約 825 件
https://w.atwiki.jp/okusama_radiation/pages/20.html
放射能の量[Bq] と 放射線の強さ[Gy]、[Sv] ●ベクレル(Bq)、シーベルト(Sv)計算・換算 http //testpage.jp/m/tool/bq_sv.php?guid=ON ●同じベクレル数の放射能が存在しても、それから受ける放射線の強さは条件による。すなわち、放射性物質の種類や測定点までの距離、間にある遮蔽物の効果などである。そのために、吸収線量の単位としてグレイ(単位記号:[Gy])が用いられる。これは、物質1 kgあたり1Jの吸収があったということであり、1 Gy=1 J/kgとなる。 吸収線量が同じ場合でも、生体に与える影響は放射線の種類により変わる。そこで、吸収線量に線質係数を掛けた線量当量という量を使う。単位はシーベルト(単位記号:[Sv])。[Sv]の次元も[J/kg]であるが、線質係数を掛けるため、[Gy]とは別ものである)線質係数は、α線 20、中性子線 10、X線,β線,γ線 1で、単位を持たない量(無次元)である。 ●線量換算係数 http //www.remnet.jp/lecture/b05_01/4_1.html http //memorva.jp/school/safety/radiation_bq_sv.php http //keisan.casio.jp/has10/SpecExec.cgi?id=system/2006/1301365018 ベクレル[Bq]をシーベルト[Sv]に変換 http //radiation.fxsearch.biz/ ●放射線の単位について 通常は便宜的に下記のとおり換算します。 1nGy/h(ナノグレイ/毎時) ≒1nSv/h(ナノシーベルト/毎時) =0.001μSv/h(マイクロシーベルト/毎時) =0.000001mSv/h(ミリシーベルト/毎時)
https://w.atwiki.jp/isoleucine/pages/51.html
Acetonide (アセトニド) 戻る 詳しい本Greene s PROTECTIVE GROUPS in ORGANIC SYNTHESIS p.306 アセタール系の保護基で,2つの水酸基を同時に保護できる橋架け型の保護基。 アセタール系の保護基の特徴は,酸で簡単に外せると言う点である。 それはつまり酸に弱いと言う事を示しており,ほとんどの酸条件にもたない。 しかしながら,酸以外のほとんど全ての条件に耐えるという頑丈さが持ち味。 アセトニド基の最大の特徴は,1,3-ジオールを保護した際に, ジオールの立体化学を決定できると言う点である。 この手法については,別項にて記載する。 保護基の反応性 (◎:反応する ○:反応性がある ×:反応しない △:特殊な反応をする) 酸 塩基 酸化 還元 求核剤 ヒドリド 熱 0.1 N HCl (pH 1) 0.1 N NaOH (pH 12) CrO3, Py H2, Pd RLi LAH 150 ℃ ◎ × × × × × × 実験プロトコル ○保護 Me2C(OMe)2, PPTS (未投稿), acetone, rt, 1 h. ごく弱い酸性条件でアセトニド化が進行する。試薬が水と反応してアセトンとメタノールになるため,水が存在したとしても系内からどんどん除かれていく。従って,過度に水の混入を心配する必要はない。 弱い酸性 禁水 試薬 試薬 当量 1,3-ジオールSM 1.0 アセトンジメチルアセタール Me2C(OMe)2 excess ピリジニウムp-トルエンスルホナート PPTS (未投稿) cat. dry acetone 0.5 M 実験 ナスフラスコ │ │←SM │←バー, N2置換 │←dry acetone │←Me2C(OMe)2 │←PPTS (未投稿) │rt, 1 h │ │←sat. NaHCO3 aq. │ │Ext. (EtOAc) │Wash. (brine) │Dring (Na2SO4) │Conc. │ │Column ↓ アセトニド ○脱保護 Brenady, K. F. et al. J. Org. Chem. 1979, 44, 1438. 酸性 acetone, PPTS Tips
https://w.atwiki.jp/pipopipo555jp/pages/3114.html
ICRPの2007年勧告:index 2007年勧告の「用語解説」 「用語解説」ICRP2007年勧告より ICRPの2007年勧告より「用語解説」のところを抜き焼きします。用語たちを概観すると、この世界が自然科学なのか政治経済学なのか分からなくなって、ときどき三半規管にクラクラと酔いを感じます。 これらの用語たちで組み立てられるlogo world は、放射線・放射能を放出する「行為 (practice)」の管理者には必要なことかもしれませんが、放射線を浴び不本意に放射能を摂取してしまう人々や、その人々を意識的にサポートしている市民科学にとって必ずしも必要だとは思われません。しかし、logo worldを批判的に見つめたいとき、もしくは、エスタブリッシュメントたちが内心にがにがしい気分から「介入 (intervention)」と呼ぶ、放射線防護のなすべきことを吟味したいとき、またあるいは、何がしかの文書の翻訳や検索をしたいときには、「用語解説」が役に立つかもしれません。 あれ?! そういいながら、ICRPにとって最も大事な言葉であったはずの「行為」も「介入」も、この「用語解説」から消えていることに気がつきました。まずは、日本の法体系に組み込まれている、ICRPの1990年勧告から引用します。 ICRP 1990勧告日本語版P33 (106) 人間活動のあるものは, 線源, 経路および個人のまったく新しい組を導入することによるか, あるいは,既存の線源から人に至る経路のネットワークを変えて個人の被ばくまたは被ばくする個人の数を増加させることによって, 総放射線被ばくを増加させる。委員会はこれらの人間活動を"行為" (practice)と呼ぶ。他の人間活動は, 現在あるネットワークのかたちに影響を与えて総被ばくを減らすことができる。これらの活動によって, 現在ある線源を撤去したり, 経路を変えたり, 被ばくする個人の数を減らしうる。委員会はこれらすべての活動を"介入" (intervention)と記す。(※動詞形はintervene) ICRPの1990年勧告は、チェルノブイリ大惨事の4年後でありながら、原発事故への対処にはまだ言及できておらず、「行為(放射線を出すpractice)」の「正当化」に対して、「介入(被曝を抑えるintervention)」の「最適化」を語り、「線量限度」で結ぶ(4.3節)、という文脈でした。 しかしICRPの2007年間勧告では、「行為」者側からのチェルノブイリ事故の教訓を受けて、被曝を抑える「介入」にも「正当化」を強く求める文脈に変わっています。原発事故対策を意識した "緊急時被ばく" 又は "現存被ばく" という用語の強調がそれにあたります(当「用語解説」の「正当化」参照)。 大惨事がおきてもなお、「行為(放射線を出すpractice)」を存続させていく道を模索した結果なのでしょうか。詳しくは、以下に抜き焼きした以外の本文も参照してください。 ICRP 2007勧告日本語版p11 (47) これまで委員会は,線量を加える行為(practice)と線量を減らす介入(intervention)とを区別していた(ICRP, 1991b)。委員会は, 今回, 放射線被ばくが計画被ばく状況, 緊急時被ばく状況及び現存被ばく状況として発生することがある状況を特徴付けるために, 状況に基づいたアプローチを用いる; つまり委員会は, 1組の基本的な防護原則をこれらのすべての状況に適用する(5.6節参照)。 (48) しかし"行為"という用語は放射線防護において広く使用されるようになっている。委員会は,今後もこの用語を,放射線被ばくあるいは放射線被ばくのリスクの増加を生じさせる活動を意味する用語として引き続き使用するであろう。 (49) 行為は, 企業, 取引, 産業, 又はその他の生産的な活動,というような活動でありうる。それはまた,政府の事業や慈善事業でもありうる。行為の概念には, その行為が導入しあるいは維持している放射線源が, その線源への対策により直接に制御できることが暗に含まれている。 (50) "介入"という用語も放射線防護において広く使用されるようになり, 被ばくを低減するために対策が講じられるような状況を記述するために国及び国際的な基準に組み入れられてきた。委員会は, この用語の使用を, 被ばくを低減する防護"対策"の記述に限定し, 一方で, "緊急時被ばく" 又は "現存被ばく" という用語を, 被ばくを低減するためにそのような防護対策を必要とする放射線の被ばく状況を記述するために使用することがより適切であると信じる。 福島第一原発事故から1年たって、私たちは奇妙な現象に囚われつつあります。 垂れ流された放射線・放射能から被災地の方々の身を守ることは何をおいても大事なことなのですが、その論議の中で、本来ならば「放射線を出す行為」の正当性こそ問われるべきところを、「被曝を抑える介入」の正当性に疑問符をつけることばかりが横行するという現象です。内閣府の審議会「低線量被曝ワーキンググループ」による、住民に20mSvを受忍させようとする論議は、まさにそれにあたると言えましょう。 以下の「用語解説」においても、こうした「upside-down あべこべ思考法」の種が蒔かれているかもしれません。(by 田島直樹) 数式は正しく転写されません。 http //ux.getuploader.com/ni0615_up/download/54/ICRP%E3%80%8C%E7%94%A8%E8%AA%9E%E8%A7%A3%E8%AA%AC%E3%80%8D2007.pdf を参照願います。 用語解説 出し出し語は欧文で始まるものはアルファベット順,和文は五十音順で配列。 ⇒は参照先を示す。参照先の解説中で説明されている見出し語もある。 α/β比 [α/β ratio] 細胞生存曲線の曲率の尺度であるとともに,組織又は腫瘍の線量分割に対する感度の尺度 でもある。細胞致死の直線成分と二次成分が等しい線量(*付属書A,A59-A63項参照)。 DD [Doubling dose] ⇒倍加線量 DNA損傷シグナル伝達 [DNA damage signaling] 例えば,増殖細胞周期の停止などによって,細胞内のDNA損傷を認識し,それに応答す る,相互に影響しあう生化学的プロセス。 DS02 [Dosimetry system 2002] 2002年線量評価体系。多様な状況下でガンマ線と中性子の被ばくを推定し,寿命調査 (LSS)研究対象者の特定臓器の吸収線量の計算を可能にする体系。 DSO2はDS86線量評 価体系の改良版である。 DS86 [Dosimetry system 1986] 1986年線量評価体系。多様な状況下でガンマ線と中性子の被ばくを推定し,寿命調査 (LSS)研究対象者の特定臓器の吸収線量の計算を可能にした体系 EIR [Excess lifetime risk] ⇒生涯リスク推定値 [Lifetime risk estimates] FSU [Functional subunits of tissues] 例えば,腎臓の腎単位や肺の肺胞など,組織の機能上のサブユニット。 LAR [Lifetime attributable risk] ⇒生涯リスク推定値 [Lifetime risk estimates] LD50 [Median lethal dose] 半数致死線量。被ばくした個人の半数が致死となる線量。 LET [Linear energy transfer] ⇒線エネルギー付与 LIE Loss of 1ife expectancy] ⇒生涯リスク推定値 [Lifetime risk estimates] MC [Mutation component] ⇒突然変異成分 NORM (自然起源の放射性物質) [NatUrally occurring radioactive material] 自然起源の放射性核種以外に有意の量の放射性核種を含まない放射性物質。自然起源放射 性核種の放射能濃度が何らかの過程により変化した物質はNORMに含まれる。 PRCF (潜在的回収能補正係数) [Potential recoverability correction factor] 様々なクラスの生殖系列突然変異は,胚/胎児の発育完了を可能とする能力の違いを通し て,生児出生の子供において様々な程度の回収可能性を示すであろうという,知識を考慮 した一組の係数(*"潜在的回収可能性補正係数"ともいう。ヒト突然変異体が生存し, 回収される可能性を表した係数)。 RBE [Relative biological effectiveness] ⇒生物効果比 REID [Risk of exposure-induced death] ⇒生涯リスク推定値 [Lifetime risk estimates] アポトーシス [Apoptosis] 放射線又は他の傷害が原因で起こるプログラム細胞死の動的な生物化学的過程。 安全 [Safety] 適切な操業条件,事故の防止,又は事故影響の緩和を達成していること。 医療被ばく [Medical exposure] 患者が自らの医学又は歯学の診断あるいは治療の一部として受ける被ばく;職業上被ばく する者以外の人が,患者の支援や介助に自発的に役立つ間に承知して受ける被ばく;及び, 自らの被ばくを伴う生物医学的研究プログラムにおける志願者の被ばく。 カーマ,K [Kerma] 質量dmの物質中で非荷電粒子により解放されたすべての荷電粒子の運動エネルギーdEt, の総和を,その物質の質量dmで割った商。 カーマは非確率的な量として定義され,d.Et,は運動エネルギーの総和の期待値である。カー マの単位は1キログラム当たりのジュール(J・kg-1),またその特別な名称はグレイ(Gy) である。 回避線量 [Averted dose] ある1つの防護対策又は一連の防護対策の適用によって防止され,あるいは回避される線 量。すなわち,防護対策が講じられなかった場合の予測線量と対策後に期待される残存線量 との差。 確定的影響 [Deterministic effect] しきい線量と,線量の増加に伴う反応の重篤度の増加によって特徴付けられる,細胞集団 の傷害。組織反応とも呼ばれている。場合によっては,確定的影響は,生物反応修飾物質 を含む照射後の手順により変化しうる。 (工事中) 確率的誤差 [Random error] 再現不可能な方法で変化する誤差。これらの誤差は確率の法則を用いて統計的に処理する ことが可能である。 過剰絶対リスク [Excess absolute risk] 被ばく集団における疾患発生率又は死亡率から,被ばくしていない集団における対応する 疾患の発生率を差し引いたもの。過剰絶対リスクは,しばしば,1Gy当たり,あるいは 1Sv当たりの相加過剰率(additive excess rate)として表される。 過剰相対リスク [Excess relative risk] 被ばく集団における疾患発生率を,被ばくしていない集団における対応する疾患の発症率 で割り,1.0を差し引いたもの。これは,しばしば,1Gy当たり,あるいは1Sv当たりの 過剰相対リスクとして表される。 活性(赤色)骨髄 [Active(red)bone marrow] 臓器系骨髄は,多能性造血幹細胞から始まり成熟した血液細胞に至る,血液細胞の形成に 関する細胞系を含む。 がん以外の疾患 [Non-cancer diseases] がん以外の身体的疾患,例えば心臓血管疾患や白内障。 幹細胞 [Stem cell] 無制限の細胞分裂が可能な,未分化の多能性細胞。 監視区域 [Supervised area] 管理区域には指定されていないが,職業被ばく条件が常に見直されている区域。ただし, 特定の防護措置又は安全のための規定は通常必要としない。 感度解析 [Sensitivity analysis] モデルによる結果が,それに含まれる様々な変数にどれだけ依存するかを定量化する目的 を持つ解析。 管理区域 [Controlled area] 通常の作業条件のあいだ,通常被ばくを管理するか又は汚染の広がりを防ぎ,潜在被ばく を防止するか又はその程度を制限するため,特定の防護対策と安全規定が必要か又は必要 となりうる,と定められた区域。管理区域は監視区域内に設けられることが多いが,そう である必要はない。 基準値 [Reference value] より明確な情報がない場合に,体内動態モデルに使用するため,ICRPが勧告するパラメ ータの値。すなわち,この報告書に示された線量係数の計算に使用される正確な値。基準 値は,計算における丸め誤差の集積を避けるため,実験値が持つと分かっている不確実性 を反映するように選ばれるよりも高い精度で指定されることがある。 吸収線量,1) [Absorbed dose] 次式で与えられる基本的な線量 dE D=- dm ここで,d5は物質の質量dm中に電離放射線によって与えられる平均エネルギーである。 吸収線量のSI単位は1キログラム当たりのジュールO kg 1)で,その特別な名称はグレイ (Gy)である。 記録線量,Hp(10) [Dose of record] 個人線量当量Hp(10)の測定値と,作業者の個人モニタリング及びICRPの基準体内動態・ 線量算定用計算モデルの結果を用いて,標準人に関し遡及的に決定された預託実効線量の 合計によって評価される作業者の実効線量。記録線量は,物質の種類やAMADのような 部位特有の被ばくパラメータを使って評価してもよいが,標準人のパラメータは,ICRP が定めたように固定しなければならない。記録線量は,記録,報告,及び規制上の線量限 度遵守の遡及的実証の目的で作業者に割り当てられる。 緊急事態 [Emergency] 人の健康と安全,生活の質,財産又は環境に対する危険や悪影響を主として緩和するため, 迅速な対策を必要とする非日常的状況又は事象。これには,感知された危険の影響を緩和 するために迅速な対策が正当化される状況が含まれる。 緊急時被ばく状況 [Emergency exposure situation] ある行為を実施中に発生し,至急の対策を要する不測の状況。緊急時被ばく状況は行為か ら発生することがある。 空気力学的放射能中央径(AMAD) [Activity median aerodynamic diameter] 特定のエアロゾル中の大気浮遊放射能の50%がAMADより大きい粒子に関連するような 空気力学的直径の値。沈着が主に慣性衝突と沈降に依存する場合,通常はAMADがおよ そ0.5μm以上のときに使用される。 グレイ(Gy) [Gray] 吸収線、量のSI単位の特別な名称。1Gy=1Jkg-1 計画被ばく状況 [Planned exposure sitUation] 廃止措置,放射性廃棄物の処分,及び以前の占有地の復旧を含む,線源の計画的操業を伴 う日常的状況。操業中の行為は計画被ばく状況である。 系統誤差 [Systematic error] 再現可能で,結果を1つの方向に偏らせる傾向を持つ誤差。誤差の原因は,少なくとも原 理的には,割り当てることが可能で,一・定の構成要素と可変の構成要素を持つ場合がある。 一般的に,系統誤差は統計的に処理することができない。 現存被ばく状況 [Existing exposure situation] 自然バックグラウンド放射線やICRP勧告の範囲外で実施されていた過去の行為の残留物 などを含む,管理に関する決定をしなければならない時点で既に存在する状況。 公衆被ばく [Public exposure] 職業被ばく又は医療被ばく,及び通常の局地的な自然バックグラウンド放射線のいずれを も除いた,放射線源から公衆構成員が被る被ばく。 個人線量当量,Hp(d) [Personal dose equivalent] 実用量の1つ 人体上の特定の点の適切な深さdにおける軟組織(通常,"ICRU球"と解 釈される)中の線量当量。個人線量当量の単位は,キログラム当たりのジュール(Jkg-1), また特別な名称はシーベルト(Sv)である。特定の点は通常,個人線量計を装着する部位 で与えられている。 雇用主 [Employer] 相互に合意した関係により,彼又は彼女の雇用において,作業者に対し,認知された責任, 関与,及び義務を負う,国の法律によって指定された組織,法人,共同企業体,企業,協 会,信託機構,不動産業者,公共又は民間機関,グループ,政治団体又は行政団体,ある いは他の私人。自営業者は雇用主と作業者の両方である。 作業者 [Worker] 雇用主により,常勤,非常勤,臨時雇用を問わず雇用され,職業的な放射線防護に関係す る権利と義務を認識しているあらゆる個人。 参考レベル [Reference level] 緊急時又は現存の制御可能な被ばく状況において,それを上回る被ばくの発生を許す計画 の策定は不適切であると判断され,またそれより下では防護の最適化を履行すべき,線量 又はリスクのレベルを表す用語。参考レベルに選定される値は,考慮されている被ばく状 況の一般的な事情によって決まる。 残存線量 [Residual dose] 防護措置が完全に履行された後に(又は,いかなる防護措置もとらないという決定がなさ れた後に)被ると予想される線量。 シーベルト(Sv) [Sievert] 等価線量,実効線量,及び実用線量のSI単位の特別な名称。単位は1キログラム当たりの ジュール(Jkg-1)である。 実効線量,E [Efiiective・dose] 人体のすべての特定された組織及び臓器における等価線量の組織加重合計であって,次の 式で表される E一ΣW・ΣW・D・,R又はE一ΣW・H・ T R T ここで,HT又はWRDTRは組織又は臓器Tの等価線量,1・VTは組織加重係数である。実効線 量の単位は吸収線量と同じJkg-1,特別な名称はシーベルト(Sv)である。 実用量(実用計測量) [Operational quantities] 外部被ばくを伴う状況のモニタリングと調査のための実用的な応用に用いられる線量。体 内の線量の測定と評価用として定義されている。内部被ばくに関しては,等価線量又は実 効線量の評価を直接的に提供する実用量はこれまで定義されていない。体内の放射性核種 による等価線量又は実効線量の評価には別の方法が適用される。それらは主に,様々な放 射能測定と体内動態モデル(計算モデル)の適用に基づいている(*実用の場において, 外部被ばくには個人線量計など,内部被ばくには排泄物量と体内動態モデルなどを用いて 評価するのが実用量である。実用量のうち,線量については"実用線量"という)。 指定区域 [Designated area] "管理区域"又は"監視区域"のいずれかの区域。 集団実効線量,S [Collective・effective・dose] 特定の期間△Tにおいて,特定の線源に被ばくした,ElからE2の範囲の個人実効線量値 による集団実効線量は,次式により定義される s(El,E2・△T)一倉 璽砧 dE △T この式は,S=ΣiEiぷとして近似できる。ここで, Eiはサブグループiに対する平均実効 線量,また凡はそのサブグループ内の人数である。実効線量を合計する期間及び人数は つねに指定すべきである。集団実効線量の単位は1キログラム当たりジュール(Jkg-1), またその特別な名称は"人・シーベルト"(man・Sv)である。 ElからE2の範囲の実効線量 を受けた人数であるN(El,E2,△T)は 晒脇,△τ)イ 坦㏄ dE △T また,期間△Tにおいて,個人線量ElからE2の範囲の実効線量の平均値E(El, E2,△T)は 万陥△T)-N(誌,△T)∬E 竺曲 促 △T 集団線量 [Collective・dose] [〉集団実効線量 [Collective effective dose] 周辺線量当量,H*(10) [Ambient dose equivalent] 整列場の方向と反対の半径ベクトル上の深さ10mmにおけるICRU球体内の対応する拡張 場と整列場によって生成される放射線場内の1点における線量当量。周辺線量当量の単位 は1キログラム当たりジュール(Jkg-1),またその特別な名称はシーベルト(Sv)である。 寿命調査(LSS) [Life Span StUdy] 日本の広島及び長崎の原爆被爆者における健康影響の長期的なコホート調査。 生涯リスク推定値 [Lifetime・risk・estimates] 個人が被ばくに起因する特定の疾患を発症し,あるいはそれにより死亡するリスクを寿命 期間全体にわたって計算するために,次に挙げるようないくつかの生涯リスク推定値を使 用することができる 1)過剰生涯リスク(excess lifetime risk, EIR)。これは被ばく集団 における発症又はその疾病で死亡する人々の割合と,被ばくしていない同様の集団におけ る対応する割合との差である;2)被ばく誘発死亡リスク(risk of exposure-induced death, REID)。これは,その集団にもたらされた追加的な死亡原因として,特定の性及び 被ばく時における特定の年齢の,被ばく集団及び被ばくしていない集団における原因別死 亡率の差と定義される;3)平均余命損失(loss of life expectancy,1工E)。これは問題の被 ばくによる平均余命の減少を表す;また4)生涯寄与リスク(lifetime attributable risk, 1AR)。これはREIDの近似で,追跡期間にわたる,被ばくしていない個人の経験により 決定された集団バックグラウンド率と比較した過剰死亡(又は過剰症例)を表す。本報告 書ではLARが生涯リスクの推定に用いられた。 小線源治療 [Brachytherapy] 患者の体内に配置された密封放射線源又は非密封線源を用いる放射線治療。 除外 [Exclusion] 規制管理の手段の適用範囲から,ある特別の被ばくカテゴリーを故意に除外すること。 職業被ばく [Occupational exposure] 次の3項目を除く,作業者がその作業の過程で受けるすべての被ばく。 1)除外された被ばく,及び,放射線を含む免除された活動による又は免除された線源によ る被ばく;2)すべての医療被ばく;及び,3)通常の地域の自然バックグラウンド放射 線。 診断参考レベル [Diagnostic reference leve1] 日常の条件において,ある特定の手法からの患者の線量又は投与放射能(放射性物質の量) がその手法にしては異常に高いか又は低いかを示すために,電離放射線を用いた医学画像 診断で使用される。 信頼限界 [Confidence・limits] データと統計学的に矛盾しないパラメータの最低推定値及び最高推定値を与える区間。 95%信頼区間に対しては,この区間がそのパラメータを含む可能性が95%存在する。 正当化 [Justification] (1)放射線に関係する計画された活動が,総合的に見て有益であるかどうか,すなわち, その活動の導入又は継続が,活動の結果生じる害(放射線による損害を含む)よりも大き な便益を個人と社会にもたらすかどうか;あるいは(2)緊急時被ばく状況又は現存被ば く状況において提案されている救済措置が総合的に見て有益でありそうかどうか,すなわ ち,その救済措置の導入や継続によって個人及び社会にもたらされる便益が,その費用及 びその措置に起因する何らかの害又は損傷を上回るかどうかを決定するプロセス。 生物学的半減期 [Biological haif-1ife] 更なる取込みがない場合,生体系又はコンパートメントが,生物学的プロセスによって, その中に入った物質(例えば放射性物質)の量の半分を取り除くために要する時間。 生物効果比(RBE) [Relative biological effectiveness] 低LET基準放射線の線量と同じ生物学的効果を与える対象放射線の線量の比。 RBEの値 は,対象とされる線量,線量率,及び生物学的エンドポイントによって変わる。放射線防 護においては,低線量における確率的影響に関するRBE(RBEM)は特に関心が持たれて いる。 セキュリティ [Security] 核物質その他の放射性物質又はそれらの関連施設に関係する,窃盗,破壊行為,不当な立 入り,非合法的譲渡,その他悪意ある行為の,防止,探知及び対応。 (体内)摂取,∬ [Intake] 気道又は消化管又は皮膚を通じて体内に取り込まれる放射能量。 急性摂取 瞬時に起こる,吸入又は経口による1回摂取。 慢性摂取 特定の期間にわたる摂取。 線エネルギー付与(L又は㎜)[Linear energy transfer] 媒体中の荷電粒子放射線の平均線エネルギー損失率。すなわち,ある物質中を通過する経 路の単位長さ当たりに失う放射線エネルギー。すなわち,砧をdlで割った商。ここでdE は物質中の距離d1を移動中に,電子との衝突により荷電粒子が喪失する平均エネルギーで ある。 ㏄ L=- dl Lの単位はJm-1,またkeVμm-1で表されることが多い。 前駆細胞 [Progenitor cel1] 限定的な増殖が可能な未分化細胞。 線形線量反応 [Linear dose response] ある影響(例えば,疾患又は異常)のリスクが線量に比例するとして表す統計モデル。 線源 [Source] 病院のX線装置又はある施設からの放射性物質の放出などのように,放射線防護を全体と して最適化することができる実体。放射線発生装置や密封放射性物質,更に,より一般的 には,放射線又は放射性核種による被ばくの原因となる放射線源。 線源領域,Si[Source region] 摂取後に放射性核種を含む,標準ファントムの体内の解剖学的領域。この領域は,臓器, 組織,胃腸管又は膀胱の内容物,あるいは骨格などの組織の表面,消化管,及び気道など である。 潜在被ばく [Potential exposure] 確実に生じるとは予想できないが,線源の事故又は機器の故障及び操作上の過失を含む確 率的性質を持つ単一事象又は一連の事象により生じるおそれのある被ばく。 線質係数,Q(L) [Quality factor] 組織内の荷電粒子の飛跡に沿った電離密度に基づく,放射線の生物学的効果を特徴づける 係数。Qは,水中の荷電粒子の非限定的線エネルギー付与L∞(L又はLETと称されるこ とが多い)の係数として定義される 鋼一{霊㌫竃ピ 等価線量の定義において,Qは放射線加重係数に代わったが,モニタリングで使用される 実用線量当量の計算では引き続き使用されている。 線量係数 [Dose・coefficient] 放射性物質の単位摂取量当たりの線量の同義語として用いられる。しかし,例えば,特定 の放射性核種の単位面積当たりに特定の放射能量が沈着している表面から特定の距離にお ける外部線量率のように,線量又は線量率と放射能の量又は濃度を関連させる他の係数を 述べるために用いられることもある。 線量限度 [Dose limit] 計画被ばく状況から個人が受ける,超えてはならない実効線量又は等価線量の値。 線量拘束値 [Dose constraint] ある線源からの個人線量に対する予測的な線源関連の制限値。線源から最も高く被ばくす る個人に対する防護の基本レベルを提供し,またその線源に対する防護の最適化における 線量の上限値としての役割を果たす。職業被ばくについては,線量拘束値は最適化のプロ セスで考察される複数の選択肢の範囲を制限するために使用される個人線量の値である。 公衆被ばくについては,線量拘束値は,管理された線源の計画的操業から公衆構成員が受 けるであろう年間線量の上限値である。 線量しきい値仮説 [Dose-threshold hypothesis] バックグラウンドより上のある線量を考え,それより下では,過剰のがん及び/又は遺伝 性疾患のリスクがゼロになるとする仮説。(組織反応のしきい線量も参照)。 線量修飾係数(DMF) [Dose modifying factor] 修飾要因がある場合とない場合で同じレベルの生物学的影響を引き起こす線量の比。 線量・線量率効果係数(DDREF) [Dose and dose-rate effectiveness factor] (単位線量当たりの)生物学的効果が低線量・低線量率の放射線被ばくでは高線量・高線 量率における被ばくと比較して通常低いことを一般化した,判断によって決められた係 数。 線量当量,H [Dose equivalent] 組織中のある点におけるDとQとの積。ここでDは吸収線量,またQはその点における特 定の放射線の線質係数であり,次の式で表される H=1)Q 線量当量の単位は1キログラム当たりジュール(Jkg-1),またその特別な名称はシーベル ト(Sv)である。 線量預託,E、[Dose commitment] 放出をもたらす1年間の計画的活動のような特定の事象に起因する,1人当たりの線量率 亘の無限時間積分として定義される計算手法。一定割合での無期限放出の場合,特定の集 団に対する,将来における1人当たりの年間最大線量率Eは,集団の規模にかかわらず, 1年間の行為の線量預託に等しいであろう。もし,放出の原因である活動がある期間τに わたってだけ継続するならば,1人当たりの将来の年間最大線量は,次式で定義されるよ うに,対応する打切り線量預託と等しいであろう。 E。(・)一ズE(t)dt 操業管理者 [Operating management] 組織の最高レベルにあって組織の指揮,管理,及び評価を行う人又はそのグループ。他に も様々な用語が用いられている。例えば,最高経営責任者(CEO),理事長(DG),常務 理事(MD),執行グループなど。 増殖因子 [GroWth factor] 細胞の繁殖や細胞集団の増殖/分化を制御する作用を行う分子。 相対生存率 [Relative survival] 診断後に一定期間(例えば5年)生存したがん患者の割合と,がんに罹患していない同様 の個人集団における生存割合との比。 相対的寿命損失 [Relative・1ife・lost] 被ばくした集団における疾患による死亡者の間で観察された損失寿命年数の割合と,被ば くしていない同様の集団における対応する割合との比。 組織加重係数,耽 [Tissue weighting factor] 身体への均一照射の結果生じた健康損害全体に対する組織又は臓器の相対的寄与を表現す るために,組織又は臓器Tの等価線量に加重する係数(ICRP,1991b)。それは次式のよう に加重される Σ・・-1 T 組織反応 [Tissue reaction] [〉確定的影響 [Deterministic effect] 組織反応のしきい線量 [Threshold dose for tissue reaction] 組織反応がわずか1%発生すると推定される線量。 組織又は臓器(T)内の平均吸収線量,1)T[Mean absorbed dose in a tissue or organ(T)] 組織又は臓器Tにわたって平均化された吸収線量DT。次の式で表される DT=竺二 MT ここで,εTは組織又は臓器Tに付与された平均総エネルギー,MTはその組織又は臓器の 質量。 損害 [Detriment] あるグループが放射線源に被ばくした結果,被ばくグループとその子孫が受ける健康上の 害の全体。損害は多次元の概念であり,その主な構成要素は以下の確率量である。すなわ ち 致死がんの寄与確率,非致死がんの加重された寄与確率,重篤な遺伝性影響の加重さ れた寄与確率,及び,害が発生した場合の寿命短縮年数。 損害で調整されたリスク [Detriment-adjusted risk] 結果の重篤度を表現するため,損害の様々な構成要素を考慮に入れるように修正された確 率的影響の発生確率。 代表的個人 [Representative person] 集団内でより大量に被ばくした人々のうち代表的な線量を受けた個人(Publication 101, ICRP 2006a参照)。この用語は,以前のICRP勧告で述べられている"決定グループの平均 的構成員"と同等であり,これに置き代わる。 多因子性疾患 [Multifactorial・diseases] 多数の遺伝的因子及び環境因子に起因する疾患。 多段階腫瘍形成 [Multistage tumorigenesis] 単一・(標的)細胞からのがんの進展を導く可能性のある細胞特性の段階的獲得。 直線しきい値なしの(㎜)モデル[Linear-non-threshold model] 低線量領域でも,ゼロより大きい放射線量は,単純比例で過剰がん及び/又は遺伝性疾患 のリスクを増加させる,という仮説に基づく線量反応モデル。 直線一二次線量反応 [Linear-quadratic dose response] 1つは線量に比例する成分(直線項),もう1つは線量の二乗に比例する成分(二次項)と いう,2つの成分の和として特定の影響(疾病,死亡又は異常など)のリスクを表す統計 モデル。 適応応答 [Adaptive response] 照射後の細胞反応で,通常は以後の放射線被ばくに対する細胞の抵抗力の増加に役立つ。 等価線量,HT[Equivalent dose] 次の式で与えられる組織又は臓器Tの線量 H・一ΣW・D・,・ R ここで,DT,Rは組織又は臓器Tが放射線Rから受ける平均吸収線量,1・VRは放射線加重係数 である。WRは無次元量なので,等価線量の単位は吸収線量と同じくJkg-1,また特別の名 称はシーベルト(Sv)である。 統計学的検出力 [Statistical power] 疫学研究が,あるレベルの高められたリスクを,特定の信頼度で検出する確率。 突然変異成分(MC) [Mutation component] 突然変異率の単位相対的変化当たりの疾患頻度の相対的変化の尺度を提供する量。すなわ ち,反応性の尺度;MCの値は様々なクラスの遺伝性疾患ごとに異なる。 年摂取量,AI[Annual intake] 1年間に経口摂取又は吸入摂取により人体に入る特定の放射性核種の量。 バイオアツセイ [Bioassay] インビボ測定又は排泄その他による物質のインビトロ分析により,体内の放射性核種の性 質,放射能,位置,又は残留を決定するのに用いられる手順。 倍加線量(DD) [Doubling dose] ある世代で自然に発生する頻度の遺伝性変異と同じ頻度の遺伝性変異を発生させるために 必要な放射線量(Gy)。 バイスタンダー効果 [Bystander effect] 照射された隣接細胞から受ける信号により引き起こされる,照射を受けていない細胞の反 応。 比吸収割合 [Spechic absorbed fraction] 線源領域S内の特定の放射線タイプとして放出され,1kgの標的組織Tに吸収されるエネ ルギーの割合。 飛跡構造 [Track structure] 電離放射線の通過による,飛跡に沿った物質中でのエネルギー沈着の空間分布のタイプ。 被ばくする個人 [Exposed individual] ICRPは被ばくする個人を3つのカテゴリーに分けている 作業者(情報を与えられた個 人),公衆(一般人),介護者と介助者を含む患者。 被ばくのカテゴリー [Categories of exposure] ICRPは,放射線被ばくを,職業被ばく,公衆被ばく,患者の医療被ばくという3つのカテ ゴリーに区別する。 標準人 [Reference person] 標準男性及び標準女性の対応する線量を平均化することによって臓器又は組織等価線量を 計算するための理想化された人。標準人の等価線量は,各線量に対応する組織加重係数を 乗じることによって,実効線量の計算に利用される。 標準男性及び標準女性(標準個人) [Reference male and Reference female(Reference individual)] 放射線防護のために,ICRPが定義する特性を有し,またICRP標準人課題グループ報告書 (Publication 89;ICRP,2002)で定義された解剖学的・生理学的特徴を備えた,理想化 された男性又は女性。 標準動物及び標準植物 [Reference animal and Reference plant] 標準動物あるいは標準植物とは,分類学上の科のレベルの一般概念に従う,特定のタイプ の動物又は植物に想定される基本的特性を備え,そのタイプの生物に関して,被ばくを線 量に,また線量を影響に関係付ける目的で使用することができる,解剖学,生理学,及び 生活史の特性を備えた仮想的実体である。 標準ファントム [Reference phantom] ICRP標準人課題グループ報告書(Publication 89;ICRP,2002)で定義された,解剖学 的・生理学的特徴を持つ,人体のボクセルファントム(医学画像データに基づく男性と女 性のボクセルファントム)。 標的領域,Tj[Target region] 放射線を吸収する身体(標準ファントム)内の解剖学的領域。この領域は,ある臓器又は 消化管,膀胱,骨格及び気道のような特定の組織である。 プール解析 [Pooled analysis] 複数の調査から得られ,それぞれ並行して解析が行われた元データに基づく,疫学的デー タの解析。 フルエンス(粒子フルエンス),Φ [Fluence(particle且uence)] dNをdaで割った商。ここで,研は断面積がdaの小球上に入射する粒子の数である。す なわち d/V φ=- da 分化 [Differentiation] 幹細胞が増殖経路に入るプロセス。その間に娘細胞がそれぞれに特化した機能を獲得する。 ベースライン率(自然発生率)[Baseline rate] 調査対象の作用因子に対する被ばくがない場合に,集団で観察される年間の罹患率。 ベクレル(Bq) [Becquerel] 放射能のSI単位に対する特別な名称。1Bqニ1s-1(・u 2.710-11 Ci)。 方向性線量当量,H (d,Ω) [Directional dose equivalent] 特定方向Ωの半径上のある深さdにおけるICRU球の,対応する拡張場により生成される 放射線場の1点における線量当量。方向性線量当量の単位は1キログラム当たりのジュール (Jkg-1),その特別な名称はシーベルト(Sv)である。 防護原則 [Principles of protection] 全ての制御可能な被ばく状況に等しく適用される一組の原則 すなわち,正当化の原則, 防護の最適化の原則,及び計画された状況において最大線量の限度を適用する原則。 防護(及び安全)の最適化 [Optimisation of protection(and safety)] いかなるレベルの防護と安全が,被ばく及び潜在被ばくの確率と大きさを,経済的・社会 的要因を考慮の上,合理的に達成可能な限り低くできるかを決めるプロセス。 防護量 [Protection quantities] ICRPが放射線防護のために定義した,全身及び身体部分の外部照射と放射性核種の摂取 による,人体の電離放射線被ばくの程度の定量化を可能にする線量関連量。 放射性物質 [Radioactive material] しばしば放射能と放射能濃度の両者を考慮し,その放射能ゆえに規制管理に従う,国の法 律又は規制当局により指定された物質。 放射線加重係数,Va [Radiation weighting factor] 低LET放射線と比べ,高LET放射線の高い生物学的効果を反映させるために,臓器又は 組織の吸収線量に乗じる無次元の係数。ある組織又は臓器にわたって平均した吸収線量か ら等価線量を求めるために用いられる。 放射線攻撃 [Radiological attack] 脅迫,殺人,妨害行為,又はテロなど,悪意の目的での放射性物質又は核物質の使用。 放射線損害 [Radiation detriment] 身体各部の放射線被ばくの有害な健康影響を定量化するために用いられる概念。ICRPに より,放射線関連のがん又は遺伝性影響の発生率,これらの疾患の致死率,生活の質 (QOL)及び,これらの疾患により失われた寿命を含む,いくつかの要因の関数として定 義される。 放射線の確率的影響 [Stochastic・effects・of・radiation] 発生する影響の確率が,その重篤度ではなく,しきい値なしの線量の関数とみなされるよ うな悪性疾患及び遺伝性影響。 放射能,A [Activity] ある量の物質中で単位時間に生じる核変換の数の期待値。放射能のSI単位は1秒当たり (s-1)であり,その特別な名称はベクレル(Bq)である。 ボクセルファントム [Voxel phantom] 医学断層画像に基づく人体形状コンピュータファントム。ここで,解剖学的生体構造は, 人体の種々の臓器・組織の密度と原子組成を特定した,小さな3次元体積素子(ボクセル) で記述される。 名目リスク係数 [Nominal risk coef丘cient] 代表的集団における性及び被ばく時の年齢で平均化された生涯リスク推定値。 免許所有者 [Licensee] 施設又は活動に関係する特定の活動の実施に認可を与える,規制当局が発行した,現在有 効な法的文書の所有者。 免除 [Exemption] ある線源又は放射線を伴う業務上の活動は,規制管理の一部又はすべての面に従う必要が ないとする,規制機関による決定。 メンデル性疾患 [Mendelian diseases] 単一遺伝子の突然変異に起因する遺伝性疾患。 誘導空気中濃度(DAC) [Derived air concentration] これは,1労働年に標準人により吸入された空気の体積(すなわち,2.2×103m3)で割っ た(ある放射性核種の)年摂取限度(Annual limit of intake, ALI)に等しい。 DACの単位は Bqm-3である。 誘発ゲノム不安定性 [lnduced genomic instability] 何世代にもわたる自然突然変異率又はその他のゲノム関連の変化の持続的上昇を特徴とす る,変化した細胞状態の誘発。 予測線量 [Projected dose] 防護対策が何も講じられなかった場合に生じると予測される線量。 預託実効線量,E(τ) [Committed甜ective dose] 臓器又は組織の預託等価線量と適切な組織加重係数(町)との積の和。ここで,τは摂取 後の年で表した積算時間である。預託期間は,成人の場合は50年,子供の場合は70歳ま でとする。 預託等価線量,HT(τ) [Committed equivalent dose] 標準人が体内に放射性物質を摂取後,特定の組織又は臓器における等価線量率の時間積分。 ここで,τは摂取後の年で表した積算時間である。 罹患(罹患率) [Incidence(incidence rate)] 特定期間内の集団における疾患発生率で,10万人当たり年当たり (すなわち100,000人年 当たり)の疾患発生件数で表すことが多い。 リスク拘束値 [Risk constraint] (潜在被ばくによる損害の確率という意味で)ある線源に起因する個人リスクの予測的な 線源関連の制限値で,線源によるリスクが最も高い個人に対する防護の基本的レベルを規 定し,その線源に対する防護の最適化において,個人のリスクの上限値として役立つ。こ のリスクは,線量をもたらす意図的でない事象の確率の,またその線量に起因する損害の 確率の関数である。リスク拘束値は線量拘束値に対応するが,潜在被ばくに関連している。 リスク転換(リスク転移) [Transport of risk;Transfer of risk] 1つの集団について推定されたリスク係数をとり,それを異なる特性を持つ別の集団に適 用すること。 粒子フルエンス,Φ [Particle・fluence] [〉フルエンス [Fluence] 用語解説の参考文献 ICRP, 1991b. The 1990 Recommendations of the International Commission on Radiological Protection. ICRP Publication 60.Ann. ICRP21 (1-3) . ICRP, 2002. Basic anatomical and physiological data for use in radiological protection. ICRP Publication 89. Ann.ICRP32(3/4) . ICRP, 2006a. Assessing dose of the representative person for the purpose of radiation protection of the public and Ihe optimisation of radiological protection Broadening the process. ICRP Publication 101. Ann. ICRP 36 (3) .ICRP Pubiication ICRPの2007年勧告:index
https://w.atwiki.jp/valuk/pages/13.html
2008年劇場版「ポケモン」に登場するレジギガス ミニゲームをクリア、脱獄犯を捕まえるタントアール ジョシュ・ハートネットが2004年に主演した映画ホワイトライズ 『あたしンち』のみかんのクラスメートしみちゃん フランス語、大使や公使の派遣に対する相手国の同意アレグマン ロンドンにある金融の中心地は〇〇〇〇◯街ロンバード アニメ『爆闘宣言〇〇〇〇〇〇』ダイガンダー アニメや漫画の舞台となった街へ旅行すること 『ムーミン』に登場するおじいさん「〇〇〇〇さん」ヘムレン 『魔法のスターマジカルエミ』でエミが所属するマジック団マジカラット 『超時空世紀オーガス』に登場する腕のついたメカの総称ドリファンド 原子番号、100番の元素フェルミニウム 『百獣戦隊ガオレンジャー』でガオレンジャーが住む天空島アニマリウム 『ポパイ』でハンバーガーばかりを食べるウィンピー お笑いコンビ、シャンプーハットの結成当時のコンビ名ナイスフェイス クリィミーマミが所属する芸の事務所パルテノン 『ウルトラQ dark fantasy』に登場した怪獣ウニトローダ 『幻星神ジャスティライザー』で神野司郎が変身するデモンナイト 2008年『ヤッターマン』に登場する新しいヤッターメカヤッタージンベエ 『科学忍者隊ガッチャマン』でコンドルのジョーを演じたささきいさお 西アジアや北アフリカのオアシスによく見られるなつめやし 『夢のクレヨン王国』でシルバー王女と旅をする豚ストンストン 奈良県の北西部に位置する都市やまとたかだ 本名を「井浦新」という俳優ARATA 『ガンダム』のホワイトベースの予備パイロットジョブ・ジョン 油桃、光桃などの別名があるネクタリン 「髪の毛」という意味のあるパスタカペッリーニ 2008年「ヤッターマン」に登場するドクロベエの孫ドクボン アニメ『獣戦士〇〇◯〇〇』ガルキーバ 『ドラクエⅧ』はここからスタートトラペット フリッパーズ・ギターの解散後、小山田圭吾が一人で結成コーネリアス 記号「Sv」で表される線量当量のSl単位シーベルト 『ドラゴンクエストⅧ』でスカウトできるモンスタープリズニャン エミリオ・エステベス主演1988年公開の西部劇映画ヤングガン 山梨県甲府市に本社を置き、全国展開している菓子メーカーシャトレーゼ 『東京マグニチュード8.0』のOPキミノウタ 『20世紀少年』でカンナの隣の部屋に住む漫画家ウジコウジオ 『ドラゴンクエストⅧ』でスカウトできるモンスターボストロール 『みどりのマキバオー』で「不屈の闘将」と呼ばれるアマゴワクチン 「マンガを描いてモテるのか!?」がテーマの久保ミツロウの漫画もてまん
https://w.atwiki.jp/birdtaka/pages/45.html
@birdtakaが個人的に参考にしているサイトへのリンクを掲載していきます。 参考になる書籍等 もご覧ください。 放射線問題について参考にしたサイト @tsokdbaさんの 3.11東日本大震災後の日本 @Kontan_Bigcatさんの汚染関連等データの考察 コンタンのブログ @ye2cunさんの 【武蔵境】東京都武蔵野市境4丁目の放射線(継続した放射線量の測定以外に様々な検証をされています) @Mihoko_Nojiriさんの 油断するなここは戦場だ @kikumacoさんの kikulog (2014/2/17復旧) @katukawaさんの 勝川俊雄公式サイト(事故直後の関連記事が参考になりました) @buveryさんの buveryの日記 @hayanoさんのツイート ガイガーカウンター・ミーティング (2011/06/11) GCM ガイガーカウンターミーティングふくしま (2012/07/15,16) 全国の放射能情報一覧 (初期の頃に参考にしていました) 日本分析センターにおける空間放射線量率(線量率と放射性核種の関係) 甲状腺被ばく量の直接測定(喉元に線量計)は何をやっているのか 個人線量計の指示値について @clear_wtさんの 放射線計測についての少し詳しい(長い)解説 @clear_wtさんの 実環境におけるガラスバッジや個人線量計による測定値の妥当性~サーベイメータとの比較 @clear_wtさんの 現実的な実効線量の推定法(私見)―各種測定器指示値との関係 @ye2cunさんの 個人線量計は大丈夫。個人線量計の値が現況においては小さくなる現象について (Youtube) 千代田テクノル社の見解 個人線量当量と周辺線量当量について(2015/1/28) 全体像をつかむ @Hal_Tasakiさんの まだやっかいな放射線・2 年半が経って汚染と被曝はどうなっているか @shanghai_iiさんの 東電原発事故の全体像をつかもう (PDF) 復興庁 放射線リスクに関する基礎情報 (PDF) @hayanoさんの 福島の内部被ばくと外部被ばく(講演スライド) @y_morigucci さん世話人の オールつくばネットワークシンポジウム・福島第一原子力発電所事故由来放射性物質調査研究・分野横断ワークショップ(2014/03/16開催)・USTREAM録画 放射線マップ @nnistarさんの 国・自治体の測定値による放射能マップ @h_okumuraさんの RgoogleMapsを使った放射線地図 国 航空機モニタリング情報 国 放射線量等分布マップ拡大サイト 国 放射線測定マップ(◆全国)(2015/07/21リンク掲載) 福島県 福島県放射能測定マップ 福島土壌調査~Google earth、Google mapで見る放射線地図~ 食品測定 @tsokdbaさんの 3.11東日本大震災後の日本(福島の米検査の結果について詳しい) @h_okumuraさんの 食品の放射能データ検索 ふくしまの恵み安全対策協議会 ふくしまの恵み安全対策協議会(福島県産米全量全袋検査結果) 農林水産物モニタリング情報検索サイト ふくしま新発売。 グリーンピース放射能測定室 シルベク ベクミル(食品を持ち込んで自分で測定) CRMS福島リポート お米測定プロジェクト CRMS福島リポート 食品データ公開 コープふくしま 陰膳方式による放射性物質測定 2011年度 コープふくしま 陰膳方式による放射性物質測定 2012年度 上期 コープふくしま 陰膳方式による放射性物質測定 2012年度 下期 コープふくしま 陰膳方式による放射性物質測定 2013年度 上期 コープふくしま 陰膳方式による放射性物質測定 2013年度 下期 コープふくしま 陰膳方式による放射性物質測定 2014年度 福島県 日常食の放射線モニタリング結果 国立保健医療科学院 食品中の放射性物質検査データ(厚生労働省が公表した食品中の放射性物質の検査結果に基づき検査結果の検索) 農業環境技術研究所 主要穀類および農耕地土壌のSr-90とCs-137分析データ一般公開システム 農業環境技術研究所 家畜の骨中Sr-90分析データ一般公開システム 農業環境技術研究所 牛乳中のSr-90とCs-137分析データ一般公開システム 日本生活協同組合連合会 2014年度 家庭の食事からの放射性物質摂取量調査 結果について 日本生活協同組合連合会 食品中の放射性物質問題への日本生協連の対応について(各年度の調査結果へのリンクあり) 放射線測定機器 @mikageさんのサイト・放射線測定器の情報、ウェブツール 放射線・放射線測定器のメモ @mikageさんのサイト・放射線スペクトル表示ツール SPViewer @mikageさんのサイト Polimaster PM1904 のCSVグラフ化ツール Polymasterの代理店・親切なサポート たろうまる 行政の公表データ 国・福島県 放射線モニタリング情報 国 航空機モニタリング情報 国 放射線量等分布マップ拡大サイト 国 SPEEDI 福島県 各種放射線モニタリング結果 福島県 福島県放射能測定マップ 福島県 平成23年3月の空間線量率測定結果(福島県モニタリングポストから回収されたデータ) 福島県 放射線関連試験研究成果(1放射性物質の分布状況の把握 2放射性物質の簡易測定法の開発 3放射性物質の吸収量の把握 4放射性物質除去・低減技術の開発 5放射性物質吸収抑制技術の開発 6農産物における放射性物質の除去・低減技術の開発 7農作業における放射線被曝低減技術の開発 8放射性物質が森林・林産物に与える影響 9放射性物質が海面漁業に与える影響 10放射性物質が内水面漁業に与える影響) 行政以外 日本分析センター 日本分析センターにおける空間放射線量率(核種内訳あり) 福島県漁業協同組合連合会 福島県における試験操業の取組 避難・関連死 復興庁 全国の避難者等の数(所在都道府県別・所在施設別の数) 復興庁 震災関連死の死者数 福島県 避難・被災関連情報 福島県 平成23年東北地方太平洋沖地震による被害状況即報 福島県 県外への避難者数の状況 ICRP ICRP and Fukushima ジャック・ロシャール氏会見動画(福島医大とICRP覚書締結)(Youtube) ↑会見の翻訳(@hirokiharokiさんによる) togetterまとめ birdtakaのまとめ(参考になるツイートをまとめたりしています) チェルノブイリ事故関連(京都大学原子炉実験所・原子力安全研究グループ) チェルノブイリ原発事故(その2) ソ連共産党中央委員会政治局 チェルノブイリ原発事故対策特別作業班会議 議事録 ツール 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービス 国土地理院 地理院地図 無料グルプウェア サイボウズLive Twitterアカウントでイベント告知と出席確認 TwiPla RSSリーダ feedly Pocket
https://w.atwiki.jp/gaigercount/pages/15.html
β線の窓(ガイガーカウンターでの放射線量の正しい計り方) http //togetter.com/li/136232 測定値から見る放射線測定器の性能 http //homepage3.nifty.com/anshin-kagaku/110420yabushita_6.pdf NPO法人放射線線量解析ネットワークとNPO法人放射線教育フォーラム 放射線測定実験要領書 http //radonet.servebbs.net/report/lect02.pdf 放射線医学総合研究所 緊急被ばく医療研究センター http //www.nirs.go.jp/hibaku/ 原子力あるいは放射線緊急事態におけるモニタリングの一般的手順 (IAEA TECDOC-1092の和訳) http //www.nirs.go.jp/hibaku/kenkyu/te_1092_jp.pdf 放射線緊急事態時の評価および対応のための一般的手順 (IAEA TECDOC-1162の和訳) http //www.nirs.go.jp/hibaku/kenkyu/te_1162_jp.pdf バックグラウンド これまでお知らせしていた線量率は、検出器では測定できない宇宙線寄与分を定数(28nGy/h) として加算していましたが、平成23年2月に実施された会議で、平成23年4月1日から廃止することに決まりました。 http //www.hoshasen.pref.shizuoka.jp/dynamic/info/03-010-002.html 放射線測定器の校正についてはJIS Z 4511:2005「照射線量測定器、空気カーマ測定器、空気吸収線量測定器及び線量当量測定器の校正方法」で定められている。 同JISでは、初回校正後、定期的な性能の維持を確認するため、実用線源による簡易的な校正(確認校正)を実施するよう規定している。 http //www.keiryou-keisoku.co.jp/kiji/2011sinsai/2864-2.htm 数え落し、自然計数 http //www.shiga-ec.ed.jp/kagaku/05shisets/bake/kiki_phys_15.pdf 偽計数・不感時間・分解時間・回復時間 http //www.rs.kagu.tus.ac.jp/~phlabex/LabExercise/radiation/index1.html 高校生向け実験 http //www.metro-cit.ac.jp/~kenyoshi/kyouzai/8gaiga.pdf 市販計数器の置き方による誤差 http //www.gsj.jp/Pub/Bull/vol_06/06-11_04.pdf 電気機器メーターの誤差の定義。なお、放射計の誤差の定義については知りません。 http //www.ee.t-kougei.ac.jp/~nisimiya/elec_measure_out/node5.html http //www.nc-net.or.jp/mori_log/detail.php?id=164196 バックグラウンドの補正に関する内容です。線形式を使用していますので、Y切片があります。 低濃度ではY切片の誤差が出ます。
https://w.atwiki.jp/kumedisiketai/pages/709.html
6 画像検査と内視鏡検査 約30% A 超音波検査 原理と検査技術 Bモード法 Mモード法 断層法 ドプラ〈Doppler〉法,カラードプラ法,パワードプラ法 高・低エコー域 音響陰影 音響増強 エコー下穿刺生検 血流測定 管腔内超音波検査〈血管,胆管,膵管,気管支〉 B 電離放射線 種類 発生装置 相互作用 線質 放射性同位元素 崩壊形式 C 放射線の単位と測定 単位〈照射線量 C/kg,吸収線量 Gy,線量当量 Sv,放射能 Bq〉 測定 D 非電離放射線 電波 レーザー 赤外線 紫外線 E 放射線等検査用機器・器材 エックス線撮影,透視装置・器材〈フィルム,増感紙,グリッド,蛍光増倍管,イメージングプレート,平面検出器〉 血管撮影装置,DSA〈digital substraction angiography〉装置 CT装置 核医学検査装置 磁気共鳴画像〈MRI〉装置 F 医療放射線被曝の軽減 正当化 最適化 男性・女性の放射線診断での注意 G 臨床検査機器・器材 機器の管理と理論 検体検査装置 生体機能検査装置 監視装置 H 検査における医療情報 検査情報検索システム 診療支援システム I エックス線単純撮影 種類と適応 コントラスト 鮮鋭度 DR〈ディジタルラジオグラフィ〉,CR〈コンピューテッドラジオグラフィ〉 J 血管造影 種類と適応 造影剤 合併症 K 消化管造影 種類,適応,禁忌 造影剤 L 尿路造影 種類と適応 造影剤 合併症 M その他の造影検査 唾液腺造影 咽頭造影 胆道〈胆嚢・胆管〉造影 経皮経管胆道造影〈PTC〉 内視鏡的逆行性胆管膵管造影〈ERCP〉 子宮卵管造影〈HSG〉 関節造影 脊髄腔造影〈ミエログラフィ〉 椎間板造影 N CT検査の原理と技術 検出器 ヘリカルCT MDCT〈multidetector-row CT〉 三次元再構成画像〈冠状断,矢状断〉 O 単純CT 適応 CT値 高・低吸収域 P 造影CT 適応と禁忌 造影剤 造影効果 副作用 Q ダイナミックCT 造影法,3次元CT血管撮影〈3D-CTA〉 造影剤動態 R 磁気共鳴画像〈MRI〉検査の原理と技術 スピンエコー〈SE〉法 グラディエントエコー〈GRE〉法 安全管理 S 単純磁気共鳴画像〈単純MRI〉 適応 MR信号 T1・T2・プロトン密度 脂肪抑制・水抑制・水強調画像 T2*強調像,FLAIR像 拡散強調像 MRS〈MRスペクトロスコピー〉 T 造影磁気共鳴画像〈造影MRI〉 適応 造影剤と副作用 造影効果 U 磁気共鳴血管撮影〈MRA〉 適応 V 磁気共鳴胆管膵管造影〈MRCP〉 W 核医学検査の原理と技術 放射性医薬品 トレーサー原理 X シンチグラフィ 適応 撮影法 シングルフォトンエミッションCT〈SPECT〉 ポジトロンエミッション断層撮影〈PET〉 Y 内視鏡の種類 硬性鏡 ファイバースコープ 電子スコープ 拡大内視鏡,カプセル内視鏡 超音波内視鏡 Z 内視鏡検査の適用部位 外耳,中耳 鼻,副鼻腔 咽頭,喉頭 気管,気管支 胸腔 縦隔 消化管 肛門 胆道 腹腔 泌尿器〈膀胱,尿道,尿管〉 女性性器〈コルポスコピィ,ヒステロスコピィ〉 関節腔 AA 内視鏡検査の基本手技と合併症 検査前全身状態の評価と前処置 基本的手技〈局所麻酔,挿入,生検,擦過診,色素,撒布〉 合併症
https://w.atwiki.jp/mekong/pages/52.html
新バケツモデルを用いた地域の土壌水分量、流出量、積雪水当量、及び河川水温の研究 近藤ほか(1995) <補足率による補正> 平地の観測 P = f× Pobs f = 1.25 + 0.15cos[ω(day - 20)] 山岳の観測 P = fm× Pobs fm= 1.2×f ただし、ω=2π/365、dayは1月1日からの日数。 冬季は風が強く、かつ降水の頻度が高いことが考慮されている。 <標高補正> T<5℃の日の降水は、平地での降水量は少なくても、山地ではかなりの 積雪量となる。この条件をここでは寒冷日と呼ぶ。T≧5℃を温暖日と呼ぶ。 アメダス2地点の日降水量の平均値(修正値)をPaとして、 P(Z)= [1 + c(Z-Za)]×Pa Za=143m c= c1=0.001[m~-1](寒冷日) c2=0.00064[m^-1](温暖日) 暖候期6/1~10/15(day=152~288) 不忘山の降水量の修正値をPfuboとして P(Z)=[1 + c2(Z-Zb)]×Pb Pb=(Pa+Pfubo)/2 Zb= (Za+Zfubo)/2 =597m 積雪モデルと衛星積雪面情報を用いた東北地方の積雪分布と融雪係数の解析 戸塚、風間ほか(2004) ※対象期間は11月~4月。冬季のみ。 ※以下の通り、降水量を推定した後、判別気温により降雪量を推定した。 ↑雨か雪か判別する前に補足率の補正をするのか?積雪のみを考慮するから雨の推定 が間違っても良いということか? <補足率の補正> 大野ら(1998)「北陸地方における降水量計の固体降水補足率」の方法に従う。 <標高による降水量補正> P(Z)=[1 + c(Z - Za)]×Pa cは近藤ら(1995)「新バケツモデルを用いた~」の係数。 Zaは各アメダス観測点の標高 メッシュの値は、最も近いアメダス3箇所の補正値を用いて重み付距離平均法で内挿。 近藤ら(1995)は季節関係なく、雨でも雪でも共通の補足率補正の式を使い、その後 に標高補正をした。標高補正の式だけ単独で持ってきて使えるのか? 広域に適用可能な融雪・積雪水量モデル <補足率の補正> 気温と降雪の発生確率を直線で近似。 発生確率に応じた割合の降雪、降雨があるとする。 雪の場合に、大野ら(1998)にしたがって補正 <標高による降水量補正> 地形とかいろいろ使って、重回帰分析。標高による一次関数的な補正ではない。 Nasiriさん博論 <補足率による補正> ゲージの種類がわからない時は、近藤の式。 ただし、雪の割合は、湿球温度Twの時の雪の割合をs(Tw)とすると、 where s(Tw) is the snow ratio, Tw (º C) is the wet bulb temperature, T (º C) is the air temperature, and e (hPa) is the water vapor pressure at the reference height. 降水計の種類がわかるとき(日本の降水計とわかるとき)は、 ただし、Uは日平均風速。 これらをプロットすると、 大野らの補足率補正関連のリンク 大野ら 雪氷60巻3号 横山ら2003,雪氷65 303-316 横山ら(2003) 雪氷65 303-316
https://w.atwiki.jp/isoleucine/pages/56.html
Birch還元 戻る 詳しい本Strategic Applications Of Named Reactions In Organic Synthesis Background And Detailed Mechanics 250 Named Reactions p. #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (THP01.png) 一電子還元反応。 ベンゼン環やオレフィンなどのπ電子系に対して還元反応が起こる。 特に有用なのはベンゼン環を有する保護基の脱保護反応であろう。 反応機構 1電子付加によって生じたラジカルアニオンがプロトンを拾ってラジカルとなる。生じたラジカルがさらに1つ電子をもらい,アニオンを生じ,プロトンを拾う事で反応が終了する。 反応の特徴 低温で行うために反応が穏やかである。しかし強力な還元反応であるため,π電子系を持つ化合物には注意が必要である。 手間がかかる反応だが,非常に収率が高く,安定した反応である。 実験プロトコル 塩基性 -78 ℃ 禁水 試薬 試薬 当量 アルコールSM 1.00 オキサリルクロリド (COCl)2 1.05 DMSO 1.1 Et3N 2.0 CH2Cl2 0.5 M 実験 Tips Birch還元反応を行い,反応が終了したのでクエンチ操作を行った。後処理後,クルードのTLCをうってみると,基質が大量に残存していた。 Birch還元反応を行い,脱ベンジルを行おうとしたが,同時にアリルエーテルが分解した。 Birch還元反応を行ったところ,望みとは異なる生成物を与えた。どんな副反応が考えられるか。 Birch還元反応を行ったが,反応の進行が遅い。 問題 Birch還元反応を行い,反応が終了したのでクエンチ操作を行った。後処理後,クルードのTLCをうってみると,基質が大量に残存していた。 回答 キャピラリ内反応を疑う。 概要 Birch還元反応を行った。反応混合物を一部採ってTLC分析を行ったところ,減量が消失していたため,反応終了をとみなした。そこでクエンチ操作をし,クルードとした後に再度TLC分析を行うと,先ほどは消失していると思われた原料が大量に残存している事が分かった。 原因 Birch還元反応は,-78 ℃,液体状のアンモニアを溶媒とした反応である。従って,キャピラリで反応混合物を採取すると,TLCをうつまでの間にキャピラリ内が室温に昇温してしまう。その結果,キャピラリ内で反応が急速に進行し,あたかも系内の反応が終了しているかのようなTLCを与える事がある。 解決法 まず,Birch還元反応の反応チェックにキャピラリを用いるのは間違いである。急激に室温に昇温を受けた反応溶液は,キャピラリ内で突沸し,跡形も無く飛び散ってしまう。 パスツールピペットを用いてサンプルを取るのが好ましい。採ったサンプルは,速やかに冷却したメタノールに滴下して反応を終結させる。その後,落ち着いてTLCをうてば良い。 上へ 問題 Birch還元反応を行い,脱ベンジルを行おうとしたが,同時にアリルエーテルが分解した。 回答 金属としてカルシウムを用いるとより温和な条件となる。 概要 原因 解決法 上へ 問題 Birch還元反応を行ったが,反応の進行が遅い。 回答 アンモニア還流条件まで昇温が可能である。 概要 原因 解決法 上へ 問題 Birch還元反応を行い,脱ベンジルを行おうとしたが,同時にアリルエーテルが分解した。 回答 金属としてカルシウムを用いるとより温和な条件となる。 概要 原因 解決法 上へ
https://w.atwiki.jp/vfiedler/pages/13.html
独立栄養 光独立栄養 化学独立栄養:NH3→NO2→NO3(硝酸化性)SまたはH2S→SO42-硫黄酸化性 生元素 生物体を構成する元素 必須元素 生存に必要な元素 有益元素 あるといいもの 必須元素の種類 N NH4+ PH2PO4- K K+ S SO42- Mg Mg2+ Mo MoO42- Mn Mn2+ Fe Fe2+ Cu Cu2+ Cl Cl- B B(OH)3 B(OH)4- 2-1 植物根と土壌養分の接触の原理 a.根系の伸展発達による。 b.土壌溶液の根面への移動(マスフロー) d.濃度勾配に沿った拡散による移動 2-2根系発達を規定する要因 2-2-1 植物の遺伝的要因 2 生理的 a 光合成産物の供給 b ホルモンバランス IAA CYT 2-2-3 土壌の科学的要因 a 養水分供給 b pH 5.0~7.5 c 塩基バランス Ca Mg K 65~75 20~25 2~10 1g当量 d 酸素供給と炭酸ガス濃度 O2 15~10% e 低分子量有機物 脂肪酸 2-2-4 土壌の物理的要因 a 機械的要因 b 根域制限 c 地温 d 土壌孔隙率 e 圧密度 3 植物の養分獲得戦略 3-1 養分可溶化物質の分泌 低分子量物質 有機酸→クエン酸、リンゴ酸 アミノ酸 フェノール物質 高分子量物質 細胞外酵素 ムシレージ(多糖) 3-1-1 プロトンの放出 根面と根面から離れた部位で最大でpHが2程度ちがう。 NH4+ 酸性 NO3- H+ 塩基性 リン酸欠乏でもH+放出が促進される場合が多い。 3-1-2 必要物質に対するキレーターの放出 クエン酸 リンゴ酸 3-1-3酵素の放出 酸性フォスファターゼ フィチン酸+フィターゼ→加水分解(土壌微生物による) 3-1-4 多糖類 ムシレージ 3-2 根の有機物分泌と根圏微生物 3-3 植物と微生物の栄養共生 根粒菌 N2+8H++e-→"NH3+H2(ジニトロゲナーゼ) 4 根面かつ導管への養水分輸送(詳細ノート) 4-1 根の構造 4-1-1 成熟部分の構造 内皮にはCasprian bund(strip)構造 粗水分質ズベリン 4-1-2 未熟部分の構造 Casprian bund(strip)構造の未形成 4-2 アププラストとシンプラスト 4-2-1 アポプラストと細胞の構造 細胞壁と細胞間隙 微繊維:強度的に強い アポプラスト(apoplast):細胞壁と生存細胞の外側の空間全て シンプラスト(symplast):植物器官の全細胞からなる空間.原形質連絡により連結し,原形質膜に取り囲まれている. 5 水とイオンの膜輸送 デフォルト輸送(促進型の受動輸送) と膜輸送タンパク O2 N2 CO2 H2O CO(NH2)2 5-3 チャネルとキャリア 細胞機能のすべては,細胞膜におけるチャネル(イオンチャネル,水チャネル)やトランスポータ(キャリア,ポンプ)の働きによって担われ,支えられている。 キャリアによる輸送 uniport coupled transport(共役輸送) symport 同一方向 antiport 逆方向 ATPのエネルギーを利用するキャリア 一次能動輸送 H+の膜内外濃度勾配を利用する 二次能動輸送 5-4 膜輸送のエネルギー論 化学ポテンシャル u=Mo+RTln(Aj)+FEZj+PVj+ghm Mo基準状態の化学ポテンシャル Aはj成分の相対活量 Fファラデー定数 96.49(KJV-1mol-1) E電位(V) V体積 Zはj成分の電荷(中性分子は0) 電気化学ポテンシャル Nernst電位(V) V=(RT/ZF)ln(C0/Ci) 6-1 長距離輸送の駆動力と水ポテンシャル ψw=ψs+ψp+ψg ψs溶質ポテンシャルまたは浸透ポテンシャル ψp圧ポテンシャル ψw=-π+p π=RTCs (-1)かけて溶質の総濃度