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【検索用 ありかと 登録タグ 2008年 VOCALOID あ かたほとりP 曲 曲あ 鏡音リン 雪野ぐみ】 + 目次 目次 曲紹介 歌詞 コメント 作詞:かたほとりP 作曲:かたほとりP 編曲:かたほとりP イラスト:雪野ぐみ 唄:鏡音リン 曲紹介 曲名:『「ありがと。」』 かたほとりPの「ガチ曲」第二段。 リン最古オリジナル曲『Love me らんらんるー』を投稿してから1年が経ちました。うちの天使リンは今日が誕生日です。 僕をはばたかせてくれたリンに、感謝の気持ちをこめて。 「僕らの未来は光で満ち溢れているんだ!」…みたいな希望に満ちた明るい歌詞です。 歌詞 透き通る真冬の夜空 小さな世界でキミはひとり 殻の中に光が差し込む キミの想いに包まれて ボクは生まれたんだ 無限に広がる あの海の向こうへ ふたり一緒なら はばたいていけるよね 両手をひろげて 明日へ飛びたとう ボクらのビジョンはここから始まった 眩しい未来 キミに出会えたから ボクは輝けるよ ちょっと照れるけど 大切なこの気持ち伝えたいよ 「ありがと。」 繰り返す終わりと始まり 数えきれない涙がキラリ かごの中でうつむくお姫様 なくした笑顔探すため キミは目覚めたんだ 「見慣れた景色にサヨナラをしよう」と ボクの手をひいて窓の外の世界へ 空を目指すなら ボクは翼になろう そびえる障壁をふたりで乗り越えて 高く高く キミの旋律は ボクを導いてくれる 雲を飛び越えて光のむこうで伝えたいよ 「ありがと。」 両手をひろげて 明日へ飛びたとう ボクらのビジョンはこれからも続くよ 眩しい世界 空を目指すなら ボクは翼になろう そびえる障壁をふたりで乗り越えて 高く高く キミの旋律は ボクを導いてくれる 雲を飛び越えて光のむこうで伝えたいよ 「ありがと。」 コメント ちょ、早い早いwwGJ! -- 名無しさん (2008-12-26 08 52 56) 名前 コメント コメントを書き込む際の注意 コメント欄は匿名で使用できる性質上、荒れやすいので、 以下の条件に該当するようなコメントは削除されることがあります。 コメントする際は、絶対に目を通してください。 暴力的、または卑猥な表現・差別用語(Wiki利用者に著しく不快感を与えるような表現) 特定の個人・団体の宣伝または批判 (曲紹介ページにおいて)歌詞の独自解釈を展開するコメント、いわゆる“解釈コメ” 長すぎるコメント 『歌ってみた』系動画や、歌い手に関する話題 「カラオケで歌えた」「学校で流れた」などの曲に直接関係しない、本来日記に書くようなコメント カラオケ化、カラオケ配信等の話題 同一人物によると判断される連続・大量コメント Wikiの保守管理は有志によって行われています。 Wikiを気持ちよく利用するためにも、上記の注意事項は守って頂くようにお願いします。
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6月の歴史 6/02 湧き水を沸かす事になってから話が発展、鍋を作る事に。釣りをしたり野菜を育てたりしていろいろあった後食事を共にした。味は好評。その後、幻想的な噴水つきの池が作られた。 6/04 スレがたった早々に世界が変動を起こす(VIP鯖移動) それに巻き込まれた世界の行く末は誰も知らない・・・ 6/05 魚を食べたり模擬戦をしたり。その後戦闘開始とともに転生。 6/06 基地が出来、小麦粉で粉塵爆発の騒ぎに。その後たまたま祭りが起こる。 その後は二色勢力【ダブル】、そしてそれに対抗した三色の【トリプル】結成。 そしてスレが埋め立てられて失望のうちに転生を迎えるというカオス極まる一日であった。 6/11 食人花が咲き乱れるバトルの1日に魔族も参戦。 木や水使いも地面のコンディション変更に参戦、 なんとも毒々しい艶やかな日となった 6/12 闇×2が周囲の人間を操り始めるも標的の方が強かったため戦いはかなり一方的になり、 周りの人間はどちらにつけばいいのか暫く迷っていた。結局皆操っている方を攻撃、闇×2は倒れ平和が戻った。 その後は上級魔族を追いかける単色がいたり闘技場が開かれている。 一方避難所では戦士が一人何やら叫んだり呟いたり孤独な一日を送っていた。 6/13 トリカブトのサラダを配る木が出てきて被害者が続々。殺害未遂2件となる。 入れ違いに風使いの上級魔族が現れ、戦いとなるが皆、本当に魔族が悪い者なのか疑問を持つ。 その後サラダの木が戻って来たとき、皆(魔族含む)は標的を彼に定める。 そして木の申し出により魔族と木との決闘に。皆が手が滑ったの何のと言いつつ魔族に味方、単色フルボッコ。 みんなも知らない人から渡された食べ物は絶対食べちゃいけないよ!約束だよ! 6/14 商人が強盗にあい混沌とした一日に。霊や電気の集合体等人外の者が多かった。 一方避難所では霧の秘境が作られた様子 6/15 単色が沢山現れ、単色を狩ろうとする2色に対して団結。 神の使い(自称)やら修道女やら、ID神の姿が見え隠れする中の戦闘中に転生タイム 6/16 前日の揺り返しか/魔法使いが沢山現れる。 そして音持ちたちが異様な合唱を初め騒音が鳴り響いていた 6/17 何処となく抜けている魔族が暴れたり、闇煙が一人でトリップしたり。 微妙にカオスで平和な一日。 6/18 途中竜の魔族が大暴れして魔法使い三人が立ち向かった気がしたがそんな事はなかった。 次回作にご期待ください。 6/19 魔族登場、対抗勢力【打倒魔族(こいつ→(゚∀゚))の会】結成。 だが魔族にも強者の味方が現れ【下級魔族の会】結成。 だが魔族が消えたり万能薬の副作用で強者がおかしくなったりとやはりカオスであった。 6/22 狼男が暴れまくり、二色×4vs単色の戦いに。 だが狼男も自滅し、両者相打ちとなった。 6/23 他の勢力をサポートする【鉄の始祖】を鉄が結成。 そしてサポートされる勢力を炎が作り、それぞれ味方を集めるが 集めるための戦いに炎炎炎×2が入り、皆炭となった。 主な勢力【鉄の始祖】 6/24 戦士と闇との模擬戦中に炎氷氷闇が現れるが二人とも戦いに集中していて 気付かなかったり気付いても対応しなかった(出来なかった)り。 それで無視されたと怒った炎氷氷闇は戦士を氷人形にし、「無視した戦士の氷像」と名づけた。 6/25 音使いの自衛勢力【鈴の音】結成。その後麻痺毒のある植物が 蔓延ったりしたが大した被害は出なかったようだ 主な勢力【鈴の音】 6/26 空から男の子が落ちてきて、そしてもう一度落ちていった。そして男の子は風を使って地中から戻ってきたが、煙の影響で少しおかしくなり暴れだす。その後沈静化ガスにより騒ぎは収まり、この一件は忘れないため「天空の城ラピュタ」と名づけられた。 夜は闘技場で動物虐待が行われたりカニバリズムが展開されかけたりしていた様子 6/27 6色が暴れだし、他の皆で戦う事に。戦況は6色有利だったが水蒸気爆発などで次第に不利になっていく。そこで六色は核爆発を起こし、皆放射能に汚染されつつ地中へ。煙使いが魔力を借り、皆の肉体を再編成し皆で地上へ出て行く。そして皆で宿屋へと避難していった 6/28 気ままな旅をする【風の旅団】が出来、博打祭りを行う町を目指して船旅へ。 紆余曲折を経て、最後は飛べない魔法使い達を巻き込んでの空中戦へと発展した。 6/29 煙が水晶などでお手玉しているところを光闇炎×2が見初め、殺して置物にしようとする。 居合わせた魔法使い総出で煙を守ろうとした結果光闇炎×2はぶち切れるも周りの攻撃により気絶、目覚めたときに正気に。 本人曰く「霊にとりつかれた」。一方煙は大きな地中空間にかくまわれて(監禁とも言う)蚊帳の外だった。 その後煙氷×2が単色狩りを始めて戦いになったり炎炎地鉄×4が煙を攻撃したりしたが全て近くの魔法使いが煙を守ったため煙は無事だった。 6/30 自称天使や笑顔の者(下記イラスト{図1}参照)が飛び回ったり、足がバイクになったものが走り回ったり。 そして機械足と風魔法の(攻撃をしながらの)速さ比べに発展し、二人とも飛んでいった。結局どちらが早かったのかは不明である。 そして石英の雨計画が中止され、闘技場が開かれた中転生した。 ⊂二二二( ^ω^)二⊃ {図1 笑顔の者}
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―如月の頃 その3― 【2月4日 立春】 空は、スッキリと晴れ渡っている。 大気が澄んでいるせいか、遠くに連なる山々の稜線まで、ハッキリと見えた。 けれど、眼下に見おろす街並みは灰色で、どこか暗く、寒々としていた。 暦の上では春となったものの、季節はまだ冬なのだと思い知らされる。 翠星石は、病室のベッドで半身を起こして、窓の外に広がる景色を眺めていた。 (はぁ……検査入院なんて、退屈ですぅ) 救いは、四階の病室で、眺望が悪くない点だ。 口の悪い人間は『バカと煙は高い所が好き』だなんて言うけれど、 翠星石は、見晴らしの良い場所が大好きだった。 山の頂上や、東京都庁の展望台、レインボーブリッジを歩いて渡ってみたり―― 思えば、二人で色々な場所に行ったものだ。 蒼星石と一緒に行けば、どんな所でも楽しかった。 同じ景色を見て、同じように感じて、心を動かした日々……。 今となっては、それも美しい思い出。二度と取り戻せない、青春の1ページ。 翠星石は、ベッドの脇に置いてある小物机に腕を伸ばし、引き出しを開いた。 そこには事故当時の所持品がしまってある。 財布に携帯電話など、どれも肌身離さず持ち歩いているくらいの貴重品だ。 殊に、携帯のストラップは蒼星石の手作りで、翠星石にとって一番の宝物だった。 衝突の際に落としたのだろう、携帯電話は擦り傷だらけだった。 指にザラつく外装に触れて、手に持った瞬間、翠星石に戦慄が走った。 思わず、喉が音を立てるくらいに、息を呑んだ。 (無いっ! 蒼星石からもらった、あのストラップが無ぇですっ!!) 落とした弾みで、千切れてしまったのか。そうとしか考えられない。 翠星石の視線が、窓の外に向けられた。 けれど、いくら見晴らしが良くたって、事故現場まで見えるハズがない。 今すぐにでも探しに行きたい! しかし、それは叶わぬ願いだった。 入院中に居なくなれば、また、祖父母に心配を掛けてしまう。 ならば、祖父母に探して来てと頼めば良いのだが、生憎と、二人は居ない。 昨夜から付きっきりだった祖父母には、一旦、家に帰ってもらったのだ。 あの歳で、夜明かしは体力的に辛いだろう。過労で倒れでもしたら元も子もない。 そう言って、渋る祖父母を説得したのは、翠星石の方だった。 「どうしよう……ちょっと、雛苺に頼んでみるかですぅ」 二つに折り畳まれた携帯電話を開いてみたが、ディスプレイは真っ暗。 電源が入る様子もなかった。壊れてしまったらしい。 電話帳のデータは無事なのだろうかと心配しつつ、携帯電話を折り畳んだ。 「病院内の公衆電話から、かけりゃいいです」 ついでに、喫茶室で何か飲んでこようと思った。 病室は、四人部屋と言うこともあり、どうにも居心地が悪い。 元々、人見知りの強い性分である。 いきなり見ず知らずの人たちの中に放り込まれて、かなり神経質になっていた。 (おじじも、おばばも、午後にならないと来ないし……。 貴重品だけ持ち歩いてれば、留守にしたって平気ですよね) どうせ、見舞客も来ないだろう。 深夜の事故だったし、知り合いにはまだ、連絡が行っていないハズだ。 今日は土曜日だからバイトも休みだし、雛苺の耳にも入っていないと思えた。 エレベーターで1階のロビーに降りて、喫茶室に向かう。 土曜日の午前九時を少し過ぎた時間だというのに、どこもかしこも混雑していた。 患者にとっては日常茶飯の風景なのだろうが、 翠星石のような、病院に縁の薄い者から見たら、一種異様な眺めである。 (あまりジロジロ見るのも失礼ですから、さっさと通り過ぎちまうです) 足早にロビーの前を通過していると、後ろから肩を叩かれた。 誰だろうか? 病院で出会うような知り合いは、居ないハズだけれど。 翠星石が立ち止まって振り返ると、そこには、瞳を潤ませた娘が立っていた。 「あれぇ、雛苺? 偶然ですぅ。今、電話しようと思ってたですよ。 でも、どうしたです? こんな時間に、病院に来るなんて…… まさか、身内の誰かが入院してるですか?」 「……違うの。ヒナは……ヒナはね……翠ちゃんのお見舞いに来たのよっ!」 「はあ? なんで知ってるです?」 「お祖父さんに聞いたの。そしたら――」 雛苺は、いきなりポロポロと涙を零し始めた。 こんな人の多い場所で泣かれたら、弥が上にも目立ってしまう。 「あぁ……まずは落ち着くです。こっち来いですぅ」 翠星石は雛苺の手を引っ張って、喫茶室に入った。ここは、まだ空いている。 喫茶室が混み始めるのは、昼の前後なのだが、 昨夜遅くに入院した翠星石が、そんな事を知っているワケが無かった。 「ともかく、お見舞いに来てくれて嬉しいですよ。ちょっと待ってろですぅ」 雛苺を席に着かせると、翠星石は二つの湯飲みにセルフサービスの麦茶を煎れて、 二人掛けのテーブルに持っていった。その動作に、不自然な感じは全く無い。 目立った外傷も見受けられない。事故の後遺症などは、心配なさそうだった。 「ほれ、麦茶ですぅ。何か、軽い物でも食べるですか?」 「……ううん。ヒナは、家で済ませてきたの」 「そうですか。私は、タヌキ蕎麦を注文するですよ。 病院食って味薄いわ、量が少ないわで、最低最悪ですぅ」 翠星石は食券を購入して、カウンターに出してくると、再び席に戻った。 そんな彼女に、雛苺は紅くなった目を向ける。 病院に来る道すがらも、ずっと泣いていたのかも知れない。 「それだけ食欲が有るなら、もう大丈夫なのね」 「うん。もう全然、問題ねぇです。月曜日には、バイトに復帰できそうですぅ」 「よかったぁ。安心したのー」 雛苺が、普段どおりの笑顔を取り戻した矢先、 カウンターから、タヌキ蕎麦が出来た事を告げる声が、二人の元に届いた。 喫茶室で少し話し込んだ後、雛苺は病院を出て、翠星石は病室に戻った。 何をするでもなく、ベッドに横たわり、天井を見詰める。 プリペイドカード方式のテレビは標準装備だが、画面が小さくて目が疲れるし、 なにより、見たいと思える番組が無かった。 それに、今はテレビよりも重要な悩み事がある。 昨夜の事故で紛失してしまった大切な物のコトで、アタマが一杯だった。 (雛苺に頼んでみたですけど……見付かるですかねぇ) 見付けて欲しい。出来ることならば。 けれど、時間も経っているし、誰かに拾われてしまったかも知れない。 犬や猫が、持っていってしまったら、もう見付からないだろう。 (ごめんなさいです、蒼星石。私は――) 窓の外は、俄に曇り始めていた。今にも、雨が降り出しそう。 まるで、翠星石の心を写す鏡のように。 午後になり、祖父母が来てくれた事で、翠星石は緊張の糸が緩むのを感じた。 幾つかの精密検査を挟んで、翠星石は夕刻まで、祖父母とおしゃべりを愉しんだ。 他愛ない話題だけれど、こんなにも話し合ったのは久しぶりだった。 夏至に向かって、徐々に日が伸びているとは言え、まだ二月。 午後六時を過ぎると、外は、すっかり暗くなっていた。 それに、風は身を切るような冷たさだ。 帰宅する祖父母を1階のロビーで見送り、翠星石はエレベーターに向かった。 病室に近付くにつれて、足取りが重くなっていく。 自分のベッドに戻り、例によって薄味少量の夕食を摂り終えて、 何をするでもなくボ~っとしていた翠星石は、ふと、雛苺の事を思い出した。 窓の外は真っ暗。幾ら何でも、もう探すのを諦めて帰っただろう。 「でもまぁ……確認だけ取っておくです」 雛苺の携帯に電話をかけるべく、翠星石は病室を出た。 各階、エレベーター前の小ホールにも電話が据え付けられている。 行ってみると、ホールには誰も居なかった。 最近では滅多に使わなくなったテレホンカードを挿入して、11桁の番号を押す。 十回、コールを繰り返したが、雛苺は電話に出なかった。 「お風呂か晩御飯かで、手元に置いてないのかも知れねぇです」 仕方なく受話器を下ろして、テレホンカードを抜き取った。 なんとなく、このまま病室に戻る気がしなくて、小ホールの窓辺に近付く。 昼間は灰色だった街並みも、今は煌びやかに輝いている。 チカチカと瞬いているのは、パチンコ屋のネオン看板だろう。 遠く、岬の方では、灯台の明かりが規則的に回転していた。 「百万ドルの夜景――には、ほど遠いですねぇ」 誰も居ないのを良いことに、翠星石は、心に浮かんだ言葉を口にしてみた。 そして、何気なく――本当に無意識の内に――病院の門構えに視線を降ろした。 黒い影が、小走りに門柱の間を潜り抜け、ロータリーを小走りに横切ってくる。 急患? しかし、その影は、誰かを背負っているようには見えなかった。 こんな時間に面会というのも有り得ない。 不意に、影を見つめていた翠星石の胸が、ドキリと脈打った。 ある可能性が、頭をよぎる。 その可能性が、無いワケではなかった。 「まさか、雛苺ですぅっ?!」 あの走り方……背格好は……彼女に似ている。 そう思うと、一挙手一投足、全ての動作が雛苺に見えてくるから不思議だ。 翠星石は小ホールを飛び出して、エレベーターに駆け寄った。 下に行くボタンを、何度も連打する。 それでエレベーターが早く来るワケはないのだが、そうせずには居られなかった。 漸く来たエレベーターに乗り込み、一階へ……。 緩い浮遊感の後、到着を告げる電子音が響く。ゆっくりと、扉が開いていく。 早く! 早く! 早く! 扉が開ききる前に、翠星石は一歩を踏み出していた。 直後、彼女の身体に、軽い衝撃。 小さな悲鳴が聞こえた。それは、聞き慣れた声。 「やっぱり、雛苺だったですね。そんな感じがしたです」 「す…………翠ちゃん……これ」 ずっと走ってきたのだろうか。雛苺は、息も絶え絶えに言って、 コートのポケットから、小さなマスコット人形を取り出し、差し出した。 それは、ところどころ擦り切れ、泥まみれになってしまっていたけれど、 紛れもなく、蒼星石がくれた物だった。 翠星石の、大切な大切な宝物。 緋翠の瞳から、止めどなく涙が溢れた。 見付かった感激と、見付けてくれた雛苺への感謝が、ゴチャ混ぜになった涙が。 「事故の現場には無かったの。ノラネコさんが持ってっちゃってたのよー。 ヒナ、あの辺のノラネコさんの事は、よく知ってるの。 それで、隈無く探してたら……こんな時間になっちゃったのー」 幾らか呼吸も落ち着いたようで、雛苺は一息で、それまでの経緯を語った。 「汚れちゃってるけど、これで間違いなぁい?」 「……うん。間違いねぇです。世界でたった一つしかない……私の、宝物です」 翠星石が両手で包み込んだ雛苺の手は、氷のように冷たかった。 こんなになるまで、探してくれてたなんて―― 翠星石は、震える声で、精一杯の感謝を伝えようとした。 「まあ、おバカ苺にしては大手柄ですぅ」 けれど、口を衝いて出たのは、いつもの憎まれ口で―― 「翠ちゃんの宝物だって聞いてたから……少しでも早く渡したかったの」 雛苺の屈託ない笑顔に、あっさりと心の壁を突き崩されて―― 「……うん。ありがと……ですぅ」 翠星石は、冷え切った雛苺を、しっかりと抱き締めた。 そして、悟られないように、そっと涙を流した。 ――少しだけ、素直になれた気がする。そう思えた。 そして、季節は冬から春へ――
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トップページ ゲーム攻略 ADVモード(期間限定) お正月の客人 最終更新日:2010-10-16 ADVモード(期間限定)お正月の客人 ADVモード(期間限定) お正月の客人 2009年お正月の期間限定ADV。 発生場所:自室 発生期間:09/01/01-09/01/08 選択肢が1回発生し、選択肢により入手アイテムが変化。 アイテムは1種類につき1個ずつ入手できる。 イベント発生ごとに毎回別のアイテムをもらった場合、繰り返し4回まで発生。 4回目は、選択肢もアイテム入手も無し。 最終的に見た4回目のイベントだけがイベント履歴に格納されるため、 メモする場合は注意されたし。 おいしいものが食べたい → くまの特製お雑煮(マイルーム用アイテム) お前が欲しい → 獅子舞クマぬいぐるみ(マイルーム用アイテム) 温泉に行きたい → おひとり温泉(マイルーム用アイテム) イベント予告として、以下の情報が行動結果に表示されていた。 食堂 「お正月に出現する謎の生物は、元旦と同時に姿を現すらしい」 食堂 「お正月に出現する謎の生物は、一週間くらいでソレンティアから姿を消すらしい」 食堂 「お正月に出現する謎の生物は、日中にだけ活動するらしい」 自室 「お正月に出現する謎の生物は、一人きりで過ごしてる時にだけ現れるらしい」 中庭 「元旦から8日間、謎の生物がソレンティアに出没するらしい」 図書室 「お正月に出現する謎の生物は、お年玉をくれるらしい」 それぞれ知力が0.1ポイント上がる。 関連? 食堂 「寮監助教授が唐草模様の布とクマのぬいぐるみ抱えて歩いているところを目撃した。 ……意外と乙女趣味なのかもしれない。魔力が0.1ポイント上がる」 ↑上へ戻る
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しちがつのおわり【登録タグ VOCALOID shr し 巡音ルカ 曲】 作詞:shr 作曲:shr 編曲:shr 唄:巡音ルカ 曲紹介 shr氏5作目。 歌詞 (動画内より転載) 嘘と本当のはざまで揺れる揺れる 深く深く刺さるあの言葉 七月の空には晴れ模様 私の傷口に照りつける こんな晴天には風も無い 心は漫ろ 叶わなくたって 願えなくたって あなたがいればそれでいい 失うことや 手に入れること もう何も恐くはないよ 少し低い壁を伝心に騙るまいと 高く高く飛び越えて行けたら 七月の空だって届くでしょう 雲ひとつない平空を知り 鳥のように影を落としては 何処へ行こうか 意味がないこと 大切なこと あなたがいればいらないよ 何がないとか 何があるとか そんな常識はいらないよ 七月の空には晴れ模様 傷口にね 照りつけて こんな晴天に風も無い 繋がることも 離れることも あなた次第 期待も大 失うことや 手に入れること あなた次第 恐くはない コメント 追加おつです! -- 名無しさん (2012-07-03 17 28 54) 7月最後の日だからこれ聴いてる!shrさんはルカも良いねぇ -- 名無しさん (2012-07-31 00 13 08) かわいい曲だよね! -- 小浜見か (2012-09-14 18 52 41) いいな!巡音さんかわいい!歌も最高だし、7月の終わりに聞いたら最高! -- まいこ (2012-09-14 19 39 48) はじめの部分が好きだな -- 黒髪 (2013-04-28 19 41 14) とってもすき 色々なことを思い出す曲 -- 名無しさん (2015-01-21 16 50 57) 大好き!! -- 名無しさん (2017-01-01 19 33 20) 夏特有の切なさを甘く歌った曲だと思っている。一番shrさんの曲のなかで好きです。思い出が沢山詰まった曲。 -- 名無しさん (2017-07-07 13 06 21) 他のうたの歌詞にも出てくる二十六夜待ちを思い出した -- 名無しさん (2018-10-21 15 57 33) 名前 コメント
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ペイル・オブ・ロード ペイルムーン - デーモン グレード〈3〉 ノーマルユニット (ツインドライブ!!) パワー 11000 / シールド - / クリティカル 1 自【(V)】【リミットブレイク】(4):他の全てのカードは自分のファイターのソウルに同名のカードが無い場合カード名を「ユニット」として扱う 永【(V)】:あなたのソウルに「蒼白き月の魔王」があるなら、このユニットのパワー+2000。 永【永】【(V)/(R)】:盟主 フレーバー:ここはダーク・ゾーン、我が支配すべき土地だ侵略者共 順位 選択肢 得票数 得票率 投票 1 面白いと思う 2 (67%) 2 よかれと思って 1 (33%) 3 使ってみたいと思う 0 (0%) 4 弱いと思う 0 (0%) 5 強いと思う 0 (0%) その他 投票総数 3 コメント
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おおありがとう 『星のカービィ スーパーデラックス』any%RTAの『銀河にねがいを』特訓中にそれは起きた。 ぷーれは銀河をかなりのハイペースで駆け抜け、このまま順調に行けば目標タイムを出し、晴れて銀河練習から解放されるところまで来ていた。 しかし、その途中、基本的にはワンパンで倒せるコックカワサキがツンパターンの行動をし、さらにあろうことかカービィを料理の具材にしようとしてきた。 これには流石のぷーれも「あ、あ、えっ、え、えっ、ちょっと待ってまって待てまてまてまって」と動揺を露わにする。 それを見かねたカプセルJ君が、ぷーれの誤操作によってヘルパーとして出現。ぷーれは事態について行けず「あ? お? え? え?」と混乱する。 ぷーれは反射的にヘルパーを消そうとするが、生み出した直後のヘルパーはすり抜け無敵であり、カービィのすっぴんビームも効かない。そのままカプセルJ君は果敢にも攻撃を仕掛け、ぷーれの代わりにカワサキを撃破した。 その怒涛の展開にぷーれが思わず零した言葉が「おおありがとう」である。 どんな時でも感謝の気持ちを忘れないぷーれの人となりが表れた一幕であった。 感謝の気持ちを忘れないぷーれ
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神無月の巫女 エロ総合投下もの 嫉妬ネタ 一応注意。 1.前世です。 2.姫子がほかの人に迫られるの苦手な人はスルーお願い 3.キャラ崩壊というか、イメージと違ったらごめんなさい。 ------------------ 「千歌音……」 誰に聞かせるもない姫子の声が終わるのと同時に、扉が閉まる音があたりに響いて、姫子 の視界は闇に閉ざされた。 月の社の封印がなされた音。 千歌音に頼みこんで彼女の手に掛かり、そして彼女だけを世界に残して、自分はオロチを 静めるために世界から切り離される。 そして、もう一人と会うために… 「千歌音…千歌音…」 巫女の運命がまだ続くのであれば、月の社の封印が解ける時に、愛しい月の巫女との逢瀬 がかなう。それを心の支えに姫子はこの選択をしたのだ。 だから、それには後悔しない。そう決めていた。 けれども、姫子が愛したあの儚げな面影を持つ千歌音には、もう会うことができない。 彼女はこのまま成長して行き、姫子がいつか見たいと願っていた華となって、そして姫子 が年をとらないのに対して、いつかあの世界を去っていく。 姫子を一度も思い出すこともなく。 扉が閉ざされた社の中は暗く、それだけに記憶の中の光景のほうが鮮やかに姫子の中によ みがえる。 意識が薄れる前に最後に見た千歌音の泣き顔。 何度も姫子に詫びるその声。 最後に約束した、二人とも笑顔で別れようという約束は、どうしても千歌音には守れなかっ たようだ。 「あんなに泣くことないのに…私は怒っていなかったでしょ?」 先ほどまで抱きしめてくれていた、細い腕の感触を思い出すように、自分を抱きしめる。 普段は姫子のほうが彼女を抱きしめていたはずなのに、今は最後のあの瞬間しか思い出せ ない。 本当はこのままずっと千歌音との記憶に浸っていたかった。 誰にも邪魔されずに、次の剣の巫女の運命が始まるまで。 けれども、そろそろもう一人、自分に会いにくるものがいるのを知っているから、姫子は 居住まいをただし、瞼を閉じて息を整える。 できれば、今一番会いたくない相手… 「落ち着いた?」 先ほどまでの社の外で聞こえた仰々しい言葉遣いを使うことをやめたその声が衣擦れの音 とともにゆっくりと近づいたかと思うと、ふわりと背後から姫子の首に腕をまわされた。 この社のもう一人の封印。 「少しくらい千歌音との想い出に浸らせてくれてもいいんじゃない?アメノムラクモ」 抱きついてきた相手に振り返らずに、姫子が不満の色をこめて、そうつぶやいた。 オロチを封じるために、千歌音と姫子が必死の思いで召喚した剣神 アメノムラクモ。 そんな姫子の不機嫌な声に、小さく笑うと上機嫌な声音でムラクモはささやく。 「あの儚げなお姫様を残して…私に会いに来てくれたの?」 「どちらかというと、千歌音と貴女を引き合わせたくないからと言ったら、不満?」 遠慮もなしに、身体に触れてくるムラクモの手を押さえながら、姫子は巫女らしからぬ本 心を口にする。 以前の千歌音ならともかく、姫子の愛したあの千歌音だけはムラクモに触れさせたくない。 すべての記憶を取り戻したときに、このことまで思い出して、そのことを最初に思ったの だ。 あの純真な千歌音が、このムラクモの腕に抱かれる姿など、想像もしたくもなかった。きっ と従順にこの気まぐれな神に従ってしまうだろうから。 いつの間にかあたりには蝋燭の明かりがつき、自分の傍らにいる剣神の姿も明らかになる。 千歌音と同じ濡れたような黒い髪、紅を引いたような唇。千歌音をもっと大人にして、もっ ときつめな感じにしたような風貌を持つその神は、楽しくて仕方がないという様子で、姫 子の頬に手を当てて、瞳を覗き込んだ。 「神に対して言い返すのは、陽の巫女くらいなものね」 「今になって思い出すと、貴女の力を借りた供物をささげているようなものね。あの儀式 は」 姫子からの問いかけに、心外だといわんばかりに肩をすくめる。問いには直接は答えず、 視線にほんの少しだけ先ほどまでの愉悦とは異なるものを含めてくる。 「月の巫女も、陽の巫女も私が愛した裔だもの。どちらが来ても愛してあげるわ」 「…勝手ね」 いくら姫子たちが転生を重ねた同じ魂の持ち主だとは言え、記憶があるとはいえ、個々は 別の人間なのに、この神はそれをまとめて愛してあげるという。 気付かないくらい自然に、肩を押され背中が床につく。組み敷いた相手からも視線を逸ら さず相手の表情を確認する。 「その代わり、貴女達が地上に降りている間は、嫉妬しているのよ私の愛した巫女が心奪 われるのじゃないかってね」 床に散らばった姫子の琥珀色の髪をすきながら、その一房にいとしげに頬を寄せる。久々 の感触を楽しむかのように。 「巫女は地上に片割れの巫女、月に私…二人の相手がいるのだもの。贅沢だわ」 接吻を落とそうとした相手の動きを少し顔を背けることで、姫子は明確に拒否の意思を告 げている。 「…まだ、陽の巫女はその気にならない?せっかくの再会なのに」 「いきなり組み敷いてその言葉はないんじゃないの?もう少し千歌音だけの私でいたいか ら…今はその気はならないわ」 記憶がなくても、地上で一人寂しく月を見上げていてくれるであろう想い人を脳裏に浮か べながら、体重をさほどかけていない相手の腕を解き、身体を起こす。 見上げた窓の外には、青く浮かびあがる地球の姿が見える。 「それでは、手は当分出さないから、陽の巫女の傍にいてもよいかしら?」 「…そうね。お月見ならぬ地球見は、一人ではちょっと寂しいから…」 先ほどより、ほんの少しだけアメノムラクモに対する声のきつさを和らげて、姫子は提案 を受け入れた。 END
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10月24日(土)に第一回ギルド集会を行いました。・開会式の模様一条sがアエミの胸を触るハプニングも睦月sの協力で撃退成功!!集会で何をやるかをWIKI内でアンケートを取った結果、ダントツの1位でアエミ追放革命に決定しましたwwギルド残留をかけてアエミVS転職メンバーのPK戦を行いました。・PK会場結果、アエミの8勝1敗で革命は失敗に終わりました。続いて11月のマスターを決める『第二回ギルマス決定三番勝負(マスターの擦り付け合い)』が開催され2勝0敗でアエミの勝利!!11月のマスターはミラsに決定しました。ミラ隊長、頑張ってくださいね~ww
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Master 陸奥アルト Lv57 パラディン 鍛冶 Leader Chief *カナ* Lv54 プロフィット 鍛冶 葉依音 Lv57 ビショップ 錬金 Member ケイ。 Lv55 レンジャー ≠西依千佳≠ Lv39 プロフィット ユフィカ☆ Lv52 レンジャー ライル・ディランディ Lv27 ガンナー マキオン Lv48 テンプルナイト surefu Lv48 プロフィット *アリシア* Lv43 ウィザード 錬金 ω天音ω Lv50 プロフィット そるにゃ Lv56 プロフィット boc Lv56 ウィザード 錬金 煉ちん Lv52 レンジャー J-Hydra Lv51 ビショップ 千尋。 Lv34 ガンナー リオパラ Lv39 スナイパー -ANTENOR- Lv42 プロフィット ハク。 Lv40 パラディン χ煉χ Lv37 ウィザード nemu16 Lv40 テンプルナイト リセツ Lv28 ナイト 一騎 Lv56 レンジャー †Bator† Lv20 ガンナー *Lia* Lv39 プロフィット アシベ Lv39 パラディン *朋裕* Lv40 ウィザード 錬金 ポチ★ Lv34 プリースト カード konakona_ Lv25 ナイト きぁろ Lv35 プリースト ヘイレン Lv39 パラディン Silver★Ruti Lv36 レンジャー Ridia * Lv36 ガンナー 結城アリア Lv23 ファイター エリorz Lv24 マジシャン