約 417,522 件
https://w.atwiki.jp/keikenchi/pages/1316.html
夏休みの思い出1 夏休みの思い出2
https://w.atwiki.jp/hachinai_nanj/pages/3222.html
青空の下、巡らす想い 最終更新日時 2023/11/19 23 04 /このページを編集 イベント概要 開催期間 【恒常化】2023/11/15(水) 17 00 ~ 【ボーナス期間】2023/11/15(水) 17 00 ~ 2023/11/30(木) 16 59 本イベントのStage1~Stage6と累積報酬(~100万pt)は恒常開催。 Bonus1~ExBonus2と累積報酬(105万pt~1000万pt)は開催期間が限られている。 このほかの開催中イベントはこちらを参照。 チャプターの時期と開放条件 時期 3年生編 5月中旬 開放条件 ? プレイの優先度 相手のチーム評価 恒常ステージ:A1~S2期間限定ステージ:D1~SSS1 オススメ度 オススメ 報酬 メイン報酬 画像 アイテム名 備考 ストーリーメダル 【期間限定】累積報酬で10枚獲得できる 絆の記憶(極) 【期間限定】累積報酬で5個獲得できる絆の結晶(極)の交換には15個必要 累積報酬 + 累積報酬一覧 画像 名前 恒常時個数 Bonus個数 おこづかい 4000 3000 ソウルストーン(種) 60 100 ソウルストーン(芽) 30 50 ソウルストーン(花) 10 20 絆の結晶(小) 40 100 絆の結晶(中) 20 60 絆の結晶(大) 10 20 絆の結晶(超) 1 1 思い出のしおり 50 100 努力のしおり 2 5 結束のしおり 2 5 ストーリーメダル 10 絆の記憶(極) 5 ストーリーメダルについて 累積報酬のストーリーメダルは購買部で下記アイテムに変換できる。 ココロのカギ(大)とクリスタルコインの交換回数は毎月末にリセット。 画像 アイテム名 必要数 交換上限 絆の結晶(極) ×1 3 なし ココロのカギ(大) ×1 6 1回 SSR確定チケット ×1 3 なし シンデレラチケット ×50 1 なし Dr.ベアマックス(S) ×1 3 なし クリスタルコイン ×25 1 8回 イベント構成と獲得評価pt + ... 恒常部分 ステージ名 相手評価 初回報酬 消費元気 対戦ボーナス ドロップアイテム Stage1 A1 ×1 ×1 ×1 ×1 10 +***.0% × × × × × × × × Stage2 A2 ×1 ×1 ×1 ×1 +***.0% × × × × × × × × × × × × Stage3 A3 ×1 ×1 ×1 ×1 +***.0% × × × × × × × × Stage4 A5 ×1 ×1 ×1 ×1 +***.0% × × × × × × × × × × × × Stage5 S1 ×1 ×1 ×1 ×1 12 +***.0% × × × × Stage6 S2 ×1 ×1 ×1 ×1 +***.0% × × × × 期間限定部分(11/30まで) ステージ名 相手評価 初回報酬 消費元気 対戦ボーナス ドロップアイテム Bonus1 D1 ×1 7 +450.0% × × × × × × × × × × × × Bonus2 C1 ×1 +650.0% × × × × × × × × Bonus3 B1 ×1 10 +800.0% × × × × × × × × ExBonus1 SS1 ×200 15 +960.0% × × × × ExBonus2 SSS1 ×200 +2150.0% × × × × 獲得評価pt計算式 試合内容(恒常ステージ・ボーナスステージ) 評価pt 単打 二塁打 三塁打 HR 四球 盗塁 打点 猛打賞 奪三振 失点 三振 エラー 被安打 被HR 勝利 引き分け 敗北 50 100 150 300 10 50 300 300 50 -500 -25 -100 -50 -300 7000 6000 5000 (評価pt)=(試合内容の合計)×(1+対戦相手ボーナス) Q.彡(゚)(゚)「んで、どのステージがおすすめなんや?」 A.(´・ω・`)「 BonusステージがあるうちはBonusステージの8割程度は勝てるステージを繰り返し挑戦すると良いよ。 」 コメント 名前
https://w.atwiki.jp/ws_wiki/pages/12191.html
FS/S36-040 カード名:“複雑な想い”桜 カテゴリ:キャラ 色:緑 レベル:0 コスト:0 トリガー:0 パワー:3500 ソウル:1 特徴:《スポーツ》? 【永】 前列にこのカードがいるなら、このカードはあなたのスタンドフェイズにスタンドしない。 レアリティ:C
https://w.atwiki.jp/nikuq-niuniu/pages/248.html
想いを伝える力 依頼主 :フ・ホバス(中央ザナラーン X23-Y13) 受注条件:調理師以外のクラフター・レベル19~ 概要 :狼煙の丘のフ・ホバスはマテリア装着の手法を教えてくれるようだ。 フ・ホバス 「アンタ、製作の心得があるみたいね。 ま、手を見ればスグにわかるよ。 アンタがもし「マテリア装着」を 自分でやってみたいっていうなら・・・・・・ マテリア装着について、アタイが教えてあげるよ?」 フ・ホバスと話す フ・ホバス 「いい? 「マテリア装着」で、重要なことはふたつ。 ひとつ目は、マテリアを定着させるために 「コールマター」っていう触媒が必要になるってこと。 触媒は自然界にあるから、ギャザラーに頼めば手に入るわ。 自分で採集したいなら、そこにいる同志「ココサム」から 入手方法を教わってちょうだい。 そして、ふたつ目に知っておかなくてはいけないのが、 マテリアをはめるための「マテリア穴」の存在ね。 「マテリア穴」の数は、装備品によって違うの。 通常、穴の数を超えてマテリアを 装着することはできないわ。 もっとも、何事にも例外はつきもの。 「マテリア穴」の数以上に、限界を超えて装着する 「禁断」の技もあるんだけどね・・・・・・。 そこは、もっと経験を積んでから、 アタイの師匠「ミュタミクス」師に教わってちょうだい。 さ、キミも頑張ってマテリアを活用してね!」
https://w.atwiki.jp/f_go/pages/2443.html
│ステータス│入手方法|詳細情報|性能|性能比較│その他│コメント│ 想い、三世にわたり No.675 礼装名 想い、三世にわたり 初期最大 Rare 4 LV 80 Cost 9 HP 100 タイプ 絆礼装 ATK 100 アーチャー・インフェルノ(アーチャー)装備時のみ、自身がフィールドにいる間、味方全体のBusterカード性能をアップ 10% &宝具威力をアップ 10% 詳細情報 イラストレーター --- 解説 木曾を発った旅僧が、 琵琶湖のほとり───粟津原へと辿り着く。 其処にはひとつの神社が在った。 丁度、ひとりの女が詣でている。 美しい女であったが、さめざめと泣いていた。 女は亡者であり、入相の鐘の音と共に消えた。 僧が読経を始めると、 新たに顕れるものがあった。 ───凜々しき武装を纏った女武者である。 彼女は語る。 無念を、悔いを、夫であった主君への想いを。 死後も彼女は執心を捨ててはいなかったのだ。 ……さる能に於いて、 この後、女武者は───すなわち「私」は 僧に執心への回向を願うのだそうです。 はい? 実際にはどうだったか、ですか? ふふ。秘密にさせてください。 でも、そうですね。 私……ようく覚えているんです。その時の事は。 入手方法 アーチャー・インフェルノの絆レベル10達成報酬 要154万ポイント 性能 コメント 能だったか狂言だかの「巴」が題材になってるのかな - 名無しさん 2017-10-22 02 44 40 一途なのホントたまらんな - 名無しさん 2017-10-30 22 31 26 きよひー絆礼装も一途やで - 名無しさん 2017-10-30 22 34 40 ヤンデレを抑えられる一途とヤンデレに暴走する一途は違うものです - 名無しさん 2017-11-25 19 41 37 名前 すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/oyatu1/pages/686.html
★ 私は今ものすごく迷っている。 目の前にそびえ立つ陳列棚を眺めながら、途方に暮れていた。 私の背丈の2倍はありそうな棚に、所狭しと様々な商品が並べられている。 いや、実際にはそれほど高くないのだけれど、色鮮やかな数々の小物に圧倒されそのように見えるのだろう。 買うべきか、買うべきでないか……それが問題だ。 英語の授業の時に、そんな台詞を呟く人物を先生が紹介していたような気がする。 「うーん、そのゲームの主人公もこんな心境だったのかな」 うろ覚えの知識を思い出しながら、そんな主人公になりきっていた。 あれ、そもそもゲームじゃないような……。 とにかく、今はこっちに集中しよう。 私は再び目の前の棚に目を移した。 『星紡ぐ想い』 私は郊外にあるアクセサリーなどの小物を扱うお店を訪ねていた。 お店の中には私が普段身につけることも無い数々の装飾品が並べられている。 この辺り一体は洋服やアクセサリーを扱うお洒落な店が数多く軒を構えていることで有名だった。 これまで訪れたことがなかったが、噂どおり私にとっては異世界とも言える場所だった。 町を行きかう人々も、顔つきや身に着けているもの、そして漂う雰囲気が私の知っているものとまるで違う。 町によって人の層がここまで違うとは知らなかった。 普段行き慣れたアニメショップが立ち並ぶ一角とは雲泥の差だ。 以前かがみとつかさを無理に誘ってコミケに行ったことがあったけど、そのときのつかさもこんな風に感じたのだろうか。 「……慣れない店は来るもんじゃないね」 そんな私がここにいることが、とても場違いに感じられた。 こういうのを“浮いている”と言うのだろう。 あえて私がこの異世界に飛び込んだのにも訳がある。 それは、かがみとつかさの誕生日プレゼントを買うためだ。 お店の時計に目をやると、もう18時近い。 横に掛けてあるこれまたお洒落な絵が描かれたカレンダーを確認すると、今日は7月1日。 かがみ達の誕生日ももうすぐだ。 私の誕生日のときもみんなからお祝いされ、いろんなプレゼントを贈ってもらった。 なかでもかがみはとても素敵なプレゼントを贈ってくれた。 これまでもらった中でも最高のものを。 恥ずかしくて、どこかむず痒くなって、でも嬉しくて…… プレゼントをもらうことがこんなにも嬉しいものだと、かがみに気付かされた。 もちろん他のプレゼントがつまらなかったと言いたい訳じゃない。 つかさやみゆきさん、それにゆーちゃんから贈られた、心を込めたプレゼント。 みんなからお祝いの言葉と共に贈られ、心が温かくなった。 でも、……かがみだけは特別。 他と比べることなんてできない。 最初かがみが特別だと思える自分が信じられなかった。 けど、否定できない。 4人集まってもいつもかがみのこと見ている。 かがみの反応が気になる。 私はかがみからどう思われているんだろうと、いつも気にしている。 かがみが私に微笑みかけてくれるだけで、心が温かくなる。 これってやっぱり……ううん、その結論はもう少し後にしよう。 だから、私もかがみにもっと素敵な贈り物をしたい。 私が感じた以上に、もっと喜んでもらいたい。 そう意気込んでこのお店にやって来たのだけど…… 「数が多すぎてどれを選べばいいのか分からないよ」 どれも良いものに見えて目移りしてしまう。 それにアクセサリーと一言で言っても、種類も様々だ。 1種類の中にも様々な色や形があるのに、これだけ多いとどれがいいのか分からなくなる。 こっちを買えばあっちが良かったと思い、あっちを買えばどうしてこっちを買わなかったのかと後悔してしまいそうだ。 これが普段買っている漫画や雑誌とかだったら複数買いという手もあるんだけど、 さすがに目の前にあるアクセサリー類はそこそこ値が張る。 バイトで貯めた貯金があるとはいえ、コミケ用の出費も考えなくてはならない。 「うーん、どれを買うべきか」 うんうん悩んでいると、ちょうどつかさがいつも頭につけていそうなかわいいリボンを見つけた。 それはまさにつかさにうってつけのアイテムだった。 「そういやいつも同じリボンつけてたっけ」 巫女服を着ている時には赤いリボンをつけていたけど、それ以外の場面では黄色のリボンばかりつけていた気がする。 他の色が好きじゃないんだろうか。 黄色によほど思い入れがあるんだろうか。 他の色のリボンをプレゼントしたら、どう思うだろう。 目の前にある色とりどりのリボンの中から、つかさの髪の色とよく合いそうな色を想像してみた。 赤は巫女服着てるときにつけてたから、青なんてどうだろう? 似合いそうだけど、これは少し色がきつめかな。 ピンクだと派手すぎるし。 黒だとバニーガールみたいになるし……いや、それはそれで需要が……って誕生日プレゼントだった。 余り濃い色じゃなくて、薄めで目立たない色の方が良さそうだ。 「これなんてどうかな」 薄い色をした黄緑色のリボンを見つけた。 これなら黄色とそれほど色が違わないし、派手じゃなくていいかもしれない。 さんざん悩んだ結果、このリボンに決めた。 某キャラのイメージから若干遠ざかってしまうのが残念だけど、たまにはイメチェンが必要だよね。 あとはかがみだけど…… かがみは何を贈られたら喜ぶだろう。 できることなら自分が贈ったプレゼントをいつも身に付けていてもらいたい。 指輪やネックレスとかは学校でつけることができないし、そうなるとつかさと同じようにリボンが良さそうだ。 かがみは学校へはいつも同じリボンをつけてくる。 休みの日は他の赤や緑のリボンをつけていた。 ただ、今目の前にあるリボンは、どちらかというとつかさ向けの女の子っぽいかわいらしいものだ。 悪いけど、ツンデレなかがみには余り向かないと思う。 他の場所も探してみたけど、どうもこれという物が見つからない。 「あー、どうしよう」 外もだんだん暗くなり始めたので、そろそろ帰らなくてはならない。 だからといって、目の前にあるもので適当に間に合わせることはしたくない。 ちゃんとかがみに似合うものを選びたい。 その点だけは絶対に譲りたくなかった。 「うう、仕方ない。また別の日に来よう」 結局その日は、つかさのリボンだけ買って店を出ることにした。 ◆ その夜、私はネットで誕生日プレゼントについて調べてみた。 「ふむ、形に残るものと残らないもの両方用意すること、か」 確かに両方用意しておけば完璧だろう。 「形に残らないものは、クッキーでいいか。つかさみたいに上手くできないかもしれないけど」 では、形に残らないものだけど…… 「肝心なところが分からないなあ」 プレゼントランキングみたいなものもあったけど、どうも気が乗らない。 やはり、何を贈るのかは自分で決めたかった。 そのとき、部屋をノックする音が聞こえた。 「お姉ちゃん、夕飯の準備できたよ」 「あっ、ゆーちゃん、ちょっといい?」 「なーに、お姉ちゃん」 「んー、ちょっと聞きたいことがあるんだけど」 「うん、何?」 「ゆーちゃんだったら、みなみちゃんの誕生日プレゼントに何贈る?」 「えっ、うーん、まだ贈ったことないから考えたことなかったなあ」 「みなみちゃんの誕生日っていつだったっけ?」 「9月12日だよ」 即答するとはさすがだね、ゆーちゃん。 「どうしたのお姉ちゃん? ニヤニヤしてるよ?」 「いや、さすがみなみちゃんのことになると何でも知ってるんだなって」 「えっ、そ、そんなことないよ」 赤くなっちゃって、可愛いねえ。 「それに、と、友達だったら当たり前だよ」 「友達?」 「もう、友達だもん」 「ごめんごめん、で、何贈る?」 「うーん、そうだなあ、ずっと使ってもらえるものとかかな」 「例えば?」 「ハンカチとかかな?」 「なるほどねえ」 「お姉ちゃんもそんなに悩んでるってことは、かがみ先輩に贈るんだよね?」 うおっと、ここで反撃ですか。 「うん、そうだよ。つかさにもだけどね。つかさにはリボンを贈ることにしたんだけど、かがみのが決まらなくってね」 「難しいよね。好きな人に贈るのって」 「うん、ほんとに……って、あっ」 「えっ?」 「い、いや、今のは聞かなかった方向で……」 「わ、ごめんなさい。今のわざとじゃなくって……」 「うああ……」 「と、とにかく。頑張ってね、お姉ちゃん」 「うう……」 なんたる不覚。 素で反応してしまうとは、もっと気をつけなければ。 しかし、ずいぶん腕を上げたね、ゆーちゃん。 「おーい、早く下りてこないと夕飯が冷めるぞ」 ちょうど階段の下からお父さんの呼ぶ声がした。 渡りに船と、そそくさと部屋を出ることにした。 「ごめん、すぐ行く。さっ、行こっか、ゆーちゃん」 「あっ、はーい」 結局プレゼントは決まらなかったけど、仕方が無い。 また明日にでも考えることにしよう。 ★☆ その後私はかがみの好きなものをこっそり探ってみることにした。 いつものように抱きつきながらかがみが身に付けているものをよく観察してみたり、 宿題教えてもらう振りをして持ち物を確認したり。 そうした涙ぐましい努力を重ねたにもかかわらず、いまいちピンとこない。 そのままずっと探り続けるにしても、誕生日は刻一刻と迫っている。 仕方が無いのでこちらの真意を気取られぬよう、直接話してみることにした。 いつものように登校しながら、さりげなくかがみに話を振ってみた。 「もう7月なのに、毎日雨が多くてじめじめして暑いよね」 いきなりリボンの話をすると怪しまれるので、まずは天気から。 これはどんな場面でもそうだよね。 「まだ梅雨が明けてないからね。年によって違うらしいけど、7月中旬か下旬ぐらいが梅雨明けじゃなかったっけ?」 「そんなに後だっけ? まだまだ雨の日が続くのかな」 「天気ばかりは文句言っても仕方ないからね。ヨーロッパとかならもっと気候もカラッとしてるのかしら?」 おっと、話題が外国にシフトしようとしている。 軌道を修正せねば。 「うらやましいよね。慣れたとはいえ、髪長いからうなじの辺りが蒸れて大変だよ」 「確かに暑そうね。私みたいに髪を結べばましになるんじゃないの?」 食いついてきたね。 「でも毎日髪結ぶの大変じゃない?」 「そうやって面倒くさがるから駄目なのよ。髪のお手入れぐらいは毎日してるでしょ?」 「うん。でも、朝はばたばたして忙しいからね」 「夜更かししてゲームしてるからよ。せっかく長い髪してるんだから、 もっと色んな髪型試してみたらいいのに。そうすればもっと……」 「もっと、何?」 「いや、何でもない」 私の色んな髪型が見たかったのかな? 気にはなったけど、いよいよリボンについて切り出そう。 「そういやかがみって学校来るとき、いつもそのリボンつけてるよね?」 「えっ、ああ、そういやそうね」 「他にも色んなリボン持ってなかった?」 「持ってるわよ。でも学校来るときあんまり派手なのつけてくるわけにもいかないから」 「その色が気に入ってるの?」 「そうね。でも、どうして?」 「いや、私も髪結ぶときの参考にしようかなと思って」 つかさも自分のこと聞いてほしそうに目を輝かせている。 ……ごめんよ、つかさ。 もう少し待ってね。 「私がリボンつけるとしたら、どんなのが似合うかな」 「そうね。そうやって改めて聞かれると難しいものね。きれいな蒼髪だから、空に浮かぶ雲に見立てて白とか? もしくは南国に咲く赤い花をイメージして赤とかかな。ごめん、私センスないからその辺よく分からない」 「いやいや、そんなことないよ。ありがと、参考になるよ。かがみだったらどんな色が似合うかな。 私もファッションとか縁が無いからよく分かんないや。嫌いな色とかある?」 「んー、どうだろう。特に無いかな。」 「そっか、ありがと」 よし、かがみへのプレゼントはやはりつかさと同じようにリボンにしよう。 具体的な案もまとまってきて、一安心した。 あとは、どんな種類・色にするかだけだ。 「ねえねえ、こなちゃん。私もいい?」 「ああ、ごめんね、つかさ。かがみんとの熱い語り合いについ熱中しちゃって」 「ちょ、誤解を招くようなこと言わないでよ」 「んー、誤解なんて招いてないよ。つかさはいつもそのリボンつけてるよね。よっぽど気に入ってるの?」 「えへへ、そうなんだ。このリボンはね──」 それからつかさは延々とリボンに対する熱い思いを語った。 「そういや、こんな女の子らしい会話って、私たち余りすること無いわね……」 「かがみ、それは言わない約束だよ……」 ◆ 昼食後、みゆきさんにも相談してみることにした。 同じプレゼントを贈る側として、何かいいアドバイスをもらえるかもしれない。 「ねえみゆきさん、かがみとつかさの誕生日プレゼントのことなんだけど」 「はい、泉さんはもう決められましたか?」 「それなんだけど、つかさに贈るプレゼントはもう買ったんだ」 「じゃあ、かがみさんの分で悩んでいるんですね?」 「うん。贈りたいものは決まってるんだけど、色とか種類とかどれを選んだらいいのか分からなくて、 何かいいアドバイスは無いかなって思って」 「差し出がましいようですが、具体的に何を贈られる予定ですか?」 「かがみがいつもつけてるようなリボンだよ」 「では、かがみさんの髪に合うリボンの色や種類で悩まれているのですね?」 「うん、そうなんだ。何か良い案ある?」 「そうですね。まずリボンの素材に関してはサテンやコットン、ベルベット、グログランなど様々で、 素材ごとの特徴があるのですが、どれが一番良いとも一概には言えません。 実際に手に取って素材ごとの光沢や感触を確かめられたほうが良いと思います。 次に色に関しては無地のものから、花柄、水玉模様など、 これも挙げればきりがないほど様々な柄がありまして。 かがみさんの髪の色と組み合わせるのであれば、美術用の資料として配色の見本を扱った本が 図書室にあったと思いますので、それを参考になさってはいかがかと思います。 朝昼夜を表す色の組み合わせや、春夏秋冬、カジュアルなイメージ、洗練されたイメージ、 都会的なイメージなど場面によって使い分けられる色見本がたくさん載っており、 見ているだけでも楽しくなりますよ。 最終的にどれが良いかを決めるのは泉さんになりますが──」 頭がオーバーヒートしそうになったが、何とか色の組み合わせを表した本があることは分かった。 「えっと、図書室に行けばその本があるんだね?」 「はい。あまりお力添えになれなくて、申し訳ありません」 「ううん、そんなことないよ。色々教えてくれてありがとう」 みゆきさんはにっこりと笑うと、その場を立ち去ろうとする私に向けて言った。 「でもかがみさんなら、泉さんが贈ってくれるものなら何でも喜びそうですけどね」 「えっ、どうして?」 「さあ、それはどうしてでしょう」 謎の微笑みを見せるみゆきさんを後に残し、そのまま図書室へ向かうことにした。 ◆ 先月少し風邪をこじらせたせいで保健室はお世話になったことがあるが、これから向かおうとしている図書室は 私にとって全く縁の無い場所だった。 漫画くらいしか読まない人間が活字の博物館へ足を運ぼうとしている。 …… 想像しただけで、冷や汗が出てきそうになった。 活字の本の代わりに漫画があれば毎日でも入り浸るんだけど。 でも、それでは学校が漫画喫茶になってしまうか。 「かがみが聞いたら『活字を読まない人間が日本をだめにするのよ』なんて、説教されそうだ」 そんなかがみを想像して、ふふっと笑った。 でも、図書室も活字の本ばかりではなく、これから探そうとしている美術関係の絵の本も置いてある。 もしかすると探せば少しくらい漫画があるかもしれない。 時間があれば探してみよう。 「えっと、確かこっちだったような」 もう3年にもなって、図書室の場所が分からないとはさすがに情けない。 途中本気で迷いそうになりながら、何とかたどり着くことができた。 図書室の中は意外と広く、机に向かい勉強している生徒の姿が見受けられた。 「うっ、なんとなく入り難い雰囲気。まるで見えない壁があるようだね」 そんな障壁をひしひしと感じながら、目的の美術書関係が置いてある一角に向かった。 「えーっと、こっちだったような……あ、あったあった」 学術関係の本とは異なり、大型の本が多いことから見分けがつきやすい。 「確か色見本の本だったはず。これかな?」 有名な画家の絵を載せている大型本に混じって、小さめの本が見つかった。 『色彩学の基礎理論と実践』 『色彩環境論概説(Ⅰ)』 「……」 見なかったことにして、次を探すことに。 大小取り合わせた多くの本の中で、ひときわカラフルな本が見つかった。 背表紙には『配色デザイン見本』と書かれている。 「おお、これだ」 早速手に取り中を見ると、目に飛び込んできたのは鮮やかな色の数々。 様々な写真の例と共に、色の組み合わせが紹介されていた。 季節を表す色や、可愛らしさなど外見的な特徴を表す色、それに性格を表すイメージなど ジャンルごとに多くの配色例が載せられている。 「ツンデレなイメージってないのかな?」 当たり前というか、それはどこにも見つからなかった。 ぱらぱらとページをめくっていくと、かがみの髪の色である菫色が載ったページを発見した。 そこには菫色と共に、亜麻色とでも言うのだろうか、薄いクリームのような色と組み合わされていた。 「上品なイメージか」 落ち着いた印象を与えながら、同時に優しさを感じさせる色だった。 かがみの髪の色と亜麻色のリボンとの組み合わせを頭の中で想像してみる。 どこかお嬢様みたいに落ち着いた雰囲気を纏うかがみか。 普段からは考えられないけど、結構合うかもしれない。 うん、これにしよう。 私自身には配色センスとかないけれど、プロが書いた本の中に載っている配色なんだから間違いはないだろう。 早速この本を借りるためカウンターに行った。 「すいません、この本借りたいんですけど?」 図書委員の人は慣れた手つきで本を確認すると、バツが悪そうにこう言った。 「残念ながら、この本は貸出禁止です」 「なぬっ!?」 「美術関係の本は貸出が禁止されているものが多いんです」 「ぐぬぬ……」 家に帰ってじっくり目を通そうかと思っていたが、仕方ない。 また放課後にでも見に来よう。 昼休みの残り時間も余り無いので、本を元の場所に戻しそのまま図書室を後にした。 ◆ 放課後、つかさやみゆきさんに用事があることを伝え、先に帰ってもらうことにした。 足早に図書室に向かい目的の本がある一角までたどり着くと、早速配色の本を机の上に広げた。 「ネットだったら印刷して終わりなんだけどなぁ」 本に書いてある色の組み合わせや説明をノートに書き写した。 授業中もこれぐらい真面目に取り組めばいいんだろうけど…… なぜか授業中はやる気が起きないんだよね。 必要な箇所を全て書き写し終えると、本を元の位置に戻し帰ることにした。 図書室の入り口へ向かう途中、カウンターに見知った後ろ姿を見つけた。 「かがみん?」 「えっ?」 振り向いたその顔は、やはりかがみだった。 「どうしてあんたがここに?」 まるで信じられないものを目の当たりにしたかのような反応だ。 「あんた、こんなところで何してたの?」 「ふふん、かがみんや、私は勉学に目覚めたのだよ」 「ほんとに? あんたが図書室に来るなんて、明日雹でも降るのかしら」 酷い言い様に、さすがにムッとした。 かがみのために調べ物をしに来たというのに。 「むぅ、そんなに言い方ないでしょ? 私だって調べたいものぐらいあるんだよ」 「ああ、ごめん。あんまり珍しかったから、びっくりしちゃって」 珍しく語気を強めた私に驚いているようだった。 「珍しくて悪かったね、ふん」 かがみのバカ。 一生懸命していることが茶化された気がして、どんどんやる気が失せていった。 「ごめん、驚いちゃって、つい。ほんとに悪気があったわけじゃないから」 「だいたい誰のために来たと思って──」 そこで私はハッと口をつぐんだ。 「えっ、今何て?」 「あああ、何でもないよ、うん」 今知られてしまうとまずい。 「……あからさまに怪しいわね。まあ、私も──」 そう言いかけてかがみは言葉を呑んだ。 机のある方を凝視して固まっている。 私もそちらを振り返ると、勉強中の生徒たちが私たちを憎々しげに睨んでいるのが見えた。 「早く行きましょ」 「うん、そだね」 まるで追い立てられるかのように、そそくさとその場を去ることにした。 ◆ 「もうこなた、いい加減機嫌直してよ」 「ふーんだ」 本当はもう怒ってなんかなかったけど、私の方から突っかかっていった手前、どうしても素直になれなかった。 「ごめん、謝るから」 「……」 「どこか一緒に行ってあげるから」 「……じゃあ、ゲーセンに付き合ってくれる?」 「ゲーセンって、……分かったわよ」 「……ほんとに?」 「ほんとよ。嘘はつかない」 「やったぁ!」 「ちょっ、気分変わるの早っ。なんかしてやられたような気がしないでもないわね……」 「細かいこと気にしちゃ駄目だよ、かがみん」 「気になるわよ」 「ふふ」 「はぁ。ま、いっか。でもやっぱりこなたにはその笑顔が一番似合うわよ」 「えっ?」 その何気ない一言にドキッとした。 「あぅ、べ、別に変な意味じゃないから」 必死に否定するけど顔が真っ赤だよ、かがみん。 「ふふ、私もいじわるしてごめんね」 「もう」 「ふふふ」 かがみが私と一緒に付き合ってくれるというので、結局ゲームセンターにたどり着く前に色んなお店にかがみを連れまわしてしまった。 かがみは口では嫌そうなことを言っていたのに、顔はとても楽しそうで、そんな顔を見ていた私も嬉しくなった。 結局当初の目的のゲームセンターに着いたのは、かなり時間が経ってからになった。 普段よく訪れる場所とはいえ、やはりこういう場所は一人で来るよりも友達と一緒に来たほうが楽しい。 かがみが側にいて、そう実感できる。 「で、何するの? 格闘ゲームなんて私できないわよ」 「そうだね。かがみが一緒だから、何がいいだろ。かがみは何がしたい?」 「いや、私に振られても。そうね、やっぱりクレーンゲームとかかしら?」 「また熱くなりすぎて前みたいに使いすぎないようにしなきゃね」 「あ、あれは、その……ちょっと熱くなってしまっただけよ」 ちょっと熱くなるだけであれだけ散財させるとは、さすがクレーンゲーム、貯金箱と言われるだけある。 「じゃあ、どれにする?」 「そうね。前回のリベンジも兼ねてあれにしようかしら」 そう言ってかがみが向かったのは、某かえるのキャラクター人形を扱うクレーンだった。 「んー、ちょっと難しいかもしれないね」 「そう? 私にはそうは見えないけど」 「いやいや、私の感がそう告げているのだよ」 「まあ、やってみなけりゃ分からないじゃない?」 そう言って、コインをクレーン本体に投入した。 コインの投入口が硬貨をおいしそうに飲み込む。 流れ出る音楽は、まるでこれから始まる硬貨のフルコースにクレーンが歓喜の声をあげているようだった…… …… 「……ドンマイ、かがみ」 「あああぁ……」 ショックを受けてうずくまっているかがみの背中を撫でながら思った。 うーむ、しかし恐るべき貯金箱の魔力…… 私が誘ったのに、かがみの方が熱中するとは。 勉強で相当ストレスが溜まっていたのだろうか? 涙目のかがみを優しく抱き起こし、代わりに私が挑戦することにした。 難しい位置に人形が置かれていたものの、私の腕なら何とか取れそうだ。 かがみへのプレゼントもあるから、ここで失敗してお金を使い果たすわけにはいかない。 これはクレーンとの真剣勝負だ。 1回目、失敗。 2回目……ああ、惜しい。 3回目こそは……やった、取ることができた。 戦利品を取り出しながら考えた。 落ち込んだ様子のかがみを励ましてあげたい。 私のわがままを聞いてくれたおかげで、私はかがみと一緒に楽しく過ごすことができたから。 だから私もかがみの言うことを聞いてあげたい。 何か良い案は無いだろうか……クレーンゲーム、苦労の末取った人形……そうだ! ひらめくように良いアイデアが思い浮かんできた。 「はい、かがみ、これあげる」 「えっ、いいの?」 「うん」 「ありがとう、嬉しい」 花開くようにかがみの顔に笑顔が広がっていった。 「ふっふっふ、まだ終わりじゃないよ、かがみん」 「またクレーンに挑戦するつもり?」 「いやいや、今日はもうしないよ。その人形だけど」 「うん」 「実はただの人形じゃなくって、何でも願いをかなえてくれる人形なんだよ」 「えっ、何それ?」 「何かお願い事をすれば、私が叶えてあげる」 「肩叩き券みたいなもの?」 「かがみん、それじゃあまりに夢が無いよ……」 「わ、悪かったからそんなにしょげないでよ。何でも願いが叶うって言ったわよね?」 「私が出来ないことは叶えられないけどね」 「ふーん。……じゃあ、こなたが毎日ちゃんと宿題しますように」 「ああー、そんな殺生な」 「ちょっ、どんだけ意思弱いのよ。 今願い事叶えてくれるって言ったばかりじゃない」 「甘いね、かがみん。世の中には叶えたくても叶えられない願いというものがあるのだよ。かくもこの世は厳し──」 「こらこら、当たり前の願い事してるのにどこが厳しいのよ」 「うっ、でもでも、毎日ってところが……週1回にまけてくれない?」 「あのねえ。願いをかなえるほうがそんなこと言ってちゃ駄目じゃない」 「私が出来ることに限るからね」 「おーい、こんなことも叶えられないんじゃ、あんまりあてになりそうにないわね」 「むう、そんなことないもん。願いを叶えてくれる人形なんだもん」 「ああもう、分かったから。だからそんなにふくれるな」 「ふふふ、やっぱりかがみは優しいね」 「もう」 あきれながらも、元の元気なかがみに戻ってくれた。 「ただし、その人形にはいくつか条件があるよ。まず、願い事はひとつだけ。 古典的だけど、願いを増やすって願い事は駄目だよ」 「さすがにそんなせこいことはしないわよ」 「ふたつめ、その人形の消費期限はかがみの誕生日まで。それ以降はただの人形に戻ってしまうよ」 「消費期限って、……変なところで現実的なのね。分かった。考えとくね」 「うん。じゃあ、そろそろ帰ろっか」 「そうしましょ」 ゲームセンターを出ると、空は綺麗な夕焼けに染まっていた。 明日も晴れるんだろうか。 「こなた」 「ん、なに?」 「ありがとね」 「うん」 夕日に染まったとてもきれいな笑顔をかがみは返してくれた。 私にとって、かがみの笑顔が最高のプレゼントだよ。 こんな恥ずかしいこと間違っても口に出せないけどね。 ◆ その夜、早速今日図書室で調べた亜麻色のリボンをネットで調べてみた。 さすがネットの世界は広大なだけあり、前に行ったお店よりもはるかに多くのリボンが掲載されている。 その中でも、本で見た色とよく似たリボンが見つかった。 とても自然で優しい色合いのリボンで、オーガニックコットンを使用と書いてある。 「これが良さそうだね」 注文しようとして、ひとつ気付いたことがある。 「注文してからどれぐらいで届くんだろ」 発送の詳細ページを確認すると、最短でも1週間かかると書いてあった。 今日はもう7月5日。 今から注文しても、誕生日当日に届かない。 「……ネットは便利だけど、すぐに手に入らないのが不便だよね」 仕方なく、もう一度あの店に行くことにしよう。 幸い明日は日曜日だ。 購入するものも目星をつけたし、探せば見つかるだろう。 そう思い、今日は早めに寝ることにした。 星紡ぐ想い(2)へ続く コメントフォーム 名前 コメント (^_-)b -- 名無しさん (2023-05-08 12 08 57) 続きに期待。頑張れこなた! -- まじかる☆あんばー (2008-07-09 13 55 23)
https://w.atwiki.jp/hotrowa/pages/88.html
揺れる想い ◆/mnV9HOTlc …それは高須竜児に出会う前の話だった。 他に誰も住んでいない高級なマンションの一室。 彼女、逢坂大河は一人で住んでいた。 学校へ行くと、友人の櫛枝実乃梨がいる。 決して物足らないわけでもない、普通の学校生活を日々送っていた。 だが、ある時いつものように彼女に告白してくる人がいたのだ。 彼の名は北村祐作。 彼女の同級生である。 そして大河は断る。 それもいつも通りだった。 でも、その後から彼女は彼の事が好きになってしまったのだ。 月日が経ち、二年に進級する時がやってきた。 そのとき、彼女は決めていたのだ。 彼にラブレターを渡そうと…。 だが、そんな事も出来ずにこんな事になってしまったのだ。 でも彼女はぜんぜん怖くなかった。 それは友人の櫛枝実乃梨がいるとわかったからなのだろうか? とにかく、彼女は冷静であった。 「だとしたら早くみのりんを探さないと!」 デイパックを持ち、家から出ようとしたその時、窓から人影が見えた。 暗くてよくわからないが、ここだけ電気をつけている以上、ここに来ることは明らかであろう。 大河は支給品の今北産業用名簿を取り出し、ドアのほうに向かってボタンを押した。 画面に情報が映し出されたと同時にドアは開いた。 「殺してやる! ぐげげげげげげげげげげげげげ」 目の前にいた人物は今北産業用名簿によれば、園崎詩音という学生。 一番下には…『過去に親族を殺した』と書いてあった。 (に、逃げないと…) 大河はすぐにそう感じた。 何故か彼女の持ち物の木刀を持っているその女性はいかにも殺し合いに乗っている様子であった。 だが、あまり大きくない民家の上、ドアが一つしかない。 そして最悪な事に支給品はこの機械のみ。 まさに絶体絶命であった。 と、彼女が考えているわずかな隙を詩音は見逃さなかった。 先ほどは失敗したので、今回は慎重に行こうとあるものを取り出していたのだ。 「これでもくらええええええええええええ!」 彼女が取り出たのは催涙スプレー。 それを大河の顔に発射した。 「いやあああああああああああ!」 何が起こっているかわからない大河。 そんな彼女の目に痛みが襲う。 「さっさと死ねええええええええええええ!」 持っていた木刀で彼女の頭めがけて振り下ろす。 先ほどの翠星石には助けが来たが、今回は誰も詩音の邪魔するものはいない。 「なんか言いたい事があったら言ってみろ!」 抵抗が全く出来ない大河を思いっきり突き飛ばす。 今北産業用名簿しか持っていない大河は何も出来ないでいたのだ。 「誰か…」 「誰か? そんなこと言っても誰も助けに来るわけねえだろ!」 倒れている大河に馬乗りになる。 すでに木刀でやられている大河にはもう力が残っていなかった。 「お前は悟史君のために死ねばいいんだよ!」 手に力をおもいっきり入れ、首を絞める。 「私はただ…」 彼女は普通に高校生活を送りたかっただけなのだ。 「みのりん…北村君…」 瞼の裏に出てきた友人。 その中には未来の夫、高須竜児の姿はなかった。 【逢坂大河@とらドラ! 死亡確認】 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 暗くて深き森から抜け出し、道路に出た二人。 その道路を辿っていくと、廃村へと着いた。 「世界さん…なんか音が聞こえない?」 虫も鳥もいない廃村は本当に静かだった。 だから、遠いところの声でもわずかだが聞こえているのだ。 「あそこ! なんか明かりがついています!」 世界が明かりのついている民家を発見すると魅音に伝える。 周りが暗いので、光が漏れているとすぐわかるのだ。 「ということは誰かあそこにいるっていうこと…?」 「とりあえず行ってみましょう!」 二人は明かりのついている民家へと向かう。 そこで自分の姉妹が人を殺しているとは知らずに… ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 「なんで…なんで…」 詩音が見たもの、それは自分の妹と頭から血を流している小さな少女。 明らかに妹が殺したとしか言えなかったのだ。 「魅音さん…これがあなたの言っていた妹ですか?」 「そう…。 これが妹よ」 彼女は信じられなかったのだ。 まさかこんな形で会う事になるとは…。 「なんで! なんでお前が生きてるんだよ!」 「なんでって…私がなにかしたの?」 「嘘つけ! お前が悟史君を殺したのはわかっているんだよ!」 自分の妹がなにを言っているかわからない魅音。 自分の姉が何故生きているかわからない詩音。 お互いが言っていることがわかる訳ない。 なぜなら二人はそれそれ違う時間帯からの連れてこられたのだから。 「世界さん…」 「はい?」 全然話についていけない世界に魅音が声をかけた。 「ちょっとこれ持って先に行ってくれる?」 理由はもちろん妹と二人っきりで話がしたいため。 それに納得した世界はすぐに民家から出て行った。 その時に詩音は追いかけようとしたが、魅音がエアガンを使って彼女を止めた。 「お前…どうなるかわかっているよな!」 怖い顔をしながら、詩音は魅音に叫ぶ。 「あら? おじちゃんにはわからないなあ」 それをへらへらと笑いながら答える魅音。 「死ぬだけじゃあすませないからなああああああああああああ!」 「詩音がやるならわたしもやるわよ」 エアガンを構える魅音。 持っている木刀に力を入れ、走ってくる詩音。 この二人の勝負はすぐに決まった。 「ぐげげげげげげげげげげげげげ! どうした! 撃ってこないのかよ!」 立っていたのは詩音のほう。 魅音は頭に強い打撃を与えられ、倒れてしまった。 「撃てるわけないだろ? だって詩音は私の妹だもの」 詩音が殺人者であろうと、魅音は彼女に撃ちたくはなかったのだ。 それはやっぱり彼女の妹だからであろう。 「そう…。 なら死ねえええええええええええええええ!」 だが、そんな事は詩音にとってはどうでもよかった。 悟史君のためなら何だってできる。 だからいくら相手が姉だろうと容赦はなかった。 それに彼女は魅音を過去に殺しており、生きているのに不思議と思っていたので丁度よかったのだ。 彼女はいつもより高く木刀を振り上げる。 そしてそれを振り上げた瞬間――二人は爆風に巻き込まれた。 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 「せっかく仲間が手に入ったのになあ…」 目の前で大爆発を見る少女、西園寺世界。 先ほどまであった民家は炎をあげて燃えていたのだ。 「もったいなけど、あの詩音とかいう奴をほっといたら大変な事になるしね」 一体何をしたというのだろうか? 理由は簡単。 世界がこの爆発を起こしたのだ。 彼女の支給品には手榴弾が3つ入っていた。 それはワープされた直後に確認し、魅音には言っていなかったのだ。 魅音に逃げるように言われた後、彼女は自分のデイパックから手榴弾を1つ取り出した。 ピンを抜き、世界はそれを二人がいる家のほうへと投げ込んだ。 「あの家は窓とドア以外でる場所がない。 だからおそらく二人は死んでいるね。 まあ、姉妹揃って死ぬのもいいんじゃない?」 世界が二人がいた家が燃えている事がわかると、彼女は来た方角の道へと行った。 なぜなら世界は廃村からすぐにでも離れなければ彼女が犯人だとすぐわかってしまうからだ。 【園崎詩音@ひぐらしのなく頃に 死亡確認】 【園崎魅音@ひぐらしのなく頃に 死亡確認】 【残り49名】 【I-3 廃村/1日目・黎明】 【西園寺世界@School Days】 [状態]:健康 [装備]:なし [道具]:支給品一式×2、手榴弾2個@現実、不明支給品0~4(確認済み、そのうち2つは武器ではない) [思考・状況] 基本:安全な場所に居座る。最終的にはゲームの勝利者となる 1 廃村から離れる。 2 味方をつくり、自分を護ってもらう 3 自分達のグループが最後になったら皆殺し 4 それまでは脱出派の人間を演じる 5 場合によっては周りの人間を見捨てることも 【備考】 ※I-3のある民家が全焼しました。 他の民家に燃え移るかどうかは後の書き手さんに任せます。 ※逢坂大河の支給品一式と今北産業用名簿@オリジナル、園崎詩音の支給品一式と逢坂大河の木刀@とらドラ!と催涙スプレー@ひぐらしのなく頃に、園崎魅音のエアガン@ひぐらしのなく頃に は焼失しました。 【催涙スプレー@ひぐらしのなく頃に】 暴漢などの顔面に催涙ガスを噴射する事により、相手がひるんだ隙に避難するための護身・防犯グッズである。 本編では園崎詩音が使っていた。 【手榴弾@現実】 目標に投げて爆散による破片で殺傷する武器。 「投げ込む」という動作が可能であるため、障害物の向こうに投擲したり、銃弾が通じない戦車や装甲車などの内部に放り込むといった戦法に用いられる。 38 Is it an inevitable meeting? 時系列順 42 交錯~crosspoint~ 39 洞窟ツアーにようこそ 投下順 41 薔薇乙女の通り道 ~ Dark Road 24 しあわせの?手乗りタイガー 逢坂大河 死亡 05 奈落の花 園崎詩音 死亡 25 信じる人と演じる人 園崎魅音 死亡 25 信じる人と演じる人 西園寺世界 [[]]
https://w.atwiki.jp/togafriends/pages/16.html
ほんとにサーフィンできるの? ぬーぬの亡霊 いつかの琵琶湖 夜更けにたむろする若者 あれから何年?大きくなったね 風穴!! 這いつくばって 大文字!ぬーぬのポーズが変 唯一無二の変態 琵琶湖に朝日を見に行く!!ガソリン補給 みんなのバイク 琵琶湖大橋で記念撮影 爆走!!! いとちゃんの誕生日会 inたんや 22歳いぇぇぇぃ!! 海行くどー!!! エグザイルみたぃな 少年のような藤山くん 海の家で勉強する人 私服のまま海へ落とされた女の子と、後ろの犯人 芸術!! なんかわかんないけど可笑しい 夏の思い出♪ 音博にて 冷たいドリンクいかがですかー! もじゃもじゃ 無事帰国 ・・・ カラオケ!! 元気?? 歌え! ごろごろ
https://w.atwiki.jp/magoriatcg/pages/1990.html
夏休みの思い出(なつやすみのおもいで) 夏休みの思い出 イベントカード 使用代償:白 自ターン中に使用する。 あなたは属性を1つ指定する。行動済み状態のキャラ2体の、指定した属性の能力値に+200する。 「この場所、実はね? 花火大会の穴場スポットなのよ」 Version/カード番号 Ver.15.0/1356 レアリティ U コメント コメントの入力。必須ではない。
https://w.atwiki.jp/yyyigame/pages/513.html
想いを込めて 郡千景 進化前 進化後 CV 鈴木 愛奈 ステータス ※ステータスの数値は初期値になります。 型 属性 レア度 HP ATK 踏ん張り 速度 CRT コスト SP 範囲型 紫 SSR 810 2970 E- E E 36 25 リーダースキル デッド・オア・アライブ 前列(左2列)の勇者のATK+15%、CRT+15% 必殺技 幽世煉獄大鎌 種別 効果 ゲージ 技再使用時間 ノックバック 仲間攻撃昇 移動速度昇 40倍ダメージを大円範囲の敵に与え、20秒間仲間全員にATK+15%、自ペアの移動速度+20% 3 32秒 アビリティ ゲームでなら簡単なのに・・・ 発動条件 効果 痛恨 被クリティカル時、10秒間自ペアのATK+10% 神花・覚醒 神花/覚醒時 獲得精霊 初回神花 二回目回神花 三回目神花 四回目神花 SR七人御先(紫) 一定覚醒値報酬 必要覚醒値 5 SSR七人御先(紫) 全開突破報酬 SR七人御先(紫) 最高級技うどん玉x15 神花解放 段階 必要コイン 必要属性結晶 上限Lv30 - - 上限Lv50 - - 上限Lv70 - - 上限Lv99 - - 上限Lv150 2,048,000 勇気の結び目・魂x1 勇気の結び目・絆x1 勇気の結び目・花x1 勇者絵変更神花解放数 2回 ボイス 1 - 2 - 入手方法 お仕度!仮装パーティガチャ 名前