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アルジェの戦い アルジェの戦い [DVD]
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グロノヴェイルの戦闘 Guronoveiram fean(ロフィルナ語)Fe an Guronoveir(オクシレイン語) 時代 共立公暦592年5月3日 場所 ロフィルナ王国革命記念都市グロノヴェイル 結果 戦争犯罪人複数名の拘束 交戦勢力 大罪会議グロノヴェイル自警団単独武装民兵 セトルラーム共立連邦オクシレイン大衆自由国 指導者 ディース・ヴィ・ティラスト他、複数の地方名士 ヴァンス・フリートンセンジュ・アン・アクセルン・ヴィン・アンニオ 戦力 ティラスト派正規将校30名グロノヴェイル武装民兵15000~25000名単独民兵14000~16500名 セトルラーム駐留軍800名第27特殊作戦連隊特殊作戦群250名 損害 戦死1,000~2,000名負傷4000~5000名拘束186名 戦死121名負傷305名墜落4機破壊52両 グロノヴェイルの戦い(ロフィルナ語:Guronoveiram fean、オクシレイン語:Fe an Guronoveir)は、グランドウィンド停戦協定以降の共立公暦592年、セトルラーム、ロフィルナ、オクシレインの三ヶ国間の合意に基づいて履行された軍事作戦である。戦争犯罪人の逮捕を目的とした紛争。係る逮捕作戦の実行にあたっては、ロフィルナ政府が主催する聖イドルナート祭の形式に従うことが条件とされた。そのため、同国正規軍による監視のもと、セトルラーム、オクシレインの両国が執行部隊を派遣し、問題の戦争犯罪人の拘束に至ったのだという。戦いの場として指定されたグロノヴェイルにおいては、先の転移者星間戦争において虐殺を扇動した陸軍部隊の指揮官が列席。その支持基盤となったロフィルナ国民の不満を抑えるべく伝統的な祭りとしての体裁が整えられた。責任追及の矢面に立たされたheldo主導国のセトルラームは同盟内部の衝突を避けるため、これに同意し、戦後処理を命題とする国際社会の妥協を促した経緯がある。 目次 背景問われるセトルラームの指導力 ロフィルナ国内における粛清計画 経緯商業区域サブストリート攻防戦 地下セクション防衛戦 犯罪人の確保とタワー上層における籠城戦 脱出経路における大規模火力レース 影響列強その他の国家間における確執 目的の達成と軍事的な敗北 ユミル・イドゥアム連合帝国の復興支援 関連記事 背景 問われるセトルラームの指導力 共立公暦590年。転移者の処遇を巡るラヴァンジェ及びオクシレインの対立は、主戦場となったシアップの紛争を過熱させた。これにより、対応を迫られた共立機構は平和維持軍を派遣し、事態の収集に乗り出したが、過剰防衛を禁じる厳格な規定が仇となって多くの犠牲を出してしまったわけである。この一連の混乱の中で、平和維持活動による支援を表明したheldo各国は現地に軍を派遣。これにより、平和維持軍の弱点を補えるものと期待されたが、heldo内部の温度差もあり、その実態は自国民の救出を優先するという極めて酷薄な作戦へと推移した。その主な原因として、ラヴァンジェ当局に対して反旗を翻したAIn(アリス・インテンション)の攻撃が激しさを増したこと。それに対して最も苛烈な報復に及んだロフィルナ陸軍の暴走によって事態の収拾に非常な困難を伴った経緯がある。この紛争は戦後処理を巡るオクシレインとセトルラームの外交問題にまで発展し、heldo内部においても責任の所在を巡る加盟国間の対立を引き起こすなど平和維持を命題とする協力体制の脆弱性が露呈した。時のヴァンス・フリートン.セトルラーム大統領は、そうした事態を打開するため自らコックス大宰相と会談。最終的にロフィルナ連邦含む現行同盟の瓦解を避けることで一致し、問題の戦争犯罪部隊について、どのような処遇が適当であるかの調整を続けた。 ロフィルナ国内における粛清計画 実のところ、コックス大宰相は増長する地方軍閥に手を焼いており、特に戦闘意欲が旺盛な過激派を如何にして処理すべきか腐心しているのが実情であった。転移者戦争における陸戦部隊の派遣も戦死による影響力の低下に期待していたのが正直なところで、予想以上の戦果を収めてしまった彼らに対し恐怖の首領たるコックスは軍事クーデターの危機に直面したのである。かといって、一度振り上げた拳を下ろすことは国内外に対して恥じるプライドもあるがゆえに認めるわけにはいかず、事態収拾のために訪れたフリートン大統領との交渉で難しい決断を迫られた。結果的に同盟関係を持続させることで一致した両者は他のheldo加盟国を納得させるための措置を検討。ロフィルナに対する当面の制裁措置を「事実上容認」する方向にシフトした上で、対黒丘政策の調整に入った。戦争犯罪人の処罰に関して、強力な確約を得たフリートン大統領はオクシレイン本国へ自ら赴き、セトルラームの本気度を「証明」する共同作戦の交渉を練り上げたのである。粛清準備を整えたコックス大宰相は、聖イドルナート祭の開催を名目として問題の戦争犯罪集団をグロノヴェイルに誘導した。この計画は、戦後処理を命題とする国際社会と勢力図の塗り替えを目論むロフィルナ政府の画期的な妥協点として推奨された。 経緯 商業区域サブストリート攻防戦 半径100kmにも及ぶグロノヴェイルの都市構造は円形の砲塔城塞で囲まれて久しく、中心部に一際目立つ高層建築物が鎮座していた。その名をリッケンフェール・タワーと称し、オクシレイン特殊作戦群を中核とする連合部隊は戦争犯罪の主犯たる多くの将校がビルの最上階に立てこもっている情報を確認したのである。作戦の実行にあたっては当初、無反動推進ヘリ10機を主体とする電撃戦によって速やかに中心部を制圧する計画が実行されるはずであった。しかし、先のコックスの策動を予想したティラスト派が事前の申請内容とは異なる部隊展開を実施し、この一連の動きを疑ったセトルラーム駐留軍の提案を受け入れる形で急遽陸路での進軍プランに変更されたのである。セトルラーム・オクシレインの両軍からなる連合司令部は、当初の予定である作戦開始時刻に修正を加え、ジェルビア時刻の午前3 00分、セ連機動海兵による大規模な面火力投射を加えた上での突撃を開始した。午前3 20分。商業区域に侵入したオクシレイン特殊作戦群は、第一特殊歩兵分隊、同火力支援分隊を繰り出し、正門ゲート付近の防衛にあたっていたロフィルナ民兵数百人を追い払った。同時にセトルラーム機動空兵による側面射撃が実施され、メインストリートに陣取る数千人規模の自警団を釘付けにしたのである。その隙に狭い路地へと躍り出た特殊作戦群は同自動車化歩兵分隊が有する兵員装甲輸送車に乗り込み、左右の建物から銃弾を浴びせてくる単独武装民兵数百人を蹴散らしつつ前進した。 地下セクション防衛戦 戦局は同4 00の時点でロフィルナ側に1000人以上の死傷者が生じる一方的な状況であったが、同4 30頃、メインストリートから押し寄せたグロノヴェイル自警団5000名超と接敵した頃から徐々に連合部隊にも被害が生じる事態へと推移した。これを受けて、サブストリートの左右を固めたセトルラーム機動部隊は後方の無反動推進ヘリ3機を投入。上空からの精密射撃による無慈悲な措置を講じてオクシレイン側の装甲車に道を開けた。同5 30分頃、一度に大勢を相手できない連合部隊は商業区域の地下セクションに陣地を築き、狭い経路からの突撃を試みる敵武装民兵の侵入を防いでいた。この時点でセ連機動部隊の死傷者数は52名に達しており、前線で戦うオクシレインの特殊作戦群もティラスト側の猛攻を受け、防御を固めざるを得ない事態に直面した。最終的には12両を盾に応戦を続ける体制となったが、ロフィルナ側も経路に積み重なった死体を盾に用いるなどしてじりじりと距離を詰めてきたのである。 犯罪人の確保とタワー上層における籠城戦 午後12 00の時点で3000人以上の死傷者を出した武装民兵は一時地下上層部に撤収。体制を整えた連合部隊は地下深層エリアの列車を拝借し、残った装甲車両とともに再び中心部に向けての行軍を再開した。12 55分から13 20分に至るまでの道中において夥しい数の武装民兵と接敵し、更に15人の死者と、94人の負傷者を出した。地上では残る8機のヘリがメインストリートに陣取る自警団主力を引き付けていたが、1機が撃墜された時点でゲート方面への撤退を余儀なくされた。墜ちたヘリのパイロットは暫く生存し、ハンドガンを用いて戦ったが、激昂した数百名のグロノヴェイル市民に殺到され、どうすることもできずに殉職した。13 30分頃、リッケンフェール・タワーの中層部に到達した連合部隊は地上から突き出された複数人の無惨な遺体を目撃することになる。セトルラームの機動海兵が地上からの追撃を阻止する中、オクシレインの特殊作戦群はタワー上層のティラスト派を拘束し、ヘリによる屋上からの脱走を試みた。しかし、遠方への後退を余儀なくされたヘリ部隊に駆けつける余力などなく、タワー内部での籠城を余儀なくされた連合部隊は事実上、死を待つのみの状況へと追い詰められた。 脱出経路における大規模火力レース 18 27分頃、絶望的な激戦の最中、降伏を検討し始めた、その時に状況が一変した。一階エントランスホールの戦いで通信が途絶し、行方不明となっていた機動海兵複数人が地下道からの自爆攻撃を実行し、メインストリートもろとも広範囲の道路を陥没させたのである。勝利を確信して酒盛りに興じていたロフィルナ側の民兵は無造作に積まれた強化弾薬の誘爆に巻き込まれ派手に散っていった。正面ゲートの手前で戦闘を継続するヘリ部隊はこの機を逃さず、直ちに連合部隊救出のための行動に打って出た。19 48分、1機の犠牲と引き換えに道中の激戦を掻い潜り、ついに連合部隊との合流に成功したのである。残る自動車化歩兵はセ連海兵を主力とする揺動作戦に参加し、複数のサブストリートを突っ切りながら敵主力の撹乱を引き受ける役割を演じた。20 30分に戦争犯罪者の護送を成功させた特殊作戦部隊は再び渦中の市街に引き返し、包囲されつつあった残りの生存部隊の救出にあたった。軍事的には全滅といっても過言ではない多くの犠牲と引き換えに目的を果たした連合部隊は順次市街からの脱出を成功させ、ロフィルナ正規軍が陣取る分厚い境界線を突破した。同正規軍の終戦判定にも関わらず、興奮を抑えられない多くの武装民兵が境界線を越えようとしたが、これまでとは比較にならない無慈悲な機関砲の斉射を受けて市内への撤退を余儀なくされたという。21 55分、問題の戦争犯罪者全員の無事を確認した連合部隊は、道中の地域パトローラーに道を開けるよう要求。双方の緊張は激発寸前にまで達したが、22 30分、現地の指揮官が渋々封鎖を解いたことで事前の約束は無事に履行された。 影響 列強その他の国家間における確執 23 27分、連合部隊はディース・ヴィ・ティラスト以下、拘束された戦争犯罪人を平和維持軍に引き渡し、長い一日の任務を終えた。これにより、関係各国の面目は保たれたが、ロフィルナ政府を率いるコックス大宰相の心境はもっと複雑であった。今作戦の成功で、少なくとも政権に歯向かう恐れのある不穏分子(戦闘狂)を一掃することには成功した。しかし、それは政権の安泰を確定するものではなく、国際社会に約束を履行させるための戦いの始まりを意味した。5月8日。一向に連絡を寄越さないセ連政府に痺れを切らしたコックスは、ラマーシャ、ファルランベルク、フィンスパーニア国境の緩衝地帯に砲弾を打ち込むよう指示。同5月9日に大統領が訪問すると、物々しい軍事パレードとともに派手な出迎えを実施し、即刻ロフィルナへの制裁を緩和するよう暗に恫喝したのである。額に青筋を浮かべ、柔和な表情のコックスを前に、全てを察したフリートンは工夫の余地など一ミリもないことを悟って対決姿勢に転じる覚悟を固めた。結論から述べると制裁自体は緩和され、ロフィルナの経済基盤に対する支援措置も講じられた。共立公暦655年、ラムティス条約に基づくロフィルナ王国の大量破壊兵器削減措置が実行されると、複数ヵ国による王国復興への更なる支援措置(事実上の通常戦力強化支援)も実施され、イドゥニア世界は以後暫しの平和を維持できる情勢となった。しかしながら、国際社会による対ロフィルナ外交への包囲網も形成されつつあり、これに不信感を募らせたコックスはユピトル連合など反大国主義的勢力との接近を強めたのである。そうしたロフィルナ政府の抵抗は、陣営間の馴れ合いを嫌うラヴァンジェ、メイディルラング、王政連合の国益と合致し、既存の陣営に対して広範な情報共有ネットワークの強化に繋がった。現行秩序の不安定化に直面した列強三国は物理的互恵関係の緊密化を推し進め、きたるべき軍事衝突の危機に備えた。 目的の達成と軍事的な敗北 今作戦における目的の遂行をもって、セトルラーム政府は国際社会における緊張の緩和をアピールした。一方、セ連国内における今作戦の評価は非常に厳しいものがあり、野党から損失責任の追求を受けるなど、多方面にわたってフリートン大統領の説明責任が問われたのである。オクシレイン政府も当初の予想に反して多くの犠牲を出したことに落胆しており、今後の戦略に活かしていく方針を示した。後にグロノヴェイルの教訓と呼ばれることになる、今次作戦の戦略的失敗をもって弱小と思われていたロフィルナ民兵の強さが知れ渡ったとされる。この一連の報道は渦中のコックス大宰相にとって好ましいことではあったが、同時に更なるセトルラームの軍事干渉をも覚悟しなければならない局面でもあった。セトルラーム・オクシレインの両国は帝国とともに陣営間のネットワークを強化することで合意し、責任問題の炎上に期待する一部国家の躍動を牽制した。 ユミル・イドゥアム連合帝国の復興支援 連合帝国の方針は元々、反民主主義を掲げるものであり如何なる形であれオクシレインとの関わりを否定するものであった。今次作戦の成功を受けて、民主主義諸国の更なる躍動を警戒したトローネ皇帝は、追求の矢面に立つフリートン大統領を支援するための大規模な支援物資の提供を申し出たとされる。これにより、当面の脅威となりうるオクシレインの内政干渉を牽制するとともに共立同盟におけるセトルラームの求心力低下を最小限に留められるであろうことが期待された。提示された支援プログラムのうち、係る戦闘において損害を被った軍人及び市民に医療、食料、その他の日用雑貨を、グロノヴェイル市役所にインフラ及び建造物の修復を、セトルラームに対しては破壊された兵器の補充を支援する。また、この履行にあたっては地元軍閥による着服の防止を徹底するため、連邦共同体の長たるアリウス女大公の名のもとに分配することで合意した。以上の施策により、イドゥニア世界における帝国のプレゼンス増大を懸念した王政連合は、史上異例となる共立同盟との合同軍事演習を提案。対するセトルラームは時期の悪さを理由に辞退し、その他の共立同盟諸国もほぼ同様の対応を示したが、ことロフィルナ王国に限ってはコックス大宰相の独断で受諾され大規模に実施するという行動に及んだ。事態のエスカレーションを望まないフリートン大統領の抗議に対し、ロフィルナ政府は主な支援対象となる自国の意向を差し置いてセトルラームが交渉の中心窓口となっている現状への不満をあらわにした。 関連記事 @Freeton2(執筆者) ロフィルナ王国 転移者星間戦争 ルドラトリス安全保障盟約 ネルヴェサ―民主同盟 文明共立機構/指定評価 セトルラーム共立連邦/国際関係 ユミル・イドゥアム連合帝国/国際関係 オクシレイン大衆自由国/国際関係 ラヴァンジェ諸侯連合体/国際関係 共立機構国際平和維持軍
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●米国「対テロ戦争」09Ⅱ から 141023 カナダ議会銃撃はテロ イスラム過激派に共鳴か [東京] 1409 「イスラム国」、英国人殺害か ネット上に映像公開 [朝日] 140702 米軍、イラクに300人追加派遣 大使館や空港警備 [朝日] 140501 世界テロ報告書 発生9700件 前年比で4割以上も増加 [毎日] 140113 イラク駐留英軍 「虐待1000件以上」国際刑事裁へ告発 [毎日] 131018 米英の無人機攻撃、民間人479人犠牲 国連依頼で調査 [朝日] 131013 米軍アフガン駐留継続へ部分合意 最終判断は国民大会議 [朝日] 130624 米情報収集暴露 元CIA職員、エクアドルに亡命申請 [毎日] 130613 米国家安全保障局 「中国にハッキング」 09年から「香港含め対象数百件」??元CIA職員 [毎日] 130610 情報源は元CIA職員 米政府のネット極秘調査巡る [朝日] 130607 米政府、ネット個人情報収集 テロ捜査名目、9社協力 [朝日] 120930 アフガンでの米兵死者2千人に 泥沼化を象徴、AP通信 [東京] 120922 米、アフガンから3万人撤退完了 治安悪化の懸念なお [朝日] 120921 CIAがイスラム聖職者を拉致…伊最高裁が認定 [読売] 120913 反米抗議デモ、イスラム圏全域へ拡大の様相 [読売] 1205 ビンラーディン殺害作戦協力…医師に国家反逆罪 [読売] 111119 駐米サウジ大使暗殺未遂で国連決議 米、イランに圧力 [朝日] 110910 「米国は強くなった」大統領、9・11テロ10年で演説 [朝日] 110715 アフガン民間人犠牲最悪ペース 11年上半期1462人 [朝日] 110502 ビンラディン容疑者を殺害 米大統領「最大の成果」 [朝日] 101225 パキスタン 自爆テロの犠牲者、最悪更新 無差別化進む [朝日] 101120 ウイルス、イラン核施設標的説に現実味 米社明らかに [朝日] 101023 イラク戦争、市民の死者は6万人超 機密暴露サイト公表 [朝日] 101007 NATO軍のパキスタン兵攻撃は「過失」 司令官が謝罪 [朝日] 100907 イラク駐留米軍、テロに応戦 戦闘終了宣言、はや骨抜き [朝日] 100806 アフガンのテロ74%増、イラクは25%減 米報告書 [朝日] 100528 「軍事より外交的解決を優先」 米、新安保戦略を発表 [朝日] 0218 イラク戦争に「英国式けじめ」 独立調査委、首相を喚問 0113 「イラク戦争は国際法違反」オランダ政府調査委が報告 [朝日] 0108 米大統領がテロ対策改革表明 米機爆破未遂受け [CNN] 141023 カナダ議会銃撃はテロ イスラム過激派に共鳴か [東京] 【ニューヨーク共同】カナダの首都オタワの連邦議会議事堂で銃撃戦があり、付近で兵士1人が撃たれた事件について、ハーパー首相は22日、テロとの認識を示し「カナダを安全にするためあらゆる措置を取る」と表明した。警察は兵士と犯人の計2人が死亡したと発表した。 地元メディアなどによると、犯人はカナダ国籍のマイケル・ゼハフ・ビボー容疑者(32)とみられ、最近イスラム教に改宗。中東の過激派に合流する恐れがあったため、治安当局から「危険旅行者」として旅券を没収されていたという。 過激派「イスラム国」などの思想に共鳴し、事件を起こした可能性が強まった。 1409 「イスラム国」、英国人殺害か ネット上に映像公開 [朝日] ロイター通信などによると、イラクとシリアで活動する過激派組織「イスラム国」は13日、新たに英国人とみられる人質男性を殺害する映像をインターネット上に公開した。イスラム国に敵対する欧米への警告として人質を殺害するのは、8月以降、米国人ジャーナリスト2人に続いて3人目。 特集:「イスラム国」 新たに殺害されたとみられるのは、英国人デービッド・ヘインズ氏(44)。シリアでフランス系NGOの職員として働いていた昨年3月、誘拐されたという。 米紙ニューヨーク・タイムズによると、ヘインズさんは殺害される直前、キャメロン英首相に向けて「ブレア元首相と同様、自ら進んでイスラム国に敵対する米国に同調した」などと非難の言葉を述べた。キャメロン氏は13日、「完全に悪魔の行いだ。どれだけ時間がかかっても必ず犯人を捕まえ、裁きを受けさせる」とする声明を出した。 ヘインズさんは、今月初めに公開された2人目の米国人人質の殺害映像の中で、殺害が予告されていた。英BBCによると、ヘインズさん殺害映像の中で2人目の英国人人質の殺害も新たに予告された。(ロンドン=渡辺志帆) 140702 米軍、イラクに300人追加派遣 大使館や空港警備 [朝日] オバマ米大統領は30日、イラクへ新たに約300人の米兵を追加派遣し、ヘリコプターなどを追加配備したことを明らかにした。すでに派遣を決めた約300人の軍事顧問とは別に、バグダッドの米大使館や関連施設、国際空港などの安全確保の任務に就く。 米国防総省によると、追加派遣が決まった兵士のうち約200人はすでにイラク国外から到着。ヘリコプターや無人偵察機も同時に追加配備された。勢力を拡大するアルカイダ系武装組織「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」などの動きを監視し、施設の警備や、兵士や大使館員らが移動する際の安全を確保するのが狙いだ。 オバマ氏は米議会にあてた文書で「米国民と財産を守るのが任務で、必要なときは戦闘できるように武装している」とし、イラクの治安が回復して必要性がなくなるまで部隊は駐留することを明らかにした。 この治安部隊とは別に、軍事顧問の多くはすでにイラク入りし、イラク軍との「共同作戦センター」の立ち上げを始めている。AP通信によると、追加派遣分を含めると、約750人の米兵がイラクに展開することになるという。(ワシントン=奥寺淳) 140501 世界テロ報告書 発生9700件 前年比で4割以上も増加 [毎日] 【ワシントン和田浩明】米国務省は4月30日、世界のテロリズムの現状に関する年次報告書を発表した。国際テロ組織アルカイダ本体の支配力が低下する一方、中東や北アフリカなどの関連組織が行動の独自性を強めたと指摘。内戦が続くシリアがテロ問題の主戦場の一つになり、外国人戦闘員の流入が長期的な脅威になるとの認識を示した。 報告書によると、テロ発生件数は9700件を超え前年比で4割以上も増加。死者は1万7800人、負傷者は3万2500人で5〜6割も急増した。 イランが国家としてテロ支援を継続していると批判。特に、レバノンのイスラム教シーア派民兵組織ヒズボラの海外でのテロ活動などに関与しているとの認識を示した。 会見したケイドナウ大使(テロ対策担当)は、パキスタンのアルカイダ本体が国際的なテロ作戦で弱体化し、中東や北アフリカで民主化要求運動などに伴い政府の統治能力が弱まったことで、組織の「分散化」が進んでいると指摘。シリアやイエメンなどの分派組織が過激化し、自立性を高めているとの分析を示した。一方、本体の資金供給能力が低下したため、営利誘拐や、ペルシャ湾岸諸国からの募金に頼る割合が高まっているという。 シリアには数千人単位で外国人戦闘員が流入しており、戦闘経験を積んで帰国し出身国の治安に影響を及ぼす懸念が高まっている。このため、ケイドナウ大使は「対テロ努力で国際的連携を強化することが、一層重要だ」と指摘した。 140113 イラク駐留英軍 「虐待1000件以上」国際刑事裁へ告発 [毎日] 【ロンドン小倉孝保】イラク戦争での人権侵害を調査してきた英国とドイツの弁護士や人権団体は10日、駐留英軍によるイラク人への虐待が1000件以上判明し、戦争犯罪に当たるとして国際刑事裁判所(ICC、本部オランダ・ハーグ)に告発した。うち約200件は極めて深刻な虐待だという。これまでも駐留英兵による虐待は数十件単位で報告されているが、虐待が極めて広範囲、組織的に行われていた可能性が浮上している。 告発したのは英国の弁護士グループ「公共利益弁護士(PIL)」と人権監視団体「憲法上の権利のための欧州センター」(本部・ベルリン)。英紙インディペンデントなど英メディアが一斉に報じた。 PILと同センターが虐待を受けたイラク人などから聞き取った結果、2003〜08年に英兵による虐待は、イラク人400人以上に行われ、件数では1000以上に及んだ。うち約200件は▽電気ショック▽性的虐待▽模擬処刑−−など深刻な事例だった。主にイラク南部バスラの収容施設内で行われた。PILは組織的な虐待だったとしている。 英紙ガーディアンは、英陸軍のウォール参謀長やイラク戦争開戦当時のフーン元国防相らが告発されたと報じた。PILは告発の詳細を14日にロンドンで公表する。 英国防省は声明で「英兵による拷問などがいくつかあったのは残念だが、国内の裁判所で対応しておりICCによるさらなる調査は不必要だ。虐待は組織的に行われていたわけではない」と主張している。 イラク駐留英兵の虐待については09年、被害者や弁護士から33件の訴えが英国防省にあった。その中には、南部アマラで拘束されたイラク人男性が殴打されたり、女性兵に性器を引っ張られたりしたなどの事例があった。 米国は自国兵が訴追されるのを避けるため、ICCに加盟していない。英国はICCの締約国。英国は03年3月、米軍とともにイラクに侵攻して主に南部を占領。09年4月に撤退した。 131018 米英の無人機攻撃、民間人479人犠牲 国連依頼で調査 [朝日] 【ニューヨーク=春日芳晃】潜伏するイスラム過激派を殺害するとの名目で米英軍などが実施した無人飛行機による攻撃で、パキスタンなど3カ国で少なくとも2004年以降、民間人479人が犠牲になっていることが、国連人権理事会が依頼した専門家チームの調査でわかった。朝日新聞が入手した調査報告は米国を名指しし、作戦や民間人犠牲者のデータを最大限公開し、説明責任を果たすよう求めている。 軍事費削減で多用マララさんも批判「テロあおる」 非戦闘地域での無人機攻撃を巡っては、他国の主権を侵害し、多くの民間人を巻き添えにしているという国際社会の批判がある。こうした批判を受け、国連人権理事会は1月、英国の弁護士で国際人道法の専門家のベン・エマーソン氏に調査を依頼。民間人の殺害は国際法上、戦争犯罪にあたることから、同氏は専門家チームとこれまでの攻撃例を調査した。無人機攻撃について国連が依頼した調査は初めて。 パキスタンではエマーソン氏が3月に政府関係者に直接確認。全体の死者が2200人に上り、うち民間人が少なくとも400人と判明した。さらに200人が非戦闘員の可能性がある。国連の現地組織などの集計ではアフガニスタンの死者は58人。イエメンでは現地メディアの調査によると、少なくとも21人が殺害されていた。報告書は武装勢力と民間人を区別した基準を示していない。リビア、イラク、ソマリア、パレスチナ自治区ガザでも調査を進めている。 作戦を実行しているとされる米英は情報の一部を開示したが、イスラエルは協力を拒んでいるという。民間の犠牲はもっと多いとの指摘もあり、調査が全容を反映しているかは不明だ。 エマーソン氏は今月下旬、人権を担当する国連総会の委員会で中間報告をする。「無人機攻撃は民間被害を少なくできる能力もある」と指摘しているが、攻撃を行う場合の法的根拠や、攻撃を受ける国の同意の必要性などについて、新たな国際法の枠組みを検討するよう勧告する。来年までに最終報告をまとめる予定。報告は国連加盟国への拘束力をもたないが、国連人権理事会が国際人道法違反の有無を最終的に判断し、対応を検討するとみられる。 オバマ米大統領は地上軍などを投入した他国への軍事介入には慎重だが、無人機によるイスラム過激派掃討には積極的とされる。日本も偵察用の無人機の15年度導入を目指し、中国も訓練を始めている。 ◇ 〈無人機攻撃〉 遠隔操作を駆使し、ミサイルなどでピンポイントの攻撃ができる。代表的な攻撃機はプレデターやリーパーなど。米軍や米中央情報局(CIA)などが関与し、米側にとっては人的被害を出さずに効率的な攻撃や情報収集ができる利点がある。パキスタンなどでのイスラム過激派の殺害作戦を主目的にしている。一方で誤爆により民間人の犠牲も相次ぎ、問題化している。オバマ大統領は今年5月、テロ掃討のため無人機攻撃は継続するが、厳格な基準の下で行う方針を表明した。日本の防衛省も無人偵察機グローバルホークの15年度導入をめざしている。 131013 米軍アフガン駐留継続へ部分合意 最終判断は国民大会議 [朝日] 【イスラマバード=武石英史郎】米国のケリー国務長官は12日夜、訪問先のアフガニスタンでカルザイ大統領と会談し、将来的に米軍を残すための協定締結へ向け一部で合意した。ただ、米国が求める米兵の裁判権の問題では合意できず、最終判断はアフガンの伝統的な国民大会議「ロヤ・ジルガ」に委ねることになった。 米政府は2001年の対テロ戦開始以来、アフガンの治安を担ってきた国際治安支援部隊(ISAF)の任期が切れる来年末以降も、米軍の一部を残すため、前提となる安全保障協定についてアフガン側と1年近く交渉してきた。アフガン側は、国境紛争を抱える隣国パキスタンを念頭に「第三国から侵略を受けた場合の米国による防衛義務」などを盛り込むよう要求。米軍の作戦による市民の巻き添えに対し、主権侵害だと反発を強め、米政権内では完全撤退の可能性も検討されてきた。 ケリー氏は11日夜に首都カブールを電撃訪問。カルザイ氏と一昼夜にわたり、断続的に会談を続けた。記者会見でカルザイ氏は、第三国からの攻撃への対応や作戦中の主権の尊重などポイントを列挙したうえで、「ある種の合意に達した」と評価。ケリー氏も「これまで協議を続けてきた問題は解決した」と語った。 ただ、米側が駐留の前提条件としている、罪を犯した米兵に対する裁判権の放棄について、カルザイ氏が「アフガン政府の権限を越えている」として判断を留保。他の合意内容も含め、ロヤ・ジルガを1カ月以内に招集して最終判断を仰ぐ方針を示した。 130624 米情報収集暴露 元CIA職員、エクアドルに亡命申請 [毎日] 【メキシコ市・國枝すみれ、モスクワ大前仁】南米エクアドル政府は23日、米国家安全保障局(NSA)による情報収集活動を暴露し、米政府が身柄拘束を求めている米中央情報局(CIA)元職員、エドワード・スノーデン容疑者(30)から亡命申請を受けたことを明らかにした。反米左派のコレア政権は昨年8月、内部告発サイト「ウィキリークス」創設者のジュリアン・アサンジ容疑者の政治亡命を認めており、今回も受け入れる可能性がある。 ベトナムを訪問しているエクアドルのパティニョ外相は23日、元職員から亡命申請を受けたことをツイッターで明らかにした。外相は24日に記者会見する予定で、元職員の亡命についても言及するとみられる。 元職員は23日午後、滞在していた香港からモスクワに到着。ロイター通信によると、駐ロシアのチャベス・エクアドル大使がモスクワのシェレメチェボ国際空港を訪れ、元職員や同行するウィキリークスの法律顧問と面会する意向を表明した。空港を去る際にはコメントを避けたが、今後の対応について元職員らと協議した模様だ。 元職員はロシアの一時入国査証を持っていないと伝えられており、23日は空港内のカプセルホテルかVIP施設に泊まっているとみられる。ロシアの治安当局者は元職員の身柄を拘束しない方針を示している。 ロシア国営航空会社アエロフロートの関係者によると、24日午後2時(日本時間同日午後7時)過ぎのハバナ行きの便の搭乗者名簿に元職員の名前が載っており、同地で最終目的地へ乗り換えるとみられている。 ウィキリークスのアサンジ容疑者の場合、スウェーデンに移送されれば米国に身柄を移されスパイ罪で死刑になる可能性があると主張し、昨年6月にロンドンのエクアドル大使館に駆け込み、亡命申請した。コレア大統領は米英両国と対立することを承知の上で、2カ月後に政治亡命を認めた。アサンジ容疑者は既に1年以上も大使館の一室で生活している。 コレア大統領は今年2月に得票率58%で3選を決めた。政権はキューバやベネズエラと同様、「米国の帝国主義」への抵抗が旗印であるため、元職員が入国した場合、米国の要請に従う形で引き渡す可能性は低いとみられている。 130613 米国家安全保障局 「中国にハッキング」 09年から「香港含め対象数百件」??元CIA職員 [毎日] 【上海・隅俊之】オバマ米政権による大規模な情報収集活動を暴露した米中央情報局(CIA)の元職員で、香港に滞在中のエドワード・スノーデン氏(29)=写真(ガーディアン提供)・AP共同=は香港英字紙、サウスチャイナ・モーニング・ポストの取材に応じ、米政府が2009年から中国本土や香港のコンピューターをハッキングしていると語った。13日付の同紙が伝えた。 8日まで行われたオバマ米大統領と中国の習近平国家主席との首脳会談では、中国が発信地とみられるサイバー攻撃の問題も取り上げられた。中国政府は「中国もサイバー攻撃の被害者」と主張しており、今後、この問題が米中間の新たな外交の火種になる可能性もある。 スノーデン氏によると、情報収集の対象になっていたのは、香港の大学や公務員、ビジネスマンや学生らで、ほかに中国本土も対象にしていた。米国家安全保障局(NSA)は世界中で6万1000件以上のハッキング活動を行い、香港や中国本土を対象にしたものは数百件だったという。「中国の軍事システムに関する情報は漏えいしていない」と述べた。 米司法省は重大な機密漏えいの可能性があるとして捜査に乗り出している。米政府と香港政府の間には犯罪人引き渡し協定があり、米政府が求めればスノーデン氏は米側に引き渡される可能性もある。スノーデン氏は「離れるよう求められるまで」香港にとどまるとの意向を示した上で、引き渡し要求があれば「(香港の)裁判所で米政府と闘う。香港の法治を信じている」と語った。 また、スノーデン氏は「私は隠れるためではなく、犯罪を暴くためにここにいる」とも強調。「世界の人々がこのような組織的なプライバシーの侵害に反対していることをうれしく思う」と述べ、国際社会の理解が広まることに期待を示した。 130610 情報源は元CIA職員 米政府のネット極秘調査巡る [朝日] 【ワシントン=望月洋嗣】米政府がネット上の個人情報を極秘調査していたことなどを報じた英ガーディアン、米ワシントン・ポスト両紙の情報源が、米情報機関の国家安全保障局(NSA)で働く米国人エドワード・スノーデン氏(29)だったことが9日、明らかになった。同氏は身元を公表し、米政府によるプライバシー侵害を問題視し、機密文書の存在を告発したと語った。 米情報機関による極秘調査は、テロ防止策の一環としてブッシュ前政権下で始まった。人権重視を掲げるオバマ政権がこうした手法を継承し、拡張したことが明らかになり、米国で大きな議論を呼んでいる。 ガーディアン電子版によると、スノーデン氏はNSAと契約するコンサルタント会社の社員で、米中央情報局(CIA)で技術者として働いたこともある。約3週間前までに、ハワイのNSA事務所で米政府の機密文書をコピーして持ち出した。5月20日に香港に渡り、現在も滞在している。 スノーデン氏は機密情報を両紙に提供した動機について「米政府が世界中の人々のプライバシーやインターネット上の自由、基本的な権利を極秘の調査で侵害することを良心が許さなかった」などと説明。名乗り出た理由については「私は何も悪いことはしていないので、隠れるつもりはない」と語った。 両紙は今月、スノーデン氏が提供した情報を元に、NSAや米連邦捜査局(FBI)が、携帯電話の通話記録やインターネット上の個人情報を極秘に収集・分析していたことをスクープした。 クラッパー国家情報長官の報道官は9日、「機密情報の取り扱い許可を持つ者は、機密を守り、法に従わねばならないと承知している」とするコメントを発表。スノーデン氏の行為が犯罪にあたるおそれがあると示唆した。 オバマ政権は電話の盗聴はしておらず、ネットの極秘調査も米国外の人々が対象だったと説明。連邦裁判所の許可や米議会の承認も得ており、法的な問題はないとの立場を取っている。 130607 米政府、ネット個人情報収集 テロ捜査名目、9社協力 [朝日] 【ワシントン=望月洋嗣】米政府の情報機関、国家安全保障局(NSA)と連邦捜査局(FBI)が、テロの捜査などを名目に、インターネット上の個人情報を極秘に収集していたことが分かった。グーグルやフェイスブックなど9社が、この情報収集に協力していたという。 米紙ワシントン・ポストが6日、独自に入手した米機密文書の内容を元に報じた。同紙によると、米政府は対外情報監視法(FISA)に基づき、PRISMと呼ばれる極秘の情報収集プログラムをブッシュ前政権下の2007年にスタート。オバマ政権も、捜査令状のない情報収集を拡大してきたという。 情報収集は外国のテロ組織の捜査を目的としており、マイクロソフト、ヤフー、ユーチューブ、スカイプ、アップルなどが協力してきたという。フェイスブックなど数社はワシントン・ポストの取材に対し、このプログラムを関知しておらず、いかなる米政府機関にもサーバーへの直接のアクセスは許可していない、などと説明している。 NSAなどの情報機関はPRISMによる情報収集に強く依存しており、大統領向けの毎朝の報告でも、昨年だけで1477件の情報を引用したという。 米情報機関を統括するクラッパー国家情報長官は6日夜の声明で「このプログラムで収集された外国の情報は最も重要で、広範な脅威から米国を守るために利用されてきた」と弁明。今回の報道を「米国民の安全を脅かす」と非難した。 120930 アフガンでの米兵死者2千人に 泥沼化を象徴、AP通信 [東京] アフガニスタンの首都カブールで、米中枢同時テロから7年の式典に出席する米兵ら=2008年9月11日(AP=共同) 【ニューデリー共同】アフガニスタンでの米兵死者が2001年の米軍による攻撃開始以来、2千人に達したとAP通信が30日、報じた。独自集計としている。 死者が10年5月に千人目に到達後、わずか約2年4カ月で2千人に増加。反政府武装勢力タリバン掃討作戦の泥沼化を象徴しているといえそうだ。 最近ではアフガンの警官や国軍兵が外国部隊に発砲する事件が続発。治安部隊内部へのタリバンの浸透が懸念されている。2千人目の死者も民間契約職員と共に検問所で国軍兵に射殺された。 イスラム教預言者侮辱映像をめぐる抗議デモなど、市民レベルでも反米感情が高まっている。 120922 米、アフガンから3万人撤退完了 治安悪化の懸念なお [朝日] パネッタ米国防長官は20日の声明で、アフガニスタン駐留米軍のうち3万3千人の撤退を、計画通りに完了したと発表した。オバマ大統領は11月の大統領選を前に、公約通りに撤退を進めた形だ。ただ、アフガン兵が米兵を襲撃する事件が続発するなど、治安をめぐる不安は絶えていない。 オバマ大統領はアフガンの安定化を重視し、09年12月に発表した新アフガン戦略で3万3千人を増派。昨年6月、2014年末にアフガン政府に治安権限を完全移譲する計画の一環として、この秋に増派部隊を撤退させる方針を示していた。撤退完了で駐留米軍は6万8千人になった。 パネッタ長官は声明で、アフガンの治安組織の規模が拡大し、全人口の75%が住む地域で治安維持の主導権をまもなく握るようになることを明らかにした。 120921 CIAがイスラム聖職者を拉致…伊最高裁が認定 [読売] 【ローマ=末続哲也】イタリア最高裁は19日、2003年に同国北部ミラノの路上でエジプト人のイスラム教聖職者を拉致してエジプトへ連行したとして、米中央情報局(CIA)要員ら米国人23人の誘拐罪を認めた下級審判決を支持する判決を下した。 裁判は米国にいるとみられる被告が不在のまま、行われた。量刑は禁錮9~7年。 拉致された聖職者は、イタリアとドイツの米軍基地を経てエジプトに移送され、拷問を受けたとされる。 120913 反米抗議デモ、イスラム圏全域へ拡大の様相 [読売] 【カイロ=貞広貴志、ワシントン=山口香子】リビアやエジプトで発生したイスラム教の預言者をからかう米映画に反発する民衆の反米デモは12日夜(日本時間13日未明)、チュニジアなど周辺国に飛び火し、イスラム圏全域へと拡大する様相を見せ始めた。 リビア東部ベンガジの米領事館襲撃事件について、米政府内では、米同時テロから11年の機会をとらえた計画的テロとの見方も浮上している。 チュニジアの首都チュニスでは12日、米大使館前に集まった約50人が米国旗を燃やした。エジプト・カイロの米大使館前のデモは、12日も夜通し行われた。モロッコやスーダン、パレスチナ自治区ガザ市でもデモがあった。 襲撃事件では、米領事館内にいたクリストファー・スティーブンス駐リビア大使(52)と職員3人が死亡。米政府高官は12日、襲撃は「計画された軍事攻撃なのは明白だ」と述べ、米映画への抗議行動が過激化した結果ではなく、武装勢力による計画的犯行との見方を示した。米当局のテロ対策担当者もAP通信に、「(襲撃が)自然発生したと見るには、連携がとれ、訓練され過ぎている」と述べた。 ロイター通信は、米領事館職員の誘導に当たったリビア政府系民兵組織幹部の話として、米国人37人が領事館などから退避した秘密の避難場所が11日夜、武装勢力によって正確に砲撃された事実を明らかにした。 1205 ビンラーディン殺害作戦協力…医師に国家反逆罪 [読売] 【イスラマバード=横堀裕也】パキスタン部族地域の裁判所は23日、国際テロ組織アル・カーイダ指導者ウサマ・ビンラーディン殺害作戦で米中央情報局(CIA)に協力したパキスタンの男性医師、シャキル・アフリディ被告に対し、「国家反逆罪」で禁錮33年と罰金32万ルピー(約28万円)の判決を言い渡した。 地元メディアによると、医師はCIAの指示で、ビンラーディンが潜んでいたイスラマバード近郊の邸宅周辺でポリオワクチンの無償提供を実施。ビンラーディンの家族のDNAサンプル採取を試みたとされ、「外国政府に協力したスパイ行為」と認定された。 この医師はパキスタン当局により昨年5月の殺害作戦後に拘束され、米政府は釈放を求めていた。判決を受け、米国務省のヌーランド報道官は23日の記者会見で「拘束の根拠が見当たらない」と改めて批判した。 (2012年5月24日19時42分 読売新聞) 111119 駐米サウジ大使暗殺未遂で国連決議 米、イランに圧力 [朝日] イラン系米国人が駐米サウジアラビア大使の暗殺を企てたとされる事件をめぐり、国連総会は18日、遺憾の意を表明し、イランに捜査への協力を求める決議案を賛成106、反対9、棄権40で採択した。イラン政府の関与を断定するオバマ米政権は、決議採択を追い風にイランへの圧力を強めると見られる。 決議案はサウジアラビアが提出。イランが事件に関与したかについての言及はないが、「外交使節に対する暴力行為を強く非難する」としたうえで、イランに「国際法の下でのすべての義務を順守する」ように要求し、関与を示唆する書き方になっている。 採択を前にイランのカザイ国連大使は「(暗殺)計画にはいかなるイラン当局者も絶対に関与していない」と強調。採決では北朝鮮やベネズエラ、キューバなどが反対し、棄権にまわった中ロも「具体的な証拠をもとに議論すべきだ」などとイランを擁護した。 110910 「米国は強くなった」大統領、9・11テロ10年で演説 [朝日] 米同時多発テロから11日で10年になる。オバマ米大統領は10日、週末恒例のビデオ演説でこの10年を振り返り、「米国はより強くなり、国際テロ組織アルカイダは敗北への途上にある」と語った。一方でテロへの警戒を改めて強調した。 大統領は「我々はアルカイダにかつてない戦いを仕掛けた」とし、最高指導者のオサマ・ビンラディン容疑者を含む多くの幹部を殺害した成果を強調。一方で「彼らは攻撃を続けるだろう」と述べ、今後もテロ対策に万全を尽くす必要性を訴えた。 そのうえで、アルカイダとの戦いは続けつつも、イラクとアフガニスタンでの戦争は終結させていく考えを確認。戦争で疲弊した米社会を念頭に「今は母国で国づくりをする時だ」とした。また、「我々は自由や多様性といった価値に忠実な時に最も強く安全だ」と述べ、イスラム教徒らへの差別的な風潮を牽制(けんせい)した。 110715 アフガン民間人犠牲最悪ペース 11年上半期1462人 [朝日] アフガニスタンの政府当局者は14日、北大西洋条約機構(NATO)主導の国際治安支援部隊(ISAF)が南東部コスト州で夜襲を行った際に、民間人6人を殺害した、と語った。AP通信などが報じた。同州では市民ら約1千人が抗議デモを行った。 また、南部カンダハル州のモスクで同日、何者かが自爆し、内務省によると、5人が死亡、15人が負傷した。モスクでは12日に殺害されたカルザイ大統領の弟アフマド・ワリ・カルザイ氏の追悼式が行われており、同省は式を狙ったテロと見ている。 国連は14日、アフガンで今年上半期に戦闘などに巻き込まれて死亡した民間人が1462人に上り、2001年以降最悪だった昨年の同期に比べ15%増加したとの報告書を発表した。(カブール=五十嵐誠) 110502 ビンラディン容疑者を殺害 米大統領「最大の成果」 [朝日] オバマ米大統領は1日夜(日本時間2日)、ホワイトハウスで演説し、2001年の米同時多発テロを首謀したとされる国際テロ組織アルカイダの指導者オサマ・ビンラディン容疑者を米軍などがパキスタン国内で殺害し、遺体を確保したと発表した。同容疑者の死亡によって、約10年に及ぶ米国のテロとの戦いは大きな節目を迎えた。 オバマ大統領は演説の冒頭で、ビンラディン容疑者が「数千人の無実の男女や子どもを殺害した責任を負う」とし、「米国の作戦によって死亡したと、米国民と世界に報告する」と語った。ビンラディン容疑者を拘束または殺害することが就任以来の最優先課題だったとし、「アルカイダ打倒の戦いの中で、最も大きな成果」と強調した。 米政府高官によると、米中央情報局(CIA)が昨夏、ビンラディン容疑者がパキスタンに潜伏しているとの情報を入手。その後、同国北部アボタバードの潜伏先を特定した。オバマ大統領は4月29日、身柄を確保するための作戦を許可した。 作戦は現地時間の2日未明に実施され、小規模の実行部隊がヘリコプターを使って潜伏先を襲撃。ビンラディン容疑者は銃撃戦の末に死亡し、遺体は米側が確保した。この際、同容疑者の側近2人や息子らも死亡した。 米メディアによると、実行部隊は米海軍特殊部隊(SEALS)とCIAの軍事部門。ビンラディン容疑者は襲撃に抵抗し、頭部に銃弾を受けた。米当局は身元の確認のため、遺体のDNA型鑑定を実施しているという。 一方、AP通信などによると、同容疑者の遺体はすでに水葬された。イスラム教の慣習で死後すみやかに埋葬すべきだとされることや、遺体の受け入れ国を探すのが困難なことが理由という。また、イスラム教の慣習に従って土葬すると、同容疑者の支持者らがその場所を「聖地」とみなしたり、遺体を奪還しようと攻撃を仕掛けたりする可能性も懸念したとみられる。 米政府高官は、ビンラディン容疑者の死亡について「アルカイダや関連武装勢力に壊滅的な打撃となる」と指摘。一方、指導者を失ったアルカイダ側が「米国を攻撃する努力を加速させかねない」とし、米政府が世界各地の大使館に「報復テロ」への警戒を呼びかけたことを明らかにした。 オバマ大統領も「我々は国内外で警戒心を保たねばならない」と述べたが、イスラム世界への配慮から「米国はイスラム世界と戦争しているわけではない」とも強調した。 オバマ政権は今年7月、アフガンに駐留する米軍約10万人の部分撤退を始める。アルカイダとの戦いで「最も偉大な勝利」(米政府高官)を受けて、約10年に及ぶ泥沼の戦いからの出口がようやく見え始めたとも言える。 ビンラディン容疑者は、1957年、サウジアラビアで建設業で財をなした富豪を父に生まれた。旧ソ連がアフガンに侵攻した79年以降にイスラム・ゲリラに参加。91年の湾岸戦争でサウジが米軍駐留を認めたことへの反発から反米闘争を始めた。(ワシントン=望月洋嗣) 101225 パキスタン 自爆テロの犠牲者、最悪更新 無差別化進む [朝日] 【イスラマバード=五十嵐誠】パキスタンで自爆攻撃による死者数が今年、過去最悪を更新した。地元紙ニューズが24日に報じた。一方で、自爆攻撃の件数自体は昨年より3割以上減っており、民間人を狙ったり、巻き込んだりする無差別テロ化が進んでいることがうかがえる。 同紙がパキスタン内務省のデータを基に報じたところによると、今年1月から今月23日までの間、自爆攻撃で犠牲になったのは1224人で昨年を7人上回った。このうち民間人は85%の1041人。宗派別では少数派のイスラム教シーア派信者が151人、アフマディーア教団信者などが103人だった。 件数は52件。昨年は80件だった。平均すると今年は1件の攻撃で23.5人が死亡した計算になる。 101120 ウイルス、イラン核施設標的説に現実味 米社明らかに [朝日] 【ワシントン=勝田敏彦】産業制御システムを乗っ取るウイルス「スタクスネット」が、ウラン濃縮などに使われる遠心分離器を誤動作させるのに最適な設計になっていることがわかった。スタクスネットの感染は、イランに集中しており、同国内の核施設が標的との説が現実味を帯びることになる。 米セキュリティーソフト大手シマンテックの公式ブログで明らかにした。同社によると、スタクスネットは、非常に高い回転数モーターの回転数を制御するシステムを乗っ取って回転数を急に変動させ、誤動作させる設計になっていた。 この種の制御システムの用途は、核燃料や核兵器の製造のためのウラン濃縮装置などに限られる。また、スタクスネットは、フィンランドまたはイラン・テヘランに本社があるメーカー2社の製品だけに影響することもわかった。 スタクスネットの感染はイランなどに集中しており、プログラムにはイランへの警告とも受け取れる旧約聖書の登場人物を暗示する単語が書き込まれていることも判明。イランの核開発を恐れるイスラエルの関与を疑う見方があるが、19日付米紙ニューヨーク・タイムズによると、イスラエル当局者は最近、関与などについて尋ねられると、笑顔を見せているという。 101023 イラク戦争、市民の死者は6万人超 機密暴露サイト公表 [朝日] 【ロンドン=伊東和貴】民間ウェブサイト「ウィキリークス」が22日、イラク戦争を巡る米軍などの機密文書約40万件を公表した。事前に情報提供を受けていた米英メディアは電子版で、市民の死者数は民間団体の集計より1万5千人多く、米軍がイラク当局による拷問を黙認していたと報じた。 ウィキリークスの創設者ジュリアン・アサンジュ氏は23日、ロンドンで記者会見し、「民主国家は戦争を始める際に常にウソをつく。イラクでもそうだった。そのウソを暴いていく」と述べ、さらなる米軍の機密公開に踏み切る考えを示した。 公表されたのは2004~09年の文書39万1832件。この間のイラク戦争の死者は約10万9千人で、約6万6千人が民間人だとしている。イラク戦争の民間人死者数を数えているNGO「イラク・ボディー・カウント」は「これまでの記録より約1万5千人多い」と指摘した。 また、英ガーディアン紙の電子版は文書が「米軍がイラク警察と軍による何百件もの虐待、拷問、強姦(ごうかん)、殺人の報告を調査しなかった」ことを詳述していると説明。手足を縛られ、殴打やムチ打ち、電気ショックを受けるなどして6人の囚人が死亡した▽12人のイラク兵が囚人を通りに連れ出して射殺するビデオが米軍に渡されていた――などの事例を紹介した。 一方、やはり情報提供を受けていた米ニューヨーク・タイムズ紙は電子版で、米兵が拷問を止めようとした事例も紹介。「人命を危険にさらす文書は改訂するか公開を控えた」とし、米政権に配慮をみせた。このほか、仏ルモンド紙、独シュピーゲル誌も事前に情報提供を受けた。 ウィキリークスは7月にアフガニスタン戦争を巡る米軍などの機密情報を公表した際、個人名の公開が人命を危険にさらすと批判された。アサンジュ氏は23日の会見で今回は多数の個人名を削除したと説明し、「いかなる個人にも危害が及ぶことはないと確信している」と述べた。 また、ウィキリークスの報道担当は7月に続き、アフガン戦争を巡る米軍の機密文書約1万5千件を近く公表する方針も明らかにした。 ◇ 〈ウィキリークス〉 各国の機密や企業の秘密情報を暴露する民間ウェブサイト。元ハッカーのジュリアン・アサンジュ氏が、欧米のジャーナリストや中国反体制活動家らと2006年に創設。7月にアフガン戦争を巡る米軍などの機密文書を公開した。資金の大半は寄付。事務所を構えず、数人の常勤者と約1200人とされるボランティアで運営する。 101007 NATO軍のパキスタン兵攻撃は「過失」 司令官が謝罪 [朝日] 【ワシントン=望月洋嗣、イスラマバード=五十嵐誠】アフガニスタンに展開する北大西洋条約機構(NATO)軍がパキスタン兵を攻撃した事件で、NATOが主体の国際治安支援部隊(ISAF)のペトレイアス司令官(駐留米軍司令官)は6日、パキスタン軍や遺族に謝罪した。パキスタン政府は事件を受け、NATOの補給路の国境を封鎖。立ち往生した輸送車への襲撃が相次いでおり、関係国は収拾を急いでいる。 NATOは6日、この事件について、NATO側の過失だったとする暫定調査結果を発表した。調査結果によると、NATO軍のヘリは9月末にパキスタン領空に数回侵入。付近での交戦を警告するために発砲した国境警備のパキスタン兵を武装勢力と誤認し、攻撃した。2人が死亡、4人が負傷したという。ペトレイアス氏は「再発防止に向けてパキスタン軍と協力を続ける」としている。 一方、パキスタン政府による国境封鎖は6日で7日目となったが、輸送車への襲撃は依然続いている。6日にはパキスタン西部クエッタ近郊で、NATO軍への補給物資を積んだ輸送車が駐車中に武装集団に燃やされ、AP通信によると、25台が炎上、運転手1人が死亡した。 AFP通信によると、反政府武装勢力「パキスタン・タリバーン運動」(TTP)が犯行を認めた。アフガン駐留米軍は無人機を使ったパキスタンへの越境攻撃を強めており、TTPは「無人機による我々への攻撃激化に伴い、輸送車への襲撃も激しくなる」と語り、襲撃が越境攻撃への報復だと主張した。 100907 イラク駐留米軍、テロに応戦 戦闘終了宣言、はや骨抜き [朝日] 【カイロ=平田篤央】イラクの首都バグダッドで5日に起きたテロ事件で、駐留米軍がイラク軍とともに応戦していたことが分かった。オバマ米大統領が8月末に、米軍の戦闘任務終了を宣言して1週間足らず。たやすくない現実を突きつけられた形だ。 テロがあったのはバグダッドのイラク軍師団本部。AP通信によると、自動小銃や手投げ弾で武装した男たち6人が急襲し、警備の兵士と銃撃戦となった。うち4人は死亡したが2人が敷地内に入り込むと、別の男が自動車で突っ込んで自爆。生き残った2人も弾薬が尽きると自爆したという。このテロでイラク軍兵士ら計12人が死亡した。 駐留米軍のブルーム報道官によると、イラク軍兵士の訓練のため師団本部にいた米兵が、イラク軍を支援して銃撃戦に参加。さらに、イラク側は米軍にヘリコプターの出動などを要請した。米兵の死傷者はいなかったという。 米軍は8月末で戦闘任務を終えたものの、5万人規模の部隊を残し、イラク軍の訓練や復興支援を担う文民の警護などにあたる。ただ、両国間の取り決めで、イラク側の要請があれば、武装勢力との戦闘に加わることも可能だ。 今回テロがあった師団本部は、8月17日にもアルカイダ系武装組織によると見られる自爆テロがあり、約60人が死亡した。同じ軍施設が再び攻撃されたことは、イラク軍の治安能力が自立には遠いことを示した。 オバマ大統領は、11月の中間選挙もにらんで、戦争に費やしてきた財源を経済対策に振り向ける姿勢を強調。来年末に米軍を完全撤退させる考えを改めて示した。しかし、今後も駐留部隊が戦闘に巻き込まれる事態が続けば、「戦闘終了は言葉だけ」との批判が高まり、撤退日程にも影響が出かねない。 100806 アフガンのテロ74%増、イラクは25%減 米報告書 [朝日] 【ワシントン=村山祐介】米国務省は5日、2009年のテロ年次報告書を発表した。テロ攻撃の件数は、来年末に米軍完全撤退を控えるイラクが大幅に減った一方、大規模増派を強いられたアフガニスタンで急増、パキスタンでは大規模攻撃が目立つなど、米国が抱える「二つの戦争」の治安状況の落差が裏付けられた。 国家テロ対策センターの集計では、09年の世界全体のテロ攻撃数は前年比約6%減の1万999件で、3年連続で減った。イラクでは同約25%減の2458件で、06年の4割の水準だった。 一方、アフガニスタンは2126件で前年比約74%も急増。パキスタンは1915件と同約4%の微増だったが、犠牲者数は同約3割も増え、10人以上の犠牲者が出た大規模攻撃と自爆テロの件数で、それぞれイラクを上回った。 報告書は、パキスタンに潜伏する国際テロ組織アルカイダの中枢を「依然、米本土を狙う最も恐るべきテロ組織」と位置づけ、米国攻撃計画への活発な関与を指摘。米上空で昨年末に起きた旅客機爆破テロ未遂事件で犯行声明を出したイエメンの「アラビア半島のアルカイダ」や、ソマリア南部を支配するイスラム武装勢力「シャバブ」など関連組織の活動が活発化し、「より脅威は拡散している」と分析した。 テロ支援国家としては、昨年に続きイラン、シリア、キューバ、スーダンを指定した。08年に指定が解除された北朝鮮は、米国のテロ対策に「非協力的な国」との認定を例年通り更新。ベンジャミン同省テロ対策調整官は会見で、北朝鮮による中東への武器密輸疑惑などを「調査している」とし、事実と確認できれば再指定を検討する考えを示した。 100528 「軍事より外交的解決を優先」 米、新安保戦略を発表 [朝日] 【ワシントン=望月洋嗣】米オバマ政権は27日、軍事、外交政策の指針となる文書、国家安全保障戦略を政権発足後初めて発表した。軍事力を安全保障上の礎石としつつも、国際協調主義と外交的関与による解決を優先する方針を明確にし、ブッシュ前政権の単独行動主義や先制攻撃論などと一線を画す姿勢を示した。 同戦略の本文は52ページ。オバマ大統領は前文で、米国が「広く影響力のある暴力のネットワークと、10年近く戦争状態にある」とし、国際テロ組織アルカイダとその関連組織が米国の敵だと位置づけた。さらに、米国は破綻(はたん)国家や敵対的な国家からの複数の脅威にさらされているとし、米国の軍事力の優越性を保つ意向を確認した。 また、「米国の強さと影響力の基盤を再生する戦略を追求すべきだ」とし、「経済成長と財政赤字削減」の戦略上の重要性を強調した。 核開発問題で国際社会と対立する北朝鮮やイランに対しては、対話を基軸とする米国の関与を受け入れるか、深い孤立を選ぶかの選択を迫った。両国が外交的解決の道を無視した場合は「米国は両国の孤立に向けた複数の手段を追求し、国際的な不拡散体制を順守させる」としている。 国際的な課題の解決に向けた原則として、多国間主義の重要性を強調。「国際機関の強化や集団的な行動の活性化」によって、過激主義の撲滅、核拡散の防止、安定した経済成長、気候変動などに取り組む。中国、インド、ロシアなどの新興国との協力を強める方針を示している。 以前からの同盟・友好国との関係を再強化する方針も示し、日本と韓国について「地域と世界の課題に対処するうえで指導力の重要性が増している」と言及。「21世紀の安全保障の課題に対処するため、両国との関係を近代化していく」とうたった。 テロ対策では、イスラム勢力全般を敵視するような政策を否定し、「我々はアルカイダとその関連組織との戦争にある」と強調。軍事的手段だけでなく、民生、米国の価値観、多国間協力などを総動員する「持続的かつ総合的な作戦」で撲滅を目指すとした。また、アルカイダの拠点があるとされるアフガニスタン、パキスタン、イエメン、ソマリアで、統治の改善や汚職対策、教育、保健分野の支援に取り組む方針を示した。 国家安全保障戦略は、政権ごとに議会への提出が義務づけられている。ブッシュ前政権は2002年と06年に発表。02年には大量破壊兵器を持つ敵への先制単独攻撃を辞さないとする「ブッシュ・ドクトリン」を提唱した。 0218 イラク戦争に「英国式けじめ」 独立調査委、首相を喚問 1月29日のイラク戦争独立調査委員会で、ブレア前英首相(手前の後ろ姿)の証言を聞く委員たち=ロイター 【ロンドン=橋本聡】英国で、イラク戦争を検証する独立調査委員会の取り組みが続いている。参戦を決断したブレア前首相を1月末に喚問し、3月初めには、ブレア政権ナンバー2だったブラウン首相(当時財務相)も呼ぶ。総選挙を控えて政治的な思惑もからむが、世論を二分する問題に一つの区切りを与える、英国伝統の知恵でもある。 ブレア氏が喚問されたのは1月29日。6時間にわたって自分の決断の正しさを主張した。チルコット委員長が「兵士遺族も傍聴している。参戦に後悔はありませんか?」と問うと、ブレア氏は「サダム・フセイン(イラク大統領)を除去したことを後悔していない。彼は怪物で世界への脅威だった」と言い切った。 その翌週には開戦当時の女性閣僚ショート氏が証言。「大事な情報は私たちに伝えられず、ペテンにかけられた」とブレア氏の側近政治を真っ向から批判した。 米英が開戦の「大義」とした大量破壊兵器はイラクになく、調査委の焦点は、ブレア氏ら政権中枢が内閣や議会を「ミスリード(誤導)したか」に絞られている。 英国は昨夏まで軍部隊をイラクに駐留させ、179人が犠牲になった。イラク戦争はまだ過去のものではなく、テレビ中継される調査委の喚問を国民は注視する。調査委はネットのホームページでも喚問記録を公開している。 ブレア氏喚問後の英紙インディペンデントの世論調査によると「ブレア氏は戦犯として裁判にかけられるべきだ」に賛成が37%、反対57%。6割が「ブラウン首相にも共同責任がある」と答えた。 英国では5月にも総選挙がある見通しだ。ブラウン首相の喚問は、影響を避けるため総選挙後の予定だった。ところが1月、首相自身が「総選挙前に」と申し出た。野党から「喚問がこわいのか」とあげつらわれ、逃げ腰のレッテルを張られるのを嫌ったためだ。この問題に早く区切りをつけ、風向きを変えたいとの思惑もありそうだ。 ◇ 英国の独立調査委員会方式の歴史は、20世紀初めにさかのぼる。英議会は強い調査権限を持つが、二大政党制のもとで手順などをめぐって対立が起き、暗礁に乗り上げてしまうことが多かった。 オックスフォード・ブルックス大のダイアナ・ウッドハウス教授(法学)は「政治的に中立で一般の人びとから尊敬される議会外の『賢人』に調査を委ねる方式が生まれた」という。 これまでに設置されたのは約80件。1982年のフォークランド紛争後にはサッチャー政権の責任が問われ、「政府に落ち度なし」との結論が出された。近年では、牛海綿状脳症(BSE)や北アイルランドの流血事件をめぐる調査もあった。 イラク戦争の調査委員は戦史研究家のオックスフォード大教授ら男性4人、女性1人。委員長のチルコット氏は元官僚。 調査は長期におよぶため、政府にとってはその間、論争を棚上げして時間稼ぎができるという面もある。調査がうわべだけのガス抜きに利用されている、との指摘もある。 しかしタイムズ紙のコラムニスト、ベン・マッキンタイア氏は「どんな結論であれ、そこに至る過程そのものに大切な意味がある」と言う。ウッドハウス教授も「調査委の結論に満足しない人もいるだろうが、国民的議論に終止符が打たれ、歴史のひとこまになっていく。イラク戦争調査が公開の場で歴史に刻まれていく意義は大きい」と話す。 ◇ 〈英国のイラク戦争調査〉 イラク戦争や占領政策に疑問をもつ世論や野党の突き上げで、ブラウン首相が昨年7月、歴史学者や元外交官ら5人から成る独立調査委員会を設けた。政府の機密書類を精査し、11月から政治家、外交官、軍幹部、情報機関トップら約80人を喚問した。結論が出るのは早くても今年末。 0113 「イラク戦争は国際法違反」オランダ政府調査委が報告 [朝日] 2010年1月13日21時51分 【ブリュッセル=井田香奈子】オランダ政府の独立調査委員会は12日、米、英の主導で03年3月に始まったイラク戦争が、国際法違反だったとする報告書を公表した。米英が攻撃の根拠とした国連決議について「さらなる決議なしに、個別の国々のイラクへの侵攻を認めるものではなかった」とし、攻撃を支持したオランダ政府も決議の解釈を誤っていたとしている。 オランダがイラク攻撃を支持した際、政府内でも適法性に疑問が出ていたことが議会などで問題になり、バルケネンデ首相が昨年、元最高裁長官を座長とする委員会に調査を委嘱していた。 報告書によると、オランダ政府は02年9月に攻撃支持の立場を決定したが、調査委は本来のオランダの政策や国内世論には沿っていなかったと判断。政府が、イラクの大量破壊兵器をめぐる情報機関の一部の情報に追従していたと指摘した。 米英のイラク攻撃をめぐる欧州各国の対応は分かれ、フランス、ドイツが強く批判した一方、オランダは「フセイン大統領が国連決議に従うことを拒否した」として米英への支持を表明していた。オランダは米英による攻撃後の03年から05年にかけて、イラクでの国連の治安維持活動に約1100人を派兵した。 0108 米大統領がテロ対策改革表明 米機爆破未遂受け [CNN] ワシントン(CNN) オバマ米大統領は7日、米機爆破テロ未遂事件に関連した情報機関など政府側のミスについて説明し、事件を受けたテロ監視体制の改革を表明した。 大統領は、政権スタッフや政府機関、その要員が最高レベルで職責を果たしていなかったとしたうえで、最終的な責任は自分にあると明言。米政府がテロ未遂事件を防げなかった問題点として(1)情報機関がイエメンにある国際テロ組織アルカイダ系武装組織の対米攻撃計画を把握していたものの、積極的に取り組まず情報を優先的に扱わなかった(2)情報機関間で把握されていた情報が分析、統合されていなかった(3)こうした情報機関のミスで、事件の容疑者を航空機への搭乗拒否リストに載せられなかった──の3点を挙げた。 大統領はそのうえで、改革策として(1)具体的で優先度が高い脅威に関する手がかりを徹底追跡する責任者を任命する(2)情報機関の報告をより広範囲かつ速やかに配布する(3)ブレア米国家情報長官による現行の情報分析の全面的見直し(4)搭乗拒否リストを中心にテロ容疑者監視リストへの掲載基準を強化──の4点を指示したことを明らかにした。 ただし大統領は、今回の事件で使われたような爆発物を探知するため必要な技術を、国内外の空港が備えていないと指摘。米国土安全保障省に対し、各国と連携して旅客便の安全対策を改善し、空港保安検査の強化を図るよう指示したと述べた。大統領はまた、エネルギー省が保安検査の改善に向けた技術開発に取り組むと語った。
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科学の軍事化、軍学共同に反対する科学者の運動は、市民各界との連携を広げて発展している。そのなかで原爆の開発と投下をめぐって、科学者が果たした役割について深め反省する意義が論議になっている。昨年7月、東京の江戸東京博物館で開催されたシンポジウム「タブーに踏み込む科学・科学者--軍事研究、遺伝子操作について考える」(主催・ゲノム問題検討会議)で、特別ゲストとして報告に立ったアーサー・ビナード(詩人)の発言が、反響を広げている。 + 続き ビナードは日本語で詩を書くアメリカ人である。このシンポでは、言葉たくみに世論を操作する広告代理店が原爆投下に果たした役割にふれて、科学者と文学者が共通の課題を掲げてともに進む意義、さらに第2次世界大戦の歴史認識にかかわって、あらまし次のように語った。 経済の必要から科学を奴隷のように使って、亡びていくのを見つめるか、歯止めをかけるのか。科学(サイエンス)は、現実の自然界を知れば知るほどおもしろくなる、発見につながるからおもしろいというのが元の意味だ。だが、軍事研究や命をいじくるゲノム編集など現代の科学が抱える問題は、知れば知るほどつまらなくなっている。おもしろさ、大切さを大事にしながら知っていくのが科学の進む道ではないか。 だれよりも先になにかを発見して、研究としても科学者としても輝いてノーベル賞をもらえるように、という花のある方向がもてはやされる。しかし、福島第一原発をどうするかという方向にはいかない。金は出すが、そのような方向は見捨てられる。そこに向かおうとする人は長期的な視点、良心の欠片(かけら)のある人だ。今だけ、金だけ、自分だけ、あとは野となれ山となれとなっている。 科学を使って歴史的に世界の庶民の命がどれだけ失われたか。それは計算できない。そのことが正確に伝わっていれば、正確に認識できていれば、事態は大きく変わっていただろう。マンハッタン計画(アメリカの原爆開発)に比べればナチスなどは、かわいいものだ。 子どもたちに科学博物館で夢を語るが、子どもたちの未来を考えるなら同時に、科学がどのような損害をもたらしたか、冷静に認識できるようにすることだ。なぜそうならないのか。そこには広告代理店の存在がある。 19世紀末から20世紀にかけて、広告代理店はアメリカの言論空間に大きな存在をもたらした。第1次世界大戦で、ウィルソン大統領は軍需産業と企業の利益のために、多くの若者を戦場に送り出して殺した。それなのに、なぜ謝罪もせずにいられたのか。広告代理店の仕業だ。 ウィルソンは軍需産業の利益のためであることを隠して、「民主主義が機能するため、安心、安全のための戦争、世界を安全にするための戦争だ。そのための最後の戦争だ」といった。そのときはウィルソンにだまされたが、「これで終わりだ」といったのに次の戦争に入っていくから、広告代理店の力でいくら宣伝文句を並べても国民は企業だけがいい目にあったと、ウィルソンのペテンを見抜いた。 それが第2次世界大戦にいく歯止めになっていた。ルーズベルトが巧みにキャンペーンをはってもだまされなかった。アメリカ憲法では、宣戦布告がなければ戦争ができない。また、議会が承認しなければ宣戦布告はできない。 アメリカ政府は12・8(日本の真珠湾攻撃)まで、宣戦布告が出せなかった。ルーズベルトは「マンハッタン計画が始まっているのに、どうしよう」と困った。1940年にはプルトニウムが生産される。手ぐすね引いて戦争しようとするのだが、アメリカ国民がなびかない。 ルーズベルトの判断だけでは戦争はできない。やりたい世界制覇のプロジェクトがやれない。そのためのPRが必要だ。そのときに下請の「第2米軍」に頼んだのだ。それが「飛んで火に入る日の丸の虫」だった。 当時、日本帝国は破綻していた。1937年に中国の八路軍と蒋介石は犬猿の仲だったが、抗日統一戦線を形成した。10年はかかるかもしれないが、37年の時点では日本が勝てないことは明確だった。 38年になると、日本政府は36年に東京に誘致し、やるやると大宣伝していたオリンピックをドタキャンした。行き詰まって運動会の開催ができない組織が、その3年後にアメリカとどうして戦争したのか。最初から勝つつもりはない。負ける相手を選んでいたのだ。支配層は、中国に負けたら殺処分にされる。ソ連だったら千代田区ゼロ番地に再就職はできない。 アメリカがこの日本との戦争で最後まで守ったルールが一つある。最後の最後まで貫いた最大の鉄則は、爆弾を千代田区ゼロ番地に落としてはならないということだった。1発も落としていない。日本の津津浦浦の都市を空襲し、広島に古いウラン弾を投下し、長崎にプルトニウム爆弾を投下し、日本の庶民が想像を絶する被害を受けた。東京大空襲は権力の中枢を殺処分するものではなく、そこには1発も落としてはいない。 日本は竹槍だ。1942年のミッドウェー海戦の時点で、戦争はとっくに終わっていた。鈴木貫太郎はポツダム宣言の受諾を出さない。天皇の決定をあおげない。もしも、7月のポツダム宣言を受けて、日本が戦争を止めたとなったとき、トルーマンは一歩間違えば処刑される身だった。ルーズベルトは憲法を踏みにじって、膨大な利益を得ようとしていた。 軍産複合体の巨大な構造のもとで、戦争省と共謀してアメリカ国民にはなにも知らせず人類史上の最大の金額を費やして、核兵器をつくっていた。憲法では、戦争の予算はすべてすみやかに国民に提供しなければならないとされている。国民監視のもとでは、マンハッタン計画は本来できない。この犯罪は死刑に値する。 巨額の金を注ぎ込んで綱渡りしながら、飛び道具を手に入れてしかけることに賭ける。大きな犯罪を犯しながら、あとは野となれ山となれの話だ。 ルーズベルトはそれが「必要だったから」としかいえない。そこで、広告代理店だ。世界を制覇するために、どこより早くプルトニウム爆弾を先につくって使い、その成功例を示して、「皆さんの命を守るために、安全安心のためにやりました」というキャンペーンをはった。 そのために、日本をターゲットにして、広島と長崎に投下した。ドイツやヨーロッパではなく、従順に従う民族を選んだ。日本政府は、国民が焼夷弾で殺されても、政府は再就職できる。どこかで降伏しなければならないが、みんなに「最後の最後までたたかう」「1億火の玉」「ほしがりません勝つまでは」といっているのに、やめるとはいえない。それでは、トップが殺処分される。国民のしもじもの想像しないことが起きなければならない。 それをクリアできるのは新型爆弾だ。これがないと、降伏する宣言受諾の発表ができない。終戦の詔書に「敵ハ新ニ残虐ナル爆弾ヲ使用シテ頻リニ無辜ヲ殺傷シ……」とある。私は詩人の嗅覚だが、原稿は英語だと思う。アメリカとグルになっていたとしか考えられない。日米合同詐欺で原爆を落としたのだ。 日本国民もアメリカ国民も「原爆で第2次世界大戦を終わらせた」という、同じところでだまされてきた。歴史上、核兵器が役に立った事例はない。それを認めると、大前提が崩れる。核開発を進めてきた科学の力がうさんくさいペテンとして化けの皮が破れる。そうならないように、核開発の隠れ蓑として「平和利用」を持ち込んできた。 人類の言葉の技術を倫理観のないもののために、広告代理店が使っている。同じ技術を、現実と歴史をつなげて、科学の役割とそれが果たした役割を明らかにしていかねばならない。 ■ 歴史戦争の勝利者は日本だ(^^)/ 「刮目天(かつもくてん)のブログだ!(2016.12.10)」より (※mono....前後大幅に略、詳細はブログ記事で) / しかし大東亜戦争の真相は違う(≧◇≦) 平和を追求したのはアメリカではなく日本だった! 真珠湾攻撃は卑怯な奇襲攻撃ではなく、蒋介石軍に軍事援助し、石油その他の資源の日本への輸出を禁止し、米国内の日本人の資産凍結まですれば宣戦布告したことになる! それでも日本はギリギリまで和平交渉を行っていた! それなのに、日本を日露戦争以前の状態に後退させる最後通牒のハルノートを日本に突きつけたから、日本が開戦に踏み込まざる得ない状況に追い込まれた! これが日米開戦の真相だ! ■ 「日本を殺せ」が米国で大ヒット、東京だった次の原爆 「JB-press(2016.12.8)」より (※mono....前後大幅に略、詳細はサイト記事で) / ベストセラー「Killing」シリーズに「大日本帝国」が登場 今、米国で「Killing the Rising Sun」(昇る太陽を殺す)というおどろおどろしいタイトルの本が売れている。 「ライジング・サン」とは、日本のこと。 著者は当初ずばり「Killing Japan」(日本を殺す)というタイトルを考えていたという。ストレートすぎて批判を招くとの危惧からタイトルを変更したらしい。 著者は、テレビに著書に大活躍の保守派ジャーナリストのビル・オライリー氏(67)だ。近年「Killing」シリーズを手がけ、本書はその6冊目だ。 これまでに「Killing Abraham Linclon」(エイブラハム・リンカーン第16代大統領の暗殺)を皮切りにジョンF・ケネディ第35代大統領の暗殺、イエス・キリストの処刑、ジョージ・パットン将軍の謎の死、ロナルド・レーガン第40代大統領の暗殺未遂などをテーマにしている。 【ハル・ノート】 ★■ 太平洋戦争は本当に避けることができなかったのか 「ダイヤモンド書籍オンライン(2016.8.15)」より / 近刊『日本会議 戦前回帰への情念』(集英社新書)が発売4日でたちまち重版・4万5000部突破の気鋭の戦史・紛争史研究の山崎雅弘による新連載です。日本の近現代史を世界からの視点を交えつつ「自慢」でも「自虐」でもない歴史として見つめ直します。『5つの戦争から読みとく日本近現代史』からそのエッセンスを紹介しています。第7回は経済的には相互依存をしていた日米が開戦に至るまでの道程を解説します。 対日宥和か、対日強硬か?揺れ続けたアメリカ (※mono....詳細略、サイト記事で) / 実は最後通牒ではなかった「ハル・ノート」 1941年11月の時点で、米政府は「全面協定案」(「ハル・ノート」の原型)と「暫定協定案」という2つの提案のいずれかを日本に提示する検討を進めており、後者は日米双方の譲歩を前提とする事態打開の方策を列記した内容でした。しかし、11月26日の朝、陸軍長官スティムソンから、日本軍の輸送船団が上海を出発し、台湾南方を航行中であるとの誤った情報を知らされたルーズベルトは、「(中国での)休戦と撤兵の交渉をしている最中に、新たな軍事侵攻の準備に着手するとは、明らかな背信行為だ」と激怒して、日本に対する態度を一挙に硬化させました。 その結果、同日午後5時にハルが日本側代表へと手渡した文書は、相互譲歩を前提とする「暫定協定案」ではなく、日本に対する一方的な撤兵要求を書き連ねた「日米間総括的基礎提案」(いわゆる「ハル・ノート」)でした。ハルが日本側に提示した「ハル・ノート」の内容は、日本軍の中国からの撤兵、汪兆銘政権(南京政府)の否認、日独伊三国同盟の空文化に加えて、全ての国家の領土および主権の尊重、内政不干渉、通商上の機会均等、紛争の平和的解決などで、その多くは日本側がそれまで進めてきた対外政策をことごとく否定するものでした。 そのため、日本軍上層部は「わが国が決して受け入れられない条件ばかり突きつけてきた」と激しく反発し、対米開戦はもはや不可避だとの意見が大勢を占めました。しかし実際には、「ハル・ノート」はアメリカ政府から日本政府への正式な要求文書ではなく、単にハル国務長官の覚書に過ぎず、書類の冒頭には「一時的かつ拘束力なし」との文言が記されており、戦争を前提とした「最後通牒」ではありませんでした。 それゆえ、例えば「中国からの撤退」という項目には満洲国が含まれないとの解釈も可能であり、日本軍上層部の意向を無視して考えれば、この「ノート」を土台にして、さらに日米交渉を続けるという選択肢もあり得たはずでした。また、もし日本軍上層部に「今までの日中戦争の進め方は誤りだった」と反省する合理的な思考力があったなら、この「ハル・ノート」を逆に利用して、中国からの撤退の口実にするのと同時に、「我々も言うことを聞いたのだからアメリカ側も他の分野(石油禁輸の撤回など)で譲歩せよ」との要求を突きつけ、日中戦争終結と対米戦回避の両方を実現できたかもしれません。 (※mono....以下略、詳細はサイト記事で) .
https://w.atwiki.jp/chaken_archives/pages/37.html
第26話「記憶を無くした少女」より 記憶を失くした少女・ナオコ(キャロン命名)に対しての研の謝罪の言葉。 …なのだが、謝って済む問題なのか。それ以前にかなり軽いノリで放たれた言葉である。特に「ごめんねー」の発音がムカつく。 そしてなにより語呂が良い。口に出して使いたい美しい日本語である。 なお、戦後の経済成長に伴う交通事故増加、第一次交通戦争と呼ばれる時期は大体1960年前後で、死者数のピークは1970年。 つまり交通事故に対する社会認識は本放送より十年以上前には形成されている。
https://w.atwiki.jp/2jiseihaisennsou2nd/pages/538.html
戦争考察 ◆F3/75Tw8mw (……嫌……嘘……) 潜り込んだ布団の中。 震えの止まらぬ手で頭を押さえながら、ジナコは脳内に反響するルーラーの『声』を必死に消そうとしていた。 全ての参加者へと齎される、管理者からの放送。 それは有益な情報に他ならず、事実その内容から次の行動方針を打ち立てた主従も大勢いる。 しかし……ジナコにとってそれは、決して有益では非ず。 もはや極限状態にあるその精神に更なる傷をつける、残酷な追い討ちにしかならなかった。 (27組……それだけの相手が……アタシを、殺しに……!) この聖杯戦争には、28組……自身を除き27組の主従が参加していると言う。 即ち……それだけの数が、自身の脱落を願っている。 命を奪おうと、殺そうとして行動しているという事実だ。 他にもルーラーから齎された情報はあるのだが、それらは彼女に全く伝わっていない。 話を聞く余裕すら生じさせない程の深い絶望感に、その心を占められたが為に。 (……どうして……怖いよ……なんで……) 真綿で首を絞められているかのような息苦しさ。 石塔を背負わされているかのような重圧。 氷水をぶっかけられたかのような悪寒。 その他、言葉では表現しきれない程のあらゆる苦痛に、ジナコはただ嘆き苦しむしかなかった。 どうして、自分がこんな目にあわなければならないのか。 どうすれば、こんな目から逃れられるのか。 どうしたら、この生き地獄から開放されるのか。 どれだけ考えても、どれだけ口に出そうとも。 その答えを返してくれる者は、誰も側にいない。 答えは、自分自身で出すしかないのだから。 ◆◇◆ 「…………」 ジナコ=カリギリが絶望の中で苦しみ嘆いていた、丁度同時刻。 彼女の側から離れたサーヴァントは、目的地であるB-5に足を踏み入れていた。 気配を遮断していたから当然ではあるものの、ここまでの道のりには何ら問題は無かった。 然して何者かと接触する事もなく、こうして予定通りに動けている。 (……ここまで、監視と判断できるモノは見受けられなかった。 しかし、篭城を得意とするキャスターでそれはありえない……) だが、そんな好都合な状況ですらゴルゴ13は疑ってかかっていた。 ここまでの道すがら、彼は己が周囲へと常に最大限の警戒を払い移動をし続けていた。 B-4で違反を犯したサーヴァントがキャスターである可能性が高い以上、ある一つの危険性が浮上してきた。 それは、相手が何かしらの監視を設置しているというものだ。 陣地防衛が得手であるキャスターにとって、接近してくる敵の探知は極めて重要な戦術的要素になる。 それがあるかないかだけでも、戦闘の難易度は大きく変わる……防衛戦においては尚更だ。 また、仮に違反者がキャスターでなかったとしても、ルーラーからの通達で拠点を暴露された事に変わりはない。 自陣を放棄するという選択を取らない限り、やはり何かしら周囲への警戒対策はあって然るべきだろう。 しかし、それはここまでで全く見受けられなかった。 (考えられる可能性は、大きく分けて三つ……) そこからゴルゴ13は、ありえるであろう三つのケースを想定した。 まず一つ目は、実は監視などまるで設置されていないという場合だが……これは、絶対とまでは言いきれないが九割九分ありえない。 放送前ならまだ兎も角、拠点の暴露をされた現時点でなお周囲の警戒を怠るなど、篭城する上では致命的すぎる失態だ。 よって、このケースは除外。 そうなると次にありえるのが、監視はしっかり設置されているものの、幸運にもここまでの道のりにはそれが無かったという場合だ。 そして、これは意外にも可能性が低くはなかったりする。 何せゴルゴ13自身がいたB-10からこのB-4にかけては、多少なりとも距離がある。 如何に陣地防衛の為とはいえ、そこまで離れた位置にまで監視の目を置くというのは考えにくいのだ。 (だが……このエリアは別だ) しかし、それもあくまでB-6付近までの話。 隣接するこのB-5にまで来れば、寧ろ監視は積極的に置くべきだ。 B-4に侵入されてから捕捉するのとその一歩手前で捕捉するのとでは、迎撃難易度が違う。 ならばこのエリアに、監視は確実にいる……ゴルゴ13は、幸運な事にそれに見つからずに侵入を果たせたか。 或いは、第三のケース……ゴルゴ自身が最も厄介だと考えている展開。 (……俺には把握が出来ない程、完璧に隠蔽された監視がこのエリアにはいる……そう見るべきか) ゴルゴ13を以てしても、その存在を悟られぬ程の監視の目を敵サーヴァントが用意している場合だ。 もしこれがありえるとしたら、かなり厄介になる。 今でこそ気配を完全に遮断しているからいいものの、もし万が一にでもそれを解かざるをえない状況に追い込まれたならば、以降の隠密活動には大きな支障が出る。 出来る限り、その展開だけは避ける必要がある。 ……そして事実だが、実際に大魔王バーンはこの隣接するB-5は勿論、街全体の広い範囲にも監視役として悪魔の目玉を放っている。 勿論、安易に他者には発見できない様にその存在は極力隠しており、ここまででそれを発見できたのはその情報を見知っていたアサシンぐらいだ。 ゴルゴ13は運悪くも、それを発見することが出来なかった。 これは彼の力量が劣っているからではなく、単に設置された場所が彼の把握できる範囲外だという事が大きい。 もっとも、悪魔の目玉―――大魔王バーンもまた、ゴルゴ13を察知する事は出来ていない。 その理由はやはり、気配遮断スキルを持つアサシンが相手であるからだ。 何かしらのスキルを持つサーヴァントならいざ知らず、単なる使い魔程度ではアサシンを、それも周囲に最大の警戒を払うゴルゴ13を監視する事は不可能だったのだ。 「…………」 一先ず、今は当初の予定通り様子見に徹するべきだ。 そう判断すると同時に、ゴルゴ13は壁に背を預けその千里眼でエリア全体を見渡し始める。 彼が監視の場に選んだのは、このB-5において比較的見渡しが良く、且ついざという時にも逃げ道を確保しやすい高所。 非常用の簡易ラダーが設置されており、それを用いて地上へと降りる事が可能である賃貸マンションの屋上。 そう……ウェイバー・ベルベットおよび真玉橋孝一の住居があるマンションの屋上なのだ。 勿論ゴルゴ13がそれを知って選んだ筈もなく、これは完全な偶然である。 たまたまB-4を視るに当たって適した場所が、よりにもよってこの二人が住むマンションであったに過ぎないのだ。 (……異常は見受けられない。 何事も無い、日常的な様子か……) スコープ越しに見えるB-4の風景は、至って平凡なものであった。 特に誰かしらが争いを行っている様子は見られず、ただただ日常的な光景が広がっている。 何事も起きている様には見えない、平和そのものな暮らしの営みだ。 異常と言えるものは、何も無い。 (……異常だな) 故に……これは異常だ。 ◆◇◆ 『これは異常だ』 時を同じくして、錯刃大学・春川研究室。 B-4に送り込んだNPCからの報告を受け、HALはゴルゴ13と同じくそれを異常と看做していた。 然したる問題も起きず、そこに住まう人々は平凡な日常を過ごしている。 これを異常と見ないで、どうする。 『うむ……"るぅらぁ"から警告される程の違反があって、その様な日常などあり得る筈が無い』 『そうだ。 ルーラーは聖杯戦争の進行に差し障りがあるとして、このB-4に潜む主従を違反と看做した。 それにも関わらず、B-4エリアの様子は平凡そのもの……矛盾している』 そう……ルーラーの言葉に嘘がなければ、このB-4では聖杯戦争の進行を大きく妨げる程の事態が起きている筈なのだ。 そうなれば、当然街ではそれ相応の騒ぎが起こり、警察やマスコミが動いて然るべきである。 だというのに、街に住む者達は何事もないかの様に生活をしている。 ネットの情報も隈なく集めてみたが、やはり騒ぎという騒ぎは全く見当たっていない。 これはどう考えたって、おかしい事態なのだ。 『ルーラーはわざわざB-4とエリアを名指しして警告を実施した。 これは、その場から違反者がそうそう動かないと踏んだからだろう…… ならばこのエリアに潜むサーヴァントは、陣地防衛を得手とするキャスターの可能性が高い。 そして犯した違反は、恐らく大量の魂食いだろう』 ここでHALは、ゴルゴ13と同じく情報から敵サーヴァントがキャスターであると推測する。 そして犯した違反の内容は、魂食いである可能性が極めて高い。 倉庫群で起きた様な建築物の破壊という線も無くはないだろうが、もしそんな大規模な破壊活動があれば ルーラーからの警告以前に街の中で大きな噂になっている。 しかし今現在、少なくともこのエリアにはその様な争いの後は見られない。 ならばありえるのは、キャスターというクラス特性から考えれば魂食いだ。 より強固な陣地作成の為、魔力に変えるべくNPCを大量に消滅させて糧とした…… 実際そう考えると、綺麗に筋が通る。 『念の為に確認をしておきたいが、一度は倒壊させた建築物を再度何かしらの宝具で建築し直したという線は?』 『それは無いと断言できる。 仮にその様な宝具やスキルがあったにしても、一度は街並にダメージが与えられるという前提が結局ある。 多少のキズなら兎も角、ルーラーが違反と看做す程の規模だ。 幾らなんでもそんな事が起きれば、周囲のものたちが気づくはずだ』 もっとも……魂食いの場合にも、一つだけだが矛盾点がある。 大多数のNPCを魂食いしたにも関わらず、やはりこのB-4では人々は普通に生活をしているのだ。 まるで、"消えたNPCなど何処にもいなかった"かのように。 『だが、キャスターのサーヴァントだとすると……一つ、考えられる可能性がある。 幻影幻覚の類では、セイバーを筆頭とする対魔力持ちに見破られる恐れがある……ならば』 『魂食いされた住民達は、"きゃすたぁ"の手駒と入れ替わり生活をしているという事か』 元々この違反を行ったサーヴァントも、ルーラーからルール違反の警告を受ける事は重々承知していた筈。 ならば同時に、その隠蔽手段も用意するのは当然のことと言える。 それを踏まえて、ここまでの情報から二人が出した結論が……魂食いされたNPCは、既に他の何者かと入れ替わっているという可能性だ。 そうすると、この何事もない平和で異常な風景にも納得がいく。 敵サーヴァントは己のスキル或いは宝具を用い、消えたNPCのコピーを用意しているとみて間違いない。 それもただ姿形を真似ているだけの、ちょっと突けばボロが出る様なものではない。 思考も、技能も、その何もかもが同一なのだ。 そこに住まうNPC―――もしかすれば、聖杯戦争の参加者ですら含まれるかもしれない―――の誰もが疑問に思わぬほどに本物と寸分違わぬコピーを、このサーヴァントは作る事が出来るのだ。 1ビットたりとも違わない一人の人間を作りだせる可能性を、この敵は持ち合わせている。 「…………」 本物と違わぬ、完璧な存在の構築。 自身が何度繰り返しても辿り着けなかった、何よりも欲するもの。 電人HALにとっては、まさに求めた望みそのものと言える力だ。 それを持ち……行使する者が、この聖杯戦争に存在しているというのか。 ◆◇◆ (NPCの大多数を、本物と寸分違わぬ偽者に摩り替えているならば…… このB-4にいるNPCそのものが、敵の手足ということか) 異常さを形作るモノの正体に辿り着くと共に、ゴルゴ13はその警戒心をより一層高めた。 傍目にはNPCと見分けがまるでつかず、敵の手駒であるかどうかが容易に判別できない相手……それが大多数で一つのエリアにいる。 そうなれば、街中で単にすれ違っただけの相手が監視であるかもしれず、刺客でもあるもしれないという恐れが出てくる。 かと言って先んじて仕掛ける事もできない……それで本当に無関係なNPCを攻撃してしまったならば、罰されるのは己なのだ。 陣地防衛の策としては、実に巧妙な手だ。 (……NPCとはいえ他者の命を奪う事に抵抗を持たぬ非情さ、ルーラーをも恐れず動く大胆さ。 加えて、頭も切れる……) ここまで得られた情報から、ゴルゴ13は大まかにではあるが敵がどの様な相手であるかを推測していた。 まず第一に、この主従は魂食いに何の抵抗も覚えていない。 目的を果たす為ならば他者の命を容赦なく奪う事のできる非情さ・冷酷さをがなければ、出来ぬことだ。 加えて、ルーラーからの警告恐れていない。 違反を犯せば当然だが、ペナルティを課せられ不利を被るリスクがある……それは説明するまでもなく分かっている筈だ。 そしてこの敵は、迷う事無く行動を起こしている……ルーラーなど恐れるに足らずと言わんばかりに。 ストレートに言葉にするなら、ルーラーに喧嘩を売っているのだ。 ここまでなら、ただの猪突猛進な愚者・狂人の類とも考えられたのだが……このB-4の様子からして、その線は消えた。 敵は頭の切れる、実に狡猾な相手だ。 それでいてルーラーを敵に回すとなれば、結論は一つしかない。 (この違反者は、己の力に強い自信を持っている……それだけの能力がある敵か) B-4に潜む敵は、自身ならばルーラーですらも葬れると自負している。 己が力と知恵の両方……持ちうる全てに絶対の自信を持つ、恐ろしく強大な存在だという事だ。 ◇◆◇ 『……"ますたぁ"よ、如何したか?』 『……ああ、すまないなアサシン。 少々、考えていた……』 弦之介からの呼びかけを受け、HALは思考の波に沈んでいた意識を浮上させた。 不意に沈黙した己に対し、不思議に思うところがあったのだろう。 実際……今の自分は、もし直接相対していれば相当怪訝に思われる表情をしているに違いない。 それだけ、受けた衝撃は大きいものだった。 この戦いに集うのが異常な者達ばかりというのは、先の襲撃で重々承知していたが…… その上でなお、この発見は驚愕せざるを得ないものだ。 (……だが……絶対にそうだとはまだ、断言ができない。 もしかすれば、何か穴があるかもしれない……見極める必要があるか) もっとも、まだ完全にそうだと決まったわけではない。 事はあくまでNPCの報告から推測しただけに過ぎず、直接その目にした訳ではないのだから。 もしかすると、完璧に思われるコピーには何か致命的な欠点だってあるかもしれない。 事実の確認ができるまでは、下手な考えを持つのは危険だ。 それでも、人として……期待を一切抱かずにはいられないのは、仕方がないことなのだろうが。 兎に角、今は思考を切り替えるべきだ。 やるべき事、考えるべき事がある以上、中途半端に思案を止めるわけにはいかない。 『……この主従についてだが、どこか行動に私に近いものを感じる。 アサシン、お前も検討がついているんだろう?』 『……"るぅらぁ"の殺害を目論んでいるやもしれぬ、か』 『ああ、この敵はルーラーをまるで恐れていない。 それはつまり、打倒できる自信があるという事だ』 ここまでの様子から、二人もまたゴルゴ13と同様の結論にたどり着く。 この敵は倒すべき標的を参加者に限定せず、ルーラーまでもその中に含んでいる。 そして、それが可能であるという確固たる自信を持って行動している……と。 しかも、アサシンを用いた暗殺などではなく、真正面から受けてたつ上での話だ。 そうでなくば、こんな堂々とルーラーを挑発する様な違反行為は出来やしない。 『問題は、このサーヴァントがキャスターのクラスである可能性が高いという事だ。 三騎士やバーサーカーなら兎も角、キャスターが真正面から戦いを挑むというのは考え難いが……』 『余程陣地に自信があるのか、或いは……』 『キャスターのクラスでありながら、まともな戦闘で三騎士にも匹敵する程の破格の英霊かだ』 B-4の違反者に関して、只者ではないだろうという予想自体はしていた。 しかし、まさかここまでの大物が潜んでいるとは流石に予想しきれないでいた。 元より手出しをするつもりは、今の時点ではないのだが……相手をするならば、生半可ではダメだ。 ただですら、キャスターの英霊が作る工房は厄介なものが多い。 それ相応に準備を整え、万全を期して挑まぬ限り勝ち目はないだろう。 『B-4に潜む違反者に関しては、しばらく静観を決めた方がいいだろう。 何をするにしても、まだこいつ相手には情報が不足している。 精々今の時点でわかることは、厄介な敵であるという点と…… 大まかな、拠点の位置ぐらいだ』 ◇◆◇ (敵サーヴァントが拠点に定めているであろう場所には、検討がつく) B-4全体を隈なく見渡し、同時にその地形を頭に叩き込む。 そうしていく内に、ゴルゴ13は敵の主従が潜んでいるであろう場所に目星を付けることができた。 魔術師が陣地作成を行う場合、必要となるのは空間の広さだ。 どれだけ強く優れた力があろうとも、例えば四畳半の一室を陣地にして戦えと言われれば流石にどうしようもない。 敵を迎え撃て、確かな罠を設置できるだけのスペースが何より必要となる。 加えてこの主従は、あまりにも大規模な魂食いを短期間に実施している。 つまりそれは、魂食いの対象となるNPCが一度に極力同じ場所へと集ったという証拠だ。 これらの事を踏まえると、このB-4で敵が潜む拠点として考えられる最有力候補は……このエリアに大きくそびえ立つ、高層マンションだ。 マンション中のNPCを全て魂食いしたならばルーラーからの警告にも頷けるし、マンション全体を工房に変えることもまた可能だ。 今後、監視を強めるに当たりこのマンションは特に注視する必要がある。 ここに、放送を聞きつけた他のサーヴァントが集結する可能性は極めて高いのだから。 何かこの近辺で、大きな騒ぎ―――例えば先の、ジナコ=カリギリを名乗る何者かの暴走―――でも起こり、そちらに注意が向かない限りは。 「…………」 この時ゴルゴ13の脳裏に過ぎったのは、先程レンズ越しに見たあの光景。 依頼人の姿に化けた何者かが、破壊の限りを尽くしていた犯罪現場だ。 他者に完全に成りすます能力。 NPCを寸分違わぬ偽者を生み出し、入れ替える能力。 特徴は完全に一致している。 では、このサーヴァントこそがジナコ=カリギリの姿を乗っ取り騒ぐ張本人なのだろうか? (……違うな) 否。 依頼人の話を聞く限り、あのサーヴァントは依頼人の姿を奪う為だけに直接接触を果たしている。 篭城を選ぶ狡猾なサーヴァントが、態々居城を出て離れたエリアにまで向かい、その様なマネをするとは思えない。 更にあの偽者のジナコ=カリギリは、犯罪を楽しむ愉快犯の類だ。 先程の人物分析とも、大きくかけ離れている……この二者は別人だ。 ジナコ=カリギリを陥れたサーヴァントは、このB-4に潜む者と近い能力を持つ別の存在に違いない。 もしも同一の人物であったならば、今後の対処が多少は楽になったかもしれないのだが…… (だが……愉快犯の類ならば、この騒ぎに便乗する可能性もまたある) しかし。 同一人物の線こそ消えたものの、依頼人に化けたサーヴァントとこのB-4に集う他者の問題は同時に対処出来る可能性がまだある。 あのジナコ=カリギリの皮を被った何者かは、明らかな愉快犯だ。 ならば、今後大きな戦いが予想されるであろうこのB-4に足を運ぼうとする事は大いにありうる。 そしてもし他の参加者とあのジナコ=カリギリが接触を果たしたならば、そこから有益な情報を得られるかもしれない。 もっとも、そう都合よく自分に、そして依頼人にとって事態が動くとは限らないのだが…… 『……ヤクザ……聞こえる……?』 そう考えていた最中だった。 いきなり、念話を通じて依頼人の声が伝わってきたのだ。 『どうした……?』 対するゴルゴ13はそのまま冷静にエリア全体の監視は続けつつ、集中力をとぎらせることもなく。 しかし、依頼人からの報告には真摯に耳を傾けた。 こうして連絡を寄越してきた以上は、依頼人に何かがあったか。 或いは、依頼人が何かを決めたかに他ならないからだ。 そして、案の定……ジナコ=カリギリは、大きな決定を自己に伝えてきたのだった。 『……アタシ……逃げる。 やだ……このまま、殺されるなんて……怖い……!!』 【B-5/賃貸マンション屋上/一日目 夕方】 【ゴルゴ13@ゴルゴ13】 [状態]健康 [装備]通常装備一式、単眼鏡(アニメ版装備)、葉巻(現地調達) [道具]携帯電話 [思考・状況] 基本行動方針:正体を隠しながら『もう一人のジナコ=カリギリ』の情報を集め、殺す。最優先。 今のところはNPCの協力者とジナコ本人の『もう一人のジナコ=カリギリ』の情報収集の結果を待つ。 1.B-4地区の状況を、B-5地区から探る。 2.『白髪の男』(ジョンス・リー)とそのサーヴァント、そして『れんげという少女』の情報を探す。 3.依頼人(ジナコ=カリギリ)の要請があれば再び会いに行くが、過度な接触は避ける。 4.可能であれば依頼人(ジナコ=カリギリ)の新たな隠れ家を探し、そこに彼女を連れて行く。 [備考] ※一日目・未明の出来事で騒ぎになったことは大体知ってます。 ※町全体の地理を大体把握しています。 ※ジナコの資金を使い、NPCの情報屋を数名雇っています。 ※C-5の森林公園で、何者かによる異常な性行為があった事を把握しました。 それを房中術・ハニートラップを得意とする者の仕業ではないかと推測しています。 ※B-10での『もう一人のジナコ=カリギリ(ベルク・カッツェ)』の起こした事件を把握しました。 ※ジナコの気絶を把握しました。 それ以前までの『ジナコ利用説』ではなく、ジナコの外見を手に入れるために気絶させたと考えています。 そのため、『もう一人のジナコ=カリギリ』は別人の姿を手に入れるためにその人物と接触する必要があると推察しています。 ※ジナコから『もう一人のジナコ=カリギリ』の殺害依頼を受けました。 ジナコの強い意志に従って宝具『13の男』が発動します。が、情報が足りないので発動できても最大の半分ほどの効果しか出ません。 ※『もう一人のジナコ=カリギリ』は様々な条件によって『他者への変装』『サーヴァントへのダメージ判定なし』がなされているものであると推測しています。 スキルで無効化する類であるなら攻略には『13の男』発動が不可欠である、姿を隠しているならば本体を見つける必要があるとも考えています。 ※ジョンス・リーと宮内れんげの身辺調査をNPC(探偵)に依頼しました。 二日目十四時に一度NPCと会い、情報を受け取ります。そのとき得られる情報量は不明です。最悪目撃証言だけの場合もあります。 ※ジョンス・リー組を『警戒対象』と判断しました。『もう一人のジナコ=カリギリ』についても何か知っているものと判断し、捜索します。 ジナコの意思不足・情報不足のため襲撃しても宝具『13の男』は発動しません。 ※宮内れんげを『ジョンス・リー組との交渉材料となりえる存在』であると判断しました。ジョンス・リー組同様捜索します。 ジナコの意思不足・情報不足のため襲撃しても宝具『13の男』は発動しません。また、マスターであるとは『まだ』思っていません。 ※B-5地区に潜伏し、『キャスターと思わしきサーヴァント』それを求めてやってきた参加者の情報把握を行います。 敵の能力を完全に把握して『絶対に殺せる』と確信が持てない場合は誰にも手を出さず、接触も避けます。 ※伝承に縛られた『英霊』という性質上、なんらかの条件が揃えば『銃が撃てない状態』が何度でも再現されると考察しています。 そのためにも自身の正体と存在を秘匿し、『その状態』をやりすごせるように動きます。 ※B-4地区に潜む『キャスターと思わしきサーヴァント』は、高層マンションに工房を設置していると推測しています。 また、ルーラーですらも恐れていない程の実力者と判断しています。 ※B-4のNPCは、その大半が違反を犯したサーヴァントの手駒に変わっているのではないかと推測しています。 その為、迂闊な手出しは絶対にしてはならないと考えています。 ※『もう一人のジナコ=カリギリ』とB-4に潜む『キャスターと思わしきサーヴァント』は別人と考えています。 しかし、もう一人のジナコは時間が経てばこのままB-4に現れるだろうとも判断しました。 ◇◆◇ (アタシ……どうしたらいいの……?) 時を遡ること、数分前。 憔悴しきった状態で、ジナコは微動だにせず布団へと横たわっていた。 もはや周りにいる全てが、自身の命を狙う敵にしか思えない。 死の恐怖が常にまとわり付くその感覚に、体を動かすだけの体力すらも奪われつつあった。 (……このまま、殺されるなんて嫌だよ……) 光の篭らぬ眼のまま、布団の横に置かれた衣類と装飾品の山へと視線を向ける。 容姿を変えて怪しまれぬようにと己がサーヴァントが託してくれたものの数々だが……これをつけたところで、どうしろと言うのか。 確かに身に着ければ、しばらくの間は敵の目を欺けるだろう。 無事、家を出て逃げることだってできるだろう……だが、逃げたところで何処へいけばいいのか? 頼れるものなど、誰ひとりとして何一つとしてないのだ。 この家を捨てても、自分を受け入れてくれる場所などどこにもない。 だから、例えどれだけ怖くても……ここから動くことができない。 動きたくても動くことなどできない……しかし、動かなければ殺される。 そんな強い負の連鎖に、ジナコは完全に囚われていた。 ―――ガタガタッ。 「ひっ……!?」 静寂の家の中、突如として聞こえてきた窓を揺らす音。 聞くと共にジナコは咄嗟に布団から飛び起き、そのまま部屋の隅にまで慌てて走った。 まさか、そんな、馬鹿な。 そう言わんばかりの表情で、顔全体を涙と鼻水で酷く歪め、恐怖のこもった視線で部屋の窓へと視線を移す。 自身を狙う誰かが、もうこの場にたどり着いた…… 「……か、風……?」 というわけではなく、単に風が窓を大きく揺らしただけであった。 ジナコは心から安堵の溜息を漏らすとともに、両膝から地面に崩れ落ちた。 こんな些細なことですらも、もはや彼女には自身を狙う絶対の恐怖にしか感じ取れなくなっていたのだ。 「……やだ。 やだ……こんなところで終わりたくない……!」 震える手で、ゴルゴ13から託された衣類を強く握り締める。 そうだ、このままでは殺される。 もしも今のが本当に誰かの襲撃だったなら、どうなっていた事か。 やはり逃げるしかない、外に出るしかない。 そうでなきゃ……いつ死んでしまうか、わからないのだ。 怖くても、やるしかないのだ。 (でも……それから、どうしよう……) しかし、それからどうすればいいのかが、まるで思いつかない。 頼れる者など誰もいないし、行く宛も完全にないのが現状だ。 警察にまで追われる立場になった以上、下手な場所にも匿ってはもらえないだろう。 どこかないのか。 自分を守ってくれる、安心していることができる、警察に追われている身でも保護してくれそうな場所は。 もっともどれだけ求めようとも、そんな都合が良すぎる場所などそうそうあるはずが…… (……あ……待って……) そこまで考えた、その瞬間だった。 ジナコは、あるひとつの可能性に気がついた。 そう……幸か不幸か、あるかもしれないのだ。 追われている自分ですらも匿ってくれる様な場所がひとつ、この街に。 今まで数多くのゲームをプレイし、同じく漫画の類を見てきたが、概ねその役目は共通している。 そこは戦いに敗れた主人公が最初に目を覚ますセーブポイントだったり、毒やマヒに苦しむパーティを治療してくれたり…… 弱き者の味方として、常に安心させてくれる施設だった。 だったら、今だって……そこに逃げ込めば、もしかしたら…… そんな希望を抱かずには、いられなかった。 『……ヤクザ……聞こえる……?』 故にジナコは、慌てて己がサーヴァントへと念話を飛ばした。 一分一秒でも早く、その場に逃げるために。 この苦しみから、少しでも逃れるために……彼には、その旨を伝える必要があった。 『どうした……?』 『……アタシ……逃げる。 やだ……このまま、殺されるなんて……怖い……!!』 簡潔に、用件を伝え……そして、鼻水をすすりひと呼吸おいた後。 ジナコは、その場所の名をはっきりと口にした。 『……アタシ……教会に逃げる。 たしか、この街のどっかに……あったと思う…… そこだったら……アタシ、助けてもらえる、よね……?』 【B-10/街外れの一軒家/一日目 夕方】 【ジナコ・カリギリ@Fate/EXTRA CCC】 [状態]脇腹と肩に鈍痛、精神消耗(大)、トラウマ抉られて情緒不安定、ストレス性の体調不良(嘔吐、腹痛) 昼夜逆転、現実逃避、空腹、悲しみと罪悪感、いわゆるレイプ目 [令呪]残り3画 [装備]なし [道具]変装道具一式 [所持金]ニートの癖して金はある [思考・状況] きほん■■■■:ひとりぼっち 0.……教会に逃げたら、助かるかな…… 1.怖い……死にたくない 2.れんげやジョンスに謝りたい、でも自分からは何も出来ない。 3.『もう一人のジナコ=カリギリ』の情報を集める……? [備考] ※ジョンス・リー組を把握しました。 ※密林サイトで新作ゲームを注文しました。二日目の昼には着く予定ですが仮に届いても受け取れません。 ※アサシン(ベルク・カッツェ)にトラウマを深く抉られました。ですがトラウマを抉ったのがカッツェだとは知りませんし、忘れようと必死です。 ※『もう一人のジナコ=カリギリ』の再起不能をヤクザに依頼し、ゴルゴから『もう一人のジナコ=カリギリ』についての仮説を聞きました。 『もう一人のジナコ=カリギリ』殺害で宝具を発動するためにはかなり高レベルの殺意と情報提供の必要があります。 心の底からの拒絶が呼応し、かなり高いレベルの『殺意』を抱いていると宝具『13の男』に認識されています。 さらに高いレベルの宝具『13の男』発動のために情報収集を行い、ヤクザに情報提供する必要があります。 ※ヤクザ(ゴルゴ13)がジョンス組・れんげを警戒対象としていることは知りません。 ※変装道具一式をヤクザから受け取りました。内容は服・髪型を変えるための装飾品・小物がいくつかです。 マネキン買いしたものなのでデザインに問題はありませんが、サイズが少し合わない可能性があります。 ※放送を耳にしました。 しかし、参加者が27組いるという情報以外は知りません。 ※教会なら自分を保護してくれると思い込んでいます。 ただし、教会の場所についてはまだ把握していません。 ◇◆◇ 『では、"びぃよん"に関してはこのまま"えぬぴぃしぃ"に情報を集めさせ…… 我々はその間、他の地区を洗うべきか』 『ああ、敵の拠点に目星を付けることはできたんだ。 後は高層マンションの周辺にNPCを潜伏させ、しばらく様子を見る。 何かあり次第連絡をさせるとしよう』 時を同じくして。 B-4への対処法を纏めた二人は、今後の動きについて再び相談に入った。 丁度今、他の地域―――B-10に放ったNPCからも報告があったところだ。 『三人ほど、ジナコ=カリギリの自宅にたどり着いた。 既に逃げたかと思ったが、どうやら運良くも間に合ったらしい。 NPCは全員、相手に悟られないギリギリの位置で待機し、様子を見ている…… もしも何か動きがあれば、即座にわかるはずだ』 HAL達にとっては幸運にも、そしてジナコにとっては不幸にも。 既にHALの操るNPCが、彼女の家を取り囲んでいたのだ。 こうしておけば、ジナコが逃げようとした場合はもちろん、ジナコを狙いやってくる者達の情報も手に入る。 後一歩彼女が立ち上がるのが早ければ、もしかしたら逃げられたのかもしれない。 間に合ってよかった……そう、HALはため息をひとつ付いた。 『アサシン、引き続き周囲の警戒を頼む。 明らかになった情報はそれなりにあるが、まだ焦るな……確実な時を待つ。 今は、勝利のためにも……長くなろうとも、見極める事を最優先に考えるべきだ』 【C-6/錯刃大学・春川研究室/1日目 夕方】 【電人HAL@魔人探偵脳噛ネウロ】 [状態]健康 [令呪]残り三画 [装備]『コードキャスト 電子ドラッグ』 [道具] 研究室のパソコン、洗脳済みの人間が多数(主に大学の人間) [所持金] 豊富 [思考・状況] 基本行動方針:勝利し、聖杯を得る。 1. ルーラーを含む、他の参加者の情報の収集。特にB-4、B-10。 2. B-4に潜む違反者のNPCをコピーする能力に興味がある。 3.『ハッキングできるマスター』はなるべく早く把握し、排除したい。 4. 性行為を攻撃として行ってくるサーヴァントに対する脅威を感じている。 [備考] ※『ルーラーの能力』『聖杯戦争のルール』に関して情報を集め、ルーラーを排除することを選択肢の一つとして考えています。 ルーラーは、囮や欺瞞の可能性を考慮しつつも、監視役としては能力不足だと分析しています。 →ルーラーの排除は一旦保留しています。情報収集は継続しています。 ※大学の人間の他に、一部外部の人間も洗脳しています。 ※洗脳した大学の人間を、不自然で無い程度の数、外部に出して偵察させています。 ※C-6の病院には、洗脳済みの人間が多数入り込んでいます。 ※鏡子により洗脳が解かれたNPCが数人外部に出ています。洗脳時の記憶はありませんが、『洗脳時の記憶が無い』ことはわかります。 ※ビルが崩壊するほどの戦闘があり、それにルーラーが介入したことを知っています。 ルーラー以外の戦闘の当事者が誰なのかは把握していません。 ※他の、以前の時間帯に行われた戦闘に関しても、戦闘があった地点はおおよそ把握しています。誰が戦ったのかは特定していません。 ※性行為を攻撃としてくるサーヴァントが存在することを認識しました。 →房中術や性技に長けた英霊だと考えています。 ※『アーカード』のパラメータとスキル、生前の伝承は知り得ましたが、アーカードの存在について懐疑的です。 ※ジナコの住所、プロフィール、容姿などを入手済み。別垢や他串を使い、情報を流布しています。 ※他人になりすます能力の使い手(ベルク・カッツェ)を警戒しています。 ※B-4に潜む違反者はキャスターのクラスであると踏んでいます。 実力的には相当なレベルであると判断し、ルーラー殺害も目的にしていると見ています。 ※B-4に潜む違反者の拠点は、高層マンションである可能性が高いとも見ています。 ※B-4のNPCは大部分が違反者の生み出したコピーと入れ替わっていると判断しています。 そのコピーの能力については、深い興味を持っています。 ※B-10のジナコ宅の周辺にNPCを三人ほど設置しており、何かがあれば即時報告するようにNPCに伝えています。 【アサシン(甲賀弦之介)@バジリスク~甲賀忍法帖~】 [状態] 健康 [装備] 忍者刀 [道具] なし [所持金] なし [思考・状況] 基本行動方針:勝利し、聖杯を得る。 1. HALの戦略に従う。 2.自分たちの脅威となる組は、ルーラーによる抑止が機能するうちに討ち取っておきたい。 3. 性行為を行うサーヴァント(鏡子)への警戒。 4.他人になりすます能力の使い手(ベルク・カッツェ)を警戒。 [共通備考] ※他人になりすます能力の使い手として、如月左衛門(@バジリスク~甲賀忍法帖~)について、主従で情報を共有しています。ただし、登場していないので、所謂ハズレ情報です。 ※ヴォルデモートが大学、病院に放った蛇の使い魔を始末しました。スキル:情報抹消があるので、弦之介の情報を得るのは困難でしょう。また、大魔王バーンの悪魔の目玉が偵察に来ていた場合も、これを始末しました。 BACK NEXT 106 闘争弓兵クロニクル 投下順 108 ゼア・イズ・ア・ライト 106 闘争弓兵クロニクル 時系列順 108 ゼア・イズ・ア・ライト BACK 登場キャラ:追跡表 NEXT 091 ひとりぼっち ヤクザ(ゴルゴ13) 126 俺とお前はよく似てる/少年よ我に帰れ ジナコ・カリギリ 115 俺はお前で、私はあなた 096 忍音 電人HAL&アサシン(甲賀弦之介) ▲上へ
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韓国の本質 日本人は朝鮮半島を武力を背景に植民地にして朝鮮人を強制連行して働かせたり、従軍慰安婦にしたりしたなど、ひどい事をした。 日本人は朝鮮人に謝罪と賠償をしなければならない! などと言われている。 しかし、よく歴史を調べてみると、以下のような隠された事実があることがわかる。 日清戦争で日本は清と国運をかけて戦い、清(中国)の属国であった朝鮮の独立を認めさせた。 朝鮮の人達に望まれて日韓併合条約を結び、国際法上なんの問題も無く合法的に朝鮮と合併した。 日本は韓国と日韓基本条約を結び無償で3億ドル(約1080億円)、有償で2億ドル(720億円)、民間借款で3億ドル、韓国内の日本の財産の全てという当時としても莫大な額の賠償をしている。 現在の在日韓国・朝鮮人は、密航してきたり、出稼ぎに来た人達である。 日本の敗戦時に韓国・朝鮮人が日本人に対して集団強盗、略奪、殴打暴行、レイプ、殺人、破壊、占拠監禁、人民裁判などあらゆる犯罪を犯した。 我々日本人には関係無い破綻した朝鮮銀行・韓国系銀行に3兆円もの日本の税金が使われている事。 2002年日韓ワールドカップでスタジアムを作る資金が無い韓国のために7000億円もの日本の資金が使われた・・・・・等々。 特に自国に都合の悪いことは、隠蔽、または、ねつ造されている。 1897年イザべラ・バード著『朝鮮紀行』(1998年講談社学術文庫)によると、首都にしては、そのお粗末さは実に形容しがたい。住民は主に迷路のような「地べた」で暮らしている。路地の多くは、荷牛と人間ならかろうじてすれちがえる程度の幅しかなく、おまけにその幅は家々から出た個体および液体の汚物を受ける穴か溝で狭められられている。 悪臭紛々のその穴や溝の横に好んで集まるのが、土ぼこりにまみれた半裸の子供たち・・・。 当時の朝鮮は、国としての体裁もなく、壊滅寸前の悲惨な状況であった。 当時、アジアでは唯一日本が欧米と対等に立てる近代国家であった。そのような中、朝鮮の人達は、日本人になり、世界人類の文明に参加し、人間としての幸福が受けられる道を望んだ。 韓国併合は朝鮮の利害と欧米の植民地にされないように対抗しようという日本の利害が一致した結果である。 当時の朝鮮は中国の属国で国が腐敗しきって滅亡寸前、人々の生活水準は劣悪でものすごい差別主義国であった。 そんな朝鮮に鉄道や上下水道を造り、身分制度とそれに伴う特権や差別を廃止し(奴婢の解放・両班の特権廃止・女性の解放)、因習の廃止(人身売買の禁止・宦官の禁止・纏足の禁止・少女を妓生とすることを禁止・呪術的医療の禁止)をした。 学校を作ってハングルを普及させ、朝鮮人が行っていた残虐な刑を禁止し、朝鮮を少しでもまともな国にして共に欧米列強に対抗しようとしたのが日本なのである。 日本と朝鮮は同じ「日本」という国になって欧米諸国の植民地にされないために一緒に頑張ってきたというのが真実である。 しかし、当時はそこまで力を合わせて頑張った日本と朝鮮だが、現在、韓国・朝鮮人の反日感情はすさまじいものがある。反日教育が国策にもなっている。なぜ、そこまで敵視するのであろうか? それは、韓国・朝鮮人の性質だからである。 彼らは自分の立場が不利になった時、いつも「何々のせいだ、何々が悪い」、「誰々に無理矢理やらされた」と他人に責任転嫁をする。 いつまでも他人に頼り、他人のせいにする国、不正と捏造の国。 いつまでも日本に頼り、日本のせいにする韓国・北朝鮮。 韓国・北朝鮮の反日教育、反日政策をなくすことは無理だ。なぜならそれが国策だからである。 それがある限り彼らと真の友好関係を築くのは無理だと言える。 何故ならたとえ友好関係を築いても、いずれ必ず裏切られ、彼らによってひどい仕打ちを受ける事になるからである。 半島のことに関わるとろくな事がないのである。 名前 コメント link_trackback
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「藩王の宣言(国民竿崎 裕樹の場合)」 「あそこには我が国の民であった者がいました。ですが、彼は敵と勇敢に戦い、散りました」 うん、そしてもう一人。 仇は取らないと、ねえ。先輩としちゃあカッコつけとかないと。 /*/ 時は藩王の演説が始めるその、少し前。 藩国政庁に隣国からの2通目の報が届いて37分後のこと。 「え? 今なんつった?」 「だからぁ、…って人と、うちの元国民のだごさんが。戦死だって」 竿崎裕樹は、その日は最後のOFF日だった。 のんびり自室で絵の練習をしていたところ、同僚が駆け込んで来たのだ。 同僚の言葉を聞いた瞬間に竿崎が思ったのは「ああ、よくよく縁があるのかな」と、そんな感想。 一瞬遅れて、毛が逆立つような感覚。 悲しいような、そうでもないような。 そんな、へんな感情が湧き出て来た。 体中の血が逆流するような熱い感じ。 顔は、犬が怒る時のあの表情になる。 はっと、我に返る。 落ち着け俺。落ち着け俺。同僚びびってるし。 んんー、と考えて、態度を決めかねた。 結局、皆にはしばらく黙っていることにする。 「…ゲーム関係ないしなぁ」 と呟いて、だからまあ、自分のやることやろうと思う。 どんな時にも自分の仕事をしなさい、ってじーちゃんも言ってた。 愚痴は言うな。悲しい時は黙って働け。 だろう? じいちゃん。 考えたのは2秒だけ。 次の瞬間には自分の仕事場までの最短コースを走り出す。 OFFは返上だなー。いいけど別に。 「おい、これから藩王の演説が」 同僚の言葉は悪いけど無視。 藩王は立派なわんこだ。わんこは友誼を守る。 だから言うことなんか分かってる。 聞く時間があれば、俺は仕事をする。 出撃できるかは分からないけど、でも、できることはいくらでもある。 俺は初心者だし、仕事も遅い。できることも少ない。 でも、だから。自分に出来ることは、きっちりやろう。 /*/ だごさんもそうだけど、竿崎はもう一人の戦死者である八軒と縁がある。 ゲームでは先輩で、リアル第1世界では後輩。 一緒にお酒を飲んだこともあるし、お互い貧乏学生なのでゲームやリプレイを貸し借りしたこともある。 酒グセ悪いけど、いいやつ。ゲームする時はカッコいいに違いないと思う。 どうゆう風に死んだかは知らないけれど、きっと勇敢に戦ったに違いない。 俺もわんこだ。わんこは、友誼を守る。 /*/ 走る。走る走る走る。 雪の上で遊ぶのには、慣れている。もー躊躇なく走れ…危ねっ! 勢いあまって滑る。前につんのめる。 なんの! とハンドスプリング決めて、仕事場到着。 さて、これから徹夜仕事だ。 できることをやるだけってのがポリシーだけど、独り言くらいは景気良く言ってみるかと思う。 その方がカッコいいしー。 「さーて、それじゃあひとつ気合を入れて…」 やっぱりちょっと言葉を切る。格好良いのもいいけど、自分らしいのもいい。 「自分の仕事を、やりますか」 (ヒロキ文責)
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本編のシリアスブレイカーです 19 ◆WzpMn05TJA 真弓「本編の内容のシリアスブレイカー死者スレも募集しますわ」 涼子「早速4人も居ますわね……」 渚「皆さんよろしくです」 沙都子「歓迎しますわー」 由香「よろしくお願いします」 チャド「…………」(交ざれない) 105 ◆WzpMn05TJA 佳乃、上条さん、マリアさん、理樹が死者スレにログインしました マリアさん「皆さん紅茶でもどうぞ」 上条さん「ありがとうございますマリアさん……ってマリアさんも今ログインしたばっかりですよ!?」 沙都子「そうですわよ、それはわたくしの仕事ですわマリアさん」 マリアさん「あらあら」 沙都子「関係ありませんけどログイン寸前のレナさんが気がかりですわ」 マリアさん「信じる事も大事ですよ沙都子さん」 上条さん「そうだぜ北条。仲間を信じろ」 沙都子「そうですわね」 渚「佳乃ちゃんは春原さんにですか」 佳乃「あの親友はなんなんですかね?仲良く1、2でマーダーになって」 渚「しかも両方keyヒロインって何の恨みがあるんでしょうか…」 由香「理樹君ごめんね。先に私が死んじゃったからお兄ちゃん黒化するなんて」 理樹「謙吾も真人も活躍してるのに…。そんなのってないよ」 由香「……その名言は恭介さんに言ってくださいよ」 シャルル「ギアス勢は黒化ならぬ空気化か?」 郷田「シークレット勢も予約しかないから空気ですわ」 涼子「ハルヒ勢は人気ですよ?」 シャルル「長門はワシの嫁だが予約はないらしいな」 涼子「年齢考えてください」 郷田「何人子供と孫居ると思ってんですか」 シャルル「ジョークじゃ」 チャド(あれ?また俺空気!?) 219 ◆WzpMn05TJA 2周目解禁記念! ガッカリ王子、征服王イスカンダル様がログインしました 陽介「扱いが露骨に違うじゃねーか!」 ライダー「ワハハハハ」 沙都子「陽介さんとイスカンダルさんの活躍を見れば露骨に扱いを変えたくなるってもんですわ!」 陽介「……セリフ一言もなく散ったガキに言われたかねーよ!しかも誰にも名前呼ばれずに出たの死亡確認だけの奴!」 由香「……う」 理樹「いやいやいや、由香ちゃんも該当しちゃうからそれ。大人気ないって陽介」 陽介「大体支給品がマリアさんとかと違って差が激しいじゃないですか」 マリアさん「これも運ですわ」 渚「あれ?前の回の『少女の戦』を見ると御剣さんの支給品の方が酷くないですか?」 佳乃「甲子園の土に羽根付きのランドセル、こけしですよ?」 上条さん「ランサーのブーメラン、柔道着、ミニカーも相当酷いよな」 陽介「つーかなんで俺だけ死者スレ全員からこんな扱いなんだよ!?おっさんにもなんか言えよ」 沙都子「イスカンダルさんは格好良かったですわ〜。死亡なんて冗談だと思ったぐらいですわ」 上条さん「俺の死も評判良かったって作者言ってたけどおっさんも相当だぜ!」 理樹「アサシンさん、ギャルゲ2ndと別人で怖かったよ。改心してほしいな」 ライダー「ワハハハハ、次のロワでは余は大活躍じゃ」 陽介「やっぱり扱い違うのな…。みんなしておっさん、おっさんって!死者スレ全員酷いぜ……。みんな嫌いだ……」 チャド「え?」 ↑ 何も言ってないのに陽介に嫌われた人 298 ◆WzpMn05TJA 魅ぃちゃん、ダメツナ、あゆみがログインしました 陽介「新年早々死者スレかよ!?」 理樹「縁起が悪いね」 上条さん「そのふざけた縁起をぶち殺す!」 イスカンダル「おっ!?そえぶだな。新しいスタイルじゃな」 沙都子「それにしてもわたくしの登場は回想シーンの見知らぬ幼い子供扱いじゃありませんの」 由香「同じ中学生なのに出番のあるそらおと勢やひぐらし勢やかりんさんズルい」 渚「なんかみんな新規の人放置してないですか?」 上の渚以外「みんな俺(僕、余、わたくし、私)と関係ないもん」 マリア「沙都子さんは魅音さん、由香さんはあの狂人の知り合いじゃないですか」 佳乃(マリアさん、篠崎さんに殺されたの恨んでる……) シャルル「まぁ、良い。新年あけましておめでとう諸君」 みんな(お前が締めんのかよー!?) 魅音「どうするー?混ざれない」 あゆみ「あはははははは(死んだのに気付いていない)」 ツナ「あれ?新入者3人だよね?なのに待機1人多くない?」 チャド「…………」 697 : ◆RmIe4rjRnw:2012/05/13(日) 20 21 51 ID y6zUJl5M0 倉田佐祐理、戦慄のガチムチ皇帝、ロロ雑巾、ミイラがログインしました 佐祐理「皆さんどうぞよろしくお願いします」 上条さん「こ、こちらこそ(笑顔が可愛いな)」 沙都子「見るからにデレデレですわね」 ダメツナ「よ、よろしく(京子ちゃん並みのかわいさだ)」 マリア「あらあら、だらしない顔ですね」 シャルル「ふむ...(将来が期待できるやもしれん)」 ほぼ全員(ダメだこのおっさん...早くどうにかしないと...) 陽介「完二、オメーこんな早くに脱落してんじゃねーよ!」 完二「んなっ、センパイだってそうでしょーが!」 陽介「てゆーかガチムチ皇帝ってなんだよ!?やっぱそのケがあるのか!?」 完二「ふ、ふざけんじゃねえっ!!」 理樹「にぎやかだなぁ」 ロロ(くそっ、馴れ合いやがって...ここにいるってことは死んだってことだぞ!? ...こいつら分かってるのか!?) 渚「あなたも春原さんに殺されたんですね」 佳乃「私に続いて二人目なんて、春原さん、運がいいんですね」 由香「どんどん人が死んでて怖い...」 魅音「詩音も暴走してるし、なんか殺伐としてきたねー」 あゆみ「あはははははは」 ロロ(この女共、なんで僕の周りで話を始めるんだ!?) チャド「......結局混ざれないのか......」 ???「トントン」 チャド(誰かが肩を...?)クルッ ミイラ「......」 チャド「!?...ミイラ!?」 ミイラ「......グッ」 チャド「......グッ」 【チャドとミイラ 意志疎通確認】 785 ◆WzpMn05TJA 12/07/25(水) 14 59 38 ID AgHcBWyYO 御剣総一、古里炎真、長沢勇治、日向秀樹がログインされました 炎真「やー、ツナ君僕も死んじゃったよ〜」 ツナ「セイバーさんは強いからね〜」 炎真「ツナ君と仲良く同じ場所で逝っちゃった」 陽介「ってお前ら!?なんでそんな仲良しなの!?」 ツナ「え?僕の友達だよ?」 炎真「ジャンプで今協力して復讐者と戦ってるよ?」 理樹「マンガなら恭介に聞くか。ケータイ繋がるかな?」 陽介「ちょっと待って!?今回突っ込みの理樹不在?大体ダメツナを倒したのお前じゃん」 理樹「今日の僕は沙耶ルートのバカ理樹だよ!」 炎真「ツナ君をよく知らないのにダメツナって言うなよ」 陽介「突っ込みが追いつかない。理樹はRefrain参戦時期だし、炎真もツナの事憎んでたじゃん」 炎真「ん?あぁ、シャルルに継承式編の記憶消されてた」 陽介「それがもしロワの真実だとしたらどうすんだ!?」 炎真「…………せっかくボンゴレ倒したのに死亡かよ」 陽介「もみ消しやがった……」 長沢「御剣の兄ちゃんばっかり復活してズルいぞ!」 総一「いや、まだ決まってねーし。もしかしたらルルーシュの母、マリアンヌがギアス使って俺の体使ってる可能性あるから」 陽介「お前らバカなの!?さっきの会話の二の舞じゃん。大体長沢も悪霊じゃん」 長沢「俺は主人公だからな!しかも放送が終わってからの2周目の投下は俺が一番最初なんだぜ!」 陽介「死んだ奴が最初に2周目来るのは前代未聞だな」 日向「つーかSSSって最初から死んでるんだからAB勢って死者スレに自由に出入り出来るんじゃね?なぁ音無」 音無「んぁ?」 陽介「お前が連れて来たんだろ、そういうのは無し」 音無「だって予約入んなくて暇だし」 陽介「音無の意志かよ!」 陽介「というか今日の死者スレは強制終了だ」 理樹「陽介に、……そんな資格あるかな?」 陽介「あるよ」 カオス過ぎたので強制終了
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