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http //www.asahi.com/national/update/1201/OSK200811300062.html アパ代表のみ田母神氏に最高点 論文審査で 2008年12月1日3時5分 航空自衛隊の田母神俊雄・前航空幕僚長(60)が日本の侵略を否定する論文を発表し、更迭された問題で、懸賞論文を主催したアパグループ(元谷外志雄代表)による審査経過が複数の審査委員(代理を含む)の証言で明らかになった。元谷代表は当初から田母神氏の論文と知り得る立場で審査に加わり、メンバーで唯一最高点を与えていた。田母神論文を含む3作品が同点で並ぶと、元谷代表は田母神論文を推していたという。 アパグループは、最優秀賞(賞金300万円)に田母神氏の論文「日本は侵略国家であったのか」、優秀賞(同30万円)に大学生と近代史研究家の2点、佳作(同1万円)に10点を選び、12月8日、東京で授賞式と田母神氏の講演が予定されている。 審査経過を報告したアパ発行の雑誌「アップルタウン」によると、懸賞論文には235点の応募があり、応募者名を伏せたうえで各委員が論文を評価。その結果、田母神論文が最高点を獲得し、満場一致で最優秀に選ばれたとしている。 4人の審査委員のうち、取材に応じた3人によると、応募作は事前にアパ側が絞りこみ、委員が実際に目を通した論文は全体の1割程度の25作品にとどまった。委員に知らされたのは受理番号のみで、応募者名や職業は伏せられていた。 委員は作品を「5点」「3点」「2点」「選外」の4段階で評価し、ファクスで送るようにアパ側から求められ、アパ側は10月16日の審査会で集計結果を一覧表にして配った。まだ最優秀作は決まっていない、この時点で応募者名、年齢、職業が委員に明かされた。元谷代表だけが、1作品に限って付けることができた最高点の5点を田母神論文に与えていた。 http //www.asahi.com/national/update/1201/OSK200811300062_01.html 委員の一人、花岡信昭氏によると、審査の後、元谷代表が審査前から田母神氏の論文応募を知っていたことを明かしたという。元谷代表は審査委員に名を連ねておらず、アパ側は元谷代表が採点に加わっていた事実をこれまで公表していない。 山本秀一氏は「元谷代表が、他の委員が高く評価した論文をおしなべて低く評価したことに不自然さを感じた」と話す。 一覧表では、田母神論文と大学生、近代史研究家の論文が合計点数で同点に並んでいた。元谷代表の提案で大学生の論文をまず優秀賞に落とし、残った2作品のうち、元谷代表が田母神論文を推した。「異存ありませんか」と元谷代表が各委員に確認したが、反対意見は出なかったという。 小松崎和夫氏は「今思えば、元谷代表は初めから田母神氏の応募を知っていたのだから、トップにしようと思えばできたはずだ」と話す。山本氏は「田母神氏に賞金を贈るための懸賞論文と見られても仕方がない」と語る。 アパグループの広報担当者は「審査の内容に関しては一切お答えしていない」と話す。元谷代表個人にも取材を申し込んでいるが、11月30日現在、応じていない。(武田肇) 「偉そうな軍人さんは嘘をつく」庫
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メディア関係 住田健二 反原発でないがまともそう 大橋弘忠 玉川徹 338 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(不明なsoftbank)[] 投稿日:2011/05/19(木) 18 22 39.89 ID mW2vWASA0 [4/4] 後藤さん、地上波で説明してる。 http //www.youtube.com/watch?v=BhmWqMRY3Ww テレ朝 やじうまテレビ テレ朝は小出助教にインタビューしたり(そもそも総研)なかなか良い方向に行ってる希ガス 356 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(長屋)[sage] 投稿日:2011/05/19(木) 20 37 09.80 ID YRjIhhta0 338 テレ朝は昔は広瀬隆よく出してたんだけどね 恐らく電力会社に「汚染」されて反原発派は一切出さなくなったw 190 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(関西地方)[sage] 投稿日:2011/06/07(火) 22 09 47.70 ID Xy1/5SoY0 [4/4] テロ朝、送電分離をいいだした。古館の解説委員をみる目つきがするどい 196 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(大阪府)[] 投稿日:2011/06/07(火) 22 10 52.98 ID 4qL2SFYt0 [4/4] 送電線にまで触れたな テレ朝頑張った 179 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(埼玉県)[sage] 投稿日:2011/06/07(火) 22 09 01.20 ID yrr84fz+0 [2/2] 原子力発電の発電量が1kw辺り5円ってどんな計算だよ ふくいちが1kwも発電してないのにいくらかかってる計算してんだよ 204 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(岐阜県)[sage] 投稿日:2011/06/07(火) 22 11 28.18 ID I65kDyhG0 179 今までテレビでやってた中で一番安くなってた 報ステw 206 名前: 忍法帖【Lv=8,xxxP】 (東京都)[sage] 投稿日:2011/06/07(火) 22 11 54.09 ID dSw/Ts4b0 [3/3] テレ朝、ここまでやるとはな。 テレビはこんなに頑張れるのに、どうして朝日新聞はあんなにダメなんだ? 397 返信:名無しさん@お腹いっぱい。(チベット自治区)[sage] 投稿日:2011/06/07(火) 22 40 48.21 ID R+KlIRvS0 [4/5] 394 テロ朝は原発の電気料金は実は高くないとか、河野太郎のインタビューを流したりと結構頑張っている。 朝日グループはもともと反原発よりじゃなかったか? 398 名前:397(チベット自治区)[sage] 投稿日:2011/06/07(火) 22 42 02.96 ID R+KlIRvS0 [5/5] 実は高くないじゃなくて実は高いの間違い。すんません。 10円~15円ぐらいと言ってた。 399 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(チベット自治区)[sage] 投稿日:2011/06/07(火) 22 49 26.41 ID NIlNWhkE0 [7/7] 今日の報ステは原発コストについては5円と報じたようです。 実況でも他スレでも突っ込まれている。(以下 実況と他スレから借用) 原子力発電の発電量が1kw辺り5円ってどんな計算だよ ふくいちが1kwも発電してないのにいくらかかってる計算してんだよ もしそんなに安いなら、補助金はいらないよな。 再処理も最終処分も、国がやるべきことではまったくないよな。 今までテレビでやってた中で一番安くなってた 報ステw 原発の5円~6円は眉唾です! 原発コスト5~時価円だろ 原子力のコストって運用コストのみで原発がある住民への拠出金等はカウントされてないんだよな 今回の事故のコストも入れたら500円くらいにハネ上がるかもしれんぞ マスコミもスタッフ間で結構揺らいでいる感が。 いい加減腹括ってきちんと報道してほしいけど事実は報道規制強化中な気が。 454 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(東京都)[] 投稿日:2011/06/08(水) 01 59 40.86 ID Tsmeiezh0 テレビタックルで三宅久之さん まだ原発は、コストが安い、ソーラーパネルでは発電力が弱いって言ってたよ。やーねー 459 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(長屋)[sage] 投稿日:2011/06/08(水) 02 32 52.96 ID +blIpdK40 454 三宅もそうだが高山、日下といったあたりのご老人は理系の勉強する必要がないから持ってるデーターが古い 737 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(東京都)[sage] 投稿日:2011/06/16(木) 22 36 29.41 ID 1j+y/NCh0 モーニングバードは結構切り込んでるみたいだね 今売れている本『国家中枢の崩壊』の著者古賀茂明(経産省改革派)を ゲストに呼んだり、小出氏の『原発のウソ』をピックアップしたり 権力のチェックアンドバランスをメディアが遂行したら、あっという間に流れも変わるはず! でも相変わらずNHKでは「イタリアはフランスから原子力を買って~」と紹介 でも、EUは 地震国 でもないし、 世界唯一の被爆国 でもないし… 日本の奇妙さもフェアに放送してほしい 743 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(福島県)[] 投稿日:2011/06/16(木) 23 11 25.31 ID 9cZG722V0 737 今日のモーニングバード 144 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(静岡県)[sage] 投稿日:2011/07/08(金) 05 00 18.18 ID +CSLhNpF0 [2/5] 84 確かにテレ朝はがんばってるように見える。昨日のモーニングバードも「本当に電力不足なのか?」という特集で、 名古屋大学の高野雅夫さんのやった「十分に足りてる」という試算を紹介してる。 電力不足は本当なの?本当の発電能力を調査 http //www.youtube.com/watch?v=5tal9TI9u_0 http //www.youtube.com/watch?v=X7Vmmn6vlrc ついでに高野さんのブログから。 原発震災(30)マスメディアが変わりはじめた http //blog.goo.ne.jp/daizusensei/e/5ca3a6ec370708d563c13aaf1745f0be 510 :御用聞き(東京都)[sage] 投稿日:2011/07/19(火) 11 41 49.86 ID ATC2q/bZ0 [7/14] いまだにこんな脅しやってたのか。 しかしもはやこの脅しがきかなくなったというのは、良いことだ。 だいたい東電もやたらにCMできなくなったから、広告料のインパクトも、すでになくなっていたんだろうけど。 hoppeko 報道ステーション、ちょっと前に東電からクレームが、そういう放送するなら広告おりる。 と、関電も毎日放送にそういうことしてたけど、もれなく当然というか東電も。 で、降りるというのを、どーぞどーぞと降りてもらい、晴れてしゃべれる。という具合のようです。 (田中優さんの講演できいたはなし) via web 2011.07.18 23 05 515 返信:地震雷火事名無し(福岡県)[sage] 投稿日:2011/07/19(火) 11 57 21.81 ID iF5BCtw70 [5/9] 510 昨夜の放送で、古館がチェルノブイリの汚染地図(小出さんや広瀬爺が講演で使ってるのと同じようなもの)を示して、 「何とかの泉」というドキュメンタリー映画を紹介したり、ウクライナの市場では計測器で食品の汚染度を測れる、と現地の映像を流して、 25年経っても汚染は続いている、ということまで言っていた 「どういうことよ?」と思っていたら、「銭の圧力」がなくなったのか!
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テレビ朝日系列 テレビ朝日 2006年10月 特別セールス 2006日本シリーズ第5戦 北海道日本ハム×西武 2006年10月26日(木) NA枠 1'00"…大分むぎ焼酎 二階堂 0'30"…朝日生命、グラクソ・スミスクライン、AUTOBACS、メガネスーパー、太田胃散、林原、NISSAN NB枠 0'30"…MAZDA、LION、日清食品、大正製薬、GEKKEIKAN、キッセイ薬品、アートネイチャー、iichiko NC枠 1'00"…TOYOTA 0'30"…ニッポンハム、新日本石油、大和証券グループ、大塚製薬、フィニッシュ、KIRIN ND枠 1'00"…永谷園 0'30"…JACCS、大正製薬、黄桜、KURE、Calbee、JT NE枠 1'00"…花王(ロゴは1'30"仕様) 0'30"…KDDI、マンナンライフ、アート引越センター、三菱電機 NF枠 0'30"…イオン化粧品、TOYOTA
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少年Aは結局医療少年院に行くわけだが、これはまさにその理由を説明しているものだ。 しかし、この文章も相当硬く読みにくいもんだが、注目すべきなのは引用されている共同鑑定の文章!これは猛烈な悪文!! それと、得体のしれない法律・医療関係の用語は各自検索してください。第一 主文 少年を医療少年院に送致する。 第二文 認定した非行事実。 省略 第三 殺意を争った非行事実 3月の連続女児殺傷事件について、付添い人はいずれも殺意を否認する。しかし、少年があらかじめ用意した、重さ約1,5キロの鉄のハンマーで頭部を殴打し、刃体の長さが約13センチもあるくり小刀で腹部を刺しており、攻撃が各一回限りであることから確定的殺意までは認められないにしても、仮に死の結果が生じてもやむを得ないとの認識であったと認めざるを得ない。 第四 少年の警官に対する供述調書等の証拠能力 少年は、警察官の取り調べに対して、2月の連続女児殴打事件と、3月の連続女児殴打事件は自白したが、5月の男児殺害・死体遺棄事件に対しては、自白しなかったが、当時、警察で集めた証拠の中で、筆跡鑑定は証拠価値が最も高い位置にあったところ、科学捜査研究所が犯行声明文との筆跡と少年の筆跡とが同一人の筆跡か否か判断することは困難であると判定したため、逮捕状も請求できず、任意の取り調べにおける自白が最後の頼りであった状況において、物的証拠はあるのかとの少年の問いに対し、物的証拠はここにある旨言って、机の上の捜査資料をぱらぱらとめくって、赤い字で書かれた声明文のカラーコピー等を見せるなどして、あたかも筆跡鑑定により、声明文の筆跡が、少年の筆跡と一致しているかのように説明し、その結果、少年は物的証拠があるのならやむを得ないと考え、泣きながら自白したというのである。取調官がこのように少年に説明したことはもとより違法であり、同一取調官に対する少年の非行事実(男児殺害・死体遺棄事件)についての供述に調書全部を、刑事訴訟規則207条により本件少年保護事件の証拠から排除する。(略) 第五 非行時における精神状況 付添人は,少年には基本的人格の偏りがあり、その偏りは著しく、サディズム・思いやりの無さ、衝動的・爆発的に行動する傾向をあわせ考えると、本件非行時、成人の刑事事件で問題となる心神耗弱の状況にあったと主張する。鑑定人2名の共同作成の供述調書(以下、両鑑定人の証言を含めて「共同鑑定」という)は、少年の非行時の精神状況についての鑑定主文において、少年は、「非行時、現在共に顕在性の精神病状態にはなく、意識清明であり、年齢相応の知的判断力が存在しているものと判定する。未分化な性衝動と攻撃性の結合により持続的かつ強固なサディズムがかねて成立しており、本件非行の重要な要因となった。非行時並びに現在、離人症状、乖離傾性が存在する。 しかし、本件一連の非行は乖離の機制に起因したものではなく、乖離された人格によって実行されたものでもない。直感像資質者であって、この顕著な特性は本件非行の成立に寄与した一因子を構成している。また、低い自己価値感情と乏しい共感能力の合理化・知性化としての『他我の否定』すなわち虚無的独我論も本件非行の遂行を容易にする一因子を構成している。また、本件非行は、長期にわたり多種多様にして漸増的に重篤化する非行の連続線上あって、その極限的到達点を構成するものである」としている。共同鑑定は、少年を医学的検査並びに診察した上、心理テストの結果も踏まえ、少年に12回にわたり問診するなどして判断したもので、その内容も十分首肯できるものであり、これと少年調査票、鑑別結果通知書等他の証拠と照らして検討すると、少年は、年齢相応の普通の知能を有し、意識も清明である。精神病ではなく、それを疑わせる症状もないのであって、心理テストの結果にも精神病を示唆する所見がないと認められる。少年が本件各非行時、付添人の主張するような性格的偏りがあるにしても、成人の刑事事件にいう心神耗弱の状況にあったとまでは言えない。 第六 少年の成育歴と非行に至る心理的背景 少年は、長男として出生し、少年の両親や家族から期待されて、その後生まれた弟達と比較して厳しくしつけられて成長した。そのため、少年は、次第に両親、とりわけ母親に対して自己の感情を素直に出さなくなっていった。少年が小学校5年のとき、少年らと同居していた祖母がなくなった。祖母は、厳しいしつけを受けていた少年をときにはかばってくれ、少年は祖母の部屋に逃げ込んだりしていた。この祖母の死とのつながりは不明であるが、このころからなめくじやカエルの解剖が始まった。 そして、この傾向は進み、小学校6年の頃は猫を捕まえて解剖するようになった。しかし、中学校1年に進学すると、部活動や両親の定めた門限などで時間的余裕がなくなり、猫を捕らえて解剖することもできなくなり、そのころには、少年猫殺しの欲動が人に対する攻撃衝動に発展していったが、現実に人を攻撃すれば罰せられるため、その後、2年近くは、殺人の空想にふけることによって性衝動は空想の中で解消され、抑えられていった。しかし、次第に、現実に人を殺したいとの欲動が膨らんできて、少年は、学校に通っていたものの、学習意欲が失せ、教師に心を開かず、友達と遊ぶこともなく、タンク山で一人で遊び、自宅でも、一人で昼間からカーテンを閉めて薄暗くして過ごし、雨の日を好み、殺人妄想にさいなまれていった。このような状況にあって、少年の母親には少年気持ちを理解することはできなくなっていった。 少年は、自分は他人と違い、異常であると落ち込み、生まれてこなければ良かった、自分の人生は無価値だと思ったが、この世は、弱肉強食の世界であり、自分が強者なら弱者を殺し、支配することができる、などという自己の殺人衝動を正当化する独善的理屈を作りあげていった。このような心理的状況を背景に2月の非行が偶発的に行われ、次いで、3月の非行が人間の壊れやすさを試すために実行され、遂に、5月の犯行に及んだ。 第七 処遇の理由 少年は、表面上、現在でも自己の非行を正当化していて、反省の言葉を述べない。しかし、恐ろしい夢を見たり、被害者の魂が入りこんで来たと述べるなど、心の深層においては良心の芽生えが始まっているようにも思われる。ただし、今後、表面上反省の言動を示し始めていても、それだけで少年が改悛(かいしゅん)したと即断せず、熟練した精神科医による臨床判定(定期的面接と経過追跡)と並んで、熟練した心理判定員による定期的心理判定を活用すべきである。これらによって、少年に、表面上だけでなく、好ましい方向への根本的変化が現れつつあるかどうかを追跡し、判定の慎重を期すべきである。少年は、自己の生を無意味であると思っており、また良心が芽生えてくれば、自己の犯した非行の重大さ・残虐性に直面し、いつでも自殺のおそれがある。また、少年は、精神分裂病、重度の抑うつ等の重篤な精神障害に陥る可能性もある。これらを予防し、あるいは、早期に治療するためにも、熟練した精神科医がおおむね週に一度は検診する必要がある。 少年は年齢的に、人格がなお発展途上にあるから、今後、普通の人間のような罪悪感や良心が育っていく可能性がある。また、性的嗜好(しこう)も通常の方向へ発達改善される可能性もがある。そのためには、少年を、当分の間、落ち着いた、静かな、一人になれる環境に置き、最初は、一対一の人間関係の中で愛情をふんだんに与える必要があり、その後、複数の他者との人間関係を持たせるようにして、人との交流の中で、認知のゆがみや価値観の偏りを是正し、同世代の者との共通感覚を持たせるのがよい。また、社会的な良識を持たせたり、他人の気持ちを察したり、相手の立場を配慮して、自己表現できる力をつけさせる等、現実的な対人関係調整能力を身につけさせるためには、具体的な行動訓練により、一つ一つ教えていく必要がある。なお、少年の両親、特に母親との関係改善も重要である。 少年の処遇について、共同鑑定は、鑑定主文において「この少年は、本件一連の非行が予後の厳しさを示唆する種類のものであり、また、現在まことに活然としているとはいえ、年齢的に人格がなお発展途上にあることを考慮すれば、罪業感や良心が今後自覚される可能性が全くないとはいえず、その自覚を通しての更生に希望を託すほかはない。この直面化には熟練した精神科医の接近法を要する。しかし、良心あるいは罪業感は両刃の刃であって、直面化の過程で、分裂病、重度の抑うつ状態、解離性同一障害等重篤な精神障害が生起する可能性もある。少年は今後それらの疾患の好発年齢に入る。さらに、少年に対して法を無視した制裁の危険も否定できない。以上のすべてを考慮すれば、隔離状況で今後の精神的変化に対応できる環境での境遇が望ましい」そこで、被害感情について触れる。 被害感情は察するに余りある。当然のことながら厳しい。殺害された小学校6年生の男児の両親とは、少年の両親はまだ直接会っていないが、殺害された小学校4年生の女児の両親とは、最近、弁護士の立会いの下で直接謝罪しており、その際、小学校4年生の両親は「少年を捨てることなく、少年に本件の責任を十分自覚させてください。再び同様の犯罪を繰り返さないことにように、少年を十分指導監督してください」と述べたが、当裁判所は、少年及び少年の両親は、この亡くなった女児の両親の言葉にこたえる責任があると考える。いつの日か、少年が更生し、被害者・被害者の遺族に心から詫びる日がくることを祈っている。 処遇の勧告及び環境調整命令はめんどくさいので省略
https://w.atwiki.jp/yuuta00/pages/27.html
記事の要約 株安と円高が止まらない。日経平均株価は1万3504円へ急落し、円相場は東京で一時1ドル=105円台まで上昇した。米国のサブプライムローン問題で米国は景気悪化し、輸出に不安がよぎれば、株価が打撃を受ける。しかも、東京株式市場は売買の6~7割を外国人が占めている。下げ基調の市場を嫌って資金を引き揚げ、中国やインドなど上げ潮相場の国々に回し、東京の下落を加速させた。「外国人頼み」のもろさが露呈している。 昨日、日本のみずほコーポレート銀行も大手証券メリルリンチに1300億円を出資する。長期的に見れば有利な投資と判断したのだろう。不良債権の泥沼から立ち直ったことを象徴する動きだ。 日本は今後どのような対策を立てていくべきか。 ひとつは、国政の停滞感打開である。与野党は、国会のねじれ状態を乗り越えスピード感をもって改革を進めていく、という信頼を取り戻す必要がある。 ふたつめに、企業の反省だ。長く異常な円安のぬるま湯につかり、輸出依存を改善できなかった。円高はこの体質の転換を促し、原油・穀物相場の高騰を和らげるプラスの効果をもつ。 この機会にサービス部門の生産性を上げるなど、内需主導の経済成長に向けた自己改革を進めなければならない。
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http //www.asahi.com/national/update/1201/OSK200812010008.html 田母神氏の応募、審査前から認識 アパ代表 2008年12月1日13時49分 田母神俊雄・前航空幕僚長の論文がアパグループ主催の懸賞論文で最優秀(賞金300万円)となった問題で、同グループの元谷外志雄代表の姿勢に疑問の声が出ている。メンバーで唯一、田母神氏の論文を知り得る立場で最高得点を付けて最優秀とし、審査後、同氏の受賞の意思確認結果を各委員に知らせるという約束は果たされなかった。審査経過を報道機関に明かした委員には、抗議の電話をかけていた。 審査委員の一人、花岡信昭氏によると、10月16日の審査後、元谷代表は「(8月に)論文が届いてまもなく田母神という名前に気づいた」「航空幕僚長だったのでびっくりした」と語り、審査前から田母神氏の論文応募を知っていたことを明かしたという。採点時に、1作品に限って付けることができた最高点の5点を田母神論文に与えたのは元谷代表だけだった。 大学生の論文を含む3作品が同点で並んだ際は「学生には賞金30万円で十分」という趣旨の発言をし、これを学生部門の優秀賞(賞金30万円)に落とすことを提案。小松崎和夫氏は「それが主催者の考え方ならばと、異論は出なかった」と振り返る。こうした実態にもかかわらず、公式には「覆面の審査」(雑誌「アップルタウン」12月号)と称し、自身が採点に加わったことも説明していなかった。 取材に応じた3人の審査委員(代理を含む)によると、田母神論文を最優秀とする際には、田母神氏の受賞意思を確認するという条件が付いていた。一部の審査委員が「本人に(受賞の意思を)確認する必要があるのでは」と主張すると、元谷代表は「自分が電話して確かめる」と引き取った。しかし、その後、アパ側は委員に結果を知らせないまま、10月31日、防衛省の記者クラブ加盟の報道各社に受賞者発表の広報文を配布した。 http //www.asahi.com/national/update/1201/OSK200812010008_01.html 花岡氏は「現職の空自トップがこうした論文を発表すれば、今回の事態を招くことは予想できた。だから、あくまで条件付きの決定だった」と語る。 元谷代表からの抗議の電話は、中山泰秀衆院議員や代理で審査に当たった秘書の山本秀一氏にかかってきた。山本氏によると、田母神氏が更迭された後の11月上旬、山本氏がテレビ番組のインタビューに応じ「(田母神論文に)私は0点をつけた」と話したところ、元谷代表が電話で「事実と違う」と強く抗議してきたという。 山本氏によると、田母神論文にいったん5点満点中「2点」をつけたが、誤ってアパの指示より1作品多い論文に点数を付けていたため、2回目の審査会の席上、点数のない「選外」に変更したという。 中山議員への電話では「あなたの秘書は2点から最低点ではなく、最高点に付け直したんだ。ウソをつくと選挙に落ちる。政治生命を失う」と語ったという。中山議員に審査委員を依頼した理由について「外務政務官だった肩書がほしかったからだ」とも明かしたという。中山議員はこうした経緯を大阪府警に相談しているという。 ◇ 防衛省人事教育局は、現職自衛官が民間主催の懸賞論文で懸賞金を受け取っても問題のない要件として、「公平・公正な審査」を挙げている。要件を欠く場合、自衛隊員倫理法や自衛隊員倫理規程で禁止されている、利害関係者からの贈与等に当たるおそれがあるという。田母神氏は受賞当時は現職の航空幕僚長だったが、その後更迭されて退職した。(武田肇) http //www.asahi.com/national/update/1201/OSK200812010008_02.html ■審査委員の話 小松崎和夫・報知新聞社長の話 こんな騒ぎになったのでよく考えてみると、元谷代表が田母神氏を最優秀にしようと考えればできたと思う。主催者として最初から田母神氏の応募を知っており、自分が最高点を付けて他の委員が何点かつければトップにできると考えたのでは。通常の懸賞論文とルールが異なっていたが、審査時は「お金を出しているのは元谷さん」という意識があり、追及しようと思わなかった。不思議なのは審査が粛々と進んだことだ。元谷代表に乗せられたのか判然としないでいる。 花岡信昭・産経新聞客員編集委員の話 田母神論文に書かれた歴史的事実は、先の戦争でのコミンテルンの力を過大視するなどの難点があり、採点では最高点を付けなかったが、「日本人よ、誇りを取り戻そう」といったメッセージが明確で雑誌論文的で読みやすかったことから、その後の議論の中で最優秀とした。審査は公正だったと考える。あらかじめ田母神論文が最優秀と決まっていたという勘ぐりは、審査委員の名誉を傷つけるものだ。 山本秀一・中山泰秀衆院議員秘書の話 審査では元谷代表が田母神論文を強く推し、審査委員もそうした空気につられた感じがする。私自身は、日米安全保障条約と、日本が朝鮮半島を植民地にした条約とを同一視する田母神論文には違和感があり、採点では低い評価にした。振り返ってみると、審査では元谷代表が自分の意向を反映させる機会が数多くあり、田母神氏に賞金を渡すための懸賞論文だったと見られても仕方がないのではないか。 渡部昇一・上智大名誉教授の話 審査はスムーズだったので特に記憶に残っていません。雑誌「WiLL」に書いた審査の経緯が私の記憶です。他の方の記憶と違うかもしれませんが、それはその方の記憶です。 (渡部氏は月刊誌「WiLL」09年1月号で、審査経過について「上位4本についての審査を行う時は、執筆者を明らかにした」「最高点を取った論文を開けてみたら、空幕長が執筆者だった」などと記している) 「偉そうな軍人さんは嘘をつく」庫
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元記事の保存ファイルはページ下方↓ 最近のお勧め記事 / 最近のお勧め記事【分類版】 / お勧めブログ&サイト【厳選】 / いろいろブログ&サイト【TOP】 東条英機の米国人弁護士が抗議した「米国の不正」 (週刊朝日 2010年08月20日号配信掲載) 2010年8月11日(水)配信 あの夏から65年。日本人から戦争の記憶が薄れ続ける中、日本人7人がA級戦犯として処刑された「東京裁判」で、意外な史実が掘り起こされた。絞首刑となった東條英機元首相についた米国人弁護人が、母国による“勝者の裁き”の不公正さを、真っ向から批判していたのだ。米国の文献などにあたり、ジャーナリスト・徳本栄一郎氏がリポートする。 全世界を戦火に巻き込み人類史上未曽有(みぞう)の惨劇を生んだ第2次世界大戦、その終結から65年を迎えた。 1945年8月の敗戦で日本は連合国軍総司令部(GHQ)の占領下に置かれた。以来5年8カ月、最高司令官のダグラス・マッカーサーは、日本の民主化を推し進める。それは政治・経済から社会体制に及ぶ国家改造と言ってよかった。 その中で世界の注目を集めたのが、「極東国際軍事裁判」、いわゆる「東京裁判」である。 「満州事変に遡(さかのぼ)る日本の侵略行為を国際正義の名の下に裁く」として開廷した裁判は28名の被告を起訴し、419人の証人を喚問した。そして、48年11月、東條英機元首相らA級戦犯7名に死刑判決が下される。彼らが絞首刑にされたのは偶然か意図的か、皇太子明仁の誕生日、12月23日であった。 ここ数年来、私は英米の公文書館で占領期の文書を収集してきた。そこで特に興味を引いたのが東京裁判の記録だ。GHQの裁判戦略、被告の尋問記録、関係各国の意見書は迫真性に満ちていた。その中で知ったのが、日本人戦犯の弁護を引き受けた米国人弁護士の存在だった。 “兵士”として日本軍と対峙(たいじ)した彼らは戦後、日本人戦犯の弁護を依頼された。 昨日までの敵を本当に弁護できるのか。米国の政治的ジェスチャーではないのか。日本側は疑いの目で見た。 しかし彼らは公正な裁きのプリンシプル(原理原則)を貫き通す。そして戦犯処刑後、裁判の“偽善”を痛烈に告発したのだった。 日本占領が続いていた50年夏、米国の「アメリカン・パースペクティブ」という雑誌にある論文が掲載された。 タイトルは「勝者の不正・東京裁判」、筆者はジョージ・ブルーウェット。東條元首相の弁護人だった人物だ。11ページの論文は東京裁判の問題を厳しく告発した。 その最大の論点は裁判自体の適否だった。 「裁判は偽善だ」 法の平等貫く 裁判では被告人ほぼ全員が「平和に対する罪」で有罪にされた。これはマッカーサーが出した裁判所条例の定義「侵略戦争を計画、準備、開始または実施する行為、もしくはそれらの行為の共同謀議への参加」によるものだ。 たしかに、ポツダム宣言は、「吾等(われら)の俘虜を虐待せる者を含む一切の戦争犯罪人に対しては厳重なる処罰加えらるべし」とした。しかし、これは捕虜虐待や非戦闘員の殺傷などを意味し、戦争自体は犯罪としていない。 ブルーウェットは裁判所条例を「平和に対する罪」に拡大するのは不当とし、そうしたいなら最初からポツダム宣言に入れるべきだと主張した。 被告人の選定も不満だった。判決では、被告人の多くが満州事変前から太平洋戦争終結まで、「東アジア、西並びに西南太平洋、インド洋及びこれらの大洋上の島々の一部」を侵略する「共同謀議」に参加したという。 〈これら被告人が日本の公人からどんな基準で、どのようにして選ばれたのか、しばしば疑問だった。起訴状の期間は一九二八年から一九四五年に及び、この間17もの内閣が成立した。東條内閣は4名の被告を出したが他の内閣はたった2名だ。存命中なのに1人も被告を出さない内閣もいくつかあった〉(ブルーウェット論文) 検察が主張する侵略の陰謀があったとすれば、この28名が選ばれた基準は何か。中には、太平洋戦争にほとんどかかわっていない被告人もいるのだ。また真珠湾攻撃前、日米交渉の当事者は野村吉三郎駐米大使と来栖三郎特使だった。彼らはなぜ起訴されないのか。 論文は法廷の奇妙な光景にも触れていた。ドイツのニュルンベルク裁判に対し、東京裁判は米国内の関心が低かった。米国民も東條以外の被告人はほとんど知らない。法廷関係者も被告人名をうろ覚えで、本人特定のため座席表に頼る有り様だった。 ブルーウェットはこう結論づける。 〈(この裁判は)欧米の法律的伝統から逸脱しただけでなく、戦勝国と敗戦国の指導者に明白なダブル・スタンダードを適用した。連合国が日本国民にどんな教育的効果を望もうと、日本国民はこの裁判を法律のまねごとや、偽善として見るだろう〉(同論文) 近年、日本では東京裁判の批判が根強く存在する。戦勝国の主張を額面通り信じるのは「自虐史観」と言われる。この主張と60年前のブルーウェット論文は一部重なる。その意味で彼は“東京裁判批判”の先駆者と言えた。 ここで重要なのは、ブルーウェットが裁判の問題を指摘しつつ、日本の侵略行為の正当化、弁護はしていないことだ。彼が望んだのはあくまで公正な裁判と東條の弁護だった。次の言葉が如実に物語る。 〈この裁判所条例は米陸軍元帥により発布され、首席検事と弁護人も米国人だった。被告人は米陸軍に拘留され、裁判の経費も米財務省が賄った。再審理も米軍元帥が行い、有罪判決を受けた7人は米国人の手で絞首刑にされた。その結果、この裁判で他のどの国より米国の威信は長期的に大きな打撃を受けることになる〉(同論文) 彼が承知していたか不明だが、実は東京裁判には重大な思惑も潜んでいた。天皇の戦争責任回避である。 終戦直後、米国内の天皇への見方は非常に厳しかった。真珠湾攻撃や戦時中の残虐行為から、天皇を訴追すべきだとの声が強く、世論調査ギャラップでは30パーセント以上が天皇処刑を支持した程だ。 一方、マッカーサーとGHQは円滑な占領に天皇を利用したかった。だが開戦詔書が天皇の名で出された以上、何らかの理論武装が必要だ。そこで考え出されたのが、全責任を東條に押しつける戦略だった。マッカーサーの軍事秘書ボナー・フェラーズは、米内光政元首相にこう語っている。 〈対策としては天皇が何等の罪のないことを日本人側から立証して呉れることが最も好都合である。其の為には近々開始される裁判が最善の機会と思ふ。殊に其の裁判に於いて東條に全責任を負担せしめる様にすることだ。即ち東條に次のことを言はせて貰い度い。「開戦前の御前会議に於て仮令(たとえ) 陛下が対米戦争に反対せられても自分は強引に戦争迄持って行く腹を既に決めて居た」と〉(『戦争裁判余録』) 米内はこう応じた。 〈全く同感です。東條(元首相)と嶋田(元海相)に全責任をとらすことが陛下を無罪にする為の最善の方法と思ひます〉(同書) 山下大将守った 弁護士の「正義」 これを裏付ける文書をバージニア州ノーフォークのマッカーサー記念館が保管している。フェラーズの部下ジョン・アンダートン少佐がマッカーサーに提出した覚書だ。天皇が開戦詔書に署名した事実を列記し、こう進言していた。 〈結論 詐欺、威嚇または強迫により不本意な行動を取らざるを得なかったと天皇が立証できれば、民主的裁判所で有罪判決を受けることはない。 勧告 (a)占領を平和裏に進めて日本を復興させ革命と共産主義を防止するため、開戦の詔書作成とその後の天皇の立場を巡る事実の内、(天皇に)詐欺、威嚇または強迫が行われていたと証明する事実を収集する。(b)上記の事実が抗弁を十分に立証するに足る物であれば、天皇が戦争犯罪人として訴追されるのを阻止すべく積極的措置を講じる〉(45年10月1日、アンダートン覚書) 要は、天皇は東條に威嚇され開戦詔書に署名した。自らの意思ではなかったと証明せよとのアドバイスだ。半ば強引な裁判には日米共通の狙いがあったのだった。 一方、海外でも日本人戦犯の裁判が続いていた。かつての日本支配地域で軍人などを裁く、いわゆるBC級裁判だ。多くの被告が祖国に戻る夢もかなわず処刑されていった。その有名な例が山下奉文(ともゆき) だろう。 山下はシンガポール攻略を指揮して「マレーの虎」と呼ばれた陸軍大将である。44年10月に第14方面軍司令官としてフィリピンに赴任する。しかし米軍部隊に追い込まれ45年9月に投降、軍事裁判で死刑判決を受けた。 この裁判では山下に6人の米国人弁護人が任命された。その一人が30代の陸軍大尉フランク・リールだった。 ハーバード大学卒業後、ボストンで弁護士を開業したリールは陸軍に召集される。そしてフィリピンの民間損害補償に従事していた時、山下の弁護人に任命された。その処刑から3年後、裁判の内幕を明かす著書『ザ・ケース・オブ・ジェネラル・ヤマシタ』を発表したのだった。 起訴状によると山下の罪状は次の通りだ。 〈日本帝国陸軍大将山下奉文は一九四四年十月九日より一九四五年九月二日の間、マニラ及びフィリピン群島の他の地点における米合衆国及び同盟国との戦闘において、日本軍司令官たりし時、指揮下の兵員の行動を統制する任務を不法に無視し、遂行を怠り合衆国及び同盟国、保護領、特にフィリピンの国民に対する残虐行為及び他の重大犯罪を許した。かくて山下奉文は戦争法に違反した〉(リール著書) たしかに米軍がマニラ入城した45年2月、市内では日本軍の暴行が横行した。民間人への強姦(ごうかん) 、処刑が相次ぎ、特にパッシグ川近くのマニラ・ホテルは悲惨だった。米軍に囲まれ自暴自棄の兵士が女性に集団レイプを繰り返した。 今春、フィリピンを訪ねた際、私も残滓(ざんし)を実感した。地元の年配の男性と話すと「ケンペイタイ」と日本語で発音するのだ。半世紀以上前の恐怖が消えていない証しだ。 これが山下の指示や承認で行われたなら史上稀に見る犯罪だ。リールらは刑務所に収容された本人と会った。そして意外な事実を知ったのだった。 山下が第14方面軍司令官に赴任した44年10月、すでにフィリピンは米軍の猛攻下にあった。制海権や制空権も奪われ補給もままならない。米軍が迫る中、彼はマニラ撤退を命令した。人口が多く平地の街を守るには大量兵力が必要と判断したのだ。 ところが市内には約2万の海軍部隊が残っていた。その指揮官は陸軍大将である山下の命令を拒否、米軍との市街戦に突入する。一方、通信網を断たれた山下は、山岳地帯に移動していく。裁判で彼はこう証言した。 〈私が全フィリピン人の虐殺を命じたという証言がありました。私は絶対にそのような命令を出した事はありません。上官からそのような命令を受けたことがなく、私はそのようなことを許さず、たとえ知っていても大目に見ることはないと力説します。これらについて私は天地神明に誓います〉(同書) リールらは残虐行為の証人と米国の情報将校が入手した日本側文書で、これが真実と判断した。また法廷のタガログ語通訳が稚拙で正確な意味が伝わっていないことも分かった。最終弁論で彼はこう述べた。 〈山下裁判は生易しい問題ではありません。米軍部隊や空軍、ゲリラに攻め立てられ、上官の矛盾した無理な要求に悩まされ、彼は赴任した瞬間から敗走していました。もちろん捕虜を視察する時間もありません〉 〈我々が彼を裁く時は彼の立場に立って考えなくてはなりません。私は敢えて言います。偽善の起訴、復讐を求める群衆の欲望にだらしなく屈服した起訴、世界を前に我々が有罪と認めない限り、山下大将はこれらに無罪と判明するに違いありません〉(同書) 「前例なき起訴」 判事からも疑義 リールが弁論を終え閉廷した時、山下は彼の元へ歩み寄った。そして手を握り締め、 「サンキュー、サンキュー」 と繰り返した。それは山下が知る唯一の英語だった。だが、リールには今まで聞いた最も雄弁な英語だったという。 しかし、マニラ軍事裁判は山下に死刑判決を下した。弁護団は一縷(いちる)の望みを託し米連邦最高裁判所に提訴することにした。独立前のフィリピンは最高裁に訴えが可能だったのだ。舞台は米国の首都へ移り弁護団もワシントンへ飛んだ。 この時の最高裁判事の一人、マーフィー判事の意見が興味深い。彼は日本軍の残虐行為を批判しつつ、こう述べた。 〈(山下は)個人的に残虐行為に参加、または遂行を命令、見逃したために起訴されたのではない。(中略)それは単に彼が指揮下の兵隊の行動を統制する任務を不法に無視し、残虐行為を許したと申し立てたに過ぎない。記録された戦争の歴史と国際法の原則はこのような起訴に全く前例を提供していない〉 〈今のように感情が高まっている時、こうした性質の事件に冷静な態度を取るのは難しい。しかし今こそ、そのような態度が最も必要なのである〉(ともに米最高裁記録より) 結局、最高裁は多数決で上告を退け、山下処刑を認めた。その3年後の49年、リールは裁判の内幕を明かす本を発表する。 そこで訴えたのは、マニラの裁判官が少将クラスの軍人で、法律専門家ではなかったこと。検察の起訴手続きが拙速だったこと。東京にいたマッカーサーが裁判を急ぐよう指示したことだった。GHQ最高司令官の指示を軍人が無視するはずがないではないか。 この告発は東京でも大きな波紋を呼んだ。出版直後、GHQはリールに反論する22ページの覚書を作成した。作成者は民政局長のコートニー・ホイットニー准将、戦時中からマッカーサーと行動を共にした側近だ。 バージニア州のジョージ・マーシャル・リサーチ・ライブラリーで入手した覚書は、リールの主張を「プロパガンダ」と断定していた。 〈弁護士の著者が最高裁判所の判決を拒否したという点で、この本は本質的に米国の法律システムいや米国のシステムへの攻撃である〉(49年11月22日、GHQ覚書) そしてホイットニーは山下のマニラ滞在時も残虐行為があったこと、裁判官は法律の素人でなかったことを強調した。また覚書のコピーを全米の大手出版社、法曹機関に送付した。書評を掲載した雑誌に抗議文を送る念の入れようだった。 BC級裁判の本にしては大袈裟(おおげさ)すぎやしないか。その理由はホイットニーがある編集者に送った書簡で分かった。 〈占領国の微妙な空気の中、このような論点を広めることは一部破壊分子の高圧的喧伝の武器となり、事情を知らない日本人に危険で不安定な影響を与える〉(50年1月14日、ホイットニー書簡) この本を日本人が読めば、反米感情が噴き出しかねない。そうなればGHQの占領に支障をきたす。至急、内外のマスコミを抑える必要がある。そのせいか日本語訳が出版されたのは52年6月、講和条約の発効後だった。 処刑前に残した 大将の感謝の句 もしマッカーサーが山下の裁判に介入したとすれば、理由は何か。まず言えるのは彼が35年からフィリピン軍事顧問を務め、地元に深い愛着を持っていたことだ。セルヒオ・オスメニャ大統領はじめ政府首脳とも親しかった。 また、当時フィリピン人にとって、日本の象徴は天皇と山下だった。現地の弁護士団体がハリー・トルーマン米大統領に送った書簡を米公文書館が保管している。 〈フィリピン国民は天皇と多くの仲間が戦犯裁判から免れているのを重大な懸念を持って見ています。山下奉文だけでなく日本の侵略の全指導者を処罰しなければならないと国民は感じています〉(45年11月、フィリピン・ローヤーズ・ギルド会長書簡) 山下の“不運”はこの空気の中、日本の残虐行為の象徴にされたことだ。その意味で彼の運命は最初から決まっていたのかもしれない。 リールは裁判をこう結論づける。 〈我々は不正で偽善的で復讐(ふくしゅう)心があった。我々は戦場で敵を破ったが、心の中で敵の精神を勝たせてしまった。(中略)米国は今後も勝利するだろう。正義なき勝利は無意味であり、人類は愛なしに生きられず、弱者を圧迫すれば強者にも自由がなくなることを学ばなければならない。我々が裁くように今度は我々が裁かれるのだ〉(リール著書) 皮肉にもその後、ベトナム戦争やイラク戦争で米国の威信は大きく傷つく。大国の論理で他国に介入する手法は“偽善”“ダブル・スタンダード”と非難された。その意味でリールの言葉は予言的響きがあった。 46年2月23日、午前3時。山下はロスバニヨス刑務所で処刑された。彼が遺(のこ)した声明は米国人弁護団への感謝で結ばれていた。 〈マニラ法廷で取り調べられた時、私は常に自分を保護する貴国の善良な将校からよい待遇と親切な態度で扱われた。私は死んでも彼らが自分のためにしたことを忘れない〉(リール著書) たとえ憎むべき敵であっても公正な裁きを求める。そして母国を相手にしてもプリンシプルを貫く。東條と山下の裁判は知られざる人間ドラマでもあった。 --------- 参考文献: 『昭和天皇 二つの「独白録」』(東野真著)『山下裁判』(フランク・リール著) .
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