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濃姫立ち回り 基本情報 濃姫立ち回り【推奨武具】 【推奨アイテム】 【推奨固有技】 【通常攻撃】 【ジャンプ攻撃】 【空中特殊】 【BASARA技】 【固有技 黒蜥蜴】 【固有技 香魚の跳】 【固有技 大蛇の吼】 【固有技 胡蝶の目覚め】 【固有技 綿津見の嘆き】 【固有技 秋津の渡り】 【固有技 叫天子の舞】 【大武闘会】 【VS敵濃姫】 【大武闘会登場ステージ】 【推奨武具】 第7 or 8武器 【推奨アイテム】 愚か者の法…やはり欲しい。 韋駄天抄…回避移動もあるが、基本的に欲しい。 憤怒の攻撃…チャージショットメインなら。 絶好調のはちまき…同上。 鬼火の蝋燭…HEROに囲まれた時の突破用か復讐の刃発動用。 復讐の刃…忠勝戦の火力アップ。 【推奨固有技】 大蛇の吼+黒蜥蜴or胡蝶の目覚め 【通常攻撃】 銃連射、1回で2発撃つ。射程はそれなりだが、範囲はあまり広くない。 超反応の対象なので地上ヒットでは上手く当たらない。空中にいる相手に対しては連続ヒットし続ける。 例外として安土頂城戦の信長、大仏殿炎上戦の第3段階の松永、天王山抹消戦のかすがと佐助は1ヒット毎に受け身を取るので注意。 チャージショットがあるので出番はあまりないが、定位置に着くまで「走る」以外の行動を取らないHEROにはこちらの方が有効。 通常攻撃繰り返しによる味方の引き離しに適したモーションなのでその用途で使う事もできる。 ボタンを押し続けるとタメが可能、一定時間タメるとチャージショットに変化する。 通常攻撃中以外ならタメが可能。空中やBASARA技等の通常攻撃を出せないタイミングでボタンを離すと発射せずにタメ解除。 威力、射程、範囲全てが大幅に強化されて貫通性能も付く。鉄壁兵の盾も貫通する。 これも超反応の対象だが、一度当たれば地上でもドライブ抜けされるまでは連続ヒットし続けるので通常時よりは使いやすい。 専用アイテム装備時は胡蝶の目覚めと同じモーションになる。ただし、オリジナルと異なり途中止めすると確実に抜けられる。 3種類の通常攻撃全てに共通する仕様として空中にいるドライブゲージMAXのHEROに当てるとゲージリセットが可能。 また、ドライブや絶好調の篭手で攻撃速度が変わらない。 【ジャンプ攻撃】 銃連射。通常攻撃と同様に1回で2発撃つ。着地するまで無制限に発射可能。ジャンプ攻撃の中では射程、範囲共にトップクラス。 仁王車の処理用。ジャンプ攻撃でありながら超反応の対象であるため、HERO戦では全く役に立たない。 バグなのかチャージショットを撃ちながら段差から落ちるとジャンプ攻撃がチャージショットに変化する。 【空中特殊】 空中で1回転してから踵落とし。当たると敵が浮く。滞空時間が長い。範囲は見た目通り微妙。 特にこれといった使い道はない。発動時に少しだけ高度が上がるのを利用して段差に飛び乗る程度か。 【BASARA技】 自身の周囲をビームで焼き払う。出が早く隙も少ないが、範囲はあまり広くない。そして、威力はワースト1位。 緊急回避専用。威力が低すぎるのでHERO戦ではゴリ押しにもダメ押しにも使えない。 【固有技 黒蜥蜴】 コンパクトな回し蹴り、隙は少ない。所詮蹴りなのでリーチや範囲は微妙。 チャージショットが撃てない時に雑魚に接近された時の自衛手段や忠勝ハメが主な用途。 【固有技 香魚の跳】 銃身で打ち上げてライフル発射。見事なまでに見た目通りの攻撃範囲が特徴。 ここからゲージリセットが狙いやすいが、大蛇の吼の方が遥かに優秀。前方の敵と距離を空けたい時には使える。 ドライブ中のみ忠勝ハメが可能だが、使い辛いので出番はない。 通常攻撃ボタンで二丁拳銃連射、これはライフルと同じくらいの範囲なので見た目より広い。フルヒットすればそこそこ減る。 HEROをお手玉するなら愚か者の法+攻撃力1450以上必要。ひたすら通常ボタン連打でゲージリセットまで持っていきやすい。 【固有技 大蛇の吼】 ガトリング連射、限界まで撃つと硬直大。チャージショットに次ぐ射程と威力。 雑魚にもHEROにも有効だが、密着されると当たらないので注意。ある程度距離を取って使う。 HERO戦では大蛇→通常攻撃(チャージショット)でゲージリセットしながらお手玉ハメが可能。 ポイントは大蛇を限界まで撃たずゲージをMAXにしない事、すぐに通常攻撃を出す事。 周囲に敵がいると狙いにくいのが欠点。あらかじめチャージショットで掃除しておくといい。 この技に対して受け身を取る本能寺宿命戦の信長と前述の通常攻撃で受け身を取るHEROにはこのハメは不可。 【固有技 胡蝶の目覚め】 5段技、リーチや範囲は見た目通り微妙だが〆だけは範囲が広い。威力はあまり高くない。 黒蜥蜴と同様に自衛手段として使う。最初の1段が刻印技なのでこれ単体でもヒット数が稼げる。 3段止め(回し蹴り)で忠勝含む敵HEROをハメられるが、攻撃力を上げすぎると敵が吹っ飛ぶ。 逆に小牧3戦目の忠勝に対しては攻撃力を高めないと失敗する(8武器+愚か者+復讐程度)。 4段目が打ち上げなので蒼紅幸村等には受け身を取られる事があるが、役割的に出し切る事はないのであまり問題はない。 【固有技 綿津見の嘆き】 バズーカ3連射。出は遅いが、硬直はそれ程長くない。射程や威力はそこそこ。 密着している敵にも当たるのと鉄壁兵を一撃で倒せる点だけは大蛇の吼に勝る。 【固有技 秋津の渡り】 向きを変えられない通常攻撃、方向転換しても連射が途切れなくなる。範囲は通常攻撃より上、射程はチャージショット並。 固有技ボタンで終了、BASARA技かのけぞりで解除。発動中はジャンプ、ガード、ステップ、騎乗不可。 タメはできるが、チャージショットは発射されない。更に究極以上ではHEROには1発ごとに避けられる。低難易度での稼ぎ専用。 使用中は攻撃しているかどうかに関係なく味方がついてこない。 【固有技 叫天子の舞】 全方位に銃乱射、見た目の割にリーチや範囲は格闘攻撃より少し上程度。威力は悪くない。 技後の硬直が長いので雑魚戦では使えない。HERO戦では反撃される前にガードが間に合うので使えない事もない。 ダウン引き起こしで当てる事が可能。浮かせてしまっても最後まで安定して当たるが、終了後はBASARA技でのフォロー必須。 *** チャージショットが非常に優秀で全ての敵を制圧できる。HERO戦はお手玉か胡蝶ハメ。 タメ時間は決して短くないので撃ちたいと思ってからタメ始めても遅い。常に溜めながら行動できるようにしたい。 雑魚戦では囲まれると辛い。タメ時間の間はガードや格闘系固有技、距離を取って大蛇で凌ぐ。 ステップ性能は使いやすい部類に入る。前ステップは左前方へ進む。 武器はチャージショットメインで7、それ以外の技をメインにするなら8。 【大武闘会】 推奨装備 愚か者の法、猛将の怒り、徳用ひょうたん、韋駄天抄 怨念の再利用 推奨固有技 黒蜥蜴、大蛇の吼、胡蝶の目覚めから選択 愚か者+怨念だけでは相当の撃破数を稼がないとBASARA技が必殺に届かない事が多い。 愚か者を外してもチャージショットの火力は十分だが、BASARA技の火力に難がある。 クリティカルでも敵が吹き飛ばないので武器は普段通り7か8でいい。 爆弾兵含む特殊兵全般を安全に処理できるのが強み。つづら闘士を追い回す必要もない。 しかし、接近戦や乱戦が多いので立ち回りに工夫が必要。チャージショットを安定して溜められるかが鍵。 忠勝や同キャラへの対策も大事。同キャラはBASARA技で問題無いが、忠勝には胡蝶があると良いかもしれない。 相方をチャージショットやBASARA技で素早く処理すること。 それ以外のHEROには大幅有利。一度逃げ、敵が足を止めたところにチャージショットを浴びせる。 一回りも撃たずしてオーバーキルになる程。敵が執拗に追ってくる場合は跳ね返しで黙らせる。 レベル1でもやっていけるが、元気ごはん全購入でも体力がかなり低いので注意。装備は愚か者、韋駄天、怨念。 愚か者を憤怒の攻撃やはちまき、だるまなどに変えてもいい。 BASARA技で倒しきれなかった場合、一度距離を置いてチャージショットで攻撃。 雷神壁ステージの忠勝はドライブを駆使して突破。 【VS敵濃姫】 登場ステージ ★2 最北端一揆勃発(いつき撃破後・蘭丸共闘・お市ストーリー第四章のみ) 黒蜥蜴 叫天子の舞 ★3 長篠騎馬特攻戦(中ボス) 胡蝶の目覚め 綿津見の嘆き ★5 安土頂城戦(中ボス) 黒蜥蜴 綿津見の嘆き ★5 本能寺最終決戦(中ボス・蘭丸共闘) 香魚の跳 叫天子の舞 中ボスとしての登場が殆どなので総じて体力は低いが、逃げ回りながらの通常攻撃が非常に厄介。 銃撃を防ぎ続けていると固有技での接近戦を仕掛けてくるのでそこを狙って反撃するのも1つの手。 ドライブ中の攻撃パターンは固有技で固定されているのでドライブさせた方が戦いやすい事も多い。 蘭丸と共に登場するステージではどちらか片方を素早く倒してタイマンに持ち込みたい。 綿津見、叫天子は回避できれば挑発や削りのチャンス。跳ね返しの狙い目は通常攻撃(跳ね返しても当たらない事が多い)、叫天子、胡蝶。 ★3長篠騎馬特攻戦では特別恩賞獲得の文字が出ている間は戦闘が始まらない。上手く利用すれば密着して先手を取れる。 ★5安土頂城戦では遠距離攻撃があるなら戦闘開始前に鉄砲隊を殲滅しておくと完全なタイマンに持ち込める。 遠距離攻撃がない場合はカメラワークで捌くか濃姫のドライブ中に処理。戦闘開始直後にBASARA技を使うと有利な状況を作りやすい。 ★5本能寺最終決戦では屋根の上の部隊長を倒すと一定時間鉄砲隊が恐慌状態になる。すぐに中ボス戦が終わるなら殲滅の手間が省ける。 【大武闘会登場ステージ】 15戦目 不死香炉「まむし銃撃部隊」大蛇の哮 叫天子の舞 ※鉄砲隊 64戦目 不死香炉「魔王護衛部隊」黒蜥蜴 綿津見の嘆き ※蘭丸(虹駆け 紫電)、弓兵闘士✕3、鉄砲兵多数 100戦目「大武闘会覇者戦」黒蜥蜴 綿津見の嘆き 厄介なミッションしかないので15戦目、64戦目直前は必ず相応の準備を。幸い直前のステージは比較的楽なものになっている。 不死香炉「まむし銃撃部隊」では開幕高確率で大蛇出し切り。移動速度次第だが、受け身後に接近して反撃可能。 たまに大蛇を使わずに接近から叫天子に繋いでくることもある。 大量の鉄砲隊と不死香炉は厄介だが、濃姫の体力はかなり低い。19戦目までHERO戦が無いのでバサラ技での速攻を推奨。 不死香炉「魔王護衛部隊」は蘭丸とタッグ、大量の弓&銃兵、と非常に面倒。2人共体力は低いのでBASARA技で一気に決める。 60戦目でゲージを使った場合、61戦目で雑魚の群れに背向け挑発して溜めておく。もしくはドライブを使って濃姫を優先的に処理。
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政宗 | 幸村 | 慶次 | 佐助 元就 | 元親 | 半兵衛 | 家康 → 女体化一覧2 長政 | 小十郎 | 小太郎 | その他 → 女体化一覧3 政宗 タイトル エロ 職人 作品傾向 合縁奇縁(10) ○ 名無し4 幸村×女政宗 愛別離苦(10) ○ 名無し4 幸村×女政宗 竜女乗龍(8) ○ 名無し4 幸村×女政宗 犬もくわねど(8) ○ 名無し4 幸村×女政宗、女佐助×女政宗 真田×伊達♀(9) ○ 名無し5 幸村×女政宗 小十郎×伊達♀(8) ○ 名無し5 小十郎×女政宗、強姦 真田×女政宗(19) ○ 名無し5 幸村×女政宗 螺旋収束(17) ○ 名無し5 幸村×女政宗 花影ワヤン(13) ○ 名無し5 幸村×女政宗 佐助×女伊達(~2) × 佐助×女政宗 女伊達剃毛プレイ △ 佐助×女政宗 女伊達剃毛プレイ続 × 女政宗 上田城の虜(96) ○ 八兵衛 女政宗受、マルチED、拷問・SM 北部戦線異状なし(6) × 名無し7 小十郎×女政宗 あんたの奴隷のままでいい(14) ○ 名無し5 女政宗×小十郎、SM 三年目の浮気(15) ○ 名無し5 小十郎×女政宗、緊縛 残照(~1) × 女元就→小十郎×女政宗、グロ注意 おなごBASARA(25) × 富士川 小十郎×女政宗 蒼紅心中ネタ × 幸村×女政宗 迷宮情死(25) ○ 信玄×女政宗、幸村×女政宗 炎上(7) × 富士川 小十郎×女政宗 奥州Xmas大作戦(2) × 富士川 小十郎×女政宗 花簪(3) × 富士川 小十郎×女政宗、遊郭パロ 亡きものの記録(15) ○ 牛の首 元親×女政宗、炎の微笑、奥州の休日の続き とりかご × 富士川 小十郎+女政宗 強制和姦 ○ 富士川 小十郎×女政宗 けだるい夜に ○ 富士川 小十郎×女政宗、強制和姦の続き 月下 ○ ねこのみ 小十郎×女政宗 竜神沼 × 富士川 小十郎+女政宗、人外ネタ 牡丹灯篭ちっくコネタ × 幸村×女政宗 乳ネタ × 富士川 小十郎×女政宗、元就×女元親 逆転乳ネタ × 富士川 女小十郎(貧乳)、女政宗(巨乳) 女王遊夢 × もののき 女政宗×?、奉仕ネタ ood bye-My girl × 富士川 小十郎+女政宗奉仕ネタ 白菜畑でつかまえて × 小十郎×女政宗 恋種(8) × 837 小十郎×女政宗 BBB(13) × 小十郎×女政宗、執事パロディ、流血あり 思春期BASARA(2) △ 837 小十郎×女政宗、小ネタ女慶次、女元親、女元就、女幸村 幸村×にょた宗様 × 刹那(4) ○ 幸村×♀政宗 夢のまた夢(11) △ 真田×にょ伊達 小十郎日記 × 小十郎&♀政宗小ネタ 小十郎日記2 × 小十郎&♀政宗小ネタ 虎の若子と竜の姫(6) × 幸村×♀政宗 虎竜・隠れ鬼(8) × 幸村×♀政宗 その頃の二人(2) △ 政宗♀自慰ネタ ▲ 幸村 タイトル エロ 職人 作品傾向 伊達×幸村♀(12) ○ 政宗×女幸村、強姦 佐助×女幸村(3) ○ 佐助×女幸村、強姦 女幸村輪姦(5) ○ 伊達軍×女幸村、モブ 佐助×幸村(♀)(28) ○ 佐助×女幸村 政宗×女幸村(17) × 八兵衛 政宗×女幸村 政宗×女幸村 R(15) × 八兵衛 政宗×女幸村 政宗×女幸村 らぶ(9) × 八兵衛 政宗×女幸村 政宗×女幸村 next(20) ○ 八兵衛 政宗×女幸村 政宗×女幸村 後朝(3) ○ 八兵衛 政宗×女幸村 歓喜の歌(2) × 八兵衛 政宗×女幸村 佐助→(女幸村)(3) × 八兵衛 佐助→女幸村、政宗×女幸村から派生 幸村に淫の手(14) ○ 八兵衛 政宗×女幸村、うる☆オクラ番外 幸村はじめて物語。(6) ○ 名無し6 信玄×女幸村 いずれ生まれ来る日の為に(14) × 政宗×女幸村、小十郎×女佐助、悲恋 あなたとわたし 花と草(5) ○ 名無し6 信玄×女幸村、覗き 巨乳ハンター(17) ○ 佐助×女幸村、忠勝×女家康 花魁(53) ○ 50の人 信玄×女佐助、元親×女元就、政宗×女幸村 絶倫師弟(7) ○ くまねこ 信玄×女幸村、ネタ気味 脳筋師弟・対決!本願寺(5) × くまねこ 幸村巨乳ネタ 緊縛師弟(3) × くまねこ 長曾我部軍×武田軍(女幸村・女信玄)、緊縛? madness jealousy ○ 牛の首 佐助×女幸村 炎の微笑(21) ○ 牛の首 小十郎×女幸村、陵辱・緊縛 奥州の休日(10) ○ 牛の首 小十郎×女幸村、炎の微笑の続き 松永×女幸村妄想 × 松永×女幸村 月に群雲(9) ○ 50の人 松永×女幸村 禁じられた火遊び(8) ○ 牛の首 小十郎×女幸村、奥州の休日の続き お熱い夜がお好き(11) ○ 牛の首 小十郎×女幸村 雨夜の品定め 政宗偏 × 碓氷 続編、小十郎×女政宗 ▲ 慶次 タイトル エロ 職人 作品傾向 秀吉×女慶次&竹中×女毛利(3) × 八兵衛 秀吉×女慶次&竹中×女毛利 幸村×女慶次ネタ × 恋っていったい(3) △ 東方腐敗 幸村×女慶次 恋華(2) × 相模 (幸村×)女慶次+(元就×)女元親 紅白(2) × 半兵衛×女慶次 半兵衛×女慶次ネタ × 半兵衛×女慶次ネタ たそかれ ○ 味噌 松永×女慶次 こたつネタ △ 味噌 秀吉×女慶次 にょ半兵衛とにょ慶次と夢吉で乳ネタ × 女慶次、女半兵衛 松永×慶次子(→秀吉)(~5) ○ 664 松永×女慶次→秀吉、陵辱 矢車草の夢みたいな事(11) ○ 味噌 秀吉×女慶次、秀吉←女半兵衛 ほのぼのエロ無(2) × 664 秀吉←女慶次 慰安旅行・慶次編(5) × 味噌 松永×女慶次 続・矢車草の夢みたいな事(8) ○ 味噌 秀吉×女慶次 幸村×女慶次(3) ○ 幸村×女慶次、SM風 あの人 ○ 碓氷 秀吉←女慶次、自慰 半兵衛×女慶次(2) ○ 半兵衛×女慶次→秀吉 乗馬ネタ × 碓氷 政宗+女慶次、小ネタ おぼこい慶次子 × 女慶次ネタ まつと慶次子 × 百合ネタ 慶次子ネタ △ 女慶次×男(名無し) ▲ 佐助 タイトル エロ 職人 作品傾向 激情忍恋帳(9) ○ 名無し4 幸村×女佐助、合縁奇縁シリーズ 小十郎×女佐助 ○ 小十郎×女佐助 信玄×女佐助(15) ○ 東方腐敗 信玄×女佐助 真田&女政宗&女佐助(15) △ 東方腐敗 幸村×女政宗+女佐助 しのみて普通の女の子に戻ります(8) ○ 東方腐敗 小十郎×女佐助 逢引(~5) ○ 風魔×女佐助 こいひとよ(11) × 名無し5 小十郎×女佐助、螺旋収束シリーズ 青へと縋る鳥の歌(2) × 家畜 かすが←女佐助、百合 猿飛さすこのゆーうつ(4) × 家畜 学園パロ めくらの恋(20) ○ 東方腐敗 幸村×女佐助、自慰、モブ絡み 学パロおためし × 小十郎×女佐助 しのみて新婚さんいらっしゃい(8) ○ 東方腐敗 小十郎×女佐助 しのみて蜜月は危険なかほり(7) ○ 東方腐敗 小十郎×女佐助 花の名はもう呼べない(13) ○ 東方腐敗 幸村×女佐助 狐の尻尾(6) ○ 東方腐敗 小十郎×女佐助 南南東だったよな確か(2) △ 東方腐敗 (信玄+幸村)×女佐助、節分ネタ 薄氷 × 相模 幸村×女佐助 松永久秀の恐るべき計画(19) ○ 小十郎×女佐助 しのみて花冷えの夜(11) ○ 東方腐敗 小十郎×女佐助 花見を一緒に × とおる 幸村×女佐助 暗闇遊び(7) ○ 東方腐敗 松永×女佐助 花火大会(3) △ 味噌 信玄×女佐助 ケヒト(3) ○ ひなし 小十郎×女佐助 まっくら森 △ 味噌 小十郎×女佐助、信玄×女佐助 小十郎×佐助 × 佐助が男→女に変化 睡蓮 ○ 味噌 小十郎×女佐助、信玄×女佐助まっくら森の続き 忍は辛いよ~純情派~(4) △ 味噌 信玄×女佐助 慰安旅行(4) △ 味噌 信玄×女佐助 慰安旅行・幸村編(3) × 味噌 女佐助←女幸村 筆下ろし(7) ○ 幸村×佐助♀ その後の二人(7) × 幸村×佐助♀ しのみて夢一夜(9) ○ 東方腐敗 小十郎×さすこ Black Sheep(5) ○ 味噌 小十郎×佐助♀ 小十郎×さすこ(7) ○ どん子 ▲
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徳川家康立ち回り 基本情報 徳川家康立ち回り【推奨武具】 【推奨アイテム】 【通常攻撃】 【ジャンプ攻撃】 【空中特殊】 【BASARA技】 【固有技 本多忠勝 出陣せよ】 【固有技 坊暴棒】 【大武闘会】 【VS敵家康】 【大武闘会登場ステージ】 【推奨武具】 第7 or 8武器 【推奨アイテム】 愚か者の法…火力的に欲しい。 猛将の怒り…これも必須。 韋駄天抄…なくても何とかなるが、あった方が便利。 守護神の怒り…本多忠勝 出陣せよメインなら必須。 六神の勾玉…砲撃の火力アップ。HERO戦で使うなら必須。 鬼火の蝋燭…忠勝と同様。 罵詈雑言の書…BASARA技の回転率アップ。 復讐の刃…対忠勝用。確定ではないが、愚か+7武器と併用の坊暴棒ハメでぎりぎり大坂の神勝を倒しきれる。 下克上の絵馬…上記とセットで坊暴棒は勿論、ジャンプ攻撃単体でも大坂の神勝を確実に撃破できる。 【通常攻撃】 モーションは利家と同じ、属性は違うが使い勝手は変わらない。 3段目で雑魚を叩き伏せるのと8段目の吹っ飛ばし方、第8武器でなければ出し切りでコンボが途切れてしまう点は利家と異なる。 【ジャンプ攻撃】 槍を横に振る。範囲は広い。 仁王車の処理、坊暴棒からの連携、ジャンプ攻撃ハメと使う場面は多い。 利家のものよりも下方向へのリーチが長く、ジャンプ攻撃ハメが安定しやすい。 【空中特殊】 槍を叩き付ける。当たると敵を転ばせる。範囲は広い。 坊暴棒からの連携で使用する。 地上のHEROに当てても吹っ飛ばないので他の技で追撃可能だが、狙う意味はない。 【BASARA技】 忠勝を召喚してBASARA技を使用させた後に突撃させる。性能も忠勝のBASARA技とほぼ同じだが、細かい差異がある。 最初に家康が地面を槍で叩く。つづらを壊すが、敵への攻撃判定はない。本願寺黄金伝説の豪華つづらも当然回収できる。 最後の突撃以外はプレイヤーの操作でカメラを動かせない。落雷のヒット数は家康との距離で変化する。 天井の低い場所だと落雷のヒット数低下、終了後の吹っ飛ばし方が不規則になる、といった現象が起きる事がある。 最後の突撃は突進と上昇でそれぞれ攻撃判定がある。壁際なら両方当たるが、前述の特殊な吹っ飛ばしの後だと外れる事がある。 フルヒットさせればオリジナルを超えて第2位の威力なので是非使いこなしたい。 【固有技 本多忠勝 出陣せよ】 忠勝を召喚して攻撃形態。発動中に固有技ボタンか一定時間経過で忠勝を突撃させて終了。 発動中はガード、ステップ、ジャンプ不可。移動速度低下、アーマー付加(一部攻撃で吹っ飛ぶ)。忠勝の対飛び道具、騎馬兵装甲はない。 被弾して家康が吹っ飛ばされると忠勝は突撃せずに解除される。BASARA技、ドライブ発動時も同様。 忠勝に乗る瞬間と降りる瞬間は無敵、専用アイテム装備時のみ発動モーション中はスーパーアーマー。 召喚された忠勝に当たった敵は跳ね返しより短い時間だが硬直する。 弾の軌道が着地撃ちに近いので扱いやすい。家康の槍振り回しにも攻撃判定があるので密着しても当てられる。 移動速度がゆっくりなので前進しながら拾い続けるのも難しくない。 しかし、高難易度では火力不足。一応、専用アイテム装備なら雷属性のおかげで殲滅力はそこそこ上がる。 技前後の隙が多く無敵時間も非常に短い。ガード不可や移動速度低下と合わせて攻められると脆い。 特殊兵や大男の安全な処理、HERO戦が主な用途。 HERO戦では受け身反撃を食らわずに拾い続けられる距離を維持して連射、ドライブゲージが溜まったら一端解除。 ただし、跳ね返しから発動するのは厳しい。戦闘開始前か敵が空振りしている隙に発動するといい。 突撃の方はBASARA技の〆に近い性能。射程、威力共に砲撃以上。上昇部分は当たり方次第で連続ヒットする。 飛び道具は家康の槍で弾きやすいのでオリジナル程ではないが強い。からくりには弱い。 騎馬兵の突撃には一方的に負けるが、砲撃の当てやすさから正面突破できなくもないので何とも言えない所。 オリジナルと同様に本願寺黄金伝説の豪華つづらにも当たる。 【固有技 坊暴棒】 打ち上げ技、範囲は前方に対しては見た目より広い。技の出も早い方。 雑魚戦では通常4、5→空中追撃から空中特殊が主力、範囲は広めで砲撃よりも効率がいい。 刻印技なのでヒット数稼ぎにも使える。その場合は空中追撃しない方がいい。 モブ武将には通常3→空中追撃からジャンプ攻撃、反撃や回避を許さない連携が可能。 HERO戦では攻撃力をかなり上げない限りはまず使わない。使うなら空中特殊で追撃。 忠勝戦ではジャンプ攻撃とのループでハメが可能。後方への攻撃範囲は狭いので位置取りに注意。 威力的にはジャンプ攻撃単体より上だが、カメラを前方に持ってくる必要がある。大坂では横槍を受けやすくなる。 空中追撃なしでも忠勝ハメは可能だが、使う事はない。 砲撃だけでは厳しい高難易度で通常攻撃の補助として活躍する技。 *** 利家と忠勝の劣化にならないように注意したいが、普通に戦えば両者の性質を利用する事になるので問題ない。 神の領域のHERO戦が問題。砲撃には家康の攻撃力の数値が反映されないので火力不足。使うなら専用アイテム+六神の勾玉。 いっそBASARA技頼みもあり。罵詈雑言の書なら挑発2回でゲージMAXにできる。跳ね返し挑発も安定する。 一応、ジャンプ攻撃ハメが安定するなら忠勝に頼らずクリアも可能。 韋駄天抄を装備しても忠勝の移動速度は上がらないが、家康自身も特に速い訳ではないのであると便利。 武器は8でもいいが、前述の通り通常攻撃も重要になってくるので7もあり。 【大武闘会】 推奨装備 愚か者の法、韋駄天抄、徳用ひょうたん、怨念の再利用、六神の勾玉 or大男殺しの面 or白金切符 ジャンプ攻撃、空中特殊、通常攻撃、BASARA技を駆使して立ち回る。固有技は無理に使う必要は無い。 BASARA技が火力過多になるが、怨念と愚かは併用したい。必ず神水入りのつづらorつづら兵の近くに移動してから使う事。 ジャンプ攻撃は敵のリーチの外から殴れるのでハメの始動には困らない。 複数人相手で横槍が入りそうなら、無理にハメを継続せずに一旦離脱した方がいい。 二人同時跳ね返しからのジャンプ攻撃ハメに持ち込めればベスト。 通常攻撃出し切りは抜けられることも多いが、先端当てだと繋がる確率が上がる。 武器はクリティカルの出ない属性付きのものを。 アイテムの最後の1枠は特殊兵対策として大男殺しの面、立ち回りが難しいなら白金切符、ハメの火力アップに六神の勾玉。 レベル1でもやることは一緒。立ち回りに自信があれば怨念、愚か者、韋駄天orひょうたんで。 【VS敵家康】 登場ステージ(全て総大将として登場) ★1 上田城出撃戦 ★3 小牧長久手の戦い ★3 三方ヶ原の攻防 ★5 大坂夏の陣 ★5 関ヶ原の戦い どのステージでも本多忠勝 出陣せよは使用しない。 実質固有技を使ってこない利家なのであまり強くない。通常攻撃は跳ね返しやすく、坊暴棒も簡単に対処できる。 通常攻撃前のステップでめくられる事がある。壁際に追い込む場合や使用キャラのステップ性能が悪い場合は一応注意。 食らい判定が見た目に反してかなり大きい。その為、攻撃を当てると通常ではありえない挙動を取る事が多い。 浮き方の関係で受け身率が他のHEROより高め。影響を受けない技もあれば全く安定しなくなる技もある。 家康自身よりも周囲の雑魚、そして道中の忠勝が真の脅威。雑魚は戦闘前に片付けておくかカメラワークで対処。 ★3三方ヶ原の攻防の逃走後は忠勝のいる場所に到達するまでは「走る」以外の行動を取らないので一方的に攻撃できる。 ★5関ヶ原の戦いでは490斬か開始15分(最初の20秒除く)経過で忠勝と共にプレイヤーの近くに出現する。 乱戦だが、ドライブや隠し通路を活用すれば問題なく勝てる相手。 【大武闘会登場ステージ】 19戦目「戦場の友情連合」 55戦目 雷神壁「竹千代と守護者」 96戦目 不死香炉「守護されし者達」 雷神壁で忠勝と共闘になる「竹千代と守護神」以外は特に厄介なステージも無し。 雷神壁「竹千代と守護者」では忠勝ごと判定の強い技、無ければバサラ技で巻き込んで倒す。 忠勝は自ら雷神壁に突っ込んで自滅することも多い。 他は元親、氏政のページを参照。
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前ページ次ページ異世界BASARA 「ひょわあぁー!持病の腰痛じゃあぁぁ!!!!」 夜、ほとんどの学院の生徒は夕食も終わって部屋に戻っていた。 グルルウウゥゥゥゥ… と、誰もいない筈の廊下から、唸り声のような音が聞こえてくる。 「…くっ、空腹がこれ程辛いものとは…」 音の根源は真田幸村の腹からだった。 昼間のルイズの言葉通り、彼は昼食を食べる事が出来なかったのである。 さらに夜になってもルイズの許しは出ず、夕食にも有り付けなかったのだ。 グウウゥゥゥゥ~ 苦しんでいる幸村へ追い討ちを掛けるようにもう一度腹が鳴った。 「い、今なら前田殿の気持ちが分かりそうな気がするぞ…」 「あの、ユキムラさん…大丈夫ですか?」 そんな幸村を心配したのか、シエスタがやって来た。 「シ、シエスタ殿か……何の、断食もまた鍛錬の1つと思えば…」 グギュルルル… 「…ユ、ユキムラさん…」 「…面目ござらん…」 「あの、今から厨房に来られますか?」 気の毒に思ったシエスタは、ここである事を切り出した。 幸村は今だ鳴り続ける腹を押さえ、シエスタに連れられて厨房へやって来た。 厨房に入ると、そこで働く給仕達が幸村を待っていた。 「よぉ!来てくれたか!!」 その中で貫禄のある男が幸村に声を掛ける。 ここを任されているコック長、マルトーである。 「シエスタから聞いたぞ、何でも御主人様に飯抜きにされたそうじゃねえか!」 そう言いながら豪快に笑う。 「な…何、武士は食わねど高楊枝、これしきの苦しみ耐えなければ…」 幸村のその言葉にマルトーはほう…と感心したような声を上げる。が…… グギュウウウウルル… 「だはは!腹の虫は正直みたいだな!よし、ちょっとそこに座って待ってな」 その音を聞き、マルトーは幸村をテーブルに座らせて皿を置いた。 皿の中には肉や野菜がたっぷりと入ったシチューが入っている。おそらく余った材料で作ったのだろう。 「こんなまかない料理しか出せないけどよ、食っていってくれ!」 「し、しかしルイズ殿は…」 「へっ、我侭な御主人様の事なんか気にすんなって。それによ…腹が減っては戦は出来ねぇって言うだろ?大事な時に倒れたらそれこそ恩を仇で返すようなもんじゃねえか」 確かにマルトーの言う事に一理ある。この状態で敵襲に遭っていたら本来の力を出せないかもしれない。 何より、自分の為に彼が用意してくれた料理を断るのが申し訳なかった。 「…かたじけない、有り難く頂戴いたす」 マルトーの作ったシチューは格別に美味かった。 思えば、この世界に来て初めてまともな食事に有り付いた気がする。幸村はすぐに平らげてしまった。 「馳走になった!そなたの作った飯は実に美味でござるな!」 「嬉しい事言ってくれるじゃねえか、腹が減ったらまた来な!我らの剣!」 「我らの…剣?」 「そうだ!お前さんは平民なのにいけ好かない貴族をぶっ倒してくれた。俺達の誇りだぜ!」 どうやらギーシュとの一件が学院に広まり、働く給仕達の耳にも入ったようだ。 「いや、拙者はまだまだ未熟者…ルイズ殿の役に立つにはもっと己を磨かねばならぬ」 「聞いたか!真の英雄ってのはこういう風に慢心しねぇ奴の事を言うんだ!お前達も見習えよ!」 「すまぬなシエスタ殿、そなたにも礼を言っておく」 食べ終えた幸村はシエスタにも頭を下げる。 「い、いえお礼だなんて!また来て下さい、皆待っていますから」 「…時に、シエスタ殿に頼みがあるのだがよいか?」 その頃、主人のルイズは学院中を歩き回っていた。 「まったく…主人の側から離れて何処ほっつき歩いているのかしら…」 幸村がシエスタに連れられて行ったその後、ルイズはそろそろ許してやろうと思い立ったのだ。 ところが廊下を見てみれば使い魔の姿が見当たらない。 そして今、幸村を探し歩いているという訳である。 「ではユキムラさん、準備はいいですか?」 「う、うむ!何分手慣れてない故、どうか頼む」 と、何処からか幸村と女の声が聞こえてくる。 「ユキムラ?何やってるのかしら…」 気になったルイズは声のする方へと足を運ぶ。近づくにつれて話し声もはっきり聞こえてくるようになる。 「よし!いざ参る!うおりゃぁ!」 「きゃ!ユ、ユキムラさん…もっと力を抜いて…」 「す、すまぬ…中々難しいものだな…」 「そう…いいですよ、そうやって優しく…」 「おお…よい感じでござるか?」 「はい。あ…もっと入れても大丈夫です…」 「承知いたした!どりゃああぁぁー!!」 「きゃあ!ダ、ダメ!強過ぎですー!!」 「な、なななななななななな!?!?」 やり取りを物陰から聞いていたルイズの顔は真っ赤になっていく。 「あ、あ、あいつったらこここ、こんな所で一体ナニを…!!」 聞いてられなくなったルイズは思わず飛び出してしまった。 「何してるのこのバカムラアァァァーー!!!」 「ミ、ミス・ヴァリエール!?」 「うわあルイズ殿!?こ、これはその…!」 突然現れたルイズに2人は驚いて声を上げる。 「…………は?」 ところがルイズの方はというと、呆気に取られていた。 2人の足元にあるのは水の入った洗濯桶。 そしてその中にある服…よく見ると自分のものである。 「洗濯……していただけ?」 「申し訳ありませぬ!自分でするなという禁を破ってしまい申し訳ありませぬうぅ!」 「あ、あの…ユキムラさんにどうやったら上手く出来るか教えて欲しいと言われまして…」 要するにこういう事だ。 幸村はただ洗濯の仕方をシエスタから教えて貰っていただけで、「強過ぎ」というのは手に力を込め過ぎている事だったのだ。 自分の完全な誤解だった事が分かり、体から怒りが抜けていくのをルイズは感じた。 「ルイズ殿?いかがなされた?」 黙っているルイズが気になり、幸村は声を掛ける。 「…へ、部屋に戻るわ。あんたも来なさい」 「は、ははっ!」 前ページ次ページ異世界BASARA
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前ページ次ページ異世界BASARA 重傷の幸村と氏政、そしてルイズ達を乗せた忠勝がトリステインの王宮に到着したのは、翌日の昼間であった。 戦争が始まるという噂が広まっていた矢先に空から忠勝が降下してきた為、一時は王宮内が騒然となったが、アンリエッタが取り成してくれたおかげで捕まる事はなかった。 そして、その王宮の一室…… その部屋にはルイズとギーシュ、そしてベッドで眠る幸村と氏政がいる。 2人の傷は酷かったが、水のメイジ達による迅速な治療のおかげで何とか一命を取り留める事が出来た。 その後、この部屋に運ばれて絶対安静を言い渡されたのである。 しかし、幸村と氏政はアルビオンの戦いから2日経った今も目を覚まさずにいた。 (……馬鹿……) ベッドで眠り続けている幸村に、ルイズは心の中で呟いた。 (私を守る為に死ぬのはダメって言ったのに……) だがルイズははっとなって首を振る。 幸村がこうなる原因を作ったのは自分だ。もし幸村が駆けつけてくれなかったら、自分はここにいない。 (私に、もっと力があれば……) ルイズは唇を噛み締め、己の無力さを悔やんだ。 一方、もう1つのベッドで寝ている氏政の横にはギーシュがいた。 初めて氏政を使い魔の儀式で召喚した時、ギーシュはこう思った。 ――何故、自分の使い魔がこんな平民なんだ―― 何も平民を召喚したのはギーシュだけではない。 ルイズ、キュルケ、タバサも同じように平民を召喚している。 だが、その中でも氏政はとても頼りなく見えたのだ。 おまけに主である自分の言う事も聞かず、自分勝手に振舞う…… ギーシュはどこか心の中で、彼を軽蔑していた。 しかし、ギーシュの命を救ったのは、頼りないと思っていたこの氏政であった。 ギーシュの脳裏に、アルビオンの港でレコン・キスタと対峙した時の光景が浮かぶ。 突如現れたミノタウロスには敗れたものの、彼は敵兵相手に良く戦った。 (僕は……何も出来なかったな……) そしてもう1人、トリステインの王女もまた、自分の無力さに悲嘆していた。 アンリエッタの手には、アルビオンから取り戻された手紙が握られている。 それをそっと握り締めると、これを渡された時の事を思い出した。 「……すまん、お前が一番取り返したかったものを取り返せなかった……」 手紙を渡しながら利家はアンリエッタに謝った。 「あの子爵様が裏切り者だったなんて……まさか、魔法衛士隊に裏切り者がいたなんて……」 受け取った手紙を見つめながら、アンリエッタははらはらと涙を流した。 「それでお前……覚悟は出来ているか?」 と、利家は真剣な顔つきでアンリエッタに問い掛けた。 「覚……悟……?」 涙を拭いながらアンリエッタは利家に問い返す。 「そうだ。手紙は取り戻したが、あいつ等が攻めてこなくなった訳じゃない。その時戦う覚悟だけはしておくんだぞ」 利家はそう言うと、踵を返して部屋から出て行こうとする。 「アンリエッタ」 と、扉を開けた利家がアンリエッタに声を掛けた。 「兵に守られるのが総大将ではない。兵を守るのが総大将だ。それを忘れるな」 そう言うと、利家は振り返らずに部屋から出て行った。 「兵を守るのが……総大将……」 2日前に利家から言われた言葉を、アンリエッタは思わず口にしていた。 ウェールズ皇太子も、兵を守る為に勇敢に戦って……そして死んだ。 ならば、自分は勇敢に生きよう。勇敢に生きて、皆を守ろう。 アンリエッタは手の中にある手紙を見つめ、そう誓った。 幸村が王宮に運ばれてから3日目…… ルイズは窓からさし込む日光の眩しさで目を覚ました。 幸村の看病をしていて、いつの間にか眠ってしまったようである。 目を擦りながら、ルイズはふとベッドに眠る幸村を見ると、そっと髪を撫でた。 幸村は相変わらず眠り続けている。 (黙っているとかっこいいのに……) ルイズは幸村の髪の毛を撫でながら思った。 『さ、行こうルイズ』 不意に最初の夢で出てきた幸村が脳裏に浮かび、ルイズは真っ赤になった。 (な、何で今頃になって思い出すのよ!!) 真っ赤な顔のまま、ルイズはチラッと幸村に目を向ける。 黙っていればかっこいい男の寝顔がそこにあった。 (ギーシュは……お、起きてないわね……) ギーシュが寝ているのを確認すると、ルイズはゆっくりと幸村に顔を近づける。 そして、そっと幸村の唇にキスを………… ……しようとしたその時だった。 「うーーーん……」 「っっっっっっっ!!!!!?????」 ベッドで寝ていた氏政が突然呻き声を上げたのだ。 ルイズは疾風の如き速さで顔を上げる。一足遅れて、氏政の声に気づいたギーシュが目を覚ました。 「ウ、ウジマサ!?気がついたのかい!」 ギーシュが大声で騒ぎ立てる中、氏政はゆっくりと右手を上げる。 そして次の瞬間。 「逝けるっっっっっ!!!!!!」 氏政はカッ!と白目をむいて叫んだ。 「逝くなあぁぁぁぁぁぁーーー!!!!!」 それを聞いたギーシュが大声でツッこんだ! ビクン!と一瞬氏政の体が痙攣する。しばらくして氏政はぱちりと目を開き、ゆっくりと体を起こした。 「ウジマサ……だ、大丈夫かい?」 「……わしは二度汁かけしたご飯が好きなんじゃ。良いか?けっして計り間違えたわけではないぞ。二度汁かけしたご飯が好きなんじゃ」 少し錯乱しているようだが、何とか大丈夫そうだ。 「あ、ああウジマサ……良かった……本当に……本当に!」 「二度汁かけごは……ん?な、何じゃここは?わしは牛の妖怪と戦っていた筈じゃが……」 しばらくして落ち着きを取り戻したのか、氏政はキョロキョロと辺りを見回した。 と、氏政はフルフルと震えているギーシュに気がついた。 「無事でよがっだあ゛ぁ゛ぁ゛ぁぁ~~!!!!!」 「ちょ、何泣いておるのじゃおぬ……うげぇ!!」 感極まったギーシュは、涙でグシャグシャになった顔のまま氏政に抱きついてきた。 一方、さっきまで幸村にキスをしようとドキドキしていたルイズは、ギーシュの変貌っぷりに唖然とした。 前ページ次ページ異世界BASARA
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前ページ次ページ異世界BASARA 夢を、ルイズは夢を見ていた。 夢の中でルイズは、池のほとりにある小船の中にいる。 うらぶれた中庭にある池…ルイズが「秘密の場所」と呼んでいる所だった。 「ルイズ、ルイズ」 そこへ、マントを羽織った貴族が現れた。 羽根つき帽子を被っているせいか、顔を見る事は出来ない。 「ルイズ、泣いていたのかい?」 「子爵様…」 ルイズは呟いた。 「また母上に怒られたんだね?安心して、僕がとりなしてあげるから」 そう言って手を差し伸べてくる。 ルイズは立ち上がり、その手を握ろうとした…が。 そこに風が吹き、貴族が被っていた帽子が飛んでいく。 「あ…」 そこに現れた顔は、ルイズの思っていた顔ではなかった。 「な、何やってるのあんた」 「さあ行こう、ルイズ」 貴族だと思っていた男は、自分の使い魔…幸村だった。 「行こうじゃないでしょ、何でここにいるのよ!」 「何って、僕の婚約者を迎えに来たんじゃないか」 ボク?こいつ今自分の事を“僕”って言ったのか? いつもは拙者と言っているのに…いや、それよりも婚約者とは何だ。 ルイズは困った顔でぐるぐると思考を巡らせている。 その反面、幸村はルイズを見て微笑んでいた。 こ、こいつ…静かにしてれば結構カッコイイかも… 「待て!貴様…僕のルイズに何をするか!!」 と、今度は別の男の声が聞こえた。 見てみると、羽根つき帽子を被ってマントを羽織った男…今度は本物の子爵様だった。 しかし、幸村は慌てる様子もなく、軽く子爵に向けて腕を振るう。 すると強い風が吹き、子爵は吹き飛んで池に落ちてしまった。 「やめてよね。本気になった僕に勝てると思ってるの?」 幸村はしれっと言い放つと、ルイズに向き直って微笑む。 「さ、行こうルイズ」 「ちょ、ちょっと!行かないわよ!離して!」 抗議するが、幸村は気に止める様子もなく、ルイズを抱きかかえた。 「何でよりによってあんたなのよ!離しなさーい!!」 ルイズは抱きかかえられたまま手足をばたつかせるが、幸村はただ微笑んでいた。 ルイズはそれが何だかとても恥ずかしかったのだ。 「う~ん…離しなさいよぉ…」 ルイズ殿……ルイズ殿…… 「何笑ってるのよ馬鹿ぁ…Zzz…」 ルイズ殿…ルイズ殿!! 「むにゃ…うん?」 「ルウゥゥイズ殿おぉぉぉぉぉぉぉぉっっ!!!!」 「ほわあああぁぁぁ!!??」 突然の大声でルイズは夢から現実へと一気に引き戻される。 「おおルイズ殿!目が覚めましたか?」 「ユキムラ…」 目を覚ましたルイズはしばらくぼーっとしていたが、我に返った。 「あ、あんた私の部屋で何してるの?廊下で寝てたんでしょ?」 「はっ!何やらルイズ殿の呻き声が聞こえたので、駆けつけた所存!」 幸村は心配そうな表情でルイズを見ている。 さっきまで見ていた夢を思い出し、ルイズは顔を真っ赤にして俯いた。 「ルイズ殿、どこか具合でも悪いのでござるか?」 「べ、別に何でもないわよ…馬鹿…」 「…あれ?」 だがここでルイズは奇妙な事に気づく。 この部屋にはちゃんと鍵か掛けられている。そして幸村は鍵なんか持っていない。 ならば、どのようにしてこの部屋に入ったのか。 「ユキムラ、どうやってこの部屋に入っ…」 その答えは幸村の背後にあった。 壁に大穴が空いている。いや、元はそこにドアがあったのだが無くなっていたのだ。 「…ねぇユキムラ、あの穴は何かしら?」 ルイズは出来るだけ平静を装って、幸村に問い掛ける。 「ははっ!駆けつけようにも鍵が掛かっていたので、武田軍に伝わる『武田式開門』で扉を開放した結果にござる!」 『武田式開門』………閉じられた扉、門を蹴破る。もしくは引っぺがす。 「ふざけるなあぁぁぁぁー!!!!」 烈火の如く怒ったルイズの蹴りが幸村を吹き飛ばした。 「あんたは力任せで物を壊す事しか出来ないの!?」 「しかし!ルイズ殿の御身に何かあってからでは!!」 「うるさいうるさい!このバカムラ!アホムラ!サナダムシイィィー!!!!」 「…あーあ…だから止めとけって言ったのによぉ…」 廊下で、デルフリンガーはポツリと呟いた。 ――同時刻、チェルノボーグの監獄―― 城下で最も監視と防備が厳重と言われている監獄… その入り口の門の横に、1人の男が立っている。 「やれやれ…隠密というのは苦手だ…」 男はそう言いながら松明の炎を見ている。 「待たせたな…土くれを連れて来た」 男が炎を眺めていると、門から仮面を付けた男が出てきた。 その横には、トリステインを騒がせた盗賊…ルイズ達によって捕らえられたフーケが立っている。 「やぁフーケ殿…ご機嫌如何かな?」 「ご機嫌に見えるかい?こいつがあんたの言っていた連れ?」 男の言葉にフーケは苛立った声で言った。 仮面の男は頷く。 「ああ…目的は違えど、我等の仲間だ」 その言葉を聞いた男はフッと笑った。 妙な格好をした男だと、フーケは思った。このトリステインでは見た事のない服装である。 「変わった格好をしているけど、あんた何処の出身だい?」 「そうだな、遠い世界から此処へ呼ばれた……と言っても卿は信じないか……」 「はっ!別の世界から呼ばれただって?あいつ等みたいに?」 『あいつ等』…その単語を聞いた男の眉がピクリと動く。 「ほぉ…あいつ等とは誰かな?」 「私をこの監獄にぶち込んだ奴等だよ。確かユキムラ…いや、サナダユキムラだったね」 それを聞いた男の唇が不気味な程吊り上った。 そして、今度は笑い出した。 「ははははは、ふはははは!成る程成る程、人生はこれだから楽しいものだ。 いや、私の人生はあちらで一度終わっているから違うかな?」 いきなり訳の分からない事を言い出した男に、フーケは言葉が出なかった。 男は一頻り笑うと、2人を見て言った。 「さぁ行くとしよう。その者達に一度会いたくなったよ」 前ページ次ページ異世界BASARA
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前ページ次ページ異世界BASARA 「そ、そんな馬鹿な…何だあれは…」 この世界に来て、男はどれだけ走ったのだろうか。辺りは既に夜になっていた。 場所もトリステインからかなり離れ、今は空のよく見える草原にいる。 そして空を見上げ、男は我が目を疑った。 月…それだけなら自分のいた国でも見られる。しかしそれが2つも並んで輝いているとなると話は別だ。 自分のいた甲斐には月が2つもない。 いや、甲斐だけでなく最北端から最南端の九州まで行っても月が2つも見える場所などないだろう。 それはここが日本ではない事を、自分の知らない世界である事を裏付けるのに充分だった。 「で、ではここは…ここは何処なのだ…」 「やっと追いついた!!」 呆然と立ち尽くしていると、背後から声が聞こえた。振り返ると息を切らした少女が立っている。 「…お主は…確かさっきの南蛮人…」 「ハァハァ…あんた…あんたねぇ…こっちは待てって何度も言ったのに!」 桃色の髪を揺らし、少女はこっちへ歩いてくる。この女子なら、この世界について知っているのでは… 「教えてくれ!ここは甲斐では…いや、日本ではないのだろう!?ここは何処なのだ!」 「カイ?ニホン?聞いた事ないわね。ここはハルケギニアのトリステインよ」 とりすていん?やはり自分は南蛮に来てしまったのだろうか。 「そして!あんたは私に召喚された使い魔なの!」 状況があまり理解出来ていない男に少女は指を指して言い放った。 「召喚…?お主が俺をこの世界に連れてきたのか?」 「そうよ、だからあんたは私の命令を…」 「ならばっ!ならば俺を元の世界へ戻してくれ!俺はお館様の策を成さねばならぬのだ!」 「痛!痛いちょっと……離しなさい!!」 男は知らぬ内に少女の肩を掴んでいるのに気づき、慌てて手を離す 「す、すまぬ…女子にこのような手荒な真似をしてしまうとは…だ、だがお主なら知っているのであろう?戻る方法を…」 「無理」 少女の言葉に、男は耳を疑う。 「な、何…だと?」 「何度も言わせない!無理って言ったのよ。一度召喚したらもうやり直す事は出来ないの!」 帰れない… 武田に仕え、必ず天下をお館様にと心に決めたのに…こんな世界で一生を? 『お館様!この幸村、必ずやお館様と共に天下を!』 『うむ…!幸村よ、儂に付いて来れるか!?』 『ははっ!この幸村!どこまでも付き従う所存!』 「う…う…うおおおおぉぉぉぉぉぉあぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」 男は突然持っていた2本の槍を叩きつけ、暴れだした。 「ちょっと、どうしたのよ!?」 「ぬあぁ!うおあぁ!このような場所で本懐を遂げずに果てるなどっ!!くそおぉー!!」 一通り暴れると、次に泣き出してしまった。 「うぅ…畜生…畜生ぅ…」 「あんた、泣きたいのはこっちなのよ…」 見た所この男は貴族に見えない。人間の…しかも平民を使い魔にするなんて… 帰ればキュルケ達のいい笑い者だろう。 だが一度呼び出したら使い魔が死ぬ事でもない限り、再び召喚の儀式を行う事は出来ない。 覚悟を決めてこの平民を使い魔にするしかないのだ。 「…我が名はルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエール 五つの力を司るペンタゴン この者に祝福を与え、我の使い魔と成せ」 俯いていた男の顔が不意に持ち上げられる。 「な、何だ?何をする気だお主…」 「仕方ないから契約するのよ。い、いい?平民が貴族にこんな事されるなんて普通はないんだから!」 男の顔に少女の唇が近づいてくる。 待て、これはまさか…いや間違いない!この女子…! 「ままま待たれよ!お、俺はそのような破廉恥な事は…むぅ!?」 少女と…唇が重なった。 『あんた、恋はしているかい?』 『こ、恋だと!?破廉恥極まりないっ!!』 『何だまだなのかい?恋はいいよ!人を熱く…強くしてくれる』 以前出会った風来坊の言葉が思い出される。 (俺が接吻を…女子と接吻…せせせせせせっぷせっぷぷぷぷんせっぷ) 男の顔がどんどん赤くなっていく。そして 「ブフウウウウウゥゥゥゥゥーーッッ!!!!!」 「きゃあぁぁっ!?」 まるで噴水のごとく、男は鼻血を噴き出し、そして倒れた。 「貴族に何て事するのあんた!起きなさい!起きなさいってば!」 倒れた男を引っ叩いて起こそうとするが、男は鼻血を流したまま意識を取り戻さない。 (冗談じゃないわよ…こんなの担いで帰れるわけないじゃない!) 少女が途方にくれていると、地鳴りのような音が聞こえてくる。 振り返ると同時に、音の発信源が地響きを立てて着地した。 「ひっ…何よコレ…ゴーレム…?」 いや、よく見ると体は土ではなく、鎧を着込んでいる。 そして顔を殆ど覆った兜からは鋭い目がこっちを睨んでいた、少女は蛇に睨まれた蛙のように動けなくなってしまう。 「…見つけた」 と、巨人の肩に見慣れた2人がいた。 「やっと見つけたわよルイズ!あなた達こんな所まで来てたの」 キュルケとタバサであった。夜になっても戻らない2人を探しに来たのである。 「…ちょ、ちょっとルイズ!あなた何それ!!」 ルイズの姿を見たキュルケは驚く、彼女は男が鼻血を噴いて倒れた際、その血を浴びていたのだ。 そのせいで彼女は血まみれ、そして男は鼻血で出来た血の海に倒れている… 「あ、あんたまさか…いくら使い魔が気にいらないからって殺し…」 「違うわよ!!いきなり鼻血噴いて倒れたの!」 「そ、そうだったの。じゃあ無事だって事ね…」 「……何よ、馬鹿にしないの?平民が使い魔なんて…お笑いでしょ?」 「へ?あ、えーと……い、いいんじゃない?珍しくて、あ、あはは…ははは…」 「キュルケ、変よ…」 「帰る、乗って」 倒れた男を巨人の背中に乗せ、ルイズもタバサ達と一緒に乗る。 「…飛んで…」 タバサが言うと、巨人が背負っている箱から噴射口が現れた。 そして青い火炎が噴射され、空を飛んで学園へと戻っていく。 前ページ次ページ異世界BASARA
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前ページ次ページ異世界BASARA 自分の部下を倒されながらも、自分の貴族としての権力を盾にして幸村を脅すチュレンヌ。 だが、そんな彼の背中に何か硬い物が触れた。 「何だ?こんな所に馬車など置いてはいないが…」 振り向いたチュレンヌは、自身の背に当たったものを見て固まる。 何というか…大きな足が自分の真後ろにあった。 そういえば…あの変態の表情が変わった時、心なしか自分の頭上を見ていたような… それに何だか上から視線を感じるではないか。 振り返った姿勢のまま、自分の上を見上げてみる。 赤く光った目が、自分を見下ろしていた。 「………」ゴゴゴゴゴ… 「あ、あ、あの…どどどちら様で?」 チュレンヌはビクビクしながら自分の背後にいた忠勝に尋ねる。 「!!!」ウィーン、キュイキュイキュイ! だが忠勝はチュレンヌの問いに答えず、彼を片手で掴み上げた。 『貴様等は虫ケラだ、貴族に刃向かう者は犬以下の虫ケラよ!』 忠勝の脳裏に、この男の言葉が木霊する。 彼はこの街に滞在し、そこに住む人々の生活を見てきた。 店を破壊した自分を、誤解とはいえ嫌な顔せずに置いてくれたスカロン。 スカロンや働く娘達と共に、店を切り盛りしているジェシカ。 そして、この街で生きている民… きっと、このチュレンヌという貴族は自分がこの世界に召喚される前からこのような横暴を働いていたのだろう。 街の民が貴族に逆らえないのをいい事に…忠勝はそれが許せなかった。 だが、さらに許せないのがこの愚か者1人のせいで他の真っ当な貴族…自分の主までもが反感を持たれてしまうかもしれない事であった。 「…!…!!」プシュー!ギギギ!! 「ひいぃぃ!や、止め…苦しい!止めてくれぇ!」 それを考えると、忠勝の指に力が入っていった。 ミシ、ミシとチュレンヌの体が軋み始める。 「タダカツ!止めなさい!」 あわやチュレンヌの骨をバラバラにしかねない忠勝を止めたのは、なんとルイズであった。 「そんな男殺しても、あんたの得になる事は何一つないわよ」 「………」ウィーンピピピ… ルイズの言葉を黙って聞いていたが、忠勝はチュレンヌを地面に置いた。 地面に置かれたチュレンヌは急いで忠勝から離れる。 そのチュレンヌにルイズは紙を一枚手渡した。 「な、何だこれは?」 「読みなさい」 ルイズに言われ、渋々と読み始める。すると、紙に書かれた内容を読んでいたチュレンヌの顔が蒼白になっていった。 「こ、これはまさか…王室の…!!」 「そうよ。ようやく自分のやった事の重大さが理解できたかしら?」 勝ち誇ったようにルイズが言い放つ。 一方のチュレンヌは汗をダラダラ流し… 「も、も、申し訳ありませぬうううぅぅぅぅっ!!」 地面に頭を擦り付けて謝り始めた。 「いい事?これからは今までの行いを改める事。それから…ここで見た事聞いた事は全て忘れなさい!」 「そ、それはもう!」 チュレンヌはヘコヘコと頭を下げると、懐から袋を取り出した。 「こ、これはその…迷惑料という事で…すみませんでしたぁ~!」 その袋を置くと、チュレンヌは脱兎の如く逃げていった。 それに続き、店で倒れていた部下達もフラフラと逃げていく… 「凄いわルイズちゃん!」 「あの下品なエロガッパを凹ませるなんて!」 チュレンヌが去っていた後、ルイズは従業員の娘達に囲まれ、褒めちぎられていた。 ルイズは顔を赤らめて満更でもない表情を浮かべている。 だが、ルイズとは打って変わって不安な顔をしている者がいた。 まだ女装ををしていた幸村である。 「…ルイズ殿、よろしいのか?拙者等の素性が知れてしまったが…」 と、ルイズやジェシカ、娘達がきょとんとした顔になる。 いきなり皆の表情が変化したので、幸村は一瞬たじろぐ。 その幸村にジェシカが呆れるように言った。 「何言ってるのよ、皆とっくに感づいていたわよ?」 「な、何と!そんな馬鹿な!何故でござるか!?」 ジェシカの言葉に幸村は驚愕する。 驚いている幸村に、ルイズはムスッとした顔で近づいてこう切り出した。 「あんた、私の事をなんて呼んでた?」 「何を…拙者はちゃんと“ルイズ殿”と…」 ここで…幸村はこの店に来た時の事を思い出した。 『ルイズちゃんはね、お父っつぁんの博打の肩に売り飛ばされそうになった所を、“お兄さん”と町まで逃げてきたのよヨヨヨ…』 で、幸村は「ルイズ殿」と呼んでいた…つまり… 「……あ……」 「あんたのせいで最初からバレてたのよ!このバカムラァーー!!!!」 「申し訳ありませぬ!申し訳ありませぬうぅぅーー!!」 「フンッ!」 幸村は地面に頭を擦り付けてルイズに謝る。 それは…ついさっき繰り広げられた光景にも見えた。 「ユキムラちゃん、ここは従業員の事情に深く追求しない店だから安心しなさい♪」 「あのスケベにはほとほと困ってたからねぇ。それに…大金も手に入ったしね」 そこへ助け舟を出したのがスカロンとジェシカだった。 ジェシカはチュレンヌが置いていった袋を弄ぶ。 「これだけあれば、ボブちゃんが壊した屋根の修理代を差し引いてもお釣りがきちゃうわよ♪」 「!!」ギュオーン! 忠勝はスカロンの言葉ではっとした。 修理代を返せるという事は、学院に…主のいる場所に帰る事が出来るのだ。 「さぁさぁ妖精さん達!まだ閉店には時間があるから戻って♪」 「「「「はい!ミ・マドモワゼル!」」」」 スカロンが手を叩くと、娘達は元気よく返事をして店内に戻って行く。 「タダカツ」 自分も店の裏で待機していようとしたその時、ルイズが忠勝を呼び止めた。 「明日学院に戻る前に、私達と一緒に来て頂戴」 「…??」キュイィ、キュオーン? 前ページ次ページ異世界BASARA
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前ページ次ページ異世界BASARA 大食い大会は幕を閉じた、結果は…1枚差でタバサの逆転勝ち。 賞金はタバサの元に渡った。 その賞金を持って彼女が向かったのは、街の本屋だった。 「ありがとうございましたー!」 店員の声を背に受けながら、タバサが沢山の本を抱えて出てくる。 店の外ではキュルケと利家が待っていた。 「どう?お目当ては見つかった?」。 キュルケの問いにタバサはコクリと頷く。 「でも、それ持って帰れるの?馬に乗れないんじゃない?」 両手で本を抱えているタバサを見てキュルケは言った。 確かにこのままでは馬に乗る事は出来ないが、タバサは表情1つ変えない。 「大丈夫」 タバサがこう言うのだから心配はないだろう… さて…これからどうしようか…キュルケは考える。 大会は終わったがまだ時間はあるし、何処か店を覗いてもいいのだが… 「キュルケ殿、この世界にも鍛冶屋はいるのか?」 考え事をしていると、利家が横から話し掛けてきた。 「武器を売っている店ならあるけど…見に行きたいの?」 「うむ、この世界の刀や槍を一度見ておきたいからな!」 食べ物の事しか頭にない男だと思っていたが、ちゃんと侍らしい部分もあったようだ。 「じゃあその店に行きましょうか。確か…」 「こっち」 いつの間にかタバサに先導されながら3人は路地裏に入って行った。 「あそこ」 しばらく進んでいると、剣の形を象った看板の店が見えてきた。 店の前に来た3人だったが、扉に張り紙が張ってあるのに気づく。 利家が見てみるが、何が書いてあるのかさっぱり分からなかった。 代わりにタバサが張り紙の内容を読み上げる。 「…赤くて半裸の人お断り…」 「えぇ!?どうしよう!それがし入れないんだって!」 「あなたは赤くないから大丈夫でしょ」 「あ、そうだな。それがし赤くないからな!」 「いらっしゃ……」 利家が武器屋に入ると、なぜか店主に複雑そうな目で見られた。 「あなたがあんまり恥ずかしい格好をしてるから困ってるわよ?」 「何!?それがしの裸が恥ずかしい!?」 自分の事を言われて利家は素っ頓狂な声を上げた。 もしかして自分の姿が普通だと思っているのだろうか。 「い、いえ…ついさっきも変わったお供を連れた貴族のお嬢様が来たもので…」 「さっきの張り紙の?でもそんな変なお供を連れた貴族なんて…」 赤くて半裸…そんな変なお供を連れた貴族……まさか… (ルイズかしら?あの娘何かと騒ぎを起こすわねぇ…) 武器も見終わり、店を出た頃には日が傾きかけていた。 「そろそろ帰らないと…で、タバサはどうするの?」 馬に乗っているキュルケと利家に対し、タバサは馬で来た様子ではない。 「…タダカツ」 彼女はただ一言、彼女は自分の使い魔の名を呟いた。 すると空の一点が光り、徐々にそれが地鳴りのような音を上げながらタバサの元に降りて来た。 2メイル、いや3メイル近い巨体を鎧で覆った男、本多忠勝である。 タバサは持っていた本を忠勝に渡すと、自身は肩に登る。 「戻ってタダカツ」 「…!…」ヴイィィーン!! タバサの言葉に機械音で応えると、背中から加速装置を起動させる。 そして、スピードに重点を置いた「機動形態」へと変形した。 「!…!」ブオォン!! 青い火炎を噴き出しながら飛び上がり、見る見る内に忠勝とタバサの姿は小さくなっていった。 さて、馬を走らせて学院に戻ってきたキュルケと利家。 到着した頃にはすっかり夜になっていた。 「お、おお前田殿にキュルケ殿。そなた等も遠出をしていたのか?」 自分の部屋に向かっていると、廊下で正座させられている幸村がいた。 ついでに何やら鞭を持って怒っている様子のルイズも。 「どうした、幸村が悪戯でもしたのか?」 「違うわよ、ちょっと武器屋に1人にしておいたら騒ぎを起こしたの!」 やはりあの張り紙の“赤くて半裸”とは幸村の事だったようだ。 「しかしながらルイズ殿!いきなり剣が喋り出せば誰でも驚くのは当然でござる!」 「剣?」 見ると、幸村の座っている前に古びた剣が1本置かれている。 この剣が喋ったというのか。 利家はその剣を手に取った。 「…幸村、嘘は駄目だぞ。そんな事があるわけ…」 「おでれーた!格好は変だがお前も中々の達人だな」 剣が……喋った。 「おおおお!?本当に喋った!!」 南蛮野菜を見た事のある彼でも、喋る剣は流石に驚いたようだ。 利家は珍しそうに剣を色々と弄ぶ。 「この国には不思議な物が一杯あるな。ところで幸村、これの名前は?」 「うむ、出流腐麟牙亜と言うらしいぞ」 「相棒、なんか変な風に覚えてねぇか?」 「あれって…もしかしてインテリジェンスソード?あんたまた妙な物を…」 「本当は買う予定じゃなかったのよ。なのにこいつが自分を買えって…」 「ユキムラが店で暴れたから断れなかったのかしら?」 キュルケの嫌な言葉がルイズの神経を逆撫でした。 「ご主人様がいなくて寂しかったのよ。酷い事するわよねぇ」 キュルケはそう言いながら幸村の顔を掴むと自分の胸に当てて抱きしめる。 幸村はというと案の定、顔から蒸気が出そうなほど真っ赤になっていた。 「ツ、ツェルプストー!人の使い魔にまで手を出さないで!」 「なぁに?私は主人に振り回されている使い魔を慰めてあげてるんじゃない」 キュルケはさらに幸村を強く抱きしめる、そして幸村の顔がさらに赤くなった。 「キュキュキュルケ殿ははは破廉恥にも程があブヘッ!!!!」 抗議の声を上げようとした幸村だったが、それよりも早く限界が来てしまったようだ。 「…なぁ裸の大将、相棒って女と付き合った事ねぇだろ?」 「うむ…無いだろうな…」 前ページ次ページ異世界BASARA