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■違反者:漢字:要注意ユーザー リストにダブっている名前が多いです。載せる前に、既に載っていないかよく確認を! 相手が違反者とはいえ、誹謗中傷・またはそれを連想させる言葉は控えましょう。 【名前】蒼天! 【遭遇】2011/8/5 20 30頃 【備考】禁止カード満載、負け確定切断 お互いLPギリギリで33ターン競り合った末に切断できる神経が知れない 【名前】藤岡 祐介 【レート】0 【遭遇】2010/5/2 17 00頃 【備考】負け確定で切断。強さはザコレベル。 【名前】終焉のこうき 【レート】600前後 【遭遇】2010/4/18 16 30頃 【備考】禁止カード満載。その割に弱い。 【名前】名も無き旅人 【レート】415 【遭遇】2010/4/18 16 00頃 【備考】ひたすら守備を固めるだけのザコ。何度も対戦するが、都合が悪くなると すぐに切断する。やるだけ無駄。しかも切断してもレートが下がらないように なっている。 【名前】遊戯王 【レート】270前後 【遭遇】2010/3/28 15 40頃 【備考】禁止カード満載。 【名前】不動流聖 【レート】98 【遭遇】2010/3/7 16 00頃 【備考】いきなり負ける。改造しています。ただのクズ野郎なのでまともに やる価値なしです。 【名前】小島海渡 【レート】1400あたり 【遭遇】2009/11/28 21 00頃 【備考】禁止カード満載。 【名前】@大誤算 【レート】80 【遭遇】2009/11/3 18 30頃 【備考】神獣王を召喚し、全てのカードを破壊したら切断。 【名前】叉 【レート】0 【遭遇】2009/3/24 12時頃 【備考】負けそうになると切断。 【名前】天上院 明日香 【レート】200程度 【遭遇】2009/2/17 夜10時頃 【備考】開始時に切断。 【名前】炎族 【レート/制限】0 【居る時間帯】12/19 19時 【備考】負け確定で切断。2度目のときはじゃんけん時に切断。 【名前】闇遊戯 【レート】1448 【居る時間帯】5/28 21時 【備考】いきなり切断。切断してもレートが下がらないようになってる。 【報告2】8/20 22時頃 負け確定で切断。レートは約1800でした。 【名前】拓也 【レート】1058 【居る時間帯】6/11 0 00ごろ 【備考】2連続で切断。切断してもレートが下がらないようになってる。戦うだけムダです。 【名前】疾風のまさチー 【レート/制限】500↓/世界大会制限 【居る時間帯】夕方ごろ 【備考】負け確定時、ミラーフォースを防がれたら切断。 【名前】拓 【レート】0 【備考】負け確定で切断。 【名前】八神 【レート】480 【居る時間帯】04/20 22 20ごろ 【備考】2連続で切断。切断してもレートが下がらないようになってる。 【名前】未来 【レート】80 【備考】タッグデュエルにて休息する剣闘獣のバグ。 軽量化のバグ。迷惑プレイなど。 【名前】健太 【レート/制限】174 【居る時間帯】08/04/26 22時頃 【備考】スタンダードデッキ。負け確定で切断。 【報告2】書き込みが消されていたので、再書きでageます。 【名前】城之内 KATUYA 【レート/制限】599 【居る時間帯】昼過ぎ~ 【備考】グラディアルバグ利用。 【名前】社ちょうXYZ 【レート/制限】レート400程 / 07年9月制限 【順位:H年/月/日現在】 【備考】切断切断。とにかく切断。社長のちょうの字が平仮名です。 (報告2)六日夕方に確認。やはり負け確定で切断してきます。 (報告3)タッグ戦にて遭遇。バニラしか積んでおらず意図的に足を引っ張る迷惑プレイをします。(此方のエースを生贄に攻撃力0の迷宮壁で特攻するなど) 【名前】天空 智史 【レート】1107 08/03/22 00 18 【備考】改造、デッキ5枚のみでエクゾ。 【名前】聖哉 【レート/制限】80 【居る時間帯】昼過ぎ 【備考】負け確定で遅延した後切断。 (報告2)やはり切断してきたのでageます。 【名前】 拓海 【レート】0 【状況】マジックシリンダーを使ったら切断してきました 【名前】 宇崎ラン 【レート】600ほど 【状況】まともな人だと思っていたが、やはり不利切断厨だった (報告2)04/02 レート370 一撃必殺侍だしただけで切断。平和の使者確認。 (報告3)負け確定で切断。僕のほうがレート高いのに切断。意味不明。 デッキはデミスドーザーでした。 ちなみにこの人には何度も切断されてるので、おそらく常習犯。 【名前】荒木 淳 【レート】0 08/04/06 22 00 【備考】青龍究極竜をウリアで粉砕、切断。 【名前】伊藤 光 【レート/制限】レート500 【順位:H年/月/日現在】08/3/31 【備考】改造、デッキ5枚のみでエクゾ。 【名前】己卯多呂瓜 【レート】606 【備考】状況が不利になると、チートコードを使用して強制敗北にさせられる。 【名前】梅ぼし 【レート】1300 【居る時間帯】夜 【備考】負け確実で切断 レーティングはどんどんあがっています 【名前】手札破壊 【居る時間帯】夜ごろ 【備考】延滞がひどいです。名前の割りにハンデスデッキではなかったです 【名前】張旭初 【居る時間帯】昼ごろ 【備考】負け確定になるとチートコードを使用してきます。 【名前】速水 もこみち 【居る時間帯】13日深夜 【備考】負け確定で切断する。デミスガイヤ 【名前】大日本異端芸者 【居る時間帯】夜ごろ 【備考】負け確定で切断してきます。 【名前】達也 【居る時間帯】7日夜 【備考】3ターン目でこちらがデコイチの効果を発動したら切断 相手の反応が遅いです 禁止カード使用 【名前】征治 【居る時間帯】夜 【備考】バーンデッキ使用。都合が悪くなると切断してきます。 【名前】夜神 月 【レート/制限】400程 【居る時間帯】夜 【備考】負け確定で、確実に切断してきます。 【名前】最強デッキ 【レート/制限】07年9月制限 【順位:H年/月/日現在】 【備考】負けそうになると切断 (報告2)12/30に負けそうになると切断されました。 (報告3)最近、こいつがタッグに出没します。 散々足を引っ張った挙句、負け確定で確実に切断してきます。 (報告4) タッグに出没。ダークガイアかぶれで足引っ張りまくり。ダークコーリングを捨てなくちゃいけなかったのが相当嫌だったのか暗黒界の取引にサイクロンをチェーンしちゃう人。自分のミスで切断。(何故タッグで切断なんだろうか。そこら辺からしてガキ) 彼と当たったらパートナーでも相手でも嫌な思いするので(名前だけで十分イライラしますがw)切断しましょう。(まあ多少は笑えますが) (報告5)未だにいる模様。タッグ、練習戦にて再確認。やるだけ無駄。確実に切断してきます。超初心者的なプレイング (報告6)1/23に居るのを確認。やはり負け確定で切断されました。 【名前】時の破壊者 【レート/制限】800くらい/禁止+1 【順位:H年/月/日現在】 【居る時間帯】夕方 【備考】男 負け確定で切断 帝コントロール 目が見えない髪形。 【名前】開闢の使者 【レート/制限】07年9月制限 【順位:H年/月/日現在】 【居る時間帯】平日 20 00頃 【備考】手札切れを起こした後に切断。フュージョンゲートを利用したE-HEROデッキ。濃い紫の髪色の男。 【名前】天才達也様 【レート/制限】641くらい?/07年9月制限 【順位:H年/月/日現在】:2008年12月21日 【居る時間帯】18 38 【備考】男、負け確定で切断。 【名前】銀 【レート/制限】599~600/07年9月制限 【順位:H年/月/日現在】 【備考】女 ランキング463~454の間に2人、グラフがはみ出ている 【名前】優樹 【レート/制限】レート0 / 07年9月制限 【順位:H年/月/日現在】2007.12.26 【備考】負けそうになると切断。レベルモンスターデッキ 【名前】手札戦闘GX 【レート/制限】レート0 / 07年9月制限 【順位:H年/月/日現在】2007.12.27 【備考】負けそうになると切断 【名前】名無し 【レート/制限】レート104 / 07年9月制限 【順位:H年/月/日現在】2007.12.28 【備考】深夜2時ランキング戦で遭遇。負けそうになると切断。男。ドラゴン族を愛用 (報告2)08/04/01 16 35 不利になると切断。デッキはガイアゲート。目が見えなくて銀色の髪 【名前】愛戦士 【レート/制限】レート0 / 07年9月制限 【順位:H年/月/日現在】2007.12.28 【備考】午後10時頃遭遇。6400のガイア二体並べて大嵐したら切断されました。 【名前】遊戯 【レート/制限】レート479 / 07年9月制限 【順位:H年/12月/30日現在】 【備考】ロックバーン使用、デッキ枚数43枚 大嵐でロックパーツ破壊したら切断 【名前】隼 【レート/制限】レート0 / 07年9月制限 【順位:H年/月/日現在】 【備考】不利になると切断。 【名前】魔のデッキ破壊ウィルス 【レート/制限】レート1800 / 07年9月制限 【順位:H年/月/日現在】 【備考】負けそうになると切断。一回だけならまだしも、二回戦連続で切断してきた。 【備考2】28日対戦しましたが、今回も負けそうになったので、切断 【名前】桐蔭学園中学校 【レート/制限】200くらい 【順位:H年/月/日現在】 【居る時間帯】夜 【備考】男 改造。強欲な壺2枚を確認。トゥーン+レベル?デッキは60枚くらい。 【名前】新規作成(これ名前です 【レート/制限】0~55555/禁止+1 【順位:H年/月/日現在】 【居る時間帯】夜 【備考】男 戦闘が始まると強制勝利 80枚デッキ 覇王の目髪色はピンク。 【名前】比呂亜記(きの字が違うかも) 【レート/制限】0 【順位:H年/月/日現在】 【居る時間帯】夜 【備考】男 故意としか思えない遅延。7ターンで勝負ついた割りに30分以上かかりましたw エグゾディオスデッキみたいな訳分からない初心者デッキ。 【名前】真剣師 【レート/制限】約1200 【居る時間帯】夜 【備考】練習戦で負け確定で切断。天使族パーミでした。 【名前】海馬潜入 【レート/制限】350 【居る時間帯】夜 【備考】改造コードを使用。 始まった瞬間敗北。 皆さん注意をしてください。 【名前】殺突 【レート/制限】70くらい/07年9月制限 【居る時間帯】夕方 【備考】負け確定で切断。 【名前】銀 【レート/制限】300/07年9月制限 【順位:H年/月/日現在】 【備考】ブラマジ女 負け確定切断 何度も 創世デッキ 【名前】終焉 【レート/制限】800/07年9月制限 【備考】除外されまくって不利になると切断 【名前】社長 【レート/制限】700くらい0/08年3月制限 【備考】負け確定で切断。回線がかなり悪い。 【名前】覇王十代 【レート/制限】300くらい?(あやふや)/練習戦 【備考】改造。混沌帝龍や強欲などの禁止カードを使用。 【名前】陸ク 【レート/制限】800くらい/08年3月制限 【備考】負け確定でこちらが強制敗北。スキルドレイン使用。 【名前】死の魔王 【レート/制限】800くらい/制限(わからない) 【備考】改造。五枚エグゾ。 【名前】田中**貴*大様***(このような名前だったと思う) 【レート/制限】1200くらい/ 【備考】負け確定で切断。レートが減らないようにしている。 デミス使用。 【名前】神 【備考】 5枚エグゾ。午後4時頃2回遭遇。
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『まつりのあと ~強欲な黒、傲慢な黄そして嫉妬の翠の三重奏~』 ここは都内に在る私立有栖学園。 今日は一年の中で最も盛り上がる文化祭の最終日である。 そこにはさまざまな年齢の老若男女、人種が渦巻いていた。 それもそのはず、この学園の文化祭は三日間行われる。それに対して一般の入場は自由なのだ。 生徒たちの家族から始まり、その親戚、他校の生徒、友達の友達などと多岐に渡って押し寄せてくる。 一部のマニアがここぞとばかり撮影にも来るが、一つしかない出入り口である入場門にて 毎年来場者の所持品チェックと身体検査が行われる。 実に念入りに調べるので、この学園を盗撮することは特級クラスのミッションだというのは マニアたちの間では定説になっている。 生徒たちは学園が行うそうした配慮のおかげで、全身全霊文化祭を楽しめるのだった。 もうお昼を過ぎたのにまだ来場者の列は尽きない。 この現実に現れたカーニバルに皆は乗り遅れないように急ぐ。 まるで幻の中で生き急ぐかのように―――。 ――――窓の外は賑やかな声で溢れていた。それをじっと見つめる女性がいる。 全身を黒と白の編み上げで包み、長く綺麗な銀髪をストレートに下ろし、 窓の外を見つめる眼は冷ややかで少し褪せた紅色の瞳だった。 彼女は退屈げに外を見つめている。 全身からは近寄りがたい空気みたいなものを発していた。 彼女が美人すきるというのを差し引いても異常なくらいに。 すると気が変わったのか、もう用はないと言わんばかりに早々にその場を離れていった。 その口元に微かな笑みを浮かべながら。 同時刻:学園内のとある部屋にて―――― 学園の中では人があまり通らない場所。 そこにその部屋があった。薄暗いその部屋にはすでに二人の女性がいた。 「遅いですね…」 立ちながら不満げに呟くのは、その中の一人。 彼女は緑色を主体にしたロングスカートドレスを着ており、暇を玩ぶように長い茶色の髪を指先でくるくると回している。 何気ない仕草も彼女が行えば、それは何か特別な意味を持つものだと勘違いしてしまうだろう。 そしてそれを見つめる双眼の色は互いに違っていた。 左には鮮やかな翠、右にも鮮やかな赤を配したオッドアイ。 もし“解る人”が見れば、彼女を“不完全な美”と称するだろう。 それほどまでに彼女は美しかった。 次の行動を取るまでは――――。 「あ~もぅ!遅ぇですぅ、遅ぇですぅ!!」 苛立ったのか、目の前の机を両手でバンバン叩き始めた。 先程の深窓のお嬢さま然とした雰囲気はもう微塵も感じられない。 それを見ていたもう一人の女性は――――。 「気長に待てばいいかしら、翠星石」 部屋に転がっていたパイプ椅子に座って実にゆったりとしている。 その時、わずかに開いていたカーテンの隙間からの光が彼女を照らした。 照らされたその髪と眼は同じ色の碧。服装は黄色を主体としたツーピーズである。 片手にはいつの間に用意されたのか、紅茶が入ったカップを持っている。 「遅れてくるのはいつものことかしら。紅茶でも飲んで優雅に待つのが得策かしら」 その紅茶を運ぶ動作は彼女が言うように、正に優雅だった。 翠星石と呼ばれた女性は少し不満げにしている。 「金糸雀はイヂワルですぅ……」 怒らせたくないから、口を尖らせて小声で言う。何とも小さな抵抗である。 しかし、それが聞き逃されることはなかった。 「―――何か言ったかしら?」 金糸雀と呼ばれた彼女は口調はにこやかに聞こえるが、その眼は全く笑ってはいない。その眼は殺意すら感じさせた。 獣のカンもしくは嗅覚と言えばいいのか、とにかく金糸雀の視線の意味に気づいた翠星石は急いで弁解する。 「いいい、言ってねぇ…ですよ?」 「そう…じゃあ質問を変えるかしら…何で“焦ってどもっている”のかしら?」 「そ、それは―――の、喉が乾いてて上手く口が滑らねぇから、ですぅ…」 「だったらこの紅茶を分けてあげるかしら。さぁ、お口を開けるかしらー。はい、アーン」 無理矢理口を開かせて、まだ熱々の紅茶がたっぷり入ったポッド口を直接翠星石の口に突っ込んで飲ませた。 「――――ンーンー!……ガボッ……ガボッ……ゴボッ!……プハッ!!な―――何しやがるです、金糸雀!!」 熱々の紅茶を飲んだというのに平気な顔で怒鳴りつける。普通は火傷の一つもするものだ。 しかし金糸雀はそんなことは気にしない。喧喧囂囂と怒鳴っている翠星石など、どこ吹く風だ。 「これぐらいどうってことないかしら」 「どうってことあるです!強制的に飲まされて……私を陸の上で溺死させるつもりですか!?」 「あなたが“それくらいで”死ぬわけないかしら。ねぇ―――“庭師”さん」 それを聞いて翠星石は怪訝な顔をする。 「何のことですぅ?」 そんな翠星石の発言に金糸雀は少し眉をひそめた。 そして、何かを思いだしたかのように肯く。 「―――あ……そういえばあなた……そうね、そうだったかしら。ごめんなさい、さっきのは忘れて」 そして再び椅子に座り、ゆっくりと紅茶を飲み始めた。 「訳わからねぇですぅ……」 怒るのに疲れたのか。翠星石も椅子を引っ張り出しドガっと、座った。 二人が椅子に座って五分後に変化が訪れた――――ドアノブに手がかかる音。 二人ともドアが開く音に反応して立ち上がる。 ドアが開き、外の光が部屋の中に入ってきた。 そして侵入者がゆっくりと入る。 顔は逆光により確認はできない。男か女かも判らない。 二人は身構えた。たがしかし――――。 「ちょっとぉ……何してるのぉ?」 気だるげな女の声を聞いて一気に力が抜けてしまった。 「『ちょっとぉ何してるのぉ…』じゃねぇですよ!!」 「少し遅すぎるかしら……水銀燈」 「ごめんなさい。ちょっとチェックしてたのよぉ」 水銀燈と呼ばれた女性は少しも悪くないという口調で言った。 「やっぱ何か合図みたいなものを考えておくべきだったかしら」 「今度からそうして欲しいです……このままじゃ心臓に悪ぃですぅ」 気分悪げに胸を撫でる翠星石を見て、水銀燈が背後に忍び寄る。 「もぅ……そんなこと言っちゃ……イ・ヤ♪」 言い終わると同時に、フッ…と耳に息を吹きかけた。 「ヒィヤァァッッッ!?」 とてもいいリアクションを返す犠牲者、翠星石。 少し涙目になって水銀燈を睨むが、すぐに金糸雀に抱きつく。 「ヒィェェェン…!かなりあ~すいぎんとうがイヂワルするですぅ~」 よしよしと頭を撫でながら、金糸雀は水銀燈に向き直す。 「あまりそういうことはしない方がいいかしら。この子がまた不安定になるかしら」 まるで、あなたはお姉さんなんだから妹を大切にしなさいと叱る母親のように水銀燈を諭した。 「はぁいはぁい……それよりそろそろ“話"しない?」 「そうね。ほら翠星石、涙拭いて。ここに座るかしら」 まだ泣いていた翠星石を宥めつつ、金糸雀も椅子に座った。水銀燈も適当な椅子に座る。 「さて……そろそろ文化祭も終るわねぇ」 「ようやくかしら」 「そうねぇ、ようやく計画を実行に移せるわぁ―――って、翠星石もう泣くのはよしなさぁい……」 「ウゥゥ……わかったですぅ」 「いい子ねぇ。それでいいわぁ―――話の続きなんだけど」 本格的に話し出すため、グッと前に出る水銀燈。 「ここの学園の文化祭は三日間連続で行われる。入場制限は多少あるものの大体フリー、正直数えてられないぐ らいの人間がここに集まるってことねぇ。ここからが本題……この文化祭の総収益ってどれくらいの額か知ってるぅ?」 もったいづけるように水銀燈は二人に聞いてみる。 「一人が大体3,000円から5,000円落とすと考えて、一日の入場者数はわからないけど……一万はいくかしら?」 その答えに水銀燈は肯定した。 「……仮に一万づついったとして、最高額からの計算だと……約一億五千万ってことになるかしら」 それを聞いた翠星石は愕然となった。 「い、一億ぅ!?」 「そういうことになるかしら」 金糸雀の回答を聞いていた水銀燈は鷹揚にかぶりを振った。 「金糸雀まだまだねぇ。正解にはゼロが“もう四つ”付くわぁ」 それを聞いた翠星石はまた愕然となった。 「い、一兆を超えるですかぁ?一体この学園はどうやってそんな収益を上げてるですか!?」 混乱する翠星石を横目に金糸雀は冷静に水銀燈に問う。 「それは何故かしら?」 その問いかけに満足そうに微笑む水銀燈。 「それは簡単。この三日間だけ敷地内に裏カジノが存在するだけよぉ」 生徒たちの神聖なる学び舎の中に裏カジノがあると断言した。 もはや一般的な常識では測れない会話になってしまっている。 それを平然と話す彼女達が正常なのか、それとも受け入れられない方が異常なのか。 「だってそうじゃなきゃその金額は出ないでしょ?」 金糸雀は片目を瞑って椅子に寄りかかる。 「なるほど……そういうこと……よくばれないものかしら」 「ここが"有栖学園”だから、よ。ここって可笑しいわよぉ。監視カメラの数が通常の学校の二十倍、加えて遠赤外線センサーに外敵排除のためのレーザーガンナー、コンピュ―タも過剰な防護プログラムを展開、某国のスパイ衛星もここだけはっきりとは写らないそうよ。多分ジャミング機能もデフォなんでしょうよ。それで夜になれば学園内を徘徊する警備員代わりのオート・マタ(自動人形)まで出てくる。ああ、これはホントかどうかわかんないんだけどぉ。この学園、ご丁寧に地下シェルターまであるらしいわよぉ……呆れるくらいここって―――狂った要塞ね。こんな所で勉強する生徒たちが可哀想に思えるわぁ……」 そう呟く水銀燈を見て、金糸雀が 「でも、あなたにはそんな気さらさらないかしら」 と冷たく言うと――――。 「やっぱぁ……わかる?」 悪戯がばれた子供みたいにニンマリと笑った。 「バレバレかしら。水銀燈、昔より嘘が下手になったんじゃないかしら?」 「うそぉ?それこそ性質の悪い嘘よぉ」 そんな感じで盛り上がっている二人とは別に翠星石はまだ――――。 「一兆……一兆……一兆……一兆……」 出てきた金額の大きさにより少々壊れかけていた。 それに気づいた金糸雀は―――。 「ちょっと翠星石、そろそろ正気に戻るかしら」 首筋にチョンっと指先で突いた。 「痛ッ……アレ?私どうしてたですか?」 「大丈夫、大丈夫。気にしない気にしない」 水銀燈はポンポン肩を叩きながら翠星石を椅子に戻した。 話を戻すように金糸雀が切り出す。 「―――で?決行はいつかしら」 「もちろん―――今夜」 水銀燈は一切の間も与えずに即答した。 「―――急過ぎですぅ。危険ですぅ」 「だからいいんじゃなぁい。本当におバカさんねぇ…翠星石は」 「ムキ―!お馬鹿さんって言った方がお馬鹿さんなんですぅ!!」 激昂した翠星石を見て金糸雀は溜息を一つ。 「翠星石、水銀燈は今夜だからこそ奪い取るチャンスがあると考えた。だからそう言ったのかしら」 「そ、そうなんですかぁ?」 さっきまで怒っていた翠星石が嘘みたいに消沈した。 「まさか今日いきなり奪いにいくバカはそうはいないかしら。私たちはそのバカになるのだけど―――ねぇ水銀燈」 「そうよぉ。今日一日だけ三日間の総収益を保管してるのよ。次の日には秘密裏に特殊な銀行に行くそうよぉ……どうせろくな金融屋じゃないだろうけどねぇ」 「それで……今夜なんですかぁ?」 ――――パチン。 水銀燈は指を鳴らし、そのまま人差し指を翠星石に向ける。 「Exactly(そのとおり)!!」 「でもぉ……危険がイッパイな気がするですぅ……」 あくまで弱気な姿勢を崩さない翠星石。 それを見かねてか、翠星石の不安を打ち破ったのは――――金糸雀である。 「大丈夫かしら。すでに“アリス”は仕掛けてあるかしら」 「“アリスぅ”!?」 「仕上げは今夜分かるかしら。楽しみにしてるといいかしら、翠星石」 翠星石は、分からないという表情を浮かべるも何とか納得した。 「わ、わかったですぅ」 「それじゃ決行は深夜00:00時。後は、各自必要な準備を済ましておくこと―――いいわねぇ?」 「わかったかしら」 「了解ですぅ!」 二人の返事に満足した水銀燈は、部屋を出ようとする。 「ああ、そうそう。二人ともそろそろ顔出しときなさいよぉ。一応私たちはここに”教師”としているんだからぁ。 先生がサボってちゃ生徒たちに示しつかないでしょう?」 「わかっているかしら。これを飲み終えたらすぐに」 そう言ってゆっくりと紅茶を楽しむ。 「それならいいけどねぇ―――翠星石」 「は、はい!」 いきなり声をかけられて、翠星石は背筋をピーンと伸ばした。 「いや、そんなにしゃちほこばらなくてもいいからぁ。アンタはどうすんのぉ?」 「私は金糸雀と一緒に出るです……人ごみはキライですぅ……」 「―――そ。じゃあ今夜ね」 そしてドアは閉まった。再び部屋の中は薄暗くなる。ここには時計も無いので、時間の流れが曖昧になっていく。 今何時だろうと思っても窓からの光では大体の時間は分かっても細かくはわからない。 そんな不安定な時間が流れる場所に二人はまだ椅子に座っていた。 「ねぇ金糸雀」 沈黙に耐えられなった翠星石が金糸雀に話しかけた。 「何かしら、翠星石」 「成功する……と思うですか」 「“する”というより“させる”というのが正しいかしら」 「そーいうのが聞きてぇんじゃねぇですぅ……金糸雀や水銀燈は怖くないんですか?」 「そういうのはなるべく考えないようにしてるかしら」 「どうしてですぅ?」 「恐怖はいざという時、精神とは別に身体を強張らせる。ピンチの時は何があろうと止まっていけない――― 身体も思考も、細胞さえも―――わかったかしら?」 「難しぃですぅ……」 いつの間にか、椅子に体育座りの体勢をしていた翠星石は膝に顔を埋めた。 「そんなに難しく考えることはないかしら。要するに余計なこと考えるな……ってとこかしら」 「えらいシンプルになったですね」 「あなたにはそれぐらいで丁度いいかしら」 「ヒドイですぅ~!」 「そろそろ出ましょう。一応、見回りが私たちの仕事だし」 椅子を立ち上がり、部屋を出ようとする金糸雀。そしてそれに付いて行く翠星石。 「―――待って、待ってですぅ~」 一人はただ黙々と前を歩き、もう一人はただ喧しくそれに付いて行った。 部屋の近くの窓からも人々の賑やかな声が響いてくる。彼らは気づかないまま今日を終えるのだろう。 今夜この学園に起こる事を。それはあまりにも硝煙と血に塗れたものだと。 幸せは糾えるがごとく、カーニバルはまだまだ続く。定められた刻限まで。 ―――――そして、この世界の果てまでも届きそうなパレードが終る時、この物語は新しい顔を見せ始める。 ―――――その時まで、しばしのお別れ。 To Be Contiued…
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パック:特上の魔法 BEFORE:極上のモンスター(P)TF5 NEXT:至上の罠(P)TF5 条件 08のカード収集率70%以上 チャレンジ達成数155以上 デュエリストレベル46以上 全キャラの信頼度合計50000以上 解説 主なカード 異次元埋葬、大嵐、苦痛、地砕き、陵墓、月の書、トレイン、貪欲、光の援軍、強欲で謙虚な壺 ※レアリティ無表記のカードはノーマル。編集確定しました。 魔法(58種) アームズ・ホール(レア) 異次元からの埋葬(スーパー) 疫病 エンシェント・リーフ 大嵐(ウルトラ) Ωメガネ 折れ竹光 カードトレーダー ガードペナルティ カウンタークリーナー カップ・オブ・エース 疑似空間 休息する剣闘獣(レア) 強者の苦痛(スーパー) 剣闘訓練所(レア) 剣闘獣の檻-コロッセウム 剣闘獣の底力(レア) 剣闘獣の闘器グラディウス 剣闘獣の闘器デーモンズシールド 剣闘獣の闘器ハルバード 剣闘獣の闘器マニカ グラディアル・リターン(レア) クリアー・ワールド 継承の印 賢者の聖杯(レア) 幸運の鉄斧 強欲で謙虚な壺(ウルトラ) コーリング・マジック 黄金色の竹光 地砕き(レア) 死皇帝の陵墓(レア) 終焉の地(レア) 縮退回路 守護神の矛 シンクロ・ヒーロー(レア) 閃光の宝札 魂を吸う竹光 月の書(ウルトラ) デッキロック 手札断殺(レア) 二重召喚 トレード・イン(スーパー) 貪欲な壺(スーパー) 呪いのお札 能力調整 光の援軍(スーパー) フィールドバリア ヴィシャス・クロー 封魔一閃 防御輪 ポジションチェンジ 魔界の足枷 マジック・クロニクル 無情の抹殺 無欲な壺 リボーンリボン(レア) レベルダウン!? 災いの装備品
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ステータス ____ /__\ `丶 / / _ _ _ _ _ .ヽ \ // /{/ i \} i . // //i ト、 !八iヽi /_\r'. 〈〈 i i八!´\リ、__, ノ' /{- ヽ._ ヽヽ/∧ー' 、 ''/ /_人 __ノ ヽ_ \{ 込、 ー' { {/{ }/ i / } / / /介ト rく_,i/_} / ̄ ̄} ∧ / / / /_iリ/ハ´ { ⊂ニ\ .{/ \ / / /´////{ `ニ廴彡{ ∨  ̄{ \_-=ニニ=ミ / __,/ /__フ/ { {__}__、--つノ ‘. ∧ _ -=二二二二二ニヽ 人__彡' {/ ̄i」 ヽ { { i_ -=  ̄ ̄`丶\/ ///_.イ i i /\ '. /} \ \ ////`そ{ ノ ノ ∧ \ ‘, /\ \{`丶 \ /// { ヽ/} / i `ー‐' } -=ニ二二} \ \ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 名前:セシリア・オルコット DLv:20 アイドルランク:ランク外 デッキ構築の際に気を付けること 【とりあえず、【リチュア】ならどんな構築でもいい】 専用スキル【CP:0/100】 アイドルスキル【CP:30/100】 『口上』… 自身にとって思い入れのあるモンスターをフィールドに出す際にアピールにポイントが加算される。 『満足教』… 手札が0のときに『デステニードロー』系列が発動すると精神攻撃にポイントが加算される。 汎用スキル【CP:35/100】 『フィール』… 全ての決闘者に宿る力。 高めることで奇跡を起こす。 『精霊化』… 全ての決闘者に宿る力。 精霊が宿ることがある。 『デステニードロー』… 自身の運命力が高まったときに発動する。 その他【CP:0/100】 デュエルディスク【CP:0/100】 +一期ver ∧ / ∧ / / , _____ . -‐ ‐-< / i く―- .._ `'く /_ / | ヽ `丶、 /| `丶.. .. | \ . / j__ `丶. . j ヽ . / , '///≧x、 `丶、 ヾ 〉 / / //ァ辷辷辷> ._ 丶、 . // / |ソ_/ {-!- /_/} `丶、 \∧ / / {イ / j人|ヽj / /jハヽ、 l\ ヽ',. / /| ..|ィチカヽ //ィ卞ミ }\j l\ , {/ j \ ィ代)ン ヒク }V / | ヽ} \ ハ \ヽ { / / ;| /. / ' , l\ /'7 ノ| / / ∧ |ヽノ マ フ {// / | / / ゝ''´ ̄`ヽ、 ,/´ ̄\_,xヘ、 | / / / ハ ´/ \ ̄\| / /^∨―- 、 ∀ _\ ヾ,. / / / ハ | / `ヽ , / / {―‐- 、 } ∧ , ヽ ,. / / ∧ i 人 l l } /⌒`丶 〉 i / /| ./ , | ヽ、l i l ノ | / l / .| / ' 、 `l|l / V / i l. / j { ヽ ヽ | | / / /∨ | / / ノ \ \ | | / / ヽ、| / {/ \ ___j | / _ . '´ ヽ / / j └‐ i´ ) ∈∋∈∋∈∋∈∋∈∋∈∋∈∋∈∋∈∋∈∋∈∋∈∋∈∋∈∋∈∋∈∋∈∋∈∋∈∋∈∋∈∋∈∋ 名前:セシリア・オルコット 年齢:17 所属:デュエルアカデミアウエスト校 担当:なし デュエリストレベル:Lv18 アイドルランク:なし デッキ名:「蒼の一族 Lv4」 デッキコンセプト:【リチュア】 エースモンスター:イビリチュア・ソウルオーガ デュエルステータス ドロー力:B- エンターテイメント:C- 精神耐性:E 精神攻撃:E アピール:B- 技能 デステニードロー 1/デュエル/任意 … LPが1000以下になったとき、お気に入りから状況にあったほうをドローする。 デュエルディスク 覚醒前 … まだ覚醒していない、これからのデュエル次第だろう。 +2013-11-24以前 モンスター21 魔法12 罠7 EX2 1 リチュア・チェイン 2 リチュア・ノエリア 3 リチュア・シェルフィッシュ 4 リチュア・マーカー 5 リチュア・ビースト 6 リチュア・アバンス 7 シャドウ・リチュア 8 リチュア・エリアル ☆ ← 抜けない 9 リチュア・ディバイナー 10 リチュア・ヴァニティ 11 リチュア・アビス 12 ヴィジョン・リチュア 13 リチュア・キラー 14 イビリチュア・ジールギガス 15 イビリチュア・ソウルオーガ 16 イビリチュア・リヴァイアニマ 17 イビリチュア・テトラオーグル 18 イビリチュア・マインドオーガス 19 イビリチュア・ガストクラーケ 20 イビリチュア・プシュケローネ 21 儀水鏡との交信 22 強欲なウツボ 23 浮上 24 トレード・イン 25 貪欲な壺 ☆ 26 戦火の残滓 27 サルベージ 28 リチュアの写魂鏡 29 リチュアに伝わりし禁断の秘術 30 リチュアの儀水鏡 31 手札断殺 32 儀式の檻 33 契約の履行 34 リチュアル・ウェポン 35 激流蘇生 36 グリザイユの牢獄 37 儀水鏡の瞑想術 38 転生の予言 39 シャドウ・リチュア 40 儀水鏡の幻影術 イビリチュア・メロウガイスト ダイガスタ・エメラル モンスター21 魔法13 罠6 EX3 1 リチュア・チェイン 2 リチュア・ノエリア 3 リチュア・シェルフィッシュ 4 リチュア・マーカー 5 リチュア・ビースト 6 リチュア・アバンス 7 シャドウ・リチュア 8 リチュア・エリアル 9 リチュア・ディバイナー 10 リチュア・ヴァニティ 11 リチュア・アビス 12 ヴィジョン・リチュア 13 リチュア・キラー 14 イビリチュア・ジールギガス 15 イビリチュア・ソウルオーガ 16 イビリチュア・リヴァイアニマ 17 イビリチュア・テトラオーグル 18 イビリチュア・マインドオーガス 19 イビリチュア・ガストクラーケ 20 イビリチュア・プシュケローネ 21 儀水鏡との交信 22 強欲なウツボ 23 浮上 24 トレード・イン 25 貪欲な壺 26 死者蘇生 27 サルベージ 28 リチュアの写魂鏡 29 リチュアに伝わりし禁断の秘術 30 リチュアの儀水鏡 31 手札断殺 32 儀式の檻 33 契約の履行 34 リチュアル・ウェポン 35 激流蘇生 36 グリザイユの牢獄 37 儀水鏡の瞑想術 38 転生の予言 39 シャドウ・リチュア 40 儀式の準備 EX イビリチュア・メロウガイスト ダイガスタ・エメラル No.101 S・H・Ark Knight トップに戻る
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効果モンスター 星2/地属性/昆虫族/攻 500/守 300 リバース:このカードを相手のデッキに表向きで混ぜてシャッフルする。 相手がこのカードをドローした時、 このカードは相手フィールド上に表側守備表示で特殊召喚され、 相手ライフに1000ポイントダメージを与える。 その後、このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、 相手フィールド上に表側表示で存在するモンスターは全て昆虫族となる。 1スレ目 180 :名無しプレイヤー@手札いっぱい。:2007/08/12(日) 12 49 31 ID HXIRbzTD0 DNA改造手術とは違い 虫除けバリアーと生贄え封じの仮面で相手の攻撃を完全に封じられます。 このカードの利点は、DNA改造手術とは違い自分のモンスターは 昆虫族にならないこと。トゲトゲ神の殺虫剤で相手モンスターだけ 破壊できます。さらに1000ポイントのダメージというおまけもついてきます。 翡翠の蟲笛で相手に引かせることもできます。相手が昆虫族 じゃない限りそう何枚も昆中族が入っているわけでもないはずですから 翡翠の蟲笛を三枚積みすれば確実に発動できます。相手が昆中族なら 寄生虫パラサイトを引かせることはできませんけれど相手が昆中族なら わざわざ寄生虫パラサイトを引かせる必要もありません。翡翠の蟲笛で 持ってこられたカードはマインドクラッシュなどでハンデスしましょう。 1スレ目 180 :名無しプレイヤー@手札いっぱい。:2007/08/12(日) 12 49 31 ID HXIRbzTD0 6スレ目 513 :名無しプレイヤー@手札いっぱい。:2013/02/27(水) 18 30 23.77 ID iboTPcPQ0 相手のデッキに自身が混ざる事で 相手のデッキに混ざる事ができる独特のリバース効果を持つモンスター。 何かと有名なインセクター羽蛾も使用した由緒正しき昆虫族である。 初めに、皆さんは自分のデッキを何枚で組んでいるだろうか?ルール上メインデッキは40~60枚という事になっているが 大多数のデッキが多少の多様性を犠牲にしても、デッキの回転率を上げるため最小限の枚数である40枚に留めているだろう。 中には、デメリットを覚悟の上で成金ゴブリンやカードカー・Dを採用してドロー加速を図るデッキもある程だ。 そんな環境の昨今、このカードは相手のデッキに不要なカードを1枚加え、ドローの確立を変動させる強力な効果を持っている。 この文を書くにあたってwikiの確立のページを参考にしようとしたが、なんとなく面倒だったのでやめといた。 …とにかく相手のデッキに自身が混ざる事で、キーカードを引く確立を下げる事ができるのだ。勿論、複数枚混ざれば更に強力になる。 勝負の命運を分けるデスティニードロー時や、残りライフ1000以下の時、デッキトップが表側のこのカードであればゲンナリする事間違い無しである。 相手のドローを妨害する使い方は、ここで既に紹介されている墓場からの誘いも存在する。 あちらはフリーチェーンの強力カードであるが、こちらならではの利点も存在する。 まず、デッキに混ぜる時、相手と自分のカードスリーブの大きさが違う場合、大きさで区別がつかぬよう全てのスリーブを外す等の処理が必要になる。 これは多重スリーブは勿論の事、普通にやっていても時間のかかる非常に面倒な作業だ。イライラしながら作業すれば、集中力も削げていくだろう。 スリーブを全て外し終える頃には、相手は何をしようとしていたか、どういう作戦を立てていたか忘れている筈だ。 あわよくば相手自身のターンだった事も忘れてるかもしれない。その時は上手く言いくるめて自分のターンとして進行しよう。 外している途中で、うっかりデッキの中身を数枚ないし全部見る事ができれば情報アドバンテージにも繋がる。 更に、効果によりデッキに混ざったこのカードは、相手からすれば不要なカードなので、このカードをドローする事は1枚分のドローを無駄にしたという事になる。 これにより、混ざったこのカードがデッキトップないしその付近に存在する時、あらゆるドロー系カードの性能を下げる効果がある。 成金ゴブリンは勿論、強欲な壺ですら1枚ドローのカードに成り下がる。カードカー・Dに至っては1枚ドローしてエンドフェイズと更に使い辛い。 強欲で謙虚な壺でめくった中に1枚あれば「3枚の中から1枚選ぶ」が「2枚の中から1枚選ぶ」と同然になり、やはり性能が落ちている。 そしていざドローされると、効果によりすぐさま特殊召喚されてしまい、何かしら利用されてしまうと思いがちだが、果たしてそうだろうか。 通常、不要なカードは手札コストにしてしまうのが定石だが、このカードは即フィールドに出てしまう為それができない。 このカードが特殊召喚されたターン、相手は強欲で謙虚な壺等の特殊召喚を制限するカードを発動できなくなる(たぶん)。 サイバー・ドラゴンや不死武士といったカードは、このカードが存在するだけで特殊召喚できなくなってしまう。 1000ポイントのバーンも付いているので、ジェルエンデュオを即破壊できる他、神の警告ラインを崩せる可能性もあり、場合によっては引導火力にもなりうる。 相手が昆虫族を使わないデッキであれば、相手モンスターがこのカードのみの時に群雄割拠を使うのも有効。召喚、シンクロ、エクシーズを防ぐ事ができる。 そうなれば相手もヤケクソになるだろう。このステータスで自爆特攻を仕掛ければ大ダメージは必至、守備表示にしても貫通攻撃のカモである。 場合によっては特殊召喚時にチェーンしてマインドクラッシュを発動すれば、特殊召喚を防いだ上で情報アドバンテージを得る事も可能だ。 因みに、カード名は少々間違えやすいが寄生虫パラサイ「ド」である。「ト」ではない。宣言の際は注意したいが、相手が間違えれば儲けものであろう。 また、昆虫族に変更する効果も強力である。この効果はどんなイラストアドを持つモンスターも、あられもない虫の姿に変えてしまうのだ。 虫に対して免疫の無い相手が、召喚したデスガイドさんがカサカサ動き回るのを想像してしまったら、強烈な精神的ダメージを受けるのは間違いない。 そうでなくともイラストから分かるように、この昆虫族に変わるシーンは普通に気持ち悪い。もしソリッドビジョンがあれば自分のモンスターがあんな事になって気分が良い訳ない。 トゲトゲ神の殺虫剤や虫除けバリアーを用意しなくても、相手の気を削ぐ事で精神面で優位に立つ事ができるのだ。 ただし虫好きや変わった趣味を持つ相手に対してはアドバンテージにもなりうる。この効果は相手を選ぶ諸刃の剣である事を注意して扱いたい。 弱点といえば、強欲で謙虚な壺等ドロー以外の方法で手札に加わると効果を発動できないという点だろうか。 しかし前述した通り、このカードをドローないし手札に加えるために貴重なカードを消費したならば実質1アド取ったも同然である。 そもそも混ざったこのカードをドローせずにデュエルが終わる可能性もある。そんな時は表側で混ざったこのカードをそのままにしておこう。 マッチ戦であれば次のデュエル以降、表側でこのカードが混ざっている事が判明した時、ジャッジキルを狙える可能性があるのだ。 ただし自分が真っ先に疑われる他、自分のデッキも1枚減っているので40枚未満の場合はジャッジキル返しを食らう可能性が高い、非常にハイリスクな作戦である。 その効果から寄生するのはフィールド上のモンスターと思いがちだが、本当に寄生しているのは相手のデッキ、ひいては相手プレイヤーそのものなのだ。 デッキに潜り込み、ドローの確立を操作し、あらゆるカードや相手のプレイを妨害できる万能メタカードである寄生虫パラサイド。 隠された真の能力を発揮し、ひとたびデッキを蝕めば、相手もこのカードイラストの如き苦悶の表情になる事だろう。 6スレ目 513 :名無しプレイヤー@手札いっぱい。:2013/02/27(水) 18 30 23.77 ID iboTPcPQ0 6スレ目 555 :名無しプレイヤー@手札いっぱい。:2013/03/09(土) 19 42 39.30 ID 482sKxGU0 このカードが相手のデッキトップにある時相手は 昔はそこそこの強さを持っていたカードであったが、今となってはシンクロやエクシーズの素材にされてしまうリスクが高い為、評価が下がってしまっている。 このカードでデュエルの状況を有利に持ち込む事は難しい。 しかし、勝負の流れを有利に進める事は出来るのだ。 このカードが相手のデッキトップにある時相手は、次のドローがクズカード確定と知る。 相手のドローと言う未知故の希望が絶望に変わるのだ。 しかし、相手はこのカードを素材にシンクロやエクシーズをする事を考えるだろう。 その前にこちらからパラサイドを破壊しにいくのだ。 強烈なはたき落としやサンダー・ブレイクなど、除去する手段は豊富にあり、更に狙ったかのようにこのカードには除去耐性が無いのである。 相手はモンスターの展開が出来ない事に絶望するだろう。 そして、なんとこのカードは相手の墓地に行かず、元々の持ち主の墓地に戻ってくるのだ。 相手は墓地が肥えない上に、対戦相手の墓地が肥えた事に絶望する。 この3つの絶望を与える事により、相手に変化がおきる。 そう、いわゆるイリアステル状態である。 デュエリストの年齢層から考えてプラシドに変化する事になると思われる。 この辺りは対戦相手を選ぶ事で調整は出来る。 下っぱとなった相手に、クズカードに命を吹き込むようなデュエルセンスを持った諸君等にかなうはずはない。 下っぱお得意の精神攻撃も、超ポジティブな諸君等に通用しない。 そう、下っぱのカス能力では、諸君等の予測の上を行くことは絶対に出来ない。 くぐり抜ける事も同様にできないであろう。いくらカスみたいでもな… 6スレ目 555 :名無しプレイヤー@手札いっぱい。:2013/03/09(土) 19 42 39.30 ID 482sKxGU0 このカードの利点は、専用サポートカードである《穿孔虫》によって容易にデッキトップに置く事が出来る事である。 サーチをするなら《大樹海》等で直接手札に加えた方が良いのではないか?と思うかもしれない。 確かに、サーチをするだけなら直接手札に加えた方が遥かに効率的だ。 しかし、《モンスター・スロット》を使うのならば話は違う。 パラサイドと穿孔虫は同じレベル2のモンスターであり、モンスター・スロットを使う事で容易にレベル2のモンスターを並べることが可能であり、ランク2のエクシーズ召喚に繋げることが出来る。 さらに、ランク2にはパラサイドと非常に相性の良いモンスターが存在するのだ。 《No.29 マネキンキャット》 エクシーズ・効果モンスター ランク2/光属性/獣族/攻2000/守 900 レベル2モンスター×2 このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。 (1):1ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除き、 相手の墓地のモンスター1体を対象として発動できる。 そのモンスターを相手フィールドに特殊召喚する。 (2):このカードが既にモンスターゾーンに存在する状態で、 相手フィールドにモンスターが特殊召喚された場合、 相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。 そのモンスターと種族または属性が同じモンスター1体を自分の手札・デッキ・墓地から選んで特殊召喚する。 パラサイドが自身の効果で相手のフィールドに特殊召喚された時、このカードの効果でデッキから好きな地属性・又は昆虫族のモンスターを特殊召喚する事が出来るのだ。 しかし、それだけならばパラサイド以外の他のカードでも代用が効いてしまう。 ここでパラサイドの種族変更効果が活きる。 パラサイドが存在する限り、相手がモンスターを場に出す度にマネキンキャットの効果を確実に発動することが出来るのだ。 相手からすれば、1000のバーンに加えて毎ターン昆虫族のモンスターを特殊召喚される事になり、たまったものではない。 しかし、これまで説明したとおりの強カードであるパラサイドにも弱点が存在する。 リンク・エクシーズ・シンクロの素材にされてしまう可能性があるのだ。 ここで一つ、弱点を補う事が出来る相性の良い昆虫族モンスターを挙げておく。 そう、《スケイル・モース》だ。 スケイル・モースが存在する限り、お互いにモンスターを1度しか特殊召喚する事が出来ない。 つまり寄生虫パラサイドが特殊召喚されたターン、相手は一切の特殊召喚を行えないのだ。 これでパラサイドが各種召喚の素材になる心配もなく、マネキンキャットの効果で一方的にモンスターを展開出来るのだ。 そして《スケイル・モース》もまた、パラサイドとマネキンキャットのコンボで特殊召喚が可能である。 以上のように、寄生虫パラサイドは世間一般で言われるようなクズカードではなく、可能性を秘めたモンスターであると言える。 14スレ目 175名も無き決闘者 (ワッチョイWW 5f36-NbP+)2017/11/25(土) 11 47 35.10ID vyqopl3Z0 めっちゃいいね使いたくなった 水を差すようで悪いんだけど、スケイルモースは自身が場に出てからカウント開始だから先出し必須になっちゃうねでも評価自体はカードをフルに活用できてて好きスケイルモースの裁定ちゃんと調べてから書き込むべきだった指摘ありがとう 関連カード 翡翠の蟲笛 Tag:【バーン】 【リバース】 イラストアドメタ イラストメタ イリアステル状態 ジャッジキル マッチ戦 名前アド 心理アド 正当評価 相手のデッキに入れる 絶望アド 誤認アド 諸刃の剣
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※本稿では、『遊☆戯☆王デュエルモンスターズGX TAG FORCE』(良作)及びそのPS2移植版『遊☆戯☆王デュエルモンスターズGX TAG FORCE EVOLUTION』(劣化ゲー)について解説する。 遊☆戯☆王デュエルモンスターズGX TAG FORCE 概要 システムなど 特徴・評価点 賛否両論点 問題点 総評 余談 遊☆戯☆王デュエルモンスターズGX TAG FORCE EVOLUTION 概要(EV) 追加・変更点 問題点(EV) 総評(EV) 余談(EV) 遊☆戯☆王デュエルモンスターズGX TAG FORCE 【ゆうぎおうでゅえるもんすたーずじーえっくす たっぐふぉーす】 ジャンル 対戦型カードゲーム 対応機種 プレイステーション・ポータブル 発売元 コナミデジタルエンタテインメント 開発元 コナミデジタルエンタテインメントテンキー 発売日 2006年9月14日 定価 5,229円 レーティング CERO A(全年齢対象) 判定 良作 ポイント タッグフォースシリーズ1作目「遊戯王=クソゲー」から脱却収録カードが大強化公式ルールでタッグデュエル徹底してアニメに忠実、演出・ボイス完備今作のみ主題歌も 遊☆戯☆王シリーズ 概要 週刊少年ジャンプで連載されていた漫画『遊☆戯☆王』に登場するカードゲームを元にした『遊☆戯☆王デュエルモンスターズオフィシャルカードゲーム(以下『OCG』)は爆発的なヒットを飛ばした。 しかし、過去の『遊☆戯☆王』のゲームは、対戦ツールはおろかゲームとしても出来の悪いものが多く見られた(実際のOCGのルールが実装されていないもの、バグや歯抜け(未収録カード)が多い、ゲームバランス最悪…etc)。 特にGBCで発売され、歴代最高の売り上げを記録した『遊戯王デュエルモンスターズ4』は、システム・ゲームバランス・商法とあらゆる面でタチが悪い代物であった。 そのため「遊戯王ゲー=クソ」という風潮ができ、続編の売上が大幅低下する原因にもなり、付属カード目的のみで買う人もいることから「5,000円のカードを買ったらゲームがおまけに付いてきた」などの皮肉まで生まれることとなった。 このような風潮は本作『タッグフォース』(以下TF1)にも影響を与えることとなり、発売当時ではあまり市場が盛り上がっていなかったPSPで出たことと、付属カードの能力もいまひとつだったことからカード目的で買う人にもそっぽを向かれ、発売まで空気同然の状態であった。しかし発売後、良い意味で期待を裏切ることとなった。 システムなど 特徴・評価点 旧作品群は未収録カードが3桁以上存在していたが、当作品では発売時点でOCG化していた「POWER OF THE DUELIST」シリーズまでのカード殆どを収録している。 これにより未収録カードは通常30枚、限定カード10枚の40枚以外を使用して戦えるシミュレーターゲームとなった。 ルールは完全にOCGならびにアニメ準拠。ルールや処理におけるバグもなく、シミュレーターとしての完成度も高い。 OCGは定期的に禁止・制限カードリストの更新が行われる。しかしソフトには自動更新はついていないため、通信による公式配信の制限リストをダウンロードすることで更新する。 なおゲームの初期制限は現実のOCGルールにおける05/09/01時点の構成。ゲーム発売の一年以上前の制限改訂となっている。 ゲーム内ではとある条件により、禁止・制限カードを1枚デッキに投入できる。デメリットとしてCPUも同じ条件を得る。 またメニュー画面で通信を行うことにより、公式のオリジナルカードやデッキレシピを受け取る事ができた(*1)。 遊戯王ゲーム初、2vs2のタッグデュエル導入。様々なアニメ登場キャラとパートナーを組んでタッグデュエルをすることもできる。1vs1の従来のデュエルも勿論可能 デュエル中はフルボイスで全てのキャラが喋り、その台詞に合わせてキャラが3Dアニメーションで動く。 《ハネクリボー》を引くと《ハネクリボー》が喋るおまけつき。 台詞は基本的に「モンスターを攻撃表示で召喚」などの汎用台詞が多いが、各々のエースを使用した場合には専用台詞もちゃんとある。 しかもデュエル中のテンポが今までの遊戯王ゲームより良く、かなり快適。デュエルフィールドとキャラクターの3Dモデルの切り替えに遅滞が一切ないので、TVアニメ版そのままに決闘が楽しめる。 とはいえバグ回避か、毎回処理に対する確認が行われるため、その部分だけはテンポが落ちる。なお○ボタンを押し続けることで、自分のカードにチェーンしたり、相手のドローステップでカウンターを打つことも可能。 PSP版に限り、2ndOP曲「99%」やアニメ劇伴などが使用されている。次回作以降ならびにPS2版は「っぽい曲」に変更されており、アニメそのままというのは貴重。 アニメサントラ未収録ながら人気の高い「運命のテーマ(仮)」もそのまま採用されており、ファングッズとしても価値がある。 個性ほとばしる主人公「コナミ君(通称)」 よくある喋らない主人公ながら、周囲のキャラとのやり取りや証言から驚異の個性が飛び出してくる。ただし、旧シリーズの主人公と同一人物かは物による。 ただし本作段階ではそこまでキャラ付けされていない。 アニメ準拠の3つのシナリオ 基本的にはキャラと会話、デュエル、購買のパンをプレゼントで好感度を上げていく。デュエルもできるキャラゲーたる所以。 第一部はデュエリスト1のメンバー7人のうち、好感度の高いキャラに毎週日曜毎にタッグデュエルに誘われる。そして大会前日までにパートナーを決める学園生活のシナリオ。 なおゲーム1周目はデュエリスト1に属する7人(上記メインキャラ)のみパートナーとして選べる。 第二部はデュエル勝利時に貰えるGXメダルを集め、タッグフォースに出場するシナリオ。 決勝トーナメントはアニメのメインキャラと戦う事になるのだが、いずれかのメンバーをパートナーとしていると、該当するペアが消え迷宮兄弟が出場する。 第三部はセブンスターズが登場し彼らを討伐するシナリオが軸となる。 こちらも選んだパートナーとのタッグデュエル。該当人物とタッグを組んでいる場合、本来組むはずだったセブンスターズとのデュエルはキャンセルされる。 いずれもアニメ1期に合わせたシナリオとなっているが、設定そのものが2以降と混ざったキャラもいる。 アニメ本編で出てきたドローパン(*2)を実際に買うことができる。 買ったパンはキャラに上げることが出来、中身によって好感度が変化する。この好みの傾向はキャラによって違い、例えば万丈目はステーキパン等の肉類の入ったパンや高級食材を好み、レタスパン等の野菜が入ったパンを嫌うという傾向がある。 好みの傾向はデュエルをすることで情報を得られるデュエリスト名鑑で知ることができる。好みを知るためにはデュエルをして相手を知ることから始めるという入りになりやすい。 おなじみの黄金のタマゴパンももちろん存在し、全てのキャラの好感度を大幅に上げる大好物に設定されている代わりに入手難度が高く、一日に一個しか入手できないレアアイテムとなっている。 好みの傾向でもっとも極端で印象に残りやすいのがカイザー(丸藤亮)であり、シンプルなパンが好きということで、なんと具なしパン、まかないパン、黄金のタマゴパン以外では好感度が上がらない仕様となっている。 本編以上に中身がカオスであり、ラーメンパン(スープ入り)などどうやっていれているのかゲーム中のテキストにも書かれているレベルで不明なものも存在する。 賛否両論点 OCG準拠ともあり、ルール上越えられない壁は越えられないまま。 一例として十代が《沼地の魔神王》を使ったり、カイザーが《融合呪印生物-光》を投入していたりと、デッキ補強はガチガチに固められている。もっとも大きくイメージが異なるデッキを持たされてるキャラはいないが。 この補強があるためか、旧作にしばしば登場した積み込み行為はまず見受けられない。 好感度を上げるための方法が3つあり、そのキャラとデュエルして勝つ、日曜日のタッグデュエルでパートナーになりデュエルに勝利する、キャラの好物が入ったドローパンを上げる、というものなのだが、3番目の方法が手っ取り早いため、ひたすら購買でパンを買って貢ぐ作業になりがちである。 もちろんデュエルで勝つことで好感度が上がりやすくなる上に、なおかつ好物の範囲が非常に狭いカイザーはその方法を取ろうにも難しい場合があるので、パンを貢ぐだけではない。 パートナーごとのイベントもデュエリスト1のキャラしか用意されておらず、その内容も特定の好感度になったら、会話のみのイベントがあるのみ(*3)。後の作品に比べてあっさりとした感はある。 イベント発生のタイミング自体も好感度が溜まり次第発生するのではなく、溜まった場所からそのキャラが時間帯による移動をしたあとに話しかけることで発生する。キャラの行動が完全に決まっているこの作品の仕様のせいで発生する場所には似合わないイベントも発生しがち。 ただし内容は他愛のない挨拶から、原作ネタを盛り込んだ会話までバリエーション自体には富んでいる。 なお、キャラの好感度のたまり具合は自室のパソコンで見るか好感度が上がるタイミングのでSEで判断するしか無く、確認の面で不便。 問題点 デュエル時に全フィールド上のカードを選択する場合、必ず自分のカードにカーソルが合っている。 例えば、フィールド上のカードを1枚破壊する効果を発動した時に初期状態では必ず自分のカードが選択されている。このため誤って自分のカードを破壊してしまう凡ミスが多発する。殆どの場合破壊したいのは相手のカードであるため、わざわざ移動する必要がありテンポが悪い。 次回作以降では相手フィールドから優先される様に改善された。 AIの思考ルーチンがまだまだ未熟。旧世代機の酷さに比べれば相当の改善がなされてはいるものの、素直に評価できる領域ではない。 敵味方問わずなので、CPUのプレイングがひどく敗因に繋がることもある。これを理由に「1vs3のデュエル」と揶揄されることも。 十代に合わせてHEROデッキを組むと切り札(*4)がいないことから事故を起こしやすく、カイザーは《サイバー・ドラゴン》をアドバンス召喚しない、攻撃出来ないタイミングで《パワー・ボンド》を使うなど、問題あり。 この問題が顕著に出るのが、開始直後にパートナーから手番が回る場合。CPUのデッキも構成だけはしっかりしているので、カード周りはいいものの、悪手を打ち続け壊滅状態からこっちにパスされることもしばしば。 無論OCGそのもののルールが複雑で、公式裁定やエラッタが頻発する環境上CPUの思考に全てを組み込み最適解を導き出すというのは不可能な話ではあるが、自身の初期デッキすらまともに回せないキャラがそれなりに存在してしまうのは問題点として挙げられる。 デュエリスト1のキャラでも明暗が分かれる。デッキが弱いがプレイングに問題が出にくい丸藤翔と明日香はまだいいかもしれないが、堅実に強いのが万丈目と三沢の二人だけというのは問題がある。よりにもよって十代はHEROデッキの軸が未収録、ルーチンに問題を抱えているのか融合も満足にしないなど、はっきりいって弱い。 パートナーのデッキをイジることが出来ないため、構築でフォローするというのが難しく、こちらの負担もかなり多い。 膨大な収録内容の為、ロードは長め。マップ移動とデュエル開始時、デッキ編集を開始するまで、編集を完了してメニューに戻るまでが目に見えて長い。 デュエル中のロードは上記に比べればほとんど存在しないのが救いか。とはいえ、フィールドのカードの枚数が多くなるとCPUの思考時間がどんどん伸びていく。 《禁止令》《マインドクラッシュ》など、カード名を宣言する時は何千枚とある全カード一覧の中から宣言したいカードを探す必要がある。 一応頭文字毎で括られてはいるが、それならば最初からデッキ構築画面を流用するなりして手間を省いてほしい所。 ゲームの初期制限構成が古い。 ギャップが1年差、その間に2回の改訂があり(*5)、当時の実際のOCG環境との間で使用可能・不可能カードの差が大きい。一応制限改訂を変更することも出来るが、CPUのデッキは変更がないため制限を破ってくる。 1年ギャップの理由は製作開始時点の都合と考えられる。左証にあたるかどうかはさておき、06/03/01に制限から禁止カード入りした《強欲な壺》(*6)のためのボイスがある。 パックのまとめ買いが出来ない。○を押し続けるか連打して購入しよう。 後の作品に比べ、ストーリーモードが味気ない。 第一部は三ヶ月間の学園生活の中でタッグパートナーを見つけるという物だが、基本的にイベントが多くなく、3回あるテスト、原作における「ノース校交流試合編」に関するイベント、一部キャラの開放にまつわるサブイベントがあるのみ。 日曜日以外は毎日定刻に授業があるが、チュートリアルも兼ねた最初の数回以外はランダムな短い会話シーンがあるだけ。その数も少なく10回も出れば既視のものが出てくる程。チュートリアル回では授業後にカードが貰えるが、それ以降は出席するメリットは全く無い。というか1度も出席しなくても何ら不利益も無ければそれ専用のイベントなどもない。 3度ある定期テストは高得点を出そうともクロノス先生から褒めてもらえるだけで特典があるわけではない。やはり攻略するメリットが無くサボることにもデメリットがない。そもそも問題が全く同じなので2周目は何も楽しくない。 「ノース校交流試合」にまつわるイベントはNPC同士の特定のAIに沿った決まったパターンのデュエルを観戦できるのみであり、主人公が関わることによるIF要素などはない。すべて見る必要も無く、これでもサボる事ができてしまう。(*7) キャラの開放も、1周目ではデュエリスト1に属するメインキャラしかパートナーに出来ないため、2周目以降でなければ実質意味をなさず、パートナーにする条件も特定のアイテムを入手して渡すだけで解決できてしまうパターンしかなく、非常に味気ない。 パートナーの好感度が上がりやすくなる日曜日のタッグデュエル大会もあるが、大会中はセーブが出来ない上に好感度を上げるためには日常的にパンをあげたり、デュエルをしている方が効率がいいため、参加するメリットが薄い。そもそも、日曜日でパートナーになるキャラはその時点でもっとも好感度が高いキャラになり、しかも全員が同じ好感度だと特定のキャラが優先されてしまう。つまり最終的には既に攻略済みパートナーしか出なくなってしまうので好感度稼ぎには使えないのである。 よって目的のキャラのパートナー条件を満たしてしまうと、基本的にやることがなくなってしまいがちである。日にちを飛ばすこと手段がベッドで寝るしか無いため、大会までの時間を寝て過ごしたコナミ君も多いだろう。なお、2周目以降はベッドで大会前日までスキップできる項目が追加される。確かに便利なのだが裏を返せば90日以上もある第一部の中身がそれだけ薄いということでもある。 第二部はこのゲームのメインとなるタッグフォース大会であるが、はっきり言って作業である。 内容はパートナーと共にタッグフォースメダル(*8)を賭けてタッグデュエルをしてというものなのだが、最初の手持ちが10枚なのにたいして、ストーリーを進めるために必要な枚数は90枚以上。一回のデュエルで得られるメダルの枚数は5枚が上限なので、単純計算で最低16戦もする必要がある。実際には5枚持ちのデュエリストが16人以上出てくることはほぼ無いので、もっと回数が増える。 大会開始時に対戦相手に入手枚数がランダムで割り振られ、クリアするまで固定という仕様のため、多少の目安はあるものの片っ端からデュエルを申し込んで効率のいい相手を探し出す作業から始まることになる。教師やブルー生徒などの強い相手だから多くもらえるという法則があるわけでもないため、デュエルを申し込まないと入手枚数がわからないのである(*9)。 当然相手もタッグを組んでいるのだが、なぜか話しかける相手によって入手枚数が異なるパターンしか無い(*10)。 タッグパートナーによるストーリーの変化もほぼなく、パートナー以外のセリフに至っては使い回しのため、女性キャラを連れて決勝戦に挑んでも決勝戦の相手からは「決勝なのにムサイ面子、華がない」、作中(設定上)最強クラスのパートナーを連れていても「楽勝」などという珍言が飛び出すことになり、かなりの違和感がある。 優勝するたびに賞金がもらえるということもないので、第二部をクリアしたパートナーで第三部にいけるというフラグでしか無いのである。 第三部はセブンスターズと戦うシナリオなのだが、セブンスターズのパートナーになるメインキャラは揃いも揃ってセブンスターズに洗脳されているという設定のため、夢の共闘とはいい難いシチュエーションとなっている。 パートナーによって一部キャラとの対戦がカットされるわけなのだが、明日香がパートナーの場合ダークネスと戦えないのは詳細は省くがストーリー的にかなりの問題がある。それ以外の面を考慮しても、最初に組めるデュエリスト1のうち隼人以外のキャラをパートナーにしているとセブンスターズ全員と戦えないのは不満が残る仕様である。 ラスボスは非常に事故率の高いデッキの上にAIがまともに使いこなせないため非常に弱く、ここまで来たプレイヤーならまず負けることはない。 こちらもパートナーによって展開が異なるなどの要素はない。 結局のところパートナーに出来るキャラ自体は100人以上いるものの差異は僅かな部分しかなく、上述の作業感が一層際立ってしまう形となっている。 好感度をかなり上昇させるドローパンである黄金のタマゴパンの入手が他のシリーズに比べてルーレットがかなり早く、目押しが難しい。一応、ある程度の法則はあるものの、目押しが苦手なプレイヤーでは判断しづらい。本作においては入手することで出現するパックや、とある人気キャラをパートナーにするために必要なアイテムであるため、重要性がかなり高い。 シリーズ恒例となる切り札級モンスターの3Dムービーが用意されているのだが今作では特定のキャラが召喚、攻撃を行わないとそのムービーを見ることができない。上記のAIの頭の悪さや、そもそもデッキに投入されていないということもありえるため、確実に見れるわけではないという仕様になっている。 ムービー化しているモンスターは「当時」としてはほとんど納得のいく面子であるが、なぜか《E・HERO ランパートガンナー》がチョイスされている。確かに主人公である遊城十代が使用したカードではあるものの、性能的にはかなり弱い部類に入るカードであり、アニメで活躍したわけでもないこのカードのムービーが存在しているのかは謎である。 公式的にはネット対戦不可。 アドホック・パーティなどを使用すれば出来ないわけではないのだが、公式的に場が用意されているわけではない。 総評 シリーズ処女作だけにかなりの問題はあるものの、それまでの遊戯王OCGを題材としたゲームと比べると非常に良い出来に仕上がっており、「遊戯王ゲーム=クソゲー」を根本的に覆した革命的な作品だと言える。アニメのキャラゲーとTCGが超融合を果たした良シリーズの第一歩としてはかなりの出来である。 本作における問題点の多くは後のシリーズで改善されていき、単なるデュエルシミュレーションツールに留まらずキャラゲーとしても一級品の長寿作となっていくことになる。 一方でAIはまだまだこれからで雛形のものが搭載されている状態。パートナーの思考がデッキと噛み合わず酷い場合、こちらがアシストに回る形でプレイングせざるをえないのが難点。こちらに関しては以降のシリーズでも(というか遊戯王のゲーム作品に全般において)長らくの課題となっており、複雑な思考を必要とするカードゲームのプレイングをAIに落とし込む難しさを痛感させられる。 余談 下記の通り、本作をPS2に移植した『遊☆戯☆王デュエルモンスターズGX TAG FORCE EVOLUTION』も発売されている。 本作の同梱カードはゲーム付属にしては珍しくアニメには登場していないOCGオリジナルの「幻獣」というシリーズのカードとなっているのだが、この「幻獣」シリーズはアニメに登場していたが未OCGとなっている「白騎士(ホワイトナイツ)」シリーズと似たような効果を持っている。この縁からか、アニメで「白騎士」シリーズを使ったキャラが次作「TF2」にてこの「幻獣」シリーズを使うことがある。 遊☆戯☆王デュエルモンスターズGX TAG FORCE EVOLUTION 【ゆうぎおうでゅえるもんすたーずじーえっくす たっぐふぉーすえう゛ぉりゅーしょん】 ジャンル 対戦型カードゲーム 対応機種 プレイステーション2 発売元 コナミデジタルエンタテインメント 発売日 2007年12月6日 価格 6,980円(税別) 判定 劣化ゲー ポイント 携帯機から据え置き機への劣化移植という珍品ボイス撤廃、処理落ち増と踏んだり蹴ったりカード追加も手抜きで、バランス崩壊の原因にも劣化点の告知は一切なし 遊☆戯☆王 関連作品リンク 概要(EV) 上記、PSPソフト『遊☆戯☆王デュエルモンスターズGX TAG FORCE』のPS2移植作である。 PS2でこれ以前に2作発売された遊戯王ゲームはOCGとはルールの全く異なる別のゲームで、本作がPS2で初のOCGルールに対応した遊戯王のカードゲームソフトであった。 ディスク容量が多く、処理性能もおおむね上回る据え置き機への移植ということで、新規カードや演出・システム面など、様々な強化が期待されていた。 また、当時は『モンスターハンターポータブル 2nd G』による空前のモンハンブームが起こる前で、PSPの普及率はそこまで高くはなかった。 そのため、たとえ追加要素がなくPS2で同じものが遊べるというだけでも一定の需要があったと思われる。 しかし… 追加・変更点 収録カードの増加 使用できるカードの収録総数は『TAG FORCE』では「アニメオリジナルカード(未OCG化)」20種を含む2448種類だったが、このゲームでは続編『TAG FORCE2』で追加されたものを合わせ2889種類に増加した。 要するに、全体の体裁は『1』、カードの収録内容は『2』に準じた移植作といえる。 TF2との連動 PSPで発売された『遊☆戯☆王デュエルモンスターズGX タッグフォース2』とのUSBコネクトによる連動要素に対応し一部キャラクターが使用可能となる。 同梱の限定カード3種は新カードに変更。 OP主題歌及びキャラクターボイスの削除 主題歌はおそらく歌っていたグループの解散と権利関係によるもの。 問題点(EV) 最大の問題点は、オリジナル版にあったキャラクターボイスが全削除されたことである。 モーション等は変わっていないので、キャラクター達は虚しく口パクするばかり。 本シリーズにおいて、デュエル中はターンが回ったりモンスターを召喚したりとあらゆる場面でキャラクターがしゃべるため、そこのボイスが切られたというのは致命的。 そもそもPS2時代の単体のソフトとしても、アニメ原作のゲームでありながらボイスなしなどというのは何らかの理由でもなければ問題外である。 一応、字幕はPSP版と同じものが付いているが、喋らなければデュエリストの演出の魅力も大幅ダウンである。 先に述べた通りPS2は多くの点でPSPのスペックを上回っており、PSP→PS2の移植でボイスが切られるなどということは普通あり得ない。なぜこんなことになったのかというと、アメリカ・イギリス・ドイツといった他国と共に同時発売されたためという説が有力である。 各他言語版にもボイスはない。要するに全言語に対応させるためにボイスのないバージョンを作った後、その後日本語版のボイスを追加する作業をしなかったのだろう。 アニメ2期のオープニングテーマであり、移植前のオリジナル版でもオープニングムービーに使われていた歌『99%』が、別の曲に差し替えられている。 PSPの本シリーズでも『2』以降はアニメBGMが使われなくなったので、恐らく版権がらみだろう。 追加カードのバランス未調整 『2』のカードが収録されているのに、適用される禁止・制限カード(*11)は『1』の時点である2005/09/01のままというバランス崩壊っぷり。 このゲームが発売された時点では2007/09/01の改訂が最新。『2』での禁止・制限カードは2007/03/01改訂のもの。普通ならば、本作ではこのどちらかを採用するのが妥当だろう。 PSP版であれば通信を通して新しい改訂をダウンロードできるサービスがあるが、本作はPS2なのでそれもできない。 この改訂後に追加されたカードが大量に存在するため、《ダンディライオン》《(裁定変更前の)森の番人グリーン・バブーン》《未来融合-フューチャー・フュージョン》《E・HERO エアーマン》《冥府の使者ゴーズ》《N・グラン・モール》等の強力カードが3枚(フル投入)積めてしまうという無法地帯っぷり。 言い換えれば、移植されることで追加された400枚以上のカード(実際のOCGで2年分)に対するバランス調整が一切行われていない。 カードゲームによくある、新カードの登場に付随して強化されたカードも放置されてしまっているため、ゲームバランスが崩壊している。 またこの2005/09/01というのは「このカードが入ってないデッキはデッキではない」とまで言わしめた《強欲な壺》が禁止になる前の制限改訂であり、なんとほぼ全キャラクターが使用し、それぞれが専用の台詞を持つカード(*12)なのである。そのため《強欲な壺》を禁止にしないために2005/09/01の制限改訂にされたのでは? とまで言われている。 だが、それはボイスが付いているPSP版なら分かる話であり、ボイスが付いていない今作では単なる手抜きである。 もっとも、下記のようにCPUは新規追加されたカードを使ってこないし、こちらは資金に余裕が出てくるころでなければ新規追加されたカードを手に入れられない。 対人戦もできないので、バランス崩壊するのは既にカードをだいぶ集め終わった後の対CPU戦ぐらいであり、実際はそこまで影響がある訳ではない。 カードが大幅に増えたにもかかわらず、対戦相手の使うカードは移植前と何も変わっていない。 これが上記の制限リスト未改定の根拠だろう。 400枚以上の追加カードは「チェッカー・フラッグ」というほぼ全カードを収録したパックのみの収録で、専用のパックは用意されていない。 そのため、欲しいカードがあるなら3000枚近くの膨大な収録カードから引き当てないといけない。 一応封入率操作がされており所持枚数の少ないカードが出やすくなっているが、枚数が枚数のため欲しいカードを狙って引き当てるのはかなり困難。 デッキに入れられる最大枚数である3枚を入手したい場合は、更に困難な作業となる。 「チェッカー・フラッグ」の出現の遅さもあって、新規追加されたカードの入手はどうしても遅くならざるを得ず、はっきり言ってカードの新規追加の意味を削いでいる。 一応パスワードを利用すれば入手可能。 『2』では発売時期の関係で「GLADIATOR S ASSAULT」というパックのカードが一部しか収録されなかったのだが、本作でもこれが補完されていない。 上と合わせて、単に『2』から収録カードをそのまま持ってきただけ、という手抜き仕事が否が応にも目に留まってしまう。 画質や音質の向上は一切なし。単にPSP版の画面を引きのばしただけであると見られる。 画面が広がり画面比率が変わった関係上粗もやや目立ち、はっきり言ってPS2品質としては若干見劣りする。 PSP版にはなかった、かなり気になるレベルの処理落ちが存在し、PSP版における微妙なロードの長さも改善されていない。 マップに人が増えてきたり、デュエル中にフィールド魔法を使って背景CGが表示されたりすると明らかに重くなる。 上記の制限改訂などの問題も目立つが、実際遊んでいてキャラクターボイスの次に問題となってくるのはこの部分だろう。 パートナーのデッキ編集やカードアルバムの拡大機能など、『2』でシステム上追加・改善された点は何も反映されていない。 これだけのやっつけ移植にかかわらず、パートナーの好感度を上げることができる「ドローパン」を購入する際のルーレットだけが何故か『2』仕様である。 完全に1人プレイ専用で、メモリーカードを持ち寄ってもPSP版でできた対戦・協力プレイは一切できない。 画面が1つしかない関係上、(相手の手札が見えてしまうので)対戦プレイは不可能なのはしょうがないが、協力しての2人プレイぐらいはできてもいいはずである。 これも主にハード上の関係ではあるが、ネットを使った対戦もできない。 これらの点はどれも公式ページ等で告知されていないため、買ってみるまでわからなかった。 移植作品で告知もなく重要な項目の削除は詐欺と言われても仕方ないレベル。 総評(EV) 据え置き機から携帯機への劣化移植はよくあるが、その逆をやってのけたという珍しい作品である。 ボイス撤廃を筆頭に、ロードや処理落ちの悪化、バランス調整の悪化、2人プレイの撤廃……これだけの劣化が、明らかに単に移植で手を抜いた結果だというのも虚しい。 これらの点を我慢すれば、元のゲームの出来は良いので遊べないことはない。 だが、PSPを持っておらず、どうしてもPS2で遊戯王のOCGのゲームをやりたいとしても購入をあまりお勧めはできないレベルである。 余談(EV) エンディングを見ると、ディレクター以下は明らかに中国人と思しき「李」「洪」「王」などの漢字2~3文字の名前が並んでいる。 その後「オリジナルスタッフ」と続いて日本人のスタッフが紹介されており、中国のスタッフが移植を担当したと推測できる。開発企業はスタッフロールからは読み取れない。 必ずしもこういった下請け自体を否定するべきとまでは言えないが、この出来の原因が劣悪な中国企業への外注にもあった可能性は高いだろう。 本作には付属カードが3枚同梱されているが、その1枚である《堕天使ナース-レフィキュル》が遊戯王で【シモッチバーン】と呼ばれるデッキのほぼ必須カード。その後の再録もされていないため割と高値で取引されており、2014年現在カード無しのこのゲームの中古価格を完全に上回ってしまっている。 こうなってしまうと、やはりこのゲームはカードのおまけとしか言いようが無い。 一応、PSP版の『2』とUSBケーブルによって連動するという機能が備わっている。こちら側にはDPとフリーデュエルで対戦できるキャラが増えるがDPはともかく対戦可能になるキャラは『2』でも対戦できるキャラとレシピである。『TF2』側は一部キャラにグラフィックとセリフが追加される。これに価値を感じるかは人次第か。『2』のゲーム内容をコンプリートしたい場合はそのためだけに中古を探すのも悪くないが、それにしても『3』以降とは連動が無くなっているため微妙。
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前編へ戻る 後編へ進む 展示室へ戻る。トップに戻る。 遊戯のターン 遊戯 LP:2375 場 伏せカード 1枚 手札 6枚 融合 奇跡の復活 闇の量産工場 他3枚 エド LP:5800 場 D-HERO ドグマガイ 攻撃表示 手札 2枚 墓地 テラ・フォーミング(D-HERO ダイヤモンドガイ) D-HERO ドグマガイ 3400/2400 闇属性 戦士族 ☆☆☆☆☆☆☆☆ このカードは通常召喚できない。 自分フィールド上に存在する「D-HERO」という名のついたモンスターを含むモンスター3体を生け贄に捧げた場合のみ特殊召喚する事ができる。 この特殊召喚に成功した場合、次の相手ターンのスタンバイフェイズ時に相手ライフを半分にする。 遊戯「(・・・だが、ドグマガイを倒すには1枚のカードが欠けている・・・。ここはこいつで耐えるしかない。) モンスターをセットし、1枚のリバースカードをセット。ターンエンド!」 エド「どうした?大きな事を言っておきながら守るだけじゃないか。このままいかせてもらうよ。 僕のターン、ドロー!墓地にあるテラフォーミングの効果発動!デッキよりフィールド魔法を1枚手札に加える!」 テラ・フォーミング 通常魔法 自分のデッキからフィールド魔法カードを1枚手札に加える。 エド「手札に加えるカードは幽獄の時計塔!そしてそのまま発動する!」 ダークシティ→墓地 幽獄の時計塔 フィールド魔法 相手ターンのスタンバイフェイズ時に、このカードに時計カウンターを1個乗せる。 時計カウンターの合計が4個以上になった場合、このカードのコントローラーは戦闘ダメージを受けない。 時計カウンターが4個以上乗ったこのカードが破壊され墓地へ送られた時、 手札またはデッキから「D-HERO ドレッドガイ」1体を特殊召喚する。 先ほどまでの夜の街から巨大な時計塔のあるフィールドへと変化していく。 エド「さらに魔法カード発動、デステニードロー!手札のD-HEROと名のついたモンスター1体を捨て、 デッキからカードを2枚ドローする。手札のD-HEROディアボリックガイを捨て、2枚ドロー!」 デステニードロー 通常魔法 手札から「D-HERO」と名のついたカード1枚を捨てる。自分のデッキからカードを2枚ドローする。 D-HERO ディアボリックガイ→墓地 エド「ドグマガイで伏せモンスターに攻撃!」 デス・クロニクル! ○翻弄するエルフの剣士Def1200 △D-HERO ドグマガイAtk3400 ドグマガイの放った攻撃を剣を構えた剣士が受け止める。 エド「なにっ・・・!下級モンスター如きにドグマガイの攻撃が止められるだと・・・!?」 遊戯「翻弄するエルフの剣士の特殊能力、攻撃力1900以上のモンスターとの戦闘では破壊されない!」 エド「ちっ・・・リバースカードを1枚セットし、ターンエンドだ。」 遊戯「俺のターン、ドロー!」 エド「この瞬間、時計塔の針が進む!」 幽獄の時計塔 時計カウンター0→1 遊戯「・・・!」 時計塔の針は15分くらい進み、止まる。 遊戯「・・・何も起こらないだと?」 エド「じきにわかるさ。」 遊戯「・・・リバースカードを1枚セットし、ターンエンド!」 エド「僕のターン、ドロー!その邪魔な剣士には退場してもらうとするか。カモン!D-HEROデビルガイ!」 D-HERO デビルガイ 600/800 闇属性 戦士族 ☆☆☆ このカードが自分フィールド上に表側攻撃表示で存在する場合、1ターンに1度だけ相手モンスター1体をゲームから除外する事ができる。 この効果を使用したプレイヤーはこのターン戦闘を行えない。 この効果によって除外したモンスターは、2回目の自分のスタンバイフェイズ時に同じ表示形式で相手フィールド上に戻る。 エド「デビルガイのエフェクト発動!相手モンスター1体を2ターン後までゲームから除外する!」 デステニー・ロード! 翻弄するエルフの剣士→除外 遊戯「なにっ・・・!」 エド「しかしこの効果を使ったターンは戦闘を行う事は出来ない。ターンエンドだ。 (もう3枚もカードが伏せられているのにまるで発動する気配がない・・・。 特に一番右の伏せカード、最初のターンに伏せられていたのにまだ発動しない・・・。)」 遊戯「俺のターン、ドロー!」 幽獄の時計塔 時計カウンター1→2 遊戯「揃った、いくぜ!手札より魔法カード発動、闇の量産工場!墓地に存在する通常モンスター2体を手札に加える!」 闇の量産工場 通常魔法 自分の墓地から通常モンスター2体を選択し手札に加える。 磁石の戦士β→手札 磁石の戦士γ→手札 遊戯「そして手札の3体の磁石の戦士を合体!磁石の戦士マグネットヴァルキリオンを特殊召喚する!」 磁石の戦士α→墓地 磁石の戦士β→墓地 磁石の戦士γ→墓地 磁石の戦士 マグネット・バルキリオン→場 磁石の戦士 マグネット・バルキリオン 3500/3850 地属性 岩石族 ☆☆☆☆☆☆☆☆ 自分の手札とフィールドに、α、β、γがいる時、この3体を生け贄に捧げれば特殊召喚可能。 また墓地にα、β、γがいる時、このカードを生け贄に捧げ、3体を場に出すことができる。 エド「攻撃力・・・3500だと・・・!?」 ドグマガイ「予想GUYだ・・・!」 遊戯「(どっちを攻撃するか・・・デビルガイを残せば次のターンに除外される、攻撃すれば戦闘ダメージを与える事も可能だ。 だがドグマガイを強化するカードを引かれたら、俺のデッキのモンスターでは太刀打ちできない・・・。) ・・・マグネットバルキリオンで、ドグマガイに攻撃!」 マグネット・セイバー! ○磁石の戦士 マグネット・バルキリオンAtk3500 ×D-HERO ドグマガイAtk3400 エドLP:5800→5700 エド「・・・ドグマガイがやられた・・・!」 遊戯「ターンエンド!これでもうお前の切り札は倒したぜ!」 エド「くっ・・・僕のターン、ドロー!(・・・Dカウンター!来るのが1ターン遅い・・・!)」 D-カウンター 通常罠 自分フィールド上に表側表示で存在する「D-HERO」と名のついたモンスターが 攻撃対象に選択された時に発動する事ができる。攻撃モンスターを破壊する。 エド「・・・デビルガイを守備表示に変更し、1枚のリバースカードをセット。ターンエンドだ。」 遊戯「(・・・デビルガイの効果を発動しない・・・攻撃を誘っている、か・・・。)俺のターン、ドロー!」 幽獄の時計塔 時計カウンター2→3 遊戯「それが罠だという事は明らかだぜ!」 エド「・・・・・。」 遊戯「マグネットバルキリオンの効果発動!このカードを生け贄に捧げる事で、墓地の磁石の戦士3体を特殊召喚する!」 磁石の戦士 マグネット・バルキリオン→墓地 磁石の戦士α→場 磁石の戦士β→場 磁石の戦士γ→場 エド「・・・しまった!」 磁石の戦士α 1400/1700 地属性 岩石族 ☆☆☆☆ 通常モンスター 磁石の戦士β 1700/1600 地属性 岩石族 ☆☆☆☆ 通常モンスター 磁石の戦士γ 1500/1800 地属性 岩石族 ☆☆☆☆ 通常モンスター 遊戯「磁石の戦士αでデビルガイに攻撃!」 磁空剣一閃! エド「リバースカードオープン、Dカウンター!」 ×磁石の戦士α 遊戯「ちっ・・・だがまだ2体残っている!磁石の戦士γでデビルガイに攻撃!」 マグネット・パンチ! ○磁石の戦士γAtk1500 ×D-HERO デビルガイDef800 遊戯「磁石の戦士βでダイレクトアタック!」 ※磁石の戦士βは登場数が最も多い磁石の戦士なのに、攻撃名が明かされていない。 エドLP:5700→4000 エド「くっ・・・!」 遊戯「ターンエンド!これでモンスターは全滅したぜ!」 エド「・・・僕のターン、ドロー!」 遊戯「この瞬間デビルガイによって除外されていたエルフの剣士がフィールドへ戻る!」 翻弄するエルフの剣士→場 遊戯「これでモンスターを引けていなかったら、俺の勝ちだ!」 エド「・・・このターンは何もせず、ターンエンド。」 遊戯「ふっ・・・終わったな。俺のターン、ドロー!」 幽獄の時計塔 時計カウンター3→4 遊戯「翻弄するエルフの剣士を攻撃表示に変更し、3体のモンスターでダイレクトアタック!」 精・剣・斬! マグネット・パンチ! エドLP:4000→4000 遊戯「・・・なにっ!?」 エド「幽獄の時計塔のエフェクト、時計カウンターが4つ以上乗っている時、このカードのコントローラーは戦闘ダメージを受けない!」 遊戯「くっ・・・ターンエンド。」 エド「僕のターン、ドロー!墓地に存在するD-HEROディアボリックガイのエフェクト発動! このカードをゲームから除外する事で、デッキからディアボリックガイを特殊召喚する!」 D-HERO ディアボリックガイ 800/800 闇属性 戦士族 ☆☆☆☆☆☆ 自分の墓地に存在するこのカードをゲームから除外する。 自分のデッキから「D-HERO ディアボリックガイ」1体を選択し、 自分フィールド上に特殊召喚する。 D-HERO ディアボリックガイ→除外 D-HERO ディアボリックガイ→場 エド「そしてこのディアボリックガイを生け贄に捧げ、カモン!D-HEROダッシュガイ!」 D-HERO ダッシュガイ 2100/1000 闇属性 戦士族 ☆☆☆☆☆☆ 自分フィールド上のモンスター1体を生け贄に捧げる事で、このターンのエンドフェイズ時までこのカードの攻撃力は1000ポイントアップする。 この効果は1ターンに1度しか使用できない。 このカードは攻撃した場合、バトルフェイズ終了時に守備表示になる。 このカードが墓地に存在する場合、1]度だけドローフェイズ時にドローしたモンスターカードをお互いに確認し特殊召喚する事ができる。 エド「そして再びディアボリックガイのエフェクト発動!ディアボリックガイを特殊召喚する!」 D-HERO ディアボリックガイ→除外 D-HERO ディアボリックガイ→場 エド「そしてディアボリックガイを生け贄に捧げ、ダッシュガイのエフェクト発動!攻撃力を1000ポイントアップさせる!」 D-HERO ディアボリックガイ→墓地 D-HERO ダッシュガイ Atk2100→3100 エド「ダッシュガイで磁石の戦士γに攻撃!」 遊戯「甘いな・・・リバースカードオープン、ドレインシールド!」 ドレインシールド 通常罠 相手モンスター1体の攻撃を無効にし、そのモンスターの攻撃力分の数値だけ自分のライフポイントを回復する。 遊戯LP:2375→5475 エド「くっ・・・ターンエンドだ。」 D-HERO ダッシュガイ Atk3100→2100 遊戯「俺のターン、ドロー!磁石の戦士γを生け贄に捧げ、ブラックマジシャンガールを召喚!」 幽獄の時計塔 時計カウンター4→5 ブラック・マジシャン・ガール 2000/1700 闇属性 魔法使い族 ☆☆☆☆☆☆ 自分と相手の墓地にある「ブラック・マジシャン」と「マジシャン・オブ・ブラックカオス」の数だけ、攻撃力が300ポイントアップする。 ブラック・マジシャン・ガール Atk2000→2300 遊戯「翻弄するエルフの剣士と磁石の戦士βを守備表示に変更し、ブラックマジシャンガールでダッシュガイに攻撃!」 黒・魔・導 爆・裂・波! ○ブラック・マジシャン・ガールAtk2300 ×D-HERO ダッシュガイAtk2100 エド「くっ・・・!」 遊戯「リバースカードを1枚セットし、ターンエンド!」 エド「・・・僕のターン、ドロー!(手札は殆ど揃った、あとはあのカードが引ければ・・・!) リバースカードオープン、強欲協定!このエフェクトにより互いのプレイヤーは2枚ドローする!」 強欲協定 通常罠 互いのプレイヤーはデッキからカードを2枚ドローする。 遊戯「・・・遠慮なく引かせてもらうぜ。」 エド「・・・揃った!フィールド魔法発動、死皇帝の陵墓!」 死皇帝の陵墓 フィールド魔法 お互いのプレイヤーは、生け贄召喚に必要なモンスターの数×1000ライフポイントを払う事で、 生け贄モンスター無しでそのモンスターを通常召喚する事ができる。 幽獄の時計塔→墓地 遊戯「なにっ・・・!時計塔を自分で破壊しただと!?」 エド「時計カウンターが4つ以上乗っている時にこのカードが破壊された時、エフェクト発動! デッキからD-HEROドレッドガイを特殊召喚する!」 D-HERO ドレッドガイ ?/? 闇属性 戦士族 ☆☆☆☆☆☆☆☆ 「幽獄の時計塔」の効果で特殊召喚した場合、自分フィールド上の「D-HERO」と 名のついたモンスター以外の自分のモンスターを全て破壊する。 その後、自分の墓地から「D-HERO」と名のついたモンスターを2体まで特殊召喚する事ができる。 このカードが特殊召喚されたターン、自分フィールド上の「D-HERO」と名のついたモンスターは破壊されず、 コントローラーへの戦闘ダメージは0になる。 このカードの攻撃力・守備力は、自分フィールド上のこのカードを除く「D-HERO」と 名のついたモンスターの元々の攻撃力を合計した数値になる。 エド「ドレッドガイのエフェクト発動!幽獄の時計塔の効果で特殊召喚された時、墓地からD-HERO2体を特殊召喚する事ができる! カモン!ダッシュガイ!ダイハードガイ!」 ドレッド・ウォール! D-HERO ダッシュガイ→場 D-HERO ダイハードガイ→場 D-HERO ダイハードガイ 800/800 闇属性 戦士族 ☆☆☆ このカードが自分フィールド上に表側表示で存在する時、このカードを除く自分フィールド上の 「D-HERO」と名のついたモンスターが戦闘によって破壊され墓地へ送られた場合、 そのモンスター1体を次の自分のスタンバイフェイズ時に自分フィールド上に特殊召喚する事ができる。 この効果は1ターンに1度しか使用できない。 エド「そしてドレッドガイの2つ目のエフェクト!このカードの攻撃力は場のD-HEROの攻撃力の合計となる!」 D-HERO ドレッドガイ Atk/Def?→2900 遊戯「一瞬にして攻撃力2900のモンスターだと・・・!」 エド「まだ終わりじゃない、さらに魔法カード発動、オーバーデステニー!墓地のD-HERO1体を選択し、 そのモンスターのレベルの半分のモンスター1体をデッキから特殊召喚する!」 オーバー・デステニー 通常魔法 自分の墓地から「D-HERO」と名のついたモンスター1体を選択する。選択したモンスターのレベルの半分以下の 「D-HERO」と名のついたモンスター1体を自分のデッキから選択し、特殊召喚する。 この効果で特殊召喚したモンスターは、このターンのエンドフェイズ時に破壊される。 エド「僕が選択するのはドグマガイ!よってレベル8の半分、4のモンスターを特殊召喚する!カモン!ダイヤモンドガイ!」 D-HERO ダイヤモンドガイ 1400/1600 闇属性 戦士族 ☆☆☆☆ このカードが自分フィールド上に表側表示で存在する時、自分のデッキの一番上のカードを確認する事ができる。 それが通常魔法カードだった場合そのカードを墓地へ送り、 次の自分のターンのメインフェイズ時にその通常魔法カードの効果を発動する事ができる。 通常魔法カード以外の場合にはデッキの一番下に戻す。 この効果は1ターンに1度しか使用できない。 D-HERO ドレッドガイ Atk/Def2900→4300 遊戯「・・・・・。(一気に強力なモンスターを召喚か、ふっ・・・さぁ攻撃してこい。)」 エド「(あの目、攻撃を恐れていない・・・罠か?だが、それも無意味だ・・・!) バトルフェイズ!ドレッドガイでブラックマジシャンガールに攻撃!」 遊戯「くく・・・今、攻撃と言ったな?このカードは相手の攻撃宣言がトリガーとなり発動する罠カード! リバースカードオープン、聖なるバリアミラーフォース!これで貴様の場はダイハードガイ以外全滅だ!」 聖なるバリア-ミラーフォース- 通常罠 相手モンスターの攻撃宣言時に発動する事ができる。相手フィールド上の攻撃表示モンスターを全て破壊する。 遊戯の放ったバリアが攻撃を跳ね返し、エドの場のモンスターに炸裂する!しかし――― ドレッド・バリア! 遊戯「なにっ・・・!?」 場のD-HERO達はミラーフォースの直撃をものともせず場に立っている。 エド「残念だったな、ドレッドガイの3つ目のエフェクト、このカードが特殊召喚されたターン、 フィールド上のD-HEROは破壊されない!そして攻撃は続行される!」 プレデター・オブ・ドレッド・ノート! ×ブラック・マジシャン・ガールAtk2300 ○D-HERO ドレッドガイAtk4300 遊戯LP:5475→3475 遊戯「くっ・・・!」 エド「さらにダッシュガイで磁石の戦士βに、ダイヤモンドガイで翻弄するエルフの剣士に攻撃!」 ライトニング・ストライク! ダイヤモンド・ブロー! ×磁石の戦士βDef1600 ○D-HERO ダッシュガイAtk2100 ×翻弄するエルフの剣士Def1200 ○D-HEROダイヤモンドガイAtk1400 D-HEROの猛攻により遊戯の場のモンスターは一瞬にして全滅する。 エド「そして、速攻魔法発動、非常食!死皇帝の陵墓を墓地へ送り、ライフを1000回復!」 非常食 速攻魔法 このカードを除く自分フィールド上の魔法または罠カードを墓地へ送る。 墓地へ送ったカード1枚につき、自分は1000ライフポイント回復する。 エドLP:4000→5000 エド「バトルフェイズ終了時、ダッシュガイは守備表示になる。」 D-HERO ダッシュガイ 攻撃表示→守備表示 エド「そしてダイヤモンドガイのエフェクト発動!デッキの上は、魔法石の採掘!墓地へ送る。」 魔法石の採掘→墓地 エド「ターンエンドだ。これでもう次のターン、壁モンスターを出すだけじゃ僕の総攻撃で終わりだ。 さらに場のD-HEROを破壊してドレッドガイの攻撃力を下げても、ダイハードガイの効果と 魔法石の採掘で回収するオーバーデステニーの効果で攻撃力は維持できる。 強力な罠を無駄に使ってしまったお前にもう勝機はない。」 遊戯「くっ・・・まだだ、俺のターン、ドロー!魔法カード発動、手札抹殺! 互いの手札を全て捨て、捨てた枚数分デッキからカードをドローする!」 手札抹殺 通常魔法 お互いの手札を全て捨てた後、それぞれ自分のデッキから捨てた枚数分だけカードを引く。 遊戯 手札4枚→墓地 エド 手札3枚→墓地 ワタポン→場 突如フィールドにふわふわの可愛いモンスターが出現する。 エド「なにっ!?」 遊戯「手札抹殺でドローしたカードの中にワタポンのカードが入っていた。 こいつは通常ドロー以外でドローした時、特殊召喚する事ができる!」 ワタポン 200/300 光属性 天使族 ☆ このカードが魔法・罠・モンスターの効果によって自分のデッキから手札に加わった場合、 このカードを自分フィールド上に特殊召喚する事ができる。 遊戯「そしてワタポンを生け贄に捧げ、闇紅の魔導師を召喚!」 闇紅の魔導師 1700/2200 闇属性 魔法使い族 ☆☆☆☆☆☆ このカードが召喚に成功した時、 このカードに魔力カウンターを2個乗せる。 自分または相手が魔法カードを発動する度に、 このカードに魔力カウンターを1個乗せる。 このカードに乗っている魔力カウンター1個につき、 このカードの攻撃力は300ポイントアップする。 また、このカードに乗っている魔力カウンターを2個取り除くことで、 相手の手札をランダムに1枚捨てる。 この効果は1ターンに1度しか使用できない。 闇紅の魔導師 魔力カウンター0→2、Atk1700→2300 エド「ふっ・・・大幅な手札入れ替えをして召喚できたのはその程度のモンスターか。 手札を捨てさせるくらい今の僕には怖くもなんともないよ。」 遊戯「どうかな?俺はこいつの効果で手札を削るなんて一言も言ってないぜ。 俺の相棒を見せてやる、リバースカードオープン、奇跡の復活!」 奇跡の復活 通常罠 自分フィールド上の魔力カウンターを2個取り除く。 自分の墓地にある「ブラック・マジシャン」か「バスター・ブレイダー」1体を特殊召喚する。 闇紅の魔導師 魔力カウンター2→0、Atk2300→1700 ブラック・マジシャン→場 ブラック・マジシャン 2500/2100 闇属性 魔法使い族 ☆☆☆☆☆☆☆ 通常モンスター エド「ブラックマジシャン・・・!黒魔術師の中でも最高位の攻撃力を持つモンスター! だが、僕のドレッドガイを倒すにはいささか力不足だ、例え闇紅の魔導師でダッシュガイを破壊し、 ブラックマジシャンでドレッドガイを倒しても、次のターンにはダイハードガイにより ドレッドガイは復活、そして魔法石の採掘で回収したオーバーデステニーの効果により D-HEROを展開、すぐに倒す事が出来る!」 遊戯「どうかな?ダイハードガイが場に残らなければドレッドガイが復活する事もないんだろ?」 エド「確かにそうだ、だがダイハードガイを破壊してしまった場合、ドレッドガイの攻撃力は3500、 ブラックマジシャンでは倒す事はできない!」 遊戯「まだまだ考えが甘いな、ライフを1000払い――手札より魔法カード発動、拡散する波動! この効果によりブラックマジシャンの攻撃をフィールドに拡散する!」 拡散する波動 通常魔法 1000ライフポイントを払う。 自分フィールド上のレベル7以上の魔法使い族モンスター1体を選択する。 このターン、選択したモンスターのみが攻撃可能になり、相手モンスターすべてに1回ずつ攻撃する。 この攻撃で破壊された効果モンスターの効果は発動しない。 遊戯LP:3475→2475 闇紅の魔導師 魔力カウンター0→1、Atk1700→2000 遊戯「ブラックマジシャンの攻撃!全てのD-HEROを破壊する!」 黒・魔・導 烈・破・斬! ○ブラック・マジシャンAtk2500 ×D-HERO ダイハードガイDef800 ○ブラック・マジシャンAtk2500 ×D-HERO ダッシュガイDef1000 ○ブラック・マジシャンAtk2500 ×D-HERO ダイヤモンドガイAtk1400 エドLP:5000→3900 D-HERO ドレッドガイ Atk/Def4300→3500→1400→0 ドレッドガイ「予想・・・GUYだ・・・!」 ○ブラック・マジシャンAtk2500 ×D-HERO ドレッドガイAtk0 エドLP:3900→1400 エド「うわぁぁぁぁ!!!」 遊戯「・・・ダッシュガイの守備効果と非常食に助けられたな。1枚のリバースカードをセットし、ターンエンド!」 エド「・・・僕のターン、ドロー!墓地の魔法石の採掘の効果発動!墓地より強欲な壺を手札に加え、発動!」 強欲な壺 通常魔法 自分のデッキからカードを2枚ドローする。 エド「モンスターをセットし、2枚のリバースカードをセット。ターンエンドだ!」 遊戯「その目・・・まだ諦めてる目じゃないな。おそらくどちらかに罠が仕掛けられてるんだろう。 エンドフェイズにリバースカードオープン、サイクロン!」 エド「・・・・・!」 サイクロン 速攻魔法 フィールド上の魔法または罠カード1枚を破壊する。 遊戯「破壊する伏せカードは・・・右側の伏せカード!」 ×D-シールド 闇紅の魔導師 魔力カウンター1→2、Atk2000→2300 遊戯「そして俺のターン、ドロー!闇紅の魔導師で伏せモンスターに攻撃!」 闇紅衝撃波導! ○闇紅の魔導師Atk2300 ×D-HERO ドゥームガイDef1000 エド「リバースカードオープン、デステニーシグナル!デッキからディフェンドガイを守備表示で特殊召喚!」 デステニー・シグナル 通常罠 自分フィールド上のモンスターが戦闘によって破壊され墓地へ送られた時に発動する事ができる。 自分の手札またはデッキから「D-HERO」と名のついたレベル4以下のモンスター1体を特殊召喚する。 D-HERO ディフェンドガイ→場 D-HERO ディフェンドガイ 100/2700 闇属性 戦士族 ☆☆☆☆ 相手ターンのスタンバイフェイズ時にこのカードが表側守備表示で存在する場合、相手プレイヤーはカードを1枚ドローする。 遊戯「ちっ・・・ならば闇紅の魔導師の効果発動!魔力カウンターを2つ取り除き、相手の手札をランダムに1枚捨てる!」 闇紅の魔導師 魔力カウンター2300→1700 エド 手札1枚→墓地 遊戯「ターンエンド!」 エド「僕のターン、ドロー!ドゥームガイのエフェクト発動!墓地よりD-HEROを特殊召喚する!カモン!ドレッドガイ!」 D-HERO ドゥームガイ 1000/1000 闇属性 戦士族 ☆☆☆☆ このカードが戦闘によって破壊され墓地へ送られた場合、次の自分ターンのスタンバイフェイズ時に、 自分の墓地に存在する「D-HERO ドゥームガイ」以外の「D-HERO」と名のついたモンスタ-1体を自分フィールド上に特殊召喚する。 D-HERO ドレッドガイ→場 D-HERO ドレッドガイ Atk/Def?→100 エド「そしてこの瞬間速攻魔法発動、地獄の暴走召喚!デッキ、手札、墓地よりドレッドガイを可能な限り特殊召喚する!」 地獄の暴走召喚 速攻魔法 相手フィールド上に表側表示モンスターが存在し、自分フィールド上に攻撃力1500以下の モンスター1体の特殊召喚に成功した時に発動する事ができる。 その特殊召喚したモンスターと同名カードを自分の手札・デッキ・墓地からすべて攻撃表示で特殊召喚する。 相手は相手フィールド上のモンスター1体を選択し、 そのモンスターと同名カードを相手自身の手札・デッキ・墓地からすべて特殊召喚する。 D-HERO ドレッドガイ→場 D-HERO ドレッドガイ→場 D-HERO ドレッドガイ Atk/Def?→100 D-HERO ドレッドガイ Atk/Def?→100 遊戯「俺のデッキにはこのモンスター達は1体しか入っていない。だが攻撃力100のモンスターを出したって、 地獄の暴走召喚は攻撃表示で特殊召喚される、次のターンの攻撃で終わりだぜ。」 エド「どうかな・・・魔法カード発動、貪欲な壺!墓地のモンスター5体をデッキへ戻しシャッフル、そして2枚ドローする!」 貪欲な壺 通常魔法 自分の墓地からモンスターカードを5枚選択し、デッキに加えてシャッフルする。 その後、自分のデッキからカードを2枚ドローする。 D-HERO ドグマガイ→デッキ D-HERO ダイヤモンドガイ→デッキ D-HERO ドゥームガイ→デッキ D-HERO デビルガイ→デッキ D-HERO ダイハードガイ→デッキ エド「このドローに・・・全てをかける!」 遊戯「・・・・・!」 エド「D-HEROドレッドガイ2体、ディフェンドガイを生け贄に捧げ―――カモン!D-HEROドグマガイ!」 遊戯「・・・しまった・・・!」 D-HERO ドレッドガイ Atk/Def100→3400 エド「ブラックマジシャンと闇紅の魔導師に攻撃した時、与えるダメージは2600、そしてお前のライフは残り―――」 遊戯LP:2475 エド「終わりだ、ドレッドガイ、ドグマガイで攻撃!」 プレデター・オブ・ドレッドノート! デス・クロニクル! 遊戯「リバースカードオープン―――」 エド「(・・・!?最初のターンに伏せられてずっと伏せたままだったあのカード・・・!)」 遊戯「魔法の教科書!」 魔法の教科書 速攻魔法 自分の手札を全て捨てて発動。自分のデッキからカードをめくる。 めくったカードが魔法カードだった場合、その魔法カードの効果を発動する事ができる。 手札2枚→墓地 エド「何を引いても無駄だ!D-HERO達はこのターンドレッドガイの効果によりいかなる破壊効果からも守られている! 例えライトニングボルテックスのようなカードを引き当てても、僕の勝ちは変わらない!」 遊戯は黙ってデッキからカードを捲り、そして見せる。 天よりの宝札 天よりの宝札 通常魔法 自分の手札と自分フィールド上に存在する全てのカードをゲームから除外する。 自分の手札が2枚になるようにカードをドローする。 エド「勝った・・・!」 前編へ戻る 後編へ進む 展示室へ戻る。トップに戻る。
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登録日:2012/02/09(木) 01 31 14 更新日:2024/05/30 Thu 14 04 26NEW! 所要時間:約 4 分で読めます ▽タグ一覧 タッグフォース ドローソース フィールド魔法 三幻魔 失楽園 対象耐性 遊戯王 遊戯王GX 遊戯王OCG 魔法カード 失楽園 フィールド魔法 フィールド上に「神炎皇ウリア」「降雷皇ハモン」「幻魔皇ラビエル」の内1体以上が存在している場合、 そのカードのコントローラーは1ターンに1度だけデッキからカードを2枚ドローできる。 遊戯王タッグフォース2から登場したオリジナルカード。 アニメではGXでデュエルマッスルへと変貌を遂げた影丸理事長が使用した。 条件付きとはいえ毎ターン強欲な壺を使えるというチート効果を持ち、十代を苦しめた。 しかしその発動条件を満たすための三幻魔の召喚は非常に難しく、 手札が更に回らなくなってしまう可能性も高いため、採用は厳しい(ウリアデッキなど特化すればそれなりに戦えるものもあるが)。 仮にOCG化されればこれまで明るみにでることがなかった三幻魔が大活躍するかもしれない。 追記・修正お願いします。 △メニュー 項目変更 -アニヲタWiki- さて、ここでこのカードをデッキに3積みしているというA君のデュエルを見てみよう。 A・B「「デュエル!!」」 A「先攻は俺だ!ドロー!俺は終末の騎士を召喚、効果でゾンビキャリアを墓地に送る!」 B「うん」 A「ゾンキャリ効果で蘇生して終末とシンクロブリューナク!」 B「いきなりですかwww(まぁ俺の手札には地砕きがあるんですけどねwww)」 A「手札から失楽園発動、さらにブリュ効果でE・HEROプリズマーを捨てて失楽園を手札に戻す!」 B「えっ」 A「そして死者蘇生でプリズマーを特殊召喚!プリズマー効果で混沌幻魔アーミタイルを相手に見せ、デッキからウリアを墓地に送る!」 B「まさか…」 A「これによりプリズマーはウリアと同名カードとなる!さらに手札から失楽園発動!フィールドに神炎王ウリアが存在するので効果で2枚ドロー!」 B「なっ…」 A「ブリュ効果で手札を1枚捨てて失楽園を手札に戻し、もう一度失楽園を発動!効果で2枚ドロー!」 B「ちょっ…」 A「ブリュ効果で手札1枚切って失楽園を手札に戻す。そして失楽園発動効果で2枚ドロー!さらにブリュ効果で手札1枚切って…… 〜中略〜 A「失楽園効果で2枚ドロー!エクゾ揃いました!」 B「ぐわああああああああ!!」 以上のとおりこのカードは場にブリューナクが存在すれば無限ドローをすることができるのだ。 さらに三幻魔を融合素材とした融合モンスター混沌幻魔アーミタイルが存在するため、プリズマーを利用すれば難しい発動条件も楽にクリアできる。 また、このカードはフィールド魔法なのでテラ・フォーミングでサーチできるし、 コンボパーツの終末の騎士やプリズマーも増援やエマージェンシーコールでサーチ可能。 プリズマーの効果はデッキに三幻魔がいないと発動できないが仮に手札に来たとしてもゾンキャリの効果でデッキトップに戻せば問題ない。 上記の例では死者蘇生を使用しているが、ヒーロー・アライブやフォトン・リードでプリズマーを特殊召喚したり、 終末の騎士をダーク・グレファーに換えたりすれば死者蘇生でなくても良い。 フィニッシャーがエクゾディアならばライフを気にしないので、成金ゴブリンや一時休戦等も使える。 エクゾパーツでデッキが回らないことを心配するならば構築難度は上がるがマジックテンペスターを使うのも手。 これらサポートカードによってこのコンボは比較的楽に決まり、 運が良ければ先攻1ターン目でエクゾディアを揃えることができる。 そうなるともはや遊戯王がただのじゃんけんゲームになってしまうので、もしOCG化したとしても速攻で禁止送りor弱体化されてしまうだろう。 ブリューナクが禁止になったため、上記の無限ドローコンボは不可能になったが、 それでも本体が出せなくても二枚ドローは強力だろう。 このカードのOCG化を望む決闘者からは ホルアクティやオーバー・ザ・レインボーなどのように元々の名前指定 失楽園の効果は一ターンに一度しか発動できない 等の制約が望まれている。 前者はプリズマーやファントム・オブ・カオスは使えない代わりに、ブリューナクによる無限ドローは一応可能。 後者はブリューナクによる無限ドローは無理だが、名前コピーによるドローは可能。 どんな制約があるにせよ、良OCG化した場合はハモン使いが一番喜ぶかもしれない。 そして11年という長い年月を経て2016年12月に20th ANNIVERSARY PACK 1st WAVEにてOCG化。収録がされた。 その効果は…… 失楽園 フィールド魔法カード 「失楽園」の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。 (1) このカードがフィールドゾーンに存在する限り、自分のモンスターゾーンの 「神炎皇ウリア」「降雷皇ハモン」「幻魔皇ラビエル」「混沌幻魔アーミタイル」は相手の効果の対象にならず、相手の効果では破壊されない。 (2) 自分のモンスターゾーンに「神炎皇ウリア」「降雷皇ハモン」「幻魔皇ラビエル」「混沌幻魔アーミタイル」のいずれかが存在する場合に発動できる。 自分はデッキから2枚ドローする。 まさかの超絶強化である。 減らされるであろうと予想されていたドロー枚数は2枚で据え置き。 それだけでなく、アニメにはなかった耐性付与効果が追加された。 ドロー効果は前述のカード名縛りの1ターン制限が採用された。 この点に関しては一応弱体化に入るが、同時に三幻魔以外に混沌幻魔アーミタイルも効果の対象になり、 さらにアニメの耐性を再現するかのような幻魔用神縛りの塚効果も追加された。 おまけ的にドロー効果を相手に利用されることがなくなっている。最近のフィールド魔法は第二の永続魔法状態になっていたのである意味当然の強化 この耐性効果については対象範囲では勿論神縛りの塚が上だが、このカードで耐性が与えられるのは自分の場の幻魔のみである為、 相手も幻魔を使用してきたり、何らかの方法でコントロールを奪われたりした場合そのモンスターに耐性はつかない為、 この点ではあちらより勝っている(もっとも前者については幻魔と一緒に失楽園を併用してくる可能性が高いため、油断は禁物だが)。 特に耐性を持たない点が弱点と言えた三幻魔に耐性がついたことは非常に扱いやすくなったと言えるだろう。 また上記の予想の通りに名前縛りのターン制限がついたためか元々の名前指定はないため、名前コピーによるドローは可能となっている。 プリズマーやファントム・オブ・カオスでも無理なく使用できるため、同時期にOCG化された暗黒の召喚神の存在も含めて、 アーミタイル召喚も以前よりはやりやすくなったと言えるだろう。 なお、元々このカードの制約で不可能ではあるのだが、 ブリューナクの方もエラッタによって自身のフィールドのカードをバウンス出来なくなった為、上記のループコンボは完全に消滅することとなった。 追記・修正は終末の騎士を召喚してからお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] OCGにするなら元々のカード名参照 カードの発動そのものが1ターン一度の制限は最低限つくだろうな -- 名無しさん (2013-12-01 16 54 13) ドローフェイズにドロー出来る枚数が2枚になる、あたりならいい調整になるんじゃないかね……遅いか? -- 名無しさん (2013-12-01 16 56 53) ↑ぶっちゃけ失楽園は一ターンに一度しか発動できない。でも十分なんだけどな。三幻魔のうち一体採用してプリズマーとファン・カスとかでもドローブースト難しいし -- 名無しさん (2013-12-01 17 31 50) プリズマーとファンカスのおかげで本物呼ばなくても発動できるのがね。1ターンに1度発動1枚ドローでも十分すぎるのに -- 名無しさん (2014-01-11 22 11 30) ま た ブ リ ュ か。 こいつほんとよく悪質なコンボのキーになるな… -- 名無しさん (2014-01-11 22 34 02) ↑ブリュ様はえげつないですからな。確実にコンボカードでありながら、カードパワーも優秀と -- 名無しさん (2014-01-11 22 36 39) だが奴は独房の中だから安心ですね^^ -- 名無しさん (2014-03-11 21 34 27) ↑看守はNo,74だな -- 名無しさん (2014-03-17 16 49 44) 遂にOCG化 -- 名無しさん (2016-11-18 23 00 07) 失楽園まさかの追加効果かよw -- 名無しさん (2016-11-18 23 02 13) 追加効果は三幻魔に破壊耐性、対象耐性付与みたい -- 名無しさん (2016-11-18 23 15 26) ↑アニメの三幻魔の効果再現なんだろうね -- 名無しさん (2016-11-18 23 16 34) この記事もやっと更新されそうだな… -- 名無しさん (2016-11-19 03 37 14) 追加効果は三幻魔限定の「神縛りの塚」で、本命の効果の方も三幻魔の他にも「アーミタイル」でも2ドローができるようになってる。ターン1回の制限がついたとはいえ、十分強いな。 -- 名無しさん (2016-11-19 08 13 11) 昔なら強欲削除で無意味な維持費が付いてたな -- 名無しさん (2016-11-24 01 10 58) 元々指定ないってことはこれプリズマードロー再現可能なのか・・・ -- 名無しさん (2016-11-24 01 15 40) ターン一回という妥当な制約と謎の耐性付与で幻魔デッキがたぎるやん! -- 名無しさん (2016-11-24 08 51 51) まさかこのままOCG化するとはな…ある意味他の9期の恩恵かもな -- 名無しさん (2016-11-26 23 04 34) やたらと上がってるからまさかOCG化でもしたのか? などと想ってたら本当にしていたようで驚き。 -- 名無しさん (2016-11-26 23 34 20) ついにサーチカードまで出た -- 名無しさん (2020-03-11 08 27 20) ちょくちょくマスターデュエルで三幻魔見かけるけど、そのたびにこのカードのぶっ壊れっぷりがヤバいとは思う -- 名無しさん (2022-05-24 09 34 52) 名前 コメント
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《運命(うんめい)の宝札(ほうさつ)》 通常魔法 サイコロを1回振り、出た目の数だけ自分のデッキからカードをドローする。 その後、出た目の数だけデッキの一番上からカードをゲームから除外する。 アニメオリジナル・ドーマ編で登場した通常魔法カード。サイコロの出た目の数だけドローし、カードをデッキトップから除外する効果を持つ。 言うまでもなく強烈極まるドローソースであり、出目次第ではあるが最大で12枚ものデッキ圧縮が可能。 OCGにはこれの調整版というべき《強欲で貪欲な壺》が存在するが、あちらと異なりドローが先であるため、目当てのカードを除外してしまって不発、という事態も避けられる。また表側表示での除外であるため、《混沌空間》などとのコンボも可能。 しかし、サイコロ依存であるためドロー・除外とも枚数が安定しないのが難点。《紅蓮魔獣ダ・イーザ》などを使うのであれば、確定で10枚除外できる《強欲で貪欲な壺》の方がよいだろう。 原作・アニメにおいて― アニメDMのドーマ編から城之内が使用。「城之内vs竜崎」(2戦目)「城之内vsヴァロン」「城之内vs双六/マスク・ザ・ロック」でそれぞれ大量にドローし逆転していった。