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登録日:2020/11/17 (火) 11 49 38 更新日:2023/07/24 Mon 19 41 24NEW! 所要時間:約 10 分で読めます ▽タグ一覧 Mr.ビーン コメディ ホイッスラーの母の肖像 ローワン・アトキンソン 下剤 映画 洋画 絵画 ビーン(原題 Bean)とは、1997年にアメリカ・イギリス共同で製作されたコメディ映画である。 イギリスの人気コメディ番組Mr.ビーンの劇場版である。 日本では1998年に公開されている。2007年には続編的立ち位置の『Mr.ビーン カンヌで大迷惑?!』が公開されているが、物語上などの繋がりは特にはない。 製作国:アメリカ合衆国、イギリス 製作:ピート・ベネット=ジョーンズ、エリック・フェルナー、ティム・ビーヴァン 監督:メル・スミス 原作:ピーター・ベンチリー 脚本:リチャード・カーティス、ロビン・ドリスコル 音楽:ハワード・グッドール 配給:ポリグラム・フィルムド・エンターテインメント(英国)、ギャガ=ヒューマックス(米国) 公開:1997年8月1日 上映時間:89分 次作:Mr.ビーン カンヌで大迷惑?! 概要 イギリスのITVで放送され国民的人気を博した人気コメディ番組『Mr.ビーン』の劇場版作品である。 劇場用作品ということでスケールを大きくする意味合いもあり、舞台をアメリカのロサンゼルスに移し、撮影の多くもアメリカで行われている。 基本的にほとんどセリフなどの存在しないビジュアルコメディであったTV版とは異なり、ビーンもよくしゃべり、普通のコメディ映画といった仕上がりになっている。登場人物や設定も原作とは大きく異なる面も多く、映画化というよりはスピンオフ的な立ち位置の方が近いかも知れない。こうした作風の違いには英国内はもとより、日本の原作ファンからも否定的な意見も見られていた。 その一方、原作のギャグシーン(例:マグカップが割れたので口の中にコーヒーの素やお湯を入れて作る)や王室ネタなど原作の要素が引き継がれている部分も多く、原作でおなじみのミニ(愛車)やテディ(ぬいぐるみ)も登場するなど、原作を意識したシーンも多い(これはこれで、使い回しという否定的意見もあるが……)。 とはいえ、作風はやや変わっても、アトキンソン演じる自由で破天荒で、それでいて憎めないビーンの魅力は変わらず、ストーリーも笑いあり、スリルあり、涙ありとなっており、ビーンの新たな魅力にあふれる映画に仕上がっている。 原作シリーズの人気もあり、米英でのヒットはもとより、日本でも演じたアトキンソン氏が来日し「ビーン旋風」が巻き起こるなど、大ヒットを記録している。日本ではMr.ビーンシリーズはそれまでは不定期な放送であったが、このヒットを受けてレギュラー放送が行われている。 あらすじ Mr.ビーンは美術館(ロンドンのナショナル・ギャラリー)で警備員として働いていたが、居眠り常習犯であることをはじめ様々な問題を起こすトラブルメーカーであり、学芸員達は手を焼いていた。何とか厄介払いしようともくろむものの何故か会長はビーンをえらく気に入っており、それも出来ずにいた。 そうした矢先、パリのオルセー美術館に収められているアメリカ出身画家の名画『ホイッスラーの母の肖像』がアメリカロサンゼルスのグリアソン美術館に移ることとなった。この一大イベントのため、アメリカ側はロンドン側に会議の式典で講演が出来るような高名な学者の派遣を依頼する。ナショナルギャラリーの学芸員達は、これ幸いとばかりに絵の知識など皆無なMr.ビーンを「絵画の分野における世界的天才ビーン博士」に仕立て上げ、ロサンゼルスに派遣してしまう。当の本人はアメリカ行きを大喜びするが……。 一方、グリアソン美術館の学芸部長であるデヴィッドは、根っからの絵画好きで仕事熱心であった。しかし、それ故に家庭を省みることが少なくなりつつあり、最近は家族との関係が冷え込みがちであった。『ホイッスラーの母の肖像』招致という一大イベントに美術館職員として情熱をかけるデヴィッドは、「ビーン博士」を自宅に泊めて接待することを決めるが、家族からは案の定反対され、家族関係はますます険悪なものとなってしまう。 いよいよ渡米するビーンだが、アメリカへ向かう機内で吐物をぶちまけたり、到着した空港で騒動を起こしたりと、さっそく警察の厄介になる。どうにかデヴィッドのフォローもあり見逃してもらい、彼の家に厄介になる。しかし、さっそく変人ぶりを発揮するビーンに家族の受けは最悪で、妻は子供達を連れて帰省してしまう。 翌日、ビーンはグリアソン美術館に招かれ、スタッフからは変人ぶりに驚かれつつも、どうにかその場を乗り切る。帰宅後にデヴィッドはビーンを米国の美術館に誘うが、ビーンはアメリカらしく遊園地観光を希望。二人は遊園地を楽しむも、ビーンが勝手にアトラクションを改造するという事件を起こし、再び警察の厄介になってしまう。 どうにか見逃してもらい帰宅するが災難は終わらず、館長であるグリアソン夫妻が突然デヴィッド邸を訪問し、妻不在の中でデヴィッドは料理をふるまわなければならなくなる。仕方なくビーンが料理をするがやはり結果は散々で、七面鳥が大爆発し、呆れた夫妻は帰ってしまう。これまでも薄々怪しいと思っていたデヴィッドだが、ここに来て遂にビーンが博士などではなく、絵画の知識も皆無な本当のただの変人であることを知り絶望する。 そんな中、ついに『ホイッスラーの母の肖像』が美術館に到着する。警備手順の説明のためデヴィッド達は部屋を出て行き、よせば良いのにビーンは1人絵の前に残されたが、うっかり絵画にくしゃみをぶちまけてしまう。何とか汚れた絵画の修復を試みるが、絵は却って悲惨な状態となり、それを見たデヴィッドは絶叫する。何とか絵画をしまってその場をしのいだが、明日の公開の時になれば全てが明るみに出てしまう。すっかり自暴自棄になったデヴィッドはビーンを誘ってバーでしこたま飲んだくれてしまう。2人はべろんべろんになって帰ると、運悪く帰省していたはずの妻に出くわしてしまい、2人の酔っぱらい姿に呆れた妻はデヴィッドに離婚を言い渡す。大好きな絵画の仕事も、家族も失うこととなるであろうデヴィッドを横目に、ビーンはさすがに申し訳なさを感じる。何とか絵画公開イベントを乗り切るため、ビーンはある計画を企てるのであった……。 はたしてビーンは絵画の公開イベントを無事に乗り切り、そして冷え切った家族の絆を取り戻すことは出来るのか!? 登場人物 ◆Mr.ビーン(演:ローワン・アトキンソン) ご存じわれらがビーン。原作では職業は不明であることが多かったが、今作では英国の由緒ある美術館の警備員という設定(別記の通りスピンオフ・パラレル的側面もあるため、原作の彼も同じであるかは微妙なところ)。美術館でも真面目に働かずトラブルばかり起こすが、どういうわけか館長にはえらく気に入られており、周囲も彼をクビには出来ずにいた。 基本的には原作通りの自由きままなトラブルメーカーで、アメリカでも様々なトラブルを巻き起こす。一方で、「遊園地のアトラクションをわずかな時間で改造する」「誰にも気づかれずに美術館に潜入し目的を成し遂げる」「銃で撃たれた重症患者の身体から素手で銃弾を摘出し、救命して医師達から絶賛される」など意外な能力を発揮する一面もある。 また単にふざけているだけではなく、デヴィッドがホイッスラーの母誘致に全力を挙げていたことを知り反省した際には、全力で絵画をどうにか元に戻そうと奮闘したり、ジェニファーが意識不明となった際も本気で心配し救命していた。 そんな彼の集大成である感動のスピーチは必見である。 だが原作との最大の違いは、今作の彼は喋るのである。 そう、喋るのである。 原作でも全く喋らない訳ではないが、多くは鼻歌程度のものである。しかし、今作ではかなり長いセンテンスを話すことも多く、上記のスピーチではかなり長いこと喋っている。 原作を知るファンには違和感を感じるものも多く、この点は賛否両論である。 しかし喋らずに動きだけで表現するシーンなども多く、原作を意識した表現は崩してはいないともいえる。 吹き替えは現在視聴がしやすいBD版では江原正士が担当している。その他、どの吹替担当声優もアドリブを入れたり、鼻歌を交えたりなどしてビーンの独特の雰囲気を再現している。 ◆デヴィッド・ラングレ(演:ピーター・マクニコル) グリアソン美術館のスタッフであり、根っからの絵画好きである。仕事熱心な人物だが、それゆえに家庭を疎かにしがちで、近頃は妻や子供達との関係も冷え切っていた。フランスからの『ホイッスラーの母の肖像』誘致という一大イベントに情熱を注ぐが、ビーンの為に散々な目にあうことになる。 しかしそれは図らずも、彼に家族との向き合い方を考えさせられることになる。ある意味今作は彼の成長物語と捉えることもでき、ビーンの相棒ポジションであると同時にもう一人の(あるいは真の)主人公でもある。 BD版における吹き替えは、今は亡き納谷六朗氏が担当している。普段は納谷氏らしい穏やかな様子でありつつ、落胆シーンでの絶望するような演技はさすが声優と感心させられる。 TV放送ではばいきんまんなどでおなじみの中尾隆聖が担当したこともあり、こちらは発狂シーンに定評があるが、現在は視聴が困難なのが残念である。 ◆アリソン・ラングレー(演:パメラ・リード) デヴィッドの妻。仕事ばかりで家庭をあまり顧みない夫との関係は冷え切っている。 変人ビーンを勝手に居候させたことで今までの鬱憤が爆発し、子供を連れて実家に帰省してしまう。 だが、ある出来事をきっかけにデヴィッドとの愛を取り戻し、そのきっかけを作ったビーンとも笑顔で接するようになる。 ◆ジェニファー・ラングレー(演:トリシア・ヴェッセイ) デヴィッドの娘。反抗期真っただ中であり、悪いバイク乗り仲間とつるんでいる。 終盤、友人の運転するバイクの後ろに乗っていた際に交通事故に遭い、意識不明となり入院してしまうが……。 母をも超える、今作最大のツンデレ。 ◆ケヴィン・ラングレー(演:アンドリュー・ローレンス) デヴィッドの息子。来て早々に面白い芸を披露してくれたビーンとはすぐに打ち解けるが、やはり家庭を省みたい父へは不満があったようで、母が帰省した際には一緒に出て行っている。 かなりおませで下ネタも平気で話している。彼の部屋にはムフフなポスターがあるらしいが、これがビーンに起死回生のヒントを与えることとなる。 ◆ジョージ・グリアソン(演:ハリス・ユーリン) デヴィッドが勤務するグリアソン美術館の館長。時間に厳しいことで有名で、デヴィッドに「ホイッスラーの母の公開イベントが失敗したらクビだぞ」と平気で言うなど、かなり厳しい人物である模様。 その一方で、ビーンの奇人変人っぷりを見てもスルーするスキルも持ち合わせるなど、意外と大物なのかもしれない。 ◆ブルータス警部補(演:リチャード・ガント) ロスの警察官であり、空港や遊園地で騒動を起こしたビーンを拘束し、取り調べる。しかしあまりにも破天荒すぎる彼には、歴戦の警察官である彼もお手上げであった。 終盤、市街で起きた強盗事件に立ち向かうが、逆に犯人に撃たれて重傷となり、病院に搬送される。しかし、病院ではひょんなことからビーンが医師と取り違えられてしまっており、彼の手術を担当することになる。意識を取り戻した彼だったが、執刀医がビーンだと気づくと再び意識を失ってしまうそりゃあそうだ。おそらく本作最大の被害者。 「ビーン、あなたは何かドラッグでもやってるのかね?」「(薬はしていないというビーンに)そうか……何か薬が必要みたいだぞ」「(ビーンを相手するくらいなら)武装したギャングを相手にする方がはるかにまし」など名言も多彩。 現実世界にビーンがいたらどういう対応になるのかもよく分かる。 ◆グリアソン美術館の警備員(演:クレジットなし) グリアソン美術館の警備員で、絵画公開前の当直警備も任されていたが、そこで彼に大きな不幸が訪れる……。 警部補と並ぶ本作の被害者ツートップ。彼のトイレを求めるシーンは本作屈指の爆笑ポイント。 何気に終盤の病院シーンにも登場している。 余談 今作のキーアイテムである「ホイッスラー作 灰色と黒のアレンジメント第1番、画家の母の肖像」は実在する絵画で、現在もフランスのオルセー美術館に収められている。本作が米英合作映画という事で、「ロンドンで活躍したアメリカ人画家」であるホイッスラーの作品が選ばれたものと思われる。オルセー美術館の関係者がよく許可を出したものだ……。 上記の通りTVシリーズとは作風などが大きく異なるため、日本も含む世界中の原作ファンからは、現在に至るまで否定的な意見も少なくなくはない。一方で「これはこれであり」との意見も多く、笑って泣ける名作コメディ映画としていまだに愛されていることもまた事実である。また本作をきっかけにMr.ビーンの存在を知り、ファンになった者も少なくない。 DVDやTV放送でカットされたシーンも多く、これらはBD版に特典として収録されている。 追記・修正は下剤入りコーヒーを飲んでからお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] ??? コメント欄おかしくない? -- 名無しさん (2020-11-17 12 05 24) ジョーズ(映画)の項目のヘッダーフッターをそのままテンプレにしてるでしょ だめだよこういうことしちゃ 特に投票回数までそのまま持ち越しているのはかなり問題です -- 名無しさん (2020-11-17 12 09 18) 実現しなかったシーンで、エンドロール後に地震が起きて絵の額縁が破損しポスターだとバレるオチが。 -- 名無しさん (2020-11-17 19 03 57) ↑2 消してみたけどいいのかな? Mr.ビーンとしてはTV見てると物足りないけど、映画は映画で忘れられない場面もあるんだよなぁ。 -- 名無しさん (2020-11-17 19 08 59) なんか文章の「、」を使うとこが全部「,」になってる…何で? -- 名無しさん (2020-11-17 19 24 09) 悪ガキがそのまま大人になったようなビーンのキャラがスポイルされたのが最大の不満だった。 -- 名無しさん (2020-11-17 19 33 22) 映画になるとなると、TVのビーン節を知らない人もターゲットにしなきゃならんからなあ。内容的にアメリカだけじゃなくフランスでも公開するかもしれないし -- 名無しさん (2020-11-17 19 52 19) ”関係者以外立ち入り禁止” -- 名無しさん (2020-11-17 22 10 31) ビーンの正体を知った直後「Yesterday」を歌うのは笑ったよwしかもそこにすら邪魔してきたというw -- 名無しさん (2020-11-17 22 14 33) 遊園地のアトラクション暴走、序盤でエチケット袋をパンするシーン、中指立てるのを勘違いするシーンは何回見ても笑っちゃうww -- 名無しさん (2020-11-18 14 56 14) ホイッスラーの母の顔が -- 名無しさん (2023-06-30 19 31 13) ↑しくった。ホイッスラーの母が「ピノキオのお父ちゃんみたいな」顔になってしまったシーンはかなり笑った記憶がある -- 名無しさん (2023-06-30 19 31 51) 名前 コメント
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登録日:2010/06/25 Fri 02 31 56 更新日:2024/06/03 Mon 12 17 51 所要時間:約 3 分で読めます ▽タグ一覧 2002年 2300年未来への旅 SF ×B級映画 ○特A級アクション映画 アクション アミューズピクチャーズ イェイツ詩集 ウィリアム・バトラー・イェイツ エクストリームアルプス一万尺 カート・ウィマー ガンアクション ガン・フー ガン=カタ クリスチャン・ベール グラマトン・クラリック ショウゲート チャンベールバトル ディストピア プロジアム メトロポリス ヤン・デ・ボン リブリア リベリオン 佳作 傑作 反逆 座頭市 後のジョン・ウィック 映画 木曜洋画劇場 殺陣 洋画 父親よりよっぽど利口な息子娘達 良作 華氏451度 近未来 銃撃戦 "No.Not without incident." (いいや、これからが本番だ) 俺が世界を覆す! アクション新世紀が遂に幕を開けた!それがガン=カタ(GUN=KATA)アクションだ!! 近未来、究極の戦闘武術〈GUN=KATA〉を持つ男が洗脳国家を打ち砕く!! 『リベリオン』とは、2002年(日本では2003年)に公開されたアメリカ合衆国のSFアクション映画。 監督:カート・ウィマー プロデューサー:ヤン・デ・ボン 主演:クリスチャン・ベール 日本配給:アミューズピクチャーズ(現:ショウゲート / 博報堂DYミュージック ピクチャーズ) 【概要】 低予算のためか宣伝があまりされず、僅か1ヶ月で公開打ち切りとなってしまったが、 DVD発売後に独特なガンアクション「ガン=カタ」が注目され、B級映画の名作として高い人気を持つ。 また、本作以降「ガン=カタ」は様々なメディアで模倣されることとなる。 ちなみに本作は、大きく変更された映画の邦題の典型例かつ成功例のひとつとしても知られる。 原題の「Equilibrium」は「平衡」「釣り合い」「均衡」という意味の英単語で、作中で市民に感情抑止薬「プロジアム」を配給するシステムを管理する政府機関の名前でもある。 これに対して、邦題は「Rebellion」、反逆者。本編は偶然に抑止を解かれた一人の人間の、反逆の物語でもあるのだ。 【あらすじ】 第三次世界大戦後に出現した都市国家・リブリア。 テトラ・グラマトン党の党首"ファーザー"は人の持つ感情が度重なる戦争の要因として、 絵画や音楽などの芸術を感情を揺り動かすものとして廃棄すること、感情抑止薬プロジアムの投与することを義務づけ、 それに反抗する人々は特殊戦闘術「ガン=カタ」を身につけた特殊捜査官「グラマトン・クラリック」によって摘発、処刑されていた。 第1級クラリック、ジョン・プレストンは冷徹に任務をこなしていたが、ある朝プロジアムを割ってしまったのがきっかけで失った感情を取り戻すうちに体制に疑問を持つようになる。 【主な登場人物】 ◆ジョン・プレストン 演:クリスチャン・ベール 吹替:小山力也 主人公。 第1級クラリックで卓越したガン=カタの使い手。 違反者として逮捕され処刑された妻のことを何とも思っておらず、違反した同僚も射殺する冷徹な性格だったが、 プロジアムを投与しなかった日にメアリーに出会ったことで無感情に生きる日々に疑問を持つようになる。 結構迂闊な人。 ◆パートリッジ 演:ショーン・ビーン 吹替:田中正彦 プレストンのパートナー。 クラリックでありながら違反者と通じており、イェーツの詩集を隠し持っていたためプレストンに射殺された。 しかし彼が最後に読んだ詩がプレストンに動揺を抱かせることになる。 ◆メアリー・オブライエン 演:エミリー・ワトソン 吹替:田中敦子 自宅に美術品を隠し持っていたためプレストンに逮捕された違反者。 尋問の中、プレストンに感情の必要性を教える。 実はパートリッジとは恋人だった。 ◆ブラント 演:テイ・ディグス 吹替:楠大典 パートリッジの後任としてプレストンのパートナーになった出世願望の強い黒人のクラリック。 どう見ても感情違反してる奴。 いろいろしぶとい割に意外とあっけない奴。 加トちゃんばりの二度見の持ち主。 ◆ファーザー 演:ショーン・パートウィー 吹替:小川真司 リブリアを治めるテトラ・グラマトン党の総裁。 彼の演説は市の各所で放送されているが、暗殺を恐れて姿を見せることはない。 ◆デュポン 演:アンガス・マクファーデン 吹替:山路和弘 テトラ・グラマトン党の副総裁でファーザーの指令をクラリックたちに伝える上司。ガン・カタの師範でもある。 「この私を、コケにする気かあ!!」 まず命乞いかと思いきや結構頑張る奴。 実はすでに死んでいるファーザーに代わって裏で国家を操っている黒幕である。 ◆ユルゲン 演:ウィリアム・フィクナー 吹替:菅原正志 管理社会の転覆を企てるレジスタンスのリーダー。 感情を取り戻したプレストンをマークしており、彼と共謀してクーデターを企む。 ◆ロビー・プレストン 演:マシュー・ハーバー 吹替:浅井清己 プレストンの息子。 将来はクラリック志望で、冷淡な性格。 この映画一の策士。 【余談】 2ちゃんねるのリベリオンスレは荒らし耐性が強く、スレに来る違反者は論理的に打破され、スレ住民は頭に血が上りそうになると自主的にプロジアムを注射して感情を抑制する。 ちなみに虚淵玄と中央東口はこの映画の二次創作『浄火の紋章』を同人(商業でできるわけねえ)で出している。 ニトロプラスの時期的には『沙耶の唄』あたり。当時はニトロプラスも虚淵も「知る人ぞ知るエロゲ界の異端児」くらいの立場で、映画の二次創作のビジュアルノベルを作るような余裕があったのだ。今となっては考えられない話だが。 プレストンもちょっとだけ出てくるが、主要人物はオリジナルのクラリック。 「ファーザーはなぜここまで『人の感情』を抑止する事に執着したのか」「統計学的に銃撃戦を予測計算するとはどういう事か」 という『リベリオン』本編の話にまともに考察を挑んだ内容で、ファンは燃える事間違いなし。 だが、現在入手はほとんど不可能だろう…… 「荒れた項目から戻る度に追記・修正の重要性を痛感する。」 「そうかな」 「何?」 ;y=( ゚д゚) プシュ 「そうだな」 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 『気をつけろ。私の夢を踏みつけにしているぞ』からの殺陣は中々かっこいい -- 名無しさん (2013-10-27 02 01 47) ヒロインは犬 -- 名無しさん (2013-10-27 02 47 30) 東地宏樹はテレビの方か? -- 名無しさん (2014-05-01 05 24 31) そっと踏んで欲しい私の大切な息子だから -- 名無しさん (2014-05-01 07 57 41) 一番好きなシーンが監督が一番ダメだったシーンって言ってて泣いた…(´;ω;`) -- 名無しさん (2014-06-21 07 04 21) リブリアは現実世界でも実現しそうだから怖い -- 名無しさん (2014-06-21 12 44 22) だいたい東出祐一郎のせい -- 名無しさん (2014-08-25 13 47 42) 面白いとかじゃなく、カッコイイ映画って感じだ -- 名無しさん (2014-08-25 14 39 02) プレストンが感情を持つようになっていく過程が丁寧に描かれてて引き込まれた。黒人は見てて面白かったw -- 名無しさん (2014-12-24 22 21 28) 突っ込みどころは決して少なくないんだけど、ガンカタの異様なかっこよさで十分すぎるくらいお腹一杯になれる -- 名無しさん (2015-06-09 11 30 37) バイクのヘルメットとロングコートの一般兵が、どう見ても低予算なのにかっこいい -- 名無しさん (2015-06-09 11 42 34) 主人公が感情に目覚めるシーンが一番好きだった -- 名無しさん (2015-11-23 10 08 42) そうだな。 -- 名無しさん (2016-09-26 14 28 15) 虚淵玄による二次創作が存在する -- 名無しさん (2017-03-29 02 39 38) マジで?読みたい -- 名無しさん (2017-03-29 02 51 12) 全体を通して面白かったけど、敵が弱すぎた感が少しある。オープニング当たりでモナリザを燃やしてるシーンはすごく引き込まれるいい導入だった。 -- 名無しさん (2017-07-28 10 18 03) DVDは映像特典でガン=カタまとめシーンがあるからお得 -- 名無しさん (2018-07-09 10 35 43) ジャケットを見ただけだとマトリックスのパクリC級映画に見えちゃうところでわりと損してる -- 名無しさん (2019-10-25 10 03 24) この世界は勘弁だけど、感情抑制剤の方は無性にほしい時がある。 -- 名無しさん (2020-02-22 19 47 47) マトリックスが後だと思っていたら、この作品のが後なんですね -- 名無しさん (2020-08-11 12 10 17) 高校生のときに友人に「リベリオンやるよ!」てミリタリー趣味公言してた私に言って来て、当時のスレた私は銃出ればいいんじゃ…て思ったけど、見返してみたらあらやだカッコイイわ -- 名無しさん (2020-10-15 18 01 38) 浄火の紋章見たけどめちゃくちゃよかった -- 名無しさん (2021-12-10 16 28 11) モナリザは本物か、レプリカのどちらかな -- 名無しさん (2023-02-24 03 55 27) ↑どっちともとれるというか、真贋はさておいてそういうものですらゴミのように体制側に焼かれてしまう、異様になった世界の演出だしね -- 名無しさん (2023-10-26 19 53 14) 名前 コメント
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ミニパラ (旧名:ミニシアター・パラダイス) おすぎ 映画批評 / おすぎ:Wikipedia あら的映画論 ようこそ「あら的映画論」へ! マイペースで映画の感想をUPしているサイトです。 新佃島・映画ジャーナル 映画批評家・服部弘一郎の日々の雑感を、とりとめもなく書きつづっている日記ページです。(ブログ副題より) 映画!That' s Entertainment 取り扱い映画多数の「jazzyoba0083」さんの個人ブログ シネマメモ 映画とDVDの情報-リンク集 海外映画俳優マガジン 前田有一の超映画批評 映画ジャッジ 男性の映画ライフを「ピリッ」と刺激的なものにする批評サイト 週間シネママガジン 映画ブログランキング-ブログ村 CinemaScape-映画批評空間- All About-エンタメ I Love Cinema ロビ子さん運営の映画情報サイト CINEMA FREE ZONE 町山智浩のアメリカ映画特電 LACROIXのちょっと辛口 映画批評 (批評、感想、業界所感、等々) こんな映画は見ちゃいけない! Cinema Preview 粉川哲夫の【シネマノート】 やっぱり邦画好き .
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登録日:2022/03/10 (木曜日) 10 17 02 更新日:2024/06/12 Wed 15 12 02NEW! 所要時間:約 14 分で読めます ▽タグ一覧 1996年 アカデミー賞 コニシタカコの自殺 コーエン兄弟 サスペンス スティーヴ・ブシェミ ダメな大人の万国博覧会 ノースダコタ州 ファーゴ フランシス・マクドーマンド ミネソタ州 不朽の名作 映画 映画秘宝 木材粉砕機 洋画 海外ドラマ 狂言 誘拐 人生はおかしくて、哀しい 『ファーゴ(原:Fargo)』は、1996年3月8日(日本では同年11月9日)に公開されたジョエルとイーサンのコーエン兄弟による米国(米英合作)のサスペンス映画。 主演(*1)はフランシス・マクドーマンド。 後に米国の演劇三冠(*2)全てに輝く等、キャリアの中で数々の栄誉を受けることになる彼女にとっても初のアカデミー主演女優賞を獲得する記念となった作品であり、名実共にコーエン兄弟の代表作の一つである。 他の出演者はウィリアム・H・メイシー、スティーヴ・ブシェミ、ピーター・ストーメア、等。 コーエン兄弟の得意とする(狂言)誘拐をモチーフとした作品の一つで、雪に閉ざされた寒そうな地を舞台に全編に渡ってシニカルで乾いた笑いを交えながらも事件に関わる人物達の悲喜劇を多角的、且つ坦々と切り取るように描いている。 その内容からブラックコメディ(的)とも紹介されているが、映画のアイディアとなった“ヘラ・クラフツ事件”(*3)に倣った残酷な遺体処理方法や無慈悲に行われる不条理な殺人…等のショッキングなシーンも少なくないためかR15+指定がされている。 タイトルの“ファーゴ”とはノースダコタ州のミネソタ州境にある都市の名前である。 しかし、映画は基本的にミネソタ州の“ミネアポリス”と“ブレーナード”が物語の舞台となっており肝心の“ファーゴ”はオープニング部分にしか出てこない。 ……にもかかわらず“ファーゴ”がタイトルとなったのは、コーエン兄弟曰く“ブレーナード”とするよりは面白そうだと思ったからとのこと。 元々“玄人好み”で批評家には高い支持を受けてこそいたものの一般層へのウケが悪く、 『赤ちゃん泥棒』以外には明確なヒットに恵まれていなかった当時のコーエン兄弟の作品としても例外的に大ヒットを記録し、北米だけでも2,400万ドルもの収益を挙げている。 これを受けて同年の第69回アカデミー賞では7部門にノミネートされており、前述の主演女優賞の他、脚本賞の栄誉も獲得している。 また、当の日本では殆ど知られていない事柄として、2001年に映画の題名となっている“ファーゴ”に程近い場所にて、東京からやって来ていた日本人女性の変死体が見つかった事件と本映画が伝聞で関連付けられたことにより“コニシタカコの自殺”と呼ばれる都市伝説が生まれている。 【あらすじ】 ──1987年のミネソタ州ミネアポリス。 義父の経営する自動車販売店で営業を担当するジェリーは、個人的に重ねた借金に悩んだ末に妻ジーンの狂言誘拐を計画。 実行犯として、自社の整備工場で働く仮釈放中のメカニックのシェプから刑務所仲間のゲアというチンピラを紹介してもらう。 約束の時間に待ち合わせ場所のノースダコタ州ファーゴのバーに着いたジェリーだったが、そこには話に聞いていたゲアの他に相棒を名乗るカールという口数の多い珍妙な顔をした男が居り、一方的に遅刻だと告げられてしまった。 …嫌な予感を感じつつも“商談”を開始したジェリーは身代金として要求する予定である8万ドルの山分けと、約束通り前金として会社から非正規の方法で持ち出してきた新車(茶色のgmcシエラ)を渡して一先ずの約束を取り付ける。 ……ジェリーが自宅に帰ると、そこに居たのは自分の雇い主であり件の狂言誘拐を仕掛ける相手でもある義父のウェイド。 ウェイドに対して以前から話していた駐車場経営のサイドビジネスへの資金提供をそれとなく窺ってみるも案の定で快い返事はもらえなかった。 更に忸怩たる思いを抱えることになったジェリーだったのだが、数日後にはまさかのウェイドからの資金提供の了承の電話が。 舞い上がったジェリーはカール達に狂言誘拐の中止の連絡を入れようとするが、中継ぎをしてくれたシェプには連絡は取れないとして断られてしまう。 約束の時間が迫っていたことから、誘拐の中止を告げられなかったことが気にはなりつつもウェイドのオフィスへと向かうジェリー。 ……そして、駐車の投資の件でもウェイドはジェリーの思惑に反して資金提供ではなくジェリーのアイディアを“買い上げ”て自らが新事業として駐車場経営をするつもりであることを一方的に告げ「手数料を提示しろ」と言い放つ。 反論しようとするジェリーだったが、危惧していた通り会社の相談役で計理士のスタンからも「担保も無しに君に金など出せない」と断られてしまう。 ……常日頃から感じていた“自分が義父から全く評価されていない”という事実を改めて突き付けられる形となり、大きなショックを受けると共にやり場のない怒りに身を焦がすジェリー。 何とか自分を落ち着かせてジーンに頼まれていた買い物を済ませて自宅へと帰るが、ジーンはジェリーがウェイドのオフィスに行っていた間に予定通りカールとゲアに誘拐されてしまった後だった。 ……一方、歯車が狂い初めていたのは実行犯であるカールとゲアも同じだった。 すったもんだの末にジーンを自宅から連れ出すことには成功はした二人だったが、ジェリーが正規な方法で持ち出してこなかったシエラにはナンバープレートが付いておらず、カール達もそれを放置してディーラープレートを付けたままで走っていたのを巡回中のパトカーに見咎められて職質を受けるハメとなったのだ……誘拐をしている途中である今になって。 何とか穏便に切り抜けようとしたカールだったが、カール達の態度や車内の様子に不信なものを感じた警官が車から降りるように指示した所で誘拐の発覚を恐れたゲアが突発的に拳銃をダッシュボードから取り出し、警官を射殺してしまう。 更に、後ろからやって来た車に乗っていたカップルに警官殺害の事実を見られたことで追跡してこれも殺害してしまうゲア。 ……こうして、管轄であるブレーナードの地元警察署長であるマージは殺人事件の報を聞いて現場へ。 優れた観察眼により事件の起きた状況を殆ど正確に把握したマージは、更に殺害された警官が職質の前に残していた記録から犯人が乗っていたシエラがディーラー店から持ち出された状態だったことにまでにも気付くのだった。 ……一方、サイドビジネスを横やりで奪われたジェリーは腹いせだったのか、ウェイドに妻の誘拐の事実を知らせる際に予定の8万ドルならぬ、資金提供として求めていた75万ドルの損失も上乗せした100万ドルを身代金として伝えたが、その額の多さが更なる波乱を引き起こそうとしていた。 ……果たして、簡単に済む筈だった狂言誘拐のもつれの行き着く先は……? 【主な登場人物】 ジェローム・“ジェリー”・ランディガード 演:ウィリアム・H・メイシー ミネアポリスにある義父ウェイドの経営する自動車販売店で営業部長を任されている男。 狂言誘拐の黒幕で、一見すると人当たりが好い理知的なビジネスマン風だが個人的な借金返済のためだけに資産家の娘である自分の妻の狂言誘拐を計画したりと本性では思慮が浅くモラルも低い。 野心家ではあるが金儲けの才能は無いのか、本業ですらも顧客からの反応が芳しくなく、冷徹ながら自分とは大違いで有能なビジネスマンである義父からも基本的に眼中には入れられておらず、支援を受けられる所か大逆転のチャンスのあったサイドビジネスも奪われてしまった。(ジェリーに信用さえあれば義息としてもビジネスパートナーとしても重宝されているのだろうが、それに値しないと思われている模様。) 困ったことがあると口先だけで当たり障りのない後の事を考えていない返答をしてしまう癖があるようで、何気ない対応の不味さが後々の大問題のきっかけとなっていることが殆ど。 カール・ショウォルター 演:スティーヴ・ブシェミ 狂言誘拐の実行犯となったチンピラの片割れ。 元々のシェプの紹介には入っておらず、ゲアに頼まれて関わることになった模様。 小柄で華奢で小心者だが、無駄に口数が多いのは自らを大物に見せたいと思うがため。 本人は普段の口数の差もありゲアとの関係の主導権を握っているつもりでいたようだが、ゲアが暴走ともとれる行動を見せるようになってからは一方的に面倒事を押し付けられるようになってしまっており、最後にはカール自身もストレスと疲労が溜まった末に身代金の受け渡しの場面にて大きな過ちを犯すことになる。 尚、演じているのが特徴的な顔つきでお馴染みのスティーヴ・ブシェミであるためか、劇中でも人相の話題が出る度に“変な顔”と弄られている。 ゲア・グリムスラッド 演:ピーター・ストーメア 狂言誘拐の実行犯であるチンピラの片割れ。 大柄で無口で、何を考えているのか掴み難い性格。 元々、狂言誘拐の実行犯としてシェプに紹介されていたのはゲアのみだったのだが、色々と面倒臭かったのかカールも巻き込んだ模様で基本的に交渉やら運転も任せっきりで、よくよく見ると自分の意見を頑なに曲げようともしない協調性の欠片も無い性格。 実際、本質的には自分自身にしか興味がなく他人の都合も後先も考えていないサイコパスであり、突発的に警官を殺したのを皮切りに最終的に5人もの人間を殺している。 警官とカップルを殺害した後は面倒事の凡てをカールに押し付けており、自分が現在進行形で手を染めている犯罪にも関心があるのか不明という有り様で、最終的にはマージに逮捕されるも警察が動いているという事実にすら気付いていたかどうか(どころか可能性を考えていたか)さえ疑わしい。 余りにも理解出来ない事件と殺人の経緯から護送中のマージに「私には理解できない」と言われてしまう。 ジーン・ランディガード 演:クリステン・ルドルード ジェリーの妻。 資産家であるウェイドの娘とは思えない程に朴訥な性格で、優しく良識的であるのは確かだが切れ者の父親とは大違いの、寧ろ愚鈍にすら見えてしまう程の女性。 この映画では大抵の人物が大なり小なりの“やらかし”をしては、それが後に他人をも巻き込んだ新たなトラブルに繋がっているのだが、その中でも数少ない完全なとばっちり、被害者ポジである。 実際、パニックに陥ると前後の見境が無くなってしまう傾向があり、誘拐の場面では階段から転げ落ちたり目隠しをされた状態で走り回って転んだりと自分で自分を殺しかねない場面が見受けられる。 本来ならば安全に返される筈だったのだが……。 スコッティ・ランディガード 演:トニー・デンマン ジェリーとジーンの一人息子。 出来がいいとは言い難く反抗期も真っ只中だが、ジーンが誘拐されてからは心の底から母親を心配する様子を見せて誘拐を計画した張本人であるジェリーを苦しめる。 ウェイドからは孫として娘であるジーンと共に“絶対に見捨てることのない”対象(ジェリーは除く)となっている模様。 ウェイド・グフタフソン 演:ハーヴ・プレスネル ジェリーの務める自動車販売店の経営者で、他にも手広く事業を手掛けているのか莫大な資産を持つ大金持ち。 ……にもかかわらず、娘婿であるジェリーを自動車販売店のトップに据えるでもなく営業部長に留めているのは、単にジェリーの能力の低さを見抜いているからが故だと思われる。 辣腕だが冷徹で強権的で、計理士のスタンを側近として重宝し、2人の前にはジェリーは反論も許されない。 そうした事情もあってかジェリーにとっては正攻法で援助を頼める相手でもないことが狂言誘拐を計画する発端となっていたりと、逆恨みに近い形であるがウェイドもまた混迷する物語の元凶の一人ではある。 狂言誘拐が実行された後、前述のようにジェリーから当初の8万ドルを遥かに上回る100万ドルを身代金として要求されたと伝えられることになるが、その額の多さから自らが受け渡しに行くと言い出してしまい……。 シェプ・プラウトフッド 演:スティーブ・リービス ジェリーの務める自動車販売店のメカニックの一人でネイティブアメリカン系。 ヤクで捕まった後の仮釈放中の身の上であり、ムショ仲間に顔が利くことから狂言誘拐を計画したジェリーから実行犯役を紹介するように頼まれてゲアを紹介した。 本人はゲアのみを紹介したつもりだったが知らぬ間にカールまで付いてきており、狂言誘拐がもつれていく中で自らもマージの訪問を受けて焦ることに。 尚、予定になかったカールの存在をジェリーから聞かされても面倒を嫌がったのか知らないと言っていたが大嘘だったようで、マージの追及を受けた後にカールを襲撃して腹いせにボコボコにした。 マイク・ヤナギタ 演:スティーヴ・パク 日系人。マージの学生時代の同級生。 今回の事件に際してTVに映っていたという理由だけで連絡を取ってきて、ミネアポリスに捜査の足を伸ばしていたマージと会うことに。 当初は平静を装っていたが、会話の中で情緒不安定な様子や突然の告白をする等してマージをドン引きさせ、更に後には別の同級生からノイローゼにより数年前からおかしくなっていることと、想い人と結ばれたが死別したなんて話も凡て嘘であるということをマージは知ることに。 ……尚、この場面にてヤナギタが見せる“一見すると外向的で人当たりが好いように見せかけて実際には他者の同情を誘って自分を優位に持っていこうとする傾向”は俗的に“ミネソタナイス”と呼ばれる、その名の通りミネソタ州の人間の気質として語られることの多い受動的攻撃性のテンプレを描いたものであるとのこと。(日本で言えばステレオタイプの県民性あるあるといった所で反論や批判も多い。) 一見すると無駄なシーンにも見えてしまうが、上記の事情を知っている人間が見れば物語の中でマージの視点が変わったこと(疑わしいとしか見ていなかったジェリーが似たような傾向にあることを見抜いた。)を示すポイントとなっている。 マージ・ガンダーソン 演:フランシス・マクドーマンド ブレーナード警察署の女署長で、出産まで残り2ヶ月という身重の妊婦でもある。 夫で釣りが趣味の画家のノーム(演:ジョン・キャロル・リンチ)とは学生時代からの付き合いだった模様で現在もラブラブ。 非常に優秀な警察官であり、署内でも彼女より遥かに年上の同僚が居る中でも署長をやっているのは伊達ではなく、自分の目による簡単な現場検証だけでも殆ど正確に事件の状況を把握してしまい、その後の脱線しかけていた捜査の方向性を正しい方向にキッチリと収めてしまった程。 中の人は演じるにあたりミネソタ出身の友人から完璧なミネソタ訛りを会得する等して徹底した役作りを行っており、全体での出番は控えめながら前述のようにアカデミー主演女優賞の栄誉を得ることになった。 また、リアリティーのあるキャラ付けながら、女性(母親)の強さや魅力を凝縮したようなキャラクターとして映画の大ヒットと共にマージ・ガンダーソンの名前は米国の映画史に刻まれることとなり、2003年に開催された“100年のヒーローと悪役ベスト100”ではヒーロー部門で33位と高得点を獲得している。 【余談】 本作のヒットとマージ人気から翌1997年にはドラマシリーズが企画されたが頓挫している。尚、パイロット版でマージを演じていたのは『ザ・ソプラノズ』等で有名なイーディ・ファルコ。 2014年からFXチャンネルにて本作に着想を得たリブート、ドラマシリーズである『FARGO/ファーゴ』が放送中。内容的にはシーズン毎に出演者もストーリーも変わるというオムニバス形式の犯罪ドラマであり、本作のリメイクではない。 2001年にファーゴより60km程離れた地点で日本人女性“コニシタカコ”が凍死しているのを地元の猟師が発見した事件に際して、遺体が発見される6日前に彼女を保護していた警察官の証言から「彼女は映画『ファーゴ』を現実の事件と思い込み、雪面に隠された100万ドルのブリーフケースを探しに来て死んだ」と報道された。…勿論、真相は違っており、そのように言われるようになったのも英語が満足に話せなかった彼女と地元警察官の意志疎通が満足に出来なかったことによる誤解が先走りしたからであり、未だ不明瞭な点は残るものの彼女がわざわざノースダコタ州までやって来ていたことについての調査も行われて噂は間違いだったとされている。(ドキュメンタリーまで制作された。)一方で、都市伝説としてこの噂が残った結果、2014年に海外での活躍も多かった菊地凛子の主演により本件を題材とした映画『トレジャーハンタークミコ』が制作される等して好評を博している。 リアリティーのある内容をより強く印象付けている映画冒頭の“事実に基づく”という宣言は演出のための嘘である。 追記修正は100万ドル入りのブリーフケースを見つけた方がお願い致します。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 今見ると不幸な境遇の人間の立場を理解しようともしないマージの方に腹が立つな -- 名無しさん (2022-03-10 13 16 26) 不幸は犯罪を正当化する理由にはならないよ -- 名無しさん (2022-03-10 13 53 24) コニシタカコ氏は最初から自殺するつもりで思い出の地に向かってたんだっけか -- 名無しさん (2022-03-10 20 41 00) またシブい項目ができたもんだ -- 名無しさん (2022-03-10 21 38 32) 本家wikiの添付写真みてビビっちゃった。もちろん作り物なのは分かるけど。 -- 名無しさん (2022-03-10 23 12 51) ハリウッド映画としては他に類を見ないほどに美男美女が出てこない映画。だからこそ各描写の生々しさや滑稽さが際立つのだが。 -- 名無しさん (2022-03-13 00 03 44) ↑6 罪の無い人達が6人も死んでるし、ジェローム達に同情の余地はない -- 名無しさん (2023-03-17 12 36 15) ↑正にこいつ俺だわ(特にジェリー)な奴なんだよな。保身の為に底の浅い嘘もつくし、つい自分を大物に見せたくもなる。嫌味な上役やらにイビられて文句は言うけど実際には逆らえる要素が無いとか。…でもジェリーのやってることは間違いなく犯罪なんだ。 -- 名無しさん (2023-03-17 13 45 39) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/tvsponsor/pages/2099.html
岡山放送映画枠(OHKのみ) 新春ロードショー(毎年1月1日から3日放送) 終了番組 「ミッドナイトシアター (OHK)」は別ページ参照
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沖縄国際映画祭 Q初のコラボ問題。全20問。 出展した際の名前は、「RYUQ」。(琉球とQをかけている) 問題の一部
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/40154.html
登録日:2018/08/14 (火曜日) 17 36 00 更新日:2024/06/08 Sat 22 23 40NEW! 所要時間:約 2 分で読めます ▽タグ一覧 Fallout オーストラリア グレゴリー・ペック ネビル・シュート メタルギアソリッド3 モノクロ映画 安楽死 放射能 映画 核戦争 渚にて 見えざる恐怖 鬱エンド 渚に静かにしのびよる人類最後の日 スタンリー・クレイマー監督が描く地球の終末―――。 『渚にて』とは、1957年にネビル・シュート(*1)によって書かれた同名の小説を映画化したものである。 1959年製作、監督はスタンリー・クレイマー。 原題は『ON THE BEACH』。モノクロ映画で、本編は135分。 【概要】 冷戦期に製作された映画。特徴として、『博士の異常な愛情』や『未知への飛行』、『世界大戦争』といった、核戦争勃発の危機を描いた作品と異なり、 「核戦争が起こってしまった後の世界」を描いている。 作中では、徐々に放射能に侵されることに対する人々の恐怖心や、汚染によって滅んだ故郷への想いなどが切なく描写される。 戦後の世界を舞台としているため、核ミサイルなどによる爆撃シーンはなく、基本的に、舞台となるオーストラリアの南端の都市・メルボルンでの人々の交流がメインとなっている。 【あらすじ】 時は1964年。 第三次世界大戦を発端とした世界全土への放射能汚染によって、オーストラリア周辺を除き、人類は死滅してしまう。 ある日、メルボルンへ、アメリカの原子力潜水艦が入港。 本国へ帰国できなくなった潜水艦の艦長・タワーズは、現地の女性であるモイラと知り合う。 そんな時、解読不能の、謎の無電がアメリカから発信される。タワーズは、無電の調査のため、乗組員たちと共に、滅んだはずのアメリカへ向かう。 しかしその頃、オーストラリアにも、放射能汚染の影響が徐々に現れており……。 【登場人物】 ●ドワイト・タワーズ中佐(演:グレゴリー・ペック) 原子力潜水艦の艦長。 メルボルンに入港した後、アメリカから発信されている無電を調査するため、汚染されてしまった祖国へ向かう。 核戦争によって妻子を喪っており、後述するモイラを誤って妻の名前で呼んでしまう。しかし、交流を重ねるうちに、相思相愛の間柄になっていく。 調査後、世界の終わりが近づく中、オーストラリアに残るか、本国に帰還するかという決断を迫られる。 ●モイラ・デヴィッドソン(演:エバ・ガードナー) タワーズが出会った女性。 彼女もまた、核戦争で心に傷を負っており、自然体で接してくれるタワーズに惹かれていく。 タワーズに妻の名で呼ばれてしまったことに最初は傷つくが、後に彼に「自分を妻の代わりに」と迫り、最終的には彼を「あなた」と呼ぶ関係となった。 ●ジュリアン・オズボーン(演:フレッド・アステア) オーストラリアの科学者で、放射能に詳しい。タワーズらと共にアメリカへ向かう。 自分も核戦争の当事者だという意識を持っており、「何故戦争になったのか」という話題になった際、酔っていたとはいえ、声を荒げてしまう場面もあった。 年長者らしく、家族との関係で悩む者の相談に乗ってもいる。 モイラとはかつて関係を持っていたが、現在は破局している。しかし、関係自体は良好。 またひそかにフェラーリを手に入れており、夢はレースに出ること。そして帰港後、念願のカーレースに出場。次々とほかの車がクラッシュしていく中……。 ●ピーター・ホームズ(演:アンソニー・パーキンス) オーストラリアの若き軍人。ジュリアン同様に、潜水艦の乗組員として、タワーズの調査に同行する。 家族思いの良き父親だが、刻一刻と迫る破滅の時に焦りを感じており、町の有力者を通じ、安楽死の薬を入手する。 しかし、その薬の服用を巡り、妻と口論になってしまい、苦悩する。 ●メアリー・ホームズ(演:ドナ・アンダーソン) ピーターの美人妻。夫とは互いに愛し合っているが、前述した安楽死の件で「子供を殺すのか」と夫に反発する。 作中では徐々に迫る終わりに対する恐怖心が際立って描写されており、現実を受け入れられない人物として描かれている。そのため、情緒不安定気味。 【余談】 本作は第17回ゴールデングローブ賞作曲賞と第14回英国アカデミー賞監督賞、日本でも第11回ブルーリボン賞外国作品賞を受賞している。 その他、後年『エンド・オブ・ザ・ワールド』というタイトルでTV映画化した。 こちらの作品は、台湾をめぐるアメリカと中国の核戦争によって人類が滅亡したという設定で、その他にも原作・映画とは設定が異なる点がある。 『METAL GEAR SOLID3 SNAKE EATER』に登場するパラメディックがゲーム内でこの映画について語っているシーンがある。同作がきっかけで映画の事を知った人も少なからずいるだろう。 追記修正は、「近ごろは」が口癖になってからお願いします。 THERE IS STILL TIME .. BROTHER △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] メタルギアソリッド3でパラメディックが語った映画だっけ? -- 名無しさん (2018-08-14 21 48 10) オーストラリア大陸だけが比較的被害少なくて生き残る/戦後の世界の中心地な設定はこの時代の創作物あるある。米ソ両大国から遠い・広大で資源が豊富・白人国家で先進国etc.で。 -- 名無しさん (2018-08-14 22 27 59) ネビル・シュートってあのネビル・シュート? パンジャンドラムの -- 名無しさん (2018-08-15 11 20 45) 核戦争後の世界でも復興する作品がある中では情けない世界だな -- 名無しさん (2018-08-15 11 35 48) パンジャンドラムはアレだったけど作家としては成功したみたいなんだよねネビルさん… -- 名無しさん (2018-08-16 15 36 39) これ、核の汚染が徐々に南半球を侵食していくのが流れられない恐怖だった -- 名無しさん (2019-12-17 23 11 29) これ、ポストアポカリプスですよね? -- 名無しさん (2024-06-08 22 23 40) 名前 コメント
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