約 7,136 件
https://w.atwiki.jp/ranamoneud/pages/57.html
らなもがまとめた曲ネタ・ボイスネタ集である。 ボイスネタはゲストとの掛け合いに使われることが多い。 SOUND PLAYER 収録曲 ボイス 全リスト おまぬけ歌謡曲博覧会 侵略イカ娘 (侵略ノススメ☆の冒頭部分) 銭あるぞ~銭あるぞ~ (カブト虫)壊れた →かぶとむし いなぁっず~まが闇お裂ぁ~いて マッチョドラゴン ファーイトォ (中島みゆきのファイト!より) 南風GOGOGO (サクラ大戦より) 違う、そうじゃない 一言、言ってもいいかな?(3パターン) ニュース 千葉日報 サンテレビ(2パターン) 緊急地震速報系統4つ テレビ愛知 コマーシャル ぽぽぽぽーん (AC あいさつの魔法より) 大物だ! クリエイト おおきに! ZAGZAG うまい、うますぎる サウナフジ ホテルニュー淡路 バキューン 吹き出すわ ユーベック ゆーべっく(2パターン) あ~ もう一回 数えてみるか everyday うーん じゆにち プッ 白熱灯ッ!! … 2011年某月某日某とんかつ屋にて、突如発せられた言葉。 はい何でございましょうか はいわかりました 殺してよー ベルコ~(3パターン) 女子高 女子高になりたい →46252 ああ↑おお↓ 殺してよー うし マイリスしました → 「マイリスしました。」 スパイダーマッ 誰だお前は! … スカイプでゲストを呼んだ際、ゲストに名乗らせるタイミングで使われる。 貴様~ すり替えておいたのさ スパイダーマッ スパイダーマンBGM B級セリフ全集 スリムナール 自他共に認める・・・金のかかる女なワケ 104番さんは、NGコメやで がんばります 吉幾三 アソレ アヨイショ ハァッ そうしましょったら ハァ~ア! 全く若ぇ者は俺一人 地デジ アンテナ良し 俺、つよし 一本満足バーより3パターン 白い犬 (ホワイトバンクCMキャラクターの白戸次郎) 意思が弱い 全く関係ない よく言った お前にはまだ早い アニメセリフ集 活動限界です エヴァ二号機、沈黙 活動再開 毒には毒を さんをつけろよデコ助野郎 いい腕をしているな 今から私の部下になれ 救急車を頼む かく言う私も童貞でね ネットは広大だわ 撫子 →千石撫子 撫子あいさつ (千石撫子参照) 撫子だよー 撫子せーの、 (恋愛サーキュレーション冒頭部分) マギカ ボクと契約して魔法少女になって欲しいんだ 今すぐ僕と契約を 願い事を決めるんだ ×それには及ばないわ (ノイズが大きい) 笑い声 どこまであなたは愚かなの その必要はないわ 命拾いしたわね 私は嬉しい そうよ 致命的ね 自分を攻めすぎているわ 忠告、聞き入れてくれたのね ベテランって感じだよね すごくいい子なの そんな言い方やめてよ! なにしやがったてめぇ! 邪魔するな! 返せよ なんなんだあんた
https://w.atwiki.jp/i_am_a_yandere/pages/1974.html
417 :リバース ◆Uw02HM2doE :2010/11/22(月) 19 23 23 ID o6vSvWyT 「誰かが経由してる……?」 「そうだよ。そう考えれば全てつじつまが合うの」 潤は相変わらず冷たい笑みを浮かべていた。それは誰かさんへの死刑宣告にも見える。 「つじつまって…一体どういうことなんだよ」 「私の携帯にはピリオド一つで登録してある。多分他の人もそう。でも兄さんの携帯にはピリオド二つで入っている」 「だからそれが何なんだよ」 ついイライラしてしまう。ただムカつくからじゃない。 ……怖いのだ。潤の言わんとしていることが、その意図が何となく分かってしまうから。 「兄さん、最近アドレス変えた?」 「……変えてない」 「だったら簡単だよ。誰かが兄さんの気が付かない内にアドレスを変えて、誰かさんは兄さんの元のアドレスに変える」 潤は淡々と話す。あまりの急展開に頭がついていかない。そんな俺を尻目に潤は説明を続ける。 「つまりね、誰かが兄さんのアドレスを奪って代わりに私たちとメールしてた、ってことなの」 呆然とする俺に「簡単でしょ」と付け加えて潤は説明を終えた。 つまりどういうことなんだ。俺のこのアドレスは勘違いとかじゃなくて、誰かの偽装工作の結果ってことなのか。 「……待てよ。今の話だと皆のメールはその"誰かさん"経由で来るんだよな」 「そうだよ」 「確かに俺のアドレスを使えばそれは可能かもしれない。でも逆はどうだ?」 「……逆?」 そう、まだ矛盾は残っている。受信に関してはアドレス一つで十分だが送信に関してはそうもいかないはずだ。 「例えばこれは潤のアドレスだよな」 「……確かにそれは私のアドレスだよ」 「でも俺がこの携帯でメールしたら、確かにお前に届くよな」 「ああ、そういうこと。送信も同じだよ。誰かが兄さんのメールを経由して私達に――」 「でも俺は潤のアドレスに送ったんだぞ?そっちは弄られてないんだろ」 そう、送信に関しては俺は相手のアドレスに送っている。この"罠"があるならピリオド二つのアドレスで潤に送られているはず―― 「ふふっ、まだ気が付かないの、兄さん?」 「……気が付かない?」 「今の兄さんの携帯はね、恐らく何処に送っても一カ所に送られるように設定されてるの。そしてそれを"誰かさん"が経由して私達に送信する」 「この携帯が……」 そんなこと有り得るのだろうか。だってこれは確かに俺の携帯じゃないのかよ。 「その携帯は偽物だよ。だって――」 潤はそこで言うのを躊躇う。 実は要の携帯の電池パックの裏に潤が印を付けていて、それがその携帯にはない。だから兄が持っている携帯は偽物だ、とは言えない。 ただ潤は分かっている。こんな手の込んだ方法で兄と周りを隔離して兄を虜にしようとするのが、一体誰なのかを。 この情報操作能力と独りになったところを付け入ろうとする性質。間違いなくずっと共にいたあいつの仕業である、と。 418 :リバース ◆Uw02HM2doE :2010/11/22(月) 19 24 07 ID o6vSvWyT 「兄さん、最近誰かに携帯を貸したり取られたりした?……一瞬でも、だよ」 「いや、そんなことねぇけど……」 「……そう、とにかく気をつけてね。特に受信メールは"誰かさん"に弄られている可能性が高いから」 「あ、ああ……」 そういうと潤は部屋を出て行った。途端に部屋が静まり返る。 ふと机を見ると開いたままの数学の参考書が目に留まった。そういえば俺、勉強していたんだっけ。それで遥のことを思い出して―― 「……遥?」 さっき潤が言っていた。最近携帯を貸したり取られたりしていないか、と。 「……でもあれは一瞬だしな」 そうだ。確か英の屋敷に逃げ出したあの日、俺が床に投げつけた携帯を取ってくれたのは遥じゃなかったか。思い切り投げたのに意外と丈夫だったような―― 『その携帯は偽物だよ』 「まさか……」 携帯を見つめる。当たり前だが何の変化もない。ただ今の俺にはこの携帯が妙に恐ろしく思えた。遥が……細工をした……? 「……何でそうなるんだよ。馬鹿馬鹿しい」 そう言いながらも震えている自分がいた。潤も俺も考えすぎているだけなんだ。そうに決まっている。 あんなに笑顔を見せてくれる遥が何で俺にそんなことする必要があるんだよ。 「……もう寝よう」 ベッドの中で何度も否定しようとしても結局疑惑は消えなかった。 潤は自室に戻ると携帯を開いた。そしてメールを送る。勿論相手は―― 「次は遥の番、だからね」 自分が言っても効果は薄い。それに兄さんのことだ、絶対に信じないだろう。 大事なのは兄さん自身がこの策に気付いて、春日井遥の本性に絶望することだ。 「待っててね、兄さん。もう少しだから」 全て上手くいっている。予定通りだ。途中で"大和撫子"と"里奈"というイレギュラーも現れたが大した問題ではない。 「……里奈、か」 里奈のことを思うと少し胸が痛む。兄以外を信じて来なかった潤からしてみれば、これは驚くべきことであった。 「……でも進まないと」 けれども潤は決意する。なぜなら一番最初に彼女が好きになったのだから。 二人きりの時、兄だけが彼女の支えだった。潤の思考の中に彼女以外が要の隣に立っていることは有り得ないのだ。 「…………」 しばらく目を閉じた後、潤はゆっくりと送信ボタンを押した。 419 :リバース ◆Uw02HM2doE :2010/11/22(月) 19 26 34 ID o6vSvWyT 「はぁはぁ……。何で冬になると体育はマラソンになるんだろうね」 「くそぉ……もっとこう、燃えるような何か激しいスポーツがしたいぜ!」 翌日。 俺達2年4組は体育の授業の為、校庭に来ていた。先程の英と亮介の会話からも分かるようにマラソンの最中である。 空は鉛色に染まり気温もとても低く長ジャージを着ていても肌寒い。 「亮介は無駄に暑苦しいけどな。つーか何で短パン何だよ、死にたい系男子か」 俺と英の少し前を走る亮介は何故か短パンだった。周りを見回しても皆、上下長ジャージで身を守っているというのに、だ。 「本当にもやし君だな要は!寒い時だからこそ短パンになって耐える、これが漢(オトコ)ってもんよ!」 「亮介は元気だよね。要も見習ったら?」 「無茶言うな!凍死する……あ」 少し遠くの方で準備運動をしている集団の中に潤と遥を見つける。どうやら冬は全学年マラソンのようだ。そういえば去年もそうだったしな。 「お、潤だね。おーい、潤!」 「遥も居やがる!遥ぁ!」 二人に大声で呼ばれた潤と遥は半分驚いたように、そして半分恥ずかしそうにこちらを振り返っていた。遥と目が合って手を振ってきたので俺も手を―― 『その携帯は偽物だよ』 「っ!?」 どうしても思い出してしまう。結局そのせいで今日は一睡もしていなかった。やはり本人に聞くべきなのだろうか。 「……どうしたの要?遥の方じっと見て」 「い、いや……何でもねぇよ」 鉛色の空を見上げる。今にも雨が降ってきそうで、いっそ振ってきてこの悩みを洗い流して欲しかった。 昼休みも終わり一番睡魔が襲って来る4時間目に最も寝てはいけない黒川先生の科学が入っていた。 教室はまだ5分前だというのに殆どの生徒は席に着いている。そしてコーヒーを一気飲みしたり目薬を点したりして眠気対策をしていた。 「支配もここまで来れば立派な恐怖政治だな……」 しんと静まり返ったこの状態は今の俺にはむしろありがたい。周りとの疎外感を気にする必要がない。 「……はぁ」 しかしここまであからさまに避けられるのは何故なんだろう。ただ会長の影響力だけでここまで疎外されるのか。 いや、この一週間ほど感じていたのはむしろ俺個人への憎悪だった。 ……じゃあ俺がクラスの皆に何かしたのか。 「よし、授業を始めるぞ!と、その前に一つ。入って来て良いぞ」 考え事をしていたらいつの間にか黒川先生が来ていたので気を引き締める。 なにやら先生が廊下にいる人物を手招きしている。こんな時期にまさかの転校生か、と教室の皆が少しそわそわし始めていた。 「足元、気をつけてな」 「はい……」 しかし入って来たのは転校生ではなく右足を包帯で巻き松葉杖をついている怪我人だった。 そして最も特徴的なのがポニーテールにした藍色の―― 「「「な、撫子っ!!?」」」 何人かの女子が授業中にも関わらず入口付近にいる大和撫子に近寄って行った。 420 :リバース ◆Uw02HM2doE :2010/11/22(月) 19 27 28 ID o6vSvWyT 「大丈夫撫子!?」 「交通事故って聞いたけど!?」 「撫子会いたかったよ!」 女子の群れは段々と大きくなっていく。止めようとしていた黒川先生も諦めた様子で、黒板に「自習」とだけ書いて教室を出て行った。 「良かったね、要」 英が撫子の方を見ながら俺に話し掛けてくる。 「これで要はまた彼女持ちに戻っちまうわけだ」 亮介もすぐにこっちに来る。 「亮介、別に大和さんが入院してたって要の彼女であることに変わりはないんだよ?」 「いやぁ、でも実感ってやつが湧かなくてさ。な、要」 「あ、ああ……」 彼女じゃない、そう反論したかったが出来なかった。 撫子が入院してから何度かメールをしたが一通も帰って来なかったし、すっかり嫌われたのではないかとすら思っていた。 でも反論しようとした瞬間撫子と目が合った。いや、彼女がずっと俺を見ていたのかもしれない。 ただ彼女の目は何かを訴えかけるようで思わず黙ってしまった。 「……要、どうかしたの?顔色悪いよ」 「……いや、大丈夫だ」 結局4時間目は撫子と女子達の久々の再開を見ているだけで終わってしまい、俺が話し掛ける機会はなかった。 「大丈夫。トイレくらい一人で行けるから」 「本当に?無理しないでね」 「ありがとう、皆」 教室を出て女子トイレに入る。鏡には頭と右足に包帯を巻いたみすぼらしい自分が写っていた。 「……要君に、話し掛けられなかった」 お礼を言うことから始めればいい。あの時は助けてくれてありがとう、って。要君の背中、すごく落ち着けたって―― 「……出来るわけないじゃん。こんな顔で……嫌われてるのに」 教室で目が合った時、彼は明らかに戸惑っていた。それもそうか。入院中メールを何通か送ったけど結局一通も返って来なかったんだし。 嫌われたに決まっている。あんな血だらけのみすぼらしい姿まで見せてしまったのだから。もう嫌われても―― 「……泣いているんですか?」 「っ!?」 振り向くとそこには栗色の髪をした綺麗な女の子が立っていた。心配そうにこちらを見上げてくる。 「……別に。顔を洗っていただけだから」 「そうですか」 女の子は微笑んだままあたしに近付いてくる。何だろう、この寒気は。彼女の微笑みの裏には何かがありそうで怖い。 「じゃ、じゃああたし行くから」 「知りたくないんですか」 彼女のはっきりとした口調に思わず立ち止まる。 「な、何を……?」 「決まってるじゃないですか」 女の子はゆっくりとあたしの耳元で囁いた。 「貴女と白川先輩の仲を引き裂いた張本人が誰か、ですよ」 421 :リバース ◆Uw02HM2doE :2010/11/22(月) 19 28 14 ID o6vSvWyT 放課後。 結局撫子とはその後も一言も話せず仕舞いだった。携帯を開くと遥からメールが届いており、体育倉庫前に来て欲しいという内容だった。 「一体何の用だ……?」 ふと昨日の潤の言葉が頭を過ぎる。 『……そう、とにかく気をつけてね。特に受信メールは"誰かさん"に弄られている可能性が高いから』 「……やっぱり聞くしかねぇ、か」 信じたくはない。遥がそんなことをしているなんて。それに遥がやっているという確かな証拠もない。だからきっと大丈夫。 どうせ遥のことだ、聞いたら一言「つまらない冗談」とか言って一蹴してくれる。だから大丈夫。 「……よし、行くか」 俺は鞄を持って教室を出た。 季節は冬真っ盛りということもあって体育倉庫前は落ち葉で一杯だった。至る用具に落ち葉がかかっている。 「うわ、このラインカー埋もれてるし」 空はほんの少し衝撃を与えただけで雨が降ってきそうだ。そういえば傘持って来るの忘れたな。俺が帰るまでもってくれよ。 「お待たせ、要」 「おう」 寒さからか頬っぺたが赤くなっている遥が俺に近付いて来た。遥は真っ赤なマフラーを巻いていて白髪と対照的でよく似合っている。 「ゴメンね、こんな所に呼び出したりして」 「いや、それは良いけど何か用事か」 遥は俺の目の前まで来ると深呼吸をする。何だか緊張しているようだった。そして遥は俺を見つめて言った。 「好きです。付き合って下さい」 「……えっと……それって……」 「見つけた」 告白なのか?と聞く前に誰かが口を挟んできた。そいつは瑠璃色のポニーテールを揺らしながらゆっくりと俺達に近付いて来る。 「……今、取り込み中なんだけど」 「くくっ、あははははは!!大丈夫、すぐに終わるからさぁ!」 そう言ってそいつ、撫子は遥に突進して行った。 422 :リバース ◆Uw02HM2doE :2010/11/22(月) 19 29 18 ID o6vSvWyT 一瞬だった。撫子が遥に向かって飛び込む。右足を骨折しているらしく、走るといるよりは左足での跳躍といった感じだった。 とにかく次の瞬間には撫子もろとも遥は落ち葉が積もる地面へと崩れ落ちていた。 「お、おいっ!?遥っ!?」 吾に返って慌てて二人に近付く。撫子の右手には紅く濡れたナイフが―― 「……嘘……だよな」 そして遥は仰向けに倒れていた。両手で腹部を押さえながら呻いている。両手からは真っ赤な液体が流れ出ていた。 「遥っ!?しっかりしろ!?遥っ!!」 必死に遥に近付いて抱き抱える。見た目通りとても軽かった。遥は苦しそうに息をしている。 「かな……め……」 「遥っ!?喋るな、今病院に――」 「逃がさない!そのハイエナだけは!」 「撫子っ!?」 撫子がまた突進してくる。何とかそれをかわすが足がもつれて遥を抱き抱えたまま倒れてしまった。 「くっ……」 「何で……何で庇うの?要君はあたしの味方なんでしょ」 撫子は虚ろな目をして俺達を見下ろしていた。右手には紅く光るナイフがしっかりと握られている。 「庇う……?意味分かんねぇよ!?遥がお前に何したっていうんだ!」 「したよ……。要君も本当は分かってるんじゃないの?」 「分かってるって……」 『その携帯は偽物だよ』 ……まさか。いや、そんなの嘘に決まってる。 「聞いたよ?要君、クラスの皆から避けられてるんだよね。理由、知りたくない?」 「……うるさい」 「あたし、要君に沢山メール送ったんだ。でもきっと一通も届いてないんだよね」 「うるさい……」 「全部ね、全部一人の仕業なんだよ。そこにいる――」 「うるさいっ!!」 吐き気がする。まともに歩けない。早く遥を病院に連れていかないと……。 他のことは一切考えるな、何も考えちゃいけない。 「……かわいそうな要君。すっかり毒されちゃったみたいだね」 「……うるさいって言っただろ」 「そいつの鞄、調べてみたら?それではっきりするでしょ。きっと本物の要君の携帯、持ってるよ」 遥を見つめる。小刻みに震えて今にも死んでしまいそうだ。今すぐにでも病院へ連れて行くべきなのは分かっている。分かっているのだが……。 「……ゴメン、遥。すぐ終わるから」 遥を抱き抱えながら彼女の鞄を開ける。こうしなければ遥を信じられそうにない自分が恥ずかしい。でもこれで遥が無実だと分かれば良いわけだ。 「……あ」 鞄の中を探っていた左手が冷たい何かに触れる。恐る恐る引き上げて見ると、薄ピンクの遥の携帯が―― 「……えっ?」 それだけではなかった。遥の携帯のストラップに絡まってもう一つ見覚えのある、いや見覚えどころか俺が普段使っている携帯が出て来た。 「……ふふっ」 「撫子……?」 撫子は虚ろな目でその携帯を見つめている。そして勝ち誇ったかのような笑みを浮かべた。 「やっぱりあった!これでそいつが犯人だって分かったでしょ!?」 携帯を開くと確かにそれは俺の物でアドレスを確認するとピリオドが一つだけだった。そう、これが俺の本物の携帯。 ……遥が俺を陥れた張本人だということか。興奮している撫子とは対照的に段々と冷静になりつつある自分がいた。 423 :リバース ◆Uw02HM2doE :2010/11/22(月) 19 29 55 ID o6vSvWyT 「……ゴメン、遥。待たせたな。今、病院連れて行くから」 遥をしっかりと抱き抱えて歩き出す。そんな俺の前に撫子が立ちはだかった。 「……撫子、通してくれ」 「か、要君……そいつは要君を陥れようとしたんだよ?」 「……そうだな」 確かに遥は潤や撫子が言っていたように俺の携帯を使って俺を陥れようとしたのかもしれない。 「だったら!」 「でも遥をこんなに追い込んじまったのは、俺の責任でもあるんだ」 「要君の……責任?」 撫子は俺の言葉に戸惑っていた。本当は全速力で横を走り抜ければ良いのかもしれない。でもちゃんと撫子にも伝えないといけないんだ。 「確かに遥のしたことは許されることじゃない。でも……それは俺が遥の気持ちに気が付けなかったからなんだ」 「…………」 「だから俺は遥の側に居てやりたい。……まだ遥の気持ちに返事、してないからさ」 「側に……居て……やりたい……」 撫子は呆然としていた。目は焦点が定まっておらず俺の言葉を反芻している。 「……じゃあ俺、行くよ」 このまま立ち止まっていても仕方ない。とにかく遥を病院に連れて行くことが先決だ。呆然と立ち尽くす撫子の横を通って正門へ向かって歩き出す。 「……どうしたら振り向いてくれるの」 そんな俺の背中に撫子は呟いていた。一瞬振り返りそうになるがそのまま歩き続ける。 「そう……だったら……」 「っ!?」 急に背中が熱くなる。そして叫びそうになる程の痛みが背中を走った。 「……だったら、もう良いや。要君を殺して……あたしも死ぬだけだよ」 「っ……!」 思わず倒れそうになるのを何とか堪える。俺の腕には遥がいるんだ。倒れるわけにはいかない。 「次は両想いだと良いな……」 撫子は俺の目の前に立ってナイフを構えると―― 「くうっ……」 「……えっ?」 自分の腹部に向かって思い切り突き立てた。呆然とする俺の目の前で撫子は血を流しながら地面へと倒れる。彼女の血で落ち葉が紅く染まり始めていた。 「撫子っ!?……あ、あれ?」 力が抜けて地面に膝をついてしまった。遥を支えていた両腕も急に痺れてきた。後ろを振り返ると結構な量の血が垂れている。どうやら血を流しすぎたらしい。 「もう……誰も傷付けないって……そう決めたんだけどな……」 最後の力を振り絞って遥をそっと落ち葉の上に寝かせる。 「……畜生……」 もう優のような犠牲者を増やしたくない。そう自分の中で決めたはずだったのに、また繰り返してしまった。 必死に立ち上がろうとするが力が入らない上に意識が朦朧としてくる。そしてそのまま俺の意識は途切れた。 要が倒れてからすぐに潤が物陰から飛び出して兄の手当を始めた。 「……少し体温は低いみたいだけど大丈夫みたいだね」 兄は命に別状はないようだ。昨日の寝不足が祟ったのかもしれない。 とにかく救急車は既に呼んであるから大丈夫だ。潤は一安心した後、他の二人を一瞥した。 「……遥は……殺さない方が良いかな」 ここで死なれると兄の記憶に強く残る可能性が高い。むしろ生かさなければならないのだ。 「全く……けしかけたのは失敗だったかな」 潤は撫子を見ながら呟いた。まさかここまで暴挙に出るとは思わなかったのだ。潤が様子を見に来た時には既に遥が刺されており、動向を見守るしか術がなかった。 まあ彼女にとっては撫子は兄を諦め、遥の工作も兄さんの知るところとなったので結果オーライではある。 「とりあえず……ご苦労様」 サイレンの音が近付く中、遥はぽつりと倒れている撫子に向かって呟いた。
https://w.atwiki.jp/animerowa-3rd/pages/1453.html
384 :名無しさんなんだじぇ:2010/08/10(火) 01 28 29 ID Mo2BtfoQ かじゅ「そう言えば世間的にはもう夏休みなんだな」 神原「夏休みといったらアレだな」 撫子「アレ?」 神原「うむ、ズバリ『スラムダンクの再放送』だ!」 部長「それを言うならタッチじゃない?」 安藤「あ~、僕的には少年アシベですかね~?」 カイジ「いや、ウォーリーを探せだろ」 美琴「…みんな、なんの話をしているの?」 撫子「…分かんない」 真宵「まったくです、oh!myコンブが出てこないなんて…」 美琴「えっ?」 撫子「えっ?」 真宵「えっ?」
https://w.atwiki.jp/4173gogo/pages/54.html
「誰かが経由してる……?」 「そうだよ。そう考えれば全てつじつまが合うの」 潤は相変わらず冷たい笑みを浮かべていた。それは誰かさんへの死刑宣告にも見える。 「つじつまって…一体どういうことなんだよ」 「私の携帯にはピリオド一つで登録してある。多分他の人もそう。でも兄さんの携帯にはピリオド二つで入っている」 「だからそれが何なんだよ」 ついイライラしてしまう。ただムカつくからじゃない。 ……怖いのだ。潤の言わんとしていることが、その意図が何となく分かってしまうから。 「兄さん、最近アドレス変えた?」 「……変えてない」 「だったら簡単だよ。誰かが兄さんの気が付かない内にアドレスを変えて、誰かさんは兄さんの元のアドレスに変える」 潤は淡々と話す。あまりの急展開に頭がついていかない。そんな俺を尻目に潤は説明を続ける。 「つまりね、誰かが兄さんのアドレスを奪って代わりに私たちとメールしてた、ってことなの」 呆然とする俺に「簡単でしょ」と付け加えて潤は説明を終えた。 つまりどういうことなんだ。俺のこのアドレスは勘違いとかじゃなくて、誰かの偽装工作の結果ってことなのか。 「……待てよ。今の話だと皆のメールはその"誰かさん"経由で来るんだよな」 「そうだよ」 「確かに俺のアドレスを使えばそれは可能かもしれない。でも逆はどうだ?」 「……逆?」 そう、まだ矛盾は残っている。受信に関してはアドレス一つで十分だが送信に関してはそうもいかないはずだ。 「例えばこれは潤のアドレスだよな」 「……確かにそれは私のアドレスだよ」 「でも俺がこの携帯でメールしたら、確かにお前に届くよな」 「ああ、そういうこと。送信も同じだよ。誰かが兄さんのメールを経由して私達に――」 「でも俺は潤のアドレスに送ったんだぞ?そっちは弄られてないんだろ」 そう、送信に関しては俺は相手のアドレスに送っている。この"罠"があるならピリオド二つのアドレスで潤に送られているはず―― 「ふふっ、まだ気が付かないの、兄さん?」 「……気が付かない?」 「今の兄さんの携帯はね、恐らく何処に送っても一カ所に送られるように設定されてるの。そしてそれを"誰かさん"が経由して私達に送信する」 「この携帯が……」 そんなこと有り得るのだろうか。だってこれは確かに俺の携帯じゃないのかよ。 「その携帯は偽物だよ。だって――」 潤はそこで言うのを躊躇う。 実は要の携帯の電池パックの裏に潤が印を付けていて、それがその携帯にはない。だから兄が持っている携帯は偽物だ、とは言えない。 ただ潤は分かっている。こんな手の込んだ方法で兄と周りを隔離して兄を虜にしようとするのが、一体誰なのかを。 この情報操作能力と独りになったところを付け入ろうとする性質。間違いなくずっと共にいたあいつの仕業である、と。 「兄さん、最近誰かに携帯を貸したり取られたりした?……一瞬でも、だよ」 「いや、そんなことねぇけど……」 「……そう、とにかく気をつけてね。特に受信メールは"誰かさん"に弄られている可能性が高いから」 「あ、ああ……」 そういうと潤は部屋を出て行った。途端に部屋が静まり返る。 ふと机を見ると開いたままの数学の参考書が目に留まった。そういえば俺、勉強していたんだっけ。それで遥のことを思い出して―― 「……遥?」 さっき潤が言っていた。最近携帯を貸したり取られたりしていないか、と。 「……でもあれは一瞬だしな」 そうだ。確か英の屋敷に逃げ出したあの日、俺が床に投げつけた携帯を取ってくれたのは遥じゃなかったか。思い切り投げたのに意外と丈夫だったような―― 『その携帯は偽物だよ』 「まさか……」 携帯を見つめる。当たり前だが何の変化もない。ただ今の俺にはこの携帯が妙に恐ろしく思えた。遥が……細工をした……? 「……何でそうなるんだよ。馬鹿馬鹿しい」 そう言いながらも震えている自分がいた。潤も俺も考えすぎているだけなんだ。そうに決まっている。 あんなに笑顔を見せてくれる遥が何で俺にそんなことする必要があるんだよ。 「……もう寝よう」 ベッドの中で何度も否定しようとしても結局疑惑は消えなかった。 潤は自室に戻ると携帯を開いた。そしてメールを送る。勿論相手は―― 「次は遥の番、だからね」 自分が言っても効果は薄い。それに兄さんのことだ、絶対に信じないだろう。 大事なのは兄さん自身がこの策に気付いて、春日井遥の本性に絶望することだ。 「待っててね、兄さん。もう少しだから」 全て上手くいっている。予定通りだ。途中で"大和撫子"と"里奈"というイレギュラーも現れたが大した問題ではない。 「……里奈、か」 里奈のことを思うと少し胸が痛む。兄以外を信じて来なかった潤からしてみれば、これは驚くべきことであった。 「……でも進まないと」 けれども潤は決意する。なぜなら一番最初に彼女が好きになったのだから。 二人きりの時、兄だけが彼女の支えだった。潤の思考の中に彼女以外が要の隣に立っていることは有り得ないのだ。 「…………」 しばらく目を閉じた後、潤はゆっくりと送信ボタンを押した。 「はぁはぁ……。何で冬になると体育はマラソンになるんだろうね」 「くそぉ……もっとこう、燃えるような何か激しいスポーツがしたいぜ!」 翌日。 俺達2年4組は体育の授業の為、校庭に来ていた。先程の英と亮介の会話からも分かるようにマラソンの最中である。 空は鉛色に染まり気温もとても低く長ジャージを着ていても肌寒い。 「亮介は無駄に暑苦しいけどな。つーか何で短パン何だよ、死にたい系男子か」 俺と英の少し前を走る亮介は何故か短パンだった。周りを見回しても皆、上下長ジャージで身を守っているというのに、だ。 「本当にもやし君だな要は!寒い時だからこそ短パンになって耐える、これが漢(オトコ)ってもんよ!」 「亮介は元気だよね。要も見習ったら?」 「無茶言うな!凍死する……あ」 少し遠くの方で準備運動をしている集団の中に潤と遥を見つける。どうやら冬は全学年マラソンのようだ。そういえば去年もそうだったしな。 「お、潤だね。おーい、潤!」 「遥も居やがる!遥ぁ!」 二人に大声で呼ばれた潤と遥は半分驚いたように、そして半分恥ずかしそうにこちらを振り返っていた。遥と目が合って手を振ってきたので俺も手を―― 『その携帯は偽物だよ』 「っ!?」 どうしても思い出してしまう。結局そのせいで今日は一睡もしていなかった。やはり本人に聞くべきなのだろうか。 「……どうしたの要?遥の方じっと見て」 「い、いや……何でもねぇよ」 鉛色の空を見上げる。今にも雨が降ってきそうで、いっそ振ってきてこの悩みを洗い流して欲しかった。 昼休みも終わり一番睡魔が襲って来る4時間目に最も寝てはいけない黒川先生の科学が入っていた。 教室はまだ5分前だというのに殆どの生徒は席に着いている。そしてコーヒーを一気飲みしたり目薬を点したりして眠気対策をしていた。 「支配もここまで来れば立派な恐怖政治だな……」 しんと静まり返ったこの状態は今の俺にはむしろありがたい。周りとの疎外感を気にする必要がない。 「……はぁ」 しかしここまであからさまに避けられるのは何故なんだろう。ただ会長の影響力だけでここまで疎外されるのか。 いや、この一週間ほど感じていたのはむしろ俺個人への憎悪だった。 ……じゃあ俺がクラスの皆に何かしたのか。 「よし、授業を始めるぞ!と、その前に一つ。入って来て良いぞ」 考え事をしていたらいつの間にか黒川先生が来ていたので気を引き締める。 なにやら先生が廊下にいる人物を手招きしている。こんな時期にまさかの転校生か、と教室の皆が少しそわそわし始めていた。 「足元、気をつけてな」 「はい……」 しかし入って来たのは転校生ではなく右足を包帯で巻き松葉杖をついている怪我人だった。 そして最も特徴的なのがポニーテールにした藍色の―― 「「「な、撫子っ!!?」」」 何人かの女子が授業中にも関わらず入口付近にいる大和撫子に近寄って行った。 「大丈夫撫子!?」 「交通事故って聞いたけど!?」 「撫子会いたかったよ!」 女子の群れは段々と大きくなっていく。止めようとしていた黒川先生も諦めた様子で、黒板に「自習」とだけ書いて教室を出て行った。 「良かったね、要」 英が撫子の方を見ながら俺に話し掛けてくる。 「これで要はまた彼女持ちに戻っちまうわけだ」 亮介もすぐにこっちに来る。 「亮介、別に大和さんが入院してたって要の彼女であることに変わりはないんだよ?」 「いやぁ、でも実感ってやつが湧かなくてさ。な、要」 「あ、ああ……」 彼女じゃない、そう反論したかったが出来なかった。 撫子が入院してから何度かメールをしたが一通も帰って来なかったし、すっかり嫌われたのではないかとすら思っていた。 でも反論しようとした瞬間撫子と目が合った。いや、彼女がずっと俺を見ていたのかもしれない。 ただ彼女の目は何かを訴えかけるようで思わず黙ってしまった。 「……要、どうかしたの?顔色悪いよ」 「……いや、大丈夫だ」 結局4時間目は撫子と女子達の久々の再開を見ているだけで終わってしまい、俺が話し掛ける機会はなかった。 「大丈夫。トイレくらい一人で行けるから」 「本当に?無理しないでね」 「ありがとう、皆」 教室を出て女子トイレに入る。鏡には頭と右足に包帯を巻いたみすぼらしい自分が写っていた。 「……要君に、話し掛けられなかった」 お礼を言うことから始めればいい。あの時は助けてくれてありがとう、って。要君の背中、すごく落ち着けたって―― 「……出来るわけないじゃん。こんな顔で……嫌われてるのに」 教室で目が合った時、彼は明らかに戸惑っていた。それもそうか。入院中メールを何通か送ったけど結局一通も返って来なかったんだし。 嫌われたに決まっている。あんな血だらけのみすぼらしい姿まで見せてしまったのだから。もう嫌われても―― 「……泣いているんですか?」 「っ!?」 振り向くとそこには栗色の髪をした綺麗な女の子が立っていた。心配そうにこちらを見上げてくる。 「……別に。顔を洗っていただけだから」 「そうですか」 女の子は微笑んだままあたしに近付いてくる。何だろう、この寒気は。彼女の微笑みの裏には何かがありそうで怖い。 「じゃ、じゃああたし行くから」 「知りたくないんですか」 彼女のはっきりとした口調に思わず立ち止まる。 「な、何を……?」 「決まってるじゃないですか」 女の子はゆっくりとあたしの耳元で囁いた。 「貴女と白川先輩の仲を引き裂いた張本人が誰か、ですよ」 放課後。 結局撫子とはその後も一言も話せず仕舞いだった。携帯を開くと遥からメールが届いており、体育倉庫前に来て欲しいという内容だった。 「一体何の用だ……?」 ふと昨日の潤の言葉が頭を過ぎる。 『……そう、とにかく気をつけてね。特に受信メールは"誰かさん"に弄られている可能性が高いから』 「……やっぱり聞くしかねぇ、か」 信じたくはない。遥がそんなことをしているなんて。それに遥がやっているという確かな証拠もない。だからきっと大丈夫。 どうせ遥のことだ、聞いたら一言「つまらない冗談」とか言って一蹴してくれる。だから大丈夫。 「……よし、行くか」 俺は鞄を持って教室を出た。 季節は冬真っ盛りということもあって体育倉庫前は落ち葉で一杯だった。至る用具に落ち葉がかかっている。 「うわ、このラインカー埋もれてるし」 空はほんの少し衝撃を与えただけで雨が降ってきそうだ。そういえば傘持って来るの忘れたな。俺が帰るまでもってくれよ。 「お待たせ、要」 「おう」 寒さからか頬っぺたが赤くなっている遥が俺に近付いて来た。遥は真っ赤なマフラーを巻いていて白髪と対照的でよく似合っている。 「ゴメンね、こんな所に呼び出したりして」 「いや、それは良いけど何か用事か」 遥は俺の目の前まで来ると深呼吸をする。何だか緊張しているようだった。そして遥は俺を見つめて言った。 「好きです。付き合って下さい」 「……えっと……それって……」 「見つけた」 告白なのか?と聞く前に誰かが口を挟んできた。そいつは瑠璃色のポニーテールを揺らしながらゆっくりと俺達に近付いて来る。 「……今、取り込み中なんだけど」 「くくっ、あははははは!!大丈夫、すぐに終わるからさぁ!」 そう言ってそいつ、撫子は遥に突進して行った。 一瞬だった。撫子が遥に向かって飛び込む。右足を骨折しているらしく、走るといるよりは左足での跳躍といった感じだった。 とにかく次の瞬間には撫子もろとも遥は落ち葉が積もる地面へと崩れ落ちていた。 「お、おいっ!?遥っ!?」 吾に返って慌てて二人に近付く。撫子の右手には紅く濡れたナイフが―― 「……嘘……だよな」 そして遥は仰向けに倒れていた。両手で腹部を押さえながら呻いている。両手からは真っ赤な液体が流れ出ていた。 「遥っ!?しっかりしろ!?遥っ!!」 必死に遥に近付いて抱き抱える。見た目通りとても軽かった。遥は苦しそうに息をしている。 「かな……め……」 「遥っ!?喋るな、今病院に――」 「逃がさない!そのハイエナだけは!」 「撫子っ!?」 撫子がまた突進してくる。何とかそれをかわすが足がもつれて遥を抱き抱えたまま倒れてしまった。 「くっ……」 「何で……何で庇うの?要君はあたしの味方なんでしょ」 撫子は虚ろな目をして俺達を見下ろしていた。右手には紅く光るナイフがしっかりと握られている。 「庇う……?意味分かんねぇよ!?遥がお前に何したっていうんだ!」 「したよ……。要君も本当は分かってるんじゃないの?」 「分かってるって……」 『その携帯は偽物だよ』 ……まさか。いや、そんなの嘘に決まってる。 「聞いたよ?要君、クラスの皆から避けられてるんだよね。理由、知りたくない?」 「……うるさい」 「あたし、要君に沢山メール送ったんだ。でもきっと一通も届いてないんだよね」 「うるさい……」 「全部ね、全部一人の仕業なんだよ。そこにいる――」 「うるさいっ!!」 吐き気がする。まともに歩けない。早く遥を病院に連れていかないと……。 他のことは一切考えるな、何も考えちゃいけない。 「……かわいそうな要君。すっかり毒されちゃったみたいだね」 「……うるさいって言っただろ」 「そいつの鞄、調べてみたら?それではっきりするでしょ。きっと本物の要君の携帯、持ってるよ」 遥を見つめる。小刻みに震えて今にも死んでしまいそうだ。今すぐにでも病院へ連れて行くべきなのは分かっている。分かっているのだが……。 「……ゴメン、遥。すぐ終わるから」 遥を抱き抱えながら彼女の鞄を開ける。こうしなければ遥を信じられそうにない自分が恥ずかしい。でもこれで遥が無実だと分かれば良いわけだ。 「……あ」 鞄の中を探っていた左手が冷たい何かに触れる。恐る恐る引き上げて見ると、薄ピンクの遥の携帯が―― 「……えっ?」 それだけではなかった。遥の携帯のストラップに絡まってもう一つ見覚えのある、いや見覚えどころか俺が普段使っている携帯が出て来た。 「……ふふっ」 「撫子……?」 撫子は虚ろな目でその携帯を見つめている。そして勝ち誇ったかのような笑みを浮かべた。 「やっぱりあった!これでそいつが犯人だって分かったでしょ!?」 携帯を開くと確かにそれは俺の物でアドレスを確認するとピリオドが一つだけだった。そう、これが俺の本物の携帯。 ……遥が俺を陥れた張本人だということか。興奮している撫子とは対照的に段々と冷静になりつつある自分がいた。 「……ゴメン、遥。待たせたな。今、病院連れて行くから」 遥をしっかりと抱き抱えて歩き出す。そんな俺の前に撫子が立ちはだかった。 「……撫子、通してくれ」 「か、要君……そいつは要君を陥れようとしたんだよ?」 「……そうだな」 確かに遥は潤や撫子が言っていたように俺の携帯を使って俺を陥れようとしたのかもしれない。 「だったら!」 「でも遥をこんなに追い込んじまったのは、俺の責任でもあるんだ」 「要君の……責任?」 撫子は俺の言葉に戸惑っていた。本当は全速力で横を走り抜ければ良いのかもしれない。でもちゃんと撫子にも伝えないといけないんだ。 「確かに遥のしたことは許されることじゃない。でも……それは俺が遥の気持ちに気が付けなかったからなんだ」 「…………」 「だから俺は遥の側に居てやりたい。……まだ遥の気持ちに返事、してないからさ」 「側に……居て……やりたい……」 撫子は呆然としていた。目は焦点が定まっておらず俺の言葉を反芻している。 「……じゃあ俺、行くよ」 このまま立ち止まっていても仕方ない。とにかく遥を病院に連れて行くことが先決だ。呆然と立ち尽くす撫子の横を通って正門へ向かって歩き出す。 「……どうしたら振り向いてくれるの」 そんな俺の背中に撫子は呟いていた。一瞬振り返りそうになるがそのまま歩き続ける。 「そう……だったら……」 「っ!?」 急に背中が熱くなる。そして叫びそうになる程の痛みが背中を走った。 「……だったら、もう良いや。要君を殺して……あたしも死ぬだけだよ」 「っ……!」 思わず倒れそうになるのを何とか堪える。俺の腕には遥がいるんだ。倒れるわけにはいかない。 「次は両想いだと良いな……」 撫子は俺の目の前に立ってナイフを構えると―― 「くうっ……」 「……えっ?」 自分の腹部に向かって思い切り突き立てた。呆然とする俺の目の前で撫子は血を流しながら地面へと倒れる。彼女の血で落ち葉が紅く染まり始めていた。 「撫子っ!?……あ、あれ?」 力が抜けて地面に膝をついてしまった。遥を支えていた両腕も急に痺れてきた。後ろを振り返ると結構な量の血が垂れている。どうやら血を流しすぎたらしい。 「もう……誰も傷付けないって……そう決めたんだけどな……」 最後の力を振り絞って遥をそっと落ち葉の上に寝かせる。 「……畜生……」 もう優のような犠牲者を増やしたくない。そう自分の中で決めたはずだったのに、また繰り返してしまった。 必死に立ち上がろうとするが力が入らない上に意識が朦朧としてくる。そしてそのまま俺の意識は途切れた。 要が倒れてからすぐに潤が物陰から飛び出して兄の手当を始めた。 「……少し体温は低いみたいだけど大丈夫みたいだね」 兄は命に別状はないようだ。昨日の寝不足が祟ったのかもしれない。 とにかく救急車は既に呼んであるから大丈夫だ。潤は一安心した後、他の二人を一瞥した。 「……遥は……殺さない方が良いかな」 ここで死なれると兄の記憶に強く残る可能性が高い。むしろ生かさなければならないのだ。 「全く……けしかけたのは失敗だったかな」 潤は撫子を見ながら呟いた。まさかここまで暴挙に出るとは思わなかったのだ。潤が様子を見に来た時には既に遥が刺されており、動向を見守るしか術がなかった。 まあ彼女にとっては撫子は兄を諦め、遥の工作も兄さんの知るところとなったので結果オーライではある。 「とりあえず……ご苦労様」 サイレンの音が近付く中、遥はぽつりと倒れている撫子に向かって呟いた。
https://w.atwiki.jp/team-nandemo/pages/141.html
★第6回オフ 「Teamなんでも・陸(六祭みなづき)」 セットリスト 2016年7月10日(日曜日) カラオケ館なんば戎橋本店にて開催 参加人数10名 ■曲名 / 作品名 / 歌った人 ▼第0ターン なんなんカラ 「なんでも(幹事)が何の作品の主題歌なのか知らなそうな曲」を歌っていただく時間 歌い終わったあとになんでもが何の作品の主題歌なのか当ててみせるお遊びです ○なんでもが正解した曲 ● なんでもが不正解・または答えられなかった曲 「●」の曲を歌ったメンバーには合唱曲選曲権+メインボーカル権が贈られます ○Don t Look Back / 獣戦士ガルキーバ / バロムD ○In my justice / 超者ライディーン / バッシィ ○少年色のメルヘン / おもいっきり探偵団 覇悪怒組 / くんたん ○Proof / ハヤテのごとく! / 撫子 ○TAKE ME HIGHER / ウルトラマンティガ / 一方通行@ルル ○キッチンから愛をこめて / ハーイあっこです / まっつー ●Lively Motion / セイバーマリオネットJ to X / ているず ●白いかけら / 幻影闘士バストフレモン / ユキオ♪ ○Hello I Love You / ドクタースランプ / GIN 7勝2敗でなんでもの勝ち 通算対戦成績11勝4敗 ▼第1ターン 01■はなまるぴっぴはよいこだけ / おそ松さん / 撫子 02■SUPER LOVE / きこちゃんすまいる / まっつー 03■超絶☆ダイナミック! / ドラゴンボール超 / ユキオ♪ 04■花痕-shirushi- / 花物語 / GIN 05■一度だけの恋なら / マクロスΔ / なんでも+撫子 06■Rebirth-day / 戦姫絶唱シンフォギアGX / 撫子 07■WINDER~ボクハココニイル~ / Over Drive / まっつー 08■Naked Dive / 無彩限のファントム・ワールド / ユキオ♪ 09■疾走れ!ミライ / ダイヤのA / GIN 10■明日夢みて / 科学忍者隊ガッチャマンⅡ / なんでも+ユキオ♪ 11■eternal eternity / 美少女戦士セーラームーンCrystal / 撫子+なんでも 12■トキノワ / 境界のRINNE / まっつー 13■Super Shooter / GANTZ / ユキオ♪ 14■君が好きだと叫びたい / スラムダンク / GIN 15■心つなぐ愛 / 仮面ライダーJ / なんでも+撫子 ▼第2ターン 16■→unfinished→ / アクセル・ワールド / 一方通行@ルル 17■そのままの君でいて / 機動警察パトレイバー / バッシィ 18■ラピスラズリ / アルスラーン戦記 / バロムD 19■渦と渦 / アルスラーン戦記 / GIN 20■ENGAGE!!!ゴーダンナー / 神魂合体ゴーダンナー / なんでも+バロムD 21■六兆年と一夜物語 / ボカロ / 一方通行@ルル 22■オルフェンズの涙 / 機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ / バッシィ 23■カムヒア!ダイターン3 / 無敵鋼人ダイターン3 / バロムD 24■chocolate insomnia / 猫物語(白) / GIN 25■FOR THE DREAM / ビーストウォーズ~超生命体トランスフォーマー~ / なんでも 26■LAST STARDUST / Fate/stay night / 一方通行@ルル 27■ぶぉん!ぶぉん!らいどおん / ばくおん! / バッシィ 28■薔薇は美しく散る / ベルサイユのばら / バロムD 29■ゆめいっぱい / ちびまる子ちゃん / GIN 30■輝け!!スーパーヒーロー / スーパーヒーロー作戦 / なんでも+バロムD ▼第3ターン 31■MOMENT RING / ラブライブ! / ているず 32■COOLEST / 坂本ですが? / くんたん 33■絶対無敵☆Fall n LOVE☆ / 美男高校地球防衛部LOVE! / バッシィ 34■君が通り過ぎたあとに / タッチ 君が通り過ぎたあとに / GIN 35■ONE-SIDED LOVE / 虹色デイズ / なんでも+くんたん 36■secret arms / To LOVEる-とらぶる-ダークネス 2nd / ているず 37■空が青空であるために / ダイヤのA / くんたん 38■Round ZERO / 仮面ライダー剣 / バッシィ 39■START / 名探偵コナン / GIN 40■乙女のススメ / 美少女戦士セーラームーンCrystal / なんでも+くんたん 41■LOVE SOMEBODY / 逮捕しちゃうぞ / ているず 42■GIRIGIRI / ワールドトリガー / くんたん+なんでも 43■Happy Go Lucky!ドキドキ!プリキュア / ドキドキ!プリキュア / バッシィ 44■ハートを磨くっきゃない / 飛べ!イサミ / GIN 45■ガッチャ☆ゴセイジャー / 天装戦隊ゴセイジャー / なんでも ▼第4ターン 46■SOMEDAY LET S GO TOGETHER / 超速スピナー / まっつー 47■Raise your flag / 機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ / バッシィ 48■Surviver / 機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ / ユキオ♪ 49■絶対▽服従宣言 / 犬神さんと猫山さん / 撫子+なんでも 50■SUNRISE / SDガンダムフォース / なんでも 51■妄想少女A / けんぷファー / まっつー 52■Miracle Go!プリンセス プリキュア / Go!プリンセス プリキュア / バッシィ 53■zero-G- / RAY THE ANIMATION / ユキオ♪ 54■わぁお! / スーパードール★リカちゃん / 撫子+なんでも 55■GO!GO!Ready?GO?! / Dr.リンにきいてみて! / なんでも 56■ready smile / プリパラ / まっつー 57■葛飾ラプソディー / こちら葛飾区亀有公園前派出所 / バッシィ 58■勝利者達の挽歌 / 機動武闘伝Gガンダム / ユキオ♪ 59■全力バタンキュー / おそ松さん / 撫子 60■Cotona MODE / 12歳。~ちっちゃなムネのトキメキ~ / なんでも+撫子 ▼みんなに聴かせたい曲を披露するターン 略して「みんなに聴かせタ(イ)ーン} 61■SUNNY DAY SONG / ラブライブ! / ているず 62■FINAL VICTORY / ダイヤのA / くんたん+なんでも主将 63■あの子のhappy face / しあわせ荘のオコジョさん / まっつー 64■RED decition / 機動戦士ガンダムAGE / バッシィ 65■CHANGE THE FUTURE / 時空冒険記ゼントリックス / ユキオ♪ 66■ハイ・エナジー / kawaii!JeNny / 撫子+バロムD 67■ティーガー フィーバー / 劇場版 ガールズ&パンツァー / バロムD 68■ルミカ / kawaii!JeNny / なんでも 69■宇宙刑事ギャバン / 宇宙刑事ギャバン / くんたん 70■Ready Smile!! / プリパラ / ているず 71■La La La~くちびるに願いをこめて~ / 魔法のステージ ファンシーララ / まっつー 72■テッカマンの歌 / 宇宙の騎士テッカマン / バッシィ 73■ジャンプだ!僕らのセイザーX!! / 超星艦隊セイザーX / バロムD 74■STRIKE BACK / FAIRY TAIL / ユキオ♪+撫子 75■青葉春助 ザ・根性 / The かぼちゃワイン / 撫子 76■あの娘が街にやって来た / 魔法少女ちゅうかなぱいぱい! / なんでも ▼ファイナルターン 77■魔法少女ララベル / 魔法少女ララベル / ユキオ♪さんとバロムビアゆりかご会のみなさん 78■W-B-X~W-Boiled Extreme~ / 仮面ライダーダブル / なんでもさんと愉快な仲間たち 79■Give a reason / スレイヤーズNEXT / ているずさんと愉快な仲間たち
https://w.atwiki.jp/ani3sisya/pages/1263.html
410 :名無しさんなんだじぇ:2012/03/20(火) 03 00 41 ID prvXZ5Pg ブオーン!! シャーーー!!! 撫子「面白ぇ-、面白ぇーじゃねーか!レースとは中々面白ぇーイベントだ!まぁそれはともかく…俺様の大事な蛇を奪うとはどういう了見だ!!忍野!!ああん!?」 O『だって君…キャラ崩壊したらみんなから苦情来てたじゃん…』 撫子「それがどうした!?これも千石撫子だ!!ネタバレやキャラ崩壊が日常茶飯事のこのたまり場で、俺様だけ認められないなんてルールがあって堪るか!!」 美琴「ってそれ答えになってないじゃない!!」 アーチャー「どうして力が戻ったのかわからないままだな」 D『さあ!一体何故またギルナデッシュになってしまったのか!?』 O『その渾名はどうかと思うよ』 K『まあ、彼女に力を戻せる人間はかなり限られますけどね』 ???「ふふふ…」 黒桐「あれは…!」 小萌「まさか…!」 ???A「そう!千石撫子に力を戻したのは、我々根源同盟だ!!!」 ???B「全ては根源の為に!!」 ???C「どんなものでも利用できるものは利用せんとな!!」 遠藤「……顔隠す意味ねー」←運転中 D『なななな何と!!根源同盟の策略だった!!』 ???A「行け!!千石撫子よ!!邪魔な者たちを一掃するのだ!!」 撫子「うるせー」 ???B「……は?」 ???C「い、今何と言ったんじゃ?」 撫子「俺様に指図すんなジジィ共!!」 シャーーー!!! あずにゃん「全然御し切れてない!?」 唯「ナデナデ怒っちゃったね」 ???A「ちょ、ちょっと待て!!お前の力は誰が戻したとおm」 撫子「知るかボケ!!」 シャーーー!!! 根源同盟「ギャーーーーー!!!!!」 遠藤「って俺は関係n…ギャーーーーー!!!!!」 咲「また蛇に飲み込まれた!?」 和「あの人たちの場合、自業自得ですね」 D『何と根源同盟!あっさり退場です!!』 O『余計なことしかしてなかったね。あの蛇たち回収するのどれだけ大変かわかってるのかな?』 411 :名無しさんなんだじぇ:2012/03/20(火) 03 01 10 ID prvXZ5Pg 撫子「おらおら退きやがれー!!」 唯「わわわ!!」 あずにゃん「何とか避けて下さい唯先輩!!」 ???「勝手が過ぎるようねラスボスナデコ」 撫子「ああん?」 オーナー「撃ち落とす!!」チャキ アーチャー「台詞と見せ場を取られた!?」 美琴「どうでもいいこと気にすんな!!」 D『なーんと!?ここで最後尾組にいたオーナー&ゴーストコンビが追い付いてきた!!』 K『結局ナメクジ号になってますね』 O『別にナメクジになっても速くなる訳じゃないんだけどね』 ゴースト「私のマイマイ号が…」 ダララララララ!!! 撫子「しゃしゃ!俺様のライディングテクニックを甘く見るな!!」 咲「それバイクじゃないよね!?」 和「ツッコむだけ無駄ですね」 シャー ヒュンヒュンヒュン オーナー「そのライディング!!貴女、力を取り戻してから何にハマってたの!?」 蛇で綾取り 蛇で輪投げ 蛇で縄跳び 撫子「何もかもだ!!」 小萌「レースと全く関係ないのです!」 黒桐「実に子供らしい遊びだね…」 撫子「大体散々キャラ崩壊してるテメーにあーだこーだ言われたくねーんだよ!!ああん!?」 オーナー「う…」 ゴースト「ご尤もですね…」 オーナー「もっとスピードを上げるのよゴースト!!ここまで追いつけたなら抜ける筈でしょ!?」 ゴースト「いえあの…エンジンのほとんどは巻貝に積んでいたので、もうそろそろ…」 プスン… ゴースト「あ、やっぱり限界です…」 オーナー「欠陥車過ぎる!!」 ゴースト「ここまで追いついただけども賞賛して欲しいですね」 412 :名無しさんなんだじぇ:2012/03/20(火) 03 01 35 ID prvXZ5Pg D『さあ選手間での争いも佳境になってまいりました!!』 美琴「絶対に抜かせない!!」 撫子「このカーブで貰うぜ!!」 ギャギャギャ シャーーー K『本家通りなら、そろそろ来る頃ですね』 撫子「しゃしゃしゃ!俺様の勝ちだ!!」 ???「いえ、抜かせて貰います」 チリンチリン!!! 美琴「な!?あれ自転車よね!?」 アーチャー「何というケイデンス!?」 撫子「ママチャリめーーー!!!」 ライダー「ふふふ、私の騎乗スキルはA+…例えママチャリでも乗りこなしてみせる!!!」 ふじのん「ちょ、ライダーさん飛ばし過ぎです!!このままだと本家と同じオチになります!!」 ファサリナ「というか4人乗りでも無茶なのにこのスピードは有り得ないですよ!?」 ユフィ「私たち本来こんなことするキャラじゃないですよね!?」 ふじのん「死者スレデビューなんてするんじゃなかったってちょっと後悔!!…ってカーブが!?曲がって!!まg、凶がれーーー!!!」 ズガガガガガガ!!! ガララララララ!!! ドッカーーーーーーーン!!!!! チリンチリン ライダー「……やっちゃいましたね」 ファサリナ「ワタシタチ…」 ユフィ「イロイロ…」 ふじのん「イタイ…」 美琴「何だったの…今の…?」 アーチャー「気にするな、コースの妖精だ」 唯「わわわ、コースが崩れちゃったよ!」 あずにゃん「唯先輩ブレーキです!!」 D『何とコースが途切れてしまったーーー!!!』 O『さーてここからどうするのかな?』 アーチャー「ふん!」 シュン! シュン! シュン! ガッキーン!! 美琴「でぇーーーい!!」 バリバリバリ グググ ドーーーン!! D『な、何が起きたのかー!?電気自動車が崖を跳び越えたー!?』 K『ふむ、まずアーチャーが崖の向こう側に剣を大量に楔として撃ち込み、それに御坂美琴が磁力で車ごと近づき、崖を跳び越えたということですね』 O『無茶するねー、よくできたねそんなの。きちんと剣が刺さってないと剣の方が先に抜けちゃうもん』 美琴「はぁはぁ…やった…これでもう追いつけない筈…」チラ 撫子「しゃしゃしゃ!こんなもんで俺様を止められると思うな!!」シャー 2人「何ーーー!?」 小萌「へ、蛇で橋渡しをしているのです!」 黒桐「滅茶苦茶すぎる…」 オーナー「くっ…!折角ここまで追いついたのに…!!」 ゴースト「余計なことしてくれましたね傘上さん…」 咲「和ちゃん、私たちも諦めよう」 和「まだです、今こそ切り札を切る時です」 咲「切り札…?」 413 :名無しさんなんだじぇ:2012/03/20(火) 03 01 59 ID prvXZ5Pg D『さあ複数のチームが置いてけぼりになってしまった!!』 唯「わー…もう渡れないね」 あずにゃん「残念ですけど、もう優勝は無理ですね」 小萌「どうすればいいんでしょう…」 黒桐「今から別ルートを探すこともできるけど…追いつくのは無理でしょうね」 咲「和ちゃん、切り札って何?」 和「ふ…何の為に私たちの車がペンギンだと思っているんですか?」 咲「え?それはエトペンがモデルなんじゃないの?」 和「いいえ、それはペンギン違いですよ咲さん」カポ 咲「ってその帽子!?」 和「せいぞーんせんりゃくー!!」 〈♪ Welcome to Rock'n Roll Night Welcome to Rock'n Roll Fight I'm just a Rock'n Roll MAN We'er just a Rock'n Roll BAND 〉 ウィーン ガシャ ガシャ D『ななななああああぁぁぁんとおおおぉぉぉ!!!ペンギンカーが某ロケットみたいに変形したああぁぁ!!』 K『某歌も流れていますね』 O『でもあれって別にペンギンが変形した物じゃない筈だよね?』 D『細かいツッコミは無しの方向で行きましょう!!』 ♪~ ゴオオオーーー!!! 美琴「って何よあのロケット!?」 アーチャー「スピードがデタラメ過ぎる!!抜かれるぞ!!」 撫子「あんのおっぱい雀士がーーー!!!」 D『さあこのまま行けば、原村和のスタイリッシュ脱衣が!!!…ってあれ!?』 ♪~ ゴオオオーーー!!! D『ロケットに変形したペンギンカー!!コースを外れあさっての方向に!?』 K『あっちは…【ハネムーンルート♪】の方角ですね』 O『このたまり場では自分の欲望に忠実だね彼女』 美琴「何だったの…今の…?」 アーチャー「気にするな、あれもコースの妖精だ」 オーナー「待って!!私も連れてって!!置いてかないで!!」 ゴースト「オーナー落ち着いて下さい!!映像はきっとニャーニャさんがちゃんと撮ってます!!」 414 :名無しさんなんだじぇ:2012/03/20(火) 03 02 28 ID prvXZ5Pg D『さあレースも大詰め!!ここに先に勝ちあがって来るのは…来たーーー!!!ほぼ横一線!!僅かに大蛇の方がリードか!!?』 撫子「楽しかったぜ小娘」 美琴「いや小娘って…アンタと私って同学年の筈よね?」 撫子「中々やるが所詮テメーは一生『行間ヒロイン』だ!」 美琴「んだとゴルァ!!」 アーチャー「挑発に乗るな美琴!!」 美琴「何よ!?アンタ新約3巻での私の活躍見てないの!?番外の『超電磁砲』で主役張ってるし、『このライトノベルがすごい!』女性キャラ部門でも3年連続1位なんだからね!!」 アーチャー「いいから前を見ろ!美琴!!」 ♪~ ヒュン ヒュン ♪~ ヒュン ヒュン 美琴「え?」 アーチャー「ん?」 撫子「ああん?」 D『このメロディーは…パンダ号だーーー!!!』 3人「何ぃ!?」 O『あれ?でもこのたまり場には銀行までは無い筈だよね?』 K『うむ…だから本家の様には行かない筈…』 セイバー「黒子!ヒュンもっとヒュン前にヒュン飛ばせヒュンないのヒュンですか!?」 黒子「無茶もヒュン休みヒュン休みにヒュンしてヒュン下さいまし!!ヒュンこれだけヒュン連続でヒュン使うのもヒュン相当骨がヒュン折れるんヒュンですのよ!!」 士郎「2人ヒュンともヒュン集中ヒュンしろ!!失敗ヒュンしたらヒュン大事故ヒュンだぞ!!」 アーチャー「セイバー!!」 美琴「何で空間移動を…黒子の能力には重量制限がある筈…!!」 K『ふむ…見たところ、まずセイバーと衛宮士郎を前に飛ばし、その後自分とパンダ号を2人を飛ばした座標の真下に来るように飛んで、そこに2人が着地する、というのを繰り返しているようですね』 O『成程…2回に分けて飛んでる訳だ。でもパンダ号だけでも結構な重量だと思うけど?』 D『あっと!?よく見るとパンダ号!!所々軽量の為に不要な部分を切り落とした跡が!!』 撫子「ふざけ過ぎだー!!!パンダを切り刻んでんじゃねー!!!」 D『これには【大熊猫大好きさん】がご立腹です!!しかしこれで勝負の行方はまだわからない!!パンダ号じわじわ差を詰める!!並ぶ並ぶ並ぶ3台横一線!!!』 撫子「このブリキングがーーー!!」 アーチャー「行け美琴!!」 美琴「はあああぁぁぁ!!!」 士郎&セイバー&黒子「はあああぁぁぁ!!」 ドックン… 撫子「おのれーーーーー!!!」 ドックン… 美琴&アーチャー「届けーーーーー!!!」 ドックン… セイバー&黒子「はあああぁぁぁ!!!」 士郎「投影、開始――(トレース・オン)!!!」ジャキン ドックン… カイジ「退いて退いて退いてくれーーーーー!!!!!」 全員「へ?」 ビューーーン!!! ワアアアァァァーーー!!! D『大逆転ー!!何とこの競り合いを制したのは、遅れてきたとーか&衣&カイジ組のゴージャス号だーーー!!!』 とーか「当然ですわ!!!」 衣「わーい♪」 全員「……何いいいぃぃぃ!!!??」 415 :名無しさんなんだじぇ:2012/03/20(火) 03 02 53 ID prvXZ5Pg 美琴「いやいやいや本当にどういうことよ!?」 アーチャー「確かお前たちはグリッド地点でもたついていたんじゃないのか!?」 セイバー「何故このタイミングで一気に私たちを追い抜けるのです!?」 士郎「確かに、いくら何でも有り得ないよな…」 黒子「ま、まさか何か不正を…」 撫子「おいふざけんな!!」 D『何やら選手間で揉めております!』 O『散々磁力操作やら投影魔術やら空間移動やら蛇を使ってた彼らが言うことかな?』 K『あれもある意味反則ですからね』 とーか「失敬ですわね!!私たちは何も不正などしていませんわ!!」 美琴「じゃあ一体…?」 衣「うむ!実はな…」 【回想】 カイジ「いいからもうこの装飾外すぞ!!こんなもん付けたままで走れるか!!」 とーか「駄目ですわ!!地味な車で勝ったところで意味などありませんわ!!」 カイジ「外さなきゃそもそも優勝できないだろうが!!」 衣「2人とも!!喧嘩はやめてくれ!!」グスッ カイジ「う…」 とーか「ご、ごめんなさい…」 カイジ「い、いや…俺も言い過ぎた…でも実際問題、このままだと完全に置いて行かれるな…」 とーか「確かに…困りましたわね…そうですわ!困ったときは…ハギヨシ!!」パチン ズバババババババ!!! 衣「おぉーーー…わあぁぁぁーーーーー!」パアァ バン!! とーか「完成ですわ!!これで優勝は頂いたも同然ですわね!!」 カイジ「…見た目的には何も変わってないように見えるんだが」 とーか「いいから発進ですわ!!」 カイジ「はいはい」 ブルン!! ドルンドルン… カイジ「お?」 ドギューーーン!!! カイジ「な、何だこりゃーーーーー!!!!!???」 衣「おおー速い!凄く速いぞとーか!!」 とーか「さすがはハギヨシ、完璧な仕事ぶりですわね」 カイジ「いやちょっと待て!!この車何か勝手に動いてるんだが!?」 とーか「自動操縦機能まで付けるとは、さすがですわね」 カイジ「いやいやいや怖い!運転席に座ってんのに勝手に車が動くのってすげー怖い!!ジェットコースターなんて比じゃないくらいに怖い!!!」 唯「あれ?あれってコロぴょんたちの車だよね?」 あずにゃん「はい、あの派手な車は間違いありませんね」 小萌「……何だか物凄いスピードでこっちに来るのですぅ」 カイジ「おい道が崩れてるぞ!!このまま突っ込んだら真っ逆さまだ!!」 とーか「問題ありませんわ」 カイジ「いや問題大有りだろ!!とにかくブレーキ…って止まらねぇ!!」 とーか「自動操縦ですから当然でしょう」 カイジ「いやいやちょっと待てーーー!!!」 ドーーーン!! 衣「おお!?飛んでる!!飛んでるぞ!!!」 とーか「やはり…いかなる危機からも守る安全装置も完備していましたわね」 カイジ「本当の安全装置ってのは車が止まるようにする物を指すんだ!!」 とーか「さあこのままゴールまで一直線ですわ!!」 黒桐「みんなー、あっちに別のルートを見つけた…どうしたの?」 あずにゃん「えーと…何て説明すればいいのか…」 唯「凄いよコロぴょんたちの車!!ゴーッてなってバーッて飛んだよ!!」 黒桐「?」 小萌「…とりあえず私たちもゴールに向かうのですよー」 ゴースト「オーナー、行きますよー」 オーナー「本当に全員分撮れてるのね!?」 アーニャ『問題ない、バッチリ』 オーナー「それじゃあ後でダビングよろしく!!」 ゴースト「聞いてないし…」 【回想終了】 416 :名無しさんなんだじぇ:2012/03/20(火) 03 03 36 ID prvXZ5Pg 衣「…という訳だ!!」 士郎「えーと…マシーンを改造するのってアリなのかな?」 とーか「そちらこそ、マシーンを軽量化する為に不要部分を切り捨てているではありませんの」 黒子「そういえばそうでしたの…」 セイバー「これは素直に負けを認めるしかありませんね…」 美琴「悔しいけど、仕方ないわね」 アーチャー「うむ…」 K『どうやら纏まったようですね』 O『そのようだね』 D『では、改めて…とーか&衣&カイジ組!2位でゴールインです!!!』 カイジ「……うん?」 衣「2位…?」 とーか「い、一体どういう…?」 ひたぎ「あら?議論はもう終わったのかしら?」 C.C.「全くいつまで待たせる気だ?」モグモグ 全員「……何いいいぃぃぃーーーーーーー!!!!!???」 【回想】 ひたぎ「ねぇシーちゃん」 C.C.「何だひーちゃん?」 ひたぎ「これって中間チェックポイントさえ通れば、どんなルートで行ってもいいのよね?」 C.C.「一応このたまり場のレースはそういうルールらしいな。本家はどうか知らんが」 ひたぎ「ならコロモロボで飛んでいけば楽勝じゃない?」 C.C.「確かにそうだな」 【回想終了】 C.C.「…という訳で中間チェックポイントまで飛んでいき、そのまま飛んで戻って来た訳だ」モグモグ ひたぎ「みんながあまりに馬鹿な争いしてたのは笑えたわね、もう1位は決まってるのに」 C.C.「中には私たちと同じように飛べるのに、素直に地面を走ってる奴もいたしな」モグモグ 美琴「……ちなみにいつゴールしたの?」 ひたぎ「そうね…ゴキブリカーがクラッシュした頃じゃないかしら」 美琴「ほぼ序盤じゃないの!!」 黒子「今までのは何だったんですの…?」 C.C.「ところでコロちゃん、賞品として貰ったピザがまだこんなにあるんだが、食べるか?」モグモグ 衣「食べるー♪」 とーか「衣を餌付けしないで下さいまし!!」 C.C.「友達にご馳走して何が悪い?」モグモグ ひたぎ「そうそう、何ならみんなも食べる?まだたくさんあr」 撫子「ふざけんなーーーーー!!!!!!!」 ひたぎ「あら?何か文句があるのかしら?」 撫子「そんなふざけた話があるか!!レースって言ってんだからレースをしろってんだよ!!ああん!!?」 ひたぎ「散々蛇で滅茶苦茶やってた貴女が言うの?って言うかまたそのキャラにして大丈夫?」 撫子「んなこと俺様の知ったことか!!」 ひたぎ「でもしょうがないわよね…貴女のファンの8割は、貴女が好きな理由は『CVが花澤香菜だから』だものね」 撫子「デマカセ言ってんじゃねーよ!!!それじゃそいつらは『CV:花澤香菜』なら誰でもいいことになるだろーが!!ああん!?」 ひたぎ「違うの?」 撫子「んなことあって堪るか!!」 ひたぎ「まあさすがにそれは冗談だけど…でも実際貴女の人気はそのかわいい”だけ”の容姿と声によるところがあるから、文字だけのSSじゃ出番が少ないのよね」 撫子「大きなお世話だ!!」 ひたぎ「だから出番を増やすには新しいキャラを確立するしかない…わからないでもないわよ」 撫子「やめろ!!憐みの眼差しを俺様に向けるな!!」 ひたぎ「でもさすがにまた苦情が来るのは困るから…貴女はここで退場なさい」ジャキン 撫子「上等だーーーーー!!!!!」シャーーー ズガガガガガガ ドッカーーーン!! D『あーっと!?レースは終わったのに戦闘だー!!』 K『困ったものですね…事後処理が大変だ』 O『君、自分の仕事じゃないからって笑ってないかい?』 K『そんなことはありませんよ…プププ』 O『はあー…まあ照れ屋ちゃん…いや今は照れ屋ちゃんじゃないのか…まあとりあえず彼女の処理は、どうせまた僕の仕事になるんだろうなー…まあまだキャラ崩壊第2段階みたいだから、前よりは楽かもね』 D『えー…とまあ最後はグダグダになりましたが、このレースの主催者、リボンズ・アルマークから一言です』 リボンズ「んー…今回のMVPって、1、2位のマシン作ったハギヨシだと思うんだけど、みんなどう思う?」 3人『異議なし』 417 :名無しさんなんだじぇ:2012/03/20(火) 03 04 00 ID prvXZ5Pg 【死者スレ控え室】 首輪ちゃん「……全員参加って言っておいて…何で俺は参加出来ねーんだよ!!?」 妹R「仕方ありません、貴男は生死不明状態ですから、ここを出ることは許されません、とミサカは事実をそのまま伝えます」 首輪ちゃん「くそぅ…どうせならはっきりさせてくれりゃ良かったのによ…そうすりゃ…」 妹R「生きてても死んでてもレースに出られたと思ってますか?結局貴男は生きてようと死んでようとこのたまり場にはあまり影響がありませんね、とミサカは改めて現実を突き付けてやります」 首輪ちゃん「グッ…」 ガチャ 妹E「おーい、そろそろ行くよー」 妹R「おや、ではミサカはこれで、とミサカは控え室をそそくさと出て行こうとします」 首輪ちゃん「あん?何処行くんだ?もうレースは終わってんだろ?」 妹R「【ハネムーンルート♪】に行ってしまったあの2人を連れ戻さないといけません、とミサカは自分の仕事について説明します」 首輪ちゃん「あぁ…そう…」 妹R「では御機嫌よう、とミサカはお嬢様っぽく別れの挨拶をします」 バタン 首輪ちゃん「………寂しくなんかねぇぞ…」
https://w.atwiki.jp/ani3sisya/pages/1185.html
220 :名無しさんなんだじぇ:2012/01/11(水) 18 33 04 ID evavB6QQ 【固有結界[無限の文房具(Unlimited Stationery Works)]内】 撫子「うわあああぁぁぁッッッ!!!」 シャーーーーーー ひたぎ「ふん…」 ザクザクザク 撫子「彫刻刀…!?」 ひたぎ「貴女もやったんでしょ?蛇を殺すときに…私は貴女よりはるかに使い慣れてるから一撃よ」 撫子「くそくそくそ!!」 ひたぎ「言葉使いが乱暴ね…それが貴女の素なのかしら?」 撫子「黙れえええぇぇぇッッッ!!!」 シャーーーーーー ひたぎ「同じことの繰り返しね…」 ザクザクザク 撫子「…この役立たず…!!」 ひたぎ「酷い言い様ね…殺した私が言うのも何だけど…」 撫子「うるさいうるさいうるさい!!!」 ひたぎ「その台詞はツンデレでもない貴女が言っても全く萌えないわ」 撫子「知るかあああぁぁぁッッッ!!!」 グアァァァーーーーーー ひたぎ「……随分大きな蛇を出したわね…」 撫子「コイツなら負けない…大人しく喰われちまえ!!!」 グアァァァーーーーーー ひたぎ「『片思いをずっと続けられたら――それは両想いより幸せ』…か…」 撫子「!?」 ひたぎ「知らないとは言わせないわ…貴女の台詞よ」 撫子「……この私には関係ない…」 ひたぎ「ええそうね…私もこの台詞自体はどうでもいい…ただ…」 撫子「?」 ひたぎ「この台詞のせいで『恋物語』のヒロインが貴女みたいになってるのがムカつくのよ」 撫子「……は?」 ひたぎ「だからこそ、私も全力で貴女を潰すわ」 ズズズン 撫子「巨大な…彫刻刀!?」 ひたぎ「行くわよぶりっ子、蛇の貯蔵は充分かしら?」 撫子「思い上がるな!!雑種がぁッ!!」 221 :名無しさんなんだじぇ:2012/01/11(水) 21 31 26 ID gCDDBqhU 【48マス目】 カイジ「何かゴールのほうが騒がしかったような…」 衣「気のせいだろう。さて振るぞ」 コロコロコロ とーか「3ですわ!」 衣「おお、これでゴールだな!」 【50マス目】 衣「…」 とーか「…」 ふじのん「…」 カイジ「…」 ライダー「…なんですか、この惨状は?」 ムギ「…まあ色々あったみたい」 ライダー「あの結界のようなものは?」 セイバー「触れないほうがいいです。下手に触れると…」 ライダー「…わかりました」 衣「しかしここはなんのマスだったのだ?」 律「ラスボスマスさ。でも当のラスボスは…」 ホンダム「」ピーガガガガガガガ カイジ「ミンチよりひでえ…」 美琴「だから強制ストップの効果も消えてるみたいです」 衣「そうか。で、衣たちはトップなのか!?」 ユフィ「いいえ、唯さんのチームが先にゴールへ行ってしまっています」 衣「そうか…その唯というのはそれほどの運の持ち主なのか?」 律「ああ、あいつの運はすげえぜ」 ムギ「麻雀はたまにしか打たないけど、内容はかなりえげつないわよ」 衣「おお、それはおもしろそうだな!」 律「唯とは軽く話せばすぐに仲良くなれると思うぜ。唯はそういうやつだ」 ムギ「うん。もうゴールの食堂に入ってるから行くといいわ」 衣「わかった!皆、早く行こう!」 とーか「ふふっ、わかりましたわ」 カイジ「ああ、行くか」 ライダー「ようやくこのゲームも終わりですね」 ふじのん「足掛かりくらいはつかめたかな…?」 【衣(A)チーム 二位で上がり】 222 :名無しさんなんだじぇ:2012/01/12(木) 00 38 30 ID eTeBu6Mg 【50マス目】 黒子「次、わたくしたちの番ですが…」 C.C.「まだひーちゃんが戻ってない」 黒子「まあそうですけど…」 C.C.「そもそも食堂の結界はもうないんだからすごろく続ける意味ないだろ。ご馳走はすごろくをクリアした者しか食べられないだろうが、私はピザが食べられればそれでいい」 黒子「貴女という人は…わたくしは士郎さんのご馳走の為にも続けさせていただきますの…この類人猿と2人でというのは不安過ぎますが…」 上条「」チーン C.C.「好きにしろ」 ヒュン コロコロ 2 黒子「ぐっ…動けず…!!」 セイバー「それで、次は私たちの番ですが…」 ファサリナ「撫子さんがまだ戻ってません…」 ユフィ「というかもう戻って来ない気が…」 セイバー「そうですね…しかし…」 グーギュルルルル セイバー「シロウのご馳走の為にもここで投げ出すわけにはいきません!」 2人「はぁ…どうぞ頑張って下さい…(もう付き合い切れない…)」 セイバー「例え1人になっても戦い続ける!はぁ!!」 コロコロ 2 セイバー「ぐぅ…動けません…!!」 【固有結界[無限の文房具(Unlimited Stationery Works)]内】 ひたぎ「はあああぁぁぁッッッ!!!」 撫子「うりゃあああぁぁぁッッッ!!!」 223 :名無しさんなんだじぇ:2012/01/12(木) 13 41 27 ID BGxMt4Uo 【50マス目】 律「さて、あたしらもさっさとあがっちまうか」 キャスター「唯ちゃんがゴールしてくれたおかげで結界の効果が消えてるから今なら魔法で塞の目操作もできるけど、どうする?」 律「いいえ、ここは実力で1を出しますよ」 キャスター「うん、わかったわ」 律「そおれ」 コロコロコロ ムギ「1よ!やったわ、りっちゃん!」 美琴「ようやくこのゲームも終わりですね」 小萌「ふあ…皆さんどうしましたかあ…?」 美琴「終わりましたよ、先生」 小萌「ふえ…?」 律「さっ、なんか作ってもらうか」 ムギ「そういえば私たち、グルメマスに当たってないからおなかペコペコ」 美琴「じゃあ、行きましょう」 【律(D)チーム 3位で上がり】 224 :名無しさんなんだじぇ:2012/01/12(木) 17 26 33 ID eTeBu6Mg 【46マス目】 首輪ちゃん「ぐぅ…」 R妹「私たちが手も足も出ないとは…とミサカは負け犬のお決まりの言葉を口にします」 神原「わっはっは!この暇があればBL本を読むかBL妄想に耽るか戦場の絆で遊んでいた神原駿河を甘く見ていたようだな!!」 真宵「いや結構色んなことに暇を費やしてるじゃないですか…ほとんどBLですが…」 神原「む?言われてみればそうだな…」 真宵「というか貴女そんな暇ないでしょう?ラジオの打ち合わせとかちゃんとやってるんですか?」 神原「ああ、暇つぶしの片手間にやっている」 真宵「片手間にしないで下さい。しかも全然暇じゃないですよそれ。打ち合わせに集中して下さい」 神原「大丈夫だ、ちゃんとやっている。きっとこのすごろくが終わると同時に次のラジオが投下される筈だ」 真宵「何勝手なこと言ってるんですか…ラジオ書き手代理氏の都合も考えて下さい…」 神原「しかしもうすぐすごろくも終了か…既に3チームがゴール、1チームが棄権している」 真宵「急に話戻しましたね。書き手の皆さんもいよいよリアルが忙しくなってきたようですしね…」 神原「ん?何故そんなことがわかるんだ?」 真宵「ここまで書き込み頻度が減ってわからないわけないでしょう…」 神原「む、そうか…」 真宵「という訳で私たちもいい加減ゴールしましょう」 コロコロ 5 真宵「ほらご都合主義の目が出ました」 神原「おお…しかしラスボスのホンダム殿が…」 真宵「ご都合主義で未だに修復中です」 神原「……ご都合主義連発だな」 真宵「仕方ありません、ここらが潮時ですから」 【Fチーム、4位でゴール】 225 :名無しさんなんだじぇ:2012/01/12(木) 18 46 01 ID eTeBu6Mg 【46マス目】 首輪ちゃん「チッ…なんて奴だ…」 R妹「ただの変態ではなかったんですね…とミサカは神原駿河に対する認識を改めようと思いましたが今までの行為を思い出しやめます」 首輪ちゃん「どっちなんだよ…」 部長「じゃ、次は私たちの番ね」 アーニャ「待ちくたびれた」 首輪ちゃん「あん?何でお前らが…」 海原「嫌がらせマスで3番を選んだんですよ」 妹F「あの場合2番がベストだったと思うんですが…とミサカは選択ミスを蒸し返します」 部長「どっちにしろ同じよ。ご都合主義でゴールするんだから」 アーニャ「本当は何かやってないと落ち着かないだけ」 部長「な、何のことかな~?」 インデックス「どうでもいいからさっさと終わらせてご馳走を食べに行くんだよ!!」グーギュルルルル 首輪ちゃん「は!ならここでずっと遊んで行きな!!」 【プレイヤー:竹井久、アーニャ・アールストレイム】 【開始数分後】 アーニャ「もらった」 ズゴーーーー 首輪ちゃん「どわーーー!!?」 R妹「何じゃこりゃー、とミサカは(ry」 【You Win!】 アーニャ「久々のモルドレッド」 部長「ブランクを感じさせないわね…」 アーニャ「タケイの引き付けも上手かった」 首輪ちゃん「あのなぁ…俺だって一応プロなんだぞ…」 R妹「仕方ありません…今の私たちは大いなる支配により噛ませ犬と化しているのです」 インデックス「早くサイコロ振るんだよ~」グーギュルルルル コロコロ 5 海原「ゴールですね」 妹F「やっと終わった…とミサカは感慨に耽ります」 インデックス「ご馳走ーッ!!」ドピュン 部長「……凄いスピード…」 アーニャ「それで、タケイはどうするの?」 部長「あー…みんな先に行ってて、私寄るとこあるから」 アーニャ「わかった、タケイの分のご馳走はとっておく」 【Hチーム、5位でゴール】
https://w.atwiki.jp/naianakikaku/pages/1210.html
「主っ!ただいま戻りました!」 威勢のいい声が、裏にある玄関から響いてきた。 「御帰りなさい。今日も沢山買ったねぇ。」 「勿論よ。規模は小さいとはいえ、人数はそこそこいるんだから。」 額の汗をぬぐいながら話すこの女性。 黒髪のおさげ、白ブラウスと緑のセーター、茶色のスカートという風貌。 その眼は勿論血の色をしていた。 「百物語組第七〇話」の肩書を持つ妖怪、ヨシエである。 「撫子ちゃん!ちょっと手伝ってくれないかしら!」 「はい、直ぐに参ります!」 いそいそとやって来た撫子にヨシエは小さい方の袋を預け、共に台所へと向かった。 「これ、今回もセール品なんですね。」 「そうよー。直ぐに消費しちゃうから、安いうちにたくさん買っておいた方がいいでしょ?」 「成程。」 「どう?撫子ちゃんも今度一緒に買い物にいかない?」 「いえ、私はここで御勤めすることだけが生きがいですので。」 撫子は丁寧に断った。 「お仕事に一生懸命になることはいいけど、撫子さんもヨシエさんも体には気をつけてね。」 心配した春美が一言声をかけた。 「ありがとう、主。勿論体を壊す気なんてさらさらないから大丈夫よ。」 元気いっぱいにヨシエは笑って見せた。 「…まぁ、ヨシエさんは体はこわさないだろうけど…。」 春美が言うと、ヨシエは察したかのように頷いた。 「シン・シーのことよね。勿論心配よ。でも、私が心配なのは、私自身じゃないわ。」 ヨシエは春美の肩を引き寄せた。 「カイムさんから聞いたわよ。主も襲われたんだってね。」 「…うん。」 「私ね、主も含めて、誰かが傷つく事が自分が傷つくことより嫌いなのよ。」 「うん。よくしってるよ。」 「私は、一度大切な命を失った。」 ヨシエは真剣な顔つきになり、言った。 「だからもう二度と、大切な命を失くさないように、私自身が守らないといけないんだって、そう思ってるの。」 春美はその真剣な目を、しばらく黙って見つめていた。 「…ありがとう、ヨシエさん。でもね、私はヨシエさんがいなくなるのも、嫌だからね?」 「…優しいわね、主は。勿論、私も消える気はさらさらないわよ。」 ヨシエは春美の頭をなでた。 「でも、ありがとうね。」 「ヨシエさん…。」 「さーて!そろそろ夕飯の準備をしますか!撫子ちゃん、手伝ってくれる?」 「勿論です!」 ヨシエの威勢のいい声が響く廊下で、春美は暫くその背を見つめていた。
https://w.atwiki.jp/team-nandemo/pages/163.html
★第10回オフ 「Teamなんでも・拾(十文字かほ)」 セットリスト 2017年3月12日(日曜日) カラオケ館なんば戎橋本店にて開催 参加人数10名 ■曲名 / 作品 or アーティスト名 / 歌った人 ▼第0ターン ○○アニカラ 「参加者のうち○○人は知っているであろうアニソン」を歌っていただく時間 「○○」の数字はサイコロでランダムに決めます 名前の後ろの( 人)はその曲を知っている方(本人含む)の人数です 誤差の少ない上位メンバー3名位には合唱曲選曲権+メインボーカル権が贈られます ●1回目 ヨンアニカラ(サイコロを先にふる) 01■true blue / アストロボーイ・鉄腕アトム / ているず(3人) 02■Dancing☆star / うる星やつら / ゆみか(4人) 03■烈の瞬 / エアマスター / 撫子(5人) 04■Preserved Roses / 革命機ヴァルヴレイヴ / あつひめ(9人) 05■endless loop / LEGEND OF BASARA / マコト(1人) 06■DARK SHAME / CODE BREAKER / ユキオ♪(3人) 07■Survivor / 機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ / 悠(6人) 08■Everlasting Train-終わりなき旅人- / エデンズ・ボゥイ / バロムD(1人) 09■Sweet Emotion / 12歳。~ちっちゃなムネのトキメキ~ / なんでも(5人) ●2回目 ロクアニカラ(サイコロを後にふる) 10■そんでもってkiss / 魔術師オーフェンRevenge / ているず(1人) 11■ロ・ロ・ロ・ロシアンルーレット / ダーティペア / ゆみか(5人) 12■乳ファンクラブのテーマ / 仮面のメイドガイ / 撫子(1人) 13■Prince×Prince / 私がモテてどうすんだ / あつひめ(3人) 14■TOKYO幻想 / 快感フレーズ / マコト(2人) 15■Success,success / 七人のナナ / ユキオ♪(2人) 16■Rage on / Free! / 悠(5人) 17■時空を超えて / キスダム-ENGAGE planet- / バロムD(3人) 18■MAICOは踊る / アンドロイド・アナ MAICO2010 / なんでも(1人) ~結果発表~ 第1位:ゆみかさん(誤差1人) 第2位:悠くん(誤差3人) 第3位:ユキオ♪さん(誤差5人) ▼第1ターン 01■君のこころは輝いているかい? / ラブライブ!サンシャイン!! / ているず 02■破滅の純情 / マクロスΔ / 撫子 03■One Hand Message / ハンドシェイカー / 悠 04■AXIA~ダイスキでダイキライ~ / マクロスΔ / なんでも 05■砂時計 / スレイヤーズREVOLUTION / ているず 06■七つの海を渡る風のように / 劇場版 名探偵コナン 紺碧の棺 / 撫子+なんでも 07■Climber s High! / 風夏 / 悠 08■SAKURAスキップ / NEW GAME! / なんでも+撫子 09■MIRAI TICKET / ラブライブ!サンシャイン!! / ているず 10■桜花爛漫 / 境界のRINNE / 撫子 11■カオスシンドローム / CHAOS;CHILD / 悠 12■僕らの戦場 / マクロスΔ / なんでも+悠 13■カルマ / テイルズ オブ アビス / くんたん 14■修羅 / 銀魂 / くんたん 15■KING OF WILD / タイガーマスクW / くんたん ▼第2ターン 16■EXCITE / 仮面ライダーエグゼイド / くんたん 17■一件落着ゴ用心 / AKIBA Trip The Animation / あつひめ 18■きみのためなら死ねる / きみのためなら死ねる / ユキオ♪ 19■爆闘宣言!ダイガンダー / 爆闘宣言ダイガンダー / バロムD 20■ナウオアネバー / 弱虫ペダル NEW GENERATION / なんでも 21■ALL FOR ONE / 弱虫ペダル / くんたん+なんでも 22■クローバー・かくめーしょん / 三者三葉 / あつひめ+なんでも 23■境界の彼方 / 境界の彼方 / ユキオ♪ 24■コボちゃんグルー / コボちゃん / バロムD 25■カービィ! / 星のカービィ / なんでも 26■きらりひらり / Dance with Devils / くんたん+バロムD 27■最Ψ最高潮! / 斉木楠雄のΨ難 / あつひめ 28■Paradisus×Paradoxum / Re ゼロから始める異世界生活 / ユキオ♪ 29■JINGO JUNGLE / 幼女戦記 / バロムD 30■NorthWind and SunShine / うたの☆プリンスさまっ♪Debut / なんでも+くんたん ▼第3ターン 31■ヒカリアレ / ハイキュー!! / くんたん 32■Ring My Bell / そらのおとしもの / ゆみか+なんでも 33■一度だけの恋なら / マクロスΔ / マコト 34■混ぜるな危険 / うしおととら / バロムD 35■ハートの確率 / そらのおとしものf / なんでも+ゆみか 36■My cutie・・・Drive me crazy / うたの☆プリンスさまっ♪ / くんたん 37■シリウス / キルラキル / ゆみか 38■Summer rain / クロスゲーム / マコト 39■ジャッカーコバック / ジャッカー電撃隊 / バロムD 40■Blood teller / 未来日記 / なんでも 41■全力少年 / ALL OUT!! / くんたん 42■Northern lights / シャーマンキング / ゆみか 43■君の中の永遠 / 機動武闘伝Gガンダム / マコト 44■背中ごしにセンチメンタル / メガゾーン23 / バロムD 45■ハートのSEASON / 魔法の天使クリィミーマミ Long good-bye / なんでも ▼第4ターン(ノンジャンル解禁) 46■SHINE!!キラキラ☆プリキュアアラモード / キラキラ☆プリキュアアラモード / ているず 47■君色シグナル / 冴えない彼女の育てかた / 撫子 48■Hyper×Super×Lover / うたの☆プリンスさまっ♪ / 悠+撫子 49■君は人のために死ねるか / 大捜査戦 / バロムD 50■ニャー将棋音頭 / 3月のライオン / なんでも+撫子 51■青空 Jumping Heart / ラブライブ!サンシャイン!! / ているず 52■渚の「・・・・・」 / ハイスクール!奇面組 / 撫子 53■Don t be Afraid / L Arc-en-Ciel / 悠 54■元祖高木ブー伝説 / 筋肉少女帯 / バロムD 55■想いよひとつになれ / ラブライブ!サンシャイン!! / なんでも+ているず 56■Perfect Love / 50TA / ているず 57■男と女神のラブ・ソング / ああっ女神さまっ / 撫子+くんたん 58■Lasting Oneness / うたの☆プリンスさまっ♪ / 悠+くんたん 59■心の扉 / 江戸の用心棒Ⅱ / バロムD 60■☆Make Your Stage / ボーイフレンド(仮) / くんたん+撫子 ▼みんなに聴かせたい曲を披露するターン 略して「みんなに聴かせタ(イ)~ン」 61■テンペスト / うたの☆プリンスさまっ♪ / マコト 62■不思議をみつめて / 超時空世紀オーガス02 / ユキオ♪ 63■「F」 / ドラゴンボール / くんたん+悠くん 64■恋になりたいAQUARIUM / ラブライブ!サンシャイン!! / ているず 65■ヌイグルマー / 縫製人間ヌイグルマー / 撫子+バロムD 66■Punch MIND HaPPINES / あんはぴ / あつひめ 67■背徳のカタストロフィ / SHOW BY ROCK!! / 悠 68■Los!Los!Los! / 幼女戦記 / バロムD 69■HANAJI / まりあ†ほりっく / ゆみか+撫子 70■SM判定フォーラム / 妖狐×僕SS / なんでもと家畜どもwww ▼ファイナルターン 71■君に捧げる鎮魂歌 / 初恋モンスター / ユキオ♪さんひとり・・・ではない 72■絶望ビリー / DEATH NOTE / 悠くんひとり・・・ではない 73■侵略ノススメ☆ / 侵略!イカ娘 / ゆみかさんと愉快な仲間たち
https://w.atwiki.jp/ani3sisya/pages/751.html
384 :名無しさんなんだじぇ:2010/08/10(火) 01 28 29 ID Mo2BtfoQ かじゅ「そう言えば世間的にはもう夏休みなんだな」 神原「夏休みといったらアレだな」 撫子「アレ?」 神原「うむ、ズバリ『スラムダンクの再放送』だ!」 部長「それを言うならタッチじゃない?」 安藤「あ~、僕的には少年アシベですかね~?」 カイジ「いや、ウォーリーを探せだろ」 美琴「…みんな、なんの話をしているの?」 撫子「…分かんない」 真宵「まったくです、oh!myコンブが出てこないなんて…」 美琴「えっ?」 撫子「えっ?」 真宵「えっ?」