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夏休み中の活動に関しての規定や注意事項などがごちゃごちゃ書かれたページです。実は重要です。 適当に読み流して・・・もらっちゃだめですね。まぁ一読しておいてくれると説明が省けるので読んどいてください。質問とかするにしてもこれを読んでからにしてください。よく読んで変なペナルティを課せられないように。(山本) 活動場所 ・屋外活動(美術係必読) このページのはるか下のほうにあるファイルを開いてみてください。活動場所がわかる学校の略地図の画像をうpしておきました。 ファイルを開けない人は開けた人に場所を教えてもらってください。 ファイルが開けた人はその地図を見ながら以下の説明を読んでください。 数字が振ってある場所の1~7、9,10が屋外活動場所です。パネル作業などペンキを使用する作業場です。ただし今年は校内塗装工事がおこなわれているので作業場所が少なくなることがあります。以下注意事項。 人工芝での作業は禁止です。 5~7の境界は白いレンガのラインを参考にしてください。人工芝にもっとも近い場所は使わないこと。 雨天時の活動場所は1~7です。 7月26~28日はパネル作業の場所が少ないので活動を避けたほうがいいです。 場所が足りない場合は時間制限や活動場所の共有をお願いされちゃうときもあります。 ペンキ作業のときは、地図上★印のところの水道だけを使用してください。校舎内の水道は絶対に使用しないこと。 桶に余ったペンキは水道脇のバケツのなかに捨ててください。水道には極力流さないこと。 ペンキ塗りをする際には必ず下に新聞紙、ブルーシートを敷いて作業しましょう。 8は塗装工事の作業員のテントが建っているため利用できません。 以上のことに違反した場合、ペナルティの対象となります。 ・屋内活動 使用できる部屋 高校普通教室棟・・・1-4~1-6、第二・第三選択教室、2-1 中学校舎・・・・・・2~4階の予備教室 ※今年は塗装工事があるので、日によっては上記の教室も使えないことがあります。特に7月22~25日は高校普通棟2階で塗装工事が行われるため、H2-1しか使用できません。 補足:部屋を開けたらすぐに鍵を返しに行ってください。 活動の流れ 1、活動開始報告 参団のその日の活動責任者は9:30になってから文準ルームに活動開始報告をしにいってください。 このときに、参団名・活動責任者名(参団の代表者としてその日の活動に責任を持つ人、正責任者・副責任者以外の者でもかまわないということ)・希望活動場所の3つを必ず言ってください。必要に応じて、 その日の文準日直が活動場所を割り当てます。 2、活動上の注意点 活動開始報告を終えたら作業を始めましょう。作業する際の注意点について。 器物損壊 教室内でのペンキ作業 教室の床、机、イスなどの汚損 資材の又貸し 新聞類を敷かないでのペンキ作業 無届活動 活動終了時刻を超えての活動(~15:30) その他文準が問題があると判断した行為 については大幅なペナルティの対象になりますので注意してください。まぁ常識の範囲でやれば大丈夫 だと思いますが。 3、後片付けと掃除 作業は活動終了時刻を遵守して、後片付けと掃除を始めてください。使った場所はきちんと元通りにし 文準から借りた資材は洗って返してください。 掃除開始が遅かったり不十分だったりするとペナルティがつきます。 4、活動終了報告 作業を終え、片付けも終わったら文準ルームに舞い戻って文準日直に活動終了報告を出しにきてく ださい。文準委員が使った場所の掃除状況を見に行き、OKがでたらおわりです。 パネル配布について パネル配布は7月21日(火)9:30から行います。 1)文準ルームにきて、開始報告を出す。自分たちに割り与えられたパネルの番号が書いてある紙やパ ネル確認用紙などをもらう。 2)自分たちのパネルをチェックし、確認用紙を貼る。 3)貼り終えたらルームに戻って終了報告を出す。 ちなみにうちの参団は大両1枚、大片3枚を確保しています。 ペンキ作業について(美術係必読) パネルのペンキ塗り作業は次のような順番で行われます。 1)文準ルームで申請量のうち必要な分量のペンキと、刷毛・ローラー・洗面桶などの必要な道具を受 け取ります。 2)ペンキを塗ります。その際必ず新聞類、ビニールシートを床に敷き、ペンキを床につけないように してください。 3)作業が終了したら借りた資材を返し、掃除用具を借りて使用した場所の床を掃除してください。 4)文準のチェックを受けて、OKが出れば掃除用具を返却して終了です。 ※・参団のパネルは指定の場所にまとめておいてください。 ・パネル作業ができるのは8月29日までです。以後のパネル作業は認められませんのでそれまでにすべてのパネルを完成させてください。 印刷物について(お札係と杉谷必読) 基本的に通常サイズの紙は高校教員室の輪転機を使用し、許容される範囲で印刷してください。拡大太郎を使用する場合には所定の用紙を提出した上でこちらで印刷します。なお、拡大太郎の使用は制限する予定です。拡大太郎使用調査書は9月7日に配布されますが、使用許可書は9月17日に配布します。よって拡大太郎が使えるのは2学期に入ってからです。夏休み中の活動では模造紙に書くことしかでできません。・・・あ、自宅で印刷するつもりなら今の全無視でいいですよ?
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「はやてちゃん、準備できたよ!」 「分かったで。エビルダイバー!」 はやての指示とともに、エビルダイバーがギガゼールを空中に跳ね上げる。 この瞬間、ギガゼールの消滅が確定した。 「行くよ、レイジングハート!アクセルシューター、シュートォォォォォ!!」 『Accel Shooter.』 無数の魔力弾がギガゼールへと向かっていき、そして当たる。 着弾箇所が一箇所ずつ削られ、着弾のたび穴が開き、最後にはエネルギー光以外何も残らなかった。 片をつけ、アースラへと戻った面々。 クロノを見つけると開口一番、多少の邪悪なオーラを放ちながら、なのはが問い詰めた。 「ク・ロ・ノ・君?何であの装備の使い方教えてくれなかったのかなぁ?」 「いや、聞かずに飛び出していったのは君達だろう」 「…で、でも、それなら念話で教えてくれたって…」 「それなんだが…こちらからのミラーワールドへの念話は通じないようなんだ」 初耳である。ミラーワールドにはジャミングの類でもかかっているのだろうか。 結局自分が悪いということを確認することになり、なのはの精神に多少のダメージができたようだ。 「…まあいい、今から説明する」 そしてクロノはシステムの事について説明を始めた。 モンスターのデータを入れることで、ミラーワールドでの活動が可能、戦闘力の強化、モンスターデータの実体化、モンスターの気配察知が可能だという。 さらに言えば、データ化したモンスターが強ければ強いほど戦闘力の増大も大きくなるようだ。 ただし、本物のモンスターじゃない分戦闘力は劣るし、活動限界もライダーより二分短い7分55秒となっている。 「名前は何ていうの?」 「…ライダーの使うカードから名を取って『アドベント・システム』だ」 「アドベント・システム…」 第四話 『龍の再誕』 「真司…お前何回遅刻してくりゃ気が済むんだよ!」 編集長の大久保大介が真司にコブラツイストを食らわせる。 「痛い痛い痛い!勘弁してくださいよ大久保先輩!」 「『編集長』だって言ってんだろ!」 「あ、そうでした。いだだだだ!」 まあ、OREジャーナルではよくある事。 プルルルル…ガチャ OREジャーナルに電話がかかってくる。電話の呼び出し音を聞き、受話器を取る大久保。 「はいOREジャーナル…お、令子か」 電話の相手はOREジャーナルの記者、桃井令子だったようだ。 『編集長、また行方不明事件です』 「何ぃ?」 『まだ一連の事件と同一のものか分かりませんけど…これから行方不明者の自宅に行ってみます。住所は…』 「ああ、分かった。ああそうだ、真司のヤツ手伝いに行かせっから」 『ええ?城戸君ですか?邪魔になるだけなんですけど…』 「いやいやいや、まあそう言わず仕込んでやってくれって。まだ見習いなんだし、俺の後輩なんだからさ」 昨夜、また一人失踪した。 今回の失踪者の名は榊原耕一。これまでの失踪者と同様、原因や目撃者が見当たらず、部屋も密室、どうして失踪したかが分からないという状態だ。 その榊原のアパートで、真司と令子が合流する。 「令子さん!事件ですか!?場所どこです!?」 現場で大声という、普通ならやらないようなマネをしでかす。 それを見た令子も呆れ果てているようだ。 「…バカ」 「あ、令子さん」 令子の姿を見つけ、駆け寄る真司。 「あのねえ…現場で大声出すなって言ったのもう忘れたの?」 「あ」 忘れていたようだ。 「…すいません」 「この間みたいに私の仕事の邪魔はしないでよ。いい?」 「分かりました」 「じゃあ、城戸君は部屋の中を調べて。許可は取ってあるから」 そう言うと令子は周囲の聞き込みへと向かった。 真司もアパートの管理人室へと行き、鍵を開けてもらう。 「任せてください。必ず真実を突き止めて見せますから」 「頼むよ」 管理人が榊原の部屋の鍵を開け、ドアを開く。 「部屋を片付けようにも、気味が悪くてさぁ」 ドアを開けた瞬間に漂う異質さ。真司が部屋の中を見た時にその正体がはっきりした。 部屋にある姿が映るものすべてが新聞紙で覆われている。 食器棚のガラスや窓まで塞がれ、光も入らない、そんな状態だ。 何か分かるかと思い、食器棚の新聞紙をはがすが…何も無い。 「何でこんな事したんだろ…」 そうして窓に向かって歩く。すると何かが足に当たった。 足元を見ると、何か四角い物体が落ちている。それを拾い上げる真司。 中に何かが入っているのを見つけ、取り出した。『SEAL』と書かれたカードだ。 「あれ?俺、これどこかで…」 その瞬間、真司の頭の中に色々なものが飛び込んできた。 秋山蓮との出会い、ドラグレッダーとの契約、シザースやガイ、王蛇との激闘、手塚との出会いと別れ、そしてオーディンのタイムベント。 そう、真司は今、かつての戦いの記憶を全て取り戻したのである。 それと同時にモンスターの気配を示す金属音。前の戦いと同じなら、クモ型モンスターのディスパイダーが現れるはずだ。 とりあえず取り出したカードをしまい、その気配の発生源へと駆け抜けた。 令子が榊原の部屋に行くと、もう真司はいなかった。 「…もう、戻るなら戻るって言いなさいよ」 とりあえず部屋を後にし、車へと戻る。 そしてこの後、信じられないものを目にすることになった。 「城戸君…?」 見ると真司が令子の車の前に立っている。 近付いて話を聞こうとするが、突如カードデッキを前に突き出す。 すると何も無い空間からバックルが現れ、それが真司の腰に巻きついた。 驚き、目をこすっている令子。 無理もない。普通ならありえないことが目の前で起こったのだから自分の目を疑いたくもなる。 だが、驚きはこれで終わらなかった。 右腕を左上に伸ばし、ポーズをとった真司が「変身!」と叫ぶ。 そしてバックルにカードデッキを装着し、変身して車の窓に消えた。 「何が起こったの…?今のは何?」 目の前の出来事を現実として受け入れられないまま、とにかく自分の車へと歩き出す令子。 車の窓には巨大な蜘蛛と、それと対峙する真司が映っていた。 「手塚さん、もっとスピード出えへんの?」 「無理を言うな。これでもかなりのスピード違反をして走っている」 手塚の赤いバイクに、二人の人影が乗っている。 一人は嘱託魔導師・八神はやて。もう一人は仮面ライダーライア・手塚海之。 先日占ってもらい損ねたシャマルとともに改めて占いに来ていたのだが…今回もまたモンスターの出現で占いが中断されることになった。 いつになったら占ってもらえることやら…失礼、話がそれた。 この3人のうち、ミラーワールドに入れるのははやてと手塚のみという事で、はやてをバイクに乗せてモンスターの出現位置へと移動しているところである。 ちなみに現在の速度は80km/hである。警察がいたら違反切符を切られていただろうが、幸い見つからずに目的地にたどり着けそうだ。 ズシャアアアア…ゴスッ 「ってぇ…」 ライドシューターを持たない真司は、モンスターの前に現れ、そして思い切り滑って近くの車に頭をぶつけた。 やはりタイムベントで時が戻っても、ブランク体でミラーワールドに入ると頭を打つのは変わらないようだ。 「…っと、やっぱりコイツか!」 真司の予想通り、そこにいたモンスターはディスパイダーだ。 ディスパイダーの方も音と声で気付いたのか、真司の方を向く。 「よし…行くぞ!」 そう言うと、カードデッキから一枚のカードを取り出し、バイザーに装填する。 『SWORDVENT』 上空から長剣『ライドセイバー』が落ちてきて、そして地面に突き刺さる。 それを引き抜くと、ディスパイダーへと突っ込んでいった。 もちろん、前のようにただ振り下ろすだけだと折られてしまう。それが分かっていた真司は、ディスパイダーの足の節目を狙う。 ここなら他と比べて脆いだろう、そう考え、ディスパイダーの足の節目に突きを食らわせようとするが… 「…まあ、予想はしてたけどな」 折られた。 ならばと言わんばかりにもう一枚のカードを取り出し、バイザーに装填。 『GUARDVENT』 今度は盾『ライドシールド』が落ちてきて、真司の左腕に納まる。 「だあああああぁぁぁぁぁぁ!!」 武器は無い。ならば取れる戦闘手段は肉弾戦のみ。 ライドシールドを装備して左腕を補強し、渾身のパンチを繰り出す。 ボキィッ 嫌な音、それとともに走る激痛。 おそるおそる痛みの発生源である左腕を見ると…本来ありえない方向に曲がっていた。 「折れたァ!?」 これはさすがに予想外。ついでに言うとライドシールドも真っ二つだ。 とにかく、これで武器は無くなり、格闘戦も通じないことが分かった。 『詰み』という奴であr…いや、まだ取れる手段はあった。 (こうなったら…使うか?封印のカード…) 前の戦いでは使わずに破り捨てたカード『SEAL』。それはモンスターを封印するカードだ。 万策尽きた今、それを使うしか助かる道は無い…そう思われていた。 『ギャオオォォォ…』 …その必要は無くなったようだ。 真司はこの咆哮に聞き覚えがあった。 それは、紅蓮の火龍。 それは、無双龍の名を持つ魔物。 それは、共に戦った相棒。 その咆哮の主は『無双龍ドラグレッダー』。かつて真司と共に戦った龍のモンスターである。 「そうだ…前と同じなら、こいつが俺を狙っててもおかしくないはずだ!」 真司は一度ディスパイダーかと距離をとり、無事な右腕で折れたライドセイバーを投げつけた。 足の一本で弾き返すディスパイダー。しかしそれで隙が出来た…モンスターと契約するには十分な隙が。 この隙に真司は一枚のカードを取り出す。それは佐野がギガゼールと契約した時に使われたものと同じカードだ。 「悪いなドラグレッダー、俺を食おうとしても無駄だよ。」 契約のカード『CONTRACT』をドラグレッダーに向け、契約を結ぶ。 「お前の力を借りるよ。またよろしくな」 光がおさまったとき、真司の姿が変わっていた。 銀の仮面、銀の胸当て、そして紅い鎧を纏う仮面ライダー『龍騎』となったのである。 「仕切り直しだ。いくぞ!」 そう言って一枚のカードを取り出し、ドラグバイザーへと装填しようとする。 だが、ドラグバイザーがあるのは左腕。先ほどの骨折が響き、装填しようとすると痛みが走る。 彼らが現れたのは、まさにその時だった。 『ADVENT』 見覚えのあるモンスターが飛来する。 ピンク色のエイのようなモンスター。それを持っているのは、龍騎の記憶には一人しかいない。 そして、そのモンスターの主が現れる。 「お前…ライアの手塚海之!?」 「俺はお前を知らない…だが、どうやらお前は俺を知っているらしいな」 エイのようなモンスター…いや、エビルダイバーを引きつれ、ライアが現れる。 さらに遅れること数秒、はやてが路地から現れた。 その事で龍騎がさらに驚く。 「はやてちゃん!何でこんな所に…しかも生身でいるんだ!?」 「え…その声、真司君?そのカッコどしたん?」 どうやらこの二人は知り合いのようだ。 龍騎にしたって知り合いが生身でミラーワールドにいたら驚くし、はやてははやてで知り合いがライダーになってミラーワールドにいたら驚くだろう。 「ああ、もう!この際事情の説明は後だ!とにかくコイツを何とかするぞ!」 全員それで納得し、臨戦態勢を取る。 戦闘再開である。 次回予告 「「食らえ!!」」 「他のライダーにも、教えれば止められるかも」 「城戸君、あれはどういう事?」 『戦え…戦え!』 仮面ライダーリリカル龍騎 第五話『龍騎』 戻る 目次へ 次へ
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選ばれた者達 No.10 呪われた血統、ウェルディナ 1/3 「じゃあ、姉さん行って来るよ」 妹が玄関から家の中に声をかける。黒髪をストレートに腰まで伸ばしたウェルディナは、洗濯物をたたみながら表に向かって返事をした。 「行ってらっしゃい。夕飯までには帰ってくるのよ」 玄関の閉まる音がする。学生の妹達が出ていってしまってからは、日中はこの家にはウェルディナしかいなかった。 両親は数年前に死んでしまい、この家では長女のウェルディナが妹と弟の親代わりになっていた。亡くなった両親の遺産はかなりのもので、ウェルディナ達はそれを管理することで暮らしていくことができた。遺産相続、税金、資産運営など、ウェルディナには覚えなくてはならないたくさんのことがあったが、なんとかそれをこなしている。家政婦を雇って家事を任すこともできたのだが、責任感の強いウェルディナはそれを全て自分で行っていた。 ウェルディナはただの人間ではなかった。両親が早くに亡くなってしまったのは、病気のせいだと妹と弟には説明をしていたが、実際は違っていた。母は自殺をしており、父は母が自殺する前に殺されていたのだ。血の暴走……。ウェルディナの家系には呪われた血が流れていた。ある一定の年齢になるとその血は覚醒し、悪魔のような凶暴性が顔を見せるのだ。始めのうちはそれを制御できるが、次第にその悪魔に飲み込まれてしまい、最後には母のような運命をたどることになる。ウェルディナは自分達が吸血鬼、狼男といった小説や映画の中でだけの魔物と似たものだということを考えると、知らないうちにふさぎこんでしまいそうになるのだ。 ウェルディナはその力をすでに発動させていた。今はその悪魔の血もまだ抑えることができている。しかしいつ、母のようになってしまうかは誰も分からない。だからウェルディナはいつも自分を忙しさ、厳しさの中に置き、心を鍛えていた。何かで妥協し、心を緩めてしまったら悪魔の血に立ち入る隙を与えてしまう。 その時、耳障りな音が耳に入り込んできた。どうやら一匹の蝿が家に入り込んでしまったようだ。頭を上げると辺りを見渡す。すると部屋の隅の天井に、蝿が止まっているのが見えた。相手はこちらが手の届かない場所にいると思い込んでいるらしく、のんびりと前足をこすり合わせている。 「仕方ないわね。窓に隙間があるのかしら」 ウェルディナは膝に乗せてある洗濯物を足元に綺麗にたたんで置くと、その場に立ち上がった。蝿は気配に気づくと、その場から耳障りな音を立てて飛び去った。しかしすぐに反対側の天井の隅にたどり着き、再び羽を休めて前足をこすり合わせている。 ウェルディナは新聞紙を丸めて近づいたが、蝿はすぐにそこから逃げ出し、今度は台所に向かっていってしまった。 「全く。面倒ね」 ウェルディナは新聞紙をテーブルの上に置いておくと、蝿を目で追った。そして蝿の飛ぶ速度が遅くなった時に素早く左手を薙ぎ払った。蝿との距離は三、四メートルはあったが、蝿は衝撃波のようなもので真っ二つに切り裂かれていた。ウェルディナは涼しい顔をしてティッシュを掴むと、蝿を包んでゴミ箱に投げ捨てた。 日中、庭にある植木に水をかけていると、通りに黒い背広を着てスーツケースを抱えた男がこちらを気にしているのに気がついた。目が合うと、ウェルディナは軽く頭を下げた。前に垂れた髪を軽く掻きあげる。背広の男はそれが肯定の合図だと思うと、玄関まで足を踏み入れた。 「こんにちは。今日はいい天気ですねえ。すいませんがあなたはここの家のかたですか?」 「こんにちは。ええ、そうですが。何か御用でしょうか?」 「はい。ちょっとご両親の方とお話しがしたいんですが。今、いらっしゃいますかね?」 男は営業の人間特有の笑顔でウェルディナに視線を向けている。ウェルディナは相手の気が悪くならないように笑顔を返していた。 「両親は随分前に亡くなりました。今は私がこの家の主です」 「へえ。そうなんですか。まだ大学生くらいに見えるのに大変ですねえ」 男は感心したようにそう答えている。そして値踏みをするかのようにウェルディナの足先から頭まで視線を這わせた。 「それで、なんの用ですか?」 ウェルディナは男がなかなか話しを切り出さないので再び尋ねた。男ははっとすると背広のしわを伸ばし、ほこりをはたくようなしぐさを見せた。そして胸ポケットから一枚の名刺を取り出す。 「申し遅れました。わたくし、社会福祉事業〈ヘルゴト〉の案内をさせてもらっている、パトリックと申します」 差し出された一枚の名刺、白地に筆記体で書かれたそれに目を通す。 『社会福祉事業〈ヘルゴト〉サポートアドバイザー・パトリック』 ウェルディナはそれを見てなんとなく予想は立てられた。これはおそらく、なにか宗教のようなものの勧誘なのだろう。ウェルディナは相手にすぐに答えた。 「すいませんが、うちはもう宗教は決めてあるので」 男は慌てたように大げさに両手を振った。 「誤解しないで下さい。これは宗教とは違うんですよ。一般の人達の善意で行われているボランティア。ユニセフ団体や、赤十字団体のことはご存知でしょう? それをもっと組織的に効率よく運営していこうと考えているのが、我々ヘルゴトなんです」 ウェルディナは興味の無いような表情で丁重に断ろうとしたが、男はなかなか引き下がらなかった。三十分ほどは話しが続いただろうか。仕方なく紹介文のようなパンフレットを数枚もらうことにすると、ようやく男は家から去っていった。 「ではまた伺いますのでよろしくお願いします。名刺に連絡先も載せてありますので、遠慮なくお問い合わせください」 男はそう言い残していった。ウェルディナは男が視界から消えるのを確認すると、軽くため息をついていた。 このようなわけの分からないことは今回が初めてではない。両親がいなくなってからはまるでこの家の遺産を狙うかのように、さまざまな人の訪問があったのだ。宗教系では〈王夢真理教会〉、〈最高に生きる会〉。訪問販売では一個百ドルもする〈焦げることのない一生もののフライパン〉、三足セットで十ドルという破格の、履いているだけでダイエットできる〈プロフェッサー・ナカマツクツシタ〉など。フライパンもソックスもまるで効果が無く、ウェルディナは後になって騙されていることに気づくのだった。 ウェルディナはさすがに宗教の話しには耳を向けなかったが、両親がいなくなった始めのうちは訪問販売は断りきれずにいくつも購入してしまっていたのだった。それは自分が欲しいからではなく、相手がどうしても買ってくれないと困る、と懇願するような態度を見せていたからだ。しかし今ではそれらに対する対処方法もある程度は身につけ、丁重に断る術は持っているつもりだった。今回の〈ヘルゴト〉の件も何事も無ければいいが。ウェルディナはそれほど悲観的にはならずにこの件について考えようと思っていた。相手の男は脅迫に出るようなタイプではないように見えていたし。そしてそれからの数日はその男も姿をあらわすことも無く、ウェルディナは次第にその出来事を忘れていったのだった。 ある日、ウェルディナは町へ買い物に出かけていた。買い物袋には野菜、フルーツ、フランスパンなどが詰め込まれ、両手がふさがってしまっていた。妹達と一緒の時に買い物に出かければよかったと、少し後悔をしていた。前方がよく見えない状態でしばらく歩いていると、突然目の前に自転車が横切った。中学生くらいの数人の男子だろう。道で競争をしているようだった。ウェルディナはとっさに身をかわしたが、買い物袋からいくつかのリンゴがこぼれ落ちてしまった。両手がふさがっている為にすぐに拾うことが出来ない。袋を地面に置いて、落としてしまったリンゴを拾おうとすると、誰かがそばに現れ、リンゴを拾い集めてくれた。 「どうも、ありがとうございます」 「いえいえ。こんなことは対したことありませんよ」 なんとなく聞き覚えのある男の声。ウェルディナは買い物袋ごしに相手の顔を見た。以前、訪問してきた宗教の男だ。 「ああ、あの宗教の方でしたっけ?」 「ヘルゴトです。ヘルゴトの案内をさせてもらっているパトリックですよ。また会えて嬉しいです」 せっかくなので荷物を半分持たせてくれ、と頼むパトリックの好意にウェルディナは素直に答えた。案外この男は悪くない人間かもしれない。家までの道、他愛のない世間話が続く。 「わたしは今日は休日でしてねえ。ちょっと散歩をしていたところなんですよ。天気がいい日の昼の道を歩くのって気持ちがいいですよね」 「ええ。そうですね。私も、暖かい風が吹く昼の道は好きです」 すぐに家に着いていた。ウェルディナは最後にお礼の言葉を言うと、家に入っていった。買ってきた食糧をバスケットに移し、庭に出て木々に水をかける。すると玄関にまだあの男が立っているのに気がついた。 「ええと、パトリックさん? どうしたんですか」 「ああ、すいません迷惑でしたか? 今日は特にやることもないので時間を持て余しているんですよ。あなたの家の庭が綺麗に手入れされているので見入ってしまっていたんです」 「よかったらお茶でもどうですか?」 「いいんですか? 悪いですねえ」 ウェルディナは庭にあるテーブルにテーブルクロスを引くと、お茶菓子を用意した。パトリックは感心するように庭を見渡し、ウェルディナの姿を見ていた。 「いつも綺麗にしてますねえ。でも大変でしょう、あなた一人でこれを管理しているのは」 「確かに大変ですけど、楽しいですし、妹や弟もいますから」 パトリックはいい色に焼けたクッキーをかじっている。紅茶で喉を潤し、そしてそのティータイムが落ち着くと話を切り出した。 「ウェルディナさん、今日は夕食をおごりますよ。こんなにおいしいクッキーとお茶をいただいたお礼です」 「そんな、困りますわ。こんな質素なお茶菓子、お礼されるほどたいそうなものではないですよ」 ウェルディナは困ったように返答した。しかしパトリックは引き下がらない。 「いいえ、それでは私が困ります。お礼の気持ちを伝えたいんですよ。それにまだヘルゴトを見てもらってませんし。あ、大丈夫です。強制はさせません。今日は見学に行ってもらいたいだけです。本来なら昼に出かけて手続きをするんですが、夕食後にヘルゴトの支部へ行くことにすれば問題はありませんよ。夜には手続きをしてヘルゴトに入ってもらうなんてことはありません」 ……その話しだったのね。ウェルディナはせっかくのいい時間、いい気持ちがすっかり消えてしまうのを感じていた。目の前の相手は宗教勧誘のセールスマンだったのだ。しかしパトリックのいう言葉にも一理ある。夕食に誘いたいという好意も分かるし、夕食後にヘルゴトへ行ったとしても、突然「入信しろ」と強制されることもないだろうし、見学する時間もないだろう。それこそ警察に関与してもらわなければならないことだ。しばらく考えた後、ウェルディナは誘いを受けた。 「分かりました。では夕食、ご一緒させてもらいます。家の留守番は妹、弟達に頼むので、夕方……六時過ぎでいいですか?」 「ええ。では六時半に駅で待ってます。ではご馳走様でした」 パトリックはうれしそうな顔をするとウェルディナと握手をかわし、玄関から出ていった。ウェルディナはほっとため息をついた。そういえば以前、パトリックにもらった社会福祉事業〈ヘルゴト〉のパンフレットはまだ見ていない。夕食、見学の時に迷惑がかからないようにしないと。ウェルディナは庭から家の中へ上がるとパンフレットに目を通すことにした。社会福祉事業……。名前だけでは何をやっているかは分からないが、きっと宗教系の団体なんだろう。昼に見学に行くことにならなくてよかった。
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ゆたか「……あ、凄い大雨…………」 みなみ「たぶん、にわか雨だと思うけど…………でも、それにしては風が随分強い」 ゆたか「テレビ見てみよう。何かやってるかも」 TV『緊急速報です。先程、春日市付近でアスランが脱走し、雷を伴う集中豪雨が発生しました。どう思われますか、気象予報士のバレルさん』 バレル『外に出るなよ。出ても救ってはやれない。ただ祈って明日を待つだけだ、俺達は……』 TV『昨夜の予報では今日は一日中晴れだったのですが、この件についてはどう思われますか』 バレル『今更そんなことを責めても無意味でしょう。気にするな、俺は気にしない』 TV『ありがとうございます。尚、この雨は明日まで勢いを弱めないらしいです』 ゆたか「……う、うそ!? 明日まで!?」 みなみ「…………確かに、どんどん強くなってる……」 (=ω=.)「そんなこんなでお泊りイベント発生だよ」 シン「誰に向かって言ってるんだ……」 みなみ「……ご迷惑をおかけします」 シン「あ、いや、いいんだよ。こんな大雨じゃ、迎えに来るのだって危ないからな」 ゆたか「ちょっと先が見えないもんね……みなみちゃん、気にしないで」 みなみ「……ありがとう」 こなた「じゃあ私はちょっと部屋のセッティングしてくるねー」 シン「手伝おうか?」 こなた「いやいや、流石にゆーちゃんやみなみちゃんの布団にシン先輩の温もりを残すわけにはいかないなー」 ゆたか「こ、こなたお姉ちゃん!?」 みなみ「え……!?」 シン「ちょっ……なんだその言い回しは!?」 こなた「それよりシンは窓の補強お願い。新聞紙とガムテープはあっちにあるからー」 シン「……ッ……わかったよ、やっとく」 こなた「……って、ありゃ……そういやシーツ、干しっ放しにしてたんだっけ……」 こなた「あちゃー、全然乾いてないや……ドライヤーでも使おうかな…………」 (=ω=.)「……ん……いや……」 こなた「いやー、参った参った。今日、掛け布団ほとんど干しちゃっててねー……壊滅状態だよ」 シン「…………ホント、なのか?」 (=ω=.;)「ほ、ホントだよ? ……敷布団はあるし、残ってるのは結構大きめの掛け布団だから……居間で一緒に寝よっか。 二人とも、いいかな?」 ゆたか「あ、うん、わたしは平気っ」 みなみ「私も……」 こなた「まぁ、私もゆーちゃんも小さいから、あんまり場所は取らないと思うけど……みなみちゃん、ごめんね」 みなみ「いえ、そんな……」 シン「…………話はまとまったか? じゃ、俺は隣の部屋で……」 こなた「何言ってるの、シン? シンはこっちの部屋だよ」 ゆたか「!!」 みなみ「!?」 シン「ハァ!? ちょっと待て、どう言う事だ!?」 こなた「おやおやシン…………」 ゴロゴロゴロ…………ピシャーンッ!! ゆたか「きゃあっ!?」 みなみ「…………っ!」 こなた「こんなにかよわい少女達を放っておく気かね」 シン「……う……で、でも、そっちの二人は、男と一緒の部屋なんてイヤだろ?」 ゆたか「そ、そんな事ないよ! シンおにいちゃんなら、大丈夫!」 みなみ「…………わ、わた、私も……先輩なら、別に……」 シン「……うぅ……わ、わかったよ。一緒の部屋にいるだけでいいんだな?」 こなた「うん、それだけで凄く心強いよ。ふふふふ」 シン「なんだその怪しげな笑み……ったく。……歯、磨いてくる」 (=ω=.)「いってらっしゃーい」 (……これで、いくら鈍感でも、少しはシンも周りの女性陣を意識するよねー……) ガラガラガラッ そうじろう 「あいや待った! ちょっと待った! 布団が足りないなんて何を言っているんだ! この押入れの奥の毛布を使ってついでに俺を加えて寄り添い合うのが常識だろう! いや、常識と言うよりも……もっと、こう……そう! その状況にしないなんて俺に対する苛めd」 こなた(ギロッ) ゆたか(うるうる) みなみ(ジーッ) そうじろう「…………」 ――…… ――――…… ――――じゃあ、俺はソファーで…… ――――……ダメ、風邪ひいちゃうよおにいちゃん! ――――え? でも…… ――――気にしないで下さい。私は気にしません(CV:茅原実里) ――――ほらほら、真ん中真ん中 ――――な、なんでよりにもよって……!? ――――…… ――…… そうじろう 「いいかいシン。 今夜はインペリアルアローという陣形で眠る。 邪魔者扱いの俺は隣の部屋で毛布を引っかぶって徹ゲー、 両脇をこなたとみなみちゃんが固める。 一番軽いゆーちゃんはお前の上に乗って寝てもらう。 お前のポジションが正直羨ましい。 覚悟して眠れ」 シン「……え? ……あれ? ……え? ……なんで?」(全身に華) こなた「(=ω=.)ZZZ」(添い寝に慣れた) みなみ「(///)…………」(眠れない) ゆたか「(///)え、えへへ……」(役得) 前 戻る 次
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『ジェーン・ドゥと彼奴の誕生日(クリスマス) 第五部・外伝』 トップ > SS置き場 ■ジェーンさん:白いゴスロリの魔法使い。 見た目は小学生。女難の相があるっぽい。 覚悟完了!? 本名 瑠璃堂院月子 今回出番なし。 イラストは、( 「ケモ魔女メーカー」 )にて作成 ■セブンさん:ジェーンが【運命の方翼】と呼ぶ女。輪廻の中でジェーンと親子だったり恋人だったりと切っても切れない中。 セブンにはその記憶は無い。 覚悟完了! 今回は出番なし イラストは、( 「女メーカー」 )にて作成 ■那須さん:ジェーン大好き。女装男子。 中国拳法と東洋医術を修めている。 推しの幸せは...私の幸せ... ジェーンセンセェの為に、影で頑張る健気な人。 イラストは、( 「ひよこ男子」 )にて作成 ジェーン・ドゥと彼奴の誕生日 第七部 神戸旅行出発の日 12月21日 未明 ジェーンの診療所(ほけんしつ) 幸男(ゆき)は今日、神戸旅行に出発の予定だが、職場に手帳を忘れていた事に気づき取りに来ていた。 旅行が楽しみすぎてウキウキし過ぎた結果であった。 始発に乗って手帳を回収。 待ち合わせには十分間に合う計算だ。 アクシデントが無ければ。 幸男(ゆき)はスーツケースを引きながら委員会センタービルに在る、ジェーンの診療所(ほけんしつ)に来ていた。 診療所の営業は本日から休業となっている。 入り口にも大きくジェーンの手書きの 『12/21〜1/5まで休みます』とありその周りには、可愛らしくデフォルメされたジェーンの絵が幾つも描き込まれた張り紙がしてある。 「(ふふふ、我ながら可愛くかけてる)」 鼻歌混じりで診療所から手帳を回収して、空港へ向かおうとドアを開けると壁にぶつかった。 「んべ!?」 軽く弾かれる様にその場で尻餅をつく。 「一体……なにが?……」 しかしそれは壁では無く見上げるほどの大男だった。 「え?あ、ごめんなさい!私ったら前をよく見てなくて、ごめんなさい!」 幸男(ゆき)はここで初めてその大男を視野に収める。 男は2m30cm位だろうか、見た目とぶつかった感触からしてかなりの筋肉量だと思われる。 黒いレザーコートに黒いレザーパンツ、黒い編み上げブーツ。 黒い中折れ帽を被っている。 帽子から溢れた髪は腰の辺りまで有り毛先は緩く巻かれていた。 まるで映画にでも出て来そうな謎の組織のエージェント感が満載であった。 しかし、幸男(ゆき)が目を奪われたのはそんな厨二病的なファッションでは無く、男の双貌と髪の色。 【銀髪金眼】 ジェーンと同じ瞳の色、髪の色。 「(センセェと)同じだ」 「探したぞ!その首!貰い受ける!」 殺気を感じて咄嗟に距離を取ると、元いた場所に火柱が上がり床と天井を焼く。 「ククク……長かったぞ!お前の首を狙ってはや500年!遂にこの時が来た!」 炎が治まり後には焼けたスーツケースだったであろう物が残され、開け放たれた窓から雪混じりに風が吹き込んでいた。 幸男(ゆき)は走っていた。 センタービルの外周を大きく回り正面玄関で路上観察研の人力車か、自転車研の二輪タクシーを拾って空港まで行くつもりだ。 「なんなのアイツ!?今日は楽しみにしてた旅行の日!あんなのに邪魔されてたまるものですか!」 はっはっはっは 規則正しい呼吸でまだ暗い道を走る。 「しかし、誰だあれ……誰かと勘違……い……あ〜センセェと勘違いされちゃったか……」 勘違いされるには理由があった。 幸男(ゆき)が昔読んだ雑誌に『意中の彼(・)と距離を縮めるのに、趣味などの共通点があると良い』と書いてあったのだ。 だから幸男(ゆき)は服装を白系統の物でまとめて居るし、昨夜は髪をグレーのメッシュが入った銀髪(・・・・・・・・・・・・・・)に染めたのだ。 以前はジェーンが別の女の、赤い髪を誉めたのを耳にして自身も髪を赤くしていた。 けれど、その赤い髪の女にジェーン争奪戦の一歩も二歩も先に行かれたため、このままではその女の影に埋もれてしまうと危惧。 その状況を打破するために、髪色を変えたのだ。 恐らく、そこで間違われたのだろうと想像できた。 とりあえず今は空港へ向かう事が先決だった。 荷物を失ってしまったけれど『最悪セブンに集ればいい』と考えてこれ以上荷物については考えないことにした。 もうすぐ、道程の半ばに差し掛かろうと言う時、ふと後ろを振り向くとバスケットボール程の火の玉が目の前に迫っていた。 「おわぁ!?」 避けるために体制を崩して転げてしまい、そのまま道の端に積み上げられた雪の山に突っ込んでしまう。 「ぷは!なんなのよ!?」 頭のすぐ横に火の玉が着弾し雪を少しだけ(・・・・)溶かした。 振り向くとあの大男が、まるで透明なセグウェイにでも乗って居るかのような体勢で迫っていた。 「くそ!少し面白いと思っってしまったわ!」 走る幸男(ゆき)。 追う謎の大男。 神戸行きの飛行機、離陸予定時間まで残り3時間での出来事だった。 「んもぉお!しつこい!バカ!あほぉ!」 「ククク!いつもいつも逃げてばかりの貴様も!今回ばかりは逃さんぞ!」 火の玉が幾つも幸男(ゆき)の体を掠めて追い越していく。 「(ああ!もう!なんとかしないと!だからってセンセェのことを喋るのは絶対(ぜぇったい)嫌!)」 センタービル正面玄関前の大階段。 それをバランスを崩しながらも駆け降りる。 目指すは、人力車や二輪タクシー乗り場! 「今日も寒いっすね、もう歩くだけで滑ってこけちゃいますよ!」 「おいおい、そんな状態で自転車に客を乗せれるのか?」 「乗ってしまえばこっちのもんです!南部密林だろうが、旧図書館だろうが走破して見せますよ!」 「さすが自転車部だな!はいはいするより先に自転車に乗る連中はレベルが違う」そういって笑い合って居るところにトラブルが走ってやって来た。 「お兄さん!空港まで!大急ぎで!」 「はいよ、この路面だ、割り増しに「葉車のセブンが払うから!急いで!」」 そう被せて急かす幸男(ゆき)はしきりに後ろを気にして居る。 葉車の名前が効いたのか「さぁ!乗ってくれ!」と自転車乗りが客席――荷台に座布団をくくりつけただけの――を指し示した。 跨ぐために足を上げようとしてスカートが邪魔なことに気がついた幸男(ゆき)は、急いでこれを腰の高さまでたくし上げて自転車に乗る。 「急いで!早く早く!」 順番待ちの同業者達から囃し立てる声が聞こえた。 自転車は勢いよく走り出し、景色を後方へ流していく。 「はぁ……ありがとうお兄さん。私は委員会センター一階の診療所(ほけんしつ)に勤める那須ゆきです、ごめんなさい追われてて財布……小銭入れしかないの。でも!絶対払うから!空港で葉車のセブンと待ち合わせしてるの!だから!……ごめんなさい」 自転車乗りは規則的に呼吸を弾ませながら答える。 「知ってるっす!ジェーン先生のとこのナースさんですよね!大丈夫っす!桜木と付き合ってるんで!髪の色変わったんでわかんなかったっすけど、那須さんのこと見たことあるっす!」 「え?そうなんだ!?(桜木(さっ)ちゃん……彼氏ができたこと……気を使わせちゃったか)」 「那須さん!もしかしてアレですか!?」 前方を見ると先回りした大男が待ち構えているではないか! 「遠回りしてもいいっすか!」 「8時に飛行機出ちゃうの!間に合えばOK!」 「まっかせてください!よいしょぉお!」 大男が火の玉を飛ばすのと、自転車がジャックナイフターンを決めるのとほぼ同時だった。 火の玉が飛んでくるが二人乗りの自転車はこれを器用に避けていく。 「アイツどうやって先回りを……?」 「飛んだんじゃないっすか?」 「ええ!?」 「だってアイツ魔法使いでしょう?」 「なるふぉど……でも、飛べるんなら距離を取れるのはおかしくない?」 「高く飛ぶと飛距離を稼げないとか?」 「……お兄さんやたら詳しいわね?」 「元カノが魔導書研だったっす!桜木には内緒でお願いします!」 「わかったわ!」 自転車は元来た道を戻って途中路地に入り込む。 ゴミ箱を轢き飛ばし、野良猫の安眠を妨害し、上り階段を駆け登り大通りへ出た。 そして前方には大男! 「ちょ!なんで!?」 「ちっ!また進路変えますよ!」 彼らは再び路地に入り道なき道を走破して、道路に出るたびに大男と出くわす。 「那須さん!提案があるっす!」 「言ってみて!」 「轢いちゃいましょう!」 「採用!」 「それじゃ、当たる少し前に飛び降りれるっすか?」 「……やってみる!」 「アイツきっとそっちへ注意がいくっす!その間に体当たりするっす!」 「ありがとう!任せるわ!」 そして自転車は道路に出る。 案の定、前方には大男。 自転車は勢いを殺さず大男へ向かって突き進む。 飛来する火の玉をヒラリヒラリとかわす。 「那須さん!」 「とぅ!」 合図と共に飛び降りると大男は予想通り自転車から注意を逸らす。 そしてそのまま体当たり!……のはずが まるで金属同士を叩きつけたような音と共に自転車は、壁にぶつかったようにその場でひしゃげ、漕ぎ手はそのまま大男の肩を掠めて飛んでいく。 「ええ!?どうなってんの!?」 「ぐぬぅ!痛いではないか!……我が力を見たか!この魔法こそ!お前の首を取るために編み出した秘術の一つ!」 思い通りに発動した魔法に気をよくしてドヤる大男。 「大丈夫彼氏くん!?」 「大丈夫っす!交通事故は日常茶飯なんで!」 「さぁ!立てる?走って!」 「うっす!」 「この秘術を編み出すために俺は明の山奥で仙人に弟子入りを……」 ドヤってる隙に幸男(ゆき)達の背中は遠くなっていた。 「クソジェーン!毎回毎回バカにしやがって!今回こそ○○○にして○してながら首を刎ねてやる!」 自動販売機に影に隠れて息を整える二人。 「はぁはぁはぁ……ごめん彼氏くん!ここで別れよう!」 「はぁはぁ……一人じゃ、無理じゃないっすか!?」 「でも、狙いは私だし」 「だからって空港行ったらなんとかなるんすか?」 「待ち合わせの時間に付ければなんとかなる……けど、まだ早いわ」腕時計を見るとまだ6時にもなっていなかった。 「そうだ!ジェーン先生に助けてもらいましょう!あの人も魔法使いでしょう!?」 「だめ!(そう、ダメなんだ!このまま空港へは行けない!アイツとセンセェを会わすわけにはいかない!)」 「ダメって!?どうしてっすか!?」 「(アイツの狙いはセンセェ!ってことは……)」 「那須さん!アイツ、追ってきましたよ!うわ!なんだあれ!セグウェイでも乗ってんのか!?」 「彼氏くん!目的地変更!」 「わかったっす!どこっすか!?」 「とりあえず、アイツのいないとこ!」 彼氏君の腕を引っ張って自販機の影から飛び出したのと、自販機が炎に包まれるには同時だった。 「アイツ!そんなに早くないっす!」 「そうね!でも!ジリ貧!だわ!」 後ろから飛んでくる火の玉を躱しながら、増えてきた通行人という障害物をかわす。 「クソ!自転車さえあれば!」 「彼氏くん!あれ!」 それは蓬莱学園では珍しい新聞配達の自転車だった。 配達員の彼はこの時のことを後になってこう語る。 「自転車強盗?……そんなもんじゃないですね……例えば……実際には遭った事ないんですけど……津波……そうです。あの地震の時のアレです。まさにそんな感じでした。気が付けば全てが奪われてました。ええ……恐怖、でしたね」 二人が奪ったのは新聞配達の自転車。 前カゴに新聞を積んだ自転車は、荷台に幸男(ゆき)を乗せて爆進する。 その爆発は、大男の魔法のせいではあったが。 自転車に残った新聞をばら撒いて目隠しに使う。 そこで幸男(ゆき)は見た。 新聞紙が顔に纏わりついてふらついている大男を。 「自転車を防ぐ癖に彼氏くんは素通り……新聞紙も素通り……バリアを切ってる時が反撃のチャンス?」 「……よくあるパターンっすね!」 「じゃぁ!作戦は……」 「ククク ついに追い詰めたぞ!この瞬間をどれだけ待ったことか!」 「……」幸男(ゆき)は足首を押さえてへたりこんでいる。 「クククその足ではもう逃げられまい!逃げてばかりの貴様もようやく俺の物になる……どうやら、魔法の修行を怠ったようだな!貴様からは微かな力しか感じぬぞ!」 「(え?微かでも力を感じるの?)」 男の左の掌から棒状のものが出てきた。 「もう一人、人間がいたようだが、逸れたようだな!」 「(何アレ……どんどん出て……でっかい斧!?)」 そう、お男が取り出したのはバトルアクスと呼ばれる戦闘用の斧だった。 「ククク……まずお前の四肢を切り落とす!直ぐには首を取らぬ……その前に存分に○してから首を刎ねてやる!」 男が斧の間合いまで入った時、大男の背後で金属同士がぶつかった様な音が響く。 男が緩慢な動きで振り返ると再び音が響いた。 彼氏くんが自転車で男を殴って居るのだ。しかし……それは見えない壁に阻まれて、大男まで届かない。 「クソ!どうなってやがる!」 「ククク……我らは選ばれた存在!力無き人間に遅れをとることなどないわ!」 自転車で何度も何度も殴りつけているにもかかわらず、全て防がれる。 「お前はこの女の男か?ならば、先に逝け!お前の死体の前でこの女を○してやるぞ!」 彼氏くんは後退りして距離を取る 「今更逃すと思うか?」 大男は火の玉を撃つ……かに見えたが膝から崩れ落ちる。 大男の背後には幸男(ゆき)が立っていた。 幸男(ゆき)達の作戦の粗筋はこうだ。 まず、前提として大男はバリアの様なものを展開して居る。 そしてそのバリアは人体には効かないらしい。 新聞紙にも効かないらしい。 魔法を使う瞬間が弱点という可能性もあったが、自転車を防ぎ同時に彼氏くんは素通りということを考えると、金属限定で働くバリアの可能性の方が高いと思われた。 この事から、直接殴るという事を目的に 大男の注意を逸らす 殴れる距離まで近づく 殴るのは幸男(ゆき)。 大男がジェーンの敵だと考えると、使う魔法の威力が低すぎると感じた幸男(ゆき)は、捕まえることが目的だと睨んでいた。 だからこそ、自分を囮にし近寄る様に仕向けたのだ。 その上で大男の注意を逸らし、隙ができたところへ、幸男(ゆき)の双掌が叩き込む。 二人が作戦の骨子を理解してその場に合わせた動きができたからこその結果だった。 「やったわ!」 「……それ、フラグじゃないっすかね?」 「え?」 「元カノがアニメ研だったんすけど、こういう時のそういう台詞は逆転されるフラグになるって」 「魔導書研と兼部?」 「いえ、別の女(ひと)っす。内緒でお願いっす」 「え、えぇ」 恐る恐る大男見ればピクリとも動かない。 ほっと一息ついて、彼氏くんがスマホで公安委員会を呼ぶ。 「5分以内に来るそうです」 気がつけば7時50分。 「ここから空港までは、急いでどれくらいかしら?」 「歩きだと1時間、愛車があれば5分、適当に調達したとして15〜25分ってとこっすね」 「……はぁ、間に合わないわね」 「待ち合わせが8時でしたっけ……?」 「いいえ、8時に離陸よ」 「そっすか……すんません」 「いいえ、こっちが悪いのよ……いえ、正確にはジェーンセンセェが悪いのよ!一体どこでどんだけ恨みを買ってるの!……はぁ、いいわ、スマホ貸してセンセェに電話しなきゃ」 「どうぞ」 苦しそうな表情を作って電話をかける幸男(ゆき)。 「センセェ……ごめんなさい……はい、hし、大丈夫です……ただ、一昨日の牡蠣にあたったらしくて……はい、ごめんなさい……わかりました、バッテリー無くなるので、こっちからかけ直しますね……はい、失礼します」 ふぅと大きく息を吐いてスマホを彼氏くんへ返すと、彼氏くんは「何すかいまの?」 「センセェに不要な心配かけたく無いからね、彼氏くんも黙っててよね?」 「それは、運賃とは別料金っすか?」 「……そうね、元カノの情報一人分の口止めが妥当かしら?」 「……敵わないっすね」 「ごめんね、セブン並みにお金持ちだったらいいんだけど……」 「……セブンさんはジェーン先生と一緒なんすよね?」 「そうね」 「セブンさんに事情を話して大丈夫なんすか?」 「…………」 「…………」 「因みにおいくら位に?」 「距離はもうわかんないので空港までの定期料金の半分でいいっす……けど、自転車……」 「……おいくら?」 「20化学研札っす」 「え!?自転車よね?」 「まだ安い方っす……」 「……最悪、センセェに相談するわ」 「なんか、すいません」 サイレンの音が遠くから聞こえてくる。 それは近くで止まると数人の保健委員と十数人の公安委員が駆けつけた。 彼らは現場検証を行なったり、大男を収容して搬送したりと現場はまるで刑事ドラマの様だ。 委員会に入会する動機には大きく分けて三種類。 一つは、その役職を全うし公共の福祉に寄する事を希望するもの。 一つは、栄達を望むもの。 一つは、ミーハー魂によるもの。 今日ここにきたのは三番目の委員が多いようだった。 「この後どうするっす?」 「……そうね……一回家に帰るわ」 「分かりました、代わりの二輪タクシー呼べますけどどうしますか?」 「……歩いて帰るわ」 「了解っす、後日桜木を通して請求書送るっす」 「わかったわ、ありがとうね」 公安の事情聴取から解放されたのは、昼も大きく回った頃だった。 「はぁ、疲れた……」 泥や、焼け焦げでボロボロな格好家路へと着く。 「センセェ……楽しんでくれてるかな……とりあえず、寝よう」 公安の分署から、歩いて寮に帰り着いた幸男(ゆき)はさっそく風呂を入れ、入浴剤を入れ、風呂へ沈むように浸かる。 「ふぁぁ……眠い……とりあえず、明日はスマホを新調して学生証とか……保険証を……明日……明日……」 魔法使いを撃退しても、睡魔には勝てないのだった。 ジェーン・ドゥと彼奴の誕生日(クリスマス) 第五部外伝 了
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山へと続く道を、一目で無頼と知れる男が歩いている。 細い一本道を散歩のようにぶらりぶらりと歩いていると、呼び止める声が傍らから聞こえてきた。 「そこいくお客様!どうかゆっくりしていっておくんなまし!」 目をやると、汚いダンボール箱が草むらに転がっていた。幾枚かを張り合わせ、2m弱の大きさに拡張されている。ゆっくりが作ったにしては悪くないものだ。雨が心配になるが。 道に向けられた面の一部をくり抜き、その上にこれまたきったねー字で「ちゃみせ」と大きくのたくったように書いてあった。 「お客様!こちらはちゃみせでごぜぇます!どうかゆっくり茶などのんで休んでいってくだせぇ!」 そうのたまうのは一匹のゆっくり。れいむ種である。 男は顎を一捻り、愉快そうな顔でれいむに近寄った。 れいむが茶店と呼ぶダンボールの傍には、藁を敷いたり新聞紙が盛ってあったりしてどうやら座るところも作ってあるらしい。 男はとりあえず切り株に腰掛けて煙管をとりだした。 「茶店といったな。なら茶を一杯もらおうか。あと菓子もな。」 「かしこまりやした!おい!」 嬉しそうに跳ね、れいむはダンボールの中に声をかける。 中から「承知しやした!」と声がしてなにやらごとごと揺れだした。 「女将、あの中はなんだいね?」 煙管を箱に向けるれ男が尋ねる。 「へぇ、『ちゅうぼう』でして。うちのやどろくが今、茶とまんじゅうをよういしております。」 そう答えるれいむ。 ほぉ。これは面白い。男は煙管をくゆらせて立ち上がると、箱の入り口から中を覗いて見た。 箱の奥では、ゆーゆーとか細い声で鳴く小さなゆっくりと大きなゆっくりが、種別問わず大量にビニール袋に詰められている。 どうやら叫ばないように口をふさいで処理しているようだ。 れいむが宿六と呼んだのは、袋詰めのゆっくりとポットの間を行き来しているまりさの事だろう。 特徴のとんがり帽子に白い布が巻いてあるのは前掛けのつもりか? まりさはポットから湯呑みに茶を注ぎいれ、袋の中からまだ赤ん坊らしき小さなゆっくりを二匹咥えこんで盆の上に置いた。 それを器用に頭の上に載せてゆっくり零さぬように運んでくる。 男は切り株に戻り、まりさとれいむの給仕をうけた。 湯飲みはちゃんと洗ってあり、饅頭もぷるぷる震えているが暴れはしない。裏返してみると無数の切り傷がある。 虐待の作法として底部を火で焙ると歩けなくなる、とは聞いていたがここでは切り刻んで痛みで動きを止める方法を取っているらしい。 茶をすすり、饅頭をぽいぽいと口に放り込んで一息ついた。 「なかなか美味かった。しかし不思議なのは、お前たちは仲間を人に食わせて平気なのかね?」 客の様子を見守っていたれいむ。まりさは既に厨房に引っ込んでいたので、れいむが男の問いにこう答えた。 「へぇ。ゆっくりちゅうもんにも色々ございまして。れいむたちはここの森のおくにすんどります、ドスまりさにやしなってもらってるんですがね。 このところたべものが不作でして、そうなるとわるいやつは人間さまのはたけに手ぇ出すんですわ。 うちらもよけいなさわぎは好みませんので。そういうわるいゆっくりは処刑するんですが、ただ殺してもなんですので、いっそ商売にしたらどうかと。 きもんげ、ちゅうゆっくりに教えてもろうたんですわ。」 なるほど。ゆっくりが饅頭であることを利用して甘味を提供しようというわけか。それなら加工場にでも売りつければいいのに。 「かこうじょうには、ほかの森のれんちゅうがいっとりますけん。」 縄張りというか、ゆっくりにも商売敵がいるのか。 このゆっくり達は人間と共存しようと考え、色々な方法を試したらしい。町で歌を歌ったり、新聞を書いて売り歩いたり、そうした商売の一環として 茶店をはじめたのだとか。ポットはごみ捨て場から拾ってきたのを使い、ダンボールを集めて屋台を作り、今日が初の店開きだったという。 面白い試みだ。茶葉は森から毟ってきて饅頭は罪ゆっくりを使えばいいし、元手はかからない。 なまじ人間に干渉するより安全だし。 しみじみと男とは茶を飲み干した。 「ご馳走さん。それじゃぁまた寄ることがあったら贔屓にしよう。」 「ありがとうございやす!またゆっくり寄っていってくだせぇ!」 れいむと、厨房からでてきたまりさが男にお辞儀し、気持ちよく男は茶店を去った。 しばらくお辞儀したまま客を見送ったれいむだが、5分ほどしてふと気づいた。 「ゆ!お会計を忘れてるよ!」 急いでれいむは男を追いかけた。 「おきゃくさま!おきゃくさま!」 追いついたまりさに男が振り返った。 「なにか用か?」 「おきゃくさま。お会計がまだでございます。」 「おぉ、忘れておったわ。」 男の手が懐に伸び、抜き出されると弧を描いてれいむの頭に振り下ろされた。 れいむの頭がひしゃげ、目玉が片方飛び出た。 男が支払ったのは鉄扇であった。 この男は町でもそれと知られる「虐待お兄さん」。たまたまゆっくりを捕獲しにゆく途中で思いもかけぬ体験にうっかり虐待を忘れるところであった。 ゆっくり一匹無礼討ちしたところで咎められぬ。男はそう嘯いた。 事実そうであった。 おはようからこんばんはまで貴方を見守るVXの人です。 どこからこんな電波を受信したんでしょうね? このSSに感想を付ける
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『てっぺきっ(失笑)』 16KB 虐待 飾り 共食い 野良ゆ 子ゆ うんしー 続きは近いうちに書くよ! てっぺきっ(苦笑)の続きだよ!またまた何の工夫もないテンプレ話だよ! げげるとかしらないよ!あおぞらになってごめんね! 読んだ後に何も残らないよ!でも読んだ人がすっきりーしてくれればそれでいいよ! 今、俺は仲間内でゆっくりを幾つかのルールに従って殺すというゲームをやっている。 所謂縛りプレイって奴だな。 最初は種類を問わず五匹~などの簡単な条件から、「まりさ種だけを」「れいむ種だけを」 ~といった感じで種類にも縛りをつけ、更に進むと 「れいむ種のでいぶのシングルマザーを10匹」、「ありす種のレイパーを15匹」など、 種類が更に特定されていき、次は永遠にゆっくりさせる手段にも縛りが入る。 一応時間制限もあるが、まぁこの時点ではそこまで縛りの体をなさない。 現在の俺がこの段階で、俺は 「三日以内に口の中に子供を隠した親れいむを六匹、手口を一匹一匹変えて子供諸共永遠にゆっくりさせる。」 という条件を選択し、ゲームに挑戦中だ。 ちなみに友人は「三日以内にぷくーをしてくる子ゆっくり赤ゆっくりを30匹破裂死させる」 「一週間以内にすぃーに乗った野良のだぜまりさをバイクで8匹轢き殺す」などの条件で挑戦している。 まぁ、仲間内の遊びなんで死体をカメラ撮影して置けば良いと判定はかなりいいかげんだ。 暇な奴は実検と称して仲間のチャレンジを見学したりもするそうだが。 で、たった今俺は自宅の居間で、 連行してきた6匹の母れいむとそのガキどものうち、二匹目のれいむ親子を仕留め終えたところだ。 自称元金バッジの母親は中枢餡を菜箸で貫かれた後、そのままグリグリとかき回されて死亡。 子ゆっくりたちは堅牢なはずの母親の口の中で次々と団子刺しになり仲良く昇天した。 何がなんだかわからないまま命を落とし、混乱と恐怖、苦痛に歪んだまま固まった表情は こちらの嗜虐心をこれでもかと刺激する。 「んほおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおっ!!」 いかん。いかん。 興奮の余り、なんだか奇声を発してしまった。 ふと我に返ると手に握り締めていた団子がゲジャゲジャに潰れていた。 「あ、やっちった…」 もう少しあの絶望に染まった顔を見ていたかったなと少し後悔するが、 でもまぁ、やっぱ子ゆっくりは潰すのが一番だな。 ちゅぶれりゅぅぅぅぅぅぅぅっ!?の断末魔が聞きたくなってきたぜ。 指の隙間からはみ出た子ゆっくりの餡子を少し見つめ、流しの上で軽く手を振って適当に落とす。 掌には幾らか餡子がこびりついたままだが、どうせすぐ汚れるので気にすることはない。 ボムッ ガタッ ボムッ ガタッ 縁側の方のガラス戸から あん? 「どうめ゛いな゛とびらざん゛!!れいぶにいじわるじな゛いではやくひらいてね゛ぇ゛!!」 「はやぐあけでね!!ぐずはきらいだよ!!」 「まりざぁぁぁ゛あ゛!!がわいいれいむ゛はごごにいるよぉぉぉぉ!!ばやぐだずげにきでぇぇぇぇ!! れいむ゛とおちびちゃんはまりざがま゛もるっていったでじょぉおおおぉおぉぉぉおぉお゛お゛お゛っ゛!!!!」 「はぁぁぁぁああぁぁあああっ!?!? れいむはしんぐるまざーでかわいぞうなんだよぉ!? れいむにこびへつらわないげすなとびらはじねぇぇぇえっ!!!」 あらら、四匹の母れいむが逃げ出そうと押し合い圧し合いしながらガラスの前に殺到している。 ぶりんぶりんと四つの尻がこちらを向いて蠢く様はこちらの苛々を天井知らずで激増させる絶妙なキモさだ。 きっと、反対側から見るともっと壮絶な光景だろう。 俺としても少しばかし庭には用事があり、チャッカマンを引き出しから取り出し、 先週の新聞をまとめて脇にかかえて引き戸の方に向かう。 「オラどけ」 「ゆべぇ!!」 「れいむのがわいいおがおがぁああああああ!?!?!?」 戸の前のデカ饅頭どもを足で軽く薙ぎ払う。 もちろん中身にはまだ死んでもらっては困るので、転がす程度に加減した蹴りだ。 こいつらゆっくりは、極度の痛がり屋なので それだけでもう痛みを訴えるのに精一杯で動きが完全に止まる。 まぁ、足焼きすればいい話なのだが個人的にはある程度自由に泳がせておく方が やつらなりの抵抗が楽しめて虐めがいがある。 子供を口に入れて「これでてっぺきっだよ!ばかなにんげんさんはこれでてがだせないね!」 という状況を狙って潰そうとしているのもそういう嗜好があるからなのだ。 ガラリと戸を開け、庭へと出る。 殆ど日が落ちており、肌寒い風がしみる。 うぅ寒…。 戸が開いたことに気づいたれいむたちが「とびらさんがあいたよ!ゆっくりにげるよ!!」 とこっちに必死に跳ねてきた。 特に止めるわけでも慌てて戸を閉めるわけでもなく、しばらく黙って成り行きを見ておき、 今にも庭に出れそうに近づいたところで――― ピシャッ 「「「「…?」」」」 「「「「…………」」」」 「「「「どぼぢでどびらざんじまっぢゃう゛の゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛!?!?!?!?」」」」 うむ。 やはり時々希望を見せてやるのは実にいい。 光が差し込んだ分だけ闇が深さを増すというものだ。 お前らには極限の絶望をくれてやる。 さて。俺も用件を果たすか。 あー。寒。 その辺にチャッカマンと新聞紙を置くと、縁側の脇に置いてあるバケツを引っつかんで水道に向かう。 蛇口を捻ってバケツ二杯に目一杯水を汲み、 庭に準備しておいた、薪と炭がまばらに突っ込まれた一斗缶に前に俺はしゃがみ込んだ。 新聞紙を手でくしゃくしゃと丸める単純作業を数回繰り返すと、 俺は丸めた新聞紙を着火剤替わりに幾らか薪の隙間に詰め込み、 雑巾絞りにして松明の様な形になった新聞にチャッカマンで火を点け、そのまま中に放り込む。 火は新聞をすぐに焼き尽くし、勢いを増して炎になると薪に燃え移って更にめらめらと燃え上がる。 炎は炭を赤々と熱し、じわりじわりとした熱を放ち始めた。 いやぁ、暖かい。 このまま中に放り込むのも面白そうだけど叫ばれると近所の目がなぁ。 さて。 家の壁に立てかけておいた幅5センチ、長さ50センチほどのギラリと光るブツを手に取る。 何かというと自分で鉄板を加工した刀もどきだ。 用途が用途なので、先端は平坦なままの手抜き仕様。 見た目はぶっちゃけ定規にしか見えない。一応握り手には燃え難い材質の木を選んでいるが。 炎の勢いが落ちてきたのを見計らい、俺はこいつを一斗缶に差し込んだ。 これでよし。 すぐ手の届く位置に消火器もあるし、バケツには水も汲んである。 色々めんどくさいから火は使わない方が良かったなぁ…と軽く後悔しながら、 俺はれいむたちの待つ部屋の中へと戻った。 ガラッ 「「「「ゆゆ!!とびらさんがあいたよ!!」」」」 ぱぁっと顔が明るくなるれいむたち。 ピシャッ 「「「「とびらざぁぁん゛っ!?ゆっぐりじでぇぇぇっ!?!?!??」」」」 だが二秒で顔は青ざめた。 「待たせてごめんな。じゃ、行こうか」 「れいむいぎたぐないぃぃぃぃぃいぃ! もうやだぁ゛!おうぢがえるぅぅうぅぅううう゛!!!」 適当に一匹掴んでそのまま脇に抱える。 ぶりんぶりんと臀部をふって抵抗するが、それで抜け出せれば苦労はしない。 「生きたくない?よしわかった」 「ぢがうんでずぅぅぅぅうう゛う゛!!」 「ゆぅぅ?おきゃーしゃんうるしゃいよ!やめちぇね!」 「まりしゃのすーぱーしゅーやしゅーやたいみゅをじゃましないでほしいのじぇ!」 「ゆぴー…ゆぴー…」 「ゆゆっ?にゃんだきゃうんうんしちゃくなっちぇきちゃよ?おきゃーしゃんれいみゅここじぇうんうんしちぇもいい?」 「だべにぎまっでるでじょぉぉぉ゛お゛お゛お゛お゛お゛!?!?!?」 必死な親とはうってかわってこいつら子ゆっくりは至ってマイペースだ。 さてこいつらはどうやって仕留めますかな。 アイディアは幾つか事前に考えてあるのだが、 あ、そういやお湯沸かしてたっけ。 見ると、電気ケトルからは既に湯気が立ち昇っており、沸かし終わった証拠にスイッチも自然に切れていた。 まったく気が利く奴である。 「よしれいむ。お前の子供達を綺麗に洗ってあげよう」 「ゆっ!? ほんと!きれいきれいしてあげてね!」 お前らもう少し悪意に敏感になろうぜ。 まぁいいか。 れいむを抱えたまま風呂場に向かい、洗面器を掴んでそのまま部屋に戻る。 こいつは「ゆっ?おふろさんとおいとおいだよ!はやくもどってね!」 などと呑気なことを言っている。 おいおい、お風呂はこれ以上なく近くにあるじゃないか。 「ほっ!」 スポッ 「ゆゆっ?」 テーブルの上に洗面器を置いた俺は、顔が天井を向くようにして母れいむを洗面器の上に落とした。 俺の目測どおり、母れいむはすっぽりと洗面器にはまり込んでしまう。 動こうにも余りにもぴったりと嵌まりすぎてあんよすら満足に動かせないようだ。 「ゆぅ~!! ゆぅ~!?!?」と、ぴこぴこをバタつかせて必死に脱出しようとするが、 ぴこぴこの根元がぺしぺしと洗面器の縁を叩いて軽い音がするばかりである。 「ゆひぃ!しぇまいよ!おさないじぇにぇ!」 「ゆっくちできにゃいんだじぇぇぇえっ!」 「ちゅぶれりゅうううぅぅうぅぅうぅうぅっ!?!?!?」 「ゆっくちのぼりゅよ!あんよしゃんがしゅべりゅぅう!?」 そうこうしてるうちに騒ぎ始めたのは中の子ゆっくり達だ。 ちょっと覗いてみたところ、まりさとれいむが二匹ずつで計四匹いる。 母れいむが天井を向いているため、子ゆっくり達の足場は必然的に母親の喉の周りに限定されてしまう。 例えるならすり鉢の底にいるようなものだ。 おまけにこれはすり鉢ではなく生きている母れいむの口の中である。 ということは当然――――― 「ゆげっふ!?!?ゆげぇええええええええ!?!?!?ぐるじっ!!ゆひぃ!?ゆっひゅぅぅうぅ!?!?!?」 母れいむの喉は可愛いおちびちゃんたちが蠢くたびに刺激されるわけである。 子ゆっくり全員が喉の奥に滑り落ちてくれば母れいむは呼吸すらできなくなる。 だが、母れいむは例え苦しくても喉の力を緩めることができない。 そう、まだ赤ゆから子ゆっくりに成長したばかりの可愛いおちびちゃんたちは 気を抜けばそのまま母親の喉奥へと飲み込まれてしまうほどに小さいのだ。 おちびちゃんを守るために母れいむが気張ってる中、末っ子れいみゅもまた気張っていた。 「おかーしゃ!もれりゅぅうぅぅ!れいみゅうんうんもれぢゃうぅぅうぅう!?!?!?」 (ゆうううううううううううぅぅうぅ!?!?!?!?) 「やめちぇにぇ!うんうんしゃんはゆっきゅりできないんだじぇ!!」 「れいみゅのあなりゅしゃんゆっくちしちぇえぇええええええ!!」 「もうやぢゃぁぁぁ!!!」 母れいむの口の中は今にも黒光りするうんうんをひり出そうとする 末っ子れいむのカミングアウトでパニック状態である。 母れいむはてっぺきっ!どころではなく、 少しでも息をしようと大口を開けたままなのでこれらの光景は俺にまる見えだ。 口を閉ざしたときのためにカッターも忍ばせていたのだがどうもこいつの出番はないらしい。 「ゆげっひゅ!ゆげひゅひゅっ!! おがあざんひゃゆぇっ! といれじゃゆげげげっ!?」 「れいみゅはしゃっしゃちょはなれちぇにぇ!」 「れいみゅのあなるからうんうんしゃんがみえぢぇりゅううううう!?」 「ゆんやぁぁあああああ!!!」 「うんうんしゃんでにゃいでにぇ!!ゆっきゅり… ゆっきゅりしちぇぇ… しゅっきり~♪」 「ゆぼおおおおおおおぉぉぉぉ゛お゛お゛お゛お゛お゛っ!??!?!??!?!?!??!?!?」 喉奥にいきなりうんうんの香りが広がったのか、母れいむが絶叫した。 むせる。 「うんうんしゃんがまりしゃのおぼーちにちゅいたんだじぇぇぇえ!?!? ゆひぃぃぃいぃぃ!!」 「うんうんくしゃいぃぃぃいぃぃいぃい!!!」 「うんうんしゃん!しゅーりしゅーりしないでほしいのじぇぇぇえ!!!」 「ゆげぇええええええええ!?!?!?くっせ!これめっちゃくっゆぼおおぉ゛お゛お!?!?!?」 「とっちぇもしゅっきりしちゃよ! …!? ゆひぃぃ!はやきゅかたじゅけちぇにぇ!」 子ゆっくり達がうんうんから逃れようともがけばもがくほどに汚物は饅頭たちに都会派な愛を分け与えてくれる。 うんうんが産み落とされてから一分、 母れいむの鉄壁のお口の中で、正しい意味で四匹のクソ饅頭が誕生していた。 「うわぁ、すっかり汚れちまったな。今綺麗にしてやるから待ってな!」 「ゆげびゅぼぼええええ!!(はやくしてねええええ!!)」 電気ケトルを掴み、テーブルの前へと颯爽と俺は駆け戻る。 念のためにスイッチを入れなおして置いたのでお湯の状態は万全だ。 さぁ、きれいきれいしようね! そう思うやいなや、俺は熱湯を母れいむの口内に流し込んだ。 ジョボボボボ… !? 「ゆんばああ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!?!?!?!? あびゅい!!!!あびゅぅぅぅ!!ゆ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!?!?!?!?!?!?」 母れいむの喉を灼熱が襲う。 注がれたお湯は喉といわず口内全体を蹂躙して周り、 「こんなんじゃ満足できねぇぜ」と言わんばかりにゴポゴポと沸き立つ。 「ゆっくり綺麗になっていってね!」 もちろんうんうんまみれの子ゆっくりにも出血大サービスでたっぷりとお湯をかけまわす。 今度は一匹一匹滝に打たれる修行僧の如くピンポイントだ。 当然母れいむの口内もいたぶれて一石二鳥である。 「「「「ゆ゛ん゛や゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!?!?!?!?!?」」」」 「「「「あぢゅうううううううううううううう!?!?!?ゆ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!?!?!?!?!?!?」」」」 「「「「やぢゃぁぁぁぁぁあ!!!あぢゅいのやぢゃああ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!?!?!?!?」」」」 「凄い凄い!天使の歌声だね!れいむ!君の子供達は天才だね!!」 母れいむの口からはなみなみと注がれたお湯からもうもうと湯気が立ち、まるで温泉である。 母れいむは熱湯を吐き出すことも飲み込むことも出来ず、熱に一方的に陵辱されるままだ。 眼は苦痛でグリングリンと目まぐるしく蠢き、砂糖水の涙がボロボロと流れ落ち、 ぴこぴこさんは水に溺れた人間がするようにバタバタともがく様に激しく動いている。 「ほられいむ!お湯を飲まないと可愛いおちびちゃんたちが溶けちゃうぞ!」 「ゆう゛う゛う゛う゛う゛う゛!?ゆんばああ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!!!」 俺の言葉を聞いて試みてみたのか、お湯のかさがほんの少しだけ減った。 だがこの調子だと母れいむ温泉を閉めるにはまだまだ時間がかかるだろう。 彼女らの美しい歌声によって心の中のQNQNレベルが上昇し、 なんだろう。めっちゃハイテンションになってきた。 深夜のテンションに近い感覚だ。 「んほおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおっ!!!!!」 「そうだれいむ!子供たちがお風呂にはしっかり入れるように手伝ってあげるね!」 急いで台所から割り箸を持ってくると、一匹の子れいみゅを摘み上げて母れいむの前に持っていく。 「あぢゅううううう!? たしゅけちぇ!!おかーしゃ!!ちゅぶれりゅううううううう!?!?!?」 「ゆむ゛ぅぅううううううぅ゛ぅ゛!?!? おぢびぢゃっ!!がぼっ! あびゅぅぅぅ! ゆっぐぢいいいい゛ごっぼぉ!? ゆ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!?!?!?!?!?!?!?」 熱湯の中で絶叫と喘ぎを繰り返しながら浮き沈みする姉妹たちの視線が割り箸の先に集まる。 母れいむはもがき苦しみながら、見ることが出来ない自分の口の中でいったい何が行われるのか、 絶望に染まった顔で待つことしか出来ない。 最高だ。 「さあ、きれいきれいしようね!!!」 ドプンッ 「ゆ゛ん゛や゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!?!?あぢゅうううう!?!? とげり゛ゅううう!?れいみゅとげぢゃうううううっ!!!ゆ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!?!?!?!?」 「しゃーぶ しゃーぶ しあわせー!!」 子れいむを摘んだまま熱湯に突っ込んだ箸を、ゆらゆらとゆすぐ様に左右に動かす。 熱湯ごしに見える子れいむのブサイクな泣き顔がたまらない。 一回二回、三回とゆすぐうちに、熱と水の抵抗でほぐされるようにして、子れいむが溶けていく。 紅白のリボンは熱湯の中でたなびくように溶け、砂糖細工の髪の毛はふわりふわりと小麦粉の肌から離れていき、 ぴこぴこは先の方から崩れ落ちるようにして湯に混ざった。 ここで一端子れいむを引き上げ、母れいむの前に突き出してやる。 「ゆ゛っ…ゆ゛っ…ゆ゛っ…ゆ゛っ…」 「おぢびぢゃっ!ゆばああ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!?!?!?!?」 母れいむが眼前に突き出されたわが子を見て絶叫する。 まぁさっきから絶叫しっ放しだけどな! 「おおれいむ!よくわかったな!この禿饅頭が君の可愛いおちびちゃんだよ!よくわかったね! ご褒美にもっときれいきれいしてあげるね!!」 スーパーサービスタイムの始まりである。 既に痙攣が始まっている禿饅頭を再び熱湯の中にくぐらせ、丹念にゆすぐ。 小麦粉の皮が水を吸って膨張し、ふやけきった皮はコシと張りをなくし、 動かすたびにお湯の中で白い煙幕が上がる。 だがまだ終わらない。もっともっと丁寧にやらなければ。 (あびゅぅぅぅ!!ゆ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!?!?!?!? …ゆゆっ?なんだかおくちのなかがあまあまだよ。なんだかすこしだけゆっくりできるよ…) 「さあれいむ、おちびちゃんのきれいきれいが終わったよぉ!!!」 俺は、興奮を抑えきれないまま、でん!と素晴らしい仕上がりになった子れいむを母れいむの目の前に突きつけた。 (なにこの黒いの…なんだかとってもゆっくりできないよ…) (ゆぅ?でもなんだかあまあまなにおいもす……) … …??? ……!? 「ぼぢびぢゃああああ!!ゆっびゅっ!? ごぼぇえええ!?!?ああああああああああんんんんんん!???!?!?!?」 「凄いだろ!とっても綺麗になったね!」 ――子れいむの野良生活で薄汚れた染みだらけの皮がなくなり、つやつやの餡子が黒光りしている。 「もうこれでまたうんうんがついても大丈夫だよ!」 ――黒い体は汚れが目立ちにくいベストなセレクトである。 「お眼々についたうんうんも綺麗にしておいたよ!」 ――ゆすいでるうちに白玉の眼はふやけて外れたので二度と汚れることはないだろう。 「とっても可愛くなったね!」 ――醜い歯はお湯に溶けて消え、眼窪と口腔の名残しか残っていない餡子玉はたくさんの鬼意山を魅了するはずである。 「それとね、残りの子のことなんだけどみんなれいむの口の中でお汁粉になっちゃったから安心して―――」 ん? 眼の前の餡子玉を黒く濁ったうつろな眼で見つめたまま、母れいむは事切れていた。 熱湯による苦しみか、我が子の凄惨な姿を見たからか、口の中の甘味の正体に気がついたからか… 「ああ、死んだか」 ふいに我に返った。 予想外に盛り上がりすぎてなんか情緒不安定になってた気がするな…。 えーとあと三匹か。 次は… ふと庭に目をやると、熱している鉄板が十分に赤熱しているのが見えた。 よし、あれにするか。 昔書いた物 anko2957 てっぺきっ(苦笑) anko2054 むしさんのあまあまをよこしてね!クワガタver anko2038 むしさんのあまあまをよこしてね!
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僕の名前は早宮夏。 只今授業中の高校2年生、元男子高校生。 元男子と言うのは今は女として生きてるから。手術したとか、そんなのじゃない。 正式名称はまだ決まってないらしいが女体化現象というので女になってしまった。 なりたくてなった訳じゃない。でも心の奥では少し望んでいたのかもしれない 女体化したのは、今から1ヶ月前の5月の誕生日になった。 原因と言われているのが去年、2008年12月25日に起きた事件が関係がある、と言われてる。 その日、日本のある地方に流れ星が落ちた。 普通の流れ星が落ちただけなら地方新聞紙の話題なんだけど、 その落ちた流れ星が普通の流れ星じゃなかったのが問題! 今その女体化について保険の先生が話ている。 「は~い、じゃぁ今から去年クリスマスに起きた月光流星事件について話します。 みんなも知ってると思うけど去年の2008年12月25日の夜、とある地方に流れ星が落ちたわ。 その流れ星は大気圏突入時に殆んど燃え尽きたんだけど、 川に落ちてる大きな石くらいの隕石が落下した。 その隕石からあるモノが現れたの。」 「蝶だろ!」 と答えたのは、前の席の佐橋賢雄(けんゆう) そうね、でもちょっと違うわ、佐橋くん。 蝶なんだけど虹色に輝いた蝶が現れたの。 その蝶は300m位はあり蝶は月の方を目指し夜空に羽ばたいた。 その時、空に羽ばたいている蝶を大勢の人が確認したわ。 蝶が現れて30分後に蝶は空で光になり、全世界にその光は広がったわ。 それからの出来事は皆も知ってるわね。 次の日世界中がパニックになり、世界の終りか?、戦争が起きたのか? 宇宙人の襲来や色々騒がれる中に蝶の映像が全世界に流れ、世界各国のメディアがこの話題一色になった。 光の原因を調べるため、日本に世界中の研究者がやって来た。 見付かったのは落ちた隕石と隕石の回りで確認された微量の不思議な線。 そして隕石が落ちて一ヶ月後、研究者達が落ちた隕石調べてる最中にある現象が 全世界で起きたわ。 「女体化ですね!」 今度は杉山英梨(えり)が言った。 「そう男性が、突然女性になる女体化現象が起きたの。 男性が女性になり、また世界中パニックになったわ。 マスコミが女体化した人を付け回して大々的に報道したり、 学校に通う人は変な目で視られたり精神的に参って自殺する人も出たわ。 それを重くみた各国は真相の究明と女体化した人を保護する法律を作ったわ、 まぁついこの間の出来事だけどね。 日本では少し偏見は有るモノの世界で一番早く女体化女性を受け入れたわ。 もともと色々な人が多いからかしらね。 また女体化した人は美人が多いのも特徴ね。この学校にも6月現在20人以上いるけどみんな美人 ばかりね、このクラスには2人女体化してる人いるけど、二人とも美人さんね。」 先生がそう言うと、僕と女体化したもう一人、天都真華(元々は真司(しんじ)と言う 名前だったんだけど、女体化した男性は名前を変えることが、出来るようになり変えた名前だ)、 に視線が集まった。 真華はいや~と言っているが、流石に僕は恥ずかしい。 男子からは歓声があがり女子から溜め息がでた。 「女体化した人の殆んどが、平成生まれ以降の子で女性との性的経験がない子、所謂童貞ね。」 その瞬間男子からは笑い声が飛び、女子からはクスクスと笑いを押さえる声が聞こえた。 真華はおハズカシ~と言いながら笑いをとり、僕は恥ずかしさから顔を伏せた。 「こらー男子も女子も笑わないの!男子は自分もなると思ってなさい!」 そう言った瞬間に授業が終る時計が鳴り 「はーい、今日はここまで」 そう言って先生は教室を出て言った するとクラスの男子が集まってきた。 「いや~やっぱり元男に見えない美しさだな。」 「学校全員にょた化したヤツ見たけど、やっぱり全員美人だぜ」 「マジかよ・・・やっぱり反側級じゃね?」 と人を囲み話をしてる男子メンバー 「本当にチンコついていないのかよ?とりあえずみせ・・・」 言おうとした瞬間に後ろからカカト落とし喰らい倒れこむ馬坂光(てる) おぉ~と歓声があがる。 「ちょっと馬坂!夏は私の物なんだからね!触れたら殺す。」 カカト落としを決めスカートをはたいてる、幼馴染の井上麻理奈 「ちょ!?麻里奈ボクは誰のものでもないよ!」 「そんなこと言わない!どれドレ?今日の胸の調子はどぉ?」 そう言い、後ろに回りこみながら人の胸を揉みだした。 「うんっ・・・ちょっ・・と・」 「うん今日も良い胸してるよ。触り心地良し!」 「おぉー!羨ましい!」 「ユリってる!」「この光景だけでも3年は頑張れるわ、マジで、本気とかくわ。」 など相変わらずな事言ってる。人の気もしらずに・・・ 「うぅう~二人揃ってオレのm・・・・うっ・・・」 「うるさい馬坂!もうちょっと寝てなさい!」 と起きた馬坂に回し蹴りをいれる。 おおおぉ~と沸きあがるクラスの全員、そして泡を噴きながら倒れる馬坂 「人生、前途多難だ・・・」 「ん?なんか言った夏?」 このクラスは・・・っはぁぁ~~・・・ おわり
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人間社会に対する詐欺及び偽作罪の告訴に就て 告訴人 堀 保子 代理人 山崎今朝彌 被告 [甲野太郎] [乙川一郎] [丙山二郎] 告訴状 告訴の事実 被告[太郎]は告訴人の知人堺利彦氏を介して本年五月頃、『人間社会』の創刊号に告訴人及び伊藤野技神近市子二氏の著作を掲載し雑誌の呼物となし其売行を図り度、原稿料は最高の額を支払ふ故是非寄稿を願ふ旨再三再四の懇請ありたるも、告訴人は他二氏と其性格経歴思想を異にし、彼等と共に喧伝せられ彼等と共に類別せられ常に世の評に上る事に少なからず無上の苦痛不快を感する折柄なれば、右懇請を其都度堅く拒絶したり。 六月上旬頃[一郎]は『女の世界』記者と称して告訴人を訪問し、右雑誌に掲載すべき、近時の感想に就き告訴人の演述を求めたり、告訴人は主筆青柳有美氏編集長安成二郎氏とは年来懇親の間柄にして大概の無理は通さざるべからざる関係にあり且つ雑誌に掲載前には必らず校正を示さるるを例とせる故安んじて自己の感想を談話したるも、尚其後聊か慮る所ありたるを以て、間もなく安成氏を訪問し右演述掲載の見合を申込たるに意外にも同氏は、[一郎]は『女の世界』記者にあらず『世の中』の記者なるに社名を詐称して告訴人を訪問したるは不都合なりと語りたれば、告訴人は一層掲載拒絶の必要を認め堅く安成氏に依頼し同氏の快諾を得安堵して帰宅したり。 八月十五日頃告訴人は堺利彦氏の注意により初めて、[太郎]の主宰する『人間社会』の八月一日号に、告訴人が嘗て[一郎]に為したる談話が多少の改悪を加へて、自由恋愛の犠牲者--伊藤野枝氏神近市子氏及び堀保子氏の現在の生活--なる題下に、或る日或時伊藤野枝、勝利の恋愛神近市子と名を列し。芝居を見に行く堀保子と署名掲載され、尚右標題及び際物ありとの注意を以て全国の新聞紙に広告されたる事を知り、絶大の苦痛と侮辱とを感じ、深く所謂被告等程度の文士なる者に一片の徳義も糸瓜もなきを嘆き直ちに安成氏を訪問して満腔の不平を訴へたり。 安成氏の証言する処に依り告訴人は此時初めて、[一郎]は『世の中』記者として告訴人を訪問したるにあらず実は『世の中』記者被告[二郎]に代り『女の世界』記者と詐称して告訴人を訪問演述せしめたるものにして[二郎]は[太郎]より直接前述の方法を以て、告訴人の著作物を『人間社会』の創刊号に掲載方法を依頼されたるもの、而して安成氏が告訴人の依頼を受け[一郎]を詰責したる際は既に原稿は大阪に送付済なりしを以て安成氏は[二郎]に命じ[太郎]に其掲載方法差止を打電せしめたるに、被告等は之を無視し掲載を敢てしたるものなる事を知りたり。 告訴の趣旨 右の次第にて被告等の所為は明に刑法第二百四十六条及び著作権法第一条第卅七条に該当するものと信じ、又告訴人としては充分蹂躙せられたる権利を伸張し将来同一類似の事件の発生を予防する為め此際断乎たる処置に出ずるを尤も適当と信じ利害得失研究の上茲に本告訴提起仕候条至急相当の御処分相成度候也(六、八、二二) <[ ]内仮名> 不起訴処分に対する抗告 抗告人 堀保子 代理人 山崎今朝彌 (一)抗告人は大正六年八月廿二日[乙川一郎][丙山二郎][甲野太郎]に対して詐欺及び偽作の告訴を東京地方裁判所検事局に提起したる処、同局は同年九月十二日不起訴の処分をなしたり。 (二)係検事(秋山高三郎殿)が右処分をなしたる理由の要旨は本件は(イ)被害者より騙取したる財物なるものなければ詐欺罪は到底成立するに由なし(ロ)新規難解の問題にして談話は著作と云ふを得るや否未研なれば偽作となるものにあらず、と云ふに在り。 (三)然れども本件は(イ)被告等が告訴人を欺罔して原稿又は談話を騙取したりとの告訴にあらず、被告等が共謀して告訴人を欺罔し依て以て権利なき他人の著作を雑誌に掲載し財産上不法の利益を得たりとの告訴なれば所謂第二項詐欺に該当すること法文上絶対明白なり(ロ)何れも最初は新規にして著作権法第一条によれば、文書演述文学の範囲に属する著作物の著作者は其著作物を複製するの権利を専有するが故に、告訴人の談話が其の何れの範囲に属するかを問はず其談話は(告訴事実に於ては)既に所謂成形的談話として客観存在を保ちたる所謂発明(創作)なれば、之れを複製したる被告等の所為が偽作の犯罪を構成すること抑々一点の疑なし。 (四)抗告代理人は其提供する実際の法律問題に付、数年後に於て必らず一般に公認せらるる以前、屢々突飛珍奇の排斥を受くる常習を有す、本件も亦碁年ならずして、猥りに人の談話演説を公布刊行する不徳者に対し、囂々非難の声を絶たざる文士輩出するに至らば、復た豎子をして其名を成さむしるに至るべしと信じ為後日以抗告如件 抗告趣旨 前記処分を為したる下級検事に対し事件を起訴すべしとの御命令相成度候 大正六年九月十七日 山崎今朝彌 東京控訴院検事局 御中 <[ ]内仮名> <山崎今朝弥著、弁護士大安売に収録>
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ネムノキ氏の問題行動をまとめ、注意喚起・情報共有を行っています。 ≪当wikiは注意喚起を目的として作成されたものであり、氏を理由なく誹謗中傷する意図はありません≫ ≪wiki内の単語や表現には女性向け・腐向け・BL・特定CPが含まれる場合があります≫ ※メニューが正しく表示されない場合は【こちら】 2017/09/07 ジャンル外・一般ユーザーへの注意喚起となる迷惑行為一覧を【部外者への迷惑行為】として統一しました。 どなたでも被害に遭う可能性がありますので、ご一読下さい。 2018/03/06 トラブルの起きた被害者への名指し行為を控える様子はありません。 各ページは随時更新しています。当wikiをお読み頂き、より幅広い周知をお願いします。 はじめに ネムノキ氏(前名義:そわ/ウキキ/あるびじあ)の主な活動は『ジョジョ』二次創作女性向け小説です。 (取り扱いCP:DIO花・承花・花花・テレ花・花テレ・ダニテレ・空条夫妻・オラ親子・花徐、他) 雑食を自称し、あらゆるCPに興味・関心を向けており、書き手としても新規参入する傾向にあります。 氏は目についた人物や事案に対し、初対面でも無差別に声を掛ける傾向にあります。 その被害はジャンル内、女性向け界隈に限らず、一般ユーザー、一般社会にまで及びます。 注意や指摘を受けると反論や論点ずらしを行うほか、その後も執拗な粘着・晒し・誹謗中傷・吹聴行為等を行う事があります。 「イラスト無断加工」「他者作品の私物化」「面識のない人物を晒し上げ批判」「指摘されると逆上・名指し中傷」など 大きな問題として挙げられる行為が多々ありますので、全項目のご一読を推奨します。 ネムノキ氏による発言や行動により、ジャンル移動・活動休止を余儀なくされた人もいます。 ジャンル内外問わず、氏の行動は2015年から続いており、悪化の一途を辿っています。 wiki内にてまとめられた記述はネムノキ氏の表立った一部分のみであり、被害者は多数出ています。 事前に情報を把握し、ネムノキ氏との接触は避けるようにしてください。 ※簡易的なネムノキ氏の行動パターンの確認は【注意喚起に対する反応】を参照してください。 【ネムノキ氏 Pixiv】 https //www.pixiv.net/member.php?id=16628309 【ネムノキ氏 Twitter】 ネムノキ(NEMUNOKI) @unarbredesoie ジャンル内イジメ纏め @ijimechosa ネムノキ(リプ送る用) @kuroisarusuberi ネム @2arbresdesoie ネムノキ大体ROM @nemunokirom neta @nemunokineta うきき @ukkikie1 第三者による接触行為(凸行為)を推奨・擁護するものではありません。 当事者への言及や嫌がらせ等の迷惑行為はお止めください。 ■ wiki管理人連絡先:nemwikihukukanri★excite.co.jp<★→@> お問い合わせ内容によりましては必ずしも返信があるとは限りません。 当wikiに関して重要な内容である場合、部分的に公開させて頂く場合があります。 当wiki管理者、及びwiki拡散用twitterアカウントから個人間でコンタクトをお取りする事はありません。 ※頂いた新規情報に関して ネムノキ氏の問題行動に関する情報を提供して頂く際は、必ず発言や行動の裏付けとなるキャプチャを添付して下さい。 ツイート削除済の発言、DMでのやりとり等、キャプチャ提供のない場合は真偽の判断が難しい為、wikiへの反映はできません。 ※メールアドレスに関して 上記に記載している宛先と「このウィキの管理者に連絡」フォームを使用した宛先は異なります。 フォームを使用して送信されたメールは正しく届かない場合があります。 ご連絡の際は、なるべく上記アドレスまでお願い致します。 ≪wiki内に掲載している画像または文章は検証目的のものであり、関係者及び作者の著作権を侵害するものではありません≫ ≪報道、批評、研究目的での引用は、著作権法第32条によって保護されています≫ 著作権法第32条 (1)公表された著作物は、引用して利用することができる。 この場合において、その引用は、公正な慣行に合致するものであり、かつ、報道、批評、研究 その他の引用の目的上正当な範囲内で行なわれるものでなければならない。 (2)国又は地方公共団体の機関が一般に周知させることを目的として作成し、 その著作の名義の下に公表する広報資料、調査統計資料、報告書その他これらに類する著作物は、 説明の材料として新聞紙、雑誌その他の刊行物に転載することができる。 ただし、これを禁止する旨の表示がある場合は、この限りでない。 当wiki内記述の加筆や改訂は予告なく行われます。 wiki内での「現在」表記は記述当時の表現であり、常に最新の情報であるとは限りません。 使用画像の表示形式に統一性がない場合がありますが、これは不特定多数の有志によって提供されたものであり、画像内の捏造・改変は一切行っておりません。 wiki内の文章や画像の引用は自由であり、全ページリンクフリーです。注意喚起にご協力下さい。 https //www65.atwiki.jp/unarbredesoie-nemu/ Twitter RT協力用ツイートリンク twitter用まとめモーメント wiki拡散希望ツイート