約 412,542 件
https://w.atwiki.jp/akatonbowiki/pages/8354.html
このページはこちらに移転しました 現在進行形・夢と愛と希望のうた 作詞/321スレ254 夢を持って生きてきた 夢にもたれて生きてきた 叶わない夢だと知りながら 叶わないように祈りながら 繰り返す日々に嫌気が差し 繰り返す僕に寒気がして やめられずに僕は生きている 納得しながら死んでいる 小さく咲いた夢の花を 千切りとって 小さく燃えた勇気の唄を 踏みにじって 捨ててきたものを数えてみたら 「たったひとつの真実」までも捨てていた 冷たい寒い痛い鋭く突き刺さるようなこの世界でも ほら 僕は愛を持って 生きているつもりでいる 心の内に深く眠るナニモノかに気を使いながら今日も ほら 明日はきっと 優しくなれる気がする ……らしい
https://w.atwiki.jp/orikyara3rd/pages/336.html
「お姉さん、迷子?」 後ろから声をかけられ、驚きながら振り向く。 ――しまった。ここには誰もいないと思ってたのに。 声をかけてきた少女は、さくらんぼを彷彿させる髪型をしていて、服や手袋にもさくらんぼを模した飾りがついている。おそらく、よほどさくらんぼが好きなのだろう。 迷子だと思われているのはまずい。わざわざ声をかけてくるような子だ、とても親切で、思いやりのある子なのだろう。 ただ、だからこそ、下手な嘘では、迷子なのを誤魔化している、ととられかねない。 しかし、本心は言えない。本音は『私を構わないで、どこかへ行ってほしい』、なのだが、この子を傷つけてしまうかもしれない。 かといって、うまい言い訳が見つかるでもなく、「あー」とか「えーと」と、口ごもり、視線を彷徨わせ、挙動不審になってしまう。 まずい。ますます迷子だと思われてしまう。 はやいとこどうにか切り抜けないと――そう思って頭を回転させていると、左手に持った刀が話しかけてくる。 『何悩んでんだ?斬っちまえばお前ひとりになるだろうが』 またこれだ。人が一生懸命考えている最中に、何を言ってるんだこいつは。 殺戮衝動の塊のこいつに、いつも以上に腹が立ち、思わずその刀、狂骨を睨み、 「…うるさいな、黙ってろよ」 と言っていた。言ってから、目の前に少女がいたことを思い出す。 「?」 きょとんとした表情の少女。対して、今まで以上に狼狽する私。 「別にそういうわけじゃ…! ってあああ、ちが、違う。違うから…違うの、本当に…」 自分に言われたと傷ついているだろうか。それとも、刀を睨みながら独り言を言った私を変に思っているだろうか。 首を振りながら、必死に否定する私の様子がおかしいのか、げらげら笑っている狂骨。 「お前のせいだろうが!」 そう叫びたいのをこらえ、再び言い訳を探していると、不思議そうな顔をしていた少女が、何か納得がいった、というような顔をして、話しかけてきた。 「その刀さんと、お友達なの?」 瞬間、目を見開く。そして、無意識に、口元が歪む。 私の心情がわかってか、狂骨の笑いが止んだ。 「…友達なんかじゃないよ」 涙こそ出てこないが、声が震えている。 あぁ、泣きそうなんだ。 涙が出ないのは、涙が枯れ果ててしまったからなのか、それとも、少女がいるからなのか。 こんな表情をしていたら、少女が気に病んでしまう。しかし、今の私には、感情を抑える余裕がない。 そんな私の様子に気を遣ってか、少女が再び口を開く。 「お姉さんの目、さくらんぼみたいで綺麗だね!」 「……さく、…?」 思いがけない言葉に、再び硬直してしまう。 そんな私の様子を見て、先ほどよりも少女が慌てているようだ。 きっと、話題転換のために言ってくれたのであろうに、申し訳ない。 自分の不甲斐なさと、懐かしい言葉に俯き、自分の目をほめてくれた少女に、感謝の言葉を告げる。 「…え、」 ……思ったよりも小さな声になってしまった。少女に聞こえただろうか? それでも、もう一度言う勇気も、これ以上会話を続ける勇気もないため、小さく聞き返す少女に、 「……あと、私、迷子じゃないから。…じゃあ、ね」 とつづけ、背を向けて歩き始める。 いつもなら、すぐに『なんで斬らないんだよー』などと不満を漏らす狂骨も、今回は何も言わないのが、少し奇妙でもある。 ――さくらんぼ、か。 『あんたの目、さくらんぼみたい。いいなぁ』 『お前、綺麗な髪と目だな……そんなに自分の容姿、嫌うことねェんじゃねェの?』 昔、言われたこと。一つは、ただ一人の親友。もう一つは――――。 『そんな昔のこと思い出してんじゃねェよ』 少し感傷に浸っていると、狂骨が話しかけてくる。 「いいじゃん別に」 珍しく口角があがる。 そんな私に、機嫌を悪くしたのか、いつものように人を斬れ、という類いの不満が始まる。 きっと死ぬまでこうやって生活するんだろう。 もちろん辛いし嫌だけど……そればっかりじゃないんだろうな、これまでもそうだったように。 作者 銀
https://w.atwiki.jp/bsr_e/pages/283.html
「…寝たか?」 「寝たみたいっすね…」 聞き耳を立てていた家臣たち。 二人が寝入った頃合を見計らって小さく声を出す。 そして、そっとその場を立ち去る。 「…しっかし、可愛らしい夫婦っすね…」 「政宗さま、あんな事思ってたんだ…」 「小十郎様、これから大変っすね」 家臣たちの視線が小十郎に向く。 小十郎はクスッと小さく笑う。 「俺が思っているよりも大人だったみたいだな…お楽しみが増えたぜ」 そして満足そうに微笑み、月を見上げる。 ____________________________________ 覗き見してたら政宗怒るだろうなぁ、という事で聞かれてますw きっと真っ先に行ったのは小十郎ですがw
https://w.atwiki.jp/bsr_e/pages/2288.html
「そろそろお湯溜まったかなぁ。まつ、風呂に行こう」 力なく首を振るのを無視して、利家は動けないままの細い身体を難なく抱き上げた。 「…っや…」 「落っこちるぞ。」 ぐらりと体勢が傾ぎ、まつは反射的に首にしがみついた。 にっと笑った悪戯っぽい瞳にようやくからかわれたことを悟り、頬を染める。 これ以上は無い程顔をほころばせ腕の中の身体を抱え直した。 まつの嫁入りにあたり整えた利家自慢の露天の湯殿には既に湯がほどよく溜まっていた。 軽く身体を流して湯に浸かるとふっと緊張が解ける。 向かい合わせに湯船に浸かった利家もコキ、と首の骨を鳴らしながら満足そうに息を吐く。 形良く盛り上がった二の腕の筋肉に見とれてしまったまつは、居たたまれない様子で視線を逸らした。 「それにしても痛々しいな。」 落ちた視線の先を辿って、まつは更に頬を赤らめ膝を窄めた。 「ごめん。」 思わず凝視してしまった無遠慮であった自分をごまかそうと空を仰いだ利家は、 小さく瞬いている星を見つけた。小さくて可愛くて輝いている。 まつみたいだ、と小さく呟く。 「某、今でも時々信じられなくなる。」 溜め息と共に押し出される本音は、むしろ素直すぎるくらい滑らかに唇に乗る。 「何がでござりますか?」 「まつが某のものだということが。」 「え?」 顔をみようとはせずに湯に顎までつかりながら独り言のように囁く。 「きちんと、話そう。これから時間はたくさんあるのだから。」 ずっと視線が絡み合い、いつの間にか手を取って膝の上に乗せられた。 「ずっと一緒だ。」 同じ星を見つめながら、まつも幸せそうな息をついた。 幸福な胸の痛みをふたり味わっていた。 利まつ剃毛10
https://w.atwiki.jp/swfspec/pages/36.html
ファイル圧縮手順 SWF ファイルはネットワーク上に転送されるため、できる限りコンパクトなサイズにまとめる必要があります。 次に挙げるような方法を使って、ファイルサイズを小さく抑えています。 再利用 SWF ファイル中のディクショナリに登録された項目は簡単に再利用することができます。 例えば、シェイプ・ボタン・サウンド・フォント・ビットマップなどが再利用可能です。これらは 1 度定義されたものが、至るところで参照されます。 圧縮 シェイプは効率的なデルタエンコーディングスキームを使って圧縮されます。 図形を描く時、最初の座標が直前に使用された線の最後の座標を指していることがよくあるため、最後の座標からの相対的な位置として距離が表現されます。 デフォルト値 行列 (matrix) や色変換 (color transform) の構造体のように、あるフィールドが他のフィールドよりも頻繁に使われるというケースがあります。 例えば、行列の最も良く使われるフィールドは "平行移動" です。拡大縮小、回転のフィールドはそれほど使われません。拡大縮小、回転にデフォルト値を使用してこれが省略可能な時はフィールドを含まないようにすることで、ファイルサイズを小さくしています。 エンコーディングの変更 一般的に、 SWF ファイルは状態の変更部分のみを保存しています。 これは表示リストの中で、シェイプデータ構造体の、配置-移動-削除 のモデルに使われています。 シェイプデータ構造体 シェイプデータ構造体は、サイズを小さくしたり、アンチエイリアスを適用した画像を効率よくレンダリングするためにユニークな構造を採用しています。 移動 前のページ SWF ファイルの処理 次のページ まとめ
https://w.atwiki.jp/avoidriron/pages/14.html
Q&Aではなかろうか Q、アボイド理論って何? アボイド力(回避率)を上げる事で、アボイド状態になる事を目的とした理論ではなかろうか。 アボイド状態になる事で、命中率が設定されている技は避ける事ができるのではなかろうか。 避ける事で、必然的に相手の技を無力化。 相手がラムなどを持っていた事で無効化されてしまう、マヒ、混乱、などという相手依存ではない理論ではなかろうか。 Q、アボイドポケモンって? アボイド力を高められるポケモンの事ではなかろうか。 もちろん避ける事が前提なので、一切耐久に振る必要はないのではなかろうか。 アボイド力を上げる方法は、影分身、小さくなる、砂がくれ、雪がくれではなかろうか。 持たせるアイテムは、のんきのお香、光の粉ではなかろうか。 しかしルール上それを全ポケモンに持たせられない場合は アボイド回数を減らすために、火力を上げるプレート、珠、ジュエルなどがいいのではなかろうか。 拘りアイテムは影分身や小さくなるが出来なくなるのでアホアイテムではなかろうか。 Q.耐久に振らないとか初心者ですか? そう言ってたら急所に当たって耐久調整を崩された哀れな非アボイドポケモンが多いのではなかろうか。 避ければ耐久調整も必要なく、その分Sに振れるので先手がとれ、厳選もHBDを粘る必要がないのではなかろうか。 Q.どうして避ける事が前提なんですか? 流星群やオバヒを外す事がある以上、100%じゃない限り避ける確率は2分の1ではなかろうか。 Q、つまり小さくなるラッキーは強いんですか? 避ける確率が高くとも、避けてする事の意味が薄ければ全く価値はないのではなかろうか。 突破力がないポケモンはアボイド対策の命中30%固定の一撃技に潰されるだけではなかろうか。 つまりCSハピナス以外ありえないのではなかろうか。 Q、先制技は必要なんですか? 影分身や小さくなるをいれるスペースがなくなるのならばいらないのではなかろうか。 そもそもSに振ってるので抜かれる事は少ないのではなかろうか。 Q、運ゲーかよ 避ける可能性が追加される事で、負け確などが存在しなくなり 降参などをする必要がなく、常に白熱した試合が出来るのではなかろうか。 Q、アーボ アボイドの名を冠していながら影分身でしかアボイド状態になれないのではなかろうか。 Q、必中技どうするの? 逃げるしかないのではなかろうか。 Q、どうしてこんな事を考えたんですか? 命中が100%の技でも避ける事が出来るサトシのピカチュウは、確実にアボイドポケモンなのではなかろうか。 サトシのピカチュウは全世界でも人気のポケモンではなかろうか。 つまりアボイド理論は全世界に広がっているのではなかろうか。 皆さんもアボイド理論を知るべきではなかろうか。
https://w.atwiki.jp/kinsho_second/pages/2611.html
前ページ次ページ上条さんと美琴のいちゃいちゃSS/とある乙女の小さな願い 1章 乙女の不安 御坂美琴と白井黒子は上条当麻の部屋の前にいた。 白井はその場にボーっと突っ立って何やら物思いにふけていたが 「お姉様、覚悟はよろしいですの?」 「いったい何の覚悟よ?」 「そうですわね、それでは呼び鈴を鳴らしますの」 (もし、上条さんの能力でも元に戻らなかったら・・・・・) 白井の胸には『もし』の不安が消えることは無かった。 ピンポーン 「ハイハーイ」 間抜け面をした上条が出てきた。 「白井か?珍しいな、どうしたんだ?」 「こんにちはですの、実はあなたにお願いがあって参りましたの」 「俺に?いったい何の用だ?」 「アンタの右手に用があってきたのよ」 「御坂の声?どこにいるんだ?」 突然聞こえてきた美琴の声に上条は驚きながら辺りを捜したが姿が見えない。 「ここよ!」 ようやく白井の肩に乗っている美琴を見つけたが・・・・・・ 「御坂の人形か?よく出来てるなー」 小さくなっている美琴を見て人形と勘違いした。 「人形じゃないわよ!」 「しゃべるのかこの人形!」 鈍感な上条はまだ気づかない。 「だから違うって言ってんでしょうがっ!!」 叫ぶと同時に上条に電撃を浴びせた、上条は条件反射で右手でガードをする。 「えええっ!?どうしたんだ御坂?何でそんなに小さくなってんだ!?」 ようやく人形が美琴と気づいたが、思いがけない出来事に叫んでしまった。 「んなこと、わかんないわよ!」 「・・・・・・・とりあえず家の中に入れよ」 冷静さを取り戻した上条は美琴と白井を自室に招き入れた。 「とうま、なんでいつも短髪といっしょにいる女を家に上げるのかな?」 部屋には居候のシスターがくつろいでいた。 何故か歯をガチガチと鳴らせて臨戦態勢をとっている。 「これにはちょっと事情があってだな」 上条は真剣な表情でインデックスを見た。 さすがに普段と違う表情をされたのでインデックスはそれ以上追求できなかった。 「白井黒子ですの、シスターさん」 「わたしはインデックスって言うんだよ、それで事情ってなんなのかな?」 「実は御坂がな・・・・・・・」 事情を説明するより実際に見てもらったほうが早いと思った上条は、美琴を呼び出した。 インデックスは白井の肩に乗っている美琴を見つけた。 「短髪?どうしてそんなに小さくなったの?」 当然の疑問だった、おそらく御坂美琴を知っている人間が今の彼女を見たときにする質問1位だろう。 白井黒子、上条当麻、そしてインデックス 彼女の姿を見た3人がまったく同じ質問をしたのだから。 「わかんないわよ!鏡を見ていたら急に小さくなって・・・・・・、何か能力者の仕業だとは思うんだけど・・・・・・」 「それでどんな能力も打ち消す俺の幻想殺しの出番ってわけか」 「そういうこと」 「上条さん、お願いしますわ」 任されたと上条はうなずくと右手で美琴を触る。 だが――― 美琴は自分の周囲と自分の体を確認するが、大きくなる様子はない。 元に戻らない、白井が一番恐れていたことが現実になった。 美琴の心にはどんどんと不安が広がっていく。 そして出た言葉は――― 「どういうことよ!アンタひょっとして手を抜いてるんじゃないでしょうね!」 「んなわけないだろ!」 「上条さんの能力?でも元に戻せないなんて・・・・・・これはいったいどういうことですの」 何が何だか分からない、白井も混乱している。 「どういうことってこっちが聞きたいわよ!」 「俺の幻想殺しが効かないってことは、能力や魔術の類じゃないと思うんだけど・・・・・・インデックス何か分からないか?」 「うーん、こういう魔術は知らないかも、さっき鏡って言ってたけどその鏡を見せてもらっていいかな?」 インデックスは冷静に状況を判断して、情報を集めようとした。 「これですの」 白井が鞄から取り出された鏡には布が巻かれていた。 「気をつけてくださいまし、鏡に姿を映すとお姉様のようになってしまうかもしれないので」 「魔力を感じるんだよ、何かの霊装とは思うんだけど」 「霊装ってなによ?」 普段聞きなれない言葉に突っかかった。 「魔術を使うための道具のことなんだよ」 魔術って・・・・・・と思ったがこれ以上は突っ込んでも話は先に進まないのでとりあえずスルーすることにした。 「インデックスその鏡について何か心当たりは無いか?」 「私の記憶の10万3000冊の魔道書の中にもこんな鏡はないんだよ」 インデックスの知識でもダメか・・・・・・・、自分の幻想殺しも効かなかったしどうすれば良いのか分からなかった。 「とうまの右手でこの鏡に触れば何か起きるかも」 「そうだな・・・・、インデックスちょっと貸してみろ」 インデックスが上条に鏡を渡そうとした時 『触らないで!』 「へ?インデックス何か言ったか?」 「私は何も言ってないんだよ」 「じゃ御坂か?」 「私も違うわよ」 「白井?」 「違いますの」 「じゃぁ誰なんだ?」 誰にも分からなかった、とりあえず全員が気のせいとして処理をようとして、上条が鏡に触れようとする。 『触らないでって言ってるでしょ!』 「えーっと、気のせいか・・・・・・鏡が喋ったように聞こえたが・・・・・・・」 「気のせいではございませんの、わたくしにもハッキリと聞こえましたわ」 どうやら鏡が喋ってるらしい、その場にいる全員が驚いている。 「いったい何なのよ、この鏡は」 「とうまに触られたく無いってことは、何かまずいことでもあるのかな?」 『・・・・・・』 返事はない、どうやら本当にまずいみたいだ。 「よし、それじゃ触ってみるか」 『まずいのは私だけじゃないわ、貴方の右手で私に触れれば私は消えて無くなる。でもその場合はそちらのお嬢さんも永遠に小さいままよ?』 何も知らず上条が右手で触れていたと思うと、誰もが息を呑んだ。 鏡の言葉を冷静に聞いたのは白井だった。 「その言い方ですと元に戻る方法は他にあるということですのね?」 『知らないわ』 鏡は冷たく言い放った。 「どういうことよ!」 美琴はムッとした表情で鏡を問い詰めた。 「落ち着けって御坂」 「こんな姿にされてどう落ち着けってのよ!」 バチバチと帯電しながら本気で怒り出している。 確かに落ち着いていられる状況じゃない、だがこのままでは話は進まない。 上条は右手で美琴のことを優しく包み込んだ。 「・・・・・・・落ち着いたから放してよ」 美琴は恥ずかしそうに言うと上条はすぐに手を放した。 「喋る霊装ってはじめて見るかも」 どうやらインデックスの10万3000冊の魔道書の中にも喋る霊装というのは無いらしい。 「言葉が通じるのは幸いですの、鏡さんどうすればお姉様は元に戻るのです?」 魔術のことを知らない白井は鏡のことを知ろうとしている。 『言ってる意味がわからないわ』 「だからお姉様を元に戻しなさいと言ってるんですの」 白井は怒りをこめて睨みつける。 『・・・・・・・・・・・』 返事が無い、どうやら鏡は自分に都合の悪いことは答えないようだ。 「黒子もういいわ・・・・」 「お姉様?」 「御坂?」 「短髪?」 「もういいわ、私がこの鏡と話す」 「ですがお姉様」 先ほどの美琴の怒りのこともあり少し心配になったが、美琴の顔にはさっきまでの怒りの表情は消えていた。 「わかりましたの」 「私と鏡をどこか二人きりで話せるところに連れてって」 「御坂、大丈夫か?」 当然上条も心配している、自分の幻想殺しで美琴を元に戻せなかった責任も感じているのだろう。 「大丈夫?って言われても、私が元に戻る方法を知ってるのはこの鏡だけなんだから」 「それもそうだが・・・・・・」 「とうまの部屋は狭いから二人っきりで話すことは難しいかも」 「事実だけど狭いのは余計だ!とりあえず風呂場ならここには会話は聞こえないと思うけど・・・・・・」 「それではお風呂場へ連れて行きますの」 白井は美琴と鏡をお風呂場に連れて行った。 『案外落ち着いてるのね』 「何がよ?」 『別に?普通は暴れたり、誰かのせいにしたり、絶望したりするもんじゃないかなって思って』 「今まであんたが小さくしてきた人はみんなそういう反応だったんだ」 『・・・・・』 鏡は答えなかった。 「それで、どうすれば私は元に戻れるのかしら?」 すると鏡は突然こう言った。 『貴方あの男のことが好きなんでしょ?』 「べべべ別にだだだ誰がアイツのことなんてっ!」 美琴は真っ赤になって否定したが――― 『素直になってアイツに告白』 「なななな、なんでそのことを!」 たった一瞬、上条に対する美琴の態度を見ただけでアイツというのが上条だと気づかれた。 美琴が恥ずかしさで顔を真っ赤にしていると、鏡は低い声で言った。 『二度と元に戻れないって言ったらどうする?』 突然の言葉にバチバチッと美琴周りに電気が発生する。 それまで真っ赤だった美琴の表情が一気に変わる。 「本気で言ってんの?」 『まぁ、どうしても元に戻りたいっていうなら教えてあげてもいいけど』 「そりゃ戻りたいに決まってるでしょ!」 『ただ元に戻る方法を知ったら後悔することになるわよ、死にたいと思うかも』 「もったいぶらないでさっさと教えなさいよ」 『彼に嫌われなさい』 「え?」 『好きな人から嫌われる、気の毒だけどそれが元に戻る条件よ』 美琴は何を言われたのか分からなかった。ただその言葉には絶望しかなかった・・・・ 「アイツに嫌われろですって?」 『そう言ったつもりだけど?』 「そんなこと・・・・出来るはずが無い・・・・」 『だったら永遠にそのままでいることね、あの男それなりに優しそうだしずっと守ってくれるんじゃない?』 前ページ次ページ上条さんと美琴のいちゃいちゃSS/とある乙女の小さな願い
https://w.atwiki.jp/rinn/pages/62.html
Java OurOfMemoryが起こった場合 Out of swap spaceが発生 下記のSunサイトのリンクにある通り、使用メモリがプロセス限界かシステム限界に達した事が考えられる。 http //forum.java.sun.com/thread.jspa?threadID=747363 messageID=4281966 対策として、 1. Java起動時の引数-Xssで調整可能だが、スタックメモリを小さくする。(デフォルト512K) 2. Java起動時の引数-Xmxで調査可能だが、最大ヒープメモリを小さくする。デフォルト値は小さめなので、大きすぎる値をセットしたと思われる。 3. 64BitのJVMを使う。(当然のそのJVMの前提条件を満たした環境も必要だと思われる。) ※使用可能なメモリ空間は、実質無限になる。(当然H/W等に依存する。)
https://w.atwiki.jp/testest-umigamedb/pages/3003.html
2022年9月24日 出題者:タカフミ タイトル:「ミニミニヒーロー」 【問題】 夢は「大きくなったら人を助けるヒーローになる!」 そんなタカフミは大きくなったら、小さくなりたいと思っている。 一体どういうこと? 【解説】 + ... 人を助けるヒーローとはお医者さんのこと。 まだ幼稚園児のタカフミは、ミクロのサイズまで小さくなり、 体の中に入り込んで、悪い病原菌や癌細胞を倒したいと思っている。 それが癌で祖母を亡くしたタカフミの願いなのだ。 【注釈】 タカフミvs.視聴者 1on1で出された問題。 今回の挑戦者はおにおんさん、5分以内に見事解答! 配信日に戻る 前の問題 次の問題
https://w.atwiki.jp/legends/pages/4068.html
ひらり、ひらり 漆黒の蝶が飛ぶ 雪降る白い風景の中、その闇の底のような黒はよく目立つ ざくざくと雪を踏みしめながら駆けていく 「……どうしたって言うんだ」 蝶を追いかけながら、呟くカイン 今まで、自分以外の「教会」関係者からは、極力姿を隠していたはずだと言うのに なぜ、あぁも堂々と はっはっ、と吐き出す息は、寒さのせいか白い ひらひら、ひらひらと やがて、蝶はもう使われなくなったマンションのロビーへと入り込んでいった カインもそれを追いかけ、中に入り込む ……人間の気配はない 「カラミティ?」 呼びかけてみる すると、一頭だったはずの漆黒の蝶が、一瞬で群れへと変わった そして、いつも通り、その群れの中からカラミティが姿を現す 「…カラミティ、一体、どうしたんだ。カイザー司祭は苦手だから、あの人の前には出たくないと言っていたのはお前だ………」 ろ、と言おうとしたところで がば!!…と、カラミティに抱きつかれた その勢いで、そのまま壁に押し付けられ、押し倒されるような状態になる 「なっ………な、何をする!?」 とっさに、カラミティを殴り飛ばそうと拳を握りしめるカイン ……が、その動作は、途中で止まった 「…カラミティ?」 様子が……おかしい カインを抱きしめてきている体が、震えている カインの肩に顔を押し付け、小さく、小さく、震えて 「…………………い、だ」 ぽつり、と 小さく、呟きが、漏れ出した 「……ッセシリア、なんて………嫌いだ。大嫌いだ……!」 泣いているような声 ……いや はっきりと、泣いている声だ 事情を察して、カインは握りしめた拳を解いた そっと、カラミティの背中に腕を回すと、ぽんぽん、とあやすように、背中をなでる 「…また、そのセシリアという女性と、喧嘩してきたのか?」 「喧嘩……する、つもりなんて、なかった。手伝いたかっただけなのに………信じて、くれなかった」 えぐえぐと、泣きながら答えてくるカラミティ ……まるで、小さな子供のようだ 姿こそ大人だが、カラミティの精神面は、幼い面が強い カインはそういった面もすべて理解した上で、カラミティの友人を、もう10年近くも続けていた すでに、その扱い方は慣れたものだ 「信じてもらえなかったのか?」 「うー………信じて、くれなかった。いつもいつも……セシリアは、俺の言う事を信じてくれない……」 あの時からずっと、と 小さく、付け足した声が聞こえた ぽんぽん、と カインは優しく、しゃっくりあげる背中をなで続ける 「そうか……でも、カラミティ。それは、お前の日ごろの行いにも、原因があるんだからな」 「……?俺様、何か、悪いことをしたか?」 「…昨年のクリスマスに、あんな派手な魔法を使ったのは誰だ。彼女にも迷惑をかけただろう」 「喜んでた連中、一杯いたぞ?」 ……あぁ、もう、こいつは カインは、困ったように、小さく苦笑する ………カラミティには、「罪悪感」というものが存在しない そして、何が「悪いこと」なのか、よくわかっていない面もある 他の者との、感覚のズレ ゆえに、誤解を招いてしまう事もしばしばなのだ 「確かに、喜んでいた者もいたかもしれないが。あそこまでおおっぴらに力を使うのは、控えたほうがいい。俺も、普段から言ってるだろう?」 「……うー……」 「それに…お前、そのセシリアという女性を、痛めつけたことも一度や二度じゃないだろう」 カラミティの周囲の悪魔達から、カインは何度か聞いたことがあった カラミティとセシリアという二人の魔法使いの、魔法合戦を たいていは、引き分けかカラミティの勝利で終わるというその勝負 その際、カラミティは常に容赦なく、セシリアに魔法を放っていたという 「殺そうとなんて、してない。ちゃんと手加減はしてるぞ」 「お前な…」 「セシリアが遊びを仕掛けてきたから、俺様はそれに答えてただけで。向こうがこっちに会いに来てくれたから、遊びたくて。俺様も、同じように遊ぼうと思っただけなのに」 ……あぁ カラミティにとっては、あの魔法合戦すら「遊び」でしかない やはり、セシリアと決定的に、考え方がズレてしまっているのだ どうやれば、それを修正できるだろうか カインとしては、悩みの一つだ 「……カイン」 「うん?」 「カインは、俺様の事、信じてくれるか?…セシリアみたく、疑ってくるんじゃなくて…………姉さんみたく、信じてくれるか?」 じっと カラミティの金色の瞳が、カインを見つめてくる 不安そうな、不安そうな 捨てられた、子犬のようなまなざし ……その、まなざしに 「…信じるさ。信じるに決まっているだろう」 躊躇する事なく、カインは手を差し伸べる それが、当たり前の事であるかのように 「お前は、俺の親友だ。意味もなく疑ったりしないさ」 「…俺様は、カインには嘘をつかない、絶対に。カラミティ・ルーンの名前にかけて、嘘なんてつかない。だから、疑う必要なんてないぞ」 「………そうだな」 まだ、完全には泣き止んでいないカラミティ ぽんぽん、ぽんぽん、と背中をなでてやりながら 「-------」 カラミティの耳元で、何事か囁く ぴくん、と、小さくカラミティの体が、はねて………落ち着きを、取り戻しだす 「大丈夫だ。世界中のすべてがお前を信じなくとも、俺がお前を信じる。世界中のすべてがお前を許さなくとも、俺はお前を許す………だから、もう泣くな。お前は笑っているのが、一番似合う」 「………カイン」 ぱふん、と また、カインの肩に顔を押し付けたカラミティ もう、泣いてはいない だが、まだ精神が不安定で、離れたくないのだろう そのまま、動こうとしない 体の大きな子供に、カインは小さく苦笑しながら あやすように背中をなで続け、好きなようにさせてやったのだった to be … ? 前ページ次ページ連載 - 我が願いに踊れ贄共