約 32,987 件
https://w.atwiki.jp/cwcwiki/pages/661.html
太鼓の達人 ぽ~たぶるDX 太鼓の達人 ぽ~たぶるDXID+ゲーム名太鼓カウンター99999 必須コード 自動演奏 曲目全開 帽子全開 コスチューム全開 音色全開 オートプレイ(プログラムコード版) オートプレイ(プログラムコード版、極限スコア) ID+ゲーム名 _S NPJH-50426 _G Taiko no Tatsujin Portable DX 太鼓カウンター99999 _C0 Taiko Counter 99999 _L 0x2080EF60 0x0001869F ※コード有効後、どれか1曲演奏後に10曲程増えています。 必須コード _C1 Master Card _L 0x2000200C 0x08802000 _L 0x5034B2B0 0x00000004 _L 0x00002000 0x00000000 _L 0x60002000 0x00000004 _L 0x00300002 0x0000000C _L 0x10000004 0x00000000 _L 0x60002004 0x00000004 _L 0x00200002 0x00000054 _L 0x10000008 0x00000000 _L 0xE0020001 0x20002002 _L 0x40002000 0x00100001 _L 0x00000000 0x00000000 _C0 得分 _L 0x60002008 0x0098967F _L 0x00020001 0x0000014C _C0 滿魂 _L 0x60002008 0x461C3FF0 _L 0x00020001 0x00000150 _C0 連打数最大 _L 0x60002008 0x000003E8 _L 0x00010001 0x00000004 _C0 Gold crown _L 0x60002008 0x000003E8 _L 0x00010004 0x00000004 _L 0x90000002 0x00000000 _L 0x60002008 0x00000000 _L 0x00020001 0x00000014 _L 0x60002008 0x000003E8 _L 0x00020001 0x00000018 自動演奏 _C0 Auto Play _L 0x0080EEF6 0x00000001 曲目全開 _C0 Music All _L 0x0080EF0F 0x00000001 _L 0x0080EF1B 0x00000001 _L 0x0080EF24 0x00000001 _L 0x0080EF29 0x00000001 _L 0x0080EF2B 0x00000001 _L 0x0080EF30 0x00000001 _L 0x0080EF33 0x00000001 _L 0x0080EF36 0x00000001 _L 0x0080EF41 0x00000001 _L 0x0080EF43 0x00000001 _L 0x1080EF46 0x00000101 帽子全開 _C0 Hat All _L 0x8080E1D3 0x00200001 _L 0x00000001 0x00000000 コスチューム全開 _C0 Costume All _L 0x8080E237 0x001E0001 _L 0x00000001 0x00000000 音色全開 _C0 Merody All _L 0x2080EF48 0xFFFFFFFF オートプレイ(プログラムコード版) _C0 AutoPlay _L 0x200BA6DC 0x34020001 オートプレイ(プログラムコード版、極限スコア) _C0 AutoPlay _L 0x200BA6DC 0x34020001 _L 0x200B5ECC 0x34020000
https://w.atwiki.jp/advent20171225/pages/12.html
■プレー動画 ■情報 判定位置形状 定点(1点) 補足 位置固定 ノーツ移動方向 横 判定 ☆☆ 認識 ☆ 操作 ☆ プレースタイル 買い切り ■所感等 日本の音ゲーと言えばコレ!と言えるぐらい知名度が高い「太鼓の達人」のアプリ版。 表示されている太鼓の面/縁をタップして演奏する。 判定はアーケード、家庭用ハード版とはまた違った位置にあるように思える。アプリ版独特の判定。 収録楽曲は、バンダイナムコアーティストや、J-POP、クラシック、ゲームミュージックや話題のバラエティ楽曲と、 非常に幅広いラインナップ。手堅く万人受けする音楽ゲームと言える。 楽曲はパック方式と、月額制の取り放題方式がある。 取り放題形式は1ヶ月500円で200曲以上の収録曲から好きな楽曲を選べるので、やりこみたいプレイヤーはこちらを推奨する。 ■順路 prev→ トップページ next→ jubeat plus
https://w.atwiki.jp/retrogamewiki/pages/11984.html
今日 - 合計 - 太鼓の達人 あっぱれ三代目の攻略ページ 目次 基本情報 [部分編集] ストーリー [部分編集] 攻略情報 [部分編集] Tips [部分編集] プチ情報 [部分編集] 関連動画 [部分編集] 参考文献、参考サイト [部分編集] 感想・レビュー 基本情報 [部分編集] ストーリー [部分編集] 攻略情報 [部分編集] Tips [部分編集] プチ情報 [部分編集] 関連動画 [部分編集] 参考文献、参考サイト [部分編集] 感想・レビュー 名前 コメント 選択肢 投票 役に立った (0) 2012年10月12日 (金) 12時55分49秒 [部分編集] ページごとのメニューの編集はこちらの部分編集から行ってください [部分編集] 編集に関して
https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/5803.html
太鼓の達人 TAIKO DRUM MASTER 【たいこのたつじん たいこどらむますたー】 ジャンル 和太鼓リズムアクション 対応機種 プレイステーション2 発売・開発元 ナムコ 発売日 2005年3月17日 定価 タタコン同梱版:5,980円/単品:3,500円(共に税別) 判定 なし ポイント 洋楽がメインの太鼓の達人ボリュームは薄め 太鼓の達人シリーズリンク 概要 特徴 (及び評価点) 問題点 総評 余談 概要 2004年10月26日に発売された『太鼓の達人』の北米版である『Taiko Drum Master』を日本向けにリメイクした作品。 特徴 (及び評価点) 収録曲は洋楽が中心。 『太鼓の達人』ではあまりピックアップされない洋楽だが、本作は18曲収録されている。 北米版には入っていない追加楽曲もあり、「The Loco-motion」や「September」など、一度は聴いたことのある曲があるはず。 かの有名なロックバンドQUEENの楽曲に至っては3曲も収録されている。 クラシックやナムコオリジナルは過去作の再収録。 隠し曲である「さいたま2000」は『三代目』ではその難しさゆえに存在しなかった譜面分岐があり、家庭用作品初の達人譜面が収録されたことになる。 楽曲のジャンルは他作品と異なり、Pop (ポップ)・Rock (ロック)・Children s Song (どうよう)・Classical (クラシック)・Namco Original(ナムコオリジナル)の5つ。 一部を除いて、ゲーム内の表示や音声は全て英語。 そのため、文字は全て横書きになっている。 演奏ゲームでは判定の表記が「良」「可」「不可」から「GREAT」「GOOD」「BAD」に、音符の下に表示される「ドン」「カッ」などの文字が本作では連打の「Drum roll」のみと、仕様が変更されている。 しかし魂ゲージの「魂」はしっかりと日本語表記。 英語を流暢に喋るどんちゃんは現在のところ、この作品のみ。声も外国人によるものでありなかなか新鮮。おなじみ初心者道場(チュートリアル)ではどんちゃんとバチお先生が英語詞で歌っている。 取扱説明書にはちゃんと日本語訳が記載されているため、英語が苦手なプレイヤーにも安心。 本作は2人用譜面が多く収録されており、セッションを楽しむことが出来る。 ミニゲームも収録されているが、『四代目』(以下CS4)と同じ。 「どんぶりドンドン」のみ未収録。文化の違いによるものと思われる。 問題点 全体的にボリュームが薄い。 全収録曲は隠し曲を含めても33曲と、2年前に発売された『ドキッ! 新曲だらけの春祭り』よりも少ない。 北米版は31曲なので一応増えてはいるが、本作で削除されている楽曲も多い。 本作のOP曲とED曲である「きょうはたいこ曜日」と「どんちゃん世界旅行」はどちらも未収録。 隠し要素は楽曲と難易度のみ。『タタコンでドドンがドン』からあった隠し音色は存在しない。 解禁方法もノルマクリア・フルコンボした際の王冠の数が一定値を超える、というものなので慣れているプレイヤーなら1時間以内で全ての隠し曲を解禁できてしまう。 場合によってはおにコースの出現が最後となることも。他作品と比べてやりこみ要素があまりないので飽きが早い。 北米版も同様だが、CS4からあった対戦モードの「わいわい太鼓合戦」が存在しない。 演奏ゲームのシステムはCS4と同様であるため、2005年に発売されたにもかかわらず『五代目』で追加された要素は無い。 ゴーゴータイム、お芋音符が登場しない。『五代目』よりも前に発売した北米版はともかく、日本版は追加しても良かったのでは。 200コンボを超えると音符がノリノリになってプレイヤーによっては精度が取りづらくなる、曲から選択に固定されて難易度から選択できないといったCS4の問題点もそのまま。 関連楽曲が無かったCS4はともかく、本作は「もじぴったんメドレー」が収録されているのに踊り子にもじぴったんが登場しない。 また、画面に一曲しか表示されない仕様であるからか、曲選択時にハイスコアの確認ができない。 個別のセーブデータが作れない。 CS4以降演奏ゲームやミニゲームの出来に応じてポイントが与えられ、貯まると称号が1段階上がり隠し要素が少しずつ解禁されるドンポイントのシステムを取っていたが、この仕様のため未搭載。 演奏ゲームでハイスコアを更新した際は、その度にネームエントリーを要求される。当然ながらアルファベットであり、タタコンでの入力はやや煩わしい。 2回目以降は前回使用した名前が記憶されているので、1人プレイ時はいくらか煩わしさが解消されるか。 シリーズ全体を通しての問題点ではあるが、難易度表記があてにならない。 AC6で猛威を振るった「さいたま2000」と「Ridge Racer」が1年足らずでどちらも★×9に降格。同年に発売された『ぽ~たぶる』では再び★×10になっていることから、本作は当時の基準においてやや厳しめのものとなっている。 特に「さいたま2000」は(譜面分岐ありの場合)当時最難関に匹敵する譜面として呼び声が高かったため、このゲーム発売当時の基準で★×9表記はとんでもない詐称である。 特に顕著なのは「太鼓のマーチ」。初出から一切譜面変更が無いにも拘らず★×7→★×5と2段階も降格している。当時より難易度基準が厳しい現在でも★×7であり、もの凄く極端。 ★×5だとナメてかかったら複雑な譜面構成にかかってノルマ落ちしたプレイヤーもいるだろう。 一方で、「Material Girl」などの明らかに逆詐称である譜面も存在する。 クラシック曲の一部は難易度の降格にあたり譜面変更がされている。他作品でプレイしたことのある人は肩透かしを食らうかもしれない。 総評 ボリュームの薄さなど問題点となる箇所が多く見受けられるが、海外の雰囲気が出ており、ゲームシステム・デザインが海外仕様となっているという本作にしかない大きな魅力があり、『太鼓の達人』シリーズにおいて一際異色を放っている。 『太鼓の達人』で洋楽を遊びたいという人なら、それなりに楽しめる一作。 余談 CS4同様、パッケージ裏に隠し曲を含むすべての収録曲が掲載されてしまっている。 もっとも隠し曲は過去作のナムコオリジナル楽曲であるため、載っていなかったとしても驚きは少ないと思われるが。 2022年1月27日、Xbox One/Series X・S/Windows向けに『太鼓の達人 The Drum Master!』が配信された。 本作と名義がほぼ同じだが当然全くの別物。
https://w.atwiki.jp/ryouhouji/pages/1870.html
壱 弐 参 極 極+ 極(UR) 名前 [太鼓師]とろ弁天 (たいこし とろべんてん) セリフ 壱 「はぁっ!無心で打ち鳴らすんだぁーい!」 弐 参 極 極+ 極(UR) 解説 了法寺に舞い降りた(落ちてきた?)、NEW弁財天様。芸能の神様であり、歌と踊りが得意。 レアリティ 必要法力 攻 防 知 壱 SSR 31 6000 5800 5340 弐 6600 6380 5830 参 7460 7150 6410 極 9400 8230 7250 極+ 18800 16450 14450 極(UR) 術式名 属性 MAX Lv 効果 専:どどんっと! 光 10 自分自身の攻防アップ 極 専:乱れ動魂打 光 10 自分自身の攻防アップ お邪魔戦術式 発動率 攻撃力アップ 高 極 敵HPダウン 高 備考: ※このカードは、【極】まで進化させた後、進化アイテムカード『快進の宝珠』との進化によって、 【極+】(SSR)にすることができます。 ※このカードは【極+】まで進化させた後、進化アイテムカード『天進の紫宝珠』との進化によって、 【極】(UR)にすることができます。 illust. とろ美
https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/7071.html
太鼓の達人 ぽ~たぶる2 【たいこのたつじん ぽーたぶるつー】 ジャンル 和太鼓リズムアクション 対応機種 プレイステーション・ポータブル 発売・開発元 バンダイナムコゲームス 発売日 2006年9月7日 定価 4,800円(税別) 判定 良作 ポイント 『ぽ~たぶる』から順当に進化おはなしモードは低難易度で飽きやすい豪華で無料なDLC驚異のラスボス曲きたさいたま2000が登場 太鼓の達人シリーズリンク 概要 特徴(及び評価点) 問題点 総評 その後の展開 概要 『ぽ~たぶる』の続編。演奏しながらストーリーを進めていく「おはなしモード」が収録されている他、ボリュームの大幅増量、システムの変更・改善がなされている。 ナムコとバンダイが経営統合し、オープニング前の社名表示に「バンダイナムコゲームス」が加わった初の家庭用版作品でもある。 特徴(及び評価点) ストーリーが展開される「おはなしモード」 和田どん・かつの周辺で巻き起こる物語を、演奏ゲームをしながら進めていく。全部で5エピソード。 色々な展開がなされるが、最終目的である「ピアノの発表会に出るはなちゃんを応援する」ということは共通している。一部のシナリオはただ巻き込まれているだけのもあるが… 7日間で大田区の街を駆け巡り目標やトラブルを解決し、8日目に発表会が開かれる。 キャラクターの意外な一面や、和田かつ悲願(?)の主役エピソードまで。後述するようにゲームシステムや難易度はいまいちな評価をつけられているが、プレイする価値はある。 演奏ゲームとは別に出題されたクイズに太鼓を叩いて回答する「クイズでドンカツ」も挿入される。音ゲーらしい斬新なクイズ形式となっている。 3択問題であり、各選択肢に譜面が表示されるので、流れてくる灰色の音符をタイミングよく譜面通りに叩く。間違った選択肢の譜面を叩いたり、正しくてもタイミングを外してしまうと不正解となる。 複数問出題され、ノルマ分クイズに正解すればノルマクリア成功。 出題される内容は一般常識、キャラクター設定であるが、一部のクイズは大人でも難しいものになっている。 シナリオをクリアするとアルバムにラストの1シーンが収録される。シナリオ1は最大4枚あるので、色んなエンディングを見て集めよう。 「はじめから」を選んだ後の1日目の朝はシナリオ選択にもなっているので、一度クリアしたシナリオも再挑戦できる。 ボリュームある内容と無料DLC デフォルトでの収録曲は62曲であり、このうち22曲は『ぽ~たぶる』のDL曲。前作ではインターネット環境が無くダウンロードできなかったプレイヤーも遊べるようにした、という配慮だろう。 「粉雪」、「カルマ」、「sakura」、「ワンダーモモーイ」など、当時の人気・話題曲が並んでおり、家庭用版では本作でしか遊べない版権曲が多い。 そしてなんといっても外せないのがラスボス曲である「きたさいたま2000」。当時としては他の★×10の曲を突き放すほどの難関であり、多くのプレイヤーを驚愕させた。譜面インフレ期に発売されたとは言え、本作がボタン操作ということからも生まれた曲なのかもしれない。 DLC曲は前作の2倍となる44曲。しかも全曲無料である。版権曲はないものの、人気のあるゲームミュージック・ナムコオリジナル曲が多く、『七代目』や『太鼓の達人14』の収録曲を先行配信したこともある。 今回はPSP本体でもDLCを入れられるようになっているので、パソコンが使えないときでも安心。 2007年5月に一度は中断されていたDLCの更新も、本作と前作のダウンロード数が500万回を突破したことを記念として3年後の2010年5月から本作でDLCの更新を再開した。本作を購入すれば、デフォルト曲とDLC曲合わせて106曲遊べるということになり、前作から圧倒的に増加している。 前作に引き続きやたら充実しているクラシック曲は、本作では「メヌエット」や「夜想曲Op.8-2」など大胆なアレンジがなされているものもある。 ちなみに、デフォルトとDLCを合わせるとこれまでの家庭用ナンバリングタイトル作品のラスボスにあたる曲がほぼ遊べる。経験者には嬉しい作品である。 本作ではDLC曲だけではなく新規タイトル画面も配信されている(*1)。勿論こちらも無料。 ミニゲームも4種類に増加。通信対戦ができる「とべ!ドングライダー」や「スイーツパニック」、画面を縦にして遊ぶ「積み上げどんどん」、アナログパッドを使う「どきどきバルーンアート」とPSPの仕様を活かしたゲームは本作でも健在。 なおミニゲームのリザルト画面は『ぽ~たぶる』と同様のレイアウトになっているため、『六代目』にあった成績に応じた称号の要素はない。 その他新要素と改善点 「和太鼓道場」が登場。チュートリアルである「初心者道場」のほか、複合パターンなどを覚えられる「お題でドンカツ」、曲を好きなように練習できる「きままにドンカツ」を選択できる。 「お題でドンカツ」は現在で言う「毎日チャレンジ道場」(*2)、「きままにドンカツ」は『超ごうか版』などにある「つまみ食い演奏モード」の原型になっている。「きままにドンカツ」はDLC曲も対応している。 据置版と同じように難易度「おに」の配点が初項・公差式に変更。これに伴い加点表示もなされるようになった。 譜面分岐も『六代目』と同様の仕様に。 なお風船音符だけは5000点固定のままとなっている。これ自体は問題ないのだが…(詳細は後述)。 『六代目』から追加された「ばいそく」「かんぺき」等のオプションも使える。 すずどん音符の仕様が変更された。入力時間が終了するまでに「良」と表示されていれば高いボーナス点がもらえる。 回すごとに加点されるので、つまり「とにかくアナログパッドを回す」ことが求められる音符になったということだろう。 「どん子モード」が登場。ドンとカツの区別がなくなるため、どのボタンを押しても反応するようになる。風船音符はカツのボタンでも叩き割れる。 ただし配点は1/3に、ノルマクリアやフルコンボしても銅の王冠しかつかない。とりあえず王冠をつけておきたい方、譜面のリズムをつかみたい方向け。 曲選択画面では隠し曲、またはDLC曲は「新」と、業務版用の新曲につけられるアイコンと同じものが右上につけられている。 EDのお遊び要素は演奏ゲーム。音符の一つ一つにスタッフの名前の文字が書かれており、まさに『太鼓の達人』らしいEDとなっている。 「かんたん」から「むずかしい」まで違う譜面と芸が細かい。なおフルコンボすると和田どんが「フルコンボ!」とちゃんと言う。 問題点 おはなしモードについて 難易度は低めであり単調。 本作では「甘口」や「辛口」などの難易度選択は出来ず、終盤でも普通コースの譜面までしか出て来ない。とは言っても、一回のミスでだいぶクリアに影響するなど意外とシビアな面もあり、あくまでも難易度が低いのは演奏パートである。 経験者からすれば「クイズでドンカツ」の一部の問題の方が難しいかもしれない。『太鼓の達人』でそれはどうなのか? そのため、行動が終わるたびにセーブをして、ミスをしたらロードしなおすプレイスタイルが推奨される。当然オートセーブ機能は無いので面倒な方法である。ただ、1エピソードの長さはそれほどでもないので諦めて最後までやるのもありか。 ストーリーの攻略難易度としては1回でもミスするとトゥルーエンドに到達しづらくなる最初のシナリオ「はなちゃんの発表会」が一番難しい。シナリオ1なのに。 それ以外のステージは一本道な展開であり、シナリオ分岐の展開もシナリオ1より少ない。ただしシナリオ1も順番通りにキャラに会わないと全員を仲間に出来ないのでやっぱり一本道。 納得のいかないエンディングになると「おしまい…なのカッ!?」とやり直しとなるのでそのエピソードはトゥルーエンドを達成するまで延々とやらされることになる。 シナリオをクリアしてもおはなしモードを全クリしたとしても、何一つゲーム中で使えるごほうびも貰えないし「太鼓の通信簿」にも反映されない。コアなユーザーほど、このモードが蛇足に感じ「他のところに回せ」と言いたくなる出来である。作りこみがもっとしっかりしていれば評価は上がっただろう。 DLCの不備 ダウンロードしてもプレイできなかったり、仕様に問題があったりと不具合があった。スタッフが迅速に修正したので対応自体は好評。 しかしながら、DLC再開後の「風船音符の仕様の違いによるスコアの考慮」はなされていない。 前述したように、本作ではどれだけ叩き割っても5000点一律になっており、デフォルト曲、あるいは前期DLC曲ではそれを考慮した配点になっている。ところが後期DLC曲ではそれがされていないため、「No Way Back」や「友情ぽっぷ」、「「軽騎兵」序曲から」などの風船連打が多い曲の天井スコアが低くなっている。 「季曲 ~Seasons of Asia~」は★×8なのに天井スコアが★×7の基準であり、そもそも当時の基準でも★×8所か★×7でも逆詐称扱いされていたため単純に設定ミスかと思われる。 その他の不満点 先述の通りデフォルト曲は前作のDLC曲も含まれているので、前作ですでにダウンロードしているプレイヤーにとっては実質2曲(DLC曲を除くと全40曲)しか収録曲が増えていないと、水増しされたような気分になる。 本作のDLC曲は豊富ではあるが、だからこそデフォルト収録曲のみでしか遊べない版権の方をもっと増やしても良かっただろう。 また、ゲームミュージックとナムコオリジナルは前作DLCを除いたデフォルト曲でも再録が目立つ。再録しかなかった前作よりは進歩(?)しているが。 『六代目』同様、演奏オプションでセーブデータ数が圧迫される。次作の『ぽ~たぶるDX』では演奏オプションがセーブデータと切り離され、重ねがけも可能となった。 DLC曲が増えたので当然ながら前作よりもメモリースティックの容量を喰うことに。なるべく容量の大きいものを購入しよう。(*3) 『六代目』で無くなった不揃いな音符間隔や(流石に『五代目』ほど酷くはないが)、ゴーゴーバグなどがこの作品でも起きている。 曲選択画面で曲を選択したり、メニュー画面に戻ろうとしても画面が変化せず(一応エフェクトが動いているが)、操作を受け付けなくなるバグがたまに起こる。こうなったらPSボタンを押してゲームを終了し再起動するしかなくなる。 前作のDLC曲の難易度がそのままとなっている。『ぽ~たぶる』発売当時(2005年)では妥当でも流石に2006年になると逆詐称と呼べるものが多い。 1年で表記が変わってしまうほど難易度が変わってしまった、というのも難易度インフレを表しているとも言えるが… 収録曲の1つ「大打音」は『太鼓の達人8』との仕様の違いが考慮されずそのまま移植したので、達人譜面の大音符の判定が厳しくフルコンボはおろかノルマクリアも難しい。 『七代目』にも収録されているが同様の仕様であるためこちらも難しい。横持ちでフルコンボを狙うなら、L・Rボタンがカツであるタイプ1を推奨する。 前作ではあった「連続演奏ゲーム」が削除。連続演奏は『ぽ~たぶるDX』でも「メドレーモード」として入れられているので、この作品だけそうした要素が無いのは寂しい。 「きままにドンカツ」のジャンルがすべてJ-POPで統一されてしまっている。別に大した問題ではないにせよ気になる。 DLC配信が予定されていた「エリンギのエクボ」が配信されなかった。公式ページの収録曲一覧に誤って未配信楽曲も表示してしまった曲の1つであり、何故これだけ配信されなかったのか。 残念ながら『ぽ~たぶるDX』でも配信されなかったので、『春祭り』か『超ごうか版』をプレイするしかない。後者はおには新譜面となり旧譜面はそのまま難しい譜面になっている(*4)。 PSPの仕様に関する不満点は『ぽ~たぶる』の項を参照。 総評 前作から様々な要素が順当に進化している作品。蛇足のような「おはなしモード」など、歯がゆさの残る面もあるが『太鼓の達人』としてプレイするならそれを差し引いても楽しめる。 その後の展開 「ぽ~たぶる」「ぽ~たぶる2」共に、 2018年1月31日をもって楽曲のダウンロードサービスは終了した。 ダウンロードサービスの利用開始には認証が必要で、さらにダウンロードリンクのウェブページも閉鎖してしまったため、再ダウンロードも不可能となった。
https://w.atwiki.jp/pawa13/pages/157.html
太鼓にテストの点数を聞かれて 勉強しますよ!と言われ、 お願いします『対ピンチ4』(投手)、『チャンス4』(野手)、精神ポイントUP、体力が減少、太鼓評価UP、矢部評価ダウン 見逃してください『逆境○』 ごまかす筋力・敏捷・技術ポイントUP 逃げる『クイック4』(投手)、『走塁4』(野手)、敏捷ポイントUP 【TOP > イベント攻略 > 聖タチバナ学園のイベント】
https://w.atwiki.jp/minken_wiki/pages/30.html
解説 歌詞 写真 音源 動画
https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/7808.html
太鼓の達人DS タッチでドコドン! 【たいこのたつじんでぃーえす たっちでどこどん】 ジャンル 和太鼓リズムゲーム 対応機種 ニンテンドーDS メディア 256MbitDSカード 発売・開発元 バンダイナムコゲームス 発売日 2007年7月26日 定価 5,040円 プレイ人数 1~4人 セーブデータ 3個(初期出荷版は致命的なバグあり) レーティング CERO A(全年齢対象) その他 専用タッチペン「バチペン」2本付属 判定 良作 ポイント 任天堂ハード向け初作品新ハード1作目故に曲数は少なめマンネリを打破する多数の新要素初期版は致命的なバグがあるが良対応に救われた 太鼓の達人シリーズリンク 概要 特徴・評価点 賛否両論点 問題点 総評 余談 概要 全世代に高い人気を誇る和太鼓リズムゲーム『太鼓の達人』。 長らく家庭用向け作品はPSプラットフォームで展開されてきたが、ついに任天堂機に進出を果たした一作。 アーケード版『太鼓の達人10』と同時発売となり、一部の新曲は同時収録となっている。 特徴・評価点 ハード性能差が歴然としているため一部演出が簡略化はされているものの、当時のアーケード版『太鼓の達人10』の要素は不足なく移植されている。 大前提として問題なく60fpsで動き、処理落ち等とも無縁で快適なレスポンスが確保されている。 画質こそ粗いものの、どんちゃんのアニメーションなどはきっちり移植されている。画面サイズに占めるどんちゃんのサイズが大きくなったため、10コンボごとの「○○コンボ!」の吹き出しが演奏レーンに被らなくなって見やすくなったという副次効果も(*1)。 簡略化された演出は踊り子の数(5人→3人)、走るちびキャラの削除、1音符ごとのスコア表示の省略と行ったところ。 一方、大音符を特判定で取った場合は判定部分に出現する花火が派手になる演出が追加。大音符が火花とともに飛んでいく演出が移植出来なかったための代替とみられるが、ACでも『12』以降で逆輸入されている。 新音符として「でんでん音符」が登場。面と縁を交互に連打する。PSPシリーズのすず音符同様イモ音符の代替。 本作ではセーブデータを圧迫せずに「ばいそく」「あべこべ」などのオプションを設定可能になった。PS2時代からずっと抱えていた問題だったために大きな改善点である。 DSと言うだけありタッチ操作に対応。 専用のタッチペン「バチペン」が2本付属しており、本作の目玉として扱われていた。 下画面がまるまる太鼓となっており、太鼓の面の部分を叩くと「ドン」、縁を叩くと「カッ」となる。 面の中心(ドン)・外側の太鼓の側の部分(カッ)を叩くと大音符を特良・特可判定で取ることができる。家庭用で片手で大音符を取れるのは本作が初である(ボタン操作では従来通り両手同時押し)。 操作性、レスポンスともに非常に良好。本作に「大打音」があればという声が上がるほどであった(*2)。 ちなみにニンテンドーDSは仕様上2点以上の同時タッチを認識出来ない。片手で大音符を取れるようになったのはこのようなハード仕様上の制約にも基づいていると見られるが、結果としてよりアーケードに近い操作感覚を実現出来ている。 なお、ボタン操作の場合の特判定の猶予フレームはPS2/PSP時代と比べて大幅に狭まっている。特判定を取るのは難しくなったが、反面同時押し猶予時間に入力を吸われて続く音符でミスすることがほぼなくなったので一長一短。 本作を含むDS作品では連打音符は下の文字レーン部分で「連タッチ」と表示され、連打数表示も「○○タッチ」という表記になっている。 選曲について 曲数は少なく、また新ハード1作目の定番として「夏祭り」などの人気曲が再録されているが、『ぽ~たぶる』のように再録比率が高すぎるということはなく、初収録・初移植となる曲もバランス良く配置されている。 J-POP・アニメ・バラエティの15曲のうち、現時点の家庭用では本作でしか遊べない曲が7曲存在している。 任天堂ハードに進出したことにより、満を持して「スーパーマリオブラザーズ」が移植されたのは特筆に値するだろう。AC同様踊り子もゲスト仕様である。 AC版『12』・『Wii』以降はリニューアルされて新メドレーになったため、AC版『8~11』仕様の譜面が移植されているのは本作が唯一となっている。 ナムコオリジナルの新曲はテーマ曲の「キミにタッチ!」、AC10と同時収録の「黒船来航」・「てんぢく2000」の3曲。 本作初出のクラシックは評価が高く、「熊蜂の飛行」「幻想即興曲」は後にシリーズ10周年記念投票でランクインを果たしている。 また、本作の再録曲は譜面変更が多い。具体的には「さくらんぼ」「もじぴったんメドレー」「天国と地獄」「GO MY WAY!!」に譜面分岐を追加する形で譜面変更が行われた。いずれも従来の譜面が普通譜面となっている。 後者3曲はいずれも後のACに移植され現在に至るが、「さくらんぼ」のみ本作限定譜面となっている。 譜面の難易度バランスも良く、35曲しかないにもかかわらずおに★4を除く全ての難易度に楽曲が揃っている。 通信対戦対応 DSワイヤレス通信による最大4人での通信対戦に対応。当然発売時点ではシリーズ最多である。 自分へのパワーアップや妨害用のアイテム音符が出現して対戦要素を強めている。もちろん設定でアイテムをOFFにすることも可能で、勝利ルールも単純なスコア対決以外にも「最終コンボ数」「連打を含むタッチ数」など多彩。 1カートリッジで対戦可能。複数カートリッジの場合はどんの着せ替えが画面に反映される。 新モード「どんの部屋」 和田どんを着せ替えるのが主な目的のモード。ゲームをプレイしていると届く手紙でどんの服や帽子が増えていき、自在に着せ替えることが出来る。中にはお題が提示されるものも……。 着せ替えたどんちゃんはもちろん演奏ゲームの見ために反映される。 服や帽子以外にも顔・胴・手足のカラーリングを変更可能。本作には登場しない和田かつカラーにしたり、昔懐かしの黄色カラー(*3)にしたり、これまでに見たことのないカラーにしてみたりと自由自在。 着せ替えは後継作品の定番要素となり、家庭用はもちろん新筐体以降のアーケード版にも逆輸入されている。 他にも上記の手紙を確認できる手紙ボックス、入手したクリア王冠の数に応じてもらえるトロフィーの表示、チュートリアル「初心者道場」もプレイできる。トロフィーは30個、60個、100個、140個(コンプリート)入手するたびに追加され、ちょっとしたショートムービーが用意されている。 「毎日うでだめし道場」 1日1回、提示される楽曲をクリアすることで段位が変わる。従来のどんポイントに変わって登場した。 「本番」は1日1回だが、「練習」は何度でも可能。また翌日のお題も練習できる。 ノルマクリアで1段階、フルコンボで2段階昇格。ノルマクリア失敗時に極端にゲージが少ない場合は降格してしまう。 下はかんたんコースから、上はおに★10まで非常に幅広い。 今までのようなプレイ回数重視の解禁システムから、自分の腕前を上げることがダイレクトに求められるようになった。 隠し曲の一部はこのうでだめし道場での解禁となっている(後述)。 賛否両論点 曲数が35曲と少ない。 『ぽ~たぶる』同様、新ハード1作目故かボリューム不足。ただ本作についてはハード性能や2007年当時のカードメディア故にPS2やPSPのディスクメディアと比較するのは酷という声もあった。 ちなみに本作のROMは256Mbit(=32MB)。当時のディスクメディアと比較すれば極めて容量が少ないことがよくわかる。音源もモノラル化されているなど、容量確保のための試行錯誤が垣間見える。 細かいところでは、長年家庭用のチュートリアルで定番だった「音符のうた」もなくなってしまった。作品ごとの仕様変更があるたびに歌詞が新録されているなど地味に手が込んでいただけに惜しまれる(*4)。 曲数以外の面でも、お約束だったオープニング・エンディングムービーやミニゲームなどはバッサリとオミットされており、新規の要素も全て演奏ゲームが前提の非常に割り切った作風になっている。 音源使い回しの「太鼓乱舞」の存在 楽曲「太鼓乱舞」は「炎の巻」「水の巻」「風の巻」の3曲が存在するのだが、ベースとなる楽曲は全て同じで譜面が異なるという仕様になっている。6曲の隠し曲のうち3曲を占領しているのも問題点として上がりやすく、ボリューム不足をなんとか水増しで補ったと批判されやすい。 ただ、譜面については終始ゴーゴータイムの炎の巻、縁中心の全体的に青い譜面の水の巻、でんでん音符や連打音符が多数配置されている風の巻と明確にテーマに沿った譜面であり、その点は評価された。 また楽曲そのものについては純粋に和太鼓と銅鑼、かけ声だけで作られた曲であり、今までありそうでなかったテーマの和風曲として概ね好評であった。 後に『太鼓の達人11』に開幕連打による譜面分岐曲として「太鼓乱舞 皆伝」の名で移植された。1曲にまとめられたこと自体は妥当と捉えられたが、本作の各譜面のギミックを再現しきれていない点(*5)は一部で残念に思う声も上がっていた。 「毎日うでだめし道場」の仕様 段位ごとにかんたん★1から順番に課題曲が組み込まれているため、「ふつう★7より簡単なむずかしい★1」「むずかしい★8より簡単なおに★1」のようにコースを跨ぐときに実質的な難易度が下がる。 本作固有の問題と言うよりは、難易度設定がコース別である元々の太鼓の達人シリーズの仕様との兼ね合いの問題と言える。 また、難易度が該当していれば未解禁の隠し曲も普通に課題曲に出現する。練習で何度でもプレイできるとはいえ、いきなり知らない曲が出てくるのは面食らう人も居ただろう。 1日1回とはいうものの、日付変更への対策は行われていないのでやろうと思えば1日で大達人まで上がることが出来てしまう。 一部の解禁要素の難易度が非常に高い。 楽曲解禁のうち、「黒船来航」「太鼓乱舞 炎の巻」は毎日うでだめし道場の低段位、「幻想即興曲」は全難易度のクリアマーク数、「てんぢく2000」は日付進行のみなので解禁難易度は低い。 しかし「太鼓乱舞 風の巻」は八段昇格(むずかしい★6相当)、「太鼓乱舞 水の巻」はなんと大達人昇格(おに★9相当)であり、誰でも解禁出来るラインか極めて怪しくなってくる。 衣装解禁要素の1つである手紙「うなぎの挑戦状」にもかなり鬼畜なお題が混ざっている。特に鬼その8の「熊蜂の飛行」の速度さんばいでのノルマクリアはあまりにも有名。 「熊蜂の飛行」(おに★9)は中盤以降は一度躓くと建て直しが難しい複雑な長複合が続く譜面となっており、事実上本作の最難関の一角に位置する難易度詐称譜面と認識されていた(*6)。それだけに、これを3倍速度でクリアしろというのはやり過ぎであるとの声も多かった。 実際、「熊蜂の飛行」おに譜面は後にAC版『11』に移植された際に★10に昇格している。 過去の家庭用にあった全要素をまとめてアンロックする裏技が廃止されたことも解禁難易度の高さに拍車を掛けてしまっている。 また、難易度が高いわけではないが、おにモードの解禁がむずかしい20曲クリア、一部のオプションの解禁が各難易度の30曲クリア……ととにかく物量的に多い。主要オプションは初期開放されているので困らないと言えば困らないのだが……。 難易度基準が全体的に高い 本作の発売前後に相当する家庭用『七代目』やAC版『9~10』はシリーズ全体の難易度のインフレが大きく進んだ時代に相当し、その渦中で発売された本作も全体的に難易度の水準が高くなっている。 最も指摘されるのは上記の「熊蜂の飛行」だが、他にも本作で譜面分岐が追加された「天国と地獄」や「さくらんぼ」の達人譜面は明らかに難しめになっている。 変わったところでは「決意の朝」「マタアイマショウ」といった極端な低BPMの代わりにやや複雑な譜面という特徴を持っている曲が軒並み降格している(共にAC版『9』で★6→本作で★5)。低BPM曲に対する評価の違いが現れていると言える他、当時のACやPS2以前の家庭用で裏技扱いだった「ばいそく」が本作で正式に「演奏オプション」となったことが影響していると思われる。 一方、初出以来長らくむずかしいがおにと同じ譜面だった「風雲!バチお先生」にようやくむずかしい譜面が追加されたなど配慮も目立ち、むずかしいコース以下に関しては水準を逸脱した譜面はほとんど存在しない。 問題点 初回版に致命的なバグが存在する。 本作は3つまでセーブデータを作成できるのだが、3つのセーブデータ全てでどんちゃんの着せ替えで「ふく」と「ぼうし」を付けるとゲームがフリーズし、リセットしても復帰できないというバグがある。 極めて致命的であり、発売から1ヶ月も経たないうちに交換対応が開始された。また2007年9月以降の出荷版についても修正された状態で販売されており、いずれもパッケージ・ソフトに「アップデート版」と記載されており見分けが付くようになっている。 速やかに交換対応が行われたため、現在中古市場に出回っている本作はほぼ全てがアップデート版である。 配点が他作品と異なる。 おにモードで言えば★10が120万点なのは変わらず、★9が115万点と高くなっている一方で、★8が100万点、★7が90万点……と他作品と全くスコア配点が異なっている。 当時は既にAC8以降に本格導入された初項・公差式スコアシステムがプレイヤー間でも定着し、難易度ごとのスコアも十分浸透していた中での謎の変更であり、プレイヤーを大いに困惑させた。 この配点は本作とDS2作目のみの仕様で3作目は従来の配点に戻った。 総評 本作で実装された新規要素の多くは後継作品の定番となり、家庭用はもちろんアーケードへの逆輸入も多く行われた。 ハード1作目故の少なめのボリュームが気になるところだが、それ以上にマンネリ化しつつあった家庭用作品に新たな風を吹き込んだ功績は非常に大きい。 着せ替え以外はほぼ演奏ゲームのみで構成されているという非常に割り切った作風だが、その演奏ゲーム部分の出来に関しては不備はない。 ROM容量やハード性能で劣る中、その劣化部分を挽回しようという気概が光る一作となった。 余談 2008年4月に続編となる『めっちゃ! 太鼓の達人DS 7つの島の大冒険』が発売されている。 収録曲は50曲まで増加。更に本作では存在しなかったストーリーモードが本格的に実装され、こちらも後の作品のスタンダードとして定着している。 こちらは公式サイトで「冒険編」とされており、それに伴い本作は「入門編」に当たる作品であると公式サイトで定義づけられた。 後にバンダイナムコ公式サイト内の「アソビモット」にて太鼓の達人開発者のインタビューが掲載されているが、本作についても触れられている(リンク)。 当時のシリーズ総合プロデューサーであった中館賢氏曰く、「DS本体が発売された瞬間に、「これは太鼓だな」と思いました」とのこと。実際に開発された本作の優れた操作性を見ても、その予見は見事的中したと言えるだろう。
https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/6250.html
このページでは、『太鼓の達人 とびっきり!アニメスペシャル』(良作)、『太鼓の達人 わいわいハッピー!六代目』(判定なし)、『太鼓の達人 ドカッ!と大盛り七代目』(良作)を紹介しています。 太鼓の達人 とびっきり!アニメスペシャル 概要 (アニスペ) 特徴・評価点 (アニスペ) 賛否両論点 (アニスペ) 問題点 (アニスペ) 総評 (アニスペ) 余談 (アニスペ) 太鼓の達人 わいわいハッピー!六代目 概要 特徴・評価点 (六代目) 賛否両論点 (六代目) 問題点 (六代目) 総評 (六代目) 太鼓の達人 ドカッ!と大盛り七代目 概要 (七代目) 特徴・評価点 (七代目) 問題点 (七代目) 総評 (七代目) 余談 (七代目) 太鼓の達人 とびっきり!アニメスペシャル 【たいこのたつじん とびっきり あにめすぺしゃる】 ジャンル 和太鼓リズムアクション 対応機種 プレイステーション2 発売・開発元 ナムコ 発売日 2005年8月4日 定価 タタコン同梱版 6,980円/ソフト単品 4,500円(共に税別) 判定 良作 ポイント 『アニメ祭り』から文字通り倍増のボリュームと豪華な内容タイトルに偽りなし 太鼓の達人シリーズリンク 概要 (アニスペ) 家庭用版『太鼓の達人』の番外編で、通称「アニスペ」。アニメというと2年前の『わくわくアニメ祭り』(以下前作とも)があまりにも薄いそのボリュームで批判の対象になったが、本作では不満点を解消しただけではなく豪華なアーティストを迎えており、まさに「アニメスペシャル」の名にふさわしい作品になった。 特徴・評価点 (アニスペ) 文字通り倍以上のボリューム 収録曲は全40曲。内「アニメ」が27曲、「ナムコオリジナル」が13曲。前作から全体としては2倍以上、アニメだけでも1.5倍、ナムコオリジナルに至ってはたったの1曲から13倍という増加ぶり。 アニメでは「ココロのちず」「残酷な天使のテーゼ」(*1)「ハッピー★マテリアル」などの人気あるアニメの主題歌から「ヤッターマンの歌」(*2)「魔法使いサリー」「哀戦士」といった懐かしいアニソンまで、前作でも評価されていた選曲は本作でも評価点。 前作ではバトルコースにしかなかった★×10の曲、「快晴・上昇・ハレルーヤ」が収録。アニメで★×10はこの曲が初であり、中盤の高速譜面もあって当時の最難関候補と言われた。 また、「行け、メカドン!」はアニメジャンル初の隠し曲。表譜面に限定すれば唯一でもある。メカドンというとナムコオリジナルじゃないの?と思う人もいるかもしれないが、当時放映されていた「クレイアニメ 太鼓の達人」の挿入歌なのでアニソンで間違っていない。 ナムコオリジナル曲は後述の豪華アーティスト陣が歌唱しており、レトロゲームのBGMアレンジが多い。 本作の収録曲は人気が高く、後にカラオケで配信されるようになった曲もある。 また、当時稼働して間もない『アイドルマスター』の楽曲が2曲収録されている(*3)。 その縁あってかどうかはともかく、後にアニメ化されておりある意味凄いことではある。 前作では存在しなかったミニゲームが3種類収録。さらにすべてのミニゲームにルール変更や難易度の強化が行われた「スペシャルバージョン」も収録されている。 ミニゲームの1つ「杓子、とんでけー!」は、飛ばした場所によってクリア背景の演出と杓子の反応が変わるという力の入れよう。 大熱唱!『アニスペ』を彩る豪華アーティスト アニソンにその名を轟かせる大ベテランから人気アーティストまで…。アニソンに詳しい人は勿論、そこまで詳しくなくても聞いたことのある人物は多いはず。 アーティスト名 収録曲 水木一郎 響け!太鼓の達人きっと もっと ずっと合体!ドンレンジャーロボマジンガーZ 堀江美都子 響け!太鼓の達人きっと もっと ずっとリブルとラブルのマジカルファンタジー 影山ヒロノブ 響け!太鼓の達人きっと もっと ずっとドリルファイター ゴーゴーDigDug 谷本貴義 Happy Peace 桃井はるこ ワンダーモモーイ 宍戸留美 L・O・V・E ならはしみき かつとマリ子の絵かきうた 土屋実紀 未来への鍵 秦勇気 BE THE ACE ※「合体!ドンレンジャーロボ」と「リブルとラブルのマジカルファンタジー」はコーラスでアップルパイも参加している。 「マジンガーZ」は水木一郎氏がアニスペにおいても「ゼーット!!!」と雄叫びを上げている。必聴。 「ワンダーモモーイ」の編曲はあの「ブレイク工業社歌」でお馴染みのmanzo(萬Z(量産型))氏。その他楽曲も神前暁、佐々木宏人、LindaAI-CUEなどスタッフ大集合。 システム・演出の追加・変更点 『アニメ祭り』以来となる初項・公差式の採用。難易度の★ごとに基準スコアが設定されている。 「おに」の場合、★×1だと70万点が基準スコア。そこから星の数が1つ増えるごとに5万点ずつ増加、★×10は120万点が基準スコアとなっている。「むずかしい」以下も基準スコアが変更。 これによって、同難易度内でも全体でもコンボ数による極端なスコアの差がなくなった。 ある程度、自分がどのぐらいの精度で叩けているかの判断材料にもなっている。 黄色連打は連打している間に連打数表示がされるようになり、どれだけ叩いたかが判りやすい。 新しく踊り子に「とらまい」・「アイドルマスター」・「喫茶ア・ソビーナの日常」(*4)が登場。本作以降で一部変更された踊り子背景もある。 『四代目』から一時リストラされていたミスタードリラーなどのゲストキャラクターも復活している。 賛否両論点 (アニスペ) 初項・公差式の賛否について 評価点でも挙げているが、逆に言えばこの仕様はどれだけコンボ数が多かろうが低かろうが、難易度で大体のスコアが決まってしまうということでもある。後作品で天井スコアが上昇した再収録・移植曲は多いが、逆に減少してしまった曲も少なくない。 またこの仕様で曲ごとの1コンボの配点の格差が、極端ではないものの大きくなったといえる。本作では存在しないが、後作品になっていくと100コンボ越えするとゴーゴータイム時での大音符が10000点越えする曲もあれば2000点もいかない曲も出てきている。この要素がモチベーションの上昇と見るか低下と見るかは人次第である。 本作以降は、プラットフォームで多少の差異(*5)はあれどこの仕様が採用されている。 問題点 (アニスペ) その他様々な不満点 せっかく追加された連打数表示だが、文字が小さい(コンボ数と同じ大きさと太さ)上に連打が終わるとすぐに消えてしまう。 『六代目』では文字が太くなり、連打が終わってもしばらく表示が残るようになった。 相変わらずゴーゴーバグが一部の曲で見られる。 『五代目』ほど音符の間隔がめちゃくちゃにはなっていないが、それでもまだ等間隔にはなっていない。 上位曲(★×8,9)の難易度が全体的に逆詐称気味。 総評 (アニスペ) 『アニメ祭り』の反省をきちんと踏まえてか、本作では見違えるほどのボリュームであり、タイトル負けをしていない良作に仕上がっている。また、内容に目を奪われがちではあるが後作品に継承されるゲームシステムの変更・追加点も注目される点である。これほどのアーティストが集結している作品もそうそう多くはないだろう。アニソン好きも詳しくない人も、シリーズ経験者から初心者まで幅広くおすすめできる作品である。 余談 (アニスペ) 同時期に発売された『ぽ~たぶる』の収録曲である「CHA-LA HEAD-CHA-LA」は本作の収録もあってか影山ヒロノブ本人の歌唱となっている。 『太鼓の達人8』からも本人歌唱の音源が使われていたが、『太鼓の達人14』では『太鼓の達人5』以来のカバーバージョンに戻ってしまった。 太鼓の達人 わいわいハッピー!六代目 【たいこのたつじん わいわいはっぴー ろくだいめ】 ジャンル 和太鼓リズムアクション 対応機種 プレイステーション2 発売・開発元 ナムコ 発売日 2005年12月8日 定価 タタコン同梱版 6,980円/ソフト単品 4,500円(共に税別) 判定 なし ポイント 前作までの問題点は一通り改善『春祭り』並みのシリーズ内での地味さ変わり映えの無さは堅実さの顕れかマンネリか 太鼓の達人シリーズリンク 概要 PS2版『太鼓の達人』ナンバリングタイトル第6作目。 『四代目』から登場した「わいわい太鼓合戦」がパワーアップした「もっとわいわい太鼓合戦」をはじめ、様々なシステムの改善が行われている。 特徴・評価点 (六代目) 「もっとわいわい太鼓合戦」にマイナーチェンジ 本作のタイトルにもなっている最大の特徴。種目にシンプルですぐに勝負がつく「ミニミニゲーム」が登場した。3本勝負の2本先取で行われる。 「連打しておイモを食べつくす」、「連打でとらまいを伸ばしてくすだまを割る」、「同じカードを複数枚取る」といった高度な技術を要求しないものばかりであり、初心者と上級者の間で比較的差がつかないようになっている。 これに伴い、前作まであった「演奏ゲーム」で発生するボーナスクイズが削除。「特定のチビキャラを数える」など似た内容のミニミニゲームは収録されている。 集計方法のシンプル化、逆転要素の追加。得点制からポイント制になり、劣勢チームに次の対戦で貰えるポイント数を増加させるルーレットを回すチャンスを設けたことで、前作までの極端な差はつきにくくなった。 総合成績発表でMVPだけではなく、「演奏ゲーム」「ミニゲーム」「ミニミニゲーム」のそれぞれで最も活躍したプレイヤーに贈られる部門賞もあり、ここでも逆転のチャンスが生まれている。 演奏オプションの大幅追加 倍速オプションと1ミス強制リザルトオプションの追加。これによって前者ではようやくスクロールの遅い譜面への対応が、後者ではスリルのある演奏ができるようになった。 プレイヤーエントリー時に特定の名前で新規プレイヤーを登録することで使用できる…が、この仕様のせいで前作では無かった弊害が起きてしまうことに(後述)。 様々な年代層が楽しめる収録曲 版権曲では「花」「GLAMOROUS SKY」「前略、道の上より」「恋のマイアヒ」等、ゲームミュージック・ナムコオリジナルでは「XEVIOUS」「CAPTAIN NEO」「タベルナ2000」等、バラエティある全48曲の収録曲が並ぶ。 本作が発売された2005年には他にも『ぽ~たぶる』や『アニメスペシャル』と、シリーズ作品が多く発売されているが『ぽ~たぶる』との重複曲は少なく、同じ据置用である『アニメスペシャル』とは当然ながら1曲も重複していない。 アニソンだけで見ればどの作品も1曲もカブっていない。ある意味凄いことではある。 iアプリとの連動 当時存在した携帯コンテンツ『太鼓の達人 おはなしドンドン』に、本作をプレイして入手できるパスワードを入力することで、アイテムを購入するために必要な「ドンマネー」を貰うことができた。 現在はサービス終了しているので注意。 細々とした追加・変更点 お芋音符がとにかく速く食べきることで高いボーナス点が得られる仕様に変更された。 『アニメスペシャル』では文字が小さく、すぐに消えてしまっていた連打数表示が、太めの文字になり連打終了後もしばらく表示され続けるようになった。 ノルマを超えた時の踊り子の背景が七色に光るのではなく、別の背景に変わるようになった。 ゴーゴーバグが解消され、得点が理不尽に変動することはなくなった。 譜面分岐するときに、「レベルアップだどん!」「レベルダウンだどん~」(*6)と吹き出しが表示され、分岐したことが判りやすくなった。 早とちり気味だった分岐位置も「春祭り」以前のようになった。 本作からジャンルに「ゲームミュージック」が追加。これまで「ナムコオリジナル」に入れられていたナムコ製のゲームミュージックと「バラエティ」に入れられていた他社製のゲームミュージックは全てここに入れられた。 音符が等間隔で並ぶようになり、精度が取りやすくなった。 本作以降、オート演奏でも大音符を両手で叩くようになった。 ミニゲームが終了すると、成績に応じて称号が得られる『三代目』以前の仕様に戻った。 賛否両論点 (六代目) ナムコオリジナル曲の減少 ナムコ製のゲームミュージックが新ジャンルの「ゲームミュージック」に移動したこともあって、「ナムコオリジナル」の曲数は隠し曲を含めても6曲のみ。 旧ジャンルで考えれば、ナムコ製ゲームミュージックは4曲あるのでこれを足せば10曲と、一応それなりにはあるが『四代目』や『五代目』と比べるとそれでも減少している。 裏を返せば、その分他ジャンルの収録曲数が増加しているということになる。プレイヤー側が何を求めているかによって、この点の評価は分かれるところだろう。 問題点 (六代目) 変わり映えの無さ 本作では様々なシステムの変更が行われたが、はっきり言えば本作の特徴はそれぐらいしかなくゴーゴータイムを導入した『五代目』やアドベンチャーモード「わくわく冒険ランド」がある『七代目』、前後作と比べるとどうしても印象が薄く見劣りするのは否めない。 「前作からの変更点が多いのが主な特徴」という点は『春祭り』にも共通しているところか。 「もっとわいわい太鼓合戦」のシステム変更にしても、1人でプレイする層には全く必要がない。せっかくミニミニゲームなどを導入したのだから、CPUとの対戦も可能にしても良かったのでは。 システムはそのままにボリュームアップを行った『三代目』と比べても本作のインパクトは小さいものとなってしまっている。 演奏オプションで圧迫するセーブデータ 本作では演奏オプションが4つ追加の5種類とかなり充実しているのだが、使用するには仕様の関係でエントリープレイヤー数を1つ消費しないといけない。つまり、全部使用しようとすると8つの内5つが演奏オプションで潰されてしまう。 使いたいオプションだけ登録すればいいのだが、それではオプションとしての自由度が低くなってしまう。いくらおまけ要素とは言え…。『七代目』ではさらにこの問題に拍車をかけてしまっている。 一部ゴーゴータイムの入りがおかしい譜面がある。 本作の収録曲の一つ「ワイワイワールド」はサビに入った1小節後にゴーゴータイムが始まる。これはゴーゴーバグによるものではなくスコアなどにも問題はないのだが、気になると言えば気になってしまう。 後にこの部分は修正されている。 地雷原な低難易度曲の数々 難易度表記がおかしい、というのは最早特筆する点でもないのだがそれでも本作では★×6以下の適正者泣かせの譜面が多い。インフレというと『七代目』のイメージが強いものの、本作でも『五代目』と比べるとかなり難易度が上がっている。 HSがかかっている曲が多く「GLAMOROUS SKY」はコンボ数の多さも相まって現在でも★×5としては最強クラスに位置している。 特に本作で指摘されるのが「童謡・民謡」の収録曲。HSはもちろん、難易度からは考えられない複合が入っており「童謡が動揺」と言われる始末。 + 童謡が動揺な詳細 アルプス一万尺 ★×4でありながら16分が多めである上にHSが徐々にかかり、最終的には2倍の速さになるという厳しい譜面。 本作では★×4が「おに」の最低難易度であるが、どう考えても詐称である。が、『DS2』では★×2まで降格しておりますます詐称曲に。 線路は続くよどこまでも 主に16分と12分で構成されているが、ゴーゴータイムの複合が★×5適正者には厳しめ。単一パターンではあるが、2番からHSが徐々にかかり最終的には1.8倍になるこれまた厳しい譜面。 オクラホマミキサー HSは無いが全体的に24分が多めな上に、終盤では12分と24分の複合が入るという★×6どころか上位の譜面も真っ青なラス殺しが入る。 逆手で24分を叩かなければいけない箇所があったりといやらしい配置になっているのも、難易度を高くしている要因になっている。 もろびとこぞりて 低速ではあるが16分の長い複合が続く譜面。精度が取れないと不可を量産しやすいが、倍速オプションをかけることでいくらかやり易くなる。 ロシア民謡メドレー ★×7と本作では最難関にあたる。適正ではあるがBPMがちょくちょく揺れる上にHSがかかって精度が取りづらい箇所が多いので油断できない譜面。 総評 (六代目) ゲーム全体のシステムが洗練され、より快適にプレイしやすくなった本作。ボリュームの増加だけでなく演奏オプションの充実など経験者待望の要素も追加されており以前より進化している部分が多い。 しかし全体の特徴としてはそうした変更が主になってしまい、シリーズ全体からみても地味な立ち位置にあるのが惜しまれる。 とはいえ、先述したように音ゲーとしてみれば十分良作の域にあるので、収録曲が気に入ればプレイして損はしないだろう。 太鼓の達人 ドカッ!と大盛り七代目 【たいこのたつじん どかっ とおおもりななだいめ】 ジャンル 和太鼓リズムアクション 対応機種 プレイステーション2 発売・開発元 バンダイナムコゲームス 発売日 2006年12月7日 定価 タタコン同梱版 6,980円/ソフト単品 4,500円(共に税別) 判定 良作 ポイント PS2版最終作現在に続くアドベンチャーモードの先駆け「わくわく冒険ランド」 太鼓の達人シリーズリンク 概要 (七代目) 家庭用版『太鼓の達人』ナンバリングタイトル第7作目であり、PS2版最後の『太鼓の達人』である。 ゲームシステムの変更や演出の強化が加わっただけではなく、やりこみ要素が大きいアドベンチャーモードの「わくわく冒険ランド」を収録するなどボリュームの面も随一であり、まさにPS2版としてもシリーズ5周年としても集大成といえる作品である。 特徴・評価点 (七代目) 新モード「わくわく冒険ランド」 『ぽ~たぶる2』の「おはなしモード」を継ぐ、初の試みとなる本格的なアドベンチャーモード。「おはなしモード」同様、オートセーブではなく任意でセーブする必要がある。 仮想の世界「ドンだ―ランド」を舞台に、和田どんが「伝説のお祭り曲」を求めて冒険の旅に出る…という内容。後作品ほど大きくストーリーが展開されるわけではないが、それでも十分に楽しめる。 マップを進んでいき、各マスのお題をクリアすることで「冒険ポイント」が貯まり、進める範囲が広がっていく。 クリア条件には「良の数」「たたけた率」「魂ゲージ」「コンボ数」など多種多様。マスの中にはミニゲームを特定の条件を満たしてクリアするものもある。 各エリアにある「太鼓タワー」はボスステージにあたる。各所で様々な演奏技術を求められ、一定数以上ミスせずに演奏しきる(タワーを登り切る)ことが出来ればクリア。 太鼓タワーでは専用の曲か、本作の収録曲が使われている。譜面は正統なものからカオスなものまで色々。 ネタ譜面も作られていて、後作品で裏譜面として収録された曲もある。 このモードで「伝説のお祭り曲」を手に入れることで、エンディングが視聴可能。また「伝説のお祭り曲」が「演奏モード」内で遊べるようになる。 ちなみに「わくわく冒険ランド」ではインストゥルメンタル版になっている。 ここまでに貯まった冒険ポイントはすべてドンポイントに替わる。さらに一通りクリアしたボーナスも加わる。そのため本作では他作品に比べてドンポイントによる隠し要素の解禁がしやすくなっている。 「おはなしモード」では存在しなかった難易度選択も可能。「甘口」と「辛口」の2つから選べる。 「辛口」は上級者でもなかなかてこずる難しさがあり、100%クリアした時の達成感はひとしお。「甘口」もそこまで甘くない難易度になっている。 お題が難しいと感じたら、遠回りにはなるが比較的易しいお題をクリアすることで先に進むことができるという配慮もうれしい。 エンディング後も冒険の旅は続く。というよりは、むしろエンディング後が本番と言ってもいいかもしれない。 ステージクリア率、太鼓タワークリア数が一定数を超えないと解禁されないエリアがあるのでやりこみ度は非常に高い。 一通りクリアすれば、特定のポイントからこれまでに貯めた冒険ポイントを任意でドンポイントに替えられる。 演出の強化とシステムの変更 演奏画面の演出がより派手に。当時稼働していた『太鼓の達人9』のベースとなっており、『太鼓の達人14』までこの仕様が続いた。 使用されているフォントが変更されて、文字がより太くなり見やすくなった。 「かんたん」「ふつう」では50コンボ、「むずかしい」「おに」では100コンボでコンボ表示が太く赤色に、また太鼓に桜が咲いて豪華になった。 ゴーゴータイムが始まると踊り子の下からスモークが噴出する。 魂ゲージでノルマを超えた後のゲージ(黄色く点灯する部分)が大きくなっており、魂ゲージが100%になっていると虹色に光る。 レーンに大音符用の枠も表示され、叩くタイミングが分かりやすくなった。 譜面分岐位置の小節線が黄色くなった。 踊り子にやつしか・かせ鳥、チビキャラにけんだまとおりづるが新規追加。 リザルト画面も一新。良・可・不可数の表示がされたことで、全良したことなどが判りやすくなった。 ノルマクリアを成功すると和田どん(かつ)がすすどんに胴上げされ、失敗すると上からタライが降って頭にぶつかるようになった。 演奏曲選択画面の仕様が変更された。再び難易度から曲選択に固定。曲の並び方はまずジャンル別に分けられ、ジャンル内で難易度が低い順に左から並ぶようになっている。 画面下はプレイヤー名のみと、すっきりした表示になっている。 演奏オプションの追加 「あべこべ」が追加。譜面の「ドン」と「カッ」が入れ替わり、通常とは違った感覚で楽しめる。 しかしこれまでと同じように演奏オプションがおまけ要素の立ち位置だったので…(詳細は後述)。 称号が上がるたびに「太鼓通信」が閲覧可能。ちょっとしたメッセージと宣伝が書かれている。 バックナンバーは「太鼓の通信簿」で見ることができる。 問題点 (七代目) 「わくわく冒険ランド」について 一部のお題、特に辛口の内容が凶悪。 「サーフサイド・サティ」の同一譜面を「ばいそく」「さんばい」「よんばい」のオプションをつけて連続で叩くというエリアがある。プレイヤーにもよるが「また?」と言いたくなるようなストレスパートになっている。 繰り返しに目を瞑ったとしても、「よんばい」(人によっては「さんばい」も)は音符が目視できるような速度ではなく、クリアにはある程度の暗記が必要であり、暗記が出来るか否で人によって難易度が大きく変化するエリアとなっている。 一応、本作では面と縁の同時押しが効く仕様なので、コントローラー操作限定にはなるがどうしてもクリアできない場合はこの方法に頼るのも手。 ミニゲームを連続でクリアし、途中で一度でも失敗すると最初からやり直しになるエリアがある。ミニゲームが不得意なプレイヤーは何度も何度もここをやり直しされられることになり、やはりストレスパートになりかねない。 しかも、このミニゲームを連続でクリアするエリアのノルマの難易度も高い。 本作の収録曲「紅」を、「最大コンボ数999回でクリアする」というお題がある。「紅」は999コンボの曲であり、つまりはフルコンボしろという内容。当時★×9だったこともあってトップクラスの難易度。 分岐点にあるので100%クリアが目的でないならば挑戦しなくてもいいというのが救いか。 「太鼓タワー」もカオスな譜面が多い。 「太鼓タワーその3」は風船音符とお芋音符がやたら多い譜面になっている。風船音符は叩き割らないとミス扱いになること、お芋音符は食べきった後の演出のおかげで次の音符が見づらくなっていること、ミスを2回して失敗になるということもあって難易度が高い。 「太鼓タワーその6」は低速の黄色連打に隠れて音符が高速で流れる譜面になっている。ただでさえ高速譜面な上に物理的な見づらさ、1回でもミスすると失敗という条件のため太鼓タワーの中でも非常に難易度が高い。 「太鼓タワーその9」は「やわらか戦車」を使用した伝説の16分381連打譜面。歌詞のある間休みなくひたすら叩き続けなればならない。複合は極端に難しくはないが、高密度で体力が必要。ミス5回で失敗となるため長複合でミスすると立て直しが難しく、失敗しやすい。 「やわらか戦車」じゃなくて「やわらかくない戦車」なネタ譜面であり、『太鼓の達人11』でまさかの裏譜面として収録されている。 こうした要素のおかげで100%クリアの難易度は非常に高いが、バラエティに富み、やり応えが十分にあるという見方もできる。 「ドカッ!と大盛り」なのは「わくわく冒険ランド」だけ? 先述した「わくわく冒険ランド」によって確かにボリュームは増量されているが、それだけにそれ以外のボリュームの変わらなさが目に付きやすい。 『太鼓の達人』の何を求めているかにもよるが、別に「わくわく冒険ランド」をやるつもりのないプレイヤーからすると余計に『六代目』と変わらない印象を受ける。 収録曲は全48曲と、『六代目』から1曲も増えていない。これまで順当に収録曲数が増えていたことから、「ついに本作で50曲突破か?」と思ったら肩透かしを食らったプレイヤーも少なくない。 初の999コンボ曲である「紅」、本人歌唱の「ハレ晴れユカイ」、当時最難関でプレイヤーを驚愕させた「きたさいたま2000」など収録曲そのものは良いのだが、どうせ大盛りと謳うのであればこちらもボリューム増量しても良かったのでは。 「きたさいたま2000」に関して言えば、この曲はまさかのデフォルト収録である。『ぽ~たぶる2』が初出であること、本作は「十露盤2000」が収録されていることもあるのだろうが、『ぽ~たぶる』が初出である「よくでる2000」は『六代目』でも「タベルナ2000」同様隠し曲になっていたこと、そもそも最難関であると言われていたこともあって、何故本作ではラスボス曲が最初から遊べるのか疑問。 「ナムコオリジナル」も7曲と『六代目』よりは1曲増えたが、やはり少ない。ここは好みの問題なので一概には言えないが。 ミニゲームは相変わらずの4種類、「もっとわいわい太鼓合戦」もドンポイントが貰えるようになったこと以外特に変更なし。 余談だが、ミニゲームで高成績を出すことで解禁される隠し曲は2つある。1つはミニゲーム内のBGMだが、もう1つは…。 EDのお遊び要素が無くなっており、前作よりもパワーダウン気味。本作では「わくわく冒険ランド」のエンディングムービーもあって「かんたん」「ふつう」「むずかしい」のクリアムービーが数十秒ほどに短縮されている。 ますます演奏オプションで圧迫されるセーブデータ 本作でも演奏オプションはエントリープレイヤー数を1つ消費しないと使えないので、全部使おうとなると8つのうち6つ、つまり全体の3/4が演奏オプションで埋まる。結果的に自由度がさらに低くなってしまっている。 これだけ充実するとそろそろ重ねがけなどが欲しくなるところだが、この仕様のため未搭載。重ねがけは『ぽ~たぶるDX』まで待つことになる。 また「きたさいたま2000」を「よんばい」で演奏すると、終盤の高速スクロールの処理が追い付かずフリーズする可能性がある。 インフレとデフレが激しい難易度 「おに」の難易度が全体を通して高水準であり、低難易度でも高難易度でもこれまでに無かったパターンの譜面が多く、現行基準でも詐称気味と呼ばれるものが多い。 そのインフレ具合を象徴するのが「きたさいたま2000」であり、高速BPMと16分ラッシュ、ラス殺しは当時の多くのドンだーに強烈なインパクトを残した。 最近のシリーズでは版権曲の難易度の低さが度々指摘されていたが、本作では版権曲も難易度が高い。 『六代目』では「童謡が動揺」と言われた「童謡・民謡」は相変わらずの地雷譜面が多い。 上級者にとってはこれまで以上に歯ごたえのある譜面が多い点は評価できる。…ただ、「BRAND NEW WORLD」や「Real Voice」などはスカスカな譜面になっている。全体のバランスをとろうとしたのかもしれないが、逆に不自然さを残す出来になってしまい、またその効果があるかも疑問である。 一方で「ふつう」は全体的に簡単になっており、最高難易度の★×7が「かんたん」の★×5とあまり体感難易度が変わらず逆詐称が目立つ。 これまでのふつうコースは16分が多少なりとも出現していたが、本作からかなり減っている。 これは本作以降も徐々にデフレが長く続き、8分3連打が多少出る譜面で★×7として表記される事もある。 その他様々な不満点 先述した通り、本作では曲から選択できない。『四代目』といい何故いきなり仕様を変えて変更できないのか。また、ジャンルではなく収録曲全体での難易度順に入れ替えが出来ない。 収録曲全体での難易度順入れ替えは『太鼓の達人10』からできるようになる。 「もじぴったん」や「ミスタードリラー」等のナムコ製ゲストキャラクターが『四代目』以来となる2度目のリストラ。一応「魔法をかけて!」で「アイドルマスター」のアイドル達が踊り子として登場するが、『ぽ~たぶる2』との重複曲なので新鮮さに欠ける。 もじぴったんは後に復活するが、ミスタードリラーに関してはこれっきり復活していない。だから『四代目』といい何故だ。 同時期に稼働していた『太鼓の達人9』では登場しているというのに…。ただ業務用版も『太鼓の達人10』以降、ミスタードリラー等はリストラされている。 本作の収録曲「大打音」が『ぽ~たぶる2』同様、達人譜面だと仕様上叩きづらい。 16分の大音符は家庭用版だと片手で叩くと、後の音符がややタイミングをずらさないと良・可判定が出ない上、そもそも両手で叩かないと大きく失点となるためフルコン難易度は非常に高い。 総評 (七代目) PS2版最終作ということもあって、「わくわく冒険ランド」の収録、演出強化などの様々な追加・変更が行われており、文字通り「ドカッ!と大盛り」なボリュームのある作品である。 もちろん不満点が無いわけではないのだが、20年近く経った現在でも初心者・経験者ともにやり応えは十分にあるので是非プレイしてみてはいかがだろうか。 余談 (七代目) + ネタバレ注意 1pを普通、2pを「かんぺき」でプレイヤー登録をし、「ハレ晴れユカイ」(おに)で何も叩かずにリザルト画面に移ると、1pも2pもめちゃくちゃな結果表示がされ、その後のドンポイント集計もめちゃくちゃなポイントが1pに付加されて、称号が「へたっぴ」から「大達人」までうなぎ登り、それに伴い隠し要素が一気に解禁されるバグ技がある。 1pのたたけた率が647%とオーバーフロー、不可数がなぜか13回、「ノルマクリア失敗~」と言いながらも「フルコンボだドン!」と使われていないはずの『四代目』のボイスで喋る、取得ポイントが74876ドンポイントなのに累計ポイントでは99999ドンと表示される、とにかくツッコミどころの多いバグである。 「称号が昇龍の勢いで上がったドン!」という、滅多に聴くことのないボイスが聴ける。バグではあるが意図的に起こさなければこのようなことは普通はないので、興味のある人だけお試しを。 2017年にPS4版『太鼓の達人 セッションでドドンがドン!』が発売された。ソニー据置機での発売は本作から約11年振りとなる。