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☆航海士の教え 物語形式で、長期間の航海で注意が必要な事が分かる。 鼠や壊血病の対策についてもバッチリ!(被回復率+10%) 568:☆航海士の教え 価格:0G 使用:移動時 消耗:消耗する スキル習得 特徴 売却不可能。 コメント 名前 コメント
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「ボブの絵画教室」でタグ検索して、投稿の古い順から全て確認してマイリストにまとめてみました。 ニコニコ動画のボブの絵画教室マイリスト
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劇薬の操り人形たち ◆koGa1VV8Rw 中野四葉がこの殺し合いに連れてこられて感じたのは恐怖である。 転送されて目が覚めると、町中のベンチの上で横になっていた。 普通の女子高生である四葉。 人間が理不尽に殺されてしまう場面を初めて目撃したのだ。 街の中には人影一人見当たらない。 殺し合いのためにきっと人払いされているのだ。 つまり、会う相手は必ず殺し合いの参加者ということになる。 怖い。とりあえず何処か開いてる建物に逃げ込まなければ。 四葉は駆け回り空いた建物を探す。 「あっ……」 強面の男だ。5歳から10歳くらい年上だろうか。 怖い。信頼できない。殺されたくない。 四葉は建造物の影に隠れる。 男は追いかけようとしてきたようだが、ふと思い直したようで語りかけてくる。 「俺は加藤鳴海ってもんだ! 殺し合いには乗ってない! こんな殺し合いをさせようとする主催者にものすごくムカついている! だから殺し合いを起こさせないため、君を保護させて欲しい! 信じてくれ! どうか出てきて欲しい!」 四葉はとても直情的で優しい人だと感じた。 普段の自分と同じだ。 信頼してもきっと大丈夫なはず。 「中野……四葉です。 私も殺し合いなんて、するつもりないです……」 四葉の目には涙が溜まっていた。 「エレオノールもフェイスレスも俺の宿敵だ。話せば長くなる。 殺し合いに乗るとは限らないが、警戒はしておいたほうがいい」 「名簿に、私とその周りに載ってる5人はみんな私の家族です。 私、五つ子の姉妹なんです。姉妹全員で連れてこられてしまったみたいなんです……」 「……辛い状況なんだな。 家族同士で殺し合いをさせようとするとか、あの主催者は許せないやつだ」 「その前の上杉さんは、私達に……家庭教師をしてくれている同級生です。 みんな普通の高校生として過ごしてたはずなんです……。 どうしてこんなことに……」 二人は名簿や地図を見合い、参加者の情報交換を簡単に済ませている。 四葉の要望により、四葉の姉妹、そして上杉風太郎を探して保護する方針にする。 鳴海も知り合いには会いたいが、それなりの強さを持った人物だし何より敵対している。 全員一般人であり、殺し合いに乗らなそうである四葉の方を優先したい。 さて人を探すにしても、闇雲に会場内を歩き回っても仕方ない。 地図に書かれたいくつものランドマーク。 それらなら人が集まってくる可能性が高い。 月と街灯の明かりの中、次に行く地点を探すため街中の見通しの良い場所を探して歩く二人。 その時、遠くの交差点を通過する子供が目に入る。 眼鏡をかけた小学生の少年。何かから死に物狂いで逃げている。 「助けないと!」 四葉が少年の方に駆け出そうとする。 だが、しばらく後から追ってくるのは、少年より少し年上くらいの銃を持った子供であった。 「ああ! あの子、銃を持ってます!」 「あんな子供でも殺し合いに乗ろうっていうのか!」 「男の子が危ないです! でも私、銃なんて……。どうしたらいいんでしょう……」 「俺が止めさせる! 君はここで待っているんだ!」 「止めに行って大丈夫なんですか!? 撃たれたら大怪我していまいますよ!」 「こんな状況で錯乱してる子供や怯えてる子供を見過ごすなんて、俺は絶対に出来ねぇ! それに……!」 四葉は何をするのかと思うと、鳴海は四葉に武道の構えを見せつけてきた。 形意拳の構え、三体式だ。 「武術をやってたって言ったろ。 子供の慣れていない銃撃なんて当たるものかよ」 四葉はそれを見て、この人は達人の動きをしていると直感で理解する。 信頼して行かせてしまってもきっと大丈夫だ。 「加藤さん……, 絶対にあの二人を止めて、無事に戻ってきてください!」 「おうよ! あと俺の呼び方はナルミでいいぞ!」 鳴海は二人を追っていく。足の車輪をフル回転させて。 四葉は驚きとも困惑とも取れる表情だ。 「……ローラースケート?」 のび太はキュルルから逃げている。 身体能力で言えばキュルルのほうが上であるのだが、 重いショットガンを持ちながら走っているため速度は拮抗している。 「そうだ! さっきみんなで集まってたとき、バッグに色々入ってるって……!」 のび太は逃げながら、この状況を何とかしてくれる支給品がないか確認する。 1つ目は瓶詰めの薬だ。 細かい説明は読んでいられないが、元気が出る薬という文字が目に入る。 「これを飲めば……うわっとっと!」 のび太は薬を取り出して飲んだ。 そして急いでいたため瓶を取り落としてしまう。 落とすときに1粒くらい服に入った気がする。 「待ってよー! 良いものがあるんだよー! この瓶もおんなじような薬かな?」 年上の子は声を掛けながら後ろから追いかけてくる。 落とした瓶は拾われてしまったらしい。 攻撃しようとする意志のある呼びかけは今までないのだが、 銃撃で冷静さを欠いたのび太はそれに気づくことはない。 薬の効果は、今すぐには表れてくれないようだ。 のび太は次の支給品に頼ろうとする。 2つ目の支給品はボタンの付いた小さなカプセル。 ボタンを押すとカプセルが割れ、中から箱のようなものが出てくる。 のび太は慌てて抱え持つ。 よく見ると指が入りそうな穴がたくさん開いたトランクだ。 「わっ! 重たいぃ!」 これを抱えていてはこのまま逃げることはできない。 のび太はすぐ先の交差点を曲がる。 しかしその先は突き当りで行き止まりであった。 「待ってよー! ひゃっ!」 キュルルが躓きバランスを崩し、ショットガンの引き金を引いてしまう。 「ぎゃーーっ!」 のび太は大きく悲鳴を上げるが、銃弾はきっちりすべて躱している。 のび太の射撃の才能は、相手の銃の射線を読んで回避することにも適用されるのだ。 とはいってもショットガンを避け切るのは、普段ののび太では無理だった。 薬の効果が出始めているのだ。 しかし突き当りに追い詰められた状況では乱射されたらきっと逃げられない。もうおしまいだ。 しかしこれも薬の効果か、のび太の思考がマイナスの方からプラスの方へ変わってくる。 すなわち逃げるのが無理ならば、相手にどうにかして引いてもらうしかない。 のび太はトランクの穴に指を入れ、思いっきり引き出してみる。 中から出てきたのは大きな操り人形。どうやって収まっていたのか謎だ。 「なっ! なんだこれぇ!?」 「おおっ! すっごーい!」 キュルルは歓喜の声を挙げている。 銃は相変わらずのび太に向けたまま。 のび太はマリオネットに糸で繋がれた指を動かす。 もちろん最初はまともに動かすことは出来ない。 「あーあーあーー!!」 バランスを崩し建築物に向け倒れ込んでしまうマリオネット。 更に倒れながら鎌がのび太の方に振るわれる。 「うわっ!」 しかし普段ののび太では考えられないような反応速度で跳び鎌を躱した。 キュルルは拍手して喜んでいる。 先ほどのことで、鎌の降り方をなんとなく理解したのび太。 マリオネットを操り、キュルルを脅せそうな攻撃を出そうと必死に動かす。 その動きは奇妙なダンスのようだ。 「すごいダンス! もっと見せて!」 マリオネットはそもそもオートマータの黄金律を利用するため、 戦うための道具でありながら芸のような動きをするように作られているのだ。 そんなことなど知らない世界の住人であるキュルルが、それを見て喜ぶのも自然なことだ。 そして喜びと共にショットガンをのび太に向けてもう一発。 「ぎゃーーっ!」 のび太はもちろん射線を読み切って回避する。 だが操作しながらなので体を動かしきれず、何発かの弾が体をかすめた。 キュルルは祝砲とでもいうのか銃弾をプレゼントしているつもりだ。 照準はのび太に向けたまま。 だがキュルルが安心していられそうなのも今のうちだ。 のび太の持つ才能は3つ。 射撃の才能、昼寝の才能、そしてあやとりの才能。 マリオネットの操作もあやとりも、根本は同じ糸を手繰る行為である。 もちろん両者には共通しない部分の方が多いだろう。 だが先程の薬によりテンションが上がったことで能力の一部がカバーされる。 また、このマリオネット"ジャック・オー・ランターン"は、 のび太と同じ小学5年生である本来の持ち主、才賀勝が扱いやすいと感じた機体でもある。 そのような複数のことが、 のび太がマリオネットに触れるのを初めてにして、少しは操作できている助けになっているのだ。 不思議な動きも、でたらめに動かしているように見えながら、 無意識に実は少しずつ動かすコツをつかもうとしているのである。 「お願い! ぼくから離れて!」 徐々に動きの精度が高まるマリオネット。 鎌の一撃はどんどんキュルルに近い位置になり、寸止めに近い斬撃も飛んできている。 そして、ついに一撃がキュルルに当たってしまった。 「わっ!」 最初の一撃はかするだけに終わってしまったようだ。 キュルルは腕に切り傷を受ける。 しかしコカインの効果でハイになり、鎮痛作用も受けているため恐怖を感じず逃げようとしない。 のび太も薬の効果で判断力が下がっているのか、傷つけたことに気が付かない。 「すごい! もっともっと!」 「__やめろ!」 その様子を到着し目視した鳴海が捉えた。 「マジかよ……」 前にあるのは、カボチャのような頭をして黒いぼろ布を纏い、鎌を持った懸糸傀儡である。 まさか逃げていた少年がこのような力を秘めていたとは。 そして攻撃を受けたはずなのに、何故か逃げようとしないショットガンを持った子供。 この状況を理解できていないのか? 鳴海はショットガンよりも懸糸傀儡の危険性のほうが上だと思い、 ショットガンを持った子供をここから逃がすことを判断する。 鳴海はすぐさま懸糸傀儡から子供を引き離そうと駆けよる。 のび太は後ろから男が叫びながら駆け寄ってくることに気付く。 遠ざけたい対象が一人増えてしまったと思う。 恐怖の対象を排除しようと、マリオネットを動かすことをやめない。 そして、とうとう二撃目までキュルルに当たってしまいそうになる。 __だが斬撃は当たることがない。 鳴海が斬撃を食らう直前にキュルルを引っ張ったからだ。 鳴海はそのままキュルルをのび太の側から引きずり離す。 「とっとと逃げろてめえ! 死にてえのか!」 キュルルは操り人形のダンスをもっと見ていたい。 だが青年のあまりの気迫に押し切られる。こいつに関わるのは面倒そうだ。 「はい! 逃げますね!」 キュルルは軽いノリのまま走り去っていく。 「はぁ、理解してくれたか……」 さてこの小学生の対処はどうするか。 見てすぐにわかったのは、懸糸傀儡の動きが非常にぎこちない。 というか半分ぐちゃぐちゃだ。 懸糸傀儡を学んできたものの動作ではない。 恐らく懸糸傀儡を操る才能があったが、まだ使いこなせていないのだ。 「わー! 来ないで来ないで来ないでー!」 小学生の子供は、とても慌てて錯乱している。 怯える対象が先程の子から鳴海に入れ替わってしまったのだ。 錯乱したまま放置することはできない。新たな殺し合いの種を生んでしまう。 だがこの状態で説得できるのか。 「聞いてくれ! 絶対に君を傷つけはしない! その懸糸傀儡を動かすのをやめてくれ!」 「そんなのうそだ! みんながぼくをあぶない目にあわせようとしてくるんだ!」 さすがに今の精神状態では聞き入れてくれないようだ。 一度攻撃をやめさせて、ちゃんと心を通わせなければ。 鳴海はのび太の方へ走り寄り、懸糸傀儡を避けてのび太に触れようと考える。 しかし懸糸傀儡は鎌を振り回し半分でたらめな動きをするため、逆に隙をつかむことが出来ない。 鎌は余裕で周りのコンクリートで造られた建造物の壁を切り裂いている。 防御は不能、少しでも触れたらアウトだ。 左腕の剣で打ち合うわけにも行かない。破壊される可能性もある。 だがもう一人の子供は逃げてくれた、後はじっくり対処できる。 動きが読めない……ならばしっかりこっちを狙って攻撃させればいい。 鳴海は敢えて鎌の間合いに入らない程度に懸糸傀儡の近くまで寄ってみる。 するとでたらめな動きだが、ある程度近くの鳴海を狙うような指向性の鎌の振り方をしてきた。 やがて、鳴海はそのうちの一撃を敢えて大きな動作をして避ける。 追うようにと大振りな一撃が襲いかかる。 それが大きな隙だ。 「はっ!」 鳴海は鎌の柄を蹴り上げた。 この懸糸傀儡は少年の錯乱が解けた後には、貴重な自衛手段になるかもしれないのだ。 破壊してしまうわけにはいかない。 懸糸傀儡は鎌を取り落とす。 攻撃手段を失った縣糸傀儡を尻目に、少年の近くまで寄ることが出来た鳴海。 「おねがい! 来ないで! 来ないでーっ!」 叫ぶ少年に、鳴海は遂に腕を伸ばして触れることが出来た。 だが少年は懸糸傀儡を操作するのをやめていない。 危険を感じ、鳴海は後ろを振り返る。 懸糸傀儡が何とか鎌を拾い、鎌を投げつけ決死の一撃を当てようとしてきていた。 まずい! この攻撃を避けたら少年に鎌が当たってしまう。 二人に当たる直線上に飛んできてしまっている。 軌道は横向きに回転、地面から少し離れたところ。 二人が回避できる方法を鳴海は一瞬で考えなければならない。 鳴海は掴んだ手でのび太を上に放る。 その反動で倒れ込み、地面に体を付き姿勢を低くする。 二人の間の空間を通過していく鎌。 だが、鎌に近い側にいる鳴海の倒れ込みが少し間に合わない。 鳴海の体を斬撃が掠める。 鋭い切れ味のためか、切られた感触はあるが如何程のダメージなのかわからない。 地面に倒れ込んだ鳴海。上を向いている。 そして、仰向けの鳴海の上に、のび太がうつ伏せの形で着地する。 鳴海はそのままのび太を抱き締める。 「お願い! 助けて! 何もしないでー!」 のび太は目を閉じて手足を振るい暴れるが、鳴海は優しく抱きしめるだけだ。 やがて無駄を悟ったのか、のび太は動くのをやめる。 鳴海はそこに優しく語り掛ける。 「俺は何もしない。安心してくれ。 もう誰もお前を傷つけない」 のび太は、接触しているのに何もしてこないこと、 そしてこの優しい語りかけにより、相手が敵意を持っていないことにやっと気づく。 「気づいていたさ。 お前はさっきの子へも、俺へも、ギリギリで鎌を当てないように頑張っていた。 お前は本当はとても優しい子だ。 どうか落ち着いて、もとの自分を取り戻してくれ」 そうである、操作制度がまだ低いと言っても、 もっと懸糸傀儡を近付けて鎌を振るえば致命的な斬撃を与える可能性は高かったはずだ。 のび太は敢えてそれをしていなかったのだ。 鳴海はそのことにも気づいていた。 のび太の目から涙が溢れ出す。 「怖かったんだな。こんなところに連れてこられて、銃を持った子に追いかけられて。 今は泣いたっていいさ」 涙が次々にあふれ、鳴海の胸を濡らしてゆく。 そしてのび太は鳴海の胸の上で大声をあげて泣いた。 「良かった。君を助けられて」 泣き止んだのび太はゆっくり目を開ける。 のび太を抱き締めるさっきの青年。 顔の左側には大きな切り傷。目の付近まで切られたのか片目は閉じている。 傷からは今でも血が流れ出している。 「あ、ああ、おじさん……! ぼ、ぼくが……!」 それを聞いた鳴海は笑顔を見せて答える。 「へっ、大丈夫さ。 俺はちょっと特異体質でな、怪我をしても自然に治る力がすげー強いの。 痛ぇのさえ我慢してればすぐ治るからよ」 のび太を安心させるための言葉。 自分がしろがねであることは言わないが、強がりではなく真実だ。 「元気出しな。 お前だって、今はとても辛くても、いつかは笑ってほしいと俺は思っているぜ。 さて、逃げた子の様子も見に行かないとな……」 その時。 ショットガンを持った子供の逃げていった方向から聞こえる銃声。 「おじさん!」 「すまん! しばらくそこで待っていてくれ!」 逃げていった方向は鳴海の来た方向と同じ。 四葉は別れた場所で待っているだろうか、もしや追いかけてきているのか。 まずい、二人が鉢合わせしてしまっている可能性がある。 鳴海は全速力で駆ける。 「四葉……!」 鳴海さんと2人が向かった先からは、何かが暴れるような音がする。 人間の音だけではなく、何か機械が動いて戦っているかのようだ。 鳴海さんがどうしているか心配だ。 自分に行ってもほとんど何もできないだろうけど、ただ待っているだけなんてできない。 四葉は鳴海の向かった方へ駆け出していた。 コカインの効果が切れてきて、キュルルの思考が正常に戻ってきた。 腕の怪我が痛む。 少年に殺されかけたこと、それを青年に逃がしてもらったことを理解し始める。 今まで追っていた少年が急にこっちを襲ってきたのである。 今度はもしかしたら自分のことを、操り人形を振り回し追いかけてくるかもしれない。 何とかこの恐怖から逃れたい。 キュルルは適当なベンチに腰掛けショットガンを下に置き、 ルールブックの上にコカインを注ぎストローで再度摂取し始めた。 四葉はそれを見ていた。 先ほどの子が一人になってルールブックの上に広げた粉を吸っている。 学校の麻薬の乱用を防止する講習会で見たことがある。 名前はわからないがあれはきっとその一種だ。 よく見ると腕に血が付いている。怪我の痛みを紛らわそうというのか。 あの子が薬物中毒になってしまう。止めさせなきゃ。 先ほど少年を追っていた時に持っていた銃は見えない。 きっと鳴海が先に会って奪ってくれたんだ。 決断して四葉はキュルルに向かう。 「やめて! 絶対にそんなものに頼っちゃダメ!」 「え!?」 キュルルはここに寄って来る一人の少女に気付いた。 どうして止めようとするのか。 邪魔されたくない。ベンチの裏からショットガンを取り出す。 冷静になった状態で考えると、 先程の子はショットガンの射撃にはとても驚いて必死に逃げていたようだった。 この子にも1発撃って離れてもらおう。そうキュルルは思った。 「いやっ!」 四葉は銃をまだ持っていたことに気付き、立ち止まる。 キュルルはそれに躊躇なく発砲した。 鮮血が飛び散ってしまう。 「あ……痛い……。私の腕……」 四葉の左腕、左脇腹にショットガンの弾丸が多く命中していた。 キュルルはのび太が銃弾を躱したことから、 撃ってもそうそう当たらないものだと思っていた。 しかしそれは射撃の才能を持つのび太に関しての話であり、四葉は違う。 「あ、あ、ああああ!!」 キュルルは走って逃げだしていた。 初めて銃で人を傷つけた恐怖か、四葉に対する恐怖かはわからない。 とにかくコカインの効果が早く出て恐怖から逃れられることだけを望み、 全速力で走った。 四葉は追いかけることが出来なかった。 怪我をしたショックで座り込んでしまっていた。 自分の体から流れ出す生暖かい血液。 このまま全部流れて死んじゃうのかな、なんて考える。 でもその前に、鳴海さんに会いに行かなければ。 既に何かが暴れる音は止んでいる。 「鳴海さん……、どうか無事でいてください」 四葉がおぼつかない足取りで歩き始めると、すぐに鳴海と出会った。 銃の音を聞きつけた鳴海が、とりあえずのび太のことを置いてやってきたのだ。 「鳴海さん!」 「四葉! 大怪我じゃないか!? 大丈夫か!」 「鳴海さんもその怪我……早く手当てをしなきゃ……」 「お前の怪我の方が先だ!」 鳴海が四葉に駆け寄る。 その間にも四葉は立っていることが出来ず倒れ込んでしまった。 「ひどいなこれは……さっきの銃か……」 鳴海は四葉の怪我を詳しく確かめる。 ショットガンで撃たれたようだ。きっと先ほど逃げた子供の持っていた物だ。 「鳴海さん……私このまま死んじゃうんでしょうか……」 「バカ言うな! 弱気になるんじゃねえ!」 そう言う鳴海だが、事態の深刻さを把握していた。 即死する致命傷ではなかったようだが、内臓にもダメージが行っているだろう。 ここが病院の近くならば、救急処置できれば助かる可能性は充分あった。 だがこの場ではそうは行かない。失血死するか、止血できても内臓が機能喪失し死ぬかだ。 「あの子、私を打つ前は何かの麻薬を吸ってたんです……。 しかも撃った後もとても怯えて……きっと本心じゃないんです。 あの子に麻薬をやめさせてあげてください……」 四葉がキュルルが逃げ出したほうに首を向け指を指す。 「バカ野郎! それをするのは俺じゃなくて実際に会ったお前の役目だろ!」 こんな優しい心を持った子を絶対に死なせてはならないと思う鳴海。 こうなったら手段を選んでいられない。 四葉は姉妹や友人との記憶を思い出している。 人間が死の前に見る走馬燈ってこんなものでしょうか? なんて思ったりする。 「鳴海さん、うえすぎさ」 「言うな! 俺の血を飲んでくれ!」 しろがねの血を人間に飲ませてはいけないという掟など関係ない。 「え……? 鳴海さんの血を?」 「俺の血には怪我を治りやすくする効果がある。 俺の怪我を見てみろ。端から少し塞がりかけてるだろ。 血を飲めばその恩恵をお前も受けることができる」 詳しい説明は短い時間ではできない。 とにかく怪我が悪化しないうちに四葉の命を救うことが先だ。 四葉はさすがに人間の血を飲むことに躊躇する。 だが、すぐに決断した。 「わかりました。鳴海さんを信じます」 鳴海は四葉の口を開けさせた。 その上に血糊のついた服を絞り、血液を垂らしてゆく。 四葉は鳴海の血を啜る。 どれだけ飲めばしっかり効果があるか鳴海も四葉もわからないため、止め時がわからない。 鳴海は体に付いた血も手で擦り集め、四葉の口に移し摂取させる。 眺めてるのはなんだか気まずい雰囲気だ。 何度か繰り返すと、四葉が再び口を開く。 「ごめんなさい、私……」 「俺に謝る必要なんてないさ。 ヤク吸ってるやつを止めに行くのは正しい行動だよ。 むしろ悪いのは女の子をそのまま行かせちまった俺の方だ」 「ありがとうございます……」 言うや否や、四葉は気絶して体の力が抜けてしまう。 「おい! 四葉!」 すぐに鳴海は地面に頭を打たないよう四葉を支え、容態を確認する。 脈は落ち着いていた。しかも怪我を見ると出血がかなり治まっている。 充分効果のある量を摂取できたようだ。 言いたいことをすべて言ったため、緊張の糸が切れてしまったのだろう。 鳴海は安心して一息ついた。 「おじさん!」 先程の少年が立ち直ったのか駆け寄ってくる。 「来てくれたのか!」 「その女の子! ひどいけがだ! 手当をしてあげなきゃ!」 のび太は血塗れの二人を見ても逃げ出さない。 鳴海の精神を心から理解したからだ。 怪我をした女の子を鳴海が助けているようにちゃんと見えている。 「今は気絶している。ベッドに寝かせて手当をしたい。 幸いここは無人の街だ。 悪いがどこかの民家の扉を破ってベッドを使わせてもらいたいと思う」 「わかったよ!」 のび太はトランクから懸糸傀儡を取り出す。 「おい、お前……」 何をするのかと鳴海が思ったときには、 近くにある民家の、扉の鍵廻りを切り裂き開くようにしていた。 「おじさん! ここを使おう!」 機転の良さに驚く鳴海。 威勢良く返事をしてやる。 「おう!」 二人は民家に四葉を運び込み、ベッドに寝かせる。 血は出来る限り拭いてやった。 鳴海もシーツを裂いて包帯を作り、顔の怪我に巻いてゆく。 のび太は名簿や地図をまだ見てないようだったので、鳴海が確認するよう促す。 「自己紹介がまだだったな。 俺は加藤鳴海。ナルミとでも読んでくれ。 一応まだ18歳なんで、おじさんと呼ばれるような歳じゃないぞ」 「ご、ごめんなさい……」 「謝るほどのことじゃねえよ。無理に畏まらなくてもいいぜ」 「ありがとう。 僕はのび太。野比のび太。小学5年生。 よろしくお願いします。鳴海さん」 「おう、よろしくな」 お互いの自己紹介を済ませた鳴海は、ベッドから顔を出す四葉の方を向く。 のび太もそっちを見る。 「この子は中野四葉。俺がここにきて最初に会った子さ。 お前のような優しい心を持った子だよ」 のび太は傷ついた四葉を再び見て沈痛な気持ちになる。 それでも名簿に目を通していると、自分の知った名前を見つけることができた。 「名簿を見たんだけど……郷田武、出来杉はぼくの小学生の友達。 武はみんなの間ではジャイアンって呼ばれてる。 体が大きくて凶暴ないじめっ子だけど、優しい心も持ってる。 きっとぼくらのことを心配してるし、殺し合いに乗ったりしないと思う。 出木杉は背格好は僕とあまり変わらない。 勉強もスポーツも何でも得意な優等生。 ぼくは自分がみじめになるからちょっと苦手なんだけど、 とてもいいやつだし絶対殺し合いには乗らないと思う」 「ドラえもんは僕の友達の猫型ロボット。一緒に暮らしてる」 猫型ロボット……ロボット……まさか自動人形かと鳴海は一瞬思う。 いや、本当に自動人形とは違う機構のロボットなのかもしれない、 それに自動人形だとしても、パンタローネのように人間を守る行動を取るようになったものもいた。 先入観で計ってはいけない。 「22世紀の未来からぼくの子孫がぼくを叩き直して、未来を変えるために送ってくれたんだ。 そんなこと関係なく今は友達だけどね」 「ええ? 未来だと?」 「うん、タイムマシンで。 ドラえもんが出してくれる未来のひみつ道具のおかげで、毎日不思議な生活をしているよ」 鳴海は突拍子も無い話に理解が追いつかないが、 取り敢えず話の先を促す。 「リルルはメカトピアという遠いロボットの国からやってきたロボットの女の子。 友達になれたんだけど、メカトピアは実は地球を侵略しようとしていて、 リルルはそのスパイだったんだ。 でもリルルは地球を救うために協力してくれた。 メカトピアが地球に侵略しないように、 メカトピアの歴史を変えたからリルルは消えてしまったはずなんだけど、 きっと生まれ変わって生きているような気がしていたんだ。 ここに連れてこられてるってことはきっと生きてる。もう一度会いたいな」 「ギラーミンはコーヤコーヤ星という遠くの星を、鉱山開発で荒らすガルタイト鉱業の手先だったやつ。 手段を選ばないし、銃の腕前がすごいとっても恐ろしいやつだった。 ぼくが銃を使った決闘でなんとか勝って、その後逮捕されたはずなんだけど、 この殺し合いのために連れてこられたみたい。 なにを考えてるかわからないから気をつけたほうがいいよ」 のび太の話はここで一区切り付く。 鳴海が話す番だ。 「正直俺は状況がよくわかってない。 というか昔の記憶もないからな。 俺が目覚めたときはアメリカのゾナハ病治療施設。 来る前は死にかけていたらしいが、生命の水という薬を飲まされたおかげで生きながらえた代わりに、 しろがねとかいう自動人形と戦うことを宿命付けられた存在になっちまった。 そしてゾナハ病をばらまく元凶の自動人形達を壊しまくって世界を回ってた。 そして自動人形達の首領、フランシーヌ人形にたどり着いたが……最初は偽物だった。 そして本物にもたどり着くことができたが……失った記憶が疼いて手を掛けられなかった。 そしてあの野郎、フェイスレスの全人類にゾナハ病をばらまくという宣言。 俺はアメリカの治療施設に再び行って施設の子供と、やっと完成したゾナハ病の治療マシンを守った。 その後、汽車に乗って脱出する最中にここに連れてこられた」 「鳴海さん……。 ぼく、自動人形というのもゾナハ病というのも、フェイスレスという人もわからないよ。 でも、ぼくはタイムマシンとかドラえもんの道具の力を使って、 未来や過去に行ったり、別の星や世界に行ったこともあるんだ。 鳴海さんも、きっと僕たちとは違ったところからここに連れてこられてるんだと思う。 未来なのか別の世界なのかはわからないけれど」 これも鳴海には信じがたい発言。 だが、世界中がゾナハ病に侵されたはずなのにのび太も四葉はそのような様子がなかった。 もしかしたら、本当に自動人形が存在せずゾナハ病も存在しない世界があるのかもしれない。 「一応、それですべての説明が付くようだな。 ここは一度お前の話を信じさせてもらうぜ」 「ありがとう。わかってくれて」 「それなら名簿の知ってる名前が俺と同じ世界の存在だとすると、 フェイスレスはゾナハ病を世界に撒き散らした恐ろしい奴だ。 ゾナハ病は不治の病で、苦しみながら最後は死んでしまう病気だ。 フェイスレスは本性を表す前は、アメリカのしろがね達のリーダーという一面も持っていた。 俺も怪しいと感じる場面はあった。 だがフェイスレスと共闘したとき奴は死んだふりをして表から姿を消し潜伏したんだが、 奴の死んだと思わせるための演技と過去の話が迫真過ぎて俺は完全に騙されてた。 ここでも奴は様々な演技をして参加者を騙していくだろう。 絶対に信用しちゃだめだ。 奴の能力は1つ目は分解、触れさえすれば一瞬で機械を壊したりする。 2つ目は溶解、腕から強い酸を発射して何でも溶かしちまう。 3つ目もあるらしいが、そこまでは俺は見ることはできなかった」 ゾナハ病は更に段階があるが子供には辛すぎる話だ。 あえて言わなかった。 「才賀エレオノール……は、本物のフランシーヌ人形が俺に語った名だ。 奴がゾナハ病の元凶で、治す方法を知ってる筈だ。 だがやつは治す方法を語らない……そして会うと俺の失われた記憶が疼く。 だが俺の目的は変わらない。いずれ会わなきゃならねえ相手だ。 殺し合いに乗っているかどうか……は判断できねえ。 乗っていてくれたほうがやりやすいくらいだが……そんなこと考えちゃいけねぇな」 「うん……いつか、記憶が戻ったらいいね」 「ああ、そうだな……」 鳴海は四葉から聞いた四葉の知り合いのことも軽くのび太に話す。 詳しくは四葉が起きたら聞けばいい。 また、各々の知り合いの容姿の情報も共有した。 そして、のび太が殺し合いに関する話に戻す。 「そういえば四葉さんの怪我……いったいどうしたの?」 きっと自分を襲った銃と同じ銃による怪我だとのび太は感づいていた。 でも自分からはなかなか言い出せなかった。 「……ショットガンで撃たれたんだよ。 お前が追いかけられていたあの子、逃げ出した後に四葉と鉢合わせたらしい。 二人の詳しいやり取りは分からんが、その時に撃たれたみたいだ」 「そ、そんな……。 きっと僕が鳴海さんを引き止めてしまったせいで……」 「俺も悪かった。武器を持ったまま行かせちまったのはまずかった。 ……でも過ぎちまったことは仕方ないさ。 それに一番責めるべきなのは自分でも誰でもないだろう。 こんな状況に俺たちを追い込みやがった主催者だ。 それに四葉が言うにはその子は麻薬を吸ってたらしい。 支給品として配られたんだぜきっと」 「えっ!? 麻薬って、使うと気持ちよくなるけど体に悪くて中毒になっちゃう、 絶対に使っちゃいけないあの薬?!」 「そうだ。絶対に使っちゃいけない。 気持ち良くなる薬以外にも、一時的に集中力を高める薬や、幻覚が見えるようになる薬もある。 どんな薬かは分からんが暴れる懸糸傀儡を見て喜んでいたし、 気持ち良くなる覚醒剤やコカインの類か、幻覚剤の類だと思うぜ」 のび太は思い当たる。しばらく前に自分が飲んだ薬。 飲むととても精神も体も元気になり、立ち向かう勇気をくれたあの薬。 でもそのせいで殺し合いに乗っていない鳴海さんを傷つけてしまった。 「じつは、あの子から逃げる間に、僕もバックの中に入っていた薬を飲んだんだけど……」 「なんだって?」 「元気が出る薬って書いてあったんだ。 そのおかげでぼくは見たこともないマリオネットを動かすことが出来たけど、 鳴海さんをなかなか信じられなくて傷つけてしまったんだ……」 「ちっ、やばそうな薬だな。 まさに麻薬の類と考えて良さそうだ。 その薬はまだ有るのか?」 「それが……そういえば!」 のび太は無い、と言おうとしたが薬を服の中に落としたことを思い出し、 腰のあたりを触ったりポケットを探ったりする。 すると、カラカラ音がしてのび太の下に一つの丸薬が落ちた。 のび太はそれを拾う。 「この薬なんです。 何粒かで瓶に入ってたんだけど、逃げるのに必死で一粒飲んだあと落としちゃったんだ。 これは偶然服の中に落ちた一粒。 瓶はちゃんと見てはいないけど、ぼくを追いかけていた子が拾っているみたいなんだ……」 「なんだって!? 本当かよ!? 複数の薬を一度に使ったらどうなるかはわからねえが、ヤバそうだって想像は付くぜ!」 「そんな!? 早くその子を止めに行かなきゃ!」 「ちっ、俺だってすぐにでも行きたかったさ……。 だがよ、何が起こるか分からないこの殺し合い、三人が長く離れちまうのは危険だ。 四葉をこのまま置いて追いかけるわけには行かない」 それを聞いたのび太はポケットからカプセルを取り出した。 ボタンを押すと、トランクの姿になる。 「うおっ! カプセルの中にこんなものが入ってんのか!?」 「僕の友達のドラえもんも四次元ポケットからポケットに入らない大きなものを出せるし、 似たような作りなのかもしれないね」 「す、すげえな未来の技術っつうのは……」 鳴海はこの異常さに、さらにのび太の言う事を信じる気が増してゆく。 「このトランクにはさっきのマリオネット、ジャック・オー・ランターンが入ってる。 ぼくのバッグの中、もう一度探すとジャック・オー・ランターンの説明書きがあったんだ。 鎌で切るだけじゃなくて、ベタベタくっつく泡を出したり、 箒で飛んだりもできるらしいんだ。 使いこなせるように頑張って練習する。 危ない人が来たら、泡で動けなくしたり、飛んで逃げたりするよ。 四葉さんはぼくが守る。鳴海さんはさっきの子を追いかけて」 「確かにお前には懸糸傀儡を動かす才能がある。 だが懸糸傀儡は俺の世界で使われてるものなんだが、 本来は何年も掛けて修行していくものだと聞いているぞ。 俺の役に立ちてえのはわかるが、強がりで言うのはだめだ」 「でもきっと、あの子を放っておいたら四葉さんみたいに撃たれる人が出ちゃうかもしれない。 さっきのぼくみたいに、慌てて誰かを傷つける人も増えるかもしれない。 それなら事情を知ってる鳴海さんが止めに行ってあげて。 殺し合いを止めたいのは、鳴海さんの役に立ちたいとかそういうことじゃなくて、 今のぼくの本当の気持ちだから」 のび太の表情はさっきの錯乱していた時の物とは違い、決意を持った顔であった。 それを見た鳴海は決断する。 「わかった。さっきの子の向かったのはあっちの方角だ。 あのまま全速力で走り続けるのは無理だし、今からなら追いつけるはずだ。 これから2時間くらい追いかけて探して、ここに一緒に戻ってくるぜ。 どうしても見つからなければ、その時もここに戻ってくる。 3時間経っても戻らなければ、俺の身に何かあったか、 どうしても優先しなきゃならない用事が出来たときだ」 鳴海は四葉の方を見る。 「さっき俺は怪我が治りやすい体質だって言ったろ? それはしろがねの血の効果だ。 四葉に俺の血を舐めさせた。傷の治りが早くなる効果がある。 傷は全快しなくても、3時間経たないうちに目は覚めると思う。 その時俺が戻ってなかったら、お前と四葉でどうするか相談して決めるんだ。 戻らなかったらきっと危険なことが起きている。無理に追って来なくてもいいぜ。 もちろんお前たちの方が危なかったら、無理に留まらないでここから逃げたっていい。 そんときは俺を追いかけてくれると合流出来るが、危なそうなら違う方だっていい。 書き置きでもあればありがたいけどな」 「そうだ! 鳴海さん、これに乗っていって!」 のび太はデイパックから最後の支給品を取り出す。 トランクと同じようにカプセルに入った支給品だ。 「たぶんここじゃ狭いから……」 鳴海とのび太は家の外に出た。 ボタンを押すと、中から出てくるのはスポーツタイプのバイクだ。 「ぼくは子供だからバイクに乗れないけど、鳴海さんなら乗れるんじゃないかと思って。 それに帰りのときも、これがあれば二人で乗って早く戻ってこれるでしょ?」 「おう! ありがとよ! じゃあ俺からも贈り物だ!」 鳴海も自分のデイパックから支給品を2つ取り出す。 1つは女の子の人形、もう1つはモデルガンのような短銃だ。 女の子の人形はバッグから取り出されるとすぐに渋い顔をして、 低い声でモンスターの危険性を訴えている。 「うわっ、可愛くない人形!」 「これは魔除けの人形というらしい。 説明によると、近くにモンスターが現れると警告してくれるんだが……、 どうやら既に警告状態に入っているようだな……」 鳴海は説明文を詳しく読む。 「付記にモンスターってのは人間以外の存在を指すって書いてあるが……、 恐らく俺がしろがねだから既に反応してしまってるんだろう」 「鳴海さんはモンスターなんかじゃないよ! 優しい人間だよ!」 「へっ、ありがとうよ。こればっかりは体の問題だからよ、どうにもならんさ。 つまり人間以外の存在だからって危険とは限らんが、誰かが接近してきた目安にはなるだろうな」 うるさいので、取り敢えずのび太は人形を自分のバッグに一度仕舞う。 「こっちはトカチェフという銃だ。持つとモデルガンのようだがちゃんと撃てるらしい。 俺は体一つで戦うスタイルだし、銃は持っていてもしょうがない物だ。 さっきのお前の話を聞く限り、銃の腕には自信があるんだろ? お前ならきっと殺し合いを止めるために活用できると信じるぜ!」 「ありがとう。ぼく、頑張るよ!」 「おう! 四葉を頼んだ!」 鳴海はバイクに跨がりエンジンを回し発進させる。 「鳴海さんも頑張って! 戻ってくるって信じてるよ!」 のび太は真剣な眼差しで鳴海を見送る。 鳴海が自分を追いかけていた子を助けて戻ってきて、全員で笑い会えることを信じて。 【F-3/街 深夜】 【野比のび太@ドラえもん】 [状態]:軽傷 [装備]:ジャック・オー・ランターン@からくりサーカス [道具]:基本支給品一式、トカチェフ(弾数8/8、予備弾倉1)@PERSONA5 THE ANIMATION、魔除けの人形@魔法陣グルグル、元気が出る薬(1錠)@魔法少女育成計画 [思考・行動] 基本方針:殺し合いを阻止する 1:四葉を守る、ショットガンの子供(キュルル)を追う鳴海を待つ 2:ジャック・オー・ランターンをもっと動かせるように練習 3:友人たちが心配。いずれ会いたい ※鳴海と知り合いの情報を共有しました。 鳴海が記憶喪失のため勝については聞いていません。 ※キュルルの逃げた大まかな方向は鳴海から聞きました。 【中野四葉@五等分の花嫁】 [状態]:左腕・左脇腹にショットガンによる傷(しろがねの血の効果により治癒中)、気絶中 [装備]:なし [道具]:基本支給品一式、ランダム支給品×1~3 [思考・行動] 基本方針:誰も殺したくない 1:気絶中 2:ショットガンの子供(キュルル)を麻薬の手から助け出したい 3:姉妹、上杉さんに会いたい ※鳴海の血を飲んだことにより、自然治癒力が上がっています。 また鳴海の記憶や技能の一部を受け取ります。 ※参戦時期は次以降にお任せします。 ※鳴海と知り合いの情報を共有しましたが、そこまで詳しくはありません。 【加藤鳴海@からくりサーカス】 [状態]:左目から左胸部にかけて縦の切り傷(治癒中) [装備]:メローネのバイク@ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風 [道具]:基本支給品一式、ランダム支給品×0~1 [思考・行動] 基本方針:殺し合いを阻止する 1:ショットガンの子供(キュルル)を追う。麻薬の手から助け出したい 2:2時間追って見つからなかったらのび太、四葉の方へ戻る 3:フェイスレスの危険性を広める。遭ったら全力で倒す。 4:エレオノールは保留。遭った時は…… ※参戦時期は24話、汽車に乗り病院から脱出した後。 ※左目は血と瞼の怪我で今は見えないだけか、切り裂かれ失明しているかは不明です。 ※四葉と知り合いの情報を共有しましたが、そこまで詳しくはありません。 ※のび太と知り合いの情報を共有しました。 ※キュルルの逃げた大まかな方向は四葉から聞きました。 【キュルル@けものフレンズ2】 [状態]:腕に切り傷、恐怖、コカイン中毒 [装備]:ベネリ M3@フルメタル・パニック! [道具]:コカイン×約300g、元気が出る薬(残り8錠)@魔法少女育成計画、基本支給品一式、ランダム支給品×0~1 [思考・行動] 基本方針:おうちへ帰る 1:とにかくここから逃げる 2:眼鏡の少年(のび太)が怖い ※キュルルの逃走方向は次以降にお任せします。 ※逃走経路には切り傷による血痕があるかもしれません。 【ジャック・オー・ランターン@からくりサーカス】 フェイスレスが自分のため作成した懸糸傀儡。 記憶をダウンロードされても精神を乗っ取られなかった勝が使用することになる。 本ロワでは誰でも使えるようにと、支給品説明が操作法と機能が簡単に書かれたマニュアルにもなっている。 もちろん読んだからといって糸の操作は難しく、 才能や経験にもよるがどれだけの練習で使えるかは不明。 また、一部の性能が制限により弱体化している可能性もある。 【メローネのバイク@ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風】 メローネが乗っていたバイク。 詳しい車種は不明(アニメ版ではホンダのCB系のスポーツバイクに似ている)。 【魔除けの人形@魔法陣グルグル】 普段は可愛い女の子の人形なのだが、 モンスターが接近すると急に渋い顔になり低い声で接近を知らせてくれる。 あまりの可愛げのなさに驚いたククリにより破壊された。 本ロワ内では、人間以外の参加者に反応するように調整されている。 【トカチェフ@PERSONA5 THE ANIMATION】 4話で鴨志田のパレスに持ち込むために購入された、短銃のモデルガン。 モデルはおそらくトカレフTT-33。 メメントスやパレスの中では、人々が銃だと認識すれば本物の銃と認められるため、 モデルガンでも銃と認識されれば実銃と同じ威力を発揮できる。 この会場内でも基本は実銃と同じ威力を出せるが、 撃たれた相手が銃をどう認識しているかによって効果が変わる可能性はある。 弾数は8。1回分の予備弾倉がある。 時系列順で読む Back なぎさと千歌! 恐怖のバトルロワイアル!! Next 魔法少女とロボット少女 投下順で読む Back なぎさと千歌! 恐怖のバトルロワイアル!! Next 魔法少女とロボット少女 人間ってそんなものね 野比のび太 [[] 人間ってそんなものね キュルル [[] 中野四葉 [[]] 加藤鳴海 [[]]
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「ええ、そうです。ここにはアレは出ないし、最初からいないの」 その日、私はたったひとつだけ嘘をついた。 正直に全てを話せば、ひょっとしたら彼の考えを変えられたのかもしれない。 でもしなかった。そんなアンフェアなことは、彼女が一番望んでいないことだから。 私は、時の止まったようなオックスフォードホワイトの空を見上げる。 この空間に、確かにいたのだ。あの茜色に輝く優しい巨人は─── 『巨人の歌』 自分にその力が芽生えたのは、4年前のことだった。力を同じくする仲間ともすぐに会えた。 そして、私たちに力を与えた「彼女」をこの目にするのにも、それほど時間はかからなかった。 静かな人だな、というのが、私が彼女に抱いた第一印象だった。 しゃべらないという意味ではない。口数に関していえば、彼女はそれまで出会った誰よりも多かったから。 でもその語り口はあくまで穏やかで、機知に富んで、私の心に静かに染み入った。 とても同年代とは思えない、落ち着いたたたずまい。 だから私は敬意も含めて、彼女のことが好きになった。 彼女にはまだ接触しないでおこう、ということになった。そのかわり見守る、それも四六時中。 もちろん抵抗はあった。だれも好き好んで、同年代の女の子を見張りたいとは思わない。 でも、私たちにとって彼女はかけがえのない存在だったし、なにより情報も不足していた。 現状を維持するために静かに彼女を見守る、それが一番いいように思えた。 彼女と話ができなかったのは、ちょっと残念ではあったけれど。 ----------------------------------------------------------- 私たちの前に「彼」が登場したのは、彼女が中三になった春のことだった。 学習塾でたまたま同じ教室になった、中学校のクラスメイト。 ふたりはぽつぽつと話し出し、やがて笑い合うようになり、無二の親友になった。 実際、彼は彼女にとってこのうえない話し相手のようだった。 他の男子には敬遠されがちだった彼女の長口上をごく自然に聞き、 気のない返事をしたり言い負かされたりしながらも、たまに彼女すら驚くような返答をよこす。 そんな時、彼女はとびっきりの笑顔を見せた。 いつしか私も、私の仲間たちも、自転車に乗るふたりを見つめるのが楽しみになっていた。 そんなある日のこと。 私が見たわけではないので伝聞になるのだけれど、 中学校の教室で、彼は彼女にこんなことを言ったそうだ。 ───おまえ、回りくどくて理屈っぽい言葉遣いを直せばさぞかしモテるだろうに─── 彼女は笑いをこらえながら、恋愛感情なんて精神病の一種だと、いつもの調子で返したという。 えー、それはあんまりじゃない? という当時の私が抱いた感想はさて置いて、 この会話がきっかけになったのだろう、ある変化が起こった。ここではない場所で。 いつものように、私は仲間とともに彼女の空間に向かった。 いままで何も起こったことはないけれど、空間に異常がないかを定期的に見回るのは私たちの慣習だ。 それに、私はこの場所が好きだった。現実感に乏しい、でも暖かな光に満ちた穏やかな世界が。 彼女の心の中のようなこの空間に入れることを、私は密かに誇りにしていたのだけれど… その日、空間に入った私は、そこに一生忘れられない光景を見た。 オックスフォードホワイトの空を背景にそそり立つ、夕焼けのような茜色をした巨人の姿を。 何度も話合いの席を設け、でも決裂に終った組織から話は聞いていた。 もうひとつの空間の主である少女が生み出す破壊の象徴、「神人」のことは。 でも、ここにはそんなものはいなかったし、そもそも私たちは戦う力など持っていない。 思わず恐怖して後ずさりする私たちの耳に、あの「音」が響いた。 ───それは、巨人の歌だった。 およそヒトの言葉ではなく、男か女かも判然としない不思議な声…でも、私にはそれが歌だと分かった。 なぜって、私はこれほど喜びに満ちた旋律を、いままで聞いたことがなかったから。 あくまで優しく穏やかに、でも高らかに響きわたる歓喜のコラール。 暖かく力強い歌声に満ちたこの空間は、喜びにうち震える彼女の心そのものだった。 彼のたったひと言が、彼女にこれほどの変化をもたらすとは。 いつしか巨人に対する恐怖は解け、私たちはいつまでも、その歌声に聞き入っていた。 ----------------------------------------------------------- その日を境に、巨人のいる風景は彼女の空間の常となった。 普段の巨人は何もせずただそこにいて、私たちも巨人に対して何かをすることはなかった。 でも、巨人がそこにいるだけで不思議と心は落ち着き、私は彼女同様、この巨人も好きになった。 そして巨人は、時おりあの歌を聞かせてくれた。 夕焼けの道を走る自転車の荷台で聞いた、彼がまだ小さかった頃の話に。 バス停までの星空の下、彼が贈った励ましともつかない励ましの言葉に。 昼下がりの教室、借りた本が面白かったと言いながら見せた彼の笑顔に。 何気ない日常の中の小さな輝きに、彼女はあの理屈っぽい口調で理屈っぽく答え、 いっぽうで茜色の巨人は、全身を震わせながら喜びの歌を歌い上げた。 そんな光景を何度か見ているうちに、私はあることに気がついた。 あれほど饒舌な彼女に、なぜ「静かな人」という印象を持ったのか… それは、けっして彼女が本心を明かさなかったからなんだ、と。 本心を伴わない彼女の言葉はなんの刺激も与えずに、私の心にただ静かに届いたのだ。 巨人の歌を知っている私には、彼女が自分を枠にはめているように見え、それがちょっとだけ残念だった。 今になって振り返れば、この頃は私たちも楽しかったのだと思う。 微笑ましいふたりの日常風景に、優しい巨人の歌声。 穏やかな日々に、彼女を観察するのが仕事であることを私たちは忘れかけたけれど、 時の流れは否応なく現実を運んでくる───彼女は、卒業式を迎えた。 これも、伝え聞いた話になる。 卒業式が終った校門前で、彼女は彼に、こんな言葉をかけたという。 ───これでお別れだね、キョン。でも、たまには僕のことを思い出してくれよ。 忘れ去られてしまっては、いくら僕でも寂しくなるというものだ。覚えておいてくれ─── また連絡してくれ、とは言わなかったそうだ。 でも私には、自分の枠を精一杯の気持ちで外した、彼女の心からの言葉に思えた。 そして、この日を最後に、茜色の巨人は歌うことをやめた。 ----------------------------------------------------------- 県内でも有数の進学校に入った彼女は、表面上はなにも変わらないように見えた。 新しい友達に囲まれて、勉強にも持ち前の才能を発揮する彼女は、いつも笑っていた。 でも変化はあったのだ。歌をなくした巨人は、まるで何かを待つように虚空を見上げるようになった。 桜が散り、梅雨が明けた。彼からの連絡は来ていない。彼女は笑い、巨人は虚空を仰ぐ。 進学校は短い夏休みに入る。彼からの連絡は来なかった。彼女は笑い、巨人は虚空を仰ぐ。 残暑が終わり、木の葉が色付く頃。まだ連絡は来ていない。彼女は笑い、巨人は虚空を仰ぎ続ける。 そして、冷たい雨が枯葉を濡らしていたあの日。 これは、私が実際に目にしたことだ。 その日、いつものように市内の進学塾に向かう彼女の後を付けて、やや距離をおいて私は歩いていた。 数年前からずっと続いている彼女の観察。今日は私が担当だった。 彼女の正確な歩幅を追いながら、「彼に連絡入れちゃいなよ」とこのまま声をかけてしまおうかと考え、 でも観察者である自分の立場を思い出し誘惑を断ち切ったその時、彼女が止まった。 気付かれた? と目を向けたその先、彼女の視線を横切る形で─── 彼と、もうひとりの空間の主───涼宮ハルヒが、ひとつの傘に収まって歩いて行った。 ふたりが彼女に気付くことはなかった。彼らが去って、彼女はしばらく呆然と立ち尽くした後─── 何事もなかったかのように歩き始めた。歩幅を乱して。 とてつもない悪寒が、私の背中を走り抜けた。 任務も忘れて反対方向に走り出した私の脳裏に、夕焼けの自転車、星空のバス停、陽だまりの教室… もう戻ることのできない遠い日々の情景が断片的にフラッシュバックし、現れては消えていった。 冷たい雨が肌を刺す。あれ、傘はどうしたんだっけ? …よく分からない。 私は走った、私の大好きな彼女の空間に。私は走った、優しい巨人がいるあの空間へ。 そして、壁を抜ける感覚がして世界が変わり───私は天に向かって絶叫する、巨人の姿を見た。 あの歓喜の歌がこぼれた口から、こんなにも悲しげな声が出せるのかという声を上げ、巨人は泣いていた。 頭を抱え、巨体を揺らし、大気と、おのれの魂を震わせながら全身で泣き叫び続けていた。 視界が滲む。喉が痛い。ああそうか、私も泣いてるんだ。どうりで頬が熱いわけだ。 大好きだった巨人との別れの時が来たと、子供のように泣きながら私は悟っていた。 やがて巨人は私の前で、体をのけぞらせ、ひときわ切なく叫んだ後、茜色の火花となって砕け散った。 オックスフォードホワイトの空から、茜色の雪が降っている。 クリーム色を希釈したような空に映える、いつか見た夕焼け色の雪が。 その幻想的な光景の下で、私は泣いていた。 巨人のいない、引き裂かれた彼女の心の底で、私はいつまでもいつまでも泣き続けていた。 ----------------------------------------------------------- これも、後から仲間に聞いた話だ。 巨人が消えたあの日、塾から帰った彼女は、自室で号泣していたのだという。 お互いにちぐはぐな行動をとってきた彼女と巨人は、最後の最後で、ともに泣いたのだ。 それがあまりに悲しくて、私はまた泣いてしまった。 その後、私と仲間たちは考えを変え、彼女に対して積極的に干渉することになった。 あれほどの絶望の中でも、彼女の巨人はいっさい世界を破壊することなく、逆に自らを消滅させた。 彼女を神様にしたい、彼女のような人に神様になって欲しい。みんなの思いは一緒だった。 はじめて彼女と話ができた時は、とても嬉しかった。でも、あの巨人のことは彼女には話していない。 自分の心がそこまで覗かれていることが分かったら、誰だって嫌だろう。私だって嫌だ。 まして、誇りすら感じるほどに自分を律している彼女なら、なおさらのこと。 私は自分ができる方法で、彼女にアプローチしていこうと思う。 いつか彼女とあの巨人が、ともに喜べる日が来るように。 だから、今日はじめてこの場所を訪れた彼に向かって、私はこう言うのだ。 「あたしはここにいると落ち着くの。とても平穏で、優しい空気がするでしょう、あなたはどう?」 Fin
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深淵の教示者 黒黒 ソーサリー ~の追加コストとして、あなたはライフの半分(端数切り上げ)を支払う。 あなたのライブラリーからカードを1枚探し、それをあなたの手札に加える。その後あなたのライブラリーを切り直す。 無限なるものと究極なるものとの暗黒にして深遠なる秘密に近づくこと -まさに、かかることこそ、人がその命や魂や正気を賭けるに値することなのだ! -アナニマス 36版の391 [部分編集] イラスト ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━────┐ | | ロ | ┌┐ └──────┘ ┌──┐ 口 | └┘ □ [] | | | ロ ┌┐ ┌┐ | | [] | || └┘ | ├┐ ┌─┴┐ [] └┘ [] └─┬┘│ ┌┐──┤ │ [i ∧,,∧ └─┘ └┘ └──┘┌───┐ ミ* . 彡 ┌┐ ロ □ ロ | | }:´. ロ └┘ ┌─── l] | | く_j . _;ゝ |──────┴┐ | し ヽ) ロ 口 | | | [] | ├──┘ ┌─┐ ┌┐ | | ┌┤ | [l ││ ┌─┴┐━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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腕装備 名前 入手 HP SP 攻撃 防御 魔攻 魔防 俊敏 命中 回避 急所 種類 属性 スキル その他 アームガード +5 ガントレット +12 フェザーグラブ +8 +8 +8 シルバーグラブ +18 フルメタルグラブ +78 +46 -5 +2 鋼耐性 デーモングラブ +62 +34 +20 +32 -8 +2 デーモンブレス 鋼鉄の小手 +32 +3 毒蛇の小手 +20 +21 +16 操りの小手 +8 +56 +8 革の手袋 +4 スピードアンクル +13 +8 +22 魔蟲の小手 +44 +30 +30 +5 毒耐性(強) ポイズンミスト
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朱鴻書道教室生徒募集!! 書道教室生徒募集です。 電話番号 073-423-4885 携帯番号090-4278-6841 和歌山市西高松1-8-18 お気軽にお問い合わせください!! メッサオークワ高松店のすぐそば!! 帰りに買い物便利!! https //maps.google.co.jp/maps?hl=ja q=%E6%9C%B1%E9%B4%BB%E6%9B%B8%E9%81%93%E6%95%99%E5%AE%A4 ie=UTF-8 ei=S6ctUa-dAsaQkQXDzYHgDw ved=0CAsQ_AUoAg こちらに場所がありますのでご覧ください!!
https://w.atwiki.jp/hosyoku/pages/118.html
昼下がりの小学校。5年2組の教室はすっかり騒ついていた。隣の3組の藤宮由美が行方不明になったからである。 由美は別け隔てなく友達を作り、容姿端麗ということもあり男子からの人気も高かった。 現場に残されたのは由美のランドセルと靴、そして2年前から行方不明になっていた別の学校の少女だった。 誰もが驚き、悲しみ、涙を流している者も決して少なくなかった。 「誘拐かな?由美ちゃん……もしかして死んでたり……」 「そんなわけないだろ!」 様々な思索がされる中、ただ一人由美が消えた事を喜んでしまう人物がいた。 それは杏里、由美の……幼稚園から友達である。 「全くもってわかんないわ……どうして由美ちゃんが?」 「運が悪かったのよ……うん」 ちらりと彼女は由美がいなくなった事で悲痛に暮れている男の子を凝視してしまう。 彼は陽介。杏里が憧れる、初恋の相手である。しかし、彼は由美が好きである。それを由美は知らない。だから余計にいらついていた。 これで陽介は自分の物。幼なじみで仲が良いからこそ、由美を妬んでいた。 既に由美が消えてから3週間が経った。杏里は思い描いていた通り、陽介の心の隙間を少しずつ埋めていっていた。 陽介が完全に自分に振り向いてくれるのも時間の問題である。 帰り道で彼女はふと思う。これで良かったと。誰だかわからないが、この時間をくれた事に感謝してしまう。 だが、どこかピンとは来ない。自分は本当にこれを望んでいたか。 「陽介君……」 はっきりしよう。そう、答えを出せば全てが…… 「なに?」 「あたし、陽介君の事好きなの……前から、好きだったんだよ!」 「……」 杏里は走った。泣きながら走った。ただ、全力で。いつの間にか、由美が消えたあの公園に辿り着いた。 「どうして……どうしてあたしじゃ……」 告げられた答えはあまりにも厳しかった。彼女は遊具に座ったまま泣いてしまった。 ゙グルウゥゥ……゙ 「??。何?この音……」 奇しくも同じ事を吐く。背後に妙な気配を感じた杏里は振り向く。 しかし、もう遅かった。大蛇のような触手は腹部に巻き付き、逆らいがたい力で杏里を引きずっていく。 「いやああぁ!!」 ズルズルと引きずられ、あっという間に穴へと入ってしまう。触手の口はランドセルを穴から離れた公園の入り口へ向かって吐き捨てた。 「何よ?これ……苦しい……」 触手は腹部の拘束を解くと、長い体を使って手を縛り付ける。回り回ると服を噛み契りながら、小学5年生としては大きい乳膨が口にしゃぶられる。 「はうん!!くぅ……ひゃ……うん…」 触手の口内の感触が乳首を刺激し、杏里を淫なる世界へと踏み出させる。 触手は口を離すと、続いて女陰へと向かわせる。スカートをちぎり、下着を貫くと迷う事無く膣へと口を付ける。 「あぁぁぁぁ!!!…ひゃ……やめなさ……いよおぉ……」 自慰をしたことのない由美とは違う味のする女陰の中身。愛液は処女膜の決壊とともにたらっと触手の口へと入っていく。 「通った……あたし……あたしの初めて……うん…いやあぁぁ……」 子宮へと辿り着いた触手は唾液を撒き散らす。こうすれば愛液を出し続けられるからだ。 グビリグビリと触手が抜けていく音。その痛みは性感として杏里の女としての感覚を覚えさせた。 「いやよ……あたしは……」 フラフラながら立ち上がり、穴への奥へと走っていった。痛い。張り裂けそうだが、こんなとこでは……。 そして、彼女は泣いた。奪われた処女に。決めていた相手としなかった事に。 (罰なのかな?あたしは親友がいなくなった事を喜んだ……だとしたら…) 今度は後悔の涙で顔をいっぱいにした。謝りたい。出来れば由美に謝りたい。 そして、彼女の前にそれは現われた。眼前には触手の胃袋、由美を含めた少女達の保管庫が広がっていた。 「あ……由美?」 薄く見える姿。近づこうとしたら、足が何かにとられて転んでしまう。 触手がそれを逃さず、巨大な口を広げて両足に吸い付いた。 「やむて……冗談……わあああ!!」 ずぶずぶと体が飲まれていく。僅かながら残る意識の中、由美の体の触手が少しずつ解けていくのを見て視界が失われた。 杏里は触手の食堂で由美とすれ違う。それは一瞬の出来事で、互いに対極の道へと出る。 杏里の体は胃袋へと辿り着き、細い触手に巻かれていく。開ききった女陰には口の付いた触手が中に口をいれるように付着する。 すると、唾液効果で愛液がたらたらと触手の口へと伝っていくのだった。 遅いとはいえ、杏里は由美に謝罪の気持ちでいっぱいだった。なぜ陽介が由美に惹かれたのかも理解できた。 もしまた地上に出られるなら……その時は謝りたい。そう思いながら彼女の自我は眠りについた。 その頃、ずぶりと粘液に包まれた由美が触手の口から吐き出された。 触手はするすると穴の中へ入っていくと、またしばらくの眠りについた。 「ん……ここは…?」 まだ視覚から完全には働かないとはいえ、そこが公園だとは理解した。ねちょりとする粘液が口の中にあって気持ち悪い。 視界が戻ったあたりで自分の体を見て裸だと気づく。 「あたし、なんで裸なの……痛っ……」 股がいたい。手を回してみると血が出てたような感じがした。 「どうなってるの?」 なにか怖いことがあったような気がしてしょうがないのに思い出せない。そこへ杏里を追い掛けてきた陽介が由美を発見した。 「由……由美ちゃん!?」 「陽介君……陽介君!!」 裸体のまま、恥を感じる前に抱きついてしまう。その後、警察が由美を保護した。新聞記事にもなったが、由美も前に発見された少女と同じで現代科学との検証が証明されず、あまり大きくは扱われなかった。 杏里が代わりになった事を由美は知らないし、これから知ることはない。彼女は日常へと戻った。由美はただただいつもの生活を始めた。 もっといいのに -- (またお) 2011-01-19 15 42 19 名前 コメント すべてのコメントを見る
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ステージ紹介 攻略 メイツ プレゼント ステージ紹介 スタート場所 行動範囲 制限時間 非常階段の前 学校 タイムアタック みんな大好き塊魂でいそいで生徒を。 攻略 クリア 100点の目安 120点の目安 生徒全員を巻き込む 1 38 00 1 30 00 音楽室→保健室→中学→小学→廊下→トイレ→音楽室の残り メイツ 名前 場所 モード ワーイ 小学校の教室 あたらしい プレゼント プレゼント 場所 部位 モード ミミヒモ 二つ目の教室の机の上 あたらしい