約 438,649 件
https://w.atwiki.jp/yergwar/pages/66.html
https://w.atwiki.jp/yergwar/pages/143.html
https://w.atwiki.jp/yergwar/pages/109.html
https://w.atwiki.jp/yergwar/pages/35.html
https://w.atwiki.jp/yergwar/pages/112.html
名前:玄能(げんのう)なつめ 性別:男性 年齢:16歳 職業:霊能者(精神+1/幸運+2) 種族:夜魔(夜魔の末裔:種族タレント夜魔取得/制限夜魔のアイテム装備可) 称号:エルダーメイジA/エルダーメイジB 組織:退魔師協会 年齢:16歳 性別:男性 身長:158センチ 体重:42キログラム 瞳色:金 髪色:金 肌色:白 経緯:生まれつき 霊紋位置:両目 霊紋形状:絡み合う九ツの尾 目的:大切な人を護る為 感情:メフィストフェレス/** 異名:名前そのもの (組織内での通り名として〝草木の君”) 知名度:16(語ってはいけない) 偉業:破壊不可能とされる神成神器を破壊した 悪行:邪神と交わった一族の末裔である 世界干渉レベル:7 経験値:1671点/2871点 (魔境踏破まで) (未計算 GM経験点分 経験値200/報酬6000 保留) 能力値 :1/2/12/12/1 1/6/7/34 戦闘修正:0/1/1/2/1 0/4/7/29 合計 :1/3/13/14/2 1/10/14/63 能力判定:2/3/12/13/4 取得タレント △獣魔変身 :開始/使用者/使用者/ゾロ目:種族魔獣に変更、1T中、物理or魔法ランク+1 △魅了の魔眼 :攻撃/その他/その他/奇数 :一般人の記憶操作 ※大魔術行使 :攻撃/7マス/範囲 /偶66:4ランク半減魔法攻撃 ※高位治癒 :攻撃/戦地 /一体 /6 :3ランク回復 破光魔弾 :攻撃/戦地 /一体 /ゾロ目:2ランク半減魔法攻撃 跳躍能力 :開始/使用者/使用者/なし :1戦1回、近接を無視して3マス移動。開始消費なし 妨害光弾 :特殊/戦地 /一体 /6 :相手の移動を2にする、距離5以上必要。 ◎攻撃魔術の達人:常時/使用者/使用者/なし :[魔法攻撃]のコスト一つを消費済にする ●速射魔術 :特殊/戦地 /一体 /66 :対象がタレント宣言時、割り込みで[魔導系/攻撃]タレントを使用する ▲肉弾耐性 :常時/使用者/使用者/なし :《獣魔変身》中、肉弾武器により受けた物理ダメージを半減。 ○連続行動 :常時/使用者/使用者/なし :[タイミング:攻撃]を+1回得る ●魔法熟練 :常時/使用者/使用者/なし :魔D+5、1セッション中1回、種別:魔法系のタレントコストなし ◎神秘の紋章 :常時/使用者/使用者/なし :[魔導系]の[攻撃タレント]に+[主能力値] 装備 龍笛・黒雷:命中-1/魔D+16/行動-3/ :神力楽器/両手/ :・霊力の輝き(魔D+2) ・連続展開(1戦1回、D算出後に武器攻撃) ・多重魔法陣(対象+1) ・自動詠唱(行動+2) ・タリスマン(セッション1回、ロール振り直し) ・拡散魔方陣(対象+1) ・結界砕き(1戦1回、対象の[結界]半減) ・霊力増大(魔D+2) ・射程強化([距離]+1) ・霊力供給(1セッション1回、超過霊力+1) :距離8・範囲・2ランク・消滅/1戦1回、結界+5 :素材合成/魔D+3(ふさふさの断片) /魔D+2(霊力機関の残骸) 金枝の魔杖:発動+1/魔D+15/行動-5 :距離7・1体・2ランク・消滅/1戦1回、超過霊力+1 白袴・狩衣:装甲+3/結界+1 :霊毛コート/一戦闘中一回、行動値に+5 六壬式盤 :お守り/装甲+1/結界+1 コンタクト:電脳眼鏡/魔D+2 その他 :魔D+5(タレント) 装備合計 :0/0/0/0/0 0/23/-3/0 4/2 総計 :1/3/12/14/2 1/33/11/63 4/2 所持品: アイテム常備 霊毛シュラフ(回復量+4) 霊力手袋(消去時体力+1) 霊鳥の羽(消去時敏捷+1) 虎の瞳(消去時幸運+1) モバイル(キャラクター呼び出し) 施設(回復量+3) 救急セット(回復量+3) カメラ 自動車 おしゃれな服(交渉+1) 着替え 鞄 化粧道具(偽装+1) スパイグッズ(敏捷の行為+1) 社・祠(休息回復量+10) (体内に展開中、効果は特にない) 水着(水泳+1) フックロープ(登攀+1) 水晶球(直感+1) 100 アイテム消耗 ポマンダー(登場判定に成功)×2 おちみず×6(20回復) スラー酒(猛毒暗闇解除) 五石散(苦痛麻痺不動解除) アムリタ×2(気絶解除) カロリーブロック×5 聖水(不死に+1ランク) ポーション×21(5回復) 金枝の楔×4(消去時体力+1) 式神札×7(消去時敏捷+1) マジックキャンドル×5(消去時知力+1) 魔香×8(消去時精神+1) 清浄薬×2(察知判定+2) 使い捨て呪物×2(ダメージ+1d) 火の精×5(暗い場所ペナ消し) 影符×2(隠密・達成値15) 黒の章(体力判定+2)×3 白の章(敏捷判定+2)×2 赤の章(知性判定+2)×2 青の章(精神判定+2)×2 素材 (持ち歩いてないのは・) 【効果値分解用】 【効果合成用】 砕けた鍔 /命中+1(効果値:2) 死者の灰 /発動+1(効果値:2) 妖鳥の霊紋羽 /抵抗+1(効果値:2) 長い青舌 /物D+3(効果値:3)×2 不思議な金属片 /魔D+1(効果値:1) ふさふさの断片 /魔D+3(効果値:3) 水冷エンジン /移動+1(効果値:2) 霊力を用いた移動の効率化に関する初見と改善案 /移動+2(効果値:2) 忍者兵糧セット /生命+3(効果値:1) 金色の外骨格 /生命+6(効果値:2) 尖った断片 /生命+9(効果値:3) なめらかな羽 /生命+15(効果値:5) キチン質の甲殻 /装甲+2(効果値:2) 希少鉱石 /装甲+3(効果値:3) 呪編ジャケット /結界+2(効果値:2) 魔術障壁装置 /結界+5(効果値:5) 龍脈結晶の頭 /体力+2(効果値:2) 大金棒 /体力+3(効果値:3) 真鍮の爪 /敏捷+2(効果値:2) 蓮の花弁 /敏捷+4(効果値:4) 機械仕掛けの心臓 /知性+3(効果値:3) 深淵の魔導書 /知性+4(効果値:4) 狂人の楔 /幸運+1(効果値:1) 重力制御装置 /磁力付与(効果値:3) 【個人確保用】 ミシャグジ様の宝物 /なし (効果値:2) ねばねばの断片 /冷気半減(効果値:4) 毒気塗れのミサンガ /魔毒付与(効果値:3) →殺生石の欠片e 骨状の断片 /火炎付与(効果値:3) →狐火の焔 所持金:10843G 設定: 八部衆の芦屋傍系筋、玄能家に生まれた長子。 玄能家は南北朝時代に殺生石を砕いたとされる源翁心昭の一族に連なる家で、殺生石を破壊した際、その身に九尾の本体を封じる事で、現世に毒素を撒き散らす事を阻止することに成功した。 しかしその代償として、代々その長子の体に九尾を封じる必要があり、またその毒素は徐々に封印者の体を蝕む為、短命であるという経歴を持つ。 その為跡継ぎは次子が務めるという慣習があり、次代の玄能家当主は、彼の一つ下の弟が継ぐことになっている。 尚、長子の名は植物から取られ、次子の名は石や鉱物から取られるのが常である。 なつめは歴代長子と同じく生まれついて神我狩としての能力を備えており、生まれて直ぐから封印媒体として最適化されている。その甲斐もあり、また本人の資質も高かったことから、封印としての役割を果たした上で、日常生活を送るに支障のないレベルで精神も安定していた。 その為本来なら霊紋の浮かぶ視界を塞がれた上で監禁生活を送る筈だったが、近年の情勢の変化と人手不足、科学技術の発達により、特殊なコンタクトと眼鏡で二重の封をしてお目付け役を付けた上で、ある程度の日常生活を送ることを許されている。 それと引き換えに、協会の任務時に要請があれば、当主の判断で貸し出されることを了承する。 外見は、痩せた背の低い、少女のような面持ちの少年。 色素の薄い肌と白髪で儚げな風貌に見え、やや浮世離れした印象を与える。 口調も人当たりも柔らかい為大人しいと思われがちだが、金の瞳はむしろ強い意志を感じさせる。 普段は黒のコンタクトと眼鏡をしており髪も黒に染めているが、獣魔変身を使用すると白髪が伸びて金の耳と尾が生え、天孤の姿に近くなる。 家の勤めや自らの置かれた状況を理解はしているものの、むしろそれは彼にとっての理由にはなってはおらず、身近な人物が幸せならばそれで良いと考えている。 近況 一時期高校に通っていたが、任務に呼び出されることが多くなってきたため「なかったことに」なった。 ただ、学生服は有用で便利が良いため、今でも外出時に時折利用している。 目の前で見て、聞いて、解除方法も見た《世界卵》の術式を再構築中。
https://w.atwiki.jp/yergwar/pages/73.html
https://w.atwiki.jp/yergwar/pages/15.html
https://w.atwiki.jp/yergwar/pages/53.html
https://w.atwiki.jp/yergwar/pages/33.html
クロース王国 政治形態:王政 国家元首:エルネス・クロース4世(王) 総人口:約80万人 概要: 大陸の西に位置する王国。 年間を通して比較的温暖な風土と、サンゴ礁の見える綺麗な海を有することが特徴。 南国に近い風土のせいか、住民は全般的にお祭り好き。 そのせいか、ちょっとした金持ちや旅人が観光の為に寄ることも多いとか。 また、サンゴ礁にはマーマンの集落があると噂され、目撃例が多い。 政治: オーソドックスな王政。 しかしながら、現在の国王は臣下の意見を重視する傾向があり、現実には政治の中心は王ではなく官僚たちとなりかけている。 それに歯止めをかけているのが第一王女であり、其処に若干の対立構造が生まれている感は否めない。 政策に関しては可も無く不可も無く。特に特徴的なものは見られない。強いて言えば、記念日や祭りの類が他国よりも若干多い。 海路を利用した貿易を通して大陸外周の国とは比較的友好な関係を結んでいるものの、山脈に隔てられていることもあり、内陸の国との関係は友好とは言いがたい。 亜人に対しても一般的な対応をとっているものの、唯一マーマンに対してのみは集落が近くにあることもあってか比較的寛容である。 経済: 特産は、海から取れる海産物と、内地で取れる果実等。 また、広い平野を利用しての農業が全体的に盛ん。 海路を利用した貿易を行っており、大陸外周の国との遣り取りが多い。 また、観光の為に訪れる旅人が落とす金銭も、地味に収入源となっているようだ。 一部の噂ではあるものの、サンゴ礁に暮らすマーマン達と交易をしている者もいるとか居ないとか。 軍事: 近衛騎士団、鉄網騎士団、三叉騎士団と3つの騎士団を有する。 長年戦争と遠ざかっていた為、若干兵の意識に不安は残るものの錬度・兵数は充分に。 特に近衛は、将軍の地位に第一王女がついて以来徹底した訓練が行われ、王国一の精兵へと生まれ変わっている。 また、立地条件から、海戦に於ける戦術がある程度発達・重視されているとか。 宗教: 国教は無し。民間では名も無き海の神や、漁師の間では邪神ではあるもののミルリーフ信仰も根強く残って居るとか。 王国としても、漁師の迷信深さを知っているが故に特にそれを弾圧しようとはしていない。 建国: 古代王国期の終了後よりしばし。かつてこの地を支配していたのは、人間ではなく一人のヴァンパイアだったとされる。 それを銀の杭と十字架で打ち倒し、人々を不死者の支配から解放したのが初代の王と伝えられる。 不死者の名はクドラク。初代の王の名はクルースニクスであったとか。 重要人物: 《国王エルネス・クロース4世》 子沢山の王様。南国だけあってか、何処かのんびりしたおおらかな性格。 気さくな性格であるらしく、国民には好かれている。 反面、為政者としては人並みであり、若い頃には細かい失策も目立っていた。 現在ではある程度落ち着いているものの、子供が大量にいるところを見れば最大の失策が何かは言わずもがなである。 浮名には、相当のものがあったらしい。 《『姫将軍』カサレリア・クロース》 王位継承権第二位の第一王女にして、3つある騎士団のうち一つ、近衛騎士団を取りまとめる将軍。 父親とは似ても似つかぬ性格であり、己の実力のみでなく王女の地位や政治的な駆け引き、利用出来るものを片端から利用して将軍の肩書きを手に入れたと噂される。 冷静さ、容赦の無さ、使える者をなんでも使う性格、と為政者としての才覚を過不足無く有しており、恐らく今現在尤も次期国王に近い人物。 ……ちなみに、本人はいいかげん『姫』などと呼ばれる年ではないと考えている為、そろそろ姫将軍呼ばわりは遠慮したいと思っているらしい。 《その他の王族》 第一から第四までの王子と、第一から第六までの王女。 全員合わせれば現在の王には10人の子供がいることになり、今はまだ健在ではあるものの、万が一倒れるようなことがあったら、と重臣達は戦々恐々としているとか。 以下、簡単な特徴と性格設定。年齢は表記の順番で上から下に。 第一王子カートリック 29歳。金髪碧眼の優男。父親譲りの放蕩癖で、女性関係にだらしがない。 第一王子は政治よりも女の尻に興味があるようだ、ともっぱらの噂。 よくお忍びで街に繰り出しては遊び歩いているらしい。独身。 王都脱出の際、単身魔王へと挑み敗北。死亡。 第一王女カサレリア 上記参照。28歳。 第二王子ヘンドリック 26歳。子供の頃より病弱で、ひょろ長い体格。 学問に強い興味を抱いており、学者志望。既婚で子供が一人。 妻は賢者の学院で出会った下級貴族の娘。 第三王子ロドリック 24歳。芸術家気取りで、常に竪琴を持ち歩いている。 基本的にナルシスト。自分を天才と言って憚らない。 王都脱出の際、行方不明。 第二王女アリーシャ 第三王女イリーシャ 第四王女シリーシャ 22歳。三つ子の王女。そっくり。 アリーシャが赤、イリーシャが緑、シリーシャが青を好み、基本的に服装で見分ける。 三人揃うと、非常にかしましい。 アリーシャは国内の大貴族であるオルトの街の領主に。 イリーシャは隣国であるトライデント王国の王族に。シリーシャは同じく隣国であるバノイ連邦の有力部族の長へと嫁いでいる。 第五王女アーウィスレット PC。キャラクターシート参照。 第四王子ラスロム 15歳。素直な少年。 騎士物語に憧れており、将来は立派な騎士になると言って憚らない。 第六王女ミチェル 13歳。ふわっとした金髪を長く伸ばした小さな娘。 年齢と、末娘ということもあってか、余計なしがらみ抜きに可愛がられることが多い。 若干、マセたところがある。
https://w.atwiki.jp/yergwar/pages/68.html
名前:アウロラ=ハリア 性別:女 年齢:不明(外見は20前後) 経験と特徴:孤独(知性・精神判定の達成値に+1) 竜脈獲得:剣の館 竜脈による影響:庇護欲が強い 称号獲得:手段 目的:神を超えるため 偉業:巨大組織の長を危機から救出 異名:悠久の護り手 知名度:13(風の噂) 種族・称号 LV 種族 タイプ 種族特典 称号/メイン 称号/サブ 系統 3 ペリーテ 魔法 魔境適応 魔法葬者B 魔法葬者A 魔導系 主能力値 副能力値 体力 敏捷 知性 精神 幸運 物D 魔D 行動値 生命力 能力値 1 4 7 4 3 1 3 9 14 戦闘修正 0 0 2 2 0 1 4 7 29 命中 回避 発動 抵抗 看破 物D 魔D 行動値 生命力 戦闘値 1 4 9 6 3 2 7 16 43 潜在特性 名称 タイミング 距離 対象 コスト 効果 生命蘇生 - - - - - タレント 名称 タイミング 距離 対象 コスト 効果 ※スペルブレイク - - - - - ※スペルディストーション - - - - - モータリティ - - - - - エーテルヒーリング - - - - - ダブルキャスト - - - - - スペルエンハンス - - - - - アイテム:武器・防具・装飾 名称 命中 回避 発動 抵抗 看破 物D 魔D 行動 生命 装甲 結界 武器 イルミナート・スペルブック - - 1 - - - 3 - - - - ---- 武器・盾 ---- - - - - - - - - - - - ---- 防具 マジシャンズキルト - - - - - - - -1 - 3 1 ---- 装飾 精神の指輪 - - - 1 - - - - - - - ---- 装飾 ---- - - - - - - - - - - - ---- 他 ---- - - - - - - - - - - 2 命中 回避 発動 抵抗 看破 物D 魔D 行動 生命 装甲 結界 1 4 9 6 3 2 8 16 43 - - 合計 1 4 8 7 3 2 11 15 43 3 3 物理DR - 簡易移動 3m/1マス 戦闘移動 20m/7マス 全力移動 60m/20マス アイテム:常備・消耗 初期所持:討伐者セット(知性型) 歩口箱 調理道具 サバイバルキット ろ過装置 ツールキット 世界の欠片 魔法の笛 レンジャーキット 真実の瞳 ダブルリーフ×3 レッサーエリクサー×2 グレートエリクサー×2 フェニックスポット×2 聖水×5 空気の実×5 ブラックボム ブルーボム 白水晶×5 中和剤×5 魔法のクサビ×5 保存食×5 無敵の鎖(結界+3、法則障害3) 銀のネックレス(抵抗+2、不死4) 所持金:5510 設定: 僅かに緑がかった金髪と、透き通った青紫の目を持つペリーテの女性。 いつものんびり、と言うよりはぼんやりとした感じで、口数もかなり少ないが、一応は高速詠唱を習得した魔法士である。ただし、その詠唱は言葉というより「重なり合う音」のように響くため、そうとは気づかない人もいるとかいないとか。 そんな彼女は幼い頃、魔境があったはずの森の中で1人でいたところを、魔境討伐に訪れた討伐者たちによって保護された。彼らの側からすれば、ある1人の討伐者にしがみついてどうしても離れなかったので、仕方なく連れて帰ったと言えなくもないのだが……。 彼女が保護された後、その森についてしばらくの間調査が行われはしたものの、魔境が消えた原因も彼女が其処にいた訳も、結局はっきりした理由は判らなかったと言われている。それが真実か定かではないが、関係者たちはそれについて多くを語ろうとはしないらしい。 調査結果の結論として帰る場所を失ったらしい彼女は、そのまま剣の館に引き取られ、『陽炎』の異名を持つその竜脈使いのもと、魔境の外で生きるために竜脈使いとなる道を選んだ。 竜脈使いは、彼女にさまざまな事を教え、多くを学ばせる機会を与えた。それは必ずしも竜脈使いとなるために必要な事ばかりではなかったが、彼女の世界を広げ、多くの選択肢を与えた事は言うまでもない。そして自らに一番馴染むものを選んだ結果、彼女は『陽炎の子供達』と呼ばれる集団の中では数少ない魔法の使い手となった。 その後の彼女の成長はめざましく、身近な人々の持っていた脆弱なペリーテのイメージを著しく損なわせかけたという。師が親交のあった魔導連盟の魔法使いの元へ彼女を預けたのは、まさにそんな事件のすぐ後であった。 多くの兄弟や、実の親のように慕う師のもとを離れ、しばらくしょぼくれていた時期もあったが、「竜脈使いになれば帰れるんじゃないですか?」という誰かの発言でがぜんやる気を出した彼女は、(何度か死に掛けつつも)厳しい修行に耐え抜き、魔境の外にいることでの寿命を迎える前に竜脈使いとしての力を手にいれたのである。 それから数年後の現在。彼女は剣の館の魔法士として日々を過ごしている。それは、討伐者としてであったり、癒し手としてであったり、子供たちの世話係であったりと多岐にわたるが、緊急を要する場合を除き、のんびりまったりと自らの務めを果たしている。 だが、その緊張感の無い行動と言動と表情の裏側に、実はとてつもなく大それた野望を抱いてるのは秘密である。