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窓口の設立に関する政策案です。 A、Bと分けた部分は、国内情勢に応じて少し変えた方が良いかな、という部分です。 (質疑でのチェックが必要?) /*/ 婚姻相談窓口の設立に関する各種政策 結婚とは、本来は他人であった男女が数奇な縁によって結ばれ、 新たな歴史の礎となる根源であると言うべき儀式であります。 また、星鋼京は二つの藩国が結びつく事によって今日に至ったという歴史を持つ藩国である事から、 その意義を一層深いものとして見つめ、 それ故一人ひとりの結婚という儀式を大事にしていきたいと考えております。 そこに端を発する思いから、この度、星鋼京政府は、 星鋼京における結婚環境の整備を企図する政策の一環として、 婚姻にまつわる各種の相談を受け付ける専門窓口の設立を決定致しました。 これによって、結婚を望む人のささやかな助けになると共に、 既に結ばれた方の一助となる事を願って止みません。 文責:星鋼京執政 吾妻 勲 /*/ 1.婚姻相談窓口について 国内各所の政府窓口に新たに設置する。 業務内容は婚姻にまつわる各種手続きの相談、申請補助… (A)民間の結婚相談所が存在せず、窓口の活動が抵触しない場合。 →結婚希望者の斡旋、婚姻後の住居データベース検索・紹介など。 結婚希望者は、申請・登録制。 結婚を希望する者は、承諾の上、条件等をデータベースに登録、 もしくは提示条件を検索する等のサービスが受けられる。 (B)民間の結婚相談所が存在、その活動が抵触する場合。 →結婚相談所と情報の共有、紹介など。 各所の結婚相談所と共有した情報から検索を行い、 合致する登録者のいる結婚相談所を紹介するもの。 /*/ 住居データベースは、星鋼京国内の不動産業者が登録する物で、 国内の物件のうち、婚姻生活での使用が推奨される物件を申請・登録する事が可能。 利用者の提示する条件での検索を行い、これを紹介する。 /*/ 既婚者には、その世帯の状況から利用できる行政サービスの紹介・説明、 及び婚姻証明の発行など。 これらの詳細については、別記の政策に記述する。 いずれの利用も星鋼京居住者に限られるが、無料。
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婚姻証明の制定と、行政サービスの割安提供について 星鋼京政府はこの度、星鋼京国内に在住し、 婚姻関係にある両名を正式に認定する政府証明制度を制定すると共に、 その証明によって、一部の行政サービスを割安で提供する事を決定致しました。 これは、国家第一の礎である夫婦関係において、 藩国政府から幾ばくかの助力をさせて頂く事により、 わずかでも新たな生活への不安感を和らげ、 良好な婚姻関係を少しでも多くの方へ築いて頂きたいとの思いに端を発する物であります。 この試みが結婚を望む方々のささやかな一助になると共に、 縁を結ばれた方々にはわずかでも支えとして頂ければ幸いであると考えます。 文責:星鋼京執政 吾妻 勲 /*/ 1.婚姻証明の発行 婚姻証明は、婚姻の際に作成される婚姻届を政府窓口にて提出後、 認証が行われた同書面をそのまま証明とする事が可能。 書面の紛失、既に処分してしまっている場合等は、 政府窓口、もしくは新たに新設される婚姻相談窓口にて、 星鋼京の在住、及び婚姻が認証される事によって、証明が発行される。 申請等は全て無料。 申請を行えば認証済み婚姻届を証明に交換する事も可能となっている。 2.各種行政サービス割引・控除 A>税制控除 婚姻関係にある両者は、一律基本控除が適用される。 また、いずれかが扶養家族となる際は、扶養家族控除が適用される。 B>各種公共料金割引 婚姻証明提示者に対しては、交通機関を始めとする公共料金について、 各種の割引が適用される。
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婚姻の終了 Vol X pp 225 - 227 エルフの死と再生について多くが語られたが、それが彼らの婚姻にどう影響するのかとの問いがあるかもしれ ない。 死および精神と身体の分離は損傷したアルダの嘆きのひとつであり、結婚している二人に時として死が訪れること は避けられなくなった。そこでエルダールは疑問を持った、それは邪悪な不自然なことだったからである。 永遠の婚姻はエルフの性質にあっており、それを教えたり取り締まるいかなる法も彼らは必要としなかった。 しかしもしパートナーの一人が殺害された時のように「永遠」の婚姻がもし破られるとしたら、 彼らは何をすべきかまた考えるべきか解らなかったのである。 このことで彼らはマンウェに相談した。ノルドールの王エルウェの件に記録されているようにマンウェは 審判ナーモ・マンドスの口を通して彼の判定をくだした。 「エルダールの婚姻は」と彼は言った。「生存者による彼らのため、かつその生命の期間のためである。エルフは アルダに在ってはその性質として命は永遠であり、損傷のない婚姻も同様である。しかし、彼らの命が中断 もしくは終了したとき彼らの婚姻も同様であるべきだ。さて婚姻は主として身体のことであるが、身体だけでは なく精神と身体共である。それはfea(魂)の意思によって始まり持続されるからである。それゆえ、 結婚しているパートナーの一人が亡くなったとき、その婚姻は終了するのではなく休止となる。 結ばれた者たちは今分かれているのであり、彼らの結びつきは意思の結びつきとして続くからである。 「ではどうすれば婚姻は終了でき結びつきを解消できるのか。これがなされなければ再婚はできない。エルフの 性質上の法により、neriとnissiは同等の存在であり、結びつきは一人と一人の間にのみありうる。明らかに 終了は意志の終了によってなされ、それは死者によってもしくは判決によって始められるべきである。 意志の終わることにより、死者が今後身体を得て生きる者へ戻ることを意志しないとき、判決により彼らは 戻ることを許されないとき。アルダの生きる者の中で再びはじめることができないとき、アルダの生きる者の ための結びつきは終了する。 「われらは言う、意思の終了は死者から始動されるべきであると。生存者は自分たちの目的で彼らにとどまる よう強制も、彼らが望むとき再生を拒否することもできないからである。戻らないという死者の意思は明確に 理解されていなくてはならず、厳かに宣言されマンドスによって批准されたとき判決となる。 死者は再び身体をもつ生存者へと戻ることは許されない。 そこでエルダールは質問した。「どうすれば意思や判断がわかるのでしょうか。」 答えがあった。「マンウェによりナーモの宣言によるのみである。このことについてはエルダールの誰であっても 自分の件について判断するのは合法ではない。生存者の中で誰が死者の思いやマンドスの判定を判断できようか。」 告げる理由により「フインウェとミーリエルへの判定」と呼ばれたマンドスの発言には、その検討から生ずる点へ の説明の記録である多くの注釈があった。あるものはバラールによって与えられ、あるものはエルダールによって後に理由づけされた。これらでより重要なものはここに追加された。 1.問い。「婚姻は主として身体による、しかし精神と身体の両方である、とは何を意味するのか。」 答え。「婚姻は主として身体のことであるが、それは体の結合によって成就され、これを越えて持続しほかのしごともあるとはいえ、その最初のしごとは子供たちの体の始まりだからである。婚姻における体の結合は独特であり、他の結合でそれに似たものはない。反対に婚姻におけるfear(魂)の結合は他の愛や友情の結びつきとは異なる。その親密さや永遠性において同種ではなく、それは部分的には彼らの結合による体による、また彼らが共に住むことでもたらされる。 どちらにせよ婚姻はfear(魂)もまた関係する。彼らの性質としてエルフのfear(魂)は男性と女性であり、hrondor(体)だけではない。婚姻の始まりはfearの好意であり、そこから愛がうまれる。この愛はその中に含まれ、最初の目覚めから結婚を願い、それゆえ、似ているが他の愛情や友情の行動とは全てのありかたが同じではない。男と女の性質のエルフの間でもこの傾向を持たない者もある。そこで、身体で成すことであるが結婚はfea(魂)で始められ、そのの意思の中に在る、と言える。この理由ですでに言われたように意思が続く限り終了することはできない。 2. 問い。「死者が生きる者のもとへ戻るとき、分かれていた配偶者たちはまだ婚姻状態にあるのか。婚姻が主として体のことであるのに、結ばれている一方の体が破壊されたとき、どうしてそうなるのか。彼らが望めば分かれていた者たちは必ず再び結婚しなくてはならないのか。また彼らが望むと望まないとに関わらずなのだろうか。 答え。「婚姻は結局fearの意思にあると言われる。その人が誰であるかもまた全面的にfeaにあり、再生した者は死亡した者と同一である。生命の継続への不自然な侵害にたいする償いとしての再生の恵みの目的であり、元の命へ戻ってそれを継続することを願わない死者は誰であっても再生を許されない。実際彼らはそれを逃れられない、というのは彼らは再生後ただちに彼らの過去の全ての記憶を取り戻すからである。 「もし死者が戻ることを希望しその目的で待機の館に在るとき婚姻は終了せず、ただ休止中であるのなら、もしfeaが生存者の場所に再び在るとき、どのように終了されるのか。 「しかし、そこに難しさがあり、死は不自然であると我々に明かされる。改正はされるかもしれないが、アルダが続く限り、元に戻したりそれが起きなかったかのようには決してできない。エルダールが年を経るにつれ全てを予見することはできず、そのようになった。しかし彼らの性質を見と、我々が今するように、我々は愛だとする(文は途中で終わっている)
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欧州における婚姻はどういう経緯を経て現在に至るのか?(日本人及び世界文化への影響)を勉強してきたものを1枚の図解にまとめてみました☆ 良かったらご参照下さい(^u^)/ 【ダイジェスト版】 [凡例] …:男女の関係性を表している ①古代の和合時代 人類(類人猿)特有の本源的な母系制社会(氏族集団)を形成 …「男」「女」は互いに役割を認め合っていた ②ギリシア都市国家の奴隷時代 大きな気候変動により略奪闘争の激化(私権時代の始まり) 私権時代を生き抜くために、氏族集団を解体し略奪集団(都市国家)を形成 …「男」は「女(性)」を略奪(私権)対象としてしまった ③ローマ帝国の享楽時代 巨大ローマ帝国(略奪・支配システムにより莫大な富)の形成 外圧低下のよる享楽生活・性的な堕落へ(帝国の衰退) ゲルマン人の侵略を契機に自滅(中世の暗黒時代へ) …外圧低下により「男」は「女(性)」に群がり、「女(性)」に逆らえなくなってしまった ④キリスト教による性・女否定の時代 無秩序な社会をキリスト教で観念統合 …「女の我が儘」を抑える付けるため、「男」が倒錯観念(性・女否定の教義)を形成 …「女の性充足役割」を否定した結果となった ⑤恋愛観念による市場拡大時代 十字軍(略奪)を契機に商人(金融資本家)支配の市場拡大 キリスト教で抑圧していた「性」を恋愛観念で解放 …自由恋愛(性の略奪闘争)により性を主体とした市場が拡大し、「男」が再び「性(女)」に逆らえなくなってしまった ⑥家族集団の崩壊により更に個人主義の拡大(~現代) 家族集団(生涯固定の一対婚)制度が崩壊 恋愛観念というメッキが剥げて個人主義が出てきた ただし個人主義は恋愛の幻想を求め続ける(他者否定) 自由恋愛がそのまま婚姻制度化することで、更にバラバラの個人主義化 …最少集団単位(男女のカップル)でさえバラバラの個人主義へ(自由恋愛がそのまま婚姻制度化) 【古代~欧州の通史と婚姻制度】 http //firestorage.jp/download/94681764ec4040efc00fb034ee1e814e9dbeb4fa 【参考サイト】 http //bbs.jinruisi.net/blog/2011/07/001005.html 西洋人(白人)はいつからどの様にして『一対婚』に転換していったのか? 古代ヨーロッパ:ギリシャに農耕伝達~クレタ文明滅亡→ミケーネ文明 古代ヨーロッパ:ミケーネ文明→海の民→古代ギリシア停滞期(暗黒時代)へ ローマ時代の女性は、どのようになってしまったのか? ローマ時代のキリスト教発生~国教化 キリスト教の性否定観念 ~『キリスト教とセックス戦争』より~ 西欧だけが性を罪悪ととらえる文化であるのはなぜか?(1) 西欧だけが性を罪悪ととらえる文化であるのはなぜか?(2) 西欧だけが性を罪悪ととらえる文化であるのはなぜか?(3) 西洋中世社会の実像:中世は身構えた時代 中世・暗黒時代の悪魔とキリスト教 ゲルマン人と古代ローマ人の性に対する意識の違いとは?
https://w.atwiki.jp/brutalanimal/pages/517.html
ドクター・サミュエル・〝マッド〟・シモンズ。 我が社がバブルの時代に生物化学部門の研究員としてどこぞの大学院から引き抜いてきた天才学者。 なんでも彼の研究のために本来会社の保養施設だったとある島を丸々研究施設にしたほど、当時の上層部は彼を買っていたらしい。 事実、その後の不景気の中、ペースを落としつつも右肩上がりの業績を維持できているのは一重のその博士のおかげとのことだ。 もっとも、バブルが終わってから社会に出た僕のような新米社員にとって、雲の上とか以前に、住む世界の違う人間だった。 ――のだが、その博士から、正確には研究施設の島から、ここ数週間連絡が途絶えているとのことで、僕を含む数人の社員が様子を見にその島までやって来たのだが―― * 気が付けば、僕は薄暗い洞窟のような場所にいた。 手足は壁に埋め込まれて自由が利かず、周囲には甘い匂いが漂っている。 なぜ、こんなところに。 確か僕は、研究所の中庭を探索していて―― 「そ、そうだ……!」 中庭で僕は、変な女性に襲われてしまったのだ。 いや、女性だったのかは自信がない。 なぜなら空を飛んでいたから。 蜂のような羽と下半身を持った女性は僕の体にしがみつき、その腹部先端に備わった針で―― ちくっ、とした感触の後、みるみる意識が薄れていったのだ。 そして気付けば、この狭い洞窟のような場所で壁に埋め込まれている―― 「は、裸……?」 ようやく僕は、自分が服を着ていないことに気付いた。 それでも肌寒いということはなく、洞窟の壁自体がぬくぬくと熱を放っているかのよう。 「目を覚ました……?」 「だ、誰!?」 僕の前に現れたのは、あの時僕を襲った女。 上半身は綺麗な女性で、大きく柔らかそうな胸に目を奪われた。 けれど――背中には、四枚の半透明な羽が突き出て、下腹部から下には、蜂そのもののぷっくりと膨らんだ腹部が備わっている。 黄色と黒の縞模様で、先端には鋭い針が覗いていたのだ。 「はじめまして。女王蜂よ。突然で申し訳ないけれど、貴方を私の巣の生殖蜂に選んだの」 「せ、せいしょく……?」 見た目は綺麗だが、彼女は人間ではないのだ。 言っていることも意味が分からず、逃げようと思ったが――壁に埋め込まれた手足は微動だにしなかった。 「ふふ……逃がさないし、逃げられないわ。ここは貴方と私の王室。私の王国の始まりの場所」 にっこり微笑んで、女王は呟く。 「蜂の生態はご存知? 女王は雄蜂と一度だけ交わり、精子を蓄えて子をなす……貴方の種で私たちの王国を築くのよ……」 全く状況が分からない僕に対し、女王は淡々と語りかけてくる。 ようやく――生殖の相手、という意味を僕は理解していた。 まさか、こんな綺麗な女性と――いやいや、そうじゃなくて、博士がしてた研究ってこんな…… 「ふふ。さっきから私の胸ばかり見てるわね。人間の乳房はオスを惹きつけ、子を育むためのモノだそうだけれど……私たちのは違うのよ」 「え……?」 そう言われれば、生殖と言っても彼女の下半身は昆虫なのだ。蜂の針は産卵管が変化したものだと言われているが、アレでは交わることなど出来ないはず―― 「見ての通り、私には貴方と交わるための生殖器はないわ。人間の膣の代わりにペニスを刺激して精を取り出すための場所――もうわかった? 私のおっぱいはオスを射精させるためのモノなのよ」 「な、それじゃ……?」 これからあの巨乳で―― 「察しがいいわね……どんな事されるか、分かった? ふふ、もう大きくして……可愛い」 微笑みながら女王は手にゼリーのような透明な粘液を掬い取り、自分の豊満な乳房に塗りこめていった。 にちゃにちゃと、響く淫らな粘音に、僕のペニスはすでに反り返っていた。 でも―― 「この乳房で、精子を搾り取ってあげるわ。怖がることはないのよ、とっても気持ちよくしてあげるから……」 「そ、そんなの……!」 怖くないと言われても、怖いに決まっている。 しかしその恐怖とは裏腹に、僕の視線は重たげに揺れる乳房から離れることはなかった。 粘液に濡れ、妖しげな光を放つ大きな胸は重力を無視するかのように突き出しており、体格に比して大きすぎるはずの乳房であるにもかかわらず、少しも不恰好に見えない。 完成された美術品のような美しさ――人外の美しさを現していた。 女王はゆっくりと僕に近づき、粘液に濡れた手で僕のペニスを撫でた。 「私の胸に溺れなさい。おっぱいにたくさん射精して、いっぱい赤ちゃんを作りましょう……」 「あ、あの……ぼ、僕、初めてなんだ……!」 こんな時に何を言っているのか、自分でも良く分からないセリフ。 すると女王はペニスを撫でる手を止め、僕の顔を覗き込んだ。 「あら、童貞なの……?」 そして女王は僕の胸に抱きつき、にんまりと笑みを浮かべていた。 「残念ね、もう人間としての童貞は捨てられないわ。でも安心して、貴方の精液でたくさん子供を作ってあげる……」 僕の下腹部に乳房を押し付けながら、女王はゆっくりとそれを下ろしていく。 粘液に濡れた柔らかい滑らかな感触と少し硬くなってる乳首の感触が肌を滑っていく。 硬くなったペニスに乳房が触れると、女王は位置を調整しながら撫で下ろす。 にゅるり、とした感触とともに、僕のペニスは女王の胸に包まれた。 巨乳の間に埋もれてしまってペニスは少しも見えない。 そして左右からの圧迫感と、柔らかい感触、温かい体温。 「あ、あぁ……あぅ……」 「ふふ……おっぱいでされたこと、あるかしら? 童貞じゃあ、あるわけがないわね。 私のおっぱいはオスを気持ちよくして射精させるためのモノだから――すぐにイっちゃうわ」 ペニスが、根元から先端までぎゅーっと巨乳に圧迫される。 全部がきつく締め付けられるような、柔らかく導き出されるような感覚に、少し耐える事も出来ずに僕は射精していた。 「う、うぁぁ……ッ!」 おっぱいの間でペニスが何度もビクビクと脈打つ、今まで感じた事のない気持ち良さ。 搾り出すように両側からペニスが圧迫される。 「うっ、あぁっ……」 射精が続く。 おっぱいで柔らかく圧迫され、精液が押し出され、搾り取られる。 信じられないほど長い射精がようやく終わる。 女王は最後の一滴まで搾り取るように、きつく圧迫した乳房を扱き上げ、ペニスを抜き取った。 乳房を両手で抱えた女王は谷間を擦り合わせるようにしてから両胸を開いて見せた。 「え……?」 女王の豊満な胸の間に、白いゼリーのように精液が固まっていた。 それを丁寧に集め、体から離した女王は宝物を扱うように慎重に、壁に開いていた八角形の穴のひとつへしまい込んだ。 「それは、もしかして……」 女王蜂は雄蜂と一度だけの交尾で、コロニーを構成する蜂を生み出すため、精子を蓄えるための器官があるとか――? 「あら、聡明ね。そういう頭の回転の速さ、とっても素敵よ。 そう、私たちがオスと交わるのは一回だけ。王国の臣下を生み出すための種は、こうして保存するの。貴方の精液、一滴だって無駄にしないからね――」 にっこりと微笑み、女王は再び透明な粘液を掬い取り、胸に塗り始める。 たぶん、あの粘液が精液と反応すると保存の利くゼリーに変化するのだろう。 「うぅ……終わったんなら、もう帰してくれ……」 激しい射精後の脱力感でうわごとのようにつぶやく僕に、女王は柔らかな笑みを向けた。 「まさか、まだ始まったばかりよ。たった一回分の精液だけじゃ王国は作れないもの。 さあ、私たちの最初で最後の交わり……たっぷりと楽しみましょう。いっぱい気持ちよくなってね。そのほうが精の質も良くなるから……」 言って、女王はまた僕のペニスを胸に近づけた。 縦に円を描くような動きでペニスを両サイドから撫で、ゆっくりと谷間が閉じる。 柔らかい快感に包まれて、ペニス全体がおっぱいに完全に隠れてしまった。 「たった一回って……あぁ……やめ……」 胸の谷間に再びペニスをうずめさせられ、僕は快楽混じりに抗う。 そんな力も、彼女の乳房に揉み立てられるにつれてたちまち失った。 「ぅあ、気持ちいい……」 僕は、たちまち体を彼女に委ねてしまう――が、彼女の言葉にあった引っかかりに、僕は喘ぎ声をこらえて口を開いた。 「さ、最初で最後の交わり――って、何回すれば……?」 女王は乳房に手を添え、ペニスを挟み込んだままゆさゆさと豊満な胸を揺らし始める。 「そうね……少なくとも、ここにある貯蔵庫がいっぱいにするくらいは出して欲しいわ」 にちゃにちゃと響く淫音。揺れる巨乳の姿とペニスを責める弾力と柔らかさ。 快感に呑まれそうになりながら、薄暗い部屋を目を凝らして見回す。 「ああ……!」 周囲の壁一面に、八角形の穴が開いている。これが貯蔵庫……これを満たすまで――? 女王はぎゅっと両胸をきつく絞る。ペニスは乳圧で揉み潰され、締め付けられ、弄ばれた。 射精を強制する快楽に、僕は呻き声を上げていた。 「ふふ、気持ちいい? いっぱい感じてくれる貴方、とっても可愛いわ。 おっぱいでこんな風にされたかったの? たっぷり犯してあげるから、私の胸、精液でドロドロにしてね――」 そしてぐちょぐちょと扱き上げられ、またゼリー状になった精液を女王が丁寧に貯蔵庫にしまう。 「はぁ、はぁ……こんな、これを全部、なんて、無理だよ……」 「無理じゃないわ。貴方なら――」 すると女王は顔を近づけ唇を重ねる。舌と唾液が絡み、官能に恍惚となりかけた刹那、ドロリとした甘い何かが押し込まれた。 もがこうにも身動きはとれず、そのまま嚥下する。 「……ん。飲んだ? 女王特製の栄養ゼリーよ。貴方が射精して消耗した分は、こうして補ってあげる。それに貴方が気を失っている間に、私のフェロモンを注射してあるから、いくらでも射精できるわ。 それこそ、精巣が干乾びて種を作れなくなるまで……」 「それじゃ……!?」 さっきから射精の量が異常なのはそのせい――最初で最後って……一回だけって、これじゃまるで本当の雄蜂だ。たった一回の交尾――役目――を終えたら死んでしまう、昆虫の性。 「元気になってきた……とりあえず、今ある精子は全部搾り出しましょう。それから精子がいっぱい作るようにホルモンを注射してあげるから、少し休憩して、また――」 指先で肉棒を刺激していた女王はつぶやき、また粘液を胸とペニスに塗りたくる。 何てことだ……巨乳に奉仕されて悦んでる場合じゃない……! なんとかして逃げないと。それに、射精するごとの消耗が激しすぎる。 これじゃ近いうちに衰弱して、動くことも出来なくなる……我慢しないと―― 「ん……? どうして我慢してるの? どうせ無駄なのに……」 硬くなったペニスを三度呑み込んだ乳肉を揺さぶりながら、女王は支配者特有の、余裕に満ちた笑みを浮かべる。 乳房が左右互い違いに上下され、さらに彼女の上半身が左右に揺さぶられて複雑な刺激がペニスをさいなむ。 激しくなった愛撫に、粘液の淫音は絶え間なく聴覚を犯し――何よりもその笑みだ。 僕の抵抗など無駄だと見透かして、事実性感を支配する、まさに女王の笑み。 射精をこらえようとした僕の意思は、それらに圧倒され、翻弄され、十秒ともたずに屈服した。 「あ、あ、あぁぁ……!」 さすがに三度目の射精となると勢いよく飛び出すようにはならず、まるで乳房から染み込まされた快感に押し出されて漏れ出すように、先端から力なく溢れていく――。 それとは対照的に、女王の乳房は変わらずペニスを圧迫し、最後の一滴まで搾り出す。 もう僕は、女王に抗うことなど出来ないのだ。彼女が求めれば、僕の意思など関係なく、ペニスは精を吐き出してしまう。乳房からの快楽と引き換えに―― 「ふふ、我慢なんて出来なかったでしょ? もう、なんで我慢しようなんて思ったの? こんな事するなら、次はお仕置きよ。我慢しようなんて思わないくらい、あっという間に搾り出してあげる」 そして女王は僕の精液が混じったゼリーを貯蔵庫に入れて、透明な粘液を胸の谷間に注ぐ。 僕はもう逃げられない。女王に搾り尽くされ、この王室で干乾びる。 そんな絶望と諦観のなか――彼女の「お仕置き」は、どんなに気持ちいのか、期待に満ちた眼差しで、女王が目の前に来るまでの数秒間、待ち焦がれていた。 おわり
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笙の音が境内の隅々に広がっていく。続いて篳篥が、胡弓が、そして鼓が、重なるように音を出し、今日のよき日に花を添える。奏楽がひとつにまとまったときには、観客達の私語はほとんど消えうせていた。 鳥居の下を潜って衣冠姿の鸚哥が入場し、境内中央に設えられた今日だけの特別な祭壇を目指して、ゆっくりと進んでくる。時おり聞こえる小さな黄色い歓声にも、今日ばかりは笑顔で答えるわけにも行かず、心の中で申し訳ないと、彼は頭を下げた。 次いで鳥居の下に姿を現したのはみぽりんであった。ほぼ同時に巻き起こる、野郎達の野太い大歓声。それも仕方のない事かもしれない。彼女を知る人物は後にこう語る、別人が代役をしていると思った、と。十二単に化粧をほどこしたみぽりんは、姫巫女様にさえ並ぶほどの美人へと変貌を遂げていた。 儀式通りなのか、着物が重いのか、亀には勝てる程度の速度で祭壇へとその身を進める。 二人が祭壇の中央に並ぶと、奏楽が止まり宮司が本殿より現れる。祭壇の上で、鸚哥、みぽりんの前に立つと、祭壇の脇に控えていた巫女が声高らかに式の始まりを宣言した。 後は任せても大丈夫だろう……。 境内の一角にて、信乃は固くなった体を一度大きく伸ばして、輿に乗って退出していく鸚哥とみぽりんを見送った。褌一丁の男達が威勢の良い掛け声を張り上げながら輿を担ぎ、観客達は拍手喝采で彼らを見送る。 式は滞りなく進み、後は酒や食事、演舞や雅楽の余興を残すのみ。これらの一切は神主達の仕事であり、信乃の仕事は今日できることはもう何もなく、明日以降に本日の記録を書類にまとめて提出するのみである。 「しかし、貴女もご苦労なことでしょうね」 信乃は本殿の方を拝みながら、小さく笑った。 宝厳須磨神社に祀られているのは、蜑乙女と言い、弁財天にして天照大神の同一存在。想い人との仲を引き裂かれたことにより祀られているのだが、神社に祀っただけではその怨霊を静める事はできず度々災厄を振りまいてきた。こうして六十年に一度、想い人である。朱砂の王と婚姻の儀式を結ぶという祭が行われるようになった。織姫と彦星は一年に一度しか会えなくて可哀相などというが、何のこちらは一環に一度である。 朱砂の王と蜑乙女の役は厳正なる占術の結果で決まり、今回は朱砂の王に七比良鸚哥、蜑乙女にみぽりん、と決まった。毎年やっていれば、良い結婚ができるだの、幸せになれるだの、と何らかの言い伝えでもできそうなものだが、さすがに六十年に一度ともなると、面倒ごとを押し付けられた感の方が強いようで、みぽりんは最後の最後まで抵抗を重ね作業を難航させてくれた。 「僕達はいつ会えるのかな」 大太刀の柄を撫でながら、語るように信乃は呟いた。 「やあ、信乃さん。せっかくのお祭に何をそんなしんみりとなさっているのです!」 ふと声の方見ると、ボロマールが爽快な声をかけてきた、……褌一丁で。 「ボッ、ボロマールさん? その格好は一体?」 「ああ、これですか。こいつぁ漢のせぃ……、いや、げふんげふん、楽しそうだったのでつい仲間に入れてもらったのですよ、ははは!」 豪快かつ上機嫌に語るボロマールだが、周囲の視線は意外と冷たい。普通、神輿を担いでいないときの担ぎ手は法被を着るものであるが、彼は他藩国の人間であるためそれを知らないのかもしれない。 「あの、何か羽織るものをお持ちしましょうか?」 「いやいやぁ、そんな手間をおかけするには及びません。このままで十分ですよ~! そんなことより、鸚哥さんとみぽりんさんをひやかしに行こうじゃありませんか!」 そっちは十分でも一緒にいるこっちが恥ずかしいのだが……。いや、今日くらいいいじゃないか、と信乃は思い直し軽く頭を振る。今日は祭なのだから。 「では、行きましょうか。のんびりと向かえば、お二方ともが着替え終わる頃に着けるでしょうからね」 <了> 作・信乃
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エルダールの婚姻とそれに関するほかの法と慣習、およびフィンウェとミーリエルの規定(statute)と制定におけるバラールの議論 エルフワインの序文 エルダールは人間より体の発育はゆっくりであるが精神の方は速い。彼らは1歳になる前に話すことを習い、同じときに歩くことと踊ることを習う。すぐに彼らの意思が体のマスターになるからである。とはいえ、エルフと人間の2種族の間には幼少期の違いは少なく、エルフの子供たちが遊ぶのを見た人間は、美しくて幸福な人間の子供たちだと思うかもしれない。その昔エルフの子供たちは彼らの周りの世界で楽しんでおり、精神の火に焼き尽くされておらず、記憶の重荷はまだ軽かったからである。 この観察者は言語能力や優雅な動きから判断して、小さい四肢と子供たちの体格に実際不思議がったであろう。死すべき者の子供たちは三歳のおわりにはエルフたちを超え始め、まだエルフたちが幼少期にはじめにとどまっているとき、急いで育ちきってしまう。人間の子供たちの背丈が伸びきったとき、同じ年齢のエルダールの体は死すべき者たちの7歳くらいである。エルダールは50歳にならないと、生涯続く背丈と形状に達しない。ある者は完全に成長するまでに100年かかる。 エルダールは多くの場合50歳になってすぐの若さで結婚する。子供の数は少ないが彼らを慈しむ。家族、もしくは一族は愛情と、精神と身体において強い同族感で結ばれており、子供たちを取り仕切ったり教えたりする必要はなかった。一家族に4人以上の子供がいるのはまれであり、時代と共に子供たちの数は少なくなっていった。とはいえ、上古まだ人数が少ないためエルダールがその数を増やすことに熱心であったとき、フェアノールは7人の息子の父親として名をはせ、彼を超える者は歴史上でていない。 婚姻は極まれな不可解な不幸を除きエルダール全てにとって生涯続く。こういうふうに起きることであった。後に結婚する者同士は子供のときであったりする若いとき(実際平和な時代にはしばしば起きていた)相手を選ぶ。だがすぐに結婚を願いかつ適齢である場合を除き、婚約はそれぞれの両親の判断を待つこととなった。 時がくると婚約が両家の会合で発表され、婚約者たちは互いに銀の指輪を与え合う。エルダールの法によると、この婚約は少なくとも1年間、しばしばもっと長く有効であった。この期間に公に指輪を返すことで解消できた。指輪は溶かされ婚約のためには二度と使われることはなかった。これが法であったが、解消する権利が行使されることは少なかった。エルダールがこうした選択を軽々しく誤ることはなかったのである。彼らは同種族には簡単にだまされることがなかった。彼らの精神は身体のマスターであり、体の欲求に流されることはほとんどなく、性質として自制がきき変わることがなかった。 そうではあるが、エルダールの中にはアマンにあってさえ結婚の願いが常に叶うわけではなかった。愛情がいつもかえってくるわけではなく、ある者を一人以上が配偶者にと望むこともあった。このことでアルダの至福に悲しみがもたらされ、ヴァラールが疑問を持つこととなった。何人かはアルダが傷ついたせい、またエルダールが影の下に目覚めたせいだとした。それによってのみ嘆きもしくは無秩序がもたらされる(と彼らは言った)。ある者たちは愛そのものからもたらされたとし、個々の魂(fea)の自由およびエルの子供たちの性質の神秘からくるとした。 婚約後少なくとも1年が経過したのち、婚約者たちで婚姻の時を決めた。宴の席で、これもまた両家によって共に婚姻を祝った。宴の最後に婚約者たちは起立し、花嫁の母親と花婿の父親が二人の手を繋がせて祝福した。この祝福には厳かな形があったが死すべき者でそれを聞いた者はいない。エルダールが言うには母親によってヴァルダが、また父親によってマンウェが証人として名指され、さらに(他のときにはめったに行われないが)エルゥの名も挙がる。そのあと、婚約者たちはお互いから与えていた銀の指輪を返してもらい(大切にする)、その代わりに細い金の指輪を与え合い右手の人差し指のつけた。 ノルドールの間では慣習として花嫁の母親から花婿へ鎖か首輪に付いた宝石を贈り、また花婿の父親から花嫁に同様な贈り物をした。こうした贈り物は時に宴に先立って行われた。(それでアルウェンの母親の立場でガラドリエルが花嫁側の贈り物の一部として、かつ後に執り行われた婚姻の証としてアラゴルンに贈り物をした。 ただしこうした儀式などは婚姻に必要な式典ではなく、親たちの愛情表現の優雅な形に過ぎなかった。結びつきは単に婚約者たちだけではなく彼らの二家族を結びつけた。体の結びつきが結婚を成就させたのであり、その後解消されることのない結合が完成したのである。幸福で平和な時代にこうした儀式を無視することは不親切で家族への軽蔑と受け取られたが、いつの時代にも両者が未婚のエルダールは誰でも自由意志でお互いに合意すれば、儀式や証人なしに(祝福をあたえ、とある名前を名指すことは例外として)合法であり、このように結ばれた婚姻は同様に解消されないものであった。上古、逃避中や追放中または流浪など困難なときはしばしばこうした婚姻が行われた。 子供の受胎と出産に関しては、受胎と出産の間に1年するとエルフの子供が誕生したのそれらは同じ日かごく近い日であったので受胎の日が毎年記憶されたのである。主としてそうした日々は春であった。主は理由はエルダールは体が年をとらなず、(特に男性たちはそう思っていて)生涯のうちどんな年齢でも子供たちを得たからである。だがそうではなかったのである。エルダールは実際にはゆっくりとではあるが年齢を重ねた。彼らの生命の限りはアルダの存続とおなじであり、人類の知り得ないほど長くはあったが終わりがないことではなく、そのように年をとってとっていった。さらに彼らの体と精神は別々なものではなく密着していた。年を経る重荷は彼らの欲望と思いを変え、エルダールの精神の上にのしかかり、欲求や彼らの体の様態も変化していったのである。これがエルダールが精神が彼らを焼き尽くし、アルダが終わる前にこの地上のすべてのエルダーリィは精霊として、ある人間たちにはその思いに直接的に入り込むことによって見られる以外、死すべき者たち誰の目にも見えなくなると言う意味である。 そしてエルダールは、草創期もっと子供たちを得ており、精神と身体において彼らの勢力と力は死すべき者たちの子供たちより強かったと言う。これらの理由によりエルダールは少数の子供たちしか生まなかったのである。また特異で厳しい運命が降りかからない限り、彼らは少年期または青年期の世代であった。だが結婚した年齢に関わらず、彼らの子供たちは結婚後あまり年数をおかずに誕生した。世代に関してエルダールの間では力や意思は違いがわかったからである。意思や欲求が満たされなければいく年月にわたり彼らが世代の力を保持したことは疑いのないことである。しかし力の行使によりすぐに欲求はなくなり、精神は他のことへ向かった。愛情による結びつきは実際彼らに非常な歓喜と子供たちの日々をもたらし、彼らが呼ぶ人生でもっとも楽しい記憶である。だが、彼らには体と精神に他のさまざまな力があり、彼らの性質はそれらの成就へ駆り立てた。 かくして、結婚した者たちは生涯結婚したままではあったが、必ずしもいつも共に住むわけではなかった。不運な日々の別れの機会を考えることがなく、結ばれていれば妻と夫は、お互いに異なる精神と身体の賜物を与えられていた個々だったからである。ではあるがどのエルダールにとっても出産の時に、またはその子供時代の最初の年に結婚した一組が分かれれていることを嘆いているようであった。この理由があってエルダールはできることなら幸福で平和な日々に子供たちを得たのである。 こうしたことすべての中で、子供を得る関係以外では、エルダールのネリとニッシ(男性と女性)は同等であり、このこと意外では(彼ら自身が言うには)ニッシが物を新しく形成するのは主として彼らの子供たちの形成で現された。そこで発明とその他の変化は主としてネリによっともたらされた。しかしながら、エルダールの間には何事であれ、ネル(ner)だけが考えるとか行えるということも、またニス(nis)だけが心配するということはなかった。確かにネリトニッシの自然な傾向の間に違いはあり、他の違いは慣習(場所、時、またエルダールの種族によって異なる)によって定まっていた。例えば、癒しの技、体の手当てに関するすべてはすべてのエルダールの間で主としてニッシによって行われ、反対に有事に武器をとったのはエルフの男たちであった。エルダールで死に関わる運命の者は、たとえそれが合法であったり必要であるときも、癒しの力が減少した。そしてこれに関するニッシの得は女性がもっているどのような特別な力よりも、彼女たちが狩や戦をしないことによるものであった。事実最悪の状況やどうしようもない防御のさいにはニッシも果敢に戦い、エルフの男たちといまだ子供を産まないエルフの女たちにはその強さも速さも、死すべき者たちに見られるほどには違わなかったのである。その一方で、多くのエルフの男たちは偉大な癒し手であり生きたからだの伝承に優れていたが、こうした男たちは狩をせず、最後に必要になるまで戦争に行かなかった。 そのほかのことについては(中つ国でもっとも知られている)ノルドールの慣習について語ることとする。ノルドールの間ではパンを焼くのは主として女性に見られたが、レンバスを焼くのは古の法により女性に限られていた。だが料理と他の食品の準備は一般的に男性の仕事であり喜びであった。ニッシは畑や庭の手入れ、楽器の演奏、糸紡ぎ、機織、服づくり、糸と布で飾ることに優れていた。伝承については彼女たちはエルダールとノルドールの家々の歴史をもっとも愛し、家族と子孫に関するすべてを彼女たちは記憶にとどめた。しかしネリには鍛冶や、細工匠、木や石の彫り匠また宝石細工の匠としてより優れた技があった。主に彼らが音楽を作曲し楽器や新しい道具を作った。彼らは詩人たちの指導者であり、言語の学び手また文章家であった。彼らの多くは森林や荒野の伝承を喜び、その中で自由に育ちまた生きるすべての物と友になろうとした。しかし、これらまた他の労働また遊びに関して、および生きることとこの世界の生命に関する深遠な知識はノルドールは誰であっても、それがネリであるかネッシであっても、みな時々に考えたのである。 婚姻の終了について pp 225