約 1,924,216 件
https://w.atwiki.jp/blueneet/pages/39.html
vippears (appears/浜崎あゆみ) キモヲタ達は とても幸せそうに ネットつないで遊んでいるからね まるで3次元(リアル)のことが 上手く いってるかのように 見えるおね 真実(ほんとう)は2次元しか知らない 初めてのスレにはたくさん VIPPERが乗ってくれた Part2のスレには馴れ合いや ホッシュッシュが増えてった Part7のスレッドで 1000行かずdat落ち そんなVIPのパートスレまた始まった VIPPER達は とても幸せそうに スレ開いて馴れ合っているからね まるでVIPのことを 全て 知ってるかのように 見えるおね 真実(ほんとう)は駄スレしか知らない Part10のスレッドでコテが 嫌われ人稲なって でも惰性で続けよぅとする VIPPERに引いていたよね それから何個目かのスレを飛びこえて VIPのクオリティーさえ下げていたよね 黒く輝く 竿がとても大好きで オナニー し過ぎて曲がってきたお 今年の冬は童貞をなくすかな 捨てれるかな 言えるかな 言えなかった メリークリトリスを 糞規制のかかったVIPを一体 何度位やめようとした?VIPPER達 キモヲタ達は とても幸せそうに ネットつないで遊んでいるからね まるで3次元(リアル)が そうまるで何もかも 全てのことが 上手くいっている かのように 見えるおね 真実(ほんとう)の ところなんて 2次元もわからない
https://w.atwiki.jp/mh_rifujin/pages/139.html
Q: 428 ヽ(`Д´)ノ ウワァァァン 2007/11/27(火) 02 08 57 ID ovL3usth ボウガンとか言いつつ普通に銃です。 なんかリボルバーが有ったり弦が無かったりします。 そもそもボウガンは撃つ度に装填しないといけないはずです。 理不尽すぎて僕と本物のボウガンは 毎夜ベットに入ってから眠るまで涙目です。 A: 429 ヽ(`Д´)ノ ウワァァァン 2007/11/27(火) 02 21 42 ID xQh7TKXs 428 昔、信長は鉄砲隊を3列に分けて、 1列目は、鉄砲を発射、2列目、3列目は待機 と言う風にして、ほぼ絶え間なく鉄砲を撃ったそうです。 同様に、撃った瞬間に次の矢を装填しているのです。 鉄砲を日本に伝えたのは西洋ですね。モンハンの世界も西洋風味です。 そのため、装填する所が分からないほど連射できる銃を開発することなど、 まさに朝飯前なのです。 431 ヽ(`Д´)ノ ウワァァァン 2007/11/27(火) 04 19 02 ID MHxMdaF/ 428 モンハンのボウガンは銃も含め個人携帯火器の総称です。 もともと弦の力で矢を直接打ち出していたボウガンですが 技術の進歩により弦など撃鉄代わりにし火薬の爆発の圧力で 矢を撃ち出す方式に変わった今でも通りのよいボウガンと一般的に呼ばれ続けられています。 わかりやすく言うと団塊世代がよくつかうファミコンと同じ様なものですね。 違いがいまいち解らないのです。 ボウガン
https://w.atwiki.jp/kt108stars/pages/7358.html
727 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2012/05/11(金) 01 57 34.98 ID ??? 昼頃の戦術の話で思い出した報告 ARA2Eで、防御特化戦士、ガンナー、魔法使い、アルケミストの4人パーティでの話。 シナリオ内容は爆破テロ組織の壊滅。 上手いこと敵に見つからずに敵のアジトに侵入したパーティだったが、 「このまま見つからなかったら一気にボス倒しちゃおうぜ!」「爆薬庫に時限爆弾仕掛けてかえろうぜ!」などPLが話しているのにまずGMが難色を示す。 その後も発見されずしばらく探索を続け、パーティは爆薬の製造の資料等が置いてあるらしい書庫を見つける。 罠が無いかのチェックに成功し、じゃあパーティ全員で本棚を調べるか、と達成値を振ると、ここでGMトラップが炸裂。 「本棚が腐食していたから達成値の低かった(否ファンブル)奴は本棚を倒してしまうよ」とドンガラガッシャン。 音を聞きつけた敵がわらわらと押し寄せて来て、結局アジトにいた雑魚全員と戦うハメになってしまう。 加えて、当日一人ドタキャンしたのにバランスが調整されていないせいなのか、敵の数がかなり多く、 雑魚戦が終わった時にはインタラプトやフェイトなどのリソースをほぼ使い果たしていた。 パーティは話し合いの末撤退しようとするが、GMは「後ろの扉がロックされていてボスを倒さないと帰れない」とそれを拒否。 仕方がないので「GMが進めって言ってんだからそう無茶な事にはなるまい」とボス部屋に進む。 →続く 728 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2012/05/11(金) 02 10 35.58 ID ??? 結局ボスも調整された様子は無く全滅ENDか 729 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2012/05/11(金) 02 17 10.60 ID ??? 書き忘れたけどPCのレベルは6~7です。 →続き そこで出てきたボスは、PC作成ルールで作った高レベルのガンナーとレンジャーの二人 敵の攻撃力が相当に高い上に2人ともインタラプトを持っているので思うように行動できず、まず味方のガンナーが気絶してしまう。 それでもなんとかアルケミスト(敵)を倒し、ガンナー(敵)にもだいぶダメージを与え、ようやく勝ち目が見えてきたかという所でまたもGMの戦術が発動。 「敵のガンナーはピンチになって錯乱しました」といままで起きてる味方しか狙わなかった敵ガンナーが急に気絶した味方ガンナーを対象に含め「止めを刺す」宣言し始める。 そして気絶したガンナーをカバーリングする為に魔法使いが犠牲となり、 最後の望みをかけたアルケミストの攻撃も敵ガンナーはクリティカルで回避。 GMは「本当にクリティカルだよ。ホラ」とマスタースクリーンの裏のダイズを見せてくれるが、 フェイト入れて5Dも降ればそりゃクリティカルも出る。 結局GMは「止めを刺す」宣言を続け、かばうかばうでパーティは全滅。当然フォローもなしで持ち回りGMでやってたキャンペーンはお流れ。 シナリオ終了後、「なんであんな事したんだよー」とPLがGMに文句を言うと、 GM曰く「あのままやられたら盛り上がらないと思った。ガンナーが自分が犠牲になると言うと思った。」 人質作戦については「敵ができる戦術を取ったって別にいいよね」 敵の強さについても「パーティが消耗してたから体力下げたし、最後のアルケの攻撃が命中してれば勝てたんだから事故」と譲って聞かない。 キツイバランスや犠牲展開を悪いとは言わんが需要が無いのに押し通そうとするのはやめてくれー。 730 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2012/05/11(金) 02 22 47.76 ID ??? 728 調整はされたかも。PCが絶対に勝てないような上方修正でw 731 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2012/05/11(金) 02 27 06.12 ID ??? 729 人質作戦に関しては、「人質を守ったら人質諸共全滅する」様な状況なら 見捨てるのが正解じゃないか? 732 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2012/05/11(金) 02 30 40.32 ID ??? 731 PLが1年3人で死んでたガンナーが3年の先輩でTRPG初心者。 「死んでください」なんて言えないよ。 733 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2012/05/11(金) 02 45 28.75 ID ??? 倒れている味方ガンナーを遮蔽物の陰まで引きずっていくとか、 入って来た扉から隣の部屋まで引きずっていくとかも無理だったのか 734 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2012/05/11(金) 02 52 27.96 ID ??? 729 プレイ中~ GM「ガンナーは錯乱して、気絶したPCも狙うようになったよ」 プレイ後~ GM「気絶したPCを狙う戦術を取ったって別にいいよね」 別に気絶した敵狙うのもいいし、使える戦術使うのもいいけど、錯乱してるのに戦術どうこうとかどうなの…… 735 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2012/05/11(金) 03 27 34.21 ID ??? 戦術どうこうじゃなくて「PCが楽をするのが許せねぇ」みたいなタイプの困GMだったんじゃなかろうか。 別に極端なマンチ行為をするわけでもなくても、戦術が上手かったり、ダイス目がよかったり、GM側の想定が甘かったりしてPCがショートカット気味になっちゃうのが嫌な奴。 少し前に居たあの、「創意工夫とか戦術でショートカットするのはずるい」みたいなこと主張してた子みたいな感じの。 棚が倒れていきなり配置されてた敵と戦闘の流れとか、上手いこと敵をかわされたのが悔しくて無理やり出したようにしか見えん。 最終戦闘も意趣返しというか、制裁してやる系の気持ちだったんじゃねぇかと勘ぐってしまう。 736 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2012/05/11(金) 03 29 45.78 ID ??? というか持ち回りキャンペーンで全滅させて救済しない奴ってすごいよな 737 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2012/05/11(金) 03 35 12.86 ID ??? 俺がPLならED終ったあとに「よし次回GM俺な 今回のことは夢オチだったってことで」 と真顔でいう 738 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2012/05/11(金) 03 46 57.97 ID ??? 735とほぼ同意見だが、端的に言うと想定してた流れにならないのが気に入らなくて ムギャオーしたんだろ。前の「ショートカットずるい」の人はそれでも「GMはPLに理不尽を 感じさせず、プレイを楽しめるようにするもの」って基本を守ってたらしいが、今回の困GMはなあ。 739 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2012/05/11(金) 05 17 14.46 ID ??? 後ろの扉ロックの時点で言い訳はできないだろうね。 GMが無理矢理戦わせると判断した時点で事故すらGMの責任。 スレ325
https://w.atwiki.jp/83452/pages/11499.html
1 2 梓→唯 2011/02/14 http //raicho.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1297620599/ 戻る 名前 コメント すべてのコメントを見る ラストの純に惚れたwww -- (名無しさん) 2011-12-25 09 53 08 純ちゃんいい子だな -- (名無しさん) 2011-10-30 19 51 50 あずにゃんが歌う冬の日も聴いてみたいな -- (名無しさん) 2011-03-18 02 31 20 結率が出てくるやつの人か まあ、よかった -- (名無しさん) 2011-02-21 16 05 41 ガチで澪&律な歌を、敢えて梓でやる勇気を買いたい。 -- (名無しさん) 2011-02-19 16 09 23 つつっく→くっつく ↓まちがいた… -- (名無しさん) 2011-02-19 13 35 03 この作者の過去の作品が続編みたいな感じだったから、唯梓でつっつくまでを書くのをやめたと言ってたけど ゆい「あの…入部希望…なんですけど…」の前の話という事にしていいと思えるけどなぁ -- (名無しさん) 2011-02-19 13 32 16 あずにゃんかわいいなぁ -- (名無しさん) 2011-02-19 12 56 26 アニメ中では澪が作詞だったからこの設定は筆者オリジナルですね。 -- (名無しさん) 2011-02-18 23 52 27 話は良いのに純の口調と「語彙力のなさ」が超気になる。それをいうなら「語彙の少なさ」です!! -- (名無しさん) 2011-02-18 18 51 12
https://w.atwiki.jp/night-horizon/pages/14.html
親子の人形 作詞◆37nzFhcDFY (愛を知れば、人間になれる。人形たちが語る、夢のような御伽話――) 目覚めたとき そばにいたのは 優しいお父様(パパ)だった 銀色の髪 優しい翡翠の瞳 私はとても幸せで いつもお父様(パパ)の側にいたいと思った 気づいたとき 世界にいたのは 可愛らしい娘(Maria)だった 黒色の髪 輝く瑠璃の瞳 私はとても幸せで 常に娘(Maria)を愛したいと思った お父様「Maria、君は幸せかい?」 Maria「ええ。私はとても幸せよ、お父様(パパ)。だって、お父様(パパ)と一緒なんですもの」 お父様「そう、か……」 Maria「お父様(パパ)は? 幸せじゃ……ないの?」 お父様「いや。私もとても幸せだよ、Maria。だって、娘(Maria)と一緒なのだから――」 (夢があるとすれば、唯一つ。人間に、なりたかった――) 愛を知りて 人間(I)に至る 物語の真理 酷く些細で当たり前の事柄 哀を知りて 人間(I)に至る 物語の真実 心を痛めぬ人間(ひと)などいない (幻想と現実の境目。 愛し合う親子。人に至るのはそう難しいことでは無い。 唯彼らには、人間で在り続ける為の物が足りなかった――) Maria「お父様(パパ)……大丈夫?」 お父様「大丈夫。大丈夫だよ、Maria。Mariaこそ、早くシチューをお飲みなさい」 Maria「駄目。駄目よ、お父様(パパ)。だって、お父様(パパ)が死んじゃうじゃない……!」 お父様「嗚呼、Maria……我侭を言わないで、さあ……」 Maria「お父様(パパ)…………」 (幾度となく流転する、紅と蒼。過ぎていく時間。 存在する以上朽ち果てるのが存在。そして、彼らは――) 嗚呼……ごめんなさい 私は駄目な人間(/人形)だったね それでも貴方は 愛してくれた 愛/哀を知ったから 私はI(私)に至れたの(/のだ) ありがとう(/ごめんなさい) ごめんなさい(/ありがとう) (くずおれた少女 広がる黒い髪 雫に濡れる 瑠璃の瞳 朽ち果てた男 散らばる銀の髪 床を転がる 濡れた翡翠の硝子球 心臓(/歯車)の音が、停止した) Mariaと()はあらまり声、お父様はじまんぐ声で想像してください そこエル組とかぶってるとか言わないこと あと、基本的にデュエット曲です 愛を知りて~と嗚呼ごめんなさい~の部分が 後者は男女で歌う歌詞が違うというアレなマネなどしていますが 基本的に中二病なので痛い子を見る目で見てください
https://w.atwiki.jp/true_tears/pages/171.html
「何度見ても足りない…やっぱりバイトするしかないか」 自分の通帳を前に、一人考え込む眞一郎。 ここ何日か、比呂美との先日のデートを、思い出してはこの様子だ。 「あんな顔でショーウインドー覗き込んでるの見たら…買うしかないよな…」 眞一郎は、目を瞑ると、あの時の事を思い出す。 信号待ち。不意に、比呂美が隣から居なくなった事に気付いた眞一郎。 振り返ると、比呂美は腰を屈め、ショーウインドーを覗き込んでいる。 どうやら貴金属店のようだ。 「…」 「…」 近づいて、肩越しに見ると、比呂美が見ているのは指輪のようだ。 値段は………とても高い。 「…あ、ゴメンナサイ」 硝子に映った眞一郎に気付くと、視線を、硝子の中の眞一郎に合わせる比呂美。 「いや…。そうだ、誕生日には、指輪、プレゼントしようか?」 「…ううん。いいの。それに、高いし」 悪戯っぽい顔でそう言うと、比呂美は向き直り、笑って見せた。 それは、いつも通りの笑顔だった。 向き直る直前、一瞬だけ、寂しそうになった以外は。 ひとしきり思い返した後、椅子にふんぞり返り、目を開ける。 「あれはやっぱり、誕生日のプレゼントじゃなくて…だよな…よしっ」 数日後 「比呂美、ちょっと行きたい所があるんだけど、一緒に来てくれないか」 「うん…どこに?」 「そうだなぁ、竹林とかどうだ?」 「なにそれ。考えてなかったみたい」 眞一郎の妙な言い方に、比呂美はクスリと笑う。 「いいからいいから」 「はいはい」 とりとめのない会話をしながら、ゆっくりと歩く。 嬉しくて、幸せな時間。 不意に、眞一郎の足が止まった。 この場所は、二人の、大切な想い出の場所だ。 「比呂美、これ」 「?」 ポケットから小さな箱を取り出し、掌にのせて見せる眞一郎。 「受け取って欲しい」 「え?」 「誕生日とかのプレゼントじゃないぞ」 「…ぁ…」 暫しの間をおいて、その意味に気付く比呂美。 「ずっと隣りに居て欲しいから」 「………まだ卒業もしてないのに」 涙が溢れてくる。 「ずっと隣りで見ていたいから」 「………本気にしていいの?」 涙が零れ落ちる。 「当たり前だろ」 「ぅ………私…この場所で…泣かされて…ばっかり…」 泣きながら笑う、比呂美。 優しく微笑む、眞一郎。 「それは言わないでくれよ」 「…ん」 竹林に見守られ、抱きしめ合う二人。 始まりの場所で、また一つ、新しい始まりを迎える二人。 この場所は、きっとこれからも、二人の始まりを見守ってくれるだろう。 「…今日の夕飯、何?」 「ぇ…? バカ…」 「教えてくれよ」 「…シチュー」 おしまい ちょっと急ぎ足だけど、こんな妄想もありかなと。
https://w.atwiki.jp/tsuvoc/pages/1293.html
子供に生まれなくて本当に良かったですよ こどもにうまれなくてほんとうによかったですよ (尾)いかにガキが嫌いかをとうとうと述べた後、オチをつける時に用いる語。
https://w.atwiki.jp/moral/pages/31.html
1-120 洗脳されてるよね。私。 120 恋人は名無しさん 2006/06/08(木) 15 29 33 聞こえるように溜め息とかはもちろん、性格について罵倒される。 パチンコで負けて帰ってきた時とか最悪。 彼氏と居ても幸せじゃなくて最近笑う事も出来なくなった。 別れ話を持ち掛けると「おまえを好きになるのは俺だけ。その腕とか気にしないで一緒に治そうとする彼氏なんか他に出来ないよ」と毎回言われ別れは保留に。 「その腕とか」ってのは一生治らない遺伝せいのブツブツしてる腕の事。私の唯一のコンプレックス。 彼氏と離れたいけど、体のコンプレックスを受け入れ?てくれる人なんか他にいないのかな…。洗脳されてるよね。私。
https://w.atwiki.jp/kimo-sisters/pages/1216.html
609 名無しさん@ピンキー sage 2010/11/05(金) 21 58 03 ID d75ZZSrY お兄ちゃんと約束をしてから2週間が経った。 そして、来月の終わりに私とお兄ちゃんは二人で、私達の約束を母さんに伝える。 今日も3人で夕飯を食べて、後片付けをして、いつもの様にお茶を3人分淹れてから居間に入る。 お兄ちゃんはまだ居ないみたいで、姉さんが鼻歌を歌いながら上機嫌で髪を梳いていた。 その度にさらさらと姉さんのビロードのような黒髪が揺れる。 「あら、どうしたの~?」 姉さんがのほほんとした様子で私に問いかける。 「気にしないで、姉さんの髪ってきれいだなって思っただけ」 私はお茶を姉さんの前に差し出す。 「くす、ありがとう」 姉さんの手元を何気なく覗くと、見たことのない小さな櫛が握られていた。 「あれ、いつものブラシじゃないの?」 「ふっふっふ~、良い所に気付いたね~」 姉さんはひらひらと私の目の前で櫛を揺らす。 「兄さんが私にちょっと前にプレゼントしてくれたんだよ。 いつもありがとうって、良いでしょ~?」 私はその細かな細工のされた、綺麗な櫛を見つめていた。 手で削り出されたのが良く分かる丁寧な造りの歯で、まるで姉さんの髪の為に作られたみたいだった。 「も~、ダメだよ。 そんなに羨ましそうな目をしてもあげないんだから」 姉さんが櫛を両手で握って、冗談っぽく笑う。 610 幸せな2人の話 10 sage 2010/11/05(金) 21 58 24 ID d75ZZSrY 「ううん、いらないわ」 別に櫛が羨ましかった訳じゃない、私には姉さんみたいな髪は無いもの。 ただ、一つだけ気になった事があった。 「それは、お兄ちゃんが選んでくれたの?」 「そうだよ。 いきなり渡されたから、初めは何なのか分からなくて困っちゃったわ。 でも、こうして使ってみると本当に私に必要だった物そのものね。 くすくす、兄さんは本当に雪風の事を良く分かってくれるんだよ」 姉さんがとても嬉しそうに言う。 お兄ちゃんを一番知っているのは姉さん。 姉さんの事を誰よりも分かっているのはお兄ちゃん。 それは私達が恋人になってからも変わらない。 お兄ちゃんと姉さんは昔から何をするのも、好きなものも、嫌いなものも、全部一緒だった。 別に二人で示し合わせている訳じゃないのに。 お兄ちゃんが何かを選べば、姉さんも当然それを選んでいる。 それが二人にとっての当たり前。 私はずっとそんな二人を見ていた。 「くす、シルフちゃんだって兄さんから素敵なプレゼントを貰っているじゃない。 いいな~、私にも分けてくれないかな~?」 姉さんが物欲しげにトラ達を目で物色する。 「駄目、あげない」 私は部屋の隅に寝かせておいたトラ、タロ、ジロを姉さんから遠ざける。 みんなお兄ちゃんから貰った大切な子達だ。 「うふふ、いいな~。 ふわふわのトラちゃんかな~? それとも、もこもこのタロちゃんかな~? やっぱり、もふもふのジロちゃんかな~? みんな枕みたいにふかふかだな~」 ……話は変わるけど、最近トラ達が明らかに平たくなっきている。 あと、姉さんぐらいの長い髪の毛が付いていたり。 611 幸せな2人の話 10 sage 2010/11/05(金) 21 58 48 ID d75ZZSrY 「別に姉さんが羨ましがる事じゃないわ。 みんなお兄ちゃんじゃなくて、お兄ちゃん言われて私が選んだの。 姉さんみたいに、お兄ちゃんが選んでくれたものじゃないから」 「ふふ、だから最近兄さんがシルフちゃんの事を私に聞いてくるんだ」 「私の事を?」 「そうだよ、すごく真剣な顔でお姉ちゃんに相談するの。 シルフちゃんの好きな事とか、不安に思っている事とか。 もちろん、シルフちゃんが喜ぶプレゼントの事もね」 くすくす、と姉さんが楽しそうに思い出し笑いをした。 「可笑しいよね、もう兄さんの方がシルフちゃんの事を良く知ってるのに。 でも、兄さんってそういう所は昔から純真なままだから、何だか安心するわ。 くす、それにしても、そんなに兄さんに想われるなんて、お姉ちゃんちょっと妬いちゃうかも?」 「別に姉さんが羨ましがる事なんかじゃないよ だって、姉さんもお兄ちゃんもお互いの事で悩む必要なんて無いじゃない」 姉さんは何も言わなくてもお兄ちゃんのことなら何でも知っている、きっとお兄ちゃん以上に。 お兄ちゃんはそんな姉さんの事を理解して、信頼している。 「姉さんとお兄ちゃんは、そんな事しなくても何でも分かりあってる」 私もお兄ちゃんと一緒に居ればそうなれるって思っていた。 でも、結局私にはお兄ちゃんが何を考えているかなんていつまでも経っても分からなかった。 今も、分からない。 あの時、どうしてお兄ちゃんは泣いていたのかも、好きと言ってくれた時のお兄ちゃんの気持ちだって。 姉さんなら当たり前の様に分かるんだろうなって思う。 612 幸せな2人の話 10 sage 2010/11/05(金) 21 59 27 ID d75ZZSrY 「う~ん、逆に分かり合い過ぎちゃうのも難しいんだよね。 お互いの事が気になって、悩んだりする楽しみが無いわ。 それは便利だけど、残念でもある事かな? だから、シルフちゃんと兄さんみたいな初々しさが新鮮なんだって思うの」 「……姉さん達ってまるで夫婦みたいだものね」 そう思うのは私だけじゃない。 二人は学生結婚をしているから苗字が同じなんだ、って噂を本気で信じている人だって結構居る。 それぐらいに姉さんたちの距離は自然で、何者よりも親密。 「くす、シルフちゃんはやっぱり心配性だね。 大丈夫、兄さんの恋人はシルフちゃん、それは絶対だよ。 お姉ちゃんはシルフちゃんの次、だから安心して大丈夫」 そう言って、姉さんが朗らかに笑った。 「大丈夫だよ、兄さんは一途な人だのも」 「この前は、お兄ちゃんは薄情だって言ってなかった?」 「くすくす、言ったじゃない、冗談だよって」 ……ずるいと思う。 自分だけはお兄ちゃんから見放されないって知っているのだから。 だから、あんな意地悪な冗談が言える。 「姉さんの意地悪」 「ふふ、そうだよ~。 雪風お姉ちゃんはと~ってもいじわるなんだよ~」 にやにやと姉さんがわざとらしい表情を作る。 613 幸せな2人の話 10 sage 2010/11/05(金) 21 59 58 ID d75ZZSrY でも、姉さんの事が嫌いじゃない。 姉さんはとっても優しくて私の事も家族だって思ってくれる大切な人。 それでも、やっぱりずるいって、少しだけ思ってしまう。 だって、姉さんはお兄ちゃんはずっと一緒に居られるから。 私みたいに、いつかお兄ちゃんとただの他人になってしまうなんて事に怯えた事なんて無いのだから。 それは血が繋がっているからじゃない、心が繋がっているからだと私は知っている。 だから、姉さんには私の気持ちが分かって貰えないって思う時がある。 「やっぱり、姉さんは意地悪」 姉さんは答えないで、ただ柔らかい笑顔を浮かべるだけ。 「くす、じゃあそろそろ邪魔者は退散しましょうか~」 そう言って姉さんがぱたぱたと部屋から出る、そして入れ替わりにお兄ちゃんが入ってきた。 私はそっと立ち上がって、お兄ちゃんに向かう。 お兄ちゃんは何も言わないで、優しく私を抱き締めてくれる。 これが、いつの間にか私たちの習慣になっていた。 「私は、お兄ちゃんの恋人だよね?」 「ああ、恋人だよ」 こっそりとお兄ちゃんの向こうに視線を向ける。 ちょっとだけ姉さんに意地悪仕返してみた。 姉さんがお兄ちゃんの背後の扉からそっと私達を覗き込んでいたのが見えたから。 でも、私の視線に気づいた姉さんは、ぐっじょぶ!!、と言うように親指を立ててた。 私みたいな見苦しい嫉妬の気持ちなんて欠片も見せない。 やっぱり、姉さんには勝てないって思う。 ……ところで姉さん? なんで左手にジロを持ってるの? あれ? タロも居ないんだけど……。 614 幸せな2人の話 10 sage 2010/11/05(金) 22 00 24 ID d75ZZSrY ******************************** ぺたぺたと絵の具を塗りつける。 うん、もうちょっとやっても大丈夫かな? ちらりと横目で隣の椅子を見る。 雪風は絵を描かずに、俺の隣で一人チェス板を弄くっている。 まだ、俺はシルフとの約束の事を伝えていない。 あの日の雪風の事を考えるとそれを言う事に不安が有った。 いや、いつまでも黙っているわけには行かないか。 「なあ、雪風。 俺、シルフとの結婚を本気で考えているんだ」 覚悟を決めて雪風に打ち明ける。 「うん、兄さんはちゃんとシルフちゃんに向き合えたんだね」 雪風は俺のほうを振り返り、嬉しそうな笑顔を見せる。 「おめでとう」 「……怒ったり、反対したりしないのか?」 「あら、シルフちゃんの長年の想いが兄さんに伝わって、 兄さんはシルフちゃんへの想いにちゃんと応えられたじゃない。 きっと二人にとって一番幸せになれる答えだよ。 なのに、どうして私が反対すると思うの?」 雪風は不思議そうに答えた。 いつも通りの雪風に思わずほっとした。 ひょっとしたら沙紀の様に虚ろな目でナイフを握って詰め寄ってくるのではないかと恐れていたのが恥ずかしい。 その時に、ふとあのゲームの話を思い出した。 誰も傷つけず、なのに俺を閉じ込めるという今思えば禅問答の様な奇妙なゲームだ。 「じゃあ、お前の最後のゲームっていうのは、もう終わりでいいっていう事だよな?」 俺は一人しかいないから、その俺とシルフが結ばれるという事は雪風にとっては負けを意味するはずだ。 すると、雪風はおかしそうに口元を手で押さえた。 「くすくす、ううん、私のゲームはちゃんとまだ続いているから安心して。 何て言えば兄さんに分かるかな? 私が今しているのはチェスじゃなくてポーカーなの。 それも配られるカードを拾うだけ、交換もドロップも無い。 そうね、ベットだけはいくらでも出来るわ、引き返せなくなるまでね」 「続いているか……、それで役は揃ったのか?」 「う~ん、例えるなら4枚カードを開いてワンペアも無いって所かしら」 ちょっと困ったように雪風が返事を返す。 615 幸せな2人の話 10 sage 2010/11/05(金) 22 00 43 ID d75ZZSrY 4枚まで開いて役がない、ならそれは5枚目に何が来ても結果は同じだ。 それは雪風にとっての敗北宣言なんじゃないのか? 「別に、例えゲームに負けても何も変わらないからな。 もし雪風さえ望んでくれるなら、俺はお前にもずっと側に居て欲しい」 「ふふ、兄さんは優しいね。 でも、やっぱり私の事を分かっていないんじゃないかな? 何回も言ったと思うよ? 私の望んでいる事はそんな事じゃないって。 私が望んでいるのは……」 そうだね、と言って雪風が椅子から立ち上がって俺を見下ろす。 「ねえ、兄さん。 シルフちゃんがしてた事、私もするよ?」 「え、お、おい!?」 雪風が俺に抱きつく。 咄嗟に下を向いて胸元の雪風を見ようとした時、唇と唇が触れ合った。 ほんの数秒だったと思う、なのにそれがとても長く感じた。 「ふふ、シルフちゃんったら、お姉ちゃんが気付いてないとでも思ったのかな? ね、兄さん? 雪風が兄さんの側に居るっていうのは例えばこういうことだよ」 雪風が笑いながら距離を開けた。 頬が高潮している、その朱色が白い肌に映えて綺麗だった。 「くすくす、シルフちゃんがさっきの私達をみたら何て思うかな~? あの子が私に色んなコンプレックスを持っている事、恋人なら勿論知っているよね。 じゃあこの事をシルフちゃんに知られたい? 知られたくない? くすくす、なら黙っててあげるから雪風のお願いを一つだけ、聞いて?」 「雪風、お前は!?」 「ふふ、冗談よ、兄さん。 私はこういう風に兄さんを扱いたい、それが私の幸せだから。 私が生まれてから、そしてこれからも、ずっと抱き続ける唯一つの願い」 くすり、と笑って確かめるように俺の顔を見つめる。 616 幸せな2人の話 10 sage 2010/11/05(金) 22 03 36 ID d75ZZSrY 「兄さんはそれでも私を側に置いてくれる? 本当に私を捨てないの? それに、私の願いを叶えることが兄さんにできる?」 「俺には、お前の願いをそのまま叶えることはできないよ。 でも、それでも俺は雪風に側に居て欲しい。 そして、俺は雪風もシルフも幸せになれる答えを出して見せるよ」 「いつも自信満々で、自分勝手、兄さんらしいね。 ふふ、期待しないで待っているわ。 でも急いだ方がいいよ、くす。 早くしないと兄さんは雪風のモノだよ~?」 言っている事の剣呑さとは裏腹に、雪風は楽しそうだった。 そして、その笑顔には温かみが篭っていた。 はぁ、ったく、清純な顔して物騒な事を毎度毎度言いやがって。 ま、それでも雪風は雪風だな。 「雪風、ありがとう」 だから、ちゃんと言っておかないといけない事がある。 「え、ありがとう?」 雪風は虚を突かれたように俺を見つめる。 「あ、ええ、どういたしまして。 あのさ、兄さん、それはどういう意味のありがとうなの?」 「色々な意味が混じってて、自分でも良く分からないんだ。 ただ、やっぱり俺には雪風が居てくれて本当に良かったって思う。 何て言うのかな? 今まで、ずっと俺の為に頑張ってくれて、今も俺の事を一番に考えてくれて。 それなのに俺は一度もちゃんとお礼を言った事がなかったのを思い出したんだ」 「あら、別にそんなの構わないわ。 私はお礼なんて要求した事ないもの」 「ははは、そう言えばそうだったな。 でも、俺が自分に対して疑問を持つことができたのも、 こうやってシルフとの関係を変える切欠を作れたのも、 今ここで描きたい物ができた時に絵を描く事ができるのも、みんな雪風が居てくれたからだ。 きっと、雪風は俺自身以上に俺の事を分かってくれている。 それだけじゃない、シルフにとっても最高の姉でいてくれる」 そう、どんな思いを秘めていても、雪風は俺にとって大切な存在だ。 今の俺ならば確信をもってそう言い切れる。 「だから、ありがとう」 もう一度、雪風に言った。 617 幸せな2人の話 10 sage 2010/11/05(金) 22 04 26 ID d75ZZSrY 「ああそう、どういたしまして」 如何にも体裁だけ繕ったように、儀礼的な返事が帰ってくる。 雪風はもう笑っていなかった。 いや、多分怒っているといった方が正しい。 何が雪風の気に障ったのだろう? 俺にはそれが分からなかった。 雪風は喋らず、黙って扉に向かう。 「雪風?」 「じゃあ私、先に帰るね。 ……兄さんは今、幸せなの?」 「あ、ああ、幸せだ。 でも、それはシルフと居るからだけじゃない。 お前もここに居てくれるからだよ」 「そう、じゃあその幸せをたくさん楽しんで。 それは私も望む事だから」 ドアを出る時に雪風が思い出したように言った。 「そうそう、さっき言ったとおり私のカードはまだ役なしだよ。 但し手札はスペードの10、J、K、Aだけど。 くすくす、兄さんは運に左右されるゲームが嫌いだから、カードはやらないんだよね? 私は大好きなんだ、私でも兄さんに勝てる可能性が有るから。 あのね、10、J、Q、K、Aが同じマークで揃うと」 雪風が振り向いて、指を一本ずつ曲げる。 最後に小指だけが残った。 「絶対に勝てる最高の役が出来るんだよ。 私が狙っているのはね、初めからそれだけ。 だから、カードを全部開けないと勝敗は私にも分からない。 勝負は最後の一枚で全部が決まる、そういうお話なの。 最後の一枚にQは有るかな、きっと無いよね、無いに決まっている。 そんなに都合のいい奇跡なんて在る訳が無いに決まっているよね?」 618 幸せな2人の話 10 sage 2010/11/05(金) 22 04 47 ID d75ZZSrY 「それは……」 48枚の内からたった1枚を引かなければいけない賭け。 そんな賭けは俺から見れば負けの先延ばしに見える。 雪風が最後の一本をゆっくりと折り曲げる。 「それでも、勝ってみせるわ。 絶対に勝って私は兄さんを手に入れる。 やっぱり、兄さんは私のモノじゃないと、許せない」 けれど、雪風にはそれは勝ちに近づく過程に過ぎないというのだろうか? 雪風の表情には暗い決意が宿っていた。 「なあ、さっきも言ったが俺は雪風の願いに応えることはできない。 だが、それは雪風の想いを否定する訳じゃない。 俺は雪風も幸せになれる道を探している、それがどんな形でも構わない。 例え周りから見れば道を外すような形であっても」 「ふうん、そうなんだ。 でも、兄さんに私の幸せが理解できるのかな? 本当に」 619 幸せな2人の話 10 sage 2010/11/05(金) 22 05 10 ID d75ZZSrY 雪風は出て行った。 そして、入れ替わりに先生が入ってきた。 「ん、珍しいね。今日は雪風君と一緒に帰らないのかい?」 「え、ええ、そうなんです。 もうちょっと描いていたい気分なんです」 「ほう、なるほど確かに一段と良く描けているよ」 その後で、軽く首を捻った。 「うん? ところで、これは誰の模写かな、私も初めて見る絵だね?」 「いや、これは俺のオリジナルです。 ちょっとこの前、書きたいなって思うものができて。」 先生は何も答えなかった。 じっと俺の絵を見ている。 何かこの絵にまずい事でもあったのだろうか? 「……そうだね。 その手前の女の子はそんなに背景との明暗をはっきりさせない方がいいと思うよ」 そう言って先生が隣の席に着いた。 戻る 目次 次へ
https://w.atwiki.jp/mu34maru/pages/3.html
更新履歴 取得中です。