約 7,071 件
https://w.atwiki.jp/sakakibara2018/pages/14.html
もともとはくそ餓鬼さんが製作したサイト。元少年Aの情報を収集した。一時期は関東医療少年院時代に元少年Aを見たという仲間が集まるなどして盛況であった。その後、くそ餓鬼さんは発狂。『絶歌』出版後の2015年にはくそ餓鬼斬首説が流れるなど不穏な空気が漂っていた。2018年にくそ餓鬼さんの成仏を願って本wikiが設立された。
https://w.atwiki.jp/bito/pages/105.html
切っ先の記憶を持ち、五感の全てが敏感女性のメモリビト。 性格も鋭いが少し頭が残念でもある。一人称は「拙者」な古風な口調でカタカナは苦手。 最終回で自身を破壊したジョーカーの顔を見に幽霊となって合いに行き「綺麗な紫の髪、凛々しい顔、そして自分の好みにすとらいく」というみごとな一目ぼれでフラグが建ち成仏しました。
https://w.atwiki.jp/god14/pages/1521.html
発言者:摩多羅夜行 対象者:水銀の蛇 (メルクリウス) 神咒神威神楽の最終決戦における摩多羅夜行の台詞。 波旬は黄金の残滓技である聖槍の投擲に続き、水銀の残滓技である暗黒天体を放つ。 第四天は咒法の神格。武で終わらせる事はできない。 ゆえにそれに立ち向かえるのは同じく咒法を極めた夜行のみ。 夜行は苦悶の声を上げながら、果敢に超重力の穴へ切り込んでいく。 残された曙光の仲間たちはただ見守るだけしかなく、しかし思わず心配の声を挙げる。 そんな彼らに夜行は慇懃に太々しく、何より望み通りの憎まれ口を返す。 馬鹿め、要らぬ心配だ……私を、誰だと思っている! 夜行の言葉と同時に暗黒天体が収縮を始める。 既に夜行は始点終点の結合地点、ついにそれを見出したのだと笑って前を見据えていた。 摩多羅夜行は、死を裁く者…… 死にたがりの神格なぞ、取るに足りんわァッ! 乾・坤・印——第四天の妄執を唯一散らせる黄昏に目掛けて押し返し、女神の抱擁を受けた水銀は安らぎに包まれながら消えていった。 既に存在しない神格すら最上の終わりを迎えさせて成仏させる夜行の妙技。 今の閻羅天こそ無窮無謬に違いなく、御門龍水の妄想という出自を振り切った境地を見せていた。 備考 おそらく作中において夜行さんが最も輝いている台詞。 盛大に自分で持ち上げて波旬に徹底的に落とされた夜行さんの面目躍如であり、中の人の名演もあって最高にカッコいいシーンである。 第四天の妄執 異論は認めん、断じて認めん、私が法だ黙して従え いくぞメトシェラ、私に合わせろ カリオストロの女神ドキドキ観察日記 多元宇宙に留めたかぐわしい貴方の残り香を嗅ぐ度我が脳髄はァッッ! マルグリット挺身追跡隊 端的に、覗きたいのだよ あなたに跪かせていただきたい、花よ 男なら、誰しも女神に抱かれて眠りたいと願うものなあ……くふふふふ 女神に変なもの押し付けんなとは思った -- 名無しさん (2020-11-14 16 42 32) 女神「なんかプルプルしてる」 -- 名無しさん (2020-11-14 16 46 04) 三三三三三┏(┏≖‿ゝ○)┓(川▽^) -- 名無しさん (2020-11-14 16 46 59) 練炭と水銀を押し付けられたマリィは夜行さんにキレていいと思うの -- 名無しさん (2020-11-14 16 51 12) こんなかっこいいのにやったことは変態押し返してマリィにぶつけるという -- 名無しさん (2020-11-14 16 53 57) いやほら、それ以外に変態が成仏しないし、出来るの夜行さんだけだし -- 名無しさん (2020-11-14 17 04 01) ここで消しとばされたら水銀じゃないし仕方ない仕方ない -- 名無しさん (2020-11-14 17 07 03) むしろキレるのは練炭 -- 名無しさん (2020-11-15 02 00 28) 練炭「やっぱりアイツ殺す地獄に墜とす!」 -- 名無しさん (2020-11-15 03 56 42) 黄昏に神格ぶつけすぎで笑う -- 名無しさん (2020-11-15 09 46 16) ぷよぷよかよ -- 名無しさん (2020-11-16 09 32 10) 黄昏はすべてを抱き締めるのだ -- 名無しさん (2020-11-16 09 40 23) 女神の胸の中、あったかいなりぃ(成仏) -- 名無しさん (2022-09-21 20 40 02) 私は死にたがりではない、女神の抱擁以外の死に方を認めたくないだけなのだ…あっ、でも親友と殴り合いの末果てるのもいいなぁ -- 名無しさん (2022-09-24 06 40 37) 黄金の残滓にぶつけてたら消えたのか回帰して復活するのか・・・ -- 名無しさん (2022-09-24 09 10 45) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/55syota/pages/278.html
172 :1/5:2010/04/23(金) 23 22 13 ID n3SRPYXq 昼間書くと言ってたものですこれから投下します。人外モノです。 夜の公園、俺はターゲットを求めて歩いている。 「この辺の筈なんだけどな」 そう呟いて神経を研ぎ澄ませる---あそこか。 奴の気配を感じ取り札を取りだし何もない空間に投げる。 「いてて・・・何だよこれ?」 何もない筈の場所から声がする。いや、もうソイツは俺の眼前にいた。 「よう、坊主景気はどうだい?」 「えっ?僕が見えるの?」 目の前の全裸の青白いガキが不思議そうに尋ねる。なかなかの美形だ。 「気配は分かってたんだけどな。見えるようにしたんだよコイツでな」 余りの札をガキに見せつける。 「こ、こんなお札で?」 そう言いながらガキは体に貼られた札を剥がそうとする。 「無理だと思うぞ?親父特製の札だからな」 そう言って俺は間合いを詰めていく。 「単なる浮遊霊ならほっといても良かったんだけどな。正直お前やり過ぎさ」 「僕が何したって言うんだよ?」 生意気な顔で言いやがる。 「意識してなくても霊って奴は居るだけで迷惑なんだよ」 「そんな事ないっ!」 「教えてやるけど、お前のせいでこの公園通った人が何人も霊障で苦しんでんだよ」 「そ、そんなの知らないよ」 ガキはそう言ってプイッと横を向く。 「知らないって訳にいくかよ。お前何で成仏してねぇんだ?どんな怨みが、心残りがある?」 「・・・・・・お兄ちゃんに言う必要ないじゃん」 コメカミの辺りがヒリヒリする。こいつ相当だな・・・。 173 :2/5:2010/04/24(土) 00 05 30 ID nhC6lCCS 「そうかよ、なら強制成仏だな」 俺はバッグからロープを出す。 「それは?」 「霊封じの縄。姉貴の愛用品だけどな」 「ひ、ひいっ」 慌てて逃げ出そうとするガキを俺は押さえ付け、馬乗りになって縄をかけていく。 「やっ、やだぁーやめろー!」 「うるせー!死んでまで迷惑かけんじゃねぇ!」 必死に暴れる敵から蹴りを喰らいながらも(実体が無いので痛くないが)縛り上げてしまう。 「ハァハァ・・・まったく、手間かけさせやがって。さっさと成仏させてやる」 「うっうっ・・・えぐ・・・」凄んで言うとガキは遂に泣き出した。 「嫌だよぅ・・・うぅっ・・・」 「泣いてやがんのか?おいっ坊主お前名前は?」 普段は霊相手に情けはご法度なんだが、泣いているチビを無理やり成仏させるのは気が引けた。 「・・・・・・雄太(ゆうた)、前田雄太」 「そうか雄太って言うのか。雄太よ、成仏したくねぇなら俺に生前何があったか話せ」 俺がそう言うと雄太と名乗ったガキは話始めた。 「僕殺されたんだ・・・それもただ殺されたんじゃない」 泣き止んだがその顔には悲壮感が溢れてる。「あの日・・・いきなり知らないおじさんに無理やりお尻を・・・・・・うっ・・・」 また泣き出す雄太。どうやら生前に犯されて殺されたらしい。 確かにこの顔ならそういう非道に走る輩もいるかもしれない。 「血が出てすっごく痛かった・・・僕はおじさんに何回もやめてって言ったけど・・・・・・」 「もういいっ!言うな!」 俺は目の前の子供が尻から血を出しながら男に犯され、泣きながら懇願してるのを想像した。 174 :3/5:2010/04/24(土) 00 35 01 ID nhC6lCCS 「お前も酷い目にあったんだな・・・」 「うん・・・・・・だからこのまま父さんや母さんにも会えずに消えちゃうなんて嫌だよ・・・」 ダメだ・・・俺は完全にこいつに感情移入してしまっている。 「お願い・・・お兄ちゃん、見逃して」 この哀れな少年の霊を見逃せる物なら見逃してやりたいが。 「でもな雄太、俺が見逃してもお前早晩只の悪霊になっちまうぞ」 「嘘っ!?」 「そうなったら自我も何もありゃしない。誰かをとり殺しちまうのがオチだ」 「そ、そんな・・・じゃあどうすれば?」 また泣き出しそうな顔になる雄太。その時俺の頭に親父から聞いたある術が浮かんでいた。 「なぁ雄大お前、なんでも我慢できるか?」 「う・・・うん、僕なんでもするよ」 俺の言葉に希望を感じ明るくなる雄太の顔。 「そうか・・・なら、俺に取りつけ」 「えっ、?でもそんな事したら」 「大丈夫だ。ちゃんと契りを結めばとり殺されやしない」 「契り・・・?」 意味がわからないって顔してる。 「契りってのはSEXの事だよ」 そう言って俺はベルトを外す。 「ええっ・・・そんなの・・・」 生前にされた事を思い出し不安そうな顔になる雄太。 「他に方法がねぇんだよ。会ったばっかりだけど俺を信じてくれないか?」 そう言って雄太目をじっと見る。 「うん・・・お兄ちゃんを信じるよ・・・・・・」 「そうか、ありがとな」俺は雄太の顔に手をやり唇を重ねる。 「う・・・!う・・・!」 俺には何の感触もないがどうやら向こうは感じているようだ。 「・・・んくぅ!ぁ・・・」 しばらくして俺は唇を離す。 175 :4/5:2010/04/24(土) 00 59 59 ID nhC6lCCS 「それじゃあ行くぞ・・・力抜けよ」 俺は雄太の体をひっくり返しその菊座をじっくりなめあげ指でならしていく。 「あふぅ・・・んんっ」 感度が良いのか艶がかった声を上げる。しかし唇の感触はなかったのに、肛門の感触がしっかりあるのは変な話だ。 「ほらっ、どうだ雄太。あの時とは違うだろ?」 ならしていく指を増やしながら俺は耳元でささやく。 「へぁぁっ・・・・・・お兄ちゃんの指暖かい」 霊の癖に冷暖を感じるのだろうかと疑問に思う。まぁ今はそんな事どうでも良い。 「こっちはもっと暖かいかもな」 などと言いながら俺は自分の物を肛門にあてがう。 「あ、い、いぃ・・・」 緊張で肛門を強張らせる。 「大丈夫・・・力抜いて」 そう言って俺は腰を突きだした。 「ああっーーー!」 少々狭かったがそこは霊体。あっさり挿入に成功すると雄太は体を弓なりに反らす。 「あ・・・あ、あっ・・・」 俺の律動にあわせて声を上げる。 「ほらっ・・・これでどうだ?」 「あっ・・・くぅ・・・う」 俺は指を胸の方に動かし愛撫する。雄太の声が徐々に先ほどのように艶を帯びる。 「ああっ・・・僕変になっちゃったの?」 「違うさ。それが正しい感覚だぜ」 痛さと恐怖でしかなかった行為での快感に戸惑っているのが分かる。 「あぁぁぁっ・・・」 声を上げると実体そのままに締め付けてくる。俺もそれに応えて指と腰をさらに動かす。 「なにか、なにかくるぅ・・・」 「ああ、俺も逝きそうだぜ」 176 :5/5:2010/04/24(土) 01 09 29 ID nhC6lCCS 接合部がさらにぐちゃぐちゃと音を立て、俺達はほぼ同時に達する。 「これで契りは結ばれたな・・・」 「あふぅん・・・・・・」 トロンとした目になっている雄太。幽霊とヤッた話は古今東西多々あるが、少年の霊と行為に及んだのは少ないだろう。 「お兄ちゃん、とりついたし・・・・・・また、してくれる?」 頬を染めていう雄太。 「あぁ?そうだな」 笑顔で俺にまとわりつく雄太に生返事をしながら、俺は彼女の事を考えていた。 「まアイツ霊感ないし良いか・・・・・・」 そう呟いて俺はタバコを取りだした。 これで終わりです。失礼しました。
https://w.atwiki.jp/wonderworld/pages/65.html
小倉ヲージプロデュース、うてなゆきのソロアイドルプロジェクト。 2016年3月に活動を停止、2016年8月のラストイベントをもって完全終了した。 その後2017年からうてなゆきはネムレスとして活動開始、小倉ヲージは代代代のプロデュースなどを開始した。 2018年2月25日、エクストロメFESTにて1日限定復活ライブを行い、公式サイト等も削除され、名実共に成仏した。 曲など
https://w.atwiki.jp/shintouroku/pages/880.html
Kosenjoubiコセンジョウビ怪火日本----------出典----------民間伝承、『今昔画図続百鬼』、『宿直草』 古戦場火。 多くの人が死んだ戦場に多くの火が宙を彷徨う。 怪談集『宿直草』には、大阪の陣で討死した豊臣方の武士の魂が成仏できずに、戦場となった河内国若江を彷徨ったとしている。 鳥山石燕は『今昔画図続百鬼』で古戦場火と命名して描いた。
https://w.atwiki.jp/sinnerei/pages/1126.html
【作品名】マテリアルゴースト 【ジャンル】ライトノベル 【名前】式見蛍 【属性】霊体物質化能力者、マテリアルゴースト 【年齢】19歳前後 【長所】作中で1番かわいい、女体化した 【短所】とある理由で死にたがりだった 【備考】本作の主人公で霊体を物資化できる 高校2年生の帰宅部部員 3年後に自らの意思で成仏する よって16+3=19才とする vol.4
https://w.atwiki.jp/yukihuruhakoniwa/pages/77.html
第一回雪降る箱庭公式大会 第一回チーム対抗戦 夜間飛行編 夜と舞う雪の一片 第一回スターチップ争奪戦 バトルガーデン 第一回箱庭ゴールデンフェア ~なんちゃらかんちゃら~ 2010 第一回箱庭ストラクチャー大会 チャーハン・バウアー 第一回箱庭ADS杯 蝉の大成仏 第一回箱庭ADSシャッフル大会 パンプキン人喰い南瓜のえじき 第二回スターチップ争奪戦 遊戯王決定戦
https://w.atwiki.jp/21seiki-kyougaku/pages/7.html
開目抄 文永9年2月 51歳御作 正義の光を!万人の生命よ輝け! 「御書根本」の戦いで、社会・キャンパスに英知の陣列を拡大する学生部。本年は、年間拝読御書として「開目抄」を学んでいく。日蓮大聖人が、御本仏としての大師子吼をしたためられた開目抄。池田名誉会長は、「大白蓮華」で連載中の「開目抄講義」の冒頭で語っている。「宗教は人間性の柱です」「哲学は人生の骨格です」「私どもの願いは、21世紀を『民衆の勝利』『青年の勝利』そして『人間の勝利』の世紀にしたい――この一点にあります。世界は、いよいよ人間主義の宗教を待望しています。その新時代を開く要として、また、大切な会員の糧として、大聖人の大師子吼であられる『開目抄』の講義を開始することにしました」第1回の今回は、開目抄の背景、題号の意義、大意などを研鑚する。 背景 開目抄は、文永9年(1272年)2月、日蓮大聖人が51歳の時、佐渡流罪中に執筆された御書です。門下一同に与えられた御書ですが、具体的には四条金吾のもとに送られました。 本抄は、日蓮大聖人こそが末法の御本仏、すなわち「人本尊」であることを明らかにされた「人本尊開顕の書」です。翌年の文永10年4月には、「法本尊開顕の書」である「観心本尊抄」が著されています。 大難は「喜悦」「風の前の塵」 大聖人は、文永8年9月12日、竜の口の法難にあわれ、それに続いて佐渡に流罪されました。「開目抄」の御執筆は、御生涯における最大の難の渦中のことでした。 当時の佐渡は「彼の国へ趣く者は死は多く生は稀なり」(御書1052ページ)と仰せのように、まさに「死地」でした。 とりわけ初めの約半年間の住まいとされた塚原の三昧堂は、死人を葬る原の中にある一間四面の荒れ果てた狭い堂です。 屋根は板と板が合わず、堂の中には雪や雨が入り込んできました。壁も破れて、冷たい風が容赦なく吹き抜けるありさまです。 このようなあばら家で、大聖人は飢えをしのぎ、命をつけ狙う念仏者らの迫害にも耐え抜かれました。 「筆端に載せ難く候」(同956ページ)、「現身に餓鬼道を経・寒地獄に堕ちぬ」(同1052ページ)と仰せのごとく、筆舌に尽くせぬ艱難の生活のなかで、壮絶な精神闘争を続けられたのです。 紙も筆も乏しい厳寒の三昧堂で著された本抄は、大聖人自らが「かたみ」(同223ページ)の書と仰せになられています。そして、現在の400字詰め原稿用紙で、100余枚に相当する著述を、文永8年11月から翌文永9年2月の間で構想・執筆されたのです。 大聖人は、高々と叫ばれます。「当世・日本国に第一に富める者は日蓮なるべし」(同ページ)。また、「流人なれども喜悦はかりなし」(同1360ページ)と。 いかなる迫害や弾圧も、広大無辺で自在な、大聖人の王者の御境涯からみれば、「風の前の塵」(同232ページ)であったのです。 ◇ 末法は「白法隠没」と言われる時代です。正法が隠没し、邪智が深まる時代なのです。この末法に妙法を行ずることは、大変に困難なことです。 そのため、大聖人は、開目抄のなかで、二つの重要な法理について強調されます。それが、「五重の相対」と「誓願」です。 まず、「五重の相対」を通し、末法における正法を明確にされます。 さらに、「我日本の柱とならむ我日本の眼目とならむ我日本の大船とならむ等とちかいし願やぶるべからず」(同232ページ)などの御文を通し、「誓願」の力を訴えられるのです。 この二つの法理については、次回以降で詳細に研鑚していきます。 “わが発迹顕本” また、大聖人は、本抄御執筆の動機について、「日蓮の不思議を留めておこうと思い、開目抄を構想した」(同919ページ、通解)と「種種御振舞御書」のなかで仰せになられています。 竜の口の法難の際に示された「発迹顕本」の甚深の意義を留めるために、本抄を御述作されたと拝せられます。 池田名誉会長は「開目抄講義」で、「大聖人は相次ぐ大難を乗り越えられ、障魔を打ち破る激闘のなかで、発迹顕本という『生命根本の勝利』を勝ち取られたのです」と述べています。 そして、「私たちも、いかなる障魔も恐れず、勇気ある信心を貫けば、何があっても無明を破り、法性を顕す自分自身を確立することができる。それが、私たちの発迹顕本です」と講義しています。 大聖人が大難を打ち破って「生命根本の勝利」を示されたことにより、万人が成仏する道が開かれたのです。 題号の意義 「開目抄」という題号は、大聖人の命名によるものです。 御真筆は、本文をしたためられた65枚の和紙と大聖人ご自身が表紙として書かれた「開目」との和紙1枚、計66枚から成っていたと拝されます。 池田名誉会長は「開目抄講義」で、「『開目抄』全編の主題は、『開目』というこの題号に尽きている」とし、次のように述べています。 「『開目』とは、文字通り『目を開く』ことです。また、『目を開け』という大聖人の呼びかけと拝することもできる」 「閉ざされた心の目を、どう開いていくのか。無明の闇を、いかなる光明で照らしていくのか。その解決の道を開かれたのが、末法の御本仏・日蓮大聖人であられます」 さらに、「大聖人に目を開け」との呼びかけが、実は「人間・民衆への深い信頼」の上に成り立っているとしています。 大聖人が生命を賭して確立された凡夫の成仏の道を、万人にも勧められている開目抄。 まさに、最高の「人間尊敬」のメッセージが、本抄には込められているのです。 本抄の大意 開目抄は、末法の人本尊について顕された御書です。末法に出現された日蓮大聖人こそが、主師親の三徳を具備された仏であることを立証されているのです。 本抄は、大きく「標」「釈」「結」の3段に分けられます。 初めに一切衆生が尊敬すべき主師親がテーマであることを「標」し、続いて儒家・外道・内道における主師親を「釈」し、最後に日蓮大聖人こそが末法の一切衆生を救う主師親であると「結」ばれています。 思想の浅深を判ずる五重の相対 本抄は「夫れ一切衆生の尊敬すべき者三あり所謂主師親これなり」(御書186ページ)との一節から始まります。これは人々が尊ぶべきものとして主師親の三徳を示されています。 続いて、儒家・外道・内道で三徳を具えた人物として尊敬されている人の教えを釈されていきます。 ただし、大聖人は儒外内の教義を単に解釈されているだけではなく、諸思想および一代聖教の浅深を判じ、法華経本門寿量品の文底に秘沈されている一念三千こそが成仏の法であることを示していかれます。その際、「五重の相対」という教判を用いながら、諸思想を比較されます。 そして、日本の諸宗が、正法に背いていることを指摘し、大聖人がただ一人、法華経の行者として立ち上がり、多くの難を受けてこられたことを述べます。 疑問を検証し大確信を述べる 本抄の後半では、世間や門下からの“大聖人が法華経の行者であるならば、なぜ諸天善神の加護がないのか”という疑問に答えられていきます。 まず、法華経の内容に即して二乗・菩薩・天人が法華経に大恩あることを示し、“彼らが守護の働きを現さないのは日蓮大聖人が法華経の行者ではないからか”との疑いを強めていかれます。 そのうえで、宝塔品の六難九易、提婆達多品の悪人成仏と女人成仏、そして勧持品の三類の強敵を考察し、法華経の行者が難を受けるのは経文に説かれている通りであることを論証されます。 また、「日蓮といゐし者は去年九月十二日子丑の時に頸はねられぬ」(同223ページ)と仰せになり、竜の口の法難によって発迹顕本したことを示されます。 それらのうえで、あらゆる疑問を突き抜けて、「我日本の柱とならむ……」(同232ページ)と仰せになり、不惜身命の決意をもって末法の衆生を救済するとの御本仏としての大誓願を示されます。 そして、妙法受持の功徳(転重軽受と成仏)と折伏の意義(破折と慈悲)を教えられて不退転の信心を勧められます。 最後に、「日蓮は日本国の諸人にしうし父母(主師親)なり」(同237ページ)と叫ばれ、大聖人こそ万人を救済する末法の主師親であることを示し、本抄を「結」ばれています。
https://w.atwiki.jp/ethicallyrics/pages/95.html
天に昇ること。 キリスト教用語でイエス・キリストが復活の40日後に天に昇っていったという出来事。 転じて、「死」「亡」などの直接的な語を忌避しつつ、人の死を間接的に表現する語の一つ。成仏。往生。 仙人になる方法のうち「天仙」となるため天に上るという羽化昇天のこと。 衆人が見て入中で昇天することを「白日昇天」という。