約 291,799 件
https://w.atwiki.jp/netrhyme/pages/199.html
RBなどで活躍していたライマー。 2009年サイト対抗戦 RhymesBoard 代表 ライミングは常にセンシティブなゲーム 乗りこなすセンス 一部だけの特権 持たん半端モンは依然七分丈 スタイルのオシャレ肯定しても お前じゃ身の丈合わねえしゃれこうべ 今も昔もon timeでRhymeが売りの生涯スキル商売 愚痴り放題なフリークショウタイムの隙に頂戴する命切り取る俺の言葉はクリムゾンナイフ 'cause I am still,"4 Life" 1人で夢見て 相手は誰だ? 妄想し過ぎて 沸いて爛れた 脳ミソ垂らして 書いてただけだ また 死体に群がる ハイエナが出た 何故か 奈落だと名付けていた毒模様の【籠】に 誇らしげな笑みを見せる独居房の主 見れば デマ話に膝をまげて出方待ちのアリジゴクは 年一つの餌を前に空を仰ぐ他力本願 こりゃディス・パッション・ライム 三点倒立 糞ディスカッションタイムは観点統一 ツレの苦虫噛んで笑って 植民地で騒いでパンゲアだって(ワラ 歴然とした 押韻家とライマーの違い 狂信者とファイターの違い 奈落の底なら黄泉の絵図 小虫を巣穴に押し込める
https://w.atwiki.jp/maniac_theater/pages/19.html
不思議の森 <4> 用意してあった客室…その部屋はちょっとしたホテルのスィートルームのような立派な部屋だった。 ルーゼは恥ずかしそうにするリリを抱えたまま、そこにある大きなベッドにそのままリリをやさしく下ろす。 「あ…ありがとう……」 ベッドで仰向けのまま、顔を横へ向けリリはお礼を言う。 「いや、こちらこそ…楽しかったよ」 くすくすと笑うルーゼに、リリは恥ずかしさでかぁっとその頬を染めた。 「…おなかは大丈夫かい?」 やさしいルーゼの問いかけに、一瞬戸惑ったような表情を見せたが、 「…あ…あの……横向けになるの…手伝ってくれる?」 恥ずかしそうにリリは小声でルーゼに頼む。 「あぁ、そんなに大きなおなかで仰向けは苦しいよね」 改めて言われると恥ずかしさが増すのだが、苦しさを少しでも和らげるためにも早く横向きになりたかった。 上等なフカフカのベッド……リリはこんなベッドで寝たことはない。 出来ればこんな状態ではなく、ゆったりくつろぎたかったが……。 なんとかルーゼの手を借りて、左を下にするように横向きになる。 ルーゼは笑顔のまま、リリの背中に大きなフカフカ枕をクッション代わりに添えてくれた。 「これで大丈夫かい?」 「うん…ありがとう」 お礼を言って、改めて大きく一息を吐き出してその張り詰めたおなかを少し苦しそうにさする。 「その帯…苦しそうだね、外してあげるよ」 「え……っ」 確かに苦しい。ルーゼが部屋を出てから…そう思ってはいたが、実際自分で出来るかはあやしかった。 ルーゼは手際よく、リリのおなかをなんとか結んでいた帯を解くと…しゅるるっと引き抜く。 そして、締め付けていた幅の広い方の帯も徐々に緩めながら外してくれた。 二つの帯で締め付けられていたおなかは、ようやく広がる余地を見つけさらに膨らみをぐっと増したようだ。 さすがに服自体を脱がすようなことはしなかったので最低限の締め付けを残し、ピチッとおなか全体が丸く…だが硬く張り詰めているのが見て取れた。 膨らみの大きさから言って、臨月の妊婦といっても通用するかもしれない。 リリ自身の元からある脂肪も手伝ってより大きく見える。 「…これはすごいね……」 ルーゼがリリのおなかにやさしく手を当てると、一瞬リリはビクッとしたものの、息をすることすらつらい状態で拒否できるはずがなかった。 それを確認して、ルーゼは笑みをうかべると、そのままやさしくリリのおなかを撫でる。 明らかに限界まで張り詰めた様子でその存在感をアピールされ、ルーゼの笑顔に若干の苦笑が混じる。 あんなに…当然キロ単位の、あれだけの量がココに隙間無く詰め込まれている――それの事実が指先の感触からも伝わってくるように思えた。 「おなかはいっぱいになったかな?」 分かっているのに…意地悪そうに訊ねるルーゼに、リリはこくんとうなずいた。 「うん……もう食べられない…っ」 その言葉に満足そうに微笑んだルーゼ。 おそらく、食べられないのではなく入らないの間違いだとは思ったが追求する気は無い。 見た通りの事実なのだから。 当初の目的はきちんと果たせたようだし、こんな面白…いや可愛らしい姿まで見られたのだからこちらも大満足というものだ。 「……胃薬とかいるかい?」 一応、と訊ねてみるがリリはフルフルと首を振り、 「うぅん、大丈夫…」 少しでも楽になるのなら飲みたいが、残念ながらリリの胃袋にそんな余地はすでにない。 そんなことルーゼはお見通しではあったのだが。 「とりあえず、少し休むといい。この部屋は自由に使っていいからね」 そう言うと、ルーゼは優しくリリのおなか、続いて頭を撫でてから部屋を出て行った。 パタンと閉まるドアの音とともに、薄暗い照明の中で一人になったリリ――。 とりあえず、この締め付けからは解放されたい! 帯は外してもらったが、まだ服がしっかりと締め付けているのだ。 ……着替えを頼めばよかったのかもしれないが、これ以上ルーゼに恥ずかしい姿を晒すのもお願いするのも気が引けた。 それに今のリリは一人で立ち上がることはもちろん、体を起こすことも無理そうだったから。 とにかく、おなかさえ楽になれば良いのだ。 何とか自分でもぞもぞと服の布を、そのおなかが顕わになる位置まで引っ張り上げた。 ようやく本来の膨らみを許されたおなかは、先程よりまた少し大きさを増しただろうか……? それでも、少しだけ楽なったようで、リリは大きく一息ついて、そのおなかを満足そうにさする。 ズシッとくる重みと膨らみの限界や、キツさと苦しさを感じつつも大満足なのだから結果オーライだ。 念願の『おなかいっぱい美味しいものを食べる』は叶ったのだから。 さすがにおなか丸出しのまま寝るわけにもいかないので、薄い掛け布団を引っ張り上げて目を閉じる。 その上からしばらくおなかをさすっていればだんだんと眠くなってくるというもの。 満腹感…多少の圧迫感を感じつつも、おなかいっぱい詰め込んだたくさんのご馳走を思い出しながら……幸せな眠りの世界へ。 満足感と幸福感に満ちた寝顔でスヤスヤと眠るリリ。 規則的で安らかな寝息に、 「……ん…っ…げふうぅッ……」 そんな吐息が時折混じっていたことはここだけの話にしておこう――。 続く
https://w.atwiki.jp/toho_yandere/pages/1173.html
up0131 タグ一覧 メリーバッドエンド 女体化 束縛 標準的なヤンデレ 百合 監禁 霊夢 魔理沙 「あの…霊夢さん、霊夢さん」 布団越しに伝わる弱々しい振動に霊夢と呼ばれた少女はうるさそうに寝返りを打った。 「あ…ご、ごめんなさい」 消え入りそうな声が聞こえ、身体を揺すっていた手が離れた。 「お昼ごはん、温め直しますから」 ぱたぱたと足音が響き、布団の傍から気配が遠ざかっていく。霊夢は気だるそうにあくびをすると、布団をかぶり直した。 …何よ、もう少し位傍に居てくれてもいいじゃない。霊夢はぼそりと呟くと、また眠りの中に落ちていった。 博来神社に一人巫女が増えたのは、一ヶ月程前のことだった。 とは言っても、半ば空家と化しているこの神社にわざわざ勤めに来る物好きが見つかった訳ではない。 彼女は『落ちて』きたのだ。何も無い青空から、縁側でお茶をしていた霊夢の目の前に。 原因は全く分からなかった。例のスキマ妖怪の仕業かと問い詰めたりもしたが、返事は「知らない」「わからない」の繰り返しでしかなかった。 結局、彼女の目の前に残されたのは目を回している外来人の娘が一人。その時に霊夢が何を考えていたのかは誰も知らない。 ただ、次の日からは神社の門前で箒を掃いている巫女装束の見慣れない娘が見られる様になった。 「○○、おかわり」 霊夢が起きたのは、既に日が落ちかけていた頃だった。一日中寝て過ごしていた為か、いつもより食欲が旺盛な様に見える。 ○○と呼ばれた少女は既に四杯目になる「おかわり」に多少困惑しながらも、茶碗に飯を盛っている。 「霊夢さん、その…あんまり一度に沢山食べると…」 霊夢はじろりと少女の顔を見上げた。少女がびくりと肩を震わせる。 「何よ、一度に食べると?」 「あ、あの…霊夢さんの、お腹に良くないです…胃袋が、びっくりしちゃうから…」 霊夢は少女の顔をじっと見つめた。少女は慌てて目線を下に落としてしまい、気まずそうにしている。こうした風景はここ一ヶ月神社の中でよく見受けられた。 少女がおどおどしながらも霊夢にお節介を焼き、霊夢は彼女を睨む様に見つめる。すると少女は霊夢に怯えて目を逸らしてしまう。 だがしばらくすれば、びくつきながらもまた何かと世話を焼いてくる。 「…わかったわよ。片付けといて、ごちそうさま」 「え?…あ、はい!」 少女は一瞬驚いた様な表情を見せ、その後は珍しく嬉しそうな表情を浮かべながら食卓を片付けていった。 霊夢は、少女の事が分からなかった。 始めの内は厄介な居候を背負い込んだ物だ、位にしか思っていなかった。彼女の臆病で従順な性質を知った時は便利な居候が出来た、と内心喜びもした。 世話焼きな性格も、余計なお節介ぐらいにしか考えずほとんど無視していた。しつこいと感じた時はひと睨みしてやれば彼女は呆気なく口をつぐんだ。 だが、彼女は変わらなかった。一人暮らしで不規則な生活をしていた霊夢をただ心配し、世話を焼き続けた。 何度睨んでやっても、どんなにそっけない態度を取ってやっても彼女はどこまでも臆病で、従順で、そしてひどく世話焼きな少女だった。 何でこの子は私なんかに構うんだろう。毎日こき使っているのにどうして私を嫌いにならないんだろう。何で私はこの子のお節介に付き合ってるんだろう。 「何で、そうなの」 霊夢は無意識の内に漏れた声に気づき、慌てて少女を見た。少女は洗い物をしていて、ごく小さなその声は食器が立てる騒がしい高音に邪魔され彼女に届く事は無かった。 霊夢はひどく不機嫌になった。本来なら無意識の呟きを聞かれる等、ほとんどの人が望まない筈だが、霊夢にはまるで少女に自分が無視されている様に感じられた。 彼女は少女に声を掛ける事もせず、寝間へ向かっていた。どうせまたあの子に起こされるのだろう。いつもの様にお節介を言われながら。 そう思いながら霊夢は布団の中に潜り込んだ。 「…何処に行ったのよ、あの子…」 朝の境内。霊夢は寝巻き姿のまま、素足を土で汚しながら境内を歩き回っていた。 まずはあの子の部屋に行った。いない。その次は台所を探した。いない。土蔵も探した。いない。屋根裏部屋まで登った。いない。 「○○…○○…返事しなさい、してよ…」 頭の中が困惑で満たされていく。彼女の中には次々と不安が連鎖し、錯乱が広まっていった。 何であの子は私を起こしてくれなかった? 何処に行ってしまったの? 何で? 何で? 何で? ―――私のことが、嫌いになったの? 「嫌…嫌よ…そんなの嫌ぁ…○○ぅ…」 霊夢の声が、親とはぐれた幼子の様な涙声に変わっていく。何時も無表情を保っていた顔が涙で崩れていく。 ―――何故自分はこんなにも辛いのだろうか、まるで子供みたいに泣きじゃくって。 そう自問自答してみても、涙は止まらない。ただ、胸に風穴が空いた様な凄まじい喪失感が霊夢を襲っていた。 ―――今までずっと独りだったのに。昔に戻っただけじゃないか。 「嫌…嫌、嫌なの…もう独りなんて嫌ぁ…」 とうとう霊夢はその場にへたりこんでしまった。 彼女は知らなかった。孤独がどこまで恐ろしい存在であるか。自分がこれまでどれほど孤独に蝕まれていたのか。 彼女は知らなかった。少女が彼女に取って如何に大きな存在であったか。どれほど自分が彼女に依存していたのか。 あの子がいなくなってしまった。もう起こしてもらえない。もうご飯も作ってもらえない。リボンも結んでももらえない。 …二度と彼女が、霊夢に世話を焼いてくれる事も無い。彼女の心は、もう孤独に耐えられる程、強くはなくなっていた。 「嫌…いやあぁぁぁっ!!!」 「ほんっとーに、あんたって度胸があんのか臆病なのかわかんねえなぁ」 「ご、ごめんなさい…ご迷惑をおかけしてしまって…」 とんだ拾い物をしたものだ、と彼女―霧雨魔理沙は苦笑した。まさか妖怪の巣窟である森の中のど真ん中に突っ込んでいく人間が居るとは。 しかも整備してある山道があるにも関わらず、人里への近道だと言う理由で。 「なぁ、何であんたそんなに急いでたんだ?霊夢の奴に無理なおつかいでも押し付けられたのか?」 「れ、霊夢さんは…そんな人じゃないですっ」 少女の語気が急に激しくなる。今までのおどおどした印象から一転したその口調に魔理沙は若干驚いた。 「あっ…すいません、助けてもらったのに…こんな…」 魔理沙は何となく、この少女に好感を持ち始めていた。一見臆病そうに見えるが、芯は強い物がある。そんな印象だ。 「いや、ちょっと言いすぎたんだぜ…ごめんな。ところでそいつは?」 魔理沙は少女が大事そうに抱えている土瓶を見やった。少女は何となく、恥ずかしそうに視線を下に落とした。 「これは…その、霊夢さんへのお詫びなんです。私、昨日霊夢さんにすごく失礼なこと言ってしまったみたいで…霊夢さん、ふて寝しちゃったんです」 「何だ、それなら大丈夫だぜ。なんたってあいるの趣味はお茶と酒と寝ること位だからな」 「いえ、いつもなら私に必ず起こせって言ってから寝るのに…何も言わず出てっちゃったから…」 魔理沙はまた別の意味で驚いた。 あいつ、この子にどこまで任せっ切りなんだ…。神社に着いたら絶対に文句を言ってやろう。こんないい子を目覚まし時計代わりに使うな!ってな。 そう決めて魔理沙は少女を箒の後ろに乗せて神社へと飛んでいった。 「おーーーい、霊夢ーー!!」 神社の境内に入るなり、魔理沙は大声を張り上げた。誰一人いない境内からは、声の反響が虚しく帰ってくるだけだ。 「あいつ、出かけたんじゃねぇのか?」 「いつも昼過ぎか夕方位まで寝てますから…多分まだ…」 最早何も言うまい、そう思いながら魔理沙は境内を見回した。すると神社の隅の方にどうも奇妙な物体があることに気づいた。 「…? 何だこりゃ?」 古びて苔むした石灯籠。それだけなら何処の神社にもある物だが、灯籠の部分が下の地面に落ちて砕けている。 灯籠と石柱の接続部はまるで豆腐でも切ったかの様な滑らかな表面を晒していた。 「石工の手抜き工事…にしちゃ変だよな…」 こんな切れ方が、単なる風化や老巧化で起きるものだろうか?それにしても、どこかで見たような…どこかで… 「あの…魔理沙さん…?どうかしましたか?」 少女が不安げな雰囲気を感じ取ったのか魔理沙に近づいてきた。 「あ、いや、ちょっと妙なもんがな」 まさか、な。魔理沙は頭の片隅に浮かんだ不安を打ち消そうと帽子をかぶり直した。 次の瞬間、帽子は魔理沙の背後の石灯籠に細長い針で縫い止められていた。 帽子は、後ろの石灯籠がゆっくりと地面へとずり落ちて行くのに合わせて二つに別れてひらひらと落下していった。 「れ…霊夢…か…?」 魔理沙は一瞬、自分の目を疑った。目の前に立つそれは余りにも彼女の知っている『博来霊夢』とはかけ離れた存在に思えた。 いつも付けているリボンは解け、乱れた黒髪はさながら黒い炎の様だ。その炎の合間から覗く、更に暗く燃える炎を宿した瞳。脱力し、端がひきつった如く上がった唇。 着ていると言うよりはぶら下げているといった表現が正しい、よれよれの寝巻き。泥と砂利で汚れた素足。 「何で」 そして何よりも、普段の彼女からは想像も出来ないような、狂気と冷酷さに満ちたその声。 「何で○○がそこにいるの」 魔理沙は動けなかった。子供の頃、蛇に蛙が飲まれていくのを見たことがある。蛙は蛇に睨まれると、身体が固まって動けなくなる。 そう教えられたが、今ならその蛙の気持ちを充分過ぎる程理解できた。動かなければ確実に死ぬ。だが動いた所で逃げ切れる筈が無い。だったらせめて死の恐怖を少しでも 短くしよう。あの蛙はそんな風に考えていたに違いない。 「…す。殺してあげる、魔理沙」 霊夢がそう呟くが早いか、魔理沙の視界には無数の銀の閃きが見えた。あの閃光が自分が最後に見る風景なのだろう。魔理沙はそう思った。 目の前が真っ暗になり、周囲に無数の針が降り注ぐ音が聞こえた。 痛くはない。軽い衝撃はあったが。目を開けたら地獄の閻魔の説教が待っているのだろうか?あいつの説教は阿呆みたいに長い。 …説教がはじまらねぇな。そうか、まずは渡し守に運賃を払わなきゃ…八卦炉で通してくれるかな? 魔理沙が目を開けると、そこには青い空が見えた。そして横には、あの少女がぎゅっと目を瞑りながら自分に覆いかぶさっていた。 「お、おい…あん「こっちに来なさい、○○」 魔理沙が口を開こうとするよりも先に霊夢の声が響いた。どうやら針の軌道を寸前で変えたらしく境内は酷い有様になっている。 少女は動かない。固く瞑った目の隙間からぼろぼろと涙をこぼしながら頑なに魔理沙を庇っている。 「…さないで」 唇の隙間から、蚊が鳴く様な声が漏れでてきた。 「…魔理沙さんは、何もしてないんです…霊夢さんが、何でそんなに怒ってるのかわからないけど、魔理沙さんは何も悪くないんです…お願いだから、殺さないで、ください…」 霊夢から答えは無かった。魔理沙も、何も言えなかった。 余りにも重い沈黙。魔理沙は鉛の中に溶かし込まれたような錯覚を覚えた。 「何で」 霊夢がぽつりと言葉を紡ぎ出す。その言葉に先ほどまでの狂気は見られない。 「何で、そうなの」 霊夢が少女と魔理沙に向かって歩みを進める。ゆっくりと、一歩一歩確かめる様に。そして、一歩手前で止まった。 少女が、泣きはらした顔を上げる。その顔に、霊夢への恐怖は無かった。 あの時、霊夢の腹具合を心配していた時の様な。毎日見てきた表情。余計なお世話だと煙たがっていた表情。 霊夢の感情は、爆発した。 「…何で、何であなたはいつもそうなの!?」 「いつも、いつも私にお節介ばかり焼いて!!」 「自分のことなんて何時でも後回しにして!!」 「私は独りで良かったのに!独りだから我慢できたのに!!」 「何で、何で私に優しくなんてするのよ!?」 「あなたのせいで、私は…私は…!もう独りじゃいられなくなっちゃったじゃない…!どうしてくれるのよ!?」 「どうして…どうして私以外の人に優しくなんてするのよ…!」 「あなたの優しさを他の人なんかにあげないで…私にだけ優しくしてよ…お願い…お願いだから…」 「あなたが居ないと何も出来ないの…お願い…行かないでよぉ…」 「うっ、うえぇぇ…うぇぇん…ぐすっ、うええん…」 霊夢は、幼児の様に座り込み泣き出した。 所詮、無理だったのだ。人間という生き物が、誰とも関わらずに生きていくことなど。 博来の巫女というシステム自体が、脆弱で傷つきやすいヒトの精神にはこの上無く不適応なシステムだった。 霊夢は、徹底的に深い人間関係を絶つ事でそれを維持していたがそれは張面表力で盛り上がったコップの水の様なものだった。 少しでも異物が入り込めば、あっと言う間に水は溢れ出す。…それが例え、どんなに彼女が憧れ、渇望した物であったとしても。 今、彼女は十六年間溜め込んできた負の感情を一気に放出させていた。 「霊夢…」 泣きじゃくる霊夢。きっとこれは、霊夢が小さい頃には決して見せなかった表情なのだろう。 我慢して、諦めて、押さえ込んできた表情。それは決して消え去ることは無く、心の奥深くに食い込んだまま心を蝕んでいく。 今、彼女に対して出来ることなんて何があるんだろう。泣きたい事なんてとうの昔に過ぎ去っていると言うのに。 霊夢は壊れる。いや、既に壊れていた。ずっと昔から、泣かなくなり、笑わなくなった時から。 魔理沙は、目を地面に落とした。見ていられなかった。せめてこの泣き声を止めてくれるなら悪魔に魂を売ってやる。そんな気分だった。 その時、急に泣き声が止んだ。魔理沙が顔を上げると、そこには。 ―――あの少女だった。困惑と不安の入り交じった表情を浮かべながら、しっかりと霊夢を抱きしめていた。 「ごめんなさい…ごめんなさい…迷惑、でしたよね…何も分かってないのに、私…」 「私、居ない方がよかったんですよね…霊夢さんのこと、駄目にしちゃって…」 「私…優しくなんてないんです…霊夢さんに嫌われるのが怖くて…ただそれだけだったんです…」 「ごめんね、ごめんね…私、自分のことしか考えてなかったの…優しくなんてないの…ごめんね…」 「霊夢さん…許して…許してください…お願い…お願い…」 魔理沙には、少女が悪魔には見えなかった。勿論、天使にも見えなかった。 そこに居たのは、ただの人間。自分や霊夢と同じ、淋しがりやで泣き虫な、か弱い生き物だった。 「っから、何でなんだよ!!」 テーブルに拳が降りおろされ、湯のみが倒れる。拳の主は、霧雨魔理沙。彼女は伝説のスキマ妖怪、八雲紫の所まで直判談に押しかけていた。 「何でもよ。そんな事するのはルールに反するわ、一切お断りってこと」 魔理沙が悔しそうに歯ぎしりをする。まるで親の仇でも見詰める様な目付きだ。紫はそんな魔理沙の様子を傍目に見ながら説明を続けた。 「いい?今回のあなたの依頼は、『人間と妖怪は平等』って言う幻想郷の基本ルールに違反するの。確かに私は大妖怪だけど、神様じゃないわ。だから…」 「霊夢とあの外来人の女の子の記憶の境界をいじるなんて依頼、お断りよ」 ドン、とまたテーブルが大きな音を立てた。 「叩くのはいいけど、壊れたらちゃんと弁償してね?」 魔理沙は益々激昂しているらしく、紫の皮肉をモロに受け取ったのか口調が激しくなっていく。 「さっきからルール、ルール言いやがって…ルールってのは人を幸せにする為のモンだろうがっ!!」 「ルールはね」 「秩序を守る為にあるの。誰かが不幸せでも、それを我慢させるのがルール。諦めさせるのがルール。押さえ込むのがルールよ。」 紫は突然自分の服の襟首が掴み上げられるのに気づいた。魔理沙が拳を振り上げてこちらを睨みつけている。 「あの子がなぁ、○○がなぁ、霊夢がなぁ…どんなに辛かったか分かってんのかよ!?」 「あくまで『かった』でしょ?今はどうなってるのかしらねぇ。スキマから見てみる?」 紫が虚空を扇子で仰ぐ。すると何も無かった空間に切れ目が現れ、やがてその中から博来神社が見えてきた。 「あらら…もうここまで凄いの作っちゃったのねぇ…」 紫が意外と言った表情で博来神社の全貌を見詰める。魔理沙が脇から覗きこむが、何の変化も無い、いつもの博来神社にしか見えない。 「どういうことだよ…」 「結界よ、それも超弩級の。私のスキマも干渉できない位のね。もう神社の内部は覗けないわ」 魔理沙の息が詰まった。 「神社の敷地が見えるのも今の内ね、その内何も見えなくなるわ。博来神社はこの世界に在りながらこの世界から消え去る…」 「これは…あいつらが一緒になって、やってるのか?」 トーンを落とした声で、魔理沙が質問した。紫はまた別のスキマを開けると、魔理沙に向き直り初めて真剣な声で語りかけた。 「人間はね。私達、妖怪にはわからない存在なの。当の貴方達が分かってないんだから当然よね…。だから、私にはこれを貴方に見せるべきかはわからない。 きっと貴方だって見ていいかどうかわからないと思うわ。…完全に自己責任よ。覚悟があるなら見なさい。いいわね」 魔理沙はコクリと頷いた。スキマから見えていたノイズが徐々に形を成し始める。やがてそれは色を放ち、像を結び始めた。 映されたのは、縁側で仲良くお茶をし合う二人の姿だった。霊夢は楽しそうに笑いながら、○○の分の茶菓子まで横取りしようとしている。 ○○は困ったように笑いながらも、横取りを助けるかの様にわざわざ腕を上げている。 ただそれだけの画像だった。 「…このすぐ後、霊夢が張った結界が発動してスキマは遮断されたわ。あの結界の中ではね、時間が流れないの。全てを遮断する結界は時間の流れさえも遮断する… あの子達を待っているのは永遠に止まったままの世界よ。」 魔理沙は下を向いたまま、何も言わない。 「私には、わからない。何故、この子達がこんなに無邪気に笑っていられるのか。光も音も無い世界に二人っきりで永遠に置き去りにされると言うのにね。」 魔理沙の肩がぶるぶると震え出した。 「私にはわからない。何故、この子達がこんな方法を選んだのか。傍にいる方法は他にいくらでもあったのに。」 魔理沙は嗚咽を堪えていた。ぱたぱたと溢れた涙の雫が畳に小さな池を作っていく。 「―――私には、わからない。人間が何故、こんなにも愚かで、哀れで、そして限りなく優しい存在なのかが」 「幻想郷の大結界はどうなってる?」 マヨヒガからの帰り際、魔理沙は紫に尋ねた。 「これ以上無い位安定してるわ。例の結界は大結界と連動して張られているから…それが崩れない限り、影響は受け付けないでしょうね」 「そうか…」 魔理沙はぼんやりと空を見上げていて、話を聞いているのかいないのかはわからなかった。 「じゃあな、どーも邪魔したんだぜ」 魔理沙は別れの挨拶を言い終わるか終わらない内に猛スピードで青空へと吸い込まれていった。 「人間はとても愚かで」 紫が空を見上げながら誰に向けるでも無く呟く。 「とても哀れで」 その声は停止したあの世界に向けられているのか、それとも今も動き続けるこの世界に送られているのか。 「限りなく優しい存在、か…」 その答えを知る者はいない。 感想 ヤンデレズ最高ですありがとうございました -- 空白 (2023-08-15 09 39 29) 名前 コメント うわああああい、やっちまったああああああい ヤンデレかもわからない、百合であるかも定かでない、厨設定満載のでろでろ駆け足SSが完成してしまいました…スレの皆さん、ごめんなさい… 「悪役、善玉のいないSS」をコンセプトにして書いてみたら、まーこれがひどい。ひたすら霊夢イジメに奔走していた気がする… こんな金魚の糞みたいなあとがきまで読んでくれた諸君、ありがとう。ヤンデレズとかねーよと思った人、すいません。持病なんです。
https://w.atwiki.jp/battler/pages/3507.html
(輸送機からパラシュートで降下中)設置完了!それでは一言!エントリィィィィィィィ!! -- Mr・H(ご本人) 鳥取砂丘:鳥取県に実在する砂丘。 -- 戦場解説 出てこいストライカー! (ルパン三世召喚) -- jix(本人) なんだなんだ?ここは何処だ? (登場) -- ルパン三世 そのまんまですね、しかしMr・H氏の台詞でエンジェリックレイヤーを思い出したのは私だけか? -- 神 恵介(本人) …。 (サンドサーフィンしながら焼き鳥そうめんを探している) -- 桃椿(jix) いえ、彼は「機動戦士ガンダム MS IGLOO - 黙示録0079 -」に出てくるヴェルナー・ホルバイン少尉のまねをしてるだけだそうです。 -- 説明 二つともよくわからん…。 -- jix(本人) なるほど、納得 -- 神 恵介(本人) ちなみに、「機動戦士ガンダム MS IGLOO - 黙示録0079 -」はレンタルビデオ店で借りれるらしいから一応借りて見た方がいいですよちなみに感動もんです。 -- 説明 「閃光のハサウェイ」みたばっかだしいいや。 -- jix(本人) どちらも見たからいいやw -- 神 恵介(本人) (着地成功)「閃光のハサウェイ」は小説作品で、「機動戦士ガンダム MS IGLOO シリーズ」は基本的に映像作品だけど小説版もあるそうです。 -- Mr・H(ご本人) 閃光のハサウェイは原作者が結末を書いてるとき本気で泣いたという小説ですからね。 -- jix(本人) (鳥取砂丘で行軍訓練中)真北「見るたびに壮大だなぁ。」 中原「うん、砂漠だな。」 -- 島田真北&中原脩(石坂線の鬼神) さてと、そうめん待ってる間に自分の場合の傾向と対策書き込んでこようっと・・・ -- 神 恵介(本人) さて準備っと。 -- Mr・H(ご本人) 完了~、戦闘準備開始! -- 神 恵介(本人) しっかしここは日本なのに砂漠にきちまったような暑さだな…。 -- ルパン三世 ルパンが出てきたんだからこれを使わないわけにはいかないよな(斬鉄剣をアイテム袋から取り出し) -- 神 恵介(本人) あっ今、五衛門を召喚しようと思ってたのに! -- jix(本人) 召喚するなら次元大介だろ、ルパンのパートナーだ -- 神 恵介(本人) よっしゃ出てこい次元大介! (次元大介召喚) -- jix(本人) おー、こりゃ暑いのなんのって。 あ、ルパァーン! (ルパン三世を呼ぶ) -- 次元大介 次元じゃねぇか。お前もここに連れられたのか? -- ルパン三世 ああ、そのようだな。 (タバコを吸う) -- 次元大介 (電話をかける)もしもし?銭形のとつぁんいますか?ぇ?もう出ていたって?? -- 神 恵介(本人) まて〜!ルパァーン! -- 銭形 げっ、銭形のとっつあんだ。 お仕事ご苦労なこって。 (次元大介と共に隠れる) -- ルパン三世 今回銭形はハンター側から事情聴取します。 ルパン三世が隠れていることは皆知っています。 教えるかどうかは自分次第です。 -- ナレーション ちょっとこれ邪魔(斬鉄剣でパトカーをぶった斬る) -- 神 恵介(本人) パトカーは置いてきた。 砂でだめになるからな。 それよりこいつを知りませんでしたか? (神 恵介にルパン三世の写真を見せ事情聴取) -- 銭形 銭形君に話がある! -- 夏川 岩子(大津の守護神) ぇ~、さっきそこに・・・あれ?もういねぇw -- 神 恵介(本人) ていうかお前はここの管轄外やろ(夏川を指さす) -- 島田真北(石坂線の鬼神) でも、いないのは当たり前か・・・ルパンのことだから変装してるかも知れないしな -- 神 恵介(本人) 管轄外って何? -- 夏川 岩子(大津の守護神) とりあえず来るな、自分の職場に戻れ! -- 島田真北(石坂線の鬼神) ZZZ・・・(※:Mr・Hは準備のため一旦、鳥取砂丘から離れています。) -- Mr・H(ご本人) では戻ります!又来て欲しかったら呼んでくださいね! -- 夏川 岩子(大津の守護神) ちなみに私はルパン三世の関わる事件なら何処へでもいける。 こいつを見なかったか? (jixに事情聴取) -- 銭形 いやわかりませんな。 -- jix(本人) おーお、ご苦労なこって。 (変装中) -- ルパン三世 ルパン三世の変装は完璧なので匂い、気配などでしかわかりません。 しかし、次元大介の変装は勘の鋭いやつがみればわかるかも知れません。 またルパンと次元は変装がばれるまで一緒に行動します。 -- ナレーション 今日も私の手を汚さずにすめばいいけどな(コラ)ぁ、カメラさんもうちょっとこっちね(何故かTV中継開始してる) -- 神 恵介(本人) さっきの奴らの話を聞いたら、どうやら焼き鳥そうめんが持っているリフレクターっていうものがお宝らしいぜ。 そいつ見つけたらいただいちまうか。 (変装中、焼き鳥そうめんの捜索) -- ルパン三世 なんで中継してるんだ。 観光地の紹介でもするのか? -- jix(本人) ぇ?いや、退屈しのぎに紅魔館に流したろうと思って。生中継でw -- 神 恵介(本人) 今頃、紅魔館のやつらが驚く顔が目に見えるな。 -- jix(本人) 見渡す限り砂の大地、吹き抜ける風の悪戯で風紋達が姿を留めることはなし。あるのは絶え間ない変化だけ、か。 -- 剣聖・聖良紅牙(ご本人) いつもながら詩人チックだなぁ・・・糞鳥はまだこないか。 -- 剣聖・紺野悠牙(剣聖・聖良紅牙) すまんがこいつを見なかったか? (剣聖・聖良紅牙に事情聴取) -- 銭形 ルパンさんに盗んで欲しい物があるんですが! -- 手山 次元(大津の守護神) (オクトカム、フェイスカム起動して隠れていて、そうめんが来るまで待機中) -- Mr・H(ご本人) 待てコラァ!(アーウィンに乗って乱射) -- 焼き鳥そうめん(ひらお) 不意打ち汚い。(逃げている) -- 300系こだま(ひらお) それっ!(89式でアーウィンを攻撃) -- 島田真北(石坂線の鬼神) ・・・・・・(何かを設置) -- 253系成田(ひらお) アッー!凡退王子がいるぞ!(48900/50000) -- 焼き鳥そうめん(ひらお) 残念だったな!30円が封印されて軍国ダヌキの生産不能になっちまったぞ!(更に追撃) -- 島田真北(石坂線の鬼神) そうめんは頼んだ!(撤退) -- 300系こだま(ひらお) 死ねぇ!(スティンガー対空ミサイルでアーウィンを攻撃) -- Mr・H軍兵士 すまねぇ、まだ目撃してねぇや。でも奴の匂い(ぇ)はかなり残ってるみたいなんだが。盗むとすりゃこっちの標的のこいつが持ってる(そうめんのイラストを見せる)リフレクターとブラスターだから、盗んでもらった方がこっちはだいぶん楽に戦局が進むんだよなぁ・・・。とっつぁん、この2つ盗んでから逮捕ってのはダメ? -- 剣聖・聖良紅牙(ご本人) んだとぉ!絶対に許さん!(HP45400/50000) アッー!(撃墜され、炎上) -- 焼き鳥そうめん(ひらお) 仰げ〜〜〜っ!(炎上中のそうめんをうちわで仰ぐ) -- 島田真北(石坂線の鬼神) (オクトカム、フェイスカムを起動して隠れている)奇襲攻撃!(253系成田をスタンナイフのスタン攻撃でショートさせる) -- Mr・H(ご本人) ギャース!逃げr・・・ アッー!(自分で設置した落とし穴のタネにはまる) -- 253系成田(ひらお) よし、今回は俺が引き金引いてやる!覚醒めよ、汝が力!(真北と脩のエナジーを覚醒させ、攻撃技が増える)[このカキコ以降、真北は水・冷属性技、脩は雷属性技が使用可能です] -- 剣聖・紺野悠牙(剣聖・聖良紅牙) てめぇら、敵に塩を送るつもりか?www(炎が消える) (HP39800/50000) -- 焼き鳥そうめん(ひらお) 俺はルパンを捕まえればいいが…ここは戦場か? -- 銭形 そうめん!!援護する!! -- レティ総統(なっしー) デッドファイヤー!ががががががが!(焼き鳥そうめんを燃やす) -- Mr・H(ご本人) あれ?消えやがったか。しぶといハゲタカだなぁ。仰いだら普通は助燃性が増すけどなぁ・・・・(といいつつ89式で連射) -- 島田真北(石坂線の鬼神) それっ!!サイマグネットΩ!!(ハンター達からパワー吸収を試みる) -- ネびた(なっしー) ジャイアントパンチ!!(真北にジャイアントパンチ!!) -- ジャイアント(なっしー) (焼き鳥そうめんの手に張り紙がはられている) 「ブラスターとリフレクターはいただいた。 ルパン三世」 -- ルパン三世 じゃあお望み通り塩焼きじゃい(加熱済みのるつぼを取り出し中身をかける)ちなみにこれ、溶かした塩だよ(約200度)とっつぁん、戦場というか狩り場なんだ。成功すりゃうまい鶏料理が食えるかも(笑) -- 剣聖・聖良紅牙(ご本人) はい残念(坂反でかわす) -- 島田真北(石坂線の鬼神) ホウッ!ホウッ!(パラパラを踊ってそうめん達をパワーアップ!) -- 長州小力(なっしー) (焼き鳥そうめんを燃やしながら言う)おーい真北~剣聖・紺野悠牙にエナジー入れられてるぞ~ -- Mr・H(ご本人) それは売られてる玩具じゃねぇのか?wwww(水撒き機を所有してる) ファイヤー!(HP32400/50000) -- 焼き鳥そうめん(ひらお) そんなのあんなハゲタカには使う価値もない。 -- 島田真北(石坂線の鬼神) つまりはルパンはいないと…そうめんこれを使え(焼き鳥そうめんに強化リフレクターを渡す) -- レティ総統(なっしー) うむ、ルパンを捕まえたら頂こうか。 -- 銭形 見よ!!この肉体美!ふんはっ!(Mr.Hに攻撃を仕掛ける) -- ゴリチュウ(なっしー) おーっと、いただいておくぜ。 (強化リフレクターをマジックハンドで奪う) -- ルパン三世 そぉい!(ブーメランスパナ(ファミコン、スーファミのゲーム「メタルマックス」に出てくる武器ブーメラン状のスパナ。敵のパーツを破壊する効果持ち)を投げて水撒き機と強化リフレクターを破壊) -- Mr・H(ご本人) 真北達の癖に生意気だぞ!それっ!!(ラジコンを操作し、真北達にボム兵を投下する) -- スネヲ(なっしー) 過去形を使うな過去形を(焼き鳥そうめんに再度強化リフレクターを渡そうとする) -- レティ総統(なっしー) やべぇ!(またも坂反でかわす) -- 島田真北(石坂線の鬼神) 裁かれな・・・(ボム兵にさばきのつぶて) -- 剣聖・聖良紅牙(ご本人) だが断る(レティ総統にスーパーバズーカを撃ち込む) -- 中原脩(石坂線の鬼神) 真北!お別れです!(真北にボム兵を投げる) -- ピずか(なっしー) ぶっ壊させてもらうぜ!(ブーメランスパナを投げて水撒き機と強化リフレクターを破壊する) -- Mr・H(ご本人) 黙れ!(ボム兵に手裏剣を投げつけ、爆発させる) -- 島田真北(石坂線の鬼神) なら、もう一度。 (強化リフレクターを奪おうとする) -- ルパン三世 ふん…零度『絶対零度波動砲』!!(中原に極太広範囲の絶対零度ビームを放つ!)(99000 100000) -- レティ総統(なっしー) 脩、今のあんたならやれる。その身に宿させた雷の力で奴らを痺れさせな!(手本としてサンダーブレードをそうめんへ) -- 剣聖・聖良紅牙(ご本人) うわぁーっ!(HP5310/6300) -- 中原脩(石坂線の鬼神) ルパン、援護するぞ。 (焼き鳥そうめんをマグナムで発砲) -- 次元大介 あぶねぇ!!(回避!)おいもうおまえはくるな!リフレクターならさっき渡しただろ!こっちは開発品だぞ! -- 焼き鳥そうめん そこのババアよ、喰らえ。(89式でレティ総統に連射) -- 島田真北(石坂線の鬼神) それっ!!PKフリーズΩ!!(紅牙にPKフリーズΩ!!) -- ネびた(なっしー) …。 (焼き鳥そうめん、レティ総統を狙撃) -- 桃椿(jix) 誰が雪ババアよ…(グレイズ!!)くらいなさい(紅牙に向けて冷気を放つ) -- レティ総統(なっしー) そぉれ!燃えちまいな!(焼き鳥そうめんに向けてニトロビール(ファミコン、スーファミのゲーム「メタルマックス」に出てくる人間用アイテム。ニトログリセリンが大量に入った火炎瓶。)を3本投げる) -- Mr・H(ご本人) 強化リフレクターだ!!くらいな凡退王子!!(真北に向けてデビルランチャー) -- 焼き鳥そうめん あぎょぱーーー!![残り体力:5400/10000]ちくしょう、苦手な冷気使いやがって!お返しのバーンストライク100連発だ!!それそれそれぃ!! -- 剣聖・聖良紅牙(ご本人) おらっ!(坂反) -- 島田真北(石坂線の鬼神) うおおおおおおっ!!すてみタックル!!(真北にすてみタックル!!) -- ゴリチュウ(なっしー) ルパン!これを使え! (ルパン三世にワルサーを渡す) -- 次元大介 ぎゃぁーっ!(HP6299/7200) -- 島田真北(石坂線の鬼神) 喰らえ!(ブーメランスパナを投げて焼き鳥そうめんを攻撃) -- Mr・H(ご本人) 悪いな次元。 (ワルサーで焼き鳥そうめんを発砲) -- ルパン三世 ルパン!!新しいリフレクター出てきたぜ!(レティとネびたにエンシェントノヴァ) -- 剣聖・紺野悠牙(剣聖・聖良紅牙) 一気に百発ときたか!!残念、これはもう一枚ある!!行くぞ!!零度『絶対零度波動砲』!!(バーンストライクをも飲み込みまっすぐファイナルスパーク規模のビームが紅牙へ向かっていく!) -- レティ総統(なっしー) なんかなっしー氏の!を多用した書き込みは大津軍を彷彿とさせるんだがなぁ・・・ -- 解説:石坂線の鬼神 リフレクターだ!!それっ!!(そうめんビジョンで後方に退避) -- 焼き鳥そうめん あとそろそろひらお氏が戻ってくるのでそうめんの代理をやめていただけませんか? -- 解説:石坂線の鬼神 ああ、小説書いてる時の癖がここに出てるからな、とりあえず凄い時には『!』を使うから、シリアスの場合は別だが… -- なっしー そうめんなんて燃えちまえ~(変な歌を歌いつつニトロビールを焼き鳥そうめんへ向けて1本投げつける) -- Mr・H(ご本人) おk、把握、後はひらおさんにお頼み申す -- なっしー (レティ総統の腕に張り紙がある) 「ずっと前に全てのリフレクターはいただいておいた ルパン三世」 -- ルパン三世 ギャース!ファイヤー!(HP29800/50000) -- 焼き鳥そうめん(ひらお) ブレイヴァリー!!(紅牙をかばう)[残り体力:3200/8200]冥土の土産だ!雪娘らしく太陽に溶けて消えろ!(エンシェントノヴァ1000連発) -- 剣聖・紺野悠牙(剣聖・聖良紅牙) ルパァーン!見つけたぞ! (ルパン三世を発見) -- ルパン三世 名前間違えた。 -- 銭形 それっ!(焼き鳥そうめんを消火する)PKファイアΩ!!(Mr.H、真北、中原にPKファイアΩ!) -- ネびた(なっしー) ついでにこいつでもくらっとけ~(ブーメランスパナを投げて焼き鳥そうめんを攻撃)ついでに火はこれで消しておく(消火機で -- Mr・H(ご本人) お断りよ!!(冷気を纏って全力防御!)(91000 100000) -- レティ総統(なっしー) うわぁーっ!(HP5620/7200) -- 島田真北(石坂線の鬼神) ネびた殿!礼を言うぜ!(ロケットランチャーを乱射) -- 焼き鳥そうめん(ひらお) ぐはぁっ!(HP5144/5000) -- 中原脩(石坂線の鬼神) …。(ネびたの眉間に銃を構えた) 終りよ…。 (発砲) -- 桃椿(jix) ふんはっ!(Mr.Hの攻撃を弾く!かみなり!(紅牙と悠牙にかみなり!) -- ゴリチュウ(なっしー) それ消火~(消火機でPKファイアΩを消火) -- Mr・H(ご本人) このババア!フルボッコにしてくれる!(スーパーバズーカでレティ総統を撃ちまくる) -- 島田真北(石坂線の鬼神) 謝るのはどっちの方かな〜?(素早く反応して桃椿にバットスイング!) -- ネびた(なっしー) だから俺みたいな紙装甲が一番似合うんだっつーの!!ヴォルカニックフレアァァァァァァァ!!(熱波で中和後にマグマの嵐と火柱、さらにエンシェントノヴァとバーンストライク1000連発) -- 剣聖・聖良紅牙(ご本人) だから誰が雪ババアよ……(ダメージ)はぁっ!!(紅牙と悠牙に冷気を放つ!)(87000 100000) -- レティ総統(なっしー) (バットを叩き割る) …。 (ネびたの心臓を一突き) -- 桃椿(jix) ぴぎゃびぃ!ファイヤー!(hp21110/50000) -- 焼き鳥そうめん(ひらお) へっ、貴様のおかげで戦いやすくなった。現在の気温は何度だとおもうかね? -- 島田真北(石坂線の鬼神) そーれ!(マシンガンで焼き鳥そうめんを攻撃) -- Mr・H軍兵士 はい、攻撃は基本過去形禁止だからね、PKフリーズΩ!(桃椿を無視して紅牙に向けてPKフリーズΩ) -- ネびた(なっしー) それ。ストライカーだ。 (陸戦兵を召喚。レティ総統に火炎砲) -- jix(本人) 色気婆乙!(桃椿をロケットランチャーで撃つ) -- 253系成田(ひらお) …成る程…ここまで気温が下がったのか…ならば出し惜しみをする意味も無い!!(体力を消費し気温を氷点下にして、ステージを凍土化、雪を降らす!)(43500 100000) -- レティ総統(なっしー) ひっかかったな・・・・・見ろ!あたり一面がシベリアのようだ!これで勝つる・・・ -- 島田真北(石坂線の鬼神) …。 (貫通弾でロケットを破壊しつつ253系成田を狙撃) -- 桃椿(jix) (オクトカム、フェイスカムを起動し隠れる) -- Mr・H(ご本人) やばい!奴は神タをぶっぱしてくる!(逃走準備) -- 焼き鳥そうめん(ひらお) ギャース!(命中し、爆死) -- 253系成田(ひらお) 逃がすか!(89式でそうめんを連射) -- 島田真北(石坂線の鬼神) 鳥取砂丘になんてことを…。 -- jix(本人) (そうめんの近くへ移動)そーれ!(CQCで焼き鳥そうめんを攻撃) -- Mr・H(ご本人) どうかしら?これにより私も大幅パワーアップよ?私の方が氷上での戦いで勝ってるって事を教えて上げるわ!!(真北にビームソードを振るう) -- レティ総統(なっしー) はい、残念でしたぁーっ!(回避) -- 島田真北(石坂線の鬼神) ウボァ!(14400/50000) -- 焼き鳥そうめん(ひらお) よっしゃ、あのハゲタカを倒してくる! -- 中原脩(石坂線の鬼神) (レティ総統に火炎砲を発射) -- 陸戦兵 甘い!(素早く真北の後ろに周りビームソードを振るう) -- レティ総統(なっしー) まだだ!(回避) -- 島田真北(石坂線の鬼神) ついでに!(RPG-7で焼き鳥そうめんを攻撃) -- Mr・H(ご本人) くったばれそうめんくったばれそうめんくったばれそうめんくったばれそうめん♪(東京音頭の譜で歌いながら銃剣でそうめんを滅多刺し) -- 中原脩(石坂線の鬼神) そうは行かないんだよね〜〜〜、PKフリーズΩ!!(中原にPKフリーズΩ) -- ネびた(なっしー) それっ!!(中原にフリーザーを投げる) -- ピずか(なっしー) すみませんでした・・・・・ 無期懲役にしてください・・・・(HP 9800/50000) -- 焼き鳥そうめん(ひらお) (焼き鳥そうめんにAS‐20〈アサルトライフル〉を発射) -- 陸戦兵 ぎゃぁ(HP4395/6300) -- 中原脩(石坂線の鬼神) はっ!(真北にビームソードを振るいながら真北の頭上から氷柱を落とす) -- レティ総統(なっしー) それ。(高周波ブレードで焼き鳥そうめんを切る) -- Mr・H(ご本人) PKライフアップβ!!(焼き鳥そうめんの体力を20000回復しようと試みた!) -- ネびた(なっしー) ミガワリボウギョ!(キノピオガードしながら焼き鳥そうめんをミガワリボウギョ) -- ピずか(なっしー) 通用するかよ!(ノーダメージ) -- 島田真北(石坂線の鬼神) …。 (ネびたを蹴り飛ばし回復を中止させようとする) -- 桃椿(jix) 消し飛べ!(バズーカ砲で焼き鳥そうめんを吹き飛ばす) -- Mr・H(ご本人) そうか…出力アップだ!!(ビームソードがラージビームソードにレベルアップ!)くらえ!(真北に斬撃を放つ) -- レティ総統(なっしー) それ、ドッスンだ。 (焼き鳥そうめんをドッスンで押し潰そうとする) -- jix(本人) そうはいかない!(焼き鳥そうめんの回復続行!) -- ネびた(なっしー) クソッ!(HP5603/7200) -- 島田真北(石坂線の鬼神) ふんぬ!(ドッスンを押さえる!) -- ジャイアント(なっしー) ファイヤー!そうめんみたいなもんだぜ! 107匹目撃破 (回復前にやられたので手遅れでした。) -- 鳥 Powwweeeeerrrr!見ろ!ハゲタカが死んだ!おとなしく撤退しとけ!雪ババア! -- 島田真北(石坂線の鬼神) そうめん…仕方ない、撤退だ(撤退した) -- レティ総統(なっしー) (焼き鳥そうめんがやられた場所に張り紙がある) 「焼き鳥そうめんはいただいておいたぜルパン三世」 -- ルパン三世 すみません、ご協力を感謝します。 まてールパァーン! (ルパン三世を探しに行く) -- 銭形
https://w.atwiki.jp/vermili/pages/1514.html
こうこうかぐつち ・ にちりんえん 煌煌迦具土神・日輪焱 天地(あめつち)、劫火で焼き祓わん 輝け、天式── 土御門羅睺が人式によって魔人と化し、神級マガツ魔塵龍・八岐大蛇を術の砲台とした放った、人の身では不可能とされた星招術。 八岐大蛇の首を砲台とし、半人半魔に改造された羅睺が引き金となることで発動を可能にした。掴み取ったのは、最もシンプルかつ、既存霊煌術と似通っている天式。 天式の火力を上回るものなど、この宇宙には存在しない。ゆえに顕現するは死の熱線。 バックログでは確認できないが、伝説の大天魔──神級マガツ、魔塵龍・八岐大蛇の召喚詠唱。 + ... 神慮拝聴・斯くやあらん 逢魔に吼えるは魔塵龍、八岐大蛇が御一首(おんひとく) いざ、おいでませ、おいでませい──! 詠唱 我が誓願。聞き届けたまえ、極晃よ 頸切り刃に散る焔。燃える血潮に咲く炎産霊。 産声満たすは十拳の軌跡。神裔たる御前(おんまえ)に御業御降(みわざおさがり)くだされや 幸え給え、言祝ぎ給え。九曜の光を仰ぐが如く。 天地(あめつち)、劫火で焼き祓わん 輝け、天式──星招術 煌煌迦具土神(こうこうかぐつち)・日輪焱(にちりんえん)ェェンッ! 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/anozero/pages/8862.html
前ページ次ページ萌え萌えゼロ大戦(略) 「ミスタ・ラルカス?」 ふがくたち、それに遅れること一日で学院に戻ったコルベールたちから さらに遅れること一日。魔法学院に戻ったばかりのタバサは、戻るなり ルイズに捕まった。 「そう。三十年前にガリア王国南薔薇花壇騎士だったって聞いたから。 タバサはガリアの出身でしょ?だからどこにいるか聞いたことがないかな?って…… 有名な人だった、って聞いたし」 ルイズは言葉を選びながらタバサに問いかける。この間のタルブの村の 一件で多少距離が縮まったとはいえ、まだタバサの纏う雰囲気はルイズに 打ち解けてはいない。突き放しはしないが親身でもないその態度は、 ルイズにも緊張を強いる。 しばしの沈黙。思わず息を呑むルイズに、タバサは静かに告げた。 「……その人に会うのは諦めて」 「え?」 いきなり何を言い出すの?――そう口にしようとしたルイズに、 タバサはとどめの一言を突きつける。 「……私が……殺したから」 タルブの村から戻ったコルベールは、自分の研究室に真ん前に鎮座 していた『竜の羽衣』に思わず腰を抜かしそうになった。 それでも事情を聞けば俄然奮発するのは、彼も立派な癈じ……もとい 技術者の一人だと言えるだろう。 旅装を解くのももどかしく、コルベールは早速『竜の血』ことガソリンの 合成に取りかかった。ルーリーからふがくに手渡された手引き書を元に 手持ちの材料と格闘するその傍らには、ふがくと、そして成り行きで 巻き込まれたギーシュがいた…… 目の前に置かれたグラスに少しだけ入った無色透明な液体。ふがくは グラスを手で仰いでにおいをかぐと、意を決したようにくいっと中身を 飲み干した。 そして……顔をしかめる。 「これ……軽油……。少しだけなら発動機の掃除にいいけど……」 「うーん。難しいな。『錬金』の配合がまだ甘かったか……」 苦々しく顔をゆがめるふがくと、考える仕草のコルベール。 その横から、ギーシュが別のグラスを差し出した。 「これはどうかな?」 ふがくはグラスを受け取ると……無言で中身を床にぶちまける。 「ああ!何をするんだ!?」 思わず声を上げるギーシュに、ふがくは怒りの表情をあらわにする。 「アンタねぇ!私を壊す気?何さりげなく廃油なんて出してくるのよ!」 「廃油って……それはさっき僕が作った油なんだけど」 「できばえが廃油だって言ってるの!さっき出してきた重油の方が まだマシよ!それとも何?こんな短時間で腐るほど足が早いって言う気!? どっちにしても使えないわよ!」 それを聞いてうなだれるギーシュ。彼にしてみれば先のフィールドワークに 引き続いて巻き込まれただけ(単位がもらえると言われたのもあるが)なのに、 やってみれば怒りの矛先を向けられるだけ。ドットとはいえ『土』メイジの 端くれとして、『錬金』でここまでけちょんけちょんにのされるのは 凹むどころの話ではない。もっとも、ふがくにしてみれば無茶な油で 壊されるのは真っ平ごめんとばかりに態度が硬化するのも無理はない ことであるが。 「まあまあ。ミスタ・グラモンも悪気があってやったわけじゃないから」 「悪気があったら困るわよ!」 コルベールのフォローも役に立たず、ふがくの怒りは収まらない。 混乱の度合いを深める研究室を、モンモランシーとルイズが遠巻きに 見つめていた。 「……何やってるのよギーシュは……」 思わず額に指を当てて溜息をつくモンモランシー。タルブの村で見た 『竜の羽衣』が自分たちより先に戻っていることは、馬で走る自分たちの 真上を轟音ととも飛び去っていったことで知っていた。ここに一機しか ないということは、もう一機は見送りだけで引き返したのだろう。 その乗り手がシエスタだということにも驚いたが。 その横で、ルイズは無言のままだ。モンモランシーがここに来た時には もうルイズが先にいたが、そのときから一言も言葉を交わしていない。 (わたしにあんなことを聞いてきた時から悪くなってるわね。タバサとも 話していたようだったけど、何かあったのかしらね?) ルイズの様子にモンモランシーは内心で小さく溜息をついた。 そして、フィールドワークから戻ってすぐのことを思い出す―― 「……それで、話って?」 旅装を解くのももどかしく、珍しい来客にモンモランシーは秘薬の 原料保存用冷蔵庫から冷えたハーブティーを取り出してルイズに振る舞う。 もっとも、ケティのようにお菓子作りに使うわけでもなく、懐にも厳しいのを 承知で何とか頑張って買った代物だったが、こういうことにも役立つとは モンモランシー本人が思っていなかったのではあるが。 ハーブティーのカップを前にして、もじもじと言葉を選ぶルイズ。 急かした割にはそんなに言いにくいことなのだろうか?とモンモランシーは いぶかったが、とりあえず本人が言い出すまで待つことにする。 それから数分経ってから、ルイズはようやくまともな言葉を口にした。 「あ、あのね。あなたの、おばあさまのことなんだけど……」 「うちのおばあさまが、どうしたの?先に言っておくけど、おばあさまは もう十年以上前に死んでしまっているわよ」 「うん。それは知ってる。あかぎに聞いたから」 その名を出されて、モンモランシーはルイズが聞きたいことを悟った。 「……『命を移す秘法』かしら?聞きたいのは?」 そう言って自分のグラスを指で弾く。澄んだ音が響き、部屋に木霊する。 「う、うん。あなたか、あなたのお母さまが、その技を受け継いで いないかな?って……」 虫の良い話だと思っているのだろうか?ルイズの言葉には遠慮ばかりで 全く自信が感じられない。 モンモランシーはこれ見よがしに溜息をつくと、ルイズにきっぱりと 言い放つ。 「ああ、もう!いったいどうしたのよ?さっきから遠慮っていうか、 煮え切らないわね!」 「ご、ごめんなさい」 しょげるルイズ。そこにモンモランシーがもう一度溜息をつく。 「……ひょっとして、あなた、わたしがあなたのこと嫌ってるって思ってる? そう思われているなら心外だわ。 確かにちょっとからかったことはあるけど、他の娘みたいに公爵家に 喧嘩売った結果も考えずにいじめに回った事なんて一度もないわよ。 第一、うちはあなたの家に足を向けて眠れないくらいなんだから」 モンモランシーの言葉を、ルイズは反芻する。そういえば――入学した ときも、自分の評価が『ゼロ』に定まった後でも、モンモランシーの 態度は一貫して変わっていなかったっけ、と。 縮こまっていたルイズが顔を上げると、モンモランシーは「しっかり しなさいよね」と言わんばかりの表情でルイズを見る。そして、言った。 「……ちょっと長くなるけど、いい?先に言っておくけど、昔話。 つまらないかもしれないわよ?」 「え?あ……うん」 ルイズの返事を聞いてから、モンモランシーは語り出す。 「……実はね。わたしは、小さい頃おばあさまの笑顔が怖かった。 おばあさまはいつも笑っていて……笑うことしかできなくなっていたの」 モンモランシーはそこで一度言葉を切る。そしてルイズに問いかけた。 「ルイズ、あなたは三十年前にこのハルケギニアで何があったか知ってるわね? あかぎさんに会ったんだし」 「ええ。『キョウリュウ』って化け物が暴れ回って、たくさんの人が 死んだって。わたしの母さまもあかぎのおかげで助かったって聞いたわ」 「そこまで知っているなら話が早いわ。『キョウリュウ』の毒ってね、 目に見えない空気みたいなものなんだって。生き物の根幹を破壊するもので、 たくさん浴びて吸い込めばすぐに死んでしまうけど、そうでなくても じわじわと苦しめられて死んでいく……そういう毒。鉛に変えられた 『キョウリュウ』の死体がうずくまる旧クロステルマン伯爵領のその場所は、 今も立ち入りが禁止されているって話よ。心臓から毒が放たれ続けて 危険だからって。 わたしのおばあさまはあかぎさんからその毒の治療方法を教わったけど、 それは非常に限定的で、施術の難しい術式だった。それにね、平民の あかぎさんを認めない多くの貴族はおばあさまにだけ目を向けた。 このトリステインだけじゃない。ゲルマニアもそうだったわ――」 そう。このハルケギニアにおいて、『放射線』というものはまだ理解の 埒外に存在するものだ。それは今でもほとんど変わらない。 かつてこの世界に召喚された大日本帝国の秘密兵器、試製核動力二足 歩行型超重戦車『キョウリュウ』との戦いにおいて、臨界に達して暴走した 原子炉は大量の放射線をばらまき、この世界に未曾有の被害をもたらした。 急性放射線障害によって多くの人間が苦しめられる中、多少なりとも その実情を知る鋼の乙女であるあかぎによって、大日本帝国でも まだ臨床試験の段階にすら達していなかった骨髄移植手術が実施され 重篤な患者が救済されたことは、たちまちハルケギニア中に驚きと称讃を 伴って伝えられた。 しかし、その際にいずこかの者によって、この世界では平民扱いされる あかぎの名は伏せられ、トリステインのモンモランシ夫人とガリアの 騎士ラルカスが共同で治療方法を開発したとねじ曲げられた。 そして、同じく『キョウリュウ』による大きな被害を受けながらも その治療方法開発において蚊帳の外に置かれていたゲルマニアは、 外交チャネルを通じてガリアに治療方法の提供を要請するが、時の王 ルイ一三世は全く相手にせず、やむを得ずラ・ヴァリエール領近くの 国境においてゆるやかな交戦状態が継続していたトリステインに協力を仰ぐ。 その際、停戦条件としてゲルマニアは数多くの条件を突きつけられることに なるのだが、それらをすべて丸呑みしてでも国民を救いたいと願う 時の皇帝アルブレヒト一世は、何一つ言い訳もせず事実上の降伏文書とも いえる停戦文書にサインしたと伝えられている(そしてそれが国内に波紋を 投げかけ、現在のアルブレヒト三世が即位するまでの血を血で洗う凄惨な お家騒動の元になったのだが……それはここで語られることではない)。 そのようないきさつもあり、トリステインからモンモランシ夫人を 中心とした医療チームがゲルマニアに派遣される。 だが、今や『命を移す秘法』として知られる骨髄移植手術を施術できるのは トリステインではあかぎを除けばモンモランシ夫人だけであるため、 他のメンバーは彼女のサポートしかできない有様だった―― 「――わたしはおばあさまの日記でしかその状況は知らないけど、 派遣された当日の日記にはたった一言、『地獄(エンフェル)』とだけしか 書かれていなかったわ」 その言葉にルイズは息を呑む。モンモランシーは続けた。 「その日から、おばあさまの日記には、自分の無力さと絶望ばかり 書かれていた。助けたいのに助けられない。そんな自分を助けてくれる人も そばにはいない。それでも手を止めるわけにはいかない。治療を旨とする 『水』メイジにとって最悪な状況よね。わたしだったらたぶん折れてる。 そんな状況で、おばあさまは一年間ゲルマニアで治療を続けた――」 放射線被害の回復に最も貴重なものは時間だ。治療までの時間が延びれば 延びるほど、その患者の生存率は絶望的な数値にまで落ちる。 そんな放射線を知らない、というハルケギニア、そして帝政ゲルマニアの 状況は、その中でも最悪なものとなっていた。 モンモランシ夫人は、ガリアのサナトリウムで見た光景以上の凄惨な 状況に言葉を失った。だが、それでも、彼女は表向きはその感情を表に 出さず、患者に笑顔と希望を振りまき続けた。奇しくもかつて騎士ラルカスが してきたことと同じ事を彼女は祖国から遠く離れたこの地ですることになり、 彼女は四六時中休むことなく動き続けた。 そうして――派遣された一年間で百人ほどの人間を救い、その百倍近い 人間を見送った彼女がトリステインに帰国した時。彼女を見た国王 フィリップ三世は、その変わりように絶句した、と伝えられている。 祖国に戻ったモンモランシ夫人は、終始笑顔だった。そう。何があろうとも。 今回のゲルマニアへの人道的派遣で、多くのメイジが心を壊した、 との報告を国王は受けていた。当初より期限を短縮させて一年間で彼女たちを 呼び戻したのも、そういう理由からだ。 今回の派遣で、トリステインはゲルマニアへの治療方法そのものの 提供を厳に禁じていた。施術は派遣したトリステインのメイジだけで 行い、道具一つもゲルマニアに用意させなかった。 それが完全に裏目に出た。 『お客さん』扱いのモンモランシ夫人たちにゲルマニアの対応は 決して親身ということにならず、それが彼女たちの心をすり減らした。 一人、また一人と心を壊し、最後に残ったのはモンモランシ夫人と あと一人の若い女メイジだけだった、と記録には残っている。彼女の名は 今に残っていない。アカデミーの将来を有望視された人材だった、とあるが、 この派遣から時を置かずトリステインを出奔してしまったためだ。 その行方は杳として知れない。 そこまで話してから、モンモランシーは一息つく。そしてすっかり ぬるくなったグラスでのどをしめらせた。 「帰国してから、おばあさまはその秘術について一言も口にしなくなったわ。 トリスタニアのサナトリウムではまだ毒に苦しむ患者が多くいたし、 フィリップ三世陛下すら、その毒でみまかられたというのにね。とはいえ、 トリステインだとまだあかぎさんがいたから、おばあさまがそんな状態に なっても何とかなったみたいだけど。 でもね。その派遣でうちは昔ほどじゃないけど結構盛り返したわ。 転封された領地は戻してもらえなかったけど、傷ついた家格は雪ぐことができた。 だけど、十年前、おばあさまが死んでしまった後でお父さまが先物で 大失敗して、うちは屋敷も何もかも売り払わなければならなくなりそうになった。 そんなある日の夜、あなたのお母さまが突然従者一人だけ連れて訪ねて こられたのよ。公爵家の奥方様がそんなのありえないわよね。 しかも、そのときあなたのお母さま、何て言ったと思う?」 モンモランシーの言葉に、ルイズは小さく首を振った。 その様子に、モンモランシーは一つ釘を刺した。 「……わたしが言ったってこと、絶対に内緒にしてよね? あなたのお母さま、うちの両親に『二十年前の手術代をお支払いに 来ました』って、そう言ったのよ。その上で、従者に運ばせていた トランクいっぱいに詰められた金塊をうちの両親の前に差し出したの。 そりゃ一ドニエでも欲しい時だもの。うちの両親も驚いたって聞いてる。 それに、うちのおばあさまがラ・ヴァリエール公爵夫人の手術をやった、 なんてそのときまで聞いたこともなかったし。第一、仮にそうだとしても、 ラ・ヴァリエール公爵家ともあろう家がそんなに支払いを滞らせるはず なんてないわよね。だけど、あなたのお母さま、それ以上のことは言わなかった。 おかげでうちはクルデンホルフへの借金を完済して、ボロボロだった 屋敷も修理することができた。本当に、感謝してもしきれないくらいなのよ。 うちは」 モンモランシーはそう言って、ようやくルイズの問いに答える。 「そういういきさつもあって、うちはあなたの家に足を向けて眠れないし、 おばあさまはお母さまやわたしにその秘術を伝えることなく死んでしまったわ。 道具もほとんど残ってないわね。おばあさまの遺言で壊したから。 それ以外だと……確かトリスタニアの博物館に注射筒が一つあったと思うけど。 あれはギーシュの大伯父さまが作ったものだって聞いてるし」 「そう……なんだ」 「悪いわね。あなたの期待に応えられなくて。 それに、昔話聞かせちゃって、退屈だった?」 「ううん。こっちこそ、あなたの家の恥を無理矢理聞いたみたいになってゴメン」 「いいわよ。それよりも、あなたの身内にあの秘術が必要な人がいるって いう方が心配よ。もしかして……お姉さま?」 「うん。あかぎもはっきりとは言わなかったんだけど……」 「そう。大変ね」 「今はあかぎの秘薬で落ち着いてるんだけど……。 やっぱり、ちい姉さまに元気になって欲しいって思ったから。 わたしのわがままね」 「そんなことはないわよ。 ……もし、待っていてもらえるなら……わたし、学院を卒業したら あかぎさんに師事しようかな?トリスタニアのアカデミーとサナトリウムで 研究が続けられてるって聞いたことがあるけど、おばあさまのこともあるしね」 ――意外なところで、道、見つけちゃったかな?とモンモランシーは思う。 あのタルブでの戦いで見た、あかぎの『癒しの抱擁』。 あれを習得できるとは思えないが、ハルケギニアではまだ遠く及ばない 遠い異国の医術を学び、それが活かせるなら、きっと多くの人を救うことが できるだろう。『水』のメイジとして、それに勝る喜びはない。 祖母の悲劇を繰り返さないためにも、孫である自分が何かできるのであれば、 それは何よりのことだと、モンモランシーは思った。 モンモランシーがそう思いを固めた時。研究室にマチルダが息せき切って 入ってくる。コルベールが何事かと彼女に駆け寄ると、マチルダは それを振り払ってふがくに懇願した。 「ふがく!あたしをタルブの村に連れて行って!学院長の許可はもらってるから!」 うちひしがれるコルベールに目もくれず、マチルダはふがくの両肩を 掴んでそう言った。普段の落ち着いた様子で己を包み隠すことも忘れるほど 焦るその姿に、ふがくはまず落ち着かせようと慎重に言葉を選ぶ。 「落ち着いて!深・呼・吸!それに地が出てるって!」 「そんな暇ないんだよ!アンリエッタ姫より先にタルブに着かないと あの子が!」 「それ?どういうこと?」 その声にマチルダがはっと振り返る。そこに立っていたのは、ルイズだ。 「ねぇ?どういうこと?姫さまが、何?」 ルイズの問いかけに、マチルダは答えられない。ここにはコルベールや ギーシュ、モンモランシーもいる。そんな中で、言えるはずもない。 言いよどむマチルダに、ルイズは疑惑の視線を向ける。それは信頼して いたものを侮辱された目だ。そして、言う。 「わたしも行くわ」と。 ルイズがそんなことを言い出してマチルダたちのタルブ到着が遅れるのをよそに。 ワルド子爵の駆る風竜は、タルブの村をその視界に捉えていた。 魔法衛士隊の保有する最速の風竜だけあり、通常の風竜の二割増しの 速さで空を駆け抜ける。訓練の際に集合地点の目標にする全長一リーグほどの 『竜の道』を目にした時、ワルドは自分の背中に掴まるアンリエッタ姫に 話しかける。 「ご気分はいかがですか?」 「悪くはありませんわ。でも、かのふがくはこれよりももっと速いのですよね?」 「はい。あの速度……万が一敵に回ったとすれば、その強襲を防ぐ手立ては 今のトリステインにはありません」 「今日のことで、それが現実になってしまうかも知れませんわね」 「ご冗談を」 「そうとも言い切れませんわ。ルイズ・フランソワーズがどう動くか……」 アンリエッタ姫のその言葉に、ワルドは返す言葉が見つからなかった。 ワルドがタルブの村の『竜の道』に降り立った時。村の警護を隊長 アニエスから委譲されていた第七小隊小隊長エミリーは突然の来客に 驚きを隠せなかった。 「ひ、姫殿下?」 その驚きは、エミリーの隣に立つ第一小隊第一分隊長のエルザも同様。 だが、エルザにとって、今日は驚きばかりの日になった。 最初の驚きは、今朝早くに到着した高速乗合馬車から降りてきた人間だった。 ミス・エンタープライズの知人からの紹介だと名乗ったティファニアという、 同性の自分から見てもはっと息を呑むような雰囲気とスタイルの少女と、 彼女が連れているチハという貧相なんだがすごいのかよく分からない 装備に身を包んだ少女の二人は、数人の幼子たちを連れてこの村にやって来た。 次の驚かされたのは、ティファニアたちと一緒にやって来たシンが、 実は今まで知らされていなかった銃士隊小隊を率いてやって来たということ。 第八小隊など、隊長のアニエスからは聞かされたこともなかった。 だが、シンはアニエスから『自分付きのゲスト』と紹介されたことが あったため、アニエスは当然知っていて話さなかったのは明白。 だが、彼女が驚いたのはそれだけではなかった。 (シン小隊長と一緒に来た三人だけでなく、先に一人身分を隠して村に 来ていたというのが、ね……) エルザは自分の横にいるシンにちらりと視線を向けてから内心嘆息する。 あのティファニアという少女は、それだけ重要な存在なのだろうか? 帽子を目深にかぶったままで、身体検査もシンがすでにやったと言うことで 省略――妙におどおどした感じで、人慣れていないあの少女が……と そこまで彼女が考えたところで、ワルドに手を引かれてアンリエッタ姫が 風竜から降り立った。 「みなさん。ご苦労さまです」 アンリエッタ姫はそう三人に声をかけた。それを受けて、先任のエミリーが 質問する。 「あの、姫殿下?ひょっとして、ここに来たのは誰にも告げずに…… なんてことありませんよね?」 「もちろんです。ワルド子爵しかわたくしがここにいることは知りませんわ」 「やっぱり……」 苦笑するエミリー。それを聞いてエルザは卒倒しそうになった。 一人シンだけが平然と答える。 「でも、これで王宮の膿が出せますよね。アニエス隊長は今頃大変 でしょうけど」 「王宮の……膿?」 「あーそういうことですか。シンさん、その辺全部知ってますね?」 困惑するエルザと、地球でのシンの話を聞いたことがあるエミリーは 対照的に諦めたような顔をする。シンは間違いなくアンリエッタ姫が 突然王宮から姿を消したことに関係している。今まで表に出なかった 小隊を率いているということは、そういうことだ。 前ページ次ページ萌え萌えゼロ大戦(略)
https://w.atwiki.jp/anirowakojinn/pages/1339.html
此処は、病院だ。部屋の片隅には点滴等が置いてあり、 ところどころに血痕の跡なども見られる。果たしてそれが織田信長の殺戮の跡かは、分からない。 しかし、そんな病室に、空を仰ぐ一人の男がいた。 ――――――――――――――浦島太郎。 といっても、童話の浦島太郎ではない。 彼は御伽銀行という組織に所属する一人の学生だ 顔は端整で、性格も女には優しい。まあ、男にまったく興味がなく、女性に目がないのが玉にキズだったが、彼を一途に愛してくれる女性がいた。 『私は、太郎様をいつまでも、愛していますよ』 「………………やっぱり、負けるわけにはいかないな」 浦島はポケットのホルスターから一丁の銃を取り出す ウィンチェスター銃で、西部劇でよく使われるものだ 弾丸は六発。おそらく織田信長が生み出したものだろう、織田の家紋があるあたり。 浦島は構える真似事をしてみると、もう一度ホルスターにウィンチェスターをしまった。 全て殺そう、乙姫の為に。全て壊そう、自分の為に。 次の瞬間、 「うああああぁぁぁぁああああああああああああああっ!!」 少年の叫びだった 後ろを振り返ると、眼鏡の少年が金属バットを振りかざしていた 「ちっ!!」 浦島は少年のわき腹に蹴りを叩き込む。 グラッ、と少年の重心が崩れたのを確認して、構え直される前に銃を構えた。 パァン、パァン。 二発の銃声が響いて、少年の顔面が吹き飛んでいた。 強力に改造されているのだろうか、と浦島が考えた瞬間、自分は一度しか引き金を引いていないし、そもそもリロードをしていないことを思い出す。 だが、浦島の右肩に、激痛が走った。 「な………ん、だ…これは…っ!」 致命傷にはなっていないが、これは何かに支障が出るかもしれない。 浦島は左手でウィンチェスターを構え直し、出口付近に向けた。リロードは少年を殺したときに終わっていた。引き金を引けば、あれだけの威力の弾丸が放たれるのだ。 しかし、銃口の先に立っていたのは、見知った顔だった 「――――――――――――――――――大、神」 「何やってんだよ、浦島……!?」 大神涼子。浦島の同僚で、同じくこのゲームの参加者だ。 これは不都合だ、と浦島は思う。いくら浦島がゲームに乗っていても、同僚を殺して心が痛まないほど終わってはいない。 だが、大神は躊躇なく浦島を撃った。おそらく少年を助けようとしたのだろう。銃に慣れていたら、危険だった 「何で、こいつを殺したんだよ!!お前はこんなくだらない実験に乗ったのか?」 「ああ、乗った」 即答した 「俺は乙姫のところに帰らなくちゃならない、あいつを裏切ることはできないんだ」 「だから、俺は大神、お前や頭取、………森野も殺すことになる」 森野と聞いたとき、涼子は銃を再び構える。 「撃ってみろよ、大神」 浦島が少し、笑みを浮かべてそういった。 「撃てる覚悟はお前にはないんだろ?急所に当てるなんて、絶対お前にはできない」 「違う!お前が亮士を殺すっていうんなら、俺だってお前を殺す!!」 涼子の手は、小刻みに震えていた。手の震えは、銃撃の精度を大きく下げる。 「お前は人を殺せない。大体、リロードを忘れるような素人には、俺は殺されない」 場を、沈黙が支配した。 数秒、いや、数分だったかもしれない。時間が経ち、涼子は悲しそうに眉をひそめ、 銃をゆっくり降ろした。 そして、毅然とした表情で、浦島にこう言った。 「確かに、今の俺には浦島どころか、ほかの奴だって殺せないだろうさ。だけど俺は、強くなる!そして、お前を止めてやる!」 「楽しみにしてるよ」 浦島は、至急品の包帯で止血をしながら、涼子の前を立ち去った。 「浦島…………」 【一日目/深夜】 【浦島太郎@オオカミさんと七人の仲間たち】 [状態]右肩に銃創(止血済) [装備]改造ウィンチェスター [所持品]基本支給品一式 [思考・行動] 基本:殺し合いに乗る 1:大神、頭取、森野にも容赦はしない。 [備考] 【一日目/深夜】 【大神涼子@オオカミさんと七人の仲間たち】 [状態]健康、悲しみ [装備]拳銃(警官) [所持品]基本支給品一式 [思考・行動] 基本:殺し合いに乗らない。主催者を倒す。 1:浦島…。 [備考] ※アニメ最終話、亮士に恋心を抱いていることを確信したときからの参戦です 【小鳥遊宗太@WORKING!!】 死亡確認 【残り27/29人】
https://w.atwiki.jp/hyakukami/pages/1163.html
ボス捜索編 ボス追跡編 神解放編 関連神様 キムンカムイ アペフチカムイ コタンコロカムイ ボス アイヌの里の病魔 パヨカカムイ ボス捜索編 ボス追跡編 神解放編 HP 320000 330000 340000 ボーナス 3473ジェム、薬草、コンプシトの盛り合わせ 3542ジェム、薬草、コンプシトの盛り合わせ 3693ジェム、薬草、コンプシトの盛り合わせ 遭遇時 ヒュン…ヒュン…!どこからともなく、矢を射る音が響く。音が次第に大きくなり…不気味な闇をかたどった魔物、パヨカカムイが現れた! アイヌに恐ろしい疫病をもたらすパヨカカムイの弓。その音の響きにざわりと身震いがする。悪寒を感じて振り向くと、パヨカカムイが一陣の風の中から現れた! 闇の中にうごめく影の気配がする。じっと、こちらの様子を伺っている…。武器を構え、じりじりと間合いをつめる…。ヒュン…!鋭い矢を放ち、パヨカカムイが襲い掛かってきた! 撃破時 何とか敵の攻撃をかわし、大きな打撃をあたえることができた。しかし、一瞬の隙を突いてパヨカカムイは消えてしまった。残された石を拾い、奴の後を追おう! 音にダメージを受けないよう、必死になって攻撃を繰り返すと、相手もひるんだようだ。パヨカカムイは忽然と消えてしまった。しかし、確実なダメージが残っているはずだ。早く決着をつけたい…! 雨のように降る矢を何とかかわし、パヨカカムイの中心に渾身の一撃をくらわせた!敵は身悶えながら、黒い闇のような体を切れ切れにして消えていった。あとには一つ、輝く石が残されている。ついに、アイヌの里の解放石をすべて手に入れた…! 出現モンスター 名前 画像 拾得アイテム 区分 備考 001 ワルコロボックル コンプシト、アイヌの刀・茶、アイヌの白衣 002 狩ゴブリン コンプシト、コンプシトの盛り合わせ、アイヌの刀・茶 003 パウチカムイ コンプシト、アイヌの白衣 004 カカシオバケ コンプシト 005 アイヌ天狗 コンプシト、アイヌの刀・茶 半レア 006 オッケルイペ コンプシト 007 イコロマン コンプシト 008 イペカリオヤシ 半レア 009 ホロケウ レア 010 ポンオヤモッテ コンプシト、コンプシトの盛り合わせ 011 アシトマップライクル コンプシト、アイヌの白衣 012 イワイセボ レア 013 トゥプチャペ コンプシト、誓いの首輪 014 ツプワアン コンプシト 015 北落ち武者 レア 016 エパタイポンペ コンプシト、アイヌの白衣 017 海主 レア 攻撃102308+ニューリッキ金枠で失敗攻撃102590+弁財天金枠で1匹 018 灰鼠 アイヌの刀・茶 レア 攻撃100096+ポセイドン金枠で1匹 エリアデータ エリア 行動 経験 ジェム 必要アイテム 討伐モンスター 進捗率 解放石 挑戦時 クリア時 1 さびれた里村 -24 +25 +290~350 アイヌの刀・赤×1影のローブ×1 ?% -25 +?? -26 +27 2 カムイの山へ -25 +26 +290~350 アイヌの白衣×1二股の錆びた銛×1 ?% -?? +?? -27 +28 3 木漏れ日の獣道 -26 +27 +290~350 アイヌの黒衣×1アルハザードのライイプ×1 ?% -?? +?? -28 +29 4 丘の上の祭壇 - - +290~350 アイヌの白衣×1旅人のブーツ×1 ?% - - -?? +?? -32 +33 5 支柱の影 - - +291~351 アイヌの刀・赤×1魔法の矢×1 ?% - - -?? +?? -32 +33 6 ふり仰ぐ塔 - - +292~352 祈りの首輪×1タワーシールド×1 ?% - - -?? +?? -34 +35 7 祈りの舞台 - - +293~353 アイヌの黒衣×1誓いの首輪×1 ?% - - - - - - -37 +38 8 祭壇最深部 - - +293~353 祈りの首輪×1クレセントアックス×1 ?% - - - - - - -37 +38 進行 【ボス捜索編】 1.さびれた里村→3.木漏れ日の獣道→ボス 【ボス追跡編】 1.さびれた里村→6.ふり仰ぐ塔→ボス 【神解放編】 1.さびれた里村→8.祭壇最深部→ボス 関連魔神 アラサルシ クンツゥカブ イワホイヌ コロトラングル ミントゥチ カスンテ 出現魔神(他エリア魔神) [[]] [[]] [[]] ▲
https://w.atwiki.jp/utauuuta/pages/5454.html
【検索用 らむね 登録タグ natural ら 曲 重音テト】 作詞:natural 作曲:natural 編曲:natural 唄:重音テト 曲紹介 夏休みの接近になぜだか胸を踊らさざる負えないという、よくわからない期待感を曲にしました。 本作は以前投稿した同楽曲を再調教・MIXし、MVをつけて投稿したもの 歌詞 (動画より書き起こし) 最初の五分姿勢正して ノートをとり 残り50分机に落書き 全然続かない集中力 つまらない授業も残すところ あと一つ 待ちに待った夏の到来に 渇いたビー玉潤いだす 生い茂る夏草掻き分け 全力疾走つまづいてこけて 仰ぐ... 突き抜ける空 瞬いて輝く夏光線 ほどけた靴ひも直して 心の炭酸湧き起こる 駆け抜ける雲 きみのもとへと続く 道にあふれるこの香りはまるで 最初の五分姿勢正して 問題を解き 残りの50分外見て妄想 一向に続かない集中力 昼はプールにかき氷 夜は浴衣で、花火をして 教室の窓からのぞく あの空にきみを見る 遠のくアスファルト揺らぐ蜃気楼 だれる意識奮い起こし目指す その先に... 澄み渡る空 眼の前にきらめく海岸線 両手の袖をまくって 心の炭酸あふれだす 吹き抜ける風 きみのもとへと続く 道にあふれるこの香りはまるで 突き抜ける空 瞬いて輝く夏光線 きみのまなざしに揺さぶられ 心のビー玉音鳴らす 駆け抜ける雲 きみのもとへと続く 道にあふれるこの気持ちはまるで 「ラムネ」 コメント 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/hinoserverop/
スタートページ 詳しい歴史、創設経緯は 創設背景 管理部とは 主な活動 Hinoを中心として運営されるHino参加勢コミニュティーサーバーにおいて、Hinoの補佐、企画の準備進行などを行う。、 以外にも、コミニュティ参加者内部における喧嘩、新規についてやHinoの活動方針についても干渉することが少なくなく、平安朝廷政治における陣定(じんのさだめ)といった役割を持つ コミニュティ内での立場と関係性 Hinoの意向により上下関係といったものが無いようにと表面上にはなっているが、実際のところ参加者からは一定の距離感や統治感を感じるようである。 第一回管理部会議(詳しくは参照第一回管理部会議とは)(旧体制)においてAZUAZU、Manoduruの委任分権が行われ、一定の権限を2人が持つようになる。 それにより、何らかの荒らしや参加者のいざこざの際には2人の意見(主にAZUAZU)が求められる状況も見られる。 参加者が自発的にイベントを行う際はDiscordアプリケーションによるticketーBotを通して管理部へ申請や協力を仰ぐ事が多い 以下は申請・協力が行われた事例である Izanamiによる建築講座 Izanamiによる夏祭り企画