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唯「あつぅい~」 梓「今年は残暑が厳しいですねー」 唯「あずにゃん暑いよ~」ギュー 梓「ああもう!抱きつかれたら余計暑くなるんでやめて下さい!」 唯「暑いのとあずにゃんに抱きつけないのだったら暑い方が全然マシだよ!」 梓「それより練習するからって事で呼ばれたのにさっきからゴロゴロしてるだけじゃないですか!」 唯「だってぇ~、暑くて集中できないんだもん~」 梓「心頭滅却すればです!さぁ、やりましょう!」 唯「うへぇ~」ゲンナリ 憂「お姉ちゃーん、梓ちゃーん、ちょっといいかなー?」 唯「あれ?なんだろ」 梓「なんか用事ですかね?」 唯「憂ー?どしたのー?」トコトコ 憂「あ、お姉ちゃん」 梓「うわっ、どうしたのこれ?」 憂「近所の人にスイカ二つも貰っちゃったの」 唯「すごーい!」 憂「せっかく梓ちゃんがいるから今のうちに一個食べちゃおうって思うんだけど」 唯「うん、食べたい!」 梓「え?でもいいの?」 憂「うちだけじゃ全部食べるの大変だし手伝ってくれると嬉しいな」 唯「一緒に食べようよ~」 憂「ほら、お姉ちゃんもこう言ってるし」 梓「あ、うん。じゃあお言葉に甘えさせて貰っちゃおうかな」 唯「よし!じゃあ三人でスイカ割りしようよ!」 梓「いやいや、そこは普通に切りましょうよ……」 憂「あ、でも食べる前に冷やしたいけど冷蔵庫が一杯で入らないんだよね」 唯「えぇー、そんなぁ!?ぬるいスイカなんてヤだよー」 憂「うーん……、あ、そうだ!ちょっと二人で倉庫まで行ってきてくれないかな?」 梓「倉庫?」 憂「もう使ってないビニールプールがあるはずだからそれを使ったらどうかな?」 唯「おお!それナイスアイデアだよ!」 憂「えへへ。じゃあ私こっちの準備してるから取ってきてくれる?」 梓「うん、倉庫ってあっちの裏のだよね?」 唯「そうだよー、ほらあずにゃん行こ!」 唯「よっこいしょっと」ガラガラ 梓「なんかごちゃごちゃ色んな物も入ってますね」 唯「うちお母さんが古いものでも何でも取っておくんだよねー」 梓「そうなんですね、暗いけど大丈夫です?」 唯「うーんと確かここら辺だったような…………、あ、あった!」 梓「あ、そこの挟まってるやつです?」 唯「私が上の荷物持ちあげるからあずにゃん引っ張って~」 梓「あ、はい。えっと、いいですか?引っ張りますよ」 唯「せえの!」 梓「んしょっと」グイッ 唯「あずにゃんありがとー、これだよこれこれー」 梓「(あれ……、どこかで見たことあるような……)」 唯「懐かしいなぁ~」 梓「昔使ったりしてたんですか?」 唯「うん、ちっちゃい頃に使ってたよ~」 梓「そうなんですか、でもこれ穴がここに空いて……(あれ?なんだっけ……)」 唯「そうなんだよねー、昔遊んだ時に破いちゃったんだよー」 梓「(えーと、私なんでこれ見た事あるんだっけ……)」 唯「でもガムテープとかで塞げば大丈夫だよー」 梓「(あれは確か……)」 唯ママ「唯ー?唯ー?」 ゆい「はーい!なーに?」 唯ママ「唯に今日はちょっとお願いがあるの」 ゆい「うん、その子だれ?」 あずさ「はぅぅ……///」 唯ママ「近所の奥さんがお友達のお子さんを預かってたんだけど急に旦那さんがぎっくり腰になっちゃって」 ゆい「うん」 唯ママ「それで病院に行くから今日の夕方までうちで預かる事になったの」 あずさ「……///」 唯ママ「憂はまだ風邪が治らないし、今日は唯がその子と一緒に遊んでくれる?」 ゆい「うん!できるよ!」 唯ママ「じゃあお願いね。ママは憂の事見てるけど、道路とか出ちゃ駄目よ?」 ゆい「はーい!さぁ、いこ!」 あずさ「うぅ……///」 ゆい「ねぇ、おなまえなんていうの?」 あずさ「……あずさ///」 ゆい「わたしはゆいだよ!よろしくね、あずさちゃん!」 あずさ「うん……///」 ゆい「ねぇ、こっちきてごらん」 あずさ「?」テクテク ゆい「ほら!わたしのおうちにはプールがあるんだよ!」 あずさ「!」キラキラ ゆい「て、いれてみて?つめたくてきもちいいよー」 あずさ「つめたーい」 ゆい「ね?たのしいでしょ?」 あずさ「うん!」 ゆい「あついからはいっちゃおっか?」 あずさ「え、でも……」 ゆい「えい!」ザブン あずさ「あ……」 ゆい「あははは、いいきもちー。あずさちゃんもおいでよ!」 あずさ「でもおよーふくよごれちゃう……」 ゆい「かわかせばだいじょうぶだよ!」 あずさ「でもおこられちゃう……」 ゆい「そうなったらわたしがかわりにおこられてあげるよ」 あずさ「え……」 ゆい「ほら、おいでよ」 あずさ「……うん、……えいっ!」ザブン ゆい「きもちいい?」 あずさ「うん!つめたい!」 ゆい「あずさちゃんのかみについてるネコのゴムのやつかわいいねー」 あずさ「うん、おかあさんにかってもらったの///」 ゆい「すごくにあってるよ!だから、あずさちゃんはあずにゃんだね!」 あずさ「あずにゃん?」 ゆい「あずにゃんだよ!」 あずさ「あずにゃん♪」 ゆい「わたしねー、おおきくなったらケーキやさんになるんだ!」 あずさ「ケーキやさん?」 ゆい「そうなったらいっぱいたべさせてあげるね!あずにゃんはなにになりたいの?」 あずさ「えっと……、およめさん……///」 ゆい「およめさん?」 あずさ「ママがおよめさんのしゃしんがね、きれいだったの///」 ゆい「なれるといいねー、およめさん!」 あずさ「うん!…………?」コツン ゆい「あ、それわたしがさっきいれたいしだからそとにだしていいよ」 あずさ「うん……、あっ!」ブス ゆい「あっ」プシュー ジャバァ- あずさ「………………ふ、ふぇ」 ゆい「あずにゃん?」 あずさ「ふぇぇぇぇん!えぇぇぇん!」 ゆい「なかないで?なかないであずにゃん」 あずさ「ごめんなさぁぁぁぁい、うぇぇぇんうぇぇぇん」 ゆい「だいじょうぶ、だいじょうぶだからなかないで」ギュッ あずさ「ひっく、ぐすっ、ごめんなざぁぃ」 ゆい「おこってないよ?だいじょうぶだよ?」ギュー あずさ「うぅ、えぐっ、うっく……」 ゆい「あ、そうだ!じゃあ、おおきくなったらわたしがあずにゃんのことおよめさんにしてあげるよ!」 あずさ「ぐすっ……」 ゆい「ね?だからなかなくていいんだよ?」 あずさ「ひっく、…………ほんと?」 ゆい「うん!やくそく!」 あずさ「ぜったい?」 ゆい「うん!ぜったいぜったいぜったいだよ!」 あずさ「うん、じゃあやくそくだよ?」 梓「………………」←思い出してる 唯「あの時の子って今何してるのかなー?」 梓「………………」←思い出してる 唯「あれ?なんかあの子って誰かに似ていたような……」 梓「………………!」←思い出した 唯「あずにゃん?さっきからボーっとしてどうしたの?」 梓「う、嘘……、嘘でしょ……?うっそーーーーん!?!?」 唯「きゅ、急にどうしたのあずにゃん!?」 梓「あ、え、あー、な、なんでもないです!!ききき、気にしないで下さい!」 唯「だ、大丈夫?なんか顔も赤いしあからさまに変だよ?」 梓「なんでもないです!ただの熱中症です!オールオッケーです!それより早く憂のとこ戻りましょ!」 唯「あ、うん……(熱中症って顔が赤くなるだけで済むんだっけ……?)」 梓「ほら、早く早く!」 唯「そういえば私あの子となんか大事な約束してたような……」 梓「わー!!わー!!わー!!ゆ、唯先輩!ス、スイカ割りしましょう!」 唯「え?でもさっき駄目って……」 梓「いいんです!私が許します!スイカ割ってそれからアイス買いに行きましょう!」 唯「あ、あれ?練習は?しなくていいの?」 梓「今日はもう暑いから中止です!さぁさ行きましょ行きましょ!」 唯「あ、ちょっと、そんな押さないでよ~」 梓「(まさか小さい頃に唯先輩と会ってただなんて……、し、しかも、あ、あんな約束まで……///)」 唯「うーん、あの子ってすっごく可愛いかったんだよねぇ~」 梓「い・い・か・ら・は・や・く・い・き・ま・し・ょ・う・!」 唯「ひょっとしてあずにゃん……」 梓「え?」ギクッ 唯「やきもち?」 梓「…………は?」 唯「も~、私はあずにゃんが一番だよ~?」ダキシメッ 梓「ちょ!?い、今は抱きついちゃダメですー!ダメなんですってー///」 唯「もうあずにゃん可愛いなぁ~」ギュッギュー 梓「ち、ちがーう!!そ、そうじゃないんですー///」 END まさか2人は小さい頃から結ばれる Desuteni- -- (あずにゃんラブ) 2012-12-29 16 52 18 名前 感想/コメント: すべてのコメントを見る
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開催日 2008年7月29日 GM 龍希 舞台 打ち捨てられた古代のレリクス遺跡 参加PC カトレイア・マグギネス ティーネ・L・アウデンリート メルキオール・ローゼンベルク シナリオクラフトによるセッション。テンプレートは「基地襲撃」。 カトレイアの学生時代の先輩であり、互いに淡い思いを抱いていた男カール・グレイス。彼は血統のためか、写本やスクロールに頼ることなく魔法を使うことがどうしてもできず、そのことにひどいコンプレックスを抱いていた。(そのため、留年してカトレイアより卒業が遅れている)理論学は完璧なのに、実技がどうしてもできない。一時は退学されかかるも、その魔法理論の才能に目をかけた教授に拾われ今ではアカデミーの教授資格をえた彼だが、ティーネのいとこにしてアビシニアン教団の召喚魔術師フリードリヒ・アウデンリートの言に惑わされ禁断の力に手を染めようとし、行方不明になってしまう。 ハワード・マッキンタイアから彼の行方を捜してほしいと依頼されたカトレイアとティーネは彼が向かったと思われるレリクスの遺跡へ向かう。同じころメルキオールもノース校の校長アシュレイ・ブラッドフォードから同様の事を聞き遺跡へ向かう。 このレリクス遺跡はかつてアルフたちが魔法を扱う訓練に使っていたものだったようだが、打ち捨てられていた影響か遺跡内部は奈落の瘴気に満ち溢れていた。数々のトラップを潜り抜けながら管制室にたどり着いた一行は通信でカールと会う。彼は言う、一度でいい、自らの手で魔法を使ってみたい、そのためなら手段を選ばないと。カールをとめるため、一行は中心部へ向かう。 濃密なマナと奈落の瘴気に支配された遺跡の中央ブロック。カトレイアの必死な説得にもアビスシードをその身に宿したカールは止まらず、結局戦闘に。魔法を使うたびマナと奈落が融合して魔法生物が生まれ、その魔法生物が《絶対先制》から自爆してくるという状況に苦戦するも何とか奈落に汚染されたレリクスを破壊、カールはカトレイアの魔法によって動きを止める。アビスシードの侵食が進みもはや助からないカールは、カトレイアに止めを刺して欲しいと頼み、カトレイアもそれを了承する。 かつての思い出、志半ばで倒れていったものたちの思いを背負いサクセサーたちのアスガルドを目指す旅路は続いていく。 名前 コメント すべてのコメントを見る
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映画「五等分の花嫁」 ~君と過ごした五つの思い出~ 機種:PS4,NS 作曲者:中島久雄、田中潤、HIRO.K 発売元:MAGES. 発売年:2022 概要 2022年に映画化された人気漫画『五等分の花嫁』を原作とするノベルゲーム。 ゲームでのストーリーは学園祭の3日目の後夜祭での告白とその半年後の沖縄での卒業旅行を描く。 ゲーム内に全曲試聴できるサウンドテストが用意されている。サウンドトラックはGEOの店舗特典でのみ付属している。 収録曲 曲名 作・編曲者 補足 順位 君と過ごした五つの思い出 タイトル 五つ星トリップ 非日常な日常 君と歩むこれからの日々 空と海と君と、そして トリップ デート もつれた糸 テンション高め! テンション×5! 解きほぐす方法を そんな時も…ある? 繋ぎ紡ぐ 今日はどこへ? 移動 自由に行動 自由行動 君への試練 みんなでルート 想いを言の葉に 五年後の今日 二人の誓い 決意はこの胸に 君からの答え Theme for ICHIKA ~dearest~ 一花に告白 Theme for NINO ~dearest~ 二乃に告白 Theme for MIKU ~dearest~ 三玖に告白 Theme for YOTSUBA ~dearest~ 四葉に告白 Theme for ITSUKI ~dearest~ 五月に告白 夏の思い出も五等分からの流用曲 Theme for ICHIKA 一花ルート Theme for NINO 二乃ルート Theme for MIKU 三玖ルート Theme for YOTSUBA 四葉ルート Theme for ITSUKI 五月ルート どういうこと? まるで海の底のような 想いは咲く 不穏な空気 解けない問題 五等分の軌跡 EPに収録 君の笑顔見たいから 武田将弥 テーマソング歌:中野家の五つ子(花澤香菜、竹達彩奈、伊藤美来、佐倉綾音、水瀬いのり) サウンドトラック 映画「五等分の花嫁」 ~君と過ごした五つの思い出~ ゲームオリジナルサウンドトラックCD GEOの店舗特典に付属 五等分の軌跡 EP
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第7話 私、ウィンクって苦手です ――狭間の世界―― [タナトス] ……あと少し あと少しで 地上と魔界は繋がる…… [タナトス] ようやく我の望む世界が 完成するのだ…… [タナトス] ふ、ふははっ ふはははははっ! ――精霊の森―― [ケットシー] く、クーちゃん! [クーシー] まさかここまで 魔族が攻めて来るとはな [チェルノボグ] ふぉっふぉっふぉ [チェルノボグ] 貴様ら精霊には借りがある [チェルノボグ] ワシが直に相手をしよう [クーシー] ワンドック族は俺が守る [クーシー] ……もちろん、 キャトール族もな [ケットシー] クーちゃん…… [クーシー] 行くぞ、ケットシー! [ケットシー] う、うん! ――天界―― [バアル] ――ふははっ! 泣け、喚けぇ! [アルテミス] ――くっ! [ノーネ] あ、アルテミスさん! 大丈夫ですか!? [バアル] 天の使いとはいえ、所詮この程度か! [バアル] 余興にもならぬわ! [アルテミス] これが魔王の力ですか…… [ノーネ] 私達がバアルを止めないと! [ノーネ] あなたの思い通りには させません! ――神々の森・遺跡―― [カグヤ] ――ってなわけでぇ [カグヤ] 久しぶりに島に遊びに来たら、 この森で迷っちゃったの [カグヤ] マジありえなくなくない? [アベニール] は、はあ…… [オラクル] どうやら魔族ではないようね [カグヤ] ってゆ~か、 その猫耳ちょーヤバい! [カグヤ] あ、そのテッポー、カワイイ! ねえねえ、ちょっと貸してよ~ [アベニール] え、いや、その、これは…… [デクラン] ガッハハハ! エモノを見つけたぞ! [アベニール] ま、魔族!? [カグヤ] なにこのキショイの! テンチョンバリ下がるんだけど! [カグヤ] アベアベ! こんなヤツ、ぶっ飛ばしちゃお! [アベニール] あ、アベアベ……? [カグヤ] ――先手必勝。 カグヤちゃんウィンク! [カグヤ] ほらアベアベも! [アベニール] わ、私も!? ……あ、アベアベウィンク! [デクラン] …… 第8話へ続く
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????(????/????) class1 スキル 効果 ダメージ ????Lv 1 ???? 約?? Lv MP HP ATK DEP SPD MRC 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 class2 スキル 効果 ダメージ ????Lv 2 ???? 約?? Lv MP HP ATK DEP SPD MRC 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 class3 スキル 効果 ダメージ ????Lv 3 ???? 約?? Lv MP HP ATK DEP SPD MRC 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 class4 スキル 効果 ダメージ ????Lv 4 ???? 約?? Lv MP HP ATK DEP SPD MRC 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 class5 スキル 効果 ダメージ ????Lv 5 ???? 約?? Lv MP HP ATK DEP SPD MRC 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 情報提供お願いいたします! -- 管理人 (2013-01-15 09 46 43) 名前 コメント
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まりさの思い出 7KB 虐待-普通 愛で 飼いゆ 野良ゆ 現代 虐待人間 愛護人間 雪原のまりさの続編です やはり短いです 『まりさの思い出』 虐待普通 俺設定満載です 『雪原のまりさ』の続きです 『まりさもおにいさんみたいにおもいでさんをとりたいんだぜ』 撮影旅行を終え帰宅して何を思ったのかまりさが突然こんな事を言い出した。 しかし自称プロのカメラマンの飼いゆであるのだから写真に興味を持ってもらう事は嬉しかった。 ゆっくりの視点での写真にも興味が湧いたので実験的に撮らしてみる事にする。 『ぐぎぃ・・・・ゆゅ・・・おもいん・・・だぜ』 判っていた事ではあるがデジタル一眼レフはゆっくりには重すぎた。 通販で購入したペン型のデジカメを改良する事にする。 まずはレンズの場所だが視点を再現するにはまりさの目の付近につけないとならない、これは帽子の縁に固定する事にした。 レンズが帽子についた時点で本体は帽子の中に入れて固定、リモコンスイッチはおさげに括りつけて咬む事でシャッターを切る。 試作であり耐久性は後日の課題としてまりさにテスト撮影をしてくるように言うと喜んで散歩に出ていった。 「さてはて・・・・どんな物を撮ってくるのやら・・・・楽しみのような不安のような」 まりさはとりあえず何時もの散歩コースを回る事にした。 まずは近くに居ついているありすに出会う。 『ゆっくりしていってね!』 『ゆっくりしていってね!』 『ありすをまりさのかめらさんでとらしてほしいんだぜ』 『かめらさん?』 人の道具の知識は無い野良であるありすは首を傾げる。 『おもいでさんをかみさんにのこすどうぐなんだぜ』 『とかいはねおねがいするわ』 『まかせるんだぜ』 大雑把な説明であるが同じゆっくりだからか何故か通じる。 『ちーずなんだぜ』 ブロォォォォォー ぶちゅ ォォォォォォォォ カシャ 『ゆ”ゆゅゅ!ありすぅぅぅぅっぅぅ!!!』 道路で撮影回なぞをしたが為にありすは車に轢かれてしまった。 気を取り直し散歩を再開する。 今度はここれでは見た事のないれいむを見つけた。 今度は離れた場所から撮影する事に・・・・ 『じじぃはきゃわいぃれいむのどれいにしてあげるよかんしゃしてね』 「・・・・・・・・。」 『ぐずはきらいだよ!はやくあまあま「死ね!」ゆ”ゅゅゅゅ!!!』 カシャ れいむは鬼井山に潰されてしまった。 『まただめだったんだぜ・・・・』 どうも上手く撮影に成功しない、落ち着いて撮れるようにこの時期はまだ人のあまり来ない河川敷で頑張る事にしてみる。 まだ冷たい風が吹くためか人はまったくいなかった。 川端まで行くと水面にプカプカと浮かんで野良まりさが水草を取っている。 ここなら鬼井山も居ないし自動車も来ない、これなら!とまりさは野良まりさを被写体にする。 『まりさ~ゆっくりしていってねぇ~』 『ゆゅ?ゆっくり・・・ゆ”ゅゅ!!おーるさんゆっくりもどって・・・』 ドポン カシャ まりさの知り合いのいつも元気一杯のちぇんが撮影しようとしていたまりさを見つけ元気に挨拶する。 これを野良まりさが反応してしまいオールを落としてしまい慌てて川に落ちてしまった。 『ゆゅ・・・またしっぱいなんだぜ・・・』 『まりさはなにやってるの?わからないよ~』 『ゆ?まりさはおもいでさんをあつめているんだぜ』 『おもいでさん?わからないよ~』 やはり野良には道具に対する知識が無いと言うかまりさの説明のしかたが雑だった。 その後、雰囲気で理解したのかちぇんも撮影する事になった。 今度は普通に河川敷に設置してあるベンチの上でちぇんを撮る。 『うごかないでほしんだぜ』 『わかったよ~』 『ちーずなんだぜ』 バサバサバサ カプ バサバサバサバサ~ カシャ 『わがないよぉぉぉ~』 撮影する瞬間にちぇんは烏に攫われていった。 『ゆ”ゆ”!じぇーーーーーーーーーん』 何度やっても撮影に成功しないどころか仲間を何匹も失っていく、まりさは少し落ち込んでいた。 落ち着くためにいつもの公園で休憩する事に・・・・・ 『ゆっくりしていってね!』 『ゆっくりしていってね・・・』 公園には野良が沢山住み着いてはいたが大半は知り合いである。 まりさを見かけた仲間は皆まりさに声をかけてくれる。 流石に今日は友達2匹を亡くし、見知らぬとは言え他のゆっくりが永遠にゆっくりしてしまう瞬間を目撃してしまったのだから元気がなかった。 『むきゅん?どうしたのまりさ?』 ぱちゅりがまりさに元気がないのを気にかけてくれた。 『まりさにはおもいでさんをのこすしかくがないんだぜ・・・・』 『むきゅうぅぅぅ・・・・』 また経緯をすっ飛ばした返答をするまりさ でもまりさが落ち込んでいるのは分かってはくれたようだ。 『まりさはわるくないとぱちゅはおもうわ』 『でもみんなえいえんにゆっくりしちゃったんだぜ・・・・』 詳しい事情を聞いたぱちゅりーはまりさを慰めてくれた。 『むきゅん!ちぇんたちはうんさんがなかっただけよ。うたがうのならぱちゅをおもいでさんにしてみて』 ぱちゅりーはまりさに自ら被写体になる事を申し入れる。 まりさはぱちゅりーの厚意が嬉しかった。 『わかったんだぜ!おねがいするんだぜ』 ぱちゅりーを撮る事で名誉挽回のチャンスを貰う事にした。 まりさは今度こそカメラにおもいでさんを残すべく安全で確実な場所を探す。 考えに考えぬいた結果、ぱちゅりーをまりさの家に連れて行きおにいさんに手伝って貰う事にした。 『まりさのおうちまできてほしいんだぜ』 『むきゅん。わかったわ』 こうして二匹してポインポインと跳ねて帰宅した。 自宅につくと撮影した写真の整理をしていたお兄さんに説明し手伝って欲しい事をお願いする。 まりさのカメラに写っていたものを確認したお兄さんは思わず呟く 「お前は決定的瞬間を撮る才能が有るなぁ~」 写っていたのは・・・・・ タイヤに身体の半部を踏まれ顔が限界まで中身のカスタードで膨れて弾ける瞬間のありす 鬼井山に真上から踏み抜かれて餡が目口から噴水の如く吹き出ているれいむ 半身を水面に突っ込み沈む瞬間のまりさ 烏の嘴に咥えられる瞬間のちぇん どれも人でもピンポイントでは撮れない写真ばかりだった。 しかしこんな事でまりさの自信を無くしたくはないのでお兄さんはまりさの撮影を手伝う事にする。 まずはお兄さんの静物撮影用の作業代にぱちゅりーを乗せる。 そしてまりさが撮りやすいように丁度良い高さに撮影の台を作ってやった。 「これならどうだ?」 『ゆぅぅ~ありがとうおにいさん。これならおもいでさんをこんどこそのこせるんだぜ』 感謝の言葉を述べるまりさ、今度こそ撮影に成功しそうだ。 「ぱちゅりーは動くなよ、悪いなまりさにつきあわせてしまって」 『むきゅん!いいのよおにいいさん、ぱちゅはまりさのおともだちだもの』 『ゆゆゅ~ありがとうなんだぜ~』 こうして準備が整いカシャカシャと何度もシャッターを押すまりさ。 できた写真をすぐにプリントアウトしてやりまりさのベットの側に張ってやった。 『ゆゅ~ありがとうなんだぜおにいいさん。ゆっくりできるんだぜ~』 『むきゅん!とてもゆっくりしてるわ~』 どうやらぱちゅりーもまりさも満足できたようだ。 撮影も無事終わりお兄さんはまりさに尋ねる。 「でまりさはこのままぱちゅりーに帰ってもらう気か?」 『ゆゆ?』 理解できない様子のまりさ 「なんならぱちゅりーも置いてやってもいいぞ、なかなか賢そうだし撮影旅行に行っても留守番くらいできるだろ」 お兄さんの提案に驚き喜ぶまりさに対しぱちゅりーは困惑した様子で尋ねる。 『ぱちゅはのらなのよ?いいのおにいさん?』 「あぁ面倒みるのが一匹からに二匹になった所で手間は大して変わらないし、これだけまりさを事を思ってくれる友達だ大事にしてやらんとな」 こうしてぱちゅりーも愛でたく飼いゆとなる事となった。 予想どうりこのぱちゅりーは賢く少々の撮影旅行で家を空けてもしっかり留守番をちゃんとこなしてくれた。 そのうちまりさとの間に子供もできるだろう、そうなれば出かけても寂しくもなくなる。 まりさの最初の作品は被写体と共にまりさの宝物となった。 雑誌の裏に載っていた通販のペン型カメラを見て思いつきで書きました。ゆ虐がないとゆっくりできなとあったのでどうにか加えられないかと思案した結果こう言う形になりました。 あいかわらず可笑しな文章ですがご了承ください。 これまで書いた物 ふたば系ゆっくりいじめ 1097 ゆ虐ツアー ふたば系ゆっくりいじめ 1111 ゆ虐ツアー お宅訪問編 ふたば系ゆっくりいじめ 1116 雪原のまりさ ふたば系ゆっくりいじめ 1122 ゆヤンワーク 挿絵 by儚いあき トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る 最後のほうぱちゅりーを飼ってあげたお兄さん優しい -- 2017-01-27 17 27 55 あばばばばっばあばばば -- 2012-09-21 19 32 54 愛でと虐待のバランスがいいね! -- 2011-10-09 21 30 14 呪われてんじゃねえかってぐらいの不幸の連続w 面白かった! -- 2011-09-28 14 53 39 しゃしんにうつるとたましいさんがとられるよ! という噂がゆっくりの間にまことしやかに広がりそうだ -- 2010-12-12 16 06 42 ゆっくりが話す近距離かつ同じ目線 人間には難しいな でもこれって、頭の良いゲスと取引して ゲスにカメラセット→街中をローアングルで撮影し放題→桃色の思い出さんは盗撮お兄さんのあまあまと交換 って犯罪の臭いがぷんぷんしてくる -- 2010-09-19 18 00 00 このまりさ天才だわw ぱちゅも野良なのに賢くて可愛いな これからも、(ゆ虐的な意味で)素敵な思い出さんwを撮ってくれまりさw -- 2010-07-28 04 08 10 途中まで、被写体を不幸にするカメラかと思った。木曜の怪談みたいな。 -- 2010-07-19 21 03 28
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DQⅨ Ⅸに登場するクエスト用アイテムの一つ。 細かな装飾が施された女性用の手鏡。 【エルシオン学院】の棍の先生が持っていたもの。 クエストNo.071「黄泉送り?」をクリアするのに必要となる。 クエスト受注中にグビアナ砂漠北の海で【ゾンビナイト】を【黄泉送り】で倒すと手に入れられることがある。
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第9話 魔王の真の狙い ――神々の森・遺跡―― [ノーネ] 勇者様 どうぞ、これからも 頼ってくださいね [マイン] やっぱり勇者さまと ノーネさんはお強いですね! [ヴィクトール] わ、私の可愛いしもべ達が…… [ヴィクトール] 可愛いのに、 これが可愛いのにぃ [ノーネ] マインちゃん、勇者様 ここに『魔石』がありますよ [マイン] これが最後の『魔石』ですね 勇者さま、お願いできますか? [マイン] ……ありがとうございます! [マイン] これで魔神の復活も 阻止できましたね! [ノーネ] ……? ま、マインちゃん! 『魔石』の近くにある、 この扉って…… [マイン] これは……魔界へ繋がる扉ですね [マイン] こんな場所にあったんですね [???] ……ふ、ふはは まさかここまで来るとはな…… [ノーネ] ……っ!? マインちゃん、勇者様! 後ろを見てください! [バアル] 小さき力よ、久しいな [マイン] バアル! [マイン] まさか魔神を 復活させるために……? [マイン] でもあなたの企みは 全て勇者さま達が阻止しました! [バアル] ふははっ!いいや、我が計画通りだ [バアル] ……これで全ての『魔石』に 魔力を集めることに成功した! [ノーネ] ど、どういうことですか!? [バアル] 『魔石』には確かに 我が主が封印されている [バアル] しかし、その封印を解き放つ ためには膨大な魔力が 必要だった…… [バアル] かつて我は、チェルノボグに命じ 精霊共の守る秘宝で 魔力を集めさせたが、 それも失敗に終わった…… [マイン] ケットシーさん達の秘宝を 盗んだのは、そのためだった んですか! [バアル] 浅はかな考えだった しかし、我は妙案を思いついた [バアル] 我らが魔力を集めるのではない、 貴様らに集めてもらおうとな…… [マイン] ま、まさか…… 『魔石』のそばに 魔族がいたのは…… [バアル] ふははっ! [バアル] そう、貴様らと我が配下との 戦いによって生じた魔力を、 『魔石』に注ぎ込むことに 成功したのだ! [マイン] ゆ、勇者さま…… どうしましょう [バアル] これで我が主――― 魔神タナトスが復活する! [バアル] さあ、今こそ魔界への扉を 開こうぞ! [???] ――魔界の扉は開かせません! [マイン] ……え? [アベニール] 助けに来たよ! マインちゃん、勇者様! [マイン] アベニールさん!? 決断!運命の進化へ続く
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戻る その他短編SS 変態澪が個人的にイメージできなくて斜め読みしてしまったが、そこそこ面白いんじゃないかとは思う 作者もこなれてきた感じだね -- (名無しさん) 2013-08-04 22 48 03 平常運転ですな 澪さんは -- (名無しさん) 2013-08-04 23 16 03 子供っぽい唯はさわ子と合うだろうな。 -- (名無しさん) 2013-08-05 01 01 29 個人的に好きなシリーズ。何より作者自身が楽しそうで、 けいおん熱を思い出させてくれる。 -- (名無しさん) 2013-08-08 14 05 23 変態係の中でもこのシリーズが1番好きだなぁ~ -- (名無しさん) 2013-08-08 14 18 56 澪ちゃんもっとよ! -- (名無しさん) 2013-08-09 01 00 09 とにかく楽しそう! でもって、このシリーズはおまけがいつも可愛い。 -- (名無しさん) 2015-01-13 02 35 42 確かに。 唯さわが微笑ましいですね。 -- (名無しさん) 2016-12-25 20 58 38
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蟲:05/09/04 19 43 04 ID KBxRWdPj . 9日前の午後8時、俺は1年ぶりになる名古屋の地に降り立った。 中部国際空港には、友達のNが迎えに来てくれていた。 Nは友達の少ない俺にとって「親友」と呼べる、貴重な存在だ。 こう言っては何だが、Nというのは非常にアホである。 気に入らなければ先輩でも余裕でブン殴るし、パチ屋で他の客と揉める事も日常茶飯事。 そんな訳で 俺は、大学の4年間、常にNに振り回されていた。 先日Nと電話で話した時、今19歳の彼女と付き合ってると聞いた。 Nは昔から 顔だけは良いので、サークルでは俺と二人で 女子の人気を二分・・・などするはずもなく、 サークルやらバイト先で、常に人気を独り占めしていた orz そんな訳で、大学の4年間、Nに彼女がいなかった期間を俺は見た事がない。 それが 今度は、19歳の彼女だと!? ちくしょう、ウラヤマシス(´・ω・`) Nの車で、空港から 一路 豊田市へ。 車中、お互いの仕事やスロの近況を報告し合いながら、Nの家に向かう。 約1時間後、Nのアパートに到着。 「ただいま○こ~~!!」と叫びながら、勢いよくドアを開ける俺。 すると・・・あれっ? 部屋の中、電気がついてるぞ?? クスクス笑いながら 奥から出てきたのは、Nの19歳の彼女だった。 おぃぃぃ!! 彼女どころか、同棲しとったんかい orz K「蟲さん、お待ちしてました。 勿論会った事はありませんが、蟲さんの事はN君から色々聞いてますよw」 俺「どうせ ろくな事聞いてないんだろうなぁ~。」 K「蟲さん 学生時代は随分面白い人だったみたいですね。 あんな事やこんな事まで聞いてます。」 俺「いや、それやったのNだから! 俺じゃないから! オイN!!!」 彼女の名はKちゃん(仮名)。 もうマジでビックリするぐらいの可愛さ。 いや、可愛いだけじゃない。 Kちゃんは、俺やNがとっくの昔に失ってしまった、「若さ故の輝き」みたいな物を放っていた。 そしてKちゃんは、性格もすごく良い子だった。 とても明るくて優しくて 気の利く子で、女と喋るのが苦手な俺でも、あっという間に打ち解けられた。 ・・・いいなぁNは。 こんな若くて可愛くて性格も良い子と同棲してるなんて。 名古屋での数日間、Kちゃんとも随分仲良くなり、Kちゃんの事を知れば知るほど、Nが羨ましくなった。 4日間が過ぎた。 麻雀やら飲み会やら万博やら沖スロやら遊び尽くし、いよいよ徳島に帰る日がやってきた。 帰りもNに空港まで送ってもらう手筈だったが、突然の会社からの呼び出しで、 午前中 Nは、会社に行かねばならなくなった。 Nの家に、俺とKちゃんだけがポツンと残されてしまった。 女の子と二人で部屋に残されるなんて 正直居心地が悪かったので、 俺は 当たり障りのないバカな事ばかりを喋って、午後まで乗り切ろうとしていた。 しかし そんな俺の意志など関係なく、突然Kちゃんが、衝撃の事実を切り出した。 K「蟲さん、私が以前 何の仕事をしていたか、N君から聞きましたか?」 俺「え? 聞いてないけど。 ずっとトヨタで事務してたんじゃないの?」 K「私ね、元・・・ヘルス嬢だったんです。」 俺「・・・・・・・。」 K「・・・・・・・。」 重い沈黙。 時間だけがゆっくりと過ぎて行く。 突然のKちゃんの告白に、俺は言葉を失ってしまった。 だって こんな時、なんて声を掛ければ良いのだ? 俺には見当も付かない。 K「驚きましたか?」 俺「うん、まぁ、ちょっとだけ・・・・驚いたかな。」 本当は ちょっとどころじゃなかった。 正直俺は、引いてしまっていた。 それまでKちゃんに抱いていた幻想が、ガラガラと音を立てて崩れ去る様な気さえした。 K「N君、親友の蟲さんにも言わなかったんですね。」 俺「その・・・・何でKちゃんは、その秘密を 俺に言おうと思ったの?」 K「分かりません・・・・ただ、蟲さんには話しておくべきだと思ったので・・・。」 混乱して口を噤んでる俺をよそに、Kちゃんはポツポツと語り始めた。 K「私がN君と初めて会ったのは、栄の風俗店でした。 私の勤める店に、N君が客として やって来たんです。」 俺(Nめ・・・相変わらずヘルス大好き野郎だな・・・) K「私が仕事を始めようとすると、N君は 私に、『何もしなくていい』と言いました。」 K「N君は、何もしなくていいから、このまま 時間まで、楽しく喋ろうと言ってきたんです。」 俺「・・・・・・・。」 K「私は戸惑いました。 そんなお客さん、今まで見た事も聞いた事もなかったからです。」 K「結局 時間まで、N君と楽しく喋りました。 あっという間に時間が過ぎました。」 K「帰り掛けにN君は、私の携帯番号を教えて欲しいと言ってきたんです。」 K「その後 何度か食事したりデートする様になり、私は どんどんN君に惹かれていきました。」 K「ただ私には、N君の心が 分かりませんでした。 私はヘルス嬢だし、N君は大手企業の社員だし・・・。」 K「でも私の心配をよそに、N君は 私に 同棲しようと言ってくれました。」 K「N君は、私のために仕事を探してきて、そこで働く様 口利きしてくれました。 私はヘルス嬢を止めました。」 K「二人とも 大したお金はありませんが、今、幸せな同棲生活を送っています。」 全てを話し終えたKちゃんは、それまで放っていた輝きを 失ったけれど、以前より親しみ易くなった様な気がした。 俺は自分を恥じた。 正直俺は、Kちゃんの告白を最初に聞いた時、引いた。 Nは一体何を考えているんだろうとも思った。 俺のような小さい人間には無理だ。 Kちゃんが どんなに良い子でも、世間体とか そんな物が どうしても頭に引っ掛かってしまう。 この書き込みを読んでる人ならどうするだろう。 真剣にヘルス嬢と付き合う人は、何人ぐらい居るだろうか。 でもNは違った。 Nはヘルス嬢とか そんな事には拘らず、Kちゃんの人柄に惚れたのだ。 正直俺は、Nを見直した。 今までずっと、ただのバカだと思っていた。 でもNは、バカだけど、その分、とても器の大きいヤツだった。 だからこそ大学の4年間、俺はNと毎日、朝から晩まで 連んでいたんじゃないか。 Kちゃんの告白を聞いた後、俺は不覚にも泣いてしまった。 自分の小ささ、Nの大きさ、若くして苦難の人生を歩んできたKちゃんを想うと、涙が止まらなかった。 その後Nが仕事から帰ってきて、俺とNは空港に向かう事になった。 Kちゃんは俺達の姿が見えなくなるまで、ずっと手を振って、見送ってくれた。 空港に向かう道中、Nが口を開いた。 N「なぁ、蟲、お前にだけは話しておかなきゃならん事があるんだ。」 俺「それって、Kちゃんの仕事の事か?」 N「・・・・Kから聞いたんか?」 俺「おう・・・・全部Kちゃんから聞いた。 ビックリしたけどな。 でも、お前の事 見直したよ。」 N「え?」 俺「お前、Kちゃんの店を訪れた時、『何もしなくて良い』って言ったそうだな。 感動したよ。」 N「あぁ~~、あ・・・・あれかぁ~~~(汗)」 俺「え、どうしたん?」 N「あ、いや、あの時の事だけどな、未だにKは美談みたく思ってるから 言い出せないんだけど・・・。」 俺「へ??」 N「実は俺、あの日 Kの店に行く直前、別の店で抜いてもらったんだよ~~。」 N「でも どうしても職場の先輩が、次の店行こうっつーからさぁ~。」 N「だからあの時Kに『何もしなくていい』って言ったのは、勃たなかったからっつーか・・・。」 あ・・・あぁぁ~~~いたたたたっっ!! 痛っ! N痛っ! Kちゃんも痛っ! 俺も痛っっ!! やっぱコイツ、ただのバカだ・・・ ○| ̄|_ N「まぁ、Kの事は真剣に考えてるけどな。 来年ぐらい、金貯まったら結婚しようと思ってるんだ。」 N「その時は、お前にスピーチ頼むぜ。 それまでに、アガリ症治しとけよ!」 照れくさそうにハンドルを握り直すNの横顔が、何故か眩しかった。 Nは本当にバカだ。 でも こんなバカだからこそ、俺は4年間 飽きもせず、毎日Nと遊んでられたんだろうなぁ。 さようなら名古屋。 さようならN。 さようならKちゃん。 こうして俺は、徳島への帰路についたのであった。 . . ~fin~ .