約 163,876 件
https://w.atwiki.jp/nerun/pages/29.html
ねるんくんの漢字復習用ページ(他にもあれば募集中!) 1.養鶏場 2.燭台 3.詰る 4.抱擁 5.嘗める 6.朝餉 7.樹洞 8.問い質す 9.贖罪 10.蔓延る 11.蔓 12.儘 13.荒んだ 14.奢る 15.虚仮 16.祇園 17.解脱 答え(反転) 1.ようけいじょう 2.しょくだい 3.なじる 4.ほうよう 5.なめる 6.あさげ 7.じゅどう 8.といただす 9.しょくざい 10.はびこる 11.つる 12.まま 13.すさんだ 14.おごる 15.こけ 16.ぎおん 17.げだつ
https://w.atwiki.jp/yukiyuna/pages/202.html
学校が終わって今日も友奈ちゃんは私の家にきていた 「東郷さん、もっと私に甘えてくれないかな」 突然友奈ちゃんはそう言った 急にどうしたんだろう。 それに、 「私はずっと友奈ちゃんの優しさに甘えっぱなしだよ」 本当に出会った頃からずっと 「うーん、そういう甘えるじゃなくて……スキンシップ的な?」 「それはどうして?」 「東郷さんってあんまり人に甘えたりしないでしょ? それで自然に甘えられるようになれば相談も気軽にできるようになるんじゃないかって思って だから東郷さんに私に甘えることを覚えてほしいの あっ、東郷さんを疑ってるわけじゃないよ! 悩んだら相談してくれるって信じてる ええっと……………………………………嫌、かな……?」 「ううん、嫌じゃないよ」 私を想ってくれての友奈ちゃんの提案だ。嫌なわけあるものか むしろとても嬉しい 「……でも、甘え方がよくわからないの」 「そっかあ……じゃあとりあえず私に抱きついてみてよ!」 「え//」 「さあ、きて!東郷さん!」 友奈ちゃんが両手をバッと広げる 「い、いくよ…?友奈ちゃん」 そう言って恐る恐る友奈ちゃんを抱き締める。友奈ちゃんも抱き締め返してきた 友奈ちゃんの温もりを全身で感じる……とっても温くて落ち着く それを堪能していると友奈ちゃんは 「それじゃあ東郷さん甘えて!」 と言ってきた 「やっぱりよくわからないよ」 私は答える。わからないものはわからない それに私は既に満足しつつあった 「うーん…私にしてもらいたいこととかないかな?東郷さんならなんでもいいよ」 なんでもと言われても……と考えていたら一つ思い付いた 「……そうだ、いつもみたいに髪を梳かしてほしいな」 「わかった」 友奈ちゃんはいつもの手つきで髪を梳かし始めた ただ、その返事がちょっと残念そうに聞こえたのは私の気のせいだろうか 友奈ちゃんはパソコンでの作業中によく髪を触ってくれる そうされると作業が捗るけど、作業中は作業に集中しなくちゃいけない しかし今は友奈ちゃんの温もりを感じながらその心地よさに身を委ねることに集中できる とっても気持ちいい… 「…ゆうなちゃん」 無意識に口に出していた。自分でも信じられないような甘い声で ちょっと恥ずかしいけどそれ以上になんだか心地いい これが甘えるってことなんだろうか とにかく、とても幸せな気分だ 「なあに東郷さん」 「なんでもない……自然と口に出ちゃったの」 「そっか」 「うん」 ……………こうしてとても幸せな時間を過ごした そして、 「今日はありがとう友奈ちゃん」 「どういたしまして! 私もかわいい東郷さんがみられて大満足だよ!」 友奈ちゃんは満面の笑みでそう言った 「もう!そうさせたのは友奈ちゃんでしょ……//」 「えへへ…明日はもっと甘えてくれると嬉しいな」 「明日?」 それにもっと? 十分甘えたのでは?と思ったけど友奈ちゃんがそう言うのならまだ甘え足りないのかな 「そうだよ!一回だけじゃ意味ないもん 言ったよね。私に甘えることを覚えてもらうって だから東郷さんが自分から私に甘えてくるようになるまで続けるからね!」 「う、うん」 有無を言わせない勢いに押されつい承諾してしまった 「それじゃあ東郷さん、また明日!」 「うん。また明日、友奈ちゃん」 今度は甘えん坊に変えられちゃうのかな ふとそんなことを思い、 ふふ…と微笑んだ
https://w.atwiki.jp/gundamwar/pages/2377.html
委ねられた力 烈火の咆哮 OPERATION(UNIT) O-S11 白 2-3-1 U (自動B):このカードをプレイする場合、このカードのセット先として、自軍ハンガーにある、本来の持ち主が敵軍プレイヤーであるユニット1枚をロール状態で場に出した後、このカードをセットする。このカードはこの方法以外ではプレイできない。 (自動D):このカードが場から離れた場合、このカードの効果で場に出したユニットを廃棄する。 相手から奪ったユニットをコストを払うことなく場に出せる。 よってミハイル・コーストや戒めの処断等で相手の大型ユニットを積極的に奪うことで強力なカードとなるが単体で使えないのは痛い。
https://w.atwiki.jp/1548908-card/pages/1222.html
王宮(おうきゅう)の弾圧(だんあつ):Royal Oppression 永続罠(制限カード) 800ライフポイントを払う事で、 モンスターの特殊召喚及び、モンスターの特殊召喚を含む効果を無効にし破壊する。 この効果は相手プレイヤーも使用する事ができる。 解説 特殊召喚を封じることができるカード。 特に昨今の環境では、サイバー・ドラゴン、剣闘獣、ダーク・アームド・ドラゴン、ライトロード、そしてシンクロ召喚と、特殊召喚が猛威を振るっている。 つまり非常に強力なメタカードであると言える。 神の宣告、ライオウ、フォッシル・ダイナ パキケファロなどと一緒に大量投入して特殊召喚を妨害するデッキが、いわゆる【メタビート】である。 リクルーターなどの戦闘時に発生する特殊召喚を無効することはできない。 (ダメージステップでは発動できない) ゲーム版ではCPU思考に問題があり、黄泉ガエルなど「自動で何度も発動されると分かっている効果」に対しては当然発動しないが、ボルト・ヘッジホッグなどメインフェイズに手動で発動する効果に対しては、何度でもチェーンを重ねてしまう。 つまり、ボルト・ヘッジホッグを墓地に置いておくだけで相手のライフを800以下にしてしまうことができる。 逆の使い方も可能で、例えば相手のゾンビキャリアを無効にすれば、またゾンビキャリアを発動してしまうので、あっと言う間に完全ハンデスが成立してしまう。 一時期OCGでは、六武衆の師範のサルベージ効果など、「特殊召喚効果を持つカードの、特殊召喚以外の効果」を無効にできる、というとんでもない裁定が出ていたことがあった。 しかもそれに属する9割9分のカードは調整中であり、大会での裁定は全てジャッジに委ねる、という、さらにとんでもない体制がとられていた。 2009年4月中旬、ようやく、「六武衆の師範を含め、特殊召喚以外の効果は無効に出来ない」という裁定が出され、騒動は収束に向かっている。 だがその爪痕として、TF3やSA2009では「無効にできる」という裁定で収録されてしまっている。 よって、2009の世界大会リストでは禁止カードに指定されてしまった。 関連カード 王宮 結界像 昇霊術師 ジョウゲン フォッシル・ダイナ パキケファロ 虚無魔人 虚無の統括者 大天使クリスティア 異星の最終戦士 ゲーム別収録パック No.93016201 DS2011パック:パック:-(P)11 PSPTF6パック:パック:-(P)TF6 WiiDT1パック:パック:-(P)DT1 XBOXLiveパック:パック:-(P)XBL1 DS2010パック:パック:-(P)10 PSPTF5パック:パック:-(P)TF5 DS2009パック:パック:BEGINNER S EDITION 2(P)09 PSPTF4パック:パック:-(P)TF4 DS2008パック:パック:トゥーン・ファントム(P)08 PSPTF3パック:パック:-(P)TF3 DS2007パック:パック:-(P)07:-(P)07 DS SSパック:パック:-(P)SS DS NTパック:パック:-(P)NT PSPTF2パック:パック:-(P)TF2 PSPTF1パック:パック:-(P)TF1 PS2TFEパック:パック:-(P)TFE OCGパック:パック:DUEL TERMINAL -ジェネクスの進撃!!-(OCG):BEGINNER S EDITION 2(OCG) OCGパック:パック:DUELIST LEGACY Volume.5(OCG):Mythological Age -蘇りし魂-(OCG):プロモカード(OCG) ご購入はこちら クリック!クリック!クリック!クリック!クリック! 遊戯王&トレカ販売 カード&ホビー「KeyGrip」
https://w.atwiki.jp/kagakyon/pages/1027.html
「やぁやぁ! はじめましてだねっ!」 俺は腹の疼痛を堪えて先刻まで自分が腰掛けていた椅子の残骸に手を掛けて 、なんとか身を起こしそいつに目をやる。それは紛れも無く人間で、少女で、 そして、その下半身は俺の目に付くところに無く、見る限り上半身が俺のなん の変哲も無い机の引き出しから現れてるように見えた。 窓から身を乗り出して流れる雲の形を見て、自分の記憶の中の物と照らし合 わせる。あの山の頭にかかってる雲はなんとなくポップコーンにみえるなぁと 俺は徒然な思考に身を委ねる。ボケッとしながらこういったのんびりとした時 間に身を任すのは、好きだ。ゆったりとした気分で落ち着いた心が全身を和や かに癒してくれるように感じる。……錯覚なのだろうけど。 「ねぇねぇ、勉強の邪魔したのは悪かったよ~」 そう、錯覚なのだ。いかに見てみぬ振りをして窓の外の雲に目をやって、耳 を風の音や鳥の囀り、木々の葉擦れの音に傾けても、現実ってのはそっと俺の 肩を叩いて否応無く実力行使で振り向かせるのだ。しかも今回のはまたびっく り、勉強の途中の俺の机の引き出しから青い少女が勢いよく飛び出しながら両 手に勝訴の変わりに現実と書かれた紙をかざしながらやってきたようなもんだ 。 まぁ実際には青い少女はそんな紙を持っては居なかったが俺の腹の前にある それから飛び出してきた時に俺を障害物かのように吹き飛ばし、その際俺が腹 部に食らった多大なる物理的ダメージはやはり現実だと俺に知らしめていた。 …ついでに言うと青い少女というのは実際に黄色人種、白人、黒人の様に肌が 青い漫画の悪魔の様な外見をしてるわけではなく、腰よりも長い髪が抜けるよ うな空色に近い青だったからだ。 「勉強の邪魔はまぁいい、元より真剣に取り組んでなど居ない。それより問題 なのはお前が俺を吹き飛ばした際に破壊した椅子と、そのフレームの歪みきっ た机の引き出しだ」 「……えへ?」 少女に嘆息しながら振り返り、現実逃避から無事かどうかは置いたうえでな んとか帰還を果たした俺は部屋の中心で軸が折れた元椅子に寄りかかる少女に 冷たい目を向け、次に見るも無残な俺の机を見る。……結構愛着あった長年使 ってる机だったのだがな、まぁ机という本来の機能自体は失われていないが、 これではふと机に身を寄せた際に、とがった金属部分で腹筋が割れる事になる 、物理的な意味で。……なんでこんなことになったんだろうか? 「お前、名前は?」 「ん?」 「お前とか、君とか、その手の二人称はあまり好きじゃないんでな。できれば 名前がわかるほうがやりやすいし、…はぁ面倒だがお前のさっきの話も少しだ け興味をそそられたのも事実だからな」 「そうかそうか、う~ん、話どおりだねキョン君。 私の名前はこなた、こなたもんだもん」 ファーストコンタクトは……、やはりどの角度から見てもそれは一つの言葉 でしか表現のし様がなかった、俺は決して語彙の多いほうじゃないが、仮にそ れがもっと多くて、広辞苑もびっくりであろうとも、多分同じ言葉を選ぶのだ ろうと俺は自己分析と、目の前の少女―こなたを思う。 つまり『最悪』と
https://w.atwiki.jp/pixmax/pages/207.html
ここはイーストビーム本社・・・・-------- なめ頃「東京都渋谷区神宮前6-19-14神宮前ハッピービル8F・・・・・。」 くろぉず「・・・・来たぜ。」 ぢヴぃね「始まるな。きっと死闘が」 nn「お稲荷さまの続き見るためにもがんばるぜ」 正午「ネコーチャの力を見せてやるよ、バ管理人が」 ipod80gb20「地獄ヲ味ワエ・・・・・ピョハハハハハハハハハハ」 一方、神さまの世界 ヴぁいやーど「地上はブラッドワザップで大変なことになってるな」 ズケ「どうやらあいつ等が日本の運命を委ねることになったな」 つw「マリオ☆★2。」 マリオ「あんだよ」 つw「ipodはあのままじゃ勝てない。力を貸してやれ」 マリオ「やだよあんなやつ」 ヴぁいやーど「今更意地を張ってもしょうがないだろう」 ズケ「お前は我々が管理している日本が崩壊してもいいのか」 マリオ「ipodに協力するくらいよりはマシじゃボケ><」 つw「はぁ・・・・・ピャハさんどー思うよ。」 マリオ(バッ・・・・おま・・・ピャハさんは反則だろ><) ピャハ「・・・・・・ットイケ」 マリオ「え?」 ピャハ「サッサトイケエエエエエエエエ!!!!」 マリオ「ひえええええ、やりますやりますやればいいんだろ!!」 ipod80gb20「・・・・・・お?」 ピューーーーーーーン・・・・ マリオ★☆2「よう」 ぢヴぃね「誰?」 ipod「紙さまだよ」 マリオ「神だ><」 正午「どっちだかわからん」 nn「つか怪しい」 くろぉず「同感だ」 マリオ「お前らipod80gb20がこのままで不安じゃないのか??」 正午「超がつくほどマジで不安だな」 マリオ「だから俺が力を貸してやるのさ!」 ipod「へぇー」 マリオ「というわけで例のアレを叫べ。」 ipod「ええええええええ?やだやだやだーい」 マリオ「うるせえ早くしろ」 ipod「マリオ☆★2ソウルフュージョン 」 マリオ「うわ。いきなり言うな><」 ギューーーーーーーーーーーイン ipod☆★2「ギャハハハハハハハハ。みんなぶっ殺してヤル!!!!!」 マリオ「うわ!なんか様子がおかしい><」 ぢヴぃね「こえ><」 くろぉず「声がグロイ」 nn「この件に関してはノーコメで」 正午「俺はあえてコメントするぜ!恐い!!」 舐め頃「あら・・・・・・まー?」 ぢヴぃね「よし、突撃するぞ!」 ipod☆★2「ギャハハハハハハハハハハハ皆殺しだアハハハハハ」 バァン、ドカドカドカドカ・・・・ ???「来たか。ふははは」 ぢヴぃね「!おまえは!!」 コア「俺様がぶっ殺してやるよ」 くろぉず「一人だけなら楽勝だぜ」 コア「誰が一人だって?」 正義のヒーローコア「誰が一人だって?」 コア。「誰が一人だって?」 可愛いコアちゃん「誰が一人だって?」 コアコアコア「誰が一人だって?」 こあっぷ!「誰が一人だって?」 斎藤コア「誰が一人だって?」 コア君。。「誰が一人だって????」 nn「うわ。増援がいっぱい来た!」 正午「でもこいつを倒さないと先に進めない」 くろぉず「よくゲームにあるパターンだな」 なめごろう「やるしかない」 ipod☆★2「殺ってやるぜ!!!オラアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!」 コア(全員)「俺様に勝てるかな?かかってきやがれwww」 ラストスパート、頑張って下さい>< -- D (2008-11-29 10 00 59) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/moemonss/pages/292.html
この陽光が緋に染まる頃には俺はこの場所にいないはずだ。 そう確信できるだけの風格を備えたやつがまたここに来る。 前に来た時、もう少しの信念の強さがあればそれだけで負けていたはずだ。 そいつがまた来る。 狐も俺もその報告に心を躍らた。 広場の木々を抜ける風に喜びに打ち震える己が身をさらし、来るべき時を待っていた。 ……早く来い、早く俺と、……俺達と戦え。 ――― ……風が止んだ。 静かに、ゆっくりとゲートが開いていく。 フィールド……そしてこのセキエイ全体の空気が変わっていく。 ……来た、ようやく来た、ヤツが。 狐もその髪を美しい焔のごとく揺らめかせ闘気を隠すことすらしない。 ハピナスですら来る戦いへの意思かその瞳を鋭くゲートへ向けている。 止まった風を自ら巻き起こすかの様に一人のトレーナー、 そして付き添いその命を委ねる者に続く6人の影。 「来てやったぜ、ここまで顔パスとは、随分あんたに買ってもらったようだ。」 ……俺自らが運営、そして四天王達に下した要請。 隻腕のトレーナーが来たら俺の元に通す事。 「……御託はいらん。」 「そういうなって、形式はダブルバトルでもシングルでも構わないか?」 …………。 「……好きにしろ。」 射抜く視線を向ける。 「好きにしろって事はないだろ、少しは話を聞いたらどうだ。」 少し苛立ち俺に食って掛かる隻腕。 「ルールなんて要らないわよねぇ? 戦えればそれでいいのよ。」 陽炎を立ち昇らせのそばに立つ狐が気って捨てる。 「それでもチャンプかよあんたらは……、もういいこっちで勝手に決めさせてもらうぜ、ダブルバトルにさせてもらう!」 「……狐、ハピナス。」 やつの先鋒はキングドラとブラッキーか。 ……突き崩す! 『公式リーグチャンピオンマッチ、開始。』 アナウンスが流れまず動いたのは……。 「キングドラ雨乞いだ、足元崩してやれ!」 刹那の内に空を黒雲が多いつくし激しい雨を降らしていく。 「……ハピナス、狐の補助。」 返事はなくリフレクターを展開し、狐にかかる雨をさえぎり…… その刹那。 「キングドラ! やれ!」 一足飛びに間合いを詰めリフレクターを維持するハピナスへキングドラが迫る! 「…………ッ! 耐えろ! 狐回り込め!」 「甘い、あんたも見くびりすぎだ!」 気迫に答えキングドラが繰り出したのは水の波動。 しかし、そこは龍の力を持つもの。 雨で濡れたフィールドの水すらも操り広範囲の水を噴き上げる! 「……これじゃ近付けないわね……。」 憎憎しげに呟く狐。 「……やってくれる……、狐吹き散らせ!」 「……軽く言ってくれるわねっ!」 降り注ぐ雨すらも消え行く超温の熱気を溜め込みはじめる狐。 この時に紫煙の主が犯したミスに隻腕以外は誰も気付くことはなかった。 ――― 「今のうちだキングドラ、補助をつぶしちまえ!」 ――狙いは最初からハピナスか……! 「はぁぁぁぁぁ!!」 キングドラが気迫を伴いハピナスを蹴り上げる! 「やって……くれます……!」 空中でなんとか体制を整えるハピナスだが……。 水を足場追撃しキングドラは高く空へ舞い踊る。 「散れ!」 足と首をロックしひざを背中に押し当てそのまま地へと吸い込まれる二人。 ハピナス戦闘不能のアナウンスを遠くに聞きながら隻腕は勝利を確信していた。 ――― 中書き 初の前後編です。 次回までお待ちください……。CAPRI
https://w.atwiki.jp/aurora_online/pages/13.html
世界観 背景 永久に続くと思われた混沌。 無の世界から極光大帝は天と地を創造する。 自らの精神を『天』へ、肉体を『地』に・・・そして世界が創られた。 天上には秩序を支配する神々が住まう世界 地上には神々が支配する『者』が誕生する。 神々による地上への支配はいつしか暴走をはじめ悪意と変貌していく 様を危惧した極光大帝は『天』に霊域。 地上には『地獄』を分け与え独自の進化を促す。 後の世に語り告がれて いく『極光大陸』の始まりである。 地上では『人々』の繁栄が始まり新たな世界が産声をあげる。 神々への信仰が薄れていくなか、天により定めた秩序から強者による混沌たる支配が始まろうとしていた。 混沌による支配に対抗するべく極光大帝は自ら『天道』となり、『九幽鬼域』を定める。 それにより人々には 「生」と「死」、混沌と共に生きる者は『鬼』となる「輪廻」という秩序が設けられる。 新たな秩序により天と 地は遮断され、緩やかではあるが万物は繁栄を始める。 億万年という気が遠くなる年月が経ち、神々は「仙宮浮雲城」へと身を引き、人智を超えた力を要する『仙人』が秩序の番人として世界を監視することになる・・・ 神々の秩序を護る者、新たな秩序を模索し新世界を創造する者とで天上では暗雲が立ち込める。 いつしか仙人は「順天者」と「逆天者」に分かれ熾烈極まる戦いから抜け出せなくなっていた。仙人対戦である。 仙人たちの争いにより地上の秩序は崩壊し世界は混乱を喫する。 人智を超えた力を得ようと考えた人々は、己の秩序 によって地上を支配しようとする者。 悪意により人々を虐げる者。 仙人に成り代わり悪意によって支配しようとする者によって極光大陸は破滅の道を歩み始める。 仙人対戦により逆天者は人々の精気を吸気する邪功を・・・ 順天者は生霊万物の精気を取り組む陣法を布く・・・ 戦いにより人々は傷つき、生きる術すらも見失う・・・ 秩序の崩壊により混沌へと歩みを進み始めた世界の有様に 極光大帝は怒り狂う。九幽鬼域 深部において永遠に閉ざされるであろうと思われた魔界の扉を開き 神々の意思に反し、罪を犯した仙人の多くを魔界に追放し悪魔へ冷遇する。 永遠の苦痛のために・・・ 再び混沌の世になることを恐れた神々により 魔界の入口は猛々しい山脈により封印され深き眠りについたかと思われた。 極光皇帝は人々に光明を与えるべく 残る仙人を天界へ導き、地上を人々の手に委ねることに。 永遠を約束して・・・。 仙人が地上から姿を消し、仙人大戦も伝説として語り継がれる頃 地上は少しずつ、安らぎを取り戻し新たな秩序により生への執着が取り戻されつつあった。 極光大陸にも一筋の光明が見出されたかに思えた。 仙人の支配の後、人々は自ら信じる秩序により国を建国する。 戦いから1000年・・・ 弱き国は淘汰され、それぞれ異なる秩序を要した烈日国、映月国、晨星国の大国により極光大陸は支配されること になる。 ただ、神々の意思とは裏腹に人々の秩序によって齎されたのは・・・戦いであった。 仙人大戦が伝説として語り継がれるなか、 戦いの拮抗を打ち破るべく、人智を超えた神々の力を渇望する三国は 研究を開始する。 それが破滅の力なのか・・・光明の力なのか・・・わからずに。 永久に続くであろう戦いに人々の運命は交差し始める。
https://w.atwiki.jp/when_they_cry/pages/272.html
グロい描写が苦手なあなた。この作品を閲覧しない権利があります 「……ぅぐ、――か、はぁ……っ!」 月明かりの下、夜の神社という神聖な場所で、祭が始まろうとしていた。 素裸に剥かれ衆人に白い肌を晒されている少女の身体に鋭い刃物があてがわれ動くたび、 肌は赤く染まり、澄んだ空気に澱んだ臭いが混じり出す。 猿ぐつわによるものか、それとも少女の強靭な意志の力によるものなのか、 加えられる行為の惨さに反して苦痛の声は少なく、 その瞳は苦痛を与えてくる相手を――この私を睨み続けている。 「さすがね梨花ちゃん。自分から麻酔を拒んだだけのことはあるわ」 「…………っ」 『当たり前よ、私は何としてでもこの記憶を持っていかなきゃいけないのだからね』 少女の――梨花の目的はわからないが、私に楽しみを与えてくれたことは確かだ。 今夜起こる最初で最後の祭の始まりに相応しい…。 「くすくす。……それじゃあ、あなたの綿流しを始めるわよ」 「……がっ!――ふ、……っっ!!」 腹部を内部まで一気にかき開き、「綿」を引きずり出すと、さすがに梨花の身体は大きく震え、猿ぐつわから声と血を漏らした。 「……ふふ。綺麗よ梨花ちゃん。月の光と血の赤とでこんなに濡れて輝いて…」 「か、ふ……ひゅ……」 梨花の瞳の輝きが鈍くなる。顔色も白くなってきた。 ……これでもうすぐオヤシロさまの生まれ変わりとやらもおしまい。あっけないものね。 ジロウさんも、こんな風に苦しんだのかしら…? ………………。馬鹿ね。私は神よ。神になってやるのよ。もう遅いの――! 一旦梨花から身を離し、衣服を脱ぎ捨てる。 山狗たちは指示通り遠巻きに見ている。 月明かりの下の私の裸身にゴクリと息を呑む音が聞こえた。 「あなた達はここで起きることをしっかり目に焼き付けなさい。これは神の儀式なんだから」 再び梨花の側に行くと、もう彼女の瞳はどこも見ていなかった。 ひゅー、ひゅー、と小刻みに震えながら息を漏らすだけ。 「私の勝ちね、梨花ちゃん。くすくす……」 ずりゅっ…。 小さな身体から「綿」を引き出し、血に染まったそれを身体に巻き付ける。 「うふふ、あったかい……」 梨花ちゃんの鋭い瞳。私を拒んだジロウさんの激しい瞳。おじいちゃんの優しい瞳…。 …今はもう、誰も「私」を見てはくれない。だって、ここにいるのは神だから。 私の身体が血に染まる。「綿」が身体を滑るたびにぬるぬるとした液が身体を濡らす。 そして、私の内部も熱く濡れて――。 ぐちゅ…っ。 「ああ……ん、ふふ……どうかしら梨花ちゃん。オヤシロさまの生まれ変わりの神聖なあなたの「綿」で、 私、こんなになってるのよ…?あふ、んんっ……」 赤く濡れた指を滑らせるたびに、これまで感じたことのない激しい快感が電流のように流れこんでくる。 きっとこれが、神の領域。 普通の人間ならこんなことで快感を得られたりしない。 私は、神。神になったのよ。これから私は神としての偉業を成し遂げるのよ――! 月明かりの下。 神聖な神社に響くのはオヤシロさまの生まれ変わりの虫の息と、 快楽に身を委ねる神の声と、 血と粘液の混じった淫らな音だけ。 これが私の祭り囃子――。
https://w.atwiki.jp/910moe/pages/381.html
夜桜 「桜の樹の下には、屍体が埋まっている」 「――君は梶井基次郎が好きだったか、」 四月とはいえ、夜は冷えていた。強い夜風が頬を撫で、外套が靡く。 地面に敷き詰められた桜の絨毯が、 自ら闇に呑まれるように、漆黒の境界に溶けていった。 「いや――妻がね、好きだったんだよ。美学がある、と云ってね」 今日は彼の妻の一周忌だった。彼女の輪郭を辿るかのように、彼は目を細めた。 「早いものだな。……彼女はね、君と映画に行くのが好きだったんだよ。 蘊蓄が聞けるといってね、喜んでいた。妬けるから、黙っていたけど」 「少しは、落ち着いたか」 私は口早に云った。 「ああ、お陰様でね。君にも随分世話になった」 眠りという一時の安息にも身を委ねることができなかった彼の深酒に付き合うのは、私の役目だった。 泡沫の酔いの中にいる間、彼はよく笑いよく話し、そして、それが醒めると鬱ぎこんでいた。 十日に一度はあった真夜中の訪問は、今では間隔を広げつつある。 「本当にね、感謝しているんだ。――学生の頃は、君とこんなに長くあるとは思っていなかった。 満開の桜の下でドストエフスキーを読み耽る様な奴だからな、君は。確か、此処だったろう」 覚えていたのか。 「桜とドストエフスキーは、合うのかい」 柔らかな陽射しのもと、学生帽の影に隠された彼の表情は読み取れなかった。 「このコントラストが好いんだ」 そう云った自分はあの時、どんな顔をしていただろうか。 夜桜が、まるで昔日の亡霊のように闇に浮く。この桜のある母校へ誘ったのは彼だった。 「君は、変わらないな」 ふいに彼が云った。 ひとつ息を吸って、私は嘯く。 「変わったさ。俺も、お前も」 違う、変わることができなかったのだ、逃れることができなかったのだ。 この愚かしいエゴイズム、肥大し続ける妄執、劣情、そのすべてから。 お前は知りもしないだろう、 お前に恋人を紹介される度に、この桜の下に埋葬した私の屍体を。 お前は知りもしないだろう、 彼女が逝ったと知らせを受けた時、私の口元が悦びのかたちに歪んだことを。 お前は知りもしないだろう、 彼女と映画に行く度に、食事に呼ばれる度に、お前の相談を受ける度に、 お前が幸せだ、とつぶやくその度に埋葬し続けてきた私の屍体を。 (ああ、桜の樹の下には屍体が埋まっている!) いくつもの私の屍体は腐敗し、ぬらぬらと澱んだ血を地中に吸わせている。 迷路のような根はそれを一滴残らず絡めとる。 (何があんな花弁を作り、何があんな蕊を作っているのか、毛根の吸いあげる水晶のような液が、 静かな行列を作って、維管束のなかを夢のようにあがってゆくのが見えるようだ――) 彼の手が肩に触れた。 己の屍体を、狂い咲く桜を、その幻を見ていた私は、驚いて彼のほうを向く。 「行こうか」 変わらない笑みだった。 そうだった。この桜の下で出逢った時、お前は同じ顔をしていた。 晴れやかな笑顔ではない、少し寂しさをたたえたその、顔。 ――ああ。 埋葬したはずの屍体が息を吹き返そうとしている今、彼に触れられた肩だけが熱いのだ。 高気圧×低気圧