約 2,324,830 件
https://w.atwiki.jp/105kokushi/pages/38.html
放射線科 問題1 95A94 頭部造影CTで造影効果が高いのはどれか.2つ選べ. a 髄膜腫 b 神経鞘腫 c 類上皮腫 d くも膜嚢腫 e 脂肪腫 出典106スレ13 ??氏 +... 解答 正解:ab 解説 問題2 100G20 非電離放射線はどれか. a α線 b β線 c γ線 d 紫外線 e 中性子線 出典106スレ17 ??氏 +... 解答 正解:d 解説 紫外線が電離してたらやばいだろ常考 紫外線は波長の長い順にそれぞれ近紫外線、中紫外線、遠紫外線に分類されるが、 非電離性を持つのは近紫外線である。 皮膚が紫外線を受けると日焼けとなり、また目が長期間さらされると白内障の原因となる。 問題3 96-G72 核医学における放射性同位体について正しいモノを一つ選べ a 短半減期の放射性同位体(RI)はカウから得られる。 b サイクロトロンでは核分裂によって放射性同位体を得る c 各病院施設には小型の原子炉があり、核種を生成後すぐに利用できる d シンチカメラでは、放射線同位体から発するα線を検出する方法が一般的である e 核異性体転移ではβ線が放出される 出典106スレ18 ??氏 +... 解答 正解:a 解説 ○a カウ(RIジェネレーター) 放射平衡の関係にある比較的半減期の長い親核種を,イオン交換樹脂やアルミナのカラムに固定しておき, 半減期の短い娘核種を随時に必要量取り出すための装置。 娘核種を溶出することを搾乳にたとえミルキングと呼ぶ。 99Mo-99mTcジェネレーターから溶出される99mTcが核医学の日常臨床で広く使用される。 日本では歴史的慣習的にradionuclideにラジオアイソトープ(radioisotope,放射性同位体)を対応させる。 これはさらに語呂の良さからRI〈アールアイ〉と略されることが多い。 ×b ×c 殆どの施設には原子炉はない ×d 99mTc-Sn-コロイドを用いたRI lymphoscintigraphy(シンチカメラ法,ガンマプローベ法)が行われている ×e核異性体転移ではγ線を用いる。 核異性体転移 原子番号も質量数も等しいが,エネルギー準位の異なる2種以上の核種が存在するとき, それらを互いに核異性体(nuclear isomer)あるいは単に異性体という。 エネルギー準位の高い状態(励起状態)の異性体がγ線を放射することによって, エネルギー準位の低い状態(基底状態)の異性体に変わることを核異性体転移という。 その半減期はきわめて短いのが普通である。 放射性同位体を得るためには、原子炉、サイクロトロン、カウ(RIジェネレータ、ミルキング)を使う方法がある。それらについての問題である。 ×b核分裂を利用するのは原子炉。サイクロトロンでは荷電粒子を核子にぶつけて核種を得る。 ×c原子炉はなかなかない。各病院施設には小型のサイクロトロンがあることがある。 ×dシンチカメラは放射線を検出する検出器。核医学ではα線を利用することはない。 ×e核異性体が励起状態から基底状態に遷移する過程でγ線が放出される。 問題4 放射線業務従事者に必要な健康診断の検査項目を3つ選べ a 血小板 b 白血球 c 骨密度 d 赤血球 e 水晶体 出典106スレ23 ??氏 +... 解答 正解:bde 解説 正解はbdeです おっしゃる通り血小板が無いのがポイントです。 あと、皮膚変化は◯、肝機能は×になってますね。 水晶体ですが、法律上は眼と書いてあるそうで、過去問では水晶体。眼と聞かれても◯にしてください。 放射線 感受性はリンパ球>顆粒球. (白血球)>血小板>赤血球の順 ???→なのに血小板より赤血球を重視するのね!勉強になりました! 普通に寿命が短い順だったw 失礼w ……………………………………………………………………………… 放射線感受性の順番の覚え方は 「リンカちゃんをPRする!」 キラッ☆ 放射線 感受性はリンパ球>顆粒球. (白血球)>血小板>赤血球の順 大量被曝 リンパ球→好中球→血小板→赤血球 減る順番 なんか覚え方ないかな 大量被爆でリンコケッセキ あと3日覚えとくわ 「大量被曝で、臨講、欠席」 リンパ球→好中球→血小板→赤血球 最初に減る→→→→→→→最後に減る 0になっても大丈夫そうな順 リンパ→どうでもいい 好中球→無菌室 血小板→出血止まらないヤバいよ 赤血球→即死 問題5 生理的にFDGが集積する部位はどれか。5つ選べ(参考:104G59) a 脳 b 肝臓 c 肺 d 腎臓 e 尿管 f 膀胱 g 精巣 h リンパ節 出典106スレ26 ??氏 +... 解答 正解:a b d e f 解説 骨盤臓器へのFDGの生理的集積 FDGは,解糖系が活発な脳や心臓,炎症部位にも集積する。 また,肝臓・腎臓・尿路系で代謝・排泄されるため,肝・腎尿路系に生理的な集積を認める。 骨盤内臓器の診断の際,膀胱にFDGの高い集積を認めると,解釈が困難なことがあるので, 検査の前には排尿させるべきである。 さらに,運動後の筋肉内や,大腸にも生理的集積を認めるため, 検査前4時間は安静にし,食事を控えさせることが必要である。 さらに,正常の婦人科臓器(卵巣・子宮)へも生理的な集積を認めることがある。 月経期には子宮内膜に,排卵期には卵巣に強い集積を認めるため, 月経中や排卵期にはFDG-PET検査は回避するべきある。 問題6 核医学で 選択(線を引く)15点問題 1.99mTc-DTPA 甲状腺亢進症治療 化学性吸収 2.Na131I 骨シンチ 生理性集積 3.99mTc-MDP 腎臓動態シンチ 効能性摂取 4.99mTc- 脳血流シンチ 生体の塀壁 5.99mTc-HMPAO 唾液腺シンチ 生理の通過 +... 解答 解説 調べてみた。④99mTcが効能性摂取かは自信ないけど。 ①99mTc-DTPA→腎臓動態シンチ→生理の通過 静注後,腎皮質に投与量の約25%が集積し,主に糸球体濾過により尿中へ排泄されるため, 腎血流,分腎の糸球体濾過値(GFR),尿路の通過状態などの腎臓の動態機能評価に適した放射性医薬品。 他に,神経由来の腫瘍や後腹膜線維症の検出にも用いられる ②Na131I→甲状腺亢進症治療→生理性集積 甲状腺疾患の診断,治療のほか,ホルモンの微量測定に用いられる。 主な放射性ヨウ素は131I,125I,123Iである 甲状腺摂取率の測定や甲状腺シンチグラフィの甲状腺機能診断を目的とするI-123標識体と バセドウ病,甲状腺腫,甲状腺癌などの甲状腺疾患の放射線療法を目的とするI-131標識体がある。 放射性ヨウ素は経口投与後胃より血中に取り込まれ,選択的に甲状腺に集積し, それ以外は腎より排泄されるため他組織への被曝が軽微。 ③99mTc-MDP→骨シンチ→化学性吸収 骨皮質のヒドロキシアパタイトと結合し,破骨と造骨の回転の速い病変部には,正常骨よりも多く沈着するため, 骨折や外傷,炎症,骨腫瘍の核医学診断に用いられる 。また,軟部組織の炎症巣や壊死巣にも集積するため, 脳や心筋の梗塞巣や横紋筋融解の検出にも用いられる。⇒骨シンチグラフィ 99mTcリン酸化合物が,化学的吸着によって骨の無機質の基本組成であるヒドロキシアパタイト結晶に選択的に集積する。 ④99mTc→唾液腺シンチ→効能性摂取 脳腫瘍及び脳血管障害の診断,甲状腺疾患の診断,唾液腺疾患の診断,異所性胃粘膜疾患の診断 ⑤99mTc-HMPAO →脳血流シンチ→生体の塀壁 局所脳血流シンチグラフィ剤。初回循環で急速に脳内に取り込まれ, 脳実質中に保持されるため,脳血流の多寡を反映した分布を示す。 静注1~2分で脳内分布が決定し,脳血流が変化しても分布はほとんど変化しないため, 投与時の脳血流状態を後から画像化できる。 問題7 問)心筋梗塞の検査で有用なのはどれか、2つ選べ a 運動負荷心電図 b 肺活量 c アセチルコリン負荷冠動脈造影 d 99mTc-PYPシンチ e 心エコー +... 解答 正解:de 解説 ○d急性心筋梗塞シンチグラフィ 99mTc-PYPは、心筋壊死巣に集積し陽性像(hot spot)を形成するので、 急性心筋梗塞急性期の非可逆性壊死巣の部位と大きさを判定するのに用いられる。 ○e心エコーが有用。 心臓の後ろ側の心筋梗塞など一部の症例では、急性期でもST上昇を認めず、 ST低下として表現されることもあるため診断が難しいこともある。 このような場合には心エコー検査で心筋の壁運動を観察して診断の補助とする。 また、胸痛の原因が心筋梗塞なのか大動脈解離などの他の病気であるのかの鑑別診断にも心エコー検査は有用である。 問題8 大量の被曝後、放射線障害が最も遅く発現するのはどれか。 a.皮膚 b.水晶体 c.造血器 d.消化管 e.生殖器 +... 解答 正解:b 解説 ○b水晶体が最も遅く放射線障害が発現する。 問題9 放射線業務従事者の定期検査の対象となるのはどれか。 (1) 白血球数 (2) 血小板数 (3) 肝機能 (4) 水晶体 (5) 皮膚 +... 解答 正解:これの答えは145なんだよね 解説 血小板数が含まれないのがみそ 問題10 106B31 放射線感受性の比較で正しいのはどれか。(正答率:88.4%) ただし,「A B」はAがBよりも放射線感受性が高いことを示す。 a 腺癌 扁平上皮癌 b 神経細胞 骨髄細胞 c 分化した細胞 未分化な細胞 d 細胞周期S期 細胞周期M期 e 酸素分圧が高い組織 酸素分圧が低い組織 +... 解答 正解:e 解説 ×a乳癌以外は、腺癌は放射線感受性が低い。 ×b骨髄細胞は再生組織の細胞であり、放射線感受性が高い。 ×c未分化癌は放射線感受性が高い。(ベルゴニー・トリボンドーの法則) ×d分裂期(M期:有糸分裂期 mitotic period)の細胞は放射線感受性が高い。 S期(合成期 synthesis period)は分裂間期のDNA合成期。 ○e酸素分圧が高いと放射線感受性は高くなる。(酸素効果) 酸素分圧が高いほど放射線の効果が上がると。 ベルゴニー・トリボンドーの法則 (1)~(3)ほど放射線感受性が高いという法則 (1)細胞分裂の頻度が高い (2)将来の細胞分裂の数が多い (3)形態・機能が未分化なもの eは過去問にもでていたらしい。 分裂周期 (1)分裂間期 ①G1期はDNA合成前期 ②S期は分裂間期のDNA合成期 ③G2期はDNA合成後期 (2)分裂期 ④M期は分裂期
https://w.atwiki.jp/2011311/pages/89.html
2011年4月 8年たっての復刻です。リンクアウトご容赦ください。可能なものから順次つなげていく所存です。 4月6日 『海のカナリア』についての流言飛語 コウナゴ(小女子) 春を知らせるコウナゴ漁。 そのコウナゴが、私たちに危険をしらせてくれる 『海のカナリア』になってしまいました。 目次 1、海のカナリア 2、流言飛語 3、内部被曝の量 4、年少者ほど大きい影響 5、甲状腺に集積する 6、おわりに 1、海のカナリア むかし炭鉱夫は、 地下深い採炭現場にカナリアを連れて行きました。 人間が一酸化炭素中毒でたおれるまえに、 小さな命であるカナリアが倒れて、 その命と引き換えに「逃げろ!」と報せてくれるからです。 近くは1995年、 地下鉄サリン事件を起こしたオウムのサテアンに 警察が強制捜査に入ったとき、 機動隊員が鳥かごに入ったカナリアを手にしていたことを、 皆さんも覚えているでしょうか? どんな化学物質か正体がわからない毒物は、 どんなに猛毒でも、 電子的なセンサー、計器で検知することはできません。 ですから、カナリアを連れて行ったのです。 北茨城市漁協が捕ったコウナゴは、 海岸から30キロメートルも離れたところにいる、 海上保安庁? の公式モニタリング船では、 決して測ることができない、 沿岸の放射能を検知しました。 コウナゴはイカナゴの稚魚だとか・・・。 おそらく、エサを求め、 群れをなして沿岸を遊泳していたのでしょう。 福島第一原発からの高濃度放射線汚染水は、 おそらくは私たちよりは敏感であろう魚たちの五感によっても、 それが危険な水だとはわかりません。 むしろ原発からの汚染水が、温度が高い水ならば、 プランクトンが繁殖しやすくなります。 そうすれば小魚が食べに集まって来ます。 海のカナリアとなってくれたコウナゴも そうして集まってきたのでしょうか? コウナゴは、 公式モニタリング船では察知できなかった危険を、 私たちに報せてくれたのです。 1キログラムあたり4080ベクレルの 放射線を体から発する体内被曝者となって。 2、流言飛語 ~間違った情報に惑わされないようにしよう~ ところがこの『海のカナリア』コウナゴに対して、 流言飛語を垂れ流すメディアがあるのです。 テレ朝系列のテレビ局です。 私は、きょう午前8時からの「モーニングバード」をみました。 「モーニングバード」は、4月4日から「スーパーモーニング」に替わる新番組として始まったそうです。司会は、日テレから転属した羽鳥慎一氏と、「スーパーモーニング」 から継続の赤江珠緒氏です。 そこに「専門家」と称する“先生”が収録インタビューとして現れ、 次のようなことを言ってのけたのです。 このコウナゴの、 放射性ヨウ素4080ベクレルという値は、 毎日1キログラム1年間食べ続けたとしても、 レントゲン1枚の放射線量にすら満たない! 言ってのけたのは、東京水産大学の石丸隆教授という方でした。お写真がないのは大変残念です。羽鳥、赤江、おふたりのMCも、これを専門家の意見として繰り返し、強調しました。 この石丸教授の意見は、果たして正しいのでしょうか? もしこの話がウソであったとしたら、 金 輪 際、 テレ朝日の報道は信頼できないということになります。 3、体内被曝の量 体内被曝による放射線の人体影響は、そのメカニズムにおいても疫学調査の解釈においても対立した学説があります(※)。 政府の原子力安全委員会は、原子力発電や核燃料サイクルを推進する立場から、国際放射線防護委員会ICRPの勧告にそって、内部被曝による身体影響を外部被曝のそれに換算するしかたを定めています。 (※)原子力安全委員会の考え方だと広島原爆の時、肉親を探しに後から市内に入った人の被曝や、爆心地から2キロ以上はなれた人の原爆後遺症を殆ど切り捨てることになりますが。 では、内部被曝量を 原子力安全委員会の指針にそって計算してみましょう。 「環境放射線モニタリング指針」平成 20年 3月 原子力安全委員会という公式文書には次のように記されています。 2.内部被ばくによる預託線量 ある放射性核種の一年間の経口摂取又は呼吸による預託実効線量は、〔表I-1〕の実効線量係数を用いて次式により計算することができる。 預託実効線量(mSv) =実効線量係数・表I-1の値(mSv/Bq)×年間の核種摂取量(Bq) 市場希釈補正、調理等による減少補正は必要があれば行う(※)。 (※)コウナゴは、生で食べても一夜干しで食べても、できるだけ鮮度の良いうちに食べますから、半減期が過ぎて放射線が減少するという補正は必要ないでしょう。 ヨウ素131に対する実効線量係数・表I-1の値とは以下のとおりです。 成人の実効線量係数(mSv/Bq) I-131 経口摂取 1.6×10-5 これによって、成人の預託実効線量(mSv)(※)というものが計算できます。 (※)実効線量というのは、内部被曝で体全体が受けた影響を、一定の理論モデルに従って、外部被曝の線量と同じ単位に便宜的に換算しようとするものです。預託というのは、体に取り込まれた放射性元素が半減期や代謝で減る(減衰する)もののゼロにはならないことを考えて、一生受ける放射線影響に換算(積分)したものです。胸のレントゲンは一瞬の被曝影響ですが、内部被曝は厳密には一生涯ゼロにならない影響だからです。 これは、「その日に食べた食物の一生涯にわたる放射線影響」のことで、「一生食べ続けたときの放射線影響」ではありません。似て非なるものを言葉の綾で、手品のようにゴマかす「専門家先生」がいますから、騙されないで下さい。 成人が問題のコウナゴ1kgを食べたときの預託実効線量 XmSv =1.6×10-5 mSv /Bq×4080Bq/kg×1kg =6.53×10-2 mSv=65.3μSv 成人が問題のコウナゴ1kgを1年間毎日食べ続けたときの預託実効線量 YmSv =1.6×10-5 mSv /Bq×4080Bq/kg×365kg =6.53×10-2×3.65×10+2 =23.8mSv・・・・・・(1) これは、体全体で23.8mSvの影響を受けたという放射線量です。 なるほど、胸のレントゲン撮影での線量が50mSvだとすれば、その約半分ですから、 レントゲン1枚の放射線量にすら満たない! と仰る石丸隆教授が、一見正しいかに見えます。 ところが、 胸のレントゲン撮影1回分は、50mSvではなくて、50μSvです。 石丸隆教授は、マイクロをミリに、1000倍も数値を間違えていたのです! あきれました!! それを後生大事に報道する、 テレ朝「モーニング・バード」にも呆れましたが。 本当は、1キログラムを食べてだけで、胸のレントゲン撮影1回分以上の65.3μSvになるのです。 1年間食べつづけたとき23.8mSvは、胸のレントゲン撮影の460倍です。 4、年少者ほど大きい影響 あきれた教授の流言蜚語は、単位を間違えて1000分の1にでっち上げただけではありません。ヨウ素131における大きな問題は2つあります。 その1つは、幼児、乳児への影響と成人への影響とでは桁違いに違うことです。石丸教授の頭にはそのことは微塵もないようです。 「環境放射線モニタリング指針」には次のように書かれています。 また、放射性ヨウ素については、〔表I-2〕より、年齢に応じた適切な実効線量係数を用いる。 〔表I-2〕には、 幼児及び乳児の実効線量係数*(mSv/Bq)の値 I-131 経口摂取 幼児(4歳まで)7.5×10-5 乳児(1歳まで)1.4×10-4 とあります。 これを用いて、式(1)を計算し直しますと、 幼児(4歳まで)が問題のコウナゴ1kgを1年間毎日食べ続けたときの預託実効線量は YmSv=112mSv となり、 非常事態の原子力施設作業者の年間リミットを超えてしまいます。 幼児はコウナゴ1kgを食べることは先ず有りませんから、確かにこれは非現実な仮定計算ではありますが、成人との影響の差を見てください。幼児には成人の5倍の影響があるということです。 因みに乳児は、 YmSv=208mSv となりますから、乳児に対する影響は成人の約8倍です。 以上は、ヨウ素131による内部被曝の影響が、体全体に平均して現れると仮定したときの換算式です。 5、甲状腺に集積する 実際には、ヨウ素131による内部被曝の影響は、体全体に平均して現れるのでは無くて、影響の殆どが甲状腺という喉(のど)にある小さな内分泌腺に集中します。 誤解の無いように申し添えますと、根拠は反原発学者の理論ではなく、原発推進の原子力安全委員会の見解です。 原子力安全委員会は、体内に放射性ヨウ素131が取り込まれても、その80%はまもなく体外に出て、20%が甲状腺に集まって健康影響を与える、というモデルで計算しています。 「環境放射線モニタリング指針」はこのことを次のように記しています。 なお、原則として甲状腺等の預託等価線量は平常時のモニタリングにおいては算定の必要性はないが、原子力施設からの予期しない放射性物質の放出があった場合等において放射性ヨウ素による甲状腺の預託等価線量が相当に上昇する可能性があって算定の必要が生じた場合には、〔表I-3〕の線量係数を用いて、上記と同様な方法で計算できる。なお、計算に用いる呼吸率は〔表I-4〕に示した。 ここに、甲状腺の預託等価線量という新しい言葉が現れています。これはどういうことかというと、私の理解では、 「内部被曝が甲状腺に与えた影響を、もし外部からの放射線被曝で与えるとしたら、全身にどのくらいの放射線を与えると等価になるか?」、それを示した数値が甲状腺の預託等価線量です。 等価線量は、体内の器官や組織ごとに考える時に使う数値です。それに対して実効線量というときは、体全体で考えるときにいう数値です。 〔表I-3〕の線量係数は I-131 経口摂取で 成人3.2×10-4mSv /Bq 幼児1.5×10-3 乳児2.8×10-3 です。 これを用いて(1)の計算をしなおしますと、 成人が1kgを365日続けて食べたときの甲状腺の預託等価線量ZmSv =3.2×10-4 mSv /Bq×4080Bq/kg×365kg =3.2×10-4×1.49×10+6 =476mSv これはなんと、胸部レントゲン9万回分となります。胸部レントゲン9万回分を全身に当てたときに、こうむる甲状腺の被害といってよいでしょう。 甲状腺が取り入れた放射性ヨウ素131による被曝影響は、23.8mSvなのですが、甲状腺という小さな組織に影響が集中したことを考えなければなりません。これは、全身に外部放射線を476mSv浴びたときに受ける甲状腺の被害に等しい、ということを意味します。 以下幼児と乳児の計算もしてみますが、成人との比率だけを重視してください。 幼児(~4歳)が1kgを365日続けて食べたときの甲状腺の預託等価線量 ZmSv =1.5×10-3 mSv /Bq×4080Bq/kg×365kg =1.5×10-3×1.49×10+6 =2235mSv 幼児(~4歳)は成人の5倍弱のダメージです 乳児(~1歳)が1kgを365日続けて食べたときの甲状腺の預託等価線量ZmSv =2.8×10-3 mSv /Bq×4080Bq/kg×365kg =2.8×10-3×1.49×10+6 =4172mSv 幼児(~1歳)は成人の8倍近いダメージです 原子力安全委員会は、飲食物の規制においては、この一番評価のきつい、「乳児(~1歳)の甲状腺の預託等価線量」という計算式を用いています。飲食物全体で、乳児(~1歳)の甲状腺の預託等価線量50mSvを超えないよう基準値を設定(※)しているのです。 (※)「原子力施設の防災対策について」原子力委員会 平成22年10月改訂 http //www16.atwiki.jp/pipopipo555jp/pages/2961.html 5-3 防護対策のための指標 http //www16.atwiki.jp/pipopipo555jp/pages/2982.html#id_6ca9a528 同「原子力施設の防災対策について」p108 付属資料14参照 ちなみに、 50mSvのうちの2/3を「飲料水」「牛乳・乳製品」「葉物野菜」の3つのカテゴリーに1/3づつ振り分け、50mSvのうちの1/3を「その他の食物」に振り分け、暫定基準値を定めています。 原子力安全委員会は、安定化ヨウ素の服用に関しても、この乳児(~1歳)の甲状腺の預託等価線量を使って、服用規準を決めています。その際には線量係数は、吸入摂取の係数を用います。 本来ならばコンピュータシステムSPEEDIを使って、それぞれの地点での環境中の放射性ヨウ素131濃度の時間変化を予測し、それによって安定化ヨウ素を予防的に服用することになっていました。しかしSPEEDIの結果は2週間近く隠され、住民への安定化ヨウ素の服用指示は適切には行われなかったのです。予防のチャンスは失われてしまいました。 6、おわりに 水産大学の石丸隆教授の言動と、それを撒き散らすテレ朝が、流言飛語の元になって居るか、これでお分かりになったと思います。 なお、 私は高校で物理を学んだものの惨憺たる成績でした。そんな私が、様々な「先生」が発する流言飛語と原子力安全委員会の文書から、内部被曝に関する概念と計算を学ばせていただきました。 福島第一原発のシビア(過酷)な現状に目がいってしまって、勉強は不充分です。しかしここに記して、みなさんのご批判、点検を仰ぐこととしました。 以上 (4/5 14 50 脱稿) 。 2011年4月 ,
https://w.atwiki.jp/okusama_radiation/pages/30.html
http //www.metro.tokyo.jp/INET/OSHIRASE/2011/06/20l6f200.htm http //www.tokyo23city-kuchokai.jp/katsudo/pdf/23_06yobo_anzenkijun.pdf 自分が生活する地域の累積の放射線量はどうやって把握したらよいでしょうか? http //www.nirs.go.jp/information/info.php?i14 http //www.city.chuo.lg.jp/saigaijoho/kankyouhoushasenn/files/hosyasen.pdf http //www.tokyo-np.co.jp/article/tokyo/20110819/CK2011081902000187.html http //rikusentai.jp/broadcast/2011/04/0403-1.html ■昨年の文科省調査によると年間20ミリシーベルトは危ない http //www.taro.org/2011/05/post-1013.php ■放射線医学総合研究所 http //www.nirs.go.jp/information/info.php?i13 ■福島第1原発からの放射性物質により、東京も汚染されているようです。 ■公立校・幼稚園、区立公園砂場での危険性を御提案させていただきます。 法律的根拠の検証 http //takedanet.com/2011/04/post_f1fe.html ■実地調査を踏まえた学校等の校庭・園庭における空間線量低減策について http //www.mext.go.jp/a_menu/saigaijohou/syousai/1305946.htm ■放射線リスク委員会による危険値について http //www.jca.apc.org/mihama/ecrr/ecrr2010_dl.htm 放射線被ばくに関する基礎知識 第6報 http //www.nirs.go.jp/information/info.php?i14 ■経緯 一例として台東保健所に問い合わせしました。 http //www.city.taito.lg.jp/index/kurashi/bosai/kinkyujoho/chui/gennsiryoku.html ★1東京都が公表するモニタリングポストの値が十分に低い http //ftp.jaist.ac.jp/pub/emergency/monitoring.tokyo-eiken.go.jp/monitoring/hourly_data.html ★2保健所では放射線医学総合研究所ホームページ http //www.nirs.go.jp/information/info.php?i3 により100mSvという値が記載されている為、これを根拠として安全という見解です。 上記2点により、台東区は保健所からの情報に基き、区長により"安全"であると宣言されています。 ■★1の値ですが、ビルの4F相当部分に測定機器が設置されており、日常生活の"地表"部分での測定ではありません。これに対し、下記のボランティアによる計測では、楽観視できない数値が報告されています。 ●浅草での計測値 http //www.ustream.tv/channel/%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E6%B5%85%E8%8D%89%E6%94%BE%E5%B0%84%E7%B7%9A%E5%80%A4-asakusa-tokyo ●浅草寿公園まとめ http //www.ustream.tv/recorded/13962582 ●放射線・原子力教育関係者有志による全国環境放射線モニタリング http //www.geocities.jp/environmental_radiation/ ●日本分析センター 土壌の汚染程度について http //www.jcac.or.jp/lib/senryo_lib/tikuseki.pdf ■★2しかしながらこの100mSvという値は、レントゲン撮影のような瞬間的な値での許容値で、日常的に晒されて良い数値では有りません。放医研には"時間"が記載されていません。 また下記の法律では、そもそも1mSv/年という値が制定されていました。 放射性同位元素等による放射線障害の防止に関する法律施行規則 http //law.e-gov.go.jp/htmldata/S35/S35F03101000056.html これが1mSvから20mSvに高木文部科学省大臣により改正されました。 美浜の会(比較的過激な会では有りますが、参考になります。) http //www.jca.apc.org/mihama/fukushima/mext_q20110415.htm ■日本医師会では、5月12日に、この20mSv/年について疑問視する見解を公表しています。 http //dl.med.or.jp/dl-med/teireikaiken/20110512_31.pdf ■■御提案 事故から2ヵ月経過していますが、台東区でも既に1mSvの限界値は超えていると推定されます。 放射性物質は塵挨と同様に、地表部分に浮遊しています。特に大人よりも身長の低い子供たちにとっての生活圏で有る為に、肺に吸い込む量は、既に無視できないレベルとなっています。 屋外の場合、降雨によりかなり洗い流されますので少なくとも梅雨が終了するまでは、多い酸素量を必要とする体育等は、体育館での活動を勧告してはいかがでしょうか? またPTAによる雨天時に校庭をデッキブラシ等で擦る事で、安全性は飛躍的に高まります。 砂場については、表層の数十cm程度の砂を入れ替える事で、安全になります。 費用は東京電力に請求してしかるべきと思います。町会等原告で低額訴訟による請求のが対処し易いかと思います。
https://w.atwiki.jp/hasuda-sokutei/pages/2.html
メニュー TOP 過去のサイト更新履歴 放射線関係資料 Googleマップによる測定データまとめ マップ作成用元データ(Googleスプレッドシート) モニタリングポストデータ 上水(蛇口水)測定データ 役立ちリンク集 掲示板 リンク @wiki @wikiご利用ガイド カウンター 昨日 - 今日 - 累計 -
https://w.atwiki.jp/monosepia/pages/3976.html
放射線・放射能の影響 / 放射線ホルミシス効果 / ペトカウ効果 / 被災地の子供たちの健康 / 放射能汚染砕石 / セシウムと心臓疾患 / 「甲状腺等価線量評価のための参考資料」について / 年間1mSV被曝基準 【関連記事のあるブログ】 ■ 心に青雲 ■ 園田義明めも。 ■ 人力でGO ■ 同時多発テロはヤラセだよ! ■ ちきゅう座 ■ 島薗進・宗教学とその周辺 ☆ 近藤宗平元大阪大学医学部教授の提言 米国保健物理学会の声明は放射線は年間50mSv以下は安全という主張。この主張に賛成する運動を国内で広げたい。この運動が広がれば日本人の放射線怖がりは治るだろう。 上記の米国保健物理学会の声明は、2年前の”保物セミナー2006”の要旨集にある金子正人さんの論文「疫学研究の現状としきい値問題」の末尾近くにも引用されている。(2008年11月) ☆ LNT仮説 放射線被曝の確率的影響(晩発性障害:主に癌発症に関連)に対し直線的関係が成り立つとする「しきい値無し直線仮説」 ■ 内部被ばくの影響は10年後、必ずでてくる!西尾正道 北海道がんセンター院長/放射線治療の第一人者 「財界サッポロ(2011年9月号)」より (※mono.--副題以外の太字・赤字はmonosepiaによる) / 西尾正道北海道がんセンター院長 放射線による健康被害は外部被ばくばかりが問題視される。しかし、深刻なのは体内に放射性物質を取り込んでしまった内部被ばく。長年、臨床医として放射線治療をしてきた第一人者に人体に及ぼす内部被ばくの影響を聞いた。 世界機関に内部被ばくのデータなし ――食品安全委員会は7月26日、自然放射線や医療被ばくを除く放射線で、健康に影響が出るのは内部被ばく・外部被ばくを合わせて、生涯で100ミリシーベルト以上との答申案をまとめました。 西尾 日本の法律上では、一般公衆の線量限度は1ミリシーベルト/年ですが、政府はICRP(国際放射線防護委員会)の基準をもとに警戒区域や計画的避難区域を設け、校庭の活動制限の基準を3.8マイクロシーベルト/時間、住民には屋外で8時間、屋内で16時間の生活パターンを考えて、年間20ミリシーベルトとしました。 この線量基準は年齢も考慮せず、放射線の影響を受けやすい成長期の小児や妊婦にまで当てはめるのは危険です。では、なぜこんな基準が示されたのか。移住を回避させる目的としか考えられません。しかし、原発事故の収拾のめどが立っていない状況で、住民に20ミリシーベルト/年を強いるのは人命軽視の対応です。 そうした中で、今度は食品安全委員会から生涯で100ミリシーベルト以下なら安全だという答申が出された。しかも内部被ばくも含むという。しかし、内部被ばくについては、これまでICRPもIAEA(国際原子力機関)もまったく取り上げていません。むしろ原子力政策を推進する上で不問にしていた。だから内部被ばくに関するデータはまったく持ち合わせていないというのが現状です。 ――にもかかわらず、100ミリシーベルトという数字を出したと。 西尾 結局、内部被ばくと外部被ばくの人体影響の差はまったくわかっていないので、とりあえず線量が同じなら同等と考えましょうというのが今の世界のコンセンサス。何の根拠もなく、わからないから1対1にしようということです。 ――ものすごく乱暴な結論ですね。 西尾 ですから、内部被ばくの1ミリシーベルトと外部被ばくの1ミリシーベルトが同等の健康被害かどうかということすらわかっていない。内部被ばくは近くにある細胞にしか影響を与えません。局所的にアルファ線やベータ線の影響は強いわけですが、それを体全体の線量に合わせてしまうと60兆個の細胞のうちの局所的な個数ですから、見かけ上ものすごく少ない線量しか出てこない。そういうトリックがあります。 そもそも国は、国民の被ばく線量もはかっていないのに、新たな規制値をつくるのは何の目的なんだということですよ。自分がどれだけ被ばくしているかもわからないのに、ただ数字だけが踊っている。 +close続き ――考えられることは。 西尾 今後、予想される食品汚染ということになると内部被ばくの問題です。政府にはそういうデータはまったくないと思います。このタイミングで出てくるというのは、たとえばセシウムだったら年間5ミリシーベルトに抑えようと、肉だったらキロ当たり500ベクレルにしようとなっていて、そういうものを食べていれば年間5ミリシーベルトくらいになるということなんだけど、いまの規制値だとそれで収まりきらない可能性がある。だからもっとぼかした形で「一生涯にこれだけいいですよ」と。国民をだます手法の1つとして考え出されたものだと思います。ごまかしです。 いままでの基準値だって、水は100ベクレルでした。それが東京・金町浄水場の水道水から210ベクレルの放射性ヨウ素が出たといったら、一気に300ベクレルに上げた。原発作業員も年間被ばく量は100ミリシーベルトといっていたら、それじゃ作業させられないから一気に250ミリシーベルトに上げた。その場でクリアできなくなったら、基準値を上げているだけ。一貫してそう。こんなことをやっていたら10年後は大変な問題が起こりますよ。「人ひとり死んでいない」とバカなことを言う人もいるけれど、それは目先の利益を追いかける人の発想です。問題は今後、奇形児が生まれたり、がんが増えたり、そういうことは確実に起こります。 ――これまでに起こった原発事故で、内部被ばくによる人体への影響は明らかだと思うのですが。 西尾 いま世界中で内部被ばくを含め、隠されていたデータがどんどん出てきています。2000年以降、10ミリシーベルト以下の低線量でも健康被害があるという論文もいくつかあります。とくに子ども。放射線の影響は大人の3倍から4倍ありますよ。乳幼児の場合だったら、同じ甲状腺への取り込みは8倍から9倍になる。 英国の使用済み核燃料棒の再処理工場があるセラフィールドでは、子どもの白血病が通常より10倍の罹患率です。チェルノブイリもそうです。IAEAの予想では4000人くらいの過剰がん患者というけれど、実際には100万人近く出ている。 今回の福島だって、欧州のグループは今後50年間で42万人が、がんになると予想。ところがIAEAは6000人。ケタが2つも違うようなことを言っている。現在も、極めて原子力推進派の意見が世界を支配しているのです。 避難住民は疎開ではなく移住すべき ――いまも福島原発からは放射性物質は出ているんでしょうね。 西尾 専門家は水素爆発時の100万分の1くらいになっていると言っていますが、いずれにせよ微量は出ていると思います。 ――一連の爆発時にどんな放射性物質が放出されたのでしょう。 西尾 9割方はヨウ素131。あとの1割弱はセシウム134と137が半々くらいといわれています。そのほかにコバルト、ストロンチウム、プルトニウムなど、もろもろ30核種50種類くらいの放射性物質が出た。ただ、ヨウ素は半減期が8日だから、いまはほとんどなく、セシウムだけが残っている状況です。セシウム137の半減期は30年、134は2年です。 ――一番毒性の強いのは。 西尾 プルトニウムです。アメリカの西海岸やハワイでも検出されています。 ――そういうものを吸い込んだ人も、たくさんいるんでしょうね。 西尾 たとえば体内にセシウム137を取り込んだとします。物理的半減期が30年といっても、生物的には代謝する過程で体外に出ていきますから、実際には100日くらいしかない。4カ月もたっていたら4割くらいになっている。放射性物質を100取り込んだとして9割はヨウ素だから検出されない。1割のセシウムも3分の1くらいになっている。ですから理論的には100あったとしても3しか残っていない。 ――国民はすでに汚染された肉などを食べた可能性もあります。 西尾 いまくらいの量だと実際にはそれほど問題はないと思います。ただ、食べ続けると健康へのリスクは高くなるでしょう。 ――やはり食物が気になります。 西尾 政府は飲食物に関する規制値も緩和しました。年間線量限度をヨウ素では50ミリシーベルト、セシウムでは5ミリシーベルト、しかも従来の出荷時の測定値ではなく、食する状態での規制値です。これではますます内部被ばくは増加します。 ちなみにホウレンソウの暫定規制値はヨウ素でキロ当たり2000ベクレル、セシウムは同500ベクレルとなりました。放射性物質は、よく水洗いすれば2割削減され、茹でて4割削減され、口に入るときは出荷時の約4割になります。確かに調理によって人体への取り込みは少なくなりますが、汚染水や人体からの排泄物は下水に流れていく。それは最終的に川や海に達します。環境汚染が進むことは避けられません。今後、日本人は土壌汚染と海洋汚染により、内部被ばく線量の増加を覚悟する必要があります。 ――高い放射線量が計測される町にも人はいます。 西尾 20マイクロシーベルトになっているところは、さしあたって住めません。疎開でなく移住です。疎開は少したったら帰ってくるという発想ですが、それは無理です。汚染地域では産業が成り立たない。生活の基盤がつくれないのだから移住すべきだと思います。 21世紀は放射性物質との戦いの時代 ――いまそういうところに住んでいる人は被ばくし続けているわけですよね。 西尾 いまくらいの数値だったら問題はないでしょう。世界中には自然放射線を年間10ミリシーベルト浴びているところもある。世界平均で2.4ミリシーベルト。それほど深刻になるほどではありませんが、地域経済は成り立たない。 日本は最も原発に適さない国です。世界で発生する震度6以上の地震の半分は日本です。海に囲まれ、津波のリスクもある。国土が狭いから何かあっても逃げられない。静岡県の浜岡原発でチェルノブイリと同じことが起こったら、東京がすっぽり汚染地域に入ってしまう。そのくらい狭い国土なんです。 中国はこれから原発を400基つくるといっています。日本にだって54基ある。何らかの事故でまた放射性物質がばらまかれる事態は想定しておかなければなりません。そんな時代に内部被ばくを不問にして健康被害を語るのは、まったくの片手落ち。 21世紀は放射性物質との戦いの時代です。1980年以降、がんの罹患者数は増えています。昨年は心臓病を抜いてがんが、全世界で死因のトップになりました。これは単純な高齢化の問題だけでは説明がつかない。人工放射線が何らかの形で関与している可能性がある。そのくらいの思い切った発想で、放射線の健康被害を慎重に検討することが求められていると思います。 ■ ポロニウム被爆 タバコ1日1・5箱で年80ミリシーベルト 「逝きし世の面影(2012.8.12)」より 日本禁煙学会は、福島第一原発事故から7ヶ月後の2011年10月に、厚生労働省と財務省に対して、『東北地方、関東地方の葉タバコの放射性物質の測定と製品化されたタバコのポロニウム測定』を要望していた。 このほど厚生労働省は共産党の紙智子参議院議員の資料請求を受けて、タバコの喫煙における放射性物質ポロニウム-210の被曝よる健康被害を初めて認める資料を提出しました。 放射性物質のポロニウムは、タバコに含まれ、吸い込まれたポロニウムは気管支分岐部に集中的に沈着し、α線による内部被爆を引き起こします。 ニコチンやタールなどの有害物質を除去するタバコのフィルターでも、放射性物質のポロニウムは除去出来ず、ほとんど全部(97%)がフィルターを通過するとされています。 【福島県の子供たちの健康】 ■ 50ミリシーベルト程度の被ばくで小児の脳腫瘍や白血病が増える 「とある原発の溶融貫通(メルトスルー)2012.6.11」より 英医学誌『ランセット』論文:50ミリシーベルト程度の被ばくで小児の脳腫瘍や白血病が有意に増える(松崎道幸医師コメント)CT Scans of Children Raise Cander Risk 6月7日に、幼少時のCTスキャンで発がんリスクが上昇するという英医学専門誌「ランセット」の研究論文が発表されました CTによる数10ミリシーベルトの被ばくでで1万人に1~2人がガンになると言うリスクは、病気の診断治療へのメリットを考えるなら、社会的に許容可能でしょう。しかし、原発事故で一方的に負わされた被ばくのリスクは、そもそもゼロであるべきです。また、アスベストや飲料水の安全基準(10万人の生涯リスクを1人以下にする)を1桁も2桁も上回るリスクです。したがって、50ミリシーベルト程度の被ばくをさらに10分の1,100分の1にしなければ、この国の既存の安全管理システムと整合性が取れないことになります。 ■ 年間100ミリシーベルト以下の放射線の発がんリスクが高いことは原爆症認定訴訟の判決で決着がついている 「Everyone says I love you !(2011.10.25)」より / 放射線よりもタバコの方が発がんリスクが高いという俗説がありますが、これは国立がん研究センターが流している情報を元にしています。 がん研究センターの持っているニコチンやタール、アルコールなどについてのデータは、当然ですが、身体の内部に取り入れた場合の発がん率です。これについては、国立がん研究センター自身が何十年も研究してきた成果であり、信用がおけます。 ところが、がん研究センターが基礎にしている放射線データは、がん研究センター自身のデータではなく、しかも、外部被曝(放射性物質が身体の外にあって被曝する場合)しか考慮していないなど非常に問題があるデータなのです。 つまり、比較の対象が違うから、放射線の発がんリスクが矮小化されてしまうのです。 内部被曝の恐怖24 ICRP(国際放射線防護委員会)の放射線被曝限度年間1~20ミリシーベルトの安全基準はまだ甘い 【原子力発電】 ■ 自分たちの行動を説明する考えが破綻してる 「qazx」より つまり、国民は、停炉→廃炉→核燃料処理のための「電気料金の上昇」の負担、それと石油危機再発の可能性も覚悟しておく必要があることは言うまでもない。 その当然の国民負担が増えるという事実や石油危機の可能性を一言も言わないで、また40年以上も、何の不安も抱くことなく原発からの電力を消費し、先進国としての、豊かな生活を楽しんでいながら、 科学的な根拠を提示することなく原発は安全でないと印象操作し、不安感をあおる。このような、国民に正確な情報を知らせないで、反原発に誘導する行為は、とても卑怯な行為だと言える。 ------------------------------------------------ ■ あれ、ロイターが池田信夫に反応していないか?・・・放射線危険神話の防衛に必死な世界 「人力でGO(2012.5.24)」より 「ICRPの線量基準は1000倍以上の過大評価」http //ikedanobuo.livedoor.biz/archives/51790952.html これは必読でしょう。 世界の研究者の間では、慢性的な低線量の被曝で染色体異常は発生しない事は常識とも言えるのでしょう。 それに対して一部の放射線危険教の学者や、放射線を危険とする事にメリットを見出す研究機関が、重箱の済を突く様に、低線量率被曝の危険性を見つけた様に装っているだけです。 これは「人為的二酸化炭素による温暖化仮設」と全く同じ構造と言えます。 ■ 「放射線は危険」と言う人達の論理がムチャクチャになってきた ■ 最近、「放射線は危険」と訴える学者や研究機関の論理が、何だか支離滅裂になってきています。 自爆したバズビーはもとより、ガンダーセンもYoutubeでトホトはサンプル調査を公開して、これには、放射線危険派からも、ため息が漏れています。 だって、公園で放射線量を事前に測って、その値が高い所の土を採取しているんですから・・・・。 ★ WHOが被ばく線量推計、福島2カ所で最大50ミリシーベルト 「ロイター(2012.5.24)」より / 魚拓 専門家らによると、全身の被ばく線量が最も高かったのは、福島県浪江町と飯舘村の2カ所で10─50ミリシーベルト。このほかの同県全域では1─10ミリシーベルト、日本のほぼ全域では0.1─1ミリシーベルトだった。 WHOによると、全身被ばく線量が100ミリシーベルトを超える場合、がんのリスクが高まるという。 ------------------------------------------------ ★ 福島原発事故、スリーマイルより「はるかに深刻」=国連委 「ロイター(2011.4.7)」より ワイス委員長は、環境への影響という観点から、この事故が1986年に旧ソ連で起きたチェルノブイリ原発事故より環境への影響が小さいものの、1979年の米スリーマイルアイランド原発事故に比べると、環境への影響が「はるかに深刻」との見方を示した。 ※mono. 川崎病と低線量率放射線被爆との症状が似ているなどとして、関連を疑う人々がいる。 【川崎病】 ■ 川崎病疑い 「チェルノブイリへのかけはし(2011.12.19)」より さて、今朝、川崎病が増えていると怪しい臭い医科大学の先生が発表していた。あの大学はダメです。公害のときも、いっつも企業側につく先生が出てきて、平気で被害者を切り捨てる医者を出すところ。 その臭い大学の先生が言うには、川崎病が増えていると。 考えてみればほとんどの被ばくの初期症状が、川崎病に似てなくもない。 そういうふうにきたか。あいつらなんにもせん、と思っていたけれど、これから被ばくではない、似た病名をつけられて「誤診」への道に子供達をいざなうようです。そういうことは着々としてるんだ。 お話会で何度も行ってきたベラルーシの小児甲状腺の原因は放射能ではない、「風土病」という誤診で、国連は子供達を10年間放っている。もちろん、その後も救援なんぞ、とよべるものはしなかった。それがどんなに子供達を苦しめたかわからない。 チェルノブイリから面々と続く、この嘘の連鎖を止めて、命の泥棒たちを刑務所に入れなければ、子供達を奪われてしまう。 例えば、「慢性疲労症候群」。肥田舜太郎先生に言わせたら、立派な原爆フラブラ病だと。 ☆ コメント欄より 医師の誤診を誘導するために、川崎病疑いの子供達だけでなく、これから、橋本病疑い、ADHD様、自閉症様、あらゆる眼病の子供達がこれからあふれてくるということです。慢性疲労性症候群。そしてなぜ、そのような病気が増えてきているか、誰にもわからない。 被ばくをするというのはそういうことです。チェルノブイリで子供達が苦しんでいるとうのはそういう意味です。癌や白血病以外誰も被ばくをかたろうとしませんが、実際には、子供達が原因不明の胃腸障害を多発し、食欲が不振。若年性高血圧症、心臓病と糖尿病にかかりやすくなり、喘息、アトピーなどの病気が重症化。 そして、謎の成長障害。これについては、すでにNHKが全国放送で福島の子の「外で遊べない運動不足」によって、体重が増えない、と早い段階で放送をしていました。運動不足で体重が増えないか? ------------------------------- ☆ コメント欄より 度々すみません。仰っている意味はわかりますが、誤診を貫くために高価なガンマグロブリンを多用するとは思えません。川崎病のことをよく知らないのにすぐに被曝と結びつけるのが許せませんでした。それなら、川崎病だけ強調せず、他の疾患も含めてそうと初めから書いて下さい。川崎病にかかっても、被曝だと疑って正しい治療を受けない人がでてくることが、実際にかかった子を持つ親として怖いと思いました。疑うことを教えて下さるのはいいですが、何でも被曝と結びつけて記述すると傷つく人がいる事もご了承ください。もう返信はしませんので、その辺だけはお願いします。 ※ 川崎病とガンマグロブリン療法 ☆ 「川崎病」の名の下に被ばく患者が増えているという情報 「Yahoo!知恵袋(2011.12.19~)」より ▼ ★ 旧ソ連の専門家が語るチェルノブイリ事故による健康被害、小児甲状腺がんのみならずさまざまな疾患が住民の間で多発 「東洋経済(2012.4.23)」より / 魚拓 ・「原子放射線の影響に関する国連科学委員会」(UNSCEAR)が2008年に発表した報告書では、チェルノブイリ原発事故での放射線による健康影響について、次のような記述がある。 「20年の追跡調査の結果、青少年期の放射性ヨウ素への暴露と大量の放射線量を浴びた事故処理作業者の健康問題を除けば、重篤な健康問題を心配して生活する必要はない」 こうした国際機関による見解を「過小評価」ととらえるベラルーシやウクライナの専門家が4月13日、大阪大学でチェルノブイリ原発事故による健康影響について講演した。 ・ステパノヴァ医師は、「福島原発事故による子どもの健康への影響はチェルノブイリ事故よりも少ないと考えられるものの、同じく放射能リスクを負っているとみなすべき。健康障害の予防と疾病の早期発見のために、継続した医学的観察が必要だ」と語った。 ▼ 「島薗進・宗教学とその周辺」より ■ 日本の放射線影響・防護専門家がICRP以上の安全論に傾いてきた経緯(6) ――ICRPの低線量被ばく基準を緩和しようという動きの担い手は誰か?―― 2012.4.4 (※ 「ちきゅう座」に同様の記事がエントリーされている) (※ 前略・後略、本文参照。) ・ところが、2005年に刊行された『「安全」のためのリスク学入門』(昭和堂)では、だいぶ様相が変わってきている。この書物は服部氏のようにホルミシス論を強く押し出してはいないが、議論の要となるところで紹介されている。 「放射線に限らないことですが、体の組織に大き過ぎない「攻撃」が加われば、組織の修復機能が高まり、かえって健康に良い影響をもたらすことが考えられます。有害物質も少量なら「刺激」となって体の活性化に役立つ、ホルミシスとはそういうことなのです。 さて、このホルミシスが本当なら「直線しきい値仮説」のグラフは、書き直さなければならないことになります。放射線の益によるがんの減少分を考慮すれな、グラフにはこれ以下なら放射線を浴びても大丈夫という「しきい値」ができ、「どんなに少量でも放射線は有害」という考え方はくつがえることになります。 今のところICRPは、これらの結果についても検討した結果「現在入手しうるホルミシスに関するデータは、放射線防護において考慮を加えるには十分なものではない」という結論を下し、90年の勧告での「少ない放射線量でもなんらかの健康に対する悪影響を起こすことがあると仮定しなければならない」という姿勢を変えていません。 ICRPは国際放射線防護委員会というその名の通り、まずは人々を放射線からどう守るかを考えるための組織です。そのため線量について極力慎重に考え、より安全な方へ見積もる考え方を出してくるのは、ある意味では当然のことです。 しかし実際問題としては、放射線を受けてがんが増えたという証拠は、100mSv以下では見られていないのです」。Pp86-7 ・この叙述はいちおうICRPの立場を尊んでいるようにも見えるが、科学的にはホルシミス論が有力でそちらが正しいのだという考えがにじみ出ている。読者にはそう受け取れるような表現になっている。なお、「放射線を受けてがんが増えたという証拠は、100mSv以下では見られていないのです」というのに反する証拠はいくつも提示されており、大いに反論を招くはずの議論である。 ■ 日本の放射線影響・防護専門家がICRP以上の安全論に傾いてきた経緯(5) ――ICRPの低線量被ばく基準を緩和しようという動きの担い手は誰か?―― 2012.3.7 ■ 日本の放射線影響・防護専門家がICRP以上の安全論に傾いてきた経緯(4) ――ICRPの低線量被ばく基準を緩和しようという動きの担い手は誰か?―― 2012.3.1 ■ 日本の放射線影響・防護専門家がICRP以上の安全論に傾いてきた経緯(3) ――ICRPの低線量被ばく基準を緩和しようという動きの担い手は誰か?―― 2012.2.22 ■ 日本の放射線影響・防護専門家がICRP以上の安全論に傾いてきた経緯(2) ――ICRPの低線量被ばく基準を緩和しようという動きの担い手は誰か?―― 2012.2.14 ■ 日本の放射線影響・防護専門家がICRP以上の安全論に傾いてきた経緯(1) ――ICRPの低線量被ばく基準を緩和しようという動きの担い手は誰か?―― 2012.2.5 ---------------------------------- ■ 低線量被ばくリスクWG主査長瀧重信氏の科学論を批判する 2012.1.3 ■ 科学者の信用どう取り戻す――日本経済新聞10月10日号の記事の示唆するもの 2011.10.12 ▼ ■ 学者の世界でも割れる放射能に関する知識。利権のための放射能タブー。 「スロウ忍ブログ(2012.3.29)」より ・此の様に放射能に関する研究が遅れている(又は隠蔽されている)状況で、原発利権屋に首根っこを押さえられて放射能が安全だと繰り返すだけの学者の言う事も、異常な迄に放射能の恐怖を煽りまくる学者の言う事さえも、国民は相手にするだけ時間の無駄だと思う。国民が本当に判断材料とすべきは、此迄に蓄積された客観的な実験データだけだと俺は思っている。 3.実験結果 (1)自然放射線の20倍程度の照射である0.05mGy/日照射群(集積線量20mGy)では、オス、メス共に寿命に影響は認められなかった(統計的な有意差はない)。 (2)1mGy/日照射群(集積線量400mGy)では、オスで寿命に影響は認められなかったが、メスでは、約20日の寿命短縮が認められた。 (3)20mGy/日照射群(集積線量8,000mGy)では、オス、メス共に100日以上の寿命短縮が認められた。 上はマウスでの実験なので人間に其侭当て嵌まめられないとは思うが、此れを仮に人体への影響を見るための数値であるSvで置き換えてみたらどうなるか。仮に10年間被曝し続けたと想定すると、1年間に許容出来る集積線量は40mGy。1日だと0.11mGy。1時間だと0.0046mGyということになる。線種がγ線だとすると、凡そ0.0046mSv/h=4.6μSv/h迄は健康に殆ど影響が出ないということになる。α線だった場合は影響(Sv)はγ線の20倍になると云われているので、其れを踏まえてα線の許容線量を出してみると、0.23μSv/h迄ということになる。大事な事なのでもう何度も言うが、此れは飽くまでもマウス実験の結果を元にした想定である。なので俺の此の計算には大した意味などないだろう。 ※ 【食品の放射能汚染〔関連記事置き場〕】 ■ 原発から220kmの子どもの尿から未だ検出されるセシウム 「onair onair onair(2012.3.8)」より ・今朝読んだ記事。 記事 = ル・モンド紙に掲載のAFP通信社記事、2012年3月7日付 記事タイトル = 「未だ汚染結果が出ている福島から220キロ圏の子ども達」 以下、記事読んでメモったこと。 ● 3月7日、フランス放射能モニタリング研究所(Association pour le contrôle de la radioactivité de l’Ouest)の発表によると、福島原発事故から1年経つ今も、未だ子ども達の尿検査からは汚染結果が見受けられた。 ● フランス放射能モニタリング研究所は昨年12月~今年2月にかけて、子ども達の尿検査を行った。22人中、14人からセシウム134とセシウム137が検出された。 ● 放射能モニタリング研究所代表・ダヴィッド・ボワレー(David Boilley)氏の見解 「これらの結果は、原発から22キロの岩手県奥州市まで汚染されているということを明らかにしました。」 「我々が検査結果らから得た数値は、ベラルーシーの結果と比較すると、非常に高いものではありません。しかし、時間をかけて汚染されるという事を証明したことになります。」 「加えて言えるのは、子ども達の被曝は放射能雲によるものではなく食品からの内部被曝だという事。これは、低量でも長期的な汚染物質による健康影響の問題提起をしたことになるのです。」 ----------------- ■ 【放射能】群馬県北部の子供の尿から、セシウム8.7Bq/kg?(被爆) 「本当の福島第一原発 事故 2012|避難,現状(2012.3.8)」より ----------------- ■ 柏、岩手など 子供たちの尿からセシウム「地元野菜を食べていた」 「JANJANブログ:[田中龍作](2012.3.7)」より ・食材による体内被曝は、NHK報道とはウラハラに深刻だった。『福島老朽原発を考える会・放射能測定プロジェクト』が、福島県、岩手県、宮城県、千葉県の子供たちの尿をフランスの独立系放射能測定機関ACROに送って調べたところ、21人中12人から放射性物質セシウムが検出された。 『同測定プロジェクト』が昨年5月に福島県内の子供を対象に行った尿検査では10人中10人からセシウムが検出された。この検査以来ACROに月2回、子供たちの尿を送って解析を依頼している。尿は1検体につき500mlで、ACROは24時間かけて解析する。 ----------------- ■ 岩手県の尿検査、子ども9割からセシウム検出 「放射線被曝から子どもを守る会 多賀城(2012.3.2)」より ・この尿検査の検出限界値は1ベクレルなので、9割の子どもが1ベクレル以上ということでしょう。 予想以上の多さに愕然としました…。 こちらの記事にも書きましたが、尿中セシウム平均約1.23Bq/L以上の慢性被曝で、チェルノブイリ膀胱炎(前ガン病変)が発症しやすい、というデータがあります。 ★ 子ども13人の尿にセシウム 前回調査の2人は低下 「msn.産経ニュース(2012.3.7)」より 魚拓 ・また福島県などの住宅の掃除機のごみに含まれるハウスダストや、木炭ストーブの灰も調査。1キログラム当たり161~9970ベクレルのセシウムを検出した。 ※ ■ 日本の放射線影響・防護専門家がICRP以上の安全論に傾いてきた経緯(1) 「ちきゅう座(2012.2.10)」より ・1990年代末から低線量被曝安全論の運動が世界的に起こっており、日本の放射線影響学・防護学の多くの専門家はそれに積極的に関わってきた。彼らの考え方は、「低線量被曝は健康に悪影響は少なく、むしろ善い影響が大きい。そしてICRPのLNT仮説は誤っており、低線量被曝にはしきい値がある、つまりある程度以下では健康影響が出ない」とするものだ。 (※ 相当の量を中略) ・ここに見られるように、酒井一夫氏、丹羽太貫氏、松原純子氏らはICRPが採用してきたLNT仮説を超え、低線量被ばくについてしきい値ありとして安全であるとする方向での研究に積極的に関わってきた放射線影響学・防護学の専門家である。こうした傾向をもった専門家ばかりに福島原発災害の低線量被ばく対策についての審議や助言を求めてよいものだろうか? ----------------- ■ 日本の放射線影響・防護専門家がICRP以上の安全論に傾いてきた経緯(2) 「ちきゅう座(2012.2.16)」より ・1999年4月21日に、東京の新宿京王プラザホテルで開催された「低線量放射線影響に関する公開シンポジウム―放射線と健康」は低線量被曝は安全でありむしろ健康に良いことを示そうとする意図のもとに行われ、放射線影響学・防護学をその方向に動かしていこうとする潮流を盛り上げるものだったことを示して来た。この会議の主催者は「低線量放射線影響に関する公開シンポジウム」実行委員会となっている。では、共催・後援・協賛団体はどうか。以下のとおりである。 共催 日本機械学会,米国機械学会、仏国原子力学会 後援 米国放射線・科学・健康協会、日本原子力学会,日本放射線影響学会、日本保健物理学会、原子力発電技術機構、電力中央研究所,日本電機工業会、放射線影響協会、日本原子力産業会議、原子力安全研究協会,日本原子力文化振興財団、体質研究会 協賛 電気事業連合会 この会議は国内の原子力関係の5団体、放射線・健康関係の4団体、電力・電気工業関係の4団体、それにアメリカ・フランスの関連領域の3団体が協力して行われていることが分かる。 ■ 武田先生の本音・・・武田先生が科学サイドに帰ってきた 「人力でGO(2012.1.10)」より ・武田先生は全て分かっていて、それでも「危険を煽っています」。 何故なら、「LNT仮説」は正攻法では絶対に崩れないからです。 (※ 「で」抜け?)すから、{「政府や原発村が悲鳴を上げるまで、1(mSv/年)も危ない」と主張する事が 最大の攻撃となるのです。} でも、人力でGOは「放射線はそれ程危険では無い」と叫び続けます。 それで、少しでも福島の人が安心するならば、あくまでも正面突破で、「LNT仮説」を粉砕する覚悟です。 ※ ■ 武田教授は1ミリシーベルトは危険ではないと言っていた 「杜の里から(2012.1.10)」より ・冬休みの間、「たかじんのそこまで言って委員会 超原発論」というDVDをずっと見ておりました。 このDVDは、以前放映された原発を題材にした回のノーカット版が収録されているのですが、DVD特典として、『【DVD特別企画】超・放射線論(中村仁信 vs. 武田邦彦/司会:宮崎哲弥)』と題した、いわゆる「安全派」の中村氏と「危険派」の武田邦彦氏とのガチバトル討論が収録されており、これが中々興味ある内容でした。 ・(※mono. 長文の書き起こしです。こういう地道な作業をしてくださる方がいることが嬉しいですね。ありがとうございます。) ・武田 「一年1ミリシーベルトは健康の問題ではない。約束の問題だ。一年1ミリシーベルトで行こうと約束しちゃったんだから仕方がない。」 ■ 胎児はどのくらい放射線に弱いのか・・・統計データの見方 「人力でGO(2012.1.10)」より ・1) 発生率の顕著な上昇は0.2(Gr)以上である様に見える ・2) 一人の先天的異常が統計データに与える影響が大きい ・「LNT仮説」採用の経緯を鑑みても、この時代のアメリカは、核兵器の影響力を過大に見せる為に、放射線の影響を過大評価していた疑いがあります。 結果的にそれが「核の抑止力」と「核の不拡散」を生み出したので、悪い面だけではありませんが、現状、福島を苦しめているのは、「放射線の影響に対す過大評価」です。 一般の方の目から見れば、「放影研」のデータは、放射線の影響を隠している様に見えるでしょうが、私には、全く逆の事を行っている様に見えます。 ☆ 胎内被爆者の身体的・精神的発育と成長 「〔財団法人〕放射線影響研究所」より 【ペトカウ効果】 ■ [原発]ペトカウ効果で低放射線量の内部被曝を怖がってる奴らは絶対元の論文読んでない 「愛・蔵太のもう少し調べて書きたい日記(2011.8.13)」より ・今日は、ちゃんと読んだと思われる人のテキスト紹介するだけにします。 ・(※ 紹介の記事を下枠に載せました。) ■ 「ペトカウ効果」は低線量被曝が健康に大きな影響を与える根拠となるのか? 「ぷろどおむ えあらいん(2011.6.16)」より ・ただ,ここからが非常に問題なのですが,たとえばこちらのブログによると,(おそらく)この実験結果について「内部被爆の脅威」という書籍では「放射時間を長く延ばせば延ばすほど、細胞膜破壊に必要な放射線量が少なくて済むことを確かめた。」と紹介されているようなのですが,元の論文には「線量を増大させることにより膜の持続時間は短くなるが,照射線量と膜の持続時間の間には対数軸で比例関係がある。」という事しか書かれていません。 ・おわかりでしょうか。つまり,このペトカウ効果が検証されているのは,低線量とは言いつつも,現在首都圏で測定されている空間放射線量の1000倍以上高い領域での話なのです。 ・つまりどういうことかというと,確かに放射線の影響によりりん脂質二重膜は傷つけられる可能性があるが,それは放射線により直接破壊されているのではなく,放射線により発生したスーパーオキシドアニオン(・O2-)がりん脂質中の不飽和脂肪鎖を切断していること,そしてそのスーパーオキシドアニオン(・O2-)を除去し,放射線の影響を最小限に抑えるためのシステムが生体には備わっていることがすでに確かめられていると言うことになります。 ・ちなみに,氏がこの後どういう研究をしていたかも調べてみたのですが,ペトカウ氏はこの後,放射線医療による副作用をSODで抑えるための研究などを中心に進めていたようです。というわけで,実はこのペトカウ氏は,低線量放射線が人体に多大な影響を与えるなんてことは何一つ言っていないんですね。 【放射線ホルミシス効果】 ■ 低線量放射能は安全・安心「ホルミシス効果」 「逝きし世の面影(2012.1.11)」より ・東大の稲 恭宏先生が医学博士の肩書きで、『低線量率放射線療法の効果により、病気も治るし元気に』なり、『これから福島県民の健康は益々良くなり長生き出来る』と本当に思っているなら、ネット空間で御託を並べるよりも自分自身が福島第一原発になるべく近い場所に別荘を購入するかサナトリウムを建設するべきなのです。 その方が1万倍は説得力がある。 --------------------------------- ■ 「安全安心」ホルミシス効果VS「低線量がより危ない」ペトカウ効果 「逝きし世の面影(2012.1.10)」より ・ペトカワ効果ではヒロシマ・ナガサキの原爆被害では無視されるか軽視された内部被曝に注目しているのです。 体に蓄積され、長い時間に渡って低濃度での被爆では、むしろ短時間で 高濃度で被爆するよりも、はるかに発癌の健康被害が高いとの学説が『ペトカウ効果』ですが、この考え方は良く知られている今のアスベストとか喫煙とかの発癌メカニズムに完全に合致している。 ■ 【注目記事】“最後の被曝医師”肥田舜太郎氏が語る内部被曝の脅威 ~放射線に対抗する唯一の方法~ 「暗黒夜考(2012.1.10)」より ・今回取り上げるのは、広島への原爆投下により自ら被曝した体験を持つ肥田氏が、改めて「内部被曝」の恐ろしさについて述べているものである。 3部構成になっている記事であるが、特に注目すべきは、【中編】にて語られている「放射線に対抗する唯一の方法」であろう。 ・私(※1)は、「自分で自分の身体を守るしかない」とはっきり言います。特別な方法はありません。「放射線に対する免疫力を弱めないように、健康に生きる」という、この一点につきます。 (※1=医師・肥田舜太郎氏) ----------------- ☆ 【注目記事】元広島陸軍病院医師・肥田舜太郎氏が「内部被曝の危険性」を警告 「暗黒夜考(2011.6.26)」より ☆ 【注目動画】 被曝医師・肥田舜太郎氏が語る『真実の原子力』 「暗黒夜考(2011.9.23)」より ■ DNAはデジタルプロセス・・・リードソロモン符号によるエラー補正 「人力でGO(2011.12.25)」より ・DNAが2重螺旋構造をしている事は良く知られています。 これは、DNAのバックアップ機能と考えられています。 活性酸素や放射線によって、二重螺旋のどちらか一方が切断されても正常なもう片方から、修復する事が可能です。 ・ジャンクデータを適当に修復しても問題は発生しませんが、それらの学者は、その事をしてDNA修復はエラーだらけだと指摘するのでしょう。 これは、情報工学的知識の欠如に他なりません。 DNAがデジタルデータである以上、重要なデータは必ず制度の高い修復な為されるはずです。 リードソロモン符号は一つの例ですが、デジタルデータ修復には冗長性なども含め、様々なエラー訂正の方法が存在します。 ------------------------- ■ DNA傷つけるラドン 「逝きし世の面影(2011.12.26)」より ・(毎日新聞 2011年12月25日)天然の放射性物質であるラドンガスは、ウランがラジウム、ラドンへと『崩壊』するときに発生します。 このガスを吸い込むことによって、日本では年平均0・4ミリシーベルト程度の内部被曝が起こっています。 鉱山労働者に肺がんが多いことは以前から知られていました。 体内に吸い込まれたラドンが、肺の細胞のDNAを傷つけ、肺がんの原因となると考えられます。 肺がんは、年間死亡数約7万人と、日本人のがん死亡のトップです。 肺がんの最大の原因は喫煙ですが、原因の第2位は、このラドンガスなのです。 ・Dr.中川は低濃度の放射線被害は生命の修復能力により完全に防げるので心配することは無い。放射能被害よりも『放射線被害の心配』の方が有害でありロシアなど平均寿命が6年も低下した原因は無意味な疎開によるストレスなど精神的なダメージが原因だと主張していた。 放射能が怖くないばかりか低レベルなら反って健康に良いとの『放射線ホルミシス効果』さえ主張していたのですよ。前回の連載記事ではヒロシマで生残った被曝者の方が平均寿命が長いとして放射能の効用とも読める論を唱えていた。 ところが今回は、『放射能はDNA傷つける』ですよ。 ■ ドイツ放射線防護協会によるフクシマ事故に関する報道発表 「Eisbergの日記(2011.11.30)」より ・重要な内容と思われるので翻訳して日本へ紹介したいと考えたが、この両日は他の用事がいろいろあって私には余裕がなく、在独の親しい友人(翻訳業に従事)に相談したところ、快く翻訳を引き受けてくれた。ありがたく訳文を受け取り、ここに転載させて頂く。 ・(翻訳者 blaumeise.leinetal) ■ ドイツ放射線防護協会の報道発表オリジナル原稿 「同ブログ(2011.12.1)」より ------------------------- ☆■ ドイツ放射線防護協会によるフクシマ事故に関する報道発表・・・日本は我々を守る国家ではない 「阿修羅♪(2011.12.4)」より ・(※ 人力さんも加わった議論が白熱中!) ------------------------- ■ 「低線量率放射線の安全性」について議論中 ナウ 「人力でGO(2011.12.14)」より ・阿修羅の下記スレッドのコメント欄に、ちょっとECRRとドイツ放射線防護委員会に対する疑念をコメントした所、色々と議論になっています。 結構、様々な反対意見も寄せられ、紹介される記事も面白い事から、本家の「人力でGO」が少し手抜き状態です。 ------------------------- ■ 放射線防護協会? 「大槻義彦のページ(2011.4.16)」より ・正式の学会ではありません。だからこのドイツ放射線防護協会も学会ではなく、任意団体と思われます。このような団体では学会によって、研究成果の合意がなされないままただ、なんらかの思惑から勝手なデータを使用されることがあります。 ------------------------- ■ 2011/05/22 16 09 31 .ニュース 放射能 原発 + .「ドイツ放射線防護協会」とはどんな団体なのか? 「togetter」より (※ monosepiaは、人力さんの考えに非常に近く、又、今はもう更新をやめてしまった「新・心に青雲」氏の弁証法的考察に共感する者です。このことが、このサイトでの記事収集に影響することは極力避けています。) ☆ LNT仮説〔Google検索〕 ☆ 日本における放射線リスク最小化のための提言pdf. ドイツ放射線防護協会 www.strahlentelex.de (2011.3.20) 「NO DUヒロシマ・プロジェクト/ウラン兵器禁止を求める国際連合(ICBUW)ヒロシマ・オフィス」サイト内ファイルより 【LNT仮説支持】 ■ LNT仮説vs閾値仮説 「kamokaneyoshiのブログ(2011.4.27)」より ※ 某大学名誉教授 専門は物理学 ・政府の施策はLNT仮説(閾値無し直線仮説:Linear Non-Threshold)に基づいているとのことである。これについては、池田信夫氏による批判がある。それに対するコメントで、私はLNT仮説を擁護した。 【LNT仮説懐疑】 ■ LNT仮説は保険の様なもの・・・リスクを客観的に見る目が必要 「人力でGO(2011.6.16)」より ・LNT仮説は政治的な問題である ・LNT仮説と二酸化炭素由来の温暖化仮説は良く似ている ・LNT仮説は保険の様なもの ・保険はリスクの金銭化では無く、生活余力の金銭化 ・過剰なリスク回避コストが自分達に降りかかったら? 【LNT仮説懐疑】 ■ 国立がん研究センター:ウクライナ、白ロシア、ロシアの汚染地域の住民には現時点まで死亡率の増加は確認されていない 「園田義明めも。(2011.5.6)」より ・クライメートゲートの次はラジエーションゲート? ラジエーションゲートがあれば、チェルノブイリゲートもあり? そこに潜むはリベラル・バイアスの凄み? そこに潜むは日本の左翼・バイアスの凄み? ならば、放射能の危険性はどこまで本当なのか? そろそろ疑いの目も必要かもしれない。 フクシマに明るい未来を見出すためにも。 ☆ 疫学研究の現状としきい値問題pdf. 「金子正人(放射線影響協会)安全安心科学アカデミー」より ・放射線防護が、「直線しきい値なし(LNT)」を信じ、仮想的な「発がんリスクの低減」を目的とするようになって、“低線量放射線”が深刻な問題となったように思われる。 放射線防護が健康障害要因(health hazard)とならないように(文献17)、データを科学的に吟味し、20世紀後半、各国で採用された作業者50mSv/年、公衆の構成員5mSv/年という線量限度以下の被ばくでは、健康への実害は証明できず、この程度の放射線被ばくは、生体防御機構の存在等を考慮すると、日常的な用語で、“安全”と言える論理を構築すべきと考える。 .
https://w.atwiki.jp/kakomon/pages/22.html
放射線学 2004年度 放射線学? 2005年度 放射線学? 2006年度 放射線学 2007年度 放射線学? 2008年度 放射線学? 2009年度 放射線学? 2010年度 放射線学? 2011年度 放射線学? 2012年度 放射線学? 2013年度 放射線学? 2014年度 放射線学? 2015年度 放射線学? 2016年度 放射線学?
https://w.atwiki.jp/monosepia/pages/4039.html
全国放射能モニタリング関連 / 東京都の放射能汚染状況 ■ 新・全国の放射能情報一覧 1 各都道府県内の放射線量の最大地点を一覧にしています。県名クリックで都道府県別の詳細に移動できます。 ■ 市民放射能測定所 自らが自らを守るための測定を行い、放射線防護の知識を身に付け、各個人が自ら判断するための”道具”を提供する第三者機関として、市民放射能測定所を設立することにしました。 市民からの測定依頼を受付るとともに、広く情報を共有するために、測定したデータはウェブサイト等で公開していきます。 なお、市民放射能測定所の活動を継続するために、支援金を募集しています。 ■ EX-SKF-JP このブログは、アメリカから書いています。日本の震災・福島第1原発関連で、アメリカ、ヨーロッパの諸外国の、日本ではあまり報道されない、あるいは都合の良い部分しか報道されないニュース、データ(ごまんとあります)それと、日本でほとんど大手マスコミに登場しない日本語のニュースを掘り出してお届けしています。時には、日本の大手のニュースでも日本語版と英語版がまったく違っていたりもします。 【福島県】 ■ 【放射能情報】福島県各地で放射線量が一時急上昇!郡山市やいわき市で線量が最大10倍以上に! 「真実を探すブログ(2013.9.21)」より / 福島県各地の放射能測定データで高い放射線量を観測したのでご紹介します。特に高い数値を観測した場所は、福島県いわき市と福島県郡山市です。いわき市の数値はあまりにも高すぎることから、放射能の塊のような物が来ているのか、計器が故障しているのかのどちらかだと考えられます。 郡山市の方でも高い数値を観測しており、こちらは一時的に平時の10倍近い数値を観測しました。現在は元の線量に戻っていますが、今後も再び上昇するかもしれません。 いわき市は「調整中」に変更されました。 ■ 日本政府が公表していない、驚愕の事実が見つかりました。 「南相馬市 大山こういちのブログ(2011.12.2)」より ・米国エネルギー省(DOE)と国家核安全保障局(NNSA)が行った、事故当初のモニタリングデータが公開されています。 ・この中に 日本政府が公表していない、驚愕な事実がありました。 特にアルファ線が観測された地域が広範囲に及んでいるようです。 また東京の横田基地・米国大使館では常時監視を行っていました。 ------------------------- ■ 都内も大量ストロンチウム降下 政府非公表の驚愕事実 「すべては気づき(2011.12.3)」より (※ 上記ブログ記事のリンクデータを参考にして、詳細なストロンチウムの効果量を地点別にして表にしてくださっている。) ・やはり首都圏も含めて、数値を見てわかるとおり、東日本には3月の地点で大量のストロンチウムが降り積もったと考えるのが妥当です。 セシウムばかりを取り上げて、より危険なストロンチウムをひた隠しにする政府。 ------------------------- ■ 降下した放射性物質の月別推移 「災害対策コム(2011.5.4)」より ・有志の方が計算し表に書き加えて頂いたものです。 かなり衝撃を受けますがこれによりますと影響の少ないと思われた静岡県でさえチェルノブイリ並です。 計算間違えだったらいいのですが。 (※ monosepiaはこの表をあの時点で見つけることが出来ていなかった。) ------------------------- ■ 東京の放射性物質降下量の1960年代と同水準とする記事についての考察 「かたさん(2011.4.30)」より ・(※ 上記ブログの表についての言及です)しかし、このデータには、福島第一原発事故でのストロンチウムの数値は無いので、評価に値するかは不明。とりあえず、わかっているものだけでも比較してみましょう。 ・問題なのは、福島県を除いたとして、茨城県が第一位、そして第二位が東京都だということです。 ・これでも、安全だと考える方はそれでいいんじゃあないでしょうか? でも親であるなら、子供に強制することは、どうなんでしょうか? ただし、わざわざ、放射能で汚染されたものを食べる必要も無いわけで・・・。 特に子供達には、なおさらそういった危険に曝す必要は無いでしょう。 ------------------------- ■ 降下した放射性物質の月別推移 + 牛乳関係 「さてはてメモ帳」より ・このメーカーでは、七月から中国向けの製品はオーストラリア原乳でオーストラリア製造にしていました。「ご安心を」と中国で会見済みです。こういうことから判断すると、ある種の危険度はわかっていたと思います。ばれなければ、日本の赤ちゃんを窮地に追いやってもかまわないと。おそらく、ほかのメーカーも違いはないでしょう。これは、一社のみの問題ではありません。ミルクメーカー、否、食品製造メーカー全体にかかわることです。もちろん、政府の責任は言うまでもありません。どこの国が、赤ちゃんにセシウムミルクを飲ませるのでしょうか。これは、完全に回避できた話なんです。 ■ 福島県南相馬市の小中学生の半数からセシウム検出 最大で体重1キロあたり30~35ベクレル検出について 「日々雑感(2011.10.25)」より --------------- ■ 【さすが産経】57・5μSV/hでも「人体や健康への影響は問題ない」【御用】 「日々雑感(2011.10.25)」より ------------------------- ■ 児玉龍彦教授勉強会(2011.8.10) 書き起こし 「東京プレスクラブ(2011.8.17)」より ・(内容 除染とその障害になっている放射性同位元素等による放射線障害の防止に関する法律に関して) 児玉龍彦教授勉強会(2011.8.10) from socialuniv on Vimeo. ------------------------- ■☆ 〔放射能図表〕3月・4月・5月の都道府県別セシウム降下量 「低気温のエクスタシーbyはなゆー(2011.10.25)」より クリックすると別窓で大きい画像が開きます。 ■ 【原発事故・被曝】山下先生グループに「情報災害」と言われて 「田中龍作ジャーナル(2011.9.9)」より ・筆者は山下センセイが委員を務める組織委員会が発表した、会議の開催目的を読んで腰を抜かしそうになった。 「発信源によって異なる報道内容が流れる『情報災害』も加わる中で、科学的知見に基づく放射線健康影響について正しく情報を発信し伝達する取組みが不可欠であります」とあるのだ。 ・フリージャーナリストなどが福島第一原発の爆発事故直後から危険性を指摘してきたが、それは「情報災害」なのだそうだ。 ・東電、政府、山下センセイの「安全」情報を垂れ流してきた記者クラブの報道はどうなのだろうか。 ■ ドイツTV局ZDFが 8月26日 に放送した番組「福島原発事故その後」をぜひご覧ください! 「杉並からの情報発信です(2011.8.29)」より ・この番組を見ると、福島産の農産物が広範囲にかつ高濃度に放射能汚染されている事実を日本政府と福島県が一体となって隠そうとしているのかがよくわかります。 県の放射能汚染検査機関は多忙を理由に一般住民からの検査依頼をすべて断っているのです。 ・福島第一原発から80キロ離れた本宮の農家大沢さんはコメの作付をするのか否かを決めるため、自費で田んぼの土を民間検査機関で検査した結果、基準値の7倍35000ベクレル/kgのセシューム137 ■ 放射能地図(改訂版) 「早川由紀夫の火山ブログ」より ・私は火山の地質学が専門です。そのなかでも、噴火によって火山から吐き出される火山灰の分布に強い関心をもっています。福島第一原発から放出された放射能の分布は、火山灰に関する私の専門知識を応用してうまく理解することができます。 .
https://w.atwiki.jp/showart/pages/74.html
種別 所属 分野 研究者 共同研究者 タイトル 雑誌名 発表会名 巻(号) ページ 年 執筆 大学病院 総合 中澤 靖夫 社団法人日本放射線技師会会長 中澤靖夫氏 放射線技術の急速な進歩と人材不足の下で、診療放射線技師に求められる職責に応える 月刊新医療 37(12) 118-120 2010
https://w.atwiki.jp/earthquakematome/pages/2.html
【メニュー】 トップページ EnglishPage デマ情報について wikiを編集下さる方へ wikiの編集方法編集する前にまずは、ご覧ください。 wiki編集者メンバー 【地震・防災】 震源地・余震・震度の情報(未作成記事)最新の大きい地震の情報もあります。 防災の備え 【国・企業】 首相官邸-地震への対応 行政・企業・雇用・金融 【電気】 計画停電(東京電力)(現在未実施) 計画停電(東北電力)(現在未実施) 節電関連情報 【原発情報】 原発情報 放射線モニタリング 放射線予測シミュレーション 【病院・救急・救助】 病院 心のケア 救助 応急処置 【避難所情報】 避難場所・給水・炊き出し・入浴施設など 避難所情報 避難生活ガイド 被災者受け入れ情報(全国) 【安否情報】 災害用伝言板などです 安否情報確認 避難所名簿 孤立情報 身元の判明した死亡者 【ペット】 ペットの情報 【交通状況】 道路状況 列車運行状況 航空便運行状況 高速バス運行状況 路線バス運行状況 【支援】 初めに「こちら」をお読みください。 援助総合wiki 義援金・募金 救援物資 支援活動 ボランティア募集 被災者受け入れ情報 元気の出る曲 励ましの言葉 【情報収集】 ■ラジオ放送のインターネット配信 コミュニティーFM TBC東北放送 rfcラジオ福島 IBS茨城放送 IBC岩手放送 ※KeyholeTVをダウンロードすればパソコンで視聴可 東北6局のFM局 NHKラジオストリーミング放送(要ブラウザ?) radiko.jp radiko復興支援プロジェクト inter FM disaster relief (in English and various other languages) ■twitter twitterで情報収集、発信 都道府県別twitter情報 ■mixi 東北地方太平洋沖地震情報(コミュニティ) 【各地域の情報】 初めに「こちら」をお読みください。 県別の情報提供は都道府県別掲示板へどうぞ 北海道 東北 青森県 岩手県 宮城県 秋田県 福島県 山形県 関東 茨城県 栃木県 群馬県 埼玉県 千葉県 東京都 山梨県 神奈川県 信越 新潟県 長野県 北陸 富山県 石川県 福井県 東海 静岡県 岐阜県 三重県 近畿 和歌山県 中国 広島県 四国 愛媛県 九州 熊本県 【外国人向け情報 For Foreigners】 Links Disaster Multilingual Support Information Important Information from Japanese Government Multilingual Information for Disaster Victims of the Great East Japan Earthquake Earthquake Information Yahoo Emergency Information 【その他の情報】 帰宅難民向け支援情報 ガスの復旧方法 壊れたモノの復旧法 災害時の緊急連絡先 入試・学校情報 資料・図書館・書店 ログ置き場 【データベース】 各国の対応データベース 企業・団体・著名人による支援データベース 給水所 【外部のウィキ】 災害対策wiki 義援(義捐)金・寄付支援まとめ@ ウィキ 東北地方太平洋沖地震動画まとめ 東日本(東北地方太平洋沖)地震情報まとめ 災害対策WIKI*東北地方太平洋沖地震 東日本大震災(東北地方太平洋沖地震) 「災害ボランティア情報」まとめサイト 過去の地震まとめwiki savelibrary @ ウィキ - 東日本大地震による図書館の被災情報・救援情報 #311care_被災者向け医療情報まとめサイト(wiki) 東日本大震災市町村別情報wiki 【リンク(国内)】 NHK 時事通信 総務省消防庁 Google maps QRコードつき情報リンク 公共自治体サイトの情報ミラーサイト(IIJ提供) 【リンク(海外)】 ロイター通信 BBC ABC News CNN アルジャジーラ FOX WallStreetJournal Japan earthquake how to protect yourself 【QRコード】 【カウンター】 閲覧状況 今このページを見てる人 -人 今日このページを見た人 - 人 昨日このページを見た人 - 人 合計観覧人数 - 人 【現在日時】 plugin_fclock is not found. please feed back @wiki. このメニューを 編集・表示
https://w.atwiki.jp/info_fukushima/pages/48.html
誤解:「自然放射線と人工放射線、人体に与える影響は違う」という誤解 「人工放射線だけが体に有害」という誤解について説明します。 関連 放射性物質ゼロの幻想:カリウムとセシウム http //www47.atwiki.jp/info_fukushima/pages/157.html 人工放射線だから身体に悪いというようなことはない 自然由来と人工(原発事故や核実験)のものでは核種が同じならば、影響は同じです。放射線を出す物質(核種)によって、放射線の種類が変わります。その放射線の種類と強さによって、人体への影響が変わってくるというのが正しい理解です。つまり人工または自然という由来によって影響が違うことはありません。(by 管理人) (財)日本分析センターより http //www.jcac.or.jp/method_2.html 放射線は、発生源によって自然放射線と人工放射線に分けられます。 ただし、放射線自体に変わりはありません。 自然放射線だから身体に良く、人工放射線だから身体に悪いというようなことはないのです。 人工放射線と自然放射線は違うものですか。日本保険物理学会 http //radi-info.com/q-860/ (引用)人工放射性物質から出る放射線も自然放射性物質から出る放射線もアルファ線、ベータ線、ガンマ線という種類は同じです。 人工のアルファ線と自然アルファ線は別物ってことはないのです。放射線に人工・自然の違いがあるってことは無いです。 (引用)問題は人類のDNAが自然放射能に適応しているとか、人工放射能には適応していないという話ではなく、DNA損傷の修復作用を持っているかどうかという話です。もちろん、人工放射能から発する放射線のエネルギーが自然放射能から発生するものと異なることにより、体内での放射線の挙動が異なります。しかし、それはDNAを何本切るか、という違いでしかありません。 放射線が人体に影響を与えるのはDNAを損傷させるからです。※しかし人体にはDNA損傷の修復システムがあります。 上記引用ではわかりにくい部分があると思います。人工由来による放射性物質が、自然由来のそれとの違うのは、核種が違うために、そこから出る放射線一回あたりのDNAを切る能力が違うということを意味しています。 放射性セシウムと放射性カリウムは、それらが放つ放射線の種類で言えば同じだが、放射線が一回放つときのDNAを切る能力は違うということです。 +CINIC 原子力情報室の情報を中心として作成 CINIC 原子力情報室の情報を中心として作成 http //www.cnic.jp/modules/radioactivity/index.php/12.html http //www.cnic.jp/modules/radioactivity/index.php/13.html http //www.cnic.jp/modules/radioactivity/index.php/4.html 市川定夫氏の動画がデマの元になっている このデマの元になってるのは、この動画 http //www.youtube.com/watch?feature=player_embedded v=gjbwiKNlULc 埼玉大学名誉教授・市川定夫氏(放射線遺伝学)の講義。 原発由来の放射能と、自然由来の放射能を同列に並べ比較する原発推進派のウソが分かります。 たしかにこの動画での市川氏の発言は自然放射線と人工放射線は違うという印象付けるような話になっています。放射線の基礎がわかっていない人はそう思ってしまいがちです。 この市川定夫氏の主張を検証しているブログ ざっと市川定夫、自然放射線」という語句で調べると、これについて科学的に考察してるブログがありました。 人工放射線と自然放射線の違い?(その1) K40(放射性カリウム)は安全。と誤解してるブログ http //kiikochan.blog136.fc2.com/blog-entry-1020.html ネタ元は中山幹夫という学者の電子書籍のようです。