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これまでのあらすじ ゼロノヤマとバルバルの融合体《カドケウス》の実力は、クアドレイとデュアレイドすら正面から退ける程のものだった。 更に、背後からの奇襲を仕掛けたパッチワークLRまでも、カドケウスのタイムストロング攻撃により破壊されてしまう…! ストーリー:リターン・デイズ 第45話「救世計画リターン・デイズ④」 パッチワークLRは致命的な一撃を受け、元の残骸へと戻る…… 「…なんとかしてくれセイル・ライラビット…俺は弱く、誰も守れないぜ」 レーラビは悲痛な面持ちでレゾナンスギアを取り出し、Xドライブを起動しようとする…! 「駄目だよレーラビくん!今度こそ戻れなくなるかもしれないんだよ!?」 「…アルカ、俺では約不足なのだぜ、彼の力無しでは誰も救えない」 先程の攻撃でクアドレイは崩壊寸前、デュアレイドも自己再生に精一杯だ。 ーーー …一方その頃レーリレイは、カドケウスが巨大化する際に手放したエキスパンドギアを回収していた。 「これなら奴に対抗できるかもしれない…だが」 本能のまま暴れる筋肉魔獣の方を見やる。 (私に、あの力を制御できるのか…?) ……いや、やるのだ。 姉弟達にだけ戦わせるなど、無様にも程がある。 「始めるぞ…」 ギアを片手で持ち、もう片方の取っ手に武器腕を引っ掛ける! …一度引っ張る! 「うおおおおおおお!!!」 一瞬で100年分の時間負荷がかかり、全身のファントム筋肉が肥大化する!! 「ハア…ハア…頭がおかしくなりそうだ…」 更に連続で引き伸ばす!! 『ぬおおおおおおおおおお!!!』 レーリレイの服が破け、更に巨大化!! 経年劣化で全身が崩壊しかかり、脳が筋肉に押しつぶされそうになる!!! 更にギアを引き続けるレーリレイ… (ここで気を抜けば…奴等のような化け物に…) 最早肉体は人間型ファントムのそれではなく、戦闘用のアームヘッドのような姿に変わっている…… ーーー …カドケウスの胴部が展開し、緑色と橙色、二体の大蛇が現れる! 『フゴシュヒャハ…イヒンゴゴゴ…』 緑の鎌首からは毒液、橙の鎌首からは冷気が溢れる!レーラビ達にトドメを刺そうというのか…!? だが!その直前!! 『ハア…ハア……ダガアアアアア!!』 轟音と共に、右腕が剣、左腕が銃のアームヘッドが乱入し、力任せに二頭の大蛇をなぎ倒す! 『ヒャゴ!?』 「な、何ですの!?あの機体は…」 「まさか…レーリレイなのぜ…?」 両腕武器の巨人…RRR(トライアル)は、静かに頷いた。 次回 第46話「救世計画リターン・デイズ⑤」に続く。 RRR(トライアル) ReiRy Ray ある人間型ファントムが特殊装置による時間圧力を受け、一定の知性を保ちつつ巨大化した姿。 右腕にアームホーン、左腕に攻性粒子砲を装備しており、他Rシリーズに比べ兵器としての側面が強い。 次の話へ もどる
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【作品名】タツモリ家の食卓 【ジャンル】小説 【名前】キーパー 【属性】銀河系人類の保護者/調停者 【大きさ】個々のユニットは直径1万2千㎞のレンズ型 それが無数にいる 総数はおそらく万~億単位 【攻撃力】・少なくとも900体いれば恒星を新星化できる。 ・20時間で200個の恒星を爆破した。 ・直径5光日の重力ネットを展開し、リヴァイアサンを捕獲しようとしたが 空間切りで逃げられた。 一応リヴァイアサンを捕獲できる算段はあったのだと思われる。 発動にはユニットを直径5光日の円状に展開する必要がある。 ・直径1000億㎞以上のブラックホールを作りリヴァイアサンを閉じ込めた。 でも力尽くで破られた。 発動にはユニットで対象を球状に包囲する必要がある。 ・重力弾:個々のユニットから集中・加速した重力子を弾として撃ち込む。 リヴァイアサンに多少のダメージを、少なくとも痛がらせることはできた。 雨のように大量に撃つことでリヴァイアサンに致命傷を与えた。 射程は数光時~数光日くらいか?リヴァイアサンを螺旋状に包囲して攻撃したので それくらいはあると思われる。 【防御力】個々のユニットが最低でも恒星破壊に耐えられるはず。 (リヴァイアサンと併走して何ともなかったので) 自分が作ったブラックホールのすぐそば(距離不明)にいてなんともない。 リヴァイアサンがブラックホールを破壊した際の衝撃で ユニットが数百体破壊されたが、全体の機能には問題なし。 機械なので精神攻撃無効か? 【素早さ】反応はおそらく人間以上だが具体的には不明。 移動速度は通常空間では亜光速。 エーテル次元では超光速。 重力ゲート(ワープゲート)を作って光世紀単位の距離を瞬時に跳躍できる。 これを連続使用し、光速の5億倍で逃げるリヴァイアサンに追いついた。 知覚速度が超光速なのは確定だが、どの程度の倍率か不明。 おそらくハイパーウェーブを知覚手段にしていると思われる。 (ハイパーウェーブの伝播速度は光速の500億倍、これは銀河を1秒で横断する速度) 約1天文単位離れた地球の一家庭をタイムラグ無しで知覚できる。 【特殊能力】深エーテルというある種の異次元に瞬時に移動できる。 通常空間からエーテル次元に攻撃する術は無い。 エーテル次元から通常空間は一方的に攻撃可能。 約1天文単位離れた家電品(テレビ)を操作できる。 それで地球人と会話した。 【長所】リヴァイアサンをあっさり殺せる。 【短所】描写不足。 【戦法】重力弾で圧殺。 【備考】キーパーは天の川銀河を管理してるシステム。 惑星サイズのレンズ型重力制御ユニットを神経単位とする群体生物みたいなもの。 ユニットの総数は不明、ただし ・3巻の「キーパーが駐留している星系は珍しくない」という台詞。 ・銀河中心域の連邦政府に属する有人星系だけでも5000万、 銀河の星系の総数が数千億。 ・太陽系のように一個の星系に900体のユニットが駐留する場合もある。 これらのことから万~億単位のユニットが存在するものと思われる。 【共通設定・世界観】 通常の四次元(縦・横・奥行き・時間)にエーテルの次元軸が存在する、五次元時空で構成されている世界。 (エーテルの次元軸は下にしか存在せず、海のような物であると考えられる。) 通常空間は基準界面と呼ばれ、 基準海面上では光速である秒速30万キロを越える事は出来ないが、 基準界面下のエーテル次元では秒速30万キロを超える速度を出すことが可能である。 要するに、通常空間で超光速を出す事は出来ない。 【参考テンプレ】 【名前】リヴァイアサン 【属性】エーテル渦動生命体 【大きさ】1000億KM 参考 太陽の直径:約140万km 冥王星~太陽間の最長距離:73億km 光の速度で端から端まで行くのに:4日 【攻撃力】エーテル次元で普通に移動しただけで重力震が引き起こる。 重力震の破壊範囲はおそらく半径数光年程度。 その範囲内の天体(恒星含む)が簡単に破壊される。 (攻撃意図を持たず普通に移動しただけでダイソン球が1000個破壊されたので 最低でもこれくらいの範囲&威力はあると思われる) 体の先端から空間衝角を伸ばし、直径5光日の重力子の網を空間ごと切り裂いた。 防御力欄の重力の檻を力ずくでブチ破った。 【防御力】恒星を破壊できるキーパーの重力攻撃を多数くらっても即死しなかった。 超重力の檻に閉じ込められ、引き伸ばされ、ねじられ、圧縮されても死なず そこから力ずくで脱出した。 超重力の檻というのは「あらゆる時空間から隔離され、光さえも抜けることのできない」 という説明があるのでおそらくブラックホールのこと。 それもシュバルツシルト半径がリヴァイアサンの体よりでかい超巨大なもの。 【素早さ】エーテル次元での移動は光速の5億倍 通常空間では限りなく光速に近い。 知覚速度が超光速なのは確定だが、どの程度の倍率か不明。 おそらくハイパーウェーブを知覚手段にしていると思われる。 (ハイパーウェーブの伝播速度は光速の500億倍、これは銀河を1秒で横断する速度) 反応速度はそれ以上に不明なので常人並み? 【特殊能力】深エーテルというある種の異次元に瞬時に移動できる。 通常空間からエーテル次元に攻撃する術は無い。 エーテル次元から通常空間は一方的に攻撃可能。 ただしキーパーは基準界面にあらわれる重力波の痕跡から 逃走するリヴァイアサンの位置と行き先を通常空間から把握できた。 【長所】攻撃力も攻撃範囲も強力 【短所】およそ5Pで死んだ 【備考】ダイソン球については↓あたりを参照。 ttp //ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%80%E3%82%A4%E3%82%BD%E3%83%B3%E7%90%83 同作者のフリードマン・シェルもダイソン球の一種。
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道のない道を歩く、というのはいかなシグナムにとっても初めての体験だった。 無論、彼女とて魔法使いだ。空を飛び、虚空を踏みしめることなど児戯にも等しい。 だが、それはあくまでも魔法に頼った上での話だ。翼のない鳥が、エンジンのない飛行機が空を飛べないよう に、人はただそれだけでは重力からは逃げられない。 つまり、シグナムは今空を飛んでいない。「足場のない道」を歩いているのだ。 それも、彼女が意図しないところで。 そこは白い闇と暗い光に覆われた一つの世界だった。人が理解できる色彩を遥かに凌駕凌駕凌駕。瞳が捕らえ るものは何もなく、だというのに先が見通せるという矛盾。 上もなければ下もなく。 どこまでも昇っているようでもあり、どこまでも沈んでいるようでもある。 恐らくは、時間の概念すらもここでは通じない。シグナムはもはや自分がいつからここにいるのか。どれだけ この閉じられた世界にいるのか、理解できなくなっていた。 正気、なのだろうか。 暗がりに閉じ込められれば、人は容易く狂気に落ちる。いかなヴォルケンリッターといえど、その精神力には 限りがある。 まして、シグナムはいつから、どうしてここにいるのかすら理解できていないのだ。 なら、彼女がもう狂っていたとしても何の不思議もない。 だが―― それを全て斬り捨ててこそシグナムはシグナム足りえる。 どのような困難であろうと、彼女は心の中に一振りの剣があれば事足りる。 万難に全力を賭して当たってこそのベルガの騎士。 彼女を狂わそうとするのなら、それこそ主を奪うより他あるまい。 ならば、 「レヴァンティン」 己が相棒が自らの声に答えることがなくとも、そしてなぜか魔法が使えなくとも、ただ刃があるだけでシグナ ムが正気を保つには十分だった。 そう。正気を保っているからこそ、彼女はこの闇の先に誰か/何かいることに気付いたのだった。 あえて動かぬ相棒に声をかけたのは、己の体に染み込んだ戦闘前の儀式のようなものであり、そしてこの声が この先の何かに届くようにと狙ったからだ。 声に反応し襲い掛かってくるならそれでよし。襲い掛からぬならそれもまたよし。 今シグナムが必要とするのはこの世界の情報。それこそ右も左もわからぬとあっては、受身でいられるはずも ない。 剣を構え、シグナムはこの世界に来て初めて足を止めた。一秒、二秒と通用しない元の世界での時間を心の中 で数える。三秒たってもまるで反応がないようならば、こちらから打って出るつもりなのだ。 だが、結果としてその思いは無駄になった。 「……へえ、ずいぶんと変わった剣を持ってるんだな」 その声に答えるように、闇が茫、と開く。その間を縫って出てきた相手の姿を認めると、シグナムはわずかに 眉を顰めた。 白いシャツに黒いズボン。それはまだいい。しかし、その上に女物の赤い小袖を羽織るとは一体どういう了見 なのだろうか。ましてそれを着ているのが男などと。 とはいえ、シグナムの注意を真にひきつけたのはその突拍子もない格好ではない。実際、男の顔はどこか中性 的な色を持つ少年のようなので、それほど忌避感はない。 その顔に相反するのは、腰元に刀を帯びた刀である。 「貴様、何者だ。まさか、ここの主か?」 警戒もあらわに、まだ距離はあるというのに切っ先を向けるシグナムに、男は笑って手を振った。 「いや、俺はそんな上等なもんじゃない。しかし主か。そんな言葉が出てくるってことは、アンタここは初めて みたいだな。 なるほど、それじゃあ確かにこんな真っ暗闇を歩いていたのにも合点がいく」 わずかに嘲笑の色を顔に残したまま、男――やはり少年と呼ぶには難しい――は、どうしたもんか、つぶやき 左手で刀の柄頭をとんとんと叩いた。 シグナムが見たところ殺気は、ない。純粋にただ考え事をしているだけのようだった。 「……どういう意味だ」 「そうだな、わかりやすくやってみようか」 そういうと、男はすっと息を吸い、瞳を閉じた。 瞬間、 「なっ!?」 世界は一変していた。 あわててシグナムは目の前の男への警戒も忘れて辺りを見回した。 打ち捨てられたどこかの高層ビルなのだろうか。むき出しの鉄筋とかなりの年月に晒されたからだろう風化し ひび割れたコンクリート。空を見上げれば、崩落した天井から満天とはいかないが夜天に星が覗き、満月の光が うっすらと差し込めている。 無論、時間はおろか重力もその役割を取り戻していた。間違いなく、ここは実世界と同じ法則で動いている。 たった先程まで、あれほど異邦だったというのにだ。 「どうよ、綺麗だろ?」 その笑みを含んだ声に、シグナムはようやく正気を取り戻した。と同時に男から距離を取るために大きく一歩 飛びずさる。 「……やはり貴様が主か」 幻術か、結界か、あるいは本当に世界を一つ作ったのか。 そのどれでもよかった。ただ目の前の相手が敵であると言う確証さえ持てるなら。 「残念。違うって言ったろ。人の話はきちんと聞きましょうって教わらなかったのかよ。 ただまあ、完全に間違いって訳じゃあない」 「なら――」 どうして私をここに呼んだ――そういおうとしたシグナムの機先を、突き出した男の手のひらがさえぎった。 「完全に間違いじゃないって言うのはだアンタもここの主だっていう意味だ。いや、俺やアンタだけじゃない。 ここにいるやつらは全員、この世界にいないやつも全員この世界の主なんだよ。だからまあ、思えば大抵のこ とは何とかなる」 飄々と男は続ける。 「なんだっけ。あんたは聞いたことないか? 世界中の人間は根っこのところで全員意識がつながってるって話。 俺も死ぬ前はそんなこと信じてなかったんだけどさ、どうやらここがそうらしい」 シグナムを煙に巻くように話しているのだろうか。要領を得ない――あるいは要領を得すぎているからこそ単 純な言い方に、シグナムの理解が追いつかない。 「どういう、ことだ? ……それに、私は死んだのか?」 「いや、俺も詳しくは知らねえし、わかることもねえよ。たまたまここで斬り合ったヤツがそういうのに詳しか ったから教えてもらっただけだ。 で、まあ俺なりに簡単に言うと、だ。ここは斬り合いの聖地みたいなものだ。世界中の生きてるやつ、死んで るやつ。その中でも斬ったはったばかりやって多様なやつがここに来るらしい。あんたが死んだ記憶がないんな ら、闇討ちでもされてない限り生きてるんじゃないか? まあ、俺は本当に死んでるんだが」 全く、迷惑な話だ――と、男は唾を吐き捨てた。 「俺は伊烏だけで十分だってのによ」 ぎり、と歯軋りの音が放れたシグナムのところまで響く。 これが演技だとしたらたいしたものだが、おそらくはこの怒りは本物なのだろう。これまで見せてきた感情が 全て偽物と思えるほど、それはどこまでも純粋だった。 だからこそ、わからないことがある。 「望んでここにいるのではないのか?」 そう。斬り合いをした、とまでいうのなら、それこそ男はこの世界を受け入れているように見える。 そしてそれは真実なのだろう。この廃墟を生み出す手際は随分手馴れていた。 「おいおい、よく考えてしゃべれよ。あんたはここに望んできたのか?」 なるほど。確かにとシグナムはうなずいた。 彼女がここにいるのは彼女のあずかり知らぬところでの出来事である。自分がそうなのだから他人もそうであ ると考えるのは早計だが、自分だけが特別だと考えるのも同じことだ。 「そうか。失礼をした。しかし望んでいないものまでどうして――」 「言ったろ。世界中の人間の意識が繋がってるって。本人が望まなくてもどっかの誰かが、あー、こいつこうい うところにいないかな、って考えればそれで十分なんだよ。 それこそ、そいつが生きているか死んでいるか、過去も未来も関係なく無理矢理な」 「なるほど。確かに迷惑な話だ」 男の言の通りだ。望まぬものまで無理やり引き込むとなれば、そこはもはや聖地でなく、地獄にも等しい。 人々の想念が作り出した世界。つまり、この場にいる全員が意識だけのデッドコピー。 肉も心も持たず、ただ虚ろに斬り合いの果てに消えていくだけ。 ここでは本物も偽者の区別もない。百の想念が千の妄想が至る先では、一人の意識などまるで意味を成さない。 「なるほど、つまりわざわざこうして説明してくれたのも、その誰かの望みであり――」 シグナムが腰を落とす。峰を下に刃を上に。弓を引き絞るように体を捻り、半身になって男に対峙する。 「話が早くて助かる。嫌なことはさっさと済ませちわないとな」 言いながら、男の左手が鞘に伸び、唾鳴りも立てずに静かに鯉口を切った。 シグナムの剣とは違う、白々と月光を映す刀日本が夜の中に輝く。 「騎士の礼儀だ。名乗ろう。ヴォルケンリッターがシグナム、参る」 「名乗り、ね。そんなものには意味はないが……。武田赤音だ。せいぜい地獄に行ったら忘れてくれ」 そうして、二人の剣士の戦いが始まった。 低く重心を落としながら、すり足で徐々に間合いをつめる。 剣道場での経験が役立った。 シグナムが納めた剣術は、やはり主に魔法を前提としたものである。無論魔法がなくとも他の追随を容易く許 すようなものではないが、それでもやはり、根底には魔法やバリアジャケットの存在が大きく根ざしている。 翻って今はどうか。魔法は使えず、デバイスも動かないためバリアジャケットとしての機能は望むべくもない。 純粋に剣の技量だけがこの勝負を決めるのだ。わずかな経験でも命がかかっているともなればありがたい。 つ、と緊張で額に汗が流れた。 真剣勝負ともなれば、その重圧は精神を削り、容易く体力を奪う。まして今ここは敵が作り出したシグナムの 見知らぬ場である。 無論、斬り合いを望まれているこの場にて罠があろうはずもないが、わずかではあるが、知っているか知らな いかという違いは、命をはかりにかけていることを考えればとてつもなく大きい。 その差は、体力という面において長くなれば長くなるほど重くのしかかってくるだろう。 それゆえ、シグナムは短期決戦を望んだ。 幸い、獲物の間合いはシグナムが持つレヴァンティンの方が赤音が持つ刀よりも幾分長い。体格も160センチ に届くか届かないかといった赤音では、シグナムとさほど差はない。 体重もそれほど極端な差はないようで、それは純粋な筋力においても同様と言えた。 つまり、単純な斬撃の威力ならば、獲物のさも考えればシグナムのほうが優れていると言っていい。先手を狙 うには十分すぎるほどの理由だ。 腕を捻ったようにレヴァンティンを突き出すこの構え。初動にわずかなラグを生むが、表裏を問わず、袈裟懸 けで打ちかかる際にはこれが大きな威力に繋がる。 ましてそれがシグナムのレヴァンティンの一撃ともなれば、細身の日本刀では受けることすら困難を極めよう。 シグナムが先手を取る限り、彼女の勝利は揺るがない。だからこそ機を見極めるために慎重に間合いを詰めて いるのだ。 一方の赤音といえば、抜いた刀を右肩の上、柄頭を持つ左手を顔の高さまであげた八双にも似た構えを取って いた。その攻撃的な構えが意味するところは、彼もまた同じく先手を狙っているということ。 恐らくはわかっているのだろう。受身に回れば自身が不利になることを。 とはいえ―― シグナムは苦笑した。確実に先手を狙っているともなれば、それこそ相手に不利を教えているようなものでは ないか。 わかっていても避けられないようなものというのは確かに存在する。 たとえば高町なのはのディバインバスター。広範囲をあまねく破壊するあの砲撃を前にすれば回避はほぼ不可 能に近い。もっとも、防ぐことは不可能ではないし、発動前に効果範囲から抜け出すこともできなくはない。 だが、剣ともなれば話は別だ。刃が届くのはその切っ先が触れるまで。魔法でも使えば話は別だが、この場に おいてそれを考える必要はない。 剣とは畢竟騙しあいに尽きる。どれだけ剣速を磨こうと、その狙いを看破されては駄剣に落ちる。 後の先をもらう――あっさりとシグナムは当初の狙いを変えた。お互いが似たような獲物ともなれば、多少の 間合いの差こそあれ、相果ててしまっても不思議はない。ならば、 より安全に勝てる方があると言うのならそちらを選ぶべきだろう。 大きくひざを曲げたまま、シグナムは一刀一足の間合いにすっと足を運んだ。 「ッシッ」 短く呼気の漏れる音が耳に届く。しかし音よりも早く、シグナムは曲げた膝を後ろへと伸ばし、体を大きく後 ろへと引いていた。 これで仕舞いだ。間合いを狂わされては、いかな剛剣と言えど意味はない。先手を奪うことばかりに気をとら れ、焦って飛び込んできた相手の剣は空を斬り、その後の一瞬の隙をシグナムは見逃さない。 随分とあっさりとした決着だが、実際のところ真剣勝負とはそのようなものだ。張り詰めた緊張が続いた後、 あっさりと一合で決まることなど珍しくない。 武田、赤音か――夢のように忘れると言われたことを思い出し、せめてわずかなひと時だけでも相手の名と顔 を覚えてやろうと、意識をわずかにそちらへ向けた。 その瞬間、シグナムの背筋に戦慄が走った。 その顔に、嘲笑が浮かんでいるのだ。読みきったのは俺だ。負けるのはお前だ、と。 事実、シグナムの目測よりも――わずかに、赤音の輪郭が大きい。なぜ、と思う必要はなかった。 剣術が騙しあいというならば、その要ともなる間合いを奪う技などいくらでもあるのは当然だ。 大事なのは、シグナムは今まさに斬られんとしている。その一点だけである。 「く、そっ!!」 つぶやいた悲鳴は言葉にもならず。後の先の狙いも捨ててシグナムは無理矢理更に体を後ろに伸ばした。体勢 が乱れ、相手の続く二撃目に対処できないような避け方であり、悪手と言ってもいい。 だが、しなければ死ぬと言うのであれば他に手はない。 剣先が外れるように、とシグナムは祈った。いや、外れぬまでもない。せめて致命的な一撃さえ避けれれば。 襲い来る痛みに備え歯を食いしばり、銀閃が過ぎるのを待つ。 それは刹那にも満たない時間ではあったが、死を前にした集中が何倍にも引き伸ばした。 だが、一秒を七十五度数えられるほど時が過ぎても、襲い掛かる痛みはやってこない。 賭けに勝ったのだ。読み負けた上で傷一つ負わなかったのだ。 あの嘲笑。それが赤音から勝利を奪ったのだ。あれさえなければ、シグナムとてこうも見事にかわしきれはし なかっただろうに。 そして、今度こそ――本当に終わりだ。 一合ではなく、二合ではあったが、それでも生半な十合の打ち合い以上内容の濃い戦いだった。 いや、しかし。やはり、一合で決着がついたと言うべきなのかもしれない。 なぜなら、赤音の振るった剣は、一撃にして二撃。彼だけに許された必殺の魔剣/システム・オブ・アーツだ ったのだから。 「ふう、これで終わりか」 切り上げた己が刀についた血を振るって赤音は息を吐いた。 薄氷の上を歩くような勝利だった。相打ち覚悟で相手も先手を狙えば勝てたとは限らなかったし、そもそも初 撃は赤音の主観では完全に捉えたはずの一撃だったのだ。 そうでなければ嘲笑など浮かべはしない。鍔目返しに切り替えられたのは、超反応を持つ赤音をしてもぎりぎ りのタイミングだった。もしできなければ、それこそ無様に斬り捨てられていたに違いない。 「全く、本当に俺は伊烏だけで腹いっぱいだってのに、これ以上食わせて胃もたれしたらどうするんだ。食べす ぎで太ってこの美貌が失われたら世界の損失だぞ、こら」 言って、彼は懐から包帯を出した。 血に濡れた刀の中ほどを、器用にくるくると巻いていく。 ――この先の結末を語る必要はない。 彼はいつものように腹に収めたものを吐き出すだけだ。 暗転/ そうしてシグナムは目を覚ました。目覚ましもなく、鳥の声も聞こえない。 時計を見るまでもなく、部屋の中の薄暗さから未だ夜明け前だと見当をつけた。ここまで早い時間に目覚めた ことは、シグナムの記憶に久しくない。 鼓動はわずかに激しく、そっと服の上から押し当てただけでも乱れていることが感じ取れた。 何か悪い夢でも見たのだろうか、と胸に手を当てながら思う。だが、その内容はもはや指の間をすり抜ける水 のように失われていた。 それを証明するかのように、胸の鼓動も、聞き入っているうちにすぐに収まった。 だが、手の平から水が零れても、濡れたことには変わらない。 どくどく、と自分は生きていると証明するかのように力強く脈打っていた心臓の鼓動が手に乗り移ったかのよ うに汗ばむ手をぐっと握ると、シグナムはふと呟いた。 「柄ではないとは思っていたが……戦いがどういうものかぐらい教えるのもいいかもしれんな」
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「とくと見よ!ロックマン、光熱斗 フラッシュマン 最期の輝きを!」 【名前】 シャイニング・ブラウザ・クラッシャー 【読み方】 しゃいにんぐ・ぶらうざ・くらっしゃー 【分類】 用語、技? 【関連項目】 フラッシュマン 【登場作品】 「3」 【詳細】 ロックマンに敗れたフラッシュマンが、デリート際に放った大技。 自爆と共に体から強烈な光を発し、光熱斗のPETのトランスミッションシステムにダメージを与えた。 すぐにその影響は出なかったが、後にロックマンはPET操作でのプラグアウトと、熱斗のオペレートが得られなくなり、丸腰のままで自力でプラグインした場所まで帰る羽目になった。 そして修理することになり、プラグイン不可能なサブPETで不便を強いられることになる。 エグゼの中でも珍しい、PETそのものにダメージを与える技である。 最終章でWWWの電脳で再び敗れた時も使用しようとしたが、キングマンに阻止され不発に終わった。 ボンバーマンやクラウドマン等自爆しているネットナビは何体かいるが、技名があるのはフラッシュマンのみ。 元ネタは言うまでもなく『ロックマン2』の本家フラッシュマンが持つ能力「タイムストッパー」だろう。 強烈な光を放つことで周囲の体感時間を無限大に引き伸ばすことで擬似的に時間を止めてしまうという、理屈は謎だがとにかくすごい技である。 「ブラウザクラッシャー」はブラウザ自体の脆弱性を突く、あるいは不正なスクリプトを書く事で 閲覧者のブラウザをクラッシュ(強制終了)させたりウィンドウを無限に開くなどの嫌がらせを行う為のページのこと。 ブラウザのセキュリティアップデートなどによりほとんど姿を消しているが、中には閲覧者のPCに搭載されている ハードウェアを破壊するのを目当てにした悪質性の高いものもあった(FDDなどはよく狙われた)。 必殺技がブラクラという点や、それがPETを損傷させるという展開は現在となってはシュール・謎な展開としてイジられることがある。 しかし、電脳世界で発せられる凄まじい閃光=瞬間的に膨大なエネルギーを発生させていると考えれば納得の行く部分もある。 例として、現在巷に出回っているスマートフォンの場合、充電とデータ入出力を行う端子は統合されている場合が多い。 粗悪なケーブルや接続した機器側の不具合によって大電流が流れてしまうと、この端子周りの回路が破壊され入出力ができなくなる事がある。 前述のPETに関しても、プラグイン/アウト回路が破損した結果オペレーションに支障をきたしたと考えると、そこまで謎の技ではない…のかもしれない。
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・ Tips03 同じ画像を背景画像にする方法!《Ver1.74》 今回のTipsは同じ画像を背景画像にする方法のTipsを紹介いたします。 完成品は下図のような図になります。 1. まず元になる画像を描画します。 この時レイヤーを最終的に一つに処理しておいて下さい。 このTipsで使用する原画は下図のチューリップ画像を使用して説明します。 キャンバスの大きさは「173 x 73」です。 2. 最初に一つになった状態のレイヤーを保存して後ほど使用しますので、メニューの「レイヤー|レイヤーの保存」を選択してダイアログを表示させ ます。 このダイアログで、適当な名前を付けて保存します。 ここではそのまま「レイヤー0.pbl」として保存しています。 3. レイヤーの保存が出来ましたらまず背景にする画像を作りこんでいきましょう。 表示されている画像の状態で、メニューの「イメージ|イメージのサイズ変更」を選択してダイアログを表示させます。 ここで背景にしたい画像をどの位引き伸ばすかを決定します。 このTipsでは2倍の大きさの背景画像にするので、変更後の「幅」、「高さ」にそれぞれ元画像の大きさの2倍の数値を入力します。 大きさを決めたら『OK』をクリックして処理させます。 4. 処理が完了すると下図のように拡大された状態で描画されるのが確認できます。 少し画像が荒くなってしまうのは仕方有りません。 それをカバーする為の処理を次にしてみます。 5. メニューの「フィルタ|ぼかし|ぼかしガウス」を選択します。 出てきたダイアログで、どの位ぼかすかを決めます。(お好みで!) このTipsでは「10.0」に設定してぼかしてみました。 設定が完了したら、『OK』をクリックして処理を実行して下さい。 6. 処理が完了するとぼやけた画像になります。 今度は今処理した画像のままでは色が濃すぎて、後ほど貼り付ける画像との違いがわかりづらいので、薄く処理しておきましょう。 レイヤーダイアログで不透明度を操作して見た目に薄くなるように設定してみて下さい。(お好みで!) このTipsでは「50%」に設定してみました。 7. 薄く処理できましたら、元画像を貼り付けてみましょう。 先程保存したレイヤーを読み込んで貼り付け処理を実行させます。 メニューの「レイヤー|レイヤーの読み込み」を選択して、先程保存したレイヤーを指定し開きます。 そうすると下図のような状態になり、元画像が貼り付けられたのが確認出来ると思われます。 8. 後は移動ツールで任意の場所へ移動させてあげれば、下図のように完成できます。 背景にさらに色をつけたい場合などには、レイヤーを追加して色や模様を描画させれば可能です。
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No.537「ガマゲロゲ」 しんどうポケモン たかさ:1,5m おもさ:62.0kg タイプと特性 タイプ: みず/じめん とくせい: すいすい/どくしゅ/ちょすい 特徴 どう見ても毒がありそうなカエルポケモン。 BWでは水ポケモンがヒヤップとオタマロを除くとしばらく手に入らなかった事もあって、活躍した事も多いだろう。 いや、あの顔が癪に障って捕まえたはいいが育てなかったプレイヤーの方が多いかもしれない。 HP 攻撃 防御 特攻 特防 素早 105 95 75 85 75 74 みず/じめんの組み合わせでは最も足が速く、攻撃は二番目に高い。耐性が優秀で足がそこそこあるので使いやすそうだが、たきのぼりやストーンエッジを覚えないので使いにくい。 だが一致じしんやどくしゅどくづき、れいとうパンチと言った技を覚るので、攻撃範囲が狭いと言うわけではない。だが水タイプの物理技はアクアテールすら覚えない。本当にコイツはみず/じめんなんだろうか…… 水技が欲しいなら特殊で攻めることになる。ハイドロポンプ/だくりゅうを覚える。地面特殊ならだいちのちからを教え技か遺伝技で習得する。ただ、今度はヘドロばくだんときあいだまくらいと、攻撃範囲が急に狭くなる。 相対すると何をしてくるのかわからない相手だが、いざ使うとなるとコンセプトを定めて一本に絞らないと中途半端になる。 育成指南 基本的には特性によって育て方を変えるのがいいだろう。 どくしゅの場合、範囲の広い物理技を生かして攻めて行こう。メインはどくしゅ。じしん/れいとうパンチ/けたぐり/はたきおとす/ドレインパンチ/いわなだれ等。 すいすいの場合はじめんタイプである事を生かし、先制を取りつつ相手のかみなり使いをしとめるように育てるのがいい。メインをハイドロポンプにし、だいちのちからで狙撃、ねっとう/だくりゅう/マッドショットという選択肢もある。打たれ強いとはいい難いガマゲロゲにはねっとうは便利な技。他にもこごえるかぜ/ヘドロばくだん/ヘドロウェーブ/きあいだま/くさむすびがサブになる。特殊メインだが先制を取れる事を生かし、怯み狙いでいわなだれを仕込ませておくのもいい。どろあそびで味方を守る事もできるのは覚えておこう。 ちょすいの場合はガマゲロゲの控えめながらも、高いHPと優秀な耐性を生かし、ちょっとした耐久型といて使っていこう。アクアリング/ドレインパンチ/からげんき/いえき/リフレッシュが生きてくる。 ガマゲロゲの強みは特性によって引き伸ばせる長所が変ることにある。最初のターンで相手にどの型なのか悟られないように動きたい。 コメント
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《旧都》 No.389 Command <第五弾> NODE(4)/COST(0) 効果範囲:目標のカードに及ぶ効果 発動期間:瞬間 目標の〔現在効果を発生している「ターン終了時まで」という記述含む効果1つ〕の終了するタイミングを、「次のあなたのターンのターン終了時」に変更する。 (自動β): メンテナンスフェイズに〔あなたの冥界にあるこのカード〕をゲームから除外しても良い。除外した場合、〔あなたの冥界にある「旧都」1枚〕を手札に戻す。 「もっと愉しませてあげるから 駄目になるまでついてきなよ!」 (PR.023:「地底に遊びに来たのかい?誰も拒みゃしないから楽しんでおいき」) Illustration:CircleK(PR.023:影吉郎) コメント 「ターン終了時まで」の効果を「次の自分ターン終了時」に変更するコマンド。 また冥界回収能力を持つカードの一つ(詳細は紅魔館の項)。 1ターンしか効果を発揮しないカードを、0コストで最大3ターン持続させる事が出来る。 対象となるカードは多岐に渡る。中には非常に大きな影響力を持つものもあるので、それらと組み合わせる事での運用が主となるだろう。 例えば鬼符『ミッシングパワー』や連携攻撃、イドの怪物のような戦闘関連のカードとの相性が良い。中でも連携攻撃は非常に高い戦闘補正を与えられるので、ワンパンチで体力を削り切れずともその爆発力を次のターンに再び発揮出来る。 恐怖や浸蝕のようなマイナス補正を与えるカードを持続させたり、相手の木符『シルフィホルン』などのデメリット効果を次の自分ターン終了時まで引き伸ばさせる、という使い方も出来る。上に比べると消極的なので使い所を選ぶのが難点か。 他にも、彩華『虹色太極拳』のようなルール効果も対象として挙げられる。これ以外にも開海『海が割れる日』、本能『イドの解放』、運命のダークサイドなど1ターンに限定されているだけに非常に高い影響力を持つカードは多い。 基本的にはそれらのカードはメリットをもたらすことが多いが、中には自分の動きを阻害するものがあることは忘れないでおこう。 このカード自体が冥界からの回収効果を持っているので、罔両『ストレートとカーブの夢郷』や小悪魔/1弾に使用し続けると、大変な戦闘修正になるかもしれない。 数少ない「効果」を対象に取るカード。 関連 第五弾 Revision Package(PR.023) Tactical Starter プロモーションカード ※似たような(自動β)を持つカード 紅魔館 博麗神社 白玉楼 無縁塚 守矢神社 旧都 永遠亭 再思の道 中有の道 天界 霧の湖 月の都 無名の丘 彼岸 太陽の畑 三途の川
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【元ネタ】北欧神話 【CLASS】キャスター 【マスター】 【真名】ロキ 【性別】男性 【身長・体重】cm kg 【属性】中立・中庸 【ステータス】筋力A 耐久A+ 敏捷B 魔力EX 幸運C 宝具EX 【クラス別スキル】 陣地作成:C 魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。 小規模な”工房”の形成が可能。 道具作成 EX 魔力を帯びた器具を作成できる。 十分な時間と素材さえあれば宝具を作り上げることすら可能。 【固有スキル】 反骨の相 EX 敵味方問わず神々を最後まで翻弄し続けた生粋のトリックスター。 己に対し行使される権力に関わるスキルを無効化する。 令呪についても具体的な命令であれ決定的な強制力になりえない。 神性:EX 神霊適性を持つかどうか。 巨人族出身であり、オーディーンと血の契りを交わした仲であり、神話で重要な役割を担うロキは、北欧神話に連なる正統な神である。 騎乗:EX 幻獣・神獣から竜種、果ては神霊にまで騎乗し乗りこなすことができる。 ルーン:A+ 北欧の魔術刻印・ルーンの所持。 変化 C 女性体になることができる。 【宝具】 『告発すべき全ての神々(ロカセナ)』 ランク:EX 種別:対神宝具 レンジ:- 最大捕捉:1000人 エーギルの館で神々の秘密や欠点を次々に暴いた伝説の具現。 対峙した存在の過去や経歴すべてを暴きだし、巧みな弁論術に乗せて責め立てる。 特に神性が高ければ高いほど効果は有効となり、精度が増していく。 対象の精神が高ぶった場合、その状態は数十ターンにも強制的に引き伸ばされ、冷静な判断力を完全に喪失する。 【weapon】 『レーヴァテイン』 〝世界を焼き尽くした〟概念を保有する兵器。災成す破滅の杖。 一般に剣と言われているが、キャスターとして召喚されたため杖となった。 ロキが作り上げたために彼が保有するが、彼は担い手でも使い手でもないため、真の威力を発揮できない。 が、宝具に匹敵する神秘を秘めており、特性上火炎の魔術や攻撃を一振りでレジストする。 【解説】 召喚無理というかしたらマスターがどうなるのかわからん。 トリックスター。口先の魔術師。嘘つき。 ファールバウティを父に、ラウフェイを母に持つ巨人族出身の神。 数々の武器や便利な品を口先で騙して小人に造らせたり名馬を生んでみたり神々を嘲笑してみたり世界終焉の引き金を引いたりと、作中で重要な位置を占めていた。 味方に対しても裏切ることさえあった彼であるが、罰されることはほぼなかった。立ち回りがうまかったのである。 そんな彼も一度捕まってしまったことがあり、その時に蛇の毒液を顔に垂れるようにするという拷問を受けた。 彼の妻が毒を器で受け、中身を捨てに行く間顔に毒がかかってしまう。 彼が苦痛に身じろぎをすると大地が揺れた。これを地震というのだと神話では解説されている。
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閑雲野鶴>メルマガ>バックナンバ>脱力>金縛り 金縛り 04/06/04 「必死で羊を数えている夢」を見て魘されたことがあるか。 金縛りとは意識があるのに体が動かない状態のことで、「意識があるのに体が動かない状態になっている夢」と区別をつけねばならないが、明らかに覚醒していて瞼が半開きで物が見えながら周囲の音も変容することなく聞こえてくるのに体が動かない時は、そのまま眠りに落ちると心地よいが、起きねばならない理由があれば非常に苦しい。 浅い眠りの時に発生し易いわけだが、「浅い眠り」の意味するところは、「眠り始め」、「眠っている途中で浅くなったところ」、「眠りから覚める瞬間」、「一度起きて目覚ましを止めてから二度寝した時」 最後の奴が問題だ。起きて目覚ましを止めてから少しぼうとするつもりで楽な姿勢をとるわけだが、眠らないつもりで目を閉じていると目覚し時計を止めた行為が「一度起きた」との安心を保証し、そして眠る。ここで全てを諦めて深く眠ってしまえば当面の課題は先送りにされるが、浅くて金縛り状態になった場合は、例えば机に突っ伏した状態なり、腕を変な方向に突き伸ばして体の下に敷いている状態なりが、楽な姿勢であった筈なのに動けないから拷問だ。指先ひとつも動かせず、瞬きさえも出来ず、何故か屁だけは普通に出ることが苦しくて情けなくて悔しくて悲しい。 眠りっ屁はその人が金縛りに遭っている可能性を示しているわけだが、それより何か金縛りが直ぐに解ける方法はないものか。お経なんて却下だ。理に叶っていて効き目のある方法を、金縛りに遭ったその日は一日中考えている。 TOTAL ACCESS - Today - Yesterday - LAST UPDATED 2021-12-03 06 23 32 (Fri)
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婪を引き止める! 俺は婪の腕をとっさに掴んでいた。 「ッ!?なに…?」 「お前、まだ何か俺に言いたい事があるだろ」 「エッ!?べ、別になにもないよ」 つい出任せな発言してしまった。 いくら婪を引き止めるからって自分で『これは無いだろうー』と思う。 でも裏腹では婪の事がなんとなく解る。 そしてソレについては半分は勘で半分は確信している。 「あの先輩。あたしそろそろ時間がヤバイから帰りたいんだけど…」 「それは『嘘』だな。今度は婪が嘘つくのかよ」 「!?…そんな事言って、あたしを連れ込んだままにするつもりだったりして♪」 「そ、そんなことあるわけ!」 「先輩ってばカワイイんだから♪」 「ウワッ!?」 婪は俺に飛びつきキスしようとする。 でもその途中で止めた…。 悲しそうな顔をしながら。 「………」 「いつもみたいに、しねぇーのかよ?」 「うん…ちょっと…ね…」 「あっそ…」 まったく。 そんな顔すんなよ。 中途半端で止められたから意識しちまうじゃねーか。 「…何か言った?」 「何も」 「そう…?」 不意に突然に婪の顔が近づいてきた。 「ん…」 そして軽くキスされたのだ。 一瞬…目を瞑った隙に、唇に柔からなものがあたったから解る。 「婪…」 「ごめんなさい。意識させちゃったんだよね?」 「ナッ!?」 聞こえてたのか? 婪のことだ。 聞こえてようが聞こえてないようが関係ない。 それくらいの事、婪なら簡単に察しがつくのだろう。 「でもね、先輩。これが最後のキスだから。先輩にはアンジェラスちゃん達がいるし…これ以上ないくらいに色々な事してくれたから」 「………それはお前の本音か?」 「うん。これより先は絶対にないから。それは絶対にしちゃいけないし、考えちゃいけない事だから」 「………」 「あ、ご…ごめんなさい。絶対に言わないと決めていたのに…」 「…謝るな」 戸惑いを見せながら婪は声を震わせていた。 こんな婪を見るのは初めてかもしれない。 「ごめんね。もう帰るね!だから離して!!」 「いや、放さない」 「お願い…放して。こんな顔、先輩に…見せれない」 「放すもんか!絶対に!!だって俺はお前の事が好きなんだから!!!」 「先輩!?」 …とうとう言っちまった。 恥ずかしいけど、これは俺の本音だ。 だから今は絶対に放せない。 俺は婪の身体を引き寄せ。 「せん、キャッ!?」 少し乱暴にベットに婪を放り投げる。 そして俺もベットの方に行き婪に近づく。 婪の目には涙があった。 でも先程泣いていた涙と違う涙ぐらいの事は解る。 「先…輩…こんなこと…」 「こんなことって、お前は考えた事ないのか?」 「なかった…わけじゃない…でも…」 「でも?」 「でも絶対に駄目なことだと思っていたから?」 「どうしてだ?」 「だって、あたしは先輩に幸せになって欲しいから…。あたしの幸せは先輩が幸せになってもらう事だから…」 「そっか。サンキューな、婪。俺の事そんな風に考えてくれて」 「先輩…だからね、もうこれ以上は…」 「あぁ」 と言いつつ、俺は婪の唇を塞いだ。 柔からい唇。 これだけで俺の理性が欲望に狩り立てられそうになる。 「なんで?なんでキスするの??」 「さっきも言ったろ。俺はお前の事が好きだ。俺もお前に幸せになって欲しいだよ」 「先輩…ありがとう。あたしの事をそんな風に考えてくれて」 おいおい、それはさっき俺が言ったセリフだぞ。 でもまぁいいか。 「嬉しい、本当に…嬉しいよ、先輩…」 「もう『先輩』って言うなよ。水臭いなぁ」 「…うん。た、龍悪…」 初めて婪が俺の名前を言った気がする。 そして俺の顔は今頃真っ赤だろうよ。 婪の一言で恥ずかしい気持ちが爆発したような感じ。 そんな顔を隠すために再び婪にキスする。 「んんっ…んふ……ん…」 かすかに震える唇の感触。 今までにない感触だ、と言ってもいい。 まさかこんな形で婪と触れ合う日が来るとは思ってもいなかった。 けど、今目の前に居る婪は想像すら出来なかった姿だった。 「はぁ…ぁ…龍悪…あたし…」 「婪…」 婪は頬を真っ赤に染めながら潤んだ瞳で俺を見上げた。 畜生、その顔は反則だぜ。 カワイイすぎるぞ! 「俺、お前にそんな顔されると…抑えられなくなりそうだ」 「あたしだって…龍悪にそんなに見つめられたら…」 「婪!んんぅ…」 「んんっんっ、はぁ…止められなく…なっちゃうよ…」 「今は止める必要ないぜ」 唇を重ねながら婪の優しく髪を撫でてやる。 そしたらいい匂いが俺の鼻孔を刺激した。 「婪の髪…いい匂いがする」 「香水よ、お気に入りの…ね」 「そっか…」 俺はそのまま顔を埋め、その香りを吸い込み嗅いだ。 次に唇で耳元や頬を愛撫していく。 「あ、んんぅ…はぁ…ぁ…ん……うぅ……」 婪から短い吐息が漏れる。 その可愛い声を聞きながら俺は婪の胸に右手を伸ばした。 「んっ…あっ!」 綺麗な肌の上を俺も右手が滑る。 「やっ…はぁん、龍悪…ふぁっ…あ…」 胸の先端部分を弾く度に、婪は敏感に反応した。 「こんな…ダメ…んんっ…あ、ああぁ」 胸を弄られ、戸惑うように弱々しい抵抗を見せる婪。 だがすぐに、俺の唇が首筋や頬に触れただけで挫けてしまう。 「待って…龍悪…」 婪が俺の愛撫している右手を押さえる。 そして少しかすれた声で…疼くように求めてきた。 「キス…もっとして、欲しいの」 「あぁいいぜ」 俺は最大の気持を込めながら婪の唇を覆う。 婪はそっと唇を突き出すようにして俺に応えてくれる。 「ん…ん、ふぅ……む、むぅ…んんっ…」 唇が擦れ合い、それだけで身体熱くなる。 「ふ、んふ…んんっ…は、んむ…ふぅ…」 お互いの気持ちを確かめ合うよに徐々に深くしていく。 婪の唇をむさぼりながら、ゆっくりと胸をまさぐる。 その肌は、とても男だと思えない程のきめ細かさだ。 「は、ふ…ふぁ…んっ…はぁん…」 「色っぽい声じゃないか」 「だ、だってぇ…」 「なぁ婪。ディープキスしていいか?」 「…いいよ。夢中になっちゃいそうだけど」 そう言って婪は目を閉じた。 「は…んむ…」 かすかに開いた隙間から、内側から入ってくることが許された。 舌の先端同士が触れ合い、徐々に動きが激しくなる。 「んっ、ん…ちゅ、んむ……ふ、んん…」 口の中でお互いの唾液が混ざり合い、いやらしい音が立つ。 「ふ、んふぅ、んむ…ん、は、んちゅ…んんんっ…ふ、ふむ…」 無我夢中に婪を求める。 強く激しく婪を求めつつ、それでも足りなくて…。 「婪…はむ…」 気持ちを昂ぶらせながら、その細い腰を撫で下ろす。 そしてスカートを持ち上げているふくらみに触れた。 「あぁあん…やだ…そんなとこっ、あたし…んんっ、は、んふぅ…」 婪は再び身をよじり、そこに触られまいと抵抗する。 でも俺がそれを許さない。 抵抗をキスで抑えながら、内股から撫で上げる様にしスカートの中に手を入れ込み潜らせる。 「は…!あ、ん…んんっ…」 なめならかなストッキングの手触りを感じながら、指先をその奥の部分へと滑り込ませる。 そしてそこにあるのは女性には無い膨らみがあった。 「ごめんね、普通の女の子じゃなくて…」 婪は顔を真っ赤にしながら小さく呟いた。 「今更だろ」 そう言いながら俺は指先でその膨らみをそっと撫でてやった。 「あっ!」 婪の身体がピクリと動いた。 「あっ…あ、んん…あぁん…」 四本の指先を被さるように置き、そのままゆっくり撫でてやる。 そしたら婪のモノが更にはっきりとした固さになった。 「や…ぁぅん、は…恥ずかしいよぅ~…」 「どうして?別に恥ずかしくないだろ??」 「だって、龍悪に触られて…こんなにしちゃって…」 熱っぽい視線を絡めながら、また舌と舌を触れ合いさせる。 俺と婪の唇には、キスの余韻が糸を引く。 「ね、ねぇ」 「んぅ?」 「龍悪の…モノも、あたしみたくなってる?」 「なってるぜ。婪を見てたからな」 「そう…なんだ…」 「お前も触ってみるか?」 「…いいの?」 「俺も婪のモノを触ってるからな」 「う、うん…」 婪の手が恐る恐ると俺のズボン越しに俺の部分を触る。 「ホントに大きくなってる…」 婪の指が優しくまさぐるように触る。 「龍雄のすごく固くて熱いよ…。ズボン越しでも分かる程に」 「どんなになってるか、見せ合ってみるかい?」 「そ、そんなこと…できないよぅ」 「どうして?」 「だって恥ずかしいじゃない…そんなこと…」 「…確かに恥ずかしい。でも俺は婪のを見てみたい」 「………」 「どうだ?婪??」 「う…ん…」 婪は大きく息を吐いて、スカートの中へと手を入れスカートのホックを外し、ファスナーを下ろす。 そしてゆっくりと、恥じらいながら頬を赤く染め…黒い光沢を放つストッキングと一緒にスカートを脱いだ。 「龍悪も…」 「あ、あぁ…」 声を掛けられてハッと気づく。 婪の一つ一つの仕草が、俺を完全に魅了していたのだ。 少し気恥ずかしい思いをしながらも俺はズボンのベルトをはずす。 「あっ……」 俺のアソコは婪に反応していて、硬く直立していた。 まぁガチガチに勃起していたわけ。 「…さわる、ね。龍悪の…」 「いいぜ」 婪が俺のアソコに手を伸ばす。 「ア…!」 婪に触れられて俺のがビクッと震える。 熱く疼いた俺のアソコは少しの刺激でも敏感に反応しちまうだろう。 「婪のモノも触るぞ」 「う、うん…いいよ…」 俺は下着をずらし、俺と同じように昂ぶっている婪のそれに手を伸ばした。 そして上下にシゴク。 「フッ、婪のもすげぇ熱くなってるじゃないか」 「んっ!?…はぁ、あ…や、ぁんん…」 婪の吐き出した熱い息が、俺の先端に吹きかかる。 うぅ~ん、息だけで気持ちいいぜ。 両手で俺のを包み込むように握るとゆっくり上下に動かし始める婪。 「…あ、ぁ……」 熱く火照った手の中に包まれ、俺の快感は倍増するばかり。 「気持ち…いい…?」 「あぁ…気持ちいいぜ」 俺の素直な気持ちを言葉にして出す。 すると婪は嬉しそうにして。 「嬉しい…龍悪…んぅ…」 婪が愛撫の手を少しスピードを上げ根元まで上下にしごく。 それと同時に俺のアソコの先端に何やら柔らかいものが触れたのだ。 「ウワッ!?」 「んっ…んふぅ…」 俺は何が触れたのかすぐに確信できた。 あれは婪の舌だ。 そんな婪の舌が俺の先端部分を含み、ざらっとした舌の感触が鈴口をなぞりあげる。 「あっ…ぁああ!?」 あまりにも気持ちよさで喘ぐ俺。 婪はそのまま唇を進ませ亀頭の部分をすべて口の中に入れる。 「…ん…んふ…んっ、んうぅ…」 あ、熱い! 婪の口内が! 先端を撫でさする、舌の感触がたまらなく興奮させる。 そして激しさがます。 「っ?」 目に何か当たった。 何かだと思えば、婪の長い髪がハラハラと垂れ落ちてきたのだった。 それが脚にかかり、心地よく、くすぐったい。 そろそろ俺も反撃といきますか。 「婪…もっと身体をこっちに寄せろ」 「んっふ…こう…?」 「あぁ」 シックスナインの形に近くになり俺は舌を突き出す。 そして婪のモノを舐め上げる。 「あっ…ん…!?」 いきなり自分のモノを舐められた事によって、婪は短く悲鳴をあげた。 「んん…ああぁあ…!…た、龍悪~…そんな…イヤじゃないの…?」 「ん?…まぁ正直な話、抵抗はあるが……でも俺も婪にしてやりたいんだ」 そう言いながら熱くなっている婪のモノを舌で這わせる。 「んんっ…あぁ…やぁん……」 女にしか思えない声で可愛いらしく喘ぐ婪。 その声で俺の興奮度が一気に上昇する。 「ぁああ、んんっや…あぁあ……っ…はっあぁ…あ、あたしも!」 「…ッ!?」 「んっ、んぅ、んんっ…ふ、はっあぁあ…」 たっぷり唾液を含ませ唇で俺のカリ首を刺激し、口の端からあふれでた唾液が幾筋も流れる。 でも唇を離してはそれをすくいとるように舐め上げる。 クウゥッ!? このままじゃ婪の口の中で出ちまう。 次にいくとするか。 俺は一旦、婪のモノを口からから離し、左手でシゴイやりながら右手の指を唾液まみれにし、そのまま婪の尻の穴へと押し当てた。 「っう!た、龍悪…!!」 婪の身体がビクンと跳ねる。 「そっそこは…!んぁああ…!!」 戸惑った声を上げて、婪は身体を身を強ばらせた。 「おい、もっと力を抜けって」 「んぁう…!」 いやらしく勃起した婪のもを左手でシゴキながら舐め、右手では尻の穴を弄る。 「ぁ…んぅ……や、ぁあああ…んんっ!」 「少しは力が抜けたみたいだな。なら…」 柔らかくほぐすように婪の尻の穴に指を押し入れていく。 「あっくぅ…た…龍悪のが…入って…!」 「ここはしっかりほぐしとかないと、後で婪が困るだろ」 第一関節ぐらいまで入ったのでゆっくりとほぐす。 「あぁああああーっ!?…だ、だめぇ~…そこ…」 「うん、ここまで感じるなら大丈夫だな。そろそろいいだろ、婪?」 「あぁあん、龍悪ぉ…」 俺と婪はゆっくりと身体を起こす。 そして婪が潤んだ瞳で見つめてきた。 乱れた綺麗で長い髪。 口から唾液が流れ顎を汚す。 汗ばんだ体。 小さくピンク色の乳首。 そしてビンビンに勃起したモノ。 すべてをさらけ出した婪の姿。 そんな姿がとても美しく淫靡だった。 「覚悟は出来てるよな?」 「うん…あたしの初めて龍悪にあげる」 「任せろ…さぁ、婪…四つん這いになってくれ」 緊張した表情をしながらも四つん這いになりながら俺の方にお尻を向ける。 桃の色みたくとても綺麗な色をしていた。 「…おしり、好きだよな?」 「えっ!?」 れろっ 「きゃあっ!?」 突き出されたお尻の筋を一舐めしてやる。 再び女の子っぽい悲鳴。 いつも婪の声は聞いてるが、こんな声を聞くのは初めてかもしれない。 「やっぱり…婪はエッチだな」 「そんなことは……ん…んん…」 紅くなりながら言葉を濁す婪。 かっ、かわいいっ…俺は興奮しお尻を虐めてあげたいと思い。 「ほら、もっと、尻を広げろ!」 「ん…きたないよ…んっ……」 「きたなくなんかないさ、ほら…」 舌を伸ばし、菊へと…。 つぷっ! 「んやぁんっ!」 またも初めて聞く種類の悲鳴…かもしれない。 もっともっと婪の事を知りたい! 俺の物にしたい! ぬちゃれろれろれろ…… 「あんっ!そこ…よわっ…あふぅん♪」 弾む喘ぎ声に俺の頬は思わず緩む、もっと奥をほじって…顔をガッシリお尻に食い込ませて…。 「んふぅ~~~っ!」 お尻をよがりくねらせると、なんだかお尻に挟まれたままパフパフされてるみてぇだ。 舌が抜けないようにしっかり喰らい付き、舌をディープキスのように捻る。 「ふぁ!あ!!あ~~~っ!!!いっ!!!!」 背を伸ばし感じてくれている、こんなにも面白い、嬉しい反応をしてくれるとはなぁ。 ぽたり、ぽたり、と唾液をたらす婪、震えっぱなしだぜ。 「ん…んん……んあぁ~~~~~~!!!!」 猫の背伸びのように体を反らすと、両腕両足をガクガクさせながらひときわ高い声で鳴く婪。 そして今度は婪の股の間からボタポタと愛液がこぼれはじめる。 イッちまったかな? バタッ、とベットにうつ伏せで倒れこんで大きく息をしている。 しかし俺はお尻から顔を離そうとはせずに、強引に腰を持ち上げてさらに舌でアナルを嘗め回す。 「…はぁっ……ん…んん……」 じわじわとした快感に打ち震えているようだ。 よし、ここからが本番だ…顔を外すと菊から大量の唾液がべト~、とこぼれる。 これくらいならいいだろう…汗がにじむの背中に抱きつき、腰をそのお尻にはめる。 「あっ…ついに…」 「婪…今、いくよ」 ずにゅっっ! 「んやあああああああああああああ!」 婪のお尻の穴へ俺のペニスを突っ込む! …ぐっ! き、きついっ! こんなにガッチリ咥えられるの、はじめてだっ! その分、快感もハンパじゃねぇし、ペニスごと婪のお尻に食われそうだ! 「婪…すごいよ、ここ……」 「いやっ!や!!やめてっ!!!おかしく、なっちゃうっ!!!!」 「おいおい、もーかよ。でも気持ち良すぎて、俺も結構やばいかもっ!」 腰を引くとまるで一生放さないかのようにペニスが奥へ吸い戻される! そのリズムに合わせて腰を前後させ、微妙にではあるがピストン運動をさせると、ほんの少しの出し入れが何十倍もの動きをしているかのような快感を生み出してくる。 ずっ…ずっ、ずるっ…ずずっ…ず、ずずず…ずうっ… 「んあぁっ!龍悪ー!!いやぁっ!!!いいっ、とんじゃううっ!!!!」 とんじゃう、か…。 俺は婪がどこにも逃げて行かないように、その胸を背後から鷲掴みにする。 ちょっと乱暴にすると嬉しそうに体を跳ね上げる。 ずず…ずんっ!ずん!ずんずん!ずんずんずん! 「いひぃいいいいーーーっ!」 「うぁ…俺も…もうっ!」 我慢できねぇ! いっ…いくうっっ! びゅううっっ! 「あぁあああああ~~~~んっ!」 「うっはぁああああーーーーーっ!」 大量の俺の精液が婪の直腸に噴射されるとビチョビチャッと、あそこからいやらしい潮を射精以上に噴出す婪。 ガクガクビクビクッ、としばらく震えたのち、ぺたっ、とうつ伏せに倒れ、ずるっ、と俺のペニスも抜けた。 「…婪?」 「………」 完璧に遠い世界へ行っちまったようだ。 やさしく仰向けにしてあげる…んしょ…今の俺にはこれだけで重労働かもしれない。 腰を振りすぎたかも。 …あ~ぁ~。 やっちまったぜ…俺。 婪とセックスしちゃったよ。 これで俺はホモ、ゲイ? いや、婪は女の子だ。 身体は男でも心が女の子なら万事オッケー。 うん、それでいい。 つかぁ、それで頼む。 「さてっと…」 煙草を咥え、婪を見る。 あの事件から一ヶ月の間、俺はダメ人間化していた。 でも婪のおかげで目が覚めた。 俺はもう迷わない。 やる事は一つだけ。 アンジェラス達を必ず助けだす! フラグ+1