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今日 - 合計 - 秦始皇帝の攻略ページ 目次 基本情報 [部分編集] ストーリー [部分編集] 攻略情報 [部分編集] Tips [部分編集] プチ情報 [部分編集] 関連動画 [部分編集] 参考文献、参考サイト [部分編集] 感想・レビュー 基本情報 [部分編集] ストーリー [部分編集] 攻略情報 [部分編集] Tips [部分編集] プチ情報 [部分編集] 関連動画 [部分編集] 参考文献、参考サイト [部分編集] 感想・レビュー 名前 コメント 選択肢 投票 役に立った (0) 2012年10月09日 (火) 17時10分06秒 [部分編集] ページごとのメニューの編集はこちらの部分編集から行ってください [部分編集] 編集に関して
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【元ネタ】史実及び異聞帯 【CLASS】ルーラー 【マスター】 【真名】始皇帝 【性別】朕 (元は男性) 【身長・体重】180cm・65kg 【属性】秩序・善 【ステータス】筋力B+ 耐久B+ 敏捷B+ 魔力B+ 幸運B+ 宝具B+ 【クラス別スキル】 対魔力:B+ 魔術詠唱が三節以下のものを無効化する。 大魔術や儀礼呪法などをもってしても、傷つけるのは難しい。 概ね紀元前の魔術に対しては対処できるが、それ以降に汎人類史で編み出された術は異聞帯の始皇帝にとって未知であるため、突破口になり得る。 【固有スキル】 書は焚すべし:A 他者の魔術回路に対し重圧を与えることが可能。 2000年以上に渡り全世界を支配し続けた為政者としての始皇帝の結論。民衆は徹底して衆愚に貶め自意識の発芽を摘み取ることで、天下泰平の礎とする。 儒は坑すべし:A 敵対者に対し物理的重圧を科し動作を妨げる。 坑す、とは生き埋めの処刑法を意味する。 紀元前中国において大量虐殺の手段として最も効率的なものだった。 今なお圧倒的な支配と苛烈なる統制の意思として始皇帝のスキルに顕現している。 永世帝位:A 仙界の真人としての自己再生能力。不滅の為政者としての健勝さこそが始皇帝にとっての最優先事項である。自己回復の手段は必須となる。 【宝具】 『始皇帝(ザ・ドミネーション・ビギニング)』 ランク:B+ 種別:対界宝具 レンジ:10~999 最大捕捉:60憶人 始皇帝の敷いた中央集権制度の国威の具現。 ただ独りの真人たる帝が、万民の奉仕を礎に万民を守護する法政の容。これを呪的な拘束力として世界そのものに強要する宝具。 ただし対象範囲は始皇帝が自らの領土領民と認識した範囲に限定されるため、厳密には対界宝具のカテゴリには嵌まらない。 【解説】
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始皇帝陵シナリオ#3-始皇帝陵の支配者 長編第3章。 ここらで大体話のひと段落がつきます。 長かったシナリオ連載もあと3話で原作に追いつき、始皇帝陵編もそこで完結します。 結構長かったなー。 今まで"稜"だったのを"陵"に修正しました。漢字間違いに全然きづかなんだ(´・ω・`) 始皇帝陵の中では数多くの罠が設置してあり、陵を守る力強い兵士が彼らを阻んだが、白麗にとっては全て軽い障害物であり、彼女と仲間達は手軽く陵の地下2階まで降りた。 2階から下には降りることができず、彼女は墓の大きさに比べた浅さを嘆き、自らの力で下へと降りる道を作った。 長い間かかって誰の邪魔も受けずに修練のできる深さまで到着すると、白麗は自分と小小の部屋を作って修練を初め、守護獣達は侵入者に備えて防過通路を作って侵入が容易くないようにし、多くの罠を設置して自分らの主人を保護した。 白麗は自分の血で陣を描き、その中に座って宝貝を取り出し、自分の気を宝貝の中に吹き込んだ。すると彼女の気に応じた宝貝は明るく輝いて白麗の体に吸収され、体から白色の根のような形の数十個の気が部屋の外まで伸び、そこから大地の気を吸収して自分の力を取り戻していった。 白麗が修練を初めて数ヵ月後のこと。長安で暮らしているあるお百姓が夜遅くまで仕事をして家に帰る途中、道に迷ったときに偶然巨大な入り口を見つけ、翌日彼はそのことを軍営に届け、大々的な捜索作業によって秦始皇帝陵が数百年ぶりに人間の前に姿を現すことになる。 多くの人々が秦始皇帝の残した多くの宝物を期待して中に入っていったが、陵を守る兵や罠によって逃げ帰った。 その後軍を動員して始皇帝陵への侵入の試みが数度行われて、その度に失敗に終わるが、人間の宝物に対する欲は尽きず多くの方法で陵の宝物をつかむための試みが続いた。 そんな試みの中の一つが始皇帝陵の周辺から穴を掘り、入り口以外から侵入する方法である。この方法のために人々は陵周辺に多くのトンネルを掘り、その中のいくつはは深く、白麗が伸ばした根のある場所まで入り込んでいった。 白麗の根は触れてはいけないものであった。しかしそれが何か分からなかった人間は根の正体を知るためにさまざまな試みを行い、それと共にますます白麗の気が汚れていった。 伸ばした根が汚染されたことに気づかず白麗は修練に没頭し、彼女の体には少しずつ不純な気が積もっていった。その気は白麗の体を巡りめぐって脳にまで浸透し、その時にやっと不純な気の存在に気づいた白麗は修練を中止しようと思ったがもはや手遅れであり、結局それによって彼女は走火入魔に陥る。 いくら時が経ったであろうか。白麗は目を開いた。目を開いた白麗は自分の体を少し動かしてみた。無理なく動く彼女の体は正常に戻ったことを知らせる印であった。白麗は走火入魔から脱出して回復に成功したのである。 しかし彼女の目つきは変わっていた。以前までの純粋で清い目つきではなく、暗くて陰気な目つきに変わっていた。白麗は体を回復させるために多くの力を使い、脳に侵入した不純な気を阻むことができずにその気に精神を支配されてしまったのだ。 人間を愛した心は人間を憎悪するようになり、人を心配した心は残忍で悪辣に変わってしまった。 目を開いた白麗は守護獣を呼び込んだ。そして彼らに陵に侵入する人間を攻撃するよう支持した。彼女の心の中には人間界を支配するという欲望がうねり、その欲望を満たすために陵を拠点にして足場を固めた後、世間に出ようとする計画が立てられたのである。 そんなことも分からぬまま人間達は相変わらず宝物のために陵に侵入するよう努力し、たまに罠と兵士の攻撃を避けて陵内の奥深くまで入り込む人間もいたが、彼らも目的を果たす前に白麗の荷受によって命を失う。 しかしその中でもいくつかの優れた者達は陵の奥深く隠されている白麗の巣窟まで入ることに成功し、そこで白麗の姿を見て怖気づいて宝物をあきらめて村に戻り、彼らの口から秦始皇帝陵を支配する白蛇の存在が世間に知られることになる
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登録日:2018/12/13 Thu 00 35 14 更新日:2024/03/22 Fri 13 03 49NEW! 所要時間:約 27 分で読めます ▽タグ一覧 FGO Fate TYPE-MOON お朕朕ランド さす朕 そなたさぁ ついてない サーヴァント ディストピア フランク ルーラー 不老不死 中国 人智統合真国 始皇帝 性別 朕 性別:朕 朕 機械化 永世秦帝国 異聞帯 異聞帯の王 皇帝 真人 福山潤 究極生命体 ※注意※ この先には『人智統合真国シン』の重大なネタバレが含まれています。 ●歴史上の概要 中国・春秋戦国時代の国「秦」の君主。本名・嬴政。 紀元前221年に史上初めて中華の統一を成し遂げ、王の上に立つ者として「皇帝」を定め、始皇帝と称した。 始まりの皇帝、故に始皇帝である。 秦の公子であった父・「子楚」が当時休戦協定で人質となっていたため、趙の首都・邯鄲で生まれた。 加えて子楚は20人以上の兄弟がいる妾腹の子であったため、曾祖父の昭襄王は一切配慮せずに趙を攻め、 しかも子楚が政と母を置き去りにして逃げてしまったため、政は敵国の中で身を隠しながら生きる羽目になった。 前250年、昭襄王が没し、1年の喪を経て祖父の。安国君が孝文王として即位。 呂不韋の工作によって子楚が太子となったため、趙は国際信義上やむなく政を母と共に秦に送り返した。 孝文王はわずか在位3日で亡くなり、荘襄王として子楚が即位したが、荘襄王も在位3年で亡くなり、図らずも政は13歳にして秦の王となることになった。 その後は頭角を現し、斉・燕・韓・魏・趙・楚を併呑。中華の統一を成し遂げ、春秋戦国時代に終止符を打った。 ちなみにこの頃、滅ぼされることを危惧した燕から暗殺者を送り込まれている。それが荊軻である。 統一後、中国神話における「三皇五帝」を超える存在として「皇帝」の称号を造語し、名乗るようになった。 「始皇帝」の誕生である。 また、王綰らから指示を「命」→「制」、布告を「令」→「詔」、自称を謙譲的な「寡人」→「朕」にすべしと答申があり、以降はこれを使ったという。 始皇帝は大規模な政治改革を行い、中央集権体制を構築。封建制を終わらせ、中央から派遣する官僚が治める郡県制に転換した。 さらに通貨や文字、度量衡の統一によって経済を一体化し、一つの文化圏を作り上げた。 他にも北方の遊牧民に対する防壁である万里の長城や大運河などの大規模土木事業を行い、広範な交通網を整備した。 統一の翌年から始皇帝は天下巡遊を始め、泰山にて封禅の儀を行った。 この頃から始皇帝は神仙思想に染まりつつあり、それに取り入ろうとしたのが「方士(*1)」を自称する者たちであった。 中でも盧生という人物は強い影響を与え、盧生が献上した『録図書』という予言書にある「秦を滅ぼす者は胡」という文言を信じ、討伐に乗り出すほどだった。 胡の討伐が成功に終わった後、祝賀の席で淳于越という博士が「郡県制を改め封建制に戻すべし」という意見を述べた。 始皇帝はこれを群臣の諮問にかけたが、郡県制を推進した李斯が再反論し、 そしてそういった先王尊重の思想を持つ集団の「妄言」の原因となる占星学・農学・医学・占術・秦の歴史を除く全ての書物を、博士官にあるものを除き焼き捨てる建策を行い、始皇帝はこれを認可した。 その結果、民が所有する書物を全て焼き捨てる「焚書」が行われた。 その後も不老不死の成果は上がらず、しかも盧生や侯生といった巨額の資金を始皇帝から引き出していた方士が始皇帝への怨言を吐いて逃亡。 これに怒った始皇帝は残った方士らを尋問にかけ、他者の告発が相次いだため、法を犯した者460人を生き埋めにした。これを「坑儒」という。 名前に反して儒家を標的としたわけではなかったが、結果的に罪が判明した儒家を処刑することとなった。 これらを合わせて「焚書坑儒」と呼ぶ。 紀元前210年、49歳で死去。 一説では、水銀を長寿の薬と信じて服用していたため、水銀中毒になって亡くなったと言われる。 これなる姿はひとたる存在の極致 死を克服し、陰陽を超越し、不滅の真理に至りし唯一存在たる真人 即ち、朕である! ●異聞帯での概要 ……と、ここまでが汎人類史の歴史。(実際の歴史に関するより詳細な情報は本人の項目を参照) 『Fate/Grand Order』における始皇帝は敗北した人類史「異聞帯」の存在である。 ロストベルトNo.3「人智統合真国シン」が剪定されるきっかけとなったのは2200年前(BC.210)、始皇帝が不死の存在となったことだった。 異聞帯の始皇帝は殷王朝の遺跡より仙人・太乙真人の作による人造人体、即ち哪吒の残骸を回収し、そのオーバーテクノロジー技術を研究することで人造人体・『会稽零式』を開発。 太乙真人のオーバーテクノロジーと会稽零式の未来予知を可能とするほどの高速演算能力を利用して技術のブレイクスルーを達成し、遂には肉体を機械化する術を得た。 汎人類史でも始皇帝は不死の存在になりかけていたが、荊軻が不死殺しであるヒュドラの毒を仕込んだ匕首で傷をつけたことで不死性を失ってしまい、その17年後に没した。 異聞帯でも同じことがあったようだが、こちらの始皇帝はそこから新たな不老不死の方法に至り、不滅の存在となった。 汎人類史でも哪吒の残骸は回収されており、機械人間の開発まではこぎつけていたようだが、それを自分に転用するところまではいかなかった様子。 ちなみに異聞帯でも同じことがあったが、今の始皇帝にとってはこの頃の方法は「殊更に拙い」ものだったらしく、「むしろ阻んでくれて助かった」と前向きに考えている。 始皇帝が不老不死の絶対君主となったことで、秦帝国は鉄壁の治世によって王の死による政情不安などの戦乱時代を回避することとなり、 戦争という時間の無駄を省いたことと、仙術を元にした科学技術の発展によって西洋ルネサンスに先駆けて産業革命を達成。 火薬のいち早い導入 仙術由来の生化学により強靭な肉体を得た兵士達 仙術による病魔の根絶 冷凍英雄技術による英雄の半永久的保持 産業革命に伴い躍進を果たした圧倒的技術力 会稽零式の無双の戦闘力 によって地球全土を征服し、史上初の統一国家「永世秦帝国」を樹立した。 更に地球全土を支配するに足る能力を求めて機械化聖駆を2200年拡張し続けた結果、 始皇帝の身体は居城であった阿房宮をも呑み込み、その巨体を咸陽上空に反重力で浮遊させるまでに至る。 そのため、既にその姿は人型を留めていない。 機械化聖躯の内部構造は人体ではなく自然環境そのものを模倣したものであり、ミニチュアの山林に水銀の河川が流れるという人工庭園の様相を呈し、 体そのものを小宇宙とし、実際の自然界の運行と照応させる風水魔術の原理によって、阿房宮型始皇帝は駆動している。 機械化聖躯が巨大な演算機械であること、技術力を自身の一身に引き受けているだけあって、その技術力もまた絶大。 シャドウ・ボーダーを短期間で解析し、デッドコピーレベルとは言え戦車を量産。 弩級戦艦ほどのサイズが必要になるが同様のものは再現可能と言い切っている。 汎人類史との技術の方向性を不思議がる面はあったが、逆に言えば技術の方向性を見抜いている。 長期戦になって更なる解析をされたら何が出てきたことやら… 性格はいかにも傲慢・尊大ではあるが、「キモ過ぎる」「それちょっと不敬であるな」「きたないなさすが策士きたない」と所々にフランクな言葉が混じり、マスターの腹筋をくすぐってくる。 不敬な行為を指摘することはしても即座に処罰したりはせず、民を愛し、自らを仰ぎ見ることを全面的に許す寛大な性格。 それでも一度秦の平和を乱すとなれば住民を大虐殺することにも躊躇ない(心苦しさは感じているが)。 単純な演算だけでなく知的レベルも非常な切れ者であり、カルデアやヒナコ・コヤンスカヤの行動の端々から彼らの真意やコヤンスカヤの素性を見抜き手玉に取るほど。 ●永世秦帝国 異聞帯の始皇帝が統治する地球規模の統一国家。 上記の通り圧倒的な技術躍進に伴い、地球の衛星軌道上を取り囲む軌道エレベーターのごとき『長城』など汎人類史以上の技術力と文明の発展が成し遂げられた超国家。 国家を運営するエネルギーは品種改良された麦を利用したバイオマス燃料による火力発電が基本。 ちなみに麦は食用としても転用可能で、手入れせずとも勝手に育つトンデモ作物。 兵力は後述の凍結英雄以外では、現在は自動人形を兵士として使用しているため生身の兵士は咸陽の近衛兵を除き存在していない。 極めて突出した技術力を持ちながらも、始皇帝は圧倒的な超科学技術のリソースを世界や文明の発展のためには使わなかった。 「民は一切思想せずに自分に盲目に従えばそれで良し」という考えの元、民が蒙を啓くことを許さず、あらゆる技術・文化を首都咸陽のみで独占したのである。 通信技術は始皇帝の聖駆にしか持ち得ず、民の様子は常にその演算能力により監視される。 緊急時の兵や物資と言った住民に必要なものはロケットに搭載されて飛ばす形で「下賜」される。 そして民に余計な知識を広めようとする者を「儒」と呼び、一度その存在が確認されれば、 衛星軌道上に防壁として存在する長城の一部がパージされ、儒が確認された一帯に墜落して住民もろとも消し飛ばす。 始皇帝にとっては儒とは病原菌のようなものであり、一度でもそれに毒された可能性があれば、全てを消すしかないと考えているのである。 「智を得た者は惑う。妄念に囚われ、他者を排し、ままならぬ世に恨みを募らすようになる。 蒙なるが故に民は安穏と健やかに生きる」 というのが始皇帝の持論である。 このため、永世秦帝国の民たちは自分が暮らしている村以外の事はろくに知らず、知識を与えられないためそれに興味を持つこともない。 更に、遺伝子改良によって常に一定量収穫可能な作物の開発にも成功しており、飢えに苦しむ心配もない。 天災は流石に起きてしまうが、天災に見舞われた民は始皇帝により新たな住処があてがわれる。 仙術由来の生化学と薬学の発展によって、免疫力を強化し、あらゆる病にかからなくなる薬も存在し、この世界の民は飢えることも病に苦しむこともない。 ただし、ホルモンの分泌量が一定値を切っていた場合、つまりある程度老いた段階で薬は致死性の麻酔薬として機能し命を落とすという薬効があるが、 これもある意味では生老病死の四苦の内、老いという苦しみから民を解放しているとも言える。 少なくとも、永世秦帝国の民が現在の生活に不満も苦しみも持っていないというのは事実である。 結果として、他者と争うという構図は存在しなくなっており、戦という概念は既に民の間では忘れ去られている。 せいぜいが酔っぱらいが暴れる程度であり、それくらいは大した力もない村の駐在員だけで何とでもなる。 つまるところ、始皇帝は民から知識を奪い、生きる上で生じるあらゆる苦しみをなくすことで平和を実現したのである。 この世界の民は現在の生活に満足しており、また違うものに憧れる知識もないため、何かを祈るという情念を失っている。 加えて民に余計な知識を与えかねない芸術や詩などの芸能文化も全て始皇帝が独占。 芸術の才があると認められた者は咸陽に招かれ、そこで芸術家達は歓喜しながら始皇帝を讃える作品のみをひたすら作り続けては棺桶同然のみすぼらしい寝床で休み、作品を死ぬまで作り始皇帝に捧げ続ける。 民の住む集落はよく言えば穏やかで素朴、悪く言えば原始的。 文字は当然のことながら種蒔きした回数で年を数えるので暦はなく、 前年に誰が交わったのかわからないということから恋愛感情がなく、 子供が誰と誰から生まれたのかわからないということから親と子といった家族の概念すらない。 作中では言及されることはないが、ゲーム内で民が喋る際には「農夫A」とか「少年」といった感じに識別されている。 皇帝の側近である衛士長すら素性はバレバレでも名前がないため、名前を付けるという文化すらなくなっているのかもしれない(汎人類史で1574年生まれの秦良玉に名前があるため、なくなったならそれ以降だろう)。 そんな状態が何百年も続き、更に時折現れる英雄は驪山にて凍結され、必要となった時に目覚める「凍結英雄」となっている。 つまり死んでいないため、英霊にならないということであり、 後述のように民が不幸を感じず、祈りや憧れといった感情を持つことも無くなったという要素も加わった結果、 英霊の座との繋がりが断絶し交信が不可能になるという稀有な事態が起きてしまっている。 もっとも、始皇帝に言わせれば「死んだ英霊をわざわざ蘇らせ使役するなどという紆余曲折がそもそも笑止の至り」といったところ。 群れを成しては人間はなにも成し遂げられぬ。不和が、相違が、利権の矛盾が互いを縛り貶め合う。 故に人に間は必要なし。類するもの必要なし。 ただ終極にして至高の真人だけが、天を裁き地を制して種を統べる。 民はただ土に憩い、食、性、眠を満たして安らかにあれ。 それが始皇帝が到達した泰平の世界である。 知識を与えられず隷属させられていると見れば確かに不幸な民なのかもしれない。 しかし、民は不幸を全く感じておらず、始皇帝に二心さえ抱かなければ終生の幸福が約束されていたこと、二心を抱かれてもやむをえないような不幸な目にはあわせていないこともまた事実である。 異郷の獣を放って民を傷つけたコヤンスカヤを拷問にかけるなど、始皇帝は始皇帝なりの形で民を愛し(コヤンスカヤ曰く「愛玩動物」としてだが)、その手法も完成度の高いものであった。 一度は「知の翼を奪われた隷属」として怒りを見せた圧制者絶対殺すマンのスパルタクスですら、その怒りが萎えそうになっていた。 かつてこそ、反乱を扇動するような者もいたようだが、韓信や秦良玉などある程度は自前の見識を持った臣下たちも、始皇帝に対しては絶対の忠誠を抱いている。 しかし、民が何も望まない世界とは、即ち発展することもない世界と同義であり、 唯一世界を発展させる選択権を持つ始皇帝も、地球を統一したことで満足し、星の外へ進出しようと目を向けることはなかった(星の外からの侵略は警戒し、長城を築いている)。 結果、この世界は行き止まりの人類史とされ、剪定の対象となったのであった。 もっとも、自分の治世に圧倒的な自負を持つ始皇帝は自分の世界が剪定されているという話を「妄言」と切り捨てており、 地球全土に届くはずの自分の知覚機能が限られた領土しか観測できないことも、小癪な嵐が邪魔をしているとしか思っていない。 これは中国異聞帯担当クリプターである芥ヒナコが、自分の目的のために空想樹を隠蔽しているためでもある。 その他だと、そもそも科学技術を始皇帝が一手に独占している関係上小型化や量産性を高めることは不得手…というよりも最初から関心がなく、情報テクノロジー関係の技術も汎人類史に劣っている。 ●ストーリーの活躍 カルデアに対する戦意の低さとボケ老人の如くコヤンスカヤの名前を何度も間違えていたことから彼女からは甘く見られていたが、 実はコヤンスカヤの『正体』と『本性』を見抜いており、「その呼称で呼ばれてはやり辛かろう」と温情としてわざと名前を間違えていた。 一方で虞美人に対しては一目置いている。 仙界探索を行い、そこで入手した扶桑樹によって神仙の秘訣たる医術を解明するに至った始皇帝だったが、 既にその時には真人たちは姿を消していたらしく、虞美人は始皇帝が初めて目にする真人であった。 興味を持った始皇帝は虞美人と、その身体の秘密を提供する代わりに項羽の身柄を引き渡す、という取引を交わしている。 実際のところクリプター陣営のことも全く信用しておらず、特に秦に仇なす様子でもないので放っておいただけだった。 しかしカルデアがシャドウボーダーに乗って現れたことで、これを使えば嵐の外へ調査に赴けるとカルデアとの交渉を決断。 油断していたコヤンスカヤを捕らえ、その身柄と引き替えにシャドウボーダーの技術を解析させろという取引を持ちかける。 しかし、荊軻が子供に詩や文字を教えていたことを知り、態度が一変。 カルデアを「儒」と断定し、カルデアよりも先に村の住民を周囲一帯ごと消し飛ばしてカルデアに絶望と敗北感を刻もうとしたが、スパルタクスがその攻撃に対し真っ向から叛逆し砕いたことで、その姿に対する憧れが民の中に生まれ、英霊の座への経路が繋がるという結果を招く。 まあ来たのは謎のUMAだったが。 そうしてカルデアと完全に敵対する形となり、汎人類史における因縁の相手である荊軻と一対一で対峙することとなる。 一切揺らぐことなく「人」を「人」たらしめるのは「責」であるとし、「人」である己の治世を誇るが、荊軻もまた、それに真っ向から反論する。 常に交信の手段を求め発展させ続ける民 誰もが相互理解を理想とし共栄の道を模索し続ける民 それが汎人類史における『人』……すなわち人民だ 人民……民にして人、だと? 我々はまだ終わっていない 未完成だからこそ今よりはるかな高みを目指せる 貴様一人の独善によって完成した理想郷よりも、ずっと遠くの未来を見据えて人民は歩んでいるんだ ……その栄華は絵に描いた餅だ。なんの確約もないではないか ああ、夢だ。幻のまま潰えるかもしれない だからこそ誰もが祈り、願望する 人間は、人類は、まだ見ぬ次の領域を目指せると そう夢見た者たちが英霊となり、そう祈った者たちの召喚に応じる それがサーヴァント。抑止力の代行者 貴様の永遠の治世には、ついぞ現れることのなかった存在だ 荊軻が語る汎人類史の人の在り方を始皇帝は「危険すぎる」と断じ、自らの治世とは相容れぬと理解するも、荊軻が始皇帝への切り札として持ってきたスマートフォンをあえて解析させることで、汎人類史の技術及びスマートフォン内に仕込んだコンピュータウイルスという「毒」により機械体は完全にフリーズ。 そしてコヤンスカヤの手によって、ヒナコが封じていた空想樹が現れたことで始皇帝は自らの世界が切り捨てられた人類史だったという事実を理解した。 だが、 ……フフフッ、ハッハッハッハ! 何を馬鹿な。落胆する要素がどこにある! 正しき在り方の帰結として、永世秦帝国は今ここにある 夢見人は胡蝶の夢と現の己を判じ得ぬ。同じ事だ。世界もまた夢を見るのなら―― 朕の滅びた混沌末世と、秦の健勝なる栄華の世界、 どちらが真なるものかなど、誰に審判できようか! 全く気にすることなく、それどころか「勝った世界が編纂事象となるのなら、全て打ち砕いてくれよう」と俄然やる気になってしまう。 常人ならば自身の身命をかけた成果が否定されればorzとなったことであろうが、2200年君臨してきた始皇帝の精神は、自身の成果が世界に否定されたごときでは折れたりはしなかったのである。 ヒナコが空想樹を封じていたのはこうなることが分かっていたからであり、始皇帝の先兵として項羽が戦いに駆り出されるのを防ぐためであった。 本来であれば阿房宮の質量によって全員を押し潰せばそれで事足りるところだったが、 荊軻の策によって演算回路にダメージを受け再起動したばかりであったことと、 荊軻との問答で人類史の進むべき方向性を決する戦いは、『人』の在り方で競われるべきと考えを改め、 扶桑樹から得た羽化昇天のメソッドを、虞美人から収集した生体データで検証し、培養することで完成した極限まで進化した秦のサイバー仙術の結晶たる人型躯体、「真人躯体」を開帳する。 機械体を捨てる羽目になったものの真人躯体を使い、勝利を確信していた荊軻を不意打ちの一撃で仕留めると、そのまま瓦礫と化した阿房宮の中から遂に降臨する。 剪定されるに至った己の世界の不備、そしてむざむざと存在証明を否定された汎人類史の脆弱さ。 どちらにも非があり、義がある。ならば、どちらが編纂事象の座を得るべきか、議論による決着は不毛。 であれば、より強い方が次なる世界の難局に立ち向かうべし。 それが始皇帝の決定だった。 そして激闘の末、先に膝を付いたのは始皇帝であった。 汎人類史の『人民』のしぶとさを知った始皇帝は、その可能性を認め、汎人類史へと世界を託すことを決定した。 ここで怒りに我を忘れたヒナコが空想樹を暴走させるが、始皇帝はカルデアの支援に回る。 世界を汎人類史に託すことは決めたが、秦帝国が始皇帝の領土であることまでは譲っていない。 秦皇帝として誰彼構わず人を呪うヒナコを放置することはできなかった。 空想樹を倒し、2200年の弁舌でヒナコを説き伏せ、彼はカルデアを見送った。 機能の回復した長城を使い世界を検分し、最後まで「人」としての責務を果たしながら。 そして、異聞帯が消滅するまでの時、始皇帝は天から民を見守る天子ではなく、 民たちと同じく大地を歩む者として、愛すべき民たちと同じ視点で共にあることを選んだ。 そして民たちと共に、去るシャドウ・ボーダーを見送るのだった。 征け。新たなる人理の窮地へ その双肩が担うものの重みを忘れるな いやまあ何だ、ああは言ったが其方の道行きも気がかりでな。やはり傍らにて見守ることとした 体裁としてはサーヴァントという形で構わぬ故、有難く思うが良いぞ その一週間後、期間限定サーヴァントとして実装。 気が変わってひょっこりカルデアへと現れたのであった。 クラスはルーラー。 ●サーヴァントとしての概要 ILLUST:東冬 CV.福山潤 身長:180cm 体重:65kg 出典:史実及び異聞帯 地域:中国 属性:秩序・善 性別:朕 言うまでもないが真人躯体の数値である。 ◆ステータス 筋力 耐久 敏捷 魔力 幸運 宝具 B+ B+ B+ B+ B+ B+ ◆スキル ○クラス別スキル 対魔力:B+ 概ね紀元前の魔術に対しては対処できるが、それ以降に汎人類史で編み出された術は異聞帯の始皇帝にとって未知であるため、突破口になり得る。 〇保有スキル 書は焚すべし:A 他者の魔術回路に対し重圧を与える事が可能。 2000年以上に渡り全世界を支配し続けた為政者としての始皇帝の結論。 民衆は徹底して衆愚に貶め自意識の発芽を摘み取ることで、天下泰平の礎とする。 儒は抗すべし:A 敵対者に物理的重圧を科し動作を妨げる。 坑す、とは生き埋めの処刑法を意味する。紀元前中国における大量虐殺の手段として最も効率的なものだった。 今なお圧倒的な支配と苛烈なる統制の意思として始皇帝のスキルに顕現している。 永世帝位:A 仙界の真人としての自己再生能力。 不滅の為政者としての健勝さこそが始皇帝にとっての最優先事項である。自己回復の手段は必須となる。 【宝具】 ○『始皇帝(ザ・ドミネーション・ビギニング)』 ランク:B+ 種別:対界宝具 レンジ:10~999 最大補足:60億人 遊びは終わりか? 天と地の狭間にて、人は斯く在るべしと。此処に、新たなる法を敷く――! 三皇を超越し、五帝を凌駕せし覇者。それこそが始皇帝――即ち、朕である!! 始皇帝の敷いた中央集権制度の国威の具現。 ただ独りの真人たる帝が、万民の奉仕を礎に万民を守護する法政の容。これを呪的な拘束力として世界そのものに強要する宝具。 ただし対象範囲は始皇帝が自らの領土領民と認識した範囲に限定されるため、厳密には対界宝具のカテゴリには嵌まらない。 召喚されるのは決戦で使用された「真人・始皇帝」の躯体。 これは極限まで進化したサイバー仙術の結晶であり、彼が2200年に渡り培った永世秦帝国の技術の到達点。 いわば人造仙人、人体が至りうる究極の均整と能力を備えた超生命体である。 形容し難いその姿(誰が言ったか蛍光色のド派手な蛾)で水銀らしき液体を球体にして投げつけたり、刃にして斬りかかったりして戦うが、 再臨を繰り返すと、「人型の皇帝として相応しき装いに改めてみたぞ」と、アレンジされた冕冠と冕服を身に付け、一般的なイメージに近い姿となる。 性別が「朕」となっているのはネタなどではなく、唯一絶対にして永遠不滅、繁殖の必要すらないため性別をも超越しているため。 ゲーム内で確認できるプロフィールに本当に「朕」と書いてある。 ゲーム的にはエルキドゥ等と同じ「性別なし」扱い。 ただしかなり守備範囲が広い黒ひげ氏の「紳士的な愛」の対象外でありながら、 期間限定イベント『魔法少女紀行 ~プリズマ・コーズ~』の「魔法少女になり得る女性サーヴァント」の対象ではあるという謎仕様。 担当イラストレーターの東冬氏は当初「蜂準長目(切れ長の蜂のような目つきの男)」の成人男性を想定していたが、 「全裸で性別不明の異形の美形」というオーダーがあって一時間もしないうちに没になったとのこと。 該当の成人男性の絵は氏のツイートにて見ることが出来、目つきや額の宝石(?)などに共通点が見られる。 ひょっとしたら、汎人類史の始皇帝はこちらのイメージなのかも…? ◆カルデアに来てからの始皇帝 3章クリア後は、「見守りには来たものの、汎人類史に見過ごせぬほどの破綻があれば再び敵対することとなっても、再度秦を建国するのもやむなし」と不穏なことを考えているが、絆を深めることでその態度を軟化させていく。 データベースを閲覧して想像を絶する混乱ぶりに主人公や英霊たちに同情し、 「なぁ……そなたさぁ」と軽く声を掛けてきたと思ったら、 「いっそ全てを更地にして主人公が新たな治世を開いてはどうか」と言い出す。 当然主人公にはその気はないので諦めるが、かなり残念がっているため割と本気な提案だったのかもしれない。 その後は主人公を最たるものとして、目に余る悪逆や汚埃もあるが、自分の天下にはなかった美徳や驚きがあることを認め、最終的に汎人類史を守ることを決定してくれるのだった。 ◆他の英霊との関係 虞美人と項羽 英霊になるようアドバイスした虞美人は始皇帝と同時に実装されており、 項羽と共にカルデアにいるのを見て始皇帝もにっこりしている。 我を忘れるほど怒り狂っていた虞美人を弁舌のみで言いくるめる言葉の巧みさにはホームズも驚愕。 始皇帝の弁舌が耳に届かなくなるほど住民を扇動した大西王って一体… 不夜城のアサシン 中華を統べる地位を約800年後に引き継いだ縁遠からぬ相手。 彼女の苦痛や嘆きを知って、「せめて朕が存命であったなら」と心を痛める。 が、最終的には「そなたもまた、紛れもなく中華を統べた龍である」と、彼女のあり方を認めている。 カエサル 異聞帯の歴史において、始皇帝がエジプト遠征した際に漁夫の利を狙っていたらしい。 つまり紀元前50年代あたりには秦軍はすでにペルシャ辺りまでは余裕で踏破していたということになる。えっなにそれこわい。 玉藻の前 始皇帝 is watching youである。 更生は褒めるが信用はしないので見張るとの事。 トーマス・エジソン 儒の極み。マジないわー。 その他の英霊から声を掛けられることも多いが、異聞帯の歴史では敵対していた相手も少なくないため、面食らうことも多いのだとか。 ◆その他 好きなものと嫌いなものは共に「水銀」。 これは腐らず、乾かず、固まらずの永劫不滅を象徴するような在り方を朕に相応しいと物質としては気に入っているが、 不老不死探究の折に飲んでいた水銀がクソ不味かったたため、口に入れるものとしては嫌いということである。 「アレ本当に不味くてなぁ。もう二度と口に入れたくないぞ」 実は史書には「始皇帝が水銀を飲んだ」という記録は無い。そもそも「仙薬」が手に入らなかったので、飲んだものなどは無い。 もっとも水銀と縁が無いかというとそうでもなく、彼が葬られた驪山陵には水銀で川や海が再現されたという。 のちにその驪山から、莫大な水銀の反応が探知されたため、始皇帝陵の場所と実在が確認された(発掘はされていない。) ……つまり、現在の驪山陵内部には気化した水銀が充満している可能性が。そりゃあ二千年も水銀漬けになったら嫌いにもなるか…… 聖杯にかける望みは特になし。 不老不死となった今となっては必要ないが、「そんな便利なものがあるなら二千年ちょっと早く寄越せというのだ」と愚痴っている。 なお、主人公を見守りに来たという体で召喚に応じる始皇帝だが、ピックアップの都合上、第2部3章クリア前でも召喚自体は可能。 その場合、時系列に行き違いがあったこととなり、図らずも始皇帝はこれから起こる自分との戦いを見守ることとなる。 本人的には面白そうな趣向ということで楽しみにしているらしい。 この手のタイムパラドックスを抱える可能性があるサーヴァントは始皇帝以外にもいるが、 「自分と戦うメインストーリー部分をクリア済みかどうか」でセリフの多くが変わるようになっているサーヴァントは始皇帝のみである。 始皇帝自身は、自分が召喚されたカルデアがそういうパラドックス状態にある事をきちんと認識して物を言う。 ●ゲーム中での性能 『人智統合真国シン』開幕より1週間後に、最高レアリティ星5のルーラーとして実装。異聞帯の王の例に倣い期間限定。 なお、実装以前でも同章のラストバトルである空想樹メイオール戦において1回限りのサポートサーヴァントとして使用する事が出来た。 ステータスはHP/攻撃力が実装時点でそれぞれ星5中ベスト3/ワースト2という超耐久型。 クラス相性有利がとれない事もあって「素の」火力は正直微妙だが、実際は後述する宝具の存在により高いアタッカー適性を持つ。 カード構成は天草と同じセイバー型であり、スター生産力に欠ける点を除けば性能自体は優秀な部類に入る。 スキルは以下の3つ。妨害と自己強化がバランス良くまとまった構成。 個々の性能も高いが、代わりにリキャストタイムがやや長い。 「書は焚すべし A」敵全体のチャージ減少&防御力をダウン(3ターン) 「儒は坑すべし A」敵全体に確率でスタン付与(1ターン)&自身の攻撃力アップ(3ターン) 「永世帝位 A」自身のNP増加&弱体解除&HP回復 どれも腐る場面が殆ど無い効果であり、特に足止め性能はかなり高い。 また、「永世帝位」のNPチャージ効果もかなり増加量が多く、自身の運用を大きくサポートしてくれる。 ◆宝具:『始皇帝(ザ・ドミネーション・ビギニング)』 属性:Arts 効果:自身に無敵付与(1ターン)&ターゲット集中付与(1ターン)&攻撃力アップ(3ターン)&クリティカル威力アップ(3ターン)&スター集中度アップ(3ターン) 星5では初となる自己強化特化宝具にして、彼の戦闘での役割を決定づける始皇帝最大の武器。 ターゲット集中と無敵を同時に付与するため、1ターンの間ほぼあらゆる単体攻撃を無効化する盾となる事が出来る。 更に3つの攻撃関連バフが凄まじく凶悪であり、適用中は通常攻撃、特にクリティカル攻撃の威力が飛躍的に跳ね上がる。 Artsクリティカルを決めれば重ね掛けも十分可能であり、その際の火力はもはやルーラーの皮を被ったバーサーカーとすら称されるレベル。 その役割は一言で言えば「盾役兼クリティカルアタッカー」。 同じく星5ルーラーである聖女の耐久能力と探偵の攻撃支援を足して2で割った様な性能と専らの評価である。 マーリンや玉藻の前といったNP周りを補助出来るサポートを付けてやれば、2つの妨害スキルと宝具により延々と相手の攻撃をいなしつつ、爆発的に強化されたクリティカル攻撃で蹂躙する事が出来る。 更に回復面等でも補助出来れば、相手によってはほぼ無傷で完封勝利も可能。 弱点としては、クリティカルが重要にもかかわらず自前でスター生産手段を持っていない事、 そして盾役とアタッカーという本来相反する二つの役割を切り離せない事。 これ以前の「FGOにおける盾役」は通常、アタッカーは他のメンバーに任せ、自身は攻撃にあまり参加しない事が多い。 しかし始皇帝の場合宝具でターゲットと一緒にクリティカルスターまで吸い寄せてしまう上に自身も殴ってナンボという性能をしているため、 他のアタッカーがいるとスターとカードの奪い合いになってしまうの恐れがある。 そのため必然的に前衛は始皇帝+サポーターという編成になるのだが、ここで一つ目のスター生産力の低さが響いてくる。 始皇帝と相性が良いArts型サポーターは軒並み攻撃によるスター生産が苦手なため、スキルや概念礼装による補完が必要不可欠となる。 詰まる所始皇帝をパーティーに入れるにはどうしても彼を主軸とした編成にしなければならず、メンバーや礼装が縛られがちなのが彼の欠点であり、ある意味では始皇帝らしい。 総じてかなりクセはあるものの、相手のクラスにほぼ左右されない耐久性と火力はルーラーとしてはやはり圧倒的。 然るべきサポートをつけてやれば、ボス戦や高難易度クエストでその実力を十二分に見せつけてくれる事だろう。 ちなみに細かい事だが、上記の通り「性別:朕」なので性別に関わる効果をメリット・デメリットを問わず一切受けないという特性を持つ。 ただし男湯女湯問わず入れるしアガルタでは絆ボーナスの対象だしプリヤイベで特攻礼装の恩恵を受けられたりする ●余談 今回ルーラークラスで現界した彼だが、グランドクラス級の霊基を持つとの事。 ただしこれはあくまでグランドクラスに匹敵する霊基を持っているということであり始皇帝がグランドサーヴァントということではない。 担当声優の福山氏は、かつてアニメ『キングダム』にて若かりし頃の始皇帝「政」役を演じていた。 それ以外にも何かと皇帝に縁がある担当声優である。 プレイヤーからの愛称は「朕」 自称および性別から付けられたものだが、おかげでオススメのパーティ編成などの略称がクッソ汚いものになってしまっている。 玉朕玉システム 始皇帝の短所であるリキャストタイムの長さを、キャス狐2人で挟んで無理矢理解決するという編成。 ネーミングこそアレだが、互いの宝具もスキルもかみ合っているため抜群の相性を見せる。 ただ、中国王朝を崩壊させた張本人(狐)が始皇帝のサポートに回ると言うのは、なんという皮肉な構図だろうか。(*2) なお、無敵貫通、ルーラー特攻、クラス相性の関連で、奴に対しては無力である。 まあ彼女がチンと玉に強いのは周知の事実であろう。 【他】 朕朕金玉おっきー以蔵 金玉朕朕玉金 金玉金玉朕朕 王朕朕王朕朕 朕玉ーリン 金玉陳朕パオンパオン 朕朕ヴラヴラ双生児 朕アナゴ まあ、第3章のラストからしてチンと巨大な棒の戦いなので…。 本場中国にとって始皇帝は偉人の中でも屈指の人気をもつこともあり、詳しい日本人の中にはこんなキャラで中国人が怒らないか心配する声もあった。 …が、当の中国人からは始皇帝のキャラはかなり好意的に受け止められ、「始皇帝のエ〇はよ」と要求される事態に。 あちらでは過度な性的描写は当局に拘束される危険性があるにもかかわらず、果敢に挑むユーザーが現れる始末。 そして満を持して中国版で「人智統合真国シン」が公開されPU召喚が実施された時には、中国でのセールスランキングが70位から1位に躍り出るという始皇帝の人気ぶりを見せた。 追記・修正をお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] いい空気吸いまくってる人 -- 名無しさん (2018-12-13 02 35 14) これまでの異聞帯で巨大で強力な敵と戦ってきたから、聖駆形態とも戦いたかったところ。ウィルスでダメージ受けてデバフ付けば渡り合えたと思うのだが -- 名無しさん (2018-12-13 03 46 55) 呪符使って始末はできなかったとは言え、今まで1年も辛酸舐めさせられた外道女をフルボッコにしてくれた事は大感謝 -- 名無しさん (2018-12-13 07 47 23) 始皇帝フランクすぎて大好き、というかこの異聞帯のキャラみんな大好き、シナリオ中で何回笑ったかわからん -- 名無しさん (2018-12-13 08 07 15) 始皇帝でシコってとか我想看政哥哥的色图とか言うからどんな女体化事案かと思ってメディア検索して「なんだこの蛾っぽい好漢!?」ってなったのもいい思い出 -- 名無しさん (2018-12-13 08 38 59) Fakeでは「触媒そのものが宝具」「生粋の魔術師の繰丘夫妻が敬意をもって迎える準備をする」って情報は出てたな -- 名無しさん (2018-12-13 08 43 15) 「そなたさぁ」とかいう5文字の破壊力 -- 名無しさん (2018-12-13 09 04 35) ツイで「お朕朕ランド開園」とか言われてて草 -- 名無しさん (2018-12-13 09 39 54) 地味にFGOの登場人物で一番切れ者なのこの人じゃないかと思えてならない。 -- 名無しさん (2018-12-13 09 53 05) そなたさぁ、好きな民とかいるの? -- 名無しさん (2018-12-13 09 59 33) 国際問題にならなきゃいいけど… -- 名無しさん (2018-12-13 11 01 12) ↑中国のユーザーは当局に捕まる危ない橋渡ってまでエロを描いてるんだよなあ… -- 名無しさん (2018-12-13 11 04 18) 玉朕玉パーティが組めてしまう上に普通に有用で困る -- 名無しさん (2018-12-13 15 51 33) 意外にも本場中国のユーザーからはウケがいい様子。 -- 名無しさん (2018-12-13 17 16 08) コヤンスカヤの名前でボケ倒したり韓進と衛氏長とコント繰り広げてる所見せてユーザーを油断させた所に「ならなんの呵責もなく妲己と呼んでやろうか?」で一気に株上げた印象 -- 名無しさん (2018-12-13 18 26 29) ところで何故中国ユーザーには嫌われる予測なの?始皇帝という存在を出す事そのものに前科があったからかな。貴重なルーラーとしてこれから一緒に人理修復してもらいます。 -- 名無しさん (2018-12-13 20 25 12) ↑最近は海外から苦情がきて炎上するケースが多いから警戒するのは分かる。 -- 名無しさん (2018-12-13 20 50 57) ↑中には本気で末裔を名乗る人達がいるから、描くこと自体がマズイ場合がある -- 名無しさん (2018-12-13 22 40 49) バトラの擬人化 -- 名無しさん (2018-12-13 23 03 01) タグにディストピアがあるけど民は幸せだし統治者も私利私欲に走って暴君暗君に堕ちてないし理想の世界やんけ -- 名無しさん (2018-12-13 23 15 18) 完成された管理社会(ディストピア)なのよね……スカディの世界もそんなだったけどあっちは色々誤魔化すためだったからこっちは尚更完成度 -- 名無しさん (2018-12-13 23 42 13) そもそも「秦に『人間』は始皇帝ただ1人。民は知恵を奪われ家畜同然の存在」な独裁と言う言葉すら生ぬるい状況だからなぁ… -- 名無しさん (2018-12-13 23 49 52) 件の炎上騒ぎは日本で例えたら天皇を化け物扱いしたってことだからな。そりゃ怒るでしょうよ。今回の章は中国に対する最大のサービスだった。 -- 名無しさん (2018-12-13 23 55 27) シナリオ上では完全に初見殺し。タゲ集中さえきちんと運用すれば(スタンで事故らない限りは)問題なく勝てるが、何も考えずにWマーリン+邪ンヌを使おうものならクリティカル一撃で英雄作成盛ってる邪ンヌが蒸発する -- 名無しさん (2018-12-14 10 59 39) 人間は自分だけ、ってどっかで聞いた気がすると思ったら某テラニーさんが似たようなこと言ってた -- 名無しさん (2018-12-14 14 05 07) ↑6 ぶっちゃけて言えばあの秦国は朕の管理する動物園だった訳だがな。国民は檻の中で飼育されてる動物と大差なかった。 -- 名無しさん (2018-12-14 15 39 34) そういう「見方を変えれば幸せじゃね?」みたいな考え方でシナリオが出てくるあたり、バッドエンドじゃなくても虚淵だなと思える。 -- 名無しさん (2018-12-14 15 47 15) 再臨2はレスラー感がある、ツァーリと組ませて無敵の暴君タッグ -- 名無しさん (2018-12-14 20 31 05) 完成されすぎた世界。現世に存在しない桃源郷を持ってきた完璧な世界。でもそれで満足してしまった。何の変化もなくこの世界を維持し続けてしまったのがね・・・ -- 名無しさん (2018-12-14 20 38 37) 器はでかいし為政者として有能すぎるし作中で登場した指導者で一番偉大だけど玉朕玉が絶望的に汚い -- 名無しさん (2018-12-14 23 00 33) どこぞの第3天が喜びそうな世界線だな -- 名無しさん (2018-12-15 00 13 10) 始皇帝の国家であって中華でも中国でも無いからなぁ -- 名無しさん (2018-12-15 09 22 05) ↑中国ではないが中華ではあるんじゃないか? -- 名無しさん (2018-12-17 10 43 11) 玉朕玉パーティの天敵になりうるのがルーラーとキャスターに対して攻撃有利が付いてて、その上全体無敵貫通宝具を持ってるキアラってのが名前の相性的にも非常によろしくない -- 名無しさん (2018-12-18 07 55 21) テラニー出来るんだからフルアーマー朕ニーくらい余裕だろうな… -- 名無しさん (2018-12-18 16 08 21) グランド?あっ大丈夫っす…みたいなのが増えるとグランド自称するのがダサいみたいに見えてきてしまう -- 名無しさん (2018-12-18 16 10 28) 少なくともライダー版ソロモンのグランドライダー最有力候補は聖杯戦争的に超凄い事をやってるから大丈夫だ。(アンラマンユを馬にして世界中を駆け巡る) -- 名無しさん (2018-12-18 17 31 48) 性別が朕は日本語だと男の格好付けた言い方にも見えてこれもうわかんねぇな -- 名無しさん (2018-12-18 19 15 21) ↑6中華である上の思想や文明すらないからなぁ -- 名無しさん (2018-12-19 08 31 32) 始皇帝と宝蔵院とサポートの宝蔵院とキアラで「朕宝宝(ちんぽっぽ)ボイン」なんてどうかな……パッションリップ連れて来たかったけどバスター系だし、そもそも宝蔵院二人だとクイック過多かな。そして星を朕様かキアラに吸わせる -- 名無しさん (2018-12-21 12 36 07) グランドライダー疑惑出てるのってFakeで召喚されるはずだったってのもありそうよな -- 名無しさん (2019-03-31 13 58 17) それにしても始皇帝から見て第四、第五ロストベルトの評価はどうなんだろうか? -- 名無しさん (2019-12-28 23 27 53) 本国でも無事ピックアップされたようで -- 名無しさん (2020-01-14 15 55 51) 冠位確定みたいに書いてるけども、「冠位鯖レベルの霊基」と「実際に冠位鯖であること」は別物だろ?「プロ並みの料理の腕前(グランド並みの霊基)であっても衛宮士郎は調理師免許(冠位の資格)を持っていない」みたいな話でさ できれば情報の出所教えてほしい -- 名無しさん (2020-01-20 19 18 08) メカニカルな設定、善悪を超越した意志力、ギャグにも強い性格と、川上稔ワールドとの相性が良さそうなキャラだな -- 名無しさん (2020-04-27 22 07 59) ↑(2018-12-21 12 36 07) 朕なのにチンがないとはこれいかに -- 名無しさん (2020-05-06 11 54 07) ギルみたく、普通にグランドライダー資格はあると思う。ならなかっただけで。 -- 名無しさん (2020-06-21 00 29 04) 幕間でも「生きた期間からして生前の自分なぞ実質幼児」と主張したり、「黒歴史読み上げ」とかギャグもやるが、やはり抜け目なくて恐ろしくも頼もしくなる -- 名無しさん (2020-07-13 23 00 03) 宝具がよくわからん、何をもって自分の領地判定するんや?宝具シーン見た感じ地球全土対象でルール支配できるんか? -- 名無しさん (2020-10-27 12 32 10) 改めて異聞帯の歴史を見ると、とんでもない外的要因か終わらない戦争で人類や神が滅びかけたのを、協力,吸収,排他で何とかした結果力を持った個体が生まれ、その思想から歴史のどん詰まりに至ったパターンが多い中、第三異聞帯のシンだけ「ただ一個人が不老不死に至った結果」でこうなったのやばい…やばくない?メインストーリーや幕間でキレ者なのは分かるけど規格外なんだと -- 名無しさん (2020-12-04 06 36 01) 始皇帝の史実のwiki見れば規格外っぷりがわかるで -- 名無しさん (2020-12-04 11 38 56) LB6の例のアイツは異聞帯の王を「惨めな負け犬」だの煽ってるけど、朕に関しては「道を譲ってやった」が割と真実だからなぁ -- 名無しさん (2021-09-19 09 51 48) 世界を統一した皇帝も中華民族希望の星こと習近平国家主席には勝てなかったよ… -- 名無しさん (2021-09-19 10 01 26) まじめにマーリンと美遊との相性が良すぎるよ。もちろん北斎とも。そういやどこかでシュナイゼルのやり方をしているルルーシュって聞いたなぁ -- 名無しさん (2021-11-11 22 33 15) 最近パワーダウン気味に感じるのでスター獲得欲しい -- 名無しさん (2021-12-06 22 24 36) ↑Artsに星獲得系コマンドコードおすすめ -- 名無しさん (2021-12-06 22 54 37) 中国FGOで規制が入り「裁定者229」になった後「祖政」になったらしい。ちなみに宝具名はちゃんと元のまま。 -- 名無しさん (2021-12-06 23 03 40) ↑×2 アドバイス、サンクス 優しい方。 -- 名無しさん (2021-12-06 23 41 05) こいつとジェットリーが演じた二世を洗脳できたあの宦官は何なんだ… -- 名無しさん (2023-05-30 17 42 08) 名前 コメント
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クエスト概要 [#sa0a2998] 敵詳細 [#p7139045] 一戦目 [#h7d07664] 二戦目 [#v385d5a7] クエスト概要 開始 長安の洞窟内、始皇帝陵台座の皿 説明 始皇帝陵で皇帝との戦いに勝利すると、竜玉から老人が現れた。新たな力を手に入れるには、星が5つ必要だ。 内容 2連戦。負けると初戦からやり直し。 一戦目でリログ戦法をしすぎると、二戦目の初ターンにクエ主一人という状況になる危険性があるので注意。敵が火女神を使うので、クエ主は砕氷の袋を装備しておくといい。 報酬 職別スキル(☆5消費) 備考 皇陵の通路図を所持していないと、始皇帝陵前の十字路マップでループしてしまう。 前提クエスト 転職の試練、墓穴の中の対決 敵詳細 一戦目 名前 LV 属性 HP SP STR CON INT WIS AGI 備考 泥兵士 165 土 45000 60000 300 200 300 150 10 大地の鏡 、 石化 、真地遁殺 泥兵士 165 水 42000 55000 300 200 300 150 10 インキュバス 、水の刃改、水雷閃 泥兵士 165 火 43000 55000 300 200 300 150 10 熱火呪 、真コメット、狂連撃 泥兵士 165 風 44000 55000 300 200 150 150 10 隠形術 、真空殺、落風殺 配置 風→土→火 土→風 火 水→土 水→水 火 土→火 風→水→風 倒す順 6 5 2 3 4 1 7 8 平均SPD戦闘。平均SPD1200↑で先制確定。高SPD風がいてNPC無しなら先制を取れるかもしれない。 2連戦のため、リログ戦法はおすすめできない。 クエ主は砕氷の袋装備、ブラックコーヒー使用すると良い。 土が邪魔ならSPを抜いておくと楽になる。 熱が怖い上に増援が無いので2と7の火から倒そう。 後はフリーズの形に持っていく。125か348のどちらかは全部石化してしまおう。 そうする事により先攻取られても大した打撃は受けなくなる。 二戦目 名前 LV 属性 HP SP STR CON INT WIS AGI 備考 龍王 186 火 60000 60000 350 250 400 220 10 (SPD 2000?)真火連弾、真コメット 泥兵士 165 土 45000 60000 300 200 300 150 10 (SPD 1001) 大地の鏡 、 石化 、真地遁殺 泥兵士 165 水 42000 55000 300 200 300 150 10 (SPD 1101) インキュバス 、水の刃改、水雷閃 泥兵士 165 火 43000 55000 300 200 300 150 10 (SPD 1201) 熱火呪 、真コメット、狂連撃 泥兵士 165 風 44000 55000 300 200 150 150 10 (SPD 1301) 隠形術 、真空殺、落風殺 配置 土→水→火→風 龍王 火→土→水→火 水→火→風→土 土→水→火 風→風→土→水 個別SPD戦闘。高SPD封印役がいれば戦闘が大幅に楽になる。 龍王の真火連弾がすごく痛い。最初に倒そう。 火のSPを抜いておくと楽。 龍王後は封印役が先制取れない場所を先に倒すといい。 全て取れない場合は土が居るなら5378は石化で。 3の火と5の土はSP抜く。7の水はコーヒーで対処。 8の風は火力も低いのでそんなに怖くない。 4は先に倒してしまおう。 もしPTに風が居る場合、風真女神を使うと一気に楽になる。
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初心者です。長くなってしまいました。読みやすくしていただけたら幸いです。春秋戦国時代のエピソードは始皇帝時代の舞台説明と思って書きましたが、蛇足のようなら消していただけたらと思います。 -- 作成者 (2017-07-09 09 07 53) キングダムのおかげで始皇帝再評価論の知名度が上がった感ある -- 名無しさん (2017-07-09 09 18 40) 日本での始皇帝のイメージどうにかしてくれって上海人の同僚が言ってたなぁ、良い項目だよありがとう -- 名無しさん (2017-07-09 09 21 13) 今の中国には、三国や春秋戦国みたいな優れた人が出てこないからなぁ……。 -- 名無しさん (2017-07-09 10 15 35) ゲームに例えると政治ステータスは間違いなく100なんだろうな -- 名無しさん (2017-07-09 10 57 28) うーむ、すごい。↑5の作成者は中国史専攻でもしていたのか…? -- 名無しさん (2017-07-09 12 21 32) そういえば、前の会社の時に中国人の女性がいたから、たまたま始皇帝の話を聞いてみたらまさに項目の内容のような人間だったから思わず「え!?」ってなったわ。 -- 名無しさん (2017-07-09 12 40 43) まさに前半のイメージだった。勉強になります -- 名無しさん (2017-07-09 13 20 55) FGOのプロデューサーが始皇帝を化け物のように書いた短編を発表したら中国人が激怒した、ということがあったがそりゃそうだわな -- 名無しさん (2017-07-09 13 47 39) 東出ってライターだぞTwitterの弁明も酷かったしな…単なる美少女化なら向こうの人達も受け入れられるんだろうが肉の化物はヤバイって -- 名無しさん (2017-07-09 13 54 28) まあ東出だからなそれでも桜井よりはマシ -- 名無しさん (2017-07-09 14 54 38) 型月の世界観的に「後世の巷間のイメージで変質させられる」ことはあるだろうけど、それでも尊敬する偉人を肉の塊にされたらいい気しないよねえ…。閑話休題。独裁者ではあったかもしれないけど、本人に言わせれば「どいつもこいつもちゃんと仕事しねえから俺が全部やる羽目になったんだろうがぁぁぁ」と恨み言が聞こえそうだ。 -- 名無しさん (2017-07-09 15 15 23) 聞いた話だけど始皇帝は白人だったんじゃないかって話もあったよね。 -- 名無しさん (2017-07-09 15 19 34) ↑3 董卓が典型例だな。キレて自分流全開にして結果暴政になった -- 名無しさん (2017-07-09 15 54 33) コレは読み入ってしまった。前半部の一般イメージからの展開は、読み物として普通に面白かった。 -- 名無しさん (2017-07-09 22 40 27) スゲー。勉強になります。建て主は何者? -- 名無しさん (2017-07-09 22 56 25) 他の人の積み重ねもあったけど、一代でローマ帝国作ったようなもんだよな。記事でも触れてるけど、度量衡や文字の統一はほんとすごいと思う。着眼点が未来すぎるというか。 -- 名無しさん (2017-07-09 23 48 19) それまで法治主義も成されていなかった国家群を纏めて急進的な改革を一挙に成し遂げた点では間違いなく当代の傑物。ただやはり急激すぎる改革と死後を見ると、時代が早すぎたか死ぬのが早すぎた部類か。法が雁字搦めってのもそれまでが自由過ぎただけに当時の印象としてはそうなんだろうし。趙高陰謀説は証拠が無いが死後の動きや始皇帝の聡明さを考えるとそうとしか思えないし、つくづく宦官の暴走は恐ろしい。 -- 名無しさん (2017-07-10 00 15 51) ↑ 曹操の祖父である曹騰は宦官だけどかなりの好人物だったとか。十常侍よりも上の立場でさすがの彼らも無茶はできなかったがそれ故に曹騰の死後から本格的に暴走し始めた。 -- 名無しさん (2017-07-10 01 39 47) 「一代限りの英雄が築き上げたものは、その英雄でしか扱いきれない」の典型例だよなあ・・・不老不死を求めたのも「他の誰かでは絶対に自分自身の代わりになれない」と考えたからなんだろう。せめて後継者の基盤が固まるまで生き続けて、自身が学んだ事の半分でも扶蘇に受け継がせられていれば・・・ -- 名無しさん (2017-07-10 09 07 40) ↑2 そりゃ無名で有能な宦官の方が圧倒的多数なんだから。腐敗しやすい素養は確かにあるけど、それ以上に有能な官僚の集団であったこともまた否めない事実 -- 名無しさん (2017-07-10 09 42 14) キングダムでハブられた尉繚さんカワイソス。昌平君、昌文君とキャラかぶるから仕方なかったのかもしれんけど。 -- 名無しさん (2017-07-10 09 50 57) 素晴らしく熱すぎる記事。しかし始皇帝はなまじ優秀すぎたが故に周囲に恵まれなかったとしか言えないな、本来皇帝にならないはずだったのに無理矢理担がれた扶蘇もその被害者と言える -- 名無しさん (2017-07-10 16 06 53) ↑ 皇帝にさせられた末子は「胡亥」、扶蘇は「名将を介して帝王学を授けられた後継者(なお趙高)」だよ -- 名無しさん (2017-07-10 19 07 07) この記事を読んでキングダムの政が晩年暴君化することはないと確信出来て安心した。史実でもしっかりした人だったのなら漫画でも最後まで名君のままでいて批判出ないし -- 名無しさん (2017-07-10 19 17 13) 名字が難しすぎるせいでフルネームで書かれることが殆どない人 -- 名無しさん (2017-07-10 19 22 59) ↑×2まぁキングダムはキングダムでリーボックとかでアレだし… -- 名無しさん (2017-07-10 19 43 58) 自分は東周英雄伝や始皇(シーファン)のイメージが強いな -- 名無しさん (2017-07-10 19 54 55) 2000ライフ払うと最上級モンスターを生け贄なしで召喚させてくれる便利なおじさんとしか認識してなかったぜ… -- 名無しさん (2017-07-11 01 26 37) そんな超人始皇帝の目からも逃れた趙高ってすげえな -- 名無しさん (2017-07-11 07 31 15) すごい記事だな。始皇帝へのイメージがガラリと変わったわ。もちろんいい意味で。 -- 名無しさん (2017-07-11 07 54 24) 「創業は易く守成は難し」って奴だな。王朝は初代と二代目が有能なら三代目以下が多少はバカでもそこそこ持つが、二代目がバカだとあっさり潰れる。 -- 名無しさん (2017-07-11 09 11 20) 結局は歴史の勝者によって暴君のレッテルを張られた人物なのか・・・。 -- 名無しさん (2017-07-11 10 18 24) ↑織田信長と同じだな -- 名無しさん (2017-07-11 14 01 43) 歴史の勝者と単純化するのもちょっと違う気がする。当時の教育水準自体低かったし法を守らせるために小細工を弄したエピソードも残ってて、大土木工事もいくら良民使ってないってもそれまで問題なかった人使ってる訳で、統一後の急激な社会変化は当時の人にしてみれば恨みを買うのもやむなしだろうし。現代基準では間違いなく名君だろうけど、当時の基準じゃたとえ趙高の暴政が有るにせよ暴君認定もやむなしだと思う。 -- 名無しさん (2017-07-11 18 34 59) 創作の項目に中国ゲームの「萌王EX」の秦始皇を書いていいんでしょうか。「これぞ始皇帝!!!」て無茶苦茶感激したんすが、このWiki的にいいものかどうか…? -- 名無しさん (2017-07-11 21 37 44) 始皇帝に限らず、暴君と呼ばれていた人物が再評価されて名君と呼ばれるようになるのはなんとなく嬉しいものがあるね -- 名無しさん (2017-07-11 22 45 55) やった事は正しくても民心掴めないのは古代ローマとかでもあるしなぁ…その辺の恨みを買ったことが暴君って言いがかりになったのかもね。ともあれ解りやすいし詳しいしいい記事GJ -- 名無しさん (2017-07-27 12 53 09) ↑ ティベリウスさんはもっと評価されていいと思うわ。 -- 名無しさん (2017-09-19 23 55 08) 正直「マジで暴君だったけどそれは今の中国的に都合悪いのでやっぱり名君だったという事にしよう」的にしか読み取れん。後付けも良いとこ -- 名無しさん (2017-10-04 04 39 29) ↑ 暴君は否定できなくても、それに見合う功があるから評価されるのさ、歴史物にけなし根性を持込んではいかん -- 名無しさん (2017-10-27 21 03 52) 「暴君ではあったけど決して暗君ではなかった」でいいんじゃね?後に暴君と呼ばれかねないような無理をしてでも通さなきゃいけないことだって政治にはあるだろうさ -- 名無しさん (2017-10-27 22 00 13) ↑3 歴史って基本そんなもんよ。始皇帝は功績すさまじくでかいけど、王朝がほぼ一代で終わってるから評価難しい部分あるし。ほんとあの馬鹿野郎さえいなければなぁ -- 名無しさん (2017-10-28 01 48 08) 萌王EX追記してみました。あれの日本語訳出ないかなあ。 -- 名無しさん (2018-02-04 21 43 05) 急激すぎる改革だからこそなとこもあるのかね -- 名無しさん (2018-04-05 21 26 56) 李斯に関しては正直自業自得だな -- 名無しさん (2018-08-18 23 29 21) もしも李斯が開き直って趙高を斬るなり、どこかで蒙毅・蒙恬と連携するなりしていれば歴史が変わり自分も助かったかもしれないが、ギリギリのところで決断しきれない利根川幸雄みたいなところがあるんだと思う。 -- 名無しさん (2018-08-18 23 42 49) 上の方で、始皇帝の業績云々が故意に後付け的に評価されているんじゃないかというコメントがあったけれど、そもそもそれらの内容は司馬遷の史記に書いてることなんだよな。特に司馬遷が始皇帝を褒めるメリットもないし。後に共産党が始皇帝礼讃と批林批孔をやっているがこれはこのような始皇帝再評価の流れとは全く異質。あれは要するに「礼も今までの道徳も全部クソ!焚書で思想統制して批判者殺しまくった始皇帝万歳!」というむしろ巷間に流布した間違った見識にもとづくものなんだよ。 -- 名無しさん (2018-08-31 20 55 31) ↑↑ということは始皇帝が兵藤会長か? -- 名無しさん (2018-09-01 02 41 38) ワンオペ皇帝 -- 名無しさん (2018-09-18 16 22 53) もっとゆっくりやってれば話も違ったろうね。高度な政治機構ってのはそのメリットを理解して従うくらいの知性が民についてないと成功しない。当時の中国国民に江戸時代並みの識字率と義務教育があれば、若しくはその土台をゆっくり築き上げながら改革を数世代単位でしていけばもしかすると日本の天皇のように今でも始皇帝の血筋は続いていたかもしれないと思う。そういった性急さを指して始皇帝を暴君と言うなら正しい。上でも言われてる通り暴君と暗君はイコールじゃないんだね -- 名無しさん (2018-11-20 20 13 28) ゆっくりやるためには後継者をガッチリ育てねばならず、それは平穏な世界でさえめちゃくちゃに難しい… -- 名無しさん (2018-11-20 21 10 52) 史記の本文に書かれていることが今まで無視されていたことが不思議だ -- 名無しさん (2018-11-20 21 27 54) 方士達の所無茶ぶりじゃない?不老不死出来なければ処罰逃げたら悪い事、どうしろっていうの?不老不死にすることだけが仕事なの? -- 名無しさん (2018-11-20 21 38 55) ↑そりゃあ現代基準で言えばそうだが、当時の価値観で考えると国家予算を与えて大病院の一流の名医を集めまくって癌の特効薬研究させていたような物でしかない。老死は癌(病気)では無いし、方士たちは生命工学の研究者でもないってのは今だから分かる事だし。 -- 名無しさん (2018-11-20 22 01 36) いやだから、「私達では不老不死は無理です他の仕事をやらせてください」っていう事もダメってことなら理不尽じゃない? -- 名無しさん (2018-11-22 11 46 26) そういう事ができるって言って食ってきたのが道士なんだよなあ。それを大権力者に直接やれと言われてできませんで済むわけもない -- 名無しさん (2018-11-22 11 53 49) ↑2 ↑のいうように自分たちの功績は嘘っぱちでしたと認めることになるわけで…現代でもよくいるよね、○○出来ると大言吐いていざやらせてみると出来ないで炎上する人 -- 名無しさん (2018-11-22 12 02 13) ↑2 「自分は金を作れます」と言って貴族から研究費せしめた錬金術師みたいな物か。 -- 名無しさん (2018-12-16 14 30 11) 「中国史上でも一二を争うほどの~名君であったと言える」はさすがに言い過ぎじゃないだろうか。容赦のない冷酷な独裁者ではあったと思う。歴代皇帝で始皇帝だけに限った話ではないが -- 名無しさん (2019-01-20 14 45 11) 「いやさぁ、ババアなんて馬鹿にしてたさ。がねぇ? いやぁ味わい深かったって感動したぁ」 -- 嫪毐 (2019-05-22 17 07 02) ↑ 呂不韋「こんなはずではなかった!!!!」 -- 名無しさん (2019-05-22 17 14 47) ワタミ創業者みたいなもんでしょ、本人は勤勉だし功績も挙げたし会社を成長させたし、治める世も豊かだったが、では民は幸せだったのか、という話で -- 名無しさん (2019-06-05 14 48 03) ???ワタミの労働者に当たる人がどこにいるんだ? -- 名無しさん (2019-06-05 15 38 57) つまり反乱軍は虚空から湧いて出たもので民衆じゃなかったってこと? -- 名無しさん (2019-06-05 18 57 20) これだけの人物が、なんで趙高の本性を見抜けなかったんだ? -- 名無しさん (2019-09-05 13 41 41) ↑2なんでそういう考えになるの ↑そりゃ隠してたからでしょ。才能はあったしそれを振るってたから罪を犯しても助けたけど、隠していた暴走までは分からなかった -- 名無しさん (2019-09-05 14 14 49) 趙高の暴政数え役満も、趙高以外の朝臣や役人の不正行為が軒並み彼に押し付けられた結果という可能性は感じる。ある程度は差し引いて考えた方がいいようにも思う(もちろん名臣という事にはならないだろうが)。 -- 名無しさん (2019-09-06 11 54 37) まあ胡亥をわざと暴走させたってのはあるだろうからな -- 名無しさん (2019-09-06 16 09 00) コメント欄が長くなったので、ログ化したいと考えています。反対意見がなければ、9月14日以降に行いたいと思います。 -- 名無しさん (2019-09-08 19 43 50) コメントログの作業中 -- (名無しさん) 2019-09-14 23 18 53 異論がないようでしたので、コメント欄をログ化させていただきました。 -- (名無しさん) 2019-09-14 23 26 42 後継者育成まで見届けられなかったせいで徳川家光になれなかった名君。 -- (名無しさん) 2019-12-18 07 26 34 ↑家光じゃなくて家康 -- (名無しさん) 2020-01-02 13 54 09 改めてこの記事を見て、始皇帝は賢すぎたからこそ暴君手前の急速改革をしてたんじゃないかって思った。たぶん自分がしたいことと人間の寿命の短さの不釣り合いに気づいていたから激務をこなして不老不死を求めたと。しかし悲しいかな、始皇帝がやろうとしたのはまだ人間には過ぎた大偉業だった。 -- (名無しさん) 2020-01-24 23 37 16 結局、生まれてくるのも死ぬのも早すぎた、これに尽きるだろう。 -- (名無しさん) 2020-01-30 20 32 20 でもある程度の定着はできたからな。生前100%完成は見なかったが、落ち着いた時代には再現率80%ぐらいの時期(漢・唐・宋・明・清の安定期とか)もあるから、案外あの世で満足した気もする。 -- (名無しさん) 2020-01-30 20 46 47 蕭何か張良か忘れたが、都市燃やされる直前に行政面の貴重な資料救い出したやつおったのはでかいよなぁ。あれなかったら今の中国なかったと思う -- (名無しさん) 2020-02-21 00 15 46 この間のNHKの番組は暴君扱いされてたな。学者先生の間でも割と暴君で定着してるんだろうか -- (名無しさん) 2020-02-22 00 38 46 ↑ してるんだろうな。史記の原文を読まずに、既存の参考書か、末尾の過秦論だけを読んでるんだろうな。あるいは先入観が強すぎるのか。 -- (名無しさん) 2020-02-22 01 02 19 というか「暴君なのも嘘ではない」のがまた厄介なのでは。当時の事情と併せて語るのってすごい時間掛かるだろうし、掛けたところで現代人にどの程度通じるか分からない。 -- (名無しさん) 2020-03-19 20 42 24 易姓革命思想の強い中国だったのがある意味不運であった。最も世界中敗者を悪逆にするのはありふれた話だけど -- (名無しさん) 2020-04-23 09 38 38 あまりに必死に擁護してて笑えてくる。ガッチガチの秦の統治スタイルを何も考えずぶっこんでしくじったことにはほとんど触れないのがね。 -- (名無しさん) 2020-10-27 00 08 00 ↑ 民衆に媚びる統治ではなく、民衆に必要不可欠な統治をせねばならん。すべての民衆が「法律を破棄しろ! 俺たちの汚職を罰するな! あらゆる悪事をやりたい放題させろ!」と望んだらそれに従うのが正しいのか? たとえ全国民が反対しても、やらねばならん統治があるならば、それを断行して、民衆をむしろその統治を受け入れさせるのも必要なことだ。厳しい統治で民衆が苦しんだとしても、それが必要でなかったという理論にはならん。 -- (名無しさん) 2020-10-27 08 14 39 そりゃあ時間かけて浸透させるのが理想かもしれんけど、そんな時間かけてる間に始皇帝や信頼する側近たちも寿命が来てしまうし、群雄たちだってまだまだ力を持っているから何が起きるか分からない。なぜ始皇帝が「色々中国史上初」なのかと言えば、始皇帝個人が稀有な人材=後継者も始皇帝同様にできる可能性が低い(いくら扶蘇に帝王教育をしてても)ってことの裏返しだ。時間がないならある程度の無茶は押し切るしかない。 -- (名無しさん) 2020-10-27 09 57 02 後世劉邦が定めた法三章では不十分すぎるということで蕭何がこしらえた律九章は大きな混乱がなかったし、六国の遺民にもそれなりに法治を受け入れる素質はあったということよ。それに論理的にも現状に配慮した政策=民衆に媚びる愚策という認識は違いやせんか。稀代の天才である始皇帝の死後2年足らずで一気に秦は崩壊に向かってしまった時点で、中国史上初ゆえの不利ということを考慮してもその統治は失敗したというほかないだろう。 -- (名無しさん) 2020-10-27 23 24 42 正直焦りすぎたきらいはあるけど、崩壊したのは明らかに後継者のせいだからなあ。あのまま生き続けたor当初の予想通りの跡継ぎになったならどうなったかわからんからなんとも言えない -- (名無しさん) 2020-11-20 13 48 30 始皇帝がやったことは単なる「改革(体制を変えないレベルの変革、国家の改修)」というより、むしろ「革命」に近い。それも易姓革命ではなく、フランス革命のような「レヴォリューション」、社会体制そのものの一大徹底変革だろう。封建制の名残ある七カ国併存時代から「単一行政」への転換、法治と官僚システムの徹底による「国家システムの一大変換」(江戸時代から明治時代への変革に等しい)、そして悪事も犯罪も詐術も詭弁も自由自在だった春秋戦国時代の気風の否定と、変わって法治意識を民衆にも及ぼした「思想改革」。体制内の変革とは違う、体制をも否定する「革命」になる。しかも漢以後、始皇帝システムは引き継がれた。やはり成功だったんだろう。ついでに革命には、反動勢力や保守派の抵抗は付き物で、長い時間をかけていれば、それだけ守旧派に骨抜きにされたり潰されたりしうる。商鞅や呉起が殺され、フランス革命を打破すべく諸外国が攻め込み、明治維新に対して武家が西南戦争を起こしたように。しかも、始皇帝の思想を理解しているのは李斯や蒙恬兄弟などごく少数、役人・大臣の大多数は汚職禁止で始皇帝に批判的、となれば、革命が無実化される前に定着を急ぐ必要はあっただろう。 -- (名無しさん) 2020-11-20 22 13 08 少なくとも中央集権や統一志向は秦という国家に根付いていたからなあ。それでも始皇帝という不屈の意志を持った人間でないと難しかっただろうしなあ -- (名無しさん) 2020-12-25 23 37 54 「徳川家康になり損ねた織田信長 -- (名無しさん) 2021-03-21 17 18 19 不老不死の研究関連で「こいつらでもどうやっても成果が出ない。やはり無理か。」じゃなくて「こいつら成果出さないな。成果出さない以上処刑しよう」ってなるのはやっぱ暴君だったんだろうなって。他の事出来ない人材でもないだろうに。 -- (名無しさん) 2021-03-29 09 47 47 「私どもに〇〇〇万円支払っていただければ実現できます」→「やっぱできません、もらった金も時間も返せません」をやらかした営業マンを懲戒解雇したり、刑事告訴するのは現代でも普通な対応だろう(死刑なのは時代が違うだけ)。ホラ吹いて皇帝に大損害を与えるような営業マンを処罰しないどころか他に仕事与えて抱え込めと? -- (名無しさん) 2021-03-29 10 18 28 ↑ しかも「だめでした、すみません」じゃなくて「できなかったのは俺のせいじゃないもん! 皇帝の徳のせいだもん!」で逃亡したからな。 -- (名無しさん) 2021-03-29 10 33 19 研究推進って文章で内部の人間に「お前ら研究しろ、成果出なかったら死刑な」って流れかと思ったら、外部からの持ち込みか -- (名無しさん) 2021-03-29 11 55 57 李信(「キングダム」の主人公のアイツ)は「兵20万預けてくれれば楚滅ぼすよ」と売込んでその通り預かって負けて帰ってくるという不老不死の方士よりやばいことやったが結局その後も将軍やって武功も挙げている。本当に有能な奴が結果的失敗しただけであれば皆殺ししてるわけでもない。(下手に粛清すれば寝返りされるという事情もあっただろうが) -- (名無しさん) 2021-03-29 12 26 44 ↑9それはもう織田信長が本能寺で死んでなかったらレベルの話だからなぁ。 -- (名無しさん) 2021-03-29 15 57 49 始皇帝「生きてるだけで丸儲けだからもっと儲けるで」 -- (名無しさん) 2021-04-20 09 26 39 なぜ中国1とも言える始皇帝の死、その1年足らずで大反乱起きたことをこの記事だと胡亥と趙高のせいだけにしてるけどちょっと無理があるような……あと建設事業に犯罪者しか使ってないって言ってもまず犯罪者認定した数が多すぎるって言うのは良法とは言えないんじゃ -- (名無しさん) 2021-10-03 13 21 19 法治主義を徹底して行われていたのが秦だけである以上、統治している領土の実情にそぐわない悪法と言えるかもな。その大反乱には田氏・韓氏・魏氏・羋氏といった王族ら支配者層も絡んでいるし、その影響を消せていなかった。となるとそれらは始皇帝の負の遺産であり失策と言えるが、対処を間違えて秦を滅ぼしたのは趙高だから、「聡明で偉大な始皇帝のプランを崩した」とするのであれば責任を押し付けられても仕方ないかと。 -- (名無しさん) 2021-10-03 15 19 39 暴君であることは間違いない、但し当時は暴力で民衆を押さえ付ける意外に国を治める方法はないわけで、別に始皇帝に限ったことではないと思う -- (名無しさん) 2021-10-16 07 43 17 そもそも公子と軍権を握る将軍を結ばせることは危険極まりないことである。(中略)さらに軍権を与えるということは扶蘇の権力を補強したということだ。 一緒にいたからと言って必ず結びつくわけでも無いだろ…後半部分は流石に何もかも強引すぎて話にならん -- (名無しさん) 2022-04-30 02 47 20 統一後からトチ狂ってきたのは間違いないけど、それは後継王朝の劉邦も実はそうだしなあ。この人の場合死後そっこうで滅亡したから全業績否定みたくなってる感じ(そう言われて仕方ない部分もあるけど) -- (名無しさん) 2022-05-28 12 49 25 トチ狂ってるようなところは見受けられないのですが。始皇帝は終始韓非子の思想の実現を目指して一貫していたと思いますが。劉邦だって耄碌したのは最晩年の話だし -- (名無しさん) 2022-05-31 17 22 17 もともとさい -- (名無しさん) 2022-06-01 14 01 55 ↑もともと猜疑心旺盛、ワンマン主義が、統一してから敵なし奢りも加わり短所として顕在化したんだろ。趙高を過信し、かすめとられたしょぼ体制も自業。反乱に章邯みたいな微妙なのしかいない人材面も衰えまくってた -- (名無しさん) 2022-06-01 14 16 25 まあまず理想をドカンと見せつけて(郡県制)、それを現実に合わせてカスタマイズした後(郡国制)、現実の方を啓蒙改変していく(全国に拡大)って流れはよくある話。全部自分の代で終わるとは限らず2代目3代目の仕事はそれに尽きるとすらいえる。皇帝どころか王朝すら変わっちゃっタカラ、仙台を否定するような形になるしその過程で人死にまくるけど。 -- (名無しさん) 2022-06-23 06 33 21 前漢の歴史書が始皇帝に批判的なのはまぁ当然だが、そもそも内乱だらけだった前漢が秦を暗黒時代みたいに描いてもね・・・ -- (名無しさん) 2023-03-17 19 58 59 このページ読んだら始皇帝良い奴じゃねーか、印象変わったわ。 -- (名無しさん) 2023-04-20 17 13 29 良し悪しや善悪で語るには難しすぎる人物だよ、有能か無能かで言えば有能だろうけど -- (名無しさん) 2023-04-20 19 26 15 万里の長城は犯罪者等しか工事に使ってないからセーフ理論は流石に駄目だろ。それがありだったら世界の独裁者なんて犯罪者しか殺してないだろ -- (名無しさん) 2023-05-26 10 05 15 ↑ いや、当時は確か匈奴の勢力が急伸長していた頃で、もう冒頓単于も産まれていたぐらいだから(単于になったのは209年)、中原に攻め込まれにくい態勢を作るのは始皇帝側としては必要だったと思うよ。実際軍隊も派遣していたらしいしな。 -- (名無しさん) 2023-05-26 11 14 23 あの凛々しい政君も最後は類人猿と化してメガロドン釣りに行くのか -- (名無しさん) 2023-05-28 14 22 56 いままでの始皇帝像への異議を申し立てたいのはわかるけど『色眼鏡を外す』『いままでの偏った見方を改める』んじゃなくて『違う色眼鏡をかける』『別の方向に偏り直しただけ』になってないこれ? -- (名無しさん) 2023-05-28 15 47 28 ↑向こうでの再評価の理由が、中国共産党の正当化だからなー(なお万里の長城は取り壊す予定) -- (名無しさん) 2023-05-28 15 57 47 韓非子がベースにあるとはいえ考えが進歩的すぎる…何なのこの人… -- (名無しさん) 2023-05-28 16 21 28 進歩的すぎるように見えるのは現代が共感しやすいからで、古代中国の実情をみるとまあ、妄想的ってなっちゃうんだよなーとなる。超苛烈な戦時体制が自国で上手くいったのでそれを全国展開したら当たり前のようにこけたのでこうな… -- (名無しさん) 2023-05-30 17 36 59 ハムナプトラでリーが演じたの彼ではなくて二世だったのか… -- (名無しさん) 2023-05-30 17 44 55 別に始皇帝が暴君であったことを否定してはいない。ただ、「今までの始皇帝像は単純に儒家や後世が作り上げた、偏見が多分に含まれているものだった。 」 -- (名無しさん) 2023-10-09 22 59 59 この記事は、『史記』を中心に信頼に足る史書を元に始皇帝を再考したものであり、さらにこの記事の結論部分に当たるのは、「始皇帝の存在は、中国史において比肩しうるものがないほどに絶大な意義を残した存在であった」ということであるわけで、「今まで暴君と語られていたけど実際はどうなの?こう解釈できるんじゃない?」を主張したものになる。だからこの記事は「始皇帝が実は善人だった」だとか「否定しようがない名君であった」とかを結論にしたいわけでもない。あまりに先進的過ぎて時代が追いつけなかったことは指摘するべきだろうが。 -- (名無しさん) 2023-10-09 23 05 40 始皇帝の有能さを盛れば盛るほど一年で秦をぶっ壊した趙高もとんでもない怪物になるの笑う -- (名無しさん) 2024-03-20 00 05 15
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【作品名】Fate/Grand Order 【ジャンル】ソシャゲ 【名前】始皇帝(異聞帯) 【属性】真人 【年齢】2276歳 【長所】世界統一を果たして全人類を管理下に置き、苦しみの全く無い社会を築いた 【短所】完璧な管理社会の実現のために民から知識や文化を奪った 【備考】実際に辿った歴史(汎人類史)のifルートを辿った世界である異聞帯における始皇帝 人の体を捨てて不老不死を実現し、少なくとも2018年まで世界を統治した 年齢は幕間において言及 カルデアに召喚されるサーヴァントとしての始皇帝は座からコピーされた存在では無いので召喚後の年齢の加算も可能であるが、年齢について言及された幕間の時期が前述の異聞帯消滅後である事以外不明なため考慮しない vol.8
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レア SSR 職業 智 定位 始皇の炎、回復剋星 CV 花音鈴 画像 |その一| 始皇帝はついに念願を叶え、秦の国主となった。彼女はこれを基盤として、ここを誰もが安心して暮らせる帝国にするため、自分の理想を検証しようとしていた。そのために彼女は馬に乗って山や河を駆けぬけ、六国を席捲した。過去の親友と生死をかけた敵になったとしても、彼女は躊躇なく理想への道を歩き続ける。その道に何らかの障害があれば、彼女は迷わずそれを取り除く。始皇帝は「人の心は予測不可能であり、欲望の溝を埋めることはできない。世の中にある多くの紛争の原因は、愚かな人々と貪欲で無能な支配者だ」と思っている。だから彼女はこの天下で唯一の君主になって、すべての人が彼女の定めたルールの下で規則的な生活を送れるようにしたい。例え、裏で「心のない怪物」と呼ばれようと構わない。 |その二| 現在最も権威のある秦国の皇帝であるが、始皇帝の出身は際立ってはいない。彼女の父は秦国が趙国に残した人質で、もともと趙国で生活していた。そこで趙国の富豪の娘である趙姫に出会い、始皇帝が生まれたのだ。始皇帝は幼い頃から大きな志を持っており、人質であっても落胆することなく、毎日勉強して武芸の鍛錬に励み、いつか偉大なことを成し遂げようと思っていた。その他に、始皇帝が最も好きなのはいたずらを含む「ゲーム」だった。特に幼い頃、自分の父にいたずらをするのが大好きだった。例えば父が誰かと囲碁の対局をしていたときに黒石をゴキブリにしたり、暗いところに隠れて大人たちが驚いたときの反応を観察したり、または父がこっそり友人と飲みに行ったとき、わざと母を連れて買い物に出かけて「偶然」を生み出したり。父が苦悩してため息をつくのを見るたびに、始皇帝は大喜びしていた。残念なのは父が秦王になったあと、そういったチャンスが少なくなってしまったことだ。 |その三| 人間の最大の弱点は考えすぎるわりに、能力が足りないことだ。誰か一人が彼らを支配する必要があり、そして、その人が朕である! 六国の君主たちよ、この世界の人々のために、あなたたちの頭を借りたいのだ! 思想を統一し、言葉を統一してこそ、永世の帝国を創立することができる!何万年の後でも、すべての人に秦語や秦法を知ってもらうのだ! 百家争鳴の状態が何百年も続いていた。お前たちも疲れているだろう。帝国が統一された今、騒ぎなどの雑音は必要ない。……わかったか? この天下は、結局のところ朕の天下なのだ…… セリフ 召喚獲得 朕(ちん)は秦帝国の始皇帝-嬴政(えいせい)なり!お主も朕の力になって、一緒に理想的な世界を作ろうぞ! ホーム画面タップ1 どうだ?卿も朕と一緒に人間という生物を研究せぬか? ホーム画面タップ2 朕の前でそんなに畏まらずとも、気を楽にすれば良い! ホーム画面タップ3 お主はずいぶん世界を遊歴してきたと聞いたが、その見聞を朕にも述べてみよ! ホーム画面下着状態 ふ…不敬である…!朕は妖怪の王だぞ、人間ごときに…うっ… ホーム画面下着タップ1 お…お主何を持ってるんだ?朕のそばに近づくでない! ホーム画面下着タップ2 人間ごときが朕を倒せるなど…許さん! ランクアップ 大したことではない、容易いことだ。 覚醒 不服はないぞ!朕は気に入った。 調教道具1 ------------------------------ MVP宣言 それくらいのことは容易かろう! プレゼント-挨拶 畏まらずとも良い,気を楽にせよ! プレゼント-感謝1 朕はそれを受取ったぞ! プレゼント-感謝2 朕は嬉しいぞ! プレゼント-感謝3 礼には及ばぬ クローズアップ ------------------------------ スキル1 ふむ… スキル2 下がれ! スキル3 無礼者! 奥義1 叛逆者め、さっさと消えろ! 奥義2 人間ごときが朕に手を出す勇気があるというのか? 死亡 まさか、朕が…
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このページは、『シルクの何かサイト』様の記事を転載させて頂いています。 以下転載。 長編第3章。 ここらで大体話のひと段落がつきます。 長かったシナリオ連載もあと3話で原作に追いつき、始皇帝陵編もそこで完結します。 結構長かったなー。 今まで"稜"だったのを"陵"に修正しました。漢字間違いに全然きづかなんだ(´・ω・`) 始皇帝陵の中では数多くの罠が設置してあり、陵を守る力強い兵士が彼らを阻んだが、白麗にとっては全て軽い障害物であり、彼女と仲間達は手軽く陵の地下2階まで降りた。 2階から下には降りることができず、彼女は墓の大きさに比べた浅さを嘆き、自らの力で下へと降りる道を作った。 長い間かかって誰の邪魔も受けずに修練のできる深さまで到着すると、白麗は自分と小小の部屋を作って修練を初め、守護獣達は侵入者に備えて防過通路を作って侵入が容易くないようにし、多くの罠を設置して自分らの主人を保護した。 白麗は自分の血で陣を描き、その中に座って宝貝を取り出し、自分の気を宝貝の中に吹き込んだ。すると彼女の気に応じた宝貝は明るく輝いて白麗の体に吸収され、体から白色の根のような形の数十個の気が部屋の外まで伸び、そこから大地の気を吸収して自分の力を取り戻していった。 白麗が修練を初めて数ヵ月後のこと。長安で暮らしているあるお百姓が夜遅くまで仕事をして家に帰る途中、道に迷ったときに偶然巨大な入り口を見つけ、翌日彼はそのことを軍営に届け、大々的な捜索作業によって秦始皇帝陵が数百年ぶりに人間の前に姿を現すことになる。 多くの人々が秦始皇帝の残した多くの宝物を期待して中に入っていったが、陵を守る兵や罠によって逃げ帰った。 その後軍を動員して始皇帝陵への侵入の試みが数度行われて、その度に失敗に終わるが、人間の宝物に対する欲は尽きず多くの方法で陵の宝物をつかむための試みが続いた。 そんな試みの中の一つが始皇帝陵の周辺から穴を掘り、入り口以外から侵入する方法である。この方法のために人々は陵周辺に多くのトンネルを掘り、その中のいくつはは深く、白麗が伸ばした根のある場所まで入り込んでいった。 白麗の根は触れてはいけないものであった。しかしそれが何か分からなかった人間は根の正体を知るためにさまざまな試みを行い、それと共にますます白麗の気が汚れていった。 伸ばした根が汚染されたことに気づかず白麗は修練に没頭し、彼女の体には少しずつ不純な気が積もっていった。その気は白麗の体を巡りめぐって脳にまで浸透し、その時にやっと不純な気の存在に気づいた白麗は修練を中止しようと思ったがもはや手遅れであり、結局それによって彼女は走火入魔に陥る。 いくら時が経ったであろうか。白麗は目を開いた。目を開いた白麗は自分の体を少し動かしてみた。無理なく動く彼女の体は正常に戻ったことを知らせる印であった。白麗は走火入魔から脱出して回復に成功したのである。 しかし彼女の目つきは変わっていた。以前までの純粋で清い目つきではなく、暗くて陰気な目つきに変わっていた。白麗は体を回復させるために多くの力を使い、脳に侵入した不純な気を阻むことができずにその気に精神を支配されてしまったのだ。 人間を愛した心は人間を憎悪するようになり、人を心配した心は残忍で悪辣に変わってしまった。 目を開いた白麗は守護獣を呼び込んだ。そして彼らに陵に侵入する人間を攻撃するよう支持した。彼女の心の中には人間界を支配するという欲望がうねり、その欲望を満たすために陵を拠点にして足場を固めた後、世間に出ようとする計画が立てられたのである。 そんなことも分からぬまま人間達は相変わらず宝物のために陵に侵入するよう努力し、たまに罠と兵士の攻撃を避けて陵内の奥深くまで入り込む人間もいたが、彼らも目的を果たす前に白麗の荷受によって命を失う。 しかしその中でもいくつかの優れた者達は陵の奥深く隠されている白麗の巣窟まで入ることに成功し、そこで白麗の姿を見て怖気づいて宝物をあきらめて村に戻り、彼らの口から秦始皇帝陵を支配する白蛇の存在が世間に知られることになる。