約 26,221 件
https://w.atwiki.jp/haruhi_vip2/pages/2311.html
ザー。 「・・・」 雨の日は憂鬱になる。理由は空が重いから、というわけではない。 いつもいつも大変で疲れる不思議探索は無いが、だからこそ憂鬱なんだ。 マイ・スウィート・エンジェルの朝比奈さんに出会えないからな。 家の窓から外を眺めても、雨は止まない。そりゃそうだ。 妹が隣でせっせと照る照る坊主を作っているが、それが効くかも解らないんだからな。 まぁ、願うなら効き目抜群のを妹が作ってくれる事を祈るさ。 そう思わずにはいられない。 だが、どうしても某魔法陣漫画に出てくる褌穿いた風の精霊にしか見えないんだが。 あれは角があってこれは角は無いけど。 まぁ、効き目があればそれで良いんだ。俺としてはね。 だって、晴れたら会いに行けるからな。 ―――ピンポーン。 そんな事を考えていると、玄関で呼び鈴が鳴った。 「キョンくん、出てー。私、照る照る坊主さん作りで大変だから」 そんなん打ち切れ。 って言ったら何だか俺の我が侭のように聞こえなくも無いのでそうも言っていられない。 仕方なく、俺は立ち上がって玄関に向かう。そして、鍵を外してドアを開けた。 「えへへ・・・会いたくて、来ちゃいました」 そこには、ずっと見たかった天使の恥ずかしそうな微笑があった。 「えっと・・・迷惑、でしたか?」 「いえ。俺も会いたくて仕方ないところでしたからね。どうぞ、上がって下さい」 「あ、はい・・・お邪魔します」 俺は二階へと朝比奈さんを連れて上がっていく。 妹を見てみると、照る照る坊主の材料を更にかき集めていた。 ・・・何個作るんだ、あの角無しギップリャー!!を・・・。 「あ、キョンくん。熱湯ありますか?」 部屋に入る前、朝比奈さんがふと尋ねてきた。 「えぇ、ありますよ」 「良かった。キョンくんの為だけにブレンドした茶葉を持ってきたんですよ」 朝比奈さんはそう言って手に持っていたカバンを指差す。 そして、にっこりと微笑んだ。うむ、素晴らしいスマイルだ。 「俺の為ですか・・・それは楽しみです」 部屋の扉を開けて、自室へ入る。見慣れた部屋だ。 その俺の後ろを朝比奈さんは少しだけびくびくとしながら入ってきた。 多分、この関係になってから初めて二人きりになるもんだから緊張してるんだろう。しかも俺の部屋だ。 そのせいか部屋に入るや否や、微妙な空気があたふたと溢れかえってくる。 二人で固まる。緊張して、場がどんどんと静まり返る。 呼吸だけしか聞こえない。何もしないせいでどんどんと重々しくなっていく。 仕方ない。俺から話題を切り出そう。 っていうかこれが男の仕事だよな。仕方ないじゃないだろうが、バカキョン!バカ俺!! 「朝比奈さん」 「ひゃ、ひゃい!?」 朝比奈さんは不意に俺が声を掛けたせいか、物凄い裏返った声を出した。 そして顔を真っ赤にして恥ずかしそうにする。可愛い。 そのプリティーな顔で何て話しかけようか忘れちまったぞ。やれやれ。 「熱湯、そこにありますよ」 とりあえずこれしかないよな。話しかけるネタ。 「え?あ、はい。えっと・・・ごめんね、変な声出して」 「いえ、別に構いませんよ。可愛かったですしね」 「そ、そんな事無いですよぉ~・・・」 からかうとすぐに紅くなる頬。何度見ても飽きない表情ですよ。 「じゃ、じゃあ、お茶淹れますね」 まだ、少し恥ずかしさを引きずっている朝比奈さんの手つきは微妙に危うい。 何か妙に震えてるし、妙にテンポ悪いし。俺は不安で仕方がない。そして、 ガシャン。 案の定、目の前で湯のみを落として割った。ふぅ、安物でよかった。 慌てた様子で謝罪の言葉を並べながらあたふたとしていた。 そして、何を考えたのか素手で割れた破片を集めだした。 「いたっ・・・!!」 「朝比奈さん、大丈夫ですか!?」 「えへへ・・・少しだけ指切っただけですから大丈夫で―――ひゃぅっ!?」 例のごとく可愛い悲鳴を上げる朝比奈さん。理由は簡単。 口の中に、血の味が広がる。その血は朝比奈さんの。 甘くて甘い、気が狂いそうなくらい甘い朝比奈さんの血。 俺は指を口の中に入れていた。 「はわわわわわ・・・!!な、何やってるんですかぁ~!?」 俺は口にくわえていたその白い指を抜く。 「消毒ですよ?」 「しょ、消毒・・・キョンくんの・・・消毒・・・あぅ~・・・」 赤の上に赤を塗り重ねたような色の顔に俺は思わず頬が緩んだ。 「湯飲みは、俺が処理しておきますからお茶をお願いします。ちなみにティッシュそこにあるのでそれで拭いてください」 「ひゃ、ひゃい!」 俺はとっとと箒を取りに一階へと降りた。 ふと角無しギップリャー!!もとい照る照る坊主を作っている我が妹が気になって様子を見る。 ・・・何か物凄く材料らしき物体が増えてないかね? それ以前にそれは照る照る坊主なのか・・・? 何だか知らないが、軒下に飾ったら雨が上がるどころか、逆に雨や雪よりも氷が落ちてきそうな見目形だ。 俺は箒と塵取りを手に二階へと、静かに上がった。 何故静かにか、って?朝比奈さんに気付かれぬようにそっと何をしているのか見るのさ。 例えば人が見てない時どんな感じなのか知りたいだろ?見たくない?そうか、俺は見たいんだ。 そっと二階に着くとそっと半開きの扉に足をかけてそっと開ける。 「朝比奈さん」 「!?」 びくっとした朝比奈さんがこっちに振り向く。 さっき、俺が咥えていた指を咥えていた。 「・・・・・・・」 「・・・・・・・」 さて、どうしたものかな。ティッシュに触れた痕跡為し。という事は明らかに俺の唾付きなんだが・・・。 「ひゃ、ひゃのれすね、ひょれは・・・」 「指を口から抜くの忘れてますよ」 「ひゃい・・・あ、えっと・・・えっと・・・お茶淹れました」 明らかな話逸らし。だから、どうした。朝比奈さんのお茶を飲むのが先だろう、常識的に考えて。 「飲みます」 今更ながら、紅茶を急須と湯のみで飲むというのは中々趣なる物だ。 味は俺の為にブレンドしたというだけあってなかなか好みの匂いと味だ。 「凄く美味しいです」 「本当ですか?」 「えぇ。本当に美味しいですよ」 「良かったぁ・・・」 嬉しそうに微笑む。その顔が、可愛い。 可愛い?いや、愛しいというべきかもしれないな。 っていうか、俺はさっきから何回可愛いと心で連呼してるやら。 ふと雨が気になって外を見ると、雨量が恐ろしい事になっていた。 窓の外の様子を目視で確認すること不可なり。そういう状況だ。 苦笑いが出る。これは、間違いなくあの照る照る坊主のおかげに違いない。 「天気こんな状態ですけど、帰り大丈夫ですか?」 俺はとりあえず尋ねてみた。 「え?あ~、凄い・・・大丈夫かな・・・・・」 「何なら家に泊まっていきますか?」 「ふぇ!?そ、そんな事したら迷惑掛かりますし、冗談ですよね!?」 「俺は、構いませんよ?あ、別に下心があるじわけじゃないんですよ?」 「怪しいです・・・。でも、良いんですか?」 えぇ、当然ですよ。 「貴女は俺の彼女ですからね・・・」 「彼女、か。何だか嬉しいです・・・えへへ・・・」 そう言って照れ笑い。あ~、何か抱きしめたくなる衝動が湧き上がってきた。 どうしようか。まぁ・・・とりあえず、 「ひゃっ!?きょ、キョンくん、突然ぎゅっされると恥ずかしいです・・・!」 衝動に逆らわず抱きしめとくさ。 「言っとくけど離しませんよ」 非難の声を上げてるけど抵抗しないんだから。 「良いです・・・逆に、離さないでって言いますから」 さて、こんな時どんなセリフが良いかな。そうだな、あの猫からセリフをいただこうか。 「僕のアリス、キミが望むなら」 で、その後なんだが、朝比奈さんは俺の家で泊まっていった。 それだけだ。何もしてないぞ?本当だぞ? 強いて言えば・・・まぁ、一緒に風呂入った、ぐらいか? もちろん、タオルはお互いに巻いたぞ?本当だぞ? 朝比奈さんも恥ずかしがっていたが俺も物凄く恥ずかしかった。 うん、そりゃもう恥ずかしかったとも。 ちなみに、我が妹は降ってきた恐ろしい雨量に照る照る坊主を作るピッチを上げていた。 そして翌日の朝。 晴天を隠すかの如く窓を多い尽くす百数十個のぬらりとした笑顔の照る照る坊主に朝比奈さんが悲鳴を上げたのは秘密だ。 「夏のアイスのように」へ
https://w.atwiki.jp/nioka/pages/2441.html
元スレhttp //hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/livejupiter/1280875771/ 1 :風吹けば名無し:2010/08/04(水) 07 49 31.74 ID SbjgXvK+ 涙目 2 :風吹けば名無し:2010/08/04(水) 07 50 39.76 ID +Wk0diFf 二岡、辛そうで辛くないラー油を辛いと思ってしまい涙目 3 :風吹けば名無し:2010/08/04(水) 07 59 26.87 ID byflZzQ2 二岡、あしたのジョーを今日見て逮捕 4 :風吹けば名無し:2010/08/04(水) 08 02 47.76 ID BQEtsHf2 二岡、ジンジャエールを寺で飲み火炙り 5 :風吹けば名無し:2010/08/04(水) 08 04 30.07 ID BUC1NVG/ 二岡、外国のハムを食べて逮捕 6 :風吹けば名無し:2010/08/04(水) 08 07 23.93 ID VIqpO472 二岡、自宅で携帯電話を使い逮捕 7 :風吹けば名無し:2010/08/04(水) 08 08 17.52 ID ubzY3Xbd 二岡、昨日録画した今日の料理を翌々日に見て御用 8 :風吹けば名無し:2010/08/04(水) 08 20 09.38 ID G5NjfN3W 二岡、2週間使い捨てコンタクトレンズを3週間不正使用発覚 逮捕 9 :風吹けば名無し:2010/08/04(水) 08 32 02.29 ID kGynwdl8 二岡、3分間クッキングに5分かかってしまい逮捕 11 :風吹けば名無し:2010/08/04(水) 08 53 35.82 ID oIPcnNmJ 二岡、国語の授業で漢詩を読み逮捕 12 :風吹けば名無し:2010/08/04(水) 08 56 04.23 ID vszDRN/x 二岡、サンデーを水曜日に読み逮捕
https://w.atwiki.jp/ankopoemgee/pages/51.html
【01-10】【11-20】【21-30】【31】【32】【33】【34】【35】【36】【37】【38】【39】【40】【41-50】【51-60】【61-70】【71-80】【81-90】【91-100】 http //yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/anichara2/1303465097/ 139 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2011/04/23(土) 00 03 16.18 ID rpw+JU3Q0 445 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2011/04/24(日) 00 00 56.24 ID cKGiQxT70 501 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2011/04/24(日) 02 39 10.96 ID PNq9J4nT0 649 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2011/04/25(月) 00 01 10.83 ID cKGiQxT70 897 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2011/04/26(火) 00 00 09.18 ID N7IHKNYq0 943 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2011/04/26(火) 02 23 42.15 ID 2NaiH/oB0 139 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2011/04/23(土) 00 03 16.18 ID rpw+JU3Q0 暗黒の一週間を越え ついに晴れ舞台がやってきた 災厄の壁を越えて 皆 一丸となって一つの劇を演じて魅せた 待望の深夜 輝かしき栄光の夜 皆が待ち侘びた瞬間だった 其れは何とも形容し難い結果だった 成功だ そして劇は終幕を迎える 劇が幕を閉じし時 栄光の夜は終焉を向かえ 切なさと寂しさの香りを漂わせた朝がやって来た 私の想い人は其の劇を美しく飾った 彼女は共演者らと労いの饗宴を行うはずだったらしいが 私の為に舞い戻ってきてくれた 「恋慕の蒼剣士」「総ての救済の桃弓神姫」「慈母の黄銃士」「流転する漆黒翼の時空魔術師」らとの労いを後回しにして迄 私の想い人「隣人の真紅の聖女」は彼女らを最高の友人であると述べ、彼女らとの記念写真を私に見せた http //www.dotup.org/uploda/www.dotup.org1557417.jpg なるほど、皆優しそうな者でよかった 何より私の想い人、杏子の嬉しそうな表情が何とも言えない 私と共にいる時の笑顔と別の笑顔 種類の違う笑顔だ やはり杏子には笑顔が似合う 泣き顔やしゅんとした表情にもそそるものがあるが 向日葵のような笑顔には到底勝らない それにしても私は幸せ者だ 私より幸せな者などいようか、否、いないであろう 神に感謝すべきか、運命に感謝すべきか 答えは其の両方でもない 杏子に感謝すべきだ そして杏子の友人らに感謝すべきだ ━━私の杏子に笑顔を与えてくれて有難うと━━ 杏子から受け取った写真をもう一度見返す よく見ると、杏子以外の少女もかなりの美少女だ 可憐で凛としていて、それでいて優しさを兼ね備えている ・・・ ・・・・・ 「オイ!」 ん? 「聞いてんのかよ!?」 何だい? 「猿みてーに鼻の下伸ばしてんじゃねーよ!」(仔犬が噛みつくの如く) やきもちかい? 「・・・分かってんなら聞くんじゃねーよ・・・バーカ///」 はは、杏子はやはり杏子だ コメント 445 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2011/04/24(日) 00 00 56.24 ID cKGiQxT70 繰り返す、私は何度でも繰り返す 君の笑顔が見たいから 春も夏も秋も冬も 朝も昼も夕暮れ、夜も 甘いミルクの漂う中で 苦い紅茶の溢れる園で An ANko anan An Anko anan NO! I am Kyoko!! あんこ 「きょうこ」 あんこ 「きょうこ!」 あんこ 「きょうこ!!」 きょうこ 「あんこ!!!あっ・・・」 きょうこ(チュッ) http //www.dotup.org/uploda/www.dotup.org1561413.jpg 何度でも繰り返す Anko anan Anko anan コメント 501 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2011/04/24(日) 02 39 10.96 ID PNq9J4nT0 はぁ・・あんこちゃんの足の匂いを嗅ぎたい。 僕はあんこちゃんを自宅へとお誘いするの。 あんこちゃんはいつも素足にブーツを履いていて、まるで石田純一みたいなの。 僕はあんこちゃんの為にケーキを作って二人で食べようとするの。 あんこちゃんはあぐらをかいて豪快にケーキを食べていたの。可愛い。 僕はあんこちゃんの素足から香る匂いに気がついていたんだけど、本人には指摘しないの。 だんだんその匂いが心地よくなってきちゃって、僕は病みつきになっちゃうの。 そして「トイレに行く」と言って部屋を出る僕。 実は我慢できなくなっちゃって、玄関にあるブーツの匂いを嗅ぎに行くの。 玄関へとたどり着く僕。そして・・僕はブーツをペロペロして思いっきり匂いを嗅いじゃうの//// コメント 649 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2011/04/25(月) 00 01 10.83 ID cKGiQxT70 彼女は遊戯でも本気で行う純真無垢な可憐なお花 ならば私も全力で応えよう 「覚悟はいいかい?」 私は出来てる 準備はいいかい? 「アタシは出来てる」 (そして鐘は告げる その刻を) 「急げっ!売り切れちまう」 OK承知している(杏子in買い物カートで店内を爆走) 『ただいまより牛肉のタイムセールを行う 欲しけりゃ勝手に持っていけ』 よし今日はすき焼きだ 「よっしゃ!」 ダメだ時間がない コメント 694 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2011/04/25(月) 05 36 32.13 ID LEzTF8pqO 泣きそうな、目に涙ためて見つめてるの 僕が「大丈夫?」 って聞くと 「お前の方こそ大丈夫なのかよ!」ってボロボロ泣き出しちゃうの 平気だよ泣かないでと呼び掛けると あんこちゃんは「泣いてなんかねーよ!」 と言って僕に抱き着いて大泣きしちゃうの 泣き止んで落ち着くまで、しばらく抱き合うの 泣き止んだあんこちゃんは僕から離れないし僕も離れたくないの だから、今日はあんこちゃんと一緒に寝たいなってお願いをしてみるの あんこちゃんは真っ赤に腫らした目で僕を見ながら 「しょーがねーな」っていってくれるの コメント 897 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2011/04/26(火) 00 00 09.18 ID N7IHKNYq0 【もし佐倉杏子がヤンデレだったら】 ━━夕飯の材料を買いにきた僕━━ ━━其処でばったりと出会った知り合いの美樹さやか━━ ━━どうやら美樹さんも夕飯のカレーの材料を買いに来たそうだ━━ ━━世間話をしながら買い物をしてバイバイと分かれる僕━━ ━━それをマイハニー佐倉杏子は後ろから見ていたのだった━━ ━━しかし、それを僕が知るわけもなく・・・━━ (♪=QBのテーマ) 第壱話 「そんなのアタシが許さない」 ふぅ、ただいまー(家に入る) 「おかえり」(杏子、玄関でお出迎え されど顔は笑っていないしいつものような元気な声音ではない) どうしたの?顔色が優れないようだけど(僕は荷物を下ろす) 「別に。それより今日、何か変な事なかったか?」(抑揚の少ない口調で) ん、変なこと?なかったけど 「なんで嘘つくんだよ・・・」(声のトーンが下がる) え!? 「アタシ知ってんだぞ・・・ お前がさやかと一緒に買い物してるの・・・」 あぁ、うん、買い物途中で出会ったんだ 美樹さんもはカレーだって 「どうして!!」(声を荒げる) !(ビクンッ) 「どうしてお前がさやかと一緒に買い物してんだよ!!」 だから途中で会ったん━━━━ 「だから、会ったからって一緒に買い物する事はないだろ!!!」 「私には留守番してろって言った癖に・・・」 杏子は花粉症だろ? 今日は花粉の量が凄いって天気予報で言ってたからね 「ふーん・・・」 間 http //www.dotup.org/uploda/www.dotup.org1569522.png 「嘘だろ!!」(バァンと音をたてて踏む杏子) 「本当はさやかと会う為にアタシに待ってろって言ったンだろ!!」 ちょっと、誤解だってば! 「嘘つくな!!!お前の携帯にさやかのアドレスが入ってるのも知ってんだぞ」 確かに美樹さんのアドレスは入ってるけど、それは連絡網の━━ 「嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ!!!!」 「お前、浮気しようとしてるだろ!!」 「アタシがここにいるのに!!!」 「そんなのアタシが許さない」(杏子、僕を思い切り抱きしめる) 杏子・・・ 「お前はアタシの大切なモンなんだ!!誰にも渡すもんか!!」(杏子、泣き出す) ごめんね杏子(なでなで) 変な勘違いさせて杏子を苦しめちゃったみたいだね・・・(涙を拭う) 僕はずっと杏子の傍にいるよ(杏子を抱きしめる) 「ひっく・・・えぐ・・・っ・・・」(杏子、声にならない) よしよし(杏子の背中を撫でてやる) 落ち着いたかい? 「うん・・・・・・あの、その、さっきはごめんな?」(涙目で) いつも溜め込んでいたのだろうか? 杏子があそこまで感情をあらわにするとは ちゃんと杏子を支えていかないとなぁと決意する僕なのでした コメント 943 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2011/04/26(火) 02 23 42.15 ID 2NaiH/oB0 畳の上に正座してあんこちゃんは俺が淹れたあつーい緑茶を飲むの。 あんこちゃんは猫舌だからなかなかその緑茶が飲めないの、 でも食べ物粗末にできないから、ちびちびとふーふーしながら飲んでるの。 そうこうしているうちになれない正座であんこちゃんは足が痺れちゃうの! そこで、必死に我慢してるあんこちゃんの足を俺はつんつんとするの。 「ば///、ひゃう///、な、なにしやがんだてめー」ってあんこちゃんは怒るんだけど、俺はそこでもっとつんつんするの。 あまりの痺れにあんこちゃんは悶えちゃって畳に緑茶をこぼしちゃうの。 そしたらあんこちゃんが泣きそうになっちゃって、あわてて俺は「ごめんね」って抱きしめてあげるの。 そしたらあんこちゃんは「ばかぁ・・・」って俺の肩の中で泣いて甘えてくるの!///// コメント
https://w.atwiki.jp/frei/pages/2.html
メニュー トップページ メニュー メニュー2?
https://w.atwiki.jp/frei/pages/9.html
https://w.atwiki.jp/haruhi_vip/pages/2395.html
ザー。 「・・・」 雨の日は憂鬱になる。理由は空が重いから、というわけではない。 いつもいつも大変で疲れる不思議探索は無いが、だからこそ憂鬱なんだ。 マイ・スウィート・エンジェルの朝比奈さんに出会えないからな。 家の窓から外を眺めても、雨は止まない。そりゃそうだ。 妹が隣でせっせと照る照る坊主を作っているが、それが効くかも解らないんだからな。 まぁ、願うなら効き目抜群のを妹が作ってくれる事を祈るさ。 そう思わずにはいられない。 だが、どうしても某魔法陣漫画に出てくる褌穿いた風の精霊にしか見えないんだが。 あれは角があってこれは角は無いけど。 まぁ、効き目があればそれで良いんだ。俺としてはね。 だって、晴れたら会いに行けるからな。 ―――ピンポーン。 そんな事を考えていると、玄関で呼び鈴が鳴った。 「キョンくん、出てー。私、照る照る坊主さん作りで大変だから」 そんなん打ち切れ。 って言ったら何だか俺の我が侭のように聞こえなくも無いのでそうも言っていられない。 仕方なく、俺は立ち上がって玄関に向かう。そして、鍵を外してドアを開けた。 「えへへ・・・会いたくて、来ちゃいました」 そこには、ずっと見たかった天使の恥ずかしそうな微笑があった。 「えっと・・・迷惑、でしたか?」 「いえ。俺も会いたくて仕方ないところでしたからね。どうぞ、上がって下さい」 「あ、はい・・・お邪魔します」 俺は二階へと朝比奈さんを連れて上がっていく。 妹を見てみると、照る照る坊主の材料を更にかき集めていた。 ・・・何個作るんだ、あの角無しギップリャー!!を・・・。 「あ、キョンくん。熱湯ありますか?」 部屋に入る前、朝比奈さんがふと尋ねてきた。 「えぇ、ありますよ」 「良かった。キョンくんの為だけにブレンドした茶葉を持ってきたんですよ」 朝比奈さんはそう言って手に持っていたカバンを指差す。 そして、にっこりと微笑んだ。うむ、素晴らしいスマイルだ。 「俺の為ですか・・・それは楽しみです」 部屋の扉を開けて、自室へ入る。見慣れた部屋だ。 その俺の後ろを朝比奈さんは少しだけびくびくとしながら入ってきた。 多分、この関係になってから初めて二人きりになるもんだから緊張してるんだろう。しかも俺の部屋だ。 そのせいか部屋に入るや否や、微妙な空気があたふたと溢れかえってくる。 二人で固まる。緊張して、場がどんどんと静まり返る。 呼吸だけしか聞こえない。何もしないせいでどんどんと重々しくなっていく。 仕方ない。俺から話題を切り出そう。 っていうかこれが男の仕事だよな。仕方ないじゃないだろうが、バカキョン!バカ俺!! 「朝比奈さん」 「ひゃ、ひゃい!?」 朝比奈さんは不意に俺が声を掛けたせいか、物凄い裏返った声を出した。 そして顔を真っ赤にして恥ずかしそうにする。可愛い。 そのプリティーな顔で何て話しかけようか忘れちまったぞ。やれやれ。 「熱湯、そこにありますよ」 とりあえずこれしかないよな。話しかけるネタ。 「え?あ、はい。えっと・・・ごめんね、変な声出して」 「いえ、別に構いませんよ。可愛かったですしね」 「そ、そんな事無いですよぉ~・・・」 からかうとすぐに紅くなる頬。何度見ても飽きない表情ですよ。 「じゃ、じゃあ、お茶淹れますね」 まだ、少し恥ずかしさを引きずっている朝比奈さんの手つきは微妙に危うい。 何か妙に震えてるし、妙にテンポ悪いし。俺は不安で仕方がない。そして、 ガシャン。 案の定、目の前で湯のみを落として割った。ふぅ、安物でよかった。 慌てた様子で謝罪の言葉を並べながらあたふたとしていた。 そして、何を考えたのか素手で割れた破片を集めだした。 「いたっ・・・!!」 「朝比奈さん、大丈夫ですか!?」 「えへへ・・・少しだけ指切っただけですから大丈夫で―――ひゃぅっ!?」 例のごとく可愛い悲鳴を上げる朝比奈さん。理由は簡単。 口の中に、血の味が広がる。その血は朝比奈さんの。 甘くて甘い、気が狂いそうなくらい甘い朝比奈さんの血。 俺は指を口の中に入れていた。 「はわわわわわ・・・!!な、何やってるんですかぁ~!?」 俺は口にくわえていたその白い指を抜く。 「消毒ですよ?」 「しょ、消毒・・・キョンくんの・・・消毒・・・あぅ~・・・」 赤の上に赤を塗り重ねたような色の顔に俺は思わず頬が緩んだ。 「湯飲みは、俺が処理しておきますからお茶をお願いします。ちなみにティッシュそこにあるのでそれで拭いてください」 「ひゃ、ひゃい!」 俺はとっとと箒を取りに一階へと降りた。 ふと角無しギップリャー!!もとい照る照る坊主を作っている我が妹が気になって様子を見る。 ・・・何か物凄く材料らしき物体が増えてないかね? それ以前にそれは照る照る坊主なのか・・・? 何だか知らないが、軒下に飾ったら雨が上がるどころか、逆に雨や雪よりも氷が落ちてきそうな見目形だ。 俺は箒と塵取りを手に二階へと、静かに上がった。 何故静かにか、って?朝比奈さんに気付かれぬようにそっと何をしているのか見るのさ。 例えば人が見てない時どんな感じなのか知りたいだろ?見たくない?そうか、俺は見たいんだ。 そっと二階に着くとそっと半開きの扉に足をかけてそっと開ける。 「朝比奈さん」 「!?」 びくっとした朝比奈さんがこっちに振り向く。 さっき、俺が咥えていた指を咥えていた。 「・・・・・・・」 「・・・・・・・」 さて、どうしたものかな。ティッシュに触れた痕跡為し。という事は明らかに俺の唾付きなんだが・・・。 「ひゃ、ひゃのれすね、ひょれは・・・」 「指を口から抜くの忘れてますよ」 「ひゃい・・・あ、えっと・・・えっと・・・お茶淹れました」 明らかな話逸らし。だから、どうした。朝比奈さんのお茶を飲むのが先だろう、常識的に考えて。 「飲みます」 今更ながら、紅茶を急須と湯のみで飲むというのは中々趣なる物だ。 味は俺の為にブレンドしたというだけあってなかなか好みの匂いと味だ。 「凄く美味しいです」 「本当ですか?」 「えぇ。本当に美味しいですよ」 「良かったぁ・・・」 嬉しそうに微笑む。その顔が、可愛い。 可愛い?いや、愛しいというべきかもしれないな。 っていうか、俺はさっきから何回可愛いと心で連呼してるやら。 ふと雨が気になって外を見ると、雨量が恐ろしい事になっていた。 窓の外の様子を目視で確認すること不可なり。そういう状況だ。 苦笑いが出る。これは、間違いなくあの照る照る坊主のおかげに違いない。 「天気こんな状態ですけど、帰り大丈夫ですか?」 俺はとりあえず尋ねてみた。 「え?あ~、凄い・・・大丈夫かな・・・・・」 「何なら家に泊まっていきますか?」 「ふぇ!?そ、そんな事したら迷惑掛かりますし、冗談ですよね!?」 「俺は、構いませんよ?あ、別に下心があるじわけじゃないんですよ?」 「怪しいです・・・。でも、良いんですか?」 えぇ、当然ですよ。 「貴女は俺の彼女ですからね・・・」 「彼女、か。何だか嬉しいです・・・えへへ・・・」 そう言って照れ笑い。あ~、何か抱きしめたくなる衝動が湧き上がってきた。 どうしようか。まぁ・・・とりあえず、 「ひゃっ!?きょ、キョンくん、突然ぎゅっされると恥ずかしいです・・・!」 衝動に逆らわず抱きしめとくさ。 「言っとくけど離しませんよ」 非難の声を上げてるけど抵抗しないんだから。 「良いです・・・逆に、離さないでって言いますから」 さて、こんな時どんなセリフが良いかな。そうだな、あの猫からセリフをいただこうか。 「僕のアリス、キミが望むなら」 で、その後なんだが、朝比奈さんは俺の家で泊まっていった。 それだけだ。何もしてないぞ?本当だぞ? 強いて言えば・・・まぁ、一緒に風呂入った、ぐらいか? もちろん、タオルはお互いに巻いたぞ?本当だぞ? 朝比奈さんも恥ずかしがっていたが俺も物凄く恥ずかしかった。 うん、そりゃもう恥ずかしかったとも。 ちなみに、我が妹は降ってきた恐ろしい雨量に照る照る坊主を作るピッチを上げていた。 そして翌日の朝。 晴天を隠すかの如く窓を多い尽くす百数十個のぬらりとした笑顔の照る照る坊主に朝比奈さんが悲鳴を上げたのは秘密だ。 「夏のアイスのように」へ
https://w.atwiki.jp/frei/pages/8.html
トップページ しいちゃんお絵かき お絵かき掲示板です。 絵日記。 管理人の絵日記。マウスで必死扱いたヘタ絵が・・・。 スウェーデン青年との交流 へい・どー。
https://w.atwiki.jp/frei/
人間ぎらい 本家サイト。 蛙手。 マウス絵が保管してある。 創作。 管理人の創作エセ神話や歴史小説。 このページは、スウェーデン青年達との交流をブログにしてお伝えするものです・・・。 海外に疎かった私が! ドイツ語しか知らなかった私が! 英語も読めぬ私がぁぁぁ! (;´Д`)ハァハァ 何はともあれ、ヨロシク♥
https://w.atwiki.jp/frei/pages/5.html
https://w.atwiki.jp/frei/pages/7.html