約 329,742 件
https://w.atwiki.jp/kancolle_ero/pages/701.html
890 :まいのわと夏休みに田舎ックスしたいだけの人生だった…:2015/09/30(水) 21 15 57 ID Lz0VjWlw 「ただいまー、母ちゃんいるー?」 10年ぶりに帰ってきた故郷は以前にまして寂れていた。地方の疲弊は今に始まったことではないが深海棲艦の出現以来、沿岸部では人口流出が問題化している。激戦地でないとはいえ、連中は忘れた頃に現れては港を食い荒らしていく。俺の育った漁村もご多分に漏れず人が逃げて、逃げ遅れた老人ばかりが残っていた。 提督になった俺は日本を守るために戦っていたはずだが、乾いた故郷の姿は俺の無力を嘲笑うばかりだった。 「舞風、野分」 俺は二人の部下――今は俺を含めて私服で非番なのだが――を呼んだ。 普段はアップにしている銀髪を下ろして麦わら帽子を脇に抱いた少女が顔を出した。二人で探検でもしていたのだろう、古い田舎の家が珍しいらしい。 「母ちゃんがいないか港を見てくるから、野分たちは家に上がってくつろいでいてくれ」 「私たちもご一緒しますよ?」 「いや、すぐに戻るからいいよ。もし母ちゃんと入れ違いになったら携帯に電話してくれ」 「ねー提督! あっちにスイカが冷やしてあったよ! スイカ!」 舞風が勝手口から顔を出した。ノースリーブのきゃしゃな腕を振っていた。 「こら、舞風っ!」 「ははは。食べていいよ、母ちゃんが舞風たちのために用意してたんだから」 「やったー!」 艦娘が遊びに来ると伝えたときの母の喜びようはひどかった。あれは結婚前提の恋人か何かだと勘違いしていた… 「…でも、司令も一緒がいいです」 「なら、本当にすぐに戻るからスイカ切り分けて待っててくれ。」 「提督ー!早く戻ってきてねー!」 初めて上がる俺の実家のはずなのに舞風はやけにくつろいでいて、逆に野分は落ち着かない様子だった。 (そういえば舞風たちの寝る場所どうするかな…) 実家を出てデコボコ舗装の道を下る。すぐそこの真珠貝の養殖場に母は居るはずだ。 暑い夏の日だった。狭い道には木陰もなく、吹き出る汗が止まらなかった。 あの時もやはり蒸し暑い夏の日だったと、鎮守府の仮眠室で裸で抱き合った日のことを思い出した。 (いやいや、母ちゃん居るんだし流石に自重しとけよ俺…) 悶々としていると後ろから足音が二つ、駆け足で追ってきた。 「司令! やっぱり野分たちもご一緒します!」 「テレビ面白くなかったよー」 二人の様子は年相応に無邪気で、俺は先の思考が馬鹿らしくなった。 「じゃ、三人で行くか」 そうして二人の手をとって静かな田舎道を歩き出す。 短い夏休みが始まる。 891 :名無しの紳士提督:2015/09/30(水) 21 22 34 ID Lz0VjWlw 私服の二人が仲良くしている画像を見ながら舞風と野分と一緒に夏休み過ごしたいなーと思っただけです。
https://w.atwiki.jp/newgenreschool/pages/584.html
男「さて…皆は冬休みどうする?」 ~~男編~~ 俺の場合 俺「今度こそ、男としてみてもらえるように男を磨くつもりだよ」 男(むりっぽいな…) 友の場合 友「もちろん彼女を…!」 男「はいはいそうですね(棒読み」 友「ちゃんと聞けよっ!!」 ゆうやの場合 ゆう「さぁな…日和と過すのは確定だろうけど…」 男「羨ましいぞ!この野郎!」 ゆう(お前も選べばそうなれるんだけどな…) 武士デレの場合 武士「刀の手入れとやふおくで刀剣類を買う事だ」 男「……刀って…その傘か?」 武士「こ、これは刀だ!それ以上言うならば切り捨てるぞッ!!」 男「いや、まぁ…良いんだがな…」 内藤の場合 男「お前はどうするんだ?」 (^ω^)「もちろんツンと遊ぶんだぉ」 男「……?あいつ、冬休みはどっか行くとか言ってなかったけ?」 (^ω^)「きっと僕と行くんだぉ」 男「そうなのか?」 (^ω^)「そうに違いないぉ」 男(家族で旅行って聞いたんだがな…) タケル&がっさんの場合 タケル「普通にゆっくり過したいんだけどな…」 男「……?過せないのか?」 がっ「普通に私と過すの」 男「……と言ってるが?」 タケル「それでも良いとは思うんだ…」 ガッ「でしょ?」 タケル「だが!トイレにまでついてくるのはやめろっ」 ガッ「なんで?」 タケル「お前が手を離さないからだっ」 ガッ「なんで離さないとダメなの?」 タケル「だからっ、別に逃げたりしないんだからずっと掴んで無くても良いだろっ」 ガッ「えぇ~」 タケル「なんで不満そうなんだよ…」 ガッ「なんとなく?」 タケル「………」 男「まぁ…その…がんばれ」 冷の場合 男「転入生、お前はどうなんだ?」 冷「忘の面倒で潰れるな」 男「そんなに酷いのか?」 冷「この間の包丁娘よりは楽だと思うぞ」 男「……あれ以上のはそうそう居てたまるか」 冷「お~い、狂さ~ん」 男「何故に呼ぶ!?」 冷「なんとなく?」 男「疑問形かよ!?」 狂「呼んだ?」 男(やばっ!?) 冷「男が…って居ない」 狂「……?男君居たの?」 冷「さっきまでな」 Bの場合 男「あれ?あいつ何処行った?」 B「先生…よかったら…冬休み一緒に旅行に行きませんか?」 先生「お前の気持ちは嬉しい…だが…俺とお前は教師と生徒…その壁は越える訳にはいかないんだ…」 B「で、でも…俺っ!先生のことが…!!」 先生「言うなっ!」 B「っ!!」 先生「俺もわかっては居るつもりだ…」 B「だったら!!」 先生「………マイケルに呼ばれてるんだ…」 B「マイケル…?」 先生「一緒にネバーランドへ行こうと…」 B「!?行っちゃダメだっ!!」 先生「……許せ…」 B「先生…!先生ぇぇぇぇぇ!!」 先生「来年はこれで文化祭に挑むか」 B「ですね」 Aの場合 C「A君は冬休み何か予定あるの?」 A「いや、予定は無い」 C「予定『は』?」 A「そう!!俺には目標がある!!無口先生とクリスマスを過ごすという壮大な目標が!!」 C「無口先生、年末年始は実家に帰るらしいよ」 A「ちぃっくしょぉぉぉぉぉぉぉう!!!!(号泣)」 ~~女子編~~ 男「ツンはどうするんだ?」 ツン「私は…特に決めてないけど…男は?」 男「俺は…俺と俺と内藤辺りでゲーセン三昧じゃないか?」 ツン「ブーンと俺君と?」 男「おぅ」 ツン「………」 男「どうした?」 ツン「その…私も参加しようかな…って…」 男「ツンも?」 ツン「か、勘違いしないでよ?ブーンが心配だから行くんだからっ!」 男「幼馴染だもんな…」 ツン「え、えぇ」 男「そっかぁ…んじゃ、遊ぶ時は内藤に言っておくから」 ツン「わかったわ…はぁ…」 クーの場合 クー「君と一緒に居たい」 男「相変わらず直球だな」 クー「事実だからな」 男「まぁ…内藤やツン達と遊ぶ時に誘うよ」 クー「そうか、別にそれ以外の時でも誘ってくれても構わないからな?」 男「考えておく」 ヒートの場合 ヒート「男っっっっ!!何時でも一緒だァァァァァァッ!!」 男「がっさんみたいな事言うな」 ヒート「そんなお前が大好きだァァァァァッ!!」 男「お前は興奮した牛かっ!」 ヒート「ウォォォォッ!!」 男「だから、抱きつくなっ!暑っ苦しい!!」 ヒート「それは出来ない相談だァァァァッ!!」 ドロの場合 ドロ「腕を磨くわ」 男「何の…とは聞かないほうが良いんだよな?」 ドロ「それは貴方の自由よ?」 男「じゃ、やめとく」 ドロ「そう…私はこれから内藤と行く所が在るから失礼するわよ」 男「警察沙汰にはなるなよ?」 ドロ「ななな、何言ってるのよ!あれはあんな風においてる店が悪いのっ!」 男(それは違うだろ) 狂うの場合 冷「狂さん」 狂「あれ…?男君じゃないんだ…」 冷「さっき、そこで頼まれてな」 狂「今度こそ言えると思ったのにな…クスクス…」 冷「それはまたの機会にでも頑張ってくれ」 狂「うん」 冷「…で、頼まれた以上聞かないとならないんだが…」 狂「冬休みの予定でしょ?」 冷「あぁ」 狂「もちろん、男君に告白する事だよ…」 冷「だろうな…応援してるぞ」 狂「ありがとう、冷君」 殺の場合 殺「多分、誰かを殺しちゃうんだろうな…」 男「やっぱりか…」 殺「しょうじゃないじゃない、それが私の性癖なんだから…」 男「少しは自粛しろ」 殺「無理だよ」 男「即答か、この女郎…」 殺「大丈夫、クラスの皆は最後に殺してあげるから…クスクス…」 男「結局殺すのな」
https://w.atwiki.jp/naniwaarms/pages/62.html
ナニワアームズ商藩国 盆踊り大会 このたび、ナニワアームズ商藩国では、クーリンガンによって無理やり眠りを覚まされてしまった国民さん達に、再び安らかに眠っていただく為、 蛇神さまご協力のもと、大盆踊り大会の開催を決定いたしました。 盆踊りとは、元々、年に一度、お盆に地上に帰ってきた人たちが、彼岸に帰る際、迷わないように踊り、魂を送るものと言われています。 今回は、「死者の供養を行う」お祭りである為、オリオンアーム大統領や共和国藩王など、他国からも多数来訪されます。 供養祭ではありますが、またお祭りでもありますので、皆さん、力いっぱい踊って、故人を偲んでください。 盆踊り大会の実施日時は28日。 会場は前回と同じく、地上にある、蛇神さまのお社を予定しています。 皆で踊って、過ぎ去った人を送り、今年一年の厄をはらいましょう。 ※重大なご注意※ 今回の盆踊りは鎮魂祭の側面もある為、現在各国で暗躍中のクーリンガンに目をつけられる可能性が大きいと考えております。 一般参加の希望も受付けしますが、危険を避ける為、一時避難も受け付けます。 疎開先はこちらでご用意しておりますので、避難を希望される方は、政庁窓口他、各政府施設までお申し出ください。 また、避難をされる時は必ず政府の誘導に従って行動をお願い致します。 また、盆踊り大会終了まで、他国からのお客様をお迎えする、会場の設営を行うなど、色々と準備で慌しくなりますので、 国境周辺には近寄らない様、お願い致します。 盆踊り大会の実施にリソース食料1万tを消費します。 根拠:http //cwtg.jp/qabbs/bbs2.cgi?action=article id=6220 15:ナニワアームズ商藩国:食料-1万t ---イラスト:島鍋玖日@鍋の国 様 ---イラスト:イズナ@ナニワアームズ商藩国
https://w.atwiki.jp/hokkaidou_jisakupc/
北海道の自作ショップ事情@wikiへようこそ◆ 現在のスレッド ●▲北海道の自作ショップ事情▲●(find.5ch検索) (現在、find.5chはうまく機能していません。) ●▲北海道の自作ショップ事情▲●(Gooogle検索) 2chのAPI導入後にお引越しを考えてる方用 一時避難用 おーぷん版●▲北海道の自作ショップ事情▲●Part1 (163res) おーぷん版●▲北海道の自作ショップ事情▲●Part2 その他 地方自作スレ ● 北海道 音威子府の自作事情 音威子府の自作事情 2 [ 北海道 ] 音威子府の自作事情 [ 村 ] 音威子府の自作事情 帰ってきた音威子府の自作事情 【復活】音威子府の自作事情 【その2】(運営でスレッド削除) 【復活】音威子府の自作事情 【その3】 ●▲北海道の自作ショップ事情▲●Part11 ● 東北 【????】青森県自作魂XX【????】 岩手県自作自治区 XX番地 秋田県の自作事情 PartXX 【宮城】仙台情報局 partXXX 【宮城】仙台パソコン情報局 part107 福島には自作する奴が少ないのか?? PartXX ▲▼▲山形で作る自作PC XX台目▲▼▲ ● 関東 【アキバから】茨城自作野郎XX【出店歓迎】 栃木県の自作事情 PartXX 群馬の自作事情 PartXX 【埼玉】彩の国自作事情 ※万石【さいたま】 【ジサカー】千葉ローカル情報交換スレ PartXX 【今日のアキバ】秋葉原情報【PartXXX】 【東京都】町田の自作事情【町田市】※号機 神奈川 自作PC友の会 ※号機 横浜・川崎 自作PC友の会 ※号機 → 『神奈川 自作PC友の会』スレに統合しました。 ● 中部・東海 ●●新潟のPCショップ XX●● 山梨県の自作PC事情 PartXX 【信州】長野県のPCショップ XX店目【黄砂まみれ】 ■■富山の自作事情を語らんまいけ~XX台目■■ 石 川 県 自 作 ス レ は 無 し ◆金沢のPCのお店◆XX軒目 福井県の自作情報 【美濃】岐阜県の自作PC事情 XX【飛騨】 【富士山】静岡県自作事情XX【*******】 【尾張・三河】愛知県の自作ショップ【名古屋以外】 【自作PC】 - 大須・名古屋の自作ショップ PartXXX ● 近畿 【遠征】三重県の自作PC事情 ※【通販】 【琵琶湖】滋賀の自作PC情報【滋賀県】 【京都】自作事情を語ろう【寺町】※条 大阪梅田情報網 そのXX 日本橋最強の巡回コースを決めろ PartXXX ショップ事情 in 神戸 XX個目 奈良のパーツ屋 【TWO TOP】和歌山の自作事情【アプライド】XX 伊丹市の自作事情 ● 中国 鳥取県の自作PC事情 PartXX 島根県の自作PCジョウホウ 岡山でPC自作、何処でパーツ買うの?PartXX 広島の自作情報 その※の※ 山口県の自作事情 ● 四国 四国八十八箇所自作ショップ巡り※※周目 徳島でPC自作、何処でパーツ買うの? 【徳島】さすがにいないか【自作】 香 川 県 自 作 ス レ は 無 し 愛 媛 県 自 作 ス レ は 無 し 高 知 県 自 作 ス レ は 無 し ● 九州・沖縄 【福岡】福岡自作情報スレ【久留米・小倉】 ~福岡の自作関連情報~XXX 福岡パソコンパーツショップ X店目 佐賀の自作関連情報 長崎県の自作事情を語るスレ。XX 【流団】熊本電気街XX丁目【東バイ】 【ケーズ】大分県の自作PC情報PartXX【アプ工房】 【どげんかせんと】宮崎の自作PC【いかん】 【いい加減にしろ】鹿児島自作事情XX【桜島?】 沖縄県の自作PC事情 【やんばる】沖縄県の自作事情【島尻】 ● 海外 アフリカの自作PC事情
https://w.atwiki.jp/rozenmaidenhumanss/pages/2801.html
https://w.atwiki.jp/nico_tkool/pages/58.html
作者 haco 概要 ボーカロイド達は和風の一軒家で共同生活を営んでおり、そんな彼らのある夏の日常を描いている。 備考 2009年12月に2話目が投稿されて以降音沙汰がなかったが、1年ぶりに3話目がupされた。
https://w.atwiki.jp/rozenmaidenhumanss/pages/2805.html
https://w.atwiki.jp/kyo3nen/pages/42.html
久「」 菫「」 智葉「」 京太郎「し、死屍累々……」 健夜「一応手加減はしたはずなんだけど……」 京太郎「手加減であれですか、そうですか」 久「……勝手に殺さないで」 菫「お、同じく……」 智葉「国内無敗は伊達じゃない、か……」 京太郎「うわ、ゾンビ」 久「そもそもあんたのせいでしょうが!」 京太郎「いてっ」 智葉「だが、いい経験になったのは確かだ」 菫「そうだ、サインをもらわなきゃ!」 健夜「あ、いいよ」 久「で、なんであんたは平気そうに立ってるわけ?」 京太郎「いや、俺打ってないし」 久「……不公平じゃない?」 京太郎「傍から見てるだけでもやばかったけどな」 久「やっぱあんたも打ちなさい」 京太郎「ちょっ、余計なこと言うなっ。せっかく相手も忘れてるんだから……!」 健夜「あ、君には後で話があるから」 京太郎「……」 久「逝ってらっしゃい」ポン 京太郎「そこはかとなく不穏当な響きがあるな……」 智葉「それはともかくとして……小鍛冶プロ、何かアドバイスをいただけないだろうか」 久「そうね、せっかくだし」 菫「サインの他にアドバイスも……なんだか畏れ多いな」 健夜「んー、私の意見なんかが参考になるかどうかはわからないけど……」 健夜「まずあなた」 久「はい」 健夜「ちょっと変わった待ちをするみたいだけど、上がれなきゃ意味ないよ?」 久「ぐっ……」 健夜「次にあなた」 菫「は、はい」 健夜「狙い打っても、当てられなきゃ無駄だよ」 菫「……はい」 健夜「最後にあなた」 智葉「はい」 健夜「鋭いのはいいけど、それだけじゃ横から叩かれて折れるだけだよ」 智葉「……私もまだまだ、か」 久「……」 菫「……」 智葉「……」 健夜「こんなとこだけど……どしたの?」 京太郎「顔に似合わず結構きついこと言いますね」 健夜「そうかな?」 久「いえ、ためになります。でも……」 智葉「……ああ、このまま負けっぱなしというのも、な」 菫「わ、私も……!」 健夜「第2ラウンド? いいよ、おいで」 久「」 菫「」 智葉「」 京太郎「死屍累々……パート2」 健夜「さ、行こうか」 京太郎「ど、どこに?」 健夜「……」ニッコリ 京太郎「……照ちゃん、俺はもうダメかもしれない」 健夜「あ、お代はここに置いておくから」 健夜「だから、私は25なんですー」 京太郎「わかりましたって……これ何回目ですか」 健夜「アラフォーっていったくせに」 京太郎「うっ」 京太郎(なんでこの人昼間っから酒飲んでんだよ) 京太郎(てか、チューハイ一杯でこれですか) 京太郎「……まぁ、命があるだけ良しとするか」ボソッ 健夜「君ねぇ、私のことなんだと思ってるのぉ?」 京太郎「あ、聞こえてました?」 健夜「聞こえたぁ! またアラフォーだって!」 京太郎「それは幻聴です」 健夜「私だって好きで独身じゃないのにさー!」 京太郎「話、飛んでません?」 健夜「どうせ麻雀漬けで恋人も作れませんでしたよーだ!」 京太郎「やめてっ、こっちの心が痛くなるからやめてっ!」 健夜「どーせ私なんてさっ」 京太郎「あの、もう飲むのやめません?」 健夜「これが飲まずにやってられるかっての……ぷはー!」 京太郎「それ、俺が持ってきた水なんすけど」 健夜「そんなはずないれすよーっだ」 京太郎(ダメだ、アルコールは実質一杯だけなのにもう出来上がってる) 京太郎(なだめるにはどうすればいい?) 京太郎(……オーソドックスだけど、褒めてみるとか?) 京太郎「えっと、小鍛治プロって25に見えないですよね」 健夜「誰がアラフォーれすか!」 京太郎「そ、そっちじゃなくて……ほら、高校の制服を着てても違和感がないというか」 健夜「へっ?」 京太郎「いい意味で童顔だし、肌だってこんなにすべすべしてるし」 健夜「ひゃいっ!?」 健夜「わ、私のほうが年上なんだからね!? お姉さんをからかうのは――」 京太郎「からかってないですよ。素直な感想です」 健夜「そ、そんなこと言って……うぷっ」 京太郎「……大丈夫ですか?」 健夜「ごめん、ちょっとトイレ……」 京太郎「あ、はい」 健夜「た、ただいま……」 京太郎「……もっかい聞きますけど、大丈夫ですか?」 健夜「平気……あうっ」フラッ 京太郎「いや、思いっきりダメでしょ」 健夜「ち、力が……」 京太郎「しょうがないな……よいしょっと」 健夜「わっ」 京太郎「背中にリバースは勘弁してくださいよ」 健夜「う、うん」 京太郎「とりあえずタクシーのとこでいいっすか?」 健夜「泊まってるホテルが近いから……」 京太郎「りょーかい」 健夜(私、男の子におぶわれてる……) 健夜(しかも10歳も年下の子に) 健夜(……我ながら耐性ないなぁ) 健夜(男の人の背中って、こんなに広いんだ) 京太郎「具合、どうですか?」 健夜「じっとしてたから、結構良くなってきたかも」 京太郎「そうっすか」 健夜「あーあ、もとはちょっと説教するだけだったのにな」 京太郎「あれは説教っていうか愚痴でしたね」 健夜「うっ……内容に関しては聞かなかったことにして」 京太郎「無理に決まってるでしょ」 健夜「……だよね」 京太郎「……でも、ちょっと安心しました」 健夜「こんな醜態晒してるのに?」 京太郎「だって、それってものすごく人間らしいじゃないですか」 京太郎(照ちゃんに俺がいなかったらっていうのを考えたことがある) 京太郎(すごく驕った考えだ) 京太郎(俺がいなくてもお菓子好きなままだし、他の誰かと仲良くなってたかもしれない) 京太郎(でも、もしかしたら、一人のまま麻雀を打ってたかもしれない) 京太郎(もちろん全部勝手な想像だ) 京太郎(国内無敗のプロ……全力は見られなかったけど、間違いなく化物級の力を持ってる) 京太郎(そんな人があんなに表情豊かなら、きっと照ちゃんだって……) 健夜「……京太郎くんだっけ?」 京太郎「はい」 健夜「もし君と、制服を着てたころに出会えてたらな……」ボソッ 京太郎「……」 健夜「あ、あそこのホテルだよ」 京太郎「お、結構いいとこに泊まってますね」 健夜「こう見えてプロだからね」 京太郎「世界2位は伊達じゃないって感じですか」 健夜「最近ランキングはダダ下がりだけどね」 京太郎「大会に出てないんですか?」 健夜「ランキングに残るような大会にはね」 京太郎「なるほど……あ、何階ですかね」 健夜「ううん、ここで大丈夫」 健夜「今日はごめんね? 彼女さんと一緒だったのに」 京太郎「すっげー強いプロと知り合えたってので差し引きゼロですよ。そもそも彼女じゃないですけど」 健夜「え、二人で東京旅行に来てたんじゃないの?」 京太郎「まさか」 健夜「……じゃあ他の二人は?」 京太郎「今日たまたま知り合っただけです」 健夜「あのさ、もしかして君、女の子の知り合いは多いけど、恋人はいたことがないとか」 京太郎「よくわかりましたね」 健夜「……そういうパターンなのね」 京太郎「どういうパターンですか」 健夜「じゃあ、お姉さんからのアドバイス」 京太郎「なんすか、いきなり」 健夜「あんまりフラフラしちゃダメだよ?」 京太郎「俺ほど一本気な人間はそうそういないと思うんですけど」 健夜「太陽に月、山の姫とそれに九面の神……残り香程度だけどそんなに引き連れてたらね」 京太郎「?」 健夜「とにかく、女の子に対して誠実でいなさいっていうのがお姉さんからのアドバイスです。以上」 京太郎「は、はぁ」 健夜「それと……君に会えて良かった」 京太郎「俺もですよ」 健夜「じゃあ、気をつけて帰ってね」 京太郎「今日は色々ありがとうございました」 京太郎「いやー、岩手に引き続き予想外の展開になったな」 京太郎「もう夕方か……さ、早いとこ久ちゃんと合流しなきゃな」 京太郎「とりあえず電話っと――」 久「あんた、こんなとこにいたのね……」 京太郎「あ、久ちゃん。探してたんだ、けど……」 久「……」 菫「……」 智葉「……」 京太郎「みなさん、そんな怖い顔して、どしたの?」 久「あれから打ちまくったのよ」 菫「それこそうんと密度の濃いのを何局も」 智葉「ちょうど成果を見たいと思ってたところだ」 久「あんたでもいいからちょっと相手しなさい」 京太郎「いや、その理屈はおかしい。この流れだと小鍛冶プロにリベンジしに行くとこだろ!」 智葉「おとなしくしろ。カタギ相手に強引な手段をとりたくない」 京太郎「ほんとあんた何者!?」 菫「抵抗しなければ恐い思いもせずに済む」 京太郎「現在進行形で恐いからね!?」 久「とりあえず色々鬱憤溜まってるから発散させなさいよ」 京太郎「ついに体裁すら脱ぎ捨てた!」 京太郎「ちょっ、俺も色々あって疲れてるから……いやっ、やめ――」 京太郎「アッー!」
https://w.atwiki.jp/rozenmaidenhumanss/pages/2814.html
https://w.atwiki.jp/souku/pages/3333.html
《公開済》SNM001919 シナリオガイド 公式掲示板 補習と梟の一族と漁火の欠片 担当マスター 泉 楽 主たる舞台 葦原明倫館 ジャンル 学園生活 募集スケジュール 参加者募集開始日 参加者募集締切日 アクション締切日 2012-08-17 2012-08-19 2012-08-23 リアクション公開予定日 募集時公開予定日 アクション締切後 リアクション公開日 2012-09-04 - 2012-09-03 サンプルアクション (シナリオ参加者の方にお願い、サンプルアクションの具体的な内容を補完していただけないでしょうか)(サンプルアクション名の下の四角をクリックするとでてくる「部分編集」をクリックすると登録できます)(もしくはサンプルアクション登録用掲示板へお願いします。) 試験官をする +... [部分編集] ▼プレイヤーの意図 他校生なので試験官をしておく ▼キャラクターの目的 試験官をする ▼キャラクターの動機 明倫館生徒の実力を見るのと、交流を図るため ▼キャラクターの手段 隠れて待ち構えて攻撃 試験を受ける +... [部分編集] ▼プレイヤーの意図 欠片も持ってないし、犬のことも分からないので試験を受ける ▼キャラクターの目的 試験を受ける ▼キャラクターの動機 ちょっと実力足りないし、年度末に学年を上がれるか分からないし…… ▼キャラクターの手段 仲間と組んで力押しで突破! 漁火の欠片を提供する +... [部分編集] ▼プレイヤーの意図 せっかく手に入れた欠片なのでどんな力があるか知りたい ▼キャラクターの目的 漁火の欠片を提供する ▼キャラクターの動機 持っている人は少ないし、ぜひ役立ててください ▼キャラクターの手段 提供した上で試してみる。身につけて飛び降りてみるとか 漁火の欠片を調べる +... [部分編集] ▼プレイヤーの意図 あの女の欠片にどんな力があるのか興味がある ▼キャラクターの目的 漁火の欠片を調べる ▼キャラクターの動機 自分は持ってないけど、ちょっと調べてみたい ▼キャラクターの手段 握り締めて屋根から飛び降りたら空を飛べるかも? 喋る黒い犬について調べる +... [部分編集] ▼プレイヤーの意図 新しいキャラが出てきた。これからどう関わるのか ▼キャラクターの目的 喋る黒い犬について調べる ▼キャラクターの動機 カタルのためにも、調べられることは何でも調べてみよう! ▼キャラクターの手段 ネットで検索してみたらどうだろう? その他補足等 [部分編集] 【タグ:SNM 学園生活 正常公開済 泉 楽 葦原明倫館】