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戦士ギルドの歴史 第二紀283年、支配者ヴェルシデュ・シャイエは、帝都分裂の危機に直面していた。タムリエルに散らばる隷属国の反抗ぶりは新たな次元に到達し、公然と彼の支配に挑んでくるようになった。彼らの税金の支払いを拒絶し、軍を率いて各地の帝都軍に襲いかかった。ドーンスターの砦が陥落すると、シャイエは帝都評議会を招集した。ドーンスターの南にある会合地となった街の名前をとって、「バードモント会議」とでも呼んでおこう。その会議で、大君主は包括的かつ普遍的な戒厳令を宣言した。軍隊を解散しないタムリエルの王子たちには大君主の懲罰が待っていた。 それからの37年間は、タムリエルの歴史において、もっとも血なまぐさい時代となった。 王立軍をひとつ残らず叩きつぶすため、ヴェルシデュ・シャイエはみずからの精鋭軍の多くを犠牲にすることを強いられた。さらに、帝都公庫の財源もほとんど使い果たした。それでも、かれは考えられないことをやってのけた。歴史上初めて、地上に軍隊がひとつしかない、シャイエの軍隊しか存在しない時代が到来したのである。 いくつかの問題がすぐさま表面化した。それは、シャイエの偉業と変わらないほと衝撃的なものだった。シャイエの戦争は貧困を蔓延させていた。敗戦国もまた、軍資金を防衛費につぎ込んでしまっていた。農民も商人も生活の手段を粉みじんに破壊されていた。タムリエルの王子たちは以前のように税金を出し渋るのではなく、払いたくても払えなくなっていたのだ。 戦争で利ざやを稼いだのは犯罪者だけだった。地元の衛兵や義勇軍が消えうせた今、逮捕される心配もないまま、彼らは無法と化した土地の残骸を食い荒らした。シャイエが最後の家来の軍を破壊する以前からアカヴィルが懸念していた事態だったが、解決策はどこにもなかった。シャイエとしては、隷属国に軍隊を再組織させるわけにもいかず、結果として、かつてないスケールで無秩序が深まりつつあった。シャイエの軍は犯罪の増加を食い止めようとしたが、地元の犯罪組織は中央政権をみじんも恐れてはいなかった。 320年の幕開けとともに、ヴェルシデュ・シャイエの親類である「鉄宰」ディニエラス・ヴェスが、大勢の仲間を従えて大君主に謁見した。常備軍の代案として、利益を追求した、貴族が雇うことのできる傭兵の結社を作ってはどうかと提案したのが彼だった。雇用契約は一時的なものとし、契約料の数パーセントを中央政府が徴収する。そうすることで、シャイエの激痛のうち、ふたつは癒せるのではないかと。 結成当時はまだ、ツァエシ語で「戦士」を意味する「シフィム」と呼ばれてはいたものの、ここにおいて、後に「戦士ギルド」として知られるようになる組織が誕生したのである。 「鉄宰」ディニエラス・ヴェスは当初、アカヴィル人だけの結社にすることが大切だと考えていた。彼がこうした信念を抱いていたことはどの歴史家も認めるところだが、その動機については意見が分かれる。古典的でシンプルな理論は、ヴェスは同郷人のことをよくわかっていて、信用しており、利益のために戦うという彼らの伝統がプラスに働くと踏んだからだ、というものだ。また、鉄宰と大君主のどちらもこの組織を利用して、五百年前に端を発するタムリエルの征服を達成しようとしたのだという、これまたもっともな意見もある。第一紀2703年にタムリエルを襲撃したとき、アカヴィルはリマン王朝に撃退された。そして今、大君主が権力の座につき、ディニエラス・ヴェスの策謀によってアカヴィル人だけの現地軍が生まれようとしている。戦闘で成し遂げられなかったものを、忍耐力でまんまと成し遂げようとしていたのだ。多くの研究者が提唱するように、こうしたやり方はアカヴィルのツァエシにとって、伝統的な戦略なのである。なにしろ彼らはいつでも時間を味方につけられる不死の蛇人なのだから。 だが、それらは空論でしかない。シフィムはシロディールと隣接するいくつかの王国で地位を確立したものの、あっという間に現地の戦士の必要性が高まった。問題の一部は単純に、なすべき仕事をこなせるだけのアカヴィル人がいなかったということだ。それと、配属された地域の地理や政治を蛇人が理解しないという問題もあった。 シフィムがアカヴィル人だけでは成り立たないことは明白だった。そして、その年の中頃までに、戦士兼妖術師、ならず者、騎士といった3人のノルドが組織に加わった。 そのノルドの騎士は、名前は時間の流砂に埋もれてしまったが、腕のいい鎧職人でもあった。それにひょっとすると、ディニエラス・ヴェスを除けばもっとも組織の発展に貢献した人物であったかもしれない。しばしば述べられてきたように、アカヴィル人、とりわけツァエシは鎧よりも武器についての造詣が深い。彼らが鎧を着ることはなかったとしても、騎士は他のメンバーに敵の鎧の弱点を説明し、ポールドンやグリーヴには関節がいくつあるかとか、アケトンとアームカチェン、ゴーゲットとグリドシュリム、パレットとパスガード、陣羽織と草ずりの違いについて説いて聞かせたのだった。 こうした知識のおかげでシフィムは、その心もとない戦力からは考えられないほど効率的に、賊どもを一掃するための長い戦いに勝つことができた。歴史家はこんな冗談すら口にする。アカヴィルが第一紀にノルドの鎧職人を雇っていたら、侵略は成功しただろうに、と。 シフィムに加わった3人の部外者が活躍したことで、現地メンバーの加入に拍車がかかった。その年度末までに、シフィムの活動は帝都全域に広がっていた。若い男や女が大挙して組織に加わった。その理由は、生活が苦しいから、ひと暴れしたいから、冒険に出たいから、犯罪のはびこる隣国を助けたいから、などなど、十人十色だった。彼らは訓練を積み、悩みを抱える貴族を救うべくすぐさま派遣され、管轄区域における衛兵や戦士としての役割を担った。 犯罪撲滅や怪物退治におけるシフィムの目ざましい活躍ぶりが呼び水となって、支配者ヴェルシデュ・シャイエは帝都の是認を求める他の組織の代表者も手厚くもてなすようになった。魔術師ギルドは比較的早い時期に結成されてはいたものの、帝都から疑わしく思われていた。第二紀321年、大君主は「ギルド法案」を採択し、魔術師ギルドは帝都公認のギルドとなった。この法案では他にも、鋳掛師、靴職人、娼婦、代書人、建築家、酒造家、ワイン商、機織工、ねずみ捕獲人、毛皮職人、料理人、占星術師、治癒師、仕立て人、吟遊詩人、弁護士、それと戦士であるシフィムも公認ギルドとなった。ただし、勅許状にはシフィムとは記されておらず、すでに市民のあいだに浸透していた呼称を立てる形で、「戦士ギルド」と呼ばれるようになった。どのギルドも、第二、第三紀にかけて新たに認められた他のギルドも、タムリエルの人民に対する価値を認められ、シロディールのもとで保護され、奨励されることになっていた。対価を払わなければ勢力を広げることはできなかった。ギルドの存在により帝都の基盤は強化され、その財源は再び潤っていった。 ヴェルシデュ・シャイエの死後間もなく、ギルド法案の採択からわずか3年後、世継ぎのサヴィリエン・チョラックは現地軍の再編に着手した。戦士ギルドはもはや地方貴族の主力部隊ではなくなっていたものの、その存在価値は揺るぎないものとなっていた。過去においても、私的財産を求めた力のある個人は確かに存在したが、ディニエラス・ヴェスこそが、近代における冒険ブーム、つまり富と名誉をつかむことに人生を捧げる男たちや女たちの「奔り」とも言える存在であると、多くの歴史家が述べている。 それゆえに、誰もが戦士ギルドに感謝しなければならない。そのメンバーだけでなく、対価を払えば法の範囲内で強い戦士を提供するというギルドの公平なる方針に助けられてきた人々も。戦士ギルドがなければ、どんなギルドも存在しなかったのだから。それどころか、自立した冒険家という生き方すら存在しなかったかもしれないのである。 戦士ギルド関連 歴史・伝記 茶2
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今回予告 かろうじてまほろばに逃げたサーチナイツ。まほろばから出てみると、そこは… オープニング いんざまほろば。例の兄弟が、ドロップ品の買取、消耗品を売ってくれる。装備は売ってくれない。 まほろばからでると、龍炎騎士団本陣のど真ん中である。そこにはステラ、スミレ、ヤタがいた。 サーチナイツを打ち破ったはいいが、テラン国境警備隊はそれなりの損害を被っていた。 勢いに乗じて追撃してきた舞台は、ナイツオブドラゴンブレイズの艦砲射撃で止めを刺された感じ。 そのとき、白く輝く黄金の竜を船の乗組員は目撃していた。 まぁ竜ごと撃ったんだけど。 ピアニィはサーチナイツに続いて上陸すみだったため捕まった模様。 場所はスミレが調べてきた。シゲドウ「隠密任務は得意なんだよねー」 ステラ「突然過ぎるでしょ。ほんとにほんもの?」 ステラ「君たちは…まさかまほろばにいったのか。なるほど。無事でなによりだ。ところで、必死に逃げてきたところ悪いんだが、また力を貸してくれないか。」 ステラ「我々龍炎騎士団の力をもってしても、手に余る難題を抱えていてね。君たちがいればぐっと楽になるだろう。」 ステラ「うまく働いてくれれば、報酬は上乗せだ。」 ステラからの依頼 ピアニィ救出作戦の囮になること チキの討伐への参加 このふたつにそれぞれ力を貸して欲しい。 報酬は成功すれば、片方成功すればギルドメンバーひとりにつき1万。両方成功すれば3万。 ポイント 作戦は同時に展開される。これは決定事項。 間に合わないと、ピアニィがどうなるかわからない、騎士団は竜が負傷している今のうちに討伐なり捕獲なりしてしまいたい。 ミドル ピアニィ救出作戦 サーチナイツには囮になってもらう。収容所を強襲して、敵兵力を惹きつけて欲しい。 混乱に乗じてスミレ率いる竜影隠密隊がピアニィを救出する。 FS判定でおこなう。 判定はダメージ。進行値は15。5ラウンド経過で終了。たたき出したダメージを累積して達成値を計算する。達成値-目標値の欄は値を20倍する。 4進めたかったら120点オーバーのダメージをたたき出す。 目標値を250点超えたらクリティカル扱いとする。 目標値はひとり120点とする。 終了すれば漆黒の騎士がが出てくる。 漆黒はHPを1000に変更すること。メンバーを見て、スミレを参加させるか決めること。 漆黒の騎士 FS開始から漆黒の騎士討伐までに10ラウンド経過すると、援軍が到着して、PCたちは捕虜になる。 チキの討伐 チキを倒す。チキまでの道のりは龍炎騎士団が切り開いてくれる。 チキはHPを2000に変更。聖龍のうろこなし、ブレスにエラッタ入ったので注意。 その後 数日後 炎海の制海権を手に入れたレイウォールは勢力を押し返し、ついに国境線を突破、帝都を包囲した。 ステラ「このまま帝都に押し進む!」 ステラからの依頼その2 帝都攻略戦に参加して欲しい。 報酬はひとりにつき5万。 拒否してもいいが、船は返さないよ? クライマックス シーン1 帝都攻略作戦 シーン2 vs皇帝 皇帝 ムスペルヘイムの巨人☓2 黒騎士団☓2
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ベロのスピーチへの反応 魔闘士マルヴィサー 著 収穫の月14日、ベレヴァー・ベロという名の幻惑士が、帝都にあるジュリアノスの礼拝堂にて、非常に無知なスピーチを行なった。類稀なる無知なスピーチであったため、反応する理由がなかった。残念ながら、彼はその後スピーチの内容を『魔闘士へのベロのスピーチ』として自主的に出版し、少しばかりの受けるに値しない注目を学会から浴びた。ともに彼の誤認を解消しよう。 ベロは講演を、タイバー・セプティムの帝都魔闘士、ズーリン・アルクタスから、ユリエル・セプティム七世の帝都魔闘士、ジャガル・サルンまでの有名な魔闘士の一般的に事実とされている記録を述べるところから始めた。彼の狙いは、重要な場面で魔闘士は、その強みとされている破壊学よりも、違うマジカに頼るということを知らしめたかったのである。まず、この歴史の事実について異議を唱えさせてもらう。 ズーリン・アルクタスはベロが主張するように、神秘論や召喚の呪文を使ってヌミディウムというゴーレムを作り出していない。実際のところ、ヌミディウムがどのように作られたか、またはそれがゴーレムや精霊のような言葉がもつ伝統的な意味あいのものであったのか、我々は知らない。ユリエル5世の魔闘士ヘソスは帝都魔闘士ではなかった── 彼は単に帝都に雇われた妖術師であったので、彼がアカヴィルとの様々な戦闘でどのような呪文を唱えたかは無関係であり、それらが聞き伝えであることは言うに及ばない。ベロは女帝モリハーサの魔闘士ウェロックのことを「洗練された外交家」と呼ぶが、「破壊学の強力な研究者」とは呼ばない。帝都魔闘士を正しく識別できたことに関してはベロに祝いの言葉を送るが、破壊学に関するウェロックの技術の例は多くの書面に残されている。例を挙げると、賢者セララスは、ウェロックが吸血の雲をブラックローズの反乱軍に対して唱え、彼らの腕力と技術を味方に移したことを長く書き綴っている。これは何であるか? 破壊学の素晴らしい実例以外の何ものでもない。 ベロは哀れにも、ジャガル・サルンを実力の低い魔闘士として挙げている。気の触れた裏切り者を理性的行動の例に使うのは受けいれ難い見解である。ベロは何を希望しているのか? サーンに破壊学を用い、タムリエルを従来の手段で破壊して欲しかったのであろうか? ベロは彼の虚偽の歴史を論拠としている。もし彼が歴史の中から、魔闘士が破壊学以外の呪文を唱えている、4つの好例を探し出したとしても── 実際、見つけられていないが── それは逸話的な証拠であり、論理を支えるには至らない。私は、治癒の呪文を唱える幻惑士や瞬間移動する処刑人などの例を4つ楽に探し出せる。すべてに適切な時と場所が存在するのである。 この不安定な土台にたっているベロの論理は、破壊学は真の学問ではないというところである。彼は破壊学を学問の道としては「狭くて浅い」と呼び、その生徒たちは性急で、誇大妄想の傾向があると言う。これにはどのように反応すればよいのか? 破壊の呪文を一切しらないものが、その学問を単純すぎると酷評する? 破壊学は「最大のダメージを最小の時間で与える」ことを学ぶとして要約するのは明らかに馬鹿げている上に、幻惑学で研究した複雑な要因を列挙することによって、己の無知加減をさらに詳しく露呈している。 破壊学にて学ぶ要因を挙げることで反論させてもらう。破壊学では呪文を到達させる方法が他のどの学問よりも重要である。接触によって呪文をかけるのか、距離をおいて、集中的な円の中で、または1度かけて後に発動させるのかなどである。炎、雷、冷気などの呪文をかけるには、どのような力を加えなければならないのか? それぞれの利点や危険性は? 違った種類の破壊の呪文攻撃に対する様々な標的からの反応は? 可能な防御や、いくつの標的に対して攻撃できるのか? どのような環境要因が考慮されなければならないのか? 遅延ダメージを与える呪文の利点は? ベロは破壊学は繊細になり得ないと示唆するが、時には世代に次ぐ次世代にまで影響を繊細かつ崇高に及ぼし、この学問の範囲に収まる「呪い」の数々のことを彼は忘れている。 変性学は、破壊学とは区別された個別の存在であるが、その2つは併合されるべきと主張するベロの論理は明らかに滑稽である。彼はこう断言する── またもや、変性学や破壊学について何もしらない男が言うのである── 「ダメージ」は変性の呪文によって与えられる、現実の変化の一部である。意味合いとしては、変性の呪文を挙げると、空中浮遊、それは破壊の呪文である電撃と非常に近い存在であると。それを言うのであれば、変化の現実を学ぶ変性学が、変化の表現を学ぶ幻惑学を吸収したほうがよいと言うのも同等に理にかなっている。 幻惑学のマスターが破壊学にこの攻撃を仕掛けたのは決して偶然ではない。結局のところ、幻惑とは真実を覆い隠すことなのである。 緑3 魔法学・薬学
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アルフレーン教国 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (アルフレーン教国.gif) 概要 ジルグラード大陸西部のコルティア海沿岸の国。 教皇の受難によってファラ教皇を受け入れたアルフレーン帝国はアルフレーン教国と名を改めた。 しかし、東方教皇と教帝との関係が悪化して、やがて宗教内乱によって東方教皇が廃されることとなっていった。 歴史 587年のエデッサ公会議において、エルメキア皇帝エルメキウス15世にシオン正教会が支持されると、旧宗派(東方教会)の勢力が弱まり、東方教会の教皇マギストス4世は、翌588年に海を渡り、アルフレーン帝国は亡命(教皇の受難)を受け入れた。 600年に東方教皇マギストス4世が崩御すると、すぐに枢機卿会議が開かれ、新東方教皇が選出される。即位したのはアルフレウス1世。新しい東方教皇は、アルフレーン皇帝フローム=グリューゲルに『教帝』の称号と大きな権力を与えた。 836年から続くアルフレーン宗教内乱によって東方教皇ペーテルと教帝スヴェン=グリューゲルが争い、東方教皇が廃され、教帝は教会の権力を取り込んだ。 978年には、サン・レオナールの森のハス族の侵攻によって帝都メーテルブルクが略奪されるという憂き目に遭う(メーテルブルクの却奪)。この際、教帝フルデン=グリューゲルも討死、多くの王族も殺害され、一時、パルノテイアに亡命政府が置かれた。これにより、一時エルーウィン=ハス王国が建国されるが、ハス族は内部争いを繰り返し、また、ユリアン=ユリアラスらの活躍によって帝都メーテルブルクを回復。その後、ハス族を完全に追い返した。その後、メーテルブルクは“帝都”から“聖都”と呼称されるようになった。 歴代君主 『神官王』フローム=グリューゲル 『絶対教帝』スヴェン=グリューゲル フルデン=グリューゲル
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基本情報 名前 ラディナ・ビルト 生没 ラドリザン (6867~6924) 出身 クルーディア帝国 種族 人間 性別 女 略歴 クルーディア帝国染都将軍。 ソフィードの戦いにおいて、ラグと共に第6部隊の副官を務めていたが、指揮官の無謀な攻撃によって部隊は半壊、残存部隊を率いて撤退中を、第8部隊のグラスシードに救われた。 半壊した第6部隊は第8部隊に吸収され、以後グラスシードの部下となる。 その後、シグリア攻略戦、ランドヴァルク作戦において、グラスシード部隊の将軍として活躍する。 グラスシードのお供として帝都に赴いたとき、皇太子であるケルカと出会う。まだ幼少で、悪戯盛りだったケルカは、メイドたちを振り切って城内で1人で遊んでいた、そこに出会ったラディナが、外で遊びたがっていたケルカを連れて遊んだのがきっかけであるが、これが後の戦いで、大きな鍵となる。 その後、牙谷の戦いにてパレス滅亡に、サムルトン遠征にてサムルトン滅亡に大きな功績をあげと、論功によって帝都の帝室近衛隊長に任命される。 当初はこの人事を不思議に思ったラディナだが、皇帝ファルスに、「皇太子ケルカがお前になついている」と言われて納得した。 フェリサスによるクーデターが起きると、ケルカ皇太子とカオスクラウンを奪取して帝都より脱出、これがグラスシードによる反撃の最大の旗印となり、カオスクラウンの戦いを勝利へと導く大きな要因となる。 グラスシードが皇帝になってからも、変わらずに仕えるが、グラスシードは、それまで配下の将軍と友人の様に付き合っていたのが嘘の様に権威を振りかざす様になり、そんな彼との間に摩擦を感じ始めたラディナは、徐々に距離を置くようになった。 人物 損得感情よりも気の向いた方へ動く好奇心旺盛な娘。打算より好奇心でグラスシードに荷担する。 ラグとは良き悪友として様々な事件を起こしてきた。 関連項目 CHAOS CROWN
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ニット帽(にっとぼう) 概要 ヴェスペリアから登場した帽子系の頭防具。 登場作品 + 目次 ヴェスペリア エクシリア 関連リンク ネタ ヴェスペリア 帽子の一種。物理防御力+4、魔法防御力+2。 帝都 ザーフィアスの店で100ガルドで買える。 No. 720 分類 帽子 物理防御力 4 魔法防御力 2 属性 - 備考 - 買値 100 売値 50 装備者 全員 入手方法 店 帝都 ザーフィアスザーフィアス城 ▲ エクシリア 男性用の頭防具、帽子の一種。物理防御力+18、魔法防御力+62。 防具屋で買える。 分類 帽子 防御属性 - 物防 18 魔防 62 買値 290 売値 101 特殊効果 - 装備者 ジュード・アルヴィン・ローエン 入手方法 店 防具屋:Lv1以上 ▲ 関連リンク ▲ ネタ ニット帽(英:knit cap)とは、毛糸で出来た帽子の事。 ▲
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重複してるかも。 時系列順 (1) (2) 古代魔導帝國崩壊前 魔導に基づく文明、隆盛を誇る すでに神殿宗教とグアベロ皇国は存在する。 神龍の出現 機神の出現 第一世代 ラパクス等 第二世代 第二世代異形機神 第三世代 黄金龍 機械神 人の子現れる。 教会、成立する 人の子入滅 古代魔導帝國崩壊 -1000? 魔族征西 対魔族戦争、帝國の雛形できる ゴーラ帝国成立、魔族に抵抗する 魔族征西終結。西方魔族の発生 帝國の成立 南方辺境の成立は、おそらく帝國で最も早かったろう。 東方 森の王国のひとつシリヤスクス王国 すでに南方通商路をもつ? -400? 【帝國東征】 東征帝トライアヌス、森の王国群を制圧、東宝辺境領とする。 クラウディウス一門東遷 帝國のこの時点の辺境体勢は不明。 南方辺境はすでに成立か? 北方、西方の編入時期は不明。 ○以下の時系列の前後は不明 ○【ゴーラ帝国戦争】以下の時系列の前後は不明 北方辺境分離 バルト三国独立 オスミナ独立確定 ゴーラ湾通商の多国籍化が始まる 北方辺境の帝國化進められる? ○【帝國全体】以下の時系列の前後は不明 内海からゴーラ湾までの内水交通路、成立し、整備が進められる。 各辺境と中央とのつながりが強まり始める? 皇帝都市の各辺境への設置? ○【南方関連】以下の時系列の前後は不明 南方辺境 完全な封建が成立、農奴が出現する。 帝國穀倉地帯として繁栄し、帝國外への輸出も始まる? ○【東方関連】以下の時系列の前後は不明 シリヤスクス一門、東方辺境にて金融一門となり、都市と都市間に影響力を発揮し始める 東方産品の輸出も安定化? ○【西方関連】以下の時系列の前後は不明 レヌス河国境確定? 衛星国に対して影響力を発揮し始める? ○【教会関係】以下の時系列の前後は不明 公教会成立する。これまでの教会は正教会と呼ばれるようになる。 公教会、正教会に対して、新教会現れる。 清教会現れる。 【レイヒルフト登場まで】 ユスティニアヌス帝戴冠 ユスティニアヌス帝辺境親征 各辺境のトラブルを実力で解決したらしい -40~50? カメリア誕生 魔道師の道を進む? レイヒルフト誕生 冷遇された育成時代であったらしい。 異母姉カメリアのほかの兄弟不明。存在していたとしても嫡男としての地位は揺らがなかっただろう。 小ガイユスはレイヒルフトの乳兄弟である。 【魔族、東方辺境へ侵攻】 東方辺境の防衛崩壊。 ユスティニアヌス帝軍、救援。 魔族軍を国境外に押し出す。 ユスティニアヌス帝、東方政治介入 【東方辺境政変】 シリヤスクス重鎮、東方辺境候を押し込め、重鎮寡占体制を構築する。 レイヒルフト、各門若手を組織化。 ネロはすでにレイヒルフトに近しかったらしい。 カメリア事件?時期不明 以後、カメリアは魔導師の道を進む 【東方クーデター】 レイヒルフト、クーデターにより東方辺境候に就任。 同時に東方各家門の支持を受ける。 ユスティニアヌス帝、これを支持する? 東方体制を抜本的に改革しはじめる。 黄金龍解析 黒の竜神をはじめとした機神・機装甲系列開発始まる 東方防衛構想は一変し、攻勢軍勢が建設される。 【アル・カルナイ戦争】 レイヒルフト、有利な条件で講和する。 東方辺境の輸出ライン安定化する? 【魔族戦争】 東方辺境より魔族領へ侵攻、 魔族軍と決戦、撃破? ラオウ大公、暗殺される。 東方辺境軍、ラオウ大公領を占領。 大公領での資源開発はじまる。 エドキナ救出 エドキナ大公の魔族大公就任はこれより遅れること数年であるらしい。 -25前後? 【レイヒルフトの帝國中央政界進出】 ユスティニアヌス帝、降嫁策をとる。 アルトリウス:レイヒルフト婚約 レイヒルフト帝國宰相へ アルトリウス:レイヒルフト関係冷却化 カシウス候、アルトリウス支持。 アルトリウス:レイヒルフト婚約解消 リランディア:レイヒルフト結婚 南北辺境候皇姫降嫁策 南方にはアルトリウスと、アントニウス候孫姫婚約 北方には皇姫降嫁 ジュウキェフ事件 レイヒルフト増援拒否 ジュウキェフバルジ成立 ○以下の時系列の前後は不明 ○【リランディア関連】以下の時系列の前後は不明 リランディア救出事件 カメリアの能力が魔導ギルドに広く知られる? アルトリウス:レイヒルフト婚約破談 リランディア:レイヒルフト結婚 リランディア長子(後のカタリナ)懐妊 カメリア懐妊(後のカイル・シルフィス) リランディア次子(後のアドニス)懐妊 リランディア第三子(後のガイユス)懐妊 ○【三頭政治関連】以下の時系列の前後は不明 アルトリウス:セルトリウス枢軸成立? アルトリウス:レイヒルフト会談 大構想の提示? アルトリウス:レイヒルフト婚約破断 冷却化? レイヒルフト:カシウス会談 三頭政治の成立 ○【ユスティニアヌス帝崩御関連】以下の時系列の前後は不明 ユスティニアヌス帝老衰により崩御 コンスタンス大公戴冠 コンスタンス帝レイヒルフト重用 帝都騒擾 絶対帝政宰相派と、融和派皇子派との対立 コンスタンス帝、絶対帝政の目的に従って、レイヒルフトの権力掌握を認める≒リランディアの後継指名の内意を示す。 コンスタンス帝後継皇帝を遺言書に記載。ケイロニウス一門筆頭デキムス・ケイロニウス・ガリウス公と内宰へ遺言書を託預。 コンスタンス帝暗殺 カシウス・セルウィトス・セルトリウス西方辺境候による、アルトリウス・レイヒルフト和解会談の仲立ちがあったとされる。 アルトリウス・レイヒルフト和解 アルトリウス、リランディア戴冠を支持する。 リランディア戴冠 南方辺境候アントニウス、アルトリウスを報じて、反リランディア姿勢を鮮明にするが、アルトリウスは応じず。 リランディア最終勧告発布 南方辺境候アントニウス、リランディアの最終勧告無視 内戦始まる。 ○【帝都騒擾】以下の時系列の前後は不明 魔導ギルド掌握 魔導ギルド・教会抗争? 教会による親教会貴族指嗾? ○【内戦関連】以下の時系列の前後は不明 皇帝軍、東方辺境式軍制に改革される。 歩兵戦術、砲兵戦術、装備機装甲抜本的に変更される -20前後 【内戦開始】 南方戦争 エウセピア、修道院に隠される 皇帝軍、南方辺境軍決戦 南方辺境候軍、壊滅。 南方辺境貴族体制は重大なダメージを受ける。 内戦開始後5年 【帝都策動】 教会勢力、帝都にて暗殺事件 セルトリウス候三男、東方辺境貴族ラウルレス暗殺 北方辺境候グスタファス帝都へ進撃 【北方戦争】 マグヌス騎兵集団大返し帝都北方に防衛線構築に成功する 皇帝軍主力帝都到着 皇帝軍再編 帝都防衛、北方辺境領侵入始まる。 連合王国、ジュウキェフバルジへ侵入。ネロ軍と激戦 ○以下の時系列の前後は不明 ○【宗教戦争】以下の時系列の前後は不明 教会勢力との闘争については不明な点が多い。 信教の自由令発布 宗教戦争全土へ広がる 教皇庁成立。教会掌握 ○【南方情勢】以下の時系列の前後は不明 南方諸国、ペネロポセス内海経由の侵入続ける。 目的は内海対岸橋頭堡の確立により帝國を内陸へ押しやることであったらしい。 フェルヌス:メルセデシア結婚 時期不明 以後、東方貴族と南方貴族の結合強まる フェルヌス将軍 ペネロポセス内海干渉戦争に最終的に勝利する。 エル・コルキス 海賊戦術にシフト ○【東方情勢】以下の時系列の前後は不明 アル・カルナイ動かず。 東方辺境領ならびに魔族大公領、生産体制拡大。 ○【西方情勢】以下の時系列の前後は不明 西方辺境候軍が北方戦争に動員されたため、西方辺境の覇権低下。衛星国の政変、策動続く。 トイトブルグ事件 西方からの不安定流入する ○【三頭政治】以下の時系列の前後は不明 アルトリウス指揮下近衛軍、消耗的解消へ カシウス候三王子、すべて戦死する レイヒルフト子息、戦場で死なず頭角を現す アドニス殿下南方王女妻帯 1090~1091頃 【内戦終結】 トゥール・レギス戦 北方辺境候戦死? 事実上の内戦終結。 アルトリウス、アル・カルナイへ降嫁 アル・カルナイ:アル・レクサ戦争 ディエゴ軍、マグヌス将軍参画 内戦開始後15年程度 【戦後】 ペネロポセス内海にて海賊対策続く 国内再開発始まる 河川交通路再整備始まる? 東西辺境領よりの連絡道路建設はじまる 【西方関連】 帝國の対西方衛星国干渉体制復活 トイトブルグ政変 ナナリィ王女戴冠 トルメクンブルグクーデター ヴ王、ヴァイトルト将軍を傭兵とし簒奪 メクレンブルグ事件 メクレンブルグ王都占領 「学院」の設立 13R 編成 アリア姫、皇族籍へ 南方貴族家復権 【帝國による対外態度決定】 アリシアママン事件 グアベロ皇国の対帝國態度硬化 すでにバローは暗躍していたはずだが、対帝國フェーデを宣言したのはこの冬以降であろう。 カメリア:グスタファス宰相会談・カメリア:マクシムス南方辺境公会談 グスタファス:マクシムス会談 765訓練隊 成立する マグヌス将軍大使任命/トイトブルグ大使帝都着任 黒の二、南方にて瞬殺事件 13R帝都召還 21B編成 1092? 1070年ごろ 内戦開始。南方辺境戦。 アレクシアは1070年 ルキアニス、マルクスは1072年生まれ 1075年頃 北方戦開始。 1088年 内戦中 一年目ルキ16歳 ルキ、マル子、士学入学。 1089年 二年目ルキ17歳 ミネルヴァ・アドルファス・グスタファス誕生 1090年 三年目ルキ18歳 ルキ、マル子、士学卒業 1091年 四年目ルキ19歳 トイトブルグ事件 五年目前後に内戦終結と理解 1092年 五年目ルキ20歳 年度末 第十三連隊開隊 1093年 六年目ルキ21歳 クラウディア一年生 秋祭り 冬至祭 新年 フェイトそん901参加。それ以前にヒュド、アインツブルグ部隊、フェイトそん奪還 早春 無名901参加。 グアベロ皇国、対帝國態度硬化 冬至祭り以後のいずれかの時期にサウル・カダフ将軍21B旅団長へ内定。 トイトブルグ干渉戦争準備開始。 1094年 七年目ルキ22歳 クラウディア 二年生 春 シルフィス、13R長へ。第十三連隊帝都へ。 春祭り デコースによる黒の二瞬殺事件 晩夏 21B西方移動 秋 765トイトブルグに参戦。 トイトブルグ干渉戦争 1095年 八年目ルキ23歳 クラウディア 三年生 ユリアヌス殿下生誕? 新学期 765帝都帰還。 767結成 涼ちんザフト四馬鹿参加。 クラウディア騎士叙任。シンジさん学院入学と婚約。 夏 アリア姫アル・カディア降嫁。 秋 765、766アル・カディア戦争に参戦。 冬 オスミナ紛争。ヴェルキン、アリシア901に参加。 帝國暦1096年、第5の月、第7の日 春 連合王国、ネムヌス河事件。ジュウキェフバルジ放棄。 シンジさん北方辺境候就任。 年度末 クラウディア学院卒業 九年目ルキ24歳 クラウディア軍務一年目? 帝國暦1096年 クラウディア、近衛騎士へ。 イサラ逮捕。クルル=カリル開発開始。 帝國暦1097年 十年目ルキ25歳 クラウディア志願二年目 クラウディア上級騎士課程卒業。発条音開発に参加。 双性者に肉体改造。騎士長に昇進。 帝國暦1098年 十一年目ルキ26歳 クラウディア志願三年目 発条音部隊結成。北方展開と実戦参加。 夏頃、大北方戦争開戦 バルタス王国で、翌春まで戦闘。 帝國暦1099年 十二年目ルキ27歳 クラウディア志願四年目 大北方戦争2年目 ラグナル王国での戦闘。 「六号」試作機実戦試験。 帝國暦1100年 十三年目ルキ28歳 クラウディア志願五年目 大北方戦争終結。 ゴーラ皇帝ゴルム憤死。ヨルマ戴冠。 ヴィスマリアン条約締結。 帝國暦1101年 21B部隊再編。 帝國暦1102年 ゴーラ内乱にガイユス殿下輿入れ。ヨルマ帝王配へ。 アル・ダキアでの一連の事件 1102年ごろに機神教団討伐 帝國暦1103年 帝國暦1104年 1104年ごろにゴーラ帝国内乱が終了。 帝國は南方戦役のための全面動員に入る。 帝國暦1105年 南方戦役開始1105年
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その他 藤原貴梨花(ふじわらきりか) パワフルな人気女優。23歳。 元は最上の顧客だったが、現在は涼子とも仕事をこえた友人関係である。 特筆すべきはその行動の男前さと体に似合わぬ大食漢ぶりで、ホテルのロビーで5千万円を ぶちまけて説教したり、1キロのサンドイッチを5分で完食したりと数々の伝説を残す。 演技に対しては常に理想を持って取り組んでいるらしく、その事が性格などにも 影響していると思われる。 水無月慶(みなづきけい) 最上の新人時代からの古い友人(本人曰く腐れ縁) 現在はライバルホテルであるグランシェルホテルトーキョーのコンシェルジュ。 最上とは正反対のタイプで、非合法スレスレの手を使って客のリクエストを 叶えることも厭わず、裏世界の住人とも懇意にしている。 ただ、人を見る目や仕事の基本姿勢などには二人に通じるものがある。 帝都ホテル時代の師、小野寺さんの教育の賜物か。 最上の「魔法の手帳」に対し、水無月は「悪魔の電話(イビルホン)」を持つ。 有明光成(ありあけみつなり) クインシーホテルに宿泊中の漫画家。 青年誌に少年誌・児童誌など幅広く活躍し月平均200ページの超売れっ子。 漫画家としての姿勢などは作者(藤栄氏)のものでもあるとも推測されるため 作中ではやや異色な立場であるといえる。 ちなみに作中に出てくる有明のマンガは藤栄氏ではなく別の漫画家が描いた物。 オーナーと同じく阪神ファン。 小野寺 最上と水無月の帝都ホテル勤務時代の上司。 当時から変わり者で通っており、支配人でありながら ベルマンの制服を着てロビーに常駐していた。 現帝都ホテル総支配人。 マーク・ローゼンバーグ ホテルグロリアトーキョー・総支配人。 最上と水無月をヘッドハンティングしようとしたりと 一筋縄ではいかない人物。
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ファンタズム東地区『ローネラズマ』 帝都ファンタズムの中でも中央地区に次ぐ規模を誇る学園都市。 学園都市といっても、その都市機能は多岐にわたり、 兵器開発や魔術礼装の大規模な研究所や文化施設、軍工廠など様々である。 この区画が『学園都市』という呼び方がなされているのは、 左画像左端に見える帝国内でも最大級の『ユグドラシル帝立大図書館』の存在が大きい。 かの有名な『ユグドラシル王立魔術学院』の本校が存在するのもここローネラズマであり、 他にも教会学校や軍の士官学校などの教育機関が存在する。 ソレグレイユのエヴィングに似た移動手段が確立されており、日夜多くの人間が飛び交っている。 この地域は高層建築と地下空間が多いためか非常に人間が多く、 この中から特定の人間を探し出すことは砂漠で蟻を見つけるより難しいとすら言われている。 そのような特性からアーサー帝が一時期、マイスナーの追手をかわす為、 教会に偽名を用いて二年半程滞在していたこともあり、参謀会の中にはアーサーが死んだと本気で考えた者もいた。 これはアーサーが自分が死んだと見せかけるためのものであったが、 マイスナーはアーサーがそう簡単に死ぬような男ではないことを知っていた。 彼は、名君と名高いガノッサ帝から英才教育を受け、 一見何も考えていない振りをしながらも、狡猾な手を臆さず使う術を身に付けていたのだ。 かつて、皇帝府内で何度か暗殺が試みられた際も、アーサー自らがそれを予測し、巧みに避け続けていた。 己の身を護り生き残るためには、アーサーは自分に出された毒物を上手く使い、 逆に自分の命を狙う者たちを消していくしかなかったのだ。 しかし、そのような生活は次第に、本来は心優しいアーサーの精神を蝕んでいき、 一時は手を震わせ目を血走らせ、発狂する寸前のところまで悪化していた。 アインシュナットがヘンリックの手引きでアーサーを皇帝府から脱走させたのも、 暗殺の危険とアーサーの精神状態を鑑みてのことだった。 その後アーサーは、帝国領全域に及んだマイスナーの部下による捜索を攪乱するために、 大司教イルミナートの手引きで名前を変え、髪を解き、口調を和らげ、 素性を全て隠してこのローネラズマの教会学校に身を隠した。 ロクタス大聖堂が北方に退避したという主席参謀ディトリッヒ・ラインヴェルトの情報から、 マイスナーは帝都にはあまり捜索に人員を割かなかったからだ。 だがこのディトリッヒという男は過去、消されそうになった際にアーサーの機転で助けられ、 以降アーサーへの恭順を誓っていた。 マイスナーが捜索の手をこのローネラズマにまで及ぼすのに二年半も掛かったのも、 彼の穏やかな妨害によるところが大きい。 この間アーサーは悪魔祓いとしての訓練に打ち込んだ。 この経験は後にモンモラス、及びマイスナーとの直接対決において大いに活かされた。 そして二年後、帝都全域の教会で謎の放火事件が相次いで発生する。 アーサーは辛うじて教会の悪魔祓い二名とともに脱走、帝都郊外の森に姿を隠していたロクタス大聖堂に避難した。 ここにアーサーとマイスナーの無言の戦いに終止符が打たれ、ロクタス大聖堂は久平に脱出し、 一部がソレグレイユ次元科学開発地区に編入されていた龍陽京・霊土区の聖堂地下に姿を隠したのだった。 『帝都に、このような先進的な場所があったとは。 私は夕方ここに到着したが、人間の多さからかまるでセルタリスに戻ってきたかのような錯覚を受けた。 そういえば、私を親切にも案内してくれた、長い金髪の青年は一体誰だったのだろうか。 彼は名を尋ねた私に『フレイ』とだけ名乗ったが、なぜか私には、 彼の穏やかな口調の裏にどこか翳があるような気がしてならなかった。 それに彼が着けていた剣、あれはどこかで見たことがあるような気がしたのだが…? 明日、図書館に遺跡の資料を探しにいくついでに調べてみるのも良いかもしれない』 ――竜人考古学者エワルスの日記 era2 era3 ユグドラシル 地名
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本名:ネロ=グリス 通称:看守、ネロ 性別:男性 種族:クロメ 身長:190cm 年齢:50歳以上(外見年齢二十代) 職業:看守 星座:双子座 血液型:A型 概要 地下街に存在する巨大な監獄の看守。囚人に繰り返し責苦を与えて尋問し、最終的に処刑する役割を担う処刑人。元は「騎士団」と呼ばれる帝都内の機密組織で働いていた魔法士。そしてその中でもこと特異な任務に就く人体を破壊する魔法、命を奪う魔法に秀でる「処刑魔法士」であったため、攻撃魔法についての造詣が深い。 魔族ではなく普通の人間だが、魔術を扱う関係で老化が極端に停滞している為、実年齢より遥かに若々しく見える。 ぬぼっと高い身長、鋭い目、無表情、重苦しく近寄り難い雰囲気……など外見から受ける印象はほとんどハッタリに近く、本人の性格は実に生真面目で朴訥な人柄。言われたことはそのまま信じてしまう妙に素直な一面も。 うんともすんとも喋らない極端な口下手で無口。声帯は正常でなんの疾患もないため声は出せるし話せるのだが、とにかく喋るという行為を苦手とし、ジェスチャーや手話、筆談を用いて会話するほど。ときにお喋りな双子の弟に通訳をして貰うことも。 好物はお汁粉についている酢昆布、苦手なものはマヨネーズ。さっぱりした味のもの、和風の食事をとくに好む。 『地下街』の統括者。しかし先述の通りコミュニケーション能力が絶滅している為、普段の会話代行もそうだが年に一度の統括者会合には通訳(弟)を同伴させている。 口調 一人称…俺 二人称…御前、貴公 三人称…彼奴 基本的に声は出さず、筆談か手話で喋る。古めかしく堅い口調。 「・・・・・・・・・・・・・・・・相解った」 『御前には礼を言わねばなるまい…何時も世話になっている。礼の言葉も無い』 イメージCV:千葉進歩 背景 かつては帝国で暗に活動する最高機密組織「騎士団」に在籍していた魔法士。もともとは帝都とはかけ離れた小さな田舎町に生まれ育っていたが、都会への憧れから二卵性の双子の弟とともに帝都で仕事をもつことを志し、猛勉強の末に帝都に上京、極めて難関な選考と国家試験を通過した兄弟は晴れて「魔法士」としての免許を取得し、さらにそこから様々な選考を経て「騎士団」への入団を果たす。 騎士団へ入団して暫くして行われた適性審査で、ネロは攻撃魔法、弟のビアンコは治癒魔法に秀でるという結果が出た為、それぞれ別の部署で研修を経ながらも互いを支え合って切磋琢磨していた。しかし、当時から人と会話することが極端に不得手であったネロは、嫌な仕事であろうと頼まれれば頷き一つでこなしてしまっていた為、その役職の重要さ、責任の重さ、武名の高さと相反する評価を受けて忌み嫌われている、攻撃型魔法士の最高峰、魔法士を殺す為の魔法士である「処刑専任魔法士」に査定される。 処刑人としての仕事を数多くこなして団長から数多の賛辞を賜ろうとも周囲からの目は依然として冷たく、ますます人と関わることを避けるようになり、そんな態度がまた人々を遠ざけていった。そんな中で何十回目かの魔法士の粛清が行われることとなり、ネロは何時も通りに仕事を済ませようとしたものの標的が反撃し、班員の何人かに負傷を負わせて逃げてしまう。 このことで責任を問われ、今度はネロ本人が粛清の憂き目に逢いかけるものの、処刑専任の中でも頭一つ抜きん出ていた彼を殺せる魔法士が居らず、ネロのこれまでの戦績を評価していた団長の手により記憶の一部が消去され、帝国から永久追放されるという「島流し」に処されることとなった。 憧れだった帝都を自分の失態で追われることになった、と酷く嘆いて不安定になり、ネロのあとを追ってきた弟と共にあてもなく乗った蒸気機関車でマッドタウンに辿り着き、不思議な少女に拾われ、彼女の部下として働くこととなった。