約 3,849,175 件
https://w.atwiki.jp/aion20memo/pages/1553.html
4.0新規70レベル魔石 入手方法 北カタラム、南カタラム、地下カタラムのモンスターから一定確率でドロップする。 錬金術で60レベル魔石を使用して製作することもできる。 製作レシピは首都やエリアン/ペルノンのNPCより購入することができる。 レアグレード アイコン 名前 レベル 説明 魔石:HP +100 70 アイテムの魔石強化スロットに装着すると、HPが100ポイント増加します。魔石アイテムをダブルクリックまたは右クリックして発動した後、強化するアイテムを選択してください。 魔石:MP +105 70 アイテムの魔石強化スロットに装着すると、MPが105ポイント増加します。魔石アイテムをダブルクリックまたは右クリックして発動した後、強化するアイテムを選択してください。 魔石:魔法クリティカル抵抗 +5 70 アイテムの魔石強化スロットに装着すると、魔法クリティカル抵抗が5ポイント増加します。魔石アイテムをダブルクリックまたは右クリックして発動した後、強化するアイテムを選択してください。 魔石:命中 +29 70 アイテムの魔石強化スロットに装着すると、命中が29ポイント増加します。魔石アイテムをダブルクリックまたは右クリックして発動した後、強化するアイテムを選択してください。 魔石:回避 +19 70 アイテムの魔石強化スロットに装着すると、回避が19ポイント増加します。魔石アイテムをダブルクリックまたは右クリックして発動した後、強化するアイテムを選択してください。 魔石:魔法増幅力 +29 70 アイテムの魔石強化スロットに装着すると、魔法増幅力が29ポイント増加します。魔石アイテムをダブルクリックまたは右クリックして発動した後、強化するアイテムを選択してください。 魔石:武器防御 +29 70 アイテムの魔石強化スロットに装着すると、武器防御が29ポイント増加します。魔石アイテムをダブルクリックまたは右クリックして発動した後、強化するアイテムを選択してください。 魔石:シールド防御 +29 70 アイテムの魔石強化スロットに装着すると、シールド防御が29ポイント増加します。魔石アイテムをダブルクリックまたは右クリックして発動した後、強化するアイテムを選択してください。 魔石:物理クリティカル +19 70 アイテムの魔石強化スロットに装着すると、物理クリティカルが19ポイント増加します。魔石アイテムをダブルクリックまたは右クリックして発動した後、強化するアイテムを選択してください。 魔石:魔法命中 +16 70 アイテムの魔石強化スロットに装着すると、魔法命中が16ポイント増加します。魔石アイテムをダブルクリックまたは右クリックして発動した後、強化するアイテムを選択してください。 魔石:魔法抵抗 +16 70 アイテムの魔石強化スロットに装着すると、魔法抵抗が16ポイント増加します。魔石アイテムをダブルクリックまたは右クリックして発動した後、強化するアイテムを選択してください。 ノーマルグレード アイコン 名前 レベル 説明 魔石:HP +80 70 アイテムの魔石強化スロットに装着すると、HPが80ポイント増加します。魔石アイテムをダブルクリックまたは右クリックして発動した後、強化するアイテムを選択してください。 魔石:MP +80 70 アイテムの魔石強化スロットに装着すると、MPが80ポイント増加します。魔石アイテムをダブルクリックまたは右クリックして発動した後、強化するアイテムを選択してください。 魔石:命中 +24 70 アイテムの魔石強化スロットに装着すると、命中が24ポイント増加します。魔石アイテムをダブルクリックまたは右クリックして発動した後、強化するアイテムを選択してください。 魔石:回避 +16 70 アイテムの魔石強化スロットに装着すると、回避が16ポイント増加します。魔石アイテムをダブルクリックまたは右クリックして発動した後、強化するアイテムを選択してください。 魔石:魔法増幅力 +24 70 アイテムの魔石強化スロットに装着すると、魔法増幅力が24ポイント増加します。魔石アイテムをダブルクリックまたは右クリックして発動した後、強化するアイテムを選択してください。 魔石:武器防御 +24 70 アイテムの魔石強化スロットに装着すると、武器防御が24ポイント増加します。魔石アイテムをダブルクリックまたは右クリックして発動した後、強化するアイテムを選択してください。 魔石:シールド防御 +24 70 アイテムの魔石強化スロットに装着すると、シールド防御が24ポイント増加します。魔石アイテムをダブルクリックまたは右クリックして発動した後、強化するアイテムを選択してください。 魔石:物理クリティカル +16 70 アイテムの魔石強化スロットに装着すると、物理クリティカルが16ポイント増加します。魔石アイテムをダブルクリックまたは右クリックして発動した後、強化するアイテムを選択してください。
https://w.atwiki.jp/jreast-timetable/pages/2277.html
東北本線 配9160レ 運転日 編成 時刻 2016/07/30(土) EF81 136+ムドEF81 81+ムドDD51 842 盛岡→黒磯****-1627→小山1748→古河1759→久喜1815→新白岡1819→大宮1836-55(5)→浦和1901→赤羽1909→尾久1915〜配9861レ
https://w.atwiki.jp/seitei/pages/229.html
このように利用されるのは最初から分かりきったこと 画像
https://w.atwiki.jp/animelonif/pages/335.html
152 どうせ最初から結末は決まってたんだ ◆BEQBTq4Ltk 『その質問にはお答えできません』 機械的な電子音声が響くと、続く音は何一つ鳴らない。 動作音や歯車が動く訳でも無く、人間が発する仕草の音や漏れる声も響かない。 さて、どうしたものか、と参加者の一人である魏志軍は考える。答えが想像の端数にも到達していない。 「理由は」 尋ねてどうにかなるものだろうか。機械相手に新たなる結果を導き出すべく問を投げるのは得策と言えない。 人間と違い、顔も、空気も感じ取れない。全てが相手に有利な状況である。 『首輪の価値と情報が釣り合いません』 「……片方を削れば答えがもらますか」 《BK201...黒と、その周辺の参加者の居場所を教えなさい》 少し前に機械に呟いた。 対する返しは黒の居場所も、他の参加者の情報も含まれていなかった。 含まれていないだけならまだましだったが、本当に何も得ない返しだった。 しかし首輪を対価に、情報が何一つ得られないのは等価交換と言えないだろう。 『このシステムは稼働してまもないため、現在は一度発言された質問の訂正ができません。 改良されれば後に可能となるかもしれません。ですが、現状では貴方の質問にお答えできません』 「無駄足でしたか」 『新しい情報が知りたければ首輪の提供が必要となります。 なお、先の首輪と同価値の首輪の場合、お答え可能な範囲は対象が滞在している方角のみとなります』 その音声を最期に魏志軍は立ち去り、新たな首輪を求める。 知り合いは誰も死んでいない。 二回目の放送を聞いたタツミの率直な感想であり、アカメが生きているのは彼にとって嬉しい知らせであった。 ジュネス店外のフードコートの一席に腰を下ろし、得た情報を整理する時間を確保に務める。 タツミの仲間――アカメの名前が呼ばれていないことは、こんな狂った空間の中で数少ない喜ばしい情報だ。 しかし別れた同士達……ジョセフや初春の仲間が呼ばれていた。 彼らは放送を聞いてどう動くか、捉えるかは解らないが、人は死ぬ運命でありそれが早まっただけ。 割り切れずに現実を拒んだ存在から死んでいく。四方を囲まれ安息地の無い殺し合いに漂う暗黙の規則だ。 それにキリトも死んでいる。別れた後のたった数時間で、だ。 危険人物が近くに潜んでいるかもしれない、気を引き締め直す。 知り合いから死者が出たジョセフと初春がしっかりと己を保ってくれれば問題は無い。 この殺し合いを拒むタツミが現地で得た仲間だ、共に朝日を拝みたいものである。 (知り合いの名前を呼ばれたのは他にも……いる) 首を少し動かし、遠くの席に落ち着いている青髪の魔法少女を見つめる。 無論、戦闘態勢ではなく、制服と呼ばれる服装をしているが。 鹿目まどか。 美樹さやかの知り合いの名前。 唯でさえ、悲しみの少女は精神が不安定で、危険要素を己に潜めているかのような状態であった。 追い打ちを掛けるように読み上げられる友の名前。それは冥府に旅だったことを知らせる煉獄の地鳴り。 死んだ人間は生き返らない。 世界の鉄則。変えられない現実。受け入れるべき事実。拒めない真理。 殺し合いを最期まで生き延びた参加者に与えられる褒美、それは森羅万象全ての願いを叶える奇跡の業。 もし、美樹さやかが友を生き返らせるために、殺し合いを加速させるならば。 悪は葬らなければならない。 死んだ人間は生き返らない。何でも願いが叶うならば既に誰かがやり遂げている。 褒美に目が眩み道を踏み外した外道に、天の光を浴びる権利など無いのだ。 法が裁けぬのなら、法が適応されなければ、例え殺し合いの状況であろうと。 悪は葬る。 鹿目まどかが死んだ。 この事実は必ず受け入れなければ――いけないのだろうか。 美樹さやか。 喉元に溜め込んだジュースを、身体の中で渦巻く不安と一緒に飲み干す。 思えば、殺し合いに巻き込まれてから自分は何をしたのか。 何もしていない、そう何も、何も、何も成し得ていない。 放送で目を覚まし、眠気覚ましになると思っていたが、奈落の底に叩き落とされた気分だ。 目何て簡単に覚めてしまい、心も何処か冷めているようで。 自分だけが取り残される感覚が無慈悲に襲う。それは生き残ることや何もしてないこと。全て色々と引っ括めて。 殺し合いに来てからまともにした行動は鳴上悠の手当をしたぐらいだろう。 けれど。 (あたしがやること……今のあたしに残されている、もう一度、全てをやり直すためには……っ!) 絶望。 どうしようもない現実の目の前で塞ぎ込んだ美樹さやかに訪れた、宴。 希望。 嘗て自分が身を堕とした時と同じように、奇跡の前触れに触れる機会。 殺し合いを生き抜けば願いが叶うと広川は告げた。 信じられない戯れ言なのに、本当なら絶対に信じ切れない言葉。けれど、美樹さやかは信じた。 その身に一度体験しているのだ。奇跡は存在する。本当に、引き起こせると。 奇跡に縋らなければもう一度、笑顔で彼の前に、皆の隣で笑うことが出来ない。 最初から決まっていた――いや、選ばさざるを得なかった。 こんな境遇で奇跡を餌に釣られてしまえば、美樹さやかは修羅の道を歩むことは決まっているも同然だった。 それでも、迷いはあった。 この剣で、魔法で、手で。人を殺すことが出来るのか。 怖い。自分が誰かを殺めることが無性に怖くて、その場から消えたくなった。 しかし消えることは許されておらず、帰るにも最期の一人にならなければならない。 弱い心を押し殺し、馬鹿な自分を救うためにこの身を闇に染める。 美樹さやかが最初に出会った男。 まだ心に迷いが生じていた彼女は弱さを見せた。 溢れる言葉は偽りの無い本心であり、まだ中学生である魔法少女は同情を求めていたのかもしれない。 傍で支えてくれる、励ましてくれる、慰めてくれる存在がほしかった。ただそれだけなのに。 男――タツミは弱い美樹さやかと違い、既に覚悟が出来ていた人間だった。 彼がどんな境遇で育った人間かは知らないが、彼は人を殺めることに戸惑いが感じられなかった。 願い――殺し合いに少しでも興味を示せば、危険人物として扱い、襲い掛かる。 それが普通だ。乱暴ではあるが、目の前に願いを求める人間がいれば排除したい気持ちも解る。 しかし美樹さやかは黙って殺される訳にもいかない。 どんなに辛いことがあっても、逃げ出したいことがあっても死んでしまえばそれで終わってしまう。 生きたい。昔は無かったが今となっては生に対して執着心を持つようになってしまった。 魔法を駆使した戦い。けれど生身の人間であるタツミに敗北してしまった。 背中に斧の一撃を受けた重症だ。魔法少女じゃなければとっくに絶命している。 タツミが斧を回収した時。 心臓が止まると思ってしまった。息を殺し、出来るだけ自分の身体から生命の波動を消す。 死体に成り切り遣り過ごした後は、リターンマッチ。と表せば聞こえはいいだろう。 実際は《こんな奴なら殺してもいい》。 奇跡を求めたいが殺人に迷いのある自分を正当化するために、少しだけ背伸びするためだけに彼を狙う。 それでも美樹さやかは誰一人殺せていない。 その後にタツミ、ジョセフ、初春と複数の人間と交流を得た。 だけど、それが美樹さやかを救うことは無い。 追い打ちを掛けるように巴マミの死が――名前が放送で読み上げられた。 自分の目の前で死んだ銃撃の魔法少女。 美樹さやかにとっては憧れの先輩であり、全ての元凶であり、大切な存在だった。 巴マミが蘇生されている事実が裏付けるのだ、広川が持つ奇跡の力を。 そして――鹿目まどかが死んだ。 自分の大切な友達。唯一無二の親友。 彼女を表す言葉など幾らでも存在する。 (友達とか親友とかじゃなくてさ。まどかが……死んだ……………はは) 大切な存在が消えるのは慣れない。 慣れてしまえば本当に自分が人間としての心を失いそうで、怖い。 そして、今も結局は自分のことを考えている自分が嫌いだ。 心を失いそうで怖い? 違う、まどかが死んだことを悲しめ、と心に叫ぶ。 けれど拒絶する。まどかが死んだ事実を受け入れられない。何故、彼女が死ななければならないのだ。 仮に死んでいてもいい。駄目だが諦める。 優勝すればいい。優勝すれば願いが叶う。全員殺せばまどかを救える。 (でも、それじゃあたしは何も変わらな――) 「奇跡を起こせるのは知っている、だからさ……後何回起きても問題は無いよね」 嗚呼、なんて自分は馬鹿なんだろう。 奇跡が何度でも叶う保障や根拠は無い。そもそも願いは一つの筈だ。 なのに、願いを複数叶えればいい、だなんて馬鹿げた思考をしている。 そんなのあり得ない。叶う願いはきっと一つだけだろう。 けれど、そうでもしなければ。 正気を保っていられない。たとえどんなことがあっても――鹿目まどかが死ぬ理由には結び付かない。 席を立ち、魔法少女に変身し、剣を精製し、震えながらも握る。 願いを叶えるには最期の一人になる。その一歩のために、タツミには踏み台になってもらう。 遠くの席にいるタツミも立ち上がり、鋭い空気を纏いながら美樹さやかの方へ歩く。 さやかは殺気など出しているつもりは無いが、焦って変身したのは失敗だったと心に汗を浮かべる。 タツミは強い。不意打ちでも奇襲でも仕掛けて殺さなくては、今の自分には身に余る存在だ。 (近っ……!?) 気付けば対面にタツミが立っている。 足音を殺していたのかどうかは定かでは無いがほんの一瞬で距離を詰められていた。 美樹さやかが焦っていたことや未だに抱く迷いも関係はしているが、それでも接近に気付けなかった。 タツミが伸ばす右腕に視線が集中する。 この腕で私が殺される、そんな曖昧で具現化して欲しくない現実を思い浮かべながら――。 「お前、気配を察知したのか。ちょっと見直した。ソウルジェムを返したのに気付いたのもだけどさ」 「……え?」 何を言っているか解らない。そんな表情を浮かべる魔法少女をよそに殺し屋は空きグラスを掴んで放り投げる。 さやかが飲み干したグラスはジュネスの壁に当たると、当然のように音を響かせながら割れる。 辺りは飛び散った欠片がバラバラに散布され、撒菱のような形になっている。 何故そのようなことをしたのか訪ねようとするさやかだが、更に音が聞こえる。 ガラスを踏み躙る音だ。 つまり人が歩いている。 「首輪が二つ……貴方達の生命の重さ、期待させていただく」 黒を基調に己を纏った男が、薄気味悪い笑みを浮かべさやかとタツミに走りだす。 この時彼女、美樹さやかはやっとタツミの言葉を理解したのだ。遅い。 気配を察知した。 そんな訳無いだろう。お前と一緒にするなと悪態をつきたいが、そんな暇は無いようだ。 戦闘は魔法があれど、技術的な面では圧倒的にタツミが上である。 ならば彼を基本に立ち回るのがベストであり、さやかは漁夫の利を――少ない消費で他の参加者を削る方法を選択する。 息を止めたタツミは迫る火傷の男との間合いを図り、一歩踏み出す。 重心を乗せて放つ拳は首を捻られ回避されてしまい、敵は身を低くし懐に飛び込んで来た。 しかし此処はフードコートだ。障害物は幾らでもあり、タツミは椅子ごと男を蹴り飛ばす。 敵は両腕を交差し防いだようで、傷は一切覆っていないどころか、余裕の表情でナイフを投擲し始める。 タツミはナイフを拳で叩き伏せると、落ちたナイフをつま先で蹴り上げ、宙に浮いた所を掌で掴むと、彼もまた投擲。 「お返しだ」 火傷の男の額に吸い込まれるナイフだが――消える。 「な――俺の右足に刺さって……ッ!?」 気付けばタツミの右太腿にナイフが刺さっており、敵は奇妙な鉄を持って嘲笑っている。 何が起きたかは不明だが、あの男が細工をしてタツミが投げたナイフを空間ごと転移させたのだろう。 「手品師かい、あんたは……っ」 「生憎私もタネは解っていませんが、それでも手品師を名乗れと?」 「知るか!」 ナイフを引き抜き、痛みを気にせずにバッグへ仕舞い、己を走らせる。 近接戦闘ならば妙な転移に巻き込まれる必要も無い。一瞬で終わらせいいだけだ。 火傷の男はナイフを手に取り、振るうことによってタツミの生命を刈り取ろうとする。 拳で対応するタツミは一切の攻撃を喰らわずに攻防を繰り返し、徐々に敵を追い詰めていく。 「や、やるじゃん……」 その光景を見てさやかは観客のように声を漏らす。 タツミが何故、自分にソウルジェムを返したのか。今なら解る。 自分が襲い掛かっても返り討ちに出来ると算段していたのだろう。 ナイフの一撃を上体反らしで回避したタツミだが脚が止まってしまい、敵の膝蹴りが容赦なく腹に響く。 身体を折り曲げた所に頭を掴まれると、槍のように投げられてしまい、ジュネスの店内へ放り込まれる。 幸い自動ドアのため、ガラスを突き破ることにはならなかったが少々身体に痛みが響く。 間髪入れずに距離を詰めてくる敵の攻撃を捌きながら反撃の狼煙を挙げるべく、青果コーナーのオレンジを積み上げたカゴをぶち撒ける。 床一面にばら撒かれたオレンジで敵の動きが止まればいい。 浅墓な知恵だ、そんな表情で火傷の男が嗤うも、少しでも止まればタツミの勝ちだ。 「うおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」 調理実施コーナーの雰囲気づくりのために置かれたパラソルを畳み、即席の打撃武器にし振り下ろす。 ナイフだろうが防ぎようのない、それも定石どおりではなく野蛮な即興の一撃を簡単に防げる筈もない。 だが、相手も修羅場を潜って来た人間だ。簡単にやられるタマじゃないのは本能が察知している。 「っ!」 目潰し代わりに飛んできたオレンジの汁に瞳を閉じてしまう。 戦闘で相手から目を離すのは自殺行為であり、死を招く簡単な方法である。 苦し紛れにパラソルを開くと、傘の部分に液体が付着した音が聞こえた。 片腕でオレンジの汁を拭き終えると、何故か指が弾く音が響いて――傘が光る。 「や、ヤバイよな……!」 危険を察知したタツミはバク転の要領でその場を離れる。 自分で撒いたオレンジが邪魔だが関係無く距離を取り男に視線を合わせる。 するとパラソルはこの世界から存在を消すように弾け飛んだ。一切の欠片を発生させずに。 「ワープがお前の能力か……おい、随分なチートじゃねえか」 「それはどうでしょう……しかし運のいい男だ」 (あいつ、腕から血が流れてる……知ったこっちゃ無いけどよッ!) その場を蹴り飛ばし一気に距離を詰める。 長い間戦闘を続ければ、タネも解らない敵相手には危険過ぎる。 ならば一瞬で殴り飛ばし意識を飛ばす。その後に情報を聞き出して殺せばいい。 「喰ら――――――!?」 タツミの表情が強張る。敵の背後に美樹さやかが回っていれば誰だって驚くだろう。 彼女は剣を振り下ろし、火傷の男を斬り裂こうとするも、簡単に避けられてしまう。 あろうことか首の後ろに腕を回され、男の前に――盾代わりにされている始末だ。 「仲間を殴れますか?」 「もう止められない――このまま殴り抜けるッ!!」 タツミ、美樹さやか、火傷の男。 跳んでいるタツミに勢いを殺す方法もない故に、彼らはまとめて家電コーナーへ吹き飛ぶことになる。 ■ 信じられない。 埃が吹き荒れる中、さやかは殴られた胸を抑えながらタツミに毒を吐く。 あの男は自分ごと敵を殴り飛ばした。あわよくば自分も始末しようとでも思ったのだろうか。 やはり殺す対象に変わりはない。ソウルジェムを返却した行いを後悔させてやる、さやかの感情に憎しみが渦巻く。 「血……あたしのじゃない」 左腕に付着している血液に疑問を浮かべる。殴られこそしたが出血はしていない。 切傷かもしれないが、痛みは打撃のみであり、この血は自分のものじゃない。ならば誰の血だ。 気付けば周りにはタツミも火傷の男もいない。 気配は感じるが倒れているせいもあり、洗濯機や冷蔵庫に視界を阻まれており、確認が出来ない。 立ち上がり、警戒しながら周囲を伺うと後ろから指を弾く音が聞こえる。 「これってさっきタツミの持ってたパラソルが――い、いや、嫌だ……っ」 パラソルはまるで世界から消えるように、欠片も残さずこの世から――ならば。 美樹さやかの腕も同じように――弾け飛んだ。 「い、ぁぁぁぁあああああアアアアアアアアアア!!」 左肩から下が全てこの世から消える。 痛みに耐え切れず倒れこみ、狼狽えうように転がるも痛みが軽減されることはない。 転がる度に付着する己の血液が纏わり付いて、この世の地獄を演出し始める。 止血しなければ、魔法で、魔法で回復を。 「ソウルジェムが濁って……いやぁ、う……そ、なんであたし、あたしあ、あ、あ、あ……グリーフシードは……あぁ!!」 魔法少女にとって生命と等しいソウルジェム。響きどおりの魂が泥のように穢れている。 完全に穢にそまり輝きを失えば、魔法少女として死亡し、人間としてこの世を去ることになる。 魔法の使用で穢が蓄積されるのだが、これ以上魔法を酷使すると生命の保障がない。 それに穢れは感情に絶望が芽生えることによっても蓄積されてしまう。つまり今のさやかは当然のように穢れる。 穢れを浄化するにはグリーフシードと呼ばれる物が必要だが、生憎持ち合わせていない。 タツミが持っているのだが、素直に渡してくれるとは思えない。 出来るだけ。 歯を食いしばりながら治療を始める。出来るだけ、魔力を最小限に。 生き残るために。魔法少女の力を残すために。人間のカタチを保つために。 ドサクサに紛れて火傷の男のバッグから零れ落ちたライフルと弾薬をくすねたタツミは容赦なく引き金を引く。 敵は冷蔵庫の裏に廻るように横へ移動し弾丸を回避、タツミは邪魔なライフルをバッグにしまい込み男の出方を伺う。 叫んでいるさやかを気にしている暇など無い。 敵の動きは完全に完成されている人間、つまり修羅場を潜り抜けている動きだ。 相手が本物ならば、此方も真剣に、手を抜けない。 殺しの世界では甘い奴から生命を落とすことになる。 「ッラァ!」 洗濯機をぶん投げ男を炙り出すタツミ、投擲物を追い掛けるように自分も走る。 冷蔵庫に直撃すると轟音を響かせ、家電製品あら怪しげな煙が立ち始めるも気にはしない。 その背後から飛び出した男と再び近接戦闘に突入し、拳と共に言葉を交わす。 「お前は何で俺達を狙う!?」 「殺し合いで尋ねる内容に相応しくない、首輪が欲しいだけ――そもそも理由を問う必要が感じられない」 「そんな屑野郎共を何人も見てきたがどいつもこいつも自分の利益しか考えてないってのが特徴だった」 「利益を追求しなければ他に何を……合理的に考えるのが」 「何が合理的だ、それが他人を殺す必要に――その指輪は!?」 「おや……知っているのならこれから起こる展開も予想出来るッ!」 火傷の男はペットボトルを取り出すと、それを上に放り投げる。 対するタツミは急いで距離を取り、視線は敵ではなくペットボトルに集中する。 男の指輪は忘れることなどしない忌々しい帝具、ブラックマリン。 大切な仲間であるブラートを死に追い込んだあの帝具、その能力は――。 「水を操ること……水流が迫ってきやがるっ!」 ペットボトルを突き破るように水流が暴れ狂う――戦況は圧倒的に不利だ。 まず最初の選択は家電を投げつけ水流の勢いを殺すこと。 しかし暴れ狂う螺旋水流は簡単に家電を貫きタツミを追い掛け回す。 家電コーナーを直線ではなく縦横無尽に駆け回るが、水流はびったりと追尾してくる。 急停止を掛け、旋回するも水流は多くの家電を貪り、破壊しながらタツミに迫る。 「くっそ……頭を潰す!」 近場の冷蔵庫に飛び乗ると、跳躍し空中から火傷の男に接近し拳を構える。 本体を狙い水流を防ぐ、永遠の鬼ごっこを続けるほどタツミにくだらない趣味は無い。 「発想はいいかもしれないが、私は後ろに」 シャンバラ。 タツミは知らないが火傷の男が持っているもう一つの帝具。 空間転移を能力とするそれは先のナイフでも応用され、今もタツミの背後に回り真価を発揮している。 本来の時間軸ではタツミの仲間を殺すきっかけとなる帝具は、持ち主が違えど、世界が違えど、タツミを追い込むことに変わりない。 「やb……ッッッ!」 冷蔵庫を殴り飛ばし、ブレーキ代わりに使用すると靴底を地面に抑えつけ更に速度を落とす。 摩擦音を響かせながら無理に旋回し背後に回った男を見るも、既に水流が迫っている。 (手持ちの道具はラケットにライフル……防げない) 水流を防ぐ術は無い。大前提として水流に貫かれることになれば致命傷は確実であり、下手をすれば死ぬ。 さて、此処まで解っていれば何かしら対策を取らなければならないが、生憎手詰まりである。 一度対峙した時も、ブラートが居なければタツミはとっくに死んでいた。 仲間に頼らなければ死んでいた。故に。 「イザナギ!」 今回も仲間に助けられることになる。 「大丈夫かタツミ!」 「悪い……タイミングが良すぎるけど狙ったか?」 「だとしたら?」 「……止めだ止め、それがお前の……えーっと」 「ペルソナだ……それよりもさやかは何処にいる。まさかあの男に……」 「生きてる、あっちの方で転がってるけど左腕が吹き飛ばされた」 「左……っ! もう俺の周りからは誰も死なせたくない、死なせてたまるものか!」 水流からタツミを救ったのは鳴上悠のペルソナ、イザナギであった。 手に持った獲物で正面から水流を斬り裂き、付近の家電を破壊するだけに収まった。 興味ありげにペルソナを見つめるタツミだが、詳しいことは戦闘の後にするべきだ。 今は目の前にいる火傷の男に対処することが専決事項であり――「逃げろ、悠! 巻き込まれ――」 紫電の光が彼らを包み――誰もかもが消えた。 ■ 「此処は……ジュネスが見える」 タツミが気付いた時には外に身を置いていた。 ジュネスが見えるものの、お世辞にも近いとは言えないこの地点でどう動くべきか。 「火傷男も悠も消えていた……何処に居るんだ」 紫電の光に包まれて消えたのは自分だけでは無い。 彼らも何処かに飛ばされている筈だが近くには感じられず、タツミの周囲に気配は無い。 ジュネスに残っているのは美樹さやかだけであろう。 「さやか……あいつ大丈夫かな」 左腕を吹き飛ばされた人間が大丈夫な訳が――魔法少女ならば有り得る。 実際に交戦した時も、背中を斧で斬り裂いたにも関わらず彼女は生き延び、こうしてまた共に行動していた。 (悠を助けた時……何だかんだで根は良い奴だと思ってソウルジェムを返したけど……) その行動が良かったのか悪かったのかは解らない。振ったサイコロの目を見ていなければ意味が無い。 同じように美樹さやかを確かめる判断材料は揃っていない。 「あのままくたばっちまえば……いや、助けに行くか」 後味が悪い。仮に美樹さやかがどうしようもない悪だったとして放置してれば被害が出てしまう。 何にせよ救える生命を捨てるほどタツミは外道では無いつもりでいる。 しかしそれは褒められるような正義では無く、己を正当化しただけの記号だ。 「ジョセフさん達とも合流するべきだし……遠くから聞こえる音も気になる」 タツミが選ぶ選択――それは彼の生死を別ける運命分岐点。 【F-6/ジュネス/一日目/午後】 【タツミ@アカメが斬る!】 [状態]:疲労(大)、右太腿に刺傷 [装備]:バゼットの手袋@Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ [道具]:基本支給品一式、テニスラケット×2、グリーフシード×1、ほぼ濁りかけのグリーフシード×2、ライフル@現実(武器庫の武器)、ライフルの予備弾×6(武器庫の武器) [思考・行動] 基本:悪を殺して帰還する。 0:行き先を決める(八割さやかの救助優先) 1:さやかと共に西へと向かい、第二回放送後に闘技場へと戻る。闘技場が禁止エリアになった場合はカジノ、それもダメなら音ノ木坂学院でジョセフたちと合流する。 2:さやかを監視する。さやかに不穏な気配を感じたら即座に殺すが、現状は保留。 3:アカメと合流。 4:もしもDIOに遭遇しても無闇に戦いを仕掛けない。 5:エンブリヲを殺す。 6:足立透は怪しいかもしれない。 7:悠の散策。 [備考] ※参戦時期は少なくともイェーガーズの面々と顔を合わせたあと。 ※ジョセフと初春とさやかの知り合いを認識しました。 ※魔法少女について大まかなことは知りました。 ※DIOは危険人物だと認識しました。 ※首輪を解除できる人間を探しています。 ※魔法@魔法少女まどか☆マギカでは首輪を外せないと知りました。 ※さやかに対する不信感。 ※タツミの行き先について(数字が少ない程優先事項) 1:ジュネスに戻りさやかと合流する 2:周囲を散策し悠を探す、また火傷の男に警戒する。 3:戦闘音(北)の方角へ向かう。 4:戦闘音(南(キンブリーの爆発))の方角へ向かう。 「さやか!」 ジュネスの前に転移した鳴上悠は周囲に誰もいないことを確認すると急いで家電コーナーへ向かう。 もう誰も死なせたくない。放送では仲間の名前が呼ばれなかった。みんなは生きている。 けれど、クマと雪子は既に――もう之以上、誰も死なせるものか。 シャワーを浴びている最中に聞こえた戦闘音。 水を切りながら走ればタツミが交戦し、さやかは左腕を吹き飛ばされた。 もう自分の近くで誰も死なせない――そのために、彼は走る。 後を追うように契約者が首輪を求めジュネスに侵入する――誰にも存在を知覚されずに。 【F-7/ジュネス/一日目/午後】 【鳴上悠@PERSONA4 the Animation】 [状態]:疲労(大) [装備]:なし [道具]:なし [思考・行動] 基本方針:仲間と合流して殺し合いをやめさせる。 0:さやかを救う。 1:里中を見つけないと。 2:未央に渋谷凛のことを伝える。エンブリヲが殺した訳じゃない……? 3:足立さんが真犯人なのか……? 4:エンブリヲを止める。 [備考] ※登場時期は17話後。 ※現在使用可能ペルソナは、イザナギ、ジャックランタン。 ※上記二つ以外の全所有ペルソナが統合され、新たなペルソナが誕生しつつあります。 ※ペルソナチェンジにも多少の消耗があります。 【魏志軍@DAKER THAN BLACK‐黒の契約者-】 [状態]:疲労(中~大)、黒への屈辱、鎮痛剤・ビタミン剤服用済み、背中・腹部に一箇所の打撃(ダメージ 中・応急処置済み)、右肩に裂傷(中・応急処置済み)、右腕に傷(止血済み)、顔に火傷の痕 [装備]:DIOのナイフ×8@ジョジョの奇妙な冒険SC(魏志軍の支給品)、スタングレネード×1@現実(魏志軍の支給品)、水龍憑依ブラックマリン@アカメが斬る(魏志軍の支給品)、次元方陣シャンバラ@アカメが斬る(セリム・ブラッドレイの支給品)、黒妻綿流の拳銃@とある科学の超電磁砲(星空凛の支給品) [道具]:基本支給品×3(魏志軍・比企谷八幡・プロデューサー・一部欠損)、テレスティーナ=木原=ライフラインのIDカード@とある科学の超電磁砲(比企谷八幡の支給品)、暗視双眼鏡@現実(比企谷八幡の支給品)、アーミーナイフ×1@現実(武器庫の武器)、パンの詰め合わせ@現実(プロデューサーの支給品)、流星核のペンダント@DAKER THAN BLACK(蘇芳・パブリチェンコの支給品)、参加者の何れかの携帯電話(蘇芳・パブリチェンコの支給品・改良型)、カマクラ@やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。(星空凛の支給品)、うんまい棒@魔法少女まどか☆マギカ(星空凛の支給品)、医療品@現実(カジノの備品)、鎮痛剤の錠剤@現実(カジノの備品)×5、ビタミン剤の錠剤@現実×12(カジノの備品)、ビリヤードのキュー@現実×6(カジノの備品)、ダーツの矢@現実×15(カジノの備品)、懐中電灯×1@現実(カジノの備品) [思考・行動] 基本方針:全ての参加者を殺害し、ゲームに優勝する 0:男(鳴上悠)を殺して首輪を入手する。 1:BK201(黒)の捜索。見つけ次第殺害する。 2:強力な武器の確保。最悪、他のゲーム賛同者と協力する事も視野に入れる。 3:合理的な判断を怠らず、可能な限り消耗の激しい戦闘は避ける。 [備考] ※テレスティーナ=木原=ライフラインのIDカードには回数制限があり、最大で使用できる回数は3回です(残り1回)。 ※上記のIDカードがキーロックとして効力を発揮するのは、ヘミソフィアの劇中に登場した“物質転送装置”のような「殺傷能力の無い機器」・「過度な防御性能を持たない機器」の2つに当てはまる機器に限られます。 ※暗視双眼鏡は、PSYCO-PASS1期10話で槙島聖護が使用したものです(魏はこれを暗視機能の無いごく一般的な双眼鏡と勘違いしている)。 ※スタンドの存在を参加者だと思っています ※シャンバラの説明書が紛失している為、人を転移させる謎の物体という認識です。 ※シャンバラは長距離転移が一日に一度で尚且つランダム。短距離だとエネルギー消耗が激しいですが、通常通りに使用できます。 ※ブラックマリン・シャンバラ共に適正を持ち合わせており、特に後者については出典元であるアカメが斬る!での所持者・シュラと同等の高い適正を誇っています。 ※シャンバラの大まかな使用用途を理解しました(長距離制限には気付いてない)。 ※あらかじめ水源付近(H7北部の河川)にシャンバラでマーキングを行っています。 ※プロデューサーの首輪で黒たちの居場所が聞けたかどうかは次の方にお任せします。 ※ペルソナとスタンドの区別がついていません。 ※タツミと悠&ペルソナ相手に分が悪いためシャンバラを使用しました。 悲しい人魚姫。 とある奇跡を己では無く、他者に投げ捨てた。 他者が手に入れたのは笑顔。人魚姫が手に入れたのは笑顔。 彼は輝いていた。彼女も輝いていた。 彼は相棒を見つけた。彼女は相棒を失った。 彼は笑顔になった。彼女から笑顔が消えた。 彼は輝いた。彼女は穢れを――染まってしまった。 魔法少女は希望の象徴。 魔法少女は絶望の調律者。 魔法少女は――絶望を振り撒く魔女になる前のさなぎ。 蝶になり羽が生えれば――蛾がばら撒く毒《絶望》は人々から笑顔を――奪う。 「ははははははは…………ははははははははははは!!」 左腕が再生したさやかは「はははは」立ち上がり、天井を見上げ嘲笑っている。 これはなんだ、何故、自分は苦しんでい「はははははは」るのか。自分が何をしたと言うのか。 ただ幸せに――幸せにしてあげたかっただけなのに。 絶望を背負わされ、殺し合いに巻き込まれた挙句、左腕を消された。 「意味分かんない……意味解かんなくない? 分かる、解る、わかるわけない」 壊れた時計細工のように似たような単語を何度も呟く。 時折少し高めに響く薄い笑い声もおまけもついてくる。 剣は精製していない。 無駄な魔力はもう使えない。酷使すればソウルジェムが完全に黒になる。 自分から動けば、全てが黒に染まってしまう。その終着は――魔女。 「ははははははあっははははははは!! なんで! なんであたしがこんな目に合ってるの!? 殺し合い? ふざけないで、そんなの空想上の話に決まってんじゃん……ゲームのやり過ぎなんだよッ!! なのに現実であたしは背中を斧に、今は左腕を飛ばされて……マミさんとまどかが死んだ!! 冗談じゃないよ、こんなの……あんまりって枠を超えてる」 冷蔵庫を蹴り、苛立ち混じりにバッグを投げ付ける。 これからどうするか。輝きを、笑顔を、日常を、大切な人達を。 「どうすればいいのさ、ねえ、聞こえてんでしょ誰か。 あたしはどうすれば《救われる》の………………………… どうせ最初から結末は決まってたんだ。願いを叶える方法は一つしかないんだよね……へへっ……はははは」 精一杯輝こうとした星の煌めきは――闇に飲み込まれた。 新たな光が訪れる訳も無く、魂の宝石が穢れ崩れるのも、最早時間の問題である。 【F-7/ジュネス/一日目/午後】 【美樹さやか@魔法少女まどか☆マギカ】 [状態]:疲労(極大)精神的疲労(極限) [装備]:基本支給品一式、テニスラケット×2、ソウルジェム(穢:極限手前) [道具]:なし [思考・行動] 基本方針:全部殺して、願いを叶える。 0:殺す。 [備考] ※参戦時期は魔女化前。 ※初春とタツミとジョセフの知り合いを認識しました。 ※DIOは危険人物と認識しました。 ※ゲームに乗るかどうか迷っている状態です。 ※広川が奇跡の力を使えると思い始めました。 ※魔法で首輪は外せませんでした。 時系列順で読む Back LOOK INTO MY EVIL EYES Next 堕ちた偶像 投下順で読む Back かくして亡者の意思は継がれず Next 堕ちた偶像 116 ダイアモンドの犬たち タツミ 159 It s lost something important again 美樹さやか 鳴上悠 133 汚れた指先で 魏志軍
https://w.atwiki.jp/kt108stars/pages/6829.html
729 名前:1/2[sage] 投稿日:2012/01/08(日) 17 26 22.94 ID ??? グロ描写とかで思い出した。 前、グロ描写があるのでダメな人お断りってソードワールドの卓ががコンベで立った。 当時は俺の苦手なRP重視のシステムブームで、そういうシステムの卓ばかりだったから、 グロは好きじゃないがダメってこともないのでその卓に参加した。 んで、シナリオの内容は「村人がどんどんゾンビになって人を食いはじめる」という話。 いちいち村人の人物描写を入れてなかなか話が進まない+死体やらゾンビの描写がまた長い。 そのくせゾンビ化についての情報がちっとも集まらず、村人と話す、ゾンビが増えるの ループを延々と繰り返す流れが続くばかり。 シナリオの終盤、自分の娘をゾンビに喰われた村長が、実は村人がゾンビになったのは なんとかって邪神と契約して村人達の魂を生贄に捧げて娘を生き返らせたせいだと告白。 つまり死んじゃった村長の娘以外は実はとっくに全員ゾンビだったんだよ! 精霊使い「センスオーラで精霊力のこと聞きましたよね? ゾンビだったなら気付くはずです」 GM「まだ魂を捧げられただけでゾンビじゃなかったから分かりません」 730 名前:2/2[sage] 投稿日:2012/01/08(日) 17 26 34.96 ID ??? せめて村長の娘の骸だけでも村の外に葬ってやろうと、みんなで村脱出しようとしたら その途中になって村娘が唐突に生き返って語りだす。 村長の娘in邪神「実はこの娘が今まで生きてたように見えたのは私が中に入ってたからだ!」 すげー。まさかコンベのシナリオで邪神と話す羽目になるとは。 「えっと、じゃあ斬りかかります」って言ったら「私を今斬ればこの娘の魂も破滅するぞ!」 とか言いはじめる村長の娘in邪神。しばらく考えた後しょうがないから斬ることにした。 すると、そこで控えていた村人のゾンビ軍団が俺達に襲いかかってきて、ダイスを振る 機会すらもらえずに俺達は生きたままゾンビに喰われたってGMが延々描写しておしまい。 プレイヤー全員ホントに死んだような顔のままセッションは終わった。 シナリオ後の時間に、「俺達が村に来た意味ってあったんですか?」ってGMに聞いたら。 「村は最初から破滅する運命。何をしてもそれは変えられなかった」って答えが返ってきた。 「すいません。今回のセッションの楽しさが全然理解できません」ってGMに真面目に言ったら、 「グロ理解できない人は来るなっていっでしょ?」って言われた。 それからしばらく俺の中でグロの定義がよく分からなくなった。 733 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2012/01/08(日) 17 41 48.15 ID ??? 729-730 乙。たぶんホラー映画の再現シナリオをやりたかっただけだろう 734 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2012/01/08(日) 17 43 37.87 ID ??? B級ホラーっぽいな。 まぁ、グロ云々関係なく吟遊か。 735 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2012/01/08(日) 17 45 43.90 ID ??? PCが行動を起こしても起こさなくても意味無し、結末は確定済み 典型的な谷底型吟遊だなまぁ乙 736 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2012/01/08(日) 17 54 59.61 ID ??? 729 お疲れ様です。2.0だとしたら、個人的には良くわからないけど >GM「まだ魂を捧げられただけでゾンビじゃなかったから分かりません」 とか >「私を今斬ればこの娘の魂も破滅するぞ!」 がかなり、俺ルール入っていてすでにSWじゃない気がする。 >ダイスを振る機会すらもらえずに俺達は生きたままゾンビに >喰われたってGMが延々描写して ここまでくると、死に(ホラー)ゲーじゃなくて、吟遊&PC殺しでゲームですらない。 まとめると ・ルール曲解 ・吟遊 ・PC殺し で3役? 737 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2012/01/08(日) 18 08 51.53 ID ??? そこから逃亡シナリオやればいいのに なんでそこで終わらせるのかね 738 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2012/01/08(日) 18 11 56.67 ID ??? でもこのGMだと、ホラー映画のノリで "逃げ切ったと思ったら突然追いつかれて死んでいた"にされかねない気はする。 739 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2012/01/08(日) 18 19 55.66 ID ??? 729-730 ゾンビ映画好きの一人として一言言わせて貰うと、 絶望的な状況から生還したり、最初はヤラれるだけだった人間達が一転攻勢して ゾンビ達を虐殺する所にゾンビ映画のカタルシスがあると思うのだが、 そのGMはゾンビ映画の面白さが何たるかを判ってたのかねぇ? 報告を読むに、グロ好きなんじゃなくて、ただの鬱好き&吟遊のクソGMにしか見えんわ 740 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2012/01/08(日) 18 24 29.87 ID ??? ゾンビ映画好きじゃなくてゾンビ崇拝なら 741 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2012/01/08(日) 18 26 50.66 ID ??? こういうの見る度に、何でわざわざTRPGでやるんだろうと思うぜ 小説に起こして、適当な投稿サイトに上げとけば、よっぽどいい反応もらえるかも知れんのに 742 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2012/01/08(日) 18 29 38.24 ID ??? 739 優位に立ってハッピーエンド!の後でちらっと これで終わりじゃないぜ的な演出が欲しいよな 754 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2012/01/08(日) 20 50 36.37 ID ??? 729-730 これ、脱出物にしとけばまだセーフだったかもしれないな。 日の出までなんとか逃げ回るっていう ゾンビ物シナリオをやったことはあるが、 カツカツのリソースをやりくりしながらどうにか生き残るってのは なかなか面白かったよ。 絶望的状況だけどどうにかできることがある、ってのならまだ楽しめるのに、 なんで困GMはどうやっても破滅確定にしちゃうんだろう……。 759 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2012/01/08(日) 20 59 20.49 ID ??? 754 GMがオレサマ小説朗読会じゃなかったと無茶な擁護をすると… PC達が切りかかったときに一度は止めたから、 そこで説得(と言う名の脳内クイズ)に成功すれば、 生存ルートの目があったのかも。 ただ、SWでは神様に乗っ取られた瞬間に、魂破滅の復活不可になるはずと PCが知っててGMがしらなかったから、PCは即座に切りつけ、 GMはそれにムカついて全滅ルートにした…やっぱり無理があるかw 生存ルートが0.01%でもある&ルール通りにするのならば、描写じゃなくて PCの心が折れるまでワイトなどをひたすらぶつけるだけで良いし。 763 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2012/01/08(日) 21 04 42.56 ID ??? PC1「やった、夜明けだ」 PC2「よし、これでゾンビは滅ぶぞ」 GM「うん。だけどゾンビと一緒に、君達の姿も薄れてくるよ」 PC3「え、なんでだよ!」 GM「君たちはゾンビに殺された犠牲者で、その無念のあまり今まで成仏できなかったんだよ。 だから夜な夜な化けて出ては、死の場面の再現を繰り返してたんだ。今回脱出に成功したから、ようやく成仏できたんだ」 766 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2012/01/08(日) 21 08 28.41 ID ??? 763 アニメ版スーパーナチュラルで似たようなオチの話をやってたな スレ305
https://w.atwiki.jp/doppelherz/pages/7.html
動画(youtube) @wikiのwikiモードでは #video(動画のURL) と入力することで、動画を貼り付けることが出来ます。 詳しくはこちらをご覧ください。 =>http //atwiki.jp/guide/17_209_ja.html また動画のURLはYoutubeのURLをご利用ください。 =>http //www.youtube.com/ たとえば、#video(http //youtube.com/watch?v=kTV1CcS53JQ)と入力すると以下のように表示されます。
https://w.atwiki.jp/doppelherz/pages/2.html
メニュー トップページ プラグイン メニュー メニュー2 @ウィキ ガイド @wiki 便利ツール @wiki 更新履歴 取得中です。
https://w.atwiki.jp/10932tb/pages/916.html
種別 劇場版2&Vシネマ 仮面ライダー電王&キバ クライマックス刑事 イベント 電キバ祭り ~最初から最後までキバっていくぜ~!!~ 開催日 2008年4月6日(日) 会場 渋谷C.C.Lemonホール 出演 仮面ライダー電王遊佐浩二 てらそま まさき 鈴村健一 仮面ライダーキバ 瀬戸康史 武田航平 杉田智和 7月21日発売の劇場版仮面ライダー電王&キバ・クライマックス刑事コレクターズパックに収録 チケット販売→ e+(イープラス)チケット にて独占販売 【関連するページ】 イベント
https://w.atwiki.jp/omattya/pages/9.html
ゲームスタート~「クロガネジム」クリア 主人公の「せいべつ・なまえ」、ライバルの「なまえ」を決めてゲームスタート。 ↓ 1階に下りるとママに話しかけられる。 ↓ 家を出て、左上のライバルの家に行くとライバルが出てくる。 ↓ ライバルの家に入り、2階に行ってライバルに話しかける。 ↓ 【201ばんどうろ】に行き、西へ進み、【シンジこのほとり】→【シンジこ】へ。 ↓ 野生のムックルに襲われるので、落ちているかばんから「ナエトル・ヒコザル・ポッチャマ」のうち1体を選択して倒す。 ↓ 【201ばんどうろ】に戻るとナナカマド博士に話しかけられ、その後自宅に戻る。 ↓ ママから『ランニングシューズ』入手。 ↓ 【201ばんどうろ】を東に進み、【マサゴタウン】へ。 ↓ コウキorヒカリがポケモン研究所へ案内してくれる。 ↓ ナナカマド博士から「ポケモンずかん」入手。 ↓ ポケモン研究所を出るとコウキorヒカリが街の施設を案内してくれる。 ↓ 【フタバタウン】の自宅に戻り、ママに話しかけて「ぼうけんノート」「おとどけもの」入手。 ↓ 【マサゴタウン】に戻る途中、マサゴタウンの手前の草むらの女性から「きずぐすり」1個入手。【202ばんどうろ】に行くとコウキorヒカリがポケモンゲットの方法を教えてくれる。その後、「モンスターボール」5個入手。 ↓ 【202ばんどうろ】を北上し、【コトブキシティ】へ。 ↓ コウキorヒカリに話しかけられる。 ↓ 「トレーナーズスクール」に行き、ライバルに「おとどけもの」を渡し、「タウンマップ」入手。 ↓ 「トレーナーズスクール」の右上にいるじゅくがえり2人とバトルする。 ↓ バトルに勝利後、左のじゅくがえりから「わざマシン10」入手。 ↓ 【コトブキシティ】のポケモンセンターの上に行こうとすると、おじさんに話しかける。 ↓ 3人のピエロを探しクイズに答え「ひきかえけん1~3」を集める。 フレンドリィショップの前→答え:はい ポケッチカンパニーの前→答え:はい テレビコトブキの前→答え:はい ↓ 「ひきかえけん1~3」が集まったら再びおじさんに話しかけ「ポケッチ」入手。 ↓ 「コトブキマンション」の1階にいる女性から「せんせいのツメ」入手。 ↓ 【コトブキシティ】の西側の【218ばんどうろ】に繋がるゲートにいるつりびとの質問に答えると「ボロのつりざお」入手。 ↓ 【コトブキシティ】の東側の【203ばんどうろ】に行き、少し進むとライバルとのバトルに。 ↓ 【203ばんどうろ】を東進んでいき、【クロガネゲート】へ。 ↓ 入口付近のおじさんから「ひでんマシン6」入手。 ↓ 【クロガネゲート】を東に進み、【クロガネシティ】へ。 ↓ 少し進むと男の子にクロガネジムの前まで案内される。その後、ライバルに話しかける。 ↓ 左上の建物2階にいる人に話しかけると「ダークボール」がもらえる。 ↓ 左上から2番目建物の2階にいる人に【ズバット】を見せると「ヒートボール」がもらえる。 ↓ 「ポケモンセンター」右下の建物2階にいる人に話しかけると「スーパーボール」がもらえる。 ↓ 【クロガネシティ】の南側の「クロガネたんこう」へ。 アイテム「ディフェンダー」「キズぐすり」「あなぬけのヒモ」 トレーナー2人 ↓ 南に進み、奥にいる「ジムリーダーのヒョウタ」に話しかける。 ↓ 【クロガネシティ】に戻り、「クロガネジム」へ。「ジムリーダーのヒョウタ」とのバトルに勝利し、「コールバッジ」「わざマシン76」入手。 ※このタイミングでWi-Fi通信が可能になる。 「クロガネジム」クリア後~「ハクタイジム」クリア 【コトブキシティ】に戻り、北の方に行くとコウキorヒカリとタッグを組んで「ギンガだんのしたっぱ」とダブルバトル。 ↓ バトル後、おじさんから「アクセサリーいれ」入手。 ↓ 北の【204ばんどうろ】へ。 ↓ 北上し、【あれたぬけみち】へ。 アイテム「どくけし」「わざマシン39」 ↓ 「いわくだき」を利用して東の出口から【204ばんどうろ】へ。 アイテム「ねむけざまし」「わざマシン09」 トレーナー3人 ↓ 北上し、【ソノオタウン】へ。 ↓ フラワーショップの隣の家に居る女の子の質問に「はい」と答えると「わざマシン88」がもらえる。 ↓ フラワーショップで「コダックじょうろ」と「クラボのみ」入手。 ↓ 東の【205ばんどうろ】へ。少し進むと女の子に話しかけられる。 ↓ 東へ進み、【たにまのはつでんしょ】へ。入口にいる「ギンガだんのしたっぱ」に話しかけ、バトルする。 アイテム「キズぐすり」 ↓ 【ソノオタウン】に戻り、左上から「ソノオのはなばたけ」へ。「ギンガだんのしたっぱ」2人と連戦に。 ↓ バトル後、「はつでんしょキー」「あまいミツ」入手。 ↓ 【たにまのはつでんしょ】に戻り、建物の中に入る。 ↓ 最奥にいる「ギンガだんかんぶのマーズ」とバトル。 ブニャットがかなり手強いので、十分レベルを上げてから戦おう。 ↓ 【205ばんどうろ】に戻り、橋を渡って北上していき、【ハクタイのもり】へ。 途中の小屋でHP・PP・状態異常等を全回復できる。 ↓ 入口で「モミ」に話しかけられ、タッグを組んで共に行動することになる。この間は全てのバトルがダブルバトルとなり、「モミ」はラッキーLv.15を使用する。 ↓ 右上の出口の前まで来ると「モミ」との行動は終了する。そのまま出口から【205ばんどうろ】へ。 ↓ 東に進み、【ハクタイシティ】へ。 ↓ 右上の方に行くと「シロナ」に話しかけられ、「ひでんマシン01」入手。 ↓ ポケモンセンターの右隣の「ちかおじさんのいえ」でちかおじさんに話しかけ「たんけんセット」入手。 ↓ ポケモンセンター内にいる女性からポケッチのアプリ「なつきどチェッカー」入手。 ↓ 右下のほうにある「ハクタイジム」へ。以下の順番でトレーナーを探し出し、バトルして全員に勝つ。 左上の方→左下の突き当たり→中央付近の3本の木の陰→右上の花が4つ咲いている部屋 ↓ 「ジムリーダーのナタネ」とのバトルに勝利し、「フォレストバッジ」「わざマシン86」入手。 「ハクタイジム」クリア後~「トバリジム」クリア 「いあいぎり」で細い木を斬り、「ギンガビル」へ。 ↓ 最上階にいる「ギンガだんかんぶのジュピター」に話しかけるとバトルに。 ↓ 「サイクリングショップ」に行き、店員に話しかけ「じてんしゃ」入手。 ↓ 南の方のゲートから【206ばんどうろ】へ。南下してゲートを通り【207ばんどうろ】へ。 ↓ 【207ばんどうろ】を少し進むとコウキorヒカリに話しかけられ、「バトルサーチャー」とポケッチのアプリ「ダウジングマシン」入手。 ↓ 【207ばんどうろ】を東に進み【テンガンざん】へ。 ↓ 道なりに進むと男性に話しかけられる。 ↓ 東に進み、出口から【208ばんどうろ】へ。東に進み、ゲートを通って【ヨスガシティ】へ。 ↓ 少し進むとポケモンが突っ込んできた後、「ミミィ」に話しかけられる。 ↓ 【ヨスガシティ】の北の方にある「ポケモンコンテスト会場」に行くと「ミミィ」に話しかけられ「キラキラパウダー」と「タキシード」or「ドレス」入手。 ↓ 【ヨスガシティ】の南の方に行くとライバルとのバトルに。 『ムックルLv19・ブイゼルLv20・ポニータLv20・ハヤシガメorモウカザルorポッタイシLv21』 ↓ 【ヨスガシティ】の東の方のゲートから【209ばんどうろ】へ。 ↓ 東→北と進み、【ズイタウン】の手前にある「ロストタワー」へ。 ↓ 最上階にいるおばあさん2人に話しかけ「ひでんマシン04」「きよめのおふだ」入手。 ↓ 「ロストタワー」を出て北へ進んで【ズイタウン】へ。 ↓ 【ズイタウン】の北の【210ばんどうろ】へ。 ↓ 【210ばんどうろ】を北に進む。「カフェ やまごや」がある所を東に進み【215ばんどうろ】へ。 ↓ 【215ばんどうろ】を東に進み、ゲートを通って【トバリタウン】へ。 ↓ 「トバリジム」の前に行くとコウキorヒカリに話しかけられる。 ↓ 「トバリジム」に入り、カラテおう4人とのバトルに勝利して仕掛けを突破しつつ、ジムリーダーの所へ。 ↓ 「ジムリーダーのスモモ」とのバトルに勝利し、「コボルバッジ」「わざマシン60」入手。 「トバリジム」クリア後~「ノモセジム」クリア 「トバリジム」を出るとコウキorヒカリが話しかけてくる。 ↓ 「ギンガそうこ」の近くにいるコウキorヒカリに話しかけてタッグを組み、ギンガだんとダブルバトル。 ↓ 「ギンガそうこ」に入り、「ひでんマシン02」入手。 ↓ 南のゲートから【214ばんどうろ】へ。南下して【リッシこのほとり】へ。 ↓ 南下して【213ばんどうろ】へ。道なりに進んでゲートを通って【ノモセシティ】へ。 ↓ 「サファリゾーン」に行き、500円払って入場する。入場してすぐ右にいる男性に話しかけて「ひでんマシン05」入手。 ↓ 「ノモセジム」に入る。床にあるボタンを「黄→緑→青→緑→黄→青」の順に押す。 ↓ 「ジムリーダーのマキシ」とのバトルに勝利し「フェンバッジ」「わざマシン」入手。 「ノモセジム」クリア後~「ヨスガジム」クリア 「サファリパーク」の前にいる「ギンガだんのしたっぱ」に話しかける。 ↓ 【213ばんどうろ】へ繋がるゲートの前にいる「ギンガだんのしたっぱ」に話しかける。その後、ライバルとのバトルに。 ↓ ゲートを通って【213ばんどうろ】へ。砂浜にいる「ギンガだんのしたっぱ」に話しかける。 ↓ 【リッシこのほとり】に行き、「レストラン ななつぼし」の右にいる「ギンガだんのしたっぱ」に話しかける。 ↓ 話しかけた所から北に進み、「ギンガだんのしたっぱ」に話しかけてバトル。 ↓ バトル後、北に進むと「シロナ」がいるので話しかけ「ひでんのくすり」入手。 ↓ 【210ばんどうろ】に行き、「カフェ やまごや」の左上にいるコダックに話しかけ「ひでんのくすり」を使用する。その後、「シロナ」から「こだいのおまもり」入手。 ↓ コダックが塞いでいた道を北に進む。霧が発生したら西に進み、【カンナギタウン】へ。 途中で霧が発生するので「きりばらい」(ひでんマシン05)を覚えたポケモンがいると便利です。 ↓ 【カンナギタウン】の中央にいる「ギンガだんのしたっぱ」に話しかけてバトル。 ↓ バトル後、遺跡の中に入って奥にある「おおむかしの へきが」を調べる。その後、長老から「ひでんマシン03」入手。 ↓ 遺跡から出ると「アカギ」に話しかけられる。 ↓ 【ヨスガシティ】に行き、「ヨスガジム」へ。問題の答えに応じた扉に入る。 3たす 5たす 7は いくつ?(答え:15) 12たす 28は いくつ?(答え:40) 3かける 13は いくつ?(答え:39) さいしょのへやの こたえは?(答え:15) ↓ 「ジムリーダーのメリッサ」とのバトルに勝利し、「バッジ」「わざマシン」入手。 「ヨスガジム」クリア後~「ミオジム」クリア 「ヨスガジム」から出ると「シロナ」が話しかけてくる。 ↓ 【コトブキシティ】に行き、西のゲートから【218ばんどうろ】へ。 ↓ 「なみのり」を使用して西へ進み、ゲートに入るとナナカマド博士の助手に話しかけられる。 ↓ ゲートを出て【ミオシティ】へ。橋の上でライバルとのバトルに。 ↓ 「ミオジム」に入る。動く床の乗り継ぎ、ジムリーダーの所へ。 ↓ 「ジムリーダーのトウガン」とのバトルに勝利し「マインバッジ」「わざマシン91」入手。 「ミオジム」クリア後~「キッサキジム」クリア 「ミオジム」を出るとライバルに話しかけられる。 ↓ 「ミオ としょかん」に入り、3階に行くとライバルに話しかけられる。 ↓ 「ミオ としょかん」を出るとイベント発生。 ↓ 【リッシこのほとり】に行く。 【ノモセシティ】から【213ばんどうろ】を通って【リッシこのほとり】に行くことができる。 ↓ 【リッシこ】の入口の前に人がいなくなっているので、【リッシこ】へ。 ↓ 【リッシこのくうどう】に入り、「ギンガだんかんぶのサターン」に話しかけ、バトルする。 ↓ 【シンジこ】に入る。入るとナナカマド博士に話しかけられる。 ↓ 奥にいる「ギンガだんかんぶのマーズ」に話しかけ、バトルする。 ↓ 【ハクタイシティ】から【211ばんどうろ】を通って【テンガンざん】へ。 ↓ 「かいりき」「いわくだき」「きりばらい」を駆使して北上する。出口から【216ばんどうろ】へ。 ↓ 【216ばんどうろ】を西に進み、「ロッジ ゆきまみれ」がある所からは北に進む。【217ばんどうろ】へ。 ↓ 左の方にある小屋の右上に落ちている「ひでんマシン08」入手。 ↓ 【217ばんどうろ】の左側を北上し、【エイチこのほとり】へ。 ↓ 【エイチこのほとり】を東に進み、【キッサキシティ】へ。 ↓ 「キッサキジム」に入る。中央にある雪玉を、上下左右から滑って壊していく。 ↓ すべて壊したら中央を滑ってジムリーダーのところに行き「ジムリーダーのスズナ」とのバトルに勝利し、「グレイシャバッジ」「わざマシン72」入手。 「キッサキジム」クリア後~「ナギサジム」クリア 【エイチこのほとり】から、【エイチこ】へ行くとイベントが発生する。 ↓ 【トバリシティ】へ。「ギンガ トバリ ビル」の前にいる「ギンガだんのしたっぱ」に話しかける。その後「そうごのカギ」入手。 ↓ 「ギンガ トバリ ビル」の左側にある「ギンガ そうこ」へ。「そうこのカギ」を使用して階段を下りる。 ↓ 階段を下りた先のフロアを右に進み、奥の階段を上り、さらに上った先のフロアの階段を上る。 ↓ 階段を上った先にあるワープパネルの左に乗る。 ↓ ワープした先にあるワープパネルに乗ると階段のある部屋にワープするので階段を上る。 ↓ 上った先のフロアにあるワープパネルに乗る。ワープした先のフロアにある階段を下りる。 ↓ 階段を下りて左に進むと階段があるので下りる。 ↓ 階段を下りたら左に進み、「ギンガだんのかぎ」入手。入手後、「ギンガ そうこ」を出る。 ↓ 「ギンガ トバリ ビル」に中央か左の扉から入り、「ギンガだんのカギ」を使用して奥の階段を上る。 ↓ 階段を上ったら右に進み、テレビがある方の小部屋にあるワープパネルに乗る。 ↓ ワープした先の階段を上る。 ↓ 階段を上ったら左に進み、3つあるワープパネルのうち左に乗る。 ↓ ワープした先の階段を上る。 ↓ 階段を上った先にある扉を「ギンガだんのカギ」を使用して開け、奥にいる「ギンガだんボスのアカギ」とバトル。 ↓ バトル後、「マスターボール」を入手し、右の方にあるワープパネルに乗る。 ↓ ワープした先のフロアを右に進んで奥の部屋に行き、「ギンガだんかんぶのサターン」に話しかけてバトル。 ↓ バトル後、マシンのボタンを押す。 ↓ 「ギンガ トバリ ビル」を出て【ヨスガシティ】へ。 ↓ 西側のゲートから【208ばんどうろ】へ。 ↓ 西に進み、【テンガンザン】へ。 ↓ 左上の水上を「なみのり」で通過して右に進み、ロッククライムで上の階段へ。 ↓ 階段を上った先のフロアの左上にある穴に入る。 ↓ 穴に入った先の階段を上る。 ↓ 階段を上った先は分かれ道になっているが、階段を下りずに上の方に進む。 ↓ 左下の出口から雪山に出る。 ↓ 「ロッククライム」「かいりき」を利用して左上の方にある入口から「テンガンざん」内部へ。 ↓ 「ロッククライム」を利用して道なりに進み、右の方の出口から雪山へ。 ↓ 「ロッククライム」を利用して左の方にある入口から「テンガンざん」内部へ。 ↓ 右に進み、階段を上る。上った先のフロアを道なりに進み、階段を上る。 ↓ 上った先のフロアを道なりに進み、出口から【やりのはしら】へ。 ↓ 奥に行くとイベント。その後、「ギンガだんボスのアカギ」の所に行こうとすると、ライバルをタッグを組んで「ギンガだんかんぶのマーズとジュピター」とのダブルバトルに。 ↓ バトル後、HP・PP・状態以上等を全回復後、「ギンガだんボスのアカギ」と連続でバトルに。 ↓ バトル後、ナナカマド博士に話しかけられる。 ↓ 奥に進むとディアルガorパルキア(Lv.47)とバトル(ゲット可能)。 ↓ バトル後、ナナカマド博士に話しかけられる。 ↓ 【テンガンざん】を出て、【ノモセシティ】へ。 ↓ 東のゲートから【213ばんどうろ】→【リッシこのほとり】へ。 ↓ 「レストラン ななつぼし」の所から右へ真っ直ぐ進み、【222ばんどうろ】へ。 ↓ 【222ばんどうろ】を東に進み、ゲートを通って【ナギサシティ】へ。 ↓ 【ナギサシティ】に着くと「してんのうのオーバ」が話しかけてくる。 ↓ 【ナギサシティ】の東の方にある「シルベの とうだい」に行き、「ジムリーダーのデンジ」に話しかける。 ↓ 【ナギサシティ】の北西の方にある「ナギサジム」の前にいる「してんのうのオーバ」に話しかける。 ↓ 「ナギサジム」に入る。各フロアで以下のようにスイッチを踏んでジムリーダーの所へ。 1番目のフロア:右側の緑→左側の緑 2番目のフロア:手前の青(3回)→奥の青→右側の緑 3番目のフロア:右側の赤→左側の赤→奥の緑(2回)→右側の青→右側の赤 ↓ 「ジムリーダーのデンジ」とのバトルに勝利し、「ビーコンバッジ」「わざマシン57」入手。 「ナギサジム」クリア後~殿堂入り(シナリオクリア) 【ナギサシティ】の北の砂浜にいる「ミカン」に話しかけ、「ひでんマシン07」入手。 ↓ 「ミカン」のいる所から「なみのり」を使用して【233ばんすいどう】へ。 ↓ 【233ばんすいどう】を北上し、【ポケモンリーグ】へ。 ↓ 洞窟の入口から【チャンピオンロード】へ。 ↓ 左の方にある階段を上る。 ↓ 上った先のフロアでは、「かいりき」「いわくだき」を駆使して右の方にある階段を下りる。 ↓ 下りた先のフロアでは、「ロッククライム」を駆使して右の方にある階段を下りる。 ↓ 下りた先のフロアでは、「なみのり」「たきのぼり」を駆使して左の方にある階段を上る。 ↓ 上った先のフロアでは、「ロッククライム」を駆使して上の方にある出口から【ポケモンリーグ】へ。 ↓ 「なみのり」「たきのぼり」を使用して建物の中に入る。 ↓ 建物内の中央にいる男性に近づくとライバルとのバトルに。 ↓ 中央にいる男性に話しかける。 ↓ 「してんのうのリョウ」とのバトルに勝利する。 ↓ 「してんのうのキクノ」とのバトルに勝利する。 ↓ 「してんのうのオーバ」とのバトルに勝利する。 ↓ 「してんのうのゴヨウ」とのバトルに勝利する。 ↓ 「チャンピオンのシロナ」とのバトルに勝利する。 ↓ 殿堂入り(エンディング、シナリオクリア) 殿堂入り後(シナリオクリア後) 【フタバタウン】の主人公の部屋からスタート。 ↓ 1階に下りるとママが話しかけてくる。 ↓ 【キッサキシティ】に行き、船に乗って【ファイトエリア】へ。 ↓ 【ファイトエリア】に到着するとライバルに話しかけられる。 ↓ 「シンオウずかん」の「みつけたかず」を「150」にし、【マサゴタウン】の「ポケモン研究所」にいる「ナナカマド博士」に話しかけ、「ぜんこくずかん」にパワーアップしてもらう。さらに「ポケトレ」入手。 このタイミングで「パルパーク」が利用可能になり、GBA版からポケモンを転送できるようになる。 ↓ 【ファイトエリア】に行き、北のゲートから【225ばんどうろ】へ。 ↓ 【225ばんどうろ】を北に進み、【サバイバルエリア】へ。 ↓ 【サバイバルエリア】の東の【226ばんすいどう】へ。 ↓ 「ロッククライム」「なみのり」を駆使して【226ばんどうろ】を東に進む。途中で北に進み、【227ばんどうろ】へ。 ↓ 「じてんしゃ」でジャンプ台からジャンプして岩を通り越しながら【227ばんどうろ】を北に進む。 ↓ 途中で「ジムリーダーのマキシ」とライバルに話しかけられる。その後、北に進む。 ↓ 途中で「バク」に話しかけられる。その後、北に進み、【ハードマウンテン】へ。 ↓ 【ハードマウンテン】の入口から内部へ。 ↓ 「いわくだき」「かいりき」を駆使して奥にある穴に入る。 ↓ 入った先のフロアを道なりに進むと「バグ」に話しかけられ、タッグを組んで共に行動することになる。 「バク」は「ネンドール Lv.58」を使用する。 ↓ 「いわくだき」「かいりき」を駆使して奥にある穴の前に行くと、「バク」との行動が終了する。 ↓ 穴に入り、「バク」の前に行くと話しかけられる。 ↓ 【ハードマウンテン】を出て【サバイバルエリア】に行き、ポケモンセンターの隣の民家にいる「バク」に話しかける。 ↓ 【サバイバルエリア】の東の【226ばんすいどう】へ。 ↓ 【226ばんすいどう】を東に進み、ゲートを通って【228ばんどうろ】へ。 ↓ 【228ばんどうろ】を南下し、【229ばんどうろ】へ。 ↓ 【229ばんどうろ】を南下し、【リゾートエリア】へ。 ↓ 【リゾートエリア】から【229ばんどうろ】へ戻る。 ↓ 【229ばんどうろ】を西に進み、「なみのり」を利用して【230ばんすいどう】へ。 ↓ 【230ばんすいどう】を西に進み、【ファイトエリア】へ。 ↓ 【ファイトエリア】のバトルパークへ繋がるゲートの前にいるライバルに話しかけてバトル。 ↓ シナリオ終了(?) 「伝説のポケモンゲット」「ずかん完成」「ポケモン育成」等をして楽しみましょう!
https://w.atwiki.jp/nanoharow/pages/302.html
最初からクライマックスなのか!? ◆WslPJpzlnU 不意に、風が吹いた。 千万億の枝葉が揺すられ、ざ、と擦れ合う音が幾重にもなる。 揺れる木々と葉音。日中ならば爽やかだろうそれも、深夜にあっては不吉さを醸し出していた。 樹木の密集地は月光の僅かな光も遮り、夜空以上の暗澹を生み出している。そこで一斉に木々がざわめけば、不気味さも一入だ。 加えて、森林を二分する川もある。 せせらぐ音、地と空気と問わずに濡らす湿気、それは夜の冷気によって温感と触感を常に粟立たせた。 だが相川始の感じる悪寒は、それに原因するものではない。 「………………」 川沿いで立ち止まった彼は、カリスの姿をとっている。 黒と白の外殻に深紅の色どり、V字型に膨らんだ赤い眼もとは額から伸びる触覚も相まって、どこか蟷螂を思わせる形状だった。右手にはデイバックの肩掛けベルトを揃えて握っている。 徹頭徹尾をアンデットの外殻で覆った始に、表情を表すことはできない。 だが、全身から滲み出る緊迫が彼の内心を表していた。 「――アンデット、か」 原因の名を呟いた頃には、風と木々のざわめきは止んでいた。悪寒も然りだ。 しかし、始の緊迫は解かれない。夜空に浮かぶ市街地の影を、遠くに見続けている。 ……そこにいるのか…… 断言するのは、始が根拠に出来る能力を持っているからだ。 相川始には、いくつかの能力がある。 カリスラウザーを出現させる力。 アンデットに変身する力。 そして、アンデットの戦闘を感知する力。 アンデットが怪物の姿で闘うのなら、始はそれを悪寒として察知出来る。 しかし、 ……妙だな…… そう思うのは、感知したアンデットの戦闘が二か所別々で起こったものだからだ。 確認した名簿において、始が知るアンデットの名は一つだけ。しかし感知したのは二体分の戦闘。ならばここには、自分も知らないアンデットがまだいると考えるべきだ。 「どうしたものかな」 正直な話、金居に関してはあまり問題視していなかった。人間体での名も姿も知っている以上、最大限の警戒は出来る。だが他にアンデットがいるのだとしたら、それは問題だ。自分はそのアンデットの名前を知らず、必然的に姿も知らない。 ……誰がアンデットか解らない、か…… 始はデイバックを下ろし、中から名簿を取り出した。開かれたファイルには見開きを埋める名前の羅列がある。 数にして七十に及ぶ、殺し合いに招かれた者どもの名だ。そこには倒すべきものの名があり、愛すべき家族の友人と思しき名があり、それをはるかに超える数の見知らぬ者達の名があった。 始は羅列を幾度か見返して、 「無意味だな」 溜息をついた。どれほど読み返しても、文字は読み手が知る以上の情報を伝えることはない。読み返しは再確認以上の成果を作らなかった。 解ってはいたことだが、と自嘲し、ファイルを閉じ、 「……待て」 ようとした時、始の脳裏に一つの思考が閃いた。 閉じかけたファイルを開き、名前の羅列を読み返す。やはり字の羅列は、何度読み返しても新事実を教えてはくれない。 しかし推論を立てる、その助けとなった。 「アンデットは全部で五十三体。内、人間の姿になれるのは……十二体」 俗に上級アンデットと呼ばれるものどもだ。それ以外のアンデットは知能が低く、人間の姿にもなれない。 つまり人間の名を持たない。 「ハートスートの三体は封印されていると考えて……九体」 Aから10までのカテゴリーに属するハートスートのアンデットは、封印された状態で自分に与えられた。ならばJ、Q、Kも封印されて誰かに支給されたか、誰にも支給されていないかのどちらかだろう。 つまり殺し合いには、最大でも九体のアンデットしかいない。 殺し合いが行われている、この世界には。 ……おそらくここは、俺がいた場所とは途絶した場所にある…… 始がいた場所と今いるこの場所は、あまりにも違い過ぎている。 景色や環境が、ではなく、空間が。 空間や空気が持っている、匂いが。 途絶された空間に、最大でも九体のアンデット。 それらが封印されたとしたら、どうなるのか。 「――暫定的なバトルファイトの勝者となる……?」 立てた推論の答えはそれだった。 この場所で封印されていないアンデットは、自分を除いて最大九体。途絶されているなら、ここにいないアンデットは除外されたと考えられないだろうか。 だとしたら、この殺し合いはバトルファイトを一気に終極まで推し進めたものという事にある。 普通のアンデットなら、それで何というわけでもない。普通のアンデットは勝利という結果を統制者に捧げ、そこではじめて自らの種族を栄えさせる力を得られる。 しかし相川始はそれに含まれない。 相川始は普通ではないから。 相川始はジョーカーだから。 「俺は勝者となった時、統制者からの授与無く、力を発揮する」 滅亡の力。 ジョーカーの眷属。 ダークローチ。 「俺以外のアンデットを全て封印したら、あの力が使えるのか?」 ヒューマンアンデットの影響で温情を抱いた為に、忌避すべきと思っていた力。 だが今は、ヒューマンアンデットの影響を受けて温情を持った故に、欲する力。 アンデットに及ばないとはいえ。 殺せる存在であるとはいえ。 地上から全ての命を刈り取るまで、始の影より自動的に増殖する傀儡の群。 もしあれが使えるなら、自分は最強の殲滅力を持つこととなる。 参加者を一気に掃討する、圧倒的な数を。 「……しかし」 そこまで思い、反論も浮かんできた。 そもそも、本当にこの場所が途絶された空間なのか、という根本的な疑問だ。勢いでここまで理論だててみたものの、本当に途絶された空間など作れるのか。 確かにこの殺し合いを仕組んだ、あのプレシアなる女は自分達に空間転移をやってのけた。アンデットの中には時間を止めるものもいる。 空間を区切る能力、想像することはできる。 しかしそれが実在するという根拠にはならない。 「制限もある」 先ほど人間を殺し損ねた時に気づいた事だが、今の自分は全力を出せない状態のようだ。おそらくプレシアの小細工なのだろう。 身体能力や攻撃力が抑えられているのに、あの圧倒的製造能力が抑えられていない、という事があるのだろうか。 ……或いは…… それが狙いなのかもしれない、と始は思った。 自分にダークローチを生み出す能力を目覚めさせ、この殺し合いの場にいる者達を殲滅する。それも有りだ、という風に考えているのかもしれない。見せしめのように一人の少女を殺した、あのプレシアの挙動を回想して始は思う。 等々と思いあぐね、出した結論は、 「試すのも悪くないか」 その一言だった。 そもそも自分は、出会った者は皆殺しにすると決意した。 アンデットの封印にしたところで、結局は闘って倒す必要がある。ならば対処は同じだ。 もし巻き込みたくない誰かがいたのなら、この選択肢はない。 しかし現実には、誰もいない。 護りたい人など、誰もいない。 だから試すことも、辞さない。 成功すればそれでよし。失敗しても損はない。 「要は優先順位の問題だ」 アンデットと思しき者を率先して倒す。 それ以外も殺すが、優先順位はアンデット以下とする。 「俺はジョーカーだ。……そう言えば、ある程度は見極められるか」 上級アンデットどもは、ジョーカーの存在を知っている。恐れ忌み嫌っている。だから自分から告白すれば動揺を誘えるだろう。 確認はそれぐらいで十分だ。 だってどのみち、遭遇した相手は皆殺しだから。 護りたい人なんて、一人もいやしないんだから。 どうせ自分は、ジョーカーなのだから。 「こんな所か」 浮かんだ推論と取るべき行動、その折衷案を完成させて始は頷く。 気づけば、いつの間にか腕を組んでいた。それを解き、足下に置いていたデイバックを掴み上げて胸の内に意思を作る。 ……市街地を目指そう…… 屈めた身を起し、始は再び遠地を見つめた。分断された木々より見える夜空、そこには変わらずビル群の影がある。 先ほど名簿と共に確認した地図によれば、傍を流れるこの川は市街地も横断している。 市街地ならば、アンデットでなくとも人は集まり易いだろう。戦闘のために遭遇を望むなら、そこに向かうのは当然というものだ。 この川を沿って歩けば、やがては市街地に至る。 ならばこれに沿って歩けば、やがては市街地に至るだろう。 「――待っていろ」 まだ見ぬ化物どもに向け。 まだ見ぬ人間どもに向け。 相川始の声は、足音とともに放たれた。 ――――ハートのカテゴリー2が、くすんだ気がした。 【1日目 深夜】 【現在地 A-7 川(崖)付近】 【相川始@魔法少女リリカルなのは マスカレード】 【状況】健康、カリス形態 【装備】ラウズカード(ハートのA~10)@魔法少女リリカルなのは マスカレード 【道具】支給品一式、ランダム支給品×1 【思考】 基本:栗原親子の元へ戻るために優勝を目指す。 1.アンデット(もしくはそれと思しき者)を優先的に殺す 2.見つけた参加者は全員殺す 3.川を辿って市街地を目指す 4.あるのならハートのJ、Q、Kがほしい 【備考】 ※参戦時期はACT.5以前。なのは達の事は名前のみ天音より聞いた事がある(かもしれない)程度です。 ※自身にかけられた制限にある程度気づきました。 ※首輪を外す事は不可能だと考えています。 ※「他のアンデットが封印されると、自分はバトルファイト勝者となるのではないか」という推論を立てました。 ※相川始本人の特殊能力により、アンデットが怪人体で戦闘した場合、その位置をおおよそ察知できます。 ※カリスラウザーは相川始本人の特殊能力によって発現する物です。任意で自在に出現させられます。 【ダークローチ】 相川始(ジョーカー)がバトルファイトの勝者(始以外の全アンデットが倒された状態)になった際、始の影から出現する怪人の群。 地上に存在する全生物を絶滅させる事を本能とし、それを完遂するまで無限に影から這い出してくる。自我はなく、近辺の生物を自動的に襲う。なので始にも制御は出来ない。 アンデットではない為、戦闘力・治癒力は遠く及ばず、殺すことは出来る。 ダークローチ製造能力が使用可能かどうかは、後の書き手さんにお任せします。 Back 舞い降りた翼 時系列順で読む Next 仮面の告白 Back 童子切丸は砕けない(後編) 投下順で読む Next 仮面の告白 Back 誰がために彼の者は行く 相川始 Next 残酷な神々のテーゼ(前編)