約 702 件
https://w.atwiki.jp/cgmtb/pages/22.html
第二弾 赤 青 緑 黒 黄 赤 ユニット 阿散井 恋次 京楽 春水 ヘラ エリス ミカエル ラファエル ガブリエル ウリエル バゼット・フラガ・マクレミッツ ゼラキエル 斬り抉る獣神の剣 グリムジョー フォルトゥナ カマエル レミエル デュオニュソス 右代宮 真理亞 向坂 環 葛城 ミサト リースリット・ノエル 時雨 亜沙(先輩) 時雨 亜麻 石田 雨竜 笹森 花梨 一ノ瀬 ことみ 羽山 ミズキ 宮村 みやこ(ef - a tale of melodies.) コンバーション 阿散井 恋次(卍解) フィアッカ・マルグリット マリア 時雨 亜沙(着物) 石田 雨竜(卍解) 羽山 ミズキ(アイス) イベント 後より出でて先に断つもの 咄嗟の行動 最後の紫煙 暴走 仲間への断罪 繰り返される結末 乱装天傀 青 ユニット マリー 深雪 真奈 聖 白蓮 イージスガンダム デスティニーガンダム 魂魄 妖夢 コカビエル ルシファー フォルネウス アガレス バルバルス アルクェイド・ブリュンスタッド アーチャー 干将・莫耶 勝利すべき黄金の剣 約束された勝利の剣 セイバー(私服) 本音 デル 毒島 冴子 近衛 木乃香 犬走 椛 全て遠き理想郷 ビアンカ 竜宮 乙姫 ロナ・リサク ミネバ・ラオ・ザビ 四季映姫・ヤマザナドゥ ブラック★ゴールドソー 水銀燈 約束された勝利の剣 黒 固有結界 小悪魔 綾瀬 夕映 レミリア・スカーレット 十六夜 咲夜 コンバーション セイバー(Zero) 聖 白蓮 EX 水銀燈(化身) セイバー オルタ(服) イベント 騎士の休息 緑 ユニット 麻倉 葉王 ドモン・カッシュ ホランド・ノヴァク ロロライナ・フリクセル ブラック★マタギ ハイライト バーサーカー 射殺す百頭 アヴェンジャー フロンティア・ライト・ボックス キャスター 草壁 美鈴 ハイライト・メンソール リゼット・ヴェルトール 百野 栞 芙蓉 楓 古河 渚(制服) 曹操 リリィ・シアフィールド 木下 秀吉(演劇) 加茂 カナタ ソブラニー・ブラックロシアン ルーミア 雨宮 リンドウ ミサカ 渚 カヲル 大神 涼子 エヴァ・ベアトリーチェ 射命丸 文 エーリカ・ハルトマン 長谷川 千雨 パメラ・イービス コンバーション 古河 渚(寝巻) 古河 渚(エプロン) 百野 栞(守護者) 曹操(王と少女の狭間) イベント 十二の試練 偽り写し示す万象 絶望と悲しみの中に... 時空の狭間 黒 ユニット ジョン・プレイヤー・スペシャル さくら 右代宮 縁寿 黒崎 一護 朽木 白哉 ヤミー ウィンストン 宝石剣ゼルレッチ 遠坂 凛(五大元素使い) 遠坂 凛(宝石剣) アゾット剣 遠坂 凛(アゾット剣) ウルキオラ ワルギリア(無限の魔女) ラーク・パシフィック・グリーン ラーク・100s・ボックス 月宮 あゆ(奇跡) 柚原 春夏 広原 雪子 シルファ シャマル 藤林 杏(制服) 劉備 諸葛亮 プリムラ 高野 晶 コンバーション エンジェ・ベアトリーチェ 黒崎 一護(旅禍) 黒崎 一護(卍解) 魔法少女カレイドルビー 黒崎 一護(虚) プブリウス・ワルギリア・マロ 広原 雪子(開放) イベント 令呪 憩いの場所 居眠り 開放 恫喝 闇の書 宝石剣ゼルレッチ 黄 ユニット ドム ガンダムキュリオス アトリ エルメス 宮藤 芳佳 ベルゼバブ アザゼル サタン アスモデウス ベリアル ルシフェル カミナ イシュタム フルーレティ キャスター(fate) 破壊すべき全ての符 ベルゼビュート ギルガメッシュ 真鏡名 ミナ カレン・オルテンシア 日向 すもも ナコルル 神代 縁 雨宮 優子 神楽 春姫 葛城 佳央 八神 はやて アプサラスⅢ ヴァイスリッター ドラッツェ コンバーション 仲村 ゆり 雨宮 優子(着物) 雨宮 優子(メイド) イベント 王の財宝 超電磁砲!! 対峙 天地乖離す開闢の星 latter tale. 守護騎士 ラグナロク
https://w.atwiki.jp/versuscrusade/pages/13.html
クロニクル攻略 分岐点 Chapter3 60秒以上で倒す 60秒以内で倒す ↓ ↓ Chapter4 Chapter5 Chapter12 卍解する 卍解しない ↓ ↓ Chapter13 Chapter51 Chapter13 勝利する 敗北する ↓ ↓ Chapter71 Chapter14 Chapter21 井上は俺が助けに行くを選択 山本の決定に従うを選択 ↓ ↓ Chapter22 Chapter96 Chapter22 卍解する 卍解しない ↓ ↓ Chapter23 Chapter84 Chapter23 正面の道へ進むを選択 右端の道へ進むを選択 ↓ ↓ Chapter24 Chapter31 Chapter52 日番谷と乱菊がグリムジョーを追うを選択 一角と恋次がここで戦うを選択 ↓ ↓ Chapter53 Chapter54 Chapter57 正面の道へ進むを選択 左端の道へ進むを選択 ↓ ↓ Chapter62 Chapter58 Chapter68 剣八と一角が藍染と戦うを選択 日番谷と白哉が藍染と戦うを選択 ↓ ↓ Chapter69 Chapter70 Chapter87 とどめを刺すを選択 放っておくを選択 ↓ ↓ Chapter88 Chapter93
https://w.atwiki.jp/gamemembarzu/pages/300.html
あくまで作るとしたらです。 作るとしたらこんなキャラを出したいなみたいな感じです マリオシリーズから→マリオ・ルイージ・クッパ・ピーチ・※骨クッパ・※ニセマリオ・※メタルマリオ ドンキーコングシリーズから→ドンキーコング ゼルダの伝説シリーズから→リンク・ゼルダ・シーク・※ガノンドロフ・※子供リンク メトロイドシリーズから→サムス・ゼロスーツサムス ヨッシーシリーズから→ヨッシー 星のカービィシリーズから→カービィ・メタナイト・デデデ・※ギャラクティックナイト スターフォックスから→フォックス・※ファルコ・※ウルフ ポケットモンスターシリーズから→ピカチュウ・バシャーモ・ルカリオ・ゲッコウガ・※ピチュー・※ミュウツー F-ZEROシリーズから→キャプテンファルコン MOTHERシリーズから→ネス ソニック・ザ・ヘッジホッグシリーズから→ソニック ファイアーエムブレムシリーズから→マルス・アイク・ルフレ・※ロイ・※ルキナ Mr.ゲーム&ウォッチから→※Mr.ゲーム&ウォッチ ファイナルファンタジーシリーズから→クラウド・※セフィロス パルテナの鏡から→ピット・※ブラックピット NARUTO-ナルトシリーズから→ナルト・※サスケ ドラゴンボールシリーズから→悟空・※ベジータ BLEACHシリーズから→一護・※恋次
https://w.atwiki.jp/wiki14_anime/pages/176.html
参考文献(Wikipediaより):原作・アニメ・登場人物 <オープニング> BLEACH OP01「* -アスタリスク-」-1 BLEACH OP01「* -アスタリスク-」-2 BLEACH OP02「D-tecnoLife」 BLEACH OP03「一輪の花」 BLEACH OP04「TONIGHT TONIGHT TONIGHT」#75-76:井上織姫 〃 DVD#76:黒崎一護 〃 #77:阿散井恋次 (sub) 〃 #78:朽木ルキア (sub) 〃 #79:茶渡泰虎 (sub) 〃 #80:コン (sub) 〃 #81:石田雨竜 〃 #82:松本乱菊 (sub) 〃 #83:平子真子 〃 #84:日番谷冬獅郎 (sub) 〃 #85:吉良イヅル 〃 #86:檜佐木修兵 〃 #87:山田花太郎 〃 #88:浦原喜助 〃 #89:伊勢七緒&涅ネム (sub) 〃 #90:朽木白哉 (sub) 〃 #91:市丸ギン (sub) 〃 #92:黒崎夏梨&遊子 (sub) 〃 #93:斑目一角 (sub) 〃 #94:グリムジョー・ジャガージャック 〃 #95:小島水色&浅野啓吾 (sub) 〃 #96:ウルキオラ (sub) 〃 #97:藍染惣右介 (sub) BLEACH OP05「Rolling star」-1 BLEACH OP05「Rolling star」-2 劇場版PR仕様 BLEACH OP06「ALONES」 BLEACH OP07「アフターダーク」-1 BLEACH OP07「アフターダーク」-2 劇場版PR仕様 BLEACH OP07「アフターダーク」-3 劇場版PR仕様 <エンディング> BLEACH ED01「Life is Like a Boat」 BLEACH ED02「サンキュー!!」 BLEACH ED03「ほうき星」#26:六番隊 〃 #27: 三番隊 (sub) 〃 #28:十一番隊 (sub) 〃 #29:十二番隊 (sub) 〃 #30: 四番隊 (sub) 〃 #31: 二番隊 (sub) 〃 #32: 九番隊 (sub) 〃 #33: 七番隊 (sub) 〃 #34: 五番隊 (sub) 〃 #35: 十番隊 (sub) 〃 #36: 一番隊 (sub) 〃 #37: 八番隊 (sub) 〃 #38:十三番隊 (sub) BLEACH ED04「happypeople」 BLEACH ED05「Life」-1 BLEACH ED05「Life」-2 (sub) BLEACH ED06「マイペース」 BLEACH ED07「HANABI」 BLEACH ED08「MOVIN!!」 BLEACH ED09「Baby It's You」#98:朽木白哉 〃 # 99 :浮竹十四郎 (sub) 〃 #100:砕蜂 〃 #101:阿散井恋次 (sub) 〃 #102:涅マユリ&涅ネム 〃 #103:狛村左陣 (sub) 〃 #104:日番谷冬獅郎 (sub) 〃 #105:卯ノ花烈 〃 #106,107,108,109:劇場版PR仕様 〃 DVD#106:山本元柳斎重國 〃 DVD#107:更木剣八 〃 DVD#108:京楽春水 〃 DVD#109:朽木ルキア BLEACH ED10「桜日和」-1 BLEACH ED10「桜日和」-2 BLEACH ED11「爪先」 BLEACH ED12「橙」 BLEACH ED13「種をまく日々」-1 BLEACH ED13「種をまく日々」-2 劇場版PR仕様 BLEACH ED14「感謝。」 <ゲーム> ゲーム・ハ行
https://w.atwiki.jp/3ninsure/pages/17.html
Wiiバーサスクルセイドパッケージ投票 第 1 位 黒 崎 一 護 × 朽 木 ル キ ア Vジャン掲載 第2位 藍染惣右介×井上織姫 第3位 阿散井恋次×朽木ルキア 第4位 日番谷冬獅郎×松本乱菊 第5位 黒崎一護×日番谷冬獅郎 第6位 黒崎一護×井上織姫 第7位 黒崎一護×グリムジョー 第8位 日番谷冬獅郎×朽木白哉 第9位 狛村左陣×朽木ルキア 第10位 黒崎一護×石田雨竜 12/22 Vジャンプ2月号発売 「オリジナルパッケ投票キャンペーン」パッケージ付録 一護とルキア ちなみに、織姫声優公認サイトで「織姫に投票を」と呼びかけ後、 マズいと思ったのか、事務所サイトからもWikiからもそのサイトへの リンクは削除、サイト自体は、これまでウリであったはずの 「織姫声優公認サイト」の看板をおろす 斬魄刀票結果 1位 氷輪丸 2位 袖白雪 3位 斬月 4位 侘助 5位 千本桜 それ以下の順位・票数は不明
https://w.atwiki.jp/cwcwiki/pages/470.html
BLEACH~ソウル・カーニバル2~ BLEACH~ソウル・カーニバル2~ID+ゲーム名 黒崎一護のレベル100 所持金無限 スラッシュ99 敵一撃死 時間経過しない ジャンプ力アップ HP減らない SP減らない キャラクター経験値一護 一護(卍解修得後に上が効かない場合) 白哉 恋次 日番谷 剣八 夜一 京楽 元柳齋重國 ルキア 一角 平子 ヒヨリ 黒崎一護(白) 雨竜 チャド ID+ゲーム名 _S UCJS-10106 _G BLEACH_SC2 黒崎一護のレベル100 _C0 ICHIGO LV100 _L 0x206A8870 0x000F4240 所持金無限 _C0 MONEY INFI _L 0x206A8408 0x05F5E100 スラッシュ99 _C0 SLASH99 _L 0x105B9908 0x00000063 _L 0x105B9914 0x00000063 _L 0x105E4B04 0x00000063 _L 0x105E8004 0x00000063 _L 0x106AEBC4 0x00000063 敵一撃死 _C0 ONE HIT KILL _L 0x2004BB74 0x10400002 時間経過しない _C0 TIME STOP _L 0x20060F4C 0x00000000 ジャンプ力アップ _C0 JUMP UP _L 0x20048AE4 0x00000000 HP減らない _C0 HP _L 0x60A0899C 0x000003E7 _L 0x00010001 0x00000820 SP減らない _C1 SP _L 0x60A0899C 0x000003E7 _L 0x00010001 0x0000082C キャラクター経験値 一護 _C0 ICHIGO EXP MAX _L 0x206A8870 0x05F5E0FF 一護(卍解修得後に上が効かない場合) _C0 ICHIGO BANKAI EXP MAX _L 0x206A8534 0x05F5E0FF 白哉 _C0 BYAKUYA EXP MAX _L 0x206A8678 0x05F5E0FF 恋次 _C0 RENGI EXP MAX _L 0x206A86E4 0x05F5E0FF 日番谷 _C0 HITUGAYA EXP MAX _L 0x206A869C 0x05F5E0FF 剣八 _C0 KENPACHI EXP MAX _L 0x206A860C 0x05F5E0FF 夜一 _C0 YORUITHI EXP MAX _L 0x206A85E8 0x05F5E0FF 京楽 _C0 KYORAKU EXP MAX _L 0x206A87BC 0x05F5E0FF 元柳齋重國 _C0 GENRYUUSAI EXP MAX _L 0x206A8750 0x05F5E0FF ルキア _C0 RUKIA EXP MAX _L 0x206A8558 0x05F5E0FF 一角 _C0 IKKAKU EXP MAX _L 0x206A87E0 0x05F5E0FF 平子 _C0 HIRAKO EXP MAX _L 0x206A8630 0x05F5E0FF ヒヨリ _C0 HIYORI EXP MAX _L 0x206A8654 0x05F5E0FF 黒崎一護(白) _C0 SHIROITIGO EXP MAX _L 0x206A88B8 0x05F5E0FF 雨竜 _C0 URYU EXP MAX _L 0x206A86C0 0x05F5E0FF チャド _C0 TYADO EXP MAX _L 0x206A8708 0x05F5E0FF
https://w.atwiki.jp/cwc_dat2/pages/364.html
BLEACH~ソウル・カーニバル2~ BLEACH~ソウル・カーニバル2~ID+ゲーム名 黒崎一護のレベル100 所持金無限 スラッシュ99 敵一撃死 時間経過しない ジャンプ力アップ HP減らない SP減らない キャラクター経験値一護 一護(卍解修得後に上が効かない場合) 白哉 恋次 日番谷 剣八 夜一 京楽 元柳齋重國 ルキア 一角 平子 ヒヨリ 黒崎一護(白) 雨竜 チャド ID+ゲーム名 _S UCJS-10106 _G BLEACH_SC2 黒崎一護のレベル100 _C0 ICHIGO LV100 _L 0x206A8870 0x000F4240 所持金無限 _C0 MONEY INFI _L 0x206A8408 0x05F5E100 スラッシュ99 _C0 SLASH99 _L 0x105B9908 0x00000063 _L 0x105B9914 0x00000063 _L 0x105E4B04 0x00000063 _L 0x105E8004 0x00000063 _L 0x106AEBC4 0x00000063 敵一撃死 _C0 ONE HIT KILL _L 0x2004BB74 0x10400002 時間経過しない _C0 TIME STOP _L 0x20060F4C 0x00000000 ジャンプ力アップ _C0 JUMP UP _L 0x20048AE4 0x00000000 HP減らない _C0 HP _L 0x60A0899C 0x000003E7 _L 0x00010001 0x00000820 SP減らない _C1 SP _L 0x60A0899C 0x000003E7 _L 0x00010001 0x0000082C キャラクター経験値 一護 _C0 ICHIGO EXP MAX _L 0x206A8870 0x05F5E0FF 一護(卍解修得後に上が効かない場合) _C0 ICHIGO BANKAI EXP MAX _L 0x206A8534 0x05F5E0FF 白哉 _C0 BYAKUYA EXP MAX _L 0x206A8678 0x05F5E0FF 恋次 _C0 RENGI EXP MAX _L 0x206A86E4 0x05F5E0FF 日番谷 _C0 HITUGAYA EXP MAX _L 0x206A869C 0x05F5E0FF 剣八 _C0 KENPACHI EXP MAX _L 0x206A860C 0x05F5E0FF 夜一 _C0 YORUITHI EXP MAX _L 0x206A85E8 0x05F5E0FF 京楽 _C0 KYORAKU EXP MAX _L 0x206A87BC 0x05F5E0FF 元柳齋重國 _C0 GENRYUUSAI EXP MAX _L 0x206A8750 0x05F5E0FF ルキア _C0 RUKIA EXP MAX _L 0x206A8558 0x05F5E0FF 一角 _C0 IKKAKU EXP MAX _L 0x206A87E0 0x05F5E0FF 平子 _C0 HIRAKO EXP MAX _L 0x206A8630 0x05F5E0FF ヒヨリ _C0 HIYORI EXP MAX _L 0x206A8654 0x05F5E0FF 黒崎一護(白) _C0 SHIROITIGO EXP MAX _L 0x206A88B8 0x05F5E0FF 雨竜 _C0 URYU EXP MAX _L 0x206A86C0 0x05F5E0FF チャド _C0 TYADO EXP MAX _L 0x206A8708 0x05F5E0FF
https://w.atwiki.jp/gamemembarzu/pages/32.html
こちらは大乱闘で戦った回数で出現するキャラを書いてみたいと思います [全部適当に考えたやつです] ネス→5回以上 プリン→10回以上 ルイージ→25回以上 キャプテン・ファルコン→50回以上 ファルコ→75回以上 ワルイージ→90回以上 仮面の男[クラウス]→105回以上 シャドウ→200回以上 ブレイズ→210回以上 スネーク→280回以上 子供リンク→300回以上 デデデ→330回以上 ゼロ→400回以上 ブルース→445回以上 ロイ→500回以上 クロム→510回以上 ファンキーコング→550回以上 ガノンドロフ→600回以上 クラウド→650回以上 セフィロス→690回以上 ミュウツー→750回以上 ルカリオ→790回以上 ベジータ→830回以上 サスケ→870回以上 恋次→900回以上 クラトス→920回以上 スパイクマン→950回以上 ブルー→1000回以上 ブウ→1050回以上 イタチ→1080回以上 リク→1110回以上 Dr.エッグマン→1150回以上 ゼロス→1200回以上 ニセマリオ→1250回以上 ブライ→1300回以上 骨クッパ→1350回以上 ファントムガノン→1400回以上 ウルフ→1450回以上
https://w.atwiki.jp/akudo/pages/6.html
ギルドマスター、ケビンに選ばれた猛者たち。ウソ。 ここに色々もう書いてるけど気に入らなかったら消して書き直してくれていい自己紹介ももう各自で書いちゃえYO!!コメント欄つけとくから好きにつっこめYO!! ケビン - いじられるマスター。マスター扱いたまにしかされないマスター 阿散井恋次 - 死神ですけど癒しますよ 水神 葵 - ウェンディ・ミゼリア - 鐘会士季 - 姜峻 - 歌う毒舌ポニーテール 姜維 - 鉄幹 - 夜明けの刑事だけど何か質問ある? 夏候元譲 - カートのなかにはバフォメット 乾貞治 - 『歌う汁使い』とは彼のこと 阿瞞 - 絶対君主ソウソウダー 妲 己 - あらんやだわんダンサーじゃないわよ~ん パールバディ - 藤十郎 - キャシー - ちみっこプリースト。 郭淮 - エロリスト。それ以外の言葉はいらない 令明 - 防御力は豆腐並み。でもVIT型 §星彩§ - 関 雲長 - ペットのバフォJrがひげにじゃれつくの 想風 - 通称「ひつじさん」 *雛* - 某大手Gvギルドのマスタ嫁
https://w.atwiki.jp/nanohass/pages/3094.html
現世と霊界をつなぐ長い長い道のり。 宙には優雅に舞う黒い蝶 そこの中心には、二つの人影が歩いていた。 「座軸は?」 「未確定だ」 「オーイ、またかよ? 今度はドコに飛ばされんだ?」 「さあな、まあ空座町ではないことだけはたしかか」 ただひたすらに長い道を歩きながら、二つの人影は言葉を交わす。 その一人は黒い着物を纏い、腰には刀を帯びていた。 「出るぞ、地獄蝶を放せ」 「へーへー」 唐突に、周りを舞っていた黒い蝶がゆっくりと前に出てきた。 刹那――、目の前にいきなり和式の門が姿を現した―――。 扉はゆっくりと開き、その先には光に包まれていた。 「何が何でも確保してこいか…」 黒い着物の男がそう言って、手に持つ資料を見やる。 そこには赤い結晶の写真が載っていた。 「なんつーか、これも死神のする仕事じゃねえよな」 「…そうでもなかろう」 扉の光の先には、赤い空が立ち込めていた。 それでも彼等は、歩みを止めず、先に進む。 魔法死神リリカルBLEACH Episode 3 『Crossing World』 海鳴市 結界内 午後零時二十分 「―――――…」 長い時間、そこに佇んでいたような気がした――。 一護はまだ、そこにいるモノに対して、今の状況に、完全に理解しきれてなかった。 ―――目の前に現れた、奇怪な形のモノ――― 巨大な丸型の形をした――真ん中にいくつもの目らしきものがつき、周りにはベルトのような太いアームが、ゆっくりと蠢いているという、簡単な構造をしたモノ―――見た目からして、それは機械ということはわかる。 ――だが、こんな機械は16の人生で見たことがないし、よしんばあったとしても、なぜ今オレの目の前に――― そんな、いろいろな憶測が頭の中で飛んでいたなか――― 「――――――!!」 ソイツは、いきなり太いアームを伸ばして襲いかかってきた。 「――――くっ!!」 頭で考えるより先に、まず体が動いていた。 間一髪のところで伸びたアームを避け、一護はそのまま距離をとる。 しかしソイツの攻撃は終わらない。もう一つのアームを伸ばし、一護に追い打ちをかけてきた。 しかし今度は一護も遅れをとらない。 二つ目のアームが、一護を叩きつけようと真上から襲ってきた、だが一護はギリギリでそれを見切りかわすと、返す刀でアームを斬り付けた。 アームの先端は吹き飛ばされて宙を舞い、音をたてて落ちていく。 「なんなんだ? コイツは」 一護は大刀を担ぎながら、改めてソイツを見やる。 切れたアームを不気味に動かしながらも、確かにソイツは自分を見ているようだった。 (俺のことが見えるのか?) ちなみに、足はあるけども今の自分は幽霊のような存在だ。 織姫やチャドのような霊的濃度の高い人間の例を除いて、自分が見えるのは同じ霊体の者だけのはずだった。 だけど確かにソイツは―――― 「トモダチになりたいってカオじゃあねえよな…」 確かに自分を見ているようだった。 何故か『敵』と認識して―――。 「――――っと!!」 また飛んできたアームを避け、今度は一気に距離を詰める。もう攻撃は喰らわない、 よくわかんねえけどそっちがその気ならもう容赦しねえ―――、 一護はそう決意し、愛刀『斬月』を高く掲げてそのまま敵の懐にまで―――、 (――――?) 急に、一護の動きが緩くなった。 しかもよりによって敵の目の前で、ふらつくような状態になってしまった。 (―――何だ??) 敵はしてやったりとばかりに切れたアームを一護めがけて叩きつけた。 一護はなんとか防ぐが、押し返すだけの力が出ない。 いや、力が入らないといった方が正しいか。 あまりの出来事にまだ理解しかねる様子の一護 (何なんだ、一体―――) しかし思考は途中で中断せざるをえなかった。急激な力の集中を感じたからだ。 よくみると、『丸い敵』の真ん中についている目のような部分から、光が集束していた。 一護はそれに、本能的な危機感を覚え―――。 (――――――ッ!!!) そして、目の前が真っ白になった。 海鳴市 結界内 同時刻 真っ赤に染まった海鳴市、他の人々は意識の外に消え、仮初の静寂が訪れていた。 その閑散とした海鳴市を眼下に置きながら、飛んでいくのは二つの光。 戦闘状態となった、なのはとヴィータだ。 その顔は先ほどとは打って変わり、真剣な表情で無人の海鳴市を見つめていた。 「一体、何を見たんだろうね、シャマルさん」 「さあな、まあ、アイツがあそこまで慌てるとなると相当な事なんだろうけどな」 それは、ほんの数分前の会話だった―――。 滞りなく結界の配置を終え、自分達も出撃の準備途中だった、そのときだった。 いきなり、シャマルの慌てた声が、念話ごしに、自分達に響いてきた。 (な、なのはちゃん!! ヴィータちゃん!!) (? どうした、シャマル) (なにかあったんですか?) (そ…それが……) なのは達の問いかけに、シャマルはすぐには答えなかった。今起こっている状況を、頭で必死に整理しているようだった。なのは達も急かしたりせず、シャマルの言葉を待った。 (西の方角…にガジェットの…Ⅰ型の方だけど…反応があるみたいなの……え…と、数は大体10~20ぐらい…かな) ゆっくり、言葉を選ぶようにシャマルは話し始めた。しかしその情報にヴィータは首をかしげた。 (そんだけか? 別に慌てるほどの情報か?) (そうですよ それぐらいだったら全然許容範囲内です) 安心させるように、なのはが続けた。もとより増援の可能性を無視してるわけじゃなかったし、それに元々自分達の今回の任務は、新人達に余計な邪魔をさせないよう、援軍の殲滅が主であった。だから逆に援軍のガジェットの少なさに、少し拍子抜けする思いがあるくらいだ。 まあ確かにその援軍をレリック探索に当てず、そんな遠い所に呼び出すことに少々の疑問は覚えるが…―― (え…いや、そうじゃない…違うの!!) シャマルの念話ごしの叫びに、なのは達は思考を中断させられた。 何が彼女をそこまで慌てさせるのか。 (問題はそっちじゃなくて……えーと、何て言えばいいのかなあ…) またシンキングタイムに陥りつつあるシャマルに、ヴィータが助け船を出した。 (アンノウンか何かか?) (そうそれ!! アンノウンが現れたのよ!!!) (ガジェットの新型か何かまた出てきたんですか?) (うーん、何だろ…よくわからないの…ガジェット…じゃないのは確かなんだけど…) いくら問答を繰り返しても埒が明かないと思ったのか、ヴィータがついに切り出した。 (わーった!! アタシ達が見てくりゃいいわけだろ! どうせもう出なきゃなんねえとこだったし) 確かに、と頷くなのはを横に、ヴィータは続ける。 (んで…そのヨクワカンネエヤツは、何匹くらいいんだ?) (……驚かないでよ…) しばらくの沈黙の後、シャマルは恐る恐る答えた。 (あくまでおおまかだから正確な数はわからないけど………それでも7~80…全部足したら3桁は間違いなくいってるわ…) (………え??) (し……7~80!!!?) 唐突にでた大仰な数字に、二人とも驚きを隠せなかった。 ―――どんな強さかもわからない敵が、少なくも80以上……。 流石になのは達も、戦慄を抱かざるをえなかった。 (((………………))) しばらくはお互い言葉も出ずに佇んでいた。が、そうしてもしかたが無いと思ったのか、なのはが切り出した。 (と…とにかくこんなことしても始まんないよ スバル達が頑張っているのに私達が怖気づいちゃしょうがないでしょ) (た…確かにそうだな まだ勝ち目はねえって決まったわけじゃあねえんだ まあ、なるようになるさ) ヴィータも、なんとか落着きを取り戻し、あくまで冷静に、現状を推測する。 (と、なると…もうアタシ達は出た方がいいな) (そうだね、いつレリックの方に攻め込んでくるかもわからないし…そうだ、シャマルさん) と、なのはは最後になるだろう質問をシャマルに聞いた。 (敵の位置は本当に西の方角だけですか? あと、アンノウンの外見についてなにか特徴的なものは、何かないですか?) なのはの質問に、しばらくの間はあったものの、シャマルはゆっくりと答え始めた。 (ガジェットは、散り散りにもう動き始めているけど、そのアンノウンは…ずっと一か所に固まったままだわ…) (じゃあ西の方角にいくルート上にいるガジェットを教えてくれ 行きがけにアタシ達が退治しとくから) (わかったわ…じゃあその時に連絡を入れるから) (それじゃあもう行かないと…そうだシャマルさん、アンノウンの外見は…) (…それは……会えばわかるわ…) 結局、最後の質問にはシャマルは答えなかった。 「なんにせよ、レリックの方は完全に新人達に任せるしかなくなったな」 眼下にガジェットはいないか確認しながらヴィータが言った。 アンノウンについては新人達には報告していなかった。知ったところで現状、どうしようもないし、むしろ余計な不安を与えてしまって任務に支障をきたすかもしれないためだった。 「大丈夫だよ みんな強くなってるし、ちょっとやそっとのことで折れるはずがないのは、ヴィータちゃんだって知ってるでしょ?」 「まあ、そうだな」 「とにかく今は、そのアンノウンに全力で取り組まないと、そういえばヴィータちゃんとの空も久しぶりだね」 「ああ…そういやそうだな」 そんな会話をしながら二人は飛んでいた。これから起こるだろう激戦のために、少しでも余裕をもたすために。 そして二人は、今や未確認生物の屯している、魔の西の方角へと突き進んでいた。 巨大な丸型の機械――――俗に言うガジェットⅢ型は、目の前の目標の消滅の確認をしていた。 目前には自らが放った光線の跡から、もうもうと煙が立ち込めていた。 この距離で避けられるはずがなく、受け止めたのであれば少なからずとも当然生命反応があるはず。 それがないということは、攻撃が直撃して跡形もなく消え去ったことに他ならなかった。 事実そう認識し、ガジェットは一緒に吹き飛んでしまったであろうレリックの探索に移行しようとした時だった。 ――――巨大な魔力反応を、上空から感じた――― 「ウオォォォォォォォォォォォラァァァァァァァァァ!!!!」 ガジェットがその反応に気づいた時には既に遅かった―――。 巨大な、包丁のような大刀で一閃。真っ二つに割れていた。 ガジェットは音をたてて崩れ落ちた後、巨大な轟音とともに爆散した。 一護は、攻撃の瞬間に上空に回避しただけであり、吹き飛んだわけではなかった――。 「…結局何だったんだ?……アレ…」 斬月を担ぎながら、先ほどまで猛威をふるっていた、今はただの残骸と化したガジェットをしげしげと眺めながら一護はそう呟いた。 気のせいか、急に力が抜けるような症状も、今は無くなったようだ。 だが未だにこの状況が理解できてないことに変わりはなかった。 ――これは一体何なのか? 何が目的だったのか ――何故空は赤くなったのか? ――何故急に力が抜けるようなことが起こったのか? さまざまな疑問が浮かんではくるものの、この状況で答えが浮かぶはずもなかった。 とにかく――、ここにいたところで事態が好転するわけがないことは確かだ。 「とりあえず、チャド達の所へ戻ってみるか…」 一護はそう決め、仲間達の所へ戻ろうとするところで気づいた。 (……どうやったら戻れるんだっけ?) 一護はその場で蹲って、まずどうやって帰るか検討し始めた、その時だった 「――――!」 また力が抜けていくような感覚、そして何者かの気配――今度はかなりの数だ。 周りを見渡すと、先ほどのガジェットより一回り小さい、平たく言えばカプセルのようなガジェット達が自分の周りを取り囲んでいた。 「――ったく、何が起こったかはよくわかんねえけど…」 一護はまず、周りのガジェットの数を確認した。取り囲んでいるのはほんの数体だけだが、奥にはもっといるのを感じた。 「とりあえず、しなきゃならねえことだけはよくわかったよ」 その言葉を皮切りに、ガジェット達は一護目掛けて一斉放射を開始した。 たちどころに一護のいた場所は、爆炎で包まれる。 しかしその爆炎の中に一護の姿は無く―――、 いつ動いたのか、ガジェットの一体を切り裂き破壊していた。 ガジェット達は素早く、先の攻撃を躱されたことに反応し、一護の姿を追うが―― 「いっくぜぇぇぇ!!」 その時には既に、もう一体のガジェットが爆散していた。 海鳴市 結界内 同時刻 「―――おっと!!」 ガジェットの放つ光線を避け、スバルは後方に下がった。 続いて上空にいるガジェットの攻撃をうまく避け、改めて今の状況を確認した。 ――目に見えるガジェットは5体。上空には3体。 「バカ、スバル!! やたらに近づかない!!」 同時に、後ろからティアナの叱咤が飛んできた。 「あ、ゴメン!!」 続いてきたガジェットの攻撃を躱しながら、スバルは一旦、ティアナのいる建物の陰に隠れた。ここからなら、ガジェットの攻撃はひとまず来ない。 「無暗に突っ走んなって言ってるでしょ」 「アハハ…ゴメン」 「まあいいわよ、それで、何体?」 「えと…見える限りじゃ地上に5、上に3」 別に何も考えずに突っ走ってきたわけじゃない。 それを聞き、ティアナはすぐさま指示を出す。 「じゃああたしは下、アンタは上ね」 「OK!」 数秒後、ガジェット達の前に、いきなりティアナが躍り出てきた。 すぐさまガジェット達は攻撃を開始するが、それはティアナには当たらず、全て通り抜けた。それが幻術とわからず、ただひたすらに攻撃を繰り返すガジェット達。上下含めて、全ての視点がティアナに向いた時。 「『ウィング・ロード』!!」 その叫びとともに、上空に文字通り『道』が展開された。 その道に沿ってスバルが勢いよく、上にいるガジェットの一つに向かって行った。 「『リボルバー――」 右手に装着しているリボルバーナックルからカートリッジが一つ、排出された。 同時にナックルスピナーが高速回転を始め、魔力が上昇する。 「――シュート』!!!」 リボルバーナックルから巨大な空砲が放たれた。 いままでティアナの方に集中していたためにそれらしい対処もとれるわけが無く、 ただただ、空砲のなすがままに吹き飛び、壁に衝突。爆発して消えた。 すぐさま、ガジェット達は今度は上空にいるスバルに狙いを定めるが―― 「『クロスファイア――」 建物の陰から現れた『本物』のティアナが地上のガジェットめがけて攻撃を放っていた。 「――シュート』!!!」 ティアナの周囲に形成されていた魔力弾が、一斉に飛んで行った。 魔力弾は独特の軌道を描きながらも、寸分違わずガジェットに命中。同じように爆散した。 ――これで、進路を阻むものはいなくなった。 「ナイス! ティア!!」 そう言いながらティアナの前に合流するスバル。 「当たり前でしょ、さっさと行くわよ」 ティアナも簡単に返し、駈け出した。スバルも後から付いてくる。 ――今回の作戦は、今二手に分かれている状況を利用し、挟み込むようにしながらレリックの確保を行うつもりだった。 レリックの居場所はそう遠くなかったし、敵対するガジェットもいままでの戦いの中では何故か少ない方だった。 ――まあだからと言って慢心していいわけには入らないのだが、現状それで十分通用するレベルではあった。 (エリオとキャロも、順調にいってるみたいね) これなら、上手くいきそうだ。そう思いながらも、油断せず、前を見る。 突然、先を走っていたスバルが、急に止まった。 「ティア、これ…」 「…AMF!? かなり高濃度ね」 ティアナも、『そこにあるもの』を感じ、顔を顰めた。 「スバル、ここから先は『慎重』に行くわよ」 慎重に、を強調してティアナはスバルに顔を近づけながら言った。 「わかった、わかったってば!!」 ティアナの態度に辟易しながらも、スバルはゆっくりと様子を見る。 ――この角の先、最初にレリック反応があった場所だ。 奇襲や罠の可能性がないか、ちゃんと確認しながら、スバルとティアナは、角の向こうを見た。 「「―――――――!!!!!」」 二人が見た場所には、予想だにしなかった光景があった。 「なに……これ…」 「あ…あたしが知るわけ……ないでしょ」 二人の見た光景――それはガジェットの残骸だった。 今はもう見る影もない鉄屑がほとんどであったが、それでも原形を留めたものだけを数えてもかなりの数があった。 この状況でAMFが途切れず継続しているところを見ると、まだ近くにガジェットが潜んでいる可能性があるわけであるが、問題はそこじゃ無い。 (こんな高度なAMFの中でこれだけの数、戦ったっていうの?) 信じられない、といった表情でティアナは見ていた。 魔力の結合を解き、魔導師の力を無力化する、ある意味反則的とも思えるAAA ランクのフィールド系魔法、『AMF』。今、感じる効力の重さから見ても、並みの魔導師なら呪文一つ唱えることすらできないであろう。 しかし、現にこうしてガジェットはあられもない姿に変わっている。レリック反応が近いこの場所で、隊長たちが倒していくわけもない。――となると可能性は一つ。 自分達の知らない第三者の介入―――少なくともAMFのあるこの状況下でも力を振るえる程の強力な術者か。 「スバル、ちょっと―――」 ティアナは、同じように呆然としている相棒に呼びかけようとした、その時だった。 上から、大きな爆発の音が轟いた。 「「―――!!」」 とっさの反応で素早く上を見やるスバルとティアナ。上には、先ほどの爆発音の名残か、煙がゆったりと上がっているのが見えた。 「――――スバル!!」 「―わかってる!!」 ティアナが言うより早く、スバルはもう駈け出していた。ティアナも急いで後に続く。 魔法が使えないために近くの建物から上がっていく羽目にはなったが、そんなことはどうでもいい。 この状況の解明のため、一心にスバル達は駆け始めた。 海鳴市 結界内 とある屋上 「―――ゥオラァッ!!!」 その叫びとともに放たれた剣閃が、また一つのガジェットを真っ二つに断ち切った。 同時に、背後からガジェットの射撃が来たが、一護はそれを防ぐではなく、弾いて防御した。弾かれた光弾は途方もない方向に飛び着弾、爆発を起こす。 「――撃たせるか!!」 続けて二発目を放とうとするガジェットに、一護は一瞬で詰め寄る。 次の瞬間には、ガジェットの胴体は綺麗に寸断されていた。 そんな一護の前に、今度は這い出てくるように現れるものがいた。 「なんだよ、またオメーか」 最初に出会った、あの丸型ガジェットである。 丸型ガジェットは、一護を確認すると早速一護に向けてアームを放った。 一護も、ガジェットめがけて駈け出した。襲ってくるアームの攻撃には、必要最低限の動きだけで躱しており、当たるどころか掠りもしない。――すると今度は光線を放つつもりか、魔力を収束し始めた。 次の瞬間には極太の閃光が周囲を覆ったが、それすら一護を捉えることが叶わなかった。 「――遅ぇ!!」 気がつけば一護は背後に回っており、振り向く頃には他のガジェットと同様、上半身と下半身が既に分かれていた。一護は睨むように辺りを見渡した。 すると同時に、周りにいた残りのガジェットは、恐れをなしたのだろうか、急に退散を始めた。 「……やっと終わったか?」 一護はようやくといった感じで一息つき、いまだ立ち込める赤い空を眺めた。 (――結局アレは何なんだ?) わかったことと言えば、何故か自分を狙ってくることだけ。正体や目的等、それ以外は一切分からずじまいで終わってしまった。 「何か…また振り出しに戻っちまったな……」 これからどうするか、また悶々と考え始めた時だった。 ――不意に、どこからか足音が聞こえてきた――。 (――――!) 一護ははっとして、隣のビルの方へ見やった。――聞き間違いじゃない、確かに音がする。最初は小さなものだったが、だんだんと大きくなっていくのもわかる。 ――こっちに近づいてきている。 ――またさっきの奴か? と思い、斬月を構え、じっと待ちかまえる一護。数秒後、向かいのドアは大きな音をたてて吹きとんで行った。 「―――な、何だ何だ!!?」 予想外の出来事にたじろきながらも、一護は、埃が立ち込める――ドアがあった場所に立つ人物を凝視した。――そこには二つの人影があった。 ――しかも、そのうちの一人の顔、いやその髪の色には、見覚えがあった。 「……オメーは…」 結界によって静寂に包まれた、あるビルの中、長い長い階段をひたすらに駆けていく二つの影。 「ねえティア、音が止んだよ」 ローラーブーツの状態でもものともせず、先陣を走るスバルが言った 「大方、戦いがひと段落ついたみたいね」 後に続くティアナがそう返した。だが上にいる巨大な魔力反応は依然としてそこにあった。――今魔法がまともに使えない状態で、闇雲に突っ込むのは危険だろう。 ティアナがそう逡巡していると、スバルがまた叫んだ。 「ティア! 屋上のドア、見つけた!!」 「スバル、ここから先は慎重に…」 「……え……?」 ティアナがそう言うのと、スバルがダイナミックにドアをぶち破るのが、ほぼ同時に起こった。 「……何でアンタはそう人のハナシを聞かないの…?」 怒りを通り越して呆れを見せるティアナはさておき、取り合えず周りを見渡すスバル。そして、すぐ目の前にいた――少々驚いている、彼を見て、スバルは驚きに目を見開いた。 ――彼は、いや彼のその派手な髪の色には、見覚えがあったからだ 「…アナタは……」 海鳴市 結界内 西の方角 そこには、地獄絵図にもなる戦いがあった。 「だぁぁぁっ!!」 ヴィータが叫びながら、相棒『グラーフアイゼン』を振り下ろす。――否、叩きつける。 叩きつけられた対象は、悲鳴をあげ、塵となって消えさる。 しかし、この瞬間にも別の方向から所狭しと、『奴等』は現れる。 キリがない攻防にヴィータが舌打ちした、その時。 (ヴィータちゃん、下がって!!) ヴィータは、指示通りに後方に大きく飛び上がる。 瞬間、桜色の光弾が数十、寸分違わず奴等の顔面に命中。同じように消えてなくなっていった。 「あんがと、なのは―――」 そう言いつつ、手から魔力弾を生成、なのはを後ろから襲う奴を、 「―――ラァ!!」 魔力弾をアイゼンで叩きつけ、吹っ飛ばした。 「ありがと、ヴィータちゃん」 「ああ…」 同様に後を追うように消えていく奴等を尻目に、なのはとヴィータは背中合わせに構えを取る。既にかなりの時間、戦闘を行っているが、敵の数は一向に減らない。 「こいつ等、一体どっから湧いて出て来るんだ!?」 「本当…無限に出てくるね」 シャマルが慌てる一因となった、西の方角に大量発生したアンノウン。 ――その正体は、魑魅魍魎の如き千差万別な姿をした怪物たちだった。 強さこそ大したものではないが、空の亀裂から這い出てくるという、見たこともない魔法でどんどんと現れ出てくるそいつ等は、数にモノを言わせるように襲いかかってきた。 これまでの戦いでわかったことといえば、仮面を攻撃すれば早く倒せるということ、倒すと腹の底に響くような悲鳴を上げながら消えていくということだけだった。 「コイツ等、ガジェットの亜種か?」 「それにしちゃ、なんか生生しくない…?」 今自分達が追っている次元犯罪者、通称『Dr』の創り出した、新しい発明品かとも考えていたが、戦っていくうちにそれはないように思えてきた。 機械にしては、あまりにも精巧すぎるし、時折上げる唸り声には――何と言うか、怨嗟の念を感じるのだ。―――生きとし生けるもの全てに対する、恨み、妬み、嫉み、悲しみ――。 これが人の手で創られたようにはとても思えなかった。 (スバル達、大丈夫かな……) 再び襲いかかって来た怪物を倒しながら、なのはは任務を遂行中であろう新人達を思った。 それなりに修羅場はくぐり抜けてきたこともわかってはいるし、そう簡単には折れないことも知ってはいる。 それでも今自分に起こっている状況と同じことが、彼女たちにも起こってはいないかどうか、一抹の不安は感じていた。 ――が、ここで持ち場を離れれば、この怪物たちが一気になだれ込んでくるかもしれない。 そうなったら収容がつかなくなる…それだけは避けねばならない。 それに、それでは何より彼女たちを信用していないことにも繋がる。それは彼女たちにとって侮辱以外の何者でもないだろう。 ――だからあくまでその不安を覚えるのも一時だけ、今は彼女たちの任務の支障をきたさないよう、ここで怪物たちを食い止めるだけだ。 そう心に決め、また向かってくる怪物の一匹を消滅させ、一瞬スバル達のいるであろう方角に目をそらし――― 「―――――え?」 ――驚き、目を見張った。 「オイ コイツ等どうしたんだ?」 その時、後ろにいたヴィータが不可解、といった声を上げた。 先程まで自分達に襲いかかって来た怪物達が、急に大人しくなったと思ったら、唐突に空を仰ぎ始めたのだ。 「なあ、なのは…こいつ等、何見て―――」 一斉に崇める様に仰ぎ見る怪物達を不気味に思いながら、怪物の見やる方向――なのはが見ている方へ振り向き――同じように目を丸くした。 「な…なんだよ…あれ……」 空に、大きな亀裂ができていた。 怪物たちが現れるときにできる、あのひびと同じようなものが――向こうの方角にも現れ出ていたのだ。 ――しかもここから見えるということは、かなり巨大なものなのだろう。 「ウオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!」 瞬間、巨大な咆哮がなのは達を襲った。 振り返ると、いままで仰ぎ見ていた怪物達がまた、一斉に動き始めたのだ。 慌てて、なのは達は怪物達の進行を阻止する。 「何なんだよこいつ等、急に…!!」 先頭に立つ怪物達を体良く倒しながら、ヴィータは叫んだ。 どうやら怪物達は、あのひびに向かって行こうとしているようだった。 「そんなの…わからないよ…!」 なのははそう返しながら、愛機『レイジング・ハート』を構え、――なるべく敵を多く巻き込みそうなところに狙いを定め、放つ。 正確に放たれた桜色の閃光は、直線状にいた多くの怪物を巻き込み、消滅に追いやる。 しかし―― (だめだ…後からどんどん出てくる) 閃光の跡にはもう、後続の怪物ですぐに埋め尽くされてしまった。 (スバル……みんな…) 一時と決めていたはずの不安を今、なのはは強く感じていた。 しかし、持ち場を離れない――離れるわけにはいかない。 怪物の動きが活性化した今、なんとしてもこれ以上の進行を阻まなければならなかった。 (無事で、いて…) ただ、ひたすらにそう願う。 それだけだった。 とある建物の屋上で、一護とスバルはしばらく、呆けた表情でお互いを見ていた。 ――まさかこんなところで偶然の再会ができるんて、誰が想像できただろう。しかも、無人となり、代わりに変な機械がうろついている、この場所で。 「―――知り合い?」 スバルの異変に気づいたティアナが、窺うように訊いてきた。 「いや、まあさっき知り合った、って言うか……」 スバルがしどろもどろにそう答えた。 ティアナは、今度は一護の方を振り向いた。スバルと同じように若干驚いた表情をしていた彼―― この状況からしてさっきのガジェットを倒した犯人というのは明白だったが、とりあえず敵意は無い様に見えた。 「まあ、いいわ とりあえず…えーと、そこのアナタ」 そう推測するや、さっそくとばかりにティアナは一護に質問をぶつけた。 「いったいドコの所属? 何でこんな処にいるの? その持っているもの、デバイス?」 矢継ぎ早の質問に、一護が慌てて遮った。 「ちょっちょっ…ちょっと待った!! こっちこそ訊きてえことがあんだ。あんた等こそ何者だ? さっきの連中は何だったんだ? あんた等の仲間か?」 「私達は時空管理局よ。知っているでしょ?」 「……何だそれ…?」 呆けた表情で返す一護に対し、ティアナは若干驚いた。 嘘をついているようには見えない、本当に知らないようだった。 「え…時空管理局を知らないの? じゃあアナタ何者…?」 「だから知らねえって ってかお前等―――」 いまさら気づいたように一護が訊いた。 「俺のこと、見えるのか?」 今度はスバル達がきょとんとする番だった。 「え…どういうこと?」 「そんなの当たり前―――」 会話はそこで途切れた。 不意に、巨大な魔力反応を感じたからだ。 (((―――――――!!!))) 一護達は急いで、気配のする方向へ見やった。 一見、何も無いただの空のようにも見えたが、普段ならあるはずもないモノが、そこにはあった。 ―――空に亀裂ができていた―――。 凝視しなければ目に見えないだろうそれは、徐々に、ゆっくりと、しかし確実に広がっていった。 やがて、遠くからでもわかるくらいに巨大なものにまで広がったとき、ソイツは亀裂を割いて現れた。 ――仮面を被った、全身真っ黒な巨人。 亀裂を割いた手からでもその大きさがうかがえる、とにかくそうとしか形容し難い程に単純な構造、だが圧倒的な威圧感を感じさせる。 ―――『大虚(メノス・グランデ)』 幾百の虚が折り重なり、誕生するとされる文字通り『巨大な虚』である。 その大虚が今、首から上を乗り出して一護達を見下ろしていた。 と同時に いつの間にか自分達の周りにも、小さいが同様の亀裂が生じていた。その亀裂から割いて現れるのは、同じように仮面を被った怪物―――虚だった。 その中には、カプセル状の機械、ガジェットも混ざっていた。 「……シニガミィ……!!!」 「―――――くそっ!!」 一護は素早く斬月を構え、辺りを見回した。 数だけでも、さっきの数倍はいるのは確かだ。 「え? な…何これ、ティア!!」 「…あ…あたしが知るわけないでしょ!!」 一護と背中合わせになるように、スバルとティアナも臨戦態勢に入る。 だが正直なところAMF下のこの状況でどこまで戦えるか。 この窮地を脱するには、どうやら彼の力も必要になりそうだった。 「…とりあえず、あんた等とこいつらとは仲間じゃねえってことはわかったよ」 「こっちもよ…どうやら話はコイツ達を倒してからになりそうね…」 「…だな…こっちも訊きてえこともあるしな……!」 ――会話が終わった瞬間、周囲にいた虚達が一斉に襲い掛かってきた。 海鳴市 結界内のとある場所 赤く染まった空に、小さな光が現れた。 その光はどんどんと大きくなり、やがて一つの姿を創り出した。 すなわち、和式の門。 襖はゆっくりと開かれ、まず黒い蝶が躍り出てきた。 次に現れるのは、二つの人影。そのうちの一人は一護と同じ黒い着物――死覇装を纏っていた。 「何だ、空が赤いぞ?」 「――どうやら既に始まっているようだな」 一人がそう言って周囲の霊圧を探り始め――急に驚愕の表情をした。 「ん? どうした」 「―――この霊圧」 最初に驚きの表情を見せていた彼女だったが、今は喜色の笑みを浮かべていた。 死覇装を纏ったもう一人も、同じように霊圧を探り、その理由を知った。 「久しぶりだな―――」 知らず、二人は駆けだしていた。 「―――『一護』!!」 「……くっ……」 怪物―――虚の攻撃を躱しながら、ティアナは苦い表情で周囲の敵の数を確認した。 ガジェットだけでも数十―――白い怪物の数はそれ以上にいた。おまけにその怪物の力は未知数。 そして自分達を高みからみやる巨大な怪物、今は大人しいが、いつ攻撃してくるとも限らない。 ――ここはやはり下手に出るより様子を見た方が――。 「うおおおおラァァァ!!」 「――――え……」 そう考えていたティアナを尻目に、一護はすでに虚の大群に突っ込んでいた。しかも素人目で見ても無茶とわかるぐらいの闇雲さで。 「―――――ダァ!!」 しかし何十と来る攻撃を彼は的確に躱し、返す刀の光は確実にガジェットと虚を葬っていた。 虚は断末魔のような悲鳴を残しては消え、ガジェットはイカれた音を奏でながら爆発していく。 この完全な独り舞台を、スバルとティアナは(ティアナは違う方の意味で)唖然として見ていた。 「か…かっこいい…」 男気溢れる特攻に、スバルは惚れ惚れしているようだった。 「スバル…あれはね、本来なら『無茶』とか、『無謀』とかそういう言葉が入るものなのよ…」 アンタは真似しないでよ と後からティアナは付け加えながら、現状を確認する。 最初は天を覆う程にいた敵達も、今は 「とりあえず、ガジェットを優先的に潰すわよ」 ティアナが的確にそう指示を出した。理由は、いまだ怪物の戦闘力はどこまでか判別し難いものがあったからだ。彼は当然のように闘っているが、それだけでは判断材料にはなりえない。 それにガジェットを全部倒せばAMFも解け、魔導師としての本来の力が発揮できる。 「うん、わかった」 スバルはそう頷いた。 本当は、AMF内でも力を振るえる彼にそのことを頼もうともしたのだが、その時には既に彼は虚達に向かって走りゆく後だった。 ――…もしかしたらAMFのことについては実は何か知っていて、優先的にガジェットを破壊してくれるか、という淡い期待も抱きはしたが、今の戦いぶりを見てもそれは無いとみていいだろう。 とりあえずティアナは、彼の第一印象の項目に『スバルと同じタイプ』と付け加えた。 「いい? あたしは今魔法は使えないけど、アンタには格闘術があるから、なんとかなるでしょ。それからガジェットを追う時も、なるべくあの子のなるべく陰に隠れるようにしなさい。あと――」 その時、下から大きな影が現れた。 見上げると、一際大きい虚が腕を振り上げて迫って来ていた――。 ((――――!!)) 反応が間に合わない やられる―――――そう思った瞬間 「うおおおおおぁぁぁぁ!!!」 スバル達に襲いかかってきた虚の顔面に、大きな塊みたいなものが飛んできた。 ――それがガジェットだとわかった頃には、虚共々視界から消え失せていた。 あまりの事に茫然としていると、遠くから、一護の声が聞こえた。 「オーイ、大丈夫か?」 「あ…はい、大丈夫…です」 スバルは力なく答え、ティアナは信じられないような目で一護を見ていた。 ――突き刺したガジェットをそのままブン投げて助けるなんて、狂気の沙汰じゃあない。 訂正、『スバルより酷い』。ティアナは項目を書き直した。 「助け方にしても、もっと色々…――」 そう愚痴るティアナの眼前に、あの巨大な怪物がもぞもぞと動き始めるのが見えた。 ――見間違いじゃない、来る――。ティアナはそう直感した。 「危ない!!!」 そう叫んだときにはもう遅かった。 巨大な怪物――大虚は頷くように顔を動かした後、ゆっくりと口を開いた。 刹那――、そこから槍にも見える巨大な舌が、恐るべき速さで―――虚達を突き刺した。 「「「!??」」」 突然の出来事に驚き、スバル達は目を丸くする。 しかしその間にも槍のような舌が、的確な狙いで虚――のみならず、ガジェットまでも巻き込んで突き刺していく。 ――そしてその狙いは、遂に直線状にいたスバルにまで及んだ。 「!!?」 「―――スバ…――」 あまりの事にただなすすべなく、立ち竦むスバルと―― 咄嗟のことに、叫ぶティアナの声と―― そんなスバルの前に、黒い影が眼前を塞いだことが―――同時に起こった。 ―――血が飛び散った。 空には巨大な刀が大きく弧を描きながら舞い飛び、あらぬ処へと落ちていく――。 「―――!!」 スバルが気づいた時には、一旦舌を戻し、突き刺した虚達を食べる大虚がいた。虚は断末魔の声を上げながら、大虚の口の中へと消えていく。 ボロボロと落とすのは虚の血と、同じように食われたガジェットの部品達だった。 そして、眼前には腕から血を流す彼がいた――。 「――大丈夫か…?」 「―――え…あの…」 急な出来事にしどろもどろにしか返せないスバル。 しかし、敵は待ってはくれないようだ。今度は、巨大な魔力反応を、大虚から感じた。 「「「―――!!!」」」 大虚が大きな口をあけていた。――また舌を使った攻撃か? 否、それにしては魔力が大きすぎる、それに口のところには小さな光が、どんどんと大きくなっているのが見えた。一護はこの攻撃を知っていた。 (ヤベェ――『虚閃』だ!!) 自身の霊圧を口のもとへ収束、巨大な破壊光線を放つ大虚のみに与えられた大技、『虚閃(セロ)』。 斬月がないこの状況で今、この技なんか使われたら――― 「ぐっ―――!!」 一護は慌てて辺りを見渡すが、愛刀の姿は見当たらなかった。――下にまで落ちて行ったのか。 そうこうしてる間に、光が赤く輝きだし――そして次の瞬間、光が収縮した。 ――――――来る。 「――くそ!!」 せめて、後ろにいる彼女だけでも――― だが、遅いのはわかっていた。―――もう間に合わな――― 「咆えろ 『蛇尾丸』!!!!!」 不意に――、そんな声が聞こえてきた 次に聞こえてきたのは、大きな衝撃音。 大虚の頭に向かって、何かが叩きつけられていたのだ。 これから放つはずだった虚閃の光は、しかしこの攻撃で口が閉じるかたちになってしまい、一護達に当てる予定だった破壊の光は、大虚の口の中で炸裂した。 「え? 何!?」 「なんなの…?」 驚くスバルとティアナだったが、彼、一護はこの攻撃を知っていた。 「ウオオオオオオオオオオオオオオアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!」 他の虚と同様、大声をあげてゆっくりと消えゆく大虚 だが一護が注目したのは大虚ではない、その上に舞う刃だった。――剣とも鞭とも見えるこの攻撃を使える者は、一護の知る中ではたった一人しかいない。 「メノス相手にグロッキーたぁ、随分だな」 その声は、一護達のすぐ横から聞こえてきた。 「雑魚ばっか相手で、腕が落ちてきてんじゃねえか? 一護!!」 大虚の消えた方を見やりながら、大股で一護に近づく、一護と同じ黒い着物を着る彼。 「―――――恋次、恋次なのか!!?」 「よお!!」 彼、阿散井恋次はそう言ってニヤリと笑った。 一護はしばらくの間、驚きに目を見張っていた。 「恋次、お前どうしてここに―――?」 「何のことはねえよ、仕事だ仕事」 そう言って恋次は周りを見渡し――、一瞬スバルと目が合った――そして向こうのティアナを見――再び視線を一護に戻した。 「…お前一人か? 恋次」 一護が間髪入れず訊いた。 「いや」 ここで恋次は含んだ笑みを、一護に見せた。 「もう一人来てるぜ――テメエもよく知ってるやつが」 今度はティアナの後ろで爆音が轟いた。 「たわけが! 戦闘中に斬魄刀を放すなど言語道断だぞ!!!」 慌てて振り向くティアナ達と同時に、そんな声が響く。 そこに居たのは、落ちたはずの一護の斬月を担いだ、小柄な女性。 可愛らしいワンピースみ身を包みながらも、凛々しく立つその死神。 「まったく貴様は…やはり私がおらぬと何も出来ぬようだな」 まさかの再会に、一護の顔がほころんだ。 「―――ルキア!!!」 「久しぶりだな、一護!!」 彼女――朽木ルキアもそう返した。 と、せっかくの場面を空気を読まない残りの虚達が襲いかかって来た。 「一護!!」 ルキアはそう叫んで、斬月を一護に向けて投げる。 一護はそれを受け取り、そしてその所作のまま迫ってきた虚を一気に斬り下ろした。 後から続いた虚達も、恋次の蛇尾丸の餌食となり消えていく。 「やっぱり腕が落ちたみてえだな! 前より動きが鈍くなってるぜ、一護!」 「テメエこそ腕を上げたようには見えねえな! 蛇尾丸の動きが止まって見えるぜ、恋次!」 「――何だとテメエ!!」 「おお、やるかコラ!!」 同時に幼稚な口喧嘩も始まってしまったが、しかし罵倒し合いながらも、割って入ってきた敵達は悉く倒されていった。 「じゃあいいさ、こいつ等を多くぶっ飛ばした方が一番強えってのはどうだ?」 「おおいいとも!! 俺は腕が落ちてねえことを証明してやらあ!!」 むしろこの口喧嘩で、二人の動きはより活発になった。 もはや戦いというより、一方的な虐めのようにも見えなくはない。 この戦い(?)を、スバルとティアナはただ唖然として見ていることしかできなかった。 「す…すごい…」 「え…ええ、そうね…」 と、言葉で表現することも難しい、凄惨な光景がそこにはあった。いつの間にかたくさんいたはずの虚やガジェットも、いまや両手で数えられるほど、その残りにも容赦なく、敵は片っぱしから斬られていく。 ――そんな暴れる二人の前に、遂に最後の敵が現れた。 「おお、またテメーか」 「へっ 変な形しやがって!」 今までAMFを張っていた、ガジェット・ドローンⅢ型である。 ガジェットは目の前にいる一護と恋次を認識すると、『敵』と判断し攻撃に移行するが――、 「これで――」 「――終わりだァ!!」 その時にはもう、二人の斬撃が装甲を切り裂いていた時だった。 ――結局何にもやらせて貰えずに、最後のトリは儚く散っていった。 「今のは俺の方が速かっただろ!!」 「いーや、俺の斬撃の方が一瞬速かったわ!!」 「いやいや、俺の斬撃のおかげでアイツを倒したんだろうが!!」 「いやいやいや、俺の斬撃の方が一ミリ深かったぜ!!」 虚達は消え、再び舞い下りた静寂――に、そんな口喧嘩が聞こえてきた。 先程のガジェットへの止めについて、二人は大いにもめている最中だった。 次第に喧嘩はエスカレートし、遂には刀まで抜き出す始末。 「――やっぱり『こっち』で勝負をつけるしかないようだな」 「上等だ! 俺は腕が落ちてねえってこと証明して――」 「止めんか、莫迦者共!!!」 今まさに全く意味のない戦いが起ころうって時に、ルキアの鉄拳制裁が、二人の顔面にクリーンヒットした。 「恋次!! 私達が何のために現世へと赴いたのか、よもや忘れたわけではあるまいな!?」 あまりの威力によろめく二人に向けて、ルキアの怒号が飛んだ。 恋次が呻きながらも答える。 「わ…忘れたわけじゃねえけどよ…」 恨めしげに一護を見る恋次、しかしルキアには取りつく島もなく、次にはこんなことを言いだした。 「――あまり素行が悪いと、兄様に告げるぞ」 次の瞬間、恋次の顔が一気に真っ青になった。 「し…失礼しました!! もうしません、もうしませんから隊長だけにはッ……!!!」 「わかれば良いのだ、わかれば…」 (こっ……怖え…) 先ほどの調子とは一変、悪魔のような笑みを浮かべるルキアと、そのルキアに必死になって土下座して謝る恋次。 そんな二人を、若干顔を引きつらせながら見てた一護は、後ろにいる、いまだどんな状況なのか分からず呆然としている彼女――スバルの方を見た。 「大丈夫か?」 そう言い、手を差し出す一護。 「あっ…うん…」 まだ上手く状況はわかってないまま、手を掴むスバル。 そのまま一護に引かれ、なんとか起き上った。――まだ手は掴んでいた。 「大丈夫? スバル」 そう言ってスバルの横に、ティアナは来ていた。 「あ…うん、何とか」 とここにきて、ようやく自分がまだ彼の手を掴んだままだったということに気づいた。 慌てて手を放すスバルだったが、彼はそのことに気づかず、恋次達に何か訊いていた。 「お前ら何でこんなとこに来てんだ? 仕事って何だ?」 「別に大したことじゃねえよ、探しモンだ、探しモン」 恋次が面倒臭そうに答え、今度はルキアが詰問する。 「というか、貴様こそ何故こんな処にいるのだ?」 「まあ、アレだ…色々あってな」 話をはぐらかす一護。ここに至るまでの回想を、流石に話す気にはなれなかった。 ルキアも大して追及したりせず、また訊いてきた。 「まあいい――そうだ一護、其処らでこんなモノは見なかったか?」 そう言い、一枚の紙を広げるルキア。 「「―――な!!」」 それを見て、スバル達が逆に驚いた。 その紙に写っている赤い結晶――それは間違いなくレリックだった。 そして、それだけでは終わらない。 「ああそれか? お前らが捜してるモンってのは―――あるぞ」 「「「「!!!!」」」」 この言葉に、今度は一護を除く全員が驚愕した。 「ホ…ホントか? 一護!!」 「ああ…これだろ?」 周囲のリアクションに若干戸惑いながらも、一護は懐から取り出した。 赤く煌めく結晶―――確かに写真と同じ、レリックだった。 「なんか、やけに逃げまくる虚を追っかけて、倒したらそいつがあったんだ」 説明を付け加えながら、よく見えるように手を翳す一護。皆の、その予想以上の食いつきぶりを、一護はよく理解できなかった。 「で…これは何なんだ?」 「ああ、それは――」 「『レリック』…数あるロストロギアの中でも、かなり危険な代物よ」 ルキアが言いかけた時、割って入るようにティアナが説明しだした。 「私達は、それの確保を命じられてここへ来たの―――それはあまりにも危ないものだから」 「…そんなに危ないもんなのか……?」 一護が、ゆっくりと冷や汗を流しながら言った。 「…その気になったら……世界一つ簡単に潰せるわ」 その言葉を聞いて、一護はゆっくりとルキアを見――ルキアも頷いた。―――そして手にある小さな結晶を、改めて見た。 ――じゃあ何か、俺は世界を壊せるほどの爆弾を今、手に持っているってことか?――― 「……冗談じゃねえよ!!!! なんでそんな危ないモンこんなトコロに落ちてんだよ!! てか何でそんなモン俺は拾っちゃってんだよ!!!」 半狂乱になりながら叫ぶ一護を宥めようと、今度はスバルが口を開いた。 「あ、だから私達はそんな事を起こさないように上手く処理するのが目的なんです!――それが私達時空管理局の仕事ですから」 時空管理局―――そう聞いたルキアと恋次は、何故か顔色を変えた。 「―――ホントか!!」 対する一護は、冷や汗だらだらでスバルに詰め寄っていた。 「ホ――ホントですよ」 スバルはちょっとたじろきながらも、きっぱりとそう答えた。 一護はしばらく疑問に感じていたようだが、スバルの邪気のない眼を見て、思い直した。 (――嘘をつくような眼じゃないよな) と、同時に新たな疑問がよぎった。 「じゃ、あの虚や変な機械は、コイツを狙ってたってことか?」 「…あの変な怪物、虚って言うの?」 「そっちこそ、あの変な機械について、何か知ってるのか?」 様々に浮かぶ疑問について、一護とスバルはしばらく言い合ってたが、やがて潮時かと思ったティアナが、一護とスバル、そしてルキア達を見てこう言った。 「まあ、色々知りたいこともあるだろうけど、こっちも訊きたいことがあるから、一緒にご同行願えないかしら? あなた達は敵ではないようだしね」 それには、一護も頷いた。 「ああ、わかった。こっちも訊き―――」 「一護」 不意に、恋次が会話を阻んだ。肩に手を置き、スバル達に聞こえないよう囁くように、こんなことを言った。 「一旦退くぞ。――そいつは渡すな」 「―――え?」 一護は、しばらくその言葉を理解できなかった。 しかし、そのときには恋次とルキアは既に行動に移していた。 「済まないが、それは承服しかねる」 「ワリィが、コイツはもらっていくぜ」 「「――――え?」」 今度はスバル達が唖然とする番だった。 しかし、そう言う間に恋次は、同じように呆然としていた一護を引っ掴んでビルを飛び降りていた。 ルキアも、今から飛び降りようとしているところだった。 「待っ―――」 慌てて止めようとするスバル達に、ルキアは何かを唱えていた。 「済まぬな」 そう呟くのが聞こえた後、ルキアは叫んだ。 「縛道の一『塞』!!」 「―――え…」 もう少しで彼女に届くはずだった自分の手は――、 しかし次の瞬間、いきなり後ろに回ってしまった。――まるで見えない縄で縛られたかのように、両腕は後ろで固定される。 「―――ティア!!」 しかし、振り向いても自分と同じように、見えない縄に必死で抵抗しているティアナの姿があった。そうこうする間に、ルキアも一護達の後を追うように飛び降りて行った。 二人が下を見やったときにはもう、彼等の姿は無かった―――。 「どうして……」 スバルはただ、そう呟くしかできなかった。 ――――――――――――――――――――――――――――――――To be continued 前へ 目次へ 次へ