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#blognavi 今日は渋谷いって遊んできました^^ 来てくれたゆず爺さん、ありがとうございました。 SATさんと茶坊さんもありがとうございました。 今日は久々にみんなとやれて楽しかったです。 やっぱり、格ゲーは身内でやるのが一番楽しいですね。 あと、verBのレンですが、やっぱり強いです。 起き攻めがはっきり言って見えません。 多分S~CランクまでならAーくらいはあります。 それと、ps2のメルブラはゲーセン前にやらない方がいいですねw 普通に空コン出きなくなりましたw 俺はよく分からないのですが、やっぱりタイミングがずれるみたいです。 今週の土曜は暇なのでどこか行こうと思います。 だれか暇な人いたら一緒に遊びましょう^^ カテゴリ [メルブラ] - trackback- 2006年09月07日 23 21 07 土曜は身内のほとんどが中野に集まりますのでGO! -- ゆず爺 (2006-09-07 23 44 42) 今日は渋谷で1年半ぶりの仕事でした笑 会館よろうかと考えましたがパスしました。土曜はいけたら中野にー -- くだしま (2006-09-08 00 27 22) >ゆず爺さん 明日行きますね^^今日はps2で練習してしまいましたw>管島さん 明日は会えたら是非対戦しましょう^^久しぶりに対戦できるといいですね^^ -- TOG (2006-09-09 00 31 13) ブログ更新が再開されてるーおかえりです⊃ ω )⊃ また会ったら俺の雑魚青子と対戦してくだせー -- ごっち (2006-09-09 13 09 11) 昨日は対戦できなかったですねw 金土はほとんど中野にいきますのでぜひまた^^ -- くだしま (2006-09-10 08 10 05) 23日に中野に行く予定です。よかったら対戦しましょ~ -- あーく (2006-09-14 17 10 05) >ごっちさん お久しぶりです^^俺も家庭用が出てやっと青子が練習できてはまってますwこんど教えて下さい^^>管島さん 今度是非対戦しましょう^^俺は明日はいけなそうです…。明後日だったらどこかに出没するかもしれませんw>アークさん 23日ですか……。ゲームショウ行く予定ですのでもしかしたら行けないかもです(TT)行けたらいきますね^^(大抵暇してますので普段でも呼んでもらえればどこへでも行きますよw) -- TOG (2006-09-15 22 54 31) 家庭用メルブラの白レンの出しかた分かりません誰かおーしーえーて!O(≧▽≦)O -- TOMO (2006-11-09 21 12 57) 名前 コメント #blognavi
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目次 【時事】ニュース竹中柊 RSS竹中柊 口コミ竹中柊 【参考】ブックマーク 関連項目 タグ 最終更新日時 【時事】 ニュース 竹中柊 [関東Rookie League]川田2発、帝京三が前橋育英に4-1で快勝 Aリーグ第5節 | ゲキサカ - ゲキサカ 竹中直人演じる管理人・床島さんが考案 『あなたの番です 劇場版』特別ポップコーン販売へ(ぴあ) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース Novelbright・竹中雄大はスターの星を持つ!?占い結果に喜び爆発(ウォーカープラス) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 「私が格差を拡大したとか、利益誘導をしていると言うが、何を言っているのか全然分からない」竹中平蔵氏がネットの批判に厳しく反論(ABEMA TIMES) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 【ハンドボール高校選抜男子3回戦】大体大浪商が法政二から勝利をもぎ取る (2021年3月26日) - エキサイトニュース 【ハンドボール高校選抜男子1回戦】まもなく開始!法政二vs総社 (2021年3月24日) - エキサイトニュース RSS 竹中柊 [関東Rookie League]川田2発、帝京三が前橋育英に4-1で快勝 Aリーグ第5節 | ゲキサカ - ゲキサカ 竹中直人演じる管理人・床島さんが考案 『あなたの番です 劇場版』特別ポップコーン販売へ(ぴあ) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース Novelbright・竹中雄大はスターの星を持つ!?占い結果に喜び爆発(ウォーカープラス) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 「私が格差を拡大したとか、利益誘導をしていると言うが、何を言っているのか全然分からない」竹中平蔵氏がネットの批判に厳しく反論(ABEMA TIMES) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 【ハンドボール高校選抜男子3回戦】大体大浪商が法政二から勝利をもぎ取る (2021年3月26日) - エキサイトニュース 【ハンドボール高校選抜男子1回戦】まもなく開始!法政二vs総社 (2021年3月24日) - エキサイトニュース 口コミ 竹中柊 #bf 【参考】 ブックマーク サイト名 関連度 備考 ピクシブ百科事典 ★★ 関連項目 項目名 関連度 備考 参考/ロウきゅーぶ! ★★★★ 登場作品 参考/洲崎綾 ★★★ キャスト 参考/竹中椿 ★★★★ 関連キャラ タグ キャラクター 最終更新日時 2013-11-18 冒頭へ
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前ページ次ページ谷まゼロ ルイズは、谷を呼びたしたことに心底がっかりしていた。 呼び出した使い魔が、幻獣や動物であれば、主人の身を守ったり、 秘薬などの素材を主人のために見つけてきたりすることが出来、ルイズを大いに満足させたであろう。 しかし、自分が呼び出したのは人間で、魔法が使えないただの平民。 使い魔にとって一番重要である『主人の身を守る』ということすら出来ないように見えた。 加えて、『コントラクト・サーヴァント』が出来ていないとなれば、落胆もひとしおである。 そして今、『主人を身を守る』ことが使命であるはずの使い魔は、 その主人に対し、拳を振り上げていた。 「え?」 間の抜けた声を上げたルイズ。 しかし、この状況が理解できないほど頭が回らなかったわけではなかった。 目の前の使い魔は自分を殴り飛ばそうとしているのだった。 ルイズは慌てて頭を下げた。その僅か上を谷が振りぬいた拳が通り抜ける。 標的に当たらなかった拳は、窓ガラスを盛大な音をたてながら叩き割った。 ルイズが信じられないものを目の当たりにしたかのように、驚きの声を上げた。 「ちょっと何よ!?貴族に!使い魔が主人に!手を上げるなんて信じらんない! どうなるかわかってんの!?なんとか言いなさいよ!」 だが、その言葉が無意味であることにルイズは気がついた。 谷の耳には何も届いていない。今もルイズを殴り飛ばすことだけに意識を集中させている。 異様なまでの殺気を発しながら。 ルイズは喉をならして唾を飲み込んだ。 自分の主人に手をあげる使い魔なんてルイズは聞いたことがない。 取りみだしながらも、ルイズは谷から逃れるためにベッドどから降りた。 谷がおもむろに歩いてそれを追う。 壁を背にしたルイズは逃げ場を失っていた。その時杖をもっていなかったし、抵抗する術は持ち合わせていなかった。 ルイズは竦み上がりそうになりがらも、心を奮い立たせ、谷に言った。 「わたしが何をしたっていうのよ!?」 ルイズが何をしたか。そして、なぜ谷は怒っているのか。 それらの答えはすべて、ルイズが『島さん』をバカにしたことに帰結する。 谷にとって『島さん』はかけがえのない存在である。 谷は幼い頃より自分の意思で仮面をつけていた。谷が居た世界でも、日常生活で仮面をつけるということは、異端であった。 だから、彼は周りの人間からは奇異の目で見られ、変人扱いされてきた。 本人はそのことに関して毛ほども気にはしていなかったが、そんな状態でまともな人間関係など築けるはずはなかった。 だが、それはある意味本人が望んだことであるようであった。谷は望んで他人との間に壁を作っているのだった。 人は、誰しもが人に恋い焦がれる時がある。 ある者は、幼稚園の保母さんが初恋の相手かもしれない。 ある者は、近所の幼馴染が相手かもしれない。 だが、谷は『島さん』と出会うまで、他人に恋をするどころか、信じられる人すらいなかった。 そんな谷が初めて他人である『島さん』を好きになったのだ。 広い世界で『唯一』好きな、大好きなヒト。それが谷にとっての『島さん』であった。 その『島さん』をルイズにバカにされたのだ。 谷には許すことができなかった。 谷は、自分の怒りを買うものに対して、容赦という言葉を持たない。 年端もいかない子供に対しても、大人げない態度で虐げることができるし、 大勢の不良であろうと、短刀を持ったヤクザであろうと、たとえ女であろうと、 その拳をもってして殴り飛ばすことになんの迷いもない。 ルイズもまた、谷が容赦すべき相手と認識するわけがなかった。 谷は再び拳に力を込めた。 「てめェ!よくも島さんを!!ゆるさん!」 「シマ、シ、シ、シマサン!?」 再びルイズに対して拳が振るわれた。 その動作自体は比較的遅く、ルイズでも間一髪避けることができた。 だが、ルイズは避けたあとに起きた出来事に驚愕した。 谷が放った拳は空を切り、そして壁にぶち当たった。 普通なら、石造りで出来た壁なんかを素手で思いっきり殴ろうものなら拳のほうが壊れてしまう。 しかし、谷は違った。 ルイズの耳に轟音が響いた。 恐る恐る谷がいる方を見てみると、衝撃の光景が目の前に展開されていた。 谷が素手のパンチで壁をぶち破ったのだ。 谷の、馬鹿が二回付いても足りないぐらいの馬鹿力が可能にさせる破壊力であった。 壁は破片となり粉々に砕かれ、人一人が余裕で通れるほどの巨大な穴が出来ていた。 「ちょ、ちょっとなんなの!?戦争でも始まったの!?」 そう叫んだのは、先ほどまで就寝中であった、ルイズの隣の部屋の女性であった。 名をキュルケ。ルイズのヴァリエール家と宿命関係にあるツェルプスト―家の者である。 ルイズとは同じ学年の生徒ではあるが、家同士の因縁があるためか、いつもいがみ合っている関係である。 しかし、今のルイズは混乱していた。 誰でもいいから、助けが欲しかった。なぜなら自分の使い魔が間違いなく自分に敵意を向けているのだから。 そして、ルイズ自身には、この状況をどうにかする術がなかった。 ルイズは、谷が作った壁の大穴から、キュルケの部屋に飛び込んだ。 そして、キュルケが寝転がっているベッドに飛び乗った。 「ちょ、ちょっと何をやってるのよあなた!ここが誰の部屋かわかって?ルイズ。 っていうか、なんで人の部屋の壁を壊してるのよ!」 「わたしの部屋の壁でもあるわよ!!ちょ、ちょっと助けなさいよ」 「助けるってあたしが?ヴァリエール家のあなたを、このツェルプストー家のあたしが?冗談言わないで」 「この状況で冗談なんて言えるわけないでしょ!!?あの壁見たでしょ!?」 「あの壁がどうしたのよ?どうせあなたが魔法を失敗してぶち壊したんでしょ!?」 ルイズは歯ぎしりをし、じれったそうに叫んだ。 「っ違うわよ!!そんなことできるわけないじゃない!わたしの使い魔が素手でぶち破ったのよっ!!」 信じらんない、あり得る筈がない、といった風に目を見開き驚きを隠せないキュルケが言った。 「あの平民の使い魔が!?それこそ冗談でしょ!? 素手で学院の壁が壊せるわけないでしょう!?っていうかアレ……」 キュルケが、そしてルイズが息をのんだ。 そこには壁の穴を通り抜け、ルイズたちに視線を向けている不気味な白い仮面の男がいた。 心情を表わす顔を隠し、余計に恐怖をかきたてるのに一役買っている仮面が目に付いた。 それを見ると、先ほどの谷とルイズのやり取りを知らないキュルケも理解できた。 その目の前に立つ男が、明らかにルイズに敵意を抱いていることを、そして自分も巻き込まれていることを。 「ふ、フレイム!!!」 キュルケは思わず自分の使い魔の名を呼んだ。 部屋の隅の闇からのっそりと、虎ほどの大きさの真っ赤なトカゲが現れた。 尻尾が、燃え盛る炎でできていた。チロチロと口から火がほとばしっている。 このフレイムという使い魔は、谷と同様、使い魔召喚の儀式で呼ばれた生物であった。 サラマンダーのフレイムは主人であるキュルケの身の危険を察知した。 そして、その原因であると思われる谷の前にその大きな体を盾にし立ちはだかった。 フレイムの口にから、熱気が溢れ出す。 炎を吐いて谷を追い払うつもりであった。 だが、それは成功しなかった。 「邪魔だ、このトカゲめ!!!」 「きゅおっ!!?」 谷は、片手でフレイムの頭を鷲掴みにし、そのまま上に蹴り飛ばした。 天井にフレイムが激突し、部屋が僅かに揺れる。 パラパラと天井の破片が落ちてくるが、肝心のフレイム自身が落ちてこない。 フレイムは完全に天井に埋まってしまい落ちてこないのだった。 普通の人間ならば、フレイムを持ち上げることすら出来ないであろう。 谷がしたことは、まさに異常であった。 「う、嘘でしょ。あたしの自慢の使い魔が……」 頭の中が絶望に溺れたキュルケも、ルイズの使い魔の異常性に気がついた。 そして何でこんな理不尽なことに巻き込まれているのかと、憤りを感じていた。 キュルケは、ルイズの服をとっ掴んで問い詰めた。 「なんなのよこれ!?あんなのに殴られでもしたら、頭にコブどころじゃ済まないわよ! あなた自分の使い魔に何をしたの!?何をどうしたらあんなに怒らせられるのよ!?」 「そんなのわたしだって知らないわよっ!……あっ、もしかしてシマサンっていう女をわたしが悪く言ったから?」 「誰よ!?そのシマサンっていうの!?」 「タニが好きな女の名前よ!」 「なに?好きな女をバカにされたから怒ってるの!?……それなら」 キュルケとルイズは顔を見合わせた。 そして、無言で二人は一つの答えに縋りついた。谷に聞こえないように、こそこそと話した 「なら、今度は褒めるのよ!褒めて褒めまくって褒めちぎるのよそのシマサンっていう人を! そのシマサンっていうのはどんな人物なの!?」 「な、名前しか知らないわよ!」 「ちょっと何よそれ!あの男殴ろうと拳を振り上げてるわよ!あたし死にたくないわ! なんでもいいから褒めるのよ!!!」 「そんな!どうやって言えばいいのよ!わからないわ!!」 キュルケはチッと舌打ちをした。 そして、拳を振り上げている谷に向って愛想のよい笑顔で言った。 「あ、あなたタニっていうのかしら?ルイズと違って、あたしはそのシマサンを素敵な女性だと思ってるわよ?」 知りもしない女性を褒めることは滑稽としか言いようがなかった。 ルイズはこんなことで谷が止まるはずがないと、どこか確信めいたものを抱いていた。 だが、物事は二人の予想を反した。 谷の振り上げた拳が、ピタリとその動きを止めたのだ。 しめた! キュルケは赤く燃えるような髪をかきあげながら、一気に責め立てるように言った。 「もうシマサンったら、このあたしでさえ、一目置いちゃうほどの美人じゃない? そんなシマサンが想い人なんて、もうタニったら隅に置けないわね。ねえルイズ?」 突然話を振られて、慌てふためきながらもルイズは相槌を打った。 「え!?……え?……え、ええ!そうねっ!わたしもシマサンは素晴らしいと思うわ!!」 ルイズもキュルケも必死であった。 「そうよ、あの艶やかに煌めく長くて綺麗な髪なんて最高よねっ!ね、ルイズ?」 髪がショートだったらどうするのよキュルケ!とルイズは心の中で責めた。 「そ、そうね!それに、スタイルも出るところは出て引っ込むところは引っ込んでて抜群よねっ!ね、キュルケ?」 何よ、もしもあなたみたいに貧相な体つきだったらどうするのよルイズ!とキュルケは心の中で責めた。 っていうか、またあたしに振るんじゃないわよルイズ!! まるで、導火線に火がついた爆弾の押し付け合いをしているような有様であった。 完全に想像による島さんを称賛する言葉。 そんなもので谷が、どうにかなるかどうかは二人はわからなかった。 生きた心地がしない二人は谷の反応を待った。 谷はしばらく無言で固まっていたが、ふと呟いた。 「それは嘘だろ」 やっぱりダメだった! やはり、こんな嘘が通じる筈がなかったのだと二人は後悔した。 そしてキュルケが悪あがきをする様に、取り繕った。 「ルイズが言ってたのよ!タニがシマサンことを語っているの聞いてると、 シマサンがどんな女性か容易に想像できるって!それはタニの想いの強さがそうさせるんじゃない? そんなに想われてるなんてシマサンが羨ましいわ!凄いわシマサン!ねえルイズ!?」 「え!?……え、ええ!!」 完全に詭弁であった。 タニのこともシマサンのことも全く知らない。その上での発言であるから出鱈目もいいところである。 しかし、思いもよらぬことが起きた。 谷が頭をかいて、まるで照れているかのような素振りをして言ったのだ。 「そっ、そうか!?そうだろ!?しっ、島さんは、凄いイイんだ!運動神経もいいんだぜ!」 まるで自分の父親はパイロットなんだと自慢する子供のようだった。 仮面で表情はまったくわからないが、今さっきまでの怒りようはどこにやらといった感じで、 本当にうれしそうに喋っていた。 心の底から『シマサン』という人間が好きなのだと、ルイズとキュルケは理解できた。 危険から逃れられたのがわかったせいか、つい興味本位でキュルケは谷に聞いてしまった。 「……そのシマサンってタニの恋人なの?」 「こいびっ……!」 恋人という単語を聞くと、物凄い勢いで後ずさり、 壁の方が壊れるのではないかと思ってしまうほど、 谷は、背中から壁に激突した。壁にはヒビが入っていた。 そして、部屋の中央に戻ってきた谷が慌てふためいた様子で言った。 「いっいや、違うんだけどさ。へへっ。それに、ま、まだ告白もしてないんだよ」 谷は委縮しきっていた。 そんな姿を口をポカンとさせ見ていたルイズは、谷のポケットから一枚の紙がヒラリと落ちたのに気づいた。 ルイズは、そのことに気が付いていない谷に先んじて、その紙を拾い上げた。 それは島さんが写っている写真であった。ハルケギニアには写真は存在しない、 だからルイズにはそれが、精巧な絵に見えた。 「なによ、この絵。いや、これ絵なの?まるで鏡に映った像みたいに鮮明……。 っていうか、この絵の女の人がもしかしてシマサンってっていうヒト?」 キュルケはルイズが手に持っている写真を横から覗き込んで言った。 「あら、確かに美人ではあるわね、こうなんか抱擁力がある優しさと、リンとして引かない強い部分をもってそうな……」 なに適当なことを言ってるのか、とルイズは心の中でキュルケを責めた。 せっかく谷の怒りがおさまったのに、下手に何か言って逆戻りになったらどうするのかと。 突然キュルケに向ってビシリと指をさして、谷は力強く叫んだ。 「そう!そのとおりだ!!」 キュルケの適当な言葉に谷は同意した。 「ど、同意するわけ……?」 思わずズッコケそうになるほど、ルイズは呆れてしまった。 「……」 「……」 「写真返せ」 谷は、乱暴にルイズの手から写真をひったくった。 そして、大切なものなのか、折り目が付かないように細心の注意を払いながらポケットの中に写真をしまった。 谷は頭をガリガリと掻いた。 今度は、ルイズに対してではなく、現状について苛立ちを感じていた。 天井に向って谷は叫んだ。 「夢にしちゃ長すぎるぞ!しかも面白くねェ!オレだって暇じゃねェんだぞ!……島さんにも会えねェし。 ……っさっさと夢から醒めろオレ!……っこうなったら逆に夢の中で寝てやるからな!」 谷は寝ている間に、夢から醒め現実に戻るんじゃないかと考えた。 ズカズカと足音をたてながら、自分が開けた穴からルイズの部屋に戻っていった。 「……夢ってなによ?ルイズ」 当然の疑問であった。ルイズはキュルケの疑問に答えた。 「タニはここを自分の夢の世界だと思ってるのよ。でも、ここが現実だったら別の世界だとか言ってたから、 ハルケギニアのことなんて知らないとこから来たっぽいことはなんとなくわかるんだけど……」 キュルケは、谷の心情が少し読めた。読めたからこそ嫌な予感がしていた。 「それって不味いんじゃないかしら」 「は?どこらへんが?」 「……多分、タニは薄々っていうかほとんど気づいてるけど認めたくないのよ。 ここが現実だとしたら、シマサンに二度と会えないかもしれないんだからねえ」 ルイズはハッとした。その通りかもしれないとも思った。 そしてルイズにも何が問題かわかった。 使い魔は呼び出す魔法はあっても、送り返す魔法なんてものは存在しない。 何故なら呼び出された使い魔は、その生涯をその主人と共にすることが大前提だからである。 そして谷も、どうにかできるならば、ルイズがとうに送り返すか何かしているはずということも、 ルイズの態度から薄々読み取っているのかも知れなかった。 だから、谷にとってここは夢の世界でなければならないのだった。 もし、その谷がここを現実としっかり認識して、愛しの『シマサン』と会えないとわかったならば……。 ルイズとキュルケはゾッとした。 キュルケは片手を上げて、にこやかに言った。 「じゃ、あたしは寝るから。もうあたしを巻き込んじゃダメよ?」 「ちょ、ちょっと待ちなさいよ!!わたしどうすればいいのよ!?」 キュルケはタヌキ寝入りを決め込んでいた。 ルイズは頭を抱えて、ブルブルと震えていた。 「……っ!ど、どどどど、どうしよう。なんなのよあの使い魔っ!」 ルイズは得体のしれない仮面をつけた使い魔に振り回されっぱなしであった。 明日以降のことを考えると不安を感じずにはいられないルイズであった。 前ページ次ページ谷まゼロ
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1 名前 風吹けば名無し 2012/07/15(日) 23 08 17.72 ID kAjme++l 10もが恐れる 15こと巨人小笠原(38)が、 20にて 25を 5することが明らかになった。 カッスは手始めに 30の 35を 40。「 50」「 53」と発しながら 59。 途中 66するハプニングもあったが、 75。 ところが 80が 88だったため 96。 2。 そこでカッスは、 103にいた 111を 118し、たちまち絶頂射精。直後に 123による 128で無事死亡した。 これに関し大正義原監督は「 135」と述べ、 142 なお、まにあわんもよう たとえ 150でも、まにあわんもよう 174 名前 風吹けば名無し 2012/07/15(日) 23 28 17.56 ID kAjme++l 大松もが恐れるうんここと巨人小笠原(38)が、某弁護士事務所にて程高川島さんをいい加減つまらんすることが明らかになった。 カッスは手始めに髪の毛のオリックス小瀬をシャーマン・オマンコー。「ち~ん(笑)」「アッー!」と発しながら宿舎の屋上から飛び降り自殺。 途中阪神が5位に転落(爆笑) するハプニングもあったが、シーズン終了後阪神は最下位。 ところがDeNAが4位だったため井手らっきょ。長谷川亮太。 そこでカッスは、ヴォースゲーにいたドギーマンを日米修好通商条約を締結し、たちまち絶頂射精。直後に日米修好通商条約を締結による大松もが恐れるうんここと巨人小笠原(38)が、某弁護士事務所にて程高川島さんをいい加減つまらんすることが明らかになった。 。 途中阪神が5位に転落(爆笑) するハプニングもあったが、シーズン終了後阪神は最下位。 ところがDeNAが4位だったため井手らっきょ。長谷川亮太。 そこでカッスは、ヴォースゲーにいたドギーマンを日米修好通商条約を締結し、たちまち絶頂射精。直後に日米修好通商条約を締結による日米修好通商条約を締結で無事死亡した。 これに関し大正義原監督は「日米修好通商条約を締結」と述べ、日米修好通商条約を締結。 なお、まにあわんもよう たとえ人間国宝でも、まにあわんもよう
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第16話「裂ける音」へ戻る 第17話「危険な誘い・前編」 香音は連絡を待っていた。 衣梨奈が千奈美と友理奈に再戦の申し込みをしにいってからずっと待機しているのだ。 もうあれから二時間近く経つというのに衣梨奈はメールの一つも送ってこない。 いつ戦いが始まっても良いようにと準備し続けているためさすがに疲れてくる。 (遅いなぁ……えりちゃん何をしてるんだろ) さらに数分待ったところで香音のケータイがブルブル震えだす。 衣梨奈からメールを受信したのだ。 「来た!…………中止?」 メールには今日の戦いが取り辞めになったことだけが書かれていた。 その他の詳細はまったく記載されていない。 衣梨奈のメールはいつもこうだ。ことライダーに関しては詳細が分からなさすぎるのである。 そのため香音はいつも不安感に苛まれてしまうのだ。 「中止になりそうだったら途中で教えてくれてもいいのに……」 香音はボソボソッと呟くが、すぐにそんな自分を反省する。 自分の知らないところで衣梨奈が長時間に渡る交渉をしている可能性があるので、 一方的に決めつけるのはよくないと思ったのだ。 香音は他人を疑いがちになっている自分を落ち着かせるために、近所のコーヒーショップに入る。 そして、そこで見たくなかった光景を目にしてしまう。 (熊井さん!……えりちゃんも、徳永さんもいる!) 衣梨奈と千奈美、友理奈がコーヒーを飲みながら楽しく談笑をしているのを香音は目撃する。 変装のため帽子をかぶってはいるが、間違いなくあの三人だ。 これから戦うはずだった先輩たちと衣梨奈はどうして一緒にいるのだろうか。 一息つくのならばどうして自分を誘ってはくれなかったのだろうか。 香音はもう何を信じればいいのか分からなくなってくる。 このようにして情緒が著しく不安定になっている時に、 香音は後ろから声をかけられる。 「ねぇ、鈴木香音ちゃんでしょ」 「……中島さん?」 ♥ 衣梨奈がいた店とは異なるコーヒーチェーン店。 気づけば香音は悩みの全てを中島早貴にぶちまけていた。 もちろんライダーバトルのことはボヤかしたが、ほとんど全て包み隠さず話したのである。 寂しい時に先輩が温かく迎えてくれたのでつい話しすぎてしまったのだろう。 「ぜんぶ早貴のおごり。」という一言も効いていたのかもしれない。 「香音ちゃんも苦労してるのねー」 「あ、ごめんなさい……なんか愚痴ばかり言っちゃって」 「ううん、いいのいいの気にしないで。 それに私もなんだか秘密を打ち明けたくなっちゃった。」 早貴はかばんの中から一本のベルトを取り出す。 そのベルトは明らかにライダーのベルトだ。 香音は店内だと言うのに大声を出してしまう。 「わぁ!!」 「シィーッ!大っきな声出さないの。」 「ごめんなさい……でもそれ、ひょっとして」 「そうよ、早貴も仮面ライダーの一人なの。」 早貴がライダーと分かった途端、香音はしまったという顔をして口に手を当てる。 気づかぬうちに衣梨奈がライダーであることを伝えたかもしれないので、焦ったのだ。 分かりやすい態度をとる香音を見て、早貴はクスリと微笑む。 「なーに心配してるの、生田ちゃんがライダーなことくらい最初から知ってたよ!」 「あ、イクタですもんね。」 「それに香音ちゃん、私は香音ちゃんの味方だよ。」 「ほ、本当ですか!?」 「うん、早貴さ、香音ちゃんと仲良くやれると思うんだよね……」 ♠ 「生田ちゃんとBigWは手を組んでるの。 香音ちゃんに急に冷たくなったのもあの二人の仕業なんだよ。」 「なんですって!それは本当ですか中島さん!?」 早貴の突然の密告に香音は転地がひっくり返るくらい驚いてしまう。 信じられない話だが、語る早貴の表情はいたって真剣だ。 「早貴はBigWを倒すために毎日後をつけてたんだ。 そこで偶然見ちゃったの……生田ちゃんがこっそり二人と会ってたのを」 「そんな!」 口では否定する香音だったが、心当たりが無いわけではない。 衣梨奈はライダーバトルの時に毎回作戦を立てているが、 その内容を殆ど教えてくれなかったのだ。 直近のBigW戦ではコブラメダルを使うという情報しかくれなかった。 これで本当に仲間と言えるのだろうか? BigWと言えば、衣梨奈は優勢であったのに逃走で戦いを終わらせていた。 それは相手を倒せない理由があったからでは無いだろうか。 早貴の言う通り、裏で手を組んでいたからあえて倒さなかったのでは無いだろうか。 思い返せば思い返すほど不信感が強まってくる。 「許せないよね香音ちゃん」 「……はい」 「だったら見返すべきだよ!早貴がサポートしてあげる。 大丈夫、悪いようにはしないから。」 ◆ ガールズトークを終えた衣梨奈と千奈美、友理奈らは上機嫌で帰り道を歩いている。 3人は早貴に追っ払われた時から意気投合したのだ。 「今日は楽しかったね!えりぽんなかなか面白いじゃん」 「オゴリだったらもっと楽しかったんですけどねぇ~」 「こらこら、先輩にたからないの」 3人は自分たちがライバルだということも忘れて楽しんでいた。 ここ最近張り詰めてばかりだったので、良い息抜きになったのだろう。 だがそのような楽しいひとときもすぐに終わってしまうものだ。 すべては道の途中で中島早貴に出会ったところから始まる。 「あーなっきぃだ!」 「中島さん何してるんですかぁ?」 早貴は何も言わず変身ベルトを見せ付ける。 その瞬間、3人は戦慄する。 「なっきぃ……やっぱりなっきぃが仮面ライダー裂鬼だったんだ。」 空気が一変したことを感じ取った衣梨奈はベルトとナックルをすぐに用意する。 千奈美と友理奈だってそれぞれのメモリを握っている。 4人が4人とも臨戦態勢に入っているのだ。 早貴はケータイを取り出すと、9・1・0の順にボタンを押す。 そしてそのケータイをベルトにはめて、「変身」と一言呟いた。 その変身行動を見て衣梨奈はハッとする。 (中島さんは……裂鬼じゃない!) 早貴は黒のボディに黄色のラインが入った姿に変身した。 そのラインは顔面でXのようにクロスしている。 いや、Xよりはむしろχ(カイ)に近い。 早貴がさっそく変身したので、千奈美と友理奈もBigWへと変身する。 千奈美の身体をベースとした通常通りの変身だ。 メモリは緑のチャチャと紫のジンギスカンを使用している。 「仮面ライダー裂鬼って名前の割には鬼っぽくないよね。」 「うん、どっちかと言えば悪魔みたい」 とぼけた会話をする千奈美と友理奈だが、やるべきことはしっかりとやる二人だ。 チャチャの疾風に乗りながら速いスピードで早貴に殴りかかる。 「裂鬼じゃないってのに!」 早貴は黄色く輝く剣を取り出し、BigWの攻撃をすべて受けきった。 その剣は早貴の愛用する武器であるカイザブレイガンだ。 黄色のサイリウムが大きくなってような見た目をしている。 BigWは自身の攻撃が防がれただけでなく、拳を剣で傷つけられたので焦りだしてしまう。 「さ、裂鬼じゃないってなら、なっきぃはなんなの!!」 「中島さんは仮面ライダー910ですよ」 「「えりぽん!?」」 衣梨奈はいつの間にかイクタに変身していた。 その右手には早貴と同じように愛用の剣イクタカリバーが握られている。 「徳永さん熊井さんここは手を組みましょう、カイザモチーフの910は確かに強いですけど、 えりとBigWが力を合わせれば勝てない敵じゃなかとです。 チームワークを発揮すれば絶対勝てますよ!」 「やっぱり手を組んでたんだ!!」 「えっ?」 香音の声が聞こえたと思ったその瞬間、イクタは顔面を勢いよく地面に押し付けられてしまう。 犯人はすぐ後ろにいたオーズッキだ。 クマ・ゴリラ・ゾウの重量系コンボでイクタを後ろからぶん殴ったのである。 第18話「危険な誘い・後編」に進む 仮面ライダーイクタ / 生田衣梨奈 仮面ライダーオーズッキ / 鈴木香音 仮面ライダーなでしこ / 真野恵里菜 敗退 仮面ライダーゲンキックンホッパー / 萩原舞 仮面ライダーオーデン / 竹内朱莉 敗退 仮面ライダーパレット / 鈴木愛理 仮面ライダーディエッグ / 譜久村聖 仮面ライダーBig W / 熊井友理奈&徳永千奈美 仮面ライダーハウガ / 飯窪春菜 敗退 仮面ライダー裂鬼 / 清水佐紀 仮面ライダー910 / 中島早貴
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負けない、心 ◆yX/9K6uV4E ――頑張れ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ 「……アタシがアイドルになった理由?」 それは、ある日のパジャマパーティーのときのこと。 同じ事務所のアイドルの仲間たち5人と、合宿所に集まって交流も兼ねて、おこなったパジャマパーティー。 来週行われるミニライブに向けて、結束を固めるためにってことみたい。 その五人は、アタシ――若林智香と、川島瑞樹さん、間中美里さん、黒川千秋さん、そして元々友達だった緒方智絵里ちゃんだ。 同じプロデューサーからプロデュースされている智絵里ちゃんとは仲がよかったけど、他の人とはあんまり。 そういった事情もあって一番年長だった川島さんが提案し、プロデューサーの了解を得て、開催されたという感じ。 もっとも、プロデューサーも監督という事で、いるけどねっ。 勿論、アタシ達の部屋にいないけど、それは男子禁制だからですっ☆ そんな感じで、アタシ達は夜更かししていて、不意に智絵里ちゃんに聞かれた事だった。 千秋さんと美里さんが川島さんによって、お酒に潰されて、そろそろ寝ようかという時。 おずおずと、枕で顔を隠しながら、智絵里ちゃんが聞いてきたんです。 どうしても、今聞いておきたい。そんな風に。 「誰かを元気にさせいから、かなっ☆」 何でこんな事を聞いてくるか、解らなかったけど、アタシは素直に答えていた。 それが私の答えだから。 そう思ったら一直線っ。 居てもたっても居られなくて。 だからアイドル目指して。 そして、気がついたらアイドルになっていた。 「でも、それならチアガールでもいいんじゃ……?」 それでも、なお智絵里ちゃんは突っ込んで聞いてくる。 何がそんなに気になるんだろう? ……でも、確かにそうかも。 傍から見たら元気にするなら、チアガールのままでも出来ていた。 アイドルになってまでする願いじゃないかもしれない。 けれど 「違うよ。アタシの中で、アイドルじゃないと駄目だったから、だよ☆」 アイドルじゃないと駄目だった。 アイドルじゃないと出来ないと思ったから。 だって、 「アイドルって、応援する人と一緒になって頑張れるんだ、一緒に頑張ろうって! それって凄い身体が熱くなるんだよっ」 ファンと一緒になって、ライブを楽しくする。 アタシがファンを応援して。 ファンがアタシを応援して。 それがたまらなく楽しくて、嬉しくて。 だから、それはきっと 「だから、アタシ、アイドルじゃないと駄目で、アイドルになりたくて、なれてよかったっ☆」 アタシがアイドルになれてよかったということ。 アタシなりのやり方で、皆が元気になってくれる。 アタシ自身も元気になれる。 それって、とてもいいことだと思うんだっ☆ 「ふふっ……智香ちゃん、立派ね」 「そ、そんな事ないですよ、川島さん……恥ずかしいなぁ」 「ちゃんとした目標があるって、大事よ」 「えへへ……川島さんはあるんですか?」 「……私? そうねえ」 不意に聞かれた川島さんはんーという表情を浮かべて。 そして、とてもお茶目に笑いながら、こう言った。 「ふふっ……内緒よっ」 「えーっ!?」 「アイドル川島瑞樹は、秘密が一杯あるのよ♪」 「そ、そんなぁ」 きっと川島さんの中にもそういうのがあるんだろう。 だって、今、笑っている川島さん、とっても可愛いから☆ だから、アタシは残念と言いながらも、笑っている。 なんだか、いいなぁ、そういうの。 そう思ったから。 「…………あの時……彼がそういってくれたから私は今、こうしてるのかもね」 そして、笑いながら川島さんがそっと呟いた言葉。 彼というのはなんとなくわかったけど、私は深く聞く事はしなかった。 野暮と言う事だよ、きっと☆ アタシにも解るしねっ。 「いいなぁ…………わたしは、そんなもの……」 そして、枕を握りしめ、何かを言いかけた智絵里ちゃんが居て。 アタシは気になって、言葉をかけようとしたけれど 「……そろそろ寝ますね。夜も遅いですし」 「そうね、そうしましょうか」 智絵里ちゃんは握り締めた枕にそのまま顔を埋めて、布団に入ってしまった。 こうなったら何もいう事が出来ない。 気になって仕方ないけど、うずうずるけど。 我慢して、アタシも寝る準備する。 あっ、その前に。 「アタシ、シャワーだけ浴びてきますね」 汗だけ流しておこう。 でもアタシは、その時、ちゃんと智絵里ちゃんに聞いておけばよかった。 彼女がなんで、アタシにそういうことを聞いてきたかっていう事を。 ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ (シャワー……っと。そういえば風呂場は共用なんだっけ) シャワーを浴びようとアタシはお風呂場に向かっていた。 そういえば、男女共用だったなと思い出す。 まあ、もう深夜だし……大丈夫かな。 アタシ、なぜかもう何度もシャワーの時とかで、プロデューサーに裸を……見られてる。 見せたいわけでもないし、と言うか恥ずかしいし。 最初のぞきを疑ったけど、どうやら本当に偶然みたい。 何度ラッキーがおきているのか。 あきれつつも……ちょっと恥ずかしい。 だって、アタシは、憎からずあの人のことを想っている。 何故そうなってかは解らない。 であった時からかというと、違うような。 でも、いつの間にかだったんだよ☆ いつの間にか好きになってた。 そういうものだ、恋って。 アタシが恋するってびっくりだったけど、でも、してみたら嬉しい。 それが叶うかどうかはどうでもいい。 ……っていうか、叶わないかもしれないほうが多分可能性的に高いかも…… だって、ライバルは一杯……というかプロデュースされてる6人皆そうかも。 響子ちゃんやナターリアちゃんはかくそうもしないし。 アタシはそういう二人を見て、ちょっと自分から引いてしまう。 アタシ自身より、誰かを応援したくなる。 そんな気持ちになって。 それは弱気なのかもしれないけど、アタシらしいって。 だから、この恋は…… 「っと、暗くなっちゃいそう☆ シャワーシャワーと」 そう、気持ちを入れ替えて、脱衣所の戸を開けた。 汗と一緒にやな気持ちも流しちゃおう。 なのに 「お、おう」 そこに居たのは全裸のプロデューサーだった。 何一つ隠さず髪を乾かしている。 …………。 …………………………。 「い、いい湯だったよ」 「ば、馬鹿ぁぁぁぁ!!!」 私はすぐに後ろを向いて駆け出した。 こ、このパターンは考えてなかった。 びっくりした、逃げ出すしかなかった。 初めて見た、見たくなかった。 きゃーきゃーいいながら廊下を走って、そのまま布団にダイブ。 顔を真っ赤にして、忘れようとして。 忘れられず、さらに布団でジタバタ。 は、恥ずかしい。 見たのはアタシなのに。 男の裸、上半身の裸は見たことあるけど、全部はじめて。 それでも、こんなに恥ずかしいのは好きになったから? 解らない。でも、恥ずかしくて。 忘れたいはずなのに、忘れられなくて。 プロデューサーさんも男の人だなって。 そう想ったらさらに恥ずかしくなって。 でも、アタシはどこか嬉しい。 これが、恋なんだ。 うん……できるなら…… 誰にも、譲りたくないな。 本当に。 ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ そして、ミニライブ当日。 事件が起きたのです。 プロデューサーがアクシデントで来れないという話をちひろさんから聞いて。 その話の後、智絵里ちゃんが怯えて、リハーサルで失敗して。 そして、消えてしまった。 前もそういうことがあったと聞いた。 ソロのミニライブで失敗したという話を。 その時はプロデューサーが居て、何とか元気を取り戻したと。 それ以来智絵里ちゃんのイベントには必ずプロデューサーが付き添うになったと。 けれど、今回来れない事で均衡が崩れて、結果、まともに出来なくなってしまった。 その兆候はあった。 例えば、傍から見ても智絵里ちゃんがプロデューサーさんに依存しているということ。 ライブのレッスンでも一人だけつまずく事が多かったこと。 そして、合宿所のときのこと。 それが全部積み重なって、智絵里ちゃんが怯えた。 それまでにどうにかできなかったのか。 悔やむ事は多いけれど、今はそれより、智絵里ちゃんを探して。 ……探して、どうするんだろう? 決まってる。 応援するんだっ! 元気になれって! そして、智絵里ちゃんを倉庫の隅で見つけて。 智絵里ちゃんは怯えながら、アタシに言った。 「やっぱり、無理だよぉ、わたしは……一人でなんて出来ない」 震えながら、頭を振って。 逃げるように。 「わたしにアイドルなんて、無理だったんだ……無理だよぉ……」 「そんなこと無い……」 「そんなことない訳がない!」 アタシの否定を、強い否定で、返した。 その智絵里ちゃんの表情は、悔しさ? 怒り? 悲しみ? ううん、これは、深い悩んだ末の苦しみ。 「わたしは、アイドルになった理由なんて、無いもん! 目標なんて、ない!」 智絵里ちゃんは涙を流してなかった。 それでも、泣いてるようで。 「ただ、あの人に誘われるようになった。 でも、それだけ! アタシには智香ちゃんみたいな、モノ、何にも無い!」 ああ、智絵里ちゃんは。 ずっと悩んでいたんだ。 アイドルとして、なるもの。 アイドルとして、なりたいもの。 自分の、憧れ。 そういうものが無くて。 ただ、なすがままになって。 それで、周りと自分を比べて。 結果、プロデューサーにしか頼る事しか出来なくて。 そして、更に自分を追い込んで。 「だから、わたし、アイドルじゃない!」 そう、やって、何もかも、諦めようとする。 ねえ、アタシ。 アタシは、どうしたい? この子に、かける言葉はある? かける応援は? 元気にする言葉って、あるかな? ――――勿論、ある! 「智絵里ちゃん――――」 それは、ありふれた言葉。 「頑張れ、負けるな」 智絵里ちゃん目指すものは、勝つ必要なんてない。 チアでする応援する試合とは違う。 誰かに勝つ必要なんて、無いんだ。 だから、 「――頑張れ、負けるな」 自分自身の弱さに。 「――――頑張れ、負けるな」 自分自身の悲しみに。 「――――――頑張れ、負けるな」 そう、自分自身に。 「そんなこと……言われたって……」 智絵里ちゃんは、私をにむ。 きっと、解らないかもしれない。 でも、それを言っちゃ意味がない、と思う。 自分自身に、気づかなきゃ、意味が無い。 だから、私は手を振って、応援する。 「頑張れ、負けるな! だって――!」 だって、だって 「智絵里ちゃんは、あの人が見つけたアイドルでしょう!」 貴方だって、選ばれたアイドルなんだよ? たくさんの星から、選ばれた、輝く星。 その輝きに、違いなんて、劣るものなんて、無いと思うんだよ。 だから、乗り越えるのは自分。 自分は駄目だという、心。 「……!」 だから。 「……負けるな! 頑張れ!」 自分の心に。 自分の、弱い心に、負けるな。 元気になって! 「頑張れ、負けるな!」 さあ、一緒に! 「頑張ろう! 一緒に! 負けるな、智絵里ちゃん!」 アタシを手をさし伸ばして! どこまでも! 「いこう! 皆待ってる! 頑張れ! 負けるな!」 そして、智絵里ちゃんは、私が出来ないぐらいの素敵な笑顔を、浮かべて 「――――はい、智絵里……ファイトです! わたし……負けません!」 アタシの手をとって。 きっと、自分自身に負けなかったんだ。 負けない、心を持って、歩こうって。 だからもう、大丈夫。 アタシはこれでいい。 皆と一緒に元気になって、皆を応援して。 そして、何処までも楽しくなる。 これが、アタシのアイドル、なんだから☆ 「いこう! 皆待ってる!」 手をとって思う。 ――アタシ、アイドルになれて、本当によかった。 ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ライブが無事成功して。 皆笑っていて。 その後の事。 プロデューサーが駆けつけて。 そのプロデューサーに、抱きつく智絵里ちゃん。 幸せそうで。 嬉しそうで。 二人は、笑っていて。 アタシは遠くで見ていて。 「貴方は応援するだけなのね」 そうやって、私に声をかける人、千川ちひろ。 「それでいいんだよ☆」 それでもいい。 なら、と彼女は言った。 その笑顔は、ちょっと怖くて。 私を誘惑するようで。 「私が貴方に、貴方のその隠している心に、応援しましょう」 そう言って。 「――――頑張れ、負けるな」 何に? 見つめる先にいるのは二人。 「――――頑張れ、負けるな」 かなわない、もの。 「――――頑張れ、負けるな」 でも、かなってほしいなって、譲りたく……ない。 「――――頑張れ、負けるな」 アタシ……だって……この、想い。 「――――頑張れ、負けるな」 負けたくない、かなわないって想いたくない。 負けたくない、自分の心に。 アタシは、叶うなら…… だから、アタシ ――――――誰にも、負けたく、ない。 そう、負けたくない、かなわないって想いたくない。 負けたくない、自分の心に。 アタシは、叶うなら…… 智絵里ちゃんにも、誰にも、譲りたくない。 アタシは…………負けない。 前:彼女たちが導き出す答えはいつだってフォーティトゥー 投下順に読む 次:彼女たちの誰もが愚者を演じるフォーティスリー 前:Spiral stairs 時系列順に読む 次:さだめ 前:My Best Friend 若林智香 ▲上へ戻る
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前へ 「鈴木さんは、まーちゃん、いないほうがいいんですか」 ゆっくり言葉を区切るようなその言い方。それで、なんとなく察した。 まーちゃんは今、ものすごく怖いことを聞いてきている。 今この瞬間、まーちゃんにいてほしくないかどうかじゃなくて・・・ 「なんでそんなこというの!」 私はたまらず、大きな声を出した。 「そんな大事なこと、私に聞かないでよ。私は今、田中さんの用事を伝えに来ただけだったのに、なんでこうなっちゃうんだよぉ・・・」 私にはめったに頼みごとをしない田中さんからのお願いごとだったり、その相手が大きな秘密を抱えてる人なのに、ペースのわからないまーちゃんがついてきちゃったり、・・・挙句の果てに、矢島さんと岡井さんに、とんでもない内緒ごとがありそうだったり。そこへ来ての、まーちゃんからのこの一言だ。 もう、たくさんの要素が重くのしかかってきて、私の容量をあっという間に超えてしまった。 「あわわあ、鈴木さんがわわ」 気配で、まーちゃんがドタバタ足音を立てて、私の周りを走り回ってるのがわかる。 ――私だって、まーちゃんが、本気で私を困らせようとイジワルしてるわけじゃないのは知ってる。 ただ、まーちゃんのペースをつかみきることができなくて、発する言葉の意味をどう取っていいのかもわからなくて・・・ 「はわわ、岡井さーん」 「あのね、まーちゃんここにいていいけど、お口閉じててね!」 岡井さんがまーちゃんにそう言い放ったと同時に、むぎゅっと抱きしめられる感触がした。 「よしよし、そんなに泣くなー」 まるで赤ちゃんを落ち着かせるように、岡井さんはゆっくりと私の体を揺らす。 背中をぽんぽんと叩かれると、不思議と高ぶっていた感情が静まっていくようだ。 「まーちゃんもぽんぽん!」 「わーかったよ、なんだよ、千聖はママじゃないんだからねっ」 ああ、そうか・・・小さい妹さんがいるんだっけ、岡井さん。 あったかい胸に顔をうずめると、ごく自然に頭を撫でてくれる。 “千聖って、いいお母さんになりそう”なんて先輩たちが言っているのを、結構よく聞いたりする。 料理が上手だからかな?なんて思ってたけど、それだけじゃなくて・・・。きっと、こういうところも含めて、なんだろう。 「いろいろさ、娘。で言いにくいことがあったら、いつでも千聖のとこ来てよ。ま、全然何もできないけど、気晴らしになるかもしれないし」 「はい・・・すみませんでした」 「じゃ、田中さんとこ行くか!」 岡井さんがそう言って楽屋のドアに目を向けた。 「あ・・・はい。でも、その前に。あの・・・まーちゃん」 岡井さんにカクカクした動きでまとわりつく(・・・)まーちゃん。 私の呼びかけに、彼女らしくもない神妙な顔を浮かべる。 「さっきの、あの・・・。私、いらないなんて思ってないから」 言いながら、また涙がこみ上げてきそうになってしまう。 でも岡井さんがいてくれるからか、逃げ出したいとか、そういう気持ちにはならない。 まだ話せそう。そう思って、私はまた口を開いた。 「さっきは、その・・・なんで、まーちゃんが私なんかのとこに来るのか、わかんなくて、状況的にも慌ててたから、きつい態度になってたならごめんね」 「じゃあ、まーちゃんはいなくならなくていいんですか?」 「もちろん」 「でもくどぅーが岡井さんの写真眺めてニヤニヤしてたからその写真にチューしたら、お前ガチでうせろって言われました」 「なんだそれ、おい!」 「・・・・・・・それは、私の言ってることとは別問題じゃないかな」 ともあれ、話しているうちに涙はとっくに乾いて、もう気持ちも静まってきた。 「ちっさー、かのんちゃん!!!お待たせ!」 すると、そこに矢島さんが戻ってきた。 「なかなかなくてさー、はい、これ使ってね!」 満面の笑顔で差し出したのは、タオル・・・でもぞうきんでもなく、・・・・大量の、エアーパッキン(プチプチつぶすやつ)だった。 「舞美ちゃん、これどうすんの?」 「??・・・・あぁー、そっか!似てるから間違えちゃった!あははは、どうしよう、ねえ?」 「はは・・・」 ――すごい。天然のスケールが違いすぎる。 仮に見た目がタオルに似てたとしても、触ればわかるし、大きさがありえないだろうに。 「もー、知らないよ?スタッフさんが使うんじゃないの?」 「そうだよね!ステージに敷いたりとか」 「いや、それはない」 「あひゃはははは」 「まーちゃん、つぶしちゃだめだよ!おい!」 プチプチとパッキンが弾ける音、岡井さんと矢島さんのぼわーっとした会話。またわけがわからなくなっていく。 そして、私はあまりのことに忘れてしまっていたのだ。 私の重要なミッションのことを。 次へ TOP
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場には嫌な沈黙が立ち込めている。 榎木津と付き合うようになってもう随分と立つ。 中禅寺の「榎木津と付き合うと馬鹿になる」という助言はやはり正しかったのだと改めて思う。 馬鹿でなければ善良な図面引きが何故ヤクザの屋敷で正座するものか。 「受けてくれるのかいね?」 そんな問いは僕にはなかった。 薔薇十字探偵社のヒューズの調子が悪いと呼び出されたと思ったら、あれよあれよと木曽だか飛騨くんだりの山奥に連れてこられてしまった。 そんな僕に与えられたのは「あらゆる駒を揃えなければいけないそうだ!」とかいう理由にもならない理由だけ。 仕事を受けるか受けないかの問いかけなどない。 もっとも榎木津の口からそのような台詞が吐かれたら気持ち悪いだろうが。 「受けるも何も、何をしたらいいのかわからん。どの事件だ?この村はどいつもこいつも馬鹿ばかりだ!」 「榎木津子爵は聡明な方だで敬意を払っとったが、息子はとんだドラのようじゃな」 「あの馬鹿親父に敬意を払うとはあんたも馬鹿の一人だな!」 「本島さん、僕たち生きて帰れますかね」 剣呑なことを呟いた益田の顔は泣き笑いだ。 僕だってきっと病人より蒼白い顔になっているに違いない。 何せ榎木津と相対するはヤクザの親玉らしき鬼のような婆さん、その横には賽でも振れば映画の一幕になりそうな姐さん、周りはいかにもな強面の男がずらっと取り囲んでいる。 「このお魎を舐めとるんか!」 「棟梁だか魍魎だか知らんが、棟梁は箱を作る人で魍魎は箱に入る人だ!京極が云っていたぞ!」 「しかと探偵引き受けさせて頂きます!」 益田が割って入った。 このまま榎木津に喋らせておくよりは、と意を決したようだ。 「毎年綿流しというお祭りの日に誰かが死に、別の誰かが失踪する事件を調査すればよろしいんですね?」 「勝手に話をすすめるな、マスカマ!だからどの事件だと云っている!」 「ですから綿流しの夜に──」 「事件が多すぎる!誰を退治すればいい!あの変な男か?妙な女か?それともこの婆さんの孫か?」 「この糞餓鬼、叩っ切ってやろうか!」 今度は姐さんが袖を捲って片膝を立て凄んだ。 やっぱり映画のようだ──とどこか他人事の様に感じてしまう。 「ならあんたが犯人だ。まったく、こういう面倒なのは京極向きなんだ」 それだけ云うと榎木津はごろんと横になってしまった。 周りの男衆はどう対処したものか困っているようだ。 「本島さん、どうしましょう?」 嗚呼──本当に馬鹿ばかりだ。 前 次