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神無月の巫女 エロ総合投下もの 前世の銀月 「姫子…さま…?」 一体どういう事なのだろう。 千歌音はただ、この時間に室へ来い、と姫子に告げられただけだ。 そして、室の襖を開いただけなのに。 そこには、服の乱れた二人の女性。 方や千歌音の愛する、千歌音を愛する、この邸のお嬢様である姫子。 方や邸の下女でありいつも明るい千歌音の友人である、真琴。 明るい真琴の瞳からは光は消え失せ、どこを向いているかわからなかった。 その茶色の艶やかな髪を梳きながら、姫子は薄い笑みを浮かべた。 「遅かったわね、千歌音」 姫子の声がやけに頭に響く。 痛い、と千歌音は思った。その鈍い痛さで千歌音の思考はさらに混乱する。 「な、にして…」 「見てわからない?」 わからないわけがない…わかりたくないのだ。 自分が一番愛する人と自分が一番信頼する人が―― 「愛し合っているのよ」 頭痛が酷くなる。なんで、どうして。そんな疑問系の文ばかりが脳に浮かぶ。 どうしてなのだろう、どうして姫子はこんな事をしているのだろう、どうしてこんな事を言うのだろう。 どこか自分に至らない点があったのだろうか、もしくはなにか機嫌を損ねるような事をしてしまったのだろうか。 兎に角千歌音は、目の前の光景が信じられなかった。 「千歌音、私は…」 はっ、と千歌音が我に返ると、姫子は真琴を横にさせ立ち上がっていた。 「私は、……女性が大好きなの」 姫子は思わず「千歌音が」と言いそうになったのをぐっと堪える。 呆然と立ち尽くしている千歌音の目は大きく見開かれていた。 「女性の柔らかな体が好き」 (千歌音の柔らかな体が好き) 「女性のしおらしい笑顔が好き」 (千歌音のしおらしい笑顔が好き) 姫子は「千歌音」を「女性」と変えながら語り続ける。――溢れ出そうな涙を堪えながら。 「女性の豊かな胸が好き。女性の艶やかな髪が好き。女性の薄い唇が好き。女性の汚れのない涙が好き。全てが愛おしいの」 千歌音はまだ立ち尽くしたまま何も言わない…いや、何も言えないのだろうか。 「千歌音、もしかして私が貴女だけを特別に愛していたとでも思っていたの?」 「…!」 ゆっくりと進めていた足が、千歌音の目の前に着く。 姫子は微笑みながら、千歌音の腰をそっと撫でた。 「ん…っ!」 「そうね……千歌音は他の者と比べて特別敏感ね」 くすくすと笑いながら千歌音の腰を撫でた手を、更に下へ滑らせる。 その瞬間、強い衝撃と共に姫子の体が仰け反った。千歌音が姫子を思いっ切り押したからである。 しかし、非力な千歌音の力では体を引き剥がす事など到底できない。 細い体、か弱い力。こんな子にあんな重い運命を背負わせるだなんて、少なくとも姫子にはできなかった。だから、少しでもその荷が軽くしてあげたい。 その為の手段など、選んではいられないのだ。 「貴女が…そんな、」 「驚いた?でもこれが現実なのよ」 千歌音の瞳に浮かぶ涙。拭ってあげたいけれど、多分、もうできない。 千歌音の肩の荷を軽くしてあげる方法。 それは――…… 姫子は泣いている千歌音の頬を手で固定させ、半ば強引に口付けた。 容赦なく舌を入れる。 「ん…、っ…んんー…ッ!」 千歌音の姫子の衣を掴む手が、僅かに震えているのがわかる。 (そういえば千歌音は、いきなり舌を入れると怯えてしまうのよね。 だから、いつもはゆっくりと入れるのだけれど) 「ん、んく……っ、ふぁ…」 そっと唇を離すと、千歌音の既にとろけているようだった。 ぐっと千歌音の衣を引き、床に押し倒す。 千歌音が僅かに呻いたようだが、構わず衣を剥ぐ。 「やだっ、やだやだ…!やだぁぁ…ッッ!」 ポカポカと姫子の背を叩く千歌音の手。 その力は痛くもなんともないのだが、その時の姫子にはとても痛く感じられた。 (千歌音…ごめんね) できることなら、今すぐこんな酷いことを止めて、千歌音を抱きしめて、大好きだと囁きたい。 泣いている千歌音の頭を優しく撫でてやりたい。 しかし…もう、それは叶わない願いだということを姫子だけが知っていた。
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神無月の巫女 エロ総合投下もの リレーSS 「どうしたの?千歌音ちゃん恥ずかしいの?私は平気だよ」 「やっ・・・あっ!!こ、こんなと・・・っ」 「ふーん、やっぱり宮様は人目が気になるのかな?」 千歌音の身体にいやらしく障りながら微笑んだ姫子は。 恥ずかしいのか赤面する千歌音を可愛いと感じて微笑む。 抗議を封じるように千歌音の唇を唇で塞いだ…。 外の寒気に晒されていた千歌音の唇は少し乾いていたが、舌で舐めるとすぐに潤いを取り戻した。 無防備に開かれた口内へ舌を侵入させると千歌音の体はふるっ、と震え、姫子の肩を押し返す力を強くする。 しかしその行動は姫子の加虐性を擽るだけだった。 姫子は千歌音の腰を引き寄せていた両手の片方…右手で千歌音の顎を掴み、更に舌を押し進める。 「…んんっ、…ふ、…!」 呼吸をさせるために唇を少し離すと甘い吐息が漏れ、角度を変えてまた唇付ける。ツ…、と千歌音の口の端から唾液が流れた。 唇を十分に堪能し、唇を離す。 千歌音の呼吸は荒かったけれど、姫子は次の行動に移ることにした。 千歌音は鍛えているのだから、抵抗される前に早く体に快感を与えなければならない。 姫子が我慢できない、という理由も多少はあるが。 左手を衣服の中に潜り込ませると千歌音の体は大きく跳ねた。 「やっ、姫子…手、冷た……っ!」 「大丈夫…すぐに暖かくなるよ」 「千歌音ちゃんの背中 あたたかいよ…」 直接素肌に感じる手は冷たいけれど、 間近で呟く姫子の吐息は甘く甘く、どこまでも甘く―――― これが唯のじゃれ合いなのかそうでないのか。 とろとろに溶かされた頭で千歌音が量りあぐねている最中にも姫子の愛撫はとまらない。 気づいた時にはもう片方の手もキャミソールの内側から背後に回され、 姫子に正面から抱きとめられる格好に千歌音はなっていた。 肩口には何よりも愛しい姫子の頭が乗せられがっちりホールド。 「ひめ…こ…」 身体中で感じる想い人の匂い、温もり、柔かさ。 名前を呼ぶ事しかできない。言葉を紡げない。 「千歌音ちゃん…もっともっとあったかくしてあげる…」 頃合とみて姫子がほんの少し体をあずけるとそれだけで千歌音は膝からくずれ落ちた。 「姫子…?何、するの?」 「どんなに冷たい風が吹いても私があたためてあげるよ。 いっぱいいっぱい千歌音ちゃんを抱きしめて、撫でて、それでね……」 うっとりとした顔で千歌音の服を脱がし下着に手をかける姫子。 童話と違い、このお日様は北風より少々強引らしい――――――― 「やっ・・・!!」 下着に手をかけてきた姫子にドキリとし声を上げる千歌音。 「ひ、人が来るわ…」 「私は平気だよ、私達の関係を皆に見せ付けてあげようよ」 と、無邪気な笑顔を絶やさない姫子。 「もうやめっ…」 と姫子を強引に引き離そうとしはっとする。できないわ… この世で一番愛しい存在のお日様に対してそんな乱暴なことは…。 「うふふ…」 相手の心を知ってか知らずか、目に涙を浮かべ大人しくなった千歌音を観て微笑む姫子。 「いやっ、姫子…やだ…ぁ……っ」 「千歌音ちゃん、可愛い…」 「…あ…っ……」 ほんのり頬を染めた姫子が千歌音の衣服を上に捲る。 冷えた空気に、下着に支えられた豊かな胸が晒される。 このままでは本当に外で始められてしまう。そう感じた千歌音は最後の手段に出た。 「……めこ、は…」 「え?なぁに、千歌音ちゃん」 「…姫子は、私のこんな姿を他の人に見られても平気なの…?」 上目遣いでそう言うと姫子は硬直し動かなくなってしまった。 心配になった千歌音が恐る恐る声をかけると、姫子は突然千歌音を抱き上げ近くにあった神社の中へと連れ込んだ。 姫子は千歌音を壁に寄りかかる用に座らせ、唇を重ねる。 「はぁ…、ごめんね千歌音ちゃん…。私、もう我慢できない」 千歌音の最後の手段は、見事な逆効果だった。 唇を塞がれているため声を発することはできないが…。 千歌音は積極的な姫子に戸惑っていた。 「ちゅ…んっ…」 「ん…ごめんね、千歌音ちゃんは宮様だもんね、皆に見られたりしたら…まずいよね」 長いキスからは開放されたものの。 首筋を優しく舐められ…ちゅっ…ちゅっとキスされまともな声は発っせられない。 「あんっ…い、いやっ…!ど、どうして…こ、こんなこっ…と」 千歌音の唇が欲しくなったのか再び顔を上げる姫子。 姫子の顔に手を上げ抵抗しようとしてきた千歌音の両手を畳の上に押さえつける。 「ひ…ひめ…こ」 「千歌音ちゃん…大人しくしてね…くす」 姫子の無邪気な笑いに呆然とした千歌音は。 気づいたときには姫子に舌を入れられそのまま畳の上に押し倒されていた。
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SB/067 R “シャイニング・フォース” 龍那/白龍の巫女 女性 パートナー “シャイニング・フォース” 剛龍鬼/竜鱗の守護騎士 男性 レベル 2 攻撃力 2500 防御力 5000 【新たな「シャイニング・フォース」が結成された……ということのようですね】《ココロ》《回復》 【永】〔ベンチ〕あなたのエネルギーがすべて【レスト】しているなら、このカードと、あなたの手札とリタイヤ置場のカードは相手の技に選ばれない。 作品 『シャイニング・ブレイド』 関連項目 “シャイニング・フォース” 剛龍鬼/竜鱗の守護騎士 《ココロ》 『シャイニング・ブレイド』 作品名に“シャイニング”を含むカード
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神無月の巫女 エロ総合投下もの 鬼畜宮様 ベッドの上で肩を寄せ合いながら話している二人。 「最近乙羽さんと仲が良いみたいね」 「え?あ、う、うん…よく玉子焼きの作り方教えてもらってるの」 「そう…最近はいつも一緒に居るものね、乙羽さんと話してるときの姫子楽しそうだもの」 「そ、そうかな?でも、うん…だって乙羽さんって美人だし優しいし…私、尊敬してるの」 「そう…で、昨日は二人でどんなことをしていたの?」 それまで優しく微笑んでた千歌音の顔が冷たくなる。 「え?」 「昨日よ、二人でお留守番してたわよね?貴女のことはあの人に任せておいたもの」 「ど、どんなことって…」 「こういうことよ」 会話を中断するように姫子を押し倒し覆いかぶさる。 「し、してないよそんなことっ!私、千歌音ちゃんのこと好きなのに…」 「そうかしら?最近は貴女の心が私よりあの人に向いてる気がするの」 「そんな…酷いよ」 しかし、姫子の言葉など通じないのかパジャマの胸元に手をかけてきた。 上から順に千歌音の手がボタンを外していく。 「だ、駄目だよ…私、千歌音ちゃんこと好きだけど、いまはそういうことしたくないよ…」 「ほら、嫌でしょ?でも乙羽さんになら…されても嬉しいんじゃないの?」 「ち、違うよっ!千歌音ちゃんどうしちゃったの?いつも言ってるよね、私、千歌音ちゃんのこと愛して…ん」 「ん……んんっ!!」 姫子の言葉をキスで強引に塞ぐ、その最中にもボタンは全て外されパジャマが脱がされる。 そのままキャミソールもたくし上げられ姫子の乳房が露になる。 「んふふ…好き、好きよ姫子…貴女のこと誰にも渡したくないの、わかるでしょ?」 「い、嫌だよ…いま、そんなことしたい気分じゃないよっ」 「いつも言ってるでしょ、貴女は私のものだって」 そう告げると千歌音はためらうことなく乳首に吸い付いた。 「や、やだっ…ひゃあ、千歌音ちゃん…っ」 姫子の乳房を容赦なく何度も揉みしだく。 こんなことを乙羽さんと?とんでもない。 姫子が体を捧げたい相手は目の前の人だけだ。 一度たりとも他の人間に目が行くなんてことはない。 学校では他人のふりをしているけど…。 いつのまにはズボンも脱がされていた。 「優しくしてあげるわね…脚を開いて頂戴」 「やだ、やだようっ!」 千歌音に抱かれたいときは同意の上がいい。こんな無理矢理は嫌なのだ。 相手は姫宮のお嬢様でもあるし…姫子なりに雰囲気も欲しい。 姫子は逃れようと必死に抵抗するが千歌音に両手首を左手一本だけでいとも簡単に封じられてしまう。 千歌音は弓道やピアノなどで鍛えているため腕や指の力が強い。 女同士とはいえ非力な姫子とでは力の差は歴然だった。 そして、千歌音の手が姫子の太ももを開きショーツの上から姫子の大切なものに触れてきた。 「やぁっ……だめ、触っちゃ………っ!」 千歌音に割れ目を指でさすられ痙攣が起きた。 「ふふ、姫子…少し濡れてきたわ」 再びショーツの中に指が入る。そのまま粘膜に触れられ姫子の全身が震えた。 押さえられた手から逃れようと両手に力を入れるが千歌音の左手はびくともしない。 両手を封じられた状態の姫子はされるがままである。 「好き、好きよ姫子……」 「わ、私だって好きだよ…でも、こんなこと…や、やめようよっ!」 千歌音の手が陰部から離れ乳房に触れる、まじまじと見つめられ真っ赤になる。 姫子がこの世で一番大好きな千歌音が自分の乳房二つを見てるのだ。 入浴時やいつも抱かれているときとは違う、こんな恥ずかしいことを経験したことはない。 「私、姫子の体の全てが好きよ…」 千歌音は自由の利く右手で乳房を掴むとしゃぶり始める。 「あぁっ……それは、んふぁっ」 何度も何度も乳首を口に含まれると段々と大きくなっていく。 千歌音は満足したのか下半身に降りて…今度はショーツを外した。 「ち、千歌音ちゃん…」 「これも私のものよ、そして…この場所を見れるのも私だけ…ふふ、音を聴かせて頂戴」 「え?」 千歌音は人差し指を割れ目の中に差し込んでグルグルと回転させた。 そしてじゃぶじゃぶと水が蛇口から勢いよく溢れるような音を聴いた。 「いい音だったわ…そうだわ、念のために確認するわね」 千歌音の指が色んな部分をかきわけながら女肉に伸びたが。 まだ綺麗なその場所に汚れたものの侵入の痕跡がなく、無垢であることがわかった。 「よかったわ、心配してたけれど、まだ誰ともしてないみたいね…」 「し、してないよ…乙羽さんとそんなこと」 「そう、ならいいわ、信じてあげるわ…疑ったりしてごめんなさいね…姫子、くす…」
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書籍情報 あらすじ 既刊一覧 関連リンク 書籍情報 タイトル しにこん! 著者 ぶんが秀徳 イラスト 櫻木 けい 出版社 KADOKAWA/エンターブレイン レーベル エンターブレイン Nコード N9303BO 連載開始 2013年 04月02日 備考 Web版タイトル「しにこん~死と婚活の巫女は理想の勇者とゴールインしたい~」 あらすじ 冒険と妄想が同時進行する婚活ファンタジー、開幕!世は百年に一度の神話祭。 巫女と勇者が各地を巡り、世界の理を保つ一大イベントを前に、 神秘と慈愛に満ちた巫女・マリアベルの心も静かに高鳴っていた。 あるときは、弱き者に救いの手を差し伸べ。 (そして、フラグを立て--) あるときは、悪しき者に勇気を持って立ち向かい。 (そして、フラグを立て--) あるときは、凶暴な獣を加護の力で討ち払い。 (そして、フラグを立て--) あるときは、神の導きを受けて秘境へ赴き。 (そして、フラグを立てて! 立てて立てて!) 絶対に勇者とらぶらぶちゅっちゅするんだから!――と。 これは、のちに『神殺しの大勇者』と呼ばれる少年と、 『死と誕生の巫女』と呼ばれる少女の、不純と覚悟と冒険に満ちた物語。. 既刊一覧 タイトル 発売日 分類 ISBN 値段 詳細ページ ストア ランキングデータ しにこん! -死と婚活の巫女は理想の勇者とゴールインしたい- 2014年 05月31日 一般書 978-4-04-729563-6 1,000円 エンターブレイン Amazon ebten 書籍データ しにこん!! -死と婚活の巫女は山脈を越えて病に挑む- 2014年 10月31日 一般書 978-4-04-729934-4 1,200円 エンターブレイン Amazon ebten 書籍データ しにこん!!! -死と婚活の巫女と神殺しの大勇者- 2015年 08月31日 一般書 978-4-04-730455-0 1,600円 エンターブレイン Amazon ebten 書籍データ 関連リンク Web版 「しにこん~死と婚活の巫女は理想の勇者とゴールインしたい~」
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「何を求めてるんや?色んなもん取り扱ってまっせ!」 銭亀の神装巫であると共に女商人巫女として日本では有名な春夏冬亀子は、白地に金の刺繍の入った和装に身を包む少女に声をかけた。 「知り合い、白瀬狐さんへのみやげ物です。『カミガカリ』へ勧誘したのですけれど、やっぱり断られてしまいまして」 問われた少女、白波皐月は残念そうに肩をすくめて答える。 『カミガカリ』とは日本神話を主にしたグループであり、白波皐月も所属している箱である。厳密には神話ではない、白蛇の巫女も入れる辺り『カミガカリ』の所属基準は緩めではある。なので、神獣、神の使い繋がりのソロであった白瀬狐を誘ったのだが、目論見は外れて芳しい結果は得られなかったのであった。 「うちも含めてグループ入らへんのは多いからなぁ。断られるのはあるやろなぁ。巫女連盟と繋がりさえありゃあんま困ることもあらへんし、自由にできるねん。それとなぁ後ろ盾があれば余計にやろうなぁ、つねにどっかが守っとる巫女は巫女狩りも狙いづらいねんから。うちみたいにずっとまちなかにおるんも、住民の被害気にせんやつか、隠密特化くらいやろ狙えんのは」 巫女狩りというのは『モノリス』なる巫女団体を指す。 彼女達の掲げる目的、巫女を一人まで間引いて、その一人を最強にするという理念により自分たちの同様の存在である巫女に危害を加えてくる危険な組織である。 また、後ろ盾というのはそのままパトロンやスポンサーの意味を示す。 多く巫女はグループで活動するが、皐月が誘おうとした白瀬狐のようにグループには所属していない者もいる。彼女の場合は巫女研究所内の新装巫女研究科とでも言うべき場所がそれに当たる。 「知ってはいました。前も誘いましたけど断られましたから。最近『モノリス』が活発になっていて、神装巫女研究所を襲うという噂もありましたから、誘ったのですけれどやっぱり同じでした」 「なるほどなぁ、『モノリス』の活発化なぁ。うちが今度調べとくわ。そんでそんならこのへんやろか」 亀子は巫女の作った様々な物品棚から取り出す。 「電話や通信系は持っとるやろうし、爆弾使いと聞いとりますから爆弾関連はあるやろから、とりあえず使いやすい消耗品類やなみやげとしてもラッピングしとけばきれいやし!比較的万能のもあるで!あとうちのお手製銭亀やな!金運上がるで!」 いくつかの商品を見てから皐月は使いやすそうな薬を指差し、 「それにいたしましょう。あと銭亀もお願いいたします。それとラッピングもお願いいたします」 「まいどあり!」慣れた手つきでラッピングをし、皐月へと手渡した。 「本日はありがとうございました、また、よろしくお願いいたします」 そう言って手を振り市場から皐月は去っていった。
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https //bbs.animanch.com/storage/img/2089533/47 モチーフ 祭り 危険度 D 能力 巫女以外の周囲の生物は高揚感に包まれ全力で歌い踊り始める。時間が経過すると範囲が広がり、死体や植物、無生物なども動き始める。能力の対象は疲れ果て、肉が裂け、骨が砕けようとも踊りを止めない。 3匹のドラゴンが合体している異形のドラゴン。予兆なく現れ周囲に甚大な被害をもたらすが、自発的に攻撃することはない。 周囲に被害を出すことで巫女を誘き寄せる。 妙な性質があり、巫女が目の前で歌うとおとなしくなり能力が弱まる。しばらく披露し続けるすると突然その場から消える。消えるまでの時間は歌のレベルが高いほど短くなり、踊りを同時にするとさらに短くなる。 ただし、微妙な歌を聞かせると巨大な金属音と共に周囲一帯を消し飛ばし巫女を捕食する。上手くてもなんか気に食わない部分があってもそうなる。 また、こちらから攻撃しなければほぼ何もしないが、一度攻撃すると手のつけようもないほど暴れ始める。討伐しようとすると無駄に人的・金銭的被害が増えるだけなので、戦闘行為は禁止された。 出現事例 一度目:青森県に出現。過去に事例がない龍のため経験の多い巫女二人が対処。 対処法が確立していなかったため巫女が先制攻撃し、金属音による反撃が行われた。対処にあたった巫女二名は死亡し、うち一名が捕食される。 危険度がBに設定された。 二度目:石川県に出現。一度目の事例より戦力の不足が予想され、熟練の巫女八名による同時攻撃が行われた。反撃により六名が死亡し一名が捕食される。これにより『一度の出現につき一人しか捕食しない』という性質が明らかになった。 危険度はAに格上げされ、Sへの変更が議論される。 三度目:淡路島に出現。新人巫女一名が投入された。対処した巫女は恐怖で行動を停止し、攻撃をしなかった。淡路島の約半分が能力の範囲に覆われた後自然消滅した。能力は解除された。 四度目:岩手県に出現。付近でライブをしていた巫女が範囲に巻き込まれファンが踊り始めるも、ライブ会場ゆえに気づかず。 この際能力の範囲が広がらず縮小していることが確認される。 ライブ終了時に自然消滅。 五度目:東京に出現。甚大な被害が予想されるため攻撃禁止命令が出される。新人巫女一名が投入され、三面龍の正面でライブを行う。能力の範囲は縮小し、出現から12分後に消滅。 これにより対処方法が確立され危険度はCに変更。その後Dに変更された。 〜 十二度目:北海道に出現。偶然近くに出現した龍の攻撃が命中し、金属音による反撃が行われた。攻撃した龍は消滅し、対処にあたっていた巫女一名が死亡した。この反撃後の捕食は行われなかった。 この事例より、付近に別の龍が出現した場合危険度がBに格上げされることが決定された。 十二度目の出現以降、金属音による反撃はほぼ行われていない。
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神無月の巫女 エロ総合投下もの 幸せ家族計画 結婚記念日編 「面白かったね、千歌音ちゃん。」 「そうね、でも姫子は途中で眠ってたけれど…」 姫子が退屈しないように、映画を慎重に選んだつもりなのだが、やっぱり姫子は眠ってしまった。 「う…で、でも途中でちゃんと起きたよ。千歌音ちゃんも、起こしてくれればよかったのに…」 「ふふっ…ごめんなさい。つい、姫子の寝顔が可愛くて…」 そう言う千歌音も実は映画をあまり見ていない。 自分の肩に、姫子が寄りかかっていたからだ。 結局、映画よりも姫子の可愛らしい寝顔に気をとられてしまい、あまり内容を覚えていない。 「も、もう…千歌音ちゃん…」 「さあ、行きましょうか。」 千歌音は、頬を染めて少女のように照れている姫子の反応を楽しみながら、次の場所へ向かった。久しぶりの映画やショッピングを楽しむ2人。 雛子や千羽が産まれてからは、ゆっくりと出かけるなんて暇はなかった。 今日は2人の結婚記念日。 雛子と千羽を姫宮邸に預け、久しぶりの2人っきりのデートをすることが出来る。 「わぁ…かわいい…」 姫子は、一軒のお店の前で立ち止まる。 「何か気に入ったのがあった?」 目をキラキラさせて、ショーウィンドウを覗く姫子。 「あ…ううん、そうじゃなくて…このお店…」 「入ってみましょうか?」 「あ、千歌音ちゃん…!」 千歌音は戸惑っている姫子の手を引いて、店内に入った。 中に入るとそこには様々な洋服が置いてある。 だが、よく見ると服のサイズが小さいようだ。 「あ…ここって…」 「ご、ごめんね、千歌音ちゃん…」 そこは子供服専門のお店だった。 どうやら、姫子は子供服に気を惹かれたらしい。 「せっかくのデートなのに…」 「ふふっ…気にしないで、姫子。」 いくら2人っきりのデートといっても、やはりそこは親だ。 預けてきた2人の子供達が、気になってしまうのは仕方ない。 「2人にも何か買って行きましょうか、お土産も約束してる事だし…」 千歌音は姫宮邸に2人を預ける時、いい子にしていたらお土産を買ってくると約束していた事を思い出した。 「いいの…千歌音ちゃん?」 「ええ、きっと子供達も喜ぶわ。」 「ありがとう、千歌音ちゃん…!」 笑顔になる姫子を見て、千歌音も自然と頬が緩んだ。 「きっと雛子と千羽、喜ぶだろうなぁ。」 夜景が美しいホテルのレストランで、姫子は絶景の夜景を見つめながら子供達の笑顔を思い浮かべる。 「ふふっ…そうね。」 千歌音は微笑んで、ワインに口をつける。 結局2人は、デートよりも子供達の洋服などを選ぶことに夢中で、沢山買い込んでしまった。 でもきっと、それでいいと2人は思った。 子供達にどれが似合うか服を選んだりすることは2人にとっては、とても幸せなことだった。 「千歌音ちゃん…ありがとう。」 姫子はナイフとフォークを置いて、千歌音を見つめた。 「姫子?」 「だって、千歌音ちゃんが私と結婚してくれて、子供達も産まれて、こんなに素敵なデート…すごく幸せなんだもん…」 「それは私も同じよ。姫子が側にいてくれて…子供達もいてくれて…ありがとう、姫子。」 「千歌音ちゃん…」 千歌音はそっと姫子の手に、自分の手を重ねた。 「今度はみんなで出かけましょうか?」 2人で腕を組み、涼しい秋の夜風で酔いを覚ましながら歩いていると、千歌音が不意にそんな事を口にした。 「そうだね!きっと楽しいだろうな。」 「どこがいいかしら?まだ2人は小さいし、やっぱり遊園地かしらね?」 「……」 「姫子…?」 突然、姫子は立ち止まって組んでいた腕を離す。 「あの…千歌音ちゃんは遊園地でもいいの?」 「え?」 「だって…私、千歌音ちゃんの気持ち知らないであの時…」 きっと姫子はソウマとのデートの事を言っているのだろう。 あの時、姫子は千歌音の気持ちも知らないでデートに行ってしまった。 まだ気にしているのだろうか。 「もうそんな事、気にしてないわ。」 「でも…」 「ほら、顔を上げて。そんな顔していたら、子供達が心配するわよ。」 「うん…」 姫子は俯いていた顔を上げて、千歌音の顔を見ると優しく微笑みかけてくれた。 「さぁ、行きましょう。」 「待って、千歌音ちゃん…」 「ひめ…?」 突然姫子に腕を掴まれ、千歌音が振り返ると姫子の顔が目の前にあった。 「ん…」 「姫子…」 重ねられた唇を少し離して、互いの瞳を見つめ合う。 「愛してるよ…千歌音ちゃん…」 「私もよ…姫子。」 2人は微笑み合って、再び唇を重ね合う。 幸せな結婚記念日も、もうすぐ終わる。 でもまた明日から始まる慌ただしい日々は、きっと今日以上に幸せだろう。
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神無月の巫女 ハアハアスレ投下もの ~ある日の千歌音ちゃんの行動~ 「あのね、今日マコちゃんちに泊まるから」 週末を姫子と楽しく過ごす妄想をしていた私の打ち破ったその言葉 私は思わず側に居た編集長の頭を掴んでいた…コイツ、ヅラだったのね 泣くんじゃないわよ、ハゲ そう…そういえば早乙女さんは寮を出て、ひとり暮らしを始めたそうね それで姫子を連れ込んでイチャイチャするつもりなのね… 「あの…千歌音ちゃん、行ってもいいよね?」 ああ…姫子、小動物のような可愛い表情をしてそんな事言わないで 私はあなたがしたい事を止めたりなんてしないから…決して しかし迂闊だったわ…ここのところあのクソエロ親父にばかり気を取られていて、早乙女さんの方はすっかりノーマークだった 「あの、千歌音ちゃん…編集長の鬘…窓から放り投げたら可哀想じゃない?」 私は動揺していた… 「まさかとは思うけれど…」会社を出て早乙女さんの部屋へ向かう姫子を見送る 「その、いきなり大家さんになってたり、ピザ屋の配達の人になってたり、新聞の勧誘員の人になってたりしないよね?」 …あら、ニブチンの姫子にしたらいい勘してるわね バレバレじゃないの、私の行動 さすがに私の姫子だわ 成長したのね さて、困ったわね…どうしようかしら? (千歌音ちゃんはとりあえず姫子を尾行中です) 姫子は駅前で早乙女さんと待ち合わせをしていた (私はこの間、公衆電話のボックスと一体化、完璧な成りきりよ) その後、二人でスーパーでお買い物ね…まるで新婚さんみたいじゃないのっ…悔しいわ (私はこの間、ワゴンセールのおつとめ品と一体化…さすがにこれは無理があったみたい…あやうく警察を呼ばれそうだったわ) 買い物の後、早乙女さんのアパートへ向かう二人…ここなのね そう、そこが二人の愛の巣になるのね 「目標捕捉、ターゲットにロックオン!!」 潜んでいた精鋭部隊にロケットランチャーぶち込むのを必死に止められたわ…いけない…私ったら冷静さを失うところだったわね 明りのついた部屋を見上げながら、私はアパート前の空き地に佇む 時折、漏れてくる姫子たちの楽しそうな笑い声… 私は…草むしりを始めていた 「グッスン…いじけてやるぅ」 同情してくれたのか、精鋭部隊の面々も草むしりを始めたわ あなたたち…ごっつい顔してるけれど優しいのね…暫くしたらすっかり空き地は綺麗になった… よくわかんないけれど、近所の老人からお礼言われたわ きっといい事をしたのね さぁ、撤収するわよ…姫子の時間を私が邪魔するなんてことはしてはいけなかったのよ… そう…姫子の笑顔は私だけに向けられているものではないのだから… 良く働いてくれた精鋭部隊を我が家に招いて慰労会を行ったわ ( ゚∀゚)アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \/ \もうヤケだわ 無礼講よーっ どんどん呑みなさい …もうみんなべろんべろんよ、どんどん倒れていく チッ男のくせにだらしないわね (*`Д )ゴルァ!!もっと酒もってこーい…なんか虚しい… 姫子がいないとこんなにも寂しいなんて…泣けてくるグッスン… 「千歌音ちゃん…こんなところで寝てると風邪ひくよ」 あれ?姫子なんで戻ってきたの?今日は早乙女さんのうちに泊まるんじゃなかったの? 「やっぱり千歌音ちゃんが心配だったから戻ってきちゃったよ…やっぱり千歌音ちゃんと一緒の方がいい」 ひ、姫子おぉぉぉっっ。゜゜(´□`。)°゜。 しっかりと抱き合う私達… 顔が赤くなったり、蒼くなってフラフラ状態の精鋭部隊から拍手がおこった あら、ありがとう…これも大円団ってヤツ? 「で…千歌音ちゃん、その黒い人たちって一体何なの??」
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空を飛ぶ地底の巫女/Flying Subterranean Miko 空を飛ぶ地底の巫女/Flying Subterranean Miko(1)(W) クリーチャー - 人間・巫女 カードを1枚捨てる:空を飛ぶ地底の巫女はターン終了時まで+1/+1の修整を受けるとともに飛行を得る。 2/2 参考 地霊殿-コモン