約 156,108 件
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/6624.html
登録日:2011/08/29 Mon 22 48 10 更新日:2024/04/26 Fri 10 05 10 所要時間:約 6 分で読めます ▽タグ一覧 DANCING BLADE かってに桃天使! EF210形 ←ECOPOWER桃太郎 au ぼく、桃太郎のなんなのさ アイス カムカムエヴリバディ キジ コメント欄ログ化項目 トマト トリビア ドンブラコ ドンモモタロウ ペプシ メガネドラッグ メッツ モモキュンソード モモキング モモタロス モモワロウ ワンダーランドウォーズ 三太郎 仮面ライダー電王 伝説 侍 剣桃太郎 完全勝利ダイテイオー 小栗旬 岡山県 日本昔話 昔話 暴太郎戦隊ドンブラザーズ 松田翔太 桃 桃井タロウ 桃太郎 桃太郎侍 桃太郎電鉄 桃組+戦記 桃鉄 犬 猿 獣戦士ガルキーバ 石川賢版はまじ外道 素晴らしき香川の発想 鉄道 高橋英樹 鬼ヶ島 鬼灯の冷徹 鬼退治 黒田勇樹 日本一の ソイヤッ!! 『桃太郎』は、日本国に室町時代より伝わる御伽話の一つ、及び同作の主人公の名前である。 桃から誕生した主人公の日本男児の象徴たる勇姿は、日本人なら誰もが知っているほどの知名度を誇り、登場人物やあらすじはもはや一般常識レベルで浸透していると言って差し支えないだろう。 【粗筋】 昔々、ある所に暮らす老夫婦がいた。 平和な暮らしを謳歌していた2人だが、ある日、お婆さんは洗濯に赴いた川で川上からドンブラコ、ドンブラコと流れてきた大きな桃を発見、持ち帰ることに。 しかし食べようと切った桃からは、なんと男の赤ん坊が誕生したではないか! 「桃太郎」と名付けられた赤ん坊はすくすくと成長。 やがて、人々に悪事を尽くす異形の存在「鬼」の噂を聞いた彼は、黍団子を携え鬼の巣窟「鬼ヶ島」に鬼退治へと向かう。 果たして、戦いの結末は……? 【主要登場人物】 ◆桃太郎 川上から流れてきた「桃」から誕生した神童。腰に黍団子を携える。 鬼を駆逐すべく鬼ヶ島を目指すが、その旅の中で以下の3体の鳥獣を仲間につけていく。 ◆老夫婦 桃太郎の育ての親であるお爺さんとお婆さん。 お婆さんは餞別として桃太郎に「黍団子」を手渡した張本人。 ◆イヌ 哺乳類食肉目、黍団子と引き換えに桃太郎の子分となった鳥獣の一匹。 ◆サル 哺乳類霊長目、黍団子と引き換えに桃太郎のry ◆キジ 鳥類雉目、黍団子とry ◆鬼 鬼ヶ島に棲む、牛の角を持ち虎の毛皮を纏った異形の種族。 人々に悪事を働き財宝を略奪するという行為が桃太郎の怒りに触れる事になる。 【用語】 ◆桃 川上から流れてきた大きな桃。日本では、桃は邪気を掃う不老不死の薬用植物として神話の時代より崇められてきた。 ◆黍(きび)団子(吉備団子とも) 「黍」という穀物で作られた団子で、お婆さんが桃太郎に渡した餞別の品。1つ食べるだけで百人力となり、「日本一の黍団子」と称される。桃太郎はこれを3体の鳥獣らに与え、主従関係を築く事に成功した。 なお「吉備」の名の通り岡山県が発祥とされるが、作中に登場する「黍団子」との関連性には確証が無い。 【発祥】 様々な説があり、実は未だ確定していない。 かつてあるクイズ番組で「『桃太郎』の作者は?」という問題が出され、解答者が「え……分っかんねぇ~」と答えたところ正解したという逸話もある。 また、桃太郎伝説の元となった人物に関してもやはり様々な説が流布している。 黍と吉備との関連を主張する岡山県、「鬼ヶ島」のモデルとされる女木島が属する香川県のように、こんにちでは様々な自治体が「おらが村こそ桃太郎発祥の地だ」と主張しており、そうした自治体は日本桃太郎連合会なるものに所属している。 ……要するに観光振興のためのフリー素材と化しているフシもある。物語の知名度はもともと抜群だし、舞台が特定のどこそこだと示されていない分どうとでもこじつけられるし、どこの誰かも判らなくて生きているわけがない原作者にロイヤリティを払う必要も無いし。 極端な例を挙げれば 「桃太郎とは百太郎、即ち黄泉の国の追手を桃の実で撃退したイザナギ、氣比神宮では桃太郎の彫刻と称されるガガイモの船に乗った少名毘古那、雉名鳴女を先導に葦原中国の国譲りを受けた建御雷神、猿田彦命を従え葦原中国を統治した瓊瓊杵尊、海幸彦を狗人として従えた山幸彦など日本神話の主役たちの総称である」 「ジャイナ教やタイのラーマキエンではヴェダヴァティーは漢訳仏典で華上子と呼ばれたラーヴァナ(インド神話)に破滅をもたらすためにその娘として転生しているので花の子即ち果実、占い師から忠告されたラーヴァナは娘を川に流すが拾われてシーター妃として成長しているので共通点があり、ラーマ王子は鳥や猿や熊を従えてその島に攻め込んでおり、宝物集においては宝を手に入れているのでまさに一致する」 ……なんて説もある。 「子供のいない善人が不思議な生まれの子供を授かりその子が幸福をもたらす」なんて話は王道パターンなので、ルーツを探ろうと似た話を探しても箇条書きマジックでいかようにでもこじつけられるわけである。 【内容の差異】 一般には前述の内容で知られる桃太郎だが、明治初期までは「流れてきた桃から生まれる」のではなく、「桃を食べて若返った夫婦がセ(合体)して桃太郎を産む」というのが一般的な内容だったとされる。 ただし別に江戸時代に桃から生まれた桃太郎の話が無かったわけではなく、江戸後期には滝沢馬琴の『燕石雑志』で、既に桃から生まれた話の方が主流のように記載され、若返った夫婦から生まれた話はその別説として紹介されている。 明治時代には小学校の教科書に載せられたことで、現在知られる形の『桃太郎』の話がさらに広く浸透したと考えられる。 なお、本作が明治政府の教育政策に都合が良いから教科書に載ったという説もあるが、これ以外のおとぎ話も載っていたので真偽のほどは定かではない。 話の構造的に「超常的なものが化身したみすぼらしいものに親切にした者は成功し、邪険にしたものは失敗する」パターンと類似しているため、一説には本来お供は何か超常的なものだったのではないかとも言われている。 また、各地により内容にも微妙に差異が見受けられる。 <岩手県> 地獄の鬼から日本一の黍団子を持って来いと命じられた桃太郎が、地獄の鬼が黍団子を食べている隙にお姫様を救出する。あれ? <広島県 他> 家来の3匹が臼・針・馬糞・百足・蜂・蟹になっている。『猿蟹合戦』ですねわかりま(ry <香川県> 桃太郎は女の子。あまりに可愛い為、鬼に狙われないよう桃太郎と名付けられた。 女体化、いやいや男装……? <吉備津神社縁起物語> 吉備津彦命(桃太郎)が犬飼健命(犬)・楽々森彦命(猿)・留玉臣命(雉)と共に、鬼ノ城(鬼ヶ島)の温羅(鬼)を退治する。 中国地方から四国地方にかけてはこの他、柴刈りに誘われても中々行きたがらないが、一度出かければ大木を担いで帰って来る「ももく太郎」と呼ばれる類型が分布している。 中国地方側には山に行っても夕方まで寝ているなど怠け者っぷりの強調が大きく鬼退治にも行かずに終わる例もあり桃太郎とは別の話かもしれない。 【童謡】 「桃太郎」という童謡があり、このお話の桃太郎を題材としている。 1番はきびだんごを下さいな、2番は鬼の征伐についていくならあげましょうと物語通りの内容。 しかし鬼ヶ島に乗り込む4番から雰囲気が変わり、5番では「おもしろい おもしろい」と鬼を切り伏せることを楽しんでいるという怖い歌になる。 歌詞考案者は不詳。 【余談】 JR貨物のEF210形直流電気機関車の愛称である「ECOPOWER桃太郎」は、『桃太郎』発祥の地である岡山機関区に配置する最大出力の新型機関車という意味合いも兼ねて名付けられた。 (現在は岡山機関区以外にも新鶴見、吹田機関区に一部が配置されており、新造車が岡山機関区に配置されるのはごく稀である。 2013年3月には瀬野八専用の300番台が登場し、こちらは広島車両所を経て、2014年3月から吹田機関区に配置されている) 「ドンブラコ」なる独特なオノマトペが使われるのは、世界広しといえども本作だけだろう。 童謡『桃太郎』の後半では、桃太郎たちは鬼をいたぶり、挙げ句に略奪まで働いている。 これもう(どっちが鬼か)わかんねぇな 事実、ポケットモンスター『スカーレット・バイオレット』ではモモワロウという桃太郎がモチーフと思われるポケモンが子分のともっこを率いて鬼様を襲撃し、敗北。子分は殺され、本人も瀕死の重傷を負った後、再起を図る様が描かれた。 アーケードゲーム『Wonderland Wars』では、吉備津神社縁起物語での名義で参戦している他、ソウルとしてではあるが犬飼と留玉臣も出ている 猿は大聖ら『西遊記』組のキャストのせいでしばらく出なかったが、アプデで遂にソウルとして「楽々森彦」が登場した さらに、2015年10月30日よりアナザーキャストとして鬼武者と化した吉備津、「乳首」「闇吉備津」が参戦した。 日本一の 追 記 修 正 !! △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 コメントログ Wonderland Warsに猿も参戦したぞ!よかったな! -- 名無しさん (2015-11-04 21 42 33) しかし、Auの浦島太郎と金太郎と仲が良くてかぐや姫を嫁にしてる桃太郎って明らかに桃太郎伝説意識してるよねw -- 名無しさん (2015-11-04 22 05 19) 芥川龍之介の桃太郎はなかなか夢をぶち壊す内容。しかも猿蟹合戦(こちらも夢がない)と世界観がつながっている。 -- 名無しさん (2015-11-04 22 12 15) ある地方では、「桃から生まれた子供は鬼の子」という伝承があるらしいけど…ホントかな?その地方での桃太郎は「鬼の子でありながら、人間たちに育てられたために頼みを断れず、それと知らずに自分の仲間をせん滅してしまった、悲劇の英雄」として語り継がれてるらしいが… -- 名無しさん (2016-07-14 19 49 46) ↑仮面ライダーや悟空は桃太郎の流れを汲んでいる可能性が微レ存・・・? -- 名無しさん (2016-07-14 22 54 11) 岩手版は平和だなぁ。誘拐犯の要求に屈したといえなくもないが -- 名無しさん (2016-09-28 11 35 05) 空想科学読本ではおばあさんは桃を切っていないっていうのがあったね -- 名無しさん (2016-11-03 15 41 37) 棒状の黍団子は食べたことあるけど、よく話に出てくる丸い黍団子は食べたことないんだよなぁ。あれって、どういうものなんだろ? -- 名無しさん (2017-04-18 12 41 04) 水樹奈々版冒頭で「夜のタッグマッチ」なんて解説が入ってたなあ。 -- 名無しさん (2018-09-07 17 32 44) fateでまだサーヴァントになってないのは何でだろう? -- 名無しさん (2019-02-23 23 25 59) 「鬼が島に流れ着いた桃太郎は、力を付ける間もなく鬼どもにぶちのめされてしまいましたとさ。えらいこっちゃ」というネタって、どれだけ昔から・どれほどの数あるだろう? -- 名無しさん (2019-04-19 19 31 30) 火薬を詰めた犬で鬼の爆炎ブレスを相殺するとかそんな・・・ -- 名無しさん (2019-06-11 15 55 54) ↑文字通り、犬死かよ -- 名無しさん (2019-06-11 17 33 54) 鬼灯の冷徹だと最初暇もてあまして調子こいたあと、改心して作中一の常識担当になるという -- 名無しさん (2019-07-06 23 31 40) 百年前の民も 百年後の民も 神州無敵と問われて答えるのは 麻呂の名であろう -- 名無しさん (2019-11-19 12 27 56) ↑安泰じゃ -- 名無しさん (2019-11-19 12 37 40) そういえば、さりげない完結後の謎なんだけど、桃太郎が出てきた桃はその後、どうしたんだろう? やっぱり食べたんだろうか。 -- 名無しさん (2019-11-19 12 44 24) やっぱり、鬼のモデルは「海賊」「外国人」「大和朝廷と敵対していたその土地の支配者」のどれかなんだろうか? -- 名無しさん (2019-12-08 16 26 50) なぜ鷹ではなく雉をお供に選んだんだろうか -- 名無しさん (2019-12-08 17 24 07) YO!YO!日本一の桃太郎ここにあり -- 名無しさん (2020-08-22 17 46 04) 浦島太郎や金太郎の話が曖昧な人でも、桃太郎は簡単なあらすじはしっかりわかってる人が多い。やっぱ単純明快だからかね? -- 名無しさん (2021-07-31 23 44 48) ラブライブサンシャインの千歌役の伊波杏樹さんが、『あの桃は、川上の農家に生えてる木から落ちたもので、もしかしたら他にも赤子の入ってる桃があって、桃次郎とか桃子とかがおるのかもしれん』って珍説言ってたねw -- 名無しさん (2021-08-02 13 51 14) ピーチボーイリバーサイドだとめっちゃ可愛いし声優も女性であるが男。いやあの子それ以前の問題あるけど。 -- 名無しさん (2021-09-05 14 05 02) トリビアの泉の桃太郎のトリビアは衝撃的だった。まさかお爺様とおばあ様が…ねぇ。 -- 名無しさん (2021-12-30 11 56 58) 「おじいさん、おばあさんわたしはどこから生まれたんです?」「そりゃわしと婆さんが桃を食った晩にまたがって…」「桃じゃ!桃から生まれたんじゃ!だから桃太郎なんじゃよ!」 -- 名無しさん (2022-05-15 15 42 40) コメントのログ化を提案します。 -- 名無しさん (2022-07-23 22 17 17) ログ化しました -- (名無しさん) 2023-02-22 19 16 42 芥川龍之介版桃太郎は、侵略者桃太郎。犬と雉の鬼の殺し方も酷いけど、猿は女の鬼を…マジで猿 -- (名無しさん) 2023-07-16 23 43 10 百年後の日本にも残っていそうな物語ってのがクソ強い -- (名無しさん) 2023-07-17 01 16 07 ルーツをたどると、朝廷が勢力拡大のためにかけていた遠征のプロパガンダに行き着くのではって同期が言ってて、教授も面白い説って言ってたのを思い出した。彼いわく、邪馬台国の引っ越しから朝廷に移行にあたり勢力拡大のために遠征をかける必要があった。つまり、恭順しない地方豪族を鬼に置き換え、地方豪族討伐の遠征は、鬼からその地域を解放しその地域を朝廷の威光で鬼や妖怪から守るためのものとした。朝廷はその中で吉備地方の遠征を担当した吉備津彦を取り上げ、第二第三の吉備津彦班は君たちだ。朝廷は君たちの勇気を待っている。と遠征兵募集の広告塔として吉備津彦班を起用し、桃太郎とはそのプロパガンダと広告塔がおとぎ話として時代の変遷と共に変わっていったのではないか。だそうだ。 -- (名無しさん) 2023-11-19 04 24 00 名前 コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/chaos-tcg/pages/2927.html
危険な誘惑「工藤 愛子」 読み:きけんなゆうわく「くどう あいこ」 カテゴリー:Chara/女性 作品:バカとテストと召喚獣にっ! 属性:水 ATK:8(+1) DEF:5(-) 【登場】〔自分のキャラ1体を【表】【スタンド】から【裏】【リバース】にする〕 [自動]メインフェイズに自分がイベントカードを使用した場合、ターン終了時まで、このキャラは『貫通』を得る。この能力は【裏】でも発動する。 『先制攻撃』 R:ごめんごめん、ちょっとからかっちゃった RRR: illust: BT-145 R RRR 収録:ブースターパック 「バカとテストと召喚獣にっ!」
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/3473.html
http //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1377983742/ 京太郎「花火やるべー!」 穏乃「花火やるべー!」 優希「花火やるじぇー!」 淡「花火やるべー!」 ワーワー キャーキャー まこ「さっきの今で元気な奴じゃな」 久「まぁ、寝込むよりは良いんじゃないかしら?」 京太郎「先生、花火持ってくるなんてやりますね!」 晴絵「でしょう? もっと褒めていいわよ」 灼「煩わし……」 和「少々古めかしい花火ですね。パッケージの厚紙がだいぶくたびれてますけど」 晴絵「ああ、それ貰い物だから。1年寝かせたビンテージものなんだって」 穏乃「んー! んー!」グイグイ 玄「どうしたの? 穏乃ちゃん?」 穏乃「これ、口のビニールが固まってて開かない……」 憧「これ絶対1年じゃないでしょ!?」 シュゴォォォ 淡「あはは、見て見てキョータロー! すごいキレー」 京太郎「わかったからこっちに向けるんじゃねぇ!」 尭深「終わった花火はこっちにもらうね」 京太郎「あ、すみません渋谷先輩」 尭深「……」コクッ ジュッ シュー ワー ワー 尭深「……」 ジュッ シュー 憧「渋谷さん。これも」 尭深「あ、はい」コクッ ジュッ シュー 尭深「……」 誠子「尭深。それ、楽しい?」 尭深「割と」ニコ 玄「花火とは火薬に金属の粉末を混ぜ込んだもので、火を付けたときの燃焼、破裂時の音や火花の色を鑑賞して楽しむものです」 玄「それぞれ色が異なるのは混ぜ合わせた金属の種類による炎色反応を利用しているからですのだ」 和「詳しいですね。玄さん」 パシュ ジュゥ ゴー ボボボボボ 宥「あったか~い」 玄「ただし、うちのおねーちゃんのばやい、色や音や形ではなく火の勢いや発熱量のが重視されます」 京太郎「え? ちょ、え……そういう価値基準なの?」 憧「宥姉も普通に噴射花火で暖をとろうとしないで」 まこ「これは……」 咲「ロケット花火ですね」 まこ「ふ~ん……」 久「どうしたの? 不思議そうな顔して」 まこ「いや、わし。今までこれやったことないなと思ってな」 優希「お! じゃあやってみるか?」 咲「けどロケット花火やったことないって珍しいですね」 まこ「咲はあるんか?」 咲「私じゃないですけど、京ちゃんが」 久「須賀君?」 咲「はい。中学の頃に、クラスの男の子たちと鉄パイプの先端に挿して撃ち合いしてるのを他のクラスの子たちと見てまして」 まこ「どこまでバカなんじゃあやつは」 照「どうして染谷さんはロケット花火をやったことがないの?」 まこ「ん? いや、実はうちのおじいがなんかやったら街中大騒ぎになるとか言っとっての」 まこ「なぜかは知らんのじゃが」 菫「久。確か染谷さんのお爺様は……」ヒソヒソ 久「ええ、そういえば広島の……」ヒソヒソ 優希「仁義なき戦いだじぇ……」 咲「まぁ近くに民家もあまりないですし。一本くらいなら」 まこ「すまんの」 優希「手頃なものがないから空き缶でいいか?」 咲「うん」 シュッ ジジジ まこ「ん? なんでみんな耳を塞いどるんじゃ?」 パシュッ ヒュー パン! まこ「なっ、ええ!?」 まこ「げ、迎撃されたんか!?」 菫「いや、ああいうものなんだよ」 久「はっ!? みんな、まこの貴重なボケよ。全力で拾いなさい!」 咲「え? え!?」 照「私達はどうすれば……」 菫「とりあえず見てるか」 ザッ 京太郎「呼びましたか!?」 ザザッ 穏乃「なんかわからないけどセンターは任せてください!」 ザザザッ 淡「守りにもそこそこ自信があるよ!」 まこ「いや、お前さんらのボケのが切れっ切れじゃぞ? 普段通り」 穏乃「みんなで護ってみんながセンター!」 京太郎「いや、みんなセンターだと偏りが酷いだろ」 穏乃「じゃあどうするの?」 京太郎「穏乃は反射神経と瞬発力があるからショートとかいいんじゃないか?」 穏乃「おーショート。じゃあじゃあ玄さんは?」 京太郎「玄さんか……」ウーム 玄「……」ドキドキ 京太郎「シューティングガードとか?」 玄「シューティングガード?」 穏乃「おーシューティングガード」 まこ「なんの会話をしとるんじゃ」 久「まぁいつものことよね」 穏乃「最後はみんなで線香花火しよう!」 淡「なら100本勝負だ! 高鴨穏乃!」 穏乃「おお! 望むところですよ!」 憧「いや、そんなに量ないから……」 ワーワー ギャーギャー <アー! センタンモギトッテイクナー!? <コレガ、センコウハナビズモウ…! 咲「京ちゃん。一緒にやろう」 京太郎「おう。いいぜ」 パチパチパチ 咲「綺麗だね」 京太郎「そうだな」 咲「今年は……一緒に花火出来てよかったね」 京太郎「お前、まだ去年のこと根に持ってんのか?」 咲「そうじゃないけど……あ」 ポト 京太郎「落ちちまったな」 咲「うん……」 咲「私、線香花火ってなんだか苦手」 京太郎「へぇ、そうなのか? 初めて聞いたな」 咲「うん。なんだか寂しい気持ちになるから」 京太郎「………………まぁな」 京太郎「歓楽極まりて哀情多し……いや、夏草や兵どもが夢の跡って感じか?」 咲「松尾芭蕉? 京ちゃんのくせに生意気ー」 京太郎「うっせやい」 京太郎「まぁ、あれだ。来年ももまた、こうやってみんなで騒げたらいいよな」ポンポン 咲「うん。えへへ……そうだね」 咲「ねぇ、京ちゃん」 京太郎「ん?」 咲「約束だよ?」 京太郎「ははっ。ああ、約束だ」 <サキー、キョータロー 京太郎「行こうぜ」 咲「うん」 ワーワー、キャーキャー <アーオチチャッター <ワタシモー 灼「……」パチパチパチ 優希「おお! ボウリングのお姉さんすごいじぇ!」 玄「ホントだー灼ちゃんすごいねー」 灼「そ、そんなことないと思……」テレテレ スタスタ 京太郎「おお、ホントだ! すげぇ」 灼「///」テレ パチパチパチパチ… 京太郎「あの、そろそろ手ぇ放した方が……」 灼「あ、うん。そうだね」 優希「手に持つ部分まで昇ってきてるの初めて見たじぇ」 京太郎「規格外過ぎる」 玄「私たちももう一本やろっか」 優希「望むところだじぇ!」 京太郎「あ、ありがとうございます」 玄「はい、咲ちゃんも」 咲「ありがとうございます」 優希「じゃあ、私たちも誰が一番長くもつか勝負だじぇ」 京太郎「お、いいぜ。ジュースでも賭けるか?」 咲「もう、またそういうの」 玄「あはは」 灼「じゃあ私も」 優京咲玄「「「「いえ、あなたは不動のチャンピオンですので!」」」」 灼「」 ダダダダッ 穏乃「勝負なら私も混ぜて!」 淡「横綱、横綱!」 京太郎「うおっ!? なんだその火の塊!?」 穏乃「8連勝中!」 京太郎「危ねぇ!! こっちに持って来るんじゃねぇ!」 晴絵「おーし、そろそろ帰るぞー! ゴミ片付けろー」 全員「はーい!!」 ガヤガヤ、ゾロゾロ 咲「今度こそ本当に終わりだね」 京太郎「ああ……」 咲「さっきの約束。忘れちゃだめだからね?」 京太郎「忘れねぇよ」 咲「絶対?」 京太郎「ああ、絶対だ」 照「……」ボケー ガチャ 憧「あ……」 照「新子さん……」 憧「えっと、おはようございます。チャンピオン」 照「……おはよう」 照「その、チャンピオンっていうの……」 憧「はい?」 照「私はチャンピオンって名前じゃないし、もうチャンピオンでもない」 憧「あ、ご、ごめんなさい……」 憧「えと、じゃあ宮永さん?」 照「……」ウーン 照「新子さんは、ご兄弟は?」 憧「え~、姉が1人」 照「そう……」 憧(とっつき辛い!) 照「お姉さんのことはなんて?」 憧「普通にお姉ちゃんですけど」 照「そう……」 照「じゃあ私のこともお姉ちゃんって呼んでもいいよ?」 憧「え?」 照「さぁ」 憧「ええ~っと…………お姉ちゃん?」 照「なぁに? 憧ちゃん」テルーン 後日 照「……」ボケー ガチャ 京太郎「あ、おはようございます。照さん」 照「京ちゃん。おはよう」 京太郎「今から朝飯の準備しますけど、なにかリクエストありますか?」 照「卵焼き。甘いの」 京太郎「はいはい」クス ガチャ 憧「おはよー」 京太郎「おう憧か。おはよう」 憧「おはよ、早いじゃない」クス 京太郎「お前もな」ニカ 憧「あ、照姉もおっはー」 照「おはよう。憧ちゃん」 京太郎「え? なに君ら、いつからそんな仲良くなったの?」 憧「ん、ないしょー」ネー 照「……」コクコク ジャー カチャカチャ バシャバシャ 京太郎「……ンジャンジャンジャーン、ジャンジャジャンジャジャンジャジャーン!」 カチャカチャ バシャバシャ 京太郎「ジャンジャジャーンジャジャジャジャンンンジャジャジャジャーン!」 カチャカチャ バシャバシャ 京太郎「ジャジャジャッジャジャンジャントゥルータタタタタターン!」 京太郎「トゥルトゥチャチャチャ、ジャンジャンジャ、タタカ! タカダ!」 京太郎「ランランルー! ルンルランラランラルー! ランラランララトゥルラララー!」 ガチャ 灼「京太郎。残りの食器も持ってきた」 京太郎「」 灼「京太郎?」 京太郎「は! あ、はい。そこ置いておいてください」 灼「ん」 カチャ 灼「なにか手伝うことは?」 京太郎「いえ、もう後これだけなんで大丈夫ですよ」 灼「そう?」 京太郎「はい。お茶でも淹れるんで食堂で座って待っててください」 灼「わかった」コク ガチャ、バタン 京太郎「あー、心臓止まるかと思った」 ガチャ 灼「やっぱり、情熱大陸は今時ないと思……」 京太郎「い、言わなくていいですよ!///」 灼「あと、所々音外れて」 京太郎「だかた言わなくていいですってば!」 食堂 京太郎「ニコ兄のパニッシャーやチャペルの銃はそこそこ有名なのになんでファンゴラムのセンターヘッドって認知度低いんですかね?」 誠子「それはたぶんゲーム自体の知名度が低いからだよ」 京太郎「けどガングレイヴはアニメ化もしてそこそこ知名度あると思うんですよ」 誠子「アニメはともかくゲームは良くも悪くも中堅って感じだからなぁ」 ワイノワイノ ナンチャラカンチャラ 久「須賀君ってさ……」 京太郎「はい?」 久「意外とモテるわよね?」 シーン… 京太郎「…………はぁ?」 咲「ぶ、ぶぶぶ部長!? なに言ってるんですか?」 優希「そうだじぇ! そんなこと言ったらまたこの犬が調子に乗り出すじぇ!!」 黙殺! 京太郎「はぁ……」 久「なにそのため息」 京太郎「部長。なにを、なにをゆっとるんですか貴女は?」 京太郎「モテる? 俺が? じゃあ俺のこの、彼女居ない歴=年齢っていうこの、この事実はどう扱われていくんですかね?」 京太郎「厳然たる事実がそこには横たわっていますよ?」 久「あ、変なスイッチ入った。やめればよかったわこの話題」 久「また須賀君が変な絡み方をしてくるわね」 京太郎「っていうかなに? まったそういう話?」 京太郎「最近色恋沙汰の話が多くてイライラするんですけど」 久「けどあなた、普段の部活にしてもそうだけど今のこの状況」 久「女子複数に対して男一人というこの状況でなにか思うところはないの?」 京太郎「……」ウーン 京太郎「なるほど」 京太郎「まぁそんな俺ですが。実は中学の時にラブレターを渡されたことがあります」 シーン…… 優希「どどどどどどういうことだじぇ!?」 咲「聞いてない!? 京ちゃん、それ私聞いてないよ!!」 玄「おもちは!? おもちはどうっだったんでうのだ!?」 淡「ま、まさかそれで付き合ったりとか……」アワワワワ 照「京ちゃん、その娘なんて名前なの? その、あれ、あの頭パーンってさせてくるから」ギュルルルル 京太郎「え、なに君ら? いきなりどうしちゃったの?」 京太郎「ちなみに玄さん。おもちは可もなく不可もなくって感じでした」 玄「ほっっほぉ~~う」 京太郎「思い返せば、あれは中学2年の夏頃……」 女性陣「……」 京太郎「え、なにこの俺が話を語って聞かせるタイムみたいな空気?」 京太郎「皆さんこんな与太話に付き合わずにもっと各々好きにしてくれていいんですよ」 憧「いいから早く続き。話なさいよ」 京太郎「お、おう……」 京太郎「季節は移り、長袖から半袖に衣替え済ませ、初夏の陽射しが降り注ぐ頃」 京太郎「俺は学び舎の屋上に呼び出された」 京太郎「待っていたのは別のクラスの女の子。肩口までの黒髪に、タレ目がちの柔和な笑顔を湛えた優しそうな娘だった」 京太郎「夏場にも白さを失わない頬を微かに朱に染め、差し出される恋文の封書」 京太郎「秘めた想いを文章に託し、勇気を振り絞ってこう言った」 京太郎「『これ、同じクラスの中村君に渡してほしいの』」 女性陣「あ~、あるある」 京太郎「だあああああああああああ!!」ボルッテクバチコーン!! 淡「な~んだ。そんなことかー」ニコニコ 優希「まぁ京太郎なんてそんなもんだじぇ」ウンウン 宥「あったかいね」 菫「まぁ、その、なんだ。ドンマイ」 咲「ほっ……」 京太郎「冷静に考えると女の子が嫌がらせ以外の理由で、言い寄ってくる魅力が俺にあるとは思えないしなぁ」 まこ「恐ろしく後ろ向きな自己認識じゃな……」 憧「あながち間違ってないけど」 京太郎「だいたいなぁっ!!」 京太郎「クソッ、どいつもこいつも猫も杓子も愛だの恋だの!」 京太郎「そんなもんよりねぇ世の中もっと大事な事ややるべき事はたくさんあるんですよ」 灼「たとえば?」 京太郎「ちくしょう、代替案など……」ガクッ 久「まぁそう落ち込まないの」 京太郎「部長?」 久「須賀君だって惑星の直列とか、気象の変化とか、地磁気の影響で人の好かれたりもするわよ」 久「男には人生で3回モテ期があるらしいものね。人に好かれることが重なり、時には周囲からまとめて嫌われることもあるわよ」ウンウン 京太郎「なるほど。…………なんかその、俺のモテるモテないの話と天変地異を同列に扱うのやめてもらえません?」 久「言葉の綾よ」 京太郎「言葉の綾ねぇ。ところでなんで人生で3回なんですかね?」 久「え? さぁ? でも3回っていうじゃない?」 京太郎「世界には3人自分とのそっくりさんがいるって言いますよね」 久「中学、高校は3年制だし」 京太郎「そういえば、千里山の船久保先輩がインターハイになると3年生が強くなるとか言う」 京太郎「わけのわからない意味不明な仮説を立ててました」 久「将棋なら後一回昇段したらプロ入りよね」 京久「「3って不思議な数字(です)ね」」 まこ「お前さんらのその会話の拡張性みたいなのが一番不思議じゃ」 京太郎「っていうか、」 京太郎「部長が俺を誘いさえしなければ、俺は他に適当な運動部にでも入って」 京太郎「可愛い彼女でも作ってひと夏の思い出を謳歌していただろうに」 京太郎「なにが悲しくてこんなところで皿なんか洗ってんでしょうね」 久「いやあなた、後半の妄言は置いておくとして、私が部に誘った時点で他の部の誘い全部断ってたじゃない」 京太郎「そでしたっけ?」 穏乃「ねーねー京太郎」 京太郎「あん?」 穏乃「京太郎は、なんで麻雀部に入ったの?」 京太郎「え?」 淡「キョータローのことだからどうせ、ノドカのおっぱいに釣られたんでしょ」プププ 和「いえ、須賀君が入部したのは私が入部するより前ですよ?」 女性陣「え?」 ざわ…… ざわ…… 照「あの、おっぱい県民の京ちゃんが?」 尭深「私や弘世先輩や松実さんたちの胸をチラチラ盗み見している須賀君が?」 玄「京太郎くん! おもちに興味が無くなってしまったのですか!?」 玄「死ぬまでに一度は和ちゃんのおもちを触ってみたいって言ってたではないですか!」 京太郎「なんで今ここでそれを言うんですか!?」 和「須賀君……」ササッ 京太郎「違、あの違うんです。言い訳をさせてください」 照「京ちゃん……」ギュルルル 京太郎「ピーンチ。殺さないで、俺まだやりたいことある」 淡「ノドカのおっぱい触るまで死ねないってこと?」 京太郎「俺の人生をそこに集約するんじゃねぇ!!」 咲「……」 京太郎「さ、咲~? 咲さ~ん? 無言はやめてー」 ざわ…… ざわ…… 京太郎「ちょっと君ら黙ってくれる? 俺にもしゃべらてくれ。慎んで拝聴しろ」 久「私、自身疑問だったんだけど。ねぇなんであの時、誘いに応じたの?」 京太郎「それは……」 久「それは?」 京太郎「麻雀って人気のある競技じゃないですか?」 京太郎「もしこれで活躍とかしちゃったらさぁ、いやモテちゃうでしょ? 常識的に考えて」 京太郎「だから、俺の隠された才能が覚醒して大活躍とかしちゃう少年漫画的展開を期待してたんですよ」 女性陣「……」シラ~ 京太郎「うっわ、みんななにその微妙な顔」 久「それ本当?」 京太郎「あ、すんません。嘘つきました」 京太郎「本当はただ麻雀経験者なら進路選択の時に有利かなって」 京太郎「一昔前なら政治家に剣道経験者が多かったし今なら麻雀かなって、あ、いやすんません。これも嘘です」 誠子「このタイミングで嘘をつく意味がわからない」 京太郎「ホントは部長が」 久「私?」 京太郎「部長が、俺を誘ってきた時なんて言ったか覚えてますか?」 久「? いえ、ぜんぜん」 京太郎「『部員一人の部だけど、全国大会目指してるから一緒にどう?』ですよ?」 京太郎「もうね。アホかと。あんた3年だろさっさと帰って勉強しろと。そう思ったんですよ」 久「あっそう。いい度胸ね」ボキボキボキボキ 京太郎「ちょ、最後まで聞いてくださいよ!」 京太郎「けど、部長の目が」 久「目?」 京太郎「部長の目が、すげー真っ直ぐで本気でやる気なんだってそう感じた」 京太郎「だから見てみたくなったんですよ」 京太郎「この人が何処までやれるのか。その結果を」 久「須賀君……」 京太郎「逆に部長はなんで俺を誘ったんですか?」 京太郎「団体戦に出るなら、どうしたって俺は戦力にはなれません」 京太郎「どうして俺だったんですか?」 久「ん~、しいて言うなら一目惚れってとこかしら」 京太郎「は?」 久「今ちょっと期待した?」 京太郎「チッ、うぜぇ~」 久「まぁ半分冗談で半分本当かしら。須賀君を見た瞬間感じたのよ」 久「この子をは使える! ってね」 京太郎「おい」 久「あの時の須賀君。すごくつまらなそうな顔してた」 京太郎「え?」 久「だからね、見せてあげたくなったの。この世界はまだまだ面白いことで溢れてるんだってね」 久「まっ、背は高いし、顔は割と整ってるし、真面目そうだし世話を焼いてあげたくなったのよ」 京太郎「部長……」 久「実は私、変っ……て言うものが好きなの」キリッ 京太郎「ちょっと待って。今し方俺を褒めちぎっておいてのその発言はなに?」 【中途あらすじ】 淡「あーわーいーだーYOッ!」 淡「ジャンジャジャ~ン! 今明かされる衝撃の真実ー」 淡「なんと私こと淡ちゃんと、キョータローは小さい頃に生き別れた双子の姉弟なのでしたー!」 玄「ええっ!? そうだったの?」 咲「なんだか、すごい込み入った話。そんな事が……」 京太郎「あれ、ねぇちょっと幼馴染だと思ってたの俺だけ!? 小学校から一緒でしょ」 和「そんな過去があったなんて……」 照「ぜんぜん知らなかった」 京太郎「信じちゃってるよ!?」 京太郎「大丈夫かこの人たち。将来、壷とか買わされたりしないだろうな」 京太郎「今思い出すとねぇ。俺、前回の合宿のとき一人だけ置いてけぼり食らってずっと家にいたんですけど」 京太郎「あの、期間誰とも会話しなかったからな」 京太郎「両親は、新婚かよってテンションで旅行に出かけるし」 京太郎「クラスの奴には合宿に行くって言ってたから当然連絡なんて来ないし」 京太郎「俺のこの漲るやる気をどうしてくれるんだって感じで」 京太郎「ペットのカピーやネトマのPCに向かって一人でブツブツなんかしゃべってて」 京太郎「ちょっとあれは、今思い出しても自分でもドン引きするくらい気持ち悪かったな。うん」 シーン… 照「京ちゃん、お菓子食べる?」 優希「タコス! タコスを分けてやるじぇ!」 尭深「お茶、飲む?」 宥「え~っと、え~っと……手、握ってあげるね?」ポヤーン 京太郎「あれ? みんなが急に優しい」 久「やめて! 私を、私を悪者にするのはやめて!」 まこ「弁解したいが、こればっかりは出来ん」 和「思えば、雑用から何から任せっぱなしで」 咲「うう、ごめんね。京ちゃん」 灼「部の事はみんなで分担した方がいいと思……」 憧「まぁ、任せっきりはよくないわね」 京太郎「まぁまぁ、そう言わないであげてください。良いんですよ俺はそれくらいしか役に立てませんし」 京太郎「迷子の捜索に、タコス作りに、ぬいぐるみの縫合。寝起きのムーミンにコーヒー淹れたり、喫茶店手伝ったり」 京太郎「デスクトップPCとか自動雀卓担いで移動したり」 京太郎「清澄の雑用は皆さんこれ、特殊な訓練を受けてないと出来ませんのでね。オススメはしません」 京太郎「用法用量は計画的に」 菫「なにを言ってるんだ君は」 久「あの、これ前から言いたかったんだけど私、そんなに言うほど須賀君に雑用押し付けてないわよね?」 久「そりゃ、もちろんないとは言わないけど。けどそんな酷い扱いもしてないわよね?」 久「まぁ平行世界じゃどうだか知らないけど」 京太郎「またそういう……そういうねぇメタな発言してるとまた世論からパッシングを受けますよ」 京太郎「まぁ、でも? この世界にではいい先輩ですよ?」 京太郎「いい上司、竹井先輩。経理部長」 まこ「役職変わっとるぞ」 京太郎「むしろ、逆に部内の雑用全部先取りして『それもう終わってますけどぉ?』みたいな、ドヤ顔をしてやろうかなって」 菫「従順なのか反抗的なのかよくわからない奴だな……」 久「ちょいちょいあるわよね須賀君、突如として私に反旗を翻してくるときが」 京太郎「部長忘れたんですか? 俺が部に入ってすぐのときの第一回清澄麻雀部大議会を」 咲「なに、清澄大議会って?」 京太郎「おう。部長のその日の気分が俺の自由意志のすべてを超越するという独裁性議会だ」 京太郎「あの日の約定により俺は雑用大臣に任命された」 京太郎「ちなみに世襲制な」 久『じゃあ、私は麻雀担当。須賀君はその他の担当』 久『私は和了るのが担当。須賀君は点棒を差し出すのが担当』 久『私は勝利担当。須賀君は画面の端で失神して泡吹きながら解説する担当ね』 ――――――― ――――― ――― 京太郎「なにもかも皆懐かしい」 女性陣「……」ジー 久「視線が痛い!?」 まこ「お前さんらは最初の頃からそんなアホな事やっとたんか」 和「そういえば、染谷先輩はその頃は部にはいなかったんでしたっけ?」 まこ「ん? ああ、そうじゃな。あん頃は部員もおらんから、なんとなくわしも流れで部活離れしとってな」 まこ「自分のうちで客相手に打っとる事のが多かったな」 淡「ねーねー! マコのうちって喫茶店なんだよね?」 まこ「ん? おお、麻雀喫茶じゃな」 淡「へー、なんか楽しそう。行ってみたい!」 穏乃「あ、私も私も!」 照「お菓子ある?」 まこ「お菓子なぁ~」チラッ 京太郎「……」ダラダラ まこ「まぁ、運が良けりゃ出会える裏メニューってとこじゃな」ニヤ 優希「染谷先輩はどんな経緯で部に復帰したんだじぇ?」 まこ「どんな、か。そうじゃな……」 ――――――― ――――― ――― カランカラン まこ「いらっしゃ、」 バーン 久「まこ!」 まこ「ん、おお。久か。珍しいの」 久「ええ、久し振りね。ってそんなことはいいのよ」 久「まこ。今日はあなたを連れ戻しにきたわ!」 まこ「ほう。っということは新入部員でも入ったんか?」 久「紹介するわ。須賀君」 カランカラン 京太郎「どうもはじめまして。突如として現れたサテライトの流れ星。須賀京太郎です」 まこ「男子か。まぁええじゃろ。わしは染谷まこ、2年じゃ」 久「早速だけどまこ。一人とは言え部員も入った事だし、本格的に部活を再開するわ」 まこ「ほうか。ほんなら明日からにで、」 久「いやわかってるの! まこにもお店の手伝いがあるというのは」 まこ「は? いや、人の話を」 久「そこでこういうのはどう? 私たちと麻雀を打って私たちが勝ったらまこは部に戻る」 まこ(相変わらず人の話を聞かん奴じゃな) まこ「わしが勝ったら?」 久「須賀君を一週間、無料で貸し出すわ」 京太郎「え」 まこ「乗った」 京太郎「ちょ」 久「ただ働いてもらうだけじゃつまらないからメイド服でも着てもらいましょうかしら」 京太郎「何故レートを上げるのか」 まこ「ちなみにお前さん麻雀の腕の程は?」 京太郎「将棋で言ったら羽生名人クラスで、」 久「最近ようやく全体の流れを覚えたくらいよ」 京太郎「あ、はい……そうです。はい……」 まこ「ほうか。まぁええが、3麻でもいいんか?」 京太郎「3麻って?」 久「書いて字の如く3人でする麻雀よ」 京太郎「へぇ」 久「まぁ今回は気にしなくていいわ。私ががんばるから須賀君は気楽に楽しんでくれればいいから」 まこ「それじゃ、はじめるとするか」 京太郎「え、っと。これ、かな……」ビクビク、トン… 久「あ、須賀君それまたロン」 京太郎「」 京太郎「はっ!? だからなんで部長が俺から和了るんですか!?」 久「いやー、須賀君ってば面白いくらい振り込んでくれるから和了り甲斐があるわー」 まこ(アホかこいつら) 久「まぁまぁ、そう熱くならないで。気楽にね気楽に」 京太郎「部長、残念ですけど遊びの時間はとっくに終わっています」 京太郎「ここはすでに地獄の賭博場。交わされるのは言葉の銃弾。振るわれるのは悪意の刃」 京太郎「掛け替えのない己の魂の尊厳を賭け金(ベッド)にして紅(ルージュ)か玄(ノワール)か!」 久「なにこのやる気」 まこ「お前さんが焚きつけたんじゃろが」 まこ:なんやかんやあって1位 久:終盤に京太郎のビギナーズラック的役満親っかぶりで2位転落 京太郎:安定のラス 京久「「ああああああああああああああああっ!?」」ガクッ まこ「なにしに来たんじゃお前ら」 久「ふ、ふふふ……こんなことで私が諦めると思ったら大間違いよ。いかなる手段を使ってもまこを部に引き入れるわ」 京太郎(悪役みたいなセリフだな) まこ「わしは部に戻らんなど、一言も言っとらんが」 京久「「えっ?」」 まこ「最初からそう言おうとしとるのにお前さんらがどんどん話を進めていくからじゃろうが」 京太郎「なんだじゃあまた、まった部長が一人で騒いでただけじゃないッスか!」 久「須賀君だって凄まじいやる気を発揮してたじゃない!」 まこ「最初から最後まで人の話を聞かん奴らじゃな」 京太郎「ち、ちなみに負けた時の話は……」 まこ「そっちが賭け金を吊り上げたんじゃからきっちり払ってもらおうかのう。身体で」ニヤニヤ 京太郎「ですよねー」トホホ ギャーギャー、ワーワー まこ「しかし、久よ。まだ全国出場の夢を諦めてなかったのか」 久「当たり前じゃない。後、訂正しとくと出場じゃないわ優勝よ」 まこ「須賀といったか? お前さんもようこんなのに付き合っとるな」 京太郎「ええ、まぁ、自分でもなんでかなって思うんですけどね」 京太郎「見てみたいんですよ、この人がどこまでやるのか。全国の景色って奴を」 久「高校最後の夏だもの。全国優勝の夢くらい見させてよ」 まこ「全国優秀の景色……か」 まこ「ふふ、はははは」 久「まこ?」 京太郎「染谷先輩?」 まこ「ええじゃろ。わしも見てみとうなったわ。全国の景色っちゅうんをな」 京久「「っ!!」」ビシバシグッグッ!! まこ「今日はもう遅いが、明日からはまた部室に顔を出すとするか」 京太郎「これでようやく2人」 久「3人でしょ? 須賀君も大事な部員なんだから」 京太郎「部長……」ジーン まこ「ふふ」 京太郎「じゃあ、染谷先輩!」 久「行きましょう。まこ」 京久「「我等と共に全国へ!!」」 京太郎「へぇ、この学校、学食のメニューにタコスなんてあったのか」 どういうチョイスだ? っと疑問に思うと同時に興味も沸いてきた。試しに買ってみるか。 この清澄高校の学食は食券制なので、券売機に硬貨を投入してボタンを押し、取り出し口から食券を取り出す。 顔を上げると、ボタンの下半分が赤く点灯。蛍光板が「売り切れ」の文字を点していた。 気にせず食券を持って厨房前のカウンターへ向かう。 ?「ぬおおおお!? タコスが売り切れてるじぇ!?」 ?「残念でしたね。ゆーき」ポン ゆーき?「だけどのどちゃん……私はタコスを食べないと」 のどちゃん?「食べないと?」 ゆーき?「私自身がタコスになってしまうんだじぇ!」バーン! いや、ドーン! のどちゃん?「なんですかそれは?」 まったくだ。 俺は自分の手の中に納まる食券を見下ろす。 まぁ、俺は今これを食べなくても死にはしないし。………………タコスになるわけてもないし。 京太郎「あのー」 「「はい?」」 京太郎「あの、これよかったら……」 そういって俺は手にしていたタコスの食券を2人に差し出した。 あれ? なんかこれ、俺今すげーギャルゲの主人公みたいじゃね? ゆーき?「うおおお!! それはタコスの食券!」 のどちゃん?「ち、ちょっとゆーき。あの、いいんですか? それはあなたが買ったものじゃ」 京太郎「いや、まぁうん。そうなんだけどね」チラ ゆーき?「……」ダバァー なんかすっごい涎垂れてるんだけど……。 たとえば平均体重の人間の血液総量は約6リットルとされ、約2リットルの血液が流れ出ると失血死となる。 もし2リットル以上唾液が流出したら人間はどうなるんだろう? 脱水症状で死にのかな? そう思うとこの高がタコスの食券といえど、この少女の命運を握っていると考えられ途端に重みが増したような気がする。 京太郎「まぁ、これもなんかの縁と思って受け取ってくれよ」 京太郎「なんかさっきの会話とか聞いてると、譲ってあげないとって思えてきたし」 和「それが、私たちと須賀君のファーストコンタクトでした」 みんな「へぇ~」 優希「京太郎、お前覚えてるか?」 京太郎「いや、ぜんぜん。優希、お前は?」 優希「いや、ぜんぜん」 京太郎「ってか、なんで和の回想なのに俺視点なんだ?」 和「それから、食堂で何度か会って話してみると須賀君は麻雀部だと言うではないですか」 京太郎「なんか、話したような話してないような……ほぼタコスに印象塗り潰されてあんまり覚えてないな」 照「京ちゃん、その歳で若年性健忘症なんだ……」 宥「可哀想……」ブルブル 京太郎「やめて、なんかその生暖かい同情の目はホントやめて。違うからほんとそんなんじゃないから」 京太郎「えっと、ほらあれだよ。なんだっけ? 当時はなんとか部を存続させようと必死だったからどうにか2人を巻き込めないかなと」 久「そういえば、八方いろいろ手を尽くしたわね」 京太郎「備品が足りねぇってんで夜中に校舎に侵入して使えるものかっぱらって来ようぜ!」 京太郎「みたいな、後に『冒険野郎事件』って呼ばれたあれ」 久「あー、やったやった」 まこ「お前さんらそんなことやっとたんか」アキレ 優希「その陰謀に巻き込まれたから、私たちの今この結果があるのか」 和「私の美しい思い出をよくも汚してくれましたね」 京久「「いや、あの……なんかすんませんでした。なにかの作用で一連の会話を記憶喪失してください」」ペッコリン 和「無理に決まってるじゃないですか!」 淡「それでノドカは麻雀部に入ったの?」 和「それで、と言いますか」 ――――――― ――――― ――― 優希「おー、京太郎だじぇ」 京太郎「ん、優希。…………和も一緒か」カチカチ 和「こんにちわ」 優希「そんなに一生懸命ケータイいじって何してるんだじぇ?」ヒョコ 和「優希、失礼ですよ」 京太郎「これか? 麻雀だよマージャン」 和「!」ピク 優希「ほう、お主も麻雀をやるのか」 京太郎「やるっていうか、俺、麻雀部なんだよ。っても、初心者だからこうやって空いた時間で練習してるんだ」 京太郎「っというか、『も』ってことは?」 優希「ふっ! なにを隠そう私達も元麻雀部だじぇ! そしてなんと~」 優希「こののどちゃんはインターミドルのチャンピオンだじぇ!」 和「ゆ、ゆーき!///」アセアセ 京太郎「インターミドル?」 和「えと、インターミドルっていうのは中学生のインターハイのようなもので」 京太郎「SUGEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEッ!?」 京太郎「なんだよ! 和ってそんなすげー奴だったのか!?」 和「え? あ、いやその……それほどでも///」 京太郎「そうか、2人とも麻雀部だったのか。ん? でもじゃあなんで麻雀部に入らないんだ?」 優希「私は今のところ部活にはあんまり興味ないかなーって」 和「私は、その……麻雀は部活動でなくても出来ますし」 京太郎(優希はともかく和はなんかわけでもあんのかな?) 京太郎(でも、もし2人が入ってくれれば女子は4人。もう1人を見付ければ団体戦に出れる) 京太郎(なら俺のやることは一つ!) 京太郎「じゃあ、見学だけでもどうだ?」 和「見学、ですか」 優希「どうする? のどちゃん」 和「まぁそのくらいなら……」 京太郎「ありがとう! じゃあ行こう、さぁ行こう! すぐ行こう!」 和「あの、そんなに急がなくても」 優希「やれやれだじぇ」 部室 京太郎「こんちゃーっす! …………った、まだ誰も来てないのか」 和「部室ってここなんですか?」 京太郎「え? そうだけど」 和「ここって確か『クロックタワー事件』の……」 優希「クロックタワー?」 和「先週、この部室棟から学校中に聞こえるくらいの音量でたくさんの目覚まし時計の音が響いていたの覚えていませんか? ゆーき」 優希「おー、そういえば」 京太郎「ああ、あれそんな風に呼ばれてんだ」 和「心当たりがあるんですね」 京太郎「俺の買い置きのお菓子を勝手に食べちゃった部長に素敵な仕返しだテヘ!」 京太郎「みたいな感じでそこらじゅうからかき集めてきた目覚ましをこう、一斉に、ね?」 和(ここの部の人たちはなにやっているんでしょうか) 優希(ここ本当に麻雀部なのか?) 和「私たちしかいませんけど、どうしますか? ほかの部員の方を待ちますか?」 京太郎「ん、まぁ三麻でいいんじゃないか?」 和「その、失礼ですけど須賀君は初心者ということでしたが、大丈夫ですか? 三麻は少々ルールが複雑ですけど」 京太郎「大丈夫だ! 何故なら先日から先輩たちにボコボコにされてるからな!」グッ 和優「「なんて逞しい……」」 で、 1位:優希 2位:和 3位:京太郎 優希「さすが私、のどちゃん相手にもまったく引けを取らないじぇ!」フフン 和「逃げ切られてしまいましたか。もう少しだったんですが」 優和「「それにしても……」」 京太郎「」ボーゼン 優希「まさか、ここまで初心者だったとは」 和「まぁまぁ、ゆーき」 和(しかし、手付きもあまりなれているとは言い難かったですね) 京太郎「はっ!?」 優希「お、帰ってきた」 京太郎「っ~~~~~~~っはぁ! 2人ともすっげぇな!」 優希「んあ?」 和「はい?」 京太郎「ごめん! 実は俺さ、2人のこと団体戦の頭数になればってくらいにしか考えてなかったんだ」 京太郎「でも、和と優希と麻雀打ってすげー楽しかった。だから、もっともっと2人と楽しみたい」 京太郎「だから改めてお願いする。2人ともうちの部に入ってくれ! そんで俺にもっといろいろ麻雀のことを教えてくれ!」ペッコリン 優希「団体戦ってのはなんのことだじぇ?」 京太郎「ああ、うちのアホ部長がいい歳して全国大会優勝とか言う夢見がちなこと言っててさ、その、どうにか叶えてあげたいなぁって」 和「全国大会、ですか。でも長野には名門の風越や、昨年度県大会優勝の龍門渕もいますし」 和「正直、無名のうちが彼らに勝つのは難しいのでは?」 京太郎「大丈夫! なんてったってうちの部長は、性根の腐り切り具合なら負の人間国宝級だから」 京太郎「きっと俺なんかじゃ及びもつかないような、こそ浅ましいあらゆる権謀術数を用いてきっと全国へ連れて行ってくれる」 京太郎「それに、2人がいてくれたら心強い。だから一緒に全国を目指してみないか!?」 和「全国……」ポォ 優希「私は、のどちゃんが入るなら、いいじょ」 和「ゆーき?」 優希「のどちゃんは、東京の進学校や風越や龍なんとかって学校の誘いを断って私と一緒のこの清澄に来てくれたじぇ」 優希「だから今度は、私がのどちゃんについて行く番だじぇ!」 和「ゆーき……」 和「っ!」グッ 和「わかりました! 麻雀部、入部させていただきます」ニコ 京太郎「! やったー!」 優希「よろしく頼むじぇ! のどちゃん、京太郎!」 京太郎「おう! よろしくな、2人とも」 和「ふふ、よろしくお願いします」 ――― ――――― ――――――― 淡「そっかー、キョータローに誘われたからノドカは麻雀続けることにしたんだね」 和「ええ、でもそれだけではないんですよ?」 憧「どゆこと?」 和「その時の楽しそうに麻雀を打つ須賀君の姿が、記憶の中の友人と重なって」 穏乃「そ、それって」 和「はい。阿知賀にいたころの、穏乃と憧と玄さんと赤土先生とクラブのみんなとの思い出が私の背を押してくれて」 和「この人と麻雀を打てたらあの時のように、きっと楽しいだろうなって。だから」 晴絵「和……」 玄「和ちゃん。えへへ、なんか照れちゃうね」 京太郎「ちょ、部長待ってください。ね? 昔のことじゃないですか、お互いにさぁ許し合おう? 分かち合おう?」 久「うふふふふ。なにを許し合うのかしら? さ、2人だけでちょっと向こうに行きましょうねー? そんなに首を振ったってダメよ?」 久「大丈夫大丈夫。最初は痛いけど次第に気持ちよくなってくるから。自己啓発セミナー、悟りを開くみたいなものよ」ウフフフフ 咲「じゃあ、うちの部って実質京ちゃんがメンバー集めたってことですか?」 京久「「っ!?」」 久「そう、なるのかしら?」 まこ「まぁ、わしもお前さんらの熱意に中てられたわけじゃしな」 咲「ねぇ京ちゃん」 京太郎「うん?」 咲「私を誘ってくれたのはなんで? それも、部のためとか、団体戦のメンバー集めだったから?」 京太郎「ん、ん~まぁ。それもあるけどさ」 京太郎「お前、俺が置いてくと泣くだろ?」 咲「な、泣かないもん!」 京太郎「いーや、泣く。絶対泣く」 咲「泣かないったら泣かないもん!」 京太郎「本当は?」 咲「ちょっと、泣くかも……」 京太郎「ほーらな」 咲「うう……」 京太郎「それにさ、やっぱ楽しいことは咲と一緒にやりたいなって思ってさ」 咲「京ちゃん……」ジーン 久(楽しい、か……) 久「ねぇ。須賀君」 京太郎「はい?」 久「今まで怖くて聞けなかったけど、うちの部に入ってどうだった?」 久「みんなが入部して、県大会で優勝して、全国を目指して……」 久「私たち2人で再建した部なのに、どんどんあなたのことを蔑ろにしてしまって」 久「正直、いつか退部されても、嫌われても仕方ないって思ってたけど。あなたはあの時と変わらずここにいる」 久「須賀君にとってこの半年間は、有意義だった?」 京太郎「……」 京太郎「部長。部長が俺のことそんな気にかけててくれたってのは正直意外でした。でもこれだけは言えます」 京太郎「この半年間は本当に楽しかった。ここにいる人たちも、ここにいないけど麻雀を通して出会った人たちも」 京太郎「俺にとっては出会ってから今日まで、夢中で見つめ続けた光そのものです」 京太郎「俺、なんの役にも立てなかったけど、それでもみんなの夢を叶える手助けになれたなら俺は嬉しい」 京太郎「なぁ、部長。あの時、あんたについて行ってよかった」 久「っ!? ……バカね」ボソッ 久「私の方こそ感謝してる。須賀君、あなたがいてくれてよかった」 翌日 京太郎「荷物はこれで全部ですか?」 晴絵「オッケー。悪いねぇ積み込むの手伝ってもらっちゃって」 京太郎「いいっすよぅ、これくらい」 憧「こっちも準備出来たわよ」 晴絵「おーう。忘れ物とかないかい?」 穏乃「ないでーす!」 玄「短い間だったけど楽しかったよ!」 京太郎「はい、俺もみんなに会えて楽しかったです」 宥「これから寒くなるから、暖かくしないとダメだよ?」 京太郎「あはは、宥さんもですよ」 灼「吉野にも、また遊びに来て」 京太郎「はい。その時は是非、先輩のところにも寄らせてもらいます」 憧「……」 京太郎「……」 京憧「「ははっ……」」 憧「元気でやんなさいよ」トン 京太郎「お前もな」 穏乃「京太郎、手ぇ出して」 京太郎「? ほい」 穏乃「ターッチ! また遊ぼうね京太郎!」 京太郎「おう!」 菫「短い間だが世話になったな」 京太郎「いえ、こちらこそお世話になりました」 菫「また東京に来ることがあれば呼んでくれ。そのときは喜んで照の世話を押し付けてあげよう」 京太郎「あはは、お手柔らかに」 尭深「またね」フリフリ 京太郎「はい。渋谷先輩もまた。今度、茶葉とお茶菓子もって訪ねますよ」 尭深「うん。待ってる」 誠子「また一緒に釣りに行こう。そうだな、冬場に静岡の田貫湖でワカサギ釣りなんてどうだい?」 京太郎「お、いいッスね!」 誠子「朝霧の中で富士山が見えるんだけど、朝日が昇ってくるとこう、凍りついた足場が一気にバキバキバキバキってひび割れてね」 京太郎「クレイジーッスね……」 照「京ちゃん。咲のこと見ててあげてね」 京太郎「任せてください」 照「冬休みには一度帰るから」 京太郎「待ってますね。咲もつれて久々に3人で初詣行きましょうか」 照「うん」 淡「……」 京太郎「どうしたよ」 淡「だって、またキョータローと会えなくなっちゃうもん」 京太郎「なんだ、そんなことかよ」 淡「そんなことって、長野と東京だよ! すっごく遠いんだよ!」 京太郎「距離も時間も関係ない。会いたくなったら会いに行けばいい、それだけだろ?」 淡「! うん、会いに行く! 今度は私から!」 京太郎「おう! いつでも来い」ポン 久「短い期間でしたが此度の合同合宿に参加していただきありがとうございました」 久「って、もうこんな堅苦しい挨拶はもういいわね」 咲「ねぇ、京ちゃん」ヒソ 京太郎「ん?」ヒソ 咲「合宿、楽しかった?」ヒソ 京太郎「へっ、わかってんだろ?」ニカ 咲「えへへ、一応聞いておきたくて」 京太郎「もちろん楽しかったに決まってんだろ!」 咲「うん。私も!」 久「では、これにて清澄・白糸台・阿知賀による三校合同合宿を終えたいと思います」 全員『お疲れ様でした!!』 カン!
https://w.atwiki.jp/livetube/pages/2310.html
現在の時刻 2021-12-11 08 56 58 (Sat) 偉大なる神、小太郎と会える小太郎配信へようこそ! クッソ面白い配信は小太郎配信だけ! 基本情報 名前 小太郎 ジャンル 淫夢 性別 男 出身 北海道 年齢 26 職業 フリーター マイク あり 配信時間帯 18時~ 性格 人間の鑑 ツイッター kotarowl 配信ページ 小太郎 誕生日 1月6日 小太郎馬説 コタシャーン 小太郎漢方薬説 コタロー あなたは - 人目のホモです。現在-人のホモがいます 配信作品 [部分編集] +見とけよ見とけよ~ 配信予定 +常時やるもの Hearthstone アイドルマスターOFA Warframe Payday2 佐々木孫悟飯 他Steam +RPG 優先度1 ブレスオブファイア4 幻想水滸伝2 優先度2 クロノクロス 聖剣LOM 優先度3 FF6 FF7 FF8 FF9 アナル地獄 +プレイ完了 【PS3】アイドルマスター2 【PS3】ダークソウル 【PS3】ダークソウル2 【PS1】ダークシード 【PS1】クーロンズゲート 【PS1】ミザーナフォールズ 【PS1】ザルツブルグの魔女 【PC】L4D2 【PC】マインクラフトそうじょうさんの家爆破RTA 【PC】FINAL FANTASY XIV, The Lodestone 【過去】霧吹きおばさんの話3回連続RTA 【じゃんけん】じゃんけんマンRTA 小太郎配信の特徴 世界で一番面白い配信は小太郎配信だけ! [部分編集] +小太郎は神 GNHくんくさそう 配信者が古参淫夢民 緑コテはホモしかいない 過激派兄貴たちの聖地 アンチジジババ兄貴、アンチフェミ兄貴、政治兄貴、グロリョナ画像兄貴を見かけたら「オッスオッス!」と挨拶してあげよう! 一瞬で画像を消すドタップニキ リスナー数を気にするナイーブなところもある チュパ音が上手い 他配信で卑猥なホモコメを書いているのは99%小太郎 TLでホモセックスをする 現在(2013年6月14日)絶賛無職中であるが、案外規則正しい生活をしている。ホモは真面目 実はオリジナルRPGを作っている。公開は未定 元SE。未知の技術を使ってポジ種をネット経由でばらまくぞこの野郎 ゲーム自体はリスナーに見られていない(クーロンズゲートを始めから見ていて最後まで内容が分からなかったホモが多数) コメント欄に「監獄戦艦」と書きまくられてページが重くなる事態に(現在は容量の問題で削除済み) ・切 れ 痔 で あ る 郵便受けに負けるレベルのクソザコナメクジ じゃけん Twitterで配信催促しましょうね~ くっそ面白い配信は小太郎配信だけ! 配信の歴史・エピソード [部分編集] +小太郎isGOD 2013年6月15日:リスナーに貼られたびっくり画像を見て絶叫した。情けない声出して恥ずかしくないの?(嘲笑) 特定は・・・やめようね! 2014年7月9日:対魔忍を流してモデレーターからBANを喰らう 配信中の名言 [部分編集] +小太郎isnotGOD ズニュ・・・ズッズッズッパンパンッパンッパァンッパァンッジュッブチュッ(パァン)ブチュッ(パァン)ブチュッ(パァン)ズニュッビュッビュルルッビューーッビューーッ ドビュビュビュビュドバババババブッ!!! ドリュルリュルウリュリィブブブブブブッッ!!!!あへあへうんこまん!!!ぶりっちょ!!! ケツの穴からドババババババババッバwwwwwwwwwwwwWWWW 小太郎行ったネ申プレイ・m9プレイ [部分編集] +小太郎は人間の屑 Ready 14→9 小太郎のステータス [部分編集] +イケメン ホモ イケメン イケメン イケメン イケメン 小太り イケメン 血便 イケメン デブ イケメン イケボ イケメン 優しい イケメン 思慮深い イケメン イケメン 天才 イケメン 人類の希望 イケメン イケメン イケメン イケメン イケメン イケメン イケメン 血便 イケメン イケメン イケメン イケメン ユーモアあふれる イケメン イケメン イケメン イケメン 小太郎は神 イケメン 小太郎isGOD イケメン イケメン ニート イケメン ハゲ イエメン しね イケメン イケメン イケメン イケメン ニート イケメン ソシャゲジャンキー イケメン イケメン イケメン フェラが上手い イケメン イケメン イケメン 話がまとまらない イケメン イケメン イケメン しゅきしゅきしゅきしゅきしゅきしゅきしゅきしゅきしゅきしゅき イケメン イケメン イケメン イケメン イケメン イケメン イケメン イケメン イケメン イケメン イケメン ゴリラ イケメン イケメン イケメン イケメン 料理下手そう イケメン イケメン イケメン イケメン 虫歯 イケメン イケメン イケメン イケメン イケメン イケメン 推奨コメント [部分編集] +推奨コメントはこちら http //sangenya.cocolog-wbs.com/photos/uncategorized/2012/12/03/dsc03217001.jpg 草不可避 大草原不可避 草生えた 草生える https //twitter.com/sou_jou +配信中に使えるSEはこちら レバス系 オイヨイヨ1 オイヨイヨ2 オイヨイヨ3 タイタン オイ1 ヨイヨ1 オイ2 ヨイヨ2 オイ3 ヨイヨ3 スキンシップ大作戦 そうじょうさん系 ゴリラ 南斗五車星山のフドウ ヒエッ・・・ 配信環境 OS おっすお疲れ様でーす CPU Intel nagatomo810-893 Memory 4KB VGA gtx114514 Sound Nash Music Library コメント 監獄戦艦 -- 名無しさん 監獄戦艦 -- 名無しさん 早く配信して殺すぞ -- 名無しさん 監獄戦艦 -- 名無しさん 28!???マ?wwwwww -- 名無しさん 名前 コメント 合計人数: - 現在の閲覧者人数:-
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/3352.html
京太郎「(昨日は部員だけで全国優勝の祝賀会)」 京太郎「(当然俺らは未成年だからアルコールはNGなんだけど)」 京太郎「(何故かあったチューハイをジュースと間違えて呑んでしまってからの記憶がない)」 京太郎「(気が付いたらホテルらしき一室のベッドで寝ていた)」 京太郎「(というかなんで……)」 咲「んん……」スヤスヤ 京太郎「咲が隣に寝てんだよ」 京太郎「しかもなんで俺は服着てないんだよ」 京太郎「これはもうアレってことだよな」 咲「う~ん……」 咲「あれ?ここ何処?」メヲコスリ 京太郎「(咲が起きた)」 咲「……京ちゃん……?」 咲「え、あれ、なんで私……え!?」 咲「(なんで京ちゃんとおんなじベッドに!?というかなんで京ちゃん服着てないの!?)」 咲「(って私も裸だし!!)」アタフタ ?「(さてと。今日も朝の日課である咲さんの携帯にこっそりつけた盗聴器etcのチェックを)」 ?「あれ?GPSの反応が宮永さんのお宅ではありませんね」 ?「ここはたしか……駅前のラブホテル……」 ?「……まさか!」 ?「……あの男の反応もここから……」 ?「…………ソンナオカルトアリマセン」 ?「(さてと。今日も朝の日課である咲の携帯にこっそりつけた盗聴器etcのチェックを)」 ?「おや?GPSの反応が実家じゃない」 ?「ここはたしか……駅前にある……」 ?「ど、どういうこと……そうだ。このラブホテルの監視カメラをジャックして相方の有無をチェックしなきゃ……」 ?「……この金髪は確か……」 ?「須賀京太郎……」 ?「……貴様の誕生日なんか知らないけど命日は今日だ」ギュルギュル 京太郎「」 咲「」 京太郎「」 咲「」 京太郎・咲「「あの!!」」 京太郎・咲「「……」」 京太郎「……さ、先にどうぞ」 咲「う、うん」 咲「あのさ京ちゃん……これってつまり……そういうことだよね」 京太郎「ああ(覚えてないけど多分)」 咲「そっか」 咲「エヘヘ、そうなんだ///」 京太郎「(かわいい)」 咲「京ちゃんあのね……私……こういうこと初めてであのね」 咲「……責任……取ってよね」 京太郎「え、ああ、あのな、その……」 咲「」 京太郎「……こ、こちらこそよろしくお願いいたします」 咲「わ、私お風呂入ってくるね!!」バタバタ 京太郎「お、おう」 京太郎「(これで俺も大人の階段上っちゃったのか)」 京太郎「」 京太郎「古い~アルバムの中~に~♪」 京太郎「(あ、シーツに血が着いてる。追加料金とか取られたりすんのかな?)」 咲「」チャプン 咲「」 咲「///」 咲「~~~~~~~~~///(声にならない喜声)」 咲「(どうしようどうしよう!!)」 咲「(私と京ちゃんが…………~~~~~~///)」 咲「(えっとまずは和ちゃんに報告して、部長達にもちゃんと言った方がいいかな)」 咲「(あとお姉ちゃんにも)」 咲「」 咲「須賀咲」ボソッ 咲「エヘヘ///」 京太郎「手に届く宇宙は~ふふんふふんふん~ふんふふん~」 京太郎「そういやこういうところのテレビってアダルトチャンネル見放題って漫画で読んだことあったな」 京太郎「暇だし観るか」 京太郎「」ポチットナ 松本アナ『──次のニュースです』 京太郎「普通のも観れんだ」 松本アナ『──本日未明、東京都○○区白糸台において巨大な竜巻が発生しました』 松本アナ『幸い怪我人はありませんでしたが、周辺住民が一時避難するなどの──』 京太郎「白糸台って照さん達のとこだよな。心配だな」 松本アナ『──CMの後は針生アナのコーナー。今日のお題はアンコ入りパスタライスです』 京太郎「とりあえず咲が風呂を上がるまえに服着とくか」ゴソゴソ 咲「上がったよー」 京太郎「おう」 咲「あれ?京ちゃん服着ちゃってるけどお風呂入らないの?」 京太郎「おう」 京太郎「(って咲、服着ちゃったのか)」 京太郎「(一旦バスローブ挟んでの着衣とかがよかったな)」 京太郎「(でも濡れ髪の咲ってなんか色気あるな)」 咲「ねえ京ちゃん」 京太郎「なんだ」 咲「はい、これ」ポス 京太郎「ドライヤー?」 咲「うん」 咲「ずいぶん前に見たドラマなんだけどね。女の人が恋人に髪を乾かしてもらってるシーンがあってね」 咲「ずっとそのシーンに憧れてたんだ///」 咲「……ダメかな」ウワメヅカイ 京太郎「(もう反則だろこれは)」 京太郎「おまかせあれ!!」 京太郎「ほら乾いたぞ」 咲「ありがとう京ちゃん」 京太郎「(あの∠はいくら撫で付けても直らなかったけどどうなってんだ炉)」 京太郎「そろそろチェックアウトの時間だな。もう出るか」 咲「そうだね」 京太郎「忘れもんとかするなよ」トビラアケ 久「たまにはこういうところでするのも新鮮で良かったわね」ツヤツヤ ゆみ「あ、ああそうだな」グッタリ 京太郎「」トビラシメ 咲「どうしたの京ちゃん。忘れ物?」 京太郎「あ~いや!!その、もう一○分だけ出るの待とうぜ!!」 咲「?」 京太郎「そろそろ出ても大丈夫かな」 咲「なんのこと?」 京太郎「いや、こっちの話」 咲「?」 京太郎「それよりここ出たらどうする?今日は休日だしどっか行くか?」 咲「え」 京太郎「あ~もしかして身体がダルかったりするか?その……初めてだったんだろ」 咲「あ///」 咲「ぜ、全然大丈夫、元気だよ///」 京太郎「じゃあ何処行こっか」 咲「う~ん」 咲「……京ちゃんと一緒なら何処でもいいよ///」 京太郎「///」 京太郎「(やばい、今俺にやけてめっちゃキモい顔になってるだろうな)」 京太郎「それなら水族館にでも行くか」 咲「CMでやってた新しく出来た水族館?」 京太郎「ああ。この辺から近いし、家からもそんなに離れてないしな」 ~~水族館入口~~ 咲「私水族館って初めてだよ!!」 京太郎「へえそうなんだ。なら水族館にして正解だったな」 咲「うん!!」 咲「あと、京ちゃんと一緒に二人きりで出掛けたことは何度もあるけど、あくまでも友達同士だったし」 咲「こんな風にちゃんとした『デート』って感じのは初めてだよね」 咲「だからそれも嬉しいかな」ニコッ 京太郎「……可愛い」 咲「えっ///」 京太郎「(思わず声に出ちまった)」 京太郎「学生二枚です」 受付「かしこまりました」 咲「ねぇ京ちゃん」 京太郎「ん?」 咲「本当に私がお金出さなくてもいいの?」 京太郎「気にすんなって。初めてのデートでくらい見栄張らせてくれよ」 咲「でも……」 京太郎「あ、そうだ咲」 咲「なに?」 京太郎「手……繋いでいいか」 咲「……うん」ギュッ 京太郎「何処から回る?」 咲「あっ、京ちゃんちょっと待って」 京太郎「ん、どうした?」 咲「その、私……ちょっと……」 京太郎「?」 京太郎「あ、トイレか」 咲「はっきり言わないでよ馬鹿///」 京太郎「わりぃわりぃ」 京太郎「(咲のトイレ待ちか)」 京太郎「(へえ、ここイルカショーとかもあるんだ。海水とかどうしてんだろ)」 京太郎「(ん?あれは…………)」 久「可愛いわね」 洋榎「な!?突然何言うてんねん///」 久「あら、イルカのことよ。いったい何と勘違いしたの?」 洋榎「へ?あ、いや、その……」 久「冗談よ。貴女も可愛いわ」クスッ 洋榎「……アホ///」 京太郎「(……多分あの人が死ぬときは背中刺されて死ぬんだろうな)」 咲「ただいま」 京太郎「おかえり」 京太郎「じゃとりあえずパンフレットに乗ってる順路通りに回ってみるか」 咲「うん、それでいいよ」 京太郎「イルカショーとかペンギンとのふれあいコーナーとかもあるらしいぞ」 咲「ペンギンかぁ~。和ちゃんなんか喜びそうだね」 京太郎「いつもエトペンを抱いてるしな」 ~~水族館入口~~ 照「GPSによるとここが咲たちのいる水族館か」 照「いかがわしいホテルに宿泊したからといって必ずしも『そういうこと』に及ぶとは限らない」 照「私の照魔鏡の能力でそこのところをはっきりさせなければ」 和「あら、お義姉さんじゃないですか」 照「お前は……」 和「咲さんと同じ麻雀部の原村和です」 照「そうだったな」 照「それよりその『お義姉さん』というのはなんだ」 和「友人の姉を『おねえさん』と呼ぶことになんの不思議が?」 照「(何となく分かる。コイツは敵だ)」 和「そんなことよりも!!」 照「!?」 和「お義姉さんもあの二人を追い掛けて来たんですか?」 照「ああ」 和「私も同じです」 照「あわよくば……」 照・和「「あの男を消す」」
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/4318.html
咲「京ちゃん、最近新婚ごっこが流行ってるらしいよっ」 京太郎「何を冗談見たいな…」 咲「ほんとーだって」 咲「だからその…私も流行りに乗りたいから京ちゃんとどうかなって思って」モジモジ 京太郎「つってもな~」 京太郎(はっ!?) 京太郎(だが待てよ…これが本当だとしたら恐らく後々和ともする機会があるやもしれん) 京太郎(そのときのための予行演習には丁度良いのかも知れんな) 咲「ダメ?」 京太郎「いや、いいぞ」 咲「やったぁ」パァ 京太郎「ゴホン」 京太郎「ただいま~」 咲「おかえりなさーい」 咲「ご飯にする?お風呂にする?それとワ・タ・シ?」裸エプロン 京太郎「って待てい!」シュタ 咲「イテ」 咲「な、何するの京ちゃん…?」 京太郎「何で裸エプロンになってるんだよ」 京太郎「いつの間に着替えたんだよ」 京太郎「早く服を着なさい」 咲「えーしょうがないなー」ヌギヌギ 京太郎「てい」シュタ 咲「イテッ」 京太郎「俺が部屋を出てからな!」 咲(うーん…部長に教えてもおらった新婚ごっこから流れに任せてお色気作戦\( ヮ )/が失敗に終わっちゃった…) カン!
https://w.atwiki.jp/kunoriku/pages/175.html
記録 男子砲丸投決勝 男子砲丸投予選(全4組) 記録 ※灰色の記録は規格変更により現在インターハイでは行われていない規格及び種目 部類 記録 規格 氏名 所属 樹立年日 日本記録(NR) 18m64 7.260kg 山田 壮太郎 法政大学 2009 日本ジュニア記録(JR) 17m40 7.260kg 畑瀨 聡 日本大学 2001 18m02 6.000kg 井元 幸喜 都島工業高等学校 2003 日本高校記録(HR) 19m57 5.443kg 畑瀬 聡 博多工業(福岡) 2000 18m02 6.000kg 井元 幸喜 都島工業(大阪) 2003 大会記録(GR) 19m57 5.443kg 畑瀬 聡 博多工業(福岡) 2000 17m24 6.000kg 山元 隼 大垣工業(岐阜) 2009 男子砲丸投決勝 男子砲丸投決勝 順位 試順 記録 名前 所属校名 備考 1 6 17m21 大坂 将央 近大付(大阪) 2 7 16m39 中村 太地 笠間(茨城) 3 3 16m10 米沢 茂友樹 福岡(岩手) 4 10 15m98 西宮 弘規 小見川(千葉) 5 12 15m90 秋場 堅太 西武台(埼玉) 6 4 15m83 佐藤 征平 高田(岩手) 7 2 15m59 北野 貴士 近大付(大阪) 8 1 15m40 永山 透 石橋(栃木) 9 8 15m34 鈴木 愛勇 東京(東京) 10 5 15m25 佐々木 和美 仙台工(宮城) 11 9 15m09 大山 優汰 東京(東京) 12 11 14m93 小林 寛雅 宮代(埼玉) 男子砲丸投予選(全4組) 男子砲丸投予選1組 予選通過記録:15m20 順位 試順 記録 名前 所属校名 備考 1 10 15m85 米沢 茂友樹 福岡(岩手) Q 2 14 15m15 佐々木 和美 仙台工(宮城) q 3 1 15m02 大山 優汰 東京(東京) q 4 9 14m63 松原 悠平 大間(青森) 5 8 14m60 花田 優平 平城(奈良) 6 15 14m57 清水 大樹 春日井商(愛知) 7 4 14m23 小出 裕貴 稲生(三重) 8 5 14m17 山田 恭輔 花園(京都) 9 3 14m17 川上 祥生 鹿児島商(鹿児島) 10 6 14m07 勝部 悠介 大社(島根) 11 2 13m82 景山 宣明 松江工(島根) 12 11 13m59 古賀 明彦 祐誠(福岡) 13 13 13m44 藤岡 琢也 西条農(広島) 14 16 13m40 竹縄 由太郎 貞光工(徳島) 15 7 13m31 田川 諒 鳥取城北(鳥取) 16 12 12m91 渡邉 吾人 新潟明訓(新潟) 男子砲丸投予選2組 予選通過記録:15m20 順位 試順 記録 名前 所属校名 備考 1 13 16m16 中村 太地 笠間(茨城) Q 2 4 15m40 佐藤 征平 高田(岩手) Q 3 6 15m36 鈴木 愛勇 東京(東京) Q 4 17 15m26 小林 寛雅 宮代(埼玉) Q 5 14 14m71 中村 圭一 長崎南(長崎) 6 16 13m97 鈴木 駿介 日大東北(福島) 7 10 13m89 深利 恭兵 鹿児島商(鹿児島) 8 11 13m80 伊藤 勇吏 益田清風(岐阜) 9 3 13m68 緒方 健 祐誠(福岡) 10 2 13m61 小岩 晴樹 新潟明訓(新潟) 11 1 13m38 竹下 優也 磐田農(静岡) 12 7 13m02 白田 亘 七尾東雲(石川) 13 9 12m75 平田 健祐 富山高専(富山) 14 5 12m46 山下 善己 帯広農(北海道) 15 15 12m24 大喜 謙悟 鳴門(徳島) 16 8 12m14 青木 凌理 深川東(北海道) 17 12 12m03 崎原 涼太 中部商(沖縄) 男子砲丸投予選3組 予選通過記録:15m20 順位 試順 記録 名前 所属校名 備考 1 2 15m36 北野 貴士 近大付(大阪) Q 2 3 15m30 西宮 弘規 小見川(千葉) Q 3 14 14m97 永山 透 石橋(栃木) q 4 5 14m47 田村 悠祐 能代商(秋田) 5 7 14m06 鳴海 裕晃 東京学館新潟(新潟) 6 16 14m04 岡部 義正 浜松城北工(静岡) 7 10 13m89 近藤 廉 川口総合(埼玉) 8 9 13m42 荻田 知明 観音寺一(香川) 9 6 13m28 浅原 良介 倉敷工(岡山) 10 12 13m12 橋本 容希 成田(千葉) 11 8 13m00 翁長 裕太 那覇西(沖縄) 12 1 12m69 奥野 風摩 西武台(埼玉) 13 11 11m90 佐藤 匠 倉敷青陵(岡山) - 4 NM 砂田 志有希 札幌新陽(北海道) - 13 NM 中野 宏基 観音寺中央(香川) - 15 近藤 勇介 札幌拓北(北海道) DNS 男子砲丸投予選4組 予選通過記録:15m20 順位 試順 記録 名前 所属校名 備考 1 12 16m27 大坂 将央 近大付(大阪) Q 2 10 15m76 秋場 堅太 西武台(埼玉) Q 3 15 14m96 清水 優己 太成学院大(大阪) 4 8 14m84 筒井 崇広 成田(千葉) 5 6 14m37 重松 泰雅 伊予(愛媛) 6 13 14m36 藤原 祥晃 科学技術(兵庫) 7 1 14m29 本間 信太郎 東京学館新潟(新潟) 8 16 14m11 強力 鋭人 伊勢工(三重) 9 3 14m11 松澤 孝信 相模原(神奈川) 10 17 13m94 冨山 浩太郎 都城高専(宮崎) 11 9 13m51 川口 光 唐津南(佐賀) 12 5 13m49 寺坂 翔太 口加(長崎) 13 4 13m25 木田 将平 静内(北海道) 14 14 13m04 工藤 博史 苅田工(福岡) 15 11 12m79 舟見 啓太 留萌(北海道) 16 7 12m79 富山 樹 宮崎工(宮崎) 17 2 12m54 岡田 翔吾 観音寺中央(香川)
https://w.atwiki.jp/odenfan/pages/719.html
魔太郎 またろう。風魔小太郎の愛称。 小次郎軍第11話のおまけである魔王再臨VSモードにて小太郎を見た一視聴者がその名前を 『魔太郎』と打ち間違え、あまりの違和感の無さに『もうそれでいいよwww』弾幕が発生。 晴れて小太郎は魔太郎と呼ばれるようになった。
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/3762.html
清澄、部室 ガチャ 咲「す、すいません!遅くなっちゃって……」 久「掃除当番か何か?」 まこ「じゃったら仕方なかろう」 咲「はい。アレ?京ちゃん、先に来てるはずなんですけど」 和「須賀くんでしたら、電話で呼び出しがあったみたいでさっき外に行きましたよ?」 優希「ほら、鞄はそこにあるじぇ」 咲「あ、本当だ。鞄開けっ放しって京ちゃんは……わ!」ガタッ 優希「あーあ。京太郎の鞄が……」 久「また盛大にばらまいたわね」 咲「うぅ……ごめん京ちゃん」 まこ「ほら、手伝ってやるけぇはよ拾いんさい」 和「そうで……」 優希「のどちゃん?どした固まって……」 咲「何持って……」 貧乳ものAV 久「うわぁ……」 まこ「京太郎の奴……」 和「こ、こんなものを持ち込むなんて!!」 優希「な、投げようとするなって!そりゃ私もどうかと思うけど……」 咲「……和ちゃん、ちょっと見せて」 和「さ、咲さん?」 久「ちょっと咲、壊したりとか…」 咲「……つまり、京ちゃんは胸が小さいのが好みってことだよね?」 4人「!?」 咲「だって、この人胸小さいし……学校に持ってくるほど好きだっていうんなら……」 優希「そ、そうか!」 和「で、でも須賀くんは普段私の胸ばかり見てるじゃないですか!」 まこ「たまには大きく無いのが見たくなったとか?」 久「うーん。でも、これは確実な証拠だしねぇ……ところで私は小さい方よね?」 和「部長!?」 咲「いや、この人と同じ大きさなのは私です!」 優希「いや!この中で一番小さいのは私だじぇ!」 まこ「わしも……そこそこ」 和「だ、だから須賀くんは大きい方がいいんですよ!」 優希「だったらのどちゃんが圧倒的だじぇ!!」 咲「そーだよ!大体和ちゃんのはずるいよ!少し分けて欲しかったよ!京ちゃんが小さいのが好きならいいけど!!」 ガチャ 京太郎「うーっす」 咲「京ちゃん!」 和「須賀くん!」 優希「京太郎!」 京太郎「な、なんだ3人ともいきなり……って咲!それは…」 咲「小さいのがいいの!?」 和「大きい方ですよね!?」 優希「いっそ無いのもいいよな!?」 京太郎「いや、そもそもなんで俺の鞄の中にあるはずのそれを持ってるんだ?」 まこ「ちょっとお前さんの鞄の中身ぶちまけてしまってな」 久「こんなもの持ち込むのはさすがに問題よ?」 京太郎「あ、それ持ち込んだ訳じゃないです」 久「え?」 京太郎「少し預かっててくれって頼まれまして」 まこ「一体誰がそんなことを?」 京太郎「副会長です」 咲・和・優希「…………」 まこ「あー……」 久「ったくもう……」 京太郎「さすがに部室にこんなの持ち込みませんって」 咲「じゃあ、京ちゃんは小さいのが好きな訳じゃ……」 京太郎「何が小さいって?」 咲「な、なんでもないよ!!」 和「…………」ぐっ 優希「のどちゃん?何小さくガッツポーズしてるんだじぇ?」 まこ「はぁ。部活、やるか」 久「……後で副会長にちょっと言っとかなきゃね」 その後、副会長の仕事が倍増したという カンッ!!
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/1293.html
京太郎「あー……熱い。なんでこんなに暑いんだ。これが東京……なんか違うな」 京太郎「とにかく、早く買い出しを」フラッ 京太郎「あ……」ドサッ 京太郎(ミスったな……部長も無理しなくていいって言ってくれたのに……) 「君!大丈夫!?」 京太郎(……誰だ?意識が……) 「これは……ちょっとアカンな……ちょお手貸してや」 京太郎(……ナース?) 京太郎「……ん?ここは……」 憩「あ、目覚ました?はい、寝ながらでええからこれ飲んで」 京太郎「ん……スポーツドリンク?」 憩「君、軽い熱中症やったんよ?やからこうして冷房聞いとる屋内で休んで、水分とか補給」 京太郎「ありがとうございます……ところで、なんか顔が近い気がするんですけど」 憩「そりゃ膝枕やもん」 京太郎「ああ、なるほど……ええ!?」 憩「まだ体休めんといかんよ?一回倒れたんやから」 京太郎「そうかもしれませんけど膝枕って……すぐ立ってどいて、あれ?」フラッ 京太郎(やば……これは倒れて) 憩「キャーッチ」ガシッ 京太郎「へ?やわらかくて、白い?」 憩「もう、そんなに女の子の胸に飛び込んできたらアカンよーぉ?」 京太郎「……つまり、俺は」 憩「うちの胸に顔うずめてるね。あ、深呼吸とかはさすがに恥ずかしいからやらんでね?」 京太郎「もっと駄目じゃないですか!すぐに立って…」 憩「アカンよ」ギュッ 京太郎「も、もっと押しつけるって…」 憩「……君、何があるか知らんけど頑張りすぎや」 京太郎「……え?」 憩「倒れた後も『はやく』とか『行かないと』とか言って、もっと自分の体大事にせなアカン」 憩「無理して、取り返しつかんようになったらどうするんよ」 京太郎「……すいません」 憩「ん、よろしい。今はゆっくり休んでなーぁ」ニコッ 京太郎「……白衣の天使って、いるんですね」 憩「あはは、そうでもないって」 京太郎「ところで、いつまでこのままなんですか?」 憩「んー、もっと続ける?……うちは続けたいんやけどね?」 京太郎「……え?」