約 1,425,982 件
https://w.atwiki.jp/wiki9_eroparo/pages/540.html
姐さん・姉御肌の女性が異性に恋をするスレ http //sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1166431257/ 種別/SS創作 分類/シチュエーション総合 検索ワード/
https://w.atwiki.jp/seisyoujokisidan/pages/124.html
リザード姐さん(第四部) トカゲの亜人。 馬鹿でかい剣を武器としているらしい。 感情によって身にまとう属性が変化するんだとか。 例えば、激情に身を任せてるときは炎、冷徹な気分のときは氷、といった具合らしい。 しかしながらトカゲの亜人なので、属性が氷になると冬眠の危険性がある。 そのため、冬眠防止用にアルコール度数の高い酒を常に携帯しているとか。 だが、酒のお陰で氷属性になることは滅多にないんだとか。
https://w.atwiki.jp/ranoberowa/pages/349.html
第297話:殺戮者と姐さん 作:◆a6GSuxAXWA 石碑より脱出した二人は、森の陰に隠れて互いの情報を交換していた。 互いの捜索する相手や、これまで出会った者たちの様相、行動。 そして―― 「物部景という少年が死亡。放送の分を加え、現在確認された死者は24人か」 「ええ。私がもう少ししっかりしていれば、アイツも死なずに……」 蒼い殺戮者は、何を言えばよいのか分からない。 ――昔にも感じた困惑だ。 と、その思いを敏感に感じ取ったのか、風見が苦笑を浮かべ。 「ごめん。今言うべき事じゃないわね……とりあえず暫く時間を置いて戻って、アイツを埋葬して、それから――?」 「そのまま地下を探ってみたい。何か有益な情報が得られるかもしれない」 火乃香、パイフウは放っておいても死にはしないだろうという確信がある。 むしろ禁止エリアが増えてからの方が探し出せる確率は高いだろう。 しずくがこの状況で生存できるかは不安要素が多いが、焦燥から無茶な探し方をしても我が身を危険に晒すだけで益は無い。 ……ならばやはりエリアが狭まるのを待つべきだと、蒼い殺戮者は判断する。 「次の放送を待ち、禁止エリアの指定によって発生する人の流れを地下に潜って回避」 「そして地上が再び落ち着くまで地下を探り、狭まったエリアの中で目標の七人を捜索、ね」 蒼い殺戮者は、得られた情報を元に再び思考。 まず、自分の目的は正常な命令系統への復帰。 そしてそのために情報を収集し、それを火乃香に届け、恐らく脱出のために動いているであろう彼女に協力する。 途中、可能な限りはパイフウ、そしてしずくとの合流を果たしたい。 ここまでが単独行動時の思考。 これに加え、風見の話に出てきた佐山、新庄、出雲、オドーの四人を捜索対象に追加。 恐らく彼女の思いは、自分がしずくを気にかけるものと同質だと判断し、優先順位は同格に。 更に、風見は己の武器である槍を探しているという。 原始的な武器だが、火乃香のカタナのような事例もあるため侮るわけにはいかない。 優先度を一段落として、捜索の対象に。 そして二人は、静かに放送を待つ―― 【D-4/森の中/1日目・11 05】 【蒼い殺戮者(ブルー・ブレイカー)】 [状態]:少々の弾痕はあるが、異常なし。 [装備]:梳牙(くしけずるきば) [道具]:無し(地図、名簿は記録装置にデータ保存) [思考]:風見と協力して、しずく・火乃香・パイフウを捜索。脱出のために必要な行動は全て行う心積もり。 [備考]:BBと風見は次の放送を待ってもう一度地下に潜るつもり。 【風見・千里】 [状態]:精神的に多少の疲労感はあるが、肉体的には異常無し。 [装備]:グロック19(全弾装填済み・予備マガジン無し)、頑丈な腕時計。 [道具]:支給品一式、缶詰四個、ロープ、救急箱、朝食入りのタッパー、弾薬セット。 [思考]:状況を整理したい、仲間と合流。景を埋葬したい。 [備考]:BBと風見は次の放送を待ってもう一度地下に潜るつもり。 2005/05/05 修正スレ90 ←BACK 目次へ(詳細版) NEXT→ 第296話 第297話 第298話 第290話 時系列順 第351話 第248話 BB 第350話 第248話 風見・千里 第350話
https://w.atwiki.jp/viptndr/pages/1679.html
962 :名無しさん:2006/06/11(日) 23 55 38 ID l0I8qR9A ここで自炊 前スレラスト付近より ・姐さんツンデレ 「あっ姐さん、おうぁえぉーす!(挨拶)」 「なんだい、まだ掃除終わらないのかい?本当に愚図でノロマだねぇ」 「すぃやせんっす!(謝罪)」 「あんたは大飯喰らいの居候なんだから雑用くらいビシッとこなしな!」 「あざっす!(感謝)」 「ったく、返事だきゃあ一丁前だねぇ…おや?あんた…シャツの裾が破れてるじゃないか、ちょっとこっちに来な!」 「あ、平気っす。長い事着てるからボロいだけっすから…」 「別にあんたが恥をかくのは何とも思わないけどねぇ、下のモンがそんなボロを着てたんじゃあ、笑われんのは上のあたしらなんだよ!わかったらさっさと来る!」 「…へい、考えが至りませんで…すぃやせんっした!」 「…ほら、脱ぎな。繕ったげるからさ」 「そ、そんな、姐さんにそこまでさせちゃあオヤジに面目がたちませんよ!」 「いいから!ったく、余計な所は義理堅いんだねぇ」 「オヤジは…行き倒れの俺を拾ってくれた命の恩人っすから…義理を通さにゃ男がすたるっす…」 「ん…その心掛けは立派だねぇ…フフ…そうやって…いつかあたしの事も…」 「え?なんすか?」 「なんでもないよ馬ァ鹿!ほら、一丁あがり!」 「あ、あざぁっす!」 あれ?デレは…?
https://w.atwiki.jp/ilovehorisuse/pages/67.html
831 名前:名無しさん 投稿日:2007/04/08(日) 12 49 26 今、「ウチくる!?」にけんたんが出たぞ 飯島愛の親友として、お侍さんのコーナーに少しだけ出た! 832 名前:名無しさん 投稿日:2007/04/08(日) 13 04 13 どんな内容だった?? 833 名前:名無しさん 投稿日:2007/04/08(日) 13 21 37 いきなりだったからあまり覚えていないけど 飯島愛がけんたんちに遊びに来たとき、高級寿司をおごってくれたとか (けんたんが払わなかっただけ) 飯島愛が引退を発表したとき、けんたんが真っ先に飯島愛に電話したっていう エピソードや、 飯島愛が好きなけんたんの一発ギャグをけんたんが披露したりしてた VTRが終わったあと、飯島愛が 「健ちゃんが『潤ちゃんには司会がある。タイゾーには芝居がある。 俺には何にもねえ!』って嘆いてたよ」って言ってた 834 名前:名無しさん 投稿日:2007/04/08(日) 13 31 57 飯島姉さん乙 引退した理由より本当は何歳だったのか知りたい 絶対けんたんより上のはず 835 名前:名無しさん 投稿日:2007/04/08(日) 22 54 18 838 けんたんにはキショヲタがいるじゃないか ボラにはエラ ゴリラさんにはクルミしかないんだぞ 836 名前:名無しさん 投稿日:2007/04/09(月) 00 05 18 ボラには司会しかない ダイソには芝居しかない その芝居すら危うい けんたんにはたくさんのキショヲタや笑いがあるのに 837 名前:名無しさん 投稿日:2007/04/09(月) 00 47 51 だよな けんたんは本業のお笑い芸人でいけばいい 本当はけんたんも芝居うまいけど あんまり興味ないのかな 838 名前:名無しさん 投稿日:2007/04/09(月) 05 56 48 つか、芸人なんだからむしろ司会やら芝居やらやってるばやいじゃないのにな。 けんたんの舞台はGJだが。 839 名前:名無しさん 投稿日:2007/04/09(月) 11 47 49 んだんだ 変な副業やらすのはナベ思想 840 名前:名無しさん 投稿日:2007/04/09(月) 12 58 52 お笑いだけやっとけばいいのにな 841 名前:名無しさん 投稿日:2007/04/09(月) 13 06 33 でもやっぱりけんたんは優しいな。 一番に飯島愛に連絡したなんて。
https://w.atwiki.jp/aandj/pages/84.html
ディア姐さんのテーマソング 【作詞:フリート 元曲:アレ(年齢がばれるね)】 1. M的キャラに守られた 快適商会に住んでいる 超ドS人間 ディアネ・コリーニ 自分の利益をまもるため 三つの下僕に命令だ!(ヤア!) Mキャラ もっちぃー何かクレ ファンダレルは船つくれ! 猫又!お座り!支援しろ~ 2. M的キャラに守られた 快適商会に住んでいる 超ドS人間 ディアネ・コリーニ 他人の平和を壊すため 三つの下僕に命令だ!(ヤア!) 会長シルヴィは下僕増やせ rumiere、Uneで物運べ クラヴィア変身 役に立て! 3. M的キャラに守られた 快適商会に住んでいる 超ドS人間 ディアネ・コリーニ 自分の未来をひらくため 見知らぬキャラにも命令だ!(ヤア!) そこのあんた料理くれ そこのあんたは装備くれ 拒否は出来ない、血を見るぞ~
https://w.atwiki.jp/kaldas-h/pages/49.html
全てを飲み込みそうな爆発。 全てを白く変える閃光。 俺は此の時死ぬ筈だった。 死ぬ筈…だったんだ…。 <俺と姐さんと時々ダンナ> 『痛覚』 確かそんな名前だったこの『感覚』 俺達には基本的に無用の長物である『感覚』 この『感覚』が唯一発生する場合と言えば、俺達を構成している『核』に亀裂等の異常が生じた時くらいなもので、『核』に異常が生じることは即ち『消滅』に直結するわけだし、この『感覚』が俺達にとって『死』を意味することくらい、旧型の俺にだって理解できた。 痛覚、痛覚、痛覚。 全身が痛覚に支配されている…。これはおそらく『核』にヒビでも入ったのだろう。 下手をすれば何処か欠けたかもしれない、が、どの道マスターも星も消滅したし、俺には関係の無い話。 痛覚…、痛覚…、痛覚…。 ほら、だんだんと『感覚』が薄れてきた。 ざらざらと体の崩れ始める音もする。 『消滅』が始まったのだと俺は理解した。 まぁいいさ。 マスターを守れずして、マスターが消滅したのだし、マスター亡き世界で俺は生きる術など知らない。 ざらざらざらざらざらざらざらざら…。 全てが白く、黒くなる…。 …こうして直に全てが終わ………… 「死なないで!!!」 …らない。誰だ? 俺の感覚は一気に研ぎ澄まされた状態まで戻り、全身は再び痛覚に支配された。 『………ッ!!!』 「あ…よ…良かった…気が付いて…」 『………?』 目を開けると、一人の女が俺のことを見下ろしていた。 「覚えてる?君…私の家の前に落ちてたのよ?旦那は『危険だから近づくんじゃねぇー』とかって怖ーい顔しちゃってたけどさ。君…怪我してたし、なんか放っとけなくて…大丈夫?」 『………』 話が…見えん。 何か? つまり俺はこの女に拉致されたのか? と、言うか よく見たらこの女『星の戦士』一行に混じってた女じゃないか。 敵に捕獲されたのか、俺。 だが俺は大した情報も持っとらんぞ。 何せ旧型だからな。 不定形でしかない、闇の塊なんだ。 そんな俺が大した情報なんぞ持っとるわけがなかろう。 第一、知っていたとしても敵には教えんがな。 さぁ、答えろ女。 貴様の真意はなんだ? ゆっくりと状況を整理し 『俺をどうする気だ』 と俺は女に聞いた。 「あ、そういえば考えてなかった」 女は実にあっけらかんと、そう答えた。 ふざけるな。 考えていない筈がなかろうが。 俺は敵だろう。 マスターの情報とか、その他もろもろを吐き出させるために拉致ったんじゃないのか? そうではない…とするならば何か? 俺を洗脳しようとでもいうのか? あぁ、確かにそうさ。 俺は旧型だが戦闘能力に至ってはお墨付きだ。 だがいくら俺を洗脳したところで俺はマスターの『呪縛』を受けている。 未来永劫、俺はマスターを攻撃することは敵わんのだ。 「そんな怖い顔でこっち見ないでよ」 女は頬を膨らませた。…何の兆候だ? 「だって私、君を助けるのに必死だったんだからぁ。グーイとかに応急処置方法聞いたりしちゃってさ。まぁ、なんだかんだで旦那やカーくんも手伝ってくれたから良かったけどぉ…」 …グーイ? …あぁ、あの『裏切り者』か…。 「…それともなぁに?君…私のこと信じてないわけ?」 『…敵、だろう?』 「つまんない意地張らないでよぉ!いい?そもそもねぇ、君達がリップルスターを襲うような悪いことしちゃうから私達は『お仕置き』に行ったわけ、分かる?それに…ファイナルスターが爆発しちゃったのは不可抗力だし…………でも、ゴメン」 女は俺に頭を下げた。 『…何を…している?』 「何って…謝ってるのよ…」 『…あや…?』 「だって…ほら…君の星を爆発させるとか…ちょっとやりすぎたかな…って。カーくんもなんかこの冒険終わってからヘコんでるみたいだし…やっぱ争いなんて無いほうがいいよね。…改めて思った」 『………』 なんだ、この女。 理解不能。 解析不能。 なんなんだ、この女はッッッ!!! 「………」 てくてくとアドは歩く。 特に目的も無くぶらぶらと小道を行く。 「あ、アドー」 不意に、カービィに声を掛けられた。 「あ…カーくん…」 「どしたの?元気ないけど…。あ、ひょっとしてあのダークマター…助からなかった…とか?」 「ううん、そうじゃないよ」 「あ、そっか。…よかったぁ」 カービィはニッと笑う。 「…どうして笑えるの?」 「へ?」 「だって…あの子、敵だったんだよ?」 「アドになら分かるでしょ?」 「…え?」 カービィはアドの額に手を当てた。 「熱はない…みたいだけど大丈夫?アドらしくないよ?『怪我してる子放っておけるわけないじゃない!』って泣きながらデデデ説得したのアドじゃん」 カービィはまた笑う。 「…そう…だけど…」 アドは目を伏せた。 「僕も…そうしたら良かったのかな?」 不意にカービィはこんなことを言う。 「…え?」 「ううん、今更後悔しても仕方ないんだけどさ…」 カービィは哀しげに笑った。 「…ゼロ…泣いてたんだ」 「…え?」 「最後の一撃を入れて…ゼロは落ちていった…。その時ね、ゼロ…泣いてたんだ『もう元には戻れない』って…赤い…血の色の涙を流しながら…そう言ったんだ…」 カービィは泣いていた。笑いながら、泣いていた。 「なんで僕…あの時手を伸ばしてあげられなかったんだろ…?」 「…嘘…」 「嘘じゃないよ、アド。ホントにあの時…ゼロ…泣いてたんだ」 「嘘よ!」 アドはそう叫んで小道を駆け出した。 「あ…アド…?」 「嘘…嘘…ッ…!」 アドは川のほとりで膝を抱え、ガタガタを震えながらそんなことを言っていた。 「何やってんだ、こんなとこで」 「………ッ!?」 彼女が振り返ると、そこにはデデデ大王がいた。 「…だ…ダンナ…」 「…別に無理しなくていいぞ」 彼はそう言ってアドの隣にちょこんと座る。 「無理…って?」 「だってお前アドじゃねぇだろ?」 大王は頭をポリポリと掻く。 「………ッ!?な…何故…ッ」 「悪ぃな。昔っから勘はいいんだ」 彼はふわぁっと欠伸をした。 「…こーゆーことになるかもと思ったからアドを止めたんだがなぁ…。お前…何でまたアドに取り憑いてんだ?」 「………貴様には関係なかろう」 「…本性現したな。お前さ、あんなけ大怪我してたんだからあんまり無茶すんじゃねーぞ?お前になんかあったらアドの奴泣きそうだしな…」 「それだ」 「は?」 「何故この女は俺を心配する!?その真意はなんだ!?」 「…真意なんかねーよ。『助けてぇから助けた』ってだけじゃねーか」 「だからそれは何故だ!?」 「それが全部だよ」 「な…んだと…?」 「…お前には分かんねぇーかもしんねぇがよぉ…。そーゆーもんなんだよ」 大王はひょいっと立ち上がった。 「…答えが見つかったら満足か?」 「分からぬ…。皆目分からぬ!敵だろう!?俺と貴様らは敵であろう!?」 「…敵対してたのは事実だ。だが、その事実が今更何の意味を持つ?」 「………ッ!?」 厳しい表情ダークマターに対し、大王はグーッと能天気に伸びなんかをする。 「敵だの味方だのにこだわってたって…ロクなことねぇぞ?ゼロだって…大事なことは見つけたみてぇだってのによ…」 「マスターが…だと…ッ!?」 「…お前にゃ…分かんねぇか?」 大王はニヤリと笑う。 「………」 「ま、分かるわけねーか…」 大王はそう言うと手をヒラヒラとさせながら土手を登って行った。 「………」 「…ん…?」 アドは目を覚ました。 「…あれ…?私…何やってたんだろ…?」 全く記憶がない。見るとベッドで眠っているし…寝てたのかな?と彼女は考えながら上体を起こす。 目の前には例のダークマターが佇んでいた。 「あ…もう…動けるの?」 『…何故だ…』 「…へ?」 『何故…何故貴様は俺を助けた!?その真意はなんだ!?』 「………」 激しく言葉をぶつけられ、アドは一瞬面食らった顔をしたが直ぐに笑顔になって 「真意なんてないよ」 と言った。 「私は…君を助けたかっただけだもん。…それじゃあ駄目かな?」 『…理解出来ぬッ』 「んもぉ!頭固いなぁ!だいたい、君達との戦いはもう終わったじゃない!光だの闇だの関係ないじゃない!昼も夜も同じじゃない!なくならないし、どっちかがなくなっても駄目だし…その…もぉッ…何言ってんのよ私…と…とにかくもう敵とか味方とかそんなの関係ないでしょ!?君が怪我してたから…放っておけなかったのよ…」 アドはフイッとそっぽを向く。 『…戦いは…終わった…?ならば俺はどうすれば良いと言う!俺は…俺には戦うしか術が無い…。守るべきマスターももう居ない!俺は消えるべきだったんだ…』 「そんな哀しいこと言わないでよ!…消えるべき存在なんて存在しないよぉ…」 アドは泣いていた。 「カーくんだって泣いてたよ…『なんでゼロと友達になろうとしなかったんだろう』って…一生懸命やれば…そもそもあんな戦いしなくてよかったかもしれないじゃない!…そしたら君だって…戦うしか出来ないなんて哀しいことにはならなかったかもしれないじゃない…」 『………』 「…守る人が居ないと生きていけなくて…その守る人がいなくなっちゃったんだったら…また違う守るべき人を見つければいいじゃない!見つけるために…その人を見つけるために今を生きればいいじゃないのよ!」 ズーッとアドは鼻水をすすった。 「…うぐぅ…ティッシュ何処だっけ…」 『………』 ダークマターはその巨大なオレンジ色の瞳でアドを見つめる。 …理解不能。 …解析不能。 …だがしかし、この女は弱いのに生きている。 …俺は『強きが生きて弱きが死する』…そう教えられてきたというのに。 …守るべきもの、か。 思えばマスターは俺なんぞよりも遥かに強かったな…。 弱者が強者を守ろうなどとは…そもそもおこがましかったかもしれぬ…。 …珍しいな、俺が思考なんぞするなんて。 元々戦闘用だというのに…思考など…さび付いているかと思っていた。 …守るべきもの…か。 あの星の戦士は、この下らない宇宙を守ろうとしていた。 マスターは…何も守るものがなかった。 …だからマスターは敗れたのだろうか…? …守るべきものがある者の方が強い…というのか? …皆目分からぬ…。…何かを守れば…この答えは見つかるのだろうか…? ピシッと音がした。 核の一部に…亀裂が入る音。 だが不思議と痛覚は無い。 …感覚が壊れたのだろうか…?いや、違う…。 亀裂が入ったのは『刷り込み』の部分だ。 俺がマスターと契約した証…未来永劫マスターに仕えると契約した証の部分…そこに亀裂が走った。 …契約を…破棄してもいいというのことなのか…? ならば… 俺は女の前に跪いた。 『…貴女様を…御守り致します…』 ならば俺は彼女を守ろう。 この弱き命を。 この不可解な生命体を守り抜こう。 そうすれば答えは見つかるのだろうか。 マスターが最期に見つけた答えを、俺も見つけられるのだろうか。 ただの物質の俺にも。 『新たなる我がマスターとして…貴女様を』 「…そんなに固くならなくても…。それに『マスター』って呼び方…喫茶店の店長さんみたいでなんかヤだ」 『ならば…なんとお呼びすれば…?』 「アドでいいよ。私の名前はアドレーヌって言うの」 『アド…様?』 「『様』はいらないってば」 『し…しかし…』 「しょうがないなぁ…じゃあどうよっか…。あ」 彼女は笑った。 「じゃあ『姐さん』これならいいよ。なんか盗賊団の女頭みたいだけど」 『あね…さん?』 「うん。あと…敬語も出来るならやめて欲しいんだけど…。まぁ、徐々に慣らしていけばいいよ」 姐さんは笑った。 「君は…生きててもいいんだよ」 『………』 生きてても…いいのか…。 「あ、ところでさ、君の名前は?」 『ダークマター43号です。型番はD-P00043です』 「…全然名前っぽくないよ、それ」 姐さんはブゥッと頬を膨らませた。 …なんの兆候なのだろうか、これは。 「あ、そだ。43でヨミ。黄泉ってのはどう?」 『ヨミ?』 「そう、黄泉。今日から私、君の事は黄泉って呼ぶね!」 黄泉…俺の名前は…黄泉…? 「じゃ、今日から宜しくね、黄泉」 『…こちらこそ、よろしくお願いいたします、姐さん』 俺の名は黄泉、43で黄泉。 小さな旧型の暗黒物質。 しかし、この小さな太陽を守り抜く為ならば ちっぽけなこの身を捧げると、此処に誓う。 <終> 黄泉君とアドの出会いのお話。 ゼロ様との契約を破棄して、黄泉君はアドに仕えることにしたわけで。 黄泉君はデデデ大王編のレギュラーなので、これからも活躍する予定です。 どうして黄泉があんなに人気なのか、書いている人には不思議でなりません。
https://w.atwiki.jp/ranoberowa/pages/52.html
第029話:姐さんと魔法使いの…… 作:◆a6GSuxAXWA とりあえず身を隠しつつ林を通り抜け、できるだけ見晴らしの良い平地などの場所を迂回し、森へ。 その移動に一時間以上もかけてしまったのは、やや動きが慎重すぎたためか、周囲の地形の把握に手間取ったためか。 加えて景が森林地帯での行動に慣れていなかったこともあるだろうか。 「さて、この地形、地図で言えば……G-6からF-5の地区へ、斜めに動いた事になるわけか」 青いウィンドブレーカーの分厚い生地を利用して光を遮り、懐中電灯で地図と方位磁針を照らす。 探し人の情報を集めるにも物資を集めるにも、D-3周辺に表示された街へ行くのが最善だろうと、僅かな協議の末に決まった。 当然、ゲームに乗った者たちに襲われる危険は増すだろうが――それを言い出すならば、そもそもこの島で安全な場所など無いだろう。 「このままE―4を経由して行けば良い、わね。まだゲーム開始直後二時間と経っていないし、乗り気になっている馬鹿にも罠を仕掛けるほどの時間的余裕は無いと見ていいわ」 銃器も配布されている以上、むしろ遮蔽物の多い森を突っ切る方が安全だろうとは、風見の判断だ。 ちなみに景は――武器がスプーンでは流石にどうしようもない。 己の靴下を脱いで重ね、中にそこらで拾い集めた小石を詰めて、それを武器としていた。 ブラックジャックならば、甲斐と戦った際に用いた経験があるのだ。 「しかし、ただのモヤシかと思ってみれば――意外と慣れた感じね」 森の中を、二人で死角を補いながら移動していると、風見が呟いた。 「……流石に殺しあった経験は無いけどね」 夜の街で『ウィザード』として悪魔を駆り出していた頃に積んだ、様々な経験。 ――まさか今更になって役に立つとは思わなかった。 地図とコンパスを仕舞いつつも、そう思う。 「それじゃ、行くわよ……っ、何?」 「――?」 歩き出した風見の足が、何か柔らかいものを踏んだ。 確認しようと、景が懐中電灯を向けると―― 「…………ッ!!」 それは――頭の潰れた少女の亡骸だった。 二人は知る由も無いが、それは朝比奈みくると呼ばれた少女のものだ。 自分が踏みつけたものの正体に気付き、驚きの声を噛み殺す風見。 景も目を見開いたが、しかし彼は風見に比しても更に冷静だった。 声を無視して亡骸に触れれば、まだ微かな温かみが残っている。 それはつまり―― 「……まだ近くに犯人が居る。隠れろ――ッ」 声を潜めて風見に囁き、懐中電灯の光を消しつつウィンドブレーカーを翻し、手近な茂みへ飛び込む。 次いで風見が傍らの別な茂みに飛び込み、息を潜める。 茂み越しに目を合わせ、頷きあう。 「やる気になっている馬鹿が居る。しかも、下手をするとすぐ傍に――」 風見が、口の中で呟いた。 どうする――? 「頭骨があれほど潰れている点から見て、犯人はそれなりに威力のある武器または能力を所持、か――」 景が、口の中で呟いた。 どうする――? 暗闇で一瞬照らしたのみなので、大口径の銃器かそれとも鈍器による傷なのかも判別はつかなかった。 自分は悪魔が使えなければ、銃器も撃った経験は無い。 武器はブラックジャックの劣化品。 いざとなれば、風見の銃の腕を信じて囮になるか――? と、そこまで思考し景は苦笑。 「……いつの間に、信頼してしまっているんだろうな」 口の中だけで、そう呟く。 あの強気な口調が、幼馴染の少女を思わせるからだろうか。 ともあれ、自分一人では勝てない可能性が高い。 風見と二人でも危ういかも知れない。 一刻も早く―― 「やっぱり、逃げの一手――ね」 風見の声に、景は頷いた。 少女の亡骸に数秒だけ黙祷を捧げると、風見はその手からデイパックを拝借。 「ごめん。貴女の仇を取るなんて言えないけれど……どうか、安らかに」 「……冥福を」 二人は慎重に、茂みに紛れて移動を開始した―― 【残り110人】 【F-5/森の中/一日目、01:55】 『姐さんと騎士(物部景/風見・千里)』 【物部景(001)】 [状態]:正常 [装備]:ブラックジャックもどき(靴下二枚を重ねて小石を詰めた自作品) [道具]:デイパック(支給品入り)、スプーン [思考]:1.現在地よりの離脱。 2.カプセルと海野千絵の捜索。 【風見・千里(074)】 [状態]:正常 [装備]:グロック19(ハンドガン) [道具]:デイパック(支給品入り) 、デイパック(朝比奈みくるの亡骸より。未開封のため内容物不明) [思考]:1.現在地よりの離脱。 2.出雲・覚、新庄・運切、佐山・御言の捜索。 ←BACK 目次へ(詳細版) NEXT→ 第028話 第029話 第030話 第082話 時系列順 第018話 第002話 物部景 第065話 第002話 風見・千里 第065話
https://w.atwiki.jp/jewelry_maiden/pages/769.html
「スネ毛は剃りなさいと言っているでしょう」 「すいやせん……ですが、ですがですね」 「口答えするつもりですか、貴方のようなひよっこが、この私に」 「す、すいやせん、何でもありゃぁせん……」 ◇ 「つるべ落としの名を持つならもっと勢い良く落ちてきなさい」 「最近は人が来ないもんだからどうしても腕が鈍っちまうんでさぁ」 「ついてない腕を鈍るわけがないでしょう。たまにしか来ないなら尚更勢い良く落ちなさい」 「そんな無茶な……」 「つべこべ言わずさっさと練習なさいな」 ◇ 「姐さん」「お願いします」「どうかどうか」 「三人も揃っておきながら情けない。相手はどんなでしたか」 「大鎌持ってた」「眼鏡かけてた」「緑の髪だった」 「……相手が悪かったですね、諦めなさい」 「でもやられたままじゃ」「そうそう」「妖怪の威厳が」 「諦めなさい」 ◇ 「もどらないよぅ! 姐さんなんとかしておくれよぅ!」 「子供のうちから伸ばすなと常日頃から言ってたでしょうに。まったく、いったい今まで何を聞いていたんですの?」
https://w.atwiki.jp/jujin/pages/49.html
猫の姐さん 464から一連の流れが出来た様に見えるので載せましたが、問題がありそうならば削除しますorお願いします。 464 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/10/02(木) 16 05 43 ID UGTZhpem ケモナーって容姿的にも恵まれてない人多くない? 466 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/10/02(木) 16 43 28 ID k8aVLbQJ なんかキツい感じのショートのメガネかけた猫人のイメージ 467 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/10/02(木) 21 00 04 ID QysvToCv こうですか? 466