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「高火力ですから ^ ^;」 〈岩のドラゴン〉 広場の仲間、かえで民、詐欺師(?) 〈どういう奴か〉 ぽむぽむみたいに人の神経を逆撫でする天才でもない クロムみたいに空気が読めない訳でもない だのに広場では現環境トップの嫌われものとして認知されている。 〈なぜなのか〉 岩のドラゴンは元々かえで鯖では評判の悪い人物であり、色々と問題を起こしていたらしく、岩のドラゴンを過度に批判するものはかえで鯖の住民が多い。広場でも度重なる火力自慢(火力は中の上程度)のせいで相当に嫌われている。が、あまりいじりすぎると「若麦ぃ」氏のように良く思われない事も多いので注意 〈全盛期の岩のドラゴンさん伝説〉 ①箱根系女子いじりはライフワーク ②グッとガッツポーズしただけでマグナスが爆発した ③岩のドラゴンさんにとって広場民は皆奴隷 ④少しランニングしただけで大型台風が消し飛んだ ⑤カオスピンクビーンの狩り忘れは散髪のし忘れと同じ ⑥岩のドラゴンさんが睨んだだけでネクソン倒産危機 ⑦実は3000兆の資産を持つ大富豪 ⑧雑巾かと思ったら岩のドラゴンさんだった ⑨ウィンクしたら広場民全員嘔吐 ⑩ガン付けされたら下を向くけど、実は地球にガン付けしてるだけ ⑪デコピンの威力は水素爆弾クラス ⑫パンツかと思って履こうとしたら岩のドラゴンだった ⑬「まどマギ」は岩のドラゴンの体験談 ⑭引退すると言いながらしない ⑮ 友達と石蹴りして遊んでたらその石が岩ドラだった ⑯手首を取り外しできる、実はロックマン ⑰パズドラ作ったのは岩のドラゴン ⑱「リング」の貞子は実は岩のドラゴン
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ダイの大冒険 「ダイの大冒険」に登場する魔界の名工【ロン・ベルク】の代表作とも言える、武器と鎧の機能を一体化させた武具。 バラン直属の竜騎衆が一人・陸戦騎【ラーハルト】が使用していたが、後にヒュンケルに引き継がれ、 ロン・ベルクの手で改良されつつ長らくヒュンケルに活用されて来たが、 物語後半で再び蘇ったラーハルトの手に戻る。 「鎧化(アムド)」の声に反応し鞘の部分が鎧に変わるのが最大の特徴。 『呪文が効かない、オリハルコンの次に堅い金属』でできていて、攻守共に非常に優れているが、金属であるため稲妻(デイン系)は防げない。 また、何気に装着時に外装とは材質を異にした黒いアンダーウェアらしき物も同時について来る。 ロン・ベルク作の全武具に共通で、武器の方が原型を留めてさえいれば例え破損しても時間を置けば元通り修復され、 朧気ながら意志を持ち合わせているらしく、持ち主に然るべき時が来ればそれに応えるように持ち主、 或いは生みの親であるロン・ベルクの下へ帰って来る。 【鎧の魔剣】に比べてかなりすっきりしたデザインで、機動性を重視する槍使いに合わせた感じのものだが、 鉄甲部分等の数カ所に別の武器を仕込まれていたりと見た目より機能的な面も。 物語中盤で【バーン】に敗れ、【ダイの剣】と共に次なる戦いに備えるべくロン・ベルクの下に戻って来た後は、 その手により改良され、デザインの洗練や基本性能の向上は無論のこと、 随所に盾型ブーメランやらナイフやらが仕込まれてより多くの多機能性も備わった。 新旧共に【バラン】戦で使用されたり、【グランドクルス】の触媒にされたり、受け継がれたり、物語的に結構美味しい活躍をしている。
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魔人化の概要 魔人ダンテ(ダンテ専用)アフターイメージ (ダンテ)魔人スパーダ 一部の魔人の専用アクション 魔人バージル(SE版のみ)(バージル)ネロ=アンジェロ(SE版のみ) トリガーバースト 魔人化の概要 D.T(デビルトリガー)ゲージを消費することで魔人に変化し、戦闘力を高められるシステム。 ダンテはNewGame時はM08から魔人化できるようになる、バージルは最初から魔人化できる。 魔人化中は攻撃力・行動速度・防御力が上がり、体力も時間経過で少しずつ自動回復する。 魔人の姿および性能は、現在の近接武器によって異なる。 ダンテはネヴァン装備時の魔人のみ、専用のアクションも可能になる。 【魔人仕様】 スーパーアーマー状態になり簡単には吹き飛ばなくなる DTゲージ一個につき魔人化時間約1.4秒(ゲージ7個を約10秒で使い切る) DMC1・DMC2に比べ色々弱い(攻撃力・体力回復量・変身時間) 近接武器毎に異なる魔人デザイン 魔人化時、声にエコーがかかる DMC1コスチュームの時にはスパーダ魔人に変身する 魔人ダンテ 【魔人能力比較】 攻撃力・防御力・スピードは通常時と比較、回復力は相互比較 ベオ魔人は他武器に比べて怯みづらい(公式コラムより) 攻撃力 被ダメージ スピード 回復力 リベリオン x1.10 x0.33 x1.10 1.8(普通) ケルベロス x1.05 x0.33 x1.20 2.4(速い) アグルド x1.10 x0.25 x1.05 2.4(速い) ネヴァン x1.05 x0.33 x1.10 4.2(非常に速い) ベオウルフ x1.20 x0.20 x1.05 1.8(普通) (ダンテ専用)アフターイメージ ドッペルゲンガースタイルのスタイルアクション「アクターイメージ」発動中の魔人は、 近接武器により外見は変わるものの、性能はアフターイメージ独自のもので固定される。 攻撃力 被ダメージ スピード 回復力 x1.0 x0.33 x1.05 x1.0 この魔人の時は、魔人リベリオンや魔人ネヴァンの専用アクションが不可能。 (ダンテ)魔人スパーダ ダンテの コスチューム を 「DMC1のダンテ」 や 「伝説の魔剣士スパーダ」等 にしている時は、 現在の近接武器に関わらず、必ずこの魔人に変身する。 魔人の性能も近接武器に関係無く固定されるが、リベ魔人やネヴァン魔人の専用アクションは可能。 能力値はリベ魔人と同じ。 攻撃力 ×1.1 被ダメージ ×0.33 HP回復 ×1.8 スピード ×1.1 一部の魔人の専用アクション 名称 コマンド 備考 フロート(滞空) 魔人リベリオン変身時、空中でR1+× ・空中でゆっくり落下する・落下中に左スティックで空中を移動できる・着地のタイミングをズラしたい時に使えなくもない エアレイド 魔人ネヴァン変身時、空中でR1+× 魔人化した時、空中で翼を広げて浮遊する サンダーボルト エアレイド中に□ 浮遊した状態から、敵に雷の矢を放つ ヴォルテックス エアレイド中に△ 浮遊した状態から回転しつつ敵に突撃する 魔人バージル(SE版のみ) ダンテ同様、バージルの魔人も武器によって姿が異なるが、性能は変化しない? 攻撃力 ×1.2 被ダメージ ×0.25 HP回復 ×2.4 スピード ×1.2 幻影剣は魔人化しても攻撃上昇の効果は得られない 破壊できるオブジェなどには近接攻撃でも攻撃上昇の効果が表れない (バージル)ネロ=アンジェロ(SE版のみ) バージルの コスチューム を 「伝説の魔剣士スパーダ」 にしている時に魔人化すると、必ずこの姿に変身する。 扱う近接武器は閻魔刀とベオウルフの二種類になり、技の性能も変化する。ネロ=アンジェロにしか使えない技もある。 ダンテのベオ魔人以上に怯みづらく、敵の猛攻を物ともしないゴリ押しが可能。 攻撃力 ×1.0 被ダメージ ×0.12 HP回復 ×2.4 スピード ×1.0 ※ネロ・アンジェロは通常のバージルとは別のステータスと攻撃を持っているため、攻撃力の変化は無しの模様。 トリガーバースト DTゲージが4目盛り以上溜まっている時のみ可能な特殊攻撃(遠距離扱い)。 L1ボタンをしばらく押し続けて離すと、魔人化しつつ、DTゲージの4目盛り以上の部分を消費して周囲を魔人化発動時のオーラで攻撃。 L1ボタンを押し続けてトリガーバーストを溜めるほどDTゲージの4目盛り以上の部分が赤く光っていき、DTゲージ消費量が増える代わりに攻撃力と攻撃範囲が強化される。 溜め無しだと0ダメージだが攻撃判定自体はある。バージルのようにヒット上限のあるボス相手に溜め無しトリガーバーストがヒットすると、0ダメでも攻撃と見なされ、1ヒット分損をする 溜めの有無にかかわらず、ヒットストップがあり敵をわずかに硬直させることができる一瞬とは言え敵の動作が固まるので、ロイヤルガードでジャストを狙う際には無闇に魔人化しない方がいい
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,x─‐x __) /ニニ \_ |( }{_/ { }}{ニニ /⌒ } ト\__ノ./ /{ }ニYニ__人 } . \-----{ { 〈 ̄厂{=ニ=}/  ̄∨⌒\__ { /{_}〕 /} . ∨ニニ⌒\___/ ̄`\∨二ヽ ノ/\_______ _ ∨ /⌒ -{ '⌒\_ノ}ー─く____/ ⌒\____ / ̄ \{/ / \____{ ノ/ ̄ ̄ ̄ ⌒\/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\_/ { / ___ -{ -/ /{ ̄ ̄ -/⌒ {_ノ /⌒¨¨¨¨∨ /{ /八 /___/ }/ }____,/八__ _______/ }\_________/´ ̄ ̄ ̄ {______人 __ / /-/ / \__ __ノ / } / / } / //⌒∨ー─/ _/ /-{__/___/__ /´ ノニ{=ニ{ニニ{_ 〈 /=ニ人 {=ニ/⌒ } {ニニ二二/ } } {ニニニニ/ -} } {二二二/ } ノ Sandstone Warrior / 砂岩の戦士 (2)(赤)(赤) クリーチャー — 人間(Human) 兵士(Soldier) 戦士(Warrior) 先制攻撃 (赤):砂岩の戦士はターン終了時まで+1/+0の修整を受ける。 1/3 名前 コメント
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作者:月下の人 ◆WXsIGoeOag 水野晶は混乱していた。 自室でいつものように眠りについた。よく覚えてはいないが酷い悪夢にうなされていた気がする。 そんな自分が幼馴染の陽太に叩き起こされた、その場所は屋外。月明かりが照らす深夜の住宅街だったのだ。 状況がまるで掴めないまま陽太に無理矢理手を引かれ走り出すと、背後から聞こえてくる地響き。 振り向いた先、走る自分たちを追いかけるそれは、なんと巨大な象であった。 悪夢の続きと見紛いかねない状況だが、当人にとっては深夜の空気や地を踏みしめる感触はあまりにリアルで これが現実ということは嫌でもわかってしまう。 前を走る陽太も隣の虫人鎌田も、どうしてこんな状況になっているのかわからないと言う。とにかく今は逃げるしかないと。 せめて少しでも状況を掴もうと、晶はもう一度振り向いて気付く。 象の額で鈍い光を放つ、忌まわしき赤。象のサイズに合わせたものか、手の平ほどもありそうな巨大な宝石。 「あれってキメラの………!?」 「ああ、恐らくその一種だね。結局あの宝石を壊せばいいんだろうけど、あの大きさが突進してくるとなるとさすがに……」 鎌田は前を向いたまま背後まで拡がる視界で、象を観察しながら答えるのだが。 その声が聞こえていないかのように、晶は茫然と象の姿を凝視していた。 「……晶君?」 鎌田の言葉は耳に入ってこなかった。晶は自分の目を疑う。そんな馬鹿な。ありえない。だって、あの象は……。 「ライダー! 閃光玉まだあるか!?」 「ごめん陽太君、今持ってたのはあれだけなんだ」 「っだああくそっ! こうなったらもう仕方ねえ!」 しばらく黙って考え込んでいた陽太が声を上げた。その手に取り出すのは携帯電話。 「どうするの!?」 「正直言って癪だが国家権力に頼る。問題はこの状況をどう通報するかだが…」 「確かにそのまま言ったら悪戯扱いされそうだからね」 「そうだな…ヤクザっぽい集団に追っかけまわされてるとでも言うか…」 携帯の番号キーに親指がかかる。すると、それを横から押さえて止める手があった。 「陽太待って! 警察は止めて!」 晶である。突然の謎の行動に陽太と鎌田は驚いて反論する。 「なっ!? 何でだよ!」 「通報したら象が殺されちゃう!」 「何言ってんだ!? 敵の命なんざ気遣ってる場合じゃねえだろ!」 「違うの! あれは……あの象は……!」 「ハナなんだよ!!」 「ハナ!?」 晶の悲痛な叫びに、陽太は驚愕の声を上げた。 『ハナ』とは、晶の自宅から比較的近場の動物園に昔からいる、雌の老象である。 晶とは能力を介して会話ができる、非常に仲の良い間柄だ。晶にとって、まるで本物の祖母のように感じている象であった。 「ハナって…前のくそ暑い日に会ったハナ…?」 「そうだよそのハナ!」 「いやでも他象の空似ってことも……」 陽太と鎌田は、依然追いかけてくる象をまじまじと見つめる。二人も晶ほどではないにせよ、ハナの姿は見知っている。 やがて二人は茫然と口を開いた。 「………ハナじゃねえか」 「うん……ハナだね」 「でしょおお!」 違うのは額の宝石と、温厚だった瞳が今は虚ろに曇っている点。 雌でありながら平均より大きな身体も、全身に刻まれた年季も、少し欠けた牙も。全ての特徴が、この象がハナであることを示していた。 「となるとデコのあれで操られてるってことか…」 「止まってハナ僕だよ、晶だよ! わからないの!? もうじき十頭目の孫に会えるって言ってたじゃん! 目を覚ましてよハナぁ!!」 声を張り上げ、伝心能力もフルに使った晶の必死の呼びかけにも、ハナは一切動じる気配がない。 「晶の呼びかけで無理となりゃ、やっぱデコのあれを何とかするしかねえな」 「そうは言っても何が起こるかわからない以上、下手に壊すわけにもいかないよ」 「ああ、そもそも触れることすら難しいって話だ。いくつか手段は考えたが……正直どれも厳しい」 いつもと違う陽太の調子に晶は少し驚く。 「ちょっと陽太その弱気は何!? いつもの自信はどうしたのさ! まだ何にも試してないじゃん!」 「試したよ! お前が寝てるときにな!」 「だっ、だったら他の誰かの能力とかさ! なんだかんだで僕よりいっぱい知り合いいるでしょ!?」 「あの巨体をなんとかできる能力者なんざそうそういねえよ!」 「いないの!?」 「いたらお目にかかりたいわ!」 「本当に……?」 「……………」 「……あ」 額に指を当てしばし沈黙した後、陽太はポツリと呟く。 「あいつは盲点だったな。俺としたことが……」 「え……いるの!? 呼び出せる!?」 「ああ一応、一人な。でもあいつはなぁ、なんつーか……呼び出すと面倒なことになるのが目に見えてるっつーか……」 「でも可能性があるならその人にかけるしかないじゃん!」 「わかってるよ。ただ面倒なことになったら晶も責任取れよな!」 「う、うん、わかった」 晶にピシリと言い放つなり陽太は携帯を使い始める。時間が深夜なだけに電話に出ない心配もあったが、幸い数回のコールで相手に繋がったようだ。 呼び出そうとする相手は自分の知らない、陽太の知り合いの誰かだと思っていた。の、だが。 「おっさん! 今すぐあんたの能力が必要だ!」 最初の一言で、晶はその電話の相手を理解することになった。 確かにあの能力ならば象の巨体に対処できる。強力な能力者と考えれば盲点になるのもうなずける。 そしてあの男を呼び出せば非常に面倒臭いことになるのも、また事実だった。 「違えよ催促じゃねえよ! ……いやバイト代は払えよ!」 隣を走る二人の耳には、陽太の声だけが届く。 「今象に追っかけられてんだマジで! 物理的に押さえこむ能力がいるんだよ!」 「詳しい説明してる余裕ねえんだよ! とにかく来てくれ来たら状況わかるから! 礼は後でするから!」 「は? 何だよ条件って?」 「はあ!? ちょおまっふざけんな! んな条件飲めるか……っておいいいいい! ちょっと待て切るな切るな!」 「あああもうくそっ!! わかったよ! 条件は飲むから今すぐ来てくれ!」 それから落ちあう場所のやりとりをして、陽太は不機嫌に電話を切った。 「…はぁ…十分後に中央自然公園の東グラウンド。このまま真っ直ぐ向かうぞ」 「陽太君、その人って一体どんな能力者なの?」 「ああ、お前も知ってる奴だよライダー」 「陽太、条件って僕ができることなら代わるよ……?」 「違えんだよあの野郎俺だけに条件吹っかけてきやがった。嫌がらせかよチクショー」 ぶつくさと文句を言う陽太に、晶は内心でちょっぴり悪かったなと思うのだった。 そうこうしているうちに、逃げる三人と追う一頭は約束の場所へとたどり着く。 時間的に相手はもう着いているはずなのだが、月明かりに照らされただだっ広いスポーツグラウンドに人の姿は見えない。 シンと静まりかえったグラウンドに向け、陽太は声を張り上げる。 「おっさああん! どっかに来てんだろー! 出てこいおっさああああん!!」 だが、返答はない。困惑する陽太に晶が助言する。 「陽太、その呼び方じゃたぶん出てこないと思うんだ」 「あんの野郎この期に及んでまだこだわってやがんのか……」 陽太は、はあぁ……と大きく息を吐く。そして大きく吸って、叫んだ。 「ジェントール! 助けてジェントーーール!!」 「ふはははははは!!」 静かだったグラウンドに、突如として男の高笑いが響いた。 「 Like a Phoenix ! 如何なる逆境からも不死鳥の如く蘇る男!」 機械を通さない肉声ながら、よく通るその声はグラウンドの隅まで響き渡る。 「 Wonderful Gentleman ! そうとも! 我が名は……!」 パチン、と指を鳴らす音と同時に、テレビ撮影用大型スタンドライトの光が、グラウンド前方の表彰台を照らし出す。 その頂点に立つのは、芝居がかった手振りでポーズをとる白スーツの男。 「紳士ドウラク!!」 名乗りと同時になぜか湧き起こる拍手喝采。当然だが陽太一行は拍手などしていない。 「今! ここに参上おおおお! ふはははは! ふはははははははは! ふぅはははははははー!!」 万感の思いがつまったような高笑いは、真夜中の空へと高く高く響き渡っていくのだった。 この男の特異な能力は、この状況を打破する鍵。それには違いないのだが。 「……はああぁぁー……」 遂にこの場に来てしまった、異様にテンションの高い男の登場に、三人は揃って大きな溜息をつく。 下手をすれば陽太と同等以上に、極めて癖の強いこの男。特にツッコミ役の晶としては頭痛がする思いなのであった。 <続く> 登場キャラクター 岬陽太 水野晶 鎌田之博 上へ
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岩の洞窟 必要ドールpt 540 ☆5に必要なドールptの目安 手に入るもの イエロークリスタル、鉄の弓、鉄の手斧、鉄の胸あて、鉄の帽子 備考: 合成 製作するアイテム 品質 材料 クロスボウ レア 鉄の弓×8、イエロークリスタル×2 鉄の斧 レア 鉄の手斧×8、イエロークリスタル×2 鉄の鎧 レア 鉄の胸あて×8、イエロークリスタル×2 鉄のヘルメット レア 鉄の帽子×8、イエロークリスタル×2 納品依頼 なし ※モバゲ版には以下のいらいがある。 依頼の名前 内容 お礼 前提 鉄の弓の納品 鉄の弓を35個納品 クロスボウのレシピ なし
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流れの行方は◆Mc3Jr5CTis 空の闇を、そのまま吸い込んだかのように黒々と染まった水面に、月の光を反射した僅かな煌めきが跳ねる。 島の中央を二つに分かつ巨大な大河の勢いはさほどに激しいものではなかったが、その深く穿たれた水路を流れる たっぷりとした大量の水の力は、ヒト一人を押し流すのに充分過ぎる力強さに満ちていた。 その黒い潮流の中を、どんぶらこ、どんぶらこと、二つの大きな桃の実が流れる。 否。 力強い水流に揉みしだかれて、時に形を歪ませながらも決して張りを失わぬその弾力性は、果肉のそれではあり得なかった。 透き通るような瑞々しい白色の薄皮を、僅かに赤く染めて。 意思を持たぬ果実のように、水流に翻弄されるそれは、先の戦いに敗れた時空管理局機動六課「ライトニング分隊」の副隊長 にしてヴォルケンリッターが烈火の将、シグナムその人であった。 剣聖が行使した防具破壊の剣技を受け、胸部装甲の下にあった機動六課の制服もまたその余波で激しい損傷を受けていた。 しなやかに絞り込まれた腹筋を、女性らしく柔らかな脂肪でうっすらと包んだ腹部から、常ならばきっちりとした スーツの中に包み隠した豊かな双の膨らみまでもが、無防備に、すっかりと露わになってしまっていたのだ。 気を失って、獅子の如き雄々しい輝きを宿していた瞳が伏せられているせいか、まるでこの誇り高き女騎士らしくもない 弱弱しい印象を受ける姿であった。 もしこのような姿を彼女を慕う者が見れば悲憤慷慨し、またシグナムもそんな自分を見られた事を深く恥じ入るであろうが、 幸いにも辺りには闇夜の川を注視する者などいない。 いや、不幸にも――であろうか。 後頭部で括られた桃色の長髪や、機動六課の制服はすっかり水を吸い込んで重くなり、何よりもシグナムが気絶しても 握って離さぬ剣――凶悪なフォルムの鞘と共に在るそれが、シグナムの肉体が持つ浮力を上回りつつあるのだから。 ぽちゃりと、片側の桃が水中に沈む。 そのままなし崩し的に――剣の重みにひっぱられてシグナムの身体は水中へと沈んでいき、やがて最後まで抵抗していた 片割れの先端までもが水中へと没した。 そして、そのまま再び浮き上がる事もなく――女騎士の姿は、大河の水底へと消えていった…… ◇ そして幾許かの時が過ぎ……闇と静寂だけがたゆたう大河のほとりに、突如として煌々と輝く流星が走る。 瞬間、周囲を明るく照らしたその異変の正体は、紫炎の魔力に全身を包みこんだシグナムの姿であった。 水底まで没した女騎士は危うい所でその意識を取り戻し、飛行魔法によって水中より脱したのである。 「ゲホッ、ゲホォッ……クッ……不覚……」 うずくまり、飲み込んでしまった水を吐き出しながら、シグナムは唸る。 為す術もなく一方的な展開となってしまった先の闘い……不意打ちで先手を取られた事もあったが何よりの原因は 自らのマインドセット――この殺し合いへの心構えにあった。 まさかあのような怪しげな女の甘言に乗り、問答無用で襲い掛かってくる者がいようとは想定すらしていなかった シグナムは、殺し合いに乗った者に対し、どう対応すれば良いか瞬時の判断に迷ってしまったのだ。 それが常に後手を取る結果へと繋がってしまった。 甘すぎた……としか言いようがない。 考えてみれば、数年前のシグナムとてあのように我武者羅であった。 主はやての為――騎士の誇りすらなげうってまで叶えたい願いがあったあの頃であれば、自分もまたあのような 理不尽で、問答無用の闘いを誰かに仕掛けていただろう。 そんな己の全てをなげうってまで叶えたい願いを持つ相手を止めるには、こちらもまた悪魔と罵られようが決意を 貫くだけの覚悟が必要であったのだ。 そう、あの全てを受け止めてくれた心優しき金とさくら色の朋友たちのように。 シグナムは今更ながらに、かの少女たちの『強さ』を思い知る。 彼女たちに救われた者として、そして今は同じ組織に属する者として、自分はこの間違いを正さねばならない。 ――それが例え、誰かの願い(ユメ)を撃ち砕く事へと繋がろうとも。 だが、なんの願いも持たぬ今の自分にそれが出来るのか――いや、やるのだ。 即席の決意を胸にシグナムが強く目を瞑ると、衣服として使い物にならなくなっていた、びしょぬれの制服が弾け飛ぶ。 そして一糸まとわぬ姿となったシグナムが新たに纏うは、主自らデザインしてくれた白と赤紫の騎士甲冑。 再び燃え盛るような炎を宿した瞳を見開くと、ここに勇壮なる古代ベルカの騎士が蘇った。 「鎧化ッ!!」 更に、鎧の魔剣を解放し、騎士甲冑の上に纏う。 「はあっ!」 気合一閃。 魔剣を横薙ぎに払い、完全武装を済ませたシグナムはその場に身構える。 なぜならば。 「あら、さっきの女かと思ったけど……。はろー、おっぱいまるだしさん……って、なぁに? その剣…… 面白いもの持ってるのね……」 迸る悪意を隠そうともしない、一人の制服姿の少女がやってきたのだ。 シグナムと同じように、流れるような黒髪を飾り気のない紐で結わえたその少女は、抜き身の刀を肩に担ぎあげ 細めた眼で烈火の将を睨みつけていた。 闇の中でも一際目立つ、輝くような口元の紅に、シグナムは不吉な予感を受ける。 「……こちらは機動六課シグ――」 名乗りをあげ、相手のスタンスを訪ねようとしたシグナムであったが、その必要はなかった。 少女は己のスタンスを如実に告げる。 その、振りかぶった刀で。 鋼の噛み合う音が、耳障りな音を響かせる。 上段から打ち込まれた苛烈な一刀を、シグナムが手にした魔剣で捌くと黒髪の少女――諫山黄泉はそのまま 続けざまに刀を打ち込んで来る。 剃刀のような鋭い斬撃は、シグナムがその身に纏った鎧をも切り刻む。 科学が伝説となった世界――トゥバン・サノオらが生きる時代に、数振りだけ残された伝説のニホントウの切れ味は 凄まじいものであった。 「あはっ!」 「く、やはり、お前も乗っているのか……答えろ! お前はなんのために戦う!?」 素早いステップで己の優位な間合いを保ちながら剣戟を交える黄泉に、シグナムは尋ねる。 時間稼ぎ……という側面が含まれていないわけではなかったが、シグナムは真実知りたかったのだ。 少女の戦う理由を。 もしかすれば、その理由如何によっては戦わずに済む方法もあり得るのではないかと。 「なんのため……私は……なんのために……そう、神楽のため……神楽が憎いから……ううん、愛おしいから、私は……」 だが、その問いは思わぬ変化を黄泉にもたらした。 何かにたじろいだように後退ると、黄泉は背後にあった木の幹に寄りかかる。 虚ろな瞳を手で覆い隠した瞬間、その額に赤く輝く宝石のような石が浮き出した。 「あ、ああああああああああっ!!」 「そ、それは……ロストロギアか!?」 かつて存在し、そして失われた古代の魔法技術の遺産。 それがロストロギアである。 場合によっては世界を滅ぼしかねないその遺産の管理、封印もまた管理局の仕事の一つ。 時に持ち主の意思をもねじ曲げ、意図せぬ悲劇を呼びこんでしまう事例を多く見てきたシグナムは 少女とロストロギアの関係をそれとなく察する。 「おい、気をしっかり持て!」 「――うるさいっ! 私に……近付くなっ!!」 闇の中を薄暗く照らす、赤い光。 その光に導かれるように、黄泉の乱舞は更に勢いを増す。 魔力と体力、双方を消耗していたシグナムは段々その攻撃を捌き切れなくなり、ところどころにダメージを負ってしまう。 (クッ、このままでは――押し切られるかっ!) 速度面での自分の不利を自覚したシグナムは、身に纏った鎧をパージし、鞘へと戻す。 まともに受ければ身を切断されるであろう攻撃を鎧は防いではくれるものの、その重みで敵の動きについていけないのでは 本末転倒だ。 守りに身を固めたまま活路を見出す術もあったが、勇猛果敢な闘将はそれを良しとはしなかった。 剣と鞘の二刀を振りかざし、シグナムは猛然と駆けだす。 時に飛行魔法を使い、常識ではあり得ない挙動でフェイントをかける。 白刃に身を晒し、互いに刀身の届く僅かな空間をせめぎ合う。 無茶な動きに筋肉が軋む。 アクセルべた踏みで挑む剣舞の応酬に、空気は荒れ狂い、血風が飛ぶ。 頬を掠めた一閃で、顔を真紅に染めながら烈火の将はその口元に獰猛な笑みを浮かべる。 限界寸前まで回転するリンカーコアのうねりに、シグナムは心地良さすら感じていた。 こうして戦いに身を置く事で、自己の存在理由……それがやはり闘争にあるのだと実感出来る。 そう、あれこれ思い悩む必要などなかったのだ。 この身は今も昔も変わらず、主の願いを叶える為の戦闘用プログラムなれば―― 剣を振るう理由は、主の尊い願いを叶えるためにこそあった。 ならば自分はどこまででも闘える。 再び胸を張って主に再会出来るその時まで。 「フンッ!」 シグナムの体当たりじみた剛剣が、黄泉の身体を弾き飛ばす。 ベルカ式魔法最大の特徴であるカートリッジシステムが使えない今、爆発的な魔力の燃焼を必要とする彼女の 必殺剣を使うには、シグナム自身に大きな負担がかかる。 使えばしばらくは回復出来ないほど魔力を消耗するだろう。 だが、余力を残したとしても、やられてしまっては話にもならない。 一戦、一戦に全力を尽くしてこそ、次に繋がる物が生まれるのだ。 そして何よりも――必殺剣を封じたまま勝てるほど、この地に呼ばれし剣士どもは甘くはない。 シグナムは先の闘いから、その事を学んでいた。 「いくぞっ! 受けてみよ、我が必殺の剣をっ!!」 シグナムの持つ魔剣が一瞬にして節分かれし、黄泉を目掛けて伸びてゆく。 「――ッ!?」 戸惑う黄泉の周りを、たちまちの内に取り囲む蛇腹の剣。 連結刃の結界を為す鋼線を伝うは、炎熱の魔力。 天を焦がすほどの焔を纏い、今、シグナムの必殺剣が発動する。 「紫電一閃ッ!!」 手元で僅かに手首を捻り、鞭状に変化した剣を操る。 伸びに伸びた刃によって、周囲を十重二十重に取り囲まれた黄泉に逃げ場はない。 収束する焔の一撃が、黄泉の身体を貫こうとしたその瞬間。 シグナムは見た。 燃え盛る焔の刃を跳ね退けながら、こちらに突進してくる黄泉の姿を。 「何っ!?」 既に刃の包囲網は完成している。 剣一本でそれを突破出来るほど、シグナムの必殺剣は甘くはない。 だが――それでも事実として黄泉はその包囲網を抜けだそうと駆けて来る。 その身に触れる刃を、不可視の燐光で弾きながら。 (バリアジャケットの類か!?) 敵もまた魔法を使う魔法剣士であったか。 それは敵の手の内を深く知るまで、必殺剣の発動を待てなかったシグナムの失策だった。 なまなかなバリアジャケットで防げる剣ではないと自負していたが、今もまだ黄泉の額に輝く赤い石は 強大な魔力の波動を発している。 その魔力を防御に回しているのであれば……あれを突破するほどの防御力を得てもおかしくはない。 シグナムはグッと唇を噛み、更に剣に魔力を籠めるが……突破されるのも時間の問題だろう。 シュランゲフォルム……鞭のように変化した剣は、敵の間合い外から一方的な攻撃が出来るという超攻性の特質を持っているが、 反面、懐に入られた時の対応が難しい。 伸ばしに伸ばした剣を戻すには時間がかかるし、制御しているその間はこちらも動けないのだ。 「はああああっ!!」 遂に刃の渦を突破した黄泉が、炎を突き破ってその姿を見せる。 構える剣は中段に。 揺るがぬ姿勢でまっすぐに、シグナムの心臓に狙いを定めて疾駆する。 対するシグナムは蛇腹剣を元に戻そうと――しなかった。 剣を捨て、左に持つ鞘で迎撃の姿勢を見せる。 だが、あれだけのスピードで繰り出される突きを鞘だけで捌けるのか。 斬撃に比べ、突きは受けるのが難しい。 横から力を加えようが、突きの勢いが勝れば僅かに軌道が逸れるだけだ。 そんな事は百も承知で、シグナムは弓を引くかのように鞘を構える。 そして黄泉の突きとタイミングを合わせるように――シグナムもまた、鞘を突き出す。 鞘の内を刃が擦る。 耳障りな金属音を立てて――黄泉の突き出した刀は、シグナムの鞘の内に納まった。 シグナムは超絶的な集中力を持って、刀を納めるという鞘本来の使い方で敵の攻撃を防いだのだ。 言葉にすれば簡単だが、黄泉ほどの天才剣士を相手にそれを為しうる技量や如何ほどのものか。 それを認識する間もなく、黄泉の頬が衝撃に歪む。 カウンターで繰り出されたシグナムの鉄拳によって。 充分な魔力を練り込まれていた拳は、今度こそ黄泉の防御を貫いた。 ◇ 気絶した黄泉の身体を、光り輝く三重のリングで拘束する。 場合によっては殺害も已む無しと思っていたが、なんとか生け捕りに出来た事にシグナムは安堵する。 額のロストロギアを封じる事はシグナムには出来ないが、この少女はまだギリギリで人間だ。 管理局まで連行出来れば――あるいはロストロギアの剥離・封印も可能かもしれない。 「ん? ……これは?」 黄泉の制服のポケットからこぼれ落ちたのか、一本の口紅が転がっていた。 それを拾うと、初めて鎧の魔剣を手に取った時のようにシグナムの脳裏にその口紅の効果、使い方が思い浮かぶ。 ティンカーリップ――魔法の口紅。 使用する事で、プロテス(防御力アップ)、シェル(魔法防御力アップ)、ヘイスト(素早さアップ)の効果がある―― 「なるほど、こんな物を使っていたのか……支給品か。私にも何か支給されているはずだが……」 ロワが殺し合いを促進する為に支給したものだ。 ろくなものではあるまいが、それでも力は力。 扱う人間によっては、それを正しく使う事も可能のはずだ。 だが――僅かにデイパックを探るだけの行為が酷く億劫だった。 魔力を消耗しすぎたのだ。 シグナムはその場に膝を屈すると、木にその背を預ける。 騎士甲冑が溶けるようにほどけ、元の制服姿へと戻った。 穏やかな表情のまま、シグナムはいつのまにか泥沼のような眠りへと落ちていた。 森の木の葉がざわめく。 まるでシグナムの勝利を祝福するかのように、その身を優しい風が撫でていった。 【D-3/森の入口/一日目/黎明】 【シグナム@魔法少女リリカルなのはStrikers】 【状態】疲労(大)、魔力消費(極大)、ダメージ(小)、睡眠 【装備】鎧の魔剣@ダイの大冒険(自己修復中) 【道具】基本支給品、ファン・ガンマ・ビゼンのニホントウ@海皇記、ティンカーリップ@ファイナルファンタジータクティクス ランダムアイテム(個数、詳細不明) 【思考】基本:主の下に帰還する。 1:皆を助けるという主の願いを身を持って実現する 【備考】 ※鎧の魔剣の兜、胸当ては破壊されました。 ※騎士甲冑はデバイスなしでも展開できますが魔力を消費します。 【諫山黄泉@喰霊-零-】 【状態】疲労(中)、ダメージ(小)回復中、気絶、拘束中(手足を完全に拘束されています) 【装備】 【道具】支給品 【思考】 基本:神楽の為に他の参加者は皆殺し。 1:出会った者は皆殺し。 2:赤い髪の女(ミズー)はいつか殺す [備考] ※参戦時期は三途川に殺生石を埋め込まれた後です。 ※殺生石の妖力で身体能力が大幅に強化、軽症は時間経過で回復します。 ※法術の類がどの程度使えるのか不明です(後の書き手氏にお任せします) ※ミズーと獅堂光の名前は知りません。 BACK NEXT 034 英雄交差点 投下順 036 狂戦士 034 英雄交差点 時系列順 036 狂戦士 BACK 登場キャラ NEXT 007 弦月の下で/獅子邂逅 諫山黄泉 [[]] 015 砂漠の決斗! 雷神vs烈火の将 シグナム [[]]
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作者:月下の人 ◆WXsIGoeOag ワーワーワーパチパチパチワーワーパチパチヒューヒュー 「ふははははははははは!」 ジェントル!ジェントル!ジェントル!ジェンtガシャーン 「は……ノオオオォォッ!」 「遊んでんじゃねええよ!」 先程からなぜか続いていた紳士を称える拍手喝采は、機械の壊れる音と共にぴたりと止まる。 気付けば自称紳士ドウラクの足元には何やら音楽ハードらしき機械と、なかなか立派な蟹が一匹転がっていた。 状況から察するに、拍手喝采を流していたその機械に陽太の投げた蟹が直撃したらしい。 「私のラジカセがー!」 「またずいぶんと懐かしいもん持ってきたなオイ!」 鋭いツッコミを入れる陽太を見て晶は少し驚いたが、少し考えて理解する。 この厨二病患者は相手が同じ厨二病の場合、互いに共鳴する厨二力は際限なく増幅され、終いには手に負えなくなる。 だが相手が別方向につっこみどころが多い場合は、自らツッコミ役に回る傾向があるようだ。 実際に頭の回転は速いわけで、本来そういう役目に向いているのだ陽太は。ぶつかってもあんまり痛くない能力も含めて。 「む! 大丈夫だまだ壊れてはいな」グシャーン 「ノオオオオオォォゥ!!」 「状況見ろおおおぉぉ!!」 訂正。そこそこ大きなラジカセにトドメをさした追加の蟹は、ぶつかったらかなり痛い。ラジカセだけに当てるその命中率は大したものだ。 ともかく二人同時に相手をする多忙なツッコミ役を覚悟していた晶は、内心ほっとする。 「二人とも後ろ!!」 「くっ!? サイレントシールドッ!」 鎌田の叫びにハッと振り向けばそこそこ距離を離していた象が、もうすぐ近くまで追いついてきていた。 陽太は即座に追加の蟹三匹を発生させ、壊れたラジカセを前に肩を落とすドウラクの辺りへ放り投げる。 「一周してくるからそれまでに頼んだぞジェントル!」 「ごめんなさいドウラクさん! お願いします!」 陽太と晶がそう叫ぶと、グラウンドのコースに沿って三人は再び走り出すのだった。 「…ふぅ。まったく紳士使いの荒い少年達だな。シザー!」 驚くことに本当にいた象を引き連れて走り去っていく三つの人影を、ドウラクは小さく溜息をついて見送ると、 逆光で見えないスタンドライトの根元に向けて声をかけた。 呼びかけに応じてそこから出てきたのは、ドウラクの腰ほどの高さの何か。それは二本の足でトコトコと歩いてくる。 「蟹の回収をしろ」 シザーと呼ばれ、光の元に現れたそれは実に奇妙な姿をしていた。 恰幅の良い四頭身程度、人型をしたそれは遠巻きに見れば子供のように見えるだろうが、その身体を構成するのはゴツゴツとした岩石であった。 大小様々な岩石を数十個積み上げて人の形にしたような姿。のっぺりとしたその顔には両目、口と思しき穴が三つ、申し訳程度に開いている。 「ぐ。」 小さな口の穴から出たのは子供のような声で、短く了解の意を示す。 返事に伴い上げられたその右手の先端には、どういうわけか大きな蟹の鋏が付いている。鋏は左手にも付いていたが右手のものより小さかった。 それは命令に忠実に従い、トテトテと子供のような足取りで陽太が投げてよこした蟹の回収に走る。 「む。あの象は………」 一方でドウラクは顎に手を当て、今はグラウンド反対側辺りにいる象をじっくりと観察しながら、ポツリと呟いた。 やがてドウラクの元に、グラウンドを一周した三人が駆け込んでくる。象との距離を離すために全力疾走してきたその息は荒い。 ドウラクは片膝をつき、集められた蟹を一つ一つ手にとって吟味していた。陽太ははその背中に訊ねる。 「はぁっ、はぁっ、どうだいけるかっ、ジェントル」 「うむ、硬さ大きさ共に悪くない。これならなかなか強いゴーレムが生まれるだろう」 「あぁっ…はぁ。そいつはよかったっ」 晶は陽太のどこか怒ったような反応が気になったが、とりあえずドウラクの能力はいけそうなことがわかった。 少しだけ安堵して、膝に手を置き中腰になって息を整える。そうして下を向いた晶の視線に入る、何か変な物体。 「……え?」 目の前にあるのは子供のようなサイズの、岩石の塊? それが何故か動いている。見上げるそれの目っぽい穴と、見下ろす晶の目が合う。 「…ぐ?」 「わあぁっ!?」 晶は反射的に後ろに飛びのいて、勢いで転びそうになったがたたらを踏んでなんとか踏みとどまる。 その謎物体は晶の反応に驚いたのか晶と同じように飛びのいて、勢い余って後ろにコテンと転がった。 一瞬で警戒態勢をとる陽太と鎌田。気付いたドウラクが振り向いて言う。 「こらこらシザー。晶君を驚かせるんじゃない」 「なっ、なんですかこれぇっ!?」 「リトルシザー。心配はいらない、私の能力だ」 ドウラクはシザーの頭をペチペチと叩いて害が無いことを見せた。疑問に思う晶たちに向け、蟹を地面に並べながら説明する。 「蟹五匹を生贄に捧げるという基本は変わらん。だが生み出されるゴーレムの姿形は生贄とする蟹の大きさや種類によって変化するのだ。 例えばサワガニのように小さな蟹を用いた場合、こいつのように小さなゴーレムが召喚されるわけだ。さて、あとは…」 蟹を並べ終えたドウラクは待機していたシザーを手招きして呼び寄せると、寄ってきたその頭をペチンと叩く。 その瞬間、直前まで元気に動いていたシザーの身体がバラバラと崩れ、あっという間にただの岩石の山となり果ててしまった。 驚く三人に説明を続けるドウラク。 「ゴーレムのサイズにかかわらず一度に召喚できるのは一体のみ。既にいるならそれを解除しなければ新たに能力は発動できん」 「な、なるほど」 「さて、これで準備は整った。では景気良くいってみようか!」 「よし、やったれジェントル」 ドウラクはフンと鼻を鳴らし三人を下がらせると、片膝をついて地面に並ぶ蟹へと向き直った。 扇状に並べられた五匹の蟹へ開いた右手をかざし、左から右へとなぞる。 その手から発せられた何らかの力を受けた蟹は徐々に淡い光の粒子と化し、重さを失ったそれはある一点に吸い寄せられていく。 「ドウラクの名の下…今、ここに召喚する」 右掌の上に集束していく無数の光の粒は、やがて眩しく輝く光の玉となる。完成したそれを、前方の地面へと押しつけた。 「見るがいい…我が最強の僕!」 地面に吸い込まれるように光は消えその直後、地面が大きく盛り上がり、土を割ってそこから生えるように巨大な影が姿を現す。 「出でよっ! シザアアァゴーーレムッ!!」 「グオオオオオオオオオオオ!!」 暗い洞穴の如き口から、地の底から響くような野太い雄叫びを上げる、それはまさに岩石の巨人であった。その両手はやはり蟹の鋏だ。 先程までそこにいたリトルシザーを大きくしたような、見上げるその高さはおよそ3m。しかも相撲取りのような力強い体格。 対峙する象の巨体にひけをとらない巨大な怪物が今、ここに召喚されたのだった。 「ははははは、すごいぞー! かっこいいぞー!」 「………」 高らかにその名前を呼びご満悦のドウラク。疑問を感じて晶が隣を見ると、陽太は強く拳を握りながら口を硬く結んでいた。 以前にも召喚したことのある陽太の蟹を生贄にした巨人は、言うなれば二人の協力技である。そんな巨人の名前を、ドウラクは『シザーゴーレム』 陽太は『沈黙の巨人【サイレンス・ギガント】』と呼んだ。頑固者の二人は互いに全く譲ろうとせず、名前問題は未だ未解決だったはずなのだが…… 「ねえ陽太? あれの名前って……あ」 質問の途中ふと陽太の数分前の言動を思い出して、ピンときた。 「もしかして協力してもらう条件って……名前?」 陽太はあからさまに不機嫌そうに舌打ちをして、ぶっきらぼうに答える。 「そうだよあん畜生! 『条件は一つ! 召喚される巨人の名前はシザーゴーレム! それ以外は一切認めん!』なんって偉っそうによぉ!」 「なんだそんっ……そういうことね、うん、納得した」 なんだそんなことか、とつい言いそうになって慌てて言い直す。それで陽太が怒るのは目に見えているので。 だが実際、そんなことでいいのかと晶は思う。だってこんな夜中にいきなり呼び出して、極めて危険な捕り物に協力してもらおうというのだ。 その条件がただ一つ、命名権だけというのはいささか軽すぎるのではないか。どう考えてもこちらにばかり都合のいい条件ではないだろうか。 つまり……なんだろう。困る者には手を貸し、見返りを求めない。それが紳士というものなのか? 「さあさあシザーゴーレム! その力を存分に発揮したまえシザーゴーレム! ふははははははは!!」 いや……紳士かアレ……? 「足元見やがってあのエセ紳士ぃ……!」 実際に発揮できる能力が変な能力であるだけに、特に名前へのこだわりが大きい陽太は本当に悔しげで、 内心ちょっとだけ可哀想だな、と思う晶であった。 象の足音が響いてくる。シザーゴーレムとの衝突まではあと数秒しかないだろう。 ここまで言うタイミングが無くギリギリになってしまったが、衝突の前に晶は言っておかなければならないことがあった。 「あのっドウラクさん、できればあの象は」 「極力傷つけずに押さえこんでほしい。そういう話だろう? この夜中にわざわざ私を呼び出したのだからな」 驚いたことに、言いたかったことをズバリ当てられる。時間が無い今は非常に助かった。 「そっ、そうなんです。ハナ…あの象は大事な友達で…」 「うむ、やってみよう。何、心配することはない。なぜなら私は紳士! 紳士ドウラクなのだから!」 「あ、ありがとうございます」 よくわからない理論だが自信に溢れるその言葉は、知り合ってから初めて、この変わり者を頼もしいものに感じさせた。 「奴が来るぞ! 構えろゴーレム!」 「グオオオン!」 指示を出すドウラクの声は、先程までとはうって変わって真剣そのもの。一行は迫る激突の瞬間を息を呑んで待つ。 ゴーレムは唸り声を上げて腰を落とし相撲の立ち合いのような構えをとる。踏み込んでぶつかる構えの巨人に、地響きを上げて迫る巨象。 深夜のグラウンドに、まるでダイナマイトのように盛大な衝突音が響く。 次の瞬間岩石の巨人は、その全身で以て見事に象の突進を停止させていた。 その事実に、晶は思わずガッツポーズをとっていた。だが喜ぶのはまだ早い。 一見両者に動きは無いが、接触点からギリギリギリと擦れるような音が響く。象は前進する力を緩めておらず、それはゴーレムの力と拮抗しているのだ。 ドウラクの厳しい顔つきで象を睨んでいる。晶はその横顔に不安げに声をかけようとした。 「ドウラクさ」 「シザーパンチ!」 「ちょっ!!」 いきなり攻撃指示を出すドウラクに面食らうが、しかしゴーレムは動かない。同じ体勢のまま象と押し合いを続けていた。 「……む」 「む、じゃねえよ何いきなり攻撃しようとしてんだコラァ! 一応傷つけない努力くらいしろよ! さっきやってみようっつっただろお前ぇ!」 陽太がすかさずツッコミに入る。うん、やはり頼りになる。 「…ふぅ、仕方ない。そのまま押さえ込めゴーレム!」 「グルオオオオ……!」 くぐもった唸り声を上げゴーレムが動く。ギリギリ、ジリジリと足を動かし、少しずつだが象の身体を押している。 そう、シザーゴーレムの力は確実に象の力を上回っていた。この調子ならこの先、何らかの手段で象を無力化することも可能だろう。 「よし、いける! やるじゃねえかゴーレム!」 その事実は、固唾を呑んで見守っていた三人を大きく安堵させた。 押し合いの状態は続くもどこか弛緩した空気の中、一人最前線に立っていたドウラクがクルリと振り向く。 疑問の眼差しを向ける三人の前でドウラクはピンと人差し指を立てた。 「一つ。君たちに耳寄りな情報を教えよう」 目を離してそんなことを言ってていいのかと思ったが、能力者本人が言っているのだ、まあ余裕があるのだろう。 「私の能力、シザーゴーレムは具現型に分類される。少年の叛神罰当と同じく無から有を生み出す能力だ。 少年のように体に即影響する反動は無いが、その代わりに蟹の生贄という条件が必要になる」 「あ、そういうことになるんですね」 「生贄とは即ち生きた贄。つまり生きた蟹を使用してこそ真の能力を発揮できる。と、これは前にも言ったな」 「おおそんなこと言ってたな」 ドウラクは後ろで頑張っているゴーレムを一度チラリと見て、三人の方へゆっくりと歩きながら説明を続ける。 「実際の能力プロセスはこうだ。まず蟹の体を核として、シザーゴーレムの体が召喚される。 その後、生贄となった五つの命がその体に宿る。五つの命を一つに束ねる、それ故にゴーレムは強大な力を行使できる」 「ええ? それだとあのゴーレムは命が無いってことになっちゃうんじゃないですか? 普通に動いてますけど……」 「んむ、それがどうして動くのかは実はよくわかっていないのだ。そもそも体が召喚されるところからして謎だしな。 能力とは未だ解明できない要素ばかり。そこはもう出るものは出るし、動くものは動く、そう妥協するしかあるまい」 「妥協って……それでいいのかよ……」 「無生物に命を与える能力というのを聞いたことがある。もしかしたら私の能力にはそういう要素も含まれているのかもしれんな。 が、そんなおまけ要素など高が知れている。結局あのシザーゴーレムはほとんど命というものを持っていないのだ」 その言葉に嫌なものを感じて、改めてゴーレムを見る。だがその力強さは健在で、確かな足取りで象を一歩奥へ押し込んだ。 ドウラクは既に三人の間を通り過ぎて、最後尾から語っていた。 「そうとも、力は申し分ないのだ力は。それよりも命が無いことによる別の弊害があってだな。それが何かと言うと……」 さらに一歩押し込む。そして突然、ゴーレムの背中に亀裂が走る。 「寿命が短い」 次の瞬間、シザーゴーレムの身体が砕けた。 ガラガラと岩雪崩の如く崩れていく岩石の巨体。その奥から覗く巨象の、額の宝石が不気味に光る。 振り上げる長い鼻に弾き飛ばされた岩石が、顔面のすぐ横の空間を抉り、陽太は心底ゾッとさせられた。 「ジェンt…」 振り向けばそこには既に誰もいない。少し遠くに目を移せば、一人で一目散に逃げている白スーツの姿が。 「おっさああああああああん!!」 「ちょっええええええぇぇっ!!」 陽太は全力で追いかけて、すぐ追いついて、とりあえず一発ひっぱたいた。本当はレイディッシュで殴ってやりたかったが我慢した。 晶と鎌田はすぐ後ろにいて、その後ろからは当然ながら象が追いかけてきているので。 「駄目じゃねーか!!」 ドウラクは叩かれた後頭部をさすりながら、悪びれもせずに言う。 「うーむ、いけると思ったんだが。平均サイズの象までならいけたはずだがな。あのパワーは少々想定外でだな」 「無理なら無理って早く言えよ! マジ死ぬかと思ったわ!」 「ふっ、無理などとは言わんさ。なぜなら! 奇跡を信じる心こそが! シザーゴーレムの力になるのだから!」 「似合わねーよ!! つーか真っ先に逃げたおっさんが言うな!!」 「こらこら紳士と呼べ紳士と」 「だぁれが呼ぶかああああぁぁ!!」 安心もつかの間、一行は再び逃走する羽目になってしまう。 変わり者の白スーツも加わって、それは何とも騒がしい逃走劇となるのだった。 <続く> 登場キャラクター 岬陽太 水野晶 鎌田之博 ドウラク 上へ
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斬武器元ネタアントラー・ソード 破邪の剣 シュラム デュラハン マジンガーブレード ドルハーケン プージ マインスター ルナの剣 邪聖剣ネクロマンサー 聖斧スワンチカ ルクード 斬武器元ネタ アントラー・ソード 紀元前9世紀~のケルト人の武器。 柄が棒状に横に広くなっている剣。 破邪の剣 「ドラゴンクエストⅣ」などに出てくる剣。 ドラクエⅣのゲームブックだと伝説の武器扱い。 シュラム 「ユトナ英雄戦記ティアリングサーガ」において出てくる魔剣。 作品内ではシュラムの死神・ヴェガが使用。 受けるダメージを半減し、魔物に対して絶大な威力を発揮する。 デュラハン 「ユトナ英雄戦記ティアリングサーガ」において出てくる魔剣。 作品内ではゾーアの魔剣士・シゲンが使用。 使い手が死に瀕した時に蘇らせる力を持つ黒い刀身の剣。 マジンガーブレード 「マジンガーZ」などにおいてグレートマジンガーが扱う剣。 巨大ロボット物における斬撃武器の先駆け。 ドルハーケン 「ユトナ英雄戦記ティアリングサーガ」に登場する斧。 持ち手の受けるダメージを半減する。 プージ 「ファイアーエムブレム トラキア776」に登場した斧。 作品内では義勇軍所属の戦士オーシンが使用。 強力な投げ斧である。 マインスター 「ユトナ英雄戦記ティアリングサーガ」に登場する剣。 ウエルト王家の宝剣であり、切り裂いた相手の体力を吸い取る効果がある。 ルナの剣 「ユトナ英雄戦記ティアリングサーガ」に登場する剣。 相手の防御力を無視する効果がある。 邪聖剣ネクロマンサー 「邪聖剣ネクロマンサー」に登場した剣。 かつて神々が魔空王アザトースを封印するために鍛えたと言われる。 聖斧スワンチカ 「ファイアーエムブレム 聖戦の系譜」において出る聖遺物の斧。 聖戦士ネールの直系の者にしか扱えない。 ルクード 「ユトナ英雄戦記ティアリングサーガ」に登場する聖剣。 赤い刀身からは常にオーラが発せられている。 必殺の一撃が非常に出やすくなる。
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詠魔爪フォルゼクス(えいまそうふぉるぜくす) 概要 エクシリアに登場した格闘系の武器。 魔装備と呼ばれる装備のひとつ。 登場作品 + 目次 エクシリア エクシリア2 関連リンク関連品エクシリア2 ネタ エクシリア 魔装獣フォルザームが所持していた武器。怨嗟を詠う黒き六爪。 ジュード用の武器で、手甲系の魔装備。物理攻撃力+855、魔法攻撃力+625。 フォルザームを倒すと入手できる。 黄金魔剣士撃破後は、装備時に倒した敵の数と同じだけ物攻・魔攻が上昇。 黄金魔剣士撃破前の撃破数も加算される他、リンク状態で倒せばリンク相手の撃破数も加算される。 分類 手甲 属性 - 物攻 855 魔攻 625 買値 - 売値 - 特殊効果 黄金魔剣士撃破後は、装備時に倒した敵の数と同じだけ物攻・魔攻が上昇。 装備者 ジュード 入手方法 落 フォルザーム (100%) ▲ エクシリア2 無限の魔力を隠しもつ、呪われし六爪。≫自身の被ダメージ増加 ジュード用の武器、手甲の一種。 ▲ 関連リンク 関連品 咆魔刀ドランデューオ 嘶魔剣ヴァイスヘイン 唸魔杖トレガトリア 叫魔刃メランデトラ 唱魔棍パードベンテ エクシリア2 絆双剣エウプロシュネ / 絆鎚アグライア / 絆双銃タレイア 冷冥刀ヴェニヒル 静冥簪ネベロズィーン ネタ