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答えが、まったくわからない(前編) ◆LuuKRM2PEg あたしはずっと昔、誰よりも正直で誰よりも優しかった親父の事を憧れていた。 あの人は世の中が良くならないのをいつも悲しんでいて、泣いてばかり。それでも親父は決して諦めないで、世界が少しでも良くなるように正しい道を歩き続けた。 でもそんな親父の正しい話を誰も全く聞いてくれない。それどころか、邪魔者扱いすらしていた。 あたしはそれが我慢できなかった。どうしてみんな、正しい事をしている親父の事を受け入れてくれないのか。親父は何か間違った事をしていたのか? そんな時だった。キュウべぇがあたしの前に現れて、どんな願いを叶えてくれるっていう契約を求めたのは。 その時のあたしはとんでもない馬鹿で、裏に隠れている罠に気付かないで迷わず首を縦に振って魔法少女という名のゾンビになった。最初は親父の話を聞いてくれる人が増えて大喜びして、その裏であたしは人々を苦しめる魔女を倒す正義の味方を気取っていた。 それからすぐにマミと出会う。マミはあたしよりも魔法少女としての経験が長くて、一緒に魔女と戦いながら色んな事を教えてくれた。 一緒に戦ってくれる先輩がいてくれた事で、その時の心の底から喜んでいた。だけど、からくりはすぐにばれてしまう。 契約の事が知られたきっかけはもう覚えてない。ただ、切れた親父はあたしを罵倒し、何もかもに絶望して酒に溺れた事だけは鮮明に記憶に残っていた。しかも、挙げ句の果てにはあたしだけを一人を残して無理心中を起こした。 みんなあたしのせいだ。あたしが願ったせいで、みんなの幸せを壊してしまった。だからあたしはもう、この力をあたしの為だけに使うって決めてマミとも別れた。 そして、生きる為に数え切れないほどの盗みを行った。親父の事を分かろうとしなかった奴らを見殺しにして、魔女の餌にした。まあ、不可抗力で助かった奴もいたみたいだけど……正直、あたしにとってはどうでもよかった。 あとやった事と言えば、ずっと前のあたしみたいに正義の味方を気取る魔法少女を叩きのめした位。これも全てあたしの意志でやったはずなのに、あたしの心はちっとも晴れてこない。 この世界の法則は、強い者が弱い者をひたすら潰す弱肉強食の仕組みで出来ている。だからあたしは生きる為にとことん強い者の立場にいるつもりだった。だからこの殺し合いでも、周りの奴らを利用してあたしは優勝する。例えその途中で死ぬ事になっても、そうなったら自業自得として運命を受け入れるしかない。 今までそうして生きてきたし、これからもそうやって生きていくつもりだ。それなのに、この心が晴れた事は一度だってない。一人で生きていくと決めた日から、いつだって心のどこかで変なモヤモヤを抱えていた。 何でだろうな……本当、あたしでも何でスッキリしないのか全然わからない。まあ、ウジウジと考えるのはあたしの性に合わないし、とことんまで戦うしかなかった。 この蟠りの正体が掴めないままだとしても。 ◆ 分かり切っていたが、目の前の怪人は強すぎた。全身から放たれる威圧感は凄まじく、当たっているだけで全身の毛孔から汗が滲み出ていく。 しかし佐倉杏子は雑念を振り払いながら高く跳躍し、迫りくる矢を回避。背後から響く爆音がピリピリと大気を震撼させるが、それに構わず突き進んだ。 後ろから吹きつけてくる衝撃を追い風にして一瞬で怪人の脇に潜り込み、両手に持つ槍を振るう。槍の先端は右手に激突し、鈍い音を鳴らしながらボウガンを叩き落した。 そこからもう一度振るおうとするが、すぐに止めて回避行動を選ぶ。怪人は反対側の腕を振り上げるのを見て、杏子は背後に飛んだ。しかしそれで怪人の攻撃が止まる事はなく、反対側の拳が振り下ろされていく。 「チェーンバインド!」 鋼すらもあっさりと砕きかねないその一撃は杏子の頭を潰そうと迫るが、その瞬間にユーノ・スクライアの叫び声が聞こえた。その刹那、怪人の全身に勢いよく鎖が絡みついて、動きを止めた。 「でかした、ユーノ!」 杏子はユーノにそう叫びながら、お返しとばかりに槍を振るう。 何重にも絡みついた魔法の鎖によって拘束された怪人に回避行動など取れるわけがなく、容赦なく叩き付ける事に成功した。それによって凄まじい衝突音が響くも、怪人の巨体は僅かに揺れるだけだった。恐らく、ダメージもそこまで深くないだろう。 (畜生……やっぱりこれくらいじゃ、駄目か) 先の戦いからわかりきっていたが、やはりこの怪人はちょっとやそっとの攻撃では傷を付けられない。やはりでかい必殺技を放たなければ意味はないだろうが、同じやり方がそう簡単に通じる相手とも思えなかった。 「フンッ!」 その予想通り、怪人はユーノの鎖を呆気なく引きちぎっている。それを目にした杏子は攻撃が来ると本能で察して、反射的に後ろへ飛んだ。 「下がってろ、杏子!」 怪人と睨み合う中、杏子の耳に仮面ライダーWへと変身した左翔太郎の叫びが聞こえる。その直後、視界の外から赤と銀に染まったWがその背丈程の長さを持つ棍を握りながら、怪人に飛びかかっていった。 しかし怪人はそれを片腕だけで受け止める。ガキン、と耳障りな金属音が響いた瞬間に怪人は棍を振り払うが、体制を崩す前にWも後退。それでも怪人の拳は尚も迫るが、Wは上手く回避をしながら棍を振るい続けた。 無論、これはただの牽制でしかない。先程から何度も攻撃してもまともなダメージにはなっておらず、それどころか身体に傷すら付いていなかった。どういう訳かは知らないが、そんな相手を前に戦いを長引かせても負けるだけ。 そう思いながら杏子は、こちらの勝利の鍵を握るであろうフェイト・テスタロッサの方に振り向いた。 「アルカス・クルタス・エイギアス――」 先程も紡いだ言葉と同時に、彼女の周りに雷の球が浮かび上がっていく。それも一つだけでなく、二つ三つと次々に増えていった。 「ザルエル・ブラウゼル――フォトンランサー・ファランクスシフト!」 続くフェイトの言葉と同時に、光球はほんの一瞬で三八個にまで増えていく。 これが戦いの中で四人が立てた策だった。今回は数の有利を利用して、杏子とWとユーノの三人は怪人の気を引きつけて、その間にフェイトは必殺の魔法を用意する。たったそれだけの単純な作戦だが、効果は大きい。 無論、向こうもそれを黙って棒立ちしているだけでなく、いつの間にか取り戻したボウガンの銃口をフェイトに向けている。 「ガゲスバ!」 怪人は一度食らっている以上、こうして生きているとはいえその恐ろしさを経験している相手だ。やはり、一番の脅威であるフェイトを潰しにかかるのは当然かもしれない。 「させるか!」 『METAL MIXIMUM DRIVE』 怪人を食い止める為に飛びかかろうとした杏子の耳に、屈強な男が発しそうな野太い電子音声が響く。 それに驚いて思わず足を止めた杏子は、Wの持つ棍の両端から凄まじい程の炎が噴き出すのを見た。Wはそれをブンブンと音を鳴らして力強く振り回しながら、怪人に向かって走り出していく。 「「メタルブランディング!」」 「ムッ!?」 Wに変身している翔太郎と、翔太郎の相棒であるフィリップという男の言葉が重なる。杏子は詳しい事情を知らないが、どうやらフィリップはこの殺し合いを開いた連中に囚われの身となっているらしい。そんな事をしている主催者がWの変身に必要なフィリップの力を使わせる理由は分からないが、今はどうでもよかった。 怪人はボウガンの標的をWに変えて引き金を引く。轟音と共に風で出来た矢は勢いよく放たれるが、Wは横に飛ぶ事でそれを軽々と避ける。それだけで彼らが相当の修羅場を乗り越えているのだと分かった頃には、既に怪人の目前に到達していた。 「はああああぁぁぁぁぁぁっ!」 「グゥ……ッ!」 そして翔太郎の叫び声が発せられると同時に、Wは灼熱を帯びた棍を勢いよく振るう。耳障りな衝突音が周囲に響いて、その音源である怪人は呻き声を漏らしながら微かに後退していく。 棍に纏われた全ての炎は怪人に燃え移るがWはそれに気を止める様子を見せず、フェイトに振り向いた。 「フェイト、今だ! でかいのを叩き込め!」 数時間前に杏子が言ったのとよく似ている叫びを発するWは、怪人とは逆方向に走り出す。それに頷くフェイトの周りでは、三八個の光球がバリバリと凄まじい音を鳴らしながら輝いていた。 「ファイアーッ!」 そしてWが射程圏外にまで逃れたのを見計らったフェイトの号令と共に、槍の形へと変わった全ての光は一斉に発射される。それはまるで死刑囚を裁くギロチンのようだった。 エリアのほとんどを巻き込む程の威力を持つ魔法は、まさに閃光の如く怪人を貫きながらその光で辺りを照らしていく。数秒ほど輝きが薄い闇に包まれたエリアを照らした後、戦場の爆撃音以上に凄まじい轟音が響き渡った。 二度目のファランクスシフトによって大地は揺れていき、ほんの一瞬だけ太陽にも匹敵する輝きが辺りを飲み込んでいった。 フェイトの放ったフォトンランサーファランクスシフトが炸裂した事により、炎が勢いよく燃え上がっていく。前に【I―5】エリアの森林を容赦なく飲み込んだ時のように。 地獄のような炎に巻き込まれれば、どんな生物だろうと一瞬で灰も残らず消えてしまう。普通ならば、誰だってそう思うはずだ。 しかし熱気を浴びる杏子は、決して気を緩める事はできなかった。 「嘘、だよな……」 彼女の口から出てきたのは、そんな言葉だけだった。 あの戦いのように、牛のような巨大な化け物がまた出てきたわけではない。それとは違う原因で、彼女はこの状況を信じるのを拒んでいた。 何と、灼熱の中を掻き分けるようにあの怪人がゆっくりと歩を進めながら、その姿を現したのだ。 「その程度、か」 その巨体から放たれる圧倒的な威圧感を保ちながら、ゆっくりと口を開く。さっきとは違ってWの必殺技も受けているのに、ダメージがまるで感じられなかった。 「マキシマムドライブの上にあんな凄ぇ魔法を受けて、まだ動けるのか……!?」 怪人が近づいてくる中、Wも同じように驚愕の言葉を漏らしている。きっと仮面の下では翔太郎も表情が歪んでいるに違いない。 「まさか……奴に電気は通用しないのか!?」 そしてWの左目が輝きながら、フィリップの声が耳に響く。 「おいフィリップ、それはどういう事だ!?」 「詳しい原理は分からないが、恐らくあの怪人に電気の特性を持つ攻撃は通用しない! でなければ、あれだけの破壊力を持つフェイト・テスタロッサの魔法を受けても立ち上がれるなんて考えられないからだ!」 「何だと……!?」 「マジかよ……!」 仮面から聞こえてくるフィリップの推測に驚いたのは翔太郎だけでなく、杏子も同じだった。生きる為に必死に考え、この身に穴を開けてまでやった策だったが、それは全くの無意味だった事になる。 ふとフェイトの方を一瞥すると、あれだけの魔法を使った反動で息を切らしていた。しかも彼女の十八番と思われる電気が通用しないのがショックだったのか、今にも倒れそうに見える。 「そんな……ッ!」 「フェイト、しっかりして!」 しかしそんなフェイトが倒れそうになった途端、ユーノがその小さな身体を支えた。それから問いかけてくるユーノにフェイトは「大丈夫」と答えるが、どう見たって痩せ我慢にしか思えない。 それが見てられなかったのか、ユーノは回復魔法を使ってフェイトの疲れを癒した。 「おい杏子、ここは俺が引き受ける! その間にお前は二人を──」 「逃げられると思ったか?」 一方でWは叫ぶが、怪人の冷酷な呟きによってあっさりと遮られる。 その刹那、地面が揺れる轟音が聞こえて杏子の本能が警鐘を鳴らす。咄嗟に前を振り向くと、あの怪人が凄まじい勢いで突貫してくるのが見えた。 ◆ 今この場で繰り広げられているのは戦いなどではなく、ただの一方的な蹂躙でしかなかった。闘争を求める一人の怪人が、異世界に存在するリント達をひたすら嬲っている。 無論、四人のリントもただでやられるわけにはいかず、必死に抵抗を続けた。Wはガイアメモリの力から生まれる武器を手に戦い、杏子とフェイトは使い慣れた得物をひたすら振るって、ユーノはそんな三人を必死にサポートしている。しかしそれでも、誰一人として怪人に決定打を与えられなかった。 「ちくしょう!」 そして杏子は今も渾身の力を込めて槍を振るうが、怪人はあっさりとそれを避ける。それに構わず連続して振りかぶるも、どれも怪人は呆気なく回避した。 これまで何体もの使い魔や魔女を屠ってきた一撃だが、怪人にとっては何の脅威にもならない……そう思った途端、見下されてるような気がして怒りを感じるも、彼女は堪える。下手に突っ込んで返り討ちにされるのは嫌だった。 反撃のように振るわれる怪人の拳を避けながら、杏子は一旦背後に下がる。彼女の意識は、巨体に刻まれている傷口に集中していた。 それは二度に渡る戦いによって生まれたと思われる傷。いくら屈強な体躯とはいえ、ほんの僅かにせよダメージとなっているのだ。そこを一点集中すれば、もしかしたら勝機があるかもしれない。 ようやく活路を見出した杏子は、傷口を目がけて素早く槍を突き出す。その先端が肉体に届くと彼女は確信した。 だが次の瞬間、怪人は杏子の突きを呆気なく受け止めていた。 「何……!?」 「ハアッ!」 そのまま怪人は杏子の身体ごと槍を頭上にまで持ち上げて、勢いよく地面に叩き付ける。衝撃によって激痛が全身を蹂躙し、思わず槍を手放してしまった。 それでも怪人の進撃が止まることはない。何とか立ち上がろうと動く杏子の脇腹を、怪人は蹴りつけてきたのだ。 「――ッ!」 肺に溜まった酸素と共に、声にすらならない悲鳴が杏子の口から無理矢理吐き出される。彼女の華奢な身体はまたしても宙を漂い、重力によって地面に落下した。 「杏子! 大丈夫か──」 Wの声がするが、それは次の瞬間に聞こえてきた鈍い打撃音によって掻き消される。 節々に痛みが走る身体が熱くなっていくのを感じる中、杏子は顔を上げた。見ると、こちらが吹き飛んでいた僅かな間に怪人はターゲットを他の三人に切り替えたらしい。その証拠として、怪人に殴られたのかWは地面に倒れていた。しかし自分に活を入れながら、すぐに立ち上がる。 しかし怪人はそんなWに目を向けずに、あのボウガンの先をユーノに向けていた。 「おい、ユーノ! 避けろ!」 魔法で新しく作り出した槍を支えにして立ち上がった杏子は思わず叫ぶが、その瞬間に銃声が鳴り響く。 発射された矢はユーノの命を奪うと杏子は思ったが、次の瞬間にはその小さな身体が突如として消えてしまった。それによって標的を失ったボウガンの矢は地面に衝突し、盛大な爆発を起こるだけに終わる。 一体何が起こったのかと杏子が思う暇もなく、少し離れた位置でフェイトがユーノを抱えているのを見た。 「フェイト……?」 「大丈夫、ユーノ!?」 「……うん、大丈夫だよ! ありがとう!」 ユーノは一瞬だけ怪訝な表情を浮かべたが、すぐに笑顔になった。この状況を考えていないのかと思わず言いそうになったが、笑うだけの余裕があるならまだ期待できるかもしれない。 しかし、だからといってそれが勝利に繋がるとは思えなかった。体調が整って人数も先程より増えて有利になったと思っていたが、実際は逆。それどころか、いつ負けたっておかしくなかった。 仮にここで三人を囮にして逃げたとしてもこの傷ではまともに動ける訳がないし、すぐ殺されるに決まってる。例え逃げ切ったとしたとしても、その直後に別の敵と遭遇したら終わりだ。 生き残りたいのなら戦うしかない。単純だがあまりにも困難な道しか、杏子には残されていなかった。 (あたし達はジリ貧で、あの怪物は余裕ありまくりかよ……) ユーノを抱えたフェイトを目がけて怪人が矢を放ち続けているのを見た杏子は、心の中で舌打ちする。フェイトはその凄まじい機動力で怪人の攻撃を避け続けているが、ユーノがいる以上いつ撃たれてもおかしくない。そして心なしか、一発撃つ度に怪人の動きが素早くなっているように見えた。 「野郎、させるか!」 サイクロンジョーカーに戻ったWは二人を守ろうと怪人に殴りかかるが、当然のことながらあっさりと殴り返されてしまう。ふらつきながらも何とか体勢を立て直して拳を振るい続けるが、結果は同じだった。 その繰り返しを見て、杏子は槍を握りながら怪人を睨み付ける。一瞬でもいいから、彼女は隙が出来るのを待っていた。 (まともに戦ったって勝てるわけがねえ……一か八かやってみるか) 杏子の狙いは怪人ではなく、銀色の輝きを放つ首輪。参加者全員に巻かれたそれが爆発すれば、どんな奴でも一撃で死ぬと加頭順は言っていた。ならばそれを破壊さえすれば、いくらあの怪人だろうと一溜まりもない。 奴を倒すなら、もうこれ以外に方法がなかった。 (一瞬だ。一瞬だけでもいい……) 怪人の攻撃を避けながらWはハイキックを叩き込むが、肝心の相手は全く揺るがない。ユーノに回復されたフェイトもバルディッシュで怪人の皮膚に傷を刻んでいくが、結果はWと同じ。 そこから怪人はWに拳を振るうが、すぐに空振りで終わる。ユーノの時のようにフェイトがWを抱えて距離を取ったからだ。それを見て、チャンスが出来たと確信した杏子は瞠目する。 (今だ!) そして両足で地面を蹴って疾走しながら、彼女は槍を構えた。 このまま小技を続けたとしても消耗するだけだから、この一撃に全てを賭ける! 確実に距離が縮んでいく中、渾身の力を込めて杏子は握り締めた槍で一直線の突きを放った。 深紅の煌めきを放つ刃と首輪という名の死神の鎌。それらの距離が確実に縮んでいくのを見て、勝利の二文字が杏子の脳裏に浮かび上がった。 だが。 「通ると思ったか?」 槍が首輪を貫くまであと一歩だと思った直後に聞こえてきたのは、そんな冷酷な言葉。 その刹那、杏子の腹部に凄まじい衝撃が走る。殴られたと彼女が思った頃には、彼女の身体は既に地面を転がっていた。 「ぐ、あ……っ!」 ようやく回転が止まったが、彼女はすぐに立ち上がる事が出来ずに呻き声を漏らしている。ゾンビに近い魔法少女の肉体だが、痛覚が完全に消えたわけではなかった。 それでも必死にあがくが、そんな彼女の意志などお構いなしに怪人は迫り来る。 「ボセゼ、ゴパシザ……」 何を言っているのか相変わらず分からないが、それが死の宣告である事は本能が察していた。 思わず歯軋りをする杏子は、怪人の腹部から電流が音を立てて流れるのを見る。その直後、全身が金色に染まった怪人は走り出した。一歩進むごとに、その足から電流が地面に流れていく。 そして助走を付けた怪人は高く跳躍して両足を杏子に向けながら、その巨体はドリルのように高速回転を始めた。夥しい程の電流が流れる巨体を見て、杏子は身体を動かそうとするがあまりにも遅い。 そうしている間にも、回転する怪人の蹴りは確実に迫っていた。 (もしかして、あたしはここで終わりなのか……?) ユーノとフェイトの声が聞こえる中、彼女はそんな事を考える。 自分はここで死ぬ。このまま何も出来ずに、何の願いも叶えられないまま終わる。この勢いではフェイトのスピードでも間に合わないし、ユーノの鎖でも止められるわけがない。 つまり、喰われる側の弱者として死んでしまうのだ。 (……もしかしたら、これも自業自得なのかな。だったら、しょうがないか) しかしそう思った瞬間、杏子が常日頃信条としている四字熟語が頭の中に浮かび上がる。こうして負けるのも、所詮は見極めを誤った自分の責任なのだ。最初から逃げれば良かったのに、こうして馬鹿正直に戦ったのが間違いだった。冷静に考えてみれば、例え首輪に攻撃が当たったとしてもフェイトの魔法を二回も受けて何とも無かったから、意味はないだろう。 でも、そんな事をいくら考えたってもう遅いしどうにもならない。 (一度くらい幸せな夢って奴を見てみたかったけど……まあいいや、ここで終わるみたいだし。それにこのまま待っていればみんなにも会えるかも) 自分が魔法少女になったせいで壊してしまった家族と会える。もしも向こうでみんなに会えたら、なんて謝ればいいのか? こんな堕落した自分を見たら、親父はなんて言って怒鳴るか? そもそも、みんなと同じ所に逝けるのか? 様々な考えが頭の中を駆け巡っていって、杏子は身体が楽になっていくのを感じる。これまで全身を支配していた痛みも、まるで嘘のように消え去っていた。 「杏子ッ!」 徐々に意識がぼんやりとしていく中、怪人の蹴りが叩き込まれようとしていた杏子の耳はそんなWの声を聞き取る。 次の瞬間、立ち尽くしていた彼女の身体は勢いよく横に押し込まれていった。 「えっ……?」 あまりにも予想外だった突然の衝撃によって思わず声を漏らす中、杏子は見る。自分と入れ替わるかのように、Wが迫り来る怪人の射程範囲に入った事を。 そして、電撃を伴った怪人の蹴りがWを吹き飛ばすまで、それほどの時間はかからなかった。 「兄、ちゃん……?」 Wに突き飛ばされてからすぐに体勢を立て直した杏子は思わず呟いてしまう。その直後、倒れたWの装甲が崩れ落ちて左翔太郎の生身を晒した。 それが意味する事は、翔太郎は自分を庇って代わりに攻撃を受けた。ただそれだけ。 「翔太郎さんっ!」 そんな翔太郎の元にユーノがすぐに駆け寄り、フェイトにもやった回復魔法をかける。ユーノの手が光り輝いていく中、翔太郎は杏子に振り向いた。 「……杏子、無事か?」 その声はとても掠れていて、聞くだけでも苦しんでいることが簡単に窺うことが出来る。しかしそれでも、彼はしたり顔で笑っていた。 「何、やってるんだよ……?」 そんな翔太郎に対して杏子が言えるのは、ただそれだけしかない。 「何で……何であたしを助けたんだよ……?」 「俺が、仮面ライダーだからだ……」 「はぁ!?」 「仮面ライダーは、みんなが生きる街を守るヒーローだからだ……」 翔太郎は震える声で答える。ユーノは「喋らないで!」と制止するが、翔太郎の答えはまだ終わらなかった。 「俺は……いや、俺達は加頭の野郎からみんなを守らなきゃならねえからな……ユーノやフェイト、それに杏子だってそうだ。こんな下らねえ殺し合いで、死んでいいわけがないからな」 「何だよそれ……そんな理由であたしを庇って、兄ちゃんが──!」 「構わねえさ……それでお前を守る事が出来るなら……な」 そう言い残して杏子の言葉を遮った翔太郎の瞳は閉じていき、ガクリと項垂れた。 「なっ、兄ちゃん!?」 「まだ気を失ってるだけだよ! でも、今すぐにでも安全な場所に連れて行かないと!」 焦燥に駆られたユーノの言葉通り、あんな攻撃を食らった翔太郎をここから離れされないと危険なのは杏子とて分かる。いくらユーノが回復を続けても、こんな場所にいさせたままではまずい。一刻も早く逃がす必要があった。 そう思った途端、杏子の中で疑問が芽生える。何故、いつかは切り捨てる男に対してそう思うのか? 何故、翔太郎が倒れただけでこんなに胸騒ぎがするのか? 「キャア!」 しかしその疑問を掻き消すかのように、フェイトの悲鳴が聞こえる。 杏子は思わず振り向くと、全身を金色に輝かせるあの怪人の前でフェイトが倒れているのを見た。彼女は何とかしてその小さな身体を起こすも、戦いの疲れが溜まっているのか息切れを起こしている。 「仮面ライダーとやらはこの程度だったとは……下らん」 一方で怪人はさもつまらなそうに吐き捨てると、杏子は眉を顰めた。 その声には確かな侮蔑と失望、そして威圧感が含まれている。それだけでもただの弱者を震え上がらせる事が出来そうだった。 「……うるせえよ」 しかしそんな事など杏子には関係無い。杏子もまた、怪人に張り合うかのようにその瞳に確かな怒りを込めていた。 「傷の舐め合いか、実に下らん」 「ゴチャゴチャうるせえんだよ!」 憤怒の感情をそのままに杏子は弾丸を上回りかねない勢いで突貫する。一瞬で肉薄した彼女に怪人は拳をぶつけようとするも、体制を低くした事で長髪を掠めるだけに終わった。 懐に潜り込んだ杏子は怪人を目掛けて槍を薙ぎ払うも、鋭い金属音が響くだけで微塵も揺るがない。それにも構わず得物を振り上げ続けるが、無情にも結果は同じだった。 それでも杏子は攻撃を避けながら、ただひたすら槍を振るい続けていく。その一撃に正体のわからない怒りを乗せながら。 『仮面ライダーは、みんなが生きる街を守るヒーローだからだ……』 その翔太郎の言葉が頭の中で反芻していく度に、杏子は怒りを感じていた。 正義の味方。かつて佐倉杏子も憧れたが、そのせいで家族みんなを壊してしまった。他人の都合を考えもしないで一方的な奇跡を起こしても、それだけの絶望が周囲に広がっていくだけ。だから杏子は魔法少女の力を自分の為だけに使うと誓った。 だけど、その身を犠牲にして自分を庇った翔太郎を見ていると何故か思い出してしまう。最後に愛と勇気が勝つストーリーにひたすら憧れていた、理想に燃えていた頃の自分を。 だから杏子の中で怒りが湧き上がっていた。尤も、それが一体誰に向けられた怒りなのかは彼女自身理解できていない。忘れたかった理想を無理矢理思い出させた翔太郎に対してなのか、過去の理想を下らないと切り捨てた怪人なのか、それとも何も変える事が出来ない自分自身に対してなのか。 苛立ちと共にこの槍を何度も怪人に叩き付けるがまともなダメージにはならず、何よりも湧き上がる怒りの正体が全く分からなかった。 「フンッ!」 「ぐあっ!」 疑念が広がっていく中、迫り来る怪人の拳を槍の柄で防御しようと構えるが衝撃は凄まじく、その身体が紙屑のように吹き飛ばされてしまう。直撃は避けられたものの、この槍は使い物にならない程に砕け散ってしまった。 しかしそれならまた作り直せば良いだけ。すぐさま立ち上がった杏子は魔力を集中して新しい槍を生み出そうとするが、その直前にユーノが傍らにやってきた。 「落ち着いて、杏子!」 「何だよユーノ! 邪魔するんじゃ……」 「フィジカルヒール!」 憤りをぶつけようとしたユーノはその手を杏子に翳す。すると光り輝く手から、エネルギーが湧き上がっていき、痛みが和らいでいくのを感じる。それに伴うかのように、先の戦いで空いた身体の風穴も塞がっていった。 流石にソウルジェムの濁りばかりはどうしようも無かったが、それでもユーノの回復魔法のおかげで身体が確実に軽くなっている。 「あ……悪い」 「杏子、僕は君を信じるよ。君は翔太郎さんが傷つけられたのを見て、一生懸命戦ったから」 「はぁ?」 杏子はようやく頭が冷えたものの、いきなりすぎるユーノの言葉で怪訝な表情を浮かべてしまった。 「何を言ってるんだよ、お前」 「よく聞いて、僕は君達を助ける為の策がある。でも、それをやるには君の力も必要だ」 「だから何を言って……」 「お願いだから聞いて!」 当然の事ながら杏子は疑問をぶつけるも、穏和な印象を持つユーノからは想像できない程に必死さが感じられる声によってすぐ遮られてしまう。それを前に、杏子は反論することをやめてしまった。 「わかったよ……で、何をするつもりだ?」 「君は確か、前の戦いであいつの動きを止めたんだよね。それをもう一度やって欲しいんだ」 「ちょっと待てよ、そこからどうするんだ? あのフェイトのどでかい魔法もあいつには効かないんだぞ」 「そこからは僕に任せて! 大丈夫、君達を絶対に助けてみせるから」 そう力強く語るユーノの瞳からは絶対の自信が感じられた。まるでこれさえあれば、確実に成功するとでも言いたげのように。 だがここでそれを疑っても仕方がない。このまま戦ってもどうせ何一つの案も思い浮かばないし、今はユーノに任せるしかないだろう。仮に策が失敗して全滅しても、それならそれで諦めるしかない。 「わかった、あんたの策に乗ってやるよ。どうせこのままやったって、あたしらみんな終わるからな」 「……ありがとう!」 ユーノは力強い笑みを浮かべるのを見て、彼もまた翔太郎のようなお人好しであると改めて杏子は思う。そして、かつての自分みたいに誰かを守りたいという理想に燃えているのだ。普段なら下らないと嘲笑するかもしれないが、今はどういう訳かそうする気にはなれない。 だがそんな事を考えても仕方がないと思いながら、杏子はフェイトの横に立った。 「そういう事だ、フェイトも頼むぞ」 「うん!」 彼女達は互いに顔を向けた直後、左右に分かれながら空高く跳躍した。それを追うように怪人が顔を上げた直後、フェイトはフォトンランサーを放つ。その一撃は硬質感溢れる皮膚に掠り傷を負わせただけだが、電気が効かない以上仕方がない。 そして杏子は急降下しながら、フェイトが負わせた傷を抉るように運動エネルギーを利用した一撃を放つ。すると、流石に疲労困憊となっていたのか怪人は微かに後退った。 「今だ!」 「チェーンバインド!」 「ライトニングバインド!」 その絶好の機会を逃すまいと杏子が長槍を振るうと同時に、ユーノとフェイトも詠唱する。すると、杏子が生み出した無数の槍が怪人の肉体を雁字搦めにして、その上から更にバインド魔法が連続で絡みついた。 それはあまりにも強力すぎて最早拘束とは呼べず、圧殺する為の行為に似ている。しかしそれでも、怪人はまだ生きていてその怪力で引き千切ろうとしていた。 あまり考えたくはないが、このままではいつ脱出されてもおかしくない。だから次はどうするのかを聞こうと思って、杏子はユーノに振り向いた。 「おい、ユーノ――」 「杏子、ここは僕が引き受けるから君は翔太郎さんとフェイトを連れて逃げて」 しかし続くようにユーノの口から出てきたのは、予想を大きく外れた言葉だった。そんな返事を前に杏子とフェイトは呆気に取られる中、彼は続ける。 「このままじゃ、あいつはすぐに僕達の拘束を破ってもおかしくない……だから君達には行って欲しいんだ。翔太郎さんを助けて、この殺し合いを打ち破る仲間を集める為にも」 「……ふざけるな、ふざけるんじゃねえ!」 しかし杏子は素直に受け入れる事は出来ず、ただ大声で怒鳴り散らすしかできなかった。 「そんなの……そんなのてめえでやればいいだろ! あたし達にそんな事を押し付けて、てめえは英雄を気取って逃げるつもりか!?」 「僕だって、何か策がないか考えた! でもこれ以外に君達みんなを助ける手段がまるで思いつかないんだ! それに、あいつの脅威を一人でも多くに伝えないと犠牲者はもっと増える!」 「じゃあてめえはどうする気だ! あんな化け物を相手にてめえ一人で戦えるとでも思ってるのかよ!?」 「でもこのままここに残ったって、君達二人が犠牲になる! 君達はそれでもいいの!? 僕は……僕はそんなの嫌だ!」 槍とバインドの拘束を打ち破ろうとする鈍い音が響き渡る中、そんなユーノの叫びを返されて杏子は何も言えなくなる。 君達を助ける策がある。その言葉の意味は、ユーノが人柱となって他の三人を逃がす事だった。確かに今の状況ならば拘束を打ち破った怪人に対して、誰か一人を囮にすれば他の三人は逃げ切れるだろう。 本来ならば利用できる相手をここで切り捨て、優勝までの近道を作れるので喜んで受け入れたのかもしれない。しかし杏子は不思議とその選択を取る気にはなれなかった。逃げようとしても、ダメージを負ってないのにこの身体が全く言うことを聞いてくれない。 その一方で、フェイトも驚きを隠せないのかユーノに詰め寄っていた。 「ユーノ、あなた一人じゃあいつには……」 「大丈夫、すぐに君達の後を追うから! だから早く行って!」 「でも、あなたはどうするの!? このままじゃ、あいつにやられちゃうよ!」 「お願いだから行って!」 「でも……!」 「とっとと行くぞ、フェイト!」 フェイトの悲痛な言葉を、杏子は無理矢理遮る。 「杏子……!?」 「これ以上ここにいたって、あたし達じゃあいつには勝てねえ! このままじゃあたし達みんな殺されるだけだ!」 「でも、それじゃあ……!」 「いいから早くしろ、死にたいのか!」 これ以上の反論をさせないかのように、杏子は気絶した翔太郎と二つのデイバッグを抱えた。ふと気がつくと、戦いの最中に零れ落ちてしまったのか支給されたイングラムM10と火炎杖、それに怪人のデイバッグが遠くに放置されていたが、取りに行っている暇などない。 動揺するフェイトを尻目に、杏子はユーノに振り向いた。 「ユーノ、あんたの力はあたし達には必要だ……もしもここでくたばったりしたら、あたしはあんたを許さない」 いつの間にか、そんな言葉が口から出ていた。 殺し合いに乗ったはずなのに、どうしてこんな事を言うのか? もう切り捨てるはずの相手に、何でこんな事を言えるのか? 何より、どうしてあたしは左翔太郎を見捨てようとしないのか? そしてこの胸の奥から伝わる痛みは何なのか? 次々に疑問が湧き上がっていくが、やはり答えは見つからない。殺し合いに勝ち残る為、あえて演技をしているのだと自分に言い聞かせようとするが、そんな理由では納得が出来なかった。 「うん、わかったよ……ありがとう!」 「……ッ」 そしてユーノは心の底から信頼しているような笑顔を向けた事で、杏子の痛みは更に強くなっていく。向けられた彼の視線から目を逸らしそうになったが、それも出来なかった。 だが、このままここにいてもユーノの決意を無駄にしてしまう。突然そんな考えが芽生えた杏子は、フェイトと共に市街地を目指して走り出した。 ユーノから逃げ出すように、無理矢理体を動かして。 時系列順で読む Back 未知のメモリとその可能性Next 答えが、まったくわからない(後編) 投下順で読む Back 未知のメモリとその可能性Next 答えが、まったくわからない(後編) Back 戦いは始まる 左翔太郎 Next 答えが、まったくわからない(後編) Back 戦いは始まる ユーノ・スクライア Next 答えが、まったくわからない(後編) Back 戦いは始まる 佐倉杏子 Next 答えが、まったくわからない(後編) Back 戦いは始まる フェイト・テスタロッサ Next 答えが、まったくわからない(後編) Back 戦いは始まる ゴ・ガドル・バ Next 答えが、まったくわからない(後編)
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目次 【時事】ニュース幽霊より怖い話 RSS幽霊より怖い話 口コミ幽霊より怖い話 【参考】ブックマーク 関連項目 タグ 最終更新日時 【時事】 ニュース 幽霊より怖い話 白濱亜嵐「人生初体験のことばっか」真夜中のスピリチュアル散歩で霊と遭遇…『GENE高』(TV LIFE web) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 【インタビュー】『ラストナイト・イン・ソーホー』はエドガー・ライトの奇妙な夢体験から着想を得ていた ─ シンクロダンスシーンはいかにして実現したのか? - THE RIVER またまたごめーーーん! 岡本信彦 公式ブログ - lineblog.me 『DbD』は知らんが「ドラゴンボール」ならば知っている!『ドラゴンボール ザ ブレイカーズ』はそんな人でも見るとこあります(Game Spark) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 「うちのアパート…出るのよ」盛り塩をしようとしたら、最大の恐怖が待っていた/意味が分かると怖い話① - ダ・ヴィンチニュース 「なんで!?」いい雰囲気だったのに別の女性とまさかのデート!?【細かすぎる幽霊に取り憑かれた話22】/バラシ屋トシヤの怖い話 - ダ・ヴィンチニュース 「真・事故物件」予告、殺人事件が起きたアパートで海老野心が血まみれに(動画あり) - 映画ナタリー 【実話】ビジホに泊まったら深夜ドアの前で足音がうるさい → 無視してたらヤバイことが起こった話 - ロケットニュース24 『夕鬼 -Yuoni-』。鬼ごっことかくれんぼが融合した、夕焼けの世界からの脱出を図るホラーアドベンチャー【とっておきインディー】(ファミ通.com) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース Weki Meki チェ・ユジョン、自身の心霊体験を明かす「髪の長い女性が…」(Kstyle) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 工藤阿須加、自身の心霊体験を告白 恐怖の展開に「一番怖い」の声 - Sirabee/しらべぇ タクシー運転手の怖い話が話題に 「これは怖い」「そっちかよ」 - grape ゆりやん ライブでの恐怖体験を語る「幽霊だったかわからないんですけど、立ち見に1人だけ…」 - スポニチアネックス Sponichi Annex 【漫画】SNSで人気の怪異「八尺様」、その“本当の怖さ”を思い出させる短編ホラーに震える(ウォーカープラス) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 毎話「まさか!」と叫んでしまう、恐ろしすぎる全7話を、澤村伊智さんのコメントとともに解説。|怖ガラセ屋サン|澤村伊智 - 幻冬舎plus 『零』×『真・女神転生』ハロウィン対談。開発中に起きた怪奇現象から、ホラーにまつわるトークまで。あの都市伝説や実際の心霊体験もたっぷりと語られた - ファミ通.com 最凶事故物件でも山崎育三郎となら住みたい!? ガチ怖霊にファン「嫉妬した」「私も同棲したい」/『ほん怖』特別編 - トレンドニュース 3時のヒロイン・ゆめっちのガチ心霊体験が怖すぎる…「誰もいないのにトイレのカギが掛かっていて…」 - フジテレビュー!! 『零 ~濡鴉ノ巫女~』対談。『呪怨』の清水監督とともにホラーを語る。柴田Dの心霊体験から数多くのシステムが誕生!?(ファミ通.com) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 幽霊が出る?実際に泊まれる、アメリカの“いわくつき”ホテル(コスモポリタン) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 【怪談】怪異蒐集家・中山市朗が語るコロナ禍と怪談 「平和な世の中だからこそ恐怖が楽しめる」(リアルサウンド) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 「それ」はいったいなんだったのか……「もうひとりの自分がいた」としか考えられない、ある男性の恐怖体験を漫画化(ねとらぼ) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 小学生から聞いた怖い話|人形怪談|田辺青蛙 - 幻冬舎plus 幽霊まで ガチ恋 させる佐藤健、罪な男だな! 最強ホラー&胸キュン回の『ほんとにあった怖い話』を無料配信中 - トレンドニュース カナダにまつわる怖い話・心霊スポット 第三弾|特集「秋の夜長に」 - TORJA Japanese Magazine 『ほんとにあった怖い話 2021特別編』の放送が決定!『ほん怖』クラブリーダー・稲垣吾郎も健在 (2021年10月1日) - エキサイトニュース 【ホラー漫画】すりガラスの向こうにいたモノとは…。ホラー&“人コワ”体験談漫画が不気味すぎると話題(WEBザテレビジョン) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース <鏡に映ったのは?>3日後にくるはずの幽霊が1日早く……?【第十二夜】#身の毛もよだつ恐怖の体験 - ママスタセレクト 上田晋也、怪奇現象をバカにしていたのに…誰もいない2階から「がんばって」の声に驚く(SmartFLASH) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 幽霊のほうが100倍マシな「現実社会の怖い話」8選(2021年9月14日)|BIGLOBEニュース - BIGLOBEニュース 蔵の中で聞く、京言葉の怖い話にゾクッ 女優まつむら眞弓さんが怪談朗読劇の新作を披露(まいどなニュース) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 黒木華が披露したガチ心霊エピソードに共演者騒然「大きなおじいさんの顔が…」(TOKYO HEADLINE WEB) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース AKB48行天優莉奈、初めての心霊体験は「怖すぎて逆に寝ました(笑)」<「未成仏百物語」インタビュー>(WEBザテレビジョン) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース コツコツコツ… 誰もいないのに足音が!? 「幽霊とすれ違うトンネル」に行ったふたりは…/ゆうやけトリップ① - ダ・ヴィンチニュース 「失ってわかる、親のありがたみ」その黒いゴミ袋には何が入っているの……? 意味がわかると怖い4コマ - ダ・ヴィンチニュース 【怖すぎ注意】「そっち行かないほうがいいよ」廃墟で出会った怪しい男は…?謎が謎を呼ぶリアルホラー漫画 - ウォーカープラス 霊が見えるタクシー運転手と怪しい乗客 心霊トンネルを目指す怪談漫画にゾクリ(1/4 ページ) - - ねとらぼ あなたの怪談買い取ります 【怪談売買所】って知ってる? - goo.ne.jp 松原タニシも「怖い怖い」と戦慄!探偵社の社長が語る“人怖”な話に「ゾワゾワ」 - テレビドガッチ 【元受付嬢CEOの視線】愛人クラブに所属… 受付嬢時代に「本当にあった怖い話」【橋本真里子】 - SankeiBiz 【漫画】みなさんも気を付けて…旧盆間近に起きた怪奇現象 本当にあった怖い話(ウォーカープラス) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 【オタ活怖い話】「この人に本読んでもらって決めるのはどうよ!!」 同人誌即売会でトラブルに巻き込まれ、突然ジャッジに指名された話(1/2 ページ) - - ねとらぼ オカルト系のテレビ番組が減った理由 その内容にマツコも「確かに怖いわ」 - しらべぇ 怨霊が怖い、人が怖い、訳がわからなくて怖い、顔が怖い。方向性別「怖い映画」特集 (2021年8月18日) - エキサイトニュース 「日本人の優しさが詰まっている」稲川淳二が ホラー ではなく 怪談 にこだわるワケ 怪談には歴史や人の思いが溢れてる - PRESIDENT Online 夏ということで不思議で怖い話を……「血まみれ新聞紙女」の恐怖体験! 西麻布の交差点で夜中2時…… - サイゾーウーマン 【怪談2021】トンネル側壁の染みが人影に見えたら…うわあっ - レスポンス トンネルで不思議な現象が起こりやすい理由……怪談話のスペシャリスト2人が語る(ニッポン放送) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース オレンジ色のなにか - 男性 / 52歳 - 【実録】はじめての心霊体験(1) - マイナビニュース 「あの子、それから蝉しか食べなくなっちゃって…」 “蝉の鳴かない山”に足を踏み入れた男が過ごした“恐怖の一夜” - 文春オンライン 約4割が経験する「金縛り」 動けなくなって幻覚を見るには理由があった!?(西多昌規) - 個人 - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 「水死体があがったら魚が集まってくるんだよ…」 北九州の海で夜釣りをした大学生の“恐怖体験” - 文春オンライン “きさらぎ駅”や“八尺様”を生み出した「洒落怖」スレッドブームは過去のもの!? ネット発の“怖い話”が生まれにくくなった意外なワケ - 文春オンライン 「店長、居ますか…」閉店後の百貨店8階に取り残された“バイト女性”は何を見てしまったのか?(文春オンライン) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 【漫画】孤独な女子大生の部屋に先輩の幽霊が!「LINEの方が怖い」意外と気が合い…?(マグミクス) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 5分で読めて一晩中怖い! 大人気の恐怖シリーズ最新刊『レイワ怪談 青月の章』が発売! 怪談家、ありがとう・ぁみ原作。猛暑は怪談で冷やせ! - PR TIMES セレブ界には霊感の強い人が多かった! 心霊現象を体験した海外セレブたち(ELLEgirl) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース “ホラー”アニメといえば? 3位「Another」、2位「ゲゲゲの鬼太郎」、1位は…<21年版> - アニメ!アニメ!Anime Anime ある一家が恐怖したマネキン…「遠隔霊視」で、鳥肌が止まらない超不思議現象が(まめねこ) - 現代ビジネス かまいたちMCのホラー番組、再現ドラマに鈴木もぐら、トム・ブラウン、錦鯉長谷川 - ナタリー 8月7日の夜、梅田が恐怖に包まれる…!『松原タニシの梅田怪談会in夜の純喫茶』配信チケット発売中 - PR TIMES 【まとめ】ヤバくて怖いサイコパス映画12本 | Culture | Safari Online - safarilounge.jp 【怖すぎ注意】心霊現象、アパートに忍び込む影…本当にあった怖い話に戦慄!(ウォーカープラス) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 独りでに動く胎児のミイラ…深夜の寺院で藤田ニコル絶叫! 『真夏の絶恐映像』3時間半SP(クランクイン!) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 『ポケモン』トラウマ必至な怖い名所3選 「後味が悪い」「意味不明…」(マグミクス) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース かわいいあの子は幽霊よりも怖いヤンデレ 男子高生を巡る静かなラブバトル漫画がホラーよりも震える(1/2 ページ) - - ねとらぼ ケータイの電源が突然落ちた…! 幽霊を信じていない私の「プチ怖い話」 - 文春オンライン 丑三つ時は何時? 意味や幽霊、鬼門との関係など「怖い理由」を紹介 - マイナビニュース 【怖い話】引っ張らないでください、足首の幽霊 - WOW! 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アイテムの説明 コイン 取るとスコアが5増えます。 ファイヤーボール 取るとスコアが5増え、敵を倒したりできる炎の玉を撃てるようになります。(倒せない敵もいる。 バリア 取るとスコアがが5増え、正男の周りにバリアがつき、そのまま敵に当たると敵を倒したりできます。(倒せない敵もいる) タイム 取るとスコアが5増え、制限時間が30秒増えます。 ジェット 取るとスコアが5増え、普通の正男なら画面の左下にJET ○○(丸の中には数字)とでます。ジャンプしてもう一回ジャンプキーを押すと空を飛んだりできます。 飛んでいてもずっと飛べるわけではありません。飛んでいるとき画面の左下のJET ○○(丸の中には数字)の○○がどんどんへっていきます。それが0になった時ジェットは使えなくなります。 ヘルメット 取るとスコアが5増え、レンガを下からたたくと壊せるようになります。 しっぽ 取るとスコアが5増え、正男にしっぽがつきます。Xキーを押すとしっぽで敵を倒したりできます。(倒せない敵もいる) ドリル 取るとスコアが5増え、正男の下の足場がレンガだったときXキーを押すとそのレンガを破壊できます。 グレネード 取るとスコアが5増え、Xキーをおすと黄色い点滅した玉を右上に撃ちます。(やったほうがわかりやすいです)
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まったくモー助をお気に入りに追加 まったくモー助のリンク #blogsearch2 Amazon.co.jp ウィジェット まったくモー助のキャッシュ 使い方 サイト名 URL まったくモー助の報道 2021年9月25日:本日発売のコミック新刊 - ほんのひきだし 【9月25日付】本日発売の単行本リスト - コミックナタリー 飼い主とはぐれたインコの「絶望ぷるぷる」って可愛すぎるな(2021年5月14日)|BIGLOBEニュース - BIGLOBEニュース 痛いけど怒れない…インコの微妙な噛み方の違いで感情の豊かさが感じられる (2020年4月28日) - エキサイトニュース 『旗揚!けものみち』BD&DVD第2・3巻の特典を広げると? - 電撃オンライン 「旗揚!けものみち」声優・皆川純子の“ケモノな人妻”の色っぽさが話題!第3話 - アニメ!アニメ!Anime Anime 打ち切りの危機からのアニメ化!? 『旗揚!けものみち』まったくモー助さんインタビュー - 電撃オンライン 「このすば」暁なつめ“ケモナー×プロレス×異世界転生”の新作語る/絵描きキャラといえば?:10月2日記事まとめ - アニメ!アニメ!Anime Anime 「旗揚!けものみち」プロレスラーのケモナーマスクが異世界に召喚された理由とは? 第1話先行カット - アニメ!アニメ!Anime Anime アニメ『旗揚!けものみち』原作者・暁なつめさんインタビュー! - 電撃オンライン 「けものみち」に末柄里恵ほか追加キャスト4名、AT-Xで先行無料放送も - ナタリー 10月アニメ『旗揚!けものみち』PV&主題歌情報が公開!OPテーマはNoB with ケモナーマスク(CV:小西克幸)、EDテーマはももすももすが担当 - http //spice.eplus.jp/ 『旗揚! けものみち』メインビジュアル・メインキャスト追加解禁! - 徳間書店 『旗揚!けものみち』、TVアニメ化決定!メインキャストに小西克幸&稲田徹 - マイナビニュース 「このすば」原作者が贈る“プロレスラーの異世界召喚”マンガ、アニメ化! ケモノを愛する最強レスラーは小西克幸 - アニメ!アニメ!Anime Anime 暁なつめ×まったくモー助・夢唄による「けものみち」、TVアニメ「旗揚!けものみち… - アキバ総研 インコはいつでも視線を独り占めしていたい――漫画「あるあるインコ4コマ」にいろんなかわいさを見る - - ねとらぼ ケモナーなプロレスラーが異世界に!?『このすば』の暁なつめと『バカテス』のまったくモー助・夢唄がタッグを組んだ新作コミックスが登場!! - ダ・ヴィンチニュース このすばアクア様絶賛、暁なつめ原作で異世界ケモナー描く「けものみち」1巻 - コミックナタリー まったくモー助とは まったくモー助の64%はカルシウムで出来ています。まったくモー助の26%は運で出来ています。まったくモー助の8%は着色料で出来ています。まったくモー助の1%は祝福で出来ています。まったくモー助の1%は信念で出来ています。 まったくモー助@ウィキペディア まったくモー助 楽天売れ筋ランキング レディースファッション・靴 メンズファッション・靴 バッグ・小物・ブランド雑貨 インナー・下着・ナイトウエア ジュエリー・腕時計 食品 スイーツ 水・ソフトドリンク ビール・洋酒 日本酒・焼酎 パソコン・周辺機器 家電・AV・カメラ インテリア・寝具・収納 キッチン・日用品雑貨・文具 ダイエット・健康 医薬品・コンタクト・介護 美容・コスメ・香水 スポーツ・アウトドア 花・ガーデン・DIY おもちゃ・ホビー・ゲーム CD・DVD・楽器 車用品・バイク用品 ペット・ペットグッズ キッズ・ベビー・マタニティ 本・雑誌・コミック ゴルフ総合 掲示板 名前(HN) カキコミ すべてのコメントを見る ページ先頭へ まったくモー助 このページについて このページはまったくモー助のインターネット上の情報を集めたリンク集のようなものです。ブックマークしておけば、日々更新されるまったくモー助に関連する最新情報にアクセスすることができます。 情報収集はプログラムで行っているため、名前が同じであるが異なるカテゴリーの情報が掲載される場合があります。ご了承ください。 リンク先の内容を保証するものではありません。ご自身の責任でクリックしてください。
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ニュース @wikiのwikiモードでは #news(興味のある単語) と入力することで、あるキーワードに関連するニュース一覧を表示することができます 詳しくはこちらをご覧ください。 =>http //atwiki.jp/guide/17_174_ja.html たとえば、#news(wiki)と入力すると以下のように表示されます。 ウィキペディアを作ったiMacが箱付きで競売に登場。予想落札価格は約96万円!(ギズモード・ジャパン) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース メトロイド ドレッド攻略Wiki - Gamerch(ゲーマチ) ツムツム攻略Wiki|ゲームエイト - Game8[ゲームエイト] 【グランサガ】リセマラ当たりランキング - グランサガ攻略wiki - Gamerch(ゲーマチ) アイプラ攻略Wiki|アイドリープライド - AppMedia(アップメディア) Among Us攻略Wiki【アマングアス・アモングアス】 - Gamerch(ゲーマチ) マニュアル作成に便利な「画像編集」機能を提供開始! - ナレッジ共有・社内wikiツール「NotePM」:時事ドットコム - 時事通信 マニュアル作成に便利な「画像編集」機能を提供開始! - ナレッジ共有・社内wikiツール「NotePM」 - PR TIMES 【Apex Legends】ヴァルキリーの能力と評価【エーペックス】 - Gamerch(ゲーマチ) モンハンライズ攻略Wiki|MHRise - AppMedia(アップメディア) ポケモンBDSP(ダイパリメイク)攻略wiki - AppMedia(アップメディア) SlackからWikiへ!シームレスな文章作成・共有が可能な「GROWIBot」リリース - アットプレス(プレスリリース) 【ウマ娘】チャンピオンズミーティングの攻略まとめ - Gamerch(ゲーマチ) 【ウマ娘】ナリタブライアンの育成論|URAシナリオ - Gamerch(ゲーマチ) 【ウマ娘】ヒシアケボノの育成論|URAシナリオ - Gamerch(ゲーマチ) 【ウマ娘】カレンチャンの育成論|URAシナリオ - Gamerch(ゲーマチ) 【ウマ娘】フジキセキの育成論|URAシナリオ - Gamerch(ゲーマチ) ドラゴンクエストけしケシ攻略Wiki - Gamerch(ゲーマチ) 【スタオケ】カード一覧【金色のコルダスターライトオーケストラ】 - Gamerch(ゲーマチ) 【スマブラSP】ソラのコンボと評価【スマブラスペシャル】 - Gamerch(ゲーマチ) 【ブレフロレゾナ】リセマラ当たりランキング【ブレイブフロンティアレゾナ】 - ブレフロR攻略Wiki - Gamerch(ゲーマチ) 【ポケモンユナイト】サーナイトの評価と性能詳細【UNITE】 - Gamerch(ゲーマチ) 仲村トオル、共演者は事前に“Wiki調べ”(オリコン) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 【ENDER LILIES】攻略チャートと全体マップ【エンダーリリィズ】 - Gamerch(ゲーマチ) 【ウマ娘】あんしん笹針師の選択肢はどれを選ぶべき? 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雪の降るクリスマス・イブ。もうすぐ二十五日になろうとしている時間帯。 俺は街中を走っていた。 ああ、そうだ。俺は何を迷い、何を躊躇っていたんだろう。 俺はアイツのために今、息を切らせて走っている。それこそが答えじゃないのか? 十二時の鐘が鳴る前に。まるで、シンデレラみたいだな。 けれど、俺が急いでいるのは舞踏会の会場から離れるためじゃない、会いに行くためだ。 だから、頼む。一分、一秒でもいい。時間よ、止まってくれ―― 高校生活最後の冬。受験を控えた俺は塾通いをしていた。 流石のハルヒもそれを邪魔するようなことはせず 何だかんだで俺は週に1回程度しかSOS団の活動に参加しなくなっていた。 「キョンキョン~。さっきの講義分かった~?」 「ダメだ。さっぱり、分からん」 ちょっとした自販機やら何やらが置いてある雑談スペースで 俺は泉と二人で先程の講義内容に関して頭を悩ませていた。 何の因果かは知らんが、俺は泉と同じ塾に通っていた。まあ、といっても駅前にある 有名予備校は二つしかないし、うちの学校の生徒で塾通いしている人間のほとんどは そのうちのどちらかに通っているのだから、そう珍しいことでもないのだが。 「やあ、キョン、それに泉さん。二人して頭を抱えて一体どうしたんだい?」 そこにやってきたのは俺の中学時代のクラスメイトの佐々木だ。 塾通いをすると決めたときにまさかコイツと同じ塾になるとは思わなかった。 「いやね、もうね。数学が全然分からないんだよ! 助けてよー」 泉がそんな泣き言を洩らす。 「へえ、どれどれ。ああ、ここか。いいかい、これはね――」 っと。佐々木大明神様の解説が始まるようだ。俺もしっかり聞いておこう。 そう、その冬、俺はこうして大学進学に向けて塾に真面目に通い そこで同じ塾に通っている、泉や佐々木と一緒の時間を過ごすことが多くなっていた。 もうすぐ、終業式になろうとしていた。 「やあ、ここ最近はあなたと話すのもご無沙汰でしたね」 「どうしたんだ? 古泉。わざわざこっちのクラスまで来て」 「ところで、涼宮さんは今、クラスに居ますか?」 「ハルヒにも用があったのか? だが、ハルヒなら――」 「ああ、いいです。涼宮さんが居るか居ないかを確認したかっただけなので」 終業式がその週の金曜に控えた、月曜。俺はクラスメイトに外で 誰かが呼んでると言われてクラスの外に出たら、そこには古泉が居た。 「で、何の用なんだ? ハルヒに聞かれちゃまずいような話なのか?」 「いえ、実は別に大した用ではないんですけどね」 そう、いつもの胡散臭い微笑をたたえたまま、古泉のヤツは言う。 「最近、あなたも僕も受験勉強などが忙しくて会う機会すらなかったので ちょっとお話を、と思いまして」 何だ? わざわざ昼休みに俺に会いに来てまで話さなきゃならん様なことでもあるのか? 「ですから、差し迫ったものではないんですけどね。でも何故だか聞いておかなければ ならないような気がしたので、ここまで足を運んだわけです」 「で、それで? 聞きたいことってのは何なんだ?」 「涼宮さんとは、最近どうです?」 「……どう、と聞かれても、いつも通りだが? ハルヒのヤツがまた あの迷惑な空間を産み出しているとでも?」 「いえ、別にそういったこともないんです。涼宮さんの精神はとてもよく落ち着いています。ただ――」 「ただ、何だ?」 ヤツは困ったような顔を見せて言う。 「ただ、あくまで僕の私的な勘に過ぎないのですが、今の状況が嵐の前の静けさのような 気がしたんです。まあ、でもあなたがいつも通りというならきっと杞憂でしょうがね」 俺はその言葉を聞いて何となく押し黙った。 「まあ、用というのは実はその程度です。それではまた」 そう言って古泉は踵を返して自分のクラスへと戻っていく。 古泉は一体、何をしに来たんだろうな? そう思いながら、俺も廊下から教室の中へと戻った。 「あー、キョンキョン? ちょっと良いかな」 呼び声のしたほうを向くと、そこには柊たちと話している泉の姿があった。 「どうしたんだ? 泉」 「あのさー、24日なんだけど、塾の講義ないじゃん?」 確かに、通常の講座と冬季講座との転換のためにその日は一日授業がなかった。 「確かにないが、それがどうかしたのか?」 「えーとさ、高校最後だし、丁度予定もあいてるし、受験前に騒げるのはその日が最後くらいになるだろうからってさ、かがみたちとクリスマス・パーティをやろうって 話になったんだけどさ。どうせならキョンキョンも誘おうかなと思って。どう?」 どう、と言われてもな。その日は確かに特に予定はないが。 「予定がないならいいじゃん。じゃあキョンキョンの参加は決定で!」 「あー。泉はこういってるが、良いのか、柊?」 「別にアタシたちは構わないわよ。ね、みゆき?」 「そうですね」 「なら、別に構わないが」 「よし、じゃあ、決定だよ! 土曜は五時に集合だからネ!」 「じゃあ、泉さん、つかささん。そろそろ、チャイムもなる頃ですし教室の方に戻りましょう」 「うん、そうだねー」 「じゃあ、キョンキョン。絶対だヨ! 遅刻は厳禁だからネ!」 そう言って、自分たちのクラスに戻っていく彼女達。 金曜。終業式やその他の諸々が終わって塾の講義のある夕方まで時間があったので 俺は大体一週間ぶりくらいに文芸部室に顔を出した。 何時ものようにパイプ椅子に座って本を読んでいる長門を見て何となく安心する。 「よう、長門。一週間ぶりだな」 長門は少しだけページを捲る手を止めて、こちらに顔を向けて 「そう」 とだけ呟いて、再び読書に戻る。 俺はセルフサービスでお茶を用意してパイプ椅子に座って物思いにふける。 朝比奈さんがこの部屋で、御茶汲みをしていたのも、もう一年近くも前のことだ。 そして、俺たちももうすぐここを去ろうとしている。この部室に俺の三年間が あったのだという気がして、何となく感慨深かった。 「あれ? 珍しいわね、キョン。今日は塾の講義はないの?」 そう言って登場してきた、ハルヒ。こいつには三年間色々と振り回され続けてきたとはいえ やはり、もうすぐ会えなくなるかと思うとこいつの顔にも感慨深いものがあるな。 何せ、黙っていさえすれば確かに絶世の美人で通る顔立ちをしているのだから。 「ちょっと、あんた。今何か失礼なこと考えたでしょ?」 中々に鋭い。追求の矛先を逸らすため俺は先程の質問に答えることにした。 「……今日は夕方からで、それまで暇だったもんでな」 「……まあ、いいわ。ところで、明日も塾はあるの?」 「いや、明日は塾はないが――」 「そうなの、それなら――」 「ただ、明日は泉たちにパーティに誘われたんでそれに行くつもりだが」 「え? あ、ああ、そう。ふーん、先約じゃ仕方がないわね」 「何かあったのか?」 「別に、何も」 そういってハルヒはそっぽを向く。何となく不機嫌そうに見えたが その後古泉が来てからはいつも通りに見えたから特に気にはしなかった。 土曜。パーティの後の帰り道。夜十時を過ぎて、俺は泉と二人、歩いていた。 「しかし、お前も料理作るの上手いんだな、知らなかったよ」 「へへーん。伊達に毎日作ってるわけではないのサ」 何となく、話が途切れた。 「……あのさ、キョンキョンはサ」 「ん? 何だ?」 「あの……その……」 「何だ? どうかしたか?」 「その、か、彼女とかいるのかな?」 「い、いきなり何だ?」 突如、そんな話を振ってきた泉。あんまりにも突然だったから驚きで心拍数がはね上がる。 「そ、それでさ、もし居ないんだったら……もし、居ないんだったら……私と……」 ここまで言われればどんな朴念仁だって気付くだろうさ。これは告白ってヤツだってことに。 オレは今まで、自分がそんなことをされる側の人間だなどと思っていなかったから 内心、酷く焦っていた。泉と一緒に。今まで全く思いも寄らなかったことだ。 「ど、どうかな?」 「……」 泉のことは嫌いではない。むしろ好きなほうだ。 俺は彼女の気持ちに応えても良いんじゃないかという気持ちになっていた。だが―― 「……すまん」 「あ、アハ。そ、そっかー。うん、分かった。そっか、そっかあ……」 無理してさっきまでと同じ素振りをしようとする、泉。そんな泉を見るのは辛かったが 彼女を振ってしまった俺には彼女にかける言葉はない。 「うん、ごめんネ、ありがとう」 そう、目の端に大粒の涙を溜めて言う、泉。 「じゃあ、私こっちだから……」 「あ、ああ」 「うん……」 そう言って曲がり角で別れて。泉は俺から数歩離れてからこちらを振り向いて。 「じゃあ、キョンキョン! また明日ネ!」 「あ、ああ。ああっ! また、明日な」 そう言って手を振って分かれた。 俺は泉を何故振ったのか。あの時の俺の脳裏にはある一人の顔がやけにちらついたからだ。 携帯を取り出す。気付いたからにはメールだろうが、何だろうがアイツに言いたいことがあった。 未読メールが一件あります。そう素っ気無く表示している携帯。 見慣れたメールアドレス。件名は無かった。着信時間はもう二時間以上前。 開いて、読んで、俺は―― 人通りの少なくなった街を、全力で走り始めた。 いつもの喫茶店。駅前。高校。俺が行くべき場所はそのどこでもない。 人気の無くなった中学校。完全に肩で息をしながら、俺は校門を無断で乗り越えた。 求めた人影を見つけて、俺は口を開く。 「織姫と彦星に願いが届くまで何年かかるんだっけ?」 雪が降るほどに寒い夜空の下で、何時間待っていたんだろうか。 何かを言おうとして開きかけた口を、自分の口で以って塞ぐ。 その瞬間、俺には確かに、時間の流れが止まったように思えた。 雪の降りしきる聖夜。日付の変わる頃。俺とアイツの周りの時間は確かに止まっていた。 ――開いたメールにはただ一行。場所も何も指定せず、ただ一言。 『会いたい』とだけ書かれていた……。 作品の感想はこちらにどうぞ
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3:僕らが勘違いしたアイデンティティーは 平田洋明は自分が目の当たりにしている光景が信じられなかった。 自分が死んだ筈なのに生き返っている事にも、再び殺し合いに巻き込まれている事も信じられなかったが、 それ以上に彼は自分が今見ているものが信じられない。 「フーッ! フーッ!」 「アッ、アッ……グッ!」 (な、何て事だ……) 墓場で、男と白馬が交わっていた。 男の尻に白馬がいきり立ったモノを突っ込み激しく腰を振っている。 男は苦しそうな呻き声を発しているが、気持ち良さそうだ。白馬も然り。 (こんな世界もあるんだな……) 自分の未知なる世界に遭遇し思わず感心してしまう洋明。 支給されたM39卵型手榴弾で爆殺しようとも考えたが、 余りに濃密な絡みに「邪魔してはいけない」と心のどこかから声が聞こえたような気がして、思い留まった。 (他を当たろう) 洋明は馬と男を放っておく事にした。 墓場の出口を目指し二人に気付かれないように歩き出す。 「ヒヒィイイーーーン!!」 「ああ、アッー!!」 背後から絶叫が聞こえた。 良く考えなくても、男と馬が絶頂を迎えた声だった。 「オッ、オーッ……滅茶苦茶出るぜぇ」 「ああ~こいつは良い、ユージーン、このまま次のラウンド行けるか?」 「イけるぜ! 忠敏!」 男――倉持忠敏と白馬――ユージーンはそのまま次のラウンドへ進む。 【早朝/C-6墓場】 【平田洋明@エクストリーム俺オリロワ2nd】 [状態]少し動揺 [持物]基本支給品一式、M39卵型手榴弾(残り3個) [行動]片桐さんを生き残らせ、ドーグラスや片桐さん以外の参加者は殺す。 [備考]原作死亡後からの参戦。倉持忠敏、ユージーンの容姿のみ記憶。 ~≪アッー! 馬と男コンビ≫~ 【倉持忠敏@俺得バトルロワイアル4th】 [状態]全裸、ユージーンと行為中 [持物]基本支給品一式、??? [行動]ユージーンとヤる。 [備考]原作死亡後からの参戦。平田洋明には気付いていない。 【ユージーン@エクストリーム俺オリロワ】 [状態]倉持忠敏と行為中 [持物]基本支給品一式、??? [行動]忠敏とヤる。 [備考]原作死亡後からの参戦。平田洋明には気付いていない。 ~~~~~~
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「え?クリスマス?」 唯はきょとんとした顔のままリトを見つめる 「うん。クリスマス。よかったらオレとその…一緒にってダメ?も、もちろん唯になんか予定があるならそっちを優先でいいっていうか…」 どこか歯切れの悪いリトに内心溜め息を吐く唯 (予定なんてあるワケないじゃない!だいたいその日は私だってあなたと…) 「えっと…やっぱダメ……?」 ガックリと一人肩を落とすリトに唯は慌てて口を開く 「ちょ…ちょっと待ちなさい!誰もダメなんて一言も言ってないじゃない」 「え!?それじゃ…」 「べ、別にいい…わよ。予定もないし」 とたんにリトの顔に満面の笑みがこぼれる。リトはうれしさのあまり思わず唯に抱きついてしまった 「な!?ちょ、ちょっと結城くん?な、なにやって…」 「ありがとな唯!オレすげーうれしいよ!」 溢れんばかりに自分の気持ちを表すリトに、唯の心もくすぐられる 「わ、わかったから!いい加減に…離れ…ってもう…////」 顔を赤くして文句を言いながらも、リトが離れるまでその場から動こうとはしない唯だった そしてクリスマス当日の朝 鏡の前で服のチェックをしていた唯は、自分の顔がいつもとは違ってニヤけていることに気付き 慌てて姿勢を正す 「な、なにニヤニヤしてるのよ私は!別に今日はクリスマスなだけでいつもとなにも変わらないじゃない!」 そうクリスマス 世界中の恋人や家族が夢にまで見る一夜限りの特別な日 街も人も誰もが、どこかそわそわしている 唯だって女の子だ。小さい時からクリスマスにはいろいろな思いを馳せてきた が、現実は毎年いつも家族と過ごすなんでもない一日 だけど今日は今年からは違う。だって…… 「結城くんと一緒にクリスマスを……」 トクンと心臓の音が高鳴るのを唯は感じた クリスマスに好きな人と、世界で一番大切な人と過ごす 「結城くんと一緒に…」 二度三度とリトの名前を呟くにつれ、唯の頬に赤みが増していく ドキン、ドキンと心臓は高鳴り、頭の中はいろんな想像が飛び交う 『唯』 『な、なによ?』 いつもとは違うリトの雰囲気に唯は、落ち着かなげに体をそわそわさせる 『あの時言っただろ?責任取ってって』 『え!?…え、ええ。言ったわ』 リトの腕がぐいっと唯の体を抱きしめる 『え?あ…ゆ、結城…くん?』 少し驚いたのか体に力が入る唯を、リトは離さない様に腕に力を込める 『動いたら責任取れなくなっちゃうだろ?だからじっとして唯』 近づいてくるリトの顔を唯は真っ赤になりながら見つめ続ける 『好きだよ唯』 間近で聞いたリトの甘い囁きに唯の顔は沸騰しそうなほどに赤く染まる 『え…あ、ちょ…ちょっと待っ』 『これは誓いのキスだよ。オレ達二人の結婚を誓う誓いのキス…』 『結婚…誓いの…キス…』 リトはニッコリ微笑むと唯の唇に自分のを重ねる 何度も重ねてきたキスの中で、今までと違う感覚に唯の体と心がとろけていく 『結城くん……私もあなたと…』 『唯…』 二人は手を握り、指を絡ませ合うと、互いを甘く激しく求め合った 唯はハッと我に返ると鏡の中で頬を赤くしてる自分に肩を震わす 「な、なに考えてるのよ!!これじゃあ結城くんと同じじゃない!ハレンチなッ!」 すっかり夢から覚めてしまった唯だったが、その顔はどこかまんざらでもない様なやわらかいものになっていた そしてその頃リトは―――― 「へ~あんたが唯さんを?意外だネ。がんばったじゃんリト」 「……」 リトは無言。下を向いたまま雑誌を読みふけっている いつもなら軽く流す美柑の軽口にも微動だにしない というか実のところ、そんな余裕は今のリトにはなかった 頭に浮かぶ今日のプランを何度も練り直す。なんと言っても今日はクリスマスだ いつものデートとはワケが違う。やはり特別な日は特別なコトをしたいとリトは思っていた 手に持った雑誌の特集記事を頭に叩き込んだリトは一つ気合を入れると椅子から立ち上がる 「よし!じゃあ行くか」 そんな妙な力が入っているリトの背中を美柑は冷ややかな目で見つめる 「あれ?リト今日出かけちゃうの?」 奥からララが出てきて美柑のそばに駆け寄る 「ん~…あいつ大丈夫なのかな……」 「ん?」 なんだかんだと兄の心配をしている美柑の横顔をララはじっと見つめた 待ち合わせ場所の駅前広場 時間にきびしい唯は待ち合わせ時間のいつも10分前には着ていた そして今日も リトはまだ来ていない。おおかた寝過ごしたか、ギリギリに来るんだろう (来たらまずはお説教ね) 心の中でそう呟いた声はどこか楽しそうだ。いつもとは違う街の雰囲気が、唯を少しだけ変えていた 街はクリスマス一色にそして、通りを歩く人波はカップルが目立つ 唯はその光景をじっと見つめていた 「私だって今年から、ずっと……」 胸がキュッと温かくなる感触に唯の顔もほころぶ その時 「ゴメン、ちょっとギリギリ……遅れちまった……」 唯は慌てて表情を引き締めるとリトに向き直る 「もう!またあなたはッ。いい加減時間を守らないとダメだってあれほど――」 それから十数分。唯のガミガミ説教はやっと終わった 「ちゃんと反省して!結城くん」 「悪かったってホント!」 「ホントに反省してるのかしら……」 唯の疑うような視線にリトは愛想笑いを浮かべる 「と、とりあえず腹も空いたしどっか店入らないか?」 「……はぁ~。まあちょうどお昼だし、私もお腹空いてきたかな」 唯の反応にホッとしたのかリトは肩から力を抜くと、唯に歩こうと、うながす 「それで、どこに行くの?」 「ああ。この近くにうまいとこあるからそこ行こ」 唯はリトに任せると隣に並んで歩き出す リトの隣を歩きながら唯は思う デートの時、一緒に学校から帰る時とは、今日は違う いつもとは少し違う気持ちが生まれていた それがなんなのかわからない わからないけれど、隣を歩くリトの横顔を見ているだけで心が躍るような こそばゆいようなそんな気持ちになる 唯はすれ違って行くカップルに視線を送る (私達もあんな感じに見られてるのかな……) 腕を組んだり、イチャイチャしながらなんてムリだけど、それでも―――― 「どうしたんだよ?今日のお前なんかいつもと違うぞ?」 いつの間にか自分の方を見ていたリトに唯は、ハッと我に返る 「そ、そんなワケないでしょ!それよりまだ着かないの?」 慌てて話題を変えようとする唯にリトは内心くすっと笑いながらも、もうちょっとだよと目で合図する 唯は気のない返事を返すと、話はこれでお終いとばかりにリトから視線をそらした (……ッたくこいつは) リトは白い息を吐くと、黙って唯の手を握り締める 「え!?ちょ、ちょっと!なに…」 「オレと手繋ぐのいや?」 「そ、そんなワケ……」 口ごもる唯の手を少し引っ張る様にリトは歩き出す 「もう!」 リトの態度に少しムッとした唯は、歩くペースを上げるとリトの隣に並ぶ 抗議をしようとちらりとリトの横顔を見た唯は、その表情にそれっきりなにも言えなくなってしまった 唯と手を繋いでいるリトは少し自慢気で、いつもよりもなんだか男の子になっていた そんなリトに少しぼーっと見とれてしまっていた自分に気付くと唯は、一人顔を赤くさせた 駅前広場からここまで10分ちょっと 早くも唯はドキドキが止まらなくなっていた ここまでは―――― 目的の店にやってきた二人は、店前でただ呆然としていた 「ちょっとどういうコトなの?」 「あれ…?ッかしいなー…」 改装中と書かれた看板の前で頭を掻いてるリトと、それを少し冷たい視線で見つめる唯 「もう…どうするつもり?」 「えっと……と、とりあえず他行こ!この近くにあるからさ」 「まぁいいけど…」 少し苦笑いを浮かべるリトに手を引かれ唯は歩き出した 「いらっしゃいませ~!本日はタイヘン込み合っておりまして!ただいま一時間半待ちとなっておりますが、よろしいですか?」 「え!え……と」 ウエイトレスのお姉さんに笑顔でそう言われたリトは、唯の返事を聞くために向き直る 「どーする唯?」 「……他、探したほうがいいんじゃない?」 「だよな……」 少しガックリと肩を落とすリトに唯の溜め息が聞こえた そして次の店 「申し訳ありませんが、本日当店は、ご予約のお客様のみとなっております」 「そ、そうですか…」 怖くて唯の顔をまともに見れなくなったリトは黙って次の店へと向かった 「申し訳ありません本日は~」 「ただいまタイヘン込んでおりまして~」 「…またのお越しを心からお待ち申しております」 「ホン……トにゴメン!!」 テーブルに向かい合う形で、椅子に座ったリトは唯に頭を下げた 結局散々歩いた二人は、近くにあったファーストフード店を選んだ ノドが乾いていたらしくアイスコーヒーを流し込むと唯は、リトの顔をちらりと見る 「別にいいわよ。それにクリスマスだもの、いつもとは勝手が違うコトぐらいわかるわ」 「う…うん。ま、まあな…」 それはすなわち「それぐらいわかってなさい!」というコトなのか?唯は、それっきり黙ってしまった (はぁ~。オレなにやってんだよ……) クリスマスの情報誌はたくさん読んだが、結局肝心のコトと応用が利かなかった自分 そして、すっかり機嫌をそこねた唯と、このなんとも言えない雰囲気にリトは溜め息を吐くしかなかった それでもこの悪い流れをなんとかしよう リトは必死に話題を探した 「あ、あのさ。これからどっか行きたいトコとかない?唯が行きたいトコあるならそこ行くけど?」 唯はポテトを咥えたまましばらく考え込むと、小さくうなずいた 「じゃ、じゃあコレ食べ終わったらそこ行こっか!」 「じゃあ次は…あっち」 「お…おう」 リトは唯の後ろを歩く形でその後をついていく 二人は今デパートに来ていた なにか買ってほしい物でもあるのかと事前に財布のチェックを済ませていたリトは、ただ店を回って服や靴を見て回るだけの唯に首を傾げる 店員に気に入ったブーツやコートを見てもらったり、サイズを確かめたりと そんなに欲しいのなら買えばいいじゃんとリトは心の中で何度も呟いていた けれどそんな疑問も次第に薄れていった 普段はあまり見ることのない買い物をしてる唯の姿と、少し顔を綻ばせながら試着していく唯にリトもなんだか楽しくなってくる 壁にもたれながら少しニヤけているリトに気付くと唯は、小声で囁く 「ちょっと!なにニヤニヤしてるの?」 「いや、お前も買い物とかするんだなーって思ってさ」 「な…!わ、私だって買い物ぐらいするわよッ!!」 唯の声に周りの客の視線が二人の集まる 「……私が買い物してるのがそんなに珍しいんだ?結城くんは」 「え?そ、そんなつもりで言ったワケじゃ…」 ムッと睨んでくる唯にリトはそれ以上なにも言えずゴメンと謝った そんなリトに唯はそっぽを向くと、そのまま持っていたカバンを返しに戻って行ってしまった あれ以来、二人は、気まずさからか口を聞いていなかった お互い黙ったまま歩き、どこかおかしな空気が二人包んでいる そんな中、唯は一人何度も何度も聞こえないような小さな溜め息を漏らしていた あの時、リトが言いたいコトはわかっていた わかっていたはずなのに口からは違う言葉が出てしまった どうして――――? 答えはわかっていた。思い描いていたモノとは違う現実がそうさせていた リトは相変わらずそわそわしている きっとどうしていいのかわからないのだろう 唯はまた溜め息を吐くと、小さな覚悟を決めた エスカレーターに足を乗せるとくるりとリトの方を向く唯 「なんだよ?」 「……」 唯は無言。慣れないコトに言葉がうまく出てこない 「唯?」 リトの怪訝な顔がよりいっそう唯から言葉を無くしていく それでも「今」をなんとかしたいという思いが、唯を動かした 「あ、あの結城くん私は別に…」 「お、おい唯…」 「いいから聞いて!私別に怒ってないし、それに…それに私は結城くんとこうしていられ…」 唯は最後まで言いたいコトを言えなかった 突然体がグラついたかと思うとそのままバランスを崩し、仰向けに倒れていく 「唯ッ!!」 エスカレーターが下まで来ているコトに気付かなかった唯は、足をもつれさせたのだ 視界がぶれる中、必死に自分の名を呼ぶリトに唯は手を伸ばす 「クソッ!」 リトはその手を掴むとぐいっと自分の胸に唯を抱き寄せた エスカレーターの降り口で抱き合う二人 「大丈夫か?」 「う……うん」 唯はリトの腕の中でなんとか返事をする。まだ体が震えている 「ッたく!エスカレーターを後ろ向きで降りようとするからこうなるんだろ?」 「……だ、だってそれは……それは…」 言葉が続かなかった。言いたいコト、伝えたいコトがあったがそれ以上に さっき必死な顔で手を伸ばしてくれたリトの姿に心臓がドキドキと高鳴ってしまう 「と、とにかくここじゃアレだからさ……場所変えない?」 「え…?」 唯はリトの胸から顔を出すと周囲を見る。周りにはいつの間にか人だかりができており 抱き合う二人をニヤニヤと見つめていた 「そ、そうね////」 唯はそれだけ言うと、リトに手を引っ張られ足早にそこから去った 「それで!さっきはなに言おうとしたんだよ?」 「もういいの!」 「え?」 「だからもういいのよ!」 一人で納得している唯にリトは眉根を寄せる 「意味がわかんねーよ…」 さっきの一件以来すっかり元に戻った二人の雰囲気に、唯は心の中で微笑んだ 「それより結城くん。私そろそろお腹……空いたんだけど」 「え!?ってもうこんな時間かよ!悪い!じゃあ食べに行こっか」 リトは唯の手を握り締めると目的の場所まで歩き出した 「……す…ごい…」 ぽつりとそうこぼした唯の顔には、驚きとうれしさが滲んでいる 正面には見上げるほどの大きな入口と、両開きのドア。そして、店内にはタキシードを着込んだ案内係 壁は石造りの重厚な造りで、窓ガラスから見える店中には、大きなシャンデリアが飾られている 唯の目はキラキラと輝き、口からはうっとりする様な溜め息がこぼれる 思わず顔をほころばせながら少し離れているリトを振り返った唯の目に、一人しょんぼりと小さくなっているリトの姿が映る 「どうしたの?結城…くん?」 リトはなにも言わず、すっと一軒の店を指差す 「え?」 「……こっちなんだ。その、予約してる店…」 唯はもう一度リトの指差す店を見つめる そこは本当にこぢんまりとした店だった。カウンターとテーブルも二つほどしかない 家庭用のイタリアンレストラン さっきまでときめいていた高級フランス料理店は天と地ほどの差がある 「……ゴメン」 しゅんと小さくなるリトに唯は慌てて駆け寄る 「わ、私こそヘンな勘違いして……。えっととにかく入ろ?結城くん」 唯に促され歩き出すリトは、もう一度高級フランス料理店の方を見つめそして、溜め息を吐いた 中は唯が思っていた以上にさらに狭く、高級感の欠片もないむしろ家庭的ともいえる調度品 カウンターの向こうには、夫婦なのか人の良さそうなおじさんとおばさん クリスマスだというのにリト達の他は、客がなく完全貸切状態だった メニューを見ながら唯は、ちらちらと何度もリトを見ていた さっきからあからさまに元気がない これでは、エスカレーターの一件以来、せっかくのいい雰囲気が台無しだ 唯はなんとかがんばって声を出そうと口を開きかけた、その時 「悪かったな。その…期待に応えられなくてさ」 「そ、そんなコト…そ、それに私は結城くんがいれば……」 いれば……その後の言葉が続かない。不甲斐ない自分に唯は下唇をキュッと噛み締めた 「……次からはお前の期待に応えれるようにがんばるよ」 「う、うん。期待してるわ…」 どこかおかしな雰囲気のまま、それっきりお互いほとんど口を聞かなかった 次々と料理が運ばれてきても、一言二言しか会話が続かない そして食後のティータイム。二人は相変わらずお茶を口にしてもなにもしゃべらない しばらくぼーっとした時間だけが流れる中、ふいにリトが椅子から立ち上がった 唯と一瞬目が合うも、すぐに目をそらし、短くトイレとだけ応え奥に消えていくリト 「……うん」 リトのいなくなった椅子を見つめながら唯は溜め息にも似た返事を返す こんなはずじゃなかったのに…… さっき素直な気持ちをちゃんと伝えていれば…… 唯は椅子の下でキュッと手を握り締める その頃リトは、備え付けの水道の蛇口を捻り、バシャバシャと顔を洗っていた 「クソッ!なにやってんだよオレ……」 本当なら今日はこの店で唯に言いたい言葉があった 伝えたい気持ちがたくさんあった なのに…… リトは鏡に映る濡れた自分の顔をじっと見つめると、溜め息を吐き一つ気合を入れた トイレから戻ってきたリトを見るなり唯は、思わず椅子から立ち上がる 「あ、あの結城くん。私…」 「とりあえずココ出よっか。オレ金払ってるから先出てて」 「う、うん」 唯は短くそれだけ言うと、リトの横顔を見ながら店を出た 二人は薄暗い夜の道を歩いていた。心なしか二人の距離は離れている。 お互い言いたいことはあるのに中々言い出すタイミングをつかめないでいた 冷たい冬の風がよりいっそう冷たく感じる 少し後ろから歩いてくるリトを気にしながら、唯は手に持った紙袋を握り締めた (ちゃんと言わないと……結城くんにちゃんと…) 唯は心の中でそう呟くとくるりとリトに体を向ける 「はいコレ!」 唯は少し顔を赤くしながらリトに持っていた袋を渡す 「……なんだよコレ?」 「いいから受け取って!」 半ば無理やり手渡された袋にリトは困惑する 「お前なあ……ってひょっとしてコレ…クリスマスプレゼントか?」 「うん…」 唯は極力リトの顔を見ないようにうなずく 「おぉ~なあ、コレ開けてもいいかな?」 「す、好きにしたら」 うれしそうなリトとは対照的に唯は少し不安そうな面持ちになっている 誰かにプレゼントを渡す――――唯にとってそれは初めてのコトだったから 「お!これマフラーじゃん!あったかそー」 リトは手にした黒色のマフラーをうれしそうに広げると、そのまま首に巻いた 「どうだ?似合ってる?」 「え、ええ…うん…」 「ん?」 唯は一人困惑していた。どう言ったらいいのかわからなかった 実はリトへのプレゼント選びはかなり迷った。ゲームにするのか服にするのか 遊に相談したりもしたが、まともな答えが返ってくるはずもなく 結局唯は一人悩みに悩んだ末。マフラーにすることにした シンプルすぎると思った。ホントは手編みとかの方が喜ぶかと思ったが、そんなコトはできるはずもなく…… だから、目の前で一人うれしそうにしているリトの顔を見ても、本当にコレでよかったのか不安になっていた。 もっといいモノが、喜んでくれるモノが、あったかもしれない 「唯?どーしたんだよ?」 「な、なんでもないわよ!それよりホントにそれでよかったの?もっと……」 「へ?なんで?だってコレすげーあったかくて気持ちいいんだぜ!今までオレが持ってたどのマフラーよりも最高だと思うけど」 どこか得意げに話すリトに唯は目を丸くする 「そんな大げさよ」 「大げさじゃねーよ!だってお前がくれたモノなんだぞ?オレにとったらそれだけで特別になるよ」 唯の顔が暗い夜でもわかるほどに赤くなっていく 「と、特別…なんだ」 「当たり前だろ!ッてあのなー。オレにとったらお前と今こーしてる時もすげー特別で、 なんていうか…その……最高のプレゼントになってるってゆーか…」 どんどん声が小さくなっていくリトを唯はただじっと見つめる リトはどこか言いにくそうに、照れくさそうに唯から視線をそらす 「と、とにかく!お前とこうやって一緒にいるだけで、オレにとったら最高のクリスマスだし、それがプレゼントになってんだよ!!」 「あ…」 短い吐息と共に、唯の気持ちが高鳴っていく 「わ…私といるだけで…ッてホントなの?それ……」 リトは自分が言ったコトが急に恥ずかしくなったのか、唯から顔を背けると早口でまくし立てる 「ああ。そーだよ!ッてこんなことウソなんかで言えるワケねーだろ」 「うん…」 唯はリトの言葉を噛み締めてるのか、黙ったままじっと下を見続けている そんな唯をリトはチラチラ見ながら、ずっと心にあったコトを言おうか言うまいか 何度も頭の中で反芻させていた 本当ならさっき店で言おうと決めていた言葉 しばらくするとリトは手をギュッと握り締め、唯の顔を見ると真剣な表情になる 「あ、あのさ唯」 「え」 唯は顔を上げるとリトを見つめる。その顔はいつも以上に真剣でそしてどこか決意に満ちていた 「どうしたのよ?そんな真剣な顔して」 「……さっきオレお前に言ったよな?唯がいるだけでって。オレ今まで家族としかクリスマス過ごしたコトなくてさ、 クリスマスはいつも美柑の作ったケーキ食ってるだけって感じで…」 (私と同じ…) 唯は声に出さず、心に押し込めるとじっとリトの声に耳を傾ける 「だからクリスマスがこんなすげータイヘンで、でもうれしくて、幸せで…こんな風になるなんて思ってなかったから今日、正直びっくりしてる」 「失敗ばっかりだったけどね!」 「うぅ…ゴメン」 別にいいわよ。私もあなたと同じ気持ちだから―――― 唯はあえて声に出さずリトの言葉を待つ 「だ、だからさもし唯がよかったらその……これからもじゃなくて…この先もずっとオレとクリスマス一緒にいてほしい……って思ってる」 「え……あ!」 短い呟きの後、ゆっくりと唯の胸にリトの言葉が染み込んでいく (それってもしかして…プロ…) 唯は言葉もなくただ呆然とリトを見つめていた 「え、あっと…と、とりあえずオレからも唯にプレゼント!」 リトはそう言うと、さっきの唯の様に持っていた袋を無理やり手渡す 「あ…開けても…」 「え!?あ、ああ」 唯は半ば呆然とした面持ちで、手に持った袋を開けていく 「ん?……コップ?」 きょとんとなる唯 「ゴメン。いろいろ迷ったんだけどさ、なんつーかずっと置いといてほしいモノより、ずっと使ってほしいモノをって考えてたらコップになった…」 「……」 「やっぱブランド物とかそーいうのが…」 唯は手に持った袋からもう一つのコップを取り出した 「これ二個……セットなの?」 「二個で一つの絵になるペアのコップなんだけど……ハハ、やっぱ…」 「……普通こういう時って指輪とかを渡すんじゃないの?」 一人ドキリと慌てるリトの前で唯は二つのコップを重ね合わせる 「私も…初めてのクリスマスなのに……」 「え…」 「カッコわる。結城くん」 ゴメンを言おうとしたリトの口が固まった 目の前で微笑む唯の笑顔 今まで何度も見てきたリトだったが、今回はいつもとは違う、どこか特別な感じがした 二個のコップが合わさってできる、二匹の子犬がじゃれあう姿を唯はじっと見つめていた 可笑しそうに、照れくさそうに、そしてうれしそうに ぼーっと自分の顔を見つめるリトに気付くと唯は慌てて顔を背ける 「なによ?ぼーっとしたりして」 「へ?いや…お前ってそんな風にも笑うんだなって思ってさ」 「な、なによそれ!?別におかしくないわッ!普通に笑っただけじゃない!!」 すごい剣幕で怒り出す唯をリトは一生懸命なだめようとする 「悪い!悪かったって!だからそんな怒んなって!……で、結局ソレはもらってくれるのか?」 唯はリトをじと目で睨みつつ、視線をコップに移す。クリスマスをモチーフにした赤と白 雪の中でじゃれあう二匹の子犬の絵 さっきリトの言った言葉が頭に浮かぶ (ずっと置いててほしいモノより、ずっと使ってくれるモノを……か) 唯はリトに見えないように小さく笑った ソレは自分がマフラーを選んだ時と同じ理由だったから しばらくコップを見つめていた唯は、片方のコップをリトにそっと差し出した 「あ……やっぱいらない…よなァ…」 「そうじゃなくて!あなたも使って!」 「え?」 リトが俯く顔を上げると、唯は真っ赤になっていた 「せ、せっかく二個あるんだし、その…私一人で使うより結城くんも使ってほしいというか……。お、お揃いのコップなんだしもったいないじゃない////」 「唯…」 リトはギュッと胸を締め付けられるような、そんな感覚に目が熱くなってくるのがわかった 「と、とにかく私はこっちを使うから、結城くんはそっちを使って!」 リトはコップを受け取ると、本当に大事そうに自分のコップをカバンにしまう唯の姿に、うれしさのあまりなんて声をかけていいのかわからなくなっていた ただ唯のコトを本当に好きになってよかったと心の中で何度も呟いた そんな自分の姿を不思議そうに見つめる唯にリトは慌てて口を開く 「あ、あのさ唯。さっきの続きなんだけど。今日オレ…全然ダメで、お前にカッコ悪いとこばっか見せてさ……。 ホントにダメなクリスマスになっちまったけど……それでもオレ来年もこの先もずっとお前といれたらなって!!」 リトのいつもとは違う熱い視線 「もちろん来年は今日みたいじゃなくて、もっといい処に食いに連れて行くし、プレゼントだっておまえの欲しいもの買ってやる! 店だって間違いようにする!お前にもっと気の利いた言葉もかけれるようにがんばる!!だから…」 唯はなにも応えずただ黙ってリトを見つめている 「唯?ってやっぱダメだよなァ…都合よすぎるっていうか。オレ今日失敗ばっかだったし」 一人うな垂れるリトの耳に小さな笑い声が聞こえてきた 「唯?」 「…ぷ…あはは」 「な!?なんで笑うんだよ?オレマジで言って…」 「だって結城くんすごく必死なんだもの。……まあ確かに今日は失敗ばかりだったけど私、楽しかったわよ!」 唯の言葉にきょとんとなるリト 「で、でもおまえ怒ってたんじゃ…」 「確かに家族とか他の誰かだったら怒って帰ってたかも…」 「じゃあなんで?」 唯は溜め息を吐くとぷいっと顔をリトから背けた 「……結城くんといるからでしょ!////」 「え……あっ!」 唯はリトから逃げるように顔を俯かせる 「ほ、ホントにオレがいるだけでよかったのか?」 当たり前でしょ 「だってクリスマスなんだし、高いとこで食事とか、ホントはプレゼントも良いやつが欲しかったりとか…」 豪華なお食事も、高いプレゼントもいらないわよ 「えっと…ゆ、唯?」 だって、だってあなたは私の一番欲しかったモノをくれたじゃない 俯いていた顔を上げた唯の顔は、相変わらず真っ赤に染まっている 唯はキュッと手を握り締めるとリトの目を見つめた 「結城くん私はね……」 ホントは一緒にいるだけで幸せなんだから 「私は……」 だけど…世界で一番とか、好きとかそんなこととても言えない 「私、は…」 言えないけど、それでも結城くんのことが好きだから、だから 「私…私もこれから先もずっと結城くんと一緒に…」 「唯…?」 その時、空から降ってきた白いふわふわしたモノが唯の頬に触れた 「え?」 「あ!雪だ…」 二人が見上げると、空から雪が一つ二つと舞い降りてきた 「ホワイトクリスマスじゃん」 空を見上げたまま、一人喜ぶリトの横顔を唯はじっと見つめる 本当に、本当に私は結城くんと―――― フッと気付くといつの間にか目の前にリトの顔があった しばらくボーっとしてしまってたらしい 唯は顔を赤くさせるとふいっと顔を背ける 「なによ?////」 「いやボーっとしてたからさ、なんか考え事か?」 「なんでもないわよ…」 そう言いながらも、一瞬ちらりとリトの方を見た唯の目に、一人怪訝な表情をしてるリトが映る 「……あ…あのね」 「ん?」 「さっきの話なんだけど……アレホントなの?その……私と一緒にって…////」 リトはきょとんとなったがすぐに、ムッとした顔になる 「あのなァ!さっきも言っただろ?こんなことウソなんかじゃ――」 「もう一度言って…」 「え?」 唯の顔は真っ赤に染まり、声もいつもより小さい 「も、もう一度言って!聞きたい…から……////」 「……お、おう!……じゃ、じゃあもう一回だけな!」 「…うん」 そうは言ってみたものの、改めて自分の言った言葉を思い返すと、とんでもないコトを言ったのだとようやくわかってきた どう考えてもプロポーズ以外のなにものでない そしてこれからもう一度言うことになる 緊張と恥ずかしさでベタつく汗をズボンで拭きながら、リトは唯をちらりと見る 唯は待っていた。白い雪が黒い髪を染めていく中、ただリトのコトをじっと リトはそんな唯の頭に付いた雪を手でやさしく払う そして、緊張と照れくささを隠すように深呼吸をした後、すっと唯を見つめた 「唯…」 「…ん?」 黒い瞳を濡らしながら、少し上目遣いな唯の視線にリトの鼓動はどんどん高くなっていく 「えーっと……よし!」 リトは一人うなずくと、黙って唯の手を握る 「オレ来年のクリスマスもお前といたいって気持ちはあるんだ。けど、その時は、今みたいな感じじゃなくてもっとお前と近づけたらなって思ってる」 リトの言ってる意味がわからなくて唯は困惑してしまう 「えっと、だからその…来年のクリスマスは、今よりもっとお前のこと好きになってる」 「え…」 「好きって気持ちはかわらない!けど、気持ちはどんどん大きくなっていく オレお前のコトがマジで好きだからな!!きっとこれからも大きくなってく」 リトの握り締める力が強くなる 自分の思いの強さを伝えるように 自分の気持ちの大きさを表すように 「オレお前のことが好きだ!すっげー好き!大好きだ!唯を放したくないし、離れたくない!! ッてそれだけでお前とこれからもってワケじゃないんだけど……ないんだけど…」 肝心のところで言葉に詰まり出すリト 「えっとなんつーか……うまく言えねー……。で、でも唯と一緒にいたいって気持ちは本物なんだ!お前とその…またクリスマス一緒にできたらなって……思ってる」 最後は声も小さく、尻すぼみするような弱気なモノになっていたが唯にとっては十分だった。というより十分過ぎた こんなにも誰かから、それもリトから「好き」を連呼されたことのなかった唯の体と心は、 完全にとろけきっていた 頭が真っ白になり、好きという言葉がぐるぐると回る ぼーっとなっている視界にはすでに、リトの姿しか入っていない そしてその姿が次第に霞んでいく 「唯?……唯?」 リトの声も遠くから聞こえる様な感覚 どんどん霞んでいく景色。その時、ふっと自分の目のあたりを触れる感触に唯はハッとなる 「お前……なに泣いてんだよ?」 「え……?」 唯は慌てて手で目元を擦ると、手の平の濡れた感触に驚く (私…泣いて……) 唯はリトから顔を背けると、手でゴシゴシと涙を拭く けれど、後から後から溢れる涙 (どうして?どうして私……こんな…) リトにいっぱい好きだと言われ、うれしくて、うれし過ぎて 色んなモノが唯の中で大きくなり、そして涙となって溢れ出していた リトは一人泣いている唯の腕を取ると、そのまま抱き寄せた 「な!?ちょ、ちょっと!外なのになに考えて…」 「ゴメン…なんかこーした方がいいって思ってさ」 リトは腕に少し力を込めると、ギュッと唯の体を抱きしめた ドキンと心臓の高鳴り、抗議の声を出そうとした唯の声が、喉の奥で止まる 変わりに唯はリトの両肩を掴むと、そのままリトの肩におでこを乗せた 目を閉じじっとリトに身を任せる。その時 トクン、トクンと聞こえるリトの心臓の音に唯はくすっと笑った (結城くんも私と同じなんだ…) 同じように緊張して、そして、勇気を振り絞ってくれた 地面が白く染まっていく中、二つの気持ちが一つに重なる やがてリトは腕の力を緩めると、唯の体を少し離した 「大丈夫か?」 「べ、別に私は最初から…」 唯の声を遮る様にリトの手が頬を撫でていく 「涙とまったじゃん」 リトのくったくない笑みに唯の顔が赤くなる 「……あ、ありがと////」 リトはなにも言わずに唯の顔に自分の顔を寄せる 「な、なんなの?」 「キスしたい」 「な!?だ、ダメよ!ダメっ!!こんなところで…」 「後でいっぱいお説教もハレンチなってしてもいいよ!だから…」 唯の開きかけた口はリトに塞がれた 「んッ…う、ン…」 襟をギュッと握り締める唯の強張る体にリトは反射的に顔を離す 「ご、ゴメン!急すぎだよな…」 「あ、当たり前でしょ!!こんなコトッ////」 赤くなりながらも本気で怒る唯にリトはしゅんと小さくなってしまう 「まったく!さっきまであんなにカッコよかったのに、どーしてあなたはいつもいつも…」 「ん?カッコよかったのか……さっきの?」 「え?あ!……ま、まあちょっとは…ね」 ふいっと顔を背ける唯の腰にリトは腕を回すと、ぐいっと再び引き寄せる 「え?ちょ…ちょっとなにを…」 「今日はありがとな!クリスマスお前と過ごせてオレすげー幸せ!!唯がこーしてここにいる、それだけでオレはいいんだ」 唯の顔が一瞬で真っ赤に染まる。心臓がドキドキしすぎてどうにかなっちゃいそうだ リトの顔を見つめるのがやっとで言葉も出てこない 「唯……好きだよ」 「も……も~ホントにあなたって……////」 リトは唯に笑いかけると、やさしく触れるように唇を合わせる 今度は唯は抵抗しなかった リトの腕の中で、目を閉じそのぬくもりを気持ちを重ね合わせる 長い長い触れ合うだけのキス どちらかともなく唇を離すと、恥ずかしさでお互い赤くなったまま俯く 「唯の口すげー冷たくなってたな」 「結城くんもでしょ」 リトは少し間を置くと、言いにくそうにけれど、精一杯の勇気を出して言った 「あ、あのさだからってワケじゃないんだけど、こ、今夜うちに来ない? ほ、ほら唯の体冷たいし、手だってすげー冷たくなってて……ってダメ?」 唯はじーっとリトを見つめていた どう考えてもハレンチなコトしようって言ってるようにしか聞こえなかったから けれど今日はクリスマスだ いつもなら真っ先にハレンチな!と殴る唯も今夜だけは少し違っていた 「ホントにあたために行くだけなの?」 「ほ、ホントだって!だってこんな冷たくなってる唯をこのまま帰せるかよ! 風邪引いちまうだろ」 リトの目は真剣だ。ウソを言ってる様には見えなった 唯は小さく溜め息を吐く 「わかったわ!じゃあ結城くんの言葉に甘えさせてもらうわ。 だけど……勘違いしないで!今日は「その日」じゃないんだからね!!」 「わかってるって!お前ホント…」 「なによ!?結城くんがいつもいつも私との約束を…」 「わかった!わかったから」 なんて言いながらもリトは一人ガッカリしていた 二人で決めた一週間に一度のえっちをしてもいい日 見事にクリスマスの今日と合わなかったのだ リトは溜め息を吐きつつ、ちらりと唯を見る 唯はまだぷんぷんと怒っていた。よっぽど自分のコトが信用できないらしい リトはまた深い深い溜め息を吐いた 「……とりあえず今から帰るからなんかあったかいモノでも作ってくれねーかな? うん、そう、うん、……ありがとな美柑!」 リトはケータイを切ると唯に向き直る 「じゃあ行こっか?」 なにも言わずに隣を歩く唯をちらりと見るとリトは唯の手を握り締める 「あ!ちょっと…」 「手…握りたい。今日全然握ってなかったからさ」 唯は言葉に詰まった。確かに今日は色々ありすぎてあまり手を握っていなかった それに、この寒い中リトの手がすごくあったかく感じた いつものやさしいぬくもりに、今日はほんの少しの強さが加わっているような気がする 「……誰かが来たらどうするのよ?////」 「じゃあこーしたらいいよ」 リトは唯の手を引っ張ると、そのまま自分のコートのポケットに手を繋いだまま入れた 「え!?////」 「こーしたらバレないだろ?」 リトはそう言うが、一緒にポケットに手を入れてるため、それだけ体は密着もするし なにより隠れて手を繋ぐという行為が唯には刺激が強すぎた 唯はとっさにリトに抗議しようと振り向くが、そのままじっとリトの顔を見つめてしまった リトがとてもうれしそうだったから (もう…) 唯は心の中で溜め息を吐くと、リトの手をキュッと握り返した いろいろ思い通りのクリスマスにはならなかったけどそれでもいい ケーキも七面鳥もないけれどそれでもいい だってだって…… なによりも大切なモノをプレゼントされたから 唯はもう一度リトのことを見つめる 「……うん。私も、私も結城くんとずっと一緒にいたい…」 小さな呟きはリトに聞こえたのかどうかわからない それでもポケットの中の手はその言葉に応えるように強く握り締められた 「悪かったな美柑。いきなりこんなコト頼んで」 キッチンにやって来たリトは、お皿を洗ってる妹に申し訳なさそうに謝る 「私は別にいいよ!それより……」 振り返った美柑はどこか怒ってるようで、リトをムッと睨んだ 「な、なんだよ?」 「なんだよ?じゃないよ!話は聞いた。リトあんたこんな寒い中、散々唯さんを歩かせたあげくろくな物食べさせてないって言うじゃない!! いったいなに考えてんのよ!!?」 リトは言葉に詰まってしまう 帰ってくるなり説明を求められたリトは、美柑とララに全て話した それ以来、美柑はたいへんご立腹になっていたのだ 「信じらんない!!クリスマスなのに!男のするコトじゃないよッ!」 「唯はもう許してくれてる……みたいだけど?」 「そーいう問題じゃない!妹して恥ずかしいよ!まったく」 外では唯に、うちでは美柑にとリトの神経はどんどん磨り減っていく 全部自分が悪いのだが 「リト~唯は?」 「……唯なら今風呂入ってるよ」 少し元気のないリトと怒ってる美柑を交互に見ると、ララは不思議そうな顔をする 「どーしたの?二人とも…」 「どーしたもこーしたもリトったらひどいんだよ!唯さんに…」 「んー唯ってまだ怒ってるのリト?」 「え?たぶん怒ってないとは思うんだけどなァ」 どこか自信のないリトの横顔をララは見つめた その頃唯はというと 湯船に浸かりながら、体を伸ばしてお風呂を満喫していた 冷たくなっている体に熱いお湯は堪えるが、今はそれより先ほどのコトで唯の頭はいっぱいになっていた リトにいっぱい好きだと言われ、何度も一緒にいたいと言われた 「結城くん…////」 その時のコトを思い出すだけで、唯の頬に湯気の火照りとは違う赤みが現れる 「じゃあさ!これから唯に謝ってくればいいんじゃない?」 「は?」 突然のララの提案にリトはきょとんとなる 「謝るって……だいたいお前なー今唯は、風呂入ってるんだぞ!謝るにしたってその後だろ?」 「そんなコトないよ!これからリトも一緒にお風呂入ればいいんじゃない?」 「おまえな……」 「ら、ララさんそれはちょっと…」 二人の言葉を聞いていないのかララは道具を取り出すとリトの前にソレを見せる 「じゃーん!コレで恥ずかしがらずに唯のところに行けるよ♪」 「ちょ…おまえソレはっ!!」 リトの手が道具に触れるよりも早く、ララの指がぴょんぴょんワープくんのボタンを押した 服だけ残して消えるリト 「服も脱げたし、これでお風呂も大丈夫だね!」 「リト……これはもうダメかもネ。私し~らない」 一人ご機嫌なララの横で美柑は、努めて冷静にこの後起こるであろう出来事を思い浮かべてた 「ぅぅうわわあああああ!!」 情けない叫び声を上げながらリトは湯船の中に真っ逆さまに落ちていった 「ッてえ!ララのヤツなに考えてんだよ!!」 浴槽の底で頭をぶつけたリトは、少しコブになっている頭を押さえながら立ち上がる 少し回りを見ると、自分の家の風呂場だとわかりとりあえず安心した 「はぁ~よかったァ!オレんちの風呂だ……これで他のトコにでもワープしてたら……」 と、安堵の溜め息を吐くリトの表情が固まった 俯いていた顔を上げると、自分を見つめる視線とぶつかる 「ゆ、唯……!?」 唯は体を洗っていた最中だったのか、泡の付いた体をタオルで隠したまま 口をぱくぱくさせていた 「あ……いや、違ッ…これにはすごい深いワケがあって……」 なんてコトをリトがいくら言っても裸の姿に唯の顔はみるみる真っ赤に染まる 「え、えーと……唯?」 ぷるぷると肩を震わす唯に恐る恐る声をかけるリト。だが、それがきっかけとなってしまった 「は、ハレンチなーーーーッ!!////」 お風呂場に唯の声が響き渡った 「――まったくあなたって人は!いったいどういうつもりよ!!?」 「ゴメン…」 湯船の中で正座しながら、リトはどうして自分が怒られなきゃと考えていたが これ以上唯を怒らせるなんてできるはずもなく、素直にお説教を受けていた 「もう。結城くんちゃんとして!あなたはホントは……」 珍しくお説教の途中で言いよどむ唯にリトは不思議そうな顔をする 「ほ、ホントは…ホントは……」 「唯?」 唯の頭の中では、今日のカッコよかったリトや、抱きしめられキスされた時の状況が甦っていた 一人顔を赤くさせる唯をリトは、ただ呆然と見つめる 「と、とにかく今度からはちゃんとして!わかった結城くん?」 「……はい」 ようやく長かったお説教からの解放にリトは安堵の溜め息を吐く けれど、唯はまだリトをじっと見つめたままだ 「えっと…まだなにかあったり…」 「……いつまでそこにいるつもりよ?」 「え…?」 思ってもいなかったことにリトはきょとんとなる 「え?じゃないわよ!早くお風呂場から出なさいッ」 「ちょ…せっかく入ったのにもう!?い、一緒に入るとかダメ?」 「な、なに言ってるのよ!そんなことハレンチだわッ!!////」 顔を真っ赤にして怒る唯に、リトはあきらめたのか湯船から上がる まだ怒ってる唯の後ろをそそくさと通る時、リトの口から「くしゅんッ」とくしゃみが出た 「あ~ヤベ!風邪引いたかな」 なんてことを言いながら出ようとするリトに唯は、複雑な顔をする 今日は寒い中、ずっと歩き回ってタイヘンだったこと 手を繋いだ時に感じたリトの冷たい手の感触 唯は悩みに悩んだ末、リトを呼び止めた 「ちょ、ちょっと待って!」 「へ?」 「か、風邪なんて引いたらダメだからお、お風呂ちゃんと入って////」 「え……いいの?」 唯は赤い顔を隠すようにリトから顔をそむける 「きょ、今日だけよ!今日だけ」 リトはうれしそうにうなずくと湯船に戻っていった 「わかってると思うけどヘンなコトとか、その…じろじろ見たりなんてこと…」 「わかってるって!大人しく風呂に入ってるから唯は、ゆっくり体洗ってくれ」 それでもじっとリトの顔を見つめてくる唯 (オレって信用ないんだなァ) なんて一人しょげ返るリトを一瞥すると唯は、スポンジに泡を付けて体を洗っていく リトはなんとかがんばって唯の方を見ないように視線をそらすと湯船の中で体を伸ばした (はぁ~…にしても、今日は全然ダメだったなァオレ…) 思い出すだけでも恥ずかしい さっき美柑達としたやり取りが頭に浮かぶ (ホント美柑の言うとおりだよなァ…。せっかくのクリスマスを台無しにしたんだよなオレ) リトはもう唯が許してくれていると思っていたが、本当にそうなのか?だんだんと不安になってきた (あいつ最後は笑ったりして大丈夫だと…) 笑ったり…… リトは唯の笑顔を思い返す。とたんに顔がニヤけ赤くなっていく (あいつあんな風にも笑うんだなァ) リトは何気なく唯の方をちらりと見る 唯はリトの視線に気付かず、腕をゴシゴシ洗っていた 少し内股ぎみの脚に、泡で隠れた胸、濡れない様に後ろをアップにした髪形 泡で隠れた見えそうで見えない大事なところや胸が、リトの鼓動を高める (ッてあんまりじろじろ見たら唯のヤツに怒られちまう) とっさに視線をそらそうとするが、男の本能がそれを許さない 何度も見たはずの唯の体を、いつもとは違うシチュエーションで見る それだけでリトの思考は牡へと変わっていく リトはゴクリと唾を呑み込んだ 唯は体を洗い終えると、シャワーで体に付いた泡を落としていく いつもとは違う全身を濡らした唯は、艶美でいて純粋な美しさがあった 唯は前をタオルで隠すと、くるりとリトの方を向く とっさに視線をそらすリトに唯はムッとした目を向ける 「……今、私のコト見てたでしょ?」 「み、見てねーよ」 「ホントに?」 じっと見つめてくる唯に、リトの額から暑さとは違う汗が流れ出す 「どうなの結城くん?」 「み…見てたっていうか見てないっていうか。えっとその……か、体は見てねーよ! そ、そのお前が洗ってるトコなんて初めてだからつい……ゴメン、唯」 唯は長い長い溜め息を吐くとすっとリトを見つめる 「……もういいわ!それより結城くん、ソコどいてくれないと私入れないんだけど?」 「え!ああ、悪い」 一人ではゆったり入れるサイズでも、二人だとちょっと狭いサイズ ちょっとくっ付いて入れば全然ヘーキなんだけどなー なんてコトを思いながら浴槽から出ようとしたリトの体が固まった 「ん?どーしたの?」 「へ?いや…ちょっと今はマズいコトに……」 「なに言ってるのよ!結城くんが上がってくれないと私入れないじゃない!」 わかってる。わかってる。心の中で何度もそう呟くもリトは出ようとはしなかった 出れないワケがあった 唯の色気を堪能してしまった、下半身はすっかり反応してしまっていたのだ 「結城くん!!?」 「あ、あのさ。この際一緒に入るってのは…」 「なにバカなコト言ってるの!?」 唯はリトの前まで来ると、その場で屈んだ 「もう、なにしてるのよ!」 そう言った唯の体には湯気ですっかり濡れたタオルがベッタリ張り付き 唯の胸のラインや乳首の位置、屈んだコトでちらりと見える唯の大事な部分が、リトの目に飛び込んでくる (こ、これはヤバ過ぎる……!!) いくら奥手なリトと言え、健全な高校生にそんな光景が耐えられるはずもなく リトの下腹部はさらに大きさを増す 「結城くん?……ちょっとなんとか言い…」 そう言ってリトに詰め寄ろうとした唯は、一箇所を見つめたまま固まってしまう 湯船の中で大きくなっているリトのモノにみるみる顔が赤く染まっていく 「こ、これはその……ハハハ…」 「は、ハレンチだわッ!////」 唯の当然とも言える反応にリトは苦笑いを浮かべるしかない 唯の当然とも言える反応にリトは苦笑いを浮かべるしかない 「な、なんとかしなさい結城くん!!」 「なんとかってどうすりゃ…」 「あなた男でしょ!?男ならなんとかしなさい!////」 そんな無茶な!心の中でそう呟くも事態はなにも変わらず 唯の無茶な要求に次第にリトも自棄になってくる 「じゃあお前がなんとかしてくれよ!お前が手伝ってくれたら大丈夫になる、かも…」 「え?わ、私が?」 一瞬顔を真っ赤にさせる唯だったが、すぐにいつものキリっとした顔に戻る 「い、いやよ!そんなコト!だいたい結城くん自分のコトなんだから自分で…」 なんてコトを言いながらも、リトの顔とリトのモノをちらちら見てしまう唯 (ん~…なんてコト言ったけど結城くんアレ辛いのかしら?) などと一度考えてしまうと、リトのコトがどんどん心配になってきてしまう ちらちらとリトの顔を見ては、複雑な表情を浮かべる唯 唯は決心したのか溜め息を吐くと、リトを見つめた 「わ、わかったわ!それでどーすればいいの?////」 結局リトの身が最優先になってしまう唯だった リトは湯船から上がると浴槽の淵に座る。唯はリトの前で膝立ちになっていた 「え、えっとじゃあ……手でオレの持ってくれない」 「な!?なにヘンなコト言ってるの!////」 唯の当然の抗議にリトはうろたえるが、それでもがんばって気持ちを前に出す 「だ、だってお前がさっき手伝うってゆーからさ」 「うぅ~~……////」 唯も自分で言ってしまった手前後戻りできない 唯は恐る恐る手を伸ばすと、指で亀頭をちょんちょんと突く 「う…」 「え?」 リトの小さな呻きに唯はとっさに手を離す 「な、なんでもないから続けて」 リトのギコチない笑みに首を捻りながらも唯は、再び指で亀頭を触っていく リトにしてみればあの唯と一緒にお風呂に入れるだけでもどうにかなりそうなのに そればかりか、唯に手淫をしてもらえるなんてまさに夢の様だった 自然と顔もニヤけてくる 唯はそんなリトの気持ちに気付くことなく、相変わらずギコチない指先を動かしていた 指は震えているし、顔は緊張と羞恥とで真っ赤になっている けれど、だんだん慣れてきたのか指を使って色々とし始める 亀頭に指を押し付けてその弾力を確かめたり、尿道口を爪で弄ったりと、序々に気持ちも解れてきていた リトにしたら堪ったものじゃなく、じっと自分のモノを見ている唯に興奮を覚える 竿は大きさを増し、血管が浮き出てビクンと動く 「えっと…そろそろ手でやってくれるとうれしいんだけど」 唯はリトの声が耳に届いていないのかじっとリトのモノを見ている 「えっと唯?……唯?!」 「え!?あ…な、なに?」 きょとんとする唯にリトの口から笑みがこぼれる 「指はもういいからさ今度は、手でやってほしいんだ」 「手で…?」 唯は顔を赤くしながらもリトのモノをちらちらと見る 「手で…ってどうするの?////」 「まずオレのお前の手で握って」 唯はまだ少し躊躇いがちにそれでもリトの肉棒に指を這わせていく 「ん…」 白くてすべすべのやわらかい手の感触にリトも興奮を隠せない 少し不安そうに上目遣いで見つめてくる唯にリトのノドがゴクリと音を立てる 「じゃ、じゃあそのまま握ったままで、しごいていって!」 唯は言われたとおりに手を動かしていく そそり立つ竿の卑猥な感触と、熱い肉感に唯の顔が少し曇る 「オレの触るの嫌?」 リトの言葉に唯の体が小さくピクンと反応する 「べ、別に嫌ってワケじゃ…」 「嫌ならやめてもいいんだぜ」 唯は心外な!と言わんばかりに表情を引き締めると、リトのモノをしごいていく その様子をおもしろそうに見つめるリト しばらくするとお風呂場にだんだんぬちゃぬちゃと卑猥な音が響きだす 「ね、ねえ。先っぽからなにか出てきたんだけど?」 どう応えていいのかリトは返答に困ってしまった。 その間にも唯の指にリトの先走り汁が、絡みついていく 「ぬちゃぬちゃしててそれになんだか……とても…」 間近で臭う牡の臭いに唯は顔をしかめる リトはそんな唯の頬に指を這わせると、そのまま首筋へと指を滑らせていき 胸のラインへそして、おヘソの周りを何度も往復させる 「ん!ちょ…と結城、くん…くすぐッ…たい」 体をくねらせながらそれでも、リトのモノから手を離そうとはしない唯 溢れた先走り汁で唯の手はもうベトベトだった 手が上下に動くたびにヌチャヌチャといういやらしい音に唯は、顔を赤くさせる 口からは熱い吐息がこぼれ、目が少しとろけてきている いつもより間近で見るリトの肉棒に唯も女の部分を見せ始めていた そんな唯の腰に手を回すとリトは、唯を近くに寄せる 「キャッ」 リトは唯の下腹部に手を添えると、そのまま割れ目へと指を這わせた 「やッ、ん…ちょ、ちょっと結…んッ」 クチュっという音と共にリトの指が入り口近くを刺激する 「あ…ン、んッ…」 ピクン、ピクンと小さく反応する唯の割れ目からは愛液が溢れ、リトの指に絡みつく リトはさらに奥へ、唯の敏感な部分へと中指と薬指を入れていく 「あ…ンン、ゆ、結城…くんちょっと待ち……待って」 「待たない」 リトはそう言うと、二本の指で膣内を掻き混ぜていく 「オレだけ気持ちいいのは不公平だろ?」 「だ、誰もそんな…コトんッ、頼んでなんか…ァん」 リトは意地悪く笑うと指の動きを激しくさせる 「ふ~んけどお前のココは、そうでもないみたいだけど?」 お風呂場に響く互いの性器をいじる音に、唯の体がどんどん熱くなっていく 唯は目の前にあるリトの太ももに頬を寄せると、そのまま頭を預けた (唯のココもうぐちょぐちょになってる……ココにオレの入れたいんだけどな) なんてコトを頭の中で考えた矢先、すぐに射精感が込み上げてきた 口から漏れるリトの少し苦しそうな息遣いに唯が、眉を寄せる 「結城…くん?」 唯の手の動きが遅くなっていく 「いいからそのまま続けて!それよりさ唯…」 「え?」 リトは唯の体を起こすと、その唇に吸い付く 「ンッ、ん…ん…」 リトは一旦唇を離すと至近距離で唯を見つめた 「唯とキスしたい!もっと、もっと…」 「ええ!?////」 リトの唇が唯の頬やおでこに這わされていく 「ちょ…ちょっと結城くん、待って!わか…わかったから!!」 リトはキスをやめると再び唯と見つめ合う 「もう…。ホントにハレンチなんだから////」 「ハハ…ゴメンな唯」 リトは苦笑いを浮かべると、唯にキスをする 今度は舌を絡め合いながら、唾液を交換しながら 「ん…ちゅッ、ンン…アァ、ちゅぱッう…ン…」 互いの息が熱くなってくるにつれ、性器を動かす手が、舌が激しさを増していく 貪るように互いを求め合う唯とリト 自然と唯の腰もピクンと浮き上がり、だんだんリトの指の動きに合わせる様に動き出す 「んっ…は、ア…ァ」 少し息の苦しくなったリトは、いったん唯の唇から離れる 名残惜しげにリトの唇を見つめる唯の口には、まだリトと繋がったままの唾液の糸がある 唯はその糸をその小さな舌を使って、口に含む ぞくりとリトの背筋に何かが走る。そして頭には強烈な思いが浮かんだ あの舌で、あの口でオレのモノを―――― 唯はそんなリトの思いに気付くコトもなく、熱心にリトのモノをしごいている まだ、リトが最初にしたお願いを果たそうとしているようだ 相変わらずガンコというか、自分を曲げないなあという思いとは他所に ただただ、そんな唯をカワイイと思ってしまうリト リトは秘所をいじる反対の手で唯の頭をなでた 秘所を覆う快感とは別のくすぐったさに顔を赤くする唯 その表情にリトの興奮は沸き上がるどころか沸き返ってしまった すぐに唯に声をかけようとするが、絶妙のタイミングで微妙に角度を変えた唯の手の動きに リトはあえなく欲望をぶちまけてしまう 止めるコトのできない快感と、開放感 荒い息を吐いて余韻に浸るリトを待っていたのは、白濁液で汚された唯の顔と髪だった (こ、こ、こ、これはシャレになんねーーッ!!) リトは大慌てでお湯で唯の顔の汚れを洗い落としていく 唯は無言。リトの額から流れ落ちた冷や汗が、背中へと何度も伝い落ちていく それでもなんとか顔をキレイにし終えたリトは、髪を洗おうとするが、中々思う様に落ちないコトに焦りだす 「アレ?これなんで…もう一回シャンプーで」 「もういいわよ…」 え?っとリトが言う前に唯が自分で髪を洗い始める 「……えっと唯……その、いろいろ…ゴメン」 「……」 唯はまた無言。手に付けたシャンプーを髪に馴染ませていく 「……うぅ。えっと唯。ゴメンないきなりこんなコトしてさ…」 唯は黙って髪をゆすいでいく 「オレ今日全然ダメだな……。お前にいいとこ全然見せれないし、お前の言うとおりホントにカッコわるすぎる……」 鏡で自分の髪のチェックをしていた唯は、ふいにリトに向き直る 「……私、別に怒ってないわよ」 「え?」 少しびっくりしているリトに、言いにくそうな唯 「ま、まあ。びっくり…はしたけどね。だ、だっていきなりあんなコト…////」 「怒ってないってそれホントか?」 「だから怒ってないって言ってるじゃない!ホントにヘンなところで心配性なんだから」 ぷいっとそっぽを向く唯にリトは心から安堵の溜め息を吐いた そんなリトの様子を横目で見ながら唯は、言いにくそうに体をもじもじとさせた 太ももを擦り合わせる唯の仕草にリトはピンと来る 「続き…しっよか?」 恥ずかしそうに首をコクンと振る唯を抱き寄せると、リトは唯を四つん這いにさせる 唯の端整な顔と、キレイな黒い髪を汚したコトへの興奮が、リトを早くも元気にさせていた 唯の中はすでに溢れた愛液でしっかりと準備ができている リトは割れ目に自分のモノを当てると、ガマンできなかったのか一気に貫いた 「あッ…く、ゥう…」 一瞬の痛みの後に少しずつ広がる気持ちよさに唯の下半身は震える 「もぅ。もっとゆっくりして!」 「ゴメン…」 今日これで何度謝ったのか?リトはそんな自分に情けなさを感じてしまう それでも肉棒を覆う唯の感触に、そんな気弱な感情は忘却の彼方に吹っ飛んでしまう リトは唯の感度を確かめるように、ゆっくりとペースを上げながら腰を打ち付けていく ぱん、ぱんと肉と肉がぶつかる音の中に唯の甘い声が混じってくる 「ん…あぁ…んッ」 唯の甘い欲望にまみれた喘ぎ 無防備で甘く響くその声は、自分だけが聞くことを許された、唯の女のコの声だ (すっげーカワイイ…) 声も仕草も顔も 唯の全てにリトは虜になってく そして、それは唯も同じだった 自分の体に触れるコトを許したただ一人の存在 初めて心を通い合わせた世界で一番大切な人 下腹部に伝わるリトの感触に唯は、素直な悦びの声をあげる 恥ずかしさや、いつもの性格が邪魔をしようとするが 自分では抑えきれない思いが、唯の中で溢れ出していた 唯はギコチない腰使いで、それでもリトの動きに合わせる様に動かしていく 次第に合わさっていく音と思い 絡みついてくる唯の膣肉の感触。太く荒々しいリトの動き 二人の感度はどんどん上がっていく リトは肉棒を突き入れながら、唯の背中に口を近づけると、汗に濡れた背中を背骨に沿って舌を這わせていく 「アァ…んッン…」 ビクンと震える唯の体。リトは丁寧に唯の背中を舐め取っていく 「結城…くん、くす、ぐったい…んッ、ァ」 「唯の味がするから、お前の体舐めるの好きなんだオレ」 「もぅ。ホントに…バカなんだか、らァ…」 少しトゲのある言葉でも、どこかうれしそうな唯の声に、リトの口にも笑みがこぼれる 「好きだよ…唯」 「な!////」 リトは耳元でそう囁くと、唯のうなじにキスをし、そのまま首の裏筋を舌で舐めていく 耳元でそんなコトを言われた唯の顔は真っ赤だ。恥ずかしさを隠そうにも今の状況ではどうすることもできない うれしさと恥ずかしさとで唯の下腹部はキュッとリトを強く締め付けた その反応にますます激しくなるリトの動き リトは手を伸ばすと、タプタプと揺れる唯のムネに指を絡ませていく 吸い付くような肌触りと、やわらかい肉感 リトは欲望にまかせて唯のムネを揉みしだいていく とたんに唯の口から今までとは違う、嬌声が出る 「ふぁ…あ…ァ…結、城くんムネはダメェ!そんな強く…ンッ」 「お前はムネ弱いもんなァ!乳首とかさ」 キュッと指で挟まれる乳首の感触に唯の体が仰け反る 「は…ァ…ァア…ダメ結城くん…ホントに」 「嫌」 リトは一言耳元でそう囁くと、ますます指をムネに絡ませていく 下腹部と胸の二箇所同時の責めに唯の体がガクガクと震える 「イきそうなんだ?」 唯は首をコクコクと振って応える。ちゃんと応えるコトもタイヘンらしい リトは背中にキスをすると、唯の腰を掴んで腰を打ち付けていく 「オレももうちょっとでイきそう」 「一緒がいい…。結城くん一緒に、お願い」 唯の懇願にリトは応えるように動きを早めていく 膣内がざわめき、リトを離さないように締め付けていった 「く…ぁあ、ンッ」 前後に揺らされる唯の小柄な体 リトは唯の頭に手を伸ばすと、髪を留めている髪留めを外した ぱさっと広がる長いキレイな黒髪 リトの鼻腔をほのかなシャンプーの匂いがくすぐる リトは左手で唯の髪を梳くように指に絡ませると、そのまま唯の背中に上体を預け唯を両手で抱きしめた 「好きだ…お前のコトがすげー好き!唯…大好き…」 「も、もぅ…あッ、ンン////」 リトの一言一言にキュンキュンと反応する唯の大事なところ 顔どころか体まで真っ赤になってしまう唯を、リトはますます愛しげに抱きしめる リトのうれしい言葉責めに唯の下腹部は痙攣を繰り返し、限界をリトに教えた 正直な唯の体に苦笑しつつもリトは唯に合わせるように、自分も動きを早める 「ゆ、結城…くん。…私もうッ」 唯の膣内が大きくざわつき肉棒を締め付ける リトは子宮口まで突き入れるとその奥に欲望を吐き出した 「ア…ふぁ…あ…ァ」 二度三度とガクンガクンと痙攣する腰から肉棒を引き抜くと唯は、その場でくずれ落ちた ぐったりと上体を床に寝かせた唯の下半身はリトに突き出したまま ドロリとした精液が割れ目から伝う様にリトのノドが鳴る 中に出されて連続でイかされた唯の息は荒い 肩で息をしながらなんとか起き上がると、そのままリトの胸の中に体を預けた 「大丈夫か?」 「はぁ…はぁ、うん…平気よ」 ムネの中でくすっと笑う唯のおでこにリトはキスをする 「なに?」 「なんでもない」 リトは見えないように笑うとそのまま唯を抱きしめた 体が冷たくなってきた二人は、今湯船に浸かっている リトの体に背中をもたれさせ、リトに後ろからギュッと抱きしめられている唯 頬をリトの胸板に乗せて、先ほどの余韻に浸る唯の頭をリトの手がやさしく撫でていく 時折、くすぐったさで身を捩る唯が、リトはたまらなくカワイイと感じていた しばらくそうしていると唯がぽつりと口を開く 「ねェ。どうして、髪外したの?」 「え?んー。オレ髪を上げてるお前も好きだけど、やっぱいつものお前の方がいいかなって」 唯は少し目を大きくさせた。自分の髪型を褒められたのはこれが初めてだったから 「そ、それならそれで言ってくれればいいのに!そしたら私いつでも…////」 「え?」 ぶつぶつと小さな声で呟く唯にリトは聞き返す 「な、なんでも……ないわよ////」 唯の素直な気持ちは小さな呟きと共に消えていく それでも、これからはなるべく髪はストレートのままにしようと思う唯だった 「あのさ唯」 「ん?」 少し真剣なリトの声に唯はリトを見つめる 「オレ来年のクリスマスはもっとがんばるよ!今日みたいにならないようにもっといっぱい勉強してさ。 女のコの気持ちとか、好きなトコロとかももっと知らなくちゃダメだし」 唯はその言葉に思わず起き上がって、リトを見つめる 「ま、まあそのためにはもっと籾岡や沢田とかと話したりしなきゃダメなんだけどさ……。オレにできんのかどうか……ハハハ」 「ダメッ!!」 困ったように苦笑いを浮かべるリトへ唯は、大きな声を上げる 「ゆ、唯?」 「あ……べ、別にそんなコトしなくてもいいわよ」 唯は小さな声でそう呟くと、浴槽の反対側へ行ってしまう 「唯?」 リトの怪訝な表情に唯は顔をそむけた 「オレなんかヘンなコト言ったか?今日のコトもちゃんと反省して来年こそは!ってちゃんと考えてるんだぞ?」 「わかってるわよ」 「じゃあなにが不満なんだよ?」 リトの質問に唯は応えられないでいた 自分の本当の気持ちを言えずにいた リトが来年のコトを考えてくれているコトは、唯もすごくうれしかった うれしいのだが、そのために他の女のコと話したり仲良くしてるリトが、たまらなく嫌だった もちろんそんなコトはただのわがままなんだと唯もわかっている わかってはいるのだが、そんな簡単に気持ちを整理できない 一人ムスっと機嫌をそこねた唯にリトは、溜め息を吐くと唯のいる方へ移動する 「お前なァ。なに拗ねてんだよ?」 「別に拗ねたりなんか…」 「……オレが籾岡とか沢田とかと話したりするのが、嫌なんだろ?」 「ち、違うわ!!私は別に……ゆ、結城くんがそーしたいならすればいいじゃない!」 どーして私がそこまでとかぶつぶつと呟く唯をリトはじっと見つめた リトはその手を唯の頬に這わせると、唯を正面に向かせる 「な、なに?結城くんまだ私に…んッ!」 リトは唯の口を塞ぐようにキスをすると、そのまま中まで舌で蹂躙する いきなりのコトで唯はリトの肩をギュッと握り締める 「んん…ちゅる、ン…ちゅぱ…ん、うッ、ぷはァ」 やっと解放された唯はじっとリトを睨み付けた 「結城くん!いつも言ってるけど、どーしてあなたはいつもいつもいきなり…」 「お前さ。オレがお前以外のヤツのコト好きになるって考えてる?」 ドキンと唯の心臓が音を立てる。唯はそのまま固まってしまった 結城くんが誰か別の人を好きになる―――― それは、自分が一人になってしまうのと同じ意味 小学校、中学、そして高校一年まで唯は、ずっと一人だった もちろんクラスで話す人達も何人かいた。いたのだが、友達と呼べるほどでもなく、唯はいつも一人クラスで浮いていた 高二になって初めてできた友達。ララや春菜達 みんな唯にとってはなにかと問題ばかり起こす連中だったが、それでも大切な友達 そしてリト 心の底から大切に思える人、心から好きだと思えるただ一人の人 もう一人になるのは嫌だった もう一人にしてほしくなかった なによりリトに嫌われたくはなかった 唯の目に自然と涙が溢れ出る 「はぁ~。お前なァ。オレがお前以外のヤツを好きになると思うか?」 唯は黙っている。 「心配しなくてもオレには唯しかいないから!な?」 しばらくすると唯は涙を浮かべながらじっとリトの顔を見つめた 「ホント…?」 それは、小さな子供が、必死な思いですがっている様な顔だった リトは唯の手を取るとその体をギュッと抱きしめた 耳元に聞こえる小さな唯の泣き声 リトはあやす様に唯の頭をやさしく撫でると、力強く言い放つ 「当たり前だろ!お前以外誰がいるんだよ!?」 唯はリトにしがみ付きながら小さく体を震えさせている 不安で心配でそして、寂しくて リトは体を少し離すと、唯の両頬に手を添え、おでことおでこをくっつけた きっと唯は、これから先も何度同じコトを言っても不安になったりするんだろうな だから―――― 「オレ、ホントにお前のコト好きだよ!お前がどーなってもこの先もずっとずっと好きだ!だから安心しろって、な!」 リトは目を閉じると、一言一言に噛み締めるように気持ちを乗せて言う 「お前がちょっとでも不安になったり、寂しくなったりしたら、いつでもオレがこーしてやるから! ちょっとでもお前の気持ちが楽になるんなら、大丈夫になるまでオレはいつだって一緒にいてやる!!」 唯の目から大粒の涙がぽろりと落ちた 「…ほ、ホン…トに……?」 震える口で話す唯をリトは胸に抱き寄せる 「約束する!」 力強くそう言い放つリトに、唯は少しだけ微笑むとコクンと首を振った 「もう、大丈夫だよな?」 リトに指で涙を拭ってもらいながら唯は恥ずかしそうにうなずく 「ッたく唯もまだまだ子供だなー」 唯は俯いていた顔を上げると、ニヤニヤとリトが笑っていた とたんに顔を赤くさせる唯 「ど、どーいう意味よ!?」 「どうってさっき見たまんまじゃん!ホント体ばっか大きくなってるからこんなコトになるんだよ」 唯はもはや言葉すら出てこないのか口をパクパクさせている 「ムネだって最初の頃にくらべると大きくなってるしさ。ッてコレはオレがいっぱい揉んだせいだけど」 「そ、そんなワケないでしょ!!成長してるだけよ!////」 そう言って胸を手で隠しながらそっぽを向ける唯 リトは苦笑した (コレでちょっとは元気になったかな) しばらくムスっとしていた唯は、やがてリトの方に向き直ると少し言いにくそうに、不安そうに呟く 「ね、ねェ。結城くんってひょっとして……ムネの大きい人ってタイプじゃ…ないとか?」 「へ?」 思ってもいなかった唯の言葉にリトは顔をぽかんとさせる 「そ、そんな顔しないでよ!私は真面目に…」 「オレお前の胸好きだよ。だってすげえやわらかいし、キレイだしさ!それにおいしいし!唯の味がする」 「あ…ありがと…って最後のおいしいとか味とかっていったいどういう意味なのよッ!////」 とたんに怒り出す唯にリトは慌てて弁解を始める 「オレ別にそんなつもりで……褒めたつもりなんだけなー」 「どこが褒めてるのよッ!!!」 顔を赤くさせながら胸の前で腕を組んだ唯は、そのままリトから体をそむける 「まったくせっかくさっきは…」 ムッとした表情の唯にリトは怪訝な顔をする 「さっきはなんだよ?」 「……////」 さっきのコトを思い出し、一人顔を赤くさせる唯 リトはますます眉根を寄せて考え込む 「と、とにかくそんなヘンなコトはもう言わないで!」 「……お前が不安がってるから言っただけなんだけど…」 まだ納得できないのか、一人難しい顔をしてるリトを唯はちらりと横目で見つめる 「……わ、私が不安な時は……結城くんは、どーするんだったの…?////」 「へ?」 一瞬きょとんとなったリトだったが、一人真っ赤になっている唯の表情に口元を緩めた 「そーだったな!おいで唯」 唯は少し躊躇いがちにリトのいる方へと移動し、リトの胸にぴたりと頬を寄せた リトはびっくりした。まさか本当に唯の方から来るとは思っていなかったからだ 「きょ、今日はやけに素直なんだな?」 「わ、私だってそんな日ぐらいは…そ、それに……」 「それに?」 唯は真っ赤になっている顔を伏せると、言いにくそうに呟く 「そ、それに…今はこれだけじゃ…足りない……から////」 もじもじしながらそう呟く唯に、リトの心臓は跳ね上がる 少し冷たくなっている唯の肩に手を置くと、唯は体をピクンとさせた 「も、もしかしてスイッチ入っちゃってるとか?」 ずっとドキドキしっぱなしだった唯の体は、ハレンチだと思いながらもリトを求めてうずいてしょうがなかった 「……う、うん。……だ、だから…せ、責任取って結城くん…////」 「じゃ、じゃああオレの部屋行く?これ以上ここにいたら風邪引くかもしんねーし」 唯は少し間を置くと、リトの胸におでこを当てたまま首を横に振った 「……ここで…いいの////」 「あ…ああ。じゃ、じゃあ…お前がそー言うなら…オレは別に…」 いつもと様子が違う唯にリトは戸惑った そして、それは唯も同じだった 今は不思議と素直な気持ちを口に出せる。いつもは決して口にできないコトでも リトに甘えて、体を寄せる 付き合っているならそんなコトは、当たり前のコトかもしれない それでも、それは唯にとったらとても勇気がいったコトで 唯はリトの胸に顔をうずめながら、そんな自分の変化に頬を赤くさせていた リトは唯の頭に軽くキスをすると、ゆっくりと割れ目へと手を這わしていく リトの指をキュッと締め付ける膣壁や、お湯の中でもわかるトロリとした愛液はさっきよりも量が多く すでに準備できているコトをリトに教える リトは浴槽に腰を沈めると、唯の手を取って自分の腰の上に来るようにうながす 少し躊躇う唯にリトは悪戯っぽく笑う 「お前この体位好きじゃなかったっけ?」 とたんに唯の顔は赤に染まる 対面座位。リトの顔を見れて、抱き合えて、おまけにキスもできるこの体位が唯は好きだった。もちろん気持ちよさもあるのだが 恥ずかしそうに自分の腰を跨ぐ唯をリトは、ずっと見ていた さっきから唯は本当に素直でそして―――― 「カワイイな唯は」 「!!?ば、バカなコト言わないのッ////」 カワイイとかキレイという言葉に唯は弱いコトをリトは知っていた けれど、そんなコトは関係なくリトは唯を本当にカワイイと感じていた 唯の背中に回した手が愛おしそうに這わされていく 「んッ」 「自分で入れられる?」 唯の顔がピクンと反応する。割れ目に少しだけ当たっているリトの肉棒 どこになにを入れるのか?唯はわかっていたが、ソレを自分からしたコトなどなかった 恥ずかしさで固まる唯を、可笑しそうに見つめるリト 「ん~。やっぱムリ…」 「で、できるわよ!これぐらい」 目一杯の強がりを見せると唯は、リトと位置を合わせようと動く。が、中々思う様にいかない リトは一人焦る唯の手を掴むと、それぞれどうすればいいのか教える けれど、やり方はわかった唯だが、今度は躊躇いが生まれる 自分で自分の割れ目を広げる。それもリトの見てる前で 強がったコトを一瞬後悔もしたが、今はもう体も心もリトが欲しくてたまらなくなっている 唯は震える指先でゆっくりと割れ目を広げ、リトの先っぽと膣穴を合わせていく (結城くんが見てる…。こんなハレンチなコトをしてる私を) 気持ちに戸惑いが生まれるが、体はもう止まらない 唯の体がゆっくりとリトの腰に沈んでいく 「ン…あ…ぁ」 リトのモノが入ってくるにつれ、膣壁がざわつき、リトを締め上げていく 「だ…ダメ!奥に…あた…って、んん!」 子宮口に当たる熱い肉感に唯の体が二度三度と大きく震えた 「ん…、く…ッあぁ…」 「ん?もしかしてイっちゃったの?」 恥ずかしそうにうなずく唯の頬をリトはやさしく撫でる 「じゃあ…もっとカワイイ唯を見せて」 リトは唯の腰を掴む 「あ…ま、待って!今ダメッ!今はダメッ敏感なの////」 「じゃあ唯が動く?だって今度はオレが気持ちよくなる番だろ?」 「わ、わかってるわよ」 少しぐったりした体に力を入れると、唯はゆっくりとグライドを始める 唯の腰の動きに合わせてお湯がチャプチャプと揺れる 「ンッ、あッ、ァ」 短い吐息を漏らしながら腰を振る唯 ギコチない腰使いは快感とはいかないが、それが返ってリトの興奮を呷る リトはタプタプ揺れる胸を両手で鷲摑むと、欲望にまかせて揉みしだいていく 胸がとても感じやすい唯は、すぐに反応させる 「やッ…ァ…ン」 膣内がざわめき肉棒を締め付ける 「ゆ、結城…くん。む、ムネは…ン」 「さっき言ったろ?お前のムネ好きだよって!」 リトはお湯をバシャバシャさせながら胸を少し乱暴に揉んだ 「ン、ン…やッ…それキツ…イ」 「じゃあ今度は味を確かめるな?」 近づいてくる吐息と舌の熱い肌触り 「結城…くん…」 すでに充血している乳首にリトの舌が這わされる ねっとりと唾液を絡ませながらしゃぶり付くリトに、唯は背中を仰け反らす 「ンン!あぁ、ん、くぅ…だ、ダメぇ…」 「なにがダメ?」 リトの意地悪な質問にも唯は応えられない さっきから膣肉が蠢きっぱなしで、リトを欲している 唯もガマンできないのか腰の動きを激しくさせるが、自分だけではどうしようもない 額から汗が流れ出し、湯船にポタポタ落ちていく イきたくてもイけない、苦しみにも似た快感に唯の顔は歪む リトはそんな唯を見て、ちょっとやりすぎたかな?と後悔した。その時 「……して」 「え?」 か細い消えてしまいそうな唯の小さな声 「欲しいの結城くんのが!ガマンできないの……結城くんお願い////」 目をうるうるさせながら見つめてくる唯 その声は、今まで聞いたコトのないほどに甘く切ない声だった。リトの理性は崩壊する リトは唯の腰を掴むと、下から打ち付ける 「ん!あッ…ん、イっちゃ…んん…」 唯はリトにギュッと抱きつくと、荒い息を吐きながら体を大きく震えさす キュンキュンと締まる膣内 体に抱きつきながらぐったりする唯に構わず、リトの責めは続く 唯を逃がさない様強く抱きしめて、弱いところに突き入れていく 子宮口を責められ、戻る時のカリに膣壁を押し広げられ、唯の膣はリトに掻き回される 耳元で聞こえる、唯の熱い声 連続で何度もイかされる唯の体はさっきから震えっぱなしだった リトは一度責めるのを緩めると、唯の体を少し離した 荒い息を吐きながらリトを見つめる唯 至近距離で見つめ合う二人。やがてどちらともなくキスをすると、舌を絡ませ合う 唾液の交換をし、体を抱き寄せる 下からの突き上げで少し苦しそうな唯から口を離すと、二人の間に唾液の糸ができていた 「また舌で糸すくい取って」 リトのお願いに、小さな舌を出して応える唯 リトはその舌に再び自分の舌を絡ませていく チュパチュパと吸い合ってる内に、リトは唯の体を抱きしめた 「んッ…」 少しびっくりしたのか、体を硬くさせる唯に構わず、その体に腰を打ち付けていくリト 「や…ぁ、んっ…結…城くん」 「唯…。オレもうイきそう!」 唯はリトの腰に足を絡ませると、その体をギュッと抱きしめた 「もう一度キスして…。」 リトは言われたとおりにキスをする。今度は舌を絡ませない触れ合うだけのキス そして、何度も何度もキスを交わしていく 唯はリトを見つめると、少し震える声で呟く 「私…私も結城くんが好き。大好き!だから、だから私から離れないで……。私のそばにずっといて!!お願い結城くん」 リトは目を丸くさせた。まさか唯から好きとか一緒にいたいとか言われるとは思ってもいなかったからだ 「え…えっと…」 すぐに返答しないリトを今にも泣きそうな唯が見つめる 「……ダメ……なの?」 「だ、ダメなワケねーだろ!ただちょっとびっくりして……。ッて心配すんな!おまえの気持ちすげーうれしいからさ!!」 そう言うとリトは強く強く抱きしめる。唯もそれに応えるようにリトの背中に腕を回した 激しくなっていく腰使い。膣内で大きくなっている肉棒はリトの限界を唯に教える 「結城、くん。ガマンしないで出して…私も、もう…」 キュッと締まる膣内の奥にリトは自分の欲望を流し込む ガクガクと震える唯の体。射精されながら連続でイかされた唯は、そのままリトの胸の中でぐったりとさせた 唯の体が収まるのを待つと、リトは唯の前髪をかきあげておでこにキスをした 「んッ」 くすぐったそうに身を捩る唯をリトはただ笑いながら見つめる 「どうしたの?」 「さっきのお前の言葉。オレのコト好きだって初めて聞いた」 とたんに顔を真っ赤にさせる唯 「そ、そんなワケないじゃない!今までだって何度も言ってるわよ!あなたの勘違いでしょ////」 「そうかー?けどいいや!また聞かせてくれよな!唯の好きって言葉」 唯は恥ずかしさのあまりリトから顔を背ける 「べ、別に言わなくたって私の気持ち知ってるならいいじゃない?」 「お前の気持ちは知ってるけどさ、オレばっか好き好き言うのは不公平だろ?」 唯は返答に困ってしまった。たしかにリトの言う通りかもしれない 顔を背けたままじっと考え込む唯をリトは不思議そうに眺めた 「リト達遅いね~。なにしてるのかな?お腹すいたな~」 その頃リビングにいたララは一人不満を口にしていた テーブルの上には、美柑お手製のケーキやお菓子がずらりと並んでいる そして、ララの隣にはす~す~と寝息を立てて美柑が眠っている なんだかんだとケーキすら食べていない二人のために、急遽がんばった美柑はすっかり疲れ果ててしまっていた 兄想いの妹の頭をなでなでしながらララはいつまで経っても上がってこない二人を待ち続けていた 「……時々なら言ってあげてもいいわよ////」 そう呟いた唯の顔は耳まで赤くなっている。きっと最大限の勇気をふりしぼって言ったのだろう 「ホント?」 顔を輝かせるリトに唯は困ったように条件を付ける 「と、時々よ!ホントに時々だからね!!////」 「わかってるって!ありがとな唯」 うれしさで自分に抱きつくリトに唯はびっくりして言葉に詰まってしまう 今日、結城くんとクリスマスを一緒に過ごせたコト。また来年もその先もずっと一緒にいると約束してくれたコト。 初めてあんなにも素直になれたコト。そして最高のクリスマスをプレゼントされたコト リトのぬくもりを感じながら唯は今日の出来事を思い返していた そして、ありがとうと世界中の誰にも負けない「大好き」の気持ちをこめてリトをそっと抱きしめた 時刻は夜の12時を廻ったところ お風呂からあがった二人を待っていたのは、すっかり待ちくたびれたララと、眠い目をゴシゴシしながら欠伸をしてる美柑だった なにか言いたげな美柑の視線に愛想笑いを浮かべるリトと、ただただ顔を赤くさせる唯 美柑の溜め息とララの掛け声を合図に4人は準備に入る ケーキの上のロウソクに火を付けるララ オーブンから取り出したばかりの熱々の七面鳥を、ちょっと得意そうな顔で持ってくる美柑 それぞれのコップにジュースを注ぐ唯 リトが灯りを消すと、部屋にはロウソクの火だけが揺らめく ロウソクの火に照らされながら唯とリトは互いの顔を見つめ、そっと微笑む そして4人はクラッカーを鳴らすと、声を揃えて言った 『メリークリスマス!!!』
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「あなたも変わったお人だ」 古泉は見当違いな方向に桂馬の駒を進めるとそう言った。 「なにが変わってるって?俺からみりゃお前の方がよっぽど変わってるように見えるがな」 古泉のバカ桂馬を俺の歩が取る。 「涼宮さんのことですよ」 動じずに、古泉はまたしても戦術的に不利にしかならないとこに歩兵を動かした。 「いつもまどろっこしいんだよ。お前の論調は」 部室に今居るのは、ヤカンに入ったお湯の温度を懸命に計る朝比奈さんと、珍しく団長席に座ってパソコンを何やらカタカタと操作している長門だ。 部室にハルヒはおらず、よって古泉は気兼ねなくそっち関係の話を展開出来るはずなのに、クセなのか変態なのかそうしようとしない。 当然こちらとしては面倒だし、ラチがあかないので催促をするわけだ。言いたい事があるならさっさと言え、と。 「フフ。わかりました」 駒を置くと、古泉は両肘を付いて手を組んでみせた。 「あなたは以前から厄介ごとは面倒と嫌っている……まぁ好きではありませんよね?」 「その厄介ごとってのはハルヒ関係の事かよ?まぁ不思議体験は良い経験になったと思うぜ。出来ればもう勘弁だがな」 「ならば何故、今もまだ涼宮さんと一緒にいるのか…?と、質問したらどう答えます?」 古泉の線だった目が若干開く。 コイツは一体どういうつもりで言ってんのかと、さすがに動揺を禁じえない。 「面倒なら離れりゃいいってことか?でも、そうするとお前らが困るんじゃないのかよ」 「えぇ。ですから仮定での質問です」 無責任でしかも突拍子が無さすぎな質問だ。 しかしながら改めて考えると、はて?なんでだ?と考えてしまう自分が少し忌々しい。 俺がやらねば誰がやる、なんて漫画ヒーローのような使命感があるわけでも当然無い。まぁハルヒを健全な人間にしてやろうという意識なら多少無いことは無いが。 思案の末、行き着いた俺の解答は 「まぁなんだかんだいって楽しいからなんじゃねぇの?それに、こんな普通の高校生が平穏の有り難みを理解出来るなんてまずないしな」 「それには、えぇ。たしかに僕も共感しますね。神人と戦争を繰り広げたあとなんかは平穏の有り難みが特に身に染みますよ」 古泉の微笑が30%増す。男である俺は気色悪いとしか感じられんのだが。 「では、それ以外には何かありませんか?」 「なに? やれやれ……いい加減にしてくれ。もうねぇよ」 このあと、古泉はなんともバカげた発言をする。 「それでは、質問を少し変えて…… 例えば涼宮さんが僕だったらです。あぁ僕に限らずとも長門さんでも朝比奈さんでも、いつもご一緒に昼食とってるクラスメートの方でも誰でも構いません。 あなたをこの部へと誘った方が今の涼宮さんではなく、他の誰かだったら、さてあなたは今と同じようにされていたでしょうか?」 なんだと?こいつは。 入学式のあのアホな自己紹介したのがハルヒではなく、もし古泉とかだったとしたら?とかいう仮定の話か。 古泉だったら、んな自己紹介をした瞬間に蹴飛ばしてるだろうな、俺は。 だが朝比奈さんがそんなハルヒ的自己紹介した日にゃ、むしろそれはそれでスゲェ可愛い。加えて鶴屋さんがそれをきっと茶化すだろうからそれに対して、 「ほ、本気なんだからぁ~」 とか強がり言う朝比奈さんの光景が目に浮かぶ。 …長門はどうだ?……なんか淡々と終わりそうだ。むしろ納得さえしてしまいそうで怖い。 そうして、もしもハルヒがアノ三人のうち誰かだったら?を脳内シミュレーションしていたが…… 「どうですか?」 タイミングよく古泉が問いかける。俺が脳内シミュレーションを終えたと同時に話しかけてきたからだ。 「ありえないな」 「何が? …………ですか?」 おまえ今、本性表しそうになっただろ、とは口には出さない事にする。 「どう考えてもハルヒ以外の線は考えられないって事だ」 目的もわからん部活発足に手伝わされる場面になると、どうしてもうんざりするか逃げてしまう。いやハルヒにだっていつもうんざりしてることに変わりは無いが。 「まず、ハルヒのあの強引さは誰にも真似出来るようなものじゃないんだよ」 「それでは、みんな押しが足らないため、そんなんじゃ俺を部に誘えないぞ……と、そういう訳ですか」 何か腹の立つ言い回しだが、まぁそういう事だよ。 「フフ」 古泉は依然として微笑顔を俺に向ける。 まだ何か言いたい事がありそうだな。コイツは。 いい加減さっさとゲームを再開しろよ。 「本当にそうでしょうか?」 「…ぬ……」 ――バンッ!! 「あれ~?皆いるんだ?」 突然ドアがけたたましい音を響かると、それ以外は普通の高校生と同じような感じでハルヒが入ってきた。 見ると、会話を強制終了された古泉は、苦笑を浮かべながら首を軽く横に振って、指で将棋の駒を摘まんでいる。 「こんにちは。涼宮さん」 「あぁ古泉君。 ……まったくキョンも毎度挨拶してくれる古泉君を見習って欲しいわね。団長を敬う精神ってもんがアンタには欠けてんのよ」 他に挨拶してない長門と朝比奈さんにはおとがめ無しか。 お前にはドアを労ってやる精神が必要だと思うがね。 ていうか、人の挨拶を「あぁ」で済ませるのよ。お前は 「あれ?有希ったら珍しいわね。アタシの席に座ってるなんて。なに?パソコンやってるの?」 長門の下へ向かいながら、ハルヒは鞄を、もう少しで将棋盤に当たるすぐ横辺りにポイと放り投げた。 奴は無自覚なんだろうが、もっとモノを大切しろと、危ないから止めろとは、帰りにきつく言うことに決める。 「うーん… 小難しいわ。有希って面倒くさいことやってるのね」 長門は、ぼうっ…とハルヒの顔を見上げて、 「……使う?」と、今日初の言葉を発した。しかも相当に珍しい疑問形で。 「え?あぁいいわよ気をつかわないでも。アタシもここで何かしたい事があるわけでもないし。適当にみくるちゃんでもいじってるわ」 さて、一体長門が何をやってるのか少し気にはなるが、きっと俺には到底理解出来ない事だろう。 なんせハルヒに小難しいと言わしめるぐらいだからな。 朝比奈さんをどうにかすると宣言したハルヒだが、有言を実行に移さずに、けだるそうに長机の真ん中のイスに座った。 朝比奈さんが余りにもヤカンの温度計とにらめっこするのに熱中していて相手にしてもらえなさそうだからか。いやコイツの場合だったら空気読まずに襲うだろうな。 などと、思案にふけっていると、いつの間にか左隣からハルヒが身を乗り出して将棋盤に顔を近づけていた。 「キョンが勝ってるのね」 30秒とかからずハルヒが戦況を把握する。 「その通りです。まったくいつもいつも、彼の強さには歯が立ちません」 「お前が口ほどにも無いだけだろうが」 うーん……と、ハルヒは何やら考えるように唸った。 …おいハルヒ、もし今そこのドアが開いたら、お前の今の背後からの体勢じゃそこから危ういものが見えるんじゃないか。 ハルヒはもはやパイプイスには座らずに、長机の上に乗っかって肘ついてよつんばい状態になっている。体勢的に少し尻が突き上がる形になるため、やれやれ…女子校生ならもっと恥じらいを持って欲しいよと、溜め息をついてみる。 「古泉君、ここよ」 ハルヒが盤面に指を差す。 「……おいおい、まさかお前、この悲惨な状況を打開してみせるっていうのか?」 調子に乗ってハルヒにヒーロー漫画の悪役っぽい台詞を投げかけてみた。 「まぁ見てなさいって。打開どころか逆転してやるわよ」 ハルヒは自信に満ちた笑みをニンマリと俺に向けた―― ……さて、何週間ぶりに、ボードゲームの種類を将棋と限定すれば、もう何ヶ月ぶりに本気を出したかわからないが、俺は久しぶりに本気を出した。 ハンデを負っているとはいえ、ハルヒを打ち負かすまたとないチャンスだったからだ。 だが、なぜだ?なぜ俺の王は王手をかけられている? アレだな。弱いやつと練習しても上手くならないってのは本当のようだ。 「やったわね!古泉君!」 「えぇ。涼宮さんのおかげです」 机の上のハルヒはよつんばい状態で喜び、 いや古泉、お前はプレイを途中放棄してハルヒに言われるがまま駒を動かしてただけだろうがよ。 「ふふふ。私の勝ちよ。キョン」 あぁそうだな。だからなんだよ。 ハルヒはよつんばい体勢から体を起こし、腕を組んで半正座の姿勢をとった。 そこからこちらを見下ろす不遜な笑みがなんとも気に障る。 いまの逆転劇が余程嬉しいのか。 「別に罰ゲームがあるわけでもないんだろ。どうせあっても認めないけどな。ていうか、お前いい加減ちゃんとイスに座れ」 「ふふ。いいわよ。次から罰ゲームつけるから。古泉君、他のゲームある?」 「かしこまりました」 その後、ハルヒは古泉の出してくるゲームにことごとく勝利を収めた。罰ゲームの内容に関しては伝えてもしょうもないので省く。 しかしながらハルヒの性格からして、ゲームに飽きるのは時間の問題であり、実際今回も三回程連勝しただけですぐに飽きたようで、案の定、早速つまんなそうにしていた。 「やめたやめた。アタシが参加したら全部アタシが勝っちゃうじゃない つまんないったらないわ」 そう言うハルヒだが、俺も古泉相手になら全勝であり、お前と同じようにつまらんはずなのだがな。 さて、どうしてハルヒと違い俺は今まで進歩の無いコイツとゲームを続けきたものかと、割りと深刻に考えていると…… 「皆さんお茶が入りました~」 今や部室の可愛いメイドさんに定着してる朝比奈さんが、嬉しそうにお茶が出来た事を告げた。 ナニやら今回は随分と手間をかけてくれたようである。 有りがたく頂くとしよう。 「あら、なんか今日のはウマイじゃない」 いつものように出されたお茶を一気に飲み干したハルヒだが、珍しく朝比奈さんのお茶を褒めた。『今日のは』って言葉がちょっと気にかかるなぁ、おい。 その言い方だとまるでいつも朝比奈さんのお茶が不味いみたいじゃないか。 「みくるちゃん!もう一杯!」 「あ、はいはい♪」 朝比奈さんは嬉しそうにお茶を入れにかかる。 どうやら朝比奈さん的には、ハルヒの感想はこのメンバーの中では最も公正なものと判断しているらしい。俺と古泉は無論おいしいとしか言わず、長門は気付いたら飲んでるようで感想を発した事がない。 ただハルヒだけ、自分の味覚に合わないものにはヒドイ時には不味いなんて言ってしまうこともあるから、朝比奈さんはそんなハルヒに誉められると余計に嬉しいのだろう。 一応ハルヒは基本は馬鹿正直な性格だし。まぁその日の気分次第によってアイツはウマイを不味いと言うこともあるが。 お茶をすぐ飲み干しては、元気よく再びお代わりを求めるハルヒの姿を見て……ふとなぜか、古泉に先ほど聞かれた事を思い出した。 面倒くさいと思うのにそれでも何故ハルヒと居るのか?という問題だ。 先ほど古泉に述べた理由の他に、じつはもう一つ理由がある。 ……例えば美少女ではあるが、いつも独りで、撫然としていつも不機嫌そうな顔で全く笑わないような少女がいるとする。 だがある日突然、その美少女の、満面の笑みを浮かべている姿を目の辺りにしてしまったらどうするよ。しかもその理由が、自分の発言によるものだったとしたら?もしかしたら一緒にいりゃまた笑うのかな~って期待に似た思いを抱くに違いない。 少なくとも俺はそうさ。 まぁしかし、現在に至りこんな事態にまで発展するとは、いや、まさか思いもよらなかったがな。 こうなると未然にわかっていたらハルヒと関わらなかったか?という問題についてはまた別の問題で、また始めから考えなくてはならないためそれこそ面倒くさいことこの上ない。 ま、当然、今言った事は古泉はおろか、誰にも言えないことなんだがよ。 「みくるちゃん!やっぱなんか今日のお茶ウマイわよ!」 「ふふ。ありがとうございます」 さて、ハルヒが今日の朝比奈印のお茶をヤケに絶賛する当たり、何やら本当にウマイらしい。 温度が下がって適温を逃す前に俺も飲むとしようか。 だがその前に、 「いい加減ちゃんとイスに座れよ。ハルヒ」 どうせ聞きはしないのだろうが一応口に出してみる。 正直なとこ、女子の下半部がこう目と同じ高さにあっては落ち着かないんだよ。 俺は仕方なく目をつむって朝比奈さんのお茶をすする。 あ、本当にウマイと、目を開けたら視界が先ほどよりもすっきりしていた。それは当然、朝比奈印のお茶によるありがたい効力とか何かではなく、 さっきまで机にいたハルヒがイスに座っていたからである。 「む……なによ」 目が合うなり、一つイスを空けて隣に座るハルヒは横目でそのまま俺を睨んだ。 「なに」と聞かれても、こちらとしてはなんでも無いわけで、かといってそれを正直に言うのも このままナニも言わないのもこの状況下ではヘンに思う。 「まぁ、言うこと聞いて座ったからよかったよ」 適当に俺はハルヒにそう言って、再び朝比奈印のウマイお茶を堪能する事にした。 「ま、まぁってどういうことよ……」 俺は、何かゴニョゴニョ言ってるハルヒを不信に、だが内心可笑しく眺めながら、再び朝比奈さん特製のお茶をすすった。あぁしかし本当にいつもよりウマイな朝比奈さんのお茶。 「一局どうですか?」 古泉が懲りもせず、また勝負を挑んできた。 それに受ける俺も俺だが、やることがないんだからしょうがない。 そうして適当に盤上の駒を動かしていると、盤面でふと古泉の一方の金将があらぬところで独りきりになっている事に気が付いた。一体なんでだったのか?自然と俺は丁度正面に立ってた歩でその金の字の駒を取っていた。 「アレ?アンタ今の金取ったって何の意味もないわよ」 ハルヒはまたしても俺と古泉の対局に横から口を挟み、コイツも暇な奴だなと改めて思う。 さっきの時と違うのは、机に上がらずに俺の隣のイスに座っているというところか。 俺はハルヒの言ってる事を理解できない訳ではない。コイツの言うところ、古泉の金将の駒は、一回二回動かしたところで何の役割を果たせないような位置にいたのだ。 なぜ、その金将をとったかというのは実際オレ自身よく分からず、 「別に」 と一言、俺はぶっきらぼうに、 ハルヒが納得する筈もない答えをこたえるのだった。 その後すぐに、俺は古泉からとった金将を手に取り、すぐ隣にいるハルヒのオデコに何気なく当てるという、自分でも理解不能な行為に出ていたのは、さて、何でだったんだろう。 「…えっ……な…!…い、いきなり…!……な、ななにすんのよ!」 当然ハルヒは怒るわけだが……それからアイツの顔がしばらく赤かったのは一体なぜだったんだ? おわり