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代金の支払いをしに東京へ。 商品は原則的に手渡しはない。 お互いのリスクを軽減するため。 大体どっかのコインロッカーに入ってる。 ただコピー屋も鍵は持ってない。 だから俺達はコピー屋に携帯番号を聞けばいい。 鍵を持ってる奴の。 この日もいつもと変わらないやり取りで終わるはずだった。 ってかそう信じてた。 最初に気づいたのは喫茶店を出てすぐ。 つかず離れずにこっちについてくる奴がいる気がした。 「・・・・小池君、電車で帰れるか?車は俺が拾って帰る。」 「はぁ?いきなり何言い出すんだ?」 小池君は鳩が豆鉄砲喰らったような顔して言った。 「まだわからんけどもしかしたらつけられてる・・・かも。」 「・・・・嘘だろ?」 「かもだけどな。でも用心するにこした事はないよ。電車ならけっこう人の目はあるだろうし。今日は回収諦めて後から来よう。」 「でもそんなら2人で電車乗った方がいいんじゃねーか?」 「俺は途中でまいて逃げるよ。ついてきてるのが1人ならまける。それにこんな時のために俺を混ぜたんだろ?いいから行ってよ。」 「・・・・わかった、地元着いたら連絡するわ。気をつけてな。」 そう言って小池君は雑踏の中に紛れて消えた。 俺も後を追うように遠回りしながら車の置いてある駐車場に戻ってった。 「おい、ちょっと待てよ。」 後ろを振り返る。 そこには2人のでっかい奴とちっちゃい奴が立ってた。 警察か?ヤクザか?。歳は22~3ぐらいだ。 「抵抗する気がないなら両手を挙げろ。挙げないなら無理矢理だ。ちなみにこの駐車場は囲まれてるけどどうする?」 周りを見回すといかにもな車が停まってる。 どうやら後者のようだ。 終わった。 俺は大人しく両手を挙げた。
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「待ったか?」 人を呼び出しといて遅刻する奴。 相変わらず5分前行動は出来てないらしい。 相手が女の子なら優しく「いま来たとこだよ。」って言ってあげるとこだけど、信義じゃ無理。 「遅せーよ。次があんだから早くしろよ。」 もちろんない。 つまらない見栄だ。ただの暇人だと思われるのも悔しいからな。 「悪りい悪りい。なるべく手短に話すよ。」 そう言って信義は話し始めた。 ことの発端は、テレクラ。 当時は今みたいに携帯サイトでお手軽に出会い系なんてない時代。 メールなんてショートメールで半角50文字までしか入らない時代だぜ、信じられるか? おかげでテレクラが大流行。 ヤクザなんかが経営してたりするのが多かった。 もちろん、今も援助交際なんかよくある事だけど、みんな携帯で相手を探すだろ? 当時はそれがテレクラだった。 携帯で気軽に出会える今から考えるとハイリスクで尚且つ、手間がかかるけどそれはそれでゲーム感覚でそれなりに楽しかったんだろう。(俺は使った事ないけどな。) システムは1時間たしか3000円ぐらいでテレクラに入りそこにかかってくる電話をひたすら取って女の子にアポをとる。 話が決まれば待ち合わせをして夜の街に消えてくって感じ。 そこらへんは今と大差ないけどな。 で、ここからが本題。 援助交際する奴って大体2つぐらいのグループに分類される。 1つは完全個人の自己責任での個人商店型。 これは電話から値段交渉まで全て1人でこなしてく。 もちろん、なんかあった場合はそれが完全に自分に還ってくるタイプな。 その代わり利益は全て総取りできる。 まぁ、世間一般の春を売る奴らは大体こっち。 もう1つは管理型。 これは手配師みたいな役割の奴がテレクラなんかに電話して交渉する。 客のニーズに応えて用意してる女の子を客にあてがって利益の何割かを手配師が貰う。 まぁ、簡単に言うと組織売春みたいなもんだ。 今回のトラブルはこっち。 信義の知り合い(何で知ってるのかは謎だけどな。)の手配師が梅島企画の連中とトラブって追い込まれてるらしい。 そこまで聞いて俺は話を止めた。 「大体わかったけど、とりあえず本人連れて来いよ。本人からきちっと聞かなきゃ、YESともNOとも言えないだろ。いま呼べるなら呼んでくれ。」 信義が電話をかけに表に行く。 俺はトラブルよりもこの手配師に興味があった。 どんな奴が女の子達をその気にさせて春を売らせるのか。 後学のために是非とも聞いておきたいとこだった。 「今から来れるって。ちょっと迎えに行ってくるわ。」 そう言うとまた表に出てっちまった。 せっかちな奴だ。 15分後、俺の前に現れたのは2人のかわいらしい女子高生だった。 信じられるか? 俺は神様を呪ったね。 何でこんな出会い方しかできないのかをな。
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「待ったか?」 すでに骨折は待ち合わせ場所のファミレスに来てた。 時間に正確な壊し屋。 なんだか悪い冗談に思えてきた。 「・・・・いいや、今さっき来たとこだ。それでどこに行けばいいんだ?さっさと金にならない仕事は終わりにしたいんだけどな。」 「アンタの言いたい事はわかってる。でもまずは確認からだ。それと無関係な人間は巻き込まない。それができるか?」 骨折は鼻で笑った。 「どこの世界に他人の心配するヤクザがいるんだ?邪魔な奴は片っ端からなぎ倒してきゃいい話じゃねえか。」 「万が一アンタが下手打ってウチの組に迷惑かけた時は俺がアンタからケジメを取らなきゃならない。なるべくならお互いのためにそんな事がない様にしたいだろ?言う事は聞いてくれ。」 「・・・・わかったよ。ここは兄さんの顔を立てておく。で、相手はどこにいるんだ?」 「いま探してる。なるべく人数少ない方がやりやすいだろ。警戒されてるから完全に1人ってのはないだろうけど。ちょっといま張り付いてる奴に連絡してみるわ。」 俺はマイク君に電話した。 「もしもし、マイク君いまどこ?」 「イマミナミグチノゲームヤノマエダヨ。ボディーガードガゼンブデ3ニン。」 「帰りがけ狙うか?さすがに4人はキツイだろ。」 骨折は首を横に振った。 「そのぐらいなら問題ない。どっかカメラがないとこに入ってくれればいいんだけどな。」 いやに冷静だったのを覚えてる。 「理想的なのは飯屋の駐車場とかかな。コンビニだとリスクが多い。とりあえず俺達もご一緒させてもらおう。ここで待ってたらすぐに動けないだろう。」 マイク君と合流する事になった。 あらかじめ用意しといた金融流れのハイエースに乗り込む。 「・・・・アンタ一人で大丈夫なのか?俺達は表立って動けない。失敗したらウチの組も敵に回す事になるぞ?」 「心配するなよ。何年これで飯喰ってきたと思ってんだ?アンタらが兎なら俺はライオンだぞ?」 上から見られて少しムッとしたけど黙ってた。 沈黙を破るようにマイク君から電話が鳴った。 「イマサウナノチュウシャジョウハイッテッタヨ、イソイデキテ!」 滑り込む様に俺達もサウナの駐車場に入る。 「ちょっくら行ってくるわ。」 奴はまるで散歩にでも出掛けるかの様に車から降りた。 ライオンを兎の群れに離した瞬間だった。
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アーカイブ @wikiのwikiモードでは #archive_log() と入力することで、特定のウェブページを保存しておくことができます。 詳しくはこちらをご覧ください。 =>http //atwiki.jp/guide/25_171_ja.html たとえば、#archive_log()と入力すると以下のように表示されます。 保存したいURLとサイト名を入力して"アーカイブログ"をクリックしてみよう サイト名 URL
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「てめぇいつからこんな弱くなっちまったんだよ。薬なんか喰ってっからだろーが。」 「…。」 「そんなに欲しいならちょっと待ってろ。こんなのは納得できねーよ。」 俺はその足でコンビニに向かった。特攻服の上だけ脱いで顔にタオル巻いて。 鉄パイプ片手にコンビニ強盗。レジの中には5万位しか入ってなかった。 その金を格さん渡した。 「これで薬でもなんでも買ってこい。ここで待ってるから。必ず戻ってこいよ。」 格さんはその金を握りしめてフラフラと歩いて行った。結局、これが俺が最後に見た格さんの最後の姿になった。 その後は転がる様に早かった。俺の高校卒業を待って、警察は俺を逮捕した。 真也に対する暴行と強盗。それと共同危険行為。 俺は少年刑務所に送られた。 そこに入ってしばらくしてから格さんが電車に飛び込んで自殺したのを知った。 墓に行けたのは出てきてからだから死んで1年ぐらい経ってからだった。 香織もさすがにそんなには待ってくれなかった。 俺達は別れた。 職もなくチンピラみたいな生活を続けてどんどん荒んでいく。 俺は19でヤクザになった。
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こんな時、ドラマや映画だったら助けがきたりして窮地を脱出できたりするけど現実はそんなに甘くない。 俺の願いも虚しくガムテープで口と目を塞がれて手足を縛られまるで芋虫。 そのままトランクに放り込まれた。 暗闇は時間の感覚を麻痺させる。 暗闇の中で唯一動いてるのは、上着の内ポケットに入ってる携帯だけ。 マナーモードにしっぱなしだった。 こんな時に限って電話がやたらとかかって来る。 小池君じゃなきゃいいけど。 ……一体どれぐらい走ったんだろう。 ブレーキで車が止まったのがわかった。 トランクが開いて表に出される。 足だけ自由にされて両手をつかまれた。 きっと逃げられないだろう。 「歩けよ。」 引きずられる様に進む。 靴を脱ぐように言われた。どうやら室内らしい。 椅子に座らされて乱暴に目と口のテープを剥がされた。 久しぶりに入る光は蛍光灯だった。 なんか小綺麗にされてるマンションの部屋。 不意打ち気味に背中に木刀を喰らった。 そっからはお決まりで30分近くの殴る蹴るをうけた。 きっとコイツらあとちょっとしたら「上の人間が来る。」って言い出すんだ。 「・・・・いまから兄貴が来るから。」 ほらな、やっぱり。 俺はたたき起こされて、椅子に座らされた。 やっと一息ついたところで入口のドアが開いた。 続きます
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この物語は斉藤a.k.a.タッキー&右翼の実体験を基に創作されたフィクションであり、登場する人物、団体、組織名は架空の物です。
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土曜日の朝、俺は真也からの電話で起こされた。 「朝早くに悪いな!なんか昨日のおっさんが会社に来てるんだけど!」 「あー・・・・そう、わかった、そしたらウチの組の名前と事務所の場所教えといて。あとこっちでなんとかしとくから。おやすみ。」 寝起きで頭が回らない俺は気の抜けた様に答えて電話を切った。 次に電話が鳴ったのは30分後。 兄貴からだ。 「お疲れ様です。こんな時間にどうしたんですか?」 こんな健全な時間に兄貴からかかってくる電話は大体ろくなもんじゃない。 「・・・・いまからウチに迎えに来い。一緒に事務所行くぞ。一体お前、何やったんだ?船越さんがお前の事呼んでるぞ。」 船越さんは兄貴の更に上の兄貴。 組の幹部。 一体俺に何の用だろ。 わからなかったけどとりあえず兄貴を迎えに急いだ。 兄貴を拾い事務所に着くとすでに船越さんは応接室の椅子に座ってた。 髭にメガネと一見して人当たりは良さそうだけど、目の鋭さは他と変わらずヤクザと自己主張してる。 おっかない。 「兄貴、ご無沙汰してます。今日はどうしたんですか?」 「オウ、仁、久しぶりだな。元気か?それよりその兄ちゃんか?」 「ハイ。コイツですけど。何かしたんですか?」 「仁、ちょっと席を外してくれ。また後で呼ぶわ。」 「・・・・わかりました。よろしくお願いします。」 兄貴が席を外すと船越さんは顎で俺に座る様に促した。 「・・・・失礼します。」 「早速なんだけど兄ちゃん昨日、鳶町で喧嘩したか?正直に話せ。」 「・・・・ハイ。でもあれは不可抗力ですよ、俺達が絡まれたんですから。」 「いいから話を最後まで聞けって。昨日、兄ちゃんがぶん殴った奴な。アレ、俺のタメのナイトOBなんだわ。三の丸に古着屋あんだろ。いつも表に350のSSが停まってるとこ。アソコのオーナーで榊って奴。」 たしか三高下(第三高の坂の下)にいつも単車が停まってる古着屋があったな。 アソコか。 「人殺し榊っつってな。いつもバタフライナイフ持ち歩いててすぐに相手を刺す事で有名な奴だ。こっちの世界に知り合いなんかがわんさかいる。」 たしかにバタフライナイフは持ち歩いてた。 そしてナイトOBだとたしかにヤクザなんかが多いしめんどくさい。 「で、金かなんか要求してきたんですか?」 俺はたまらず尋ねた。 だってそうだろ、自分から突っかかってきてこの仕打ちは理不尽すぎる。 「イヤ、金じゃないけどお前これから時間あるか?ちょっと榊の店に顔だしとけ。これでメロンでも買って渡しときゃ大丈夫だろ。」 船越さんは財布から万札を出して俺に握らせた。 「じゃあ頼んだ。よろしく言っといてくれ。」 そう言って船越さんは事務所を後にした。 「兄貴帰ったけど何だったんだ?」 俺の兄貴が尋ねてきた。 事の顛末を言おうとしたけどやめておいた。 こっちの兄貴は頭下げるのが大嫌い。 これ以上余計な揉め事になるのはさすがに勘弁だ。 「なんか代わりに見舞いに行ってくれって言われました。今からちょっと行ってきます。兄貴はどうしますか?」 「病院なんて行っても看護婦の姉ちゃんかわいくなかったらつまんねえから帰る。送ってけ。」 さすがは兄貴。 教養や知性なんかどこ吹く風だ。 俺は兄貴を送って行ってその足で小泉のいるイズミヤにメロンを買いに向かった。
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事務所に着くと仁さんは白紙の借用書を俺の前に出した。 「これにサインしろ。額面はコッチで決める。」 「あの・・・・何ですか、コレ?」 たまったもんじゃない。 こんなのにサインしたら籠の中の鳥だ。 「お前は俺を使ったんだ。当然の対価だろ。なんだお前、もしかしてボランティアで助けたと思ってんのか?ふざけんな!ヤクザなめてんのか?コッチは危ない橋渡ってんだ。体張るのはテメーじゃなくて俺なんだよ!」 「でもいくらなんでもこれは理不尽すぎますよ!いくら書かれるかわかったもんじゃない。納得できませんよこれじゃ!」 「テメーが納得するかしないかじゃねぇ、俺が納得するかしないかだ。そこんとこ間違えんな。」 みんなわかったろ、やっぱりどんないい事言ってても本質はヤクザ。 いくら知り合いだろうがなんだろうが容赦はしない。 仁さんが昔、うまい事言ってた。 かっこいい事言う奴は信用するな、ろくなもんじゃねぇ。 これ、正解。 身に染みてわかる頃には全て遅いんだけどな。 「・・・・でも払えないですよ、仕事もないし。その金ももうあてにはできないし。どうすりゃいいんですか?」 仁さんは笑いながら言った。 本日初めての笑顔。 満面の笑みってのはこう言うのの事を指すんだろうな。 いやらしい。 「お前はウチの組に入れる。俺の下に付いて借金返してけ。面倒は見てやる。いいな?」 選択の余地はないらしい。 目が笑ってない。 「たとえば俺が断ったりしたらどうすんですか?あと小池君は?小池君もヤクザにするんですか?」 小池君まで巻き込む訳にはいかなかった。 「アイツはダメだ。コッチ側向きじゃない。」 タバコをふかしながら仁さんは続ける。 「ただの好奇心旺盛なガキだ。いつか今日みたいな日が来ちまうよ。その点お前は抜け目がない。うまく立ち回ればものになる。で、どうすんだ?来んのか?それともここでサヨナラするか。自分で決めろ。まぁ、サヨナラしたとこで莫大な借金で一生が潰れるけどな。お前に選択肢はないよ。さっきも言ったけど、決めるのは俺だ。お前の事は気に入ってんだからガッカリさせんな。」 これ以上話しても平行線。 覚悟は決まった。 俺は19で一般社会から離れヤクザになった。 これが8年前の話。 それからどうなったって? それはまた別の話だな。
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さて、どうしたもんか。 ビデオは取り返さなきゃならないし、尚且つ2度と近づかないようにしなきゃならない。 なかなか骨が折れる。 「まず条件を決めよう。お前らだって体売ってるくらいだから需要と供給ぐらいわかるよな?さすがに無償って訳にはいかない。もちろん成功報酬でいい。できなきゃなんもいらないよ。」 チエとハルは黙った。 この手の交渉じゃ相手にちょっとした逃げ道を作らなきゃならない。 いくら可愛げのない女子高生のコイツらだってクライアント。 ビジネスライク。(あんまり意味の分からない言葉でも覚えると使いたくなるのが人間だよな。) 「じゃあお前らが稼ぐ売上の1割くれよ。それなら安いもんだろ?それで無理なら請けない。」 「ちょっと考えさせてよ。それからでもいいでしょ?」 これ以上追い込んでもしょうがない。 コイツらは俺に頼る以外道がないのもわかってる。 「2人でよく相談して決めろよ。安い金額じゃないからな。話がまとまったら連絡くれ。あと、昼間は出られないから夜な。よろしく頼むわ。」 「・・・・ホントにどうにかしてくれんでしょうね?」 チエが口を開いた。 疑り深いメスガキ。 めんどくさい。 「そんなら他当たれよ。そもそも自業自得だろ?なんでこっちから頼まなきゃならねえんだよ。そんなに信用できないなら、俺は降りる。」 「ゴメン、いま正直いっぱいいっぱいなんだ。アイツら学校の前まで来て集金するの。このままじゃ学校にバレるのも時間の問題。お金はなんとかするから、お願い、助けて。」 それは切実な願いだった。 いい悪いは別としても損得勘定なしで、思いのこもった願いってのはなんとかしてやりたいって思う。 「学校何時に終わる?」 「明日は3時半。」 「わかった、俺も行くよ。学校の前に3時半な。」 これで無事、罠にはまった訳だ。 俺の所に来るトラブルなんて大概すでに触れないぐらい真っ赤になったヤカンと一緒。 誰も触らず関わらずでキラーパスされて、落ち着く場所に落ち着く仕組みになってる。 毎回俺の所に来ない様に祈るのに神様は不公平だ。