約 664,689 件
https://w.atwiki.jp/marsdaybreaker/pages/2429.html
小さな手作りパン(ちいさなてづくりぱん) ハニーキッチンで販売されている商品 L:小さな手作りパン = { t:名称 = 小さな手作りパン(アイテム) t:要点 = 小さな,いくつもの,パン t:周辺環境 = 生地をこねる自分 t:評価 = なし t:特殊 = { *小さな手作りパンのアイテムカテゴリ = ,,,携帯型アイテム。 *小さな手作りパンの位置づけ = ,,,{消費型アイテム,食物,料理品,ショップアイテム}。 *小さな手作りパンの取り扱い = ,,,ハニーキッチン。 *小さな手作りパンの販売価格 = ,,,1マイル。 *小さな手作りパンの使用回数 = ,,,使用回数(1回)。 } t:→次のアイドレス:ランチバスケット(アイテム) } 解説 ハニーキッチンで製作できる料理の1つ。値段1マイルで製作難易度は4。 またハニーキッチンでは製作の際に好きな特殊を足す事ができる。マイルと調理判定に問題がないのなら好みの特殊を足せばいいだろう。 ハニーキッチンの類似品として手作り創作パンがあるが、こちらは食事代を賄える程量がないようなので、小腹を満たすのに使うのがいいだろう。 パン作りと言うと、元々はある程度余暇があり、台所を大きく汚しても問題ないと言う人には流行っている趣味であったが、忙しくてパン作りだけしていられないと言う層にはあまり流行っていなかった。しかし昨今の添加物問題に加え、家計節約や台所をあまり汚さずにすぐに作れるレシピの開発、さらにホームベーカリーの普及に伴い、パン作りをした事がない層にも徐々に浸透していった。節約嗜好のため、主婦雑誌などに載るパンは割と小ぶりなものが多い。理由は二次発酵まで済ませたら食べる時まで冷凍させてしまうからで、必然的に冷凍庫に入れられる分の量や大きさになるのである。食べたい時に食べたい分だけ解凍して焼くのである。 次の派生にはランチバスケット(アイテム)が存在する。パンを入れるのはもちろんの事、ピクニックのお供に活躍しそうな一品である。 保有国一覧 藩国名 入手履歴 保有者 使用履歴 現在所持数 保有者なし 参考資料 ハニーキッチン アイドレスWiki:小さな手作りパン(未掲載) 上へ 戻る 編集履歴: ポレポレ・キブルゥ@天領 (2009/12/19) 矢上麗華@土場藩国 (2009/09/29) 解説:多岐川佑華:FEG (2009/12/19) イラスト製作:黒崎克耶@海法よけ藩国 (2009/11/08)
https://w.atwiki.jp/hammerfairy/pages/83.html
茶色く小さな種 小さくて茶色い種。畑で育てられます。 畑使用可能 んー、なんだろうこれは。 私の小さいときの記憶を掘り返してみると、 カイワレ大根がこんな感じだったかなぁ……。
https://w.atwiki.jp/kisuitosuuki/pages/155.html
さがすのは僕のいのちじゃない。 となりで、手をつないでいるカギといわれた彼の方。 僕はいちど死んでるからだいじょうぶ。 えーっと、黒い人はふたりかぁ。 龍のお面と狼の面かぶってる。 ? 祭りじゃないよね? 『彼によう?』 「いいや、君らに用だ」 「ビャクが連れてきたレイスケとやら。我らとともに、彼の部屋へ行こうか」 『お兄さんトラのことだね?いいよ、君らから悪いけはいしないもん』 だてに殺し合いの世界にいたわけじゃないよ。 「お、おい!レイスケ、おまえ!!」 『だいじょうぶだよ、君は』 「そうじゃなくて!お前の身が!」 必死ににぎってくる彼の顔は、最初のときには見られないような”へんか”があったことをものがたっていた。 これ、彼にとって良かったことかな? 「君は、ナルトくんだね。彼はもともと僕らの仲間なんだ。だけど一度ばらけてしまってね、彼にも家族はいない」 「心配せずとも、火影のところに挨拶してくるだけだ」 『だいじょうぶそうだよ!』 お兄さんトラの言ってたせんぱつ隊の人かな? 「どうしてホイホイしんじるんだってば!」 『?彼らがね、もしわるい人ならもっとマシなウソをつくよ?』 いつもそういう奴らといたし、そういう世界でがんばったよ。 死んだけど…… 『彼はつれていけないの?』 「火影のところまでならいい」 「明日も遊べるよ?」 『じゃ、いっしょにいこう!』 僕は彼にもう片方の手を差し伸べた。 ほかげ(?)っていうのが、えらい人だっていうのはなんとなく分かった。 ナルトと言ったかなこの子もすこし安心してるみたいだし。 しんようできるかな? 顔見てから考えよう。 ひゃくぶんは一見にしかずって、言うし。 で、そのほかげのお部屋の前まで来たけど、入ってすぐにナルトが軽ーくしっしんさせられた。 聞かせたくないのか~。 「さて、話をしようかの。わしはこの里の三代目火影、猿飛じゃ」 『こんにちは、火影さん?さるとびさん?』 「どちらでも。それで、君もこの二人の仲間だと聞いたが」 【それについてはワイが教えよう】 いつの間にかお兄ちゃんトラが、トラから人にもどっている。 「貴方は……」 【ワイは察しの通り、先にここにきているであろう六と天の同類】 「あー、その二人はここじゃ、アルトゥと空って呼ばれてるから」 お兄さんトラの言葉を聞くと、龍のお面の人がそう答える。 「なんと!という事はもしや……」 【ふむ、真名によって縛られぬようにしたか。そうかならばワイもビャクと呼んでくれ】 「ビャク殿も神なのでありますか?」 【もちろんだ。ワイが司るのは風だ。移動や探索は得意だな】 「では……」 【この子は今三歳児だが、もとは五歳。話も通じるし、考え方は少しエリート思考であったが、一度死した身であってな。かなり丸くなっておる】 「そうか…………」 『気にしてないよ?僕はあの世界じゃもういらないブヒンだもん。親は死んだし、いい家族じゃなかった』 そう言えば、ほかげと言うおじいさんは顔をしかめた。 『僕をあわれまないで、僕のいた世界では殺し合いの神のイスうばいあいだったんだ。ここ、まだらくだよ』 「世界は広いという事じゃの。……こんな事を頼むのは気が引けるが…………」 『いいから言ってよ。たぶんたいはんのコトはできるよ?』 「ナルトのことを頼みたい」 『そこでねているきれいな髪の子?』 せいかくには眠らされた子ども。 僕と同じ一人ぼっちであそんでいた子。 「そうじゃ。この子は特殊でな、彼はとあるものの器になっておる。それがもとであらゆるものから狙われる、そして忌み嫌われる」 『じぶんと同じものじゃないと思うから、イシツだと思うから、だね』 「この子の友達兼護衛役になってほしい。小さなうちからすまん」 『さるとびさんはあやまりすぎ。かなしみすぎ。……いいよ、友だちにはなる。けど、ごえいやくなんて、やれるの?』 さつじんきと化していた僕でも、もっとおさなくなってしまった今はもっと力がない。 「それは私たちが教えるからね、大丈夫だよ。ああ、申し遅れてたけど、私は威守瑠威。アルトゥが連れてきた者」 「俺はガロ。賭けをして負け、その結果、空が連れてきた者」 『……わかった。ルイねえちゃん、ガロ兄ちゃんよろしく。ビャクもよろしくね』 【ああ、改めてよろしく】 次ページ:特訓と二人の時間へ *来ました。三人目です。お気づきの方もいるかも知れませんが、レイスケ君はフルネームが豊穣礼佑です。 某バトルロワイアル形式漫画の神候補の一人ですね。もちろん一周目の。 で、ナルト君の幼馴染フラグです。五歳(アニメ版)であったのがもっと若くなっての登場。三歳児。 ビャクはいわゆる白虎ですねぇ。なぜか自分のことを”ワイ”と言っているのは、彼の個性です。 面倒なのはレイスケ君の話ことばが、難しいものは漢字変換できないこと。 小学生中ごろまでの漢字レベルくらいだから、面倒なんだよね……。
https://w.atwiki.jp/sentakushi/pages/1567.html
279 :Fate/Rise of the Zilart ◆6/PgkFs4qM:2008/06/18(水) 00 09 21 全てを瓦解させる悲しい呟き。 ――――無理だッ! 赤い瞳に目一杯留められた雫が、頬を伝い、ポタリと地に淡い王冠を作る。 その情景が網膜を刺激する数瞬の後――――『俺』を象る全ての要素が呆気なくも灰塵に帰す。 無理。そう、無理なのだ。 どうして忘れよう筈があろうか。 目前で赤い目を尚も赤く泣き腫らす少女は、 切嗣の遺していったこの娘は、自分の一体何だというのか。 言葉の意味を吟味するより早く、小難しい理屈を弄するよりも早く、 震える指は、愚鈍な腕は、その小さな身体を強く抱き締めていた。 「イリヤ!」 「うっ……シロウ……」 絡め合う肢体は想像していたよりも一段と熱く、激しく。 巻き込みたくなんてなかった。 一度彼女を受け入れてしまえば最後、 彼女にどのような苦痛を強いるかなんて、厭になるくらい判っていたのに。 故に、敢えて拒絶し、突き放すという選択もあったのだ。 誰もが笑っていて欲しいから長らく苦楽を共にした仲間達でさえ別れたというのに…… だが、長い年月を隔て、それこそ世界を隔ててまで会いに来てくれたイリヤに対し、どうしてそのような仕打ちが出来ようか。 血の繋がりが無いとはいえ、彼女は俺の――――この世にたった一人残された、唯一無二の肉親ではないか。 欺瞞じゃない。御託でもない。 理屈抜きで、兄妹という結びつきは……強い。 「ゴメン……。ごめんな、イリヤ。勝手に居なくなって、悲しい思いをさせて、ゴメン」 「……うん。――――本当、レディをこんなに待たせるだなんて、何を考えているのかしら? シロウがズボラなのは知っていたけど、ここまでとは思わなかったわ」 「ご、ごめん」 「いつもなら、バーサーカーにお仕置きを頼むところなんだけど……」 そっと胸に沈めた顔を上げれば、そこには既に陰鬱な表情など微塵も存在せず、 代わりに雨上がりの爽やかな小春日和が浮かんでいた。 ニッコリとアーチを描く唇を宛ら虹とすれば、悪戯を秘めた愛らしい瞼は天から降り注ぐ眩い光線か。 二度と見れまいと覚悟していた笑顔は殊の外強烈で、 無条件でこちらの元気を引き出し、疲労の蓄積した心身を見ているだけで優しく癒してくれる。 「でも、いいっ。シロウに会ったら、そんな気持ち、吹き飛んじゃった。えへへ……シロウっ!」 「うおっ、と……!」 抱すくめた姿勢から、更に激しく俺の胸元へと飛び込んでくるイリヤ。 足場の悪い岩場なこともあり、危うく滑って転んでしまうのではないかと肝を冷やすが、 それでもどうにか倒れずに、その小さな身体を受け止めることに成功する。 ふわりと宙を舞う銀髪は、果たしてシャンプーの匂いなのか、 仄かに芳しい香りが鼻をくすぐり、久方振りに経験する心地良さを味わわせた。 ああ、そうか。これが俺、衛宮士郎なんだ。 ”俺だけ頑張る”、”俺がどうにかすればいい”。――――なんておこがましい。 ”大切な者を守る”。もとより俺はその為に行動しているのではないか。 「妹、か。そろそろ、俺も……」 「サリサさん?」 「いや、別に。……せっかくの兄妹の再会だ。今日一日ゆっくり過ごしなよ」 手入れのされていないボサボサの紫の髪を、左右に揺らしながら去っていく彼女。 しばらく、何をするでもなく、 口を噤むイリヤと共にその後姿を見つめていたのだが、ふと、ここであることに気付いた。 「そうだ。お礼、まだ言ってなかったな」 イリヤとの再会を果たせたのは、ひとえに彼女の導きに他ならない。 本当なら、真っ先に謝辞を述べるのが筋だというのに…… イリヤと出会えたのが嬉しくて、つい礼を言い延びれてしまった。 「でもね、シロウ。私が来たからには、もう大丈夫だから。 これ以上貴方を壊させはしない。お姉ちゃんが……貴方を守るから」 「? イリヤ……?」 重々しい口ぶりとは裏腹の、見当外れな”姉”という言葉。 はて、イリヤは妹の筈だけれど……? 兎にも角にも呆ける俺とは他所に、首に回る彼女の可憐な手は二度と離すまいと、ただ力強かった。 ――Interlude out. Ⅰ:我に不可能などない Ⅱ:我でも無理でした 投票結果 Ⅰ:3 Ⅱ:5
https://w.atwiki.jp/utauuuta/pages/2186.html
ちいさなこのへやで【登録タグ ち 文集P 曲 歩愛ユユ 猫詩るる】 作詞:文集P 作曲:文集P 編曲:文集P 唄:猫詩るる・歩愛ユユ 曲紹介 私たちが見つけた小さな幸せは ずっとこの部屋の中にありました 2012.4.18~2012.5.3の期間で開催された、猫詩るるコンピレーション「Песня для тебя...」参加楽曲。 歌詞 雫ぽつりと落ちて 光り優しくそそいで 狭いこの部屋の中で 二人夢を見ていたの 少しけだるい寝起きと 君の幸せな寝顔 広いこの世界の中 一つ小さな幸せ 君といるだけで心満たされ 白い部屋は温かく包まれ 君の目覚めとともに 光り増して私たち包み込む おはよう。 また言葉を交わして 今日も二人で起き上がるの。 アカリ小さく弱くし 闇が優しく包んで 狭いこの部屋の中で 二人指切りを交わす 少し疲れと眠気と 君の幸せな寝顔 広いこの世界の中 一つ小さな物語 君といるだけで怖くはないの 黒い部屋は温もりを残して 君が寝たと共に温もり増して 私たち包み込む おやすみ、 聞こえない声出して 今日も二人で一緒に寝るの 君と私の小さな部屋は 変わらず私たち包み込む それは小さなものだけれど 二人の大切な宝物。 (動画内歌詞より転載) コメント 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/aliceintwilightland/pages/29.html
少女が歌を口ずさむ。 ふわふわした金髪が揺れるたび廊下に差し込む光をきらきらと散らし、膝丈のたっぷりとしたパニエがその軽い足取りと踊る。街中であれば、通り過ぎる者誰もが愛らしいと微笑ましげに目を細めただろうが、そこは薔薇の近衛隊スペードの搭、中央部に向かう廊下である。愛らしい少女の姿は、モノクロに統一された兵隊の根城で異様に浮いていた。 その異常を誰も呼び止めないことこそ最も異様であることに誰もが気が付いているのに、声をかけられない。まるで少女の歩みを止めるなど畏れ多いとでも思っているかのように、誰もが少女を見て足を止め、ただ見送った。 少女は蜂蜜のように甘くゆったりと歌を口ずさむ。 誰もが愛らしいと褒め称えるであろう理想の少女像。もし芸術家が少女をそっくり絵に描いたならば、民衆はこう酷評するだろう。「こんな酸いも甘いも舐めつくしたような瞳の少女がいるものか」と。 廊下の先に若い男達の集団が見えた。揃ってスペード隊服を身に着けており、立襟にはXの隊章が黒く輝いている。少女は目を輝かせて叫んだ。 「心ちゃん!」 少女がたたっと軽い足取りで一直線に男達に駆け寄る。男達はぎょっとしたがもちろん少女は気にもしない。その勢いのまま、集団の中でも一際目立つ銀髪の男、西園寺心に飛びついた。心は何なく少女を受け止める。 「っと。ここまでひとりで来たのか」 「うん! ぼく良い子だからひとりで来れるんだよ、えらいでしょ」 「うーん、偉いやつはひとりで侵入しないんだよなあ」 「侵入なんかしてないもん。ちゃんと堂々と正面から入ってきたもん」 「能力使って、堂々と?」 少女はにこりと微笑む。天使もかくやの微笑みだ。心がため息をついて、スペード塔の警備と防衛の見直しが確実になったことを嘆いた。 「ねえ、神は今日いる?」 「いるぜ。この時間ならいつもの執務室」 「連れてって!」 甘えて両手を伸ばす少女を、はいはいと片腕で抱え上げる。わあい高いと喜ぶ少女は天真爛漫で、見る者の気持ちを和ませる。 つい微笑ましげに見守っていた男たちは、はたとようやくその異様さに気づき、目配せしあった。 えっ今この子能力使ったって言った? 侵入者じゃん。いやでも心さん知り合いっぽいし。ていうかどんな関係だよ。隠し子? まさか。お前聞いてみろよ。やだよ俺。じゃあ俺がします。まじか勇者かよ。どうぞどうぞ。 無言のうちにそんなやり取りがなされたかどうか分からないが、口火を切った勇者は、スペード10番隊の中でも一番若い有望株であった。 「心さん、その子は…ご親戚ですか。可愛らしいお嬢さんですね」 勇者は当り障りのない言い方をした。その異質な少女とスペードの10番がどのような関係であろうと不況を買うことのない良い話しかけ方だ。しかも最後に少女をあげることを忘れない。さすが勇者、俺たちにできないことをやってのける。そこにしびれる憧れる。お前将来出世するぜ。男たちは年若な勇者を内心で褒め称えた。心は苦笑する。 「あー。こいつ、こんななりだけど俺の同い年だし、おと───むぐっ」 おないどし。 今同い年って言った? この幼児向け少女漫画みたいな絵面の子と? 気風もノリもいいけど訓練は鬼と定評のある西園寺隊長が? 同い年ってなんだっけ。定義の崩壊。 心の口を容赦なく塞いだ抱え上げられたままの少女、諏訪悠季は、その高さから男達を見下ろして目を細めた。 「はじめまして、雑兵ちゃんども」 小首を傾げた微笑みと、ロリポップのように甘く弾んだ声が、男達に容赦なく圧し掛かった(・・・・・・)。男達は青褪めた。ただ声をかけられただけだというのに、ひどく───光栄なことのように思えてならないのだ。 「お近づきのしるしに、軽々しく悠季ちゃん様って呼んでもいいよ」 表も裏も少女を極めた何かが、二回り以上も大きい体躯の男たちに当然のように“赦しを与える”。この少女は───いや、これ(・・)は、いったい“何”だ? 「悠季さーん。やめてやってくれねえ? そいつら俺の可愛い部下なんだわ」 「ちょっとご挨拶しただけだもん」 「挨拶が物騒なんだよ。なんで女王型って初対面でマウントとろうとするかな」 「ひどぉい! ね、ぼくさまそんなことしてないよね? みんなもそう思うでしょ?」 男達は自然と「はい」と口について出そうなところを、すんでのところでこらえた。 同調圧力、という言葉が男達の脳裏をよぎる。本来であれば多者の意見に少数の者が合わせられることを指すが、こと能力者界隈においては女王型能力者に付随する傾向のひとつを指すことが多い。 能力者は、個人特有の能力と型によって共通する基礎能力のふたつを持ち合わせている。例えば白ウサギ型ならば身体能力が高く、帽子屋型ならば道具の扱いが上手い。基礎能力は遊力量や練度によって落差はあるものの、大概の能力者が生まれつき持ち合わせている天賦の才だ。 女王型能力者には「カリスマ性」という共通性がある。発言力がある、求心力がある、説得力がある―――いずれにせよ女王型は他者を従えやすく、それを「同調圧力」と呼んだ。 心の部下のひとり、先ほど勇者と称された若い男も女王型の能力者であった。若くして10番隊に選抜され、女王型能力者として評価も高い期待のルーキーだ。 彼は、同期に比べて自らの同調圧力が強い方だと自負している。自分の言った意見が通りやすかったり、賛同してくれる人が多かったり、集団生活においてこれほど有用な能力もない。彼は子供部屋でも訓練生時代でもおおいに同調圧力を利用してその恩恵に預かってきたし、いつだってクラスの中心にいた。 もちろん、どんな意見でも通るわけではない。論理、倫理、妥当性、規律性、それらが欠けていれば賛同を得られないのは当然であるし、トランプに入隊してからは上司にも先輩にも殆ど同調圧力など通用しなかった。トランプでは他者へ影響を及ぼす能力に抵抗する訓練もあるし、そもそも遊力が強い者や練度の高い者には基礎能力が影響しにくいためだ。 それを身をもって理解するまで学生時代の鼻高々の気分が抜けなかった新人は、入隊当初、愚かにも西園寺心に対してマウントを取ろうとしたことがある。 何せ西園寺心は明るくて気安く、上司からも部下からもからかわれながらコミュニケーションをとるような気さくな男だったので、若者はつい、調子に乗ってしまったのである。平たく言えばナメてかかった。 こんなやつでも実働部隊トップのNo.10になれるのかと高をくくり、少し自らの力を見せつけてやろうだなんて思ってしまった若者は、ある日とうとうやらかした。西園寺心に、同調圧力をかけたのだ。 結論。心はものともしなかった。 同調圧力をかけられたことに気付いた心は、「お」と面白いものを見つけたような顔をして、叱責することもなく圧力を流し、何事もなかったように振る舞った。器が違う。高い鼻がぼきっと折れる音がした。 その後、何故か若者は10番隊への異動が決まった。大出世である。推薦したのはなんと当の西園寺心だった。 「その気概を買ってやるよ、新人くん」 獰猛にからりと笑った西園寺心に、若者は痺れた。 ───この人、めっちゃかっけえ。 それ以来、若者は従順に心の部下として付き従っている。女王型能力者として、いつか必ず心さんを越えて、従えてみせる。そんな懲りていない、邪ながら真っ直ぐな目標で、若者は日々鍛錬を積んでいる。高すぎる鼻は折れたが誇りは折っていない。女王型として能力は誰にも負けぬよう日々を研鑽していたが、今日、若者は初めて高すぎて目の前が暗くなりそうな壁というものにぶつかった。 一見幼いだけの子供が、筋も論理もないことに同意を求めているだけだというのに、ひたすら盲目的にYESと肯定したくなってしまう現状。若者は歯噛みした。まるで蛇ににらまれた蛙のように、女王型として圧倒された。マウントをとり返すどころか、従わないように抗うだけで必至だった。 どのくらい時間が経っただろうか。おそろしく冷たい狭間を静かな声が割り砕いた。 「悠季」 心の金色の瞳が少女を捉える。それは冬の朝、猛禽類が獲物を狙う時の張りつめた静けさによく似ている。これ以上己の部下を脅かすのならば容赦はしないと、鋭い瞳が物語る。 「はぁい」 蜂蜜のような声で、悠季はその圧力を解いた。心に抱き上げられたまま、にこにこと機嫌よさげに心の頭を撫でる。 「うんうん。心ちゃんはかっこいいねえ。いいこいいこ」 「はいはい、どーも」 「ぼくさまはねえ、心ちゃんのそうゆうとこ大好きだよ」 「俺はお前のそうゆうとこ、あんま良くねえと思う」 「んもー、この正直者っ! そこがいい!」 悠季ががしっと心の頭に抱き着き、ふと男たちを見た。 「きみたちも。さすが心ちゃんの部下だね。ぼくさま、けっこう本気出したのに」 にこりと小さな暴君が笑う。 「とくに、きみ」 鈴の音のような声が、ひとまわり低くなる。深い瞳が、少女の皮を被った何かが深いところから覗き込んでくる。 「きみ、女王型でしょ。まだ折れたことない女王の子はたいてい噛みついてくるんだけど……もう、誰かさんに折られたんだね」 ひゅ、と息を飲んだ。うっかり情けない声が出なかったのはもはや喉がカラカラに乾いていたからに過ぎない。悠季がにこりと微笑む。 「うんうん、気に入った! これから何か困ったときはぼくさまに頼ることを許そう。存分に、困り果てると良いよ」 はいこれ名刺ね。渡されたものを反射的に受け取る。ありがとうございますとか言った気がするが、何を言ったかはもう覚えていない。早く、この少女の目の前から消えたいとそればかりを願ってしまう。その思いが通じたのか、心が助け舟を出した。 「早く行かねえと霧島いなくなっちまうぞ」 「たいへーん! はやく神のとこ連れてって!」 「わーかったって。耳ひっぱんな」 じゃあ後はよろしくな、と心は少女を抱いて廊下の奥に去ってゆく。 男達は誰からともなく、背中の奥から出るような深い息を吐いた。気を抜いてその場にしゃがみ込んでしまいたいくらいだったが、スペード10番隊としてのプライドがなんとか彼らを支えた。 「なんだありゃ……」 誰かが呟いたひとことに、今の全てが詰まっていた。 何だかよくわからない。得体が知れない。どこに琴線があるかわからない。トランプに所属してからそれなりに色んなモノに遭遇してきたが、これはとびっきりの厄ネタである。 心のひとつ年上の男が、慰めるように青年の肩を叩いた。 「おまえ、あの人見たの初めてだったか」 「初めてです……有名な方ですか?」 「俺らの世代では有名だよ。子供部屋に入学してすぐ、最上級生のトップ女王をノして君臨したちびっこだから」 「ガチの天才じゃないですか」 「天才だし、天災だよ」 こちらの意をものともせず理不尽に降りかかる天気みたいなものだと思ってた方が気が楽だぞ。男が目を遠くして言った。たいへん実感のこもった含蓄のある言葉だった。 「卒業してすぐ起業したって聞いたけど、今あの人何やってんだ?」 わらわらと男たちが名刺を覗き込む。 『紹介屋 ゆびきり しょちょお 諏訪悠季』。 裏面には愛らしい丸文字で『ぼくさまがなんでも言うこと聞いてあげる券♡』と書いてあった。 「……」 沈黙。 「……おまえすごいの貰ったな」 喜んでいいのか嘆いていいのか、全く判別がつかなかった。 これ、どうしよう。若者の苦悩はこれから始まる。かもしれない。 スペードの10番が少女を抱っこしてスペードエースの執務室を訪問するという珍事に対して、神の反応はわりと普通だった。 「うわ」 神にしては何やら珍しい声をあげ、心底面倒そうな顔を隠しもしなかったが、まあ普通の範疇だろう。悠季が心の同期ということは、神の同期でもある。諏訪悠季と霧島神は子供部屋において仲が良かった。率直に言えば、諏訪悠季というスクールカーストトップのお気に入りの一人が神だった。神も神で、諦めか打算か絆されたか、さして文句も言わずにその立ち位置に甘んじていたのだから、仲が良かったと言っていいだろう。 子供部屋を卒業した後、心と神が薔薇の近衛隊訓練生に志願した一方で、悠季は早々にひとつの事務所を起業した。古いアパルトマンのこじんまりとした一室に掲げられた看板は『紹介屋 ゆびきり』である。看板の下の方には手書きの丸文字でこう記されている。「なんでもかんでも紹介します」「紹介料 あなたのお気持ち お菓子も可」。怪しいにも程があった。 数か月と持たず閑古鳥が鳴くと思われたが、何故かわりと繁盛した。店の噂にどのような尾ひれがついたのか、「今日の献立を紹介してほしい」とか「交際相手を紹介してほしい」とか、中にはちょっと言えないことまで、店を訪れる相談客の足は絶えない。 そして、このように悠季が神や心を訪問するのは、トランプ隊への紹介であることが多い。つまり、たいがい面倒事である。 神は何度目かになるため息をついて、未決裁書類の山に別れを告げた。残業確定である。備え付けのソファにちょこんと座ってぷらぷら足を揺らす悠季は、茶請けに出されたマドレーヌをリスのように頬張っている。神はその向かいに面した一人掛けソファに座って足を組み、肘かけに頬杖をついた。客に対して礼儀がなってなかろうが、無断で侵入してきたやつに払う礼儀などないのである。 執務室の扉の前で手を背で組み、律儀にも兵隊らしく待機している心に視線をやってこちらに来るよう促す。あ、仕事モードじゃなくてもいいやつ?と言わんばかりに心の雰囲気が緩んだ。心も一人掛けのソファにくつろぎ、マドレーヌに手を伸ばす。さて、楽しくもない同窓会の始まりである。 「で、今日はどういう厄介を持ち込んできた?」 「あれ、今日は素直にお話聞いてくれるんだね」 「聞かなかったところで巻き込まれるのは目に見えてるからな。最初から知っておいた方がマシだ」 んふふ、と悠季が上機嫌に目を細める。 「能力者専門のメンタルセラピスト、トランプにいるよね」 「よくご存じで」 「紹介してほしいの」 「経緯と患者の状態による。普通の病院でだめな理由は?」 「タロットが関わってるかもしれない案件だから」 ぴり、と部屋に緊張が走った。 タロット。大規模犯罪シンジケートの名称である。その規模は広く深く、何人捕縛しても全貌を知る者はいない、未だ謎の多い組織だ。トランプにとっても、タロットは頭の痛い存在だ。なにせ市中において起こる事件の裏でタロットが手を引いている事は少なくない。 「ルーアン地区郊外に、大きい洋館があるの知ってる?」 これに頷いたのは心だ。そこは元々、マールブランシェという貴族が所有していた洋館であった。マールブランシェ家は王家の覚えもめでたき由緒正しい家柄であったが、いつからか、とんと子宝に恵まれなくなった。ようやく子が産まれても、年端もいかぬうちに夭逝する。それならばと養子を取っても、若いうちに不幸な事故や病に倒れた。 彼らは半狂乱になった。もはや呪いか、崇りか。あらゆる手をつくしたが、どうしても子に恵まれることができない。家臣も従者も気味悪がって次々と家から去って行った。 マールブランシェ家はあっと言う間に廃れた。最後の当主はひとりきり、御年52でこの世を去った。心労のためか、まだ初老だというのに髪は白くなり、痩せぎすで、まるで老人のようだったという。それが数年前のことだ。 「当主が亡くなってからあの家どうなったんだ? 空き家か?」 「亡くなるちょっと前から売りに出されてたらしいよ。でもそんな曰くつきのある家でしょ、ずっと誰も買わなかったんだけど」 3か月前、ある男が館を購入したいと名乗り出たという。 曰くつきの館を持て余していた管理者は、男にここぞとばかりに飛びついた。曰くつきとはいえ、立派な館である。当然それなりの額であったが、男は気前よくその場で全額を管理者に支払い、館を購入した。そんなことが出来る資産家であれば有名であってもおかしくないが、不思議なことに男の素性はわからなかった。 「ずいぶん派手な身なりだけど、優しそうな人だったみたいだよぉ。それ以上は個人情報とか言って、管理者さんも教えてくれないの」 あれは裏でコレでも貰ってるんじゃないかな。悠季が親指と人差し指で丸を作り、少女然とした姿には全くそぐわない顔でにやりと笑う。 「ま、そんなのはどうでもいいんだけど。そこからが問題で」 妙な事に、男はほんの1週間もしないうちにまた管理者を尋ねてきて言った。 あれは自分の手には余るから、知り合いに譲ることにした。多くの人が出入りするだろうが、詮索はしないほうがいい。 そう告げて、男はルーアン地区から去って行った。詮索するな、という忠告を不振に思った管理者は、それからこっそりと館を訪れた。男が言った通り、多くの人間が館を出入りしている姿を遠目から確認している。 「それが、なんと地域でも有名なこわーい人たちだったんだって」 管理者は驚いた。館を購入した優男とその荒くれどもに繋がりが見えなかったからだ。しかし、忠告通りそれ以上詮索することはしなかった。ルーアン地区で名を馳せているならず者はタロットの傘下であるとまことしやかな噂があった。わざわざ危うきに近寄ることはない。管理者は見なかったことにして、その場を立ち去った。 館はならず者の根城になった。これに困ったのがその近隣の住民たちだ。治安の悪化を恐れた彼らは、どうにかしてくれと管理者に訴えた。管理者はそれを突っぱねた。すでに所有権は奴らに移っているため、自分にはどうすることもできない。もはや自分には関係ない。そう言われてしまえば、住民たちは頭を抱えるしかない。自警団に助けを求めても、まだ問題が起きていない状況では相手にもされなかった。戦々恐々と日々を暮らしているうちに、奇妙なことが起こった。 毎日出入りしていた男達の姿が消えたのだ。 館を捨てたのかと思えば、それも違う。夜になれば館の窓から明かりが見える。それなのに出入りしている様子が見られない。館に入ったきり出てこなくなったのだ。住民たちはこれはどうしたことだろうと首を傾げた。しかし大人しく過ごしてくれるのであれば問題はない。訝しく思いながらも、平穏な日々をすごしていた。 事が起きたのは2日前の事だ。ひとりの男が館から飛び出してきた。男は血まみれになりながら、半狂乱で叫びながら街を駆けずり回った。通報を受けた自警団が何とか男を鎮静化させたものの、男は譫言を言うばかりで全く話にならない。館の話を聞き出そうにも、館の名を出すだけで途端に怯え出し、また叫び始める。お手上げだった。 「で、どうにかしてくれる人を紹介して欲しいって、僕様ちゃんに依頼が来たってわけだよ」 悠季が3つ目のお菓子に手を伸ばす。心が顎に手をやり考えるように言う。 「そいつ、今どうしてるんだ?」 「んふふ。聞きたい?」 「え? うん聞きたい」 「こ・こ♡」 悠季がポシェットから飴玉を取り出す。包み紙が両端でねじられている何の変哲もない飴玉だ。しかし、それを見た瞬間、心も神も顔をひきつらせた。 悠季の能力【CANDY CANDY】の効力は多岐にわたるが、その中でもこの【ラッピング】は単純ながらになかなかエグい。子供部屋の卒業間近、神と心が些細なことをきっかけに殺し合───喧嘩になった時、今と殆ど変らぬ少女然とした悠季が「もう、悪い子はしまっちゃうんだからね!」と、突然大きいカラフルな包み紙をどこからともなく取り出し、神と心を“包んだ”。 巨大な包み紙がしゅるんと軽やかな音を立ててふたりを覆って消えると共に、神と心はこの世界から姿を消した。 代わりに悠季の手のひらには、可愛らしい飴玉がひとつ転がっていた。 包まれていた間、彼らがどこに行っていたのか、何をしていたのか、神も心も何も語らなかったが、今でもふたりの意見は変わらない。「二度と経験したくない」だ。 神が頭痛をおさえるように額に手をやる。 「話はわかった。タロットが関わっているというのは、館を買った男のことか?」 「ごめーさつ! 管理者さんは口を割らなかったけど、その奥さんがとぉってもお話し好きな人でね。なんでも『綺麗な顔立ちの男で、鎖骨の下にちらりと見える逆さ薔薇のタトゥーがセクシーだった』って」 悠季が自分の鎖骨あたりを指す。逆さ薔薇のタトゥー。知る人ぞ知る、タロットの構成員が身体のどこかに彫っているという烙印である。 「どーお? 紹介料くらいにはなった?」 神がふう、と息をつき、くるりと左手を翻した。いつの間にか手の中に現れた1枚のカードへ万年筆で何事か書きつけると、そのまま鋭く投げる。悠季は難なくそれを指で掴み、カードを眺めた。 トランプカードだ。絵柄はハートのQ。黒字で神の役職と名前が書かれている。 「ハートのクイーンさん?」 「遊び手による精神侵害の治療でそいつの右に出る者はいない。それが紹介状代わりだ。連絡はつけておいてやる」 神はそう言って、ソファ横に飾ってあるアイアン製の帽子掛けのような家具に手を伸ばした。アイアンの支柱にはツタ状の葉が茂っており、そのつるの所々にいくつかの花蕾が頭を垂れている。曇りガラスのような質感の、ランやユリに似た花だ。神がそのうちのひとつの蕾をなぞると、ふるりと花が開き、淡く輝いた。 「心ちゃん、あれなぁに?」 こっそりと悠季が心の耳に顔を寄せる。 「ベルユリのことか? トランプ内の連絡手段でな、話さなくてもあの花に触れてれば意思疎通ができる」 「本物の植物?」 「そ。遊生植物ってやつ」 遊力を糧に成長する植物の総称だ。通常の植物よりも生態が広く、花屋に普通に売っているものから、危険と言われているものまで様々な種類があり、未だに毎年新種が見つかっている謎の多い分野である。 中には根っこを足にして全速力で追いかけてくる遊生植物もあるとかないとか。 悠季にしてみれば、動く時点で動物じゃないかとも思うけれど、偉い学者さん曰く植物に分類されるらしいのだ。例え追いかけられた後に遊力を搾り取られては無理やり栄養を与えられ回復しては遊力を絞られるの繰り返しで死ぬまで生餌にされるとかいうA級危険遊生生物だったとしても、植物らしいのだ。うんもう定義なんか知らん。 「ベルユリ自体はどっかに自生してるらしいんだが、それになんか加工するとなんかガラスみたいになって、遊力を込めるとなんか使える」 「すごい、なにひとつ伝わってこない」 「そんなもんだろテクノロジーなんて」 からからと心が笑う。このベルユリは持ち歩きも出来るうえに、ベルユリの本株から場所の探知ができるらしい。動きを見張られてるみたいで微妙だよなあと苦い顔をする心の隊服の内ポケットから出てきた曇りガラス状の花蕾を見て、GPSじゃん、と思わず零した悠季の呟きは幸運にもシャリン、という美しい音に遮られ、心には届かなかった。 音の出元は神の手元だった。会話が終わったらしい花弁がそっと閉じていく。 「ハート隊と話はつけた。今から会えるそうだ」 「わーい、話がはやぁい」 「西園寺、案内」 「ええ、俺? 正直あそこ苦手なんだけど」 「お前がこの書類の山を片付けてくれるなら俺が行く」 「喜んで行かせていただきまーす」 あまりにも変わり身が早かった。じゃあさっそく行くか、と心が立ち上がる。 「またね、神!」 ソファからぴょんと降りて、にこにこと手を振る悠季に神はひら、と手をあげるのみだった。 パタリと閉じた扉。ひとりになった執務室で、神が深くため息をつく。 厄介なことになりそうだ。悲しきかな、こういう勘は外れたことがない。今のうちにいくつか根回ししておくか、と再度ベルユリに手を伸ばす。 嫌な予感を払拭するには神頼みも有効だが、あいにく神は無神論者だったので、代わりにあの小さな暴君にでも祈っておくことにした。 せめて巻き込まれるのは俺じゃありませんように。西園寺を生贄にしてもいいので、どうか。
https://w.atwiki.jp/hmiku/pages/52983.html
【検索用 みつかんないみつかんない 登録タグ 2023年 ACE Studio YouTubeミリオン達成曲 きくお み ニコニコ外公開曲 曲 曲ま 绮萱】 + 目次 目次 曲紹介 歌詞 コメント 作詞:きくお 作曲:きくお 編曲:きくお 唄:绮萱(ACE Studio) 曲紹介 曲名:『見つかんない見つかんない』(みつかんないみつかんない) 歌詞 (UtaTenより転載) どん どん 耳が良くなる とん とん 小さな音で どん どん 鼓動が跳ねる ぐるぐる ぐるぐる くらん くらん 目が良くなる ちらん ちらん 小さな光 ぐらん ぐらん 鼓動が跳ねる ぐるぐる ぐるぐる 大きなお耳 まんまるお目目の かわいいぼくらには ね ね 見つかんない 見つかんない 見つかんない ぼくら言われたまんまに来たけどここには なんにもない なんにもないだけだそうだ そうだ なんでだろうな 見つかんない 見つかんない 見つかんない ぼくら言われたまんまに来てみただけだから から なんにもわからないの うーん ティック ティック 時計が跳ねる タック タック 割れて粉々 チク チク 拾いにゆくよ びくびく びくびく 大きなお耳 まんまるお目目の ひ弱ぼくらには 小さなお口 小さな身体の からっぽのぼくらにはね ね 見つかんない 見つかんない 見つかんない ぼくら言われたまんまに来たけどここには なんにもない なんにもないだけだそうだ そうだ だってここは 見つかんない 見つかんない 見つかんない ぼくら言われたまんまに来てみただけなのに のに いい子にしてたのに うーん 見つかんない 見つかんない 見つかんない なんでぼくらの旅はどうにもならないの なんにもない なんにもないだけだなんて なんて なんてこわいの 見つかんない 見つかんない 見つかんない なにが なくしちゃった なくしちゃった なくしちゃった どこかのなか なか なか なか 取り上げられた おもちゃのなか コメント めっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっちゃ好き。 -- 名無し (2023-09-22 01 03 24) きくおさんの中でもトップクラスに好き。 -- 逃げるし恥だし役立たず (2023-10-13 09 21 49) さいこう -- 名無しさん (2023-12-04 17 57 12) youtubeで字幕つけるとすごいよこれ… -- 名無しさん (2024-05-19 21 35 22) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/poketetsunovel/pages/256.html
「小さな花の冠に(ちいさなはなのかんむりに)」とは、ポケモンノベルにて掲載されている作品である。作者はれいな。 жжжжжжж目次жжжжжжж 概要 あらすじ 登場人物主要人物 データ 関連項目 жжжжжжжжжжжжжжжжжж 概要 ポケコン短編企画お題4『フリー』に投稿された作品。三人称形式。 あらすじ ある町の片隅に小さな家がありました。そこに暮らすのはブースターの茜、ブラッキーの星空、サンダースの雷、シャワーズの蒼、そして人間のカレン。 ある日の昼下がり、4匹のポケモンたちはある場所へ向かいました。暗くなっても帰ってこない4匹に心配するカレンでしたが…。 登場人物 主要人物 カレン 17、18のかわいらしい女の子。一人称はあたし。 ときどきすっとぼけた解釈をする。 星空 せいあ、と読むらしい。ブラッキーのメス。長女と思われる。 しっかり者のようである。一人称は私。 蒼 そう、と読むらしい。シャワーズのオス。長男で星空の弟と思われる。 あまりはしゃいだりする光景は見られず、冷静なようである。一人称は俺。 雷 らい、と読むらしい。サンダースのオス。次男と思われる。 蒼とは逆にやんちゃなようである。一人称は俺。 茜 あかね、と読むらしい。ブースターのメス。次女でこの中では一番年下のようである。 まだまだ幼い面がみられる。一人称はないが自分のことは茜と呼ぶ。 データ 2011年2月13日公開 ―2011年3月2日編集 関連項目 れいな
https://w.atwiki.jp/dual24/pages/15.html
4th 小さな男の子 「なあ、アイツどう思う?」 輝君が私をつついて指で指している。 ん~?何の事だろう?と思って後ろを振り返ると驚いた。 だって…小さな白髪の子供が新入生の椅子に座っていて先生と言い合っていたからだ。 「あれ、何なんや?」 「さあ、誰かの弟でしょうか?」 分からないけど、先生は驚いた顔をしてその子供に謝っていた。 っと、どうやら式が始まるみたいです。 『…という訳で本校、涼清学園、涼高に入学オメデトウございます』 ようやく校長先生の長い演説は終わりました。 正直に言うとかなり眠たいです。 隣の輝君なんか小さくイビキまでかいています。意外と器用なんですね。 でも、寝ているのは輝君だけではありません。 椿ちゃんも寝てます。むしろ起きているのは私と透君(は余裕みたい)それからさっきの小さな男の子位です。 こんな長い話の中寝ないなんて凄い子ですね。 『…それでは担任の先生の紹介をします。1-A、佐山先生…』 校長先生の挨拶が終わってからの式の進行は早かった。 今日はこれから教室に行って先生の紹介と生徒それぞれの自己紹介だけで解散らしいです。 <戻る> <次へ> <章選択>
https://w.atwiki.jp/aoari/pages/5683.html
武家屋敷 小さな渡り廊下 (チイサナワタリロウカ) 【家具】 価値 重量 種別 特殊効果 属性 2 2.0 屋外 なし 物載可 幅 奥 高 ◇ ◇ 2.5 2.5 0.5 1 6 備考(入手方法など) 侍家具之る で作成