒き系の弾幕に位置づけられる。 魔力の消費量によって、弾幕の厚さ(easy~lunatic)は決定する。 【槍符『スピア・ザ・ブランチ』】 地面に落ちている木の枝を情報改変し、槍にして飛ばす。 槍はビーム状の弾の類となり、弾幕の形は自機狙いの奇数弾。 魔力の消費量を増やすことで、槍の数が増えたり、周囲にばら撒き弾を発生させることが出来る。 ◆ 殺し合いという名のゲームが続けられている中。 そのゲームを管理している者達が根城にしている地にて。 「……おいマルク」 ピエモンがマルクの背後から声を掛ける。 「何なのサ?」 「先ほど監視装置の映像を見たのだが……何なのだ、あの低脳そうな猿は」 「あぁ、あれ? 結構面白いと思ったんだけど――」 「そうではない。あれは、私が呼び出したデジモンとは違う存在のようだが……」 その顔には不満そうな表情が浮かぶ。 自分の知らないところで、イレギュラーな存在を発見したことが癇に障ったのだろう。 「……何故だ? デジモンだけでは不満か?」 「そういうわけじゃないサ。でも、偶然拾ったから、使わない手はないかなぁ、と思ったのサ」 「偶然拾った……だと?」 マルク曰く、あの猿は参加者を見繕っている途中、時空の狭間で身動き取れずにいたのを回収したものらしい。 「参加者にしようにも知能が低いからねぇ、監視役に使ったのサ」 「しかし……役に立つのか? 知能が低くては監視など……」 「まぁ、仕事はあいつに埋め込んである監視用のカメラが勝手にしてくれるサ。 というか監視っていうよりも、あいつが暴れて参加者達を驚かせるのが本当の目的だったりするのサ!」 そう言ってキャハハハと笑うマルクに、ピエモンは呆れる。 「下らないな……」 「まぁまぁ。アイツらも団結したりしてるし、その輪を掻き乱す為にもいたほうが便利なのサ。 ――と、こんな事を離してる間にもうすぐ時間なのサ! 放送の準備準備~♪」 マルクはそう言うとせわしなく走り去っていった。 時間を見れば、確かにそろそろ2回目の放送をする予定の12時になろうとしていた。 「やれやれ……せわしない奴だ」 ピエモンは呆れたようにそう言うと、その場を離れた。 一方その頃。 猿はといえば、目を覚まし、活動を再開していた。 彼は得意のステップを刻みながらひたすら前へ前へと歩いていった。 その歩みを止める者は誰もいない。 そして…… 気付けば、彼は殺し合いの舞台として用意された地から消え去っていた。 まるで最初からいなかった如く。 【エイプマン@チーターマンⅡ 脱出】 sm95:ぼくんちのニコロワ(後編) 時系列順 sm97:Traumatize sm95:ぼくんちのニコロワ(後編) 投下順 sm97:Traumatize sm83:STORM 矢部野彦麿 sm117:震える山~歩くような速さで~ sm83:STORM アリス・マーガトロイド sm117:震える山~歩くような速さで~ sm65:貴女は奈落の花じゃない マルク sm131:黒の預言書 sm00:本日は──動画にごアクセス頂き ピエモン sm104:第二回定時放送
https://w.atwiki.jp/hamilton/pages/174.html
06年8月4日巨人戦後のインタビューでの吉村の発言。 吉村節というかなんというかさすがの発言に住民も大興奮。 ☆☆2006横浜実況スレ 8/4巨人戦 part5☆☆ http //yobi.livebays.net/06ji/8gatu/1154691029.html 535 ホッシー君@後は上がるだけ 2006/08/04(金) 20 44 36 吉村らしいコメントw 540 ホッシー君@後は上がるだけ 2006/08/04(金) 20 44 41 いやっ、はい、あっあー、そうですね 541 ホッシー君@後は上がるだけ 2006/08/04(金) 20 44 44 「そうですね、いや、そうでもないですね」 どっちだwwwwwww 542 ホッシー君@後は上がるだけ 2006/08/04(金) 20 44 45 いやそうでもないですねはい ぎゃくにいろいろかんがえることもありますしはい 545 ホッシー君@後は上がるだけ 2006/08/04(金) 20 44 48 そうですね…いや!そうでもないですね! 547 ホッシー君@後は上がるだけ 2006/08/04(金) 20 44 49 そうですね、いや、そうでもないですね 548 ホッシー君@後は上がるだけ 2006/08/04(金) 20 44 51 そうですね いや、そうでもないですね どっちだよ! 550 ホッシー君@後は上がるだけ 2006/08/04(金) 20 44 51 いってる事が矛盾してるw 551 ホッシー君@後は上がるだけ 2006/08/04(金) 20 44 51 まったく話が理路整然していないw 552 ホッシー君@後は上がるだけ 2006/08/04(金) 20 44 53 吉村wwww 553 ホッシー君@後は上がるだけ 2006/08/04(金) 20 44 53 (@・Θ・@)<そーですねはいはいはいはい
https://w.atwiki.jp/nocry/pages/258.html
とりあえず、どこに行ったらいいのか迷ったので、ボクはカスターズグラッドの我が家……が「あっち側」だったらある場所……を目指した。シュトランゼ古墳から王都までは歩いて半日ちょいの距離だ。昼過ぎに古墳を出発し、途中で休憩を入れながら歩いて、王都に着いたのは次の日の朝だった。 そういやよく、家探しのチラシに「中央市場まで歩いて15分!」とかいううたい文句があるけど、あれ、かなりの割引きと言うか割増ししているとしか思えない。どうやったってその時間で歩くの物理的に無理だろって言う距離が、サラっと短時間で表示されてる。 あのチラシのコピーを作った人は、驚異的に足が速いか、部分的に瞬間移動が使えるか、毎回死ぬ気で歩いているかのどれかだと思います。 もしかしたらボクも、死ぬ気で歩いたらもっと早くカスターズグラッドにつけていたのだろうけど、いちおうここは人間が住んでいる土地ではないのだし。人間階とは違う独特の生きものとかいるかもしれないし。 ていうかいるんだろうな。 人間階に人間が住んでいるんだから、魔階っていうのには魔物が住む場所なんだろう。 「魔物が好む百万人に一人の生気」だかを持っているらしいボクは、だもんで、ひょっとすると魔階に来た途端にハーレム状態になるんじゃないかとか若干心配してたんだけど、そんなこともないようだった。 あ、別にがっかりしてないです。「こっち側」で逃げ場所もよく判らないのに、耐久追いつかれたら吸われるよリアル鬼ごっことか勘弁してほしいです。 魔階側のカスターズグラッドに辿り着いて思ったんだけど、なんというか、まったく同じって訳でもないんだな。 ネイサム司教が「階層が違うだけで本質は同じ」だとかなんとか言ってたけど、確かに建物があるところに建物があることには変わりはない。だけど、こう、質感っていうの?同じ石でできている建物のはずなのに、魔階のこっち側で見る建物はちょっと影が薄いと言うか、ぼんやりとしていると言うか……うまく表現できないんだけど、ピンボケした映写機のフィルムみたいな感じだ。 質量がどうのとか司教が昔言ってた……かな? 肉と骨でできている人間と違って、魔物の体構造は割に適当にできているらしい。 シラスも、風の吹き溜まりに吹いて溜まった魔力がそのうち塊になった、とか聞いたことがある。ワタボコリじゃないんだし、風が吹いて固まったからってどうやってそれがワタボコリじゃなくて生き物になるのかボクにはよく判らないけど、 「そーいうものなんだからしょうがないじゃん」 らしい。説明しようがきっとないのだ。 生命の神秘。 で、神秘はともかく王都は閑散としていて……いや、閑散とは少し違うのかな。 通りのあちこちに黒いかげぼうしがたくさんうごめいていた。 最初、アドグみたいな魔物かと思ってぎょっとしたし遠くから眺めていたんだけど、どうも黒いかげぼうしは魔物ではなくて、つまり「人間」らしい。 何層か、何十層か知らないけど、影の薄くなった建物と一緒で、人間は魔階ではそう見えるようだった。 なんというか、今日一日で人生観と言うか常識感がえらく変わっているような気がする。 驚くことばっかりなんだけど、多すぎていちいち驚いていられないと言うか。もう「ここはそんなもん」って割り切っていかないと、シラスを見つけるって目的も忘れちゃいそうだ。 とくに考えもなしにとりあえず我が家に行ったのがよくなかったのか、ウチは魔階ボンヤリ補正がかかってもやっぱりボロ家で、そのボロの中にシラスはいなかった。 ハルアとアドグの黒いモヤモヤも見えるかと思ったけど、出かけているようで家の中には何もない。 どうしたもんか。 勢い込んでネイサム司教からもぎ取ったのはいいけど、実際問題、魔階に来る方がボクにとって優先事項になっちゃっていて、きてからシラスをどうやって探すか、だなんて考えていなかったのだった。 くれば適当に見つかるかとか思ったけど、世の中早々うまくできてないらしい。 ネイサム司教からもらった休みは10日で、魔界の我が家に来るまでにもう二日使ってしまった。残りは8日で、当てもなく探すには大陸は広すぎる。 「できるかなー……」 我が家の床に、手の平サイズの布袋に詰めた黄色い粉を指でつまんでぱらぱらと落とす。それから、別の袋をとっとる。中には黒い色の粉が入っていた。材料は、企業秘密です。 黄色い粉で描いた円形の中に矢印状に黒い粉を落として、縫い針を人差し指に近付けた。 何度か深呼吸をして、それから覚悟を決めてぶっすりと縫い針を人差し指に刺す。覚悟してたこととはいえ、一瞬背中に脂汗が出た。痛いか痛くないかと言われたら痛い一択なんだけど、痛い以前になんかイヤな気分になる。 親指でぎゅっと人差し指の腹を押すと、滲んだ血液は赤い丸の粒になって、一滴ぽたんと床の上に落ちた。 「探し物の神さま、探し物の神さま、シラスの居場所はどこですか」 ここでドカンと立派な魔法の一つでも使ってアイツを探すコンパスでも作れば、すごく楽だし手間もないのだろうけど、あいにくボクには魔法の才能がない。 どれくらいないかというと、八年連続魔法介護士の試験で、回復魔法の実習テストで落ちるくらい才能がない。 人間が使える魔法なんてたかが知れているんだけど、それでも才能のあるなしはあるようで、しかも生まれつきって場合がとても多いらしい。 そうするとボクはあと何年試験におっこちて涙目になっても、介護士にはなれないってことで、それはそれで認めたくないんだけど、最近は別の仕事を探すべきなのかなぁ、なんて思ったりもする。 司教みたいな退魔士とかいいんじゃないの、とか教会の人たちは無責任に勧めてくれる。せっかく見習いで勉強してるんだからって。 でも、ゾンビや骨がボクは大の苦手なので、そんなんで退魔士がつとまるのか、とかそう言う問題もある。努力だけじゃどうにもならないってこともあるんだってこと、最近ようやく実感しました。 とりあえず、おまじない程度でもやっておくのと置かないのでは気分がずいぶん違うので、そうして何度か「探し物の神さま」にお願いをしてボクはじっと黄色で書いた円の中の黒の矢印を見た。 「北……うーん。北……。北西……かなぁ」 半分どころか八割以上、気休めと言えば気休めだったんだけど、それでもゼロよりマシだ。 王都から北と言うと、ボクが最初にアイツと過ごしていた村のある場所あたりかなとも思う。行き方は判っているんだけど、村までは結構距離があって、向かうとすると他の場所の探索は諦めないといけなくなる。 かといって他の場所に心当たりがある訳でもないし、正直このぼんやりとした世界はやっぱりボクには異様だったから、それなら少しでも知っている場所に向かった方がまだ安心だった。 向かうと決めたなら、ここに長居は無用だ。 行くか、とボクは呟いて、徒歩で小さい頃に育った山の奥の村を目指すことにした。 * しかし本当になにもありません。 前にも言ったかもしれないけど、ボクは魔物さんたちに失礼ながら、魔階っていうのはもっとドロドロとしていて、ウネウネとしていて、モヤモヤゴチャゴチャしているものと思っていました。 街道を歩いていても、時々向こうの方に魔獣らしい姿はチラチラ見えるし、空は明らかに鳥と形が違うものが、高い所を飛んでいたりするんだけど、それだけ。不気味な声が聞こえる訳でも襲い掛かってくるわけでもなくて、これだったらもしかすると人間階の方が物騒かもしれない。あっち、野盗とか追はぎとか、いるところにはいるし。ボクはまだ直接の被害があったことはないけれど、 「どこそこの伯爵さまが別荘までの道中、野盗に集団で襲われて身ぐるみはがされた」 とか、そう言う話も結構とまでは行かないけど、年に一、二回は聞く。 あと、魔獣結構襲ってくるし。 正午を過ぎても、見晴らしは良くならなかった。夕暮れ時位の明るさで、これでも光が苦手な魔物には強いくらいなのかもしれない。お日様が沈んだ直ぐ後、位かな。 それでも、薄暗くてイヤな雰囲気と言うのはなくて、ただ静かで穏やかで、ひどくボクは拍子抜けしたのだった。 何度か休みを挟んで、気が付くともう夕方だった。ああまた一日が過ぎちゃったんだなって思いながら、向こうの方に明かりが見えて、ボクはそこまで歩くことにする。一応野宿の用意はしてきたけど、できたら建物があった方がありがたい。夜になって魔物がいきなり活性化した、とかだったらイヤだし。 近付くとそれは、馬宿のようだった。 「ようだった」というのは、人間階のほうで建てられた、馬宿ってことだ。 こっちで馬なんていそうな気がしないし、そもそも群れて生活したり他人と極端に接触を嫌う魔物の生態系からすると、ここに何かが住んでいるとは思えない。 ただ質量が人間階からハミだして、こっちでも形を留めている、その程度の建物。 「ごめんくださーい」 いちおうノックをして、なんとなくもよもよと頼りない感触にも思えるノブを握って、ボクは建物の戸を開けた。中を覗くと、暖炉の火に照らされてぼんやりとした黒い影が二つ。これは元いた方の階の人間なんだろうな。触れても、突き抜けてしまう。 「えーと、一晩お邪魔しますねー」 この場合無断侵入したってことになるのかな。宿賃置いた方がいいんだろうか。 一階部分が食堂兼酒場になっていて、二階へ上がる階段が左手に見える。上がベッドなんだろうな。 「置かなくていいんじゃないかな」 どうせ見えないし。 カウンターの上へお金を置くかどうか迷っていたボクは、後ろから掛けられた声に飛び上がった。いやもう本当に文字通り飛び上がった。 心臓ツブれるかと思う。 「ななななななななな」 ここに至るまで、魔物は確かに見かけたけどそれは全部言葉をしゃべらないような生き物ばっかりだった。正直、人型の魔物の存在なんてボクはすっかり忘れていたと言うか、いないんだろうなとタカをくくってた訳で。 酒樽の間にうずくまるようにして、顔色の悪いひと(?……ひと?)がひとり、ボクを見てああ、と頭を振った。 「何か被ってくれるとうれしい」 「あ、え、は、は?はい」 さっぱりイミが判らなかったし、ぎょっとした体はまだ強張っていたけど、とにかく言葉が通じる誰かと話すのが久しぶりだったので、言われた通りボクはカバンからフードつきのマントを出して被った。暖炉の火があるここじゃちょっと暑いけど、被って、って言われたし。 ブ厚いウール生地のマントは、野宿の際には毛布にもなる優れものだ。 「あの」 「ん?」 「ちょっとお話ししたいんですが」 「はあ」 「そっち行っても平気ですか?」 「ああ……どうぞ」 だるそうに頭を振りながら、その顔色の悪いひとはボクをあらためて上から下まで眺めるような目つきになった。たぶん男のひと……魔物だとすると、男とか女とか言う区分けがないのかもしれないけど……だと思う。 「こんにちは。こんばんは……か。あの、ボク、レイディって言います」 「名前、ってヤツか」 ふうん、と感慨深そうな顔で目の前の男のひとが、レイディ、と口の中で転がした。ああ、そういえばシラスに昔、魔物は基本的に名前がないんだって聞いたことがある。ボクやシラスやハルアのように、個人名もなければ、そもそも種族を指し示す言葉もないらしい。アドグ、だとかバブーン、だとかグレイス、だとか名前を付けたのは人間なんだって。人間って言うのは書き残したがる性癖があるから、便宜上すぐなんにでも名前を付けたがるんだって、そう言った。 「魔物には『自分』と『自分以外のもの』の概念しかない」 基本的に交わることがないからそれでいいんだそうだ。 だから、「シラス」、という名前になったのは、シラスが人間と交わる必要が出来てから……つまりはボクを拾ってから後ってことになるんだろう。 「こんばんは。俺に名前はないよ」 ですよねー。 優雅に会釈を返されて、改めてボクは目の前の顔色の悪いひとが、割かし整った顔立ちをしていることに気が付いた。見惚れる美形、ていうよりは、親しみやすい顔って言うのが正しいのかもしれない。人間で言うと二十前後。結構若いんじゃないか? まぁたぶん、シラスの例に漏れず、ン百年とかン千年生きているに違いない。 「あと、ここは別に俺の巣でもなんでもないので、不法滞在と言う意味ではあなたと並列だ。俺にかしこまる必要はないよ」 「あ、はい。えーと」 「話すのに不便ならあなたが好きにつけるといい」 「え?ボク?あなたの名前を?」 そう言われましても、いきなり初対面の相手に命名する度胸は、 「じゃあ、名前がないのでナナシさん」 すいませんありました。 「ナナシ」 ふーん、とボクの名前と同じように何度かナナシ、とナナシが呟いて、それから初めて笑った。笑ったって言うか、鼻先で息を漏らしたと言うか。 「まぁ悪くない」 それからまぁ座れと向かいの席を指してボクにカップを突きつける。 「飲むか?」 「飲む……?何を?」 差し出されたカップを覗き込むと、飲むか、と言われたにもかかわらず、液体はそこに入っていなかった。ただ、ぼんやりとした靄のようなものが見えたような、 「あなたには見えないかもしれないな」 「あ、でもいい匂い」 甘いのに爽やかな、なんだろう、ちょっとサクランボ酒とかそういうのに似ている気がする。くんくんとナナシから渡されたカップを嗅いでいると、急にぐうとお腹が鳴った。そう言えば歩きづめでお昼から何も食べていないんだった。 「あなた人間なんだろう」 「うん、そうです」 この宿がナナシの家でないんだとしたら、目の前でご飯食べ始めてもそんなに失礼にならないだろう。そもそも、一階部分は酒場と食堂なワケだし。 ちょっと失礼して、とごそごそとカバンの中からパンとチーズとソーセージを引っ張り出す。ナイフで薄くスライスしてパンの上に乗せていると、面白そうに眺めていたナナシがそう聞いてきた。 「人間の食事は初めて見る」 「見てすぐにボクが人間って判りますか」 「においがね」 いい匂いがするんだよ、とナナシが言った。ちょっとだけどきりとして、ボクはそう言った相手を窺う。そういや相手は魔物でボクは人間で、たしかボクは百万人に一人のおいしそうな生気を持った人間とかそういうので、それってつまり、 「食べるつもりないから大丈夫だよ」 見抜かれていた。カップをまたぐいと呷って、ナナシが疲れたように笑う。そう言えばこの人なんか顔色悪いんだった。 「俺にはあなたの光は強すぎる」 「光?」 光だとかにおいだとか、あまりにも抽象的で、はっきりとは分からないんだけど、でもそれって多分うまく言葉では説明できないような、感覚的なものかもしれないなって思う。 「他のなにかと契約しているね」 じっと片目を閉じてボクを眺めていたナナシが、ふと眉を顰めた。 いや、しかめたって言うよりはっきりと苦痛の表情だ。 「ナナシさん?」 「……いや、」 「見せてください!」 息苦しいのか胸元を掴んだ腕に見覚えのある模様が見えて、ボクは相手と初対面だとか魔物だとか忘れて、パンを放り出して飛びついた。 忘れもしない、赤い蛇の鱗のような鎖模様。 赤縛。 背筋がぞっとして、ボクはナナシを見上げた。 まだ。まだ平気だ。すごく怠そうで眠そうで顔色も真っ青だけど、熱も出てないし意識がはっきりしてる。 「ちょっと待ってて」 ボクにとって、シラスが死にかけた時ほど、怖い時はなかった。それまでにも不死生物に追いかけられたりとか、魔物に追いかけられたりとか、グレイスに襲われたりだとか、怖いことはいっぱいあったけど。 でも、自分の知っている人がいなくなってしまう、自分の生活の一部がぽっかりなくなっちゃう、自分の力ではどうにもできない、そんな失くしてしまう恐怖を覚えたのはあれが初めてだった。 赤縛の特効薬は、ムドゥブと言う魔物の卵の殻だ。死に物狂いで取ってきたそれを、あの時からボクは肌身離さず持っている。煎じて粉にしたものを、小さなロケットに入れて首からかけていた。 こうしていたら、怖いことがひとつ減るような気がして。 ボクは皮袋に入れていた水を手鍋に移し、暖炉の炎で温めて、そこに煎じ薬を小さじ一杯分溶いた。カップに入れ替え、ナナシに差し出す。 「飲んで」 「……これは」 「ムドゥブの卵殻です。赤縛のお薬なんです。ナナシさん赤縛に罹ってる。飲まないと死んじゃいます」 ぼんやりと見上げたナナシは、いらないって意味だったのか二、三度頭を横に振ったけど、ボクはぐいと目の前に差し出して押し切った。しぶしぶ受け取ったナナシが、顔をしかめながら飲み下す。 良薬だろうと何だろうと、もともとがあんなブヨブヨとしたカラだったんだし、不味いんだろうなぁと思う。 「よかった」 ムドゥブの卵殻で、赤縛はほとんど治せると確かネイサム司教は言っていた。それも、初期状態ならほとんど100%だって。良かった、と言ったボクをいぶかしそうに見て、ナナシがまたいいにおいのする液体のカップを呷った。 僕には色も形も見えないけど、魔物にとっての酒みたいなものかなって思う。 「俺はね。ここで死のうと思ってた」 「……え?」 死のうと思ったとか、なんつー物騒なこと言うんだ。 「何という名前なのか知らないけどね。……赤縛?病に罹ったことは判っていたし、別にそろそろ朽ちてもいいかなと思っていたし」 「朽ちるって」 「うん。生きているのに飽きたんだよね」 飽きる。十七のボクには、その「生きるのに飽きる」という感覚が全く判らない。 百年も千年も生きたら、判るんだろうか。もう死にたいって言うようになっちゃうんだろうか。 「でも、朽ちそこねた」 「えっと。その……ごめんなさい?」 この場合謝るのがスジなのかさっぱり判らなかったけれど、相手の希望を切ってしまったような気もするのでボクは取りあえず頭を下げた。ボクはボクのしたいようにしたまでで、悪いことをしたと思ってはいないけど、 「いや。痛いのには辟易してたんだよね。助かった……助けられた、というのかな」 そこまで言って、ナナシはじっとボクの顔を見た。顔色が悪いことばかり気になってそれまで気づいていなかったんだけど、ナナシがとてもきれいな水色の目をしていることにボクは気が付いた。 魔物の目って、別に全部金色ってワケでもないんだな。 「こういう時、人間はなんていうのだったっけ」 「え?」 「感謝?だったかな」 「あ。お礼?ありがとう……とか?」 「ああ。そう。ありがとう」 「いえどういたしまして」 ぺこりと頭を下げられて、ボクも急いで頭を下げ返す。少しぼうっとしているようなところがある魔物だけど、そんなに悪いヤツじゃないのかも。 とりあえず、「食用」としてはボクのことを見ていないようなので、今のところ安心していいのかもしれない。今のところ。 ようやく腰を落ち着けて、ボクは夕飯を再開する。 ぼうとテーブルに肩肘を突いて、暖炉の炎を眺めていたナナシがふと呟いた。 「レイディ」 「うん」 「あなたがさっき言った言葉はなんて意味なんだろう」 「え?どれ?どういたしまして?」 「もうちょっと前」 「もうちょっと前……ボク何か言ったっけ」 「俺が朽ちそこねた、と言った時に」 「ああ。ごめんなさい?」 そうそれ、と頷かれる。ボクなにか珍しいことを言ったのかな。 とりあえず謝ろうと思って呟いた言葉は、ナナシは知らないらしい。 「どういう意味?」 「えーと。謝る言葉……かな」 「謝る……」 「うーんと。相手に悪いことしたなぁとか。相手を傷付けちゃったなぁとか。本当はそういうことをしたかった訳じゃないのに、やってしまった。あなたの気分を害してしまったなら許してほしい。……そうして、できれば今のことはなるべくなかったことにして、気を取り直してまた自分と話をしてほしい。……とかそう言う意味……かなあ」 「許す、って言うのは」 「そうだな……ごめんなさいって言われた相手が、言った人の気持ちを汲んで、いいよって、なかったことにするよって言うこと……うーん。もっときちんと勉強してればよかったな」 言いながらボクはああそうだったって思う。 ボクはシラスに謝りにここにきたんだって。 シラスが許してくれるかどうかなんて判らないんだけど、それでもボクは謝りに来たんだなって思った。 シラスのことを考えて、ボクが神妙な顔をしてしまったのか、どうしたのってナナシが聞いた。だからボクは、シラスを傷付けてしまったんだってことをぽつぽつと話した。ナナシにはまったく関係ないってことは判ってるんだけど、まだ寝るには少し早かったし、こっちに来てから話す相手は久しぶりで、何でもいいから話したい気分だったんだ。 うん、ととたまに相槌をいれながらほとんど黙って、半分ボクのグチみたいなものをナナシは聞いた。 「じゃああなたは、シラスにごめんなさいを言うためだけにこちらへ来たんだね」 「うん」 「シラスがどこにいるのか知っているの」 「知らないからほとんど目盲滅法手さぐりなんだ」 「どこにいるのか判らないのにあなたは来たの?」 「うん」 「そう」 シラスと言う人はよほどあなたの大切な人なんだね。 カップの縁を噛みながら、いいなぁと静かにナナシが言った。 「そうして探してもらえたら、どんな気分なんだろうな」 「……怒るんじゃないかな。こんなところまできやがって、とかそんなところかなってボクは思ってるんだけど」 「そうかな」 首を傾げて、そうかな、ともう一度ナナシは呟いてそれから、 「さあ、もう寝るといいよ」 二階へ続く階段を指した。 「あ……うん」 ぽつぽつ話している内に結構いい時間になっていたし、そうでなくてもボクは明日も明後日も歩くわけで、早めに寝ておくに越したことはない。 おやすみなさい、とボクは言ってテーブルから立ち上がる。 「ありがとう?」 「……え?」 階段を上りかけたところで後ろから呟かれて、何の意味なんだろうってボクは振り返った。 相変わらず壁にもたれるようにして酒樽の間にうずくまっているナナシは、ボクを見ている。 「今日は痛みもなく眠れそうで嬉しい」 「うん。おやすみなさい」 何でも常備しておくもんだなぁってボクは改めて思いながら、階段をまた昇り始めた。 次の日、目が覚めて下へ降りると、ナナシはどこにもいなかった。もしかするとボクが勝手に見てた夢の中の出来事だったのかなって思うくらい、きれいに。 でも夢じゃないって証に、煎じ薬が少し減っている。 (20111015) -----------------------------------------
https://w.atwiki.jp/mekameka/pages/671.html
ハムスターと暮らそう インターチャンネル 2006.12.21 DS ハムスターを育成する 続編 もっと!ハムスターと暮らそう 赤ちゃんが生まれたよ
https://w.atwiki.jp/gundamfamily/pages/3763.html
593 名前:通常の名無しさんの3倍 :2010/02/02(火) 22 29 51 ID ??? 刹那「00劇場版にガンダムUC……今年は忙しい年になりそうだ」 ジュドー「刹那兄がキラキラしてるね」 ガロード「ああ、わかりやすいよな」 ロラン「食費がこれで学費も増えて……ああ、どうすれば……」 アムロ「なに……俺達が頑張ればいいんだ。お前は心配せずに今までどおりやってくれ」 ジュドー「こっちはこっちで大変そうだなぁ」 ガロード「今更一人くらい増えたってあんまり変わらなさそうだけどな~」