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2主人公(リオウ) 2の主人公『天魁星』。ハイランド王国の少年兵だったが、都市同盟軍による王国軍少年兵部隊奇襲に関わったとして(事実は違う)王国軍に追われる身となり、ナナミと幼なじみのジョウイと共に流浪する。 途中、ジョウイと離別。この後新都市同盟軍の盟主となる。 ナナミ 2『天寿星』。 リオウの姉だが、血は繋がっていない。 明るい性格だが、料理の腕は味覚が鈍感な者でなければ食べられない物を作る、ある意味凄腕の持ち主。 リオウが戦いに出ることには反対していた。 シュウ 2『天機星』。1『天機星』のマッシュ・シルバーバーグの弟子。しかし、マッシュとの思想の違いから破門され(1の前)、都市同盟領内の都市で交易商として財をなしていた。妹弟子の説得に応じ、新都市同盟軍の軍師となる。[第6話]で「英雄」と言っているのは、「1」後に1主は英雄と讃えられていて、「師」というのは「1」の重要人物『天機星』マッシュ・シルバーバーグがシュウの師であり、師から破門された過去を持っているマッシュは「戦いの際には被害を最小限に」を基本としている。しかし、シュウは「戦いに勝つ為なら多数の犠牲もものともしない」方向だった。人の『命』の重さについて、師と弟子の意見は食い違っていた。また、マッシュから教わったことを自分の出世のために使おうとした為に破門された。2では、そんなシュウが変わっていく様も映し出している。 1主人公(ティル・マクドール) 1の主人公『天魁星』。赤月帝国軍の将軍テオ・マクドールの息子。母親は出産後に亡くなっている。最初は帝国軍に従軍していたが、真の紋章を持っていたために狙われた親友テッドから『ソウルイーター』を受け継ぐ。その為帝国軍に追われることとなり、帝国軍に反旗を翻していた解放軍のリーダーであるオデッサ・シルバーバーグ(女)と出会う。オデッサが帝国軍の襲撃により命を落とし、遺言に従ってオデッサの兄であるマッシュ・シルバーバーグと会い、彼を軍師に迎え入れ、マッシュの勧めで解放軍の新リーダーとなる。帝国軍の父と戦うこととなり、一騎打ちで倒す。帝国軍から主人公を守ろうとソウルイーターに魂を食わせたテッドが、死の間際に『ソウルイーター』の性質を語る。最終決戦後、赤月帝国からトラン共和国に変わった大統領の座には着かず、静かに放浪の旅へと出た。ちなみに、2では1のセーブデータを引き継げば、途中から坊ちゃんが仲間になり一緒に戦うことも出来る。ソウルイーターも健在。 グレミオ 1『天英星』。 戦災孤児でテオに拾われ、母親のいない主人公の世話係となる。料理が上手く、彼のシチューは絶品。 過保護な部分が強く、周りから諌められることもしばしば。 主人公がリーダーになった後、向かった監獄で閉じ込められ主人公達を庇い命を落とす。 最終決戦前に門の紋章(裏)を宿す者の力で蘇る。これは主人公・グレミオ以外106人集めないと起きない。 『幻想三国志』の中で2の時間軸で生きているということは、1で108星が揃ったベストEDだったと分かる。 彼が「坊ちゃん!坊ちゃん!」と連呼する為、1主人公の愛称は「坊ちゃん」で定着している。 カスミ 1・2で登場。『地急星』 トラン共和国(赤月帝国)と都市同盟の間に存在するロッカクの里出身。故郷の危機を伝える為に解放軍の本拠地に現れる。 彼女との接触から坊ちゃんは父親と真っ向から対立することとなる。 坊ちゃんに淡い気持ちを抱いているが…。2ではロッカクの里の副頭領になっている。[第6話]でカスミが「レパント様」と言っているのは、「1」の戦い後にトラン共和国の大統領になった人物のこと(「1」では108星の一人)。 ビクトール 1・2で登場。『天弧星』。 吸血鬼に故郷を滅ぼされ、敵討ちの旅をしている中でオデッサ・シルバーバーグのいる解放軍に身を置く。 帝国軍から追われていた坊ちゃんを帝国首都グレッグミンスターから無事に脱出させたのも彼で、それ以来坊ちゃんと共に旅をする。 最終決戦後、崩れるグレッグミンスター城の中で殿を務め行方不明となった。2では1後にグレッグミンスターを脱出して北へと渡り、都市同盟軍で傭兵家としてハイランド王国と対峙していた。 2主と出会い、新都市同盟の歩兵部隊を率いていた。『熊』というのは彼の(プレイヤーが呼ぶ)愛称。2では傭兵の砦に掲げる旗を手描きしたが、獅子のつもりが配色を間違え熊のようになっている(本人は獅子のつもり)。 imageプラグインエラー ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (kuma.jpg) これね。[第13話]何故、ビクトールとフリックはティル(1主)に責められていたのか。 それは1ボス戦後、城が崩れる際に帝国軍が主人公達を襲って来た為に、ビクトールが「先に行け」と殿をし、その後、更に帝国軍の追撃をフリックが庇って殿となり、坊ちゃん達は城から脱出。 二人は城に最後まで残っていたのだ。 その後、仲間達が二人を必死に探したが見つからず、「行方不明」となったのだ。 坊ちゃんは戦勝パーティーの夜、誰にも告げず静かに故郷の街を後にする。門の外ではグレミオが待っていて、二人で当てのない旅を続けていた。 それからシリーズ2へと移る。 あの戦いで生き残ったビクトールと半死だった(らしい)フリックは、北にある都市同盟へと向かう。 都市同盟にビクトールの知り合いがいて、その知り合いの依頼で傭兵をしていたのだ。 ビクトール達が構えていた傭兵の砦で解放戦争時の仲間に会った時、ビクトールはかつての仲間達に無事を伝えるつもりだったが、すっかり忘れていたと言っている(最初、フリックが伝えるつもりだった)。 この消息を全く伝えなかったことを、仲間達が根に持っているのだ。 フリック 1・2で登場。『天暗星』。 故郷のしきたりに従い剣の修行旅の中でオデッサ・シルバーバーグと出会い、解放軍副リーダーとなる。オデッサとは恋仲だった。彼の愛剣の名前は『オデッサ』。 オデッサ死亡の際には別行動を取っていて、新しくリーダーになった坊ちゃんと衝突。が、すぐに和解。 最終決戦後、崩れる城の中でビクトールと共に殿を務め行方不明となった。2では、1後にビクトールと共にグレッグミンスターを脱出して北へと渡り、都市同盟軍で傭兵家としてハイランド王国と対峙していた。 2主と出会い、新都市同盟の弓騎兵部隊を率いていた。 ビクトールとは1以来の腐れ縁。全身青づくめで、雷の紋章を得意とする。1では自分から「青雷のフリック」とあだ名つきで紹介していた。 硬派(というより女性の押しに弱い)で女性にモテるが不運なことが多く、衣服と同じで性格も青臭い部分があったりする ナッシュ・ラトキエ 『幻想水滸伝2 外伝』の主人公で、3では『天速星』として登場。画像は2外伝。 また、3では『ナッシュ・クロービス』と姓を変えている。 ハルモニア神聖国の工作員。 2外伝では、『真の紋章』について調査をするが、その間に2登場人物らと関わっていく。 また、外伝vol.2では父親を殺した宿敵と戦う為に任務を放棄している。3では37歳。 ハルモニアのスパイとしてゼクセン連邦に侵入した。3主人公の一人、クリスと深く関わっていく。 この3では、時折「うちのカミさん」と口にする。が、本当に結婚しているかどうかすら怪しく、シエラではないか、という憶測すら流れている。名門貴族の生まれ。 が、言動は貴族らしくなく少々軽い。また、飄々としていて真意は掴みにくいが、思慮深い一面も持っている。 あと非常に運が悪く、本人の意思に関係なくトラブルに巻き込まれやすい。 シエラ・ミケーネ 2『天英星』、2外伝で登場。 『月の紋章』の持ち主にて、吸血鬼の祖。 若く見えるが(16才のまま)、実に800年以上生きているオババ(口調は確実にオババ)。推定851歳。 太陽暦-391年誕生。-375年に『月の紋章』を継承。吸血鬼の始祖となり、蒼き月の村の長老となる。 太陽暦78年頃、ネクロードに『月の紋章』を奪われ、村は滅びた。 (吸血鬼は紋章がないと、人の血を吸って生き残るか、死を待つしかなかった) 2でネクロードから紋章を取り戻し、気ままに生きている。 (このネクロードはビクトールの仇でもあった)外伝にて、ナッシュと出会い、彼と共に旅をしていた。 この時にかつての恋人で、シエラが初めて吸血鬼にしたリインをナッシュと共に滅ぼしている。※本来、人を吸血鬼に変えてしまうことは禁忌であった。 しかし、それをシエラが破ってしまった為に吸血鬼は増え、村が出来た。 ネクロードが紋章を奪い、紋章の恩恵を受けられなくなった村人はほとんどが死に、一部が人の血を吸い続けることで生き延びた。 自分の過ちによって生まれた吸血鬼達が人々に害を成すことを責任に感じ、彼女は同胞を始末する旅を続けているのである。 ルック 1~3に登場。『天間星』 『幻想三国志』では3の姿で登場している。(画像は2です) 詳しく載せると動画のネタバレになるので、止めておきます ユーバー 1~3に登場。姿は3。 破壊と殺戮が大好き。ただ、何者(ネタバレ)かに追われている ルカ・ブライト 2のボス…いや、ハイランド王国の皇子。強い。過去の事件により歪んだ性格の持ち主で、名言を多く残していらっしゃいます ウィンディ 1出演。赤月帝国の皇帝の奥様。その実態はもう何百年と生きている門の紋章(表)を持つ女性。 ソウルイーターを狙っていたが、最後は旦那様と共に(無理矢理)心中。紋章は行方不明。
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幻想水滸伝 紡がれし百年の時 機種:PSP 作曲者:高本誠一 発売元:コナミ 発売年:2012年 概要 幻想水滸伝シリーズのPSP作品。『幻想水滸伝ティアクライス』と同一の世界観を元にしている。 音楽は外注で『MALICIOUS』などで知られるソリッドチューンの高本氏が担当。シリーズらしさをよく表現した良曲が多い。 収録曲 曲名 補足 順位 The Giving Tree テーマソング歌:石川智晶 真実の扉 タイトルバックBGM はじまりのテーマ 作曲:東野美紀名前入力画面BGM まだ見ぬ世界へ ワールドマップBGM 掘り出し53位2012年115位PSP156位 大樹のある遺跡 本拠地(遺跡)BGM 芽吹く緑の時代 第一章フィールドBGM 行く手を阻む敵 フィールド戦闘BGM 異形魔の襲撃 テラスファルマ戦闘BGM 勝利のテーマ 作曲:東野美紀戦闘勝利BGM 成長の証 レベルアップBGM 守りたい場所 テルベの里BGM 枝葉色づく時代 第一章・百年前 来たるべき冬の備え 第二章・百年前 冒険と期待 現代の変化BGM 湖畔の砦 本拠地(小規模)BGM 栄えし湖畔の砦 本拠地・昼BGM 夜の歌 本拠地・夜BGM 素材集め狩猟場 ハンティングBGM 魔術と呪術の源 ダンジョン準備画面BGM ダンジョンフィールド ダンジョンメーカー会話BGM 計画と経過 ダンジョンフィールド・ログ画面BGM 料理の逸人 夕食選択画面BGM 楽しい食卓 夕食BGM 砦の平穏 本拠地母屋BGM 時を超えて 作曲:東野美紀メニュー画面BGM これまでの軌跡 図鑑観賞BGM 風と共に去る地 第二章フィールドBGM 静止する白銀世界 第二章・二百年前BGM 灼熱の獣聖地 第三章・砂漠BGM 静寂の砂丘 第三章・百年前の砂漠BGM 戦火の爪痕 第三章・二百年前の砂漠BGM 繁栄と権力の証 第三章・聖皇国BGM 平穏たる聖皇の都 第三章・百年前の聖皇国BGM 聖皇国の重圧 第三章・二百年前の聖皇国BGM いつもの賑わい シュラートBGM 職人の集う村 オロスク村BGM 雪山が見える フェアピークBGM 臆病な翼人たち グーグレウォンBGM 傷跡の残る都 廃都マルティリオンBGM 灼熱の地の商人 バヤン・オアシスBGM 鉄壁の守護 アクリテスBGM 港に吹く風 港町ナヴァレBGM 森羅宮 聖都タクシスBGM 迷いの道筋 岩山の洞窟BGM 隠された遺跡 地下遺跡BGM 砂に潜む影 ヘプトの廃墟BGM 叡智の館 叡智の館BGM 決意を胸に 最奥の宮殿BGM 強襲の移動要塞 トルギアの浮城BGM 眠れる魔塔 ゾーエの塔BGM 迷宮の攻防線 ダンジョン戦闘BGM 怒りの狂戦士 朱キ斧戦闘BGM 誇り高き騎士の誓い 聖皇国軍系ボス戦闘BGM 巨獣の脅威 ワイバーンBGM 夢幻の小夜曲 メアメイのテーマ 風の輪舞曲 クーカブラのテーマ 安寧の夜想曲 ソラブのテーマ 盾の静想曲 クレイオンのテーマ 剣の奇想曲 ヤンセンのテーマ 英雄の諧謔曲 ディーリーリのテーマ 敗北 ゲームオーバーBGM 頼もしい仲間 会話イベントBGM 知力の限りを尽くす 作戦会議BGM 破の衝撃 危機イベントBGM 困難を乗り越えて 収束イベントBGM 伝承が意味するもの 回想イベントBGM 戦線に駆けめぐる闘気 戦争BGM 形勢逆転! 逆転劇イベントBGM 喜びのテーマ イベントBGM 怒りの序曲 イベントBGM 失われし想い イベントBGM あらわれし絆 イベントBGM 凍てついた気配 氷結洞BGM 結ばれし時の決戦 最終決戦BGM 2012年422位 紡がれし百年の時 108星その後BGM 紡がれし絆の未来 エンドロールBGM サウンドトラック 幻想水滸伝 紡がれし百年の時 オリジナルサウンドトラック PV
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物語の舞台となる地域 【デュナン都市同盟】 グリンヒル市グリンヒル 深き森 森の村 サウスウィンドゥ市風の洞窟 クスクス サウスウィンドゥ ラダト ティント市(→ティント共和国)虎口の村 ティント クロム 竜口の村 トゥーリバー市トゥーリバー/ウィングホード居住区 トゥーリバー/コボルト居住区 トゥーリバー/人間居住区 レイクウェスト マチルダ騎士団領洛帝山 ロックアックス ミューズ市コロネ 白鹿亭 トト ミューズ 傭兵隊の砦 リューベ デュナン湖 ノースウィンドゥ(※同盟軍本拠地) 【ハイランド王国】 キャロ サジャ 天山の峠 ルルノイエ 物語に間接的に関わる地域 【トラン共和国(旧・赤月帝国)】 グレッグミンスター バナー ロッカクの里 【ハルモニア神聖国】(※今作で行くことは出来ない) ほえ猛る声の組合(名前のみ) 【グラスランド】(※今作で行くことは出来ない) 【その他の場所】 蒼き月の村(名前のみ) 黒竜島(名前のみ) 物語と関わらない地域 ※全て伝聞のみ、今作では行くことが出来ない 【カナカン】 【ゼクセン】 【南方】 【ファレナ女王国】 【無名諸国】 名前 コメント すべてのコメントを見る
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幻想水滸伝II 【げんそうすいこでんつー】 ジャンル RPG 高解像度で見る 裏を見る 対応機種 プレイステーション 発売元 コナミ 開発元 コナミコンピュータエンタテイメント東京 発売日 1998年12月17日 定価 6,090円 廉価版 コナミ ザ ベスト 1999年12月9日/2,800円PS one Books 2002年7月11日/1,800円 判定 良作 幻想水滸伝シリーズ 概要 ストーリー 評価点 シナリオの魅力 さらに進化した本拠地システムと108星 その他進化したシステム、洗練・追加された要素など 戦争システム 賛否両論点 問題点 総評 余談 その後の展開 概要 『幻想水滸伝シリーズ』の第2作。 時代は前作の2年後、場所を前作の舞台赤月帝国(本作の時代ではトラン共和国)の北、ジョウストン都市同盟とハイランド王国に移し物語が展開される。 基本的なシステムは前作とほぼ同じ、108星を集める本拠地システムも相変わらず。 ただしシステムや操作性は細かいところが洗練されより快適になっている。 グラフィックはより見やすくなり、派手さはないが細かいところまで描かれた描写は生活感や臨場感を引き上げている。 ゲームボリュームも増大。メインシナリオに関係ないダンジョンや村もいくつかあり、サブイベントが非常に充実している。 前作のデータをコンバートでき、前作キャラのレベル・武器レベルの上昇や前作主人公の仲間加入等の特典が得られる。 音楽もよい。全体的に演出効果が優れており、イベントを盛り上げるスパイスとなっている。 作曲は『グラディウス』や『ときめきメモリアル』で知られる東野美紀。 だが、なんといってもシナリオの評価が非常に高い。 ストーリー デュナン地方の2大国ジョウストン都市同盟とハイランド王国は長年続いていた争いに終止符を打つため停戦条約を締結した。 主人公と親友ジョウイはハイランド王国の少年兵部隊として国境に配備されていたが、停戦が決まった為同僚達とともに故郷へ帰る支度をしていた。 ところが…突然警鐘が鳴り、謎の軍勢が部隊のキャンプに攻め入ってくる。都市同盟軍が奇襲を仕掛けてきたと皆思った。 しかし主人公達は見てしまう。襲撃してきた軍を指揮していたのは自国ハイランドの皇子ルカ・ブライトであった。 停戦を不服とした彼は、少年兵部隊の隊長と結託して部隊を全滅させ、その罪を都市同盟になすりつけ再び戦争を始めようとしているのだ。 追い詰められた2人は、離れ離れになったらこの場所に戻って待つことを約束し、一か八かに賭けて激流に身を投げた。 その後合流した2人だが間もなく都市同盟とハイランドの戦争が再開され、主人公とジョウイは都市同盟側に立って戦うことになった。しかしハイランドの軍事力は強大だった。 村々は蹂躙され、砦は陥落し、次々と侵略されていく様を何も出来ずに見過ごしながら、撤退する…主人公達はあまりにも無力だった。 しかし、焼け落ちた村の祠の中で2人は見つけてしまう、27の真の紋章の1つ「始まりの紋章」を。 持つものに絶大な力が与えると同時に代償を求められる真の紋章。今の自分達には何としても力が必要だった。 始まりの紋章は「輝く盾の紋章」と「黒き刃の紋章」の2つに分かれており、輝く盾は主人公に、黒き刃はジョウイが宿すことになった。 それをきっかけとして2人は別々の運命を歩んでいく。 評価点 シナリオの魅力 単純な善悪で割り切れない2勢力の争い 本作の敵はハイランド王国とそれを指揮する皇子ルカ・ブライトである。彼らは序盤から悪逆非道の限りを尽くし、悪役ぶりを見せ付けてくれる。 ところが、それに対して都市同盟に属する市長の面々はどうかというと決して志を持った正義の人ではない。 盟主こそ良識的な人物だが、軍事力を背景に横暴に発言力を振りかざす騎士団長、事なかれ主義が行き過ぎて結局何も出来ない市長A、立場が弱く結局何も発言出来ない市長B、領地が安全圏にある故に言いたいことを言う無責任な市長C等まとまりがない。 その言い争いを見たジョウイはあることを悟る。そして彼がとった行動とは…。 話を盛り上げるキャラクター達 前作に続いてシナリオの質が高く、それに伴うキャラクターの魅力は敵・味方、メイン・サブともに深い。 時に励まし時に失敗しながら常に主人公に寄り添う義姉ナナミ、前作の戦いを経て歴戦の戦士となり主人公を導くフリック ビクトール等、個々のキャラ立ちは前作に輪をかけて上手く仕上がっている。 中でも最大の敵ルカ・ブライトは悪役にもかかわらず、シリーズでも屈指のカルト的、もしくはカリスマ的な人気を持つ。 ルカ・ブライトとの直接対決も彼個人の圧倒的武力を体現したものとなっており、その常軌を逸した強さから未だにシリーズ最強の敵と賞賛されている。 あまりにも強いのでここで詰まる恐れもあるほど。兎に角めげずにレベルを上げたり、属性防御を考えたりしよう。 また、時代も場所も前作と近い為、前作の108星のうち約20人が継続して参加している。108星に入ってない前作キャラや前作の敵キャラも敵やNPCとして何人か登場している。 中盤に前作の舞台である赤月帝国にあたる現・トラン共和国の首都グレッグミンスターに行くイベントがあるのだが、そこでも前作のキャラ達の現在が描かれており、前作ファンには嬉しいサービス。 また前作のデータをコンバートをしていると前作主人公が仲間に加わるイベントが追加される(*1)。前作主人公はセリフを全く口にしないキャラになっており、前作プレイヤー個々人のイメージを崩さない様に配慮されている。また、前作の頃から前作主人公に想いを寄せるくノ一・カスミをパーティに入れていると会話イベントが追加されるが非常に切なく前作ファンの評判も良いものとなっている。 さらに進化した本拠地システムと108星 前作に続いて108星を収集する本拠地システムは健在。それを取り巻くシステム・イベントもパワーアップしている。 本作から本拠地の目安箱の設置と探偵・レストランという要素が追加された。 目安箱とは今まで集めた108星が主人公に意見等を提出するものだが、その内容が108星それぞれの個性を上手く表現している。 例えば動物系の仲間だと文字がかけないので足跡をつけたり等。 探偵は108星の1人で、(探偵本人を含む)指定した108星の情報を調査してくれる。その内容はやはりそれぞれのキャラの裏設定や個性付けとして上手く機能しており、興味深い。しかも調査は1人1回だけでは終わらず量は相当なもの。 調査の内容はキャラに関する背景だけでなく、キャラに関するアイテムの情報や協力攻撃、前述の前作主人公イベント発生のヒントになるもの等、ゲーム上役に立つ情報も含まれている。 あるキャラクターを探偵してもらうとその返事が不可解な物がある。調べれば調べるほど謎の深まるキャラ…。 また、仲間に出来る可能性のあるキャラを参入させるヒントを得ることも出来る。その際、そのキャラの顔グラフィックと名前が表示されるが、一度も会ったことのない人物は、名前は伏せ字で、顔グラフィックはシルエットで表示される。 レストランでは、料理をつくってもらったり売り上げをもらえたりする。料理は回復アイテムとして使用できるため、前作よりも回復アイテムの種類数が増えた。 通常の回復アイテムよりも、1枠の保有数が多かったり、回復量が多かったり、バッドステータス回復・グッドステータスにするなどの効果があったりするなど、かなり性能が良い。 また、レストランにともなって、釣り場・畑・牧場といった施設が新設された。釣り場・畑はミニゲームも楽しめる。 メインシナリオに絡まない108星にも、加入後のイベントが用意されている。その力の入れ方は、前作の比ではない。 昔の料理漫画を髣髴とさせるハイ・ヨーの料理勝負イベント、制限時間以内に仇の足跡を追わなくてはならないクライブイベント等はかなりの凝りよう。 前者では仲間キャラが審査員となる。司会者が審査員の紹介をするが、その紹介文の中には審査員の好みの料理のヒントが隠されていて、キャラの個性の描写に一役買っている。 実際には、好みの料理の種類は設定上数種類しかないのだが、紹介文は料理の好み以外にもそれぞれのキャラの個性を表している。 ただ後者のイベントは実質的にタイムアタックを強要するものである為、RPGに慣れていない人には厳しいものがある。慣れている人でも駆け足で攻略しなければならず、108星を揃えることも不可能と言われるほど。シナリオや戦略を楽しむ余裕もない。実質的には2周目以降のお楽しみ要素と言える。 上記の目安箱・探偵・サブイベント以外にも、108星の個性を引き出す工夫がなされた。 パーティーに加入・離脱する際に、一言セリフを言うようになった。 使いまわしがほとんどなく、個々の個性やイメージに沿ったセリフを言うようになっている。 テンポが悪くなったともいえるが、メインシナリオに絡まない仲間キャラの個性を垣間見る数少ないチャンスの一つである。 イベントなどで、パーティーメンバーに入っているキャラで、本来そのイベントなどにかかわりのないキャラにも、セリフが与えられるようになった。 セリフ数は少なく、毎回というわけではないが、それでも前作にあったような「特定のキャラのしゃべるときとしゃべらないときとの差が激しくて、違和感がある」といった点が多少は改善されているほか、キャラの個性を見られたり、そのキャラたちと「一緒に冒険している」という感覚を少しは味わえるようになった。 前述のとおり動物の仲間や、モンスターの仲間も加わるようになった。 人間とそれに準ずる亜人種のみが仲間だった前作に比べると、かなり華やかかつバリエーション豊かな108星となった。 シリーズ史上初のオリジナル種族ウィングホードが登場。 昨今はめずらしくもなくなってきているが、当時としては作品オリジナルの種族が登場するのはめずらしい。1に登場した、エルフ、コボルトといった一般的にファンタジーに登場する種族に加えて、彼らが混ざることとなった。 ウィングホードは次作でも登場している(本作のとは別人)し、次作以後も新たなオリジナル種族が登場する。シリーズオリジナル種族の先駆けともいえる存在である。 その他進化したシステム、洗練・追加された要素など 紋章システム 前作では紋章を1つしか装備出来なかったが、キャラクターによっては最大3つまで装備することが出来る(*2)。 これによりキャラクターによっては1人で組み合わせ魔法を発動する事も可能になった。 固有紋章を所有しているキャラはカスタマイズできない、などといった前作の問題点も少しは改善されるようになった。 また、前作では1人につき最多で4つしか使用できなかった魔法が、1人につき最多で12個使用できるようになった。ただし、キャラクターによっては紋章を3つ装備できるとは限らないし、固有紋章を宿しているキャラクターもいるので、全員が12個の魔法を使えるわけではないが。 ただし、複数の紋章を装備しても紋章の使用回数は装備している紋章全てで共有する為、高レベル魔法の連発は難しい(*3)。 紋章の種類も、魔法紋章・特殊紋章ともに前作より増えた。特に、特殊紋章の種類が大幅に激増した。 また、武器の種類によってその武器の特色に合ったような特定の紋章を宿す事が出来る(*4)。 誰もが道具として魔法を使用することができる「紋章札」が初登場。ただし、使用は消費制。 道具屋の「ほりだしもの」で購入可能のほか、ダンジョンなどで拾ったり、敵のドロップアイテムとしても手に入れたりすることもできるが、「札職人」という本拠地専用の施設の人物に、封印球と引き換えにつくってもらうこともできる。 鍛冶システム 前作とほぼ変わらない。 前作では鍛冶屋の108星を仲間にすることで本拠地で鍛えることの出来る武器レベルが増加したが、今回は特定のアイテムを入手することにより増加する。 これにより、前作では「水増し」と批判された5人の鍛冶屋も、1人にシェイプアップされた。余談だが、前作の5人の鍛冶屋から引き継いだ今作の5人組は、1人を除く4人は108星から108星外へと格下げされた。108星外の人物も仲間にできるようになったということでもある。 前作の紋章片が削除され、紋章そのものを武器に宿すシステムに変更された(*5)。 中には武器に宿すことが出来ない紋章、逆に武器にしか宿せない紋章が存在する。 紋章片のように重ねて宿すことは出来なくなったが、紋章の付け外しが容易になり使い勝手が向上した。 戦闘システム 協力攻撃の種類が前作の25種類から36種類に増加し、戦闘メンバーを決める新たな楽しみが増えた。 演出にやや乏しかった前作と比べ、個性的でユニークな協力攻撃が大幅に増えた。 また、1人が複数回攻撃するようになった(*6)。 前作では表示されなかったアイテム・紋章・協力攻撃の効果が、今作ではきちんと表示されるようになった。 前列・後列を陣取る大型キャラクターが登場。 全体攻撃・複数攻撃の被害を抑えるなどといった、戦略の幅の広がりに貢献している。 『V』にも大型キャラクターが登場し、『III』の「ライドオン」の原型ともなっている。 ただし、本作では、実質的に2人分である割にはいずれのキャラも性能が微妙という欠点はあるが。 グラフィック面も向上。 前作はPS初期としても粗いグラフィックであったが、今作ではとても滑らかで美麗なグラフィックに向上。ミューズの門といったイベント限定の背景などもとても力が入っている。 キャラクターグラフィックも質が上がり、108人の仲間にはグラフィックの使い回しがほとんどない(*7)。キャラクターのアニメーションの滑らかさも健在で、メインシナリオに絡まない人物にも専用のアニメーションが用意されていたりする。 特に、前作では敵も味方も待機時は静止していたのが、今作では、まばたきをする・風にそよがれる・格ゲーキャラのごとくリズムをとりながら体を動かす、といった動作を敵味方ともにするようになった。 また、前作では、アイテムや魔法を使うとき、全体の姿勢はそのままにただ片手を上げるだけだったのが、今作では、一部のキャラだけではあるが、姿勢全体を変えるようになった。 戦闘曲のバリエーションも増大。 前作の戦闘曲が2曲のみだったのに対し、本作では、通常戦闘・通常ボス戦・特定の中ボス専用曲3曲・ラスボス戦と、6曲にまで増大した。 基本システム ダッシュ機能が標準搭載されたことで、ダッシュに必要な紋章や、宿したキャラクターを連れ歩く必要がなくなった。 もっとも、これはダンジョンや街の話。フィールドでダッシュをしたければ、上記の作業が必要になる。 アイテムまわりの使い勝手が向上。 前作ではアイテムを個々のパーティーメンバーが持ち歩く必要があったが、今作ではアイテムをストックして持ち運べるようになった。また、貴重品は分けて所持されるようになった為、強制離脱するキャラに大事なアイテムを預けていた為に持ち逃げされるということがなくなった。 メインの装備品とアイテムがわけて表示されるようになり、見やすくなった。「かぶと」「よろい」「たて」の他、「その他」の項目があり、ここにアイテムや装飾品などを装備させることができる。 イベントでキャラクターが強制加入する際、パーティーメンバーではない同行者として連れて行けるようになった。これにより、強制的に戦闘に参加するキャラクターが減り、ある程度自由なパーティーが組めるようになっている。 また、パーティーに強制加入する際にもその場で隊列が変更できるよう配慮され、「Sレンジのキャラクターが後列に配置されてしまい役立たず」という悲劇が起こりづらくなった。 108星以外の仲間 上記にも少し触れたように、108星以外の人物も仲間に加わるようになった。 合計6人と割と多い。 108星と違って、仲間にしても何も特典はない。またとある2人を仲間にするためには必然的に108星を諦める必要がある(後述)が、仲間にした後に専用イベントも用意されている。逆に言うと、本格的なやりこみ要素の一つであるといえる。 ダンジョン ギミックに乏しかった前作に比べ、「水路の水を引く」「障害物を運んで風を止める」「ちょっとしたクイズを解く」などのギミックが取り入れられた。 顔グラフィック 一部のキャラのみではあるが、1人につき複数の顔グラフィックがつくられた。 前作では、顔グラフィックが、全員、反転を除けば一人につき一種類しかなかったために、実際の場面と顔グラフィックの表情や服装などが一致していないこともあったが、それが少しは改善された。 オープニング 作中の戦闘時の映像と某重要人物1人が出てくるぐらいの比較的簡素なオープニングだった前作に比べると、尺も長く、様々な場面が目まぐるしく出てくるなど派手なものになった。また、作品のストーリー展開がどんなものかを期待させる演出も見ものである。 実際には、ただ背景の上にキャラの公式立ち絵を載せているだけの場面が多いのだが、そのキャラにあうような背景にしてある、背景自体にも動きがある、載せるキャラも適当ではなく背景によってきちんと選んだりキャラを複数人載せる場合はきちんと共通点のあるキャラたちを選んでいる、など、工夫がみられる。 説明書 前作とは違い、ほとんどすべての魔法やほとんどのアイテムの効果が記載された。 ただ、今回は、上記のようなユーザーインターフェース面の向上があるので、あまり役には立たないが。 戦争システム 前作の所謂じゃんけんシステムからシミュレーションRPG形式に変更された。 歩兵・弓兵・魔法兵の3種類のユニットがあり、それぞれ特色がある。 歩兵は弓兵・魔法兵攻撃時に攻撃力が1.25~1.5倍、弓兵は1マス先まで攻撃出来るが、直接攻撃の際は攻撃力が0.75倍、魔法兵は2マス先まで攻撃出来るが、直接攻撃の際は攻撃力が0になる。 ユニットは3人一組で大将1名、副将2名の構成となり、大将によりユニットの種類が決まる。 前作では部隊の構成は固定だったが、今作では副将を自由に編成することができる。 大将に配置することは出来ないが、副将として有能なものもおり、様々な編成を考えるのも楽しみの1つである。 各キャラクターはそれぞれなにかしらの特殊能力を持っており、その特殊能力によってユニットの能力が上昇したり、戦争中に特殊コマンドを使用する事が出来る。 中には非戦闘キャラクターなのに戦争ユニットとしては優秀といったキャラも存在する。 しかし、この戦争システムには大きな問題点がある(後述)。 余談だが、シナリオ中で主人公は戦争には参加せず本拠地で味方軍の戦況報告に対し、適切な指示を送るだけのイベントを行う事が出来る。指示自体は難しいものではないが、たまには後方から戦争を指揮する立場を経験するのも悪くないかもしれない。 賛否両論点 ストーリー この作品は知将・軍師にあたるキャラクターが敵・味方ともに多い。彼らの織り成す戦略上の駆け引きは戦記物としての本作のシナリオを大いに盛り上げてくれる。 シリーズで最も有能といわれる味方のメイン軍師シュウをはじめ、シュウとは対照的に軍師としては未熟ながら志の立派なアップル、若年ながら才能のあるクラウス、ハイランドへ戻りルカに取り入って次々と手柄を立てるとある重要人物等。 奇策によって弱小の味方軍が敵の大軍を倒す様は実に爽快。逆に敵も物量による攻めだけでなく時に知略を織り交ぜることによって決して油断出来ない脅威に見せることに成功している。 しかしその反面、軍師たちによって物語が展開され、軍のリーダーであるはずの主人公が能動的に行動を起こすことが殆どなく、主人公でありながらあまり物語に介入しない。 味方のメイン軍師シュウが加入してからは、「シュウに言われたところに行き、シュウに言われたことをする」という流れがずっと続く。作業的・受動的で、主人公のあまり関係ないところで物語が進んでいく。 主人公が過去の戦争で英雄とされた人物の養子であることから、その肩書きだけを大人たちに都合よく利用されているように感じる。ある意味現実の摂関政治・傀儡政治のようで、リアルではあるのだが……。 前作との比較 前作に比べると、『水滸伝』らしくないこと。 前作が「政府の圧政に立ち向かう英雄たち」という『水滸伝』のストーリーを踏襲しているのに比べて、本作は「二国間の争い」という、『水滸伝』とは全く関係のないストーリーである。そのため、「ストーリーは確かに素晴らしいのだけれど…。」という形で批判されることもままある。 「複数人の主人公」という『水滸伝』のコンセプトを導入した『3』のほうがまだ『水滸伝』らしい、という意見すらあるぐらい。 システム面でこれといった進化がない 上記のように進化している面もあるが、あくまでも「正統進化」の範囲であり、マイナーチェンジの域を出ない。 「本拠地システム・108人の仲間以外の要素は平凡」と批判された1のマイナーチェンジなので、本作もやはり「基本的なシステムは平凡」という批判の声も少なくない。 もっとも、こういった平凡なシステムがとっつきやすさの理由の一つであり、ファンから好まれている理由の1つでもある。 前作とのキャラクターデザインの雰囲気の違い。 本作と次作で高い人気を誇る石川史氏のデザインだが、前作との雰囲気の違いが目立ってしまう。 前作のデザインは、製作期間の厳しさからくるやっつけ仕事感のあるデザインだが、「あれはあれで、作品の雰囲気にマッチしていて良い」という意見もある。 前作にも登場したキャラの場合、雰囲気や佇まい、果ては顔まで今作と前作でかなり変わってしまっていることも。 また、前作にも登場したキャラは服装をほとんど変えていないので、今作初登場のキャラと服装のデザインの雰囲気の違いが出てしまい、違和感がある。 データコンバートで引き継げる前作キャラの能力が非常に限定的。 装備品は特定のキャラクターに特定の装備品を装備させた状態でなければ引き継ぎできず、その対象も極めて狭い。紋章や武器の強化状態などは一切引き継いでくれない。 もっとも、あまりやりすぎるとゲームバランスの崩壊を招いたり、『1』の重要度が増しすぎてプレイが必須レベルになってしまうおそれもあるため、この程度で十分という声もある。 + 前作のネタバレ注意 前作のラストで死んだと思われていたフリックとビクトールが、本作では何事も無かったかのように生きている。 絶体絶命のラストシーンから、どのようにして助かったのか、作中でははぐらかされており、きちんと語られることが無い。 また、そもそも前作で死んだはずのキャラが登場すること自体が「馴染みのキャラと再会できて嬉しい」とも「前作の感動が台無し」とも取れ、好みが分かれる。 問題点 料理のレシピの入手フラグにバグがあり、手順によっては入手出来なくなってしまうものがある。 上記の他にもバグが多い作品としても知られる。有名どころでは、BGMがおかしくなる、とある場所で仲間にしたキャラが亡霊のごとくその場に居座り続ける、強制加入の仲間をパーティーから外してしまいフリーズ等。 ストーリー上必要なイベントが発生しない、入手したはずのアイテムや仲間にしたはずのキャラが消える、壁に入り込んでしまい出られなくなって行動不能に陥る等ゲーム上致命的なバグも少なくない。 上記のような致命的なバグではなくても、プレイしていて気分をそがれるバグも多い。 たとえば、戦争パートでは部隊が消滅した際にはその部隊の大将がセリフを言うのだが、最終戦争パートでは、敵方の部隊が消滅した際のセリフが独自に用意されている。しかし、ある2人の敵方の将軍は、最終戦争パートで自分の部隊が消滅した際、独自のセリフを言い終わってからほかの戦争パートで言う汎用のセリフを言ってしまう。しかも、汎用のセリフは2人とも軽い感じのものであるため、「さっきのいかにも命がけなセリフは一体…」という気分に陥ってしまう。 戦争パートというと、ある一戦では、「伏兵を敵の後ろに回り込ませて、森の中に待機させ、敵側に送った密偵者がタイミングを見計らって伏兵の存在とそれを率いている人物の正体を暴露し、敵側についた捕虜たちを寝返らせる」という策をとるのだが、密偵者が暴露するよりも先にコンピューターが伏兵の存在に気付いてしまい、敵ユニットが気付いていないはずの伏兵を攻撃するという、あってはいけない事態に陥ることに。せっかく軍師の腕の見せ所となる重要な場面なのに、もったいない限りである。 一部の仲間キャラはイベントの発生条件がわかりにくく、時機を逃せばもう仲間に出来ない。 序盤にしか行けない街の隅の方でイベントを起こさないといけないクライブ(*8)、中盤に一時期だけ行ける地域のストーリー上訪れる必要のない村で会う必要のあるフッチ ハンフリー辺りが特に見逃しやすい。 ギルバートは戦争パートで敵として登場し、ダメージ1を受けると仲間になる仕様。基本的には問題無いのだが、この時点ではプレイヤーは仲間を操作出来ないため、運が悪いと仲間になった直後に死亡したり、最悪ダメージが通らず仲間イベントすら起こらないことも。 前作にもあった問題点だが、パーティメンバーが6人と一般的なRPGよりもかなり多いのに対して、AI戦闘ができないため、戦闘では毎ターン6人分の行動をいちいち決める必要があり、テンポが悪く非常に煩わしい 一応「おまかせ(全員通常攻撃)」のコマンドはあるため、全員が通常攻撃を選ぶ前提であればこれを選ぶだけでいいが、回復など一人でも攻撃以外の行動が入ると途端にテンポが悪くなる。 特に本作では協力攻撃が増えたため、「おまかせ」を使うべきでない状況が前作よりも増加している。さらに1人が複数回攻撃するようになったことで、1人あたりのモーションも長くなっており(*9)、前作以上に戦闘のテンポが悪くなっている。 仲間キャラクターは非常に多いが、一部は選択制であり全員を同時に仲間に出来る訳ではない。 これにより問題になってくるのがルロラディアと、ルロラディアを仲間にしていることが条件のチュカチュラであり、このキャラを仲間にするとベストエンドに必要な108星を揃える事が出来ず、必然的にベストエンドを見られなくなってしまう。 また、前作で仲間になったカスミとバレリアも2択になっている。周回する際の楽しみであるともいえるが、どちらも人気の高いキャラであるため2人とも仲間にしたかったという意見も多い。 紋章魔法の使用回数が前作よりも減少傾向になったが、回復手段はほぼ宿に限られ、アイテムで回復することは出来ない。回数自体もそう多くなく、ダンジョンではボスまで温存する為に雑魚戦でも気軽に使うのがためらわれる。 戦闘キャラクターの総数は約80名と非常に多い一方、キャラクター間のバランスが取れているとは言い難い。特定のキャラがいないと勝てないというバランスではないが、やはり弱キャラでは厳しい場面は存在する。 レベルアップの仕様上ストーリーの各段階に擬似的なレベル上限が設けられており、最終盤でも60からは殆ど上昇しない為、レベルを上げるという対策は現実的ではない。 戦争パートであるシミュレーションRPGの部分が不確定要素が強く、運まかせの場合が多い。 各ユニットに設定されている攻撃と防御の値が一体何に影響しているのかわかりにくい。普通に考えれば与えるダメージ、受けるダメージに影響しているのだろうが、ユニットの最大HPは基本的に2であり、一度の攻撃で受けるダメージは基本的に1。となると、命中率に補正がかかっているのだろうが、攻撃力が低いユニットでも連続でダメージを与えることもあれば、高攻撃力のユニットが連続でダメージ0というのも頻繁に起こりうる。 要するに、戦争能力が高いキャラクターだとしてもその強さを常に発揮しているわけではない。 さらに戦争の勝利条件がとある地点の到達というのも少なくなく、高攻撃力のユニットを編成するより高機動力のユニットを編成し、隙をみて突入させるほうが効率が良い。 敵味方ともに軍師が賢すぎて戦争パート(ミニゲーム)は一方的に勝利・敗北する展開になることが多く、プレイヤーの技量や思考が直結する場面が少ない。その為これに限ってはシリーズで評価は低め。 ただしゲームではなく物語としてみれば軍師の見せ場となっており、面白いものに仕上がっている。 むしろテンポの悪さが問題。このパート、操作が不親切な上に動作も重い。その割には結末どころか、途中の行動まで強制されているものが多い。プレイヤーの介在する意義が見当たらない上に、手間だけは無駄にかかる。 ラスボスが非常に弱い。ルカ・ブライトの異常とも言える強さを体感した後となっては、肩すかしを食らう。 これは単にルカが強過ぎる上に、シナリオ上でも強さを徹底的に描写されていたのも大きい。実際、ルカ以外のボスと比べれば、ラスボスに相応しいだけの難敵ではある。 音楽・サウンドについて 上記のように良曲が多いが、一部場面の雰囲気と不一致な曲もある。 たとえば、のどかな田舎の村なのにアップテンポでややけたたましい曲、和風の落ち着いた感じの街でややにぎやかなエキゾチックな曲、など。 前作同様にストーリーが進み仲間が増えてくると本拠地のBGMも明るく賑やかなものに変化するのだが、そのBGMが間抜けっぽいというか怪しげというか、お世辞にも格好良いとは言えない曲になる。初期状態のBGMが寂しげながらもとても美しい曲なだけに、変化することを残念に感じるプレイヤーも多かった。 街・村の音楽が個々違うのは前作を踏襲しているが、ダンジョンの音楽は、基本となる屋外のダンジョンと屋内のダンジョンの1曲ずつの2曲と例外の1曲で、計3曲。前作が個々のダンジョンで曲が違ったのを考えれば、純粋な劣化点といえる。 しかも、屋外のダンジョンの曲は小鳥のさえずりのような音が流れるだけで、実質的に曲ではなくSEである。雰囲気はあるので悪いわけではないが。 戦闘・戦争パートでのSEの音質のレベルの低さは、ほぼ前作そのまま。 前作ほどではないが、テキストが稚拙。 誤字・脱字は前作同様多い。 たとえば、最終戦争パートで、ある将軍が自身の部隊が消滅した後、「この城を、わたすけには・・・・」と言う。まあ、言いたいことはわかるが…。上記の2人のこととあいまって、せっかくの最終戦争での気分が台無しである。 漢字と平仮名の使い方のひどさも前作同様。 漢字と平仮名が中途半端に交じって読みづらく不格好な単語が、いくつも登場する。 ある人物のセリフで、「ヒクサク」と言うべき箇所で、「ササライ」と言ってしまっている。本作並びにのちの作品のネタバレになるので詳しくはいわないが、この2人の名前が入れ替わるだけで、状況や歴史が大きく変わってしまう。 さすがに、今回は変な後付け設定は加えられず、制作側で誤植と認められたようだが…。 キャラクターの口調や一人称のブレも相変わらず。 例として、紳士的で丁寧口調のカーンが、パーティー加入時に「よろしくな、ボウズ」という別人のような台詞を発したり、踊り子のカレンが一部のイベントや目安箱で突然姉御口調になったりと(*10)、あまりにも突然なキャラクターの変化に困惑させられることも少なくない。 後半は尻すぼまりな展開。 + ネタバレ注意 ルカ・ブライトという魅力的な悪役が登場しなくなったからという意見もあるが、それ以前にルカに代わって権力を掌握した人物が、それまでの目覚ましい活躍はどこへいったのか、せっかく支配下に置いた地域を棒に振るようなことをしてまったく信用できない人物を支配下に置くなど、頓珍漢な行動をとるようになる。そのため、主人公側があっさり敵側に勝てる場面が、みられるようになる。その後は、主人公側もかなり無茶や無理をするような展開もあるが。 しかも、案の定、上記の人物には裏切られ、そのことがハイランド側の滅亡のきっかけの一つとなる。 そもそも、ルカが死んだ理由にしても、彼が夜襲を仕掛けようとしていたのを主人公側に漏えいした内部者(上記の新権力者とそのブレーン)がいたからなのだが、策士としても優秀だったはずの彼が、そんな一大事に斥候もろくに送らなかったというのがご都合主義である。また、いずれはルカとその忠臣連中を失脚させるつもりでいたとしても、まだ完全にハイランド側が有利とはいえない状況で、強力な戦力である彼とその私設軍を死なせてしまうのは時期尚早というよりほかない。このあたりから、新権力者の頓珍漢行動とそれに伴う尻すぼまり展開が始まったようなものともいえる。 エンディングについて 前作同様マルチエンディング。108星全員を集めずにクリアした場合、2種類のエンディングがある。片方のエンディングは仲間たちの願いを聞き入れること、もう片方のエンディングは仲間たちの願いを断るかそれらを全部スルーした上で、ある場所に行くことが条件である。しかし、後者のエンディングの条件がわかりにくいところがある。作中の冒頭部分、前者でのあっさりしたエンディングと、その後表示される意味深な一枚絵と、ヒントはあるにはあるが。 前作に引き続き108星全員を集め、加えて特定条件をクリアすればトゥルーエンドになる。が…ジョウイのトゥルーエンドでの行動が無責任との批判もある。 + ネタバレ 『私は全てを知っていました。あなたが父と兄に何をしたか…。それでも私はあなたを愛しています、私はあなたの妻なのです。』 自分の嫁と娘(養女)に自分が生きていることを告げずに主人公と旅に出る。あそこまで愛してくれた嫁のことを放置。 内容が内容なだけに通常エンドを好むファンも少なくない。 念の為補足するが、27の真の紋章に認められていない状態では輝く盾の紋章と黒き刃の紋章を宿す者の寿命は極端に短くなる呪いに掛けられている。 呪いが解ける条件は輝く盾の紋章と黒き刃の紋章が一方を打ち負かす事で1つになって始まりの紋章となった時か両者の紋章に認められた時である。 前者はバッドエンド。後者はハッピーエンドになる。 この他にも逃亡エンドと呼ばれる展開があり、こちらは違う意味で人気が高い。 総評 システム、ボリュームがパワーアップしシリーズの基盤を固めただけでなくPSのRPGでも十指に入るであろうシナリオを有する名作。更に目立つ欠点も少ない。 幻想水滸伝シリーズの認知度を高め、ファンの中でもこの作品をシリーズ最高傑作とする意見がおおむね一致した見解であることからも、その良質さはうかがい知れるだろう。 余談 初期のROMには関所の門をこじ開けてマチルダ領へ行けるバグが存在した。重版の際に修正されている。 + ネタバレ マチルダ領とは、中盤以降に行けるようになるエリア(ストーリ進行によっては封鎖されるが) 序盤は関所が閉まって行けない…ようにみえて、扉を押して素通り出来る為問題なく行くことが出来る。 この時の主人公達は、通常プレイでレベル10前後。敵のレベルは中盤に訪れることを想定した設定がされている為全滅必至。…なのだが、ある村までいってサブイベントを始めると、レベル36のキャラを2人も同行させることが出来る。そしてその辺りの雑魚を倒していればあっという間に主人公達も同じレベルにすることが出来る。 もちろん、サブイベント攻略後は2人はそのまま仲間になる。 この方法を使うと中盤まで無双出来るようになる為、発覚した時は初心者救済策なのではないかと言われていた。 本作のゲーム中にはトゥルー、正史といった評価は登場しない。プレイした人それぞれの感覚を大事にしてほしいという意図からである。各人の扱い・見解は以下の通り。 コナミ側(外伝2 幻想水滸伝大辞典) ハッピーエンドを採用 村山吉隆(ディレクション シナリオ) バッドエンドが正史 各イベントシーンの要所にムービーが挿入され、キャラクターに掛け声がつくが、誰が声を当てたのかは不明である。 本作の体験版が『メタルギアソリッド』に同梱されていた。製品版と異なる部分もいくつか存在する。 ストーリーは峠のボスを倒したあたりまでだが、自由にパーティを組んで戦闘ができるモードも搭載されていた。 滝に飛び降りる前の戦闘を108回繰り返した後に飛び込むと、直後に流れる回想シーンがカラーになる。 2000年に同作の時期に合わせた裏話を取り上げる幻想水滸外伝が2作作られた。同作の主人公ナッシュは『III』において108星の1人となっている。 『Vol.1 ハルモニアの剣士』は主にストーリー進行の裏側のエピソードがメインシナリオに据えられている。 『Vol.2 クリスタルバレーの決闘』は後日談的なエピソードを軸にシナリオが進み、宿敵ザジとの決闘劇を描く。 いずれも女性キャラとの絡みが多いストーリーとなっており、過去を語られることもある。また通行人扱いとしてとくに意味も無く出てくるキャラも複数おり、可能な限り多くのキャラを出している。 『幻想水滸伝』シリーズのディレクター兼シナリオを担当していた村山吉隆氏は外伝後(正確には『III』製作中)に退社しており、雰囲気が変わったとして以後のシリーズの評価が低く見られる要因となっている。 現在でも根強い人気の高さを背景に近年になってドラマCDが出たのだが、明らかに旧来語られてきたことと大幅に異なる設定が多発。不満を持たれた。 2006年2月23日に前作とセットになったPSP版が発売された。 その後の展開 2022年9月に本作と前作がセットになったリマスター版『幻想水滸伝 I II HDリマスター 門の紋章戦争/デュナン統一戦争』が発表された。 対応機種はPS4/One/Switch/Winで、発売時期は未定。
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物語の舞台となる地域 【グラスランド】 アルマ・キナンの村(アルマ・キナンクラン) カラヤ村(カラヤクラン) クプトの森 高速路 シンダル遺跡 セフィクラン(※名前のみ) 大空洞リザードクラン ダック村(ダッククラン) チシャ村(チシャクラン) 炎の英雄の待つ地 【ゼクセン】 イクセ 北の洞窟 ビネ・デル・ゼクセ ブラス城 ヤザ平原 【グラスランドとゼクセンの共有地】 ビュッデヒュッケ城(※炎の運び手本拠地) アルム平原 石盤の地 セナイ山 平頭山 【ハルモニア神聖国】 カレリア クリスタルバレー円の宮殿 ルビーク(元・カーナークラン) 物語に間接的に関わる地域 【ティント共和国】(※行くことは出来ない) 【竜洞騎士団領】(※行くことは出来ない) 【その他の地域】 魔術師の塔 その他、名称のみが聞ける地域 【サナディ】 【トラン共和国】※幻水1コンバート時はプレイヤーが付けた国名 【デュナン国】※幻水2コンバート時はプレイヤーが付けた国名 ハイイースト県(元・ハイランド王国) ラダト 【無名諸国】 名前 コメント すべてのコメントを見る
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ファレナ女王国 ソルファレナ フェイタス河 ロードレイク 名前 コメント すべてのコメントを見る
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【TOP】【←prev】【GAMEBOY ADVANCE】【next→】 幻想水滸伝 カードストーリーズ タイトル 幻想水滸伝 カードストーリーズ 機種 ゲームボーイアドバンス 型番 AGB-P-AGKJ ジャンル カードバトル 発売元 コナミ 発売日 2001-9-13 価格 5800円(税別) 幻想水滸伝 関連 Console Game SS 幻想水滸伝 PS 幻想水滸伝 幻想水滸伝 II 幻想水滸外伝 Vol.1 ハルモニアの剣士 幻想水滸外伝 Vol.2 クリスタルバレーの決闘 Handheld Game GBA 幻想水滸伝 カードストーリーズ 駿河屋で購入 ゲームボーイアドバンス
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「判定不一致修正依頼」にて判定と記事内容の不一致が指摘されています。対応できる方はご協力をお願いします。 幻想水滸伝IV 【げんそうすいこでんふぉー】 ジャンル RPG 対応機種 プレイステーション2 メディア DVD-ROM 1枚 発売元 コナミ 開発元 コナミコンピュータエンタテインメント東京 発売日 2004年8月19日 定価(税抜) 通常版/初回生産版 6,980円限定版 9,480円 プレイ人数 1人 レーティング CERO 全年齢対象(*1) 廉価版(税抜) PlayStation 2 the Best 2005年7月7日/2,800円 判定 なし ポイント 2004年クソゲーオブザイヤー次点 操作性の悪さに苦労させられる海上移動印象に残らない薄いシナリオ大根ボイス・大根モーション完成度の低いキャラ入替 紋章片システムそれでもシリーズ作品らしい作品ではある クソゲーオブザイヤー関連作品一覧 幻想水滸伝シリーズ 概要 問題点 シリーズ作品としての問題点 『Ⅲ』と比較しての問題点 単体作品としての問題点 賛否両論点 評価点 総評 その後の展開 108人の待つ海へ。それは、冒険か。出会いか。 概要 1995年12月15日にプレイステーションで第1作目が発売された『幻想水滸伝』シリーズの第4作。 シリーズ初のボイス付きで、『III』までの伝統だったコンバート要素を撤廃したが、クリア済みのセーブデータを継承して最初からプレイする周回制を用いた作品でもある。 プロデューサーは第1作目でキャラクターデザインを担当していた河野純子(*2)。 問題点 シリーズ作品としての問題点 仲間キャラの扱いが杜撰で、せっかくシリーズの売りである100人以上の仲間がいるのに、ほとんどのキャラがいる必要があるのか疑問に思ってしまう者ばかり。これまでの作品にも、多かれ少なかれ、ストーリーに絡むor自動的に仲間になるにしては出番が極めて少ない、性能が微妙で使い物にならないなど、存在意義の小さい仲間キャラはいたが、本作の場合はそれが今までに比べるとかなり多い。 ストーリーに深く関わるキャラクターとダンジョン探索の機会が減り、キャラクターの水増し感とゲーム的なボリューム不足感が増している。 ストーリー上、特に目立つような活躍や印象に残るような言動をするようなキャラクターも、ほとんどいない。そのためか、「クリア後に振り返ってみても、ほとんどのキャラクターの顔と名前を覚えていない。」という意見も少なからずあった。 また、ストーリーに深く関わるキャラクターが少ないせいか、無関係な者同士が多く、協力攻撃も人間関係でよりもむしろ同じ得物を持つ者同士のそれが多く、味気ない。 戦闘メンバーが従来の6人から4人に減ったこととダンジョン探索の機会が減ったこととが相まって、連れていくキャラクターも相対的に減ってしまう。 ダンジョン探索の多い1、重要局面で6×3のパーティーを組むことになる2、基本的に6(サポートキャラクターを含めると7)×3~4のパーティーで行動する3と比較すると、やはり少ない。 サポートキャラクターを連れていけば5人連れていけることになるが、それでもシリーズで最もパーティー人数が少ないことに変わりはない。 また同時に戦える仲間も従来に比べて4人戦闘と減って戦術性が減っているなど、従来ファンからも不満が出ていた。 以下、システム面・ストーリー面などで扱いが不遇なキャラの具体例。 『II』以降は1人を除く全員が宿星外だった5人組枠だが、本作では5人全員が宿星に返り咲いた。『I』のように、5人全員が何らかの機能(*3)を持っていればよいのだが、本作の場合、1人を除く全員が実質的に無機能である。ストーリーにかかわるのも、機能を持つその1人のみ。 前触れはボイスもセリフテキストもないムービーだけという状態で仲間になるキャラクターが、3人もいる。このようなあまりにもあっさりとした形で仲間になるので、仲間一覧に彼らの名前を見つけたとき、「誰!?」と思ったプレイヤーは多かった。おまけに、仲間になってからも、イベントなどで登場するのは1人だけで、それもその登場シーンは見張り番として何かを発見したときのみ。あともう一人は『Rhapsodia』で重要な鍵を握る人物として登場するが、それは、本作で同じような出番を与えるべきだったのではないか、という批判につながる。 下記に示すスタッフの優遇や、数々の苦労を乗り越え終盤では精神的な成長を見せることなど、本作の「もう一人の主人公」というべきキャラクターがいる。しかし、彼のこともやはり描写不足。 途中から敵側にまわり、何度か主人公と直接対峙するが、最後まで憎まれ口をたたいたかと思いきや、彼関連の最後のイベントでいつの間にか精神的に立派になった姿を見せる。彼視点での話もほとんどないため、徐々に落ちぶれていくがその過程における彼の苦労や苦悩の描写がないのもあって、かなり唐突な印象を受ける。 選択肢次第では彼と二度と会わないこともあり、そのことも含めて、彼関連の最後のイベントに行きつくまでの手段(この手段というのが彼とは関係ないのがほとんど)がかなり困難で、プレイヤーによっては彼に憎まれ口をたたかれ続けたまま彼と永遠に別れてしまうことになる。 2や3のデザインが好きだったユーザーからキャラデザインが古臭いと不評。 1と4は河野純子、2と3は石川史が担当。5は複数のデザイナーを起用。 時系列上では4→5→1→2→3ともっとも古い(*4)時代なので、あえて古さを感じるデザインにしているという事も考えられる。上記のとおり、1の担当者と同じ人物が担当しているが、その1と比べても地味な印象を受ける。もっとも、1では締め切りがかなり厳しかったのもあり、絵そのものの質自体は本作のほうが断然上だが。 パッケージイラストやイメージイラストなどのクオリティは決して低くはない。但しキャラの立ち絵を見ると、服装のデザインが野暮ったいのは否めない所。 特に3と比べると、細部や小物の書き込みという点では明らかに単純過ぎるデザインとなっている。「南国風の島国」が舞台であるので、ある程度ラフな衣装にしたのだろうか。 あくまでもこれまでの作品と比べての話であり、単体で見て、極端にダサいとか、極端に画力が低いとか、無個性だとか、世界観にあわないとか、そういうことはない。むしろ、デザインも絵も質は高い方であり、作家の良さを引き出した個性的なもので、戦記物の雰囲気や世界観にもあっている。 戦闘の演出が地味。 従来までの作品では紋章発動時のエフェクトや攻撃方法も評価されており、かなり派手なムービーとなっていた。しかし今作では容量の削減なのか、かなりしょぼくなっている。特に雷の紋章と火の紋章が顕著である。どちらもLv3の魔法まではエフェクトがあまり変わらず、Lv4魔法からようやくエフェクトが派手になるという有様。しかもそのLv4以降の魔法の派手さも過去作に比べると劣っている始末。 火の紋章は、Lv3までは「着火した火の勢いが強いかどうか」程度の違いでしかない。雷の紋章に至っては「雷が落ちた」「ちょっと強い雷が落ちた」「それなりに強い雷が落ちた」程度の違い。流石にこれは…。 その分Lv4とLv5の魔法は(あくまでもこのゲーム内では)派手ではあるのだが…。 一部には「スムーズに戦闘が運べるのでこれでいい」という声もあったが、やはり批判が大きかったのか続編の「幻想水滸伝5」では紋章の派手さが復活している。そもそも、本作発売当時はおろか少し前の作品でも、魔法のエフェクトのテンポの良さと派手さを両立させた作品はあったわけで、戦闘をスムーズにするためにエフェクトを地味にしたわけではないであろうと思われる。それに、下記のいろいろな要素のおかげで、全体的なテンポは悪くなっているので…。 従来まではバッドステータス時には瀕死時のポーズが充てられていたのだが、本作では通常時のポーズのまま。バッドステータスを表すアイコンやエフェクトがつくのでプレイには支障がないが、毒状態などのときに普通に元気そうなのは違和感がある。 中でも問題なのは眠り状態のときで、通常時のポーズがそのままピタッと静止した状態になり、その様は非常にシュール。敵側がこのような状態なのは今でもよくあるが、味方側がこうなるのは本作発売当時よりずっと昔からですらあまりなく、かなり見劣りする。 そもそも、従来通り瀕死時のポーズを充てていれば、容量的にも予算的にも手間的にもなんの問題もなかったのではないだろうか。 本拠地は、不便だとか使いにくいとかいうことはないが、従来に比べると無駄が多い。 アクセサリ制作担当者が5人。5人でそれぞれ役割が違うということはない。 「まんじゅう屋」が2人。2人でそれぞれ役割が(ry ただし、これはどちらか片方をパーティに入れたいときに便利ではある。 一部の回復アイテムを売る施設があるが、道具屋で事足りる。しかも、道具屋は全ての市販の回復アイテムの他、それ以外のアイテムを売っているので、なおさらこの施設が不要になる。道具屋よりも本拠地の入り口近くにいて便利、ということもない。 「真の紋章」と108星が、従来まではまったく関係のない独立した存在として描かれていたにもかかわらず、今作では無理矢理結び付けられている。 このことも、ストーリーの描写の薄さにつながっている。下記にて詳述。 108星を集めると「真の紋章」使用時のペナルティ解除・ベストエンディング、と従来までとほぼ同じ流れだが、従来までは、あくまでもゲーム的な側面からであって、ストーリー面での真の紋章と108星の関係性は表面的にも伏線的にも全くなかった。 『Ⅲ』と比較しての問題点 サポートキャラクターシステムが、明らかに前作である3より劣化。 3では非戦闘員ほぼ全員がサポートキャラクターだったのに対し、本作では20人足らず。このこともまた、キャラクターの水増し感を増やしてしまっている。 3ではサポートスキルの所持は1~3個だったのに対し、本作では1つだけ。おかげで、まったく同じサポートスキルを持った者が何人もいて、しかもその性能差は明らかな数字による能力差のみ。サポートキャラクターの個性がほとんどない。 3では11種類もあったサポートスキルが本作では5種類のみ。システムの変更により削除されるべくして削除されたスキルもあるので一概には比較できないが、削除しなくてもいいようなスキルまで削除されていたり、次作なのだから新しい種類のスキルの追加があってもいいのにそれがなかったりするなど、明らかな劣化は否めない。 3で問題だったキャラクター間のバランスも、これだけシンプルにしたにもかかわらず改善されていない。 ヒーリングスキル保持者は7人。そのうち、同じ能力値の者は4人。仲間になる順番は「同率3位A→同率3位B→1位→同率3位C→2位・同率3位D・4位」という具合。サポートキャラクターとして、誰がお払い箱になるか、最初からいらない子扱いされるか、これらの記述をみれば一目瞭然であろう。一応、最終盤でパーティーを2つ編成できるので、片方のパーティーに2位のキャラを連れていく人も少なくなかったが。 コックスキル保持者は3人。能力値は3人ともまったく同じである。 このほかにも明らかに能力の劣るキャラクターのほうが加入時期が遅かったり加入条件が厳しかったりするなど、少し工夫をすればどうにかなったような問題が散見される。 3ではサポートキャラクターの能力値がステータス画面で表示されていたが、本作ではその表示がない。キャラクターの特徴や戦闘などによる体感などで区別することはできるが。 一部分で、ユーザーインターフェースが前作よりも劣化。あえてこの項目に書いたが、同時期や少し前の他作品と比較しても、不親切なぐらい。 回復アイテムの説明が解り辛い。一部のアイテムで「少し回復」、「たくさん回復」などの抽象的な表現がなされている。 回復HPの量ははどのアイテムも一定の数字なので何回か使えば回復量がわかるため、実はさほど問題でもなかったりする。だが、逆に言えば、ある程度幅のある数字からランダムで回復量が決まるという仕組みならともかく、回復量の数字が一定ならなぜはっきりと説明しないのかという疑問が残るのだが。 前作では本拠地で装備品や紋章の付け替えが全員纏めて出来たのに本作ではパーティに入れてから付け替えに退化させている。 防具を購入する際、すぐに装備することができなくなった。 戦闘時、敵を選択するとき以外に敵の名前が表示されたコマンドが現れない。細かいようだが、これが実は地味に不便だったりする。敵の名称が覚えにくい上に、先の行動の見通しが立てにくい。また、味方を選択するとき以外は味方の名前が表示されない。代わりに、味方のステータス画面には、キャラクターの顔グラフィックが表示されるが、この顔グラフィックがやたらと大きく、全体的な画面を圧迫する要因にもなっている。顔グラフィックを小さくして名前も表示するか、いっそのこと名前表示のみのほうがよかったのかもしれない。 単体作品としての問題点 ストーリーの描写が薄いため、あっという間に終わってしまうように感じられるほどにストーリーが短い。 その描写の薄さにともない、敵側の圧倒的な武力・権力・経済力などの表現も甘く、味方側を不利な状況に陥れているようにみえても実は結構ギリギリの状態でそれを成し遂げていたりして、戦記物にも拘らず、味方側の戦術戦略の類もそれにあわせて素人の想像だけで描いた代物レベルのお粗末さ。 本シリーズはドラマ性の高い重厚な戦記物ストーリーが好評を博してきたので、シリーズファンの間で上記のような批判がなされることが多いが、シリーズ作品として以上に、単体の作品としても到底出来がいいとは言えないシナリオで、シリーズ従来作品プレイ済みか未プレイかにかかわらず、ほとんどのユーザーに短く感じられるほどに人物描写と台詞が薄く、不快感を与えるようなものすらある。このあまりのストーリーの短さが、本作で最も批判されている点である。 あまりにストーリーが短いゆえに、「『登場人物たちはこいつをラスボスと思って戦っているが、こいつを倒した後に真の黒幕の存在が明らかになるor新たな勢力が現れるなどして、そいつと戦うことになる』というゲームにありがちな展開が開かれるかと思いきや、まさかのラスボスからのエンディングだった」という趣旨のことを大勢に言われる始末。この一例でも、シリーズとは関係のない他作品と比較してもストーリーが短いということが、わかるであろう。 攻略書籍のインタビューで「幻水4はライトユーザー向けに作った」と発言しているが、「対象ユーザー層以前に根本的な問題が蔓延しているための手抜きを正当化しようとしているのでは?」という邪推までされている。 以下、ストーリーの描写の薄さを表すエピソードの一例。 まず、主人公が軍のリーダーになった経緯が、「放浪しているところに、たまたまある王国の王と知り合い、王に気に入られてそのまま軍のリーダーになった」という単純なもの。王が主人公を気に入った理由が私情めいていて、主人公が特に目立つ活躍を見せた訳でも王の信頼を買う功績を上げた素振りも一切なく、王と主人公の間にある関係があるのではないかと思わせる描写があったり、その描写でうかがえる二人の関係がただの憶測で事実ではないと仮定しても、主人公が宿す真の紋章の一つ「罰の紋章」と関連させて主人公と自分の身内を重ねるような発言を王自身がしたりする。王がリーダーにならなかったのは、作中でも明言された明確な理由(*5)があったからいいとして、主人公よりもリーダーに相応しい候補が多数いるにも拘わらず、なぜ主人公が彼らを差し置いて選ばれたのかがわからない。本来なら反発者の一人や二人いてもおかしくない状況だが、リーダーとなった後の主人公に反発する者もおらず、リーダーになったら、下記にあるようにとんとん拍子にことが進むだけである。ちなみに、「主人公がリーダーになった理由が、前任者の勝手な独断のみ」という批判をされた「1」においては、リーダーとなった主人公に反発する者もいて、その軋轢と認められるまでの苦労も描かれていた。 後半からは、シリーズお約束通り、主人公軍が各自治体と同盟を結ぶために動き回るのだが、あまりにもすんなりとことがうまく運んでしまう。首長から事実上の門前払いを喰らい、最後まで正式に同盟を結べなかったのに、軍師を含む主人公軍の人間たちはそれで良しと話を済ませてしまったり、主人公側が、同盟締結を渋っていた首長を熱心に説得したわけでも、首長の信頼を得る何かを成し遂げたわけでもないのに、翌日になるとなぜか首長が心変わりしたりする。多少苦労する自治体でも、敵側が勝手に残虐行為を働き勝手に首長の心に不信感を植え付けるというある種の自滅行為を働いてくれたおかげで、その後の話はすんなりと終わったり、大部分の民衆はすでに主人公側の味方だったり、「印象に残る衝撃的なシーン」といわれればそれまでだが、1人の人間が犠牲になることであっという間に奇襲軍を蹴散らしたりする。 各自治体と同盟を結んでしまった後は、特に敵側から何か動きを見せるわけでもなく、そのまま最終戦争に入って、そのままラストダンジョンへ……という、あっさりした流れである。 そのほか、描写の薄さを表すものとして、「真の紋章」のことが挙げられる。繰り返しになるが、無理に108星と結び付けているために、重要な箇所において矛盾が生じてしまっている。その矛盾を穴埋めするための描写もなく、真の紋章と108星の関係性を説明するような描写もない。 全体的に、テンポが悪め。 フィールドとも言える海が広い割に街が少ない。ストーリー上行く必要のない、やりこみ要素である街やダンジョン、停泊所を含めても、ほんのわずかで、プレイの大半は、無駄にだだっ広い海の上を航海することになる。 人間はともかく、船の操作性が悪く、動きがかなりもっさりしている。ある人物を仲間にすれば、多少動きが速くなるが、それでももっさりした動きである。船が動き出す際には、のっそりと動き出す。リアリティのある挙動ではあるが、テンポ悪化の理由の一つ。入港するには、船の頭部分を港の入り口にぴったりとあわせなければならず、これが慣れないうちは非常に困難。慣れた後でも、いちいち面倒な操作を行わなければならないことには変わりはない。操作方法も、単純に十字キーやスティックを動かせばいいというものではなく、海図を出して向かいたい方角にカーソルをあわせる……という、ひと手間かかる作業が必要。 島や岩礁に近づくと弾かれるように向きが変わってしまい、これが上記の通り入港のし辛さに繋がってしまっている テンポ自体とは関係ないが、これらの船の操作方法は、チュートリアルでも説明書でも明かされず、プレイはじめは船の操作に時間を費やしたプレイヤーが多かった。 エンカウント率が高め。海の上では特にそれが顕著。上述の船の操作性の悪さも相まって、テンポの悪さに拍車をかけている。 エンカウントした際に、画面が水面のように揺れてから戦闘画面に入る。この演出自体は良いのだが、エンカウント率が高めなのにこのような演出を入れると、テンポをますます悪くしているようで、イライラ感が増す。 協力技シーンがいちいち長く、カット機能もないため、戦闘のテンポが悪くなってしまっている。 幻想水滸伝シリーズで始めて声優を起用した作品だが、全体的に演技評価が低い。重要人物のレックナートが特に不評。 その声優陣の中に人気・ベテラン声優が起用されていることをどれくらいのユーザーが知っているだろうか。 しかもDVDを採用しているのにボイス量は中途半端。 主人公専用の罰の紋章はストーリー中でも活躍し設定的にも重いのだが、いざ戦闘で使うと性能が歴代主役専用紋章と比べ見劣りする。 歴代主役専用紋章(真の紋章orそれが二つに分かれた片方)はおろか、本作中に出てくる市販の眷属と遜色ないか、レアものの眷属よりもしょぼいくらい。 使用ペナルティがあるのは演出として評価できるのだが、効果自体が眷属の紋章と遜色ないぐらいでその上使用ペナルティがあるため、当然性能が眷属の紋章よりしょぼいといっても過言ではないぐらいになってしまう。 ペナルティも、上記の効果に比例してしょっぱいものになっている。「効果が莫大なものでペナルティもかなり厳しい」としたほうが、戦略に組み込む要素の一つとして活用する楽しみとなったかもしれないし、少なくとも性能が見劣りすると批判されることはなかったかもしれない。 本作内で扱える「生と死の紋章」と比べても明らかに威力が低い。かつ、使う度に主人公にもダメージが入り、LV3即死魔法に至っては本人が一割の確率で即死してしまう。その癖確実に即死させられるわけでもない(高確率ではあるが)。 ちなみに「幻想水滸伝1」と「幻想水滸伝2」に登場する、「ソウルイーター(生と死の紋章)」とその眷属である「闇の紋章」は、Lv1魔法「死の指先」の時点で「敵単体を即死させる」効果を持っている。しかもデメリットなしで即死が効く相手なら確実に。作品が違うので一概には言えないが、流石に眷属の紋章(真の紋章ではない)にすら劣るのは如何なものか。 そのソウルイーターは、今作では罰の紋章と被るからなのか「死の指先」と「冥府」の効果が変更されている。 続編である「幻想水滸伝5」では罰の紋章の眷属、「断罪の紋章」が登場しているが、こちらも非常に扱いにくく、眷属だから仕方ないとはいえ効果も弱体化しており(一部の魔法を除く)、全体的に弱体化されているにも拘らずデメリットが増えているなど散々。挙句には入手するには特定の手順を踏まなければならず、1周で1個しか手に入らないという有様。更には4の罰の紋章を基準にダメージを設定しているため、強力な魔法を連発させやすい魔法使いタイプが育つ 強力な封印球が手に入ると要らない子も同然の存在になってしまう。開発は罰の紋章に何か恨みでもあるのだろうか? 魔法のダメージ設定がめちゃくちゃ。 本シリーズは、味方も敵も「紋章(魔法)」が使える。本シリーズでは、魔法の使用回数・使用種類数にきつめの制限があるため、その分効果が莫大なものになっている。他作品でも、魔法の効果が通常攻撃やアイテムなどと遜色ない場合は補正が入らない場合が多いが、何らかの理由で魔法の効果が通常攻撃やアイテムなどと比べると莫大な場合、たとえば攻撃魔法だと、同じ数値を敵味方両方に適用してしまっては味方が一瞬で全滅することから敵が使ってくる場合は補正が入っている作品が多い。本シリーズでも、そうした例に倣って補正を入れていた。しかし今作ではその補正がなく、敵味方両方が同じダメージを受けることから、敵の行動や発動した魔法次第では一瞬でPTが全滅することもある(連続して強力な魔法を使ってきやすい訓練所で顕著)。酷い場合は1000以上のダメージを受ける場合もあり、その場合はどんなに体力があっても即死する(最大HPは999であるため)。 一応、魔法防御を上げれば耐えられなくもないが、魔法防御を上げていても壊滅的な被害を一発で受ける場合があり、バランスの悪さが窺える。 また、魔法防御を重点的に上げるということは装備が縛られるということであり、他に有用なアクセサリ等があっても使えなくなるという事である。RPGでこれは如何なものなのか? 今作では戦闘不能の味方を復活させるアイテムが装備アイテムではなくなったため(=所持数とPTの許す限り復活が可能)、このような処置になったとも取れるが…。 流石にやりすぎと判断されたのか、続編の「幻想水滸伝5」では過去作と同じように補正がかかるようになった。 控えメンバーの概念があるが、問題がある。 「船パーティー」といって、文字通り船内、つまり航海中にしか使用できない。海にはダンジョンもなく、海上でのボス戦も「船パーティー」を使用することができてから1回のみしかない。つまり、ダンジョンで「船パーティー」を使用することはできず、ボス戦においても「船パーティー」を使えるのはごく一部の例外のみ、ということ。また、無理に「船パーティー」を使うほど海上の雑魚戦は難しくない。そのため、この「船パーティー」があることで従来より少ない戦闘メンバーでも連れていくキャラクターが実質的に増えたかというと、断定はしづらい。 一人ずつ替えることはできずパーティー全体で替えなければならないこと、パーティーが替わるまでの処理に時間がかかること、パーティーが替わるまでの間に変な音がすることなど、欠点も少なくなく、完成度は高いとは言いづらい。 「紋章片システム」というものもある(*6)が、こちらにも問題あり。 それぞれの属性の紋章片を武器に装備させることで武器に属性がつく。装備属性が有利な場合は攻撃力が上昇するが、装備属性が不利な場合は攻撃力が減少する。だが、一度つけた紋章片は外すことができず属性を変えるにはより多くの紋章片をつけなければならないなど、いろいろと不便。 …といいたいところだが、本作では、苦手な属性も得意な属性もない無属性の敵がほとんどである(属性の概念がないに等しい)ため、上記の問題点は問題点にはならない。逆に言えば、このシステムの存在意義がほとんどない。 ダンジョンの数が少なく、構造も簡素。 少ないダンジョンを水増ししているのか、普通に民間人が歩いている街中や港にも敵が現れることがある。 また、構造の簡素さで最も顕著なのが「オベル遺跡」で、ほとんど同じ構造の階層がいくつもある。 戦争パートについて ユニットを構成するのは、リーダーであり艦隊のステータスを上げることもできる艦長、紋章砲を放つ砲撃手、白兵戦要員のみ。従来までにあった特殊能力やスキルはなく、できることといえば紋章砲による攻撃と白兵戦を仕掛けることぐらい。 戦争パート参加要員はほぼ全員。だが、実際に参加できるのは40人足らず。それも、能力差が極めて激しいため、参加させるキャラクターが限られてしまう。そのため、戦争パートでほぼ全員のキャラクターを使用できることが使用するキャラクターを増やすことに実質的に貢献しているとは言いがたい。 大半のキャラクターは砲撃手。それも、攻撃力は固定で、キャラクター間の能力差が激しい。基本的には、戦闘員、特に魔法使いキャラが砲撃手としての能力が高いため、ほとんどの非戦闘員キャラは戦争パートではお払い箱になってしまう。序盤のほうでは割と使える非戦闘員も、中盤以降は戦闘員に淘汰される。おまけに、中盤以降に戦闘員ほどの能力を持たない非戦闘員が仲間になることもあり、そういう非戦闘員は戦争パートではお払い箱以前にいらない子同然。 戦闘員は全員が砲撃手と白兵戦要員のどちらかになれるが、その一方、大半の非戦闘員キャラは砲撃手にしかなれないため、なおさら非戦闘員キャラがお払い箱になる。 ただし、艦長になれるキャラクターには非戦闘員キャラが多く(艦長の枠自体は少ないが)、むしろ非戦闘員キャラのほうが艦長としての能力が比較的高い者が多いため、このところはまだ救いがある。また、戦闘員は五行の紋章を装備させなければ砲撃手になれない一方、非戦闘員は何もしなくても砲撃手としての機能を保持しているため、そういう意味でも非戦闘員のほうが優位に立っている。 対戦開始直前にユニット構成ができ、そのときに敵側がセットしている紋章砲の属性がわかる。そのため、敵側がセットした紋章砲の苦手な属性の紋章砲をセットできるため、戦争パートの難易度は極めて低い。 おまけに、敵側がセットしている紋章砲の属性は、大半の場合は、2つセットしているうち1つはもう片方の苦手な属性なので、なおさらこちらは苦手な属性のものをセットすればいいだけになり(同じ属性のもの同士で砲撃しあっても互いにダメージを受けないため)、これもまた難易度をさらに低くしてしまっている。 フィールド上には障害物になるような地形は存在せず、まっさらな海の上で戦闘を行う。地形や障害物を利用した戦略など、練りようもない。 ミニゲームは、下記の通り面白いものが多いが、好成績のときにもらえる景品がケチ。 大方のミニゲームは、1周目こそレアアイテムや豪華アイテムがもらえるが、2周目以降は店屋でかなり安く売られているものが景品だったりする。一部のミニゲームでは、一周目から店屋でかなり安く売られているものが景品というものも。 シリーズで初めてモーションキャプチャーが使用されたが、動きが緩慢でキレがない。 多少ダンスや殺陣をかじった素人のほうがよほどいい動きをするのでは、というレベル。加えて、イベントムービーなどでの演技力も総じて低く、大根役者にありがちな「指示されたとおりにやりました。」感が強い。 OB・OG含めて多数の有名俳優が所属する名門芸能事務所に委託されたが、とてもそのレベルではない。上記のボイスキャストの件に加えて、制作体制によほど問題があったのではと邪推を禁じ得ない。 それ以前に、戦闘時のモーションが複数のキャラクターで被ることが極めて多く(同じような批判があった3よりもはるかに多い)、同じ得物を持つ者の大部分は、武器の振り方はもちろん、アイテムや魔法を使う際のモーションまで、一挙手一投足がまったく同じ。 そのほか、主人公(厳密には表示キャラ)の走り方が変だという批判や、戦闘中に通常攻撃を行った後に敵に背中を見せながら定位置に戻るキャラの姿に対する批判もある。 海の上での視点が悪い事や、敵の種類が少ない事など、面白いつまらない以前にストレスの溜まる出来のシステムであった。 RPGフリークとして名高い小説家の宮部みゆき氏も上記のような不満を述べ、その事を聞きつけたコナミは『III』発売の際に前述の宮部氏に執筆して貰った公式ホームページのプレイ日記を削除するという大人げない一面を見せた。 以上の通り、批判の声が多いのは無理もない。ただ、部分的な要素に目を向ければ少なからず評価されている所はある。 賛否両論点 『III』では廃止されていた紋章術の合体技が復活しているなど、戦闘システムが人数が少なくなった事以外は『I』『II』寄りに戻っている。 話すだけで主人公の味方に加入するキャラが多い。 このシリーズでは仲間にするのに複雑なフラグが必要なキャラや、フラグ成立から仲間になるまでの期間が長く、後で取り返しの付かない事になってしまう事に気づくキャラ、定められた期間の間に条件をクリアしないと二度と仲間にならないキャラがいるのが通例だが、今作ではそれらが非常に少ない。逆に言うとフラグをちゃんと立てたかどうかヤキモキしながらプレイして後で後悔する必要も少ないとも言える。 今作の反動か、次回作の『V』では仲間集めがシリーズでもかなり複雑&長期化した。 キャラクター間のバランスは良い。 しかし、本作では、スキルなどによる性能差がない上に、従来のような前衛・後衛や距離の概念の廃止によりそれぞれの武器による個性付けがなくなったため、似通った性能のキャラクターが多くなってしまっている。 これだけ大人数にも拘らず、微妙な差はあるとはいえ、「戦士型」・「魔法使い型」・「バランス型」・「素早さ型」と、数種類に大別できてしまう。 所持できる持ち物の種類の数に制限がなく、1枠のカウント数もほぼ無限にある。 これにより、本作のやりこみ要素の一つであるアイテム収集や後述の「アイテム合成システム」が、やりやすくなっている。 しかし、従来までは、アイテムの個性を、効果や性能だけでなく「1枠にいくつ持てるか」というカウント数でもつけていたため、後者の個性付けがなくなったことにより、アイテムの種類数も従来に比べて激減している。 アイテムを装備しなくても戦闘中に使える。 逆に言うとアイテムを装備できなくなったため、「有限のアイテムをいかに効率よく使うか」や「装備したアイテムを使い切った場合、どのタイミングで共有アイテムから取り出すか」といった戦略性が、失われてしまった。 前作同様、画面右下にマップが表示されるが、本作では固定ではなく表示キャラの向く方向によって向きが変わる。いわば、自動車のカーナビゲーションのような仕組み。 わかりやすい人にはわかりやすいかもしれないが、自動車と違ってコロコロ向きが変わるため、わかりにくい人にはわかりにくいかもしれない。 ほとんどのキャラクターの初期武器レベルが1で、武器レベルを上げる金と時間がかかってしまう。また、一度武器レベルを上げたキャラクター以外は、使いにくい。 育成の自由度の幅、やりこみの幅が広がったとも言える。 従来までと違い、若干ながらホラー要素がある。 主人公の意識が「罰の紋章」の世界へ行ってしまうことが何度かあるが、そこは赤黒い渦が巻いている中でそこかしこに人間の悲鳴のような声や高笑いのような声が響き渡る世界。そこを適当に進んでいくと、かつての宿主の過去の思い出の会話が聞こえてくる。そして、奥まで突き進むと、かつての宿主の亡霊を斬らなければならない……。この一連の流れが、少々不気味。ホラーが苦手な人は恐怖を感じるレベル。 「罰の紋章」をイベントや戦闘時などで使用したとき、人間の悲鳴のような効果音が流れ、エフェクトもどす黒い。これもまた不気味。 モンスターデザインも、やたらとリアルで不気味なものがほとんど。 従来までは可愛い系のモンスターだったはずの「むささび」や「ひいらぎこぞう」(*7)も然り。外見だけでなく、攻撃時やダメージ時の鳴き声も可愛くない。 「くらげおとこ」やその色違いの「ゼリーマン」は、グロテスクな外見と能力の高さが相まって、プレイヤー屈指のトラウマモンスターとなっている。 評価点 cobaこと小林靖宏氏が手掛けたオープニングの曲が、素晴らしい。氏特有のフラメンコ風の音楽と、海洋国家を舞台とした本作のイメージが、見事にマッチしている。 また、オープニングムービーも、特別にクオリティが高いというわけではないが、演出面での評価は高い。 シリーズで初めて控えメンバーの概念が導入されたこと。 4人パーティー2つの計8名を控えさせることができる。海でならいつでも彼らを呼び出すことができる。また、船内なら、メインパーティーと同様、船パーティーメンバーの装備を替えたりなどができる。 上記のように完成度の低さや航海中にしか使えないことなどの問題点はあるが、控え人数が比較的多めなこと、何よりシリーズで初めて控えメンバーシステムが採用されたことについては、高く評価できる。 「アイテム合成システム」が存在し、複数のアイテムを合成して新たなアイテムを作成することによって、楽しむことができる。 ただ、このシステムを活かせるゲームバランスでない(市販品でも充分間に合うこと、市販品の場合は合成して作るよりも直接買ったほうが得な場合が少なくないなど)のが、残念なところか。 装備箇所が、頭・体・手・足・その他(3枠)に増えた。 従来までは、かぶと・よろい・たて・その他(3枠)で、従来の「その他」の枠に入る手や足の防具が、本作の「手」・「足」の枠に入るようになった(逆に、本作の「手」に従来の「たて」の枠に入る装備品が入るようになった。つまり、本作の「手」の枠に盾とそれ以外の手の防具のどちらかを入れられる)。 従来のようにキャラがアイテムを装備する(「その他」の枠にアイテムを入れる)のではなく、本作では装備品とは別にアイテムを取り扱う箇所があるので、装備に関してはかなりの余裕ができた。 店屋などでのまとめ買いが可能になった。 防具もまとめ買い可能。ただし、防具に関しては、上記のすぐに装備することができなくなったという弊害は生んだが。 上記のようなバランス面での問題はあるものの、ほとんどのキャラクターが戦争パートに参加できること自体は、1以来のことであり、評価すべきことと言える。 キャラの頭身が上がった他、カメラを自由に動かして視点を変えられる。 ただし『Rhapsodia』以降は再び下がった。 『I』のテッドが登場した。 ただゲスト的に登場するのではなく、真の紋章を持つが故の苦悩と、それに真正面から立ち向かう主人公に感化されて外の世界に踏み出すというストーリーがちゃんと存在する。また時代が時代なので「人を遠ざける人見知り」状態である また、幼くして不老の呪いを持つ真の紋章を宿したはずの彼がなぜ大きくなったのかという理由も、このエピソードで明かされることになる。 グラフィックや効果音は、ハードがPS2であることを考えたら、特別に美麗というわけではないが、随所でセンスや芸の細かさが光る。 砂浜や波の音が綺麗。 海を舞台にしている作品だけあって「水」の表現は素晴らしいといえるだろう。 スペインやイタリア、東南アジアなどの海洋国家を彷彿とさせる街並みや、海賊映画を連想させる海賊島など、うろつくだけでも楽しい。 ミニゲームの種類が多く、面白いのが多い。 シリーズおなじみの「ちんちろりん」や「釣り」から、ベーゴマや麻雀もどき、カードゲームにコインゲーム、サイコロゲーム、福引、ネズミ捕り、宝探し、1の戦争パートを模した「栽培戦争」まで幅広い。 ビッキーの加入が早く、またたきの手鏡が町中でも使えるようになった(*8)。 クリアすると一部のアイテムやお金を引き継いで最初からやり直せる。 ムービーシーンもスキップできるようになる。 1周目の表示キャラは主人公で固定だが、2周目以降は先頭に並んだ人物が表示される。つまり、2周目以降は主人公以外の別のキャラクターを表示させることができる。 これまで通りサブイベントも充実している。 上述のような批判もあるキャラのモーションだが、振り付けそのものはかっこいいと好評。ただし、主人公の走り方は除く。 敵に背中を見せながら定位置に戻る姿も、その行為自体がかっこ悪いのであって、振り付け自体がかっこ悪いわけではない。変な言い方だが、むしろ、そのときの姿の振り付けもかっこいい。 協力攻撃も、なんだかんだ言って演出は高く評価されている。 かっこいいものからネタっぽいものまで、バリエーションも豊富。 協力攻撃を習得または協力攻撃の威力が上がった際の戦闘終了後に、その協力攻撃を行うグループでハイタッチや掛け声などの行動を行うのだが、一つひとつのグループで違っていて、いずれも味のある行動である。 キャラクターの公式立ち絵の全身が見られるのは、シリーズで本作のみ。 ステータス画面から見ることができる。 上記のように薄いとされる本作のシナリオだが、「薄いなら薄いで、想像で補えるところもある。」と評価する声もあるし、破たんするような箇所があるわけでも見どころがないわけでもない。 黒幕の悲惨な過去や、ラストで黒幕が一瞬だけ息子との甘美な思い出に浸るシーンなど、心揺さぶるエピソードもいくらかはある。 嫉妬や対立、陰謀、憎悪に殺戮など、今までシリーズを彩ってきたエピソードも盛りだくさんで、戦争を主軸に置いたシリーズの作品としての体面はしっかり守っている。 また、一介の商人に過ぎない黒幕がなぜここまでやれたのかという理由については、懇意にしていた海軍総督を操ることで海軍全体を操っていたことや、のちに『Rhapsodia』において明らかにされることだが、その間国の上層部はどうしていたのかというと、のちに内紛やテロにつながる政争を王侯貴族と平民出身の政治家・官僚たちの間で行っていた(ために黒幕のことまで手が回らなかった)ことなど、話の大まかな筋立てはしっかりと通っている。ただし、これでは、軍や国の上層部が無能ということになるので上記の通り戦記物としてはお粗末だし、本作で語るべきエピソードをなぜ次作の『Rhapsodia』で語るのかという批判(この批判はどちらかというと、紋章砲関連に多い)につながるのだが。 キャラクターは、上記のように描写の薄さなどにもとづく魅力の薄さはあるものの、いわゆる電波や支離滅裂の類は一切なく、苛立ちや不愉快さをおぼえるような者はいない。 上記のように不快感を与えるエピソードはあるものの、描写の薄さによってそのキャラのことを誤解しているところが大きく、他キャラの発言や様々な選択肢でのストーリー描写、懺悔室(*9)での本人の告白などを通してみてみると、それなりの理由や本人なりの苦悩などがあったことがわかるようになっている。 とはいえ、だからといって許されるべきではない者も多いのだが、逆に言えば、「108人も人間が集まれば聖人君子やいわゆる最強キャラばかりが集まるわけではない」という、本シリーズや本シリーズのモチーフとなった『水滸伝』の魅力の一つでもある「人間らしいキャラクターたち」を表現しているということであるといえる。 総評 問題点は数多くあるが、シリーズファンにとってもっとも気になった点は、「大勢のキャラクターを活かしきれないシステムとバランスやストーリーの短さと薄さなどにもとづく、多くのキャラクターの存在意義の小ささ」であろう。 『水滸伝』同様に108人の仲間を売りにしてきたシリーズであったため、そのことがかなり目につかれることとなってしまった。 なまじ人気シリーズだったがゆえに話題にもなりやすくなり、クソゲーオブザイヤーでも取り上げられるようになり、ついには、2004年クソゲーオブザイヤー次点の烙印を押されるに至った。 しかし、当時のクソゲーオブザイヤーは、「知名度や期待度のわりには微妙」程度の出来でも次点に選ばれることなどざらにあったため、本作もそのうちの一つに過ぎないといえる。 その証拠に、致命的なバグや極端なバランスの悪さ・システムの根本的な問題などプレイに支障をきたす要素はなく、普通に遊べる代物でありファンもある程度存在している。 また、本拠地システム・108人の仲間・戦争をテーマとした殺伐とした世界観・いい意味でも悪い意味でもキャラクターたちの人間臭さや泥臭さ、といった、『水滸伝』をモチーフとした本シリーズならではの魅力も健在である。 その後の展開 登場キャラについて 主人公のライバルにあたる"トロイ"は敵キャラクターでありながら「裏技で仲間になる」と信じられたほど高い人気を持つ。 一方、味方キャラのひとりである"スノウ"は「腕が痛くて動かない」などの情けない言動や身勝手な行動によって評価が低い。が、そこをネタにして愛されている。 ステータスグラフィックと顔グラフィックが3つ以上用意されている唯一のキャラでもある。 本作の後日談に当たる『Rhapsodia』を皮切りに、『V』『ティアクライス』が発売され、当作品よりは評価している声は多い。 本作を下敷きにしたパチスロ『幻想水滸伝』がKPE製作で2011年1月17日より稼動している。 CGは新規に作り直されており、本作のポリゴンモデルとは印象がかなり異なっている。 登場キャラはラズロ(主人公)、トロイ、シグルド、ハーヴェイ、キカ、ジーン、ビッキー、ミツバと特に人気の高いキャラを厳選している。 パチスロ故にプレイする機会は少ないが、CGムービーは一見の価値あり。
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物語の舞台となる地域 【群島諸国】 イルヤ オベル王国 ガイエン公国ラズリル ナ・ナル ネイ ミドルポート 無人島 モルド 【クールーク皇国】 エルイール要塞 【その他の場所】 霧の船 物語に間接的に関わる地域 【赤月帝国】 名前 コメント すべてのコメントを見る
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910 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/07/13(月) 22 00 00 ID 12nP+vVf0 幻想水滸伝2 911 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/07/13(月) 22 00 00 ID pzqNTBLw0 Wizardry XTH2 無限の学徒 912 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/07/13(月) 22 00 06 ID 7hGQaEAzO トルネコの大冒険(SFC) 913 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/07/13(月) 22 02 17 ID 12nP+vVf0 初めて取れた…!w 同時刻の場合はレス番早い方でいいんだよね? wiki 『幻想水滸伝II』(げんそうすいこでん2)は、 コナミより1998年12月17日に発売されたプレイステーション用コンピュータRPG作品である。 『幻想水滸伝シリーズ』の第2作目である。 キャッチコピーは「その強さがあれば、全てを守れると思った」。 1999年12月9日にKONAMI the Bestで、2002年7月11日にPS one Booksで、それぞれ発売された。 また、2006年2月23日に『幻想水滸伝』と同時収録で、 1本のソフトとしてプレイステーション・ポータブル版が発売された。 2009年3月27日にドラマCDが発売された。 914 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/07/13(月) 22 02 33 ID Btqd/Oct0 幻想水滸伝2ですね 915 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/07/13(月) 22 03 08 ID lkbmlE9E0 タイトルは良く目にするけど遊んだ事は無い 916 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/07/13(月) 22 04 33 ID pzqNTBLw0 910 913 おめでとう 917 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/07/13(月) 22 04 36 ID 12nP+vVf0 個人的に一番やりこんだRPGです。 これからプレイ予定の人は、是非1→2の順でやってもらいたい。 918 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/07/13(月) 22 04 38 ID Ac95OvHl0 幻水最後の良心。 919 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/07/13(月) 22 05 17 ID 12nP+vVf0 916 割り込んでしまってすみません! 920 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/07/13(月) 22 08 33 ID +4oqzFthO 幻水2って言ったらルカ様だよな。 豚は死ね!とか俺は俺が思うがまま邪悪だったぞ!とか。 ここまで自分の意志で徹底した悪役も最近は少ない気がする。 921 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/07/13(月) 22 09 47 ID c5p72iZH0 自分が何かに勝って謝る時って友好的と見せかけて 腹の中では「フヒヒヒwww負けた奴wwwwバカすwww」な時があるよね。 あくまで一例ね 922 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/07/13(月) 22 12 23 ID pzqNTBLw0 919 何謝ってるんだ?w 自分が出したお題に自身持てよ(´・ω・`) 923 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/07/13(月) 22 13 37 ID 12nP+vVf0 920 ルカ様最高! ttp //stat.ameba.jp/user_images/f4/67/10009344922.jpg 924 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/07/13(月) 22 14 09 ID cIcM/Ug80 とにかくプレイヤーに遊びやすい作りを目指してたのが◎ キャラ人気で語られがちなシリーズだけど 実は一番の特徴はRPGに苦手意識を持ってるユーザーにも優しい作り、だと思うな。 ただ自力で108人あつまるのはかなり困難なので、このへんが中途半端に コアな要素になっちゃってるのが残念。 2は1の細かい不満点は改良されてたけど、戦争イベントがつまらなくなったのと テキストに中途半端に漢字が入るのは最後までずっと違和感w ユーザーに優しい作りが特徴とは言え システムや戦闘にあと少し凝ったとこがあればな、とは思う。 925 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/07/13(月) 22 27 18 ID fisA5hVl0 最初のムービーで流れる「回想」って曲が印象に残ってるわ クリアしてまた見るとうるっときちゃう 926 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/07/13(月) 22 35 56 ID Npvy1NWZ0 関所の門を押してどかすバグにはワロタ 927 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/07/13(月) 22 38 04 ID RByNQzSP0 そういや未だにクライブイベント全部見てないな・・・。 やり直してみるか。 928 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/07/13(月) 22 39 19 ID GCbpsQ2JO 地味なバグが結構あるよね レシピ関係とかマチルダ関所とか そしてルカ様は最高すぎる ルカ戦とか味方のシュウのが悪役っぽいw キャラ人気がどうとかもあるけどサブイベントが結構楽しい 料理イベントはちゃんとスタッフロール入るし 929 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/07/13(月) 22 54 14 ID +4oqzFthO ルカ一人を倒す為に複数パーティーで挑むとかマジ鬼畜w 当時はそれでもギリギリだった覚えがある。 育成しそこねてたのもあるけどスゲー強かったわルカ様。 930 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/07/13(月) 22 56 16 ID zFchqis0O そういえばビッキーが瞬きの紋章でラスボスの右足左足を吹き飛ばしたことあったな 愛って報われるんだなってその時初めて感じた 931 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/07/13(月) 22 56 40 ID PP05ZkqA0 923 ワロタw これは面白そうだ 932 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/07/13(月) 22 59 26 ID 7hGQaEAzO ルカ、ケフカ、カルラ ここまでアレだと見ていて気持ちよい奴らたち 933 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/07/13(月) 23 11 28 ID 8e3d1AJLO ルカが巨悪すぎてラスボス戦がイマイチ盛り上がりに欠けた感があったが、いいゲームだった クライブと108星同時進行の難易度は異常。関所でレベル上げ+全滅使わないでいけるのかあれ? 934 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/07/13(月) 23 14 11 ID 4N9IBnem0 907 どんな社会人だよ 牛乳配達でもやってんのか 935 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/07/13(月) 23 14 39 ID pPpag8mUO 10年前にやった時は、関所バグ知らなかったけどいけたよ。 936 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/07/13(月) 23 19 16 ID hps9IEIz0 幻水2を超えるシナリオはそう無いと思うんだ。あまりにも出来がよすぎる キャラも多いし、濃いし、しかも前作と繋がってて 数十人単位で前作キャラが出てくるもんだからもう楽しくて仕方がない シナリオで評価されるゲームって大抵システムがダメダメだったりするけど、 幻水2は戦闘も驚異的な速さとエフェクトのカッコよさで楽しい コマンド式でありながらあの爽快感は異常 どんどん行動していくあのシステムをなぜFFが真似しなかったのか 音楽も最高。ドット絵のレベル高すぎ。何あの多彩で細やかな動き シナリオ、システム、戦闘、音楽、グラフィック、 どれを取っても本当に非の打ちどころがない あんまりべた褒めすると信者扱いされそうなのがアレだけど、 だって本当に凄いんだもんこのゲーム。もう回想聴くだけで涙出てくるよ 937 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/07/13(月) 23 22 47 ID O5+BKH2w0 ナナミ死んでジョウイ殺してセピアの3人の一枚絵で終わるのが正史 グッドエンド あれはないわ 938 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/07/13(月) 23 25 33 ID HMLhgO3L0 確かにラスボスよりルカ様の方が強かった印象だな 結構ギリギリだったw 個人的には逃げるEDもバッドじゃないと思っている ゲオルグも言ってたけどあれはあれでアリだ RPGの国の為に!人々の為に!みたいのに感情移入出来ない時があるんだけど、 あの選択とEDは凄く斬新というか、自分の中の違和感を消してくれた 939 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/07/13(月) 23 37 26 ID FMCExXYW0 938 俺も逃げED結構好きだった。 あのイベントは中途半端に戻るのが一番アレな気がする。 940 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/07/13(月) 23 43 26 ID hps9IEIz0 中途半端に戻ったら戦死者が出ててシュウにも殴られて、 物凄く罪悪感に苛まれたな。逃げるEDの方がよっぽど清々しい グッドエンドはあれ単体で見ちゃうとただのご都合主義だけど、 ノーマルエンド見て号泣してあまりの2主の報われなさにやるせなくなった後、 必死で仲間集めて頑張ったご褒美として見たら最高のエンディング あそこまで嬉しいハッピーエンドもそうそう無いと思うよ 941 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/07/13(月) 23 57 43 ID +X5QsjQX0 プロローグの曲からして泣ける 世界観かなり特殊なのになんかすごい郷愁感のあるゲームだった ネクロード戦とか燃えるよね 942 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/07/13(月) 23 58 12 ID VFCDunQv0 ルカ撃破以降が蛇足ってよく言われるけど 個人的にはルカが死んでも戦いは終わらないという戦争の理不尽さが逆に好きだった 943 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/07/14(火) 00 07 13 ID 12nP+vVf0 不意打ちで矢を放ちハリネズミにする ↓ 落馬したところを第1パーティで奇襲 ↓ さらに第2パーティで追い討ち ↓ さらに第3パーティで追い討ち ↓ またもや画面外から矢を放ちハリネズミにする ↓ 主人公と一騎打ち ↓ やっと死ぬ 1ターンに3回行動するわ、めちゃ強いわ モンスターとかじゃない、ただの人間なのに… ルカ様すげえよ 944 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/07/14(火) 00 15 50 ID lrNrn1Zg0 悪の執念もあそこまでいくとあっぱれだった。 2の悪役はちゃんと悪役してたな。ゴルドーとかの小悪党ぶりもわかりやすくていい。 945 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/07/14(火) 00 17 35 ID 5ySouOuD0 ナナミと駆け落ちするルートは胸が痛む 946 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/07/14(火) 00 22 45 ID SHVOYjKUP 自分が今までやったゲームの中でこんなに泣いた作品はないな シナリオも音楽もキャラもいい全てのバランスが最高 戦闘はサクサク、システムも分かり易い、バグも面白くて許せる範囲だし それなのに何度やっても飽きない オマケ的な要素(料理対決やゲームやビッキーのミスで飛ばされるとか)も好きだ ドットでのキャラの感情表現も可愛いい 108星集めるのも苦労する位でちょうどいい ルカ様好きな自分としてはやっぱりラスボスはルカ様が良かったな ジョウイも好きだけどね とにかく1よりダレた部分があるとはいえ 今のところ人生で一番好きなゲームだわ でも上手く言えない( ´・ω・) 947 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/07/14(火) 00 27 17 ID BstZa4fp0 やってみたいが これって1もやったほうがよいの? 948 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/07/14(火) 00 29 30 ID 5ySouOuD0 俺も一周目は泣いたな ロックアックスのとこで とにかく主人公とナナミに感情移入してたから 途中からジョウイ氏ね!とか思ったわw 戦争イベントだけは褒められない出来だが 全体的に丁寧に作ってあって好印象 進行具合で町人モブの台詞が細かく変わったり ツボやタルや盆栽やらを調べるごとにメッセージが出たり そういうちょっとした遊び心がユーザーフレンドリー 949 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/07/14(火) 00 30 11 ID 5ySouOuD0 947 1からやった方が絶対おもしろい あとPSP版よりプレステ版の方を薦める 950 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/07/14(火) 00 33 05 ID aabJSTR1O でも確か小説では逃げ→戻りルートなんだよな。 947 1をやってると1の主人公が仲間になったりとかの特典があるし、 1のキャラも結構出てくるからより深く話が理解できる。 けど2だけでも問題ないよ。実際俺は一回クリアしてから1やったしw 951 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/07/14(火) 00 35 42 ID LwvHJhC10 むてきスマイルとか美青年攻撃とか くだらなすぎてワロタ 950 まじで? じゃあ小説だとリドリーは死ぬのか 952 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/07/14(火) 00 40 12 ID TrI6GJcA0 OPの狂王子がガチで怖くて そいつがバーン!!って振り返るシーンは画面かえるなどして絶対に見ないようにしていた あれ恐すぎんよ 953 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/07/14(火) 00 42 18 ID LwvHJhC10 俺の親父があれ見て「世紀末救世主っぽい」って言ってたな 954 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/07/14(火) 00 47 14 ID XIu49Sqp0 ルカ様とFFTのアルガスは気が合いそう 955 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/07/14(火) 00 49 39 ID xeqx04yr0 2のほうがシナリオ・演出の起伏にメリハリがある 両方とも20時間程度でクリアできるし2を気に入ってから1に入っても問題ない 逆に2がダメなら幻水シリーズ自体と相性が悪いんだと割り切るのが無難 956 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/07/14(火) 00 56 43 ID BstZa4fp0 949 PSP版とPS版の違いって? バグの有無ぐらいならPSPでやったほうが手軽だからありがたいんだが 957 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/07/14(火) 01 01 53 ID DoLfce8+0 PSPでは画面が横長に →見えてはいけない色んなものが丸見えです 後のイベントで飛び出す伏兵が最初から見えてるとかね。台無しってレベルじゃねーぞ! 戦闘勝利後、ボタン連打しないとなぜか経験値が入らないとか あと2は外伝や3にデータを引き継ぐことができるんだけど、 後から発売されたPSP版じゃそれも不可能 はっきり言ってあれはダメだ 958 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/07/14(火) 01 04 02 ID BstZa4fp0 なるほどw 引継ぎはまあやるかどうかもわからんからいいけど 演出が台無しになるのはちょっと辛いな 959 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/07/14(火) 01 07 20 ID SHVOYjKUP PSP版はPS版を擦り切れるほどやって尚 外出先でもまだまだやりたいコア過ぎるユーザーの為に出されたとしかw 960 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/07/14(火) 01 14 53 ID LwvHJhC10 956 ロードはPS版の方が早い あと中古でいいならPS版買った方が安くつく 961 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/07/14(火) 01 16 05 ID aabJSTR1O まあPSPの画面はそこら辺のテレビ+PSよりキレイだし 1→2に間違いなく引き継ぎが出来るからメリットも無いわけじゃないけどねw 962 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/07/14(火) 01 28 49 ID WNw7HrEv0 このスレ読んでたら幻想やりたくなってきたんだけど、 PS版とPSBEST版とPS1ブックス版はどれが良い? 963 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/07/14(火) 01 35 03 ID aabJSTR1O 一番新しいであろうPSoneブックスがいいんじゃない? たしかどれも変わらんかったような。 964 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/07/14(火) 01 45 20 ID jnDncrYV0 今出てないあたりだと、仲間の探偵リッチモンドが印象に残ってるよ。奴はかっこ良かった 「仕事はパーフェクトに、だ。」 あとはヤマモト夫妻もなかなか好きだったな 965 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/07/14(火) 01 55 22 ID LwvHJhC10 962 中古とか気にしないなら一番安い奴でいいんじゃないか 基本的にどれも変わらないよ 966 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/07/14(火) 02 03 24 ID eySr6hgoO PS時代に散々やって今でも気軽に遊べるからPSP版やってる あんだけ仲間がいてグラとモーション使い回しキャラが居ないのがすごい お風呂イベントもアイテム集めるの大変だけど 一見の価値ありだし 目安箱に投書される仲間からのコメントもいいよね 風船でしょっちゅう飛ばされるけどフリックさん好きだよ… 967 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/07/14(火) 02 20 23 ID Rcs/Wrbn0 むう、次スレたてれねぇぜ ・お題をとった人はできれば一言感想や簡単な紹介などを添えて下さい ちょっと前の議論も踏まえ、これを 1に加えて家ゲRPGに誰かヨロ 968 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/07/14(火) 02 26 44 ID LwvHJhC10 この板でいいの? 969 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/07/14(火) 02 38 36 ID Ed95DKyW0 この板でいいなら私が立てましょうか? 970 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/07/14(火) 02 40 11 ID Ed95DKyW0 テンプレ見直したら >・次スレは 970、立てられない場合は任意のレス番を指定しましょう とのことなので 970をとってから立て直しますね 971 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/07/14(火) 02 41 27 ID woOLfPGWO 家ゲRPGに立ててくれよ頼むから 972 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/07/14(火) 02 41 34 ID Rcs/Wrbn0 立てるとこは家ゲRPG板を望む声が大きいので できればあっちで立てるのが良いかと。 もともと家ゲRPGにあったのが、こっちにきて板議論で荒れたので。 まぁ最終的には立てる人にお任せ。 973 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/07/14(火) 02 44 44 ID woOLfPGWO 968-970が次スレ立ててくれそうな感じだから、それまでレスは控えた方がいいかな? 974 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/07/14(火) 02 45 12 ID SHVOYjKUP 自分も個人的には家ゲがいいな 975 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/07/14(火) 02 45 23 ID +J3Sn3icO じゃあ 980はこの板にRPG限定じゃないのをよろしく 976 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/07/14(火) 02 49 12 ID Ed95DKyW0 誘導 RPGを一日一作語るスレ PART3 http //jfk.2ch.net/test/read.cgi/gsaloon/1247507201/l50 似たようなスレであるストーリースレも荒れつつも最終的にはゲサロに落ち着きましたし PC・携帯機など幅広く扱うという趣旨ならばサロンが妥当だと思いゲサロに立てました。 977 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/07/14(火) 02 49 51 ID LwvHJhC10 970 自分も家ゲRPG板がいいかな お願いします 978 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/07/14(火) 02 58 39 ID BstZa4fp0 976 乙 まあどっちに立ってもやること変わらんのでどっちでもいい しかし一言感想や簡単な紹介~のくだりはある程度強制力を持った書き方のがいいのではないか? 10分以内に紹介文が投下されない場合は無効とします、ぐらいでいいと思う 979 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/07/14(火) 03 03 45 ID SHVOYjKUP 976 乙 980 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/07/14(火) 03 07 39 ID Ed95DKyW0 978 >強制力を持った書き方 たしかにこれは1日1作スレのエチケットと化しているので迷いました。 マイナーゲームの場合、一から紹介文を書いていると10分を超えそうな気がしたので やわらかい表現にしておこうと思いました。 次スレで実際にスレを運営していて、この表現だけでは問題があるようなら訂正してください 981 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/07/14(火) 03 44 22 ID 5j9VulH/0 972 荒れたのではなく自治厨だのなんだの散々罵り続けて向こうにこだわった奴に荒らされただけだ 982 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/07/14(火) 03 46 34 ID 5j9VulH/0 980 問題など何も起こってないのに一々騒ぎ立てている奴を相手にする必要なし 983 名前:ゲーム好き名無しさん[] 投稿日:2009/07/14(火) 03 50 03 ID Ed95DKyW0 『問題』ってのは >・お題をとった人は、できれば一言感想や簡単な紹介などを添えて下さい で感想や紹介が全くつかないことが続いたりすることですよ 984 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/07/14(火) 04 06 20 ID 5j9VulH/0 最近紹介がつかなかったことがあるのか? 善意の人かもしくは本人がきちんと貼ってるだろ 散々偉そうな連中に荒らされたフリゲの時もお題主は即座に紹介文貼ってるんだが? 感想も多少は出てたがそれ以上にやかましい連中が騒いだから萎縮しただけだろう 全て滞りなく進んでいるところに一々小うるさい口出しをしてくる連中が一番の問題児 それ以上の問題などどこにも起こっていない 985 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/07/14(火) 04 31 59 ID eyjqSNpXO まぁ次スレに持ち込まんようにね 986 名前:ゲーム好き名無しさん[] 投稿日:2009/07/14(火) 08 07 09 ID p4Mei0R2O 幻水なんて最悪なもんは滅びてしまえ 1000 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/07/14(火) 09 58 23 ID YkE/24XY0 はい終了 1001 名前:1001[] 投稿日:Over 1000 Thread このスレッドは1000を超えました。 もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。 3 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/07/14(火) 03 00 54 ID Ed95DKyW0 テンプレ終了 現在のお題は『幻想水滸伝II』です お題一覧を見やすく編集してくださった方ありがとうございます 提案なのですが、今後過去のお題をチェックしやすいように、 お題一覧を貼る際は『■過去に採用されたお題』(今回はあくまで仮です)のように、 検索ワードを決めることですぐに一覧を見返せるようにしませんか? 4 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/07/14(火) 03 02 35 ID Rcs/Wrbn0 1乙です。 とりあえず今日の22時までは幻想水滸伝2続投だな まずあっち使いきるのが先だけどw 5 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/07/14(火) 08 07 16 ID WNw7HrEv0 1 乙 6 名前:ゲーム好き名無しさん[] 投稿日:2009/07/14(火) 08 11 48 ID p4Mei0R2O 最低最悪なファンしかいないシリーズ 許しをうたっているくせに特定キャラのファンの存在は認めない人ばかり こんなシリーズ滅べ 7 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/07/14(火) 09 48 31 ID woOLfPGWO 6 いいから幻水2のことを語ってね やったことない人はぜひ一回やってほしいね ファミ通のアンケートでも根強い人気を誇ってるみたいだし、各レビューサイトでも絶賛の嵐 それを鵜呑みにするのは馬鹿だけど、 でもそこまで持て囃されるほどの要素を多少なりとも持ってるってことではあるから 8 名前:ゲーム好き名無しさん[] 投稿日:2009/07/14(火) 10 02 21 ID p4Mei0R2O 語ってるじゃん ファンが最悪って ゲームと言うほど大したことないくせに偉そう こんなシリーズなんて完全につぶれてしまえ 9 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/07/14(火) 10 08 58 ID mAevHnCJ0 996 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/07/14(火) 09 52 50 ID BstZa4fp0 そもそもこの板で何か不都合があるのかと ただ単に自分の意見が通らないのが嫌なだけでしょ? いくつかの意見無視してこのスレ立てた 1にも言えることだね このスレ意外と人が多い分ガキも多いってことなのかな・・・ 10 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/07/14(火) 10 13 44 ID YkE/24XY0 遅れたが 1乙 11 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/07/14(火) 10 17 17 ID BstZa4fp0 9 そのいくつかの意見と同様に この板で問題無いという意見の持ち主もいたわけですが 俺とかね 両者が存在するんだからどっちに立てるかはスレ主の権限 あ、 1乙 12 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/07/14(火) 10 18 30 ID XIu49Sqp0 8 なんかしらんが、お気に入りのキャラ貶された→シリーズつぶれろってw 幼児かキチガイの破綻した思考回路だな 完全に頭逝ってる 腐女子ってほんとわけわからんな 群れるから、自分の異常さにも気付かないんだろうな ゲハ厨みたいに、データ出して倫理的に作品貶すんなら見てて面白いのに 前スレ見てて思ったが、このゲームのファンは民度が低いな 所詮キャラゲーか もう誰も注目してないシリーズだし、心配しなくてもそのうち潰れるだろ 13 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/07/14(火) 10 20 32 ID eyjqSNpXO 1乙 何でこっちに話題持ち込むかなぁ・・・? 14 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/07/14(火) 10 37 31 ID aabJSTR1O うんそうだねあなたは民度がすごーく高くて倫理的(論理的?)に話をしてるね 誰も注目してなくて終わるシリーズだから無理にネガキャンしなくても大丈夫だとあなたなら分かってくれるよね って事で以下通常の流れで。 批判は当然あってもいいと思うけどファンの批判じゃなくて作品の批判にして欲しいなぁ。スレ的にw 15 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/07/14(火) 10 40 38 ID woOLfPGWO 12 なんかしらんがなんでお前まで急に幻水を貶しだすんだ やってもない人間にいきなり「所詮キャラゲー」なんて言われたらさすがにムッとくるぞ 一応新作がDSで出たよ。公式サイトも活発に動いてるし、コナミはまだ切るつもりはないみたい 世界観的に新規を獲得しにくいんだろうね。かと言って古参に媚び続けても売り上げが上がるようなことはないだろうし 全作品が同一世界で時系列的にも土地的にも近く、歴史的背景も練られてるってのがこのシリーズの魅力の一つだけど、 それが仇にもなってシリーズが続くほど続編作るのが大変になってるし、古参の声もうるさくなってる あと2には粘着アンチの多いキャラなんていないはずなんだけどね てか極端に嫌われてるのは5のリオンぐらいだろ 16 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/07/14(火) 10 55 02 ID BstZa4fp0 ファンの質とか作品自体には何の関係も無いしね 17 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/07/14(火) 10 57 49 ID ySh+2oFyO 禿同 俺もリオンは無理だわ。 あと 12 お前のお望み通りデータをもとに論理的に批評させてもらうと 幻水シリーズの売上は3を頂点に下降の一途を辿っている。 ゲハゲハ言うから知ってるだろうけどシリーズ最新作の売上は 前作の評判に比例する。 …あとは言いたいことはわかるよな? 18 名前:ゲーム好き名無しさん[] 投稿日:2009/07/14(火) 11 05 26 ID p4Mei0R2O ファン性格最悪 ゲームつまらん これがシリーズ最高って笑える こんなシリーズさっさと潰れろ 19 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/07/14(火) 11 07 24 ID 7K+ivpoz0 おちつけ アイスでも食え 20 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/07/14(火) 11 15 32 ID YkE/24XY0 逆に微笑ましく見える 21 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/07/14(火) 12 08 15 ID SHVOYjKUP 何か変なのがいるなあ お前ら華麗にスルーだぞ 22 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/07/14(火) 12 37 45 ID uBLLspL0O だからこの板はやめろと、言わんこっちゃない いきなり変なやつ沸いてんじゃねぇかよ 23 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/07/14(火) 12 39 03 ID lrNrn1Zg0 どこに居ようが沸くし。 24 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/07/14(火) 12 39 56 ID woOLfPGWO 好きなキャラが周囲で非難されてるからこんなシリーズ云々って言ってる?のかどうかもよくわからんけど、 このスレでならその好きなキャラについて熱く語っても誰もケチつけないと思うんだぜ ただの夏休みなら以後スルーするね 25 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/07/14(火) 12 53 01 ID BstZa4fp0 好きなキャラがいるって時点でそのゲームに嵌ってると思うの 26 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/07/14(火) 13 30 48 ID iaQeJ99A0 最近興味もったけどシリーズ多すぎて手つけなかった作品だなー。 とりあえず、1.2がくっついてるPSP版やっとけばいいのか? 27 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/07/14(火) 13 59 56 ID ySh+2oFyO もしかしてID p4Mei0R2Oはリオンヲタ? まあどうでもいいからスルーしておくか。 26 1と2だけでいい。 1と2だけで。 28 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/07/14(火) 14 41 00 ID woOLfPGWO 26 前スレでも出てたけどPSP版はやめとけ 何も考えずに画面を横長にだけして移植したせいで、見えてはいけないあれこれが横に映りまくり ネタバレで台無しにもほどがある 3以降は好みが分かれるけど、3までは時系列が順番に繋がってるからそこまではやってもいいと思う 本当に問題なのは4以降。というか4だけどね 俺は5以外はどれも好きだよ。5も部分的に好きなところはあるかな まあお題は2だから2のこと以外はあんまり語らないつもりだけど 29 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/07/14(火) 14 44 40 ID 7gIqqopiO さすがの人気だな。チャイルズクエストじゃ、アンチも沸きようなかったからな。 二周目の回想は誰しも涙腺やられるだろ、あの曲と映像は卑怯。 ストーリーとは関係ないとこでお気に入りが見つかっちゃうのも魅力。 ちなみに俺はオウランがスタメンだった。ヤンみたいな女格闘家に痺れるわ 30 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/07/14(火) 15 04 50 ID 5hPkBg/qO 懐かしい…初めてプレイした時はジョウイより若かった ムササビ集めるのに苦労したな 31 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/07/14(火) 15 22 59 ID ajvn8RlS0 伸びるな 発売当時にやってればそうとうハマったんだろうけど、数年前にやったので、まあ面白いね程度の感想 さすがにちょっと古臭かったかな 32 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/07/14(火) 15 23 05 ID MZBoN0qG0 他のシリーズを語ると荒れるからやめてくんないかな。 何も知らない人に信者は痛い、って印象を植え付けるだけで何の得にもならないし お題は幻水2だろ? 「1の後にやるともっと楽しめる」程度にとどめておくべき 30 メクメクまではスムーズに集まったのに 何故かモクモクで苦労した思い出 33 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/07/14(火) 15 40 19 ID p4Mei0R2O ゲームもファンも最悪 はよ無くなれ くそシリーズ 34 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/07/14(火) 15 43 29 ID 1ay2n5kU0 NG推奨 ID p4Mei0R2O 35 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/07/14(火) 15 56 37 ID aabJSTR1O あー、確かに今やると古臭いかもねぇ。 何せ何年前のだw 27 ティアクライスはグラフィック以外は結構出来良かったよ。 主人公が熱い男すぎて逆に見てて面白かった。 36 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/07/14(火) 16 12 22 ID SHVOYjKUP クライブイベントで急いでる時にうっかりレストランに入ってしまい 料理対決始まってしまって焦り倒したのは良い思い出w 37 名前:ゲーム好き名無しさん[] 投稿日:2009/07/14(火) 16 41 36 ID p4Mei0R2O 信者の痛さは世界一 自分の好きなもの以外は認めませんww 38 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/07/14(火) 17 39 36 ID KPyyJCvI0 ID p4Mei0R2Oの痛さは世界一 自分の好きなもの以外は認めませんww が、ごく自然に成り立ってしまうというオチ。 幻水は1作もやったことないが、こう粘着するアンチがいるってことは・・・ 面白いんだろうな、きっと。 39 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/07/14(火) 17 42 35 ID JQIKBbMC0 スルーしろよ 40 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/07/14(火) 18 00 40 ID ySh+2oFyO 幻水信者が痛いっていうよりID p4Mei0R2Oが一人で必死に暴れているだけじゃん。 36 1や2のファンにも評判いいよなティアクライス。 今度やってみようかな。 41 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/07/14(火) 18 00 43 ID Ed95DKyW0 荒れちゃだめですよー レスを見たらどうしても反応してしまう性分の方は 専ブラでIDをNGするのがお勧めです 42 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/07/14(火) 18 08 42 ID yzArURu80 キャラが108人もいるって時点で敬遠してる。 把握しきれるのか? そんなに沢山いて。 43 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/07/14(火) 18 13 16 ID JQIKBbMC0 40 お題は「幻水2」なんだよ。 1はまだいいとしてもそれ以外は荒れる元なので話題に出すな。 42 何人か影が薄いのはいるが 殆どはそれぞれ見せ場も用意されており 無理なく把握できるようにはなっている。 ちなみに、仲間になる108人に加えて 敵や脇キャラなども含めると+50人はいるw 44 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/07/14(火) 18 15 42 ID KGHwO68Y0 前から興味あるけど、確か仲間全員集めないちバッドEDになるんだよね 初見は攻略情報なしで108人も集めれるの? 45 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/07/14(火) 18 16 52 ID JQIKBbMC0 44 >初見は攻略情報なしで108人も集めれるの? まず無理。 でも最初はバッドEDというか、ノーマルEDを見てから 108人全部集めたエンドを見た方がいいと思う。 いきなりグッドEDを見てもあまり感動はしないと思うんだよな 46 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/07/14(火) 18 38 46 ID ajvn8RlS0 42 一度にドバッと入ってきて、一回も戦闘に参加させないままクリアなんてザラだぜ 顔グラ見てお前誰だっけ?とかなるしなw でも好きなように組んでも何となくクリアできちゃうのがいいところ ルカ戦を除いて 47 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/07/14(火) 19 01 28 ID rAdLOoX/O おお…名作じゃないですか ルカ 料理対決 対ゴルドー戦 この三つだけはガチ 戦闘テンポの良さは◎ ミニゲームの無意味さとラスボスが空気なのは頂けない 48 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/07/14(火) 19 45 36 ID rgOfPoMNO 43 1もダメだろと突っ込んでみるw ダラダラ語ってる訳じゃないんだからそんなカッカしなさんな 幻水2はロックアックスのシーンがぐっとくる まさかあそこであんな事が起こるとは…(ノД`)・゚・. 49 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/07/14(火) 20 22 13 ID aabJSTR1O ここまでちぢれマイマイ無し 50 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/07/14(火) 20 27 46 ID Ed95DKyW0 シリーズ物で特定の作品だけ語るというのは難しいですよね。 脱線しすぎは良くありませんが、多少は前作や次回作に触れてもいいと思います。 >・また同一のシリーズは、一週間につき一作までとします というのはこういう意図も含んでいるのでしょう。多分。 51 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/07/14(火) 20 37 37 ID vObcMX2K0 多少触れるのはおk? みんなが触れたらどうなるんだよw 結局は多少じゃなくね? 2なら2の事だけを語ればいいだろ 52 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/07/14(火) 20 53 29 ID hPLY6uZs0 50 どんどん私物化が進んでるなw 53 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/07/14(火) 21 00 00 ID K2sIiB0Y0 >・また同一のシリーズは、一週間につき一作までとします これ書いておかなかったらDQ1~9とかで一週間埋められたりするからだろう普通に考えて FFなら二週間以上占拠も可能だな 54 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/07/14(火) 21 03 08 ID Vzd/1F3B0 リッチモンドでジーンさん調べてもらったときの反応が凄かったな 55 名前:ゲーム好き名無しさん[] 投稿日:2009/07/14(火) 21 14 40 ID p4Mei0R2O 心の狭い奴が多い 特定のキャラ好きを嘲笑ってまともに話もさせない最悪野郎ばかり こんなのが最高峰なんて終わってるな 56 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/07/14(火) 21 41 30 ID eisDAsUM0 50 ていうかね 幻水は他シリーズ叩きが始まる確率が非常に高いんだよ ID ySh+2oFyOみたいに平気で2に関係ないキャラを叩く奴もいるし… なんか必死にあげてる基地害もわいてるし まぁあと数分でお題も終わりだからいいけどw 57 名前:ゲーム好き名無しさん[] 投稿日:2009/07/14(火) 21 50 03 ID p4Mei0R2O ファンの心が狭いよね 許しをうたってんなら特定キャラ好きの存在も許してやれよ バカじゃねーの こんなくそシリーズは今まで無かった こんなくそシリーズなんて滅びてしまえ 58 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/07/14(火) 21 52 44 ID eisDAsUM0 と、まぁ こういう基地害を呼び寄せてしまうわけだ 59 名前:ゲーム好き名無しさん[] 投稿日:2009/07/14(火) 21 55 03 ID p4Mei0R2O 最低最悪クソシリーズ滅べばいいのに うぜーよ 消えろ 60 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/07/14(火) 21 55 31 ID 5hPkBg/qO 48 ロックアックス後の本拠地の葬式ムードがなぜかラスボス前に復活した時があった まあバグなんだろうけど 61 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/07/14(火) 21 55 45 ID eisDAsUM0 59 とりあえずお前通報しといたからな